JP6217899B2 - 化粧料および化粧料用繊維 - Google Patents

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Description

本発明は、中空繊維を含有する化粧料および化粧料用に使用する中空繊維に関し、さらに詳しくは、中空部の周囲壁に欠損部を有する中空繊維を配合したマスカラなどの睫毛用化粧料に好適な化粧料およびその製造用に用いる中空繊維に関する。
従来、ファンデーションなどのメイクアップ化粧料において、化粧効果を高めたり、滑らかな使用感を与えるために繊維を配合することが知られている。また、マスカラなどの睫毛用化粧料においても、睫毛を長くみせること(ロングラッシュ効果)を目的として、天然繊維や合成繊維を配合することが知られている。しかし、単に繊維を配合しただけでは十分な効果が得られないことから配合する繊維の形状に関する検討が鋭意行われており、たとえば、繊維を異形断面形状とすることにより、メイクアップ化粧料においては仕上がりの美しさを向上させ、睫毛用化粧料においてはロングラッシュ効果の向上を図る方法が提案されている(特許文献1参照)。
また、密実な繊維に代えて中空繊維を配合した睫毛用化粧料も提案されており、たとえば、特許文献2には、長さ0.5〜2.0mm、太さ20〜50μmの異形断面中空繊維を配合した睫毛用化粧料が記載されている(請求項2参照)。この特許文献2によれば、繊維の形状を異形断面、且つ中空とすることによって、ロングラッシュ効果およびカール効果がより改善されると記載されている。また、特許文献3には、長さが0.1mm〜5.0mmで単繊維繊度が0.1〜30デシテックスの中空繊維を配合したマスカラ化粧料が記載されており(請求項4参照)、中空断面繊維の形状は、丸、扁平、多角形、多葉形などであり、なかでも多葉形が好ましいことが記載されている(段落0025参照)。特許文献3においても、睫毛の長さをより長くし、ボリューム感のある外観形状を与え、見栄えのある、すっきりとした目元にすることができると記載されている。しかし、特許文献2および3で提案されているような異形断面の中空繊維を配合したマスカラ化粧料であっても、睫毛と繊維の付着性が必ずしも十分ではなく、繊維一本一本の向きが揃わずバラバラになるという問題を生じたり、睫毛同士が付着せずに分離した状態を保つというセパレート効果や、睫毛が上向きにカールするというカール効果の点でもなお一層の改善が望まれていた。
一方、特許文献4には、横断面として開口部を有する2個の円形が少なくとも1点で連結した形状を有する、単糸繊度が1.0〜7.0デシテックスであり、繊維の長さが20〜1,000μm、好ましくは100〜500μmの異形断面繊維を含有するメイクアップ化粧料が記載されており(請求項1および段落0037参照)、この繊維が曲線形状を有し、且つ嵩高い構造を有していることにより、光の拡散作用、反射作用に優れ、且つボリュームアップ効果にも優れる旨、記載されている。また、特許文献4には、単糸繊度が7デシテックスを超えると、素肌に付与した際に異物感のあるものとなるので好ましくなく、長さが1,000μmより長いと、塗布時に異物感を感じるものとなり、仕上がりの美しさにも劣るものとなりやすいと記載されている。さらに、特許文献4には、断面形状がC型を呈する長さ400μmまたは1,000μm、繊度2.5デシテックスの中空繊維を用いたメイクアップ化粧料が比較例として記載されている。そして、このような断面C型の中空繊維、すなわち、中空部の周囲壁の一部が長手方向に欠損している中空繊維を配合する場合には、光の反射拡散効果やボリューム感の点で十分な効果を奏し得ないことが記載されている(比較例9および比較例13参照)。
特開2004−107237号公報 特開2006−273864号公報 特開2008−044860号公報 特開2009−221645号公報
本発明は、このような背景技術の下に完成したものであり、その目的は、睫毛に塗布した際、繊維の向きが睫毛に沿うように揃って並び、また、しっかりと睫毛に密着して繊維が落ちることなく、睫毛をより長くみせるロングラッシュ効果と自然な外観に優れ、カール効果およびセパレート効果をも付与できる化粧料を提供することにある。また、本発明の他の目的は、かかる化粧料の製造用に好適な新規な繊維を提供することにある。
本発明者等は、上述の課題に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、特許文献4において好ましくない繊維として例示されている断面形状がC型のような、中空繊維の周囲壁の長手方向に欠損部を設けた繊維であっても、特定な繊維長および特定な繊度を有する繊維を使用すると、カール効果、ロングラッシュ効果およびセパレート効果に優れるメイクアップ化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
かくして本発明によれば、以下の発明が提供される。
(1)長さが0.5〜6mmであり、横断面の外接円の直径が20〜120μmであり、中空率が5〜50%であり、横断面における周囲壁の欠損率が0.5〜30%であり、且つ繊度が6〜30デシテックスである、中空部の周囲壁の一部が長手方向に欠損した中空繊維を含有する化粧料。
(2)化粧料が、睫毛用化粧料である(1)記載の化粧料。
(3)横断面の形状が、略三角形であり、その一辺に欠損部を有するものである(1)または(2)に記載の化粧料。
(4)中空繊維の長さが1〜5mmであり、繊度が8〜25デシテックスである(1)〜(3)のいずれかに記載の化粧料。
(5)中空繊維が、長さ方向に0.2〜15mmの曲率半径を有するものである(1)〜(4)のいずれかに記載の化粧料。
(6)長さが0.5〜6mmであり、横断面の外接円の直径が20〜120μmであり、中空率が5〜50%であり、横断面における周囲壁の欠損率が0.5〜30%であり、且つ繊度が6〜30デシテックスである、中空部の周囲壁の一部が長手方向に欠損した化粧料用中空繊維。
本発明によれば、しっかりと睫毛に密着して、繊維が落ちることなく、睫毛をより長く見せる効果と自然な外観に優れ、カール効果およびセパレート効果に優れた睫毛用化粧料を提供することができる。また、該睫毛用化粧料の調製に有用な新規な短繊維を提供することができる。
図1は、実施例において使用した中空部の周囲壁に欠損部を有する中空繊維の横断面の形状を示す走査電子顕微鏡写真である(倍率500倍)。 図2は、周囲壁に欠損部を有する中空繊維の横断面の例示であり、(1)は略楕円形、(2)は略三角形、(3)は略四角形、(4)は略円形の横断面を示す模式図である。 図3は、中空繊維の中空率および欠損率の算出法を示す説明図である。
本発明において用いる中空繊維は、中空部の周囲壁の一部が欠損していて、中空部及び欠損部が繊維の長手方向に連続して形成されている繊維である。繊維の横断面形状は、内部が空白であり、且つ、周囲壁の一部に欠損部を有していれば特に限定されず、その具体的な例として、例えば、三角形(図2の(2)参照)、四角形(図2の(3)参照)、五角形、六角形、八角形等の多角形、円形(図2の(4)参照)、惰円形(または馬蹄形)(図2の(1)参照)などを例示できる。これらの形状は、適宜変形されていてもよく、例えば、三角形の各辺が窪んだ三葉形、三角形の一辺だけが窪んでおり他の二辺は直線状もしくはやや膨らみを持つ形状、六角形の各辺が窪んだ六葉形などであってもよい。これらのなかでも、略三角形の一辺に欠損部のある形状、たとえば、図1および図2の(2)で示されるような略ハート形で窪みのある辺の中央に欠損部のある形状が、睫毛への密着性、カール効果の点から好ましい。
とくに、図3に示すように、欠損部のある辺の長さをW、その辺から他の二辺が形成する頂点までの高さをHとしたとき(いずれも繊維横断面の外側を基準にして算出する)、略三角形の形状におけるHとWとの比(H:W)を0.2:1〜1.2:1、さらには0.4:1〜1:1にすることが好ましく、このような数値範囲とすることによって、睫毛への中空繊維の付着性が良好になる。また、略三角形の中でも底辺以外の2辺は外側にやや膨らみを持つ形状、すなわち、凸の曲線であることが好ましい。中空部は、通常、一つの孔で形成される。
本発明においては、中空繊維がその周囲壁に欠損部を持つことにより、繊維と睫毛の密着性が向上し、その結果としてロングラッシュ効果が大きくなり、自然な外観が得られ、且つカール効果およびセパレート効果が大きくなるが、その作用機構としては、次のように考えられる。
(1)周囲壁に欠損部のある中空構造であるために、睫毛用化粧料液が内部に入り込みやすい。
(2)周囲壁に欠損部があるため、その欠損部に沿って繊維が睫毛に付着しやすい。
(3)中空部に含まれた睫毛化粧料液の溶剤は欠損部を通じて揮発し、皮膜形成成分は欠損部と睫毛の間で固化し、繊維と睫毛を強固に接着する。
(4)中空構造であるため、溶剤が揮発した後は中実構造に較べて繊維が軽く、カール効果が持続し易い。
(5)周囲壁に欠損部のある中空構造であるために、通常の紡糸によってもやや湾曲した繊維となり易く、そのような繊維を使用すると、とくに睫毛をカールさせる効果が高い。
(6)睫毛と異なり水や溶剤に膨潤しない繊維が睫毛に強固に接着するため、睫毛の剛性が増し、睫毛同士が付着しにくくなり、セパレート効果が高くなる。
本発明の中空繊維の材質は、紡糸が可能な合成繊維であれば特に制限は無い。具体的には、ナイロン−6、ナイロン−6,6などのポリアミド、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、レーヨン、キュプラ、アセテート、トリアセテート、アクリル、ポリウレタン、ビニロン、プロミックス、ポリノジック等の合成繊維が挙げられる。なかでも 好ましい繊維の材質は、ポリアミド、ポリエステルおよびポリオレフィンであり、とりわけポリアミドが好ましく用いられる。本発明で用いる中空繊維は、所望の横断面形状を有する中空繊維となるように設計した紡糸口金を用いること以外は、常法にしたがって合成繊維を紡糸することにより製造される。
本発明の中空繊維の長さは、0.5〜6mm、好ましくは1〜5mmであり、より好ましくは1.5〜4mmである。0.5mm未満では、睫毛を長く見せる効果は発揮できず、6mmを超えると、自然な睫毛を演出することが難しく、美しく仕上げることも難しい。また、中空繊維の太さは、横断面の外接円の直径が20〜120μm、好ましくは40〜100μmであり、より好ましくは50〜90μmである。20μm未満では、睫毛に沿うことができず、不自然な仕上がりとなり、120μmを超えると、睫毛への付着性が乏しく、脱落し易くなる。なお、横断面の形状によっては、すべての頂点部に接する外接円を描けない場合もあるが、その場合にはもっとも多くの頂点部が接する外接円を描くものとする。さらに、繊度は、通常、6〜30デシテックス、好ましくは8〜25デシテックス、さらに好ましくは10〜20デシテックスであり、繊度が過度に小さくなると、睫毛に沿うことができず、不自然な仕上がりとなり、逆に過度に大きくなると睫毛への付着性が乏しく、脱落し易くなる。
また、本発明の中空繊維は、中空率が5〜50%であり、且つ、横断面における周囲壁の欠損率が0.5〜30%のものである。なお、中空率および欠損率は、以下のようにして算出される数値である。
中空率(%)=A/B×100
A:中空部および欠損部の断面積
B:繊維外周内の総断面積
欠損率(%)=C/D×100
C:繊維横断面における欠損部の直線距離
D:繊維横断面外側の周囲長
なお、上記AおよびBの値は、図3に示すように、欠損部の両端部aおよびbを直線で結んだ形状で算出するものであり、中空繊維の横断面を電子顕微鏡で拡大して測定する。また、上記Cは、横断面にある欠損部の両端を結ぶ最短距離であり、図3に示すように、長さLとして算出する。さらに、上記Dは、前記欠損部の両端を最短距離で結んだ形状での周囲壁外周の長さである。
中空繊維の中空率が5%未満では付着性が乏しく、50%を越えると睫毛に沿って付着しにくくなるため不自然な仕上がりになる。中空率の好ましい範囲は10〜40%であり、より好ましくは15〜35%である。また、欠損率が0.5〜30%の範囲を外れると睫毛への付着性が低下する。欠損率の好ましい範囲は0.7〜20%であり、より好ましくは1〜10%である。
本発明の中空繊維の配合量は、化粧料タイプに応じて適宜選択できるが、睫毛用化粧料の場合には、化粧料全量に対して0.1〜10質量%であることが好ましく、より好ましくは0.5〜8質量%である。繊維の配合量が過度に少ないと睫毛を長く見せる効果は発揮し難くなり、逆に過度に多くなると自然な睫毛を演出することが難しく、美しく仕上げることも難しくなる。
本発明で用いる中空繊維は直線状のものでもよいが、長さ方向に若干湾曲した形状にすることもできる。湾曲の曲率半径は、好ましくは0.2〜15mmであり、より好ましくは0.5〜10mmである。曲率半径が過度に大きい場合、すなわち、直線状に近い場合には、湾曲させたことによるカール効果の改善度合いが十分に上がらず、逆に過度に小さくなると、睫毛に付着し難くきれいな仕上がりを得にくくなる。
本発明の中空繊維は、無色でも任意の色に着色したものであってもよい。着色する方法は、常法に従えばよく、たとえば、染色による方法、染料や顔料を繊維形成用材料に練りこむ方法を採用することができる。また、フッ素化合物、シリコーン化合物、無水ケイ酸、界面活性剤等の通常公知の処理剤により表面処理を施して用いてもよい。
本発明の化粧料には、化粧料用に通常使用されている皮膜形成樹脂を配合することができる。皮膜形成樹脂の例としては、水溶性高分子、水不溶性高分子の水分散物であるポリマーエマルション、油溶性樹脂等が挙げられる。水溶性高分子の例としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等が挙げられる。
ポリマーエマルションの具体例としては、アクリル酸アルキル共重合体エマルション、メタクリル酸アルキル共重合体エマルション、スチレン・アクリル酸アルキル共重合体エマルション、スチレン・メタクリル酸アルキル共重合体エマルション、酢酸ビニル重合体エマルション、ビニルピロリドン・スチレン共重合体エマルション、アクリル酸アルキル・酢酸ビニル共重合体エマルション、メタクリル酸アルキル・酢酸ビニル共重合体エマルション、アクリル酸・アクリル酸アルキル共重合体エマルション、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体エマルション、メタクリル酸・アクリル酸アルキル共重合体エマルション、メタクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体エマルション、アクリル酸アルキルジメチコン共重合体エマルション等が挙げられる。
上記アクリル酸アルキル共重合体エマルションの具体例としては、INCI(International Nomenclature Cosmetic Ingredient labeling names)においてACLYLATES COPOLYMER(アクリレーツコポリマー)と命名されているものを挙げることができ、その市販品例としては、ヨドゾールGH800F(アクゾノーベル社製)等が挙げられる。また、上記アクリル酸・アクリル酸アルキル共重合体エマルションの具体例としては、INCIにおける名称がACLYLATES/ETHYLHEXYL ACRYLATE COPOLYMER((アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル)コポリマー)のポリマーを挙げることができ、その市販品例としては、ダイトゾール5000SJ(大東化成工業社製)等が挙げられる。
油溶性樹脂の例としては、トリメチルシロキシケイ酸、部分架橋オルガノポリシロキサン、トリメチルシロキシシリルプロピルカルバミド酸、フッ素変性シリコーン、アクリル変性シリコーン、シリコーンデンドリマー変性樹脂化合物等のシリコーン系樹脂、ロジン酸ペンタエリスリット等のロジン酸系樹脂、キャンデリラ樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリビニルイソブチルエーテル、ポリイソブチレンなどが挙げられる。なお、キャンデリラ樹脂とは、キャンデリラワックスを有機溶剤にて分別抽出して得られる樹脂分であって、樹脂分含量が好ましくは65質量%以上、更に好ましくは85質量%以上のものであり、市販品例としてキャンデリラ樹脂E−1(日本ナチュラルプロダクツ社製) などを挙げることができる。また、シリコーンデンドリマー変性樹脂化合物の例としては、アクリル樹脂鎖にトリメチルシリコンデンドリマーを共重合させた(アクリレーツ/メタクリル酸ポリトリメチルシロキシ)コポリマーが挙げられ、市販品例としては、FA4002 ID Silicone Acrylate(40質量%イソドデカン溶液)(東レ・ダウコーニング社製)などを挙げることができる。
これらの樹脂は、単独で使用してもよく、また、2種以上を併用することもできる。睫毛用化粧料とする場合、ポリマーエマルションとして(アクリレーツ/アクリル酸2−エチルヘキシル)コポリマーまたはアクリレーツコポリマーを配合することが、また、油溶性樹脂としてキャンデリラ樹脂、トリメチルシロキシケイ酸または( アクリレーツ/メタクリル酸ポリトリメチルシロキシ)コポリマーを配合することが、本発明の中空繊維を睫毛に密着させて所望の効果を得るうえで、とくに好ましい。
化粧料への皮膜形成樹脂(固形分)の配合量は適宜調整されるが、好ましくは1〜40質量%であり、さらに好ましくは2〜35質量%である。配合量が過度に少ないとカールの維持効果が得にくくなり、繊維同士の二次付着が起こり易くなる。また、繊維の密着性の観点からも、睫毛から繊維の脱落等が起こる場合がある。一方、配合量が過度に多くなると塗布することが難しくなる。
本発明の化粧料には、通常、ワックスが配合される。ワックスとは、常温にて固形の油分を意味する。具体的には、ミツロウ、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、モクロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ホホバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス、ポリオキシエチレンラノリンアルコールエーテル、ポリオキシエチレンラノリンアルコールアセテート、ポリオキシエチレンコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、脂肪酸グリセリド、硬化ヒマシ油、ワセリン、ポリオキシエチレン水素添加ラノリンアルコールエーテル、アルキルシリコーン、ホホバエステルなどが挙げられる。これらのワックスは、単独または2種以上を適宜混合して用いられる。これらの中でも、カルナウバロウが特に好ましい。
本発明の化粧料へのワックスの配合量は適宜調整されるが、好ましくは1〜40質量%であり、より好ましくは、5〜30質量%である。配合量が過度に少ないと、本発明の効果の点で必ずしも十分でない場合がある。逆に、配合量が過度に多くなると、べたつきが出て粘性が高くなり、塗布しにくく、美しく仕上げることが難しくなる。
本発明の化粧料には、色材を配合することができる。色材は、化粧料の分野で一般に使用されているものであれば、形状、粒子径、粒子構造によりとくに限定されない。形状の具体例としては、たとえば、球状、板状、針状等が挙げられ、粒子径の具体例としては、たとえば、煙霧状、微粒子、顔料級等が挙げられ、また、粒子構造としては、多孔質であっても無孔質であってもよい。
色材の具体例としては、たとえば、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等が挙げられる。より具体的には、タルク、マイカ、カオリン、炭酸カルシウム、シリカ、亜鉛華、二酸化チタン、赤酸化鉄、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、紺青、カーボンブラック、低次酸化チタン、コバルトバイオレット、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト、オキシ塩化ビスマス、チタン− マイカ系パール顔料等の無機顔料; ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン− アクリル共重合樹脂等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉体; 赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、黄色205号、黄色4号、黄色5号、青色1号、青色404号、緑色3号等のジルコニウム、バリウムまたはアルミニウムレーキ等の有機顔料; クロロフィル、β−カロチン等の天然色素; 染料等が挙げられる。これらの色材は、単独で使用してもよく、また2種以上を併用することもできる。これらの中でも、黒色系の色材、特に黒酸化鉄およびカーボンブラックを使用することが好ましい。
色材の配合量は、適宜選択することができる。好ましくは0.1〜20質量%であり、さらに好ましくは0.5〜15質量%である。色材の配合量が過度に多くなると、付着性が低下し易く、逆に、過度に少ないと色材の効果が不十分となる場合がある。
本発明の化粧料は、適度な粘性に調整するために増粘剤を配合することができる。増粘剤としては、デキストリン脂肪酸エステル、ベントナイト、キサンタンガム、セルロースガム、ポリアクリル酸ナトリウム等がある。これらの増粘剤は、1種又は2種以上が選択されて用いられる。中でも、ポリアクリル酸ナトリウムは、曳糸性があり、ロングラッシュ効果の改善に貢献する。増粘剤の配合量は、希望する粘性に応じて適宜選択することができる。好ましくは0.1〜20質量%であり、さらに好ましくは1〜15質量% である。配合量が過度に少ないと十分な粘性に調整することが難しい場合がある。一方、配合量が過度に多くなると粘性が高くなりすぎ、なめらかさを欠く場合がある。
本発明においては、上記の成分を配合して常法により化粧料を製造できる。化粧料の剤型は、水中油型、油中水型、油性タイプのいずれであってもよい。また、本発明の効果を損なわない範囲内で、化粧料に通常配合し得る他の成分を添加してもよい。このような成分としては、例えば、アルコール類、多価アルコール類、薬剤、界面活性剤、水溶性高分子、粘土鉱物、粉末、防腐剤、香料、酸化防止剤、紫外線吸収剤、保湿剤、油脂類、炭化水素油等の油性成分などが挙げられる。
以上、本発明の化粧料を睫毛用化粧料として調製する場合について説明したが、本発明の化粧料は、ファンデーション等のメイクアップ化粧料およびゴマージュ化粧料等のスキンケア化粧料として調製することもできる。この場合も、化粧料に通常配合し得る成分を添加してもよく、剤型としては水中油型、油中水型、油性タイプ、水性タイプ、パウダータイプの何れであってもよい。
本発明の化粧料をメイクアップ化粧料として調製する場合、ファンデーション、化粧下地、頬紅、アイシャドウ、眉墨、アイライナー等として用いることができる。中でもファンデーションや化粧下地として使用すると皮溝やしわ等の凹凸に繊維が配向することにより美しい仕上がりが得られる。ゴマージュ化粧料等のスキンケア化粧料として使用する場合には、中空繊維が周囲壁に欠損を有する構造であるために、繊維の絡まりにより、消しゴム滓様にまとまりやすく、汚れや古い角質の除去効果と使い勝手に優れたゴマージュ化粧料が得られる。
次に本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。本発明は、これらの実施例によって限定されない。処方中の配合量は、特に断りのない限り、全量に対する質量%である。
製造例1 (周囲壁に欠損部を有する中空繊維の紡糸)
横断面が、図1に示すような形状になるような紡糸口金を用いて、ナイロン−6を常法により紡糸し、延伸したのち、ギロチンカッターを用いて長さ1mm、1.5mm、2mm、3mm及び4mmに裁断して、周囲壁に欠損部を有する中空繊維の短繊維を得た。この短繊維の横断面形状は、略三角形の一辺の中央部に欠損を有するものということができ、また、略ハート形の窪みを有する辺の中央部に欠損を有するものということもできる。外接円の直径は約70μm、中空率は約25%、欠損率は約3%、繊度は15デシテックスであり、図3に示す測定法に従って算出した欠損部を有する辺の長さ(W)とその辺から他の二辺で形成する頂点までの高さ(H)との比は(H/W)は0.75/1であった。また、いずれの短繊維も長さ方向に若干湾曲しており、長さ2mmの短繊維の平均の曲率半径は7mmであった。このようにして得られた短繊維の化粧料用繊維としての性能を、以下の実施例において評価した。
比較のために、表1に示す短繊維A〜Cを使用した。
Figure 0006217899
以下の実施例1〜6および比較例1〜3における化粧料の評価方法は、以下のとおりである。
(1)カール効果
(1−1)カール効果(その1)
底面が直径約3cmのプラスチック製円柱に付け睫毛を円周に沿って接着させ、表2に示す処方のマスカラを塗布した。塗布の前後に写真を撮影し、マスカラの塗布により生じる睫毛がカールする角度の変化(カール角度)を観察した。なお、カール角度は、付け根と付け睫毛の先端を結んだ線と、付け睫毛の付け根からの鉛直線との内角を写真上で測定し、塗布前・後の角度差として算出した。マスカラの塗布は、同一のマスカラブラシを使用して5回塗布した後、15秒乾燥させ、さらに5回塗布するようにして行った。カール角度は、10回の塗布試験の平均値である。
(1−2)カール効果(その2)
睫毛用化粧料(マスカラ)を専門パネル20名の睫毛に塗布し、睫毛が上向きにカールしているかどうかを肉眼にて観察し、下記基準により評価した。
◎:20名中、12名以上がカール効果ありと回答
○:20名中、7〜12名がカール効果ありと回答
△:20名中、4〜7名がカール効果ありと回答
×:20名中、3名以下がカール効果ありと回答
(2)ロングラッシュ効果
睫毛用化粧料(マスカラ)を専門パネル20名の睫毛に塗布し、睫毛が長くなるかどうかを肉眼にて観察し、下記基準により評価した。
◎:20名中、16名以上がロングラッシュ効果ありと回答
○:20名中、10〜15名がロングラッシュ効果ありと回答
△:20名中、4〜9名がロングラッシュ効果ありと回答
×:20名中、3名以下がロングラッシュ効果ありと回答
(3)セパレート効果
睫毛用化粧料(マスカラ)を専門パネル20名の睫毛に塗布し、睫毛同士が付着せずに分離しているかどうかを肉眼にて観察し、下記基準により評価した。
◎:20名中、17名以上がセパレート効果ありと回答
○:20名中、11〜16名がセパレート効果ありと回答
△:20名中、4〜10名がセパレート効果ありと回答
×:20名中、3名以下がセパレート効果ありと回答
実施例1及び比較例1
表2に示す組成の水中油型マスカラ組成物を下記の製造手順により調製し、上記の評価法に従ってその性能を評価した。評価結果を表2に示す。
(製造手順)
(1) 表2に示すA相の混合物を85℃に、B相の混合物を95℃に加熱した。
(2) ディスパーミキサーを用いて加熱したA相およびB相を混合し、乳化させた。
(3) 得られた乳化物を攪拌下で60℃まで冷却し、C相、D相およびE相の成分を投入し、ディスパーミキサーで混合した。
(4) 均一になった乳化物を32℃まで冷却し水中油型マスカラを得た。
Figure 0006217899
表2の実施例1及び比較例1を見ると、カール効果(その1)におけるカール角度では、表1の短繊維Aを配合したマスカラより本発明の短繊維を配合したマスカラは18°高くなっており、また、カール効果(その2)においても良好な結果を得ていることから、明らかなカールアップ効果が認められた。さらに、ロングラッシュ効果及びセパレート効果の評価においても優れていた。この結果からわかるように、本発明の短繊維を配合した睫毛用化粧料は、丸形中実繊維を配合した睫毛用化粧料と比べて、顕著に優れたカール効果、ロングラッシュ効果およびセパレート効果を発揮した。
実施例2〜4及び比較例2〜3
表3に示す組成の水中油型マスカラ組成物を実施例1と同様の製造手順で調製し、上記評価法により評価した。評価結果を表3に示す。
Figure 0006217899
表3の結果から、本発明の繊維を配合したマスカラ(実施例2〜4)は、欠損部のない異形断面中空繊維を配合したマスカラ(比較例2〜3)に比較して、カール効果、ロングラッシュ効果およびパレート効果のいずれの評価項目においても優れていることがわかる。
実施例5
表4に示す組成の油性マスカラを下記の製造手順により調製し、上記の評価法に従ってその性能を評価したところ、カール効果、ロングラッシュ効果、セパレート効果に優れ、さらに耐水性とカールの持続性にも優れていた。
(製造手順)
(1)表4に示すA相の混合物を90℃に加熱し、均一に混合した。
(2)A相の混合物にB相の混合物を添加し、ロールミルで混砕した。
(3)次いで、得られた混合物を再度50℃に加熱し、C相およびD相の成分を投入し、ディスパーミキサーで均一に混合して油性マスカラを得た。
Figure 0006217899
実施例6
表5に示す組成の油中水型マスカラを下記の製造手順により調製し、上記の評価法に従ってその性能を評価したところ、耐水性、カール効果、ロングラッシュ効果、セパレート効果に優れ、均一に塗布することができ、美しい仕上がりを持続させることができるものであった。
(製造手順)
(1)表5に示すA相の混合物を95℃に、B相の混合物を85℃に加熱した。
(2)ディスパーミキサーを用いて加熱したA相およびB相を混合し、乳化させた。
(3)得られた乳化物を攪拌下で40℃まで冷却し、C相、D相およびE相の成分を投入し、ディスパーミキサーで混合した。
(4)均一になった乳化物を32℃まで冷却し油中水型マスカラを得た。
Figure 0006217899
実施例7
表6に示す組成の油中水型ファンデーションを下記の製造手順により調製した。
(製造手順)
(1)常温にてディスパーミキサーを用いてA相の混合物およびB相の混合物をそれぞれ均一に混合した。
(2)ホモミキサーを用いて、B相の混合物にA相の混合物を投入し、乳化して油中水型ファンデーションを得た。
Figure 0006217899
この油中水型ファンデーションは、耐水性に優れ、凹凸ムラを隠し、美しい仕上がりを持続させることができるものであった。
実施例8
表7に示す組成のゴマージュ化粧料を下記の製造手順により調製した。
(製造手順)
(1)常温にてディスパーミキサーを用いて、表7に示すA相の混合物を均一に混合した。
(2)次いで、B相の混合物を加え、ディスパーミキサーを用いて均一に分散させ、ゴマージュ化粧料を得た。
Figure 0006217899
このゴマージュ化粧料を顔面に塗布して指で擦ると、肌の汚れと繊維が消しゴム滓のように塊となって取れるので、使い勝手が良く、汚れや古い角質の除去効果に優れたものであった。
本発明によれば、しっかりと睫毛に密着して、繊維が落ちることなく、睫毛をより長く見せる効果と自然な外観に優れ、カール効果およびセパレート効果に優れた睫毛用化粧料を提供することができる。また、本発明の化粧料は、ファンデーション等のメイクアップ化粧料や、ゴマージュ化粧料等のスキンケア化粧料としても有用である。さらに、本発明によれば、これらの化粧料の調製に有用な短繊維が提供される。

Claims (5)

  1. 長さが0.5〜6mmであり、横断面の外接円の直径が20〜120μmであり、中空率が5〜50%であり、横断面における周囲壁の欠損率が0.5〜30%であり、且つ繊度が6〜30デシテックスである、中空部の周囲壁の一部が長手方向に欠損した中空繊維を含有することを特徴とする睫毛用化粧料。
  2. 中空繊維の長さが1〜5mmであり、繊度が8〜25デシテックスである請求項1に記載の睫毛用化粧料。
  3. 長さが0.5〜6mmであり、横断面の形状が略三角形であり、その一辺に欠損部を有しており、横断面の外接円の直径が20〜120μmであり、中空率が5〜50%であり、横断面における周囲壁の欠損率が0.5〜30%であり、且つ繊度が6〜30デシテックスである、中空部の周囲壁の一部が長手方向に欠損した中空繊維を含有することを特徴とする化粧料。
  4. 長さが0.5〜6mmであり、横断面の外接円の直径が20〜120μmであり、中空率が5〜50%であり、横断面における周囲壁の欠損率が0.5〜30%であり、且つ繊度が6〜30デシテックスであって、長さ方向に0.2〜15mmの曲率半径を有する、中空部の周囲壁の一部が長手方向に欠損した中空繊維を含有することを特徴とする化粧料。
  5. 長さが0.5〜6mmであり、横断面の外接円の直径が20〜120μmであり、中空率が5〜50%であり、横断面における周囲壁の欠損率が0.5〜30%であり、繊度が6〜30デシテックスであり、且つ、中空部の周囲壁の一部が長手方向に欠損した、睫毛用化粧料用中空繊維。
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