JP6214154B2 - スクイズフォーマー容器 - Google Patents

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Description

本発明は、スクイズフォーマー容器に関し、特に、容器本体を押圧することにより、内容液を空気と混合させながら発泡させて、吐出ノズル部から泡として吐出させるスクイズフォーマー容器に関する。
内容液を空気と混合させながら発泡させて、吐出ノズル部から泡として吐出させる泡吐出容器として、例えばスクイズフォーマー容器が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。スクイズフォーマー容器は、可撓性を有するボトル形状の容器本体を把持して、スクイズ操作(押圧操作)することにより、容器本体を減容変形させて、容器本体の内部に収容された内容液と空気とを、吐出ノズル部を備えるノズルキャップの縦方向吐出流路に送り出し、この縦方向吐出流路に取り付けられたメッシュ等による多孔部材を通過させることで発泡させて、吐出ノズル部から泡として吐出させるようになっている。
また、スクイズフォーマー容器では、縦方向吐出流路における多孔部材が取り付けられた部位よりも下方部分に、内容液を空気と混合させる気液混合室が設けられており、容器本体から液流路を介して送られる内容液を、容器本体から空気流路を介して送られる空気と、気液混合室で混合させてから、多孔部材を通過させることで発泡させるようになっている。
特許第2934145号公報 特表2004−531430号公報
一方、縦方向吐出流路において、多孔部材が取り付けられた部位よりも下方部分に、気液混合室を設けると、気液混合室を設けた分、縦方向吐出流路を長くする必要があることから、ノズルキャップの高さを低く抑えることが難しくなると共に、ノズルキャップをコンパクトに形成することが難しくなる。このため、特に気液混合室を設けなかったり、気液混合室を低い高さで設けた場合でも、泡質を低下させることなく内容液を空気と混合させながら発泡させることを可能にする、新たな技術の開発が望まれている。
本発明は、特に縦方向吐出流路に気液混合室を設けなかったり、気液混合室を低い高さで設けた場合でも、泡質を低下させることなく、内容液を空気と混合させながら発泡させることのできるスクイズフォーマー容器を提供することを目的とする。
本発明は、内容液を収容する容器本体と、該容器本体の口首部に装着される、吐出ノズル部を備えるノズルキャップとを含み、前記容器本体を押圧することにより、内容液を空気と混合させながら発泡させて、前記吐出ノズル部から泡として吐出させるスクイズフォーマー容器であって、前記ノズルキャップに設けられた、内容液を空気と混合させた状態で前記吐出ノズル部に送り出す縦方向吐出流路の内部には、内容液を発泡させる多孔部材が装着されていると共に、前記縦方向吐出流路における前記多孔部材よりも下方部分の内側面には、前記容器本体から内溶液が圧送供給される液流路の先端供給口と、前記容器本体から空気が圧送供給される空気流路の先端供給口とが、各々開口しており、前記液流路の先端供給口からの内容液の供給方向延長線と、前記空気流路の先端供給口からの空気の供給方向延長線とが、横方向から視た際に、交差する前に前記多孔部材の下面に到る位置関係で、前記液流路及び前記空気流路の先端部分が各々形成されているスクイズフォーマー容器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明のスクイズフォーマー容器によれば、特に気液混合室を設けなかったり、気液混合室を低い高さで設けた場合でも、泡質を低下させることなく、内容液を空気と混合させながら発泡させることができる。
本発明の好ましい一実施形態に係るスクイズフォーマー容器の斜視図である。 蓋パーツと本体パーツとを開いた状態で示すノズルキャップの斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るスクイズフォーマー容器の要部断面図である。 取込み弁機構の構成を説明する、図3のA部拡大断面図である。 縦方向吐出流路に取り付けた多孔部材によって、内容液を空気と混合させながら発泡させる情況を説明する拡大断面図である。 他の形態のスクイズフォーマー容器を例示する要部断面図である。
図1に示す本発明の好ましい一実施形態に係るスクイズフォーマー容器10は、容器本体11を手で把持して押圧することにより、吐出ノズル部13から内容液を泡として吐出させる泡吐出容器を形成するものである。容器本体11の口首部11a(図3参照)に装着されるノズルキャップ12は、容器本体11を押圧(スクイズ)する操作によって、内容液を空気と混合させながら発泡させて、吐出ノズル部13から泡として吐出させるスクイズフォーマー機能を備えている。また、本実施形態のスクイズフォーマー容器10は、ノズルキャップ12の縦方向吐出流路16(図3参照)に気液混合室を設けることを不要にして、ノズルキャップ12をコンパクトに形成することができるようになっていると共に、泡質を低下させることなく、内容液を空気と混合して発泡させることができるようになっている。
そして、本実施形態のスクイズフォーマー容器10は、内容液を収容する容器本体11と、容器本体11の口首部11aに装着される、吐出ノズル部13を備えるノズルキャップ12とを含み、容器本体11を押圧することにより、内容液を空気と混合させながら発泡させて、吐出ノズル部13から泡として吐出させる泡吐出容器であって、図2及び図3に示すように、ノズルキャップ12に設けられた、内容液を空気と混合させた状態で吐出ノズル部13に送り出す縦方向吐出流路16の内部には、内容液を発泡させる多孔部材22が装着されている。図5にも示すように、縦方向吐出流路16における多孔部材22よりも下方部分の内側面には、容器本体11から内溶液が圧送供給される液流路24aの先端供給口26aと、容器本体11から空気が圧送供給される空気流路24bの先端供給口26bとが、各々開口している。液流路24aの先端供給口26aからの内容液の供給方向延長線Xと、空気流路24bの先端供給口26bからの空気の供給方向延長線Yとが、横方向(多孔部材を側面視する方向)から視た際に、平行には延長しておらず、交差する前に多孔部材22の下面に到る位置関係で、液流路24a及び空気流路24bの先端部分が各々形成されている。
また、本実施形態のスクイズフォーマー容器10では、図2及び図3に示すように、ノズルキャップ12は、本体パーツ12aと蓋パーツ12bとからなる2パーツ構成となっており、蓋パーツ12bは、縦方向吐出流路16の直上部分を含んだ領域の上部パーツ20aを形成しており、多孔部材22は、蓋パーツ12bと本体パーツ12aとが接合一体化されていない状態で、縦方向吐出流路16の上方から装着されたものとなっている。
さらに、本実施形態のスクイズフォーマー容器10では、吐出ノズル部13は、ノズルキャップ12に設けられた縦方向吐出流路16と連通する横方向吐出流路17を備えており、蓋パーツ12bは、吐出ノズル部13及び縦方向吐出流路16の直上部分を含んだ領域の上部パーツ20aを形成している。
さらにまた、本実施形態のスクイズフォーマー容器10では、蓋パーツ12bは、ヒンジ接合部12cを介して本体パーツ12aと連結されており、開いた状態で本体パーツ12aと一体成形された後に、ヒンジ接合部12cを中心に蓋パーツ12bを回動させることにより、吐出ノズル部13及び縦方向吐出流路16の直上部分を含んだ領域の上部を閉塞して、本体パーツ12aと接合一体化されている。
なお、本願明細書で接合一体化とは、接合方法自体には特定されず、例えば熱溶着等の種々の接合方法の他、本体パーツと蓋パーツとの嵌合による一体化も含まれる。また、一体化した後に本体パーツと蓋パーツに再分解できる程度の一体化も含まれる。
本実施形態では、スクイズフォーマー容器10を構成する容器本体11は、図1に示すように、可撓性を有するボトル形状のプラスチック製のブロー成形品であって、例えば略楕円の断面形状を備える有底筒状の胴部11bと、胴部11bの上端部から上方に向けて曲面状に縮径して設けられた肩部11cと、肩部11cの上端部から上方に向けて円筒状に突出して設けられた口首部11a(図3参照)とからなる。胴部11bは、手で把持し易い外径として、例えば40〜80mm程度の外径を有している。口首部11aは、胴部11bの外径より小さな、例えば25〜65mm程度の外径を有している。口首部11aの外周面には、ノズルキャップ12を螺合装着させるための雄ネジ突条が設けられている。容器本体11は、スクイズ変形(押圧変形)が良好になるように、プラスチック材料として、例えばポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル系樹脂を単独又は適宜複数種混合して用いて形成されている。
本実施形態では、ノズルキャップ12は、例えばプラスチック製の射出成形品であって、図2に示すように、本体パーツ12aと蓋パーツ12bとが、開いた状態で一体として形成される。ノズルキャップ12を形成するためのプラスチック材料として、例えばポリプロピレン(PP)を用いることができる。
ノズルキャップ12を構成する本体パーツ12aは、図2及び図3に示すように、キャップ本体部18と、キャップ本体部18の天面板18aから上方に突出した状態で当該天面板18aに一体として設けられた、吐出ノズル部13と外気取り込み室19とを含む部分の下部パーツ20bとを備えている。外気取り込み室19は、ノズルキャップ12の、縦方向吐出流路16を間において横方向吐出流路17とは反対側の領域に設けられており、これの上部パーツ20aにおける取り込み室上部パーツ30bの外周面に、外気取込み口14が開口している。吐出ノズル部13と外気取り込み室19とを含む部分の下部パーツ20bは、蓋パーツ12bによる、吐出ノズル部13と外気取り込み室19とを含む部分の上部パーツ20aと一体として接合されることにより、当該吐出ノズル部13及び外気取り込み室19を形成する。これによって、蓋パーツ12bによる上部パーツ20aは、吐出ノズル部13における、縦方向吐出流路16の直上部分を含んだ領域を有していることになる。
キャップ本体部18は、円板形状の天板部18aと、天板部18aの周縁部から下方に延設して筒状に設けられた装着スカート部18bとからなる。装着スカート部18bの内周面には、容器本体11の口首部11aの外周面に設けられた雄ネジ突条と螺着する、雌ネジ突条が設けられている。装着スカート部18bの内側には、当該装着スカート部18bと間隔をおいて同心状に配置されて、インナーリング18cが、天板部18aの下面から円環リング状に突出して設けられている(図3参照)。インナーリング18cは、ノズルキャップ12が容器本体11の口首部11aに装着された際に、口首部11aの先端開口部の内周面に密着配置されることで、当該先端開口部の開口周縁部におけるシール性を向上させる。
本実施形態では、キャップ本体部18の天板部18aに上端開口面を開口させて、二段筒状部21が、天板部18aの中央部よりも吐出ノズル部13の先端吐出口13a側に偏心した位置に、当該天板部18aに一体として設けられている(図3参照)。二段筒状部21は、上段の拡径筒部21aと、下段の縮径筒部21bとからなる2段構造を備えている(図5参照)。上段の拡径筒部21aは、内容液の縦方向吐出流路16を形成している。本実施形態では、拡径筒部21aによる縦方向吐出流路16の内部には、例えばメッシュ状の材料からなる多孔部材22が、複数(本実施形態では3体)重ねて装着されている。内容液を、空気と混合させながら多孔部材22を通過させることで発泡させて、吐出ノズル部13の先端吐出口13aから泡として吐出させることが可能になる。
二段筒状部21の下段の縮径筒部21bには、容器本体11の底部まで延設して設けられるディップチューブ23の上端部分が装着される。これによって縮径筒部21bは、ディップチューブ23の上端部分と共に、容器本体11への押圧操作によって、内容液を拡径筒部21aによる縦方向吐出流路16に送り込むための液流路24aを形成する。
また、本実施形態では、拡径筒部21aと縮径筒部21bの間の段差部分に設けられた環状フランジ部21cには、当該環状フランジ部21cを上下に貫通して、空気孔25が、周方向に間隔をおいて複数箇所に形成されている。空気孔25は、容器本体11への押圧操作によって、内容液をディップチューブ23及び縮径筒部21bによる液流路24aを介して縦方向吐出流路16に送り込むのと同時に、容器本体11の内部の空気を、縦方向吐出流路16に送り込むための空気流路24bを形成する。
容器本体11への押圧操作によって、液流路24aや空気流路24bを介して拡径筒部21aによる縦方向吐出流路16に送り込まれた内容液と空気は、縦方向吐出流路16において混合されながら、当該縦方向吐出流路16に装着された多孔部材22を通過することよって、容易に発泡すると共に微細化される。微細な泡となった内容液は、吐出ノズル部13による横方向吐出流路17に送り出されて、先端吐出口13aから泡として吐出される。
ここで、本実施形態では、拡径筒部21aによる縦方向吐出流路16に装着される多孔部材22は、例えばメッシュ状の材料からなる多孔部材22として、好ましくは成形メッシュを用いることができる。成形メッシュは、成形機を用いて後述の外周枠部22aとメッシュ板部22bとを一体で製造できるため、安価であり、さらに、簡単に縦方向吐出流路16の内部に多孔部材22を複数個重ねて装着することができる。また、成形メッシュ22は、縦方向吐出流路16に、複数重ねて装着することが好ましく、これらの成形メッシュ22は、上方から見た際に、メッシュ穴の位置が互いにずれるように重ねて配置されて複数装着されていることが好ましい。これらによって、さらにきめの細かい、良好な泡質の泡を形成することが可能になる。なお、メッシュ穴の位置が互いにずれるように成形メッシュ22を重ねて配置する方法としては、上下に隣接する成形メッシュ22を、周方向に所定の回転角度で相対的に回転させた状態で取り付ける方法や、上下に隣接する成形メッシュ22のメッシュ穴の位置や数を変える方法等を採用することができる。
また、成形メッシュ22は、図2及び図5に示すように、円環状の肉厚の外周枠部22aと、この外周枠部22aに外周縁部を接合することで、外周枠部22aの内側開口を覆って当該外周枠部22aの厚さ方向中間部分に膜板状に設けられた、多数のメッシュ穴が形成されたメッシュ板部22bとからなる2段構造を備えている。これによって、縦方向吐出流路16に装着された複数の成形メッシュ22を、外周枠部22aを支持脚部として当接させた状態で重ね合わせることで、上下に隣接する成形メッシュ22のメッシュ板部22bの間には、空間を保持することが可能になる。これによって、液流路24aの先端供給口26aや空気流路24bの先端供給口26bから圧送されて、後述するように、混合される前に最下層の成形メッシュ22の下面を形成するメッシュ板部22bに到った後に、多数のメッシュ穴を介して当該メッシュ板部22bを通過してこれの裏側に侵入した内容液と空気は、上下に隣接するメッシュ板部22bの間に保持された空間を混合空間として効果的に混合されつつ、上方のメッシュ板部22bを通過して行くことで、さらにきめの細かい、良好な泡質な泡を形成することが可能になる。成形メッシュに、起毛を施しておくことによっても、さらにきめの細かい、良好な泡質な泡を形成することが可能になる。
なお、本発明では、縦方向吐出流路16に装着される多孔部材22として、成形メッシュ22等のメッシュ状の材料の他、スポンジ、焼結金属等の、内容液を空気と混合して発泡した泡を微細化させる部材として公知の、各種の泡微細化部材を用いることができる。また多孔部材22は、縦方向吐出流路16に、複数重ねて装着する必要は必ずしもなく、多孔部材22の大きさや形状等によって、一又は複数の多孔部材22を、縦方向吐出流路16に装着して用いることができる。
そして、本実施形態では、図5に示すように、多孔部材22の、最下層の成形メッシュ22のメッシュ板部22bによる下面は、ディップチューブ23及び縮径筒部21bによる液流路24aの先端供給口26a、及び空気孔25による空気流路24bの先端供給口26bと近接して配置されている。また、液流路24a及び空気流路24bの先端部分は、先端供給口26aからの内容液の供給方向延長線Xと、先端供給口26bからの空気の供給方向延長線Yとが、横方向から視た際に、平行には延長しておらず、交差する前に最下層の多孔部材22の下面に到る位置関係で、各々形成されている。すなわち、少なくとも最下層の多孔部材22の下面(最下層の成形メッシュ22のメッシュ板部22bによる下面)では、内容液の供給方向延長線Xと、空気の供給方向延長線Yとが、平行には延長していないが交差しないように、各部が設計、配置されている。例えば、空気流路24bの先端供給口26bは、成形メッシュ22のメッシュ板部22bに対して、非垂直になるように配置される等である。なお、最上層の多孔部材22の下面(最上層の成形メッシュ22のメッシュ板部22bによる下面)においても、前記内容液の供給方向延長線Xと、空気の供給方向延長線Yとが交差しないように、各部を設計、配置することが、さらにきめの細かい、良好な泡質の泡を形成する観点で好ましい。
さらに、本実施形態では、図3に示すように、キャップ本体部18の天板部18aにおける、縦方向吐出流路16を間において吐出ノズル部13の先端吐出口13aとは反対側の領域には、天板部外気取込み口27が、外気取り込み室19の直下部分に配置されて開口形成されている。天板部外気取込み口27は、天面板18aの上方に設けられた外気取り込み室19を、容器本体11と連通させ、取込み弁機構15が設けられた外気取り込み室19の内部の空間を、容器本体11の内部の空間と同じ圧力下におくことで、容器本体11を押圧したり、押圧を開放する操作に伴って、取込み弁機構15による外気取込み口14の開閉が、スムーズに行われるようにする。
さらにまた、本実施形態では、天板部外気取込み口27の開口周縁部の天面板18aから一体として上方に立設して、弁支持片28が設けられている。この弁支持片28の先端部に片持ち接続されて、取込み弁機構15を構成する薄板状の弁部15bが、弁自身の弾性力を利用して回動可能に設けられている。
ここで、弁部15bと弁支持片28の先端部との接続方法に関しては特に制限はなく、弁部15bと弁支持片28とを一体成形して接続しても良く、別パーツとして製作された弁部15bと弁支持片28とを熱溶着等で接続しても良い。
図2に示すように、キャップ本体部18と共にノズルキャップ12の本体パーツ12aを構成する下部パーツ20bは、吐出ノズル部13と外気取り込み室19とを含む部分の略下半部分のパーツであり、本実施形態では、ノズル部下部パーツ29aと、取り込み室下部パーツ29bと、連結下部パーツ29cと、ヒンジ部下部パーツ29dとからなる。
ノズル部下部パーツ29aは、開放辺を上方に配置した略コの字断面形状を備えると共に、キャップ本体部18の天板部18aにおける縦方向吐出流路16が開口する部分から、天板部18aに沿って横方向に延設して設けられている。ノズル部下部パーツ29aは、その縦方向吐出流路16側の基端部分が、略半円形状に湾曲する突き当り下部壁32aによって閉塞されており、突き当り下部壁32aとは、縦方向吐出流路16が開口する部分を間において反対側の先端部分が、天板部18aの周縁部よりも外側に突出して、僅かに下方に折れ曲がりながら延設している。
取り込み室下部パーツ29bは、ノズル部下部パーツ29aの略半円形状の突き当り下部壁32aを間において縦方向吐出流路16とは反対側に配置されて、キャップ本体部18の天面板18aから立設する円筒状の部分である。取り込み室下部パーツ29bは、ノズル部下部パーツ29aと同様の高さで天面板18aから上方に突出していると共に、ノズル部下部パーツ29aの外幅と同様の外径を有するように形成されている。取り込み室下部パーツ29bの内側には、上述のように、天面板18aから立設する弁支持片28に回転可能に支持されて、弁部15bが設けられている。
連結下部パーツ29cは、ノズル部下部パーツ29aの外周面と、取り込み室下部パーツ29bの外周面とを、滑らかに連続させるようして連結する部分である。連結下部パーツ29cは、ノズル部下部パーツ29aの外幅と同様の外幅を有するように配置されて、ノズル部下部パーツ29aと取り込み室下部パーツ29bとの間の部分を仕切って、下部パーツ20bの両側部に一対設けられている。連結下部パーツ29cの内側には、ノズル部下部パーツ29aと取り込み室下部パーツ29bと連結下部パーツ29cとによって囲まれて、略三角形の中空断面形状を備える隔室29eが形成されている。
ヒンジ部下部パーツ29dは、取り込み室下部パーツ29bの、ノズル部下部パーツ29aとは連結下部パーツ29cを間において反対側の外周面から外側に突出して設けられた、一対の縦リブ状の部分である。ヒンジ部下部パーツ29dの上端面の先端縁部は、ヒンジ部上部パーツ30dの下端面の先端縁部と折れ曲がり可能に接合されていることで、ヒンジ接合部12cを形成している。
蓋パーツ12bを構成する上部パーツ20aは、吐出ノズル部13と外気取り込み室19とを含む部分の略上半部分のパーツであり、本実施形態では、ノズル部上部パーツ30aと、取り込み室上部パーツ30bと、連結上部パーツ30cと、ヒンジ部上部パーツ30dとからなる。
ノズル部上部パーツ30aは、縦方向吐出流路16の直上部分の領域を含んで形成されており、開放辺を下方に配置した略コの字断面形状を備えると共に、その両側の側壁部31が、外側壁部31aと内側壁部31bとからなる2段構造を備えている。外側壁部31aは、ノズル部下部パーツ29aの外幅と同様の外幅を有するように形成されると共に、ノズル部下部パーツ29aと同様の高さ及び長さを有するように形成されている。外側壁部31aは、蓋パーツ12bが閉塞された際に、これらの下端面が、ノズル部下部パーツ29aの両側の側壁部の上端面に各々密着した状態で当接する。
内側壁部31bは、ノズル部下部パーツ29aの内幅と同様の外幅を有するように形成されると共に、外側壁部31aの全長に亘って、外側壁部31aよりも一段高く形成されている。両側の内側壁部31bの取り込み室上部パーツ30b側の端部は、内側壁部31bよりもさらに一段高く形成された、略半円形状に湾曲する突き当り上部壁32bによって連結されている。これによって、ノズル部上部パーツ30aの取り込み室上部パーツ30b側の基端部分は、略半円形状の突き当り上部壁32bによって閉塞される。略半円形状の突き当り上部壁32bの外周面の曲率半径は、略半円形状の突き当り下部壁32aの内周面の曲率半径と、同様の大きさとなっている。
蓋パーツ12bが閉塞された際に、外側壁部31aの下端面は、ノズル部下部パーツ29aの両側の側壁部の上端面に密着した状態で当接すると共に、内側壁部31bは、これらの外側面をノズル部下部パーツ29aの両側の側壁部の内側面に密着させた状態で、これらの側壁部の内側に嵌め込まれるようにして装着される。また突き当り上部壁32bは、蓋パーツ12bが閉塞された際に、外周面をノズル部下部パーツ29aの突き当り下部壁32bの内周面に密着させた状態で、これらの突き当り下部壁32bの内側に嵌め込まれるようにして装着される。これらによって、ノズル部下部パーツ29aとノズル部上部パーツ30aとが一体となった吐出ノズル部13が形成される。
取り込み室上部パーツ30bは、ノズル部上部パーツ30aの略半円形状の突き当り上部壁32bを間において、ノズル部上部パーツ30aとは反対側に配置された部分である。取り込み室上部パーツ30bは、蓋パーツ12bの天面部の内側面から下方に突出する円筒状の筒壁部30eを有している。取り込み室上部パーツ30bの筒壁部30eは、ノズル部上部パーツ30aの外側壁部31aよりも高い高さで突出していると共に、下部パーツ20bの取り込み室下部パーツ29bの内径と同様の外径を有している。筒壁部30eの内側には、これと同心状に配置されて、取り込み室上部パーツ30bの外周面に開口する外気取込み口14を囲んで蓋パーツ12bの内側面から円筒形状に突出する、筒状弁座部15aが設けられている。筒状弁座部15aは、ノズル部上部パーツ30aの外側壁部31aと同じ高さとなるように設けられている。また、取り込み室上部パーツ30bの筒壁部30eにおける、ヒンジ接合部12c側の略半円部分の領域の外側には、外周当接壁33が設けられている。外周当接壁33は、両側の連結上部パーツ30cを介させることで、ノズル部上部パーツ30aの両側の外側壁部31aと同じ高さで連続して、筒壁部30eの外周面に沿って一体として設けられている。
また、本実施形態では、蓋パーツ12bが閉塞された際に、図3にも示すように、筒壁部30eの外側の外周当接壁33の下端面が、取り込み室下部パーツ29bにおける、ヒンジ接合部12c側の略半円部分の領域の上端面に当接する。また、筒壁部30eの先端側部分が、これの外周面を取り込み室下部パーツ29bの内側面に密着させた状態で、取り込み室下部パーツ29bの内側に嵌め込まれるようにして装着される。これによって、ノズルキャップ12のキャップ本体部18の天板部18aの上方に、内部に取込み弁機構15が設けられた、外気取り込み室19が形成されることになる。
また、取り込み室上部パーツ30bの筒壁部30eの先端側部分が、これの外周面を取り込み室下部パーツ29bの内側面に密着させた状態で、取り込み室下部パーツ29bの内側に嵌め込まれるようにして装着されるので、取込み弁機構15の外側に、当該取込み弁機構15の周囲を仕切る、取り込み室上部パーツ30bの筒壁部30e及び取り込み室下部パーツ29bによる環状隔壁34が形成される。環状隔壁34は、上端部を、外気取込み口14を囲んで外気取り込み室19の内側面に接合させていると共に、下端部を、天板部外気取込み口27を囲んでキャップ本体部18の天板部18aに接合させていることで、外気取込み口14から天板部外気取込み口27に至る外気取込み流路を、気密に仕切った状態で設けられることになる。
取り込み室上部パーツ30bの筒壁部30e及び取り込み室下部パーツ29bによる環状隔壁34が、外気取込み口14から天板部外気取込み口27に至る外気取込み流路を、気密に仕切った状態で設けられていることにより、容器本体11を手で把持して押圧したり、押圧を開放する操作に伴って、外気取込み口14から天板部外気取込み口27に至る、取込み弁機構15が配置された外気取込み流路を通過する空気が、環状隔壁34の外側に漏れ出るのを回避することが可能になる。これによって、取込み弁機構15のレスポンス性を速めて、ノズルキャップ付き吐出容器10の使い易さを向上させることが可能になる。
また、本実施形態では、蓋パーツ12bが閉塞された際に、図4にも示すように、外気取り込み室19の内部において、外気取込み口14を囲んで蓋パーツ12bの内側面から下方に突出する筒状弁座部15aの下端面が、キャップ本体部18の天板部18aから上方に立設する弁支持片28の、弁部15bが片持ち接続されている上端面28aに、密着した状態で当接することになる。これによって、弁部15bは、弁支持片28との接続部を中心に回動して、筒状弁座部15aの下端面と密着することが可能になるので、外気取り込み室19の内部に、外気取込み口14を開閉可能な取込み弁機構15を、容易に形成することが可能になる。
なお、本実施形態では、容器本体11を押圧しない状態で、弁部15bは、筒状弁座部15aの下端面との間に所定間隔の隙間ができるように弁支持片28に片持ち接続されている(図4)。そして容器本体11を押圧することによる内圧上昇により、弁部15bは、弁支持片28との接続部を中心に弾性変形して、筒状弁座部15aの下端面と密着する。
上述の構成を備える本実施形態のスクイズフォーマー容器10では、ノズルキャップ12は、上述のように、本体パーツ12aと蓋パーツ12bとが、開いた状態で一体として成形される。本体パーツ12aと蓋パーツ12bとが開いた状態のまま、二段筒状部21の拡径筒部21aによる縦方向吐出流路16の内部に、上方から、例えば3体の多孔部材22が重ねて装着される。しかる後に、ヒンジ接合部12cを中心に蓋パーツ12bを回動させることにより、本体パーツ12aと蓋パーツ12bとを接合一体化する。これによって、吐出ノズル部12と外気取り込み室19とを含む部分の下部パーツ20bの上部が、上部パーツ20aによって閉塞されて、吐出ノズル部13及び外気取り込み室19が形成されると共に、外気取り込み室19の内部に、筒状弁座部15aと弁部15bとからなる取込み弁機構15が設けられた、ノズルキャップ12が容易に形成される。
形成されたノズルキャップ12は、これのキャップ本体部18に設けられた二段筒状部21の縮径筒部21bに、ディップチューブ23の上端部分を取り付けた状態で、キャップ本体部18を、口首部11aに装着することで、容器本体11に一体として取り付けられる。これによって、本実施形態のノズルキャップ付き吐出容器10が形成される。
そして、上述の構成を備える本実施形態のスクイズフォーマー容器10によれば、ノズルキャップ12の高さを低く抑えて、ノズルキャップ12をコンパクトに形成することが可能になると共に、泡質を低下させることなく、内容液を空気と混合させながら発泡させることが可能になる。
すなわち、本実施形態では、キャップ本体部18の天板部18aに開口して設けられた二段筒状部21の拡径筒部21aによる縦方向吐出流路16に、多孔部材22が重ねて装着されており、縦方向吐出流路16の多孔部材22よりも下方部分には、気液混合室は設けられていないので、縦方向吐出流路16を短くすることで高さを低く抑えて、ノズルキャップ12をコンパクトに形成することが可能になる。
また、本実施形態では、液流路24aの先端供給口26aからの内容液の供給方向延長線Xと、空気流路24bの先端供給口26bからの空気の供給方向延長線Yとが、横方向から視た際に、交差する前に多孔部材22の下面に到る位置関係で、液流路24a及び空気流路24bの先端部分が各々形成されている。これによって、液流路24aの先端供給口26aから圧送された内容液や、空気流路24bの先端供給口26bから圧送された空気は、混合される前に最下層の成形メッシュ22の下面に到ることになるので、空気と内容液が各成形メッシュ22(各多孔部材22)を通過する際に、各成形メッシュと衝突することにより渦等の乱流が発生し、空気と内容液が乱流を起こしながら混合されるという作用によって、きめの細かい、良好な泡質な泡を生成することが可能になる。
したがって、本実施形態のスクイズフォーマー容器10によれば、特に気液混合室を設けなかったり、気液混合室を低い高さで設けた場合でも、泡質を低下させることなく、きめの細かい泡として、内容液を空気と混合させながら発泡させることが可能になる。
また、本実施形態によれば、ノズルキャップ12は、本体パーツ12aと蓋パーツ12bとからなる2パーツ構成となっており、蓋パーツ12bを本体パーツ12aに対して開いた状態で、縦方向吐出流路16の上方からの作業や操作によって、例えば内容液を発泡させる多孔部材22を、縦方向吐出流路16に容易に且つスムーズに装着して取り付けることができるので、従来のノズルキャップ付き吐出容器のように、多孔部材や弁機構等を備える縦方向吐出流路を、ノズルキャップとは別の部材によって形成して、ノズルキャップに後から組み付けたり、ノズルキャップの下方からの作業や操作によって縦方向吐出流路に多孔部材や弁機構等を取り付けたりする必要がなく、縦方向吐出流路を、ノズルキャップ12と一体として容易に形成することができる。これによって、ノズルキャップの構造や組立工程をさらに簡易にすること可能になる。またこれによって、ノズルキャップ12を、高さをより低く抑えて形成することができるので、容器のコンパクト化を容易に図ることが可能になると共に、使用する部品点数や樹脂量を効果的に低減して、さらに安価に形成することが可能になる。
さらに、本実施形態のスクイズフォーマー容器10によれば、ノズルキャップ12を、本体パーツ12aと蓋パーツ12bとを開いた状態で一体として成形した後に、蓋パーツ12bを回動させて閉じた状態で接合一体化するだけの、簡易な構造及び組立工程によって、外気取込み口14を開閉するための取込み弁機構15を、ノズルキャップ12の樹脂材料とは異なる、別の材質の別パーツの部品として別途に形成された弁部材を用いることなく、容易に設けることが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、本発明のスクイズフォーマー容器は、多孔部材の下面が、液流路の先端供給口及び空気流路の先端供給口と近接して配置されている必要は必ずしも無く、液流路の先端供給口及び空気流路の先端供給口との間に間隔が保持されていても良い。多孔部材の下面と、液流路の先端供給口及び空気流路の先端供給口との間に、気液混合室が介在している場合でも、液流路の先端供給口からの内容液の供給方向延長線と、空気流路の先端供給口からの空気の供給方向延長線とが、横方向から視た際に、交差する前に多孔部材の下面に到る位置関係で、液流路及び空気流路の先端部分が各々形成されていれば、本発明に含まれる。
また、ノズルキャップは、本体パーツと蓋パーツとからなる2パーツ構成となっている必要は必ずしもなく、蓋パーツは、ヒンジ接合部を介して本体パーツと連結されている必要は必ずしも無い。蓋パーツは、本体パーツとは別の部品として成形されるものであっても良い。また、多孔部材は、蓋パーツと本体パーツとが接合一体化されていない状態で、縦方向吐出流路の上方から装着されたものとなっている必要は必ずしもない。例えば、図6に示すように、上段の拡径筒部21a’が多孔部材22’が装着される縦方向吐出流路16’となっている二段筒状部21’を、本体パーツ12a’とは別の部品として成形して、多孔部材22’やディップチューブ23’を装着した状態で、本体パーツ12a’のキャップ本体部18’の天面板18a’に、下方から嵌め込むようにして一体として取り付けることにより、本発明のスクイズフォーマー容器を構成するノズルキャップとすることもできる。
また、弁部は本体パーツにおいて片持ち接続されている必要は必ずしも無く、例えばゴム板の中心から放射状に複数の貫通スリットを入れることにより、弁片が多数設けられた弁部でも良い。この場合には、ゴム板の中心(放射状の貫通スリットの起点)を筒状弁座部の軸中心と一致させて取り付けることが好ましい。取り付け方は例えば、本体パーツと蓋パーツで挟み込んで固定する方法等がある。また、樹脂製等の球体を使用したボール弁も使用することができる。ボール弁は例えば、前記弁支持片の代わりに、球体の外径より大きい内径の筒状体を本体パーツ側に、外気取込み口と同心状に設け、その上下開口部付近の内径を球体の外径より徐徐に小さく絞り、球体が筒状体から外に出ないようにしたものである。球体は通常は重力により筒状体下部に配置されるが、容器本体を押圧したり、押圧を開放する操作に伴って、球体が筒状体の中を上下移動し、外気取込み口の開閉が、スムーズに行われる。なお、容器本体を押圧して内圧により球体が筒状体内部の上開口部と接触した場合には、外気と容器本体内部とが遮断されるように球体や筒状体の各寸法が設定され、一方、容器本体の押圧を解除し、球体が筒状体内部の下開口部と接触した場合には、外気と容器本体内部とが遮断されないように球体や筒状体の各寸法が設定されることが好ましい。
10 スクイズフォーマー容器
11 容器本体
11a 口首部
12 ノズルキャップ
12a 本体パーツ
12b 蓋パーツ(縦方向吐出流路の直上部分を含んだ領域の上部パーツ)
12c ヒンジ接合部
13 吐出ノズル部
14 外気取込み口
15 取込み弁機構
15a 筒状弁座部
15b 弁部
16 縦方向吐出流路
17 横方向吐出流路
18 キャップ本体部
18a 天面板
19 外気取り込み室
20a 上部パーツ
20b 下部パーツ
21 二段筒状部
21a 上段の拡径筒部
21b 下段の縮径筒部
22 多孔部材(成形メッシュ)
22a 外周枠部
22b メッシュ板部
23 ディップチューブ
24a 液流路
24b 空気流路
25 空気孔
27 天板部外気取込み口
28 弁支持片
29a ノズル部下部パーツ
29b 取り込み室下部パーツ
30a ノズル部上部パーツ(縦方向吐出流路の直上部分を含んだ領域の上部パーツ)
30b 取り込み室上部パーツ
30e 筒壁部(蓋側環状隔壁)
34 環状隔壁

Claims (6)

  1. 内容液を収容する容器本体と、該容器本体の口首部に装着される、吐出ノズル部を備えるノズルキャップとを含み、前記容器本体を押圧することにより、内容液を空気と混合させながら発泡させて、前記吐出ノズル部から泡として吐出させるスクイズフォーマー容器であって、
    前記ノズルキャップに設けられた、内容液を空気と混合させた状態で前記吐出ノズル部に送り出す縦方向吐出流路の内部には、内容液を発泡させる多孔部材が装着されていると共に、前記縦方向吐出流路における前記多孔部材よりも下方部分の内側面には、前記容器本体から内溶液が圧送供給される液流路の先端供給口と、前記容器本体から空気が圧送供給される空気流路の先端供給口とが、各々開口しており、
    前記液流路の先端供給口からの内容液の供給方向延長線と、前記空気流路の先端供給口からの空気の供給方向延長線とが、横方向から視た際に、交差する前に前記多孔部材の下面に到る位置関係で、前記液流路及び前記空気流路の先端部分が各々形成されており、
    前記多孔部材は、外周枠部と、該外周枠部の内側開口を覆って当該外周枠部の厚さ方向中間部分に膜板状に設けられたメッシュ板部とからなり、前記縦方向吐出流路の内部に複数重ねて装着されているスクイズフォーマー容器。
  2. 前記多孔部材は、前記外周枠部と前記メッシュ板部とからなる成形メッシュである請求項1記載のスクイズフォーマー容器。
  3. 前記液流路及び前記空気流路の先端部分は、先端供給口からの内容液の供給方向延長線と、先端供給口からの空気の供給方向延長線とが、横方向から視た際に、交差する前に最上層の前記多孔部材の下面に到る位置関係で各々形成されている請求項1又は2記載のスクイズフォーマー容器。
  4. 前記ノズルキャップは、本体パーツと蓋パーツとを接合一体化した2パーツ構成となっており、該蓋パーツは、前記縦方向吐出流路の直上部分を含んだ領域の上部パーツを形成しており、前記多孔部材は、前記蓋パーツと前記本体パーツとが接合一体化されていない状態で、前記縦方向吐出流路の上方から装着されたものとなっている請求項1〜3のいずれか1項記載のスクイズフォーマー容器。
  5. 前記吐出ノズル部は、前記ノズルキャップに設けられた前記縦方向吐出流路と連通する横方向吐出流路を備えており、前記蓋パーツは、前記吐出ノズル部及び前記縦方向吐出流路の直上部分を含んだ領域の上部パーツを形成している請求項4記載のスクイズフォーマー容器。
  6. 前記蓋パーツは、ヒンジ接合部を介して前記本体パーツと連結されており、開いた状態で前記本体パーツと一体成形された後に、前記ヒンジ接合部を中心に前記蓋パーツを回動させることにより、前記本体パーツと接合一体化されている請求項5記載のスクイズフォーマー容器。
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