JP6205523B2 - 合焦制御装置、レンズ装置、撮像装置、合焦制御方法、合焦制御プログラム - Google Patents

合焦制御装置、レンズ装置、撮像装置、合焦制御方法、合焦制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、合焦制御装置、レンズ装置、撮像装置、合焦制御方法、及び合焦制御プログラムに関する。
近年、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子の高解像度化に伴い、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、スマートフォン等の携帯電話機等の撮像機能を有する情報機器の需要が急増している。なお、以上のような撮像機能を有する情報機器を撮像装置と称する。
これら撮像装置では、主要な被写体に焦点を合わせる合焦制御方法として、位相差AF(Auto Focus、自動合焦)方式(例えば特許文献1〜3参照)が採用されている。
特許文献1には、フォーカスレンズと、フォーカスレンズを通して被写体を撮像する撮像素子と、フォーカスレンズを通り撮像素子に向かう光線の一部に基づいて2つの像の像ずれ量である位相差を検出する位相差検出素子と、を備える撮像装置が記載されている。
この撮像装置では、レンズ装置から撮像素子までの距離を示すフランジバックが温度によって変化することを考慮し、位相差から変換されたデフォーカス量に温度補正を加えている。
特許文献2には、位相差検出用画素を含む撮像素子を用いて検出した位相差に基づいてフォーカスレンズを駆動する撮像装置が記載されている。特許文献2には、レンズが温度変化によって伸縮することでフランジバックが変化することを考慮し、この変化を温度によって補正することが記載されている。
特許文献3には、フォーカスレンズと、フォーカスレンズを通して被写体を撮像する撮像素子と、フォーカスレンズを通り撮像素子に向かう光線の一部に基づいて2つの像の像ずれ量である位相差を検出する位相差検出素子と、を備える撮像装置が記載されている。この撮像装置では、温度を考慮したフォーカスレンズの駆動量の補正については言及されていない。
特開2011−090177号公報 特開2013−242353号公報 特開2014−219643号公報
特許文献1及び特許文献3に記載された撮像装置のように、フォーカスレンズと、撮像素子と、フォーカスレンズを通り撮像素子に向かう光線の一部に基づいて2つの像の像ずれ量である位相差を検出する位相差検出素子と、を備える構成においては、被写体像を2つの像に分離するためのセパレータレンズ等の光学系が位相差検出素子前方に配置される場合がある。
位相差検出素子前方の光学系とフォーカスレンズとの温度特性に違いがあると、この違いによって、位相差を検出するときのフォーカスレンズの位置が同じであっても、撮像装置周辺の温度によっては、検出される位相差が異なる。
特許文献1から特許文献3では、位相差が温度に依存して変化することの課題についての認識はされていない。
特許文献1では、フランジバックが温度によって変化することは記載されているが、位相差検出素子は、このフランジバックの変化も含めて位相差検出を行うものであるため、位相差に誤差が生じることはない。
特許文献1では、検出された位相差から変換されたデフォーカス量に、フランジバックの変化量に起因する誤差が含まれていることから、この誤差を補正するものであり、位相差に含まれる誤差を補正することは想定されていない。
特許文献2に記載の撮像装置は、位相差検出用画素を含む撮像素子を用いて検出した位相差に基づいてフォーカスレンズを駆動するものであり、上述した課題が生じる構成になっていない。
特許文献3では、温度を考慮した位相差の補正については言及されていない。
以上の説明では、位相差が温度に依存して変化することを説明したが、この位相差に基づくフォーカスレンズの合焦位置は、位相差に誤差が生じていれば同様に誤差を含むことになる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、環境温度に依存する位相差の誤差による合焦制御の精度低下を防ぐことのできる合焦制御装置、これを備えるレンズ装置、これを備える撮像装置、合焦制御方法、及び合焦制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の合焦制御装置は、1つの被写体光像に対し、一方向にずれた一対の画像信号を出力するセンサと、上記センサから出力される上記一対の画像信号の位相差を検出する位相差検出部と、フォーカスレンズを含む撮像光学系を通して被写体光像を撮像する撮像素子に、上記撮像光学系に入射する被写体光の一部を導き、上記被写体光の上記一部を除いた残りを上記センサに導く光学素子と、上記光学素子と上記センサの間に設けられる光学系と、温度を検出する温度検出部と、上記フォーカスレンズの位置を検出するフォーカスレンズ位置検出部と、温度と、上記フォーカスレンズの位置と、合焦位置補正用の情報と、を対応付けたデータを記憶する記憶部と、上記記憶部に記憶されたデータと、上記温度検出部により検出される温度及び上記フォーカスレンズ位置検出部により検出されるフォーカスレンズの位置とに基づいて、上記位相差検出部により検出された位相差である検出位相差に基づく上記フォーカスレンズの合焦位置を補正する補正部と、上記補正部により補正された合焦位置に上記フォーカスレンズを移動させるレンズ制御部と、を備えるものである。
本発明のレンズ装置は、上記合焦制御装置と、上記撮像光学系と、を備えるものである。
本発明の撮像装置は、上記合焦制御装置と、上記撮像素子と、を備えるものである。
本発明の合焦制御方法は、1つの被写体光像に対し、一方向にずれた一対の画像信号を出力するセンサと、フォーカスレンズを含む撮像光学系を通して被写体光像を撮像する撮像素子に、上記撮像光学系に入射する被写体光の一部を導き、上記被写体光の上記一部を除いた残りを上記センサに導く光学素子と、上記光学素子と上記センサの間に設けられる光学系と、温度を検出する温度検出部と、温度と、上記フォーカスレンズの位置と、合焦位置補正用の情報と、を対応付けたデータを記憶する記憶部と、を含む合焦制御装置による合焦制御方法であって、上記センサから出力される上記一対の画像信号の位相差を検出する位相差検出ステップと、上記記憶部に記憶されたデータと、上記温度検出部により検出される温度及び上記フォーカスレンズ位置検出ステップにより検出されるフォーカスレンズの位置とに基づいて、上記位相差検出部により検出された位相差である検出位相差に基づく上記フォーカスレンズの合焦位置を補正する補正ステップと、上記補正ステップにより補正された合焦位置に上記フォーカスレンズを移動させるレンズ制御ステップと、を備えるものである。
本発明の合焦制御プログラムは、1つの被写体光像に対し、一方向にずれた一対の画像信号を出力するセンサと、フォーカスレンズを含む撮像光学系を通して被写体光像を撮像する撮像素子に、上記撮像光学系に入射する被写体光の一部を導き、上記被写体光の上記一部を除いた残りを上記センサに導く光学素子と、上記光学素子と上記センサの間に設けられる光学系と、温度を検出する温度検出部と、温度と、上記フォーカスレンズの位置と、合焦位置補正用の情報と、を対応付けたデータを記憶する記憶部と、を含む合焦制御装置によって上記フォーカスレンズの合焦制御を行うための合焦制御プログラムであって、上記センサから出力される上記一対の画像信号の位相差を検出する位相差検出ステップと、上記記憶部に記憶されたデータと、上記温度検出部により検出される温度及び上記フォーカスレンズ位置検出ステップにより検出されるフォーカスレンズの位置とに基づいて、上記位相差検出ステップにより検出された位相差である検出位相差に基づく上記フォーカスレンズの合焦位置を補正する補正ステップと、上記補正ステップにより補正された合焦位置に上記フォーカスレンズを移動させるレンズ制御ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、環境温度に依存する位相差の誤差による合焦制御の精度低下を防ぐことのできる合焦制御装置、これを備えるレンズ装置、これを備える撮像装置、合焦制御方法、及び合焦制御プログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態を説明するためのカメラシステムの概略構成を示す図である。 図1に示すレンズ装置1の内部構成を示すブロック図である。 図2に示す制御部26の機能ブロックを示す図である。 記憶部27に記憶されるデータの一例を示す図である。 図1に示すカメラシステムのAF動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示すカメラシステムのAF動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示すカメラシステムのAF動作の第二の変形例を説明するためのフローチャートである。 第二の変形例の動作を説明するための図である。 合焦制御装置をカメラ装置に内蔵するカメラシステムの構成例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態を説明するためのカメラシステムの概略構成を示す図である。このカメラシステムは、放送用や映画用等の業務用のカメラシステムに好適である。
図1に示すカメラシステムは、レンズ装置1と、レンズ装置1が装着される撮像装置としてのカメラ装置3とを備える。
レンズ装置1は、フォーカスレンズ11と、焦点距離を変更するためのズームレンズ12,13と、絞り14と、マスターレンズ群15と、を備え、これらが被写体側から順に並べて配置されている。
フォーカスレンズ11、ズームレンズ12及び13、絞り14、及びマスターレンズ群15は、撮像光学系を構成する。撮像光学系は、少なくともフォーカスレンズ11を含む。
フォーカスレンズ11は、撮像光学系の焦点を調節するためのレンズであり、単一のレンズ又は複数のレンズで構成される。フォーカスレンズ11が撮像光学系の光軸K方向に移動することで焦点調節が行われる。
レンズ装置1は、更に、反射面16aを含むビームスプリッタ16と、ミラー17と、集光レンズ18、セパレータレンズ19、及び撮像素子20を含むAFユニット21と、温度検出部10と、を備える。
ビームスプリッタ16は、光軸K上で絞り14とマスターレンズ群15との間に配置されている。
ビームスプリッタ16は、撮像光学系に入射し絞り14を通過した被写体光の一部(例えば被写体光の80%)をそのまま透過させ、この被写体光の一部を除いた残り(例えば被写体光の20%)を光軸Kに対して直交する方向に反射面16aにて反射させる。
ビームスプリッタ16の位置は図1に示したものに限らず、光軸K上で撮像光学系の最も被写体側にあるレンズよりも後ろに配置されていればよい。
ミラー17は、ビームスプリッタ16の反射面16aで反射された光の光路上に配置されており、この光を反射させてAFユニット21の集光レンズ18に入射させる。
集光レンズ18は、ミラー17で反射した光を集光する。
セパレータレンズ19は、一方向に並べた配置された2つのレンズから構成される。
集光レンズ18によって集光された被写体光は、これら2つのレンズの各々を通過して、撮像素子20の受光面(複数の画素が配置された面)の異なる位置に結像する。つまり、撮像素子20の受光面には、一方向にずれた一対の被写体光像が結像する。
ビームスプリッタ16及びミラー17は、撮像光学系を通して被写体光像を撮像するカメラ装置3の撮像素子31に、撮像光学系に入射する被写体光の一部を入射させ、この被写体光の一部を除いた残りを撮像素子20に入射させる光学素子として機能する。なお、ミラー17を削除し、ビームスプリッタ16で反射された光を集光レンズ18に直接入射させる構成であってもよい。
集光レンズ18及びセパレータレンズ19は、上記光学素子と撮像素子20の間に設けられる光学系を構成する。
撮像素子20は、受光面に複数の画素が二次元状に配置されたエリアセンサであり、受光面に結像した2つの被写体光像の各々に応じた画像信号を出力する。つまり、撮像素子20は、撮像光学系によって結像される1つの被写体光像に対し、一方向にずれた一対の画像信号を出力するセンサである。撮像素子20としてエリアセンサを使うことで、2つのラインセンサを用いる構成と比較して、ラインセンサ同士の位置を精密に合わせる難しさを回避することができる。
温度検出部10は、レンズ装置1に含まれる撮像光学系と集光レンズ18及びセパレータレンズ19からなる光学系の置かれる環境温度を検出するものであり、周知の温度センサが用いられる。
カメラ装置3は、レンズ装置1の光軸K上に配置されたCCD型イメージセンサやCMOS型イメージセンサ等の撮像素子31と、撮像素子31により被写体光像を撮像して得られる画像信号を処理して撮像画像データを生成する画像処理部32と、を備える。
図2は、図1に示すレンズ装置1の内部構成を示すブロック図である。
レンズ装置1は、図1で説明した構成要素の他に、撮像素子駆動部22と、レンズ駆動部23と、絞り駆動部24と、操作部25と、全体を統括制御する制御部26と、記憶部27と、を備える。
撮像素子駆動部22は、制御部26の指令にしたがって撮像素子20を駆動する。
レンズ駆動部23は、制御部26の指令にしたがって、フォーカスレンズ11を光軸K方向に駆動して焦点調節を行ったり、ズームレンズ12,13を光軸K方向に駆動してズーム倍率を変更したりする。
絞り駆動部24は、制御部26の指令にしたがって、絞り14の開口量を制御して露光量を調整する。
なお、レンズ装置1は、図示しないズームリング、フォーカスリング、絞りリングを備えている。ズームリングは、ズームレンズ12,13の光軸K方向位置を手動で変更するためのものである。フォーカスリングは、フォーカスレンズ11の光軸K方向位置を手動で変更するためのものである。絞りリングは、絞り14の開口量を手動で変更するためのものである。
操作部25は、制御部26に指示信号を入力するためのユーザインターフェースである。操作部25には、モード設定を変更するためのボタン等が含まれる。
図3は、図2に示す制御部26の機能ブロックを示す図である。この機能ブロックは、制御部26に含まれるプロセッサが合焦制御プログラムを実行することで構成されるものである。
制御部26は、位相差検出部26Aと、補正部26Bと、レンズ制御部26Cと、を備える。
位相差検出部26Aは、撮像素子20から出力される一対の画像信号の位相差(一方向にずれた2つの画像信号の位相差)を検出する。
記憶部27は、温度と、フォーカスレンズ11の位置(以下、フォーカスレンズ位置という)と、ズームレンズ12及び13の位置で決まるズーム倍率と、合焦位置補正用の情報と、を対応付けたデータを記憶する。
合焦位置補正用の情報とは、撮像素子20から出力される一対の画像信号の位相差を補正するための情報(以下、位相差の補正量という)である。
この位相差が補正されると、補正された位相差に基づいて移動させるフォーカスレンズ11の位置(合焦位置)も補正されることになる。したがって、位相差の補正量は、合焦位置補正用の情報となる。
位相差検出部26Aによって検出される位相差は、フォーカスレンズ位置、ズーム倍率、及び温度のそれぞれによって変化する。
記憶部27は、この温度とフォーカスレンズ位置とズーム倍率に依存する位相差の補正量を記憶する。
図4は、記憶部27に記憶されるデータの一例を示す図である。図4に示すデータは、例えばレンズ装置1の置かれる環境温度が25℃のときのものであり、このようなデータが例えば5℃刻みで複数記憶される。
図4に示すテーブルには、フォーカスレンズ位置X(無限遠に対応する位置INFを基点としてそこからの物理的な位置)とズーム倍率の組み合わせ毎に、その組み合わせに固有の係数a,bが記憶されている。
位相差の補正量Yは、フォーカスレンズ位置Xを変数とする一次関数(Y=a×X+b)の形で記憶部27に記憶されている。
係数は、全ての組み合わせについて記憶していなくてもよい。代表的な組み合わせについてのみ係数を記憶しておき、係数が記憶されていない組み合わせについては、記憶されている係数から線形補間を行うことで係数を補間生成するようにしてもよい。
または、係数が記憶されている組み合わせのうち、係数が記憶されていない組み合わせに最も近い組み合わせに対応する係数を、係数が記憶されていない組み合わせの係数として扱うようにしてもよい。
図3の説明に戻り、補正部26Bは、記憶部27に記憶されたデータと、温度検出部10により検出される温度、現在のフォーカスレンズ位置、及びズームレンズ12及び13の位置で決まるズーム倍率とに基づいて、位相差検出部26Aにより検出された位相差である検出位相差の補正量を生成する。補正部26Bは、生成した補正量を用いて検出位相差を補正する。言い換えると、補正部26Bは、検出位相差を補正することで、検出位相差に基づく合焦位置を補正する。
図3には図示していないが、制御部26は、現在のフォーカスレンズ位置を検出するフォーカスレンズ位置検出部と、現在のズーン倍率を検出するズーム倍率検出部としても機能する。
レンズ制御部26Cは、レンズ駆動部23を介して、補正部26Bにより補正された検出位相差にしたがって、この検出位相差がゼロとなるようにフォーカスレンズを移動させる。言い換えると、レンズ制御部26Cは、補正部26Bにより補正された合焦位置にフォーカスレンズ11を移動させる。
図5は、図1に示すカメラシステムのAF動作を説明するためのフローチャートである。
位相差検出部26Aは、撮像素子20から出力される撮像画像信号を取得し、取得した撮像画像信号に基づいて位相差Pを検出する(ステップS1)。
次に、補正部26Bは、温度検出部10によって検出された温度の情報と、現在のフォーカスレンズ位置の情報と、現在のズーム倍率の情報とを取得し、取得した情報の組み合わせに対応する補正量Yを、取得した情報と記憶部27に記憶されたデータとに基づいて生成する(ステップS2)。
補正部26Bは、取得した情報の組み合わせに対応する係数が記憶部27に記憶されている場合は、そのままその係数を読み出し、Y=a×X+bの演算を行うことで補正量Yを生成する。
補正部26Bは、記憶部27に係数が記憶されていない場合は、係数を線形補間によって生成し、生成した係数を用いてY=a×X+bの演算を行うことで補正量Yを生成する。
図1の例では、記憶部27に記憶されるデータに含まれる位相差の補正量を一次関数の係数の形で記憶するものとしたが、位相差の補正量をそのまま生の値として記憶部27に記憶しておくこともできる。この場合、補正部26Bは、取得した情報の組み合わせに対応する補正量が記憶部27に記憶されている場合は、そのままその補正量を読み出して取得することで、補正量Yを生成する。
また、補正部26Bは、取得した情報の組み合わせに対応する補正量が記憶部27に記憶されていない場合は、この組み合わせに近い組み合わせに対応して記憶部27に記憶されている補正量から線形補間によって補正量Yを生成する。
補正量Yを生成した後、補正部26Bは、生成した補正量Yを用いて位相差Pを補正する(ステップS3)。例えば、位相差Pから補正量Yを減算する。この補正により、補正前の位相差Pに基づく合焦位置が補正されることとなる。
位相差Pが補正された後、レンズ制御部26Cは、補正後の位相差Pに対応するフォーカスレンズ11の駆動量(補正後の位相差Pをゼロにするための駆動量)を求め、求めた駆動量にしたがってフォーカスレンズ11を移動させる(ステップS4)。
これにより、補正後の位相差Pに基づく合焦位置(ステップS3で補正された合焦位置)にフォーカスレンズ11が移動することになる。
以上のように、図1のカメラシステムによれば、温度とフォーカスレンズ位置とズーム倍率とに対応する補正量を用いて検出位相差を補正し、補正後の検出位相差に基づく合焦位置にフォーカスレンズ11を移動させる。このため、温度とフォーカスレンズ位置とズーム倍率とに依存した検出位相差の誤差を減らした状態で合焦制御を行うことができ、合焦精度を高めることができる。
なお、主要な被写体に焦点を合わせる合焦制御方法としてはコントラストAF方式も知られている。コントラストAF方式は、フォーカスレンズを移動させながらコントラスト評価値が最大となるフォーカスレンズ位置を合焦位置として判定し、この合焦位置にフォーカスレンズを移動させるものである。
つまり、AF動作時に温度やズーム倍率を考慮した上で合焦位置が決まるため、温度やズーム倍率によって合焦位置を補正するという概念はない。
また、コントラストAF方式は、フォーカスレンズを動かして合焦位置を決める必要があるため、フォーカスレズ位置毎に例えばコントラスト評価値の補正を行うのでは、処理量が多くなり高速なAFができない。本実施形態のカメラシステムによれば、高速かつ高精度の合焦制御が可能となる。
図6は、図1に示すカメラシステムのAF動作の第一の変形例を説明するためのフローチャートである。
位相差検出部26Aは、撮像素子20から出力される撮像画像信号を取得し、取得した撮像画像信号に基づいて位相差Pを検出する(ステップS11)。
次に、補正部26Bは、位相差Pにしたがってフォーカスレンズ11を現在位置から移動させた状態でのフォーカスレンズ11の位置である想定レンズ位置Xaを算出する(ステップS12)。
次に、補正部26Bは、現在のズーム倍率の情報と、温度検出部10によって検出された温度の情報と、ステップS12で算出した想定レンズ位置Xaと、の組み合わせに対応する補正量Yaを記憶部27に記憶されたデータに基づいて生成する(ステップS13)。
次に、補正部26Bは、位相差Pを補正量Yaで補正する(ステップS14)。ここで補正後の位相差を位相差Paとする。
次に、レンズ制御部26Cは、位相差Paが第一の閾値を超えるか否かを判定する(ステップS15)。ステップS15の判定がYESのとき、レンズ制御部26Cは、位相差Paに基づく合焦位置にフォーカスレンズ11を移動させ(ステップS16)、ステップS11に処理を戻す。
ステップS15の判定がNOになるのは、補正後の位相差がゼロに近い状態であり、フォーカスレンズ11が合焦位置近傍に存在するため、ステップS15の判定がNOのときはAF動作が終了する。
この第一の変形例によれば、フォーカスレンズ11を真の合焦位置に少しずつ近づけていくことが可能となる。このため、真の合焦位置を跨いでフォーカスレンズ11が行ったり来たりする現象を抑制することができ、スムーズな合焦制御が可能となる。
図7は、図1に示すカメラシステムのAF動作の第二の変形例を説明するためのフローチャートである。
位相差検出部26Aは、撮像素子20から出力される撮像画像信号を取得し、取得した撮像画像信号に基づいて位相差Pを検出する(ステップS21)。
次に、補正部26Bは、位相差Pにしたがってフォーカスレンズ11を現在位置から移動させた状態でのフォーカスレンズ11の位置である第nの想定レンズ位置Xn(nは1以上の自然数、初期値は1)を算出する(ステップS22)。図8には、現在のフォーカスレンズ位置から想定レンズ位置Xnにフォーカスレンズ11を移動させたと仮定した図を示している。
次に、補正部26Bは、現在のズーム倍率の情報と、温度検出部10によって検出された温度の情報と、ステップS22で算出した想定レンズ位置Xnと、の組み合わせに対応する補正量Ynを記憶部27に記憶されたデータに基づいて生成する(ステップS23)。ステップS23は第一の処理を構成する。
次に、補正部26Bは、位相差Pを補正量Ynで補正する(ステップS24)。ここで補正後の位相差を位相差Pnとする。
次に、補正部26Bは、位相差Pnにしたがってフォーカスレンズ11を現在位置から移動させた状態でのフォーカスレンズ11の位置である第n+1の想定レンズ位置Xn+1を算出する(ステップS25)。図8には、想定レンズ位置Xn+1にフォーカスレンズ11を移動させたと仮定した図を示している。
次に、補正部26Bは、現在のズーム倍率の情報と、温度検出部10によって検出された温度の情報と、ステップS25で算出した想定レンズ位置Xn+1と、の組み合わせに対応する補正量Yn+1を記憶部27に記憶されたデータに基づいて生成する(ステップS26)。ステップS25とステップS26は第二の処理を構成する。
次に、レンズ制御部26Cは、補正量Ynと補正量Yn+1の差の絶対値を算出し、この絶対値が第二の閾値を超えるか否かを判定する(ステップS27)。ステップS27の判定がYESのとき、レンズ制御部26Cは、nをn+1に変更して、ステップS24に処理を戻す。
ステップS27の判定がNOのとき、レンズ制御部26Cは、ステップS24で生成した位相差Pnに基づく想定レンズ位置Xn+1にフォーカスレンズ11を移動させて(ステップS28)、AF動作を終了する。
ステップS21で検出された位相差Pは、真の位相差成分Ptと誤差成分Peの和として以下の式(1)で表現することができる。
P=Pt+Pe ・・(1)
また、補正量Ynで位相差Pを補正して得た補正後の位相差Pnは以下の式(2)で表される。
Pn=Pt+Pe−Yn ・・(2)
式(2)の“Pe−Yn”がゼロとなっていれば、位相差Pnは正しい値となる。しかし、補正量Ynは、現在のフォーカスレンズ位置に対応する補正量ではなく、想定レンズ位置Xnに対応する補正量である。この想定レンズ位置Xnは、位相差Pから決めたものであり、位相差Pは式(1)に示すように誤差成分Peを含む。したがって、補正量Ynは誤差Peと一致しない可能性もある。
そこで、補正部26Bは、更に、補正量Yn+1を生成する。この補正量Yn+1で位相差Pを補正して得られる補正後の位相差Pn+1は以下の式(3)で表される。
Pn+1=Pt+Pe−Yn+1 ・・(3)
式(2)と式(3)がほぼ一致している、すなわち、補正量Ynと補正量Yn+1がほぼ同じ値になっていれば、補正量Ynと補正量Yn+1のどちらも信頼性が高いと判定できる。そのため、レンズ制御部26Cは、ステップS27の判定がNOのときに、位相差Pnに基づく想定レンズ位置Xn+1にフォーカスレンズ11を移動させている。
一方、ステップS27の判定がYESとなると、補正量Ynと補正量Yn+1のどちらかに誤りがある可能性が高い。この場合には、補正量Ynと補正量Yn+1の信頼性が高いと判定されるまで、ステップS24〜ステップS27の処理を繰り返す。
この第二の変形例によれば、信頼性の高い位相差の補正量にしたがって位相差を補正することができるため、合焦精度を更に向上させることができる。
図7のステップS28では、位相差Pnに基づく想定レンズ位置Xn+1にフォーカスレンズ11を移動させる代わりに、位相差Pを補正量Yn+1で補正して得た位相差Pn+1に基づく第n+2の想定レンズ位置Xn+2にフォーカスレンズ11を移動させてもよい。補正量Ynと補正量Yn+1はほぼ同じ値になっているため、どちらの方法でも、精度の高い合焦制御が可能となる。
記憶部27に記憶される補正量Yは、レンズ装置1の機種毎に決まる設計値である。実際には、機種毎に個体差があり、同じ機種であっても補正量が異なることがある。
そこで、記憶部27には、補正量Yに対応付けて、この補正量Yの実測値との誤差(以下、オフセット値ともいう)を記憶しておく。
例えば、任意の温度、任意のフォーカスレンズ11の位置、及び任意のズーム倍率に対応する設計上の補正量Yには、基準となる温度、基準となるフォーカスレンズ11の位置、及び基準となるズーム倍率の条件下でレンズ装置1により実際に求めた位相差の補正量との誤差を対応付けて記憶する。
図5のステップS2において、補正部26Bは、温度、フォーカスレンズ11の位置、及びズーム倍率に対応する係数から求めた設計上の補正量にオフセット値を加算して、補正量Yを生成する。
図6のステップS13においても同様に、補正部26Bは、温度とズーム倍率と想定レンズ位置Xaに対応する係数から求めた補正量Yにオフセット値を加算し、加算後の補正量を補正量Yaとして生成する。
図7のステップS23においても同様に、補正部26Bは、温度とズーム倍率と想定レンズ位置Xnに対応する係数から求めた補正量Yにオフセット値を加算し、加算後の補正量を補正量Ynとして生成する。
図7のステップS26においても同様に、補正部26Bは、温度とズーム倍率と想定レンズ位置Xn+1に対応する係数から求めた補正量Yにオフセット値を加算し、加算後の補正量を補正量Yn+1として生成する。
このように、位相差の補正量の設計値と実測値の誤差をオフセット値として記憶部27に記憶しておくことで、より正確な位相差の補正が可能となり、合焦制御の精度を高めることができる。
なお、オフセット値は、基準温度、基準フォーカスレンズ位置、及び基準ズーム倍率に対応する値として1つ記憶するものとした。オフセット値は、基準温度、基準フォーカスレンズ位置、及び基準ズーム倍率を異なる値にした複数パターンの基準条件に対してそれぞれ求めておき、記憶部27に記憶してもよい。
この場合は、記憶部27に記憶される補正量Yをグループ分けし、各グループに対し、そのグループに対応する温度、フォーカスレンズ位置、及びズーム倍率と近い基準条件に対するオフセット値を対応付けて記憶しておけばよい。
以上の説明では、合焦位置補正用の情報を位相差の補正量としたが、合焦位置補正用の情報は、位相差に対応するフォーカスレンズ11の駆動量(位相差をゼロにするために必要なフォーカスレンズ11の駆動量)の補正量としてもよい。この駆動量が補正されると、補正された駆動量にしたがって移動されるフォーカスレンズ11の位置(合焦位置)も補正されることになる。したがって、駆動量の補正量は、合焦位置補正用の情報となる。
また、以上の説明では、記憶部27に記憶される補正量Yが、温度とフォーカスレンズ位置とズーム倍率の組み合わせに対応するものとした。カメラシステムにおいてはズーム機能がないものもある。このため、記憶部27には、温度とフォーカスレンズ位置の組み合わせに対応する補正量Yを記憶する構成としてもよい。
この場合は、補正部26Bは、図5のステップS2において、温度とフォーカスレンズ位置に対応する補正量Yを生成する。また、補正部26Bは、図6のステップS13において、温度と想定レンズ位置Xaに対応する補正量Yaを生成する。また、補正部26Bは、図7のステップS23において、温度と想定レンズ位置Xnに対応する補正量Ynを生成する。また、補正部26Bは、図7のステップS26において、温度と想定レンズ位置Xn+1に対応する補正量Yn+1を生成する。
以上説明したレンズ装置1における温度検出部10、ビームスプリッタ16、ミラー17、集光レンズ18、セパレータレンズ19、撮像素子20、及び制御部26は、合焦制御装置を構成する。
図1のカメラシステムでは、この合焦制御装置がレンズ装置1に設けられているが、この合焦制御装置をカメラ装置3が有する構成としてもよい。
図9は、合焦制御装置をカメラ装置に内蔵するカメラシステムの構成例を示す図である。
図9に示すカメラシステムは、レンズ装置1が図2に示すレンズ駆動部23及び絞り駆動部24を備え、カメラ装置3に内蔵された合焦制御装置とレンズ装置1とが通信可能に構成される。図9に示すカメラシステムは、レンズ装置が交換可能なデジタルカメラと、レンズ装置が一体化されたデジタルカメラのどちらにも適用可能である。
以上説明してきたように、本明細書には以下の事項が開示されている。
開示された合焦制御装置は、1つの被写体光像に対し、一方向にずれた一対の画像信号を出力するセンサと、上記センサから出力される上記一対の画像信号の位相差を検出する位相差検出部と、フォーカスレンズを含む撮像光学系を通して被写体光像を撮像する撮像素子に、上記撮像光学系に入射する被写体光の一部を導き、上記被写体光の上記一部を除いた残りを上記センサに導く光学素子と、上記光学素子と上記センサの間に設けられる光学系と、温度を検出する温度検出部と、上記フォーカスレンズの位置を検出するフォーカスレンズ位置検出部と、温度と、上記フォーカスレンズの位置と、合焦位置補正用の情報と、を対応付けたデータを記憶する記憶部と、上記記憶部に記憶されたデータと、上記温度検出部により検出される温度及び上記フォーカスレンズ位置検出部により検出されるフォーカスレンズの位置とに基づいて、上記位相差検出部により検出された位相差である検出位相差に基づく上記フォーカスレンズの合焦位置を補正する補正部と、上記補正部により補正された合焦位置に上記フォーカスレンズを移動させるレンズ制御部と、を備えるものである。
開示された合焦制御装置は、上記補正部は、上記温度検出部により検出される温度及び上記フォーカスレンズ位置検出部により検出されるフォーカスレンズの位置の組み合わせに対応する合焦位置補正用の情報を上記データに基づいて生成し、生成した情報を用いて合焦位置を補正するものである。
開示された合焦制御装置は、上記合焦位置補正用の情報は、位相差の補正量であり、上記補正部は、上記検出位相差にしたがって上記フォーカスレンズを移動させた状態での上記フォーカスレンズの位置である想定レンズ位置と上記温度検出部により検出される温度の組み合わせに対応する位相差の補正量を上記データに基づいて生成し、生成した位相差の補正量を用いて上記検出位相差を補正し、上記レンズ制御部は、上記補正部による補正後の検出位相差が第一の閾値を超える場合に、上記補正後の検出位相差に基づいて上記フォーカスレンズを移動させるものである。
開示された合焦制御装置は、上記合焦位置補正用の情報は、位相差の補正量であり、nを1以上の自然数とし、上記補正部は、上記検出位相差にしたがって上記フォーカスレンズを移動させた状態での上記フォーカスレンズの位置である第nの想定レンズ位置を算出し、上記第nの想定レンズ位置と上記温度検出部により検出される温度の組み合わせに対応する位相差の第nの補正量を上記データに基づいて生成する第一の処理と、上記第nの補正量で上記検出位相差を補正して得られる補正後位相差にしたがって上記フォーカスレンズを移動させた状態での上記フォーカスレンズの位置である第n+1の想定レンズ位置を算出し、上記第n+1の想定レンズ位置と上記温度検出部により検出される温度の組み合わせに対応する位相差の第n+1の補正量を上記データに基づいて生成する第二の処理と、を行い、上記レンズ制御部は、上記第nの補正量と上記第n+1の補正量の差が第二の閾値以下の場合に、上記第nの補正量又は上記第n+1の補正量を用いて上記補正部により補正された上記検出位相差に基づいて上記フォーカスレンズを移動させるものである。
開示された合焦制御装置は、上記補正部は、上記第二の処理の結果、上記第nの補正量と上記第n+1の補正量の差が上記第二の閾値を超える場合は、nを1つ増やして再び上記第二の処理を行うものである。
開示された合焦制御装置は、上記撮像光学系はズームレンズを含み、上記記憶部の上記データは、更に、上記ズームレンズのズーム倍率が上記合焦位置補正用の情報に対応付けられたものであり、上記ズームレンズのズーム倍率を検出するズーム倍率検出部を更に備え、上記補正部は、上記データと、上記温度検出部により検出される温度と、上記ズーム倍率検出部により検出されるズーム倍率と、上記フォーカスレンズ位置検出部により検出されるフォーカスレンズの位置とに基づいて合焦位置補正用の情報を生成するものである。
開示された合焦制御装置は、上記補正部は、上記温度検出部により検出される温度、上記ズーム倍率検出部により検出されるズーム倍率、及び上記フォーカスレンズ位置検出部により検出されるフォーカスレンズの位置の組み合わせに対応する合焦位置補正用の情報を上記データに基づいて生成するものである。
開示された合焦制御装置は、上記合焦位置補正用の情報は、位相差の補正量であり、上記補正部は、上記検出位相差にしたがって上記フォーカスレンズを移動させた状態での上記フォーカスレンズの位置である想定レンズ位置と上記温度検出部により検出される温度と上記ズーム倍率検出部により検出されるズーム倍率との組み合わせに対応する位相差の補正量を上記データに基づいて生成し、生成した位相差の補正量を用いて上記検出位相差を補正し、上記レンズ制御部は、上記補正部による補正後の検出位相差が第一の閾値を超える場合に、上記補正後の検出位相差に基づいて上記フォーカスレンズを移動させるものである。
開示された合焦制御装置は、上記合焦位置補正用の情報は、位相差の補正量であり、上記撮像光学系はズームレンズを含み、上記ズームレンズのズーム倍率を検出するズーム倍率検出部を更に備え、nを1以上の自然数とし、上記補正部は、上記検出位相差にしたがって上記フォーカスレンズを移動させた状態での上記フォーカスレンズの位置である第nの想定レンズ位置を算出し、上記第nの想定レンズ位置と上記温度検出部により検出される温度と上記ズーム倍率検出部により検出されるズーム倍率の組み合わせに対応する位相差の第nの補正量を上記データに基づいて生成する第一の処理と、上記第nの補正量で上記検出位相差を補正して得られる補正後位相差にしたがって上記フォーカスレンズを移動させた状態での上記フォーカスレンズの位置である第n+1の想定レンズ位置を算出し、上記第n+1の想定レンズ位置と上記温度検出部により検出される温度と上記ズーム倍率検出部により検出されるズーム倍率の組み合わせに対応する位相差の第n+1の補正量を上記データに基づいて生成する第二の処理と、を行い、上記レンズ制御部は、上記第nの補正量と上記第n+1の補正量の差が第二の閾値以下の場合に、上記第nの補正量又は上記第n+1の補正量を用いて上記補正部により補正された上記検出位相差に基づいて上記フォーカスレンズを移動させるものである。
開示された合焦制御装置は、上記補正部は、上記第二の処理の結果、上記第nの補正量と上記第n+1の補正量の差が上記第二の閾値を超える場合は、nを1つ増やして再び上記第二の処理を行うものである。
開示された合焦制御装置は、上記記憶部には、上記データに含まれる設計上の上記合焦位置補正用の情報とその合焦位置補正用の情報の実測値との差分データが更に記憶されており、上記補正部は、上記温度検出部により検出される温度及び上記フォーカスレンズ位置検出部により検出されるフォーカスレンズの位置に基づいて生成した合焦位置補正用の情報に上記差分データを加算した情報を最終的な合焦位置補正用の情報として生成するものである。
開示されたレンズ装置は、上記合焦制御装置と、上記撮像光学系と、を備えるものである。
開示された撮像装置は、上記合焦制御装置と、上記撮像素子と、を備えるものである。
開示された合焦制御方法は、1つの被写体光像に対し、一方向にずれた一対の画像信号を出力するセンサと、フォーカスレンズを含む撮像光学系を通して被写体光像を撮像する撮像素子に、上記撮像光学系に入射する被写体光の一部を導き、上記被写体光の上記一部を除いた残りを上記センサに導く光学素子と、上記光学素子と上記センサの間に設けられる光学系と、温度を検出する温度検出部と、温度と、上記フォーカスレンズの位置と、合焦位置補正用の情報と、を対応付けたデータを記憶する記憶部と、を含む合焦制御装置による合焦制御方法であって、上記センサから出力される上記一対の画像信号の位相差を検出する位相差検出ステップと、上記フォーカスレンズの位置を検出するフォーカスレンズ位置検出ステップと、上記記憶部に記憶されたデータと、上記温度検出部により検出される温度及び上記フォーカスレンズ位置検出ステップにより検出されるフォーカスレンズの位置とに基づいて、上記位相差検出ステップにより検出された位相差である検出位相差に基づく上記フォーカスレンズの合焦位置を補正する補正ステップと、上記補正ステップにより補正された合焦位置に上記フォーカスレンズを移動させるレンズ制御ステップと、を備えるものである。
開示された合焦制御方法は、上記補正ステップでは、上記温度検出部により検出される温度及び上記フォーカスレンズ位置検出ステップにより検出されるフォーカスレンズの位置の組み合わせに対応する合焦位置補正用の情報を上記データに基づいて生成し、生成した情報を用いて合焦位置を補正するものである。
開示された合焦制御方法は、上記合焦位置補正用の情報は、位相差の補正量であり、上記補正ステップでは、上記検出位相差にしたがって上記フォーカスレンズを移動させた状態での上記フォーカスレンズの位置である想定レンズ位置と上記温度検出部により検出される温度の組み合わせに対応する位相差の補正量を上記データに基づいて生成し、生成した位相差の補正量を用いて上記検出位相差を補正し、上記レンズ制御ステップでは、上記補正ステップによる補正後の検出位相差が第一の閾値を超える場合に、上記補正後の検出位相差に基づいて上記フォーカスレンズを移動させるものである。
開示された合焦制御方法は、上記合焦位置補正用の情報は、位相差の補正量であり、nを1以上の自然数とし、上記補正ステップでは、上記検出位相差にしたがって上記フォーカスレンズを移動させた状態での上記フォーカスレンズの位置である第nの想定レンズ位置を算出し、上記第nの想定レンズ位置と上記温度検出部により検出される温度の組み合わせに対応する位相差の第nの補正量を上記データに基づいて生成する第一の処理と、上記第nの補正量で上記検出位相差を補正して得られる補正後位相差にしたがって上記フォーカスレンズを移動させた状態での上記フォーカスレンズの位置である第n+1の想定レンズ位置を算出し、上記第n+1の想定レンズ位置と上記温度検出部により検出される温度の組み合わせに対応する位相差の第n+1の補正量を上記データに基づいて生成する第二の処理と、を行い、上記レンズ制御ステップでは、上記第nの補正量と上記第n+1の補正量の差が第二の閾値以下の場合に、上記第nの補正量又は上記第n+1の補正量を用いて上記補正ステップで補正された上記検出位相差に基づいて上記フォーカスレンズを移動させるものである。
開示された合焦制御方法は、上記補正ステップでは、上記第二の処理の結果、上記第nの補正量と上記第n+1の補正量の差が上記第二の閾値を超える場合は、nを1つ増やして再び上記第二の処理を行うものである。
開示された合焦制御方法は、上記撮像光学系はズームレンズを含み、上記記憶部の上記データは、更に、上記ズームレンズのズーム倍率が上記合焦位置補正用の情報に対応付けられたものであり、上記ズームレンズのズーム倍率を検出するズーム倍率検出ステップを更に備え、上記補正ステップでは、上記データと、上記温度検出部により検出される温度と、上記ズーム倍率検出ステップにより検出されるズーム倍率と、上記フォーカスレンズ位置検出ステップにより検出されるフォーカスレンズの位置とに基づいて合焦位置補正用の情報を生成するものである。
開示された合焦制御方法は、上記補正ステップでは、上記温度検出部により検出される温度、上記ズーム倍率検出ステップにより検出されるズーム倍率、及び上記フォーカスレンズ位置検出ステップにより検出されるフォーカスレンズの位置の組み合わせに対応する合焦位置補正用の情報を上記データに基づいて生成するものである。
開示された合焦制御方法は、上記合焦位置補正用の情報は、位相差の補正量であり、上記補正ステップでは、上記検出位相差にしたがって上記フォーカスレンズを移動させた状態での上記フォーカスレンズの位置である想定レンズ位置と上記温度検出部により検出される温度と上記ズーム倍率検出ステップにより検出されるズーム倍率との組み合わせに対応する位相差の補正量を上記データに基づいて生成し、生成した位相差の補正量を用いて上記検出位相差を補正し、上記レンズ制御ステップでは、上記補正ステップによる補正後の検出位相差が第一の閾値を超える場合に、上記補正後の検出位相差に基づいて上記フォーカスレンズを移動させるものである。
開示された合焦制御方法は、上記合焦位置補正用の情報は、位相差の補正量であり、上記撮像光学系はズームレンズを含み、上記ズームレンズのズーム倍率を検出するズーム倍率検出ステップを更に備え、nを1以上の自然数とし、上記補正ステップでは、上記検出位相差にしたがって上記フォーカスレンズを移動させた状態での上記フォーカスレンズの位置である第nの想定レンズ位置を算出し、上記第nの想定レンズ位置と上記温度検出部により検出される温度と上記ズーム倍率検出ステップにより検出されるズーム倍率の組み合わせに対応する位相差の第nの補正量を上記データに基づいて生成する第一の処理と、上記第nの補正量で上記検出位相差を補正して得られる補正後位相差にしたがって上記フォーカスレンズを移動させた状態での上記フォーカスレンズの位置である第n+1の想定レンズ位置を算出し、上記第n+1の想定レンズ位置と上記温度検出部により検出される温度と上記ズーム倍率検出ステップにより検出されるズーム倍率の組み合わせに対応する位相差の第n+1の補正量を上記データに基づいて生成する第二の処理と、を行い、上記レンズ制御ステップでは、上記第nの補正量と上記第n+1の補正量の差が第二の閾値以下の場合に、上記第nの補正量又は上記第n+1の補正量を用いて上記補正ステップで補正された上記検出位相差に基づいて上記フォーカスレンズを移動させるものである。
開示された合焦制御方法は、上記補正ステップでは、上記第二の処理の結果、上記第nの補正量と上記第n+1の補正量の差が上記第二の閾値を超える場合は、nを1つ増やして再び上記第二の処理を行うものである。
開示された合焦制御方法は、上記記憶部には、上記データに含まれる設計上の上記合焦位置補正用の情報とその合焦位置補正用の情報の実測値との差分データが更に記憶されており、上記補正ステップでは、上記温度検出部により検出される温度及び上記フォーカスレンズ位置検出ステップにより検出されるフォーカスレンズの位置に基づいて生成した合焦位置補正用の情報に上記差分データを加算した情報を最終的な合焦位置補正用の情報として生成するものである。
開示された合焦制御プログラムは、1つの被写体光像に対し、一方向にずれた一対の画像信号を出力するセンサと、フォーカスレンズを含む撮像光学系を通して被写体光像を撮像する撮像素子に、上記撮像光学系に入射する被写体光の一部を導き、上記被写体光の上記一部を除いた残りを上記センサに導く光学素子と、上記光学素子と上記センサの間に設けられる光学系と、温度を検出する温度検出部と、温度と、上記フォーカスレンズの位置と、合焦位置補正用の情報と、を対応付けたデータを記憶する記憶部と、を含む合焦制御装置によって上記フォーカスレンズの合焦制御を行うための合焦制御プログラムであって、上記センサから出力される上記一対の画像信号の位相差を検出する位相差検出ステップと、上記フォーカスレンズの位置を検出するフォーカスレンズ位置検出ステップと、上記記憶部に記憶されたデータと、上記温度検出部により検出される温度及び上記フォーカスレンズ位置検出ステップにより検出されるフォーカスレンズの位置とに基づいて、上記位相差検出ステップにより検出された位相差である検出位相差に基づく上記フォーカスレンズの合焦位置を補正する補正ステップと、上記補正ステップにより補正された合焦位置に上記フォーカスレンズを移動させるレンズ制御ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明は、特に、高精度の合焦制御が求められる業務用のカメラシステムに適用して利便性が高く、有効である。
1 レンズ装置
10 温度検出部
11 フォーカスレンズ
12,13 ズームレンズ
16 ビームスプリッタ
17 ミラー
18 集光レンズ
19 セパレータレンズ
20 撮像素子
26 制御部
26A 位相差検出部
26B 補正部
26C レンズ制御部
27 記憶部
3 カメラ装置
31 撮像素子

Claims (25)

  1. カメラ装置と共に用いられるレンズ装置に組み込まれる合焦制御装置であって、
    1つの被写体光像に対し、一方向にずれた一対の画像信号を出力するセンサと、
    前記センサから出力される前記一対の画像信号の位相差を検出する位相差検出部と、
    フォーカスレンズを含む撮像光学系を通して被写体光像を撮像する撮像素子に、前記撮像光学系に入射する被写体光の一部を導き、前記被写体光の前記一部を除いた残りを前記センサに導く光学素子と、
    前記光学素子と前記センサの間に設けられる光学系と、
    温度を検出する温度検出部と、
    前記フォーカスレンズの位置を検出するフォーカスレンズ位置検出部と、
    温度と、前記フォーカスレンズの位置と、合焦位置補正用の情報と、を対応付けたデータを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されたデータと、前記温度検出部により検出される温度及び前記フォーカスレンズ位置検出部により検出されるフォーカスレンズの位置とに基づいて、前記位相差検出部により検出された位相差である検出位相差に基づく前記フォーカスレンズの合焦位置を補正する補正部と、
    前記補正部により補正された合焦位置に前記フォーカスレンズを移動させるレンズ制御部と、を備える合焦制御装置。
  2. 請求項1記載の合焦制御装置であって、
    前記補正部は、前記温度検出部により検出される温度及び前記フォーカスレンズ位置検出部により検出されるフォーカスレンズの位置の組み合わせに対応する合焦位置補正用の情報を前記データに基づいて生成し、生成した情報を用いて合焦位置を補正する合焦制御装置。
  3. 請求項1記載の合焦制御装置であって、
    前記合焦位置補正用の情報は、位相差の補正量であり、
    前記補正部は、前記検出位相差にしたがって前記フォーカスレンズを移動させた状態での前記フォーカスレンズの位置である想定レンズ位置と前記温度検出部により検出される温度の組み合わせに対応する位相差の補正量を前記データに基づいて生成し、生成した位相差の補正量を用いて前記検出位相差を補正し、
    前記レンズ制御部は、前記補正部による補正後の検出位相差が第一の閾値を超える場合に、前記補正後の検出位相差に基づいて前記フォーカスレンズを移動させる合焦制御装置。
  4. 請求項1記載の合焦制御装置であって、
    前記合焦位置補正用の情報は、位相差の補正量であり、
    nを1以上の自然数とし、前記補正部は、前記検出位相差にしたがって前記フォーカスレンズを移動させた状態での前記フォーカスレンズの位置である第nの想定レンズ位置を算出し、前記第nの想定レンズ位置と前記温度検出部により検出される温度の組み合わせに対応する位相差の第nの補正量を前記データに基づいて生成する第一の処理と、前記第nの補正量で前記検出位相差を補正して得られる補正後位相差にしたがって前記フォーカスレンズを移動させた状態での前記フォーカスレンズの位置である第n+1の想定レンズ位置を算出し、前記第n+1の想定レンズ位置と前記温度検出部により検出される温度の組み合わせに対応する位相差の第n+1の補正量を前記データに基づいて生成する第二の処理と、を行い、
    前記レンズ制御部は、前記第nの補正量と前記第n+1の補正量の差が第二の閾値以下の場合に、前記第nの補正量又は前記第n+1の補正量を用いて前記補正部により補正された前記検出位相差に基づいて前記フォーカスレンズを移動させる合焦制御装置。
  5. 請求項4記載の合焦制御装置であって、
    前記補正部は、前記第二の処理の結果、前記第nの補正量と前記第n+1の補正量の差が前記第二の閾値を超える場合は、nを1つ増やして再び前記第二の処理を行う合焦制御装置。
  6. 請求項1記載の合焦制御装置であって、
    前記撮像光学系はズームレンズを含み、
    前記記憶部の前記データは、更に、前記ズームレンズのズーム倍率が前記合焦位置補正用の情報に対応付けられたものであり、
    前記ズームレンズのズーム倍率を検出するズーム倍率検出部を更に備え、
    前記補正部は、前記データと、前記温度検出部により検出される温度と、前記ズーム倍率検出部により検出されるズーム倍率と、前記フォーカスレンズ位置検出部により検出されるフォーカスレンズの位置とに基づいて合焦位置補正用の情報を生成する合焦制御装置。
  7. 請求項6記載の合焦制御装置であって、
    前記補正部は、前記温度検出部により検出される温度、前記ズーム倍率検出部により検出されるズーム倍率、及び前記フォーカスレンズ位置検出部により検出されるフォーカスレンズの位置の組み合わせに対応する合焦位置補正用の情報を前記データに基づいて生成する合焦制御装置。
  8. 請求項6記載の合焦制御装置であって、
    前記合焦位置補正用の情報は、位相差の補正量であり、
    前記補正部は、前記検出位相差にしたがって前記フォーカスレンズを移動させた状態での前記フォーカスレンズの位置である想定レンズ位置と前記温度検出部により検出される温度と前記ズーム倍率検出部により検出されるズーム倍率との組み合わせに対応する位相差の補正量を前記データに基づいて生成し、生成した位相差の補正量を用いて前記検出位相差を補正し、
    前記レンズ制御部は、前記補正部による補正後の検出位相差が第一の閾値を超える場合に、前記補正後の検出位相差に基づいて前記フォーカスレンズを移動させる合焦制御装置。
  9. 請求項1記載の合焦制御装置であって、
    前記合焦位置補正用の情報は、位相差の補正量であり、
    前記撮像光学系はズームレンズを含み、
    前記ズームレンズのズーム倍率を検出するズーム倍率検出部を更に備え、
    nを1以上の自然数とし、前記補正部は、前記検出位相差にしたがって前記フォーカスレンズを移動させた状態での前記フォーカスレンズの位置である第nの想定レンズ位置を算出し、前記第nの想定レンズ位置と前記温度検出部により検出される温度と前記ズーム倍率検出部により検出されるズーム倍率の組み合わせに対応する位相差の第nの補正量を前記データに基づいて生成する第一の処理と、前記第nの補正量で前記検出位相差を補正して得られる補正後位相差にしたがって前記フォーカスレンズを移動させた状態での前記フォーカスレンズの位置である第n+1の想定レンズ位置を算出し、前記第n+1の想定レンズ位置と前記温度検出部により検出される温度と前記ズーム倍率検出部により検出されるズーム倍率の組み合わせに対応する位相差の第n+1の補正量を前記データに基づいて生成する第二の処理と、を行い、
    前記レンズ制御部は、前記第nの補正量と前記第n+1の補正量の差が第二の閾値以下の場合に、前記第nの補正量又は前記第n+1の補正量を用いて前記補正部により補正された前記検出位相差に基づいて前記フォーカスレンズを移動させる合焦制御装置。
  10. 請求項9記載の合焦制御装置であって、
    前記補正部は、前記第二の処理の結果、前記第nの補正量と前記第n+1の補正量の差が前記第二の閾値を超える場合は、nを1つ増やして再び前記第二の処理を行う合焦制御装置。
  11. 請求項1記載の合焦制御装置であって、
    前記記憶部には、前記データに含まれる設計上の前記合焦位置補正用の情報と当該合焦位置補正用の情報の実測値との差分データが更に記憶されており、
    前記補正部は、前記温度検出部により検出される温度及び前記フォーカスレンズ位置検出部により検出されるフォーカスレンズの位置に基づいて生成した合焦位置補正用の情報に前記差分データを加算した情報を最終的な合焦位置補正用の情報として生成する合焦制御装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項記載の合焦制御装置と、
    前記撮像光学系と、を備えるレンズ装置。
  13. 請求項1〜11のいずれか1項記載の合焦制御装置と、
    前記撮像素子と、を備える撮像装置。
  14. カメラ装置と共に用いられるレンズ装置に組み込まれる合焦制御装置であって、1つの被写体光像に対し、一方向にずれた一対の画像信号を出力するセンサと、フォーカスレンズを含む撮像光学系を通して被写体光像を撮像する撮像素子に、前記撮像光学系に入射する被写体光の一部を導き、前記被写体光の前記一部を除いた残りを前記センサに導く光学素子と、前記光学素子と前記センサの間に設けられる光学系と、温度を検出する温度検出部と、温度と、前記フォーカスレンズの位置と、合焦位置補正用の情報と、を対応付けたデータを記憶する記憶部と、を含む合焦制御装置による合焦制御方法であって、
    前記センサから出力される前記一対の画像信号の位相差を検出する位相差検出ステップと、
    前記フォーカスレンズの位置を検出するフォーカスレンズ位置検出ステップと、
    前記記憶部に記憶されたデータと、前記温度検出部により検出される温度及び前記フォーカスレンズ位置検出ステップにより検出されるフォーカスレンズの位置とに基づいて、前記位相差検出ステップにより検出された位相差である検出位相差に基づく前記フォーカスレンズの合焦位置を補正する補正ステップと、
    前記補正ステップにより補正された合焦位置に前記フォーカスレンズを移動させるレンズ制御ステップと、を備える合焦制御方法。
  15. 請求項14記載の合焦制御方法であって、
    前記補正ステップでは、前記温度検出部により検出される温度及び前記フォーカスレンズ位置検出ステップにより検出されるフォーカスレンズの位置の組み合わせに対応する合焦位置補正用の情報を前記データに基づいて生成し、生成した情報を用いて合焦位置を補正する合焦制御方法。
  16. 請求項14記載の合焦制御方法であって、
    前記合焦位置補正用の情報は、位相差の補正量であり、
    前記補正ステップでは、前記検出位相差にしたがって前記フォーカスレンズを移動させた状態での前記フォーカスレンズの位置である想定レンズ位置と前記温度検出部により検出される温度の組み合わせに対応する位相差の補正量を前記データに基づいて生成し、生成した位相差の補正量を用いて前記検出位相差を補正し、前記レンズ制御ステップでは、前記補正ステップによる補正後の検出位相差が第一の閾値を超える場合に、前記補正後の検出位相差に基づいて前記フォーカスレンズを移動させる合焦制御方法。
  17. 請求項14記載の合焦制御方法であって、
    前記合焦位置補正用の情報は、位相差の補正量であり、
    nを1以上の自然数とし、前記補正ステップでは、前記検出位相差にしたがって前記フォーカスレンズを移動させた状態での前記フォーカスレンズの位置である第nの想定レンズ位置を算出し、前記第nの想定レンズ位置と前記温度検出部により検出される温度の組み合わせに対応する位相差の第nの補正量を前記データに基づいて生成する第一の処理と、前記第nの補正量で前記検出位相差を補正して得られる補正後位相差にしたがって前記フォーカスレンズを移動させた状態での前記フォーカスレンズの位置である第n+1の想定レンズ位置を算出し、前記第n+1の想定レンズ位置と前記温度検出部により検出される温度の組み合わせに対応する位相差の第n+1の補正量を前記データに基づいて生成する第二の処理と、を行い、
    前記レンズ制御ステップでは、前記第nの補正量と前記第n+1の補正量の差が第二の閾値以下の場合に、前記第nの補正量又は前記第n+1の補正量を用いて前記補正ステップで補正された前記検出位相差に基づいて前記フォーカスレンズを移動させる合焦制御方法。
  18. 請求項17記載の合焦制御方法であって、
    前記補正ステップでは、前記第二の処理の結果、前記第nの補正量と前記第n+1の補正量の差が前記第二の閾値を超える場合は、nを1つ増やして再び前記第二の処理を行う合焦制御方法。
  19. 請求項14記載の合焦制御方法であって、
    前記撮像光学系はズームレンズを含み、
    前記記憶部の前記データは、更に、前記ズームレンズのズーム倍率が前記合焦位置補正用の情報に対応付けられたものであり、
    前記ズームレンズのズーム倍率を検出するズーム倍率検出ステップを更に備え、
    前記補正ステップでは、前記データと、前記温度検出部により検出される温度と、前記ズーム倍率検出ステップにより検出されるズーム倍率と、前記フォーカスレンズ位置検出ステップにより検出されるフォーカスレンズの位置とに基づいて合焦位置補正用の情報を生成する合焦制御方法。
  20. 請求項19記載の合焦制御方法であって、
    前記補正ステップでは、前記温度検出部により検出される温度、前記ズーム倍率検出ステップにより検出されるズーム倍率、及び前記フォーカスレンズ位置検出ステップにより検出されるフォーカスレンズの位置の組み合わせに対応する合焦位置補正用の情報を前記データに基づいて生成する合焦制御方法。
  21. 請求項19記載の合焦制御方法であって、
    前記合焦位置補正用の情報は、位相差の補正量であり、
    前記補正ステップでは、前記検出位相差にしたがって前記フォーカスレンズを移動させた状態での前記フォーカスレンズの位置である想定レンズ位置と前記温度検出部により検出される温度と前記ズーム倍率検出ステップにより検出されるズーム倍率との組み合わせに対応する位相差の補正量を前記データに基づいて生成し、生成した位相差の補正量を用いて前記検出位相差を補正し、
    前記レンズ制御ステップでは、前記補正ステップによる補正後の検出位相差が第一の閾値を超える場合に、前記補正後の検出位相差に基づいて前記フォーカスレンズを移動させる合焦制御方法。
  22. 請求項14記載の合焦制御方法であって、
    前記合焦位置補正用の情報は、位相差の補正量であり、
    前記撮像光学系はズームレンズを含み、
    前記ズームレンズのズーム倍率を検出するズーム倍率検出ステップを更に備え、
    nを1以上の自然数とし、前記補正ステップでは、前記検出位相差にしたがって前記フォーカスレンズを移動させた状態での前記フォーカスレンズの位置である第nの想定レンズ位置を算出し、前記第nの想定レンズ位置と前記温度検出部により検出される温度と前記ズーム倍率検出ステップにより検出されるズーム倍率の組み合わせに対応する位相差の第nの補正量を前記データに基づいて生成する第一の処理と、前記第nの補正量で前記検出位相差を補正して得られる補正後位相差にしたがって前記フォーカスレンズを移動させた状態での前記フォーカスレンズの位置である第n+1の想定レンズ位置を算出し、前記第n+1の想定レンズ位置と前記温度検出部により検出される温度と前記ズーム倍率検出ステップにより検出されるズーム倍率の組み合わせに対応する位相差の第n+1の補正量を前記データに基づいて生成する第二の処理と、を行い、
    前記レンズ制御ステップでは、前記第nの補正量と前記第n+1の補正量の差が第二の閾値以下の場合に、前記第nの補正量又は前記第n+1の補正量を用いて前記補正ステップで補正された前記検出位相差に基づいて前記フォーカスレンズを移動させる合焦制御方法。
  23. 請求項22記載の合焦制御方法であって、
    前記補正ステップでは、前記第二の処理の結果、前記第nの補正量と前記第n+1の補正量の差が前記第二の閾値を超える場合は、nを1つ増やして再び前記第二の処理を行う合焦制御方法。
  24. 請求項14記載の合焦制御方法であって、
    前記記憶部には、前記データに含まれる設計上の前記合焦位置補正用の情報と当該合焦位置補正用の情報の実測値との差分データが更に記憶されており、
    前記補正ステップでは、前記温度検出部により検出される温度及び前記フォーカスレンズ位置検出ステップにより検出されるフォーカスレンズの位置に基づいて生成した合焦位置補正用の情報に前記差分データを加算した情報を最終的な合焦位置補正用の情報として生成する合焦制御方法。
  25. カメラ装置と共に用いられるレンズ装置に組み込まれる合焦制御装置であって、1つの被写体光像に対し、一方向にずれた一対の画像信号を出力するセンサと、フォーカスレンズを含む撮像光学系を通して被写体光像を撮像する撮像素子に、前記撮像光学系に入射する被写体光の一部を導き、前記被写体光の前記一部を除いた残りを前記センサに導く光学素子と、前記光学素子と前記センサの間に設けられる光学系と、温度を検出する温度検出部と、温度と、前記フォーカスレンズの位置と、合焦位置補正用の情報と、を対応付けたデータを記憶する記憶部と、を含む合焦制御装置によって前記フォーカスレンズの合焦制御を行うための合焦制御プログラムであって、
    前記センサから出力される前記一対の画像信号の位相差を検出する位相差検出ステップと、
    前記フォーカスレンズの位置を検出するフォーカスレンズ位置検出ステップと、
    前記記憶部に記憶されたデータと、前記温度検出部により検出される温度及び前記フォーカスレンズ位置検出ステップにより検出されるフォーカスレンズの位置とに基づいて、前記位相差検出ステップにより検出された位相差である検出位相差に基づく前記フォーカスレンズの合焦位置を補正する補正ステップと、
    前記補正ステップにより補正された合焦位置に前記フォーカスレンズを移動させるレンズ制御ステップと、をコンピュータに実行させるための合焦制御プログラム。
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