JP6208942B2 - プロジェクター - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクターに関する。
プロジェクターでは、光源からの光で空間光変調器を均一に照明するためにロッドインテグレータが用いられる。光源としては、LEDなどの面光源が利用されるようになってきた。特許文献1、2には、LEDおよびロッドインテグレータを有する装置が記載されている。特許文献1に記載された装置では、ロッドインテグレータの入射面の大きさとLEDの発光面の大きさとが同一である。特許文献2に記載された装置では、LEDからの光をロッドインテグレータの入射面でできるだけ多く取込むために、ロッドインテグレータの入射面の大きさがLEDの発光面の大きさよりも大きくされている。
特開2006−220911号公報 特開2004−93623号公報
しかしながら、特許文献1に記載された装置では、LEDとロッドインテグレータとが光軸に垂直な方向に関してずれているとLEDからの光の取込量が減少するため、高い精度での位置合わせが必要である。
特許文献2に記載された装置でも、LEDとロッドインテグレータとを高い精度で位置合わせする必要がある。特許文献2に記載された装置ではLEDとロッドインテグレータを同一の部材で保持するなどして位置合わせの精度を高くしているが、保持部材の加工精度を高くする必要があるためコスト増につながる。また、同一の部材でLEDとロッドインテグレータを保持する場合にはLEDの交換時にロッドインテグレータも取り外す必要があるなど、交換に手間がかかってしまう。
本発明は、面光源とロッドインテグレータとの位置合わせに要求される精度を低くすることを目的とする。
本発明の1つの側面は、面光源と、空間光変調器と、前記面光源からの光を受けて前記空間光変調器を照明する照明系と、前記空間光変調器からの光による像を形成する投影レンズとを有するプロジェクターに係り、前記面光源は、発光素子の発光領域または前記発光領域の像であり、前記照明系は、ロッドインテグレータを含み、前記ロッドインテグレータは、その入射面が前記面光源に直接に面するように配置され、前記ロッドインテグレータの入射面の大きさは、前記面光源の大きさより小さ前記ロッドインテグレータの入射面は矩形であり、前記面光源と前記入射面との間の空気換算距離が前記入射面の短辺の1/2以下である
本発明によれば、面光源とロッドインテグレータとの位置合わせに要求される精度を低くすることができる。
第1実施形態のプロジェクターの概略構成を示す図。 第1実施形態を説明するための図。 第1実施形態を説明するための図。 第1実施形態を説明するための図。 第1実施形態の変形例を示す図。 第1実施形態の変形例を示す図。 第2実施形態のプロジェクターの概略構成を示す図。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図1には、本発明の第1実施形態のプロジェクター100の概略構成が示されている。プロジェクター100は、面光源102と、空間光変調器106と、面光源102からの光を受けて空間光変調器106を照明する照明系150と、空間光変調器106からの光による像をスクリーンに形成する投影レンズ107とを備えうる。
面光源102は、例えば、LEDなどの発光素子101の発光領域でありうるが、該発光領域の像であってもよい。該発光領域の像は、発光素子101の発光領域(物体面)と共役な位置(像面)に不図示の光学系によって形成されうる。面光源102の形状は、例えば矩形である。空間光変調器106は、例えば、DMD(Digital Mirror Device)などのデバイスでありうる。
照明系150は、ロッドインテグレータ103と、リレーレンズ104とを含みうる。ロッドインテグレータ103は、入射面1031および出射面1032を有する直方体形状の光学部材でありうる。あるいは、ロッドインテグレータ103の入射面1031は、矩形でありうる。ロッドインテグレータ103は、入射面1031が面光源102に対向するように配置されている。ロッドインテグレータ103は、面光源102から放射された光を入射面1031で受けて、その光をロッドインテグレータ103の側面で複数回にわって反射させることによって、出射面1032に均一化された照度分布を形成する。
ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさは、面光源102の大きさより小さい。換言すると、ロッドインテグレータ103の入射面1031は、面光源102(発光素子101の発光領域又はその像)の外縁の内側に収まる形状及び寸法を有する。リレーレンズ104は、ロッドインテグレータ103の出射面からの光によって空間光変調器106を照明する。投影レンズ107は、空間光変調器106からの光による像をスクリーンに投影する。
プロジェクター100は、TIR(Total Internal Reflection)プリズム105を備えてもよい。TIRプリズム105は、2つの三角柱プリズムを微小な空気間隔を有した状態で接着して構成されるプリズムであり、リレーレンズ104からの光を透過させ、空間光変調器106で反射した光を2つの三角柱プリズムの境界面で反射させる。
第1実施形態における1つの設計例である第1設計例では、面光源102の大きさは4×3mmである。また、ロッドインテグレータ103は直方体形状を有し、ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさは3.6×2.7mmであり、ロッドインテグレータ103の長さ(入射面1031と出射面1032との距離)は20mmである。また、空間光変調器106の大きさは11.2×8.4mmであり、投影レンズ107の物体側のFナンバーは2.4である。
図2に例示されるように、第1実施形態では、ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさは、面光源102の大きさよりも小さい。そのため、面光源102とロッドインテグレータ103とが光軸AXと垂直な方向に関して相対的にずれたとしても、ロッドインテグレータ103の入射面1031が面光源102の大きさの範囲内(図2に矢印で示されている。)であれば、ロッドインテグレータ103による面光源102からの光の取込量の減少は小さい。したがって、光軸AXに垂直な方向に関して面光源102とロッドインテグレータ103との間に要求される位置合わせ精度が低くなる。これにより、例えば、面光源102とロッドインテグレータ103との保持部材を高精度で加工しなくてよいため、コストを下げることができる。また、故障等により面光源102を交換する際に要求される面光源102の取り付け精度が低いため、交換が容易となる。
ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさが面光源102の大きさよりも小さい場合、ロッドインテグレータの入射面の大きさが面光源の大きさ以上である場合に比べると、ロッドインテグレータ103が面光源102から取り込める光量は少ない。
しかしながら、ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさが小さいと、面光源102からの光の取込角度が小さく、ロッドインテグレータ103の出射面1032からの光の放射立体角が小さい。また、エタンデュ保存則より、光束の断面積と放射立体角との積が保存されることから、ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさが小さいと、それに応じて空間光変調器106とロッドインテグレータ103の入射面1031との面積比が大きくなる。よって、ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさが小さいと、空間光変調器106に入射する立体角が小さくなる。以上より、第1実施形態では、ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさが面光源102の大きさ以上である場合と比べて、空間光変調器106に入射する光の立体角が小さくなる。投影レンズ107で取り込むことができる光の立体角は、投影レンズ107の物体側のFナンバーで決まるので、空間光変調器106に入射する光の立体角が小さい方が投影レンズ107で取り込める光量が多くなる。
以上の関係が図3に示されている。図3の横軸は直方体形状のロッドインテグレータ103の入射面1031の長辺の長さであり、縦軸は光の取込効率である。図3には、ロッドインテグレータ103の入射面1031の長辺を変化させたときのロッドインテグレータ103による面光源102からの光の取込効率(「面光源からの取込効率」)が示されている。図3には、また、投影レンズ107によるロッドインテグレータ103からの光の取込効率(「投影レンズの取込効率」)が示されている。図3には、また、全系の照明効率(「面光源からの取込効率」×「投影レンズの取込効率」)が示されている。図3から分かるようにロッドインテグレータ103の入射面1031の長辺の長さを短くすると、ロッドインテグレータ103による面光源102からの光の取込効率は減少するが、投影レンズ107によるロッドインテグレータ103からの光の取込効率は増加する。その結果、ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさを面光源102の大きさよりも小さくしたときに、全系の照明効率が最大となる。
このように、ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさを面光源102の大きさよりも小さくすることで、投影レンズ107での取込効率を増加させ、これによって全系の照明効率を高くすることができる。
図3に示す例において、直方体形状のロッドインテグレータ103の入射面1031の長辺の長さが4mmであるときは、ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさが面光源102の大きさと同じときである。ロッドインテグレータの入射面の大きさが面光源の大きさと同じ場合における全系の照明効率よりも1%以上高い照明効率を得るためのロッドインテグレータの入射面の面積は、面光源の面積の70%以上かつ90%以下である。
上記の第1設計例では、投影レンズ107の物体側のFナンバーが2.4である。投影レンズ107の物体側のFナンバーが大きい、即ち投影レンズ107で取り込める立体角が小さいと、投影レンズ107による光の取込効率が下がる。よって、図3における「投影レンズの取込効率」のグラフは左にシフトする。そのため、ロッドインテグレータ103の入射面の大きさを面光源102の大きさよりも小さくすることで、全系の照明効率が最大になりやすい。したがって、投影レンズ107の物体側のFナンバーは2.0以上であることが望ましい。
また、第1設計例において、面光源102の放射角分布は、図4のように、半値幅が90度(±45度)である。面光源102の放射角分布の半値幅が小さい、即ち0度方向の出射強度が大きいと、ロッドインテグレータ103の入射面が小さくても0度方向の光を取り込める。つまり、面光源102の放射角分布の半値幅が小さいと、面光源102からの光の取込効率が上がり、図3における「面光源からの光の取込効率」のグラフは左にシフトする。よって、ロッドインテグレータ103の入射面の大きさを面光源102の大きさよりも小さくすることで、全系の照明効率が最大になりやすい。したがって、面光源102の放射角分布の半値幅は100度以下であることが望ましい。
第1設計例では、空間光変調器106の面積は、面光源102の面積の7.8倍である。空間光変調器106と面光源102との面積比が小さいと、エタンデュ保存則より、空間光変調器106に入射する光の立体角が大きくなり、投影レンズによる光の取込効率が下がるため、図3における「投影レンズの取込効率」のグラフは左にシフトする。そのため、ロッドインテグレータ103の入射面の大きさを面光源102の大きさよりも小さくすることで、全系の照明効率が最大になりやすい。したがって、空間光変調器106の面積は、面光源102の面積の10倍以下であることが望ましい。
第1設計例では、ロッドインテグレータ103の入射面の面積は面光源102の面積の81%であるが、図3から分かるように、ロッドインテグレータ103の入射面の面積が小さくなり過ぎると面光源からの光の取込効率が低く、全系の照明効率が低下する。そのため、ロッドインテグレータ103の入射面の面積は、面光源102の面積の1/2以上であることが望ましい。
第1設計例では、面光源102とロッドインテグレータ103の入射面1031との間隔は1mmであり、ロッドインテグレータ103は、面光源102の中心から50度以上の角度で出射する光を取込むことができる。面光源102とロッドインテグレータ103の入射面1031との間隔が小さいと、ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさが小さくても面光源102からの光を多く取り込める。よって、面光源102とロッドインテグレータ103の入射面1031との間隔が小さくなると、図3における「面光源からの取込効率」のグラフは左にシフトする。そのため、ロッドインテグレータ103の入射面の大きさを面光源102の大きさよりも小さくすることで、全系の照明効率が最大になりやすい。したがって、面光源102とロッドインテグレータ103の入射面1031との間隔の空気換算距離は、ロッドインテグレータ103の短辺の1/2以下であることが望ましい。
ロッドインテグレータ103は、中実の構造を有してもよいし、中空構造を有してもよい。ロッドインテグレータ103は、図5に例示されるように、その側面に反射膜109が設けられていてもよい。ロッドインテグレータ103の側面に反射膜109が設けられていない場合、ロッドインテグレータ103とそれを保持する保持部材とが接触している部分において光が全反射せず、損失が生じうる。反射膜109を設けて、反射膜109が存在する部分で保持部材がロッドインテグレータ103を保持する場合、このような損失を低減することができる。
図5に例示されるように、ロッドインテグレータ103の側面の全体に反射膜109が設けられていない場合、即ち、ロッドインテグレータ103の側面が、反射膜109が設けられた第1部分と、反射膜が設けられていない第2部分とを含む場合がある。この場合、図6(a)に例示されるような保持部材110を採用し、図6(b)に例示されるように、第1部分および第2部分のうち第1部分において保持部材110によってロッドインテグレータ103を保持することが望ましい。
ロッドインテグレータ103の出射面1032のアスペクト比(長辺の長さ:短辺の長さ)は、空間光変調器106のアスペクト比と同じであることが望ましい。これにより、リレーレンズ104をアナモルフィックレンズにする必要がないため、照明系150の製作コストを低減することができる。ロッドインテグレータ103の出射面1032のアスペクト比および空間光変調器106のアスペクト比は、例えば4:3でありうる。
空間光変調器106は、透過型もしくは反射型の液晶表示デバイスであってもよい。この場合、TIRプリズムの代わりにPBS(Polarization Beam Splitter)を用いて、PBSによって液晶表示デバイスに入射する光と液晶表示デバイスから出射する光との分離を行うことができる。
図7には、本発明の第2実施形態のプロジェクター200の概略構成が示されている。第2実施形態として言及しない事項は、第1実施形態に従いうる。第2実施形態は、第1実施形態をカラーのプロジェクターに適用したものである。
プロジェクター200は、第1面光源102a−102cと、空間光変調器106と、第2面光源219としての、第1面光源102a−102cの像、からの光を受けて空間光変調器106を照明する照明系150とを備えうる。プロジェクター200はまた、空間光変調器106からの光による像を形成する投影レンズ107を備えうる。
第1面光源102a−102cは、例えば、LEDなどの発光素子101a−101cの発光領域でありうる。第1面光源102aは青色(B)の面光源、面光源102bは緑色(G)の面光源、面光源102cは赤色(R)の面光源である。第1面光源102a−102cの形状は、例えば矩形である。青色の面光源102aからの光は、レンズ207によって集光され、緑色の面光源102bからの光はレンズ208によって集光され、赤色の面光源102cからの光はレンズ209によって集光される。ダイクロイックミラー210は、青色の面光源102aからの光を透過し、緑色の面光源102bからの光を反射する。ダイクロイックミラー211は、ダイクロイックミラー210からの光を透過し、赤色の面光源102cからの光を反射する。レンズ212は、ダイクロイックミラー211からの光を集光して、第2面光源219として、第1面光源102a−102cの像(発光素子101a−101cの発光領域の像)を形成する。
空間光変調器106は、例えば、DMDなどのデバイスでありうる。照明系150は、ロッドインテグレータ103と、折り曲げミラー214と、リレーレンズ104とを含みうる。ロッドインテグレータ103は、入射面1031および出射面1032を有する直方体形状の光学部材でありうる。あるいは、ロッドインテグレータ103の入射面1031は、矩形でありうる。ロッドインテグレータ103は、入射面1031が面光源102に対向するように配置されている。ロッドインテグレータ103は、面光源102から放射された光を入射面1031で受けて、その光をロッドインテグレータ103の側面で複数回にわって反射させることによって、出射面1032に均一化された照度分布を形成する。
プロジェクター200は、TIRプリズム105を備えてもよい。TIRプリズム105は、2つの三角柱プリズムを微小な空気間隔を有した状態で接着して構成されるプリズムであり、リレーレンズ104からの光を透過させ、空間光変調器106で反射した光を2つの三角柱プリズムの境界面で反射させる。
第2実施形態における1つの設計例である第2設計例では、第1面光源102a−102cの大きさは6×4.5mmである。また、レンズ207、212によって形成される第2面光源219としての、第1面光源102a−102cの像の大きさは4.8×3.6mmである。また、ロッドインテグレータ103は直方体形状を有し、ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさは4×3mmであり、ロッドインテグレータ103の長さ(入射面1031と出射面1032との距離)は25mmである。また、空間光変調器106としてのDMDの大きさは11.2×8.4mmであり、投影レンズ107の物体側のFナンバーは2.2である。
ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさは、レンズ207、212によって形成される第2面光源219としての、第1面光源102a−102cの像である第1面光源219、の大きさよりも小さい。よって、第2面光源219とロッドインテグレータ103とが光軸と垂直な方向に関してずれたとしても、ロッドインテグレータ103の入射面が第2面光源219の大きさの範囲内であれば、ロッドインテグレータ103による光の取込量の減少は小さい。したがって、光軸AXに垂直な方向に関して、面光源102a−102c、レンズ207、212、ダイクロイックミラー210、212およびロッドインテグレータ103の間に要求される位置合わせ精度が低くなる。これにより、例えば、面光源102a−102c、レンズ207、212、ダイクロイックミラー210、212およびロッドインテグレータ103の保持部材を高精度で加工しなくてよいため、コストを下げることができる。また、故障等により面光源102を交換する際に要求される面光源102の取り付け精度が低いため、交換が容易となる。
第2設計例では、投影レンズ107の物体側のFナンバーは2.2、面光源102a−102cの放射角分布の半値幅は80度(±40度)、空間光変調器106としてのDMDの大きさは第2面光源219の大きさの5.4倍である。また、ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさは第2面光源219の大きさの69%、第2面光源219とロッドインテグレータ103の入射面1031との間隔は0.8mmである。ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさを第2面光源219の大きさよりも小さくすることで、全系の照明効率が最大になりやすい。そこで、ロッドインテグレータ103の入射面1031の大きさを第2面光源219の大きさよりも小さくすることで、投影レンズ107による光の取込効率を増加させ全系の照明効率を高くしている。
第2実施形態では、ロッドインテグレータ103と投影レンズ107との間の光路に配置された折り曲げミラー214により、ロッドインテグレータ103の光軸と投影レンズ107の光軸とが平行にされている。これによって、第2面光源219、ロッドインテグレータ103、投影レンズ107の位置関係が簡単になり、これらを収容する筐体の設計および製作が容易となり製作コストを削減することができる。第2実施形態では、ロッドインテグレータ103の光軸と投影レンズ107の光軸とを平行にしたが、これらが直交するように折り曲げミラー214を配置してもよい。

Claims (8)

  1. 面光源と、空間光変調器と、前記面光源からの光を受けて前記空間光変調器を照明する照明系と、前記空間光変調器からの光による像を形成する投影レンズとを有するプロジェクターであって、
    前記面光源は、発光素子の発光領域または前記発光領域の像であり、前記照明系は、ロッドインテグレータを含み、前記ロッドインテグレータは、その入射面が前記面光源に直接に面するように配置され、前記ロッドインテグレータの入射面の大きさは、前記面光源の大きさより小さく、
    前記ロッドインテグレータの入射面は矩形であり、
    前記面光源と前記入射面との間の空気換算距離が前記入射面の短辺の1/2以下である、
    ことを特徴とするプロジェクター。
  2. 前記空間光変調器の面積は、前記面光源の面積の10倍以下である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。
  3. 前記投影レンズの物体側のFナンバーが2.0以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクター。
  4. 前記面光源の放射角分布の半値幅が100度以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプロジェクター。
  5. 前記ロッドインテグレータによる前記面光源からの光の取込効率と前記投影レンズによる前記ロッドインテグレータからの光の取込効率との積である照明率が、前記ロッドインテグレータの前記入射面の大きさが前記面光源の大きさと同じである場合よりも増加するように、前記ロッドインテグレータの前記入射面の大きさが決定されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプロジェクター。
  6. 前記ロッドインテグレータの入射面の面積は、前記面光源の面積の70%以上かつ90%以下である、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプロジェクター。
  7. 前記ロッドインテグレータの側面は、反射膜が設けられた第1部分と、反射膜が設けられていない第2部分とを含み、前記ロッドインテグレータは、前記第1部分および前記第2部分のうち前記第1部分において保持部材によって保持されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプロジェクター。
  8. 前記ロッドインテグレータと前記投影レンズとの間の光路に配置された折り曲げミラーを更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のプロジェクター。
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