JP2007054912A - ワーク加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加工具を駆動する駆動手段であるモータがフリーランを生じさせず、加工具の周囲にカバーを設けたり、シャッターを開くタイミングをモータの停止よりも遅らせないようにできるワーク加工装置を提供する。
【解決手段】 基台21と、基台21に設けられたワーク保持手段26と、研削工具等の加工具22とを具備し、加工具22を回転駆動してワーク保持手段26に保持されたワークを加工するワーク加工装置20において、加工具22を回転駆動する駆動手段としてサーボモータ28を具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ワークの被加工面に接してワークを研削する加工具を具備するワーク加工装置に関する。
鋳物の場合、湯口やバリを除去するバリ取り加工が不可欠であり、このようなバリを自動研削するバリ取り装置が種々開発されてきている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、従来からのバリ取り装置について説明する。
バリ取り装置は、バリ取りの対象となる被加工物を保持するワーク保持手段と、円盤状の研削砥石が設けられた加工手段とを具備している。
ワーク保持手段は、複数本のアームが互いに水平面内で回動可能に連結されており、加工手段に対して、保持している被加工物の被加工面を研削砥石に向けさせて、被加工物の所定の部位を予め設定された順序で研削するように被加工物を移動させる。
また、加工手段は、モータの回転軸に円盤状の回転砥石が取り付けてなり、モータの駆動によって砥石を回転駆動させる。また、ここでは工作機械等に通常用いられる汎用モータ(ACモータ等)を採用していた。
特開平11−254286号公報
従来のワーク加工装置においては、加工具を駆動するためのモータとしては、汎用モータを用いることが一般的であった。
しかし、従来の汎用モータでは、加工が終了して電源がオフになったとしても惰性でモータは少しの間回り続けてしまう(いわゆるフリーラン)。このフリーランの際には、加工具も一緒に回り続けるので、作業者が電源をオフにしたからといって容易に近づいたりするのは危険である。そこで、加工具の周囲には作業者が加工具に触れないようにカバーを設ける必要があり、構造が複雑化し且つ部品点数の増加等に伴ってコストが上昇しているという課題があった。
また、このようなワーク加工装置は、加工具の周囲にカバーを設けるだけでなく、研削した粉塵がまき散らさないように、装置全体がカバーで覆われている。ただし、被加工物のセットや取り外しを行なうために、装置正面にはシャッターが設けられ、加工具が動作していない時のみシャッターが開くように制御される。
しかし、フリーランが生じる汎用モータで加工具を駆動させていると、危険防止のため、モータの電源をオフにしてからフリーランが終わるまでにシャッターを開けることができず、モータ電源のオン−オフとシャッターの開閉動作とを連動させることができないので、迅速な作業が行えないという課題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、加工具を駆動する駆動手段であるモータがフリーランを生じさせず、加工具の周囲にカバーを設けたり、シャッターを開くタイミングをモータの停止よりも遅らせないようにできるワーク加工装置を提供することにある。
本発明にかかるワーク加工装置によれば、基台と、該基台に設けられたワーク保持手段と、研削工具等の加工具とを具備し、該加工具を回転駆動してワーク保持手段に保持されたワークを加工するワーク加工装置において、前記加工具を回転駆動する駆動手段としてサーボモータを具備することを特徴としている。
この構成のようにサーボモータを用いることでフリーランがなくなり、回転駆動はモータへの電源をオフしたと同時に停止させることができる。このため、危険防止のため加工具の周囲に保護用のカバーを設ける必要がなくなる。そして、モータへの電源をオフしたと同時にシャッターを開くこともできる。さらにサーボモータでは回転数が一定となるように制御されるので、トルクも一定となり、加工時の加工能力が上がる。また、前記サーボモータの減速時には回生エネルギーを蓄積させることもできるようになる。
また、前記加工具は、円盤状をなし、その端縁が前記ワークに当接してワークを研削する研削工具であって、取り付け部材を介してサーボモータの回転軸に取り付けられ、該取り付け部材は、サーボモータの回転軸に、該回転軸に対して回転不能に装着され、前記研削工具が、前記取り付け部材に、サーボモータの回転軸線上とは外れた位置の複数のボルトにより取り付けられることを特徴としてもよい。
すなわち、従来の汎用モータであれば、回転の停止時にはフリーランによりしばらく惰性で同じ方向に回り、徐々に回転が停止していくものであった。したがって、従来の研削工具と回転軸の取り付けは、図6に示すような構造によるものが採用されていた。この従来の取り付け構造によれば、研削工具10の中心には、モータの回転軸11の先端部11aを貫通させて突出させる取り付け用穴12が形成されており、この取り付け用穴12にモータの回転軸11の先端部11aを挿入して貫通させる。モータの回転軸11の先端部11aにはネジ溝が形成されており、この先端部11aのネジ溝に噛み合うネジ溝が内壁面に形成された取り付け用キャップ14が、回転軸11の先端部11aに螺合される。取り付け用キャップ14が回転軸11の先端部11aに螺合して締付けられると、研削工具10の一方の面の端部15は、回転軸11に形成された段部16に当接し、研削工具10が回転軸11に固定される。
しかしながら、サーボモータを採用した構成において、上述したような回転軸11と研削工具10とを直接取り付ける従来の取り付け構造を採用すると、サーボモータは急激な停止が可能であるため、停止時の反動が大きく、ネジ溝同士を螺合させて回転軸11に取り付けている取り付け用キャップ14が緩んでしまうおそれがあるという課題があった。
そこで、上述したように、研削工具は取り付け部材に対して回転軸の回転中心から外れた位置に設けられたボルトで固定される構成を採用することで、停止時の反動があっても回転軸の研削工具への取り付けが緩んでしまうことがなく、安全性を高めることができる。さらに、安全性を高めると同時に、研削工具の一方の面には回転軸の取り付けに伴う取り付け用キャップ等の突出物を設けなくともよくなったので、加工中に被加工物へ取り付け用キャップが当接してしまうなどの弊害を防止することができ、加工時における研削工具の位置の調整等を細かく設定しなくともよくなった。
また、前記取り付け部材には、前記回転軸の先端部が挿入される固定穴が形成され、該固定穴は、挿入方向に向かうにしたがって徐々に小径となるテーパ状に形成され、前記固定穴内に挿入される前記サーボモータの回転軸は、先端部に向かうにしたがって徐々に小径となるテーパ状に形成され、前記挿入穴の内壁面と前記回転軸の外壁面には、互いに係合可能な溝部と突条とが形成されていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、モータの停止時の反動によっても回転軸と研削工具との取り付けが緩んでしまうことがなく、また回転軸への研削工具の取り付けも容易に行なうことができる。
さらに、前記研削工具を前記取り付け部材へ取り付ける複数のボルトの端部が、前記研削工具の前記取り付け部材への取付面とは反対側の面には突出しないように設けられていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、加工中に被加工物へボルトの端部が当接してしまうなどの弊害を防止することができ、加工時における研削工具の位置の調整等を細かく設定しなくともよい。
本発明にかかるワーク加工装置によれば、危険防止のため加工具の周囲に保護用のカバーを設ける必要がなくなる。そして、モータへの電源をオフしたと同時にシャッターを開くこともできる。さらにサーボモータでは回転数が一定となるように制御されるので、トルクも一定となり、加工時の加工能力が上がる。また、前記サーボモータの減速時には回生エネルギーを蓄積させることもできるようになる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
ワーク加工装置の一例として鋳物のバリを取るバリ取り装置について説明する。
バリ取り装置の第1の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図1はバリ取り装置の平面図、図2は正面図、図3は側面図である。
このバリ取り装置20は、大型の円盤状の加工具である研削工具22と、研削工具22よりも小型に設けられた加工具である研削工具24と、鋳物であるワーク(図示せず)を保持するワーク保持手段26とが、基台21に設けられている。
研削工具22は、サーボモータ28の回転軸23に取り付けられており、サーボモータ28によって回転駆動する。
サーボモータ28は、回動部材30によって基台21に取り付けられている。回動部材30は、基台21に対して水平方向に延びる回動軸32によって、鉛直面内で回動可能となっている。回動軸32にはモータ34が接続されている。
モータ34が駆動することにより、回動部材30が回動軸32を中心に回動し、研削工具22とモータ28は、図2の矢印A方向に示すように、回動軸32を中心に鉛直面内で回動する。
このため、研削工具22の円盤面を、鉛直方向から水平方向にかけての好適な角度でワークに当接させることができる。
なお、研削工具22の周囲には、カバーが設けられていない。
従来の装置においては、研削工具22を駆動するモータ28が汎用モータであったため、研削工具22の回転を停止させる場合でも、フリーランによって操作者がモータ28をオフにした後、しばらく研削工具22が回り続けていた。したがって、モータ28をオフにした操作者が研削工具22が停止したものと思いこんですぐに手を出した場合に非常に危険であった。そこで、従来は研削工具の端面の刃に触れないように、研削工具にはカバーが設けられていた。
しかし、本発明のように、研削工具22を駆動するモータとしてサーボモータ28を採用することで、サーボモータ28をオフするとフリーランが無く、すぐに停止するので操作者がサーボモータ28をオフにしてからすぐに手を出しても危険性は無い。そこで、研削工具22の周囲にカバーを設けなくともよい構成となったのである。
一方、小型の研削工具24も、サーボモータ36の回転軸29に取り付けられている。このため、研削工具22は、サーボモータ36によって回転駆動する。
サーボモータ36は、アーム38によってサーボモータ28の回転軸23のカバー部分外周に、サーボモータ28の回転軸23を中心として回動可能に取り付けられている。アーム38は、シリンダー40のロッド40aが接続されており、シリンダー40のロッド40aの突出入動作によりサーボモータ28の回転軸23を中心に回動する(図1の矢印B方向)。
研削工具24を、サーボモータ28の回転軸23のカバー部分の外周に取り付けるようにしたので、研削工具24は研削工具22と共に回動部材30の回動によって回動軸32を中心にして回動し(図2の矢印A方向)、且つ図1および図3の矢印B方向にサーボモータ28の回転軸23を中心にして回動する。
このため、研削工具24は、ワークの様々な部位に当接するように移動することができ、ワークの細かい構造部分や、孔内など研削工具22では研削できない部位や、孔内などを良好に研削できる。
しかも、このように研削工具24を移動させる手段が研削工具22の回動手段と共通に用いられており、装置の小型化を図ることができる。
また、モータ36の回転軸29が鉛直方向を向いている際には、研削工具24は、この回転軸29を中心にして回動するのでワークを加工する加工位置と、基台21方向の待機位置との間を移動可能となっている。
このため、ワークの着脱時などにおいて研削工具24が邪魔にならないようにすることができる。
ワーク保持手段26は、ワークを回転可能に載置する下側挟持部44と、ワークを下側挟持部44との間で上下にワークを挟み込んで支持する上側挟持部46とを具備している。このようなワーク保持手段26は、関節部分で連結された2本のアームである基部側アーク48と、先端側アーム49とから構成されている。
基部側アーム48は、基台21に一体的に取り付けられ、基台の前方側で水平面内で回動可能に設けられている。
すなわち、基部側アーム48の基部は、モータ45の回動軸(図示せず)に取り付けられている。このため、基部側アーム48は、モータ45の駆動により回動軸を中心として水平面内で回動する。
また、モータ45は支持部53を介して上下動機構54に取り付けられている。
上下動機構54は、図示しないボールネジ等が駆動することによってガイドに沿って支持部53を上下動させる。支持部53の上下動によって、基部側アーム48が上下動し、ワーク保持手段26が保持しているワークを上下動させることができる。
また、基部側アーム48の先端下面側には、モータ42が取り付けられ、このモータ42の回転軸(図示せず)が、基部側アーム48を貫通して先端側アーム49に固定されている。このため、先端側アーム49はモータ42の駆動により水平面内で回動する。
先端側アーム49の先端に、下側挟持部44が設けられており、下側挟持部44の下面にはモータ57が設けられている。
モータ57の回転軸(図示せず)は下側挟持部44に取り付けられており、モータ57の駆動によってワークを水平面内で回転できるように下側挟持部44を回転させる。
また、上側挟持部46は、回動桿59の先端に取り付けられている。回動桿59の基部はリンク部33に揺動自在に取り付けられている。
リンク部33の上端部には、シリンダ60のロッド60aが取り付けられており、シリンダ60のロッド60aの突出入動作によって、上側挟持部46は上下動する。上側挟持部46の上下動により、上側挟持部46と下側挟持部44との間で保持されるワークの着脱が可能となる。
次に、図4に基づいて、大径の研削工具22のサーボモータ28の回転軸23への取り付け構造について説明する。
サーボモータ28の回転軸23は、外周をカバー55で覆われており、カバー55の内壁面に設けられた複数の軸受62に回転可能に保持されている。保持された回転軸23の先端部23aは、カバー55から突出して設けられており、このカバー55から突出した先端部23aに研削工具22が取り付けられる。
回転軸23の先端部23aには、研削工具22を取り付けるための取り付け部材61が設けられている。
取り付け部材61は、回転軸23の先端部23aの周囲に複数のネジ穴64が形成されたフランジ状に設けられている。このように、各ネジ穴64は、回転軸23の軸線上からは外れた位置にそれぞれ設けられている。
また取り付け部材61は、通常は着脱を行なわないように回転軸23に強固に固定される。
取り付け部材61に設けられた複数のネジ穴64には、研削工具22を固定するためのボルト66が螺合する。また、研削工具22にも、取り付け部材に設けられた各ネジ穴64に対応する位置に、ボルト66の頭部を収納する収納穴67が形成されており、ボルト66の頭部は、研削工具の他方の面側に突出しないように設けられている。
研削工具22の着脱は、ボルト66を緩めて取り外すことによって、取り付け部材61から取り外される。
続いて、取り付け部材61の回転軸23の先端部23aへの取り付けについて説明する。
取り付け部材61には、中心部分に回転軸23の先端部23aを挿入させるための挿入穴68が形成されている。挿入穴68は、挿入方向である研削工具22側(研削工具22の他方の面側)に向けて徐々に小径となるようなテーパ状に形成されている。挿入穴68は、取り付け部材61の研削工具22側に貫通して形成されている。挿入穴68に挿入される回転軸23の先端部23aも先端方向(研削工具の他方の面側)に向けて徐々に小径となるようなテーパ状に設けられている。
取り付け部材61の挿入穴68の内壁面には、穴の中心に向かって突出した突条70が設けられている。また、回転軸23の先端部23aには、挿入穴68に設けられた突条70を挿入可能な凹溝72が形成されている。凹溝72の溝幅は突条70の幅より若干広く形成されているが、凹溝72に突条70が挿入された場合には、取り付け部材61と回転軸23とが抜けにくくなるように突条70が凹溝72に圧入される。
このような突条70と凹溝72をそれぞれ複数設けるようにすると、さらに回転軸23が取り付け部材61から抜けにくくなるので好適である。
取り付け部材61の研削工具22側の中央には凹部73が形成されており、回転軸23の先端部23aを取り付け部材61の挿入穴68に挿入すると、回転軸23の先端部23aは挿入穴68の研削工具22側から突出し、且つ凹部73から外部へ突出しない程度の位置に配される。
また、回転軸23の先端部23aにおいて、取り付け部材61の凹部73内に突出する部位にはネジ溝が形成されている。
回転軸23の先端部23aのネジ溝に螺合するように、内壁面にネジ溝が形成されたキャップ76が、回転軸23の先端部23aに螺合して取り付けられる。キャップ76は、取り付け部材61の凹部73内に配置されて、研削工具22の他方の面よりも突出しないように設けられる。
キャップ76は、回転軸23と取り付け部材61とを固定するための機能よりも、むしろ抜け止めとしての機能が優先している。
なお、バリ取り装置は、図1〜図3に示すように、周囲全体がカバー74によって覆われている。これは作業時に発生する切子等を周囲にまき散らさないようにするためである。カバー74の一部は、カバー74の外側からでも作業工程を観察することができるように透明に設けられている。
カバー74の正面には、開閉可能なシャッター79が設けられている(図1参照)。シャッター79が開状態となった場合には、ワーク保持手段26および研削工具22,24があらわになり、ワークの着脱や研削工具22,24の交換等を行なうことができる。
バリ取り装置20は、研削動作終了後、サーボモータ28,36をオフさせると同時に、シャッター79を開けることができる。
すなわち、研削工具22,24はサーボモータ28,36によって回転駆動させているが、サーボモータはフリーランが生じないため、サーボモータをオフにした後は即座にシャッターを開けて操作者が近づいても危険性が低い。
次に、図5に基づいてサーボモータ28,36の制御回路を説明する。
本実施形態のサーボモータ28,36としてはACサーボモータを採用している。ACサーボモータはブラシレスとなる構造とすることができるのでメンテナンスが容易となり、また高速で高トルクを得ることができる。
サーボモータ28,36には、サーボモータ28,36の回転を制御するサーボ制御回路80が接続されており、サーボ制御回路80にはモータ駆動用の電源を供給する電源装置82が接続されている。電源装置82には、三相交流200Vが入力され、サーボ制御回路80へ供給するサーボモータ用の電源だけでなく、そのほかにワーク加工装置20内で必要な電源を生成している。
本実施形態のサーボ制御回路80は、速度制御可能に設けられており、サーボモータ28,36に設けられたエンコーダ83からフィードバック信号aが入力される。サーボ制御回路80では、フィードバック信号に基づいて、一定速度で回転するようにサーボモータ28,36を制御するドライブ回路84が設けられている。ドライブ回路84は複数のトランジスタがブリッジ接続されて成り、サーボモータ28,36へ出力する電流をスイッチング制御している。
また、サーボ制御回路80内には、回生処理回路85が設けられている。回生処理回路85は、サーボモータ28,36の減速時において生じる回生電圧を、抵抗で熱に変換して消費するように設けられている。ただし、回生電圧は、単に抵抗で消費するだけでなく、蓄電器を設けて充電するようにしてもよい。
なお、上述してきた実施形態では、大小2つの研削工具を用いてワークを加工する装置について説明した。しかし、本発明としてはこのような形態に限定されるものではなく、1つの研削工具しか設けていないワーク加工装置であってもよい。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
ワーク加工装置の平面図である。 ワーク加工装置の正面図である。 ワーク加工装置の側面図である。 研削工具とサーボモータの回転軸との取り付け構造を示す断面図である。 サーボモータの制御系について示すブロック図である。 従来の研削工具とサーボモータの回転軸との取り付け構造を示す説明図である。
符号の説明
20 ワーク加工装置
21 基台
22 研削工具
23 回転軸
23a 先端部
24 研削工具
26 ワーク保持手段
28 サーボモータ
29 回転軸
30 回動部材
32 回動軸
33 リンク部
34 モータ
36 サーボモータ
38 アーム
40 シリンダー
40a ロッド
42 モータ
44 下側挟持部
45 モータ
46 上側挟持部
48 基部側アーム
49 先端側アーム
53 支持部
54 上下動機構
55 カバー
57 モータ
59 回動桿
60 シリンダ
60a ロッド
61 取り付け部材
62 軸受
64 ネジ穴
66 ボルト
67 収納穴
68 挿入穴
70 突条
72 凹溝
73 凹部
74 カバー
76 キャップ
79 シャッター
80 サーボ制御回路
82 電源装置
83 エンコーダ
84 ドライブ回路
85 回生処理回路

Claims (4)

  1. 基台と、該基台に設けられたワーク保持手段と、研削工具等の加工具とを具備し、該加工具を回転駆動してワーク保持手段に保持されたワークを加工するワーク加工装置において、
    前記加工具を回転駆動する駆動手段としてサーボモータを具備することを特徴とするワーク加工装置。
  2. 前記加工具は、円盤状をなし、その端縁が前記ワークに当接してワークを研削する研削工具であって、取り付け部材を介してサーボモータの回転軸に取り付けられ、
    該取り付け部材は、サーボモータの回転軸に、該回転軸に対して回転不能に装着され、
    前記研削工具が、前記取り付け部材に、サーボモータの回転軸線上とは外れた位置の複数のボルトにより取り付けられることを特徴とする請求項1記載のワーク加工装置。
  3. 前記取り付け部材には、前記回転軸の先端部が挿入される固定穴が形成され、
    該固定穴は、挿入方向に向かうにしたがって徐々に小径となるテーパ状に形成され、
    前記固定穴内に挿入される前記サーボモータの回転軸は、先端部に向かうにしたがって徐々に小径となるテーパ状に形成され、
    前記挿入穴の内壁面と前記回転軸の外壁面には、互いに係合可能な溝部と突条とが形成されていることを特徴とする請求項2記載のワーク加工装置。
  4. 前記研削工具を前記取り付け部材へ取り付ける複数のボルトの端部が、前記研削工具の前記取り付け部材への取付面とは反対側の面には突出しないように設けられていることを特徴とする請求項2または3記載のワーク加工装置。
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