JP6211446B2 - 携帯型切断機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転刃と、その回転刃を回転させるモータ等を備える切断機本体部と、被加工材の表面に下面側が面接触可能な構成で、上面側で前記切断機本体部を支持するベースとを有する携帯型切断機に関する。
これに関連する従来の携帯型切断機(携帯丸鋸)が特許文献1に記載されている。
この携帯丸鋸100は、図16に示すように、バッテリ式の携帯丸鋸であり、回転刃101を回転させるモータと減速機構を収納する胴体部103を備えている。胴体部103からは後方に架設部104が突出しており、その架設部104の突出端にバッテリ連結部104bが設けられている。そして、胴体部103の上部と架設部104のバッテリ連結部104bとをつなぐようにスイッチ105を備えるハンドル106が設けられている。また、架設部104の上面には、携帯丸鋸100の駆動情報を表示する表示部107が設けられている。
特開2008−229763号公報
上記した携帯丸鋸100によると、表示部107は架設部104の上面に設けられている。このため、被切断部材の切断中に架設部104の幅方向両側を通って上方に飛ばされた切断粉が表示部に降り掛かることがあり、作業中に表示部が見え難くなる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、被加工材を切断する際の切断粉により表示部が見え難くなるのを防止することである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、回転刃と、その回転刃を回転させるモータと、前記モータを駆動させるコントローラと、前記回転刃を収納する固定カバーと、前記モータを収納するモータハウジングと、を備える切断機本体部と、その切断機本体部を上面側で支持し、下面側が被加工材の表面に面接触可能な構成のベースとを有する携帯型切断機であって、前記切断機本体部に設けられており、その切断機本体部の情報を表示する表示部と、前記切断機本体部に設けられており、使用者が把持するハンドル部と、前記ハンドル部の下部を構成しており、前記モータハウジングの後面に固定されて後方に延びる基台部と、前記ハンドル部の基台部に対して左右方向に張り出した状態で、その基台部に設けられて前記表示部と前記ベース間に配置されており、前記表示部に沿う方向に張り出して、前記固定カバーの前記モータハウジング側の側方を上方に吹き上げる前記被加工材の切断粉を遮る遮蔽板部とを有することを特徴とする。
本発明によると、表示部とベース間には、前記表示部に沿う方向に張り出して被加工材の切断粉を遮る遮蔽板部が設けられている。このため、被加工材を切断する際に生じた切断粉は遮蔽板部に遮られて表示部よりも上方に飛ばされ難くなる。したがって、切断粉が表示部に掛かり難くなり、被加工材の切断作業中に切断粉により表示部が見え難くなるのを防止できる。
請求項2の発明によると、遮蔽板部内には、コントローラが収納されていることを特徴とする。
これにより、コントローラを収納するのに必要なハウジング部分を切断粉の遮蔽用に有効利用できる。
請求項3の発明によると、遮蔽板部は、表示部に対して平行に設けられていることを特徴とする。
このため、切断粉の遮蔽効率が向上する。
請求項4の発明によると、表示部は、遮蔽板部の上面に取付けられていることを特徴とする。
このため、表示部とコントローラ間の配線を無くすことができる。
本発明によると、被加工材を切断する際の切断粉により表示部が見え難くなるのを防止できる。
本発明の実施形態1に係る携帯型切断機(携帯丸鋸)の全体斜視図である。 前記携帯丸鋸を左側から見た側面図である。 前記携帯丸鋸を右側から見た側面図である。 前記携帯丸鋸の全体平面図である。 図4のV-V矢視断面図である。 前記携帯丸鋸のコントローラを表す平面図、及び斜視図である。 図3のVII-VII矢視断面図である。 前記携帯丸鋸のベース等を表す斜視図である。 図4のIX-IX矢視断面図である。 図4のX-X矢視断面図である。 前記携帯丸鋸の直角状態の正面図である。 前記携帯丸鋸の傾斜状態の正面図である。 図3のXIII-XIII矢視断面図である。 図3のXIV-XIV矢視断面図である。 図3のXV-XV矢視断面図である。 従来の携帯丸鋸の斜視図である。
(実施形態1)
以下、図1から図15に基づいて、本発明の実施形態1に係る携帯型切断機の説明を行なう。本実施形態に係る携帯型切断機は、携帯丸鋸10であり、板状の被加工材Wを切断等するための電動工具である。
ここで、図中の前後左右及び上下は、携帯丸鋸10の前後左右及び上下に対応している。
<携帯丸鋸10の概要について>
携帯丸鋸10は、図5等に示すように、円板状の鋸刃21と、その鋸刃21を回転させるモータ20m、及び減速機構20g等を備える丸鋸本体部20と、その丸鋸本体部20を上面側で支持し、下面側が被加工材Wの表面に面接触可能に構成された角形のベース13とを備えている。さらに、携帯丸鋸10は、図1等に示すように、ベース13の下面からの鋸刃21の突出量を調整して被加工材Wに対する切込み深さを調整する切込み深さ調整機構40と、前記鋸刃21をベース13に対して直角位置と傾斜位置との間で調整可能な傾斜角度調整機構50とを備えている。
即ち、前記丸鋸本体部20が本発明の切断機本体部に相当し、前記鋸刃21が本発明の回転刃に相当する。
<丸鋸本体部20について>
丸鋸本体部20のモータ20mは、DCブラシレスモータであり、図5の縦断面図に示すように、このモータ20mの回転が減速機構20gを介して鋸刃21に伝達される。丸鋸本体部20は、図4、図5に示すように、減速機構20gを収納する金属製の筒状収納部22(以下、ギヤハウジング22という)を中央部に備えており、そのギヤハウジング22の右側にモータ20mを収納する樹脂製のモータハウジング23が連続して設けられている。前記減速機構20gの出力軸であるスピンドル20sは、図5に示すように、ギヤハウジング22から左方向に突出しており、前記スピンドル20sの先端部に円板状の鋸刃21が同軸に固定されている。鋸刃21は、その鋸刃21の略上半分が半円形の固定カバー24によって覆われている。固定カバー24は、ギヤハウジング22の位置から鋸刃21と平行に起立して鋸刃21の右面(内面)を覆う半円形の縦壁部24tと、その縦壁部24tの外周縁に設けられ、鋸刃21を半径方向外側から覆う外周壁部24rと、外周壁部24rの左端位置で鋸刃21の左面(外面)を覆う外縦壁24xとから構成されている。そして、前記固定カバー24がギヤハウジング22と共に金属により一体に成形されている。また、固定カバー24には、図2等に示すように、鋸刃21の下半分を覆うセーフティカバー24fが装着されている。セーフティカバー24fは、丸鋸本体部20を前進させて被加工材Wを切断する際、その被加工材Wに押圧されることでバネ力に抗して固定カバー24内に収納されるように構成されている。
モータハウジング23は、図1等に示すように、有底の筒型容器状に成形されており、そのモータハウジング23の右端壁部23rに外気をハウジング内に導入するための複数の吸気口23xが形成されている。また、ギヤハウジング22には、モータハウジング23と、使用者が把持するループ形のハンドル部230とが取付けられている。ハンドル部230は、図1〜図4に示すように、前記固定カバー24の右側でその固定カバー24と平行に配置されている。ハンドル部230は、図3に示すように、モータハウジング23の前部に固定されて、後方に傾斜した状態で起立する起立部231と、その起立部231の上部から後方へ下る方向に傾斜して延びる把持部233とを備えている。そして、前記把持部233の後端位置にバッテリVが上下スライドすることにより連結されるバッテリ連結部235が設けられている。さらに、ハンドル部230は、モータハウジング23の後側面に固定されて後方に延び、バッテリ連結部235に接続される基台部234を備えている。また、ハンドル部230の起立部231には、その起立部231の前端面から前方に突出するフロントハンドル231fが設けられている。
ハンドル部230の起立部231と把持部233と境界位置の下側には、図3に示すように、把持部233を握った使用者が指で引き操作するトリガスイッチ232が設けられている。トリガスイッチ232は、ハンドル部230の把持部233の内側に固定されたスイッチ本体部(図示省略)と、前記スイッチ本体に対して上下回動可能に構成されてハンドル部230の把持部233から下方に突出するトリガ232tとから構成されている。そして、トリガ232tの突出部分の下側前部には、指が掛かる凹面状の指受け面232uが形成されており、その指受け面232uの後側に略円弧形のガイド面232gが形成されている。また、ハンドル部230の基台部234には、図1に示すように、その基台部234に対して左右方向に張り出すように略角型板状の遮蔽板部240が設けられている。遮蔽板部240は、被加工材Wを切断する際に発生する切断粉が使用者側に舞い上がるのを抑制するためのものであり、図3に示すように、内部にモータ20mの制御用のコントローラ242を収納できるように構成されている。また、遮蔽板部240の上面幅方向中央には丸鋸本体部20の情報を表示する表示部244xが設けられている。表示部244xは、コントローラ242に設けられた表示ランプ244(図6参照)、例えば、バッテリVの残容量表示ランプ、自動変速表示ランプ等を窓状に覆うように構成されている。
<丸鋸本体部20のコントローラ242、及びモータ20mについて>
コントローラ242は、バッテリVの電力でモータ20m(DCブラシレスモータ)を駆動させるための電気回路基板であり、図6に示すように、角形の平板状に形成されている。そして、図3に示すように、コントローラ242は、遮蔽板部240に対して平行な状態で、その遮蔽板部240に収納されている。コントローラ242は、6個のスイッチング素子から構成された三相ブリッジ回路部(図示省略)と、トリガスイッチ232等からの信号に基づいて前記三相ブリッジ回路部のスイッチング素子を制御するマイコン(図示省略)とを備えている。前記マイコンは、トリガスイッチ232等からの信号に基づいて三相ブリッジ回路部のスイッチング素子を予め決められた順番でオン、オフさせる。これにより、前記モータ20mの固定子に設けられたU相、V相、W相の各駆動コイルには回転磁界が発生し、前記モータ20mの回転子が回転磁界の方向に回転するようになる。また、前記マイコンは、バッテリVの残容量等を監視して、コントローラ242の上面前側に設けられた表示ランプ244に対して信号を出力できるように構成されている。
前記モータ20m(DCブラシレスモータ)では、ブラシと整流子が不要になるため、モータの軸方向の長さ寸法が一般的なDCモータと比較して小さくなる。このため、モータハウジング23の軸方向の長さ寸法も小さくでき、ハンドル部230と固定カバー24間の間隔も小さくできる。
<丸鋸本体部20の冷却風の流れについて>
前記モータ20mの回転軸には、図5に示すように、ファン20mfが同軸に連結されている。このため、モータ20mが駆動することでファン20mfが回転し、外気がモータハウジング23の右端壁部23rの吸気口23xからモータハウジング23内に流入するようになる。そして、モータハウジング23内に流入した外気は前記モータ20mを冷却した後、モータハウジング23の後面からハンドル部230の基台部234に設けられた遮蔽板部240内に導かれる。そして、遮蔽板部240内でコントローラ242のスイッチング素子等を冷却した後、3方向に分離し、一つは遮蔽板部240の後端位置に設けられた排気口240h(図2参照)から外部に排気される。また、他の一つは、固定カバー24の前方にブロワーとして排出され、残りの一つはモータハウジング23の前側で斜め下向きに形成された風窓(図示省略)から外部に排気される。
<丸鋸本体部20のフック30について>
丸鋸本体部20には、図1〜図4等に示すように、フック30が設けられている。フック30は、携帯丸鋸10を、例えば、支持架台等(図示省略)に吊り下げておくための部材である。フック30は、図1等に示すように、固定側軸部32と中央軸部33と先端側軸部34とにより略逆U字形に成形されたフック本体部31を備えている。そして、フック本体部31の固定側軸部32(一端側)が、図3に示すように、ブラケット35によって固定カバー24の縦壁部24tに取付けられている。ブラケット35は、フック本体部31の固定側軸部32が連結される支持筒部36と、その支持筒部36を固定カバー24の縦壁部24tにネジ止めするためのフランジ部37とから構成されている。ブラケット35の支持筒部36は、図7に示すように、フック本体部31の固定側軸部32が挿通された状態で連結されるように構成されている。そして、フック本体部31の固定側軸部32がブラケット35の支持筒部36に連結された状態で、フック本体部31の固定側軸部32は軸心回りに回動が可能になる。フック30のブラケット35は、図2、図3に示すように、フック本体部31の固定側軸部32が固定カバー24の前端位置でその固定カバー24の外周面に沿って後方に傾いて起立するように位置決めされた状態で、前記固定カバー24の縦壁部24tにネジ止めされる。
即ち、フック30がブラケット35により、固定カバー24の縦壁部24tに取付けられた状態で、フック本体部31の固定側軸部32、及びブラケット35の支持筒部36は固定カバー24の縦壁部24tと平行に保持される。そして、フック30を使用する際には、図3の二点鎖線に示すように、フック本体部31の中央軸部33が固定カバー24の縦壁部24tと平行になる位置までフック本体部31を固定側軸部32の軸心回りに左回動させる。これにより、フック本体部31の先端側軸部34がハンドル部230よりも前方に配置され、その先端側軸部34を支持架台等(図示省略)の横梁に掛けることが可能になる。また、携帯丸鋸10を使用する際には、フック本体部31を固定側軸部32の軸心回りに約90°右回動させる。これにより、フック本体部31の中央軸部33はハンドル部230のフロントハンドル231fを跨いで、そのフロントハンドル231fと起立部231との境界位置に保持され、その境界位置に形成された収納凹部231hに格納される。これにより、使用者がハンドル部230のフロントハンドル231fと把持部233とを把持する際に、フック30のフック本体部31が邪魔にならなくなる。
<携帯丸鋸10のベース13について>
携帯丸鋸10のベース13は、図1等に示すように、丸鋸本体部20を上面側で支持し、下面側が被加工材Wの表面に面接触可能に構成された長方形状の板状部材である。ベース13には、図8に示すように、丸鋸本体部20の鋸刃21及びセーフティカバー24fを下面側から突出させるための前後に長い開口部13kが形成されている。また、ベース13の上面側には、前端位置に傾斜角度調整機構50(後記する)の構成部材であるアンギュラープレート52が配置されている。アンギュラープレート52は、起立状態でベース13の前辺に平行に配置された略扇形の部材である。アンギュラープレート52は、図8に示すように、扇の要に相当する部分がベース13の左側に配置されており、その扇の要に相当する部分から左方向に張り出す位置に前端軸受部521が設けられている。アンギュラープレート52の前端軸受部521は、丸鋸本体部20が左右方向に傾斜する際の中心となる軸受であり、その前端軸受部521に軸心が前後方向に延びる軸受孔(符号省略)が形成されている。
アンギュラープレート52の後面側には、図3、及び図13〜図15に示すように、そのアンギュラープレート52と前後方向に重ねられた状態でアンギュラーガイド54が設けられている。アンギュラーガイド54は、傾斜角度調整機構50と切込み深さ調整機構40(後記する)との構成部材であり、そのアンギュラーガイド54の左下隅に設けられた回転中心軸54c(図13等参照)がアンギュラープレート52の軸受部521の軸受孔に通されて回動自在に支持されている。これにより、アンギュラーガイド54はアンギュラープレート52に沿って左右方向に回動が可能になる。また、アンギュラーガイド54の上部には、図15に示すように、平面コ字形の軸受部54jが形成されている。そして、アンギュラーガイド54の軸受部54jに丸鋸本体部20の前端部20fに左右方向に延びるように装着された連結ボルト41(後記する)が支持されている。即ち、丸鋸本体部20の前端部20fは、アンギュラーガイド54の軸受部54jに対して上下回動可能な状態で連結されている。
また、ベース13の後部には、図8に示すように、そのベース13の開口部13kの後端縁位置に、軸心が前後方向に延びるように形成された後端軸受部13jが設けられている。後端軸受部13jは、丸鋸本体部20の後部に連結されたデプスガイド43(後記する)を左右傾斜可能に支持する部分である。即ち、デプスガイド43には、下端位置に後方に突出する傾斜中心軸43cが設けられており、その傾斜中心軸43cが回転自在な状態でベース13の後端軸受部13jに連結されている。これにより、前記デプスガイド43は、傾斜中心軸43cを中心にして左右方向に回動(傾斜)が可能になる。
上記構成により、丸鋸本体部20は、前端部20fの連結ボルト41を中心に上下回動可能、かつ、アンギュラーガイド54、デプスガイド43を介して左右傾斜可能な状態でベース13の上面側に支持される。
<切込み深さ調整機構40について>
切込み深さ調整機構40は、丸鋸本体部20が前端部20f(連結ボルト41)を中心に上下回動する際の回動角度を調整することで、ベース13の下面から突出する鋸刃21の突出量を調整する機構である。切込み深さ調整機構40は、丸鋸本体部20の前端部20fを上下回動可能に支持するアンギュラーガイド54(軸受部54j)と、丸鋸本体部20が上下回動する際に、その丸鋸本体部20の後部をガイドする円弧状のデプスガイド43と、デプスガイド43に対する丸鋸本体部20の固定、固定解除を行なうガイドロック機構45(図4、図10参照)とを備えている。
丸鋸本体部20の前端部20fは、図15に示すように、固定カバー24から前方に張り出す部分であり、前記固定カバー24と一体成形されている。丸鋸本体部20の前端部20fには、左右方向に貫通する貫通孔20kが形成されている。そして、丸鋸本体部20の前端部20fがアンギュラーガイド54の平面コ字形の軸受部54jに嵌め込まれた状態で、前端部20fの貫通孔20kが軸受部54jの軸受孔と連続し、前記貫通孔20kと軸受部54jとに連結ボルト41が挿入される。これにより、丸鋸本体部20は、上記したように、連結ボルト41を中心にして上下回動が可能になる。
デプスガイド43は、図8、図9に示すように、丸鋸本体部20の後部を上下方向にガイドする円弧板状のガイド部43gと、ガイド部43gの下部から後方に延びる後直板部43bと、後直板部43bの後端位置から直角左に折り曲げられた固定板部43sとを備えている。そして、デプスガイド43の固定板部43sから前記傾斜中心軸43cが後方に突出するように形成されている。デプスガイド43のガイド部43gは、丸鋸本体部20が連結ボルト41の軸心回りに上下回動する際、丸鋸本体部20の後部の移動軌跡と等しい円弧状に形成されている。そして、ガイド部43gの幅方向中央には、同じく円弧形のガイド穴43zが形成されている。ガイド部43gのガイド穴43zは、デプスガイド43の後直板部43bの下端、及び傾斜中心軸43cの軸心よりも下方まで形成されている。
デプスガイド43は、そのデプスガイド43の下部の傾斜中心軸43cがベース13の後端軸受部13jに連結された状態で、上記したように、左右に傾斜可能な状態で前記ベース13に取付けられる。そして、デプスガイド43がベース13に取付けられた状態で、そのデプスガイド43のガイド部43gは、図3等に示すように、丸鋸本体部20のハンドル部230と固定カバー24の間でギヤハウジング22の表面に沿って起立するようになる。即ち、デプスガイド43のガイド部43gは、使用者が利き手(右手)でハンドル部230の把持部233を把持して、トリガスイッチ232を操作する際、指先が向く方向に配置される。
デプスガイド43のガイド部43gのガイド穴43zには、図9、図10に示すように、丸鋸本体部20の後部に設けられたガイドロック機構45の横軸451がガイド部43gと直角に挿通されている。ガイドロック機構45は、丸鋸本体部20の固定カバー24に形成されて、デプスガイド43のガイド部43gを左側から押えるホールド部450を備えている。そして、図10に示すように、前記ホールド部450の位置で前記横軸451の左端頭部が固定されている。また、ガイドロック機構45は、固定カバー24のホールド部450の反対側からデプスガイド43のガイド部43gを押える円筒部453を備えており、その円筒部453にガイド部43gのガイド穴43zを通過した横軸451が通されている。横軸451の右端部には雄ネジ451mが形成されており、この雄ネジ451mが円筒部453の右端部に設けられたナット部453nと螺合している。そして、円筒部453のナット部453nに操作レバー45y(図1、図3、図4参照)が固定されている。
これにより、操作レバー45yを利用してナット部453nを横軸451の雄ネジ451mに締め付けることで、デプスガイド43のガイド部43gを固定カバー24のホールド部450と円筒部453の軸端間で挟み、デプスガイド43に対して丸鋸本体部20の後部を固定することができる。また、操作レバー45yによりナット部453nを横軸451の雄ネジ451mから緩めることで、デプスガイド43に対する丸鋸本体部20の固定を解除することができる。この状態で、丸鋸本体部20に設けられたガイドロック機構45の横軸451をデプスガイド43のガイド部43gのガイド穴43zに沿って上下方向に移動させることができ、丸鋸本体部20を連結ボルト41の回りに上下回動させられるようになる。
即ち、図9に示すように、ガイドロック機構45の横軸451がデプスガイド43のガイド部43g(ガイド穴43z)の下端位置まで到達して丸鋸本体部20が連結ボルト41を中心に下限位置まで回動すると、ベース13の下面から突出する鋸刃21の突出量(切込み深さ)が最大になる。また、ガイドロック機構45の横軸451がデプスガイド43のガイド部43g(ガイド穴43z)の上端位置まで到達して丸鋸本体部20が連結ボルト41を中心に上限位置まで回動すると、ベース13の下面から突出する鋸刃21の突出量(切込み深さ)が最小になる。デプスガイド43のガイド部43gには、ガイド穴43zに沿って切込み深さを表す目盛表示が設けられている。
丸鋸本体部20が下限位置まで回動し、ガイドロック機構45の横軸451がデプスガイド43のガイド部43g(ガイド穴43z)の下端位置に到達すると(図9参照)、図3に示すように、デプスガイド43のガイド部43gの先端部(上端部)は、丸鋸本体部20に対して最も高く、かつ最も前側に配置される。しかし、上記したように、デプスガイド43のガイド部43gのガイド穴43zは、デプスガイド43の後直板部43bの下端、及び傾斜中心軸43cの軸心よりも下方まで形成されている。このため、前記ガイド穴43zの上限位置を極力低くでき、デプスガイド43のガイド部43gにおける上端部の高さを抑えることができる。さらに、デプスガイド43のガイド部43gの上端部は、ハンドル部230に設けられたトリガスイッチ232の指受け面232uよりも後方に配置される。詳しくは、トリガスイッチ232の指受け面232uの延長線とガイド面232gの延長線とが交差する頂点よりも後方に配置される。このため、デプスガイド43のガイド部43gがハンドル部230の近くに配置されても、トリガスイッチ232を操作する使用者の指がデプスガイド43に触れることはない。さらに、デプスガイド43のガイド部43gの上端部は、固定カバー24の外周面から突出しないように構成されている。
<傾斜角度調整機構50について>
傾斜角度調整機構50は、丸鋸本体部20の鋸刃21をベース13に対して直角位置と傾斜位置との間で調整可能な機構である。傾斜角度調整機構50は、上記したように、丸鋸本体部20の前部を支持するアンギュラープレート52とアンギュラーガイド54と、図11等に示すように、アンギュラープレート52とアンギュラーガイド54とを相対回動不能にロック可能な傾斜ロック機構56と、丸鋸本体部20の後部を支持するデプスガイド43とベース13の後端軸受部13jとから構成されている。
アンギュラープレート52には、外周縁に沿って前端軸受部521の軸受孔を中心とする円弧と重なる位置に円弧形のガイド穴523が形成されている。そして、アンギュラープレート52のガイド穴523にアンギュラーガイド54の回動自由端側に設けられた傾斜ロック機構56の横軸561が水平に通されている。アンギュラープレート52のガイド穴523から突出する横軸561の先端部には雄ネジ(図示省略)が形成されており、その雄ネジが操作レバー563に設けられたナット部564と螺合している。これにより、操作レバー563を起立位置まで右回動させてナット部564を横軸561の雄ネジに対して締め付けると、操作レバー563とアンギュラーガイド54間にアンギュラープレート52が挟まれて締められ、アンギュラープレート52とアンギュラーガイド54との相対回動が禁止される。また、操作レバー563を左回動させてナット部564を横軸561の雄ネジに対して緩めると、アンギュラープレート52とアンギュラーガイド54との相対回動が許容される。
アンギュラーガイド54の回動自由端側の下面には、図14に示すように、ベース13に設けられた角度調整ネジ13xの先端が当接するように構成されている。そして、角度調整ネジ13xにより、丸鋸本体部20の鋸刃21とベース13とが直角となるように調整可能に構成されている。そして、鋸刃21とベース13とが直角の状態で、図13に示すように、アンギュラーガイド54に設けられた傾斜ロック機構56の横軸561はアンギュラープレート52のガイド穴523の下端位置近傍に配置される。丸鋸本体部20の鋸刃21(鋸刃21の上半分側)をベース13に対して直角な状態(図11参照)から左方向に傾けると、アンギュラーガイド54に設けられた傾斜ロック機構56の横軸561はアンギュラープレート52のガイド穴523に沿って上方向に移動する。そして、図12に示すように、前記傾斜ロック機構56の横軸561がアンギュラープレート52のガイド穴523の上端位置に到達するまで、丸鋸本体部20の鋸刃21を左方向に傾けることが可能になる。
操作レバー563のナット部564が緩められた状態では、その操作レバー563は自重で下向きになる位置まで回動しようとする。しかし、傾斜ロック機構56の横軸561がアンギュラープレート52のガイド穴523の上端位置にある状態(図12参照)で操作レバー563が下向きになると、その操作レバー563の先端がベース13の上面に直角に当接することがある。この結果、丸鋸本体部20を左傾斜位置から直角位置まで戻す際、操作レバー563が突っ張って丸鋸本体部20の戻し操作が妨げられる。これを防止するため、ナット部564が緩められた状態でも操作レバー563が自重で下向きにならないように、アンギュラープレート52の前面には操作レバー563に当接するリブ522が形成されている。リブ522は、アンギュラープレート52のガイド穴523の下側で、ガイド穴523に沿って円弧形に形成されており、アンギュラープレート52の下部ではベース13の上面に沿って水平に形成されている。このため、丸鋸本体部20を左傾斜位置から直角位置まで戻す際、操作レバー563がリブ522によって下方から支えられるようになり、操作レバー563はベース13に対して常に傾斜した状態となる。この結果、丸鋸本体部20を左傾斜位置から直角位置まで戻す際、操作レバー563が突っ張ることがなくなる。
アンギュラープレート52の外周面には、ベース13に対する丸鋸本体部20の鋸刃21の傾斜角度を表示する目盛板525が設けられており、アンギュラーガイド54には、前記目盛板525の目盛表示を指し示す矢印54y(図13参照)が設けられている。アンギュラープレート52の目盛板525は、図13に示すように、アンギュラープレート52の外周面に形成された目盛板収納凹部527に収納されて、その目盛板525の下端部と上端部とがそれぞれアンギュラープレート52の締付ビス528(図11、図12参照)により目盛板収納凹部527の内壁に押圧される。これにより、目盛板525は、アンギュラープレート52の外周面の所定位置に固定される。目盛板525は、目盛板収納凹部527に対してアンギュラープレート52のガイド穴523に沿う方向に一定寸法(例えば、0.5mm程度)だけ微調整が可能なように構成されている。したがって、丸鋸本体部20の鋸刃21とベース13間の直角をベース13の角度調整ネジ13xで調整した状態で、アンギュラーガイド54の矢印54yが目盛板525の所定目盛表示を指し示すように、目盛板525の位置を目盛板収納凹部527内で微調整し、締付ビス528で固定することが可能になる。このため、丸鋸本体部20の鋸刃21とベース13間の直角をベース13の角度調整ネジ13xで調整した状態で、前記目盛板525の目盛表示とアンギュラーガイド54の矢印54yとが若干ずれた場合でも目盛板525を正しい位置に固定することができる。
<携帯丸鋸10の動作について>
携帯丸鋸10を使用する際には、用途に合わせて傾斜角度調整機構50によりベース13に対する丸鋸本体部20の鋸刃21の傾斜角度を調整する。即ち、傾斜角度調整機構50の傾斜ロック機構56の操作レバー563を緩め、図11、図12に示すように、アンギュラープレート52に対してアンギュラーガイド54を左右方向に相対回動させながらベース13に対して丸鋸本体部20の鋸刃21の傾斜角度を調整する。そして、アンギュラープレート52の目盛板525の目盛表示とアンギュラーガイド54の矢印54yとから丸鋸本体部20の鋸刃21の傾斜角度を合わせ、傾斜ロック機構56の操作レバー563を締め付ける。これにより、鋸刃21の傾斜角度の調整が終了する。
また、用途に合わせて切込み深さ調整機構40によりベース13の下面から突出する鋸刃21の突出量を調整する。即ち、切込み深さ調整機構40のガイドロック機構45の操作レバー45y(図1参照)を緩め、丸鋸本体部20を連結ボルト41の回りに上下回動させて、丸鋸本体部20のガイドロック機構45の横軸451をデプスガイド43のガイド部43g(ガイド穴43z)に沿って移動させる。そして、ベース13の下面から突出する鋸刃21の突出量をデプスガイド43のガイド部43gの目盛表示に基づいて調整した後、ガイドロック機構45の操作レバー45yを締め付ける。これにより、ベース13の下面からの鋸刃21の突出量(切込み深さ)の調整が終了する。
また、丸鋸本体部20のフック30のフック本体部31を固定側軸部32の軸心回りに約90°右回動させて、フック本体部31の中央軸部33をハンドル部230にフロントハンドル231fと起立部231との境界位置にある収納凹部231hに格納する。これにより、使用者が携帯丸鋸10を使用する際に、フック30が邪魔にならなくなる。
この状態で、利き手によりハンドル部230の把持部233を握り、トリガスイッチ232を引き操作することで、モータ20mを起動させて鋸刃21を回転させることができる。そして、携帯丸鋸10のベース13の下面を被加工材Wの表面に面接触させて、携帯丸鋸10を前方に移動させることで、ベース13の下面から突出した鋸刃21で被加工材Wを切断等することができる。このとき、切断粉が上方に舞い上がった場合でも、ハンドル部230の基台部234には左右方向に張り出すように遮蔽板部240が設けられているため、この遮蔽板部240によって使用者側に舞い上がる切断粉を抑制できる。そして、遮蔽板部240の上面側に表示部244xが設けられているため、舞い上がった切断粉で表示部244xが見え難くなることがない。さらに、モータ20mのファン20mfにより圧送された空気が遮蔽板部240内を流れるため、その遮蔽板部240に収納されたコントローラ242の冷却を良好に行なえるようになる。
<本実施形態に係る携帯丸鋸10の長所について>
本実施形態に係る携帯丸鋸10によると、表示部244xとベース13間には、表示部244xに沿う方向に張り出して被加工材Wの切断粉を遮る遮蔽板部240が設けられている。このため、被加工材Wを切断する際に生じた切断粉は遮蔽板部240に遮られて表示部244xよりも上方に飛ばされ難くなる。したがって、切断粉が表示部244xに掛かり難くなり、被加工材Wの切断作業中に切断粉により表示部244xが見え難くなるのを防止できる。
また、遮蔽板部240内にコントローラ242を収納する構成のため、コントローラ242を収納するのに必要なスペースを切断粉の遮蔽用に有効利用できる。
また、表示部244xは、遮蔽板部240の上面に取付けられているため、表示部244xとコントローラ242間の配線を省略し、又は短くできる。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、遮蔽板部240の上面に表示部244xを一体で設ける例を示した。しかし、例えば、遮蔽板部240の上側に表示部244xを別体で設けることも可能である。
また、本実施形態では、コントローラ242を遮蔽板部240内に収納する例を示した。しかし、コントローラ242を、例えば、ハンドル部230のバッテリ連結部235等に収納することも可能である。
また、本実施形態では、携帯型切断機の一例として携帯丸鋸10を例示したが、携帯丸鋸10以外にもルータ、あるいはトリマ等に本発明を適用することも可能である。
なお、特許請求の範囲に記載されていない発明であって、実施形態に記載されている発明を以下に列記する。
<発明1>
回転刃と、前記回転刃を回転させるモータとを備える切断機本体部と、その切断機本体部を上面側で支持し、下面側が被加工材の表面に面接触可能な構成のベースと、前記回転刃を前記ベースに対して直角位置と傾斜位置との間で調整可能な傾斜角度調整機構とを有する携帯型切断機であって、
前記傾斜角度調整機構は、前記ベース上に起立状態で配置されるアンギュラープレートと、前記切断機本体部に固定されており、前記アンギュラープレートに重ねられた状態で相対回動可能に連結されたアンギュラーガイドと、アンギュラープレートとアンギュラーガイドとを相対回動不能にロック可能な傾斜ロック機構と、前記傾斜ロック機構のロック操作、及びロック解除操作を行うための操作レバーとを備えており、
ロック解除操作後の操作レバーは、前記回転刃が前記傾斜位置から直角位置まで戻される過程で、前記ベースの上面に対して直角にならないように構成されていることを特徴とする携帯型切断機。
これにより、ロック解除操作後の操作レバーが回転刃を傾斜位置から直角位置まで戻す操作を妨げることがない。
<発明2>
発明1の携帯型切断機であって、
前記ベース、あるいはアンギュラープレートには、操作レバーに当接してその操作レバーが前記ベースの上面に対して直角にならないようにする当接部材が設けられていることを特徴とする携帯型切断機。
<発明3>
発明1又は発明2の携帯型切断機であって、
当接部材はアンギュラープレートの前面に設けられていることを特徴とする携帯型切断機。
<発明4>
発明1〜発明3の携帯型切断機であって、
当接部材は、リブ状に形成されていることを特徴とする携帯型切断機。
<発明5>
発明4の携帯型切断機であって、
当接部材の全部又は一部は、円弧状であることを特徴とする携帯型切断機。
<発明6>
発明4の携帯型切断機であって、
当接部材の全部又は一部は、直線状であることを特徴とする携帯型切断機。
<発明7>
回転刃と、前記回転刃を回転させるモータとを備える切断機本体部と、その切断機本体部を上面側で支持し、下面側が被加工材の表面に面接触可能な構成のベースと、前記回転刃を前記ベースに対して直角位置と傾斜位置との間で調整可能な傾斜角度調整機構とを有する携帯型切断機であって、
前記傾斜角度調整機構は、前記ベース上に起立状態で配置されるアンギュラープレートと、前記切断機本体部に固定されており、前記アンギュラープレートに重ねられた状態で相対回動可能に連結されたアンギュラーガイドと、アンギュラープレートとアンギュラーガイドとを相対回動不能にロック可能な傾斜ロック機構と、前記傾斜ロック機構のロック操作、及びロック解除操作を行うための操作レバーとを備えており、
アンギュラープレートとアンギュラーガイド間には、前記回転刃の傾斜角度を表す目盛と矢印とが設けられており、前記傾斜ロック機構がロック状態で目盛の位置調整が可能なように構成されていることを特徴とする携帯型切断機。
目盛を位置調整することで、回転刃の傾斜角度を高精度に視認できるようになる。
<発明8>
発明7の携帯型切断機であって、
アンギュラーガイドに矢印が設けられており、アンギュラープレートに目盛が設けられていることを特徴とする携帯型切断機。
<発明9>
発明8の携帯型切断機であって、
アンギュラープレートの円弧状に形成された上面に円弧状に形成された目盛が設けられていることを特徴とする携帯型切断機。
13・・・・ベース
20m・・・モータ
20・・・・丸鋸本体部(切断機本体部)
20g・・・減速機構
21・・・・鋸刃(回転刃)
230・・・ハンドル部
240・・・遮蔽板部
242・・・コントローラ
244x・・・表示部

Claims (4)

  1. 回転刃と、その回転刃を回転させるモータと、前記モータを駆動させるコントローラと、前記回転刃を収納する固定カバーと、前記モータを収納するモータハウジングと、を備える切断機本体部と、その切断機本体部を上面側で支持し、下面側が被加工材の表面に面接触可能な構成のベースとを有する携帯型切断機であって、
    前記切断機本体部に設けられており、その切断機本体部の情報を表示する表示部と、
    前記切断機本体部に設けられており、使用者が把持するハンドル部と、
    前記ハンドル部の下部を構成しており、前記モータハウジングの後面に固定されて後方に延びる基台部と、
    前記ハンドル部の基台部に対して左右方向に張り出した状態で、その基台部に設けられて前記表示部と前記ベース間に配置されており、前記表示部に沿う方向に張り出して、前記固定カバーの前記モータハウジング側の側方を上方に吹き上げる前記被加工材の切断粉を遮る遮蔽板部と、
    を有することを特徴とする携帯型切断機。
  2. 請求項1に記載された携帯型切断機であって、
    前記遮蔽板部内には、前記コントローラが収納されていることを特徴とする携帯型切断機。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された携帯型切断機であって、
    前記遮蔽板部は、前記表示部に対して平行に設けられていることを特徴とする携帯型切断機。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載された携帯型切断機であって、
    前記表示部は、前記遮蔽板部の上面に取付けられていることを特徴とする携帯型切断機。
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