JP5355252B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
本発明の他の側面としての撮像装置の制御方法は、フォーカスレンズを含む撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像手段を有する撮像装置の制御方法であって、前記撮像手段の出力を用いて生成された画像において特定被写体を検出する被写体検出ステップと、位相差検出光学系により形成された2つの被写体像の位相差を検出する位相差検出ステップと、前記画像中の焦点検出領域におけるコントラスト情報を生成するコントラスト情報生成ステップと、前記コントラスト情報生成ステップで生成された前記コントラスト情報と前記位相差検出ステップで検出された前記位相差とに基づいて、前記フォーカスレンズを移動させてフォーカス制御を行う制御ステップとを有し、前記制御ステップでは、前記コントラスト情報を用いたフォーカス制御を継続して繰り返し行うフォーカス制御中において、前記特定被写体が検出された場合であって、現在の前記フォーカスレンズの位置と前記位相差に基づく合焦位置との差が第1の値より大きく大ボケと判定された場合に、前記特定被写体に対応する前記2つの被写体像の前記位相差に基づいて前記フォーカスレンズの移動を開始させ、該位相差に基づくフォーカス制御中に前記フォーカスレンズの移動速度を減速させるとともに前記特定被写体が検出された領域に対応する前記焦点検出領域における前記コントラスト情報を生成させながら前記位相差に基づく合焦位置まで前記フォーカスレンズを移動させた後、当該合焦位置への前記フォーカスレンズの移動中に生成された前記コントラスト情報、および当該合焦位置への前記フォーカスレンズの移動後に生成された前記コントラスト情報を用いてフォーカス制御を行うことを特徴とする。
(通常TV−AF:時間T0−T1)
顔の検出がされていない時間T0では、通常TV−AFが行われる。前述したように、通常TV−AFでは、TV−AF評価値は中央枠で算出され、位相差(被写体距離)は検出視野の全域で検出される。
(顔優先位相差AF:時間T2−T4)
時間T2では、通常TV−AFから、左枠での位相差を検出する顔優先位相差AFに移行する。また、時間T2では、顔優先位相差AF中であるが、左枠で算出されたTV−AF評価値の取得も開始し、入力映像の大ボケ判定を行う。このとき、フォーカスレンズ位置は無限遠位置(∞)であり、顔までの距離は3mであるので、大ボケと判定される。
(顔優先TV−AF:時間T5)
時間T5の開始時点では、左枠で算出されたTV−AF評価値の取得が既に開始されているので、ただちに左枠で算出されたTV−AF評価値を用いた顔優先TV−AFを開始することができる。ここでは、時間T5において、顔までの距離が3mから4mに変化するものとする。顔優先TV−AFでは、該移動する顔を追尾しながら、時間T4よりもさらに遅いレンズシフト速度によって、顔への合焦状態を維持する。
(顔優先TV−AF:時間T6)
時間T6では、顔優先TV−AF中に追尾していた顔が消失したり(検出されなくなったり)、ユーザの選択操作等によって追尾する顔(主顔)が変更されたりした場合を想定している。この時間T6では、顔優先TV−AFは保持されるが、TV−AF評価値の取得対象が中央枠に変更される。そして、フォーカスレンズも、無限遠位置に低速でシフトされる。
(顔優先TV−AF:時間T6)
時間T6では、顔優先TV−AF中に追尾していた顔が消失したり、ユーザの選択操作等によって追尾する顔(主顔)が変更されたりした場合を想定している。この時間T6では、通常TV−AFに移行し、TV−AF評価値の取得対象も中央枠に変更される。ここでは、レンズシフトは行われない。
(通常位相差AF:時間T7−T8)
時間T7では、通常位相差AFに移行する。また、時間T7から、中央枠で算出されたTV−AF評価値の取得を開始し、入力映像の大ボケ判定を行う。
(通常TV−AF:時間T0−T1)
顔の検出がされていない時間T0では、通常TV−AFが行われる。前述したように、通常TV−AFでは、TV−AF評価値は中央枠に対する重み付けを最も大きくして算出される。位相差(被写体距離)は検出視野の全域で検出される。
(顔優先位相差AF:時間T2−T4)
時間T2では、通常TV−AFから、左枠での位相差を検出する顔優先位相差AFに移行する。また、時間T2では、顔優先位相差AF中であるが、左枠で算出されたTV−AF評価値の取得も開始し、入力映像の大ボケ判定を行う。このとき、フォーカスレンズ位置は無限遠位置(∞)であり、顔までの距離は3mであるので、大ボケと判定される。
(顔優先TV−AF:時間T5)
時間T5の開始時点では、重みをおいた左枠のTV−AF評価値の取得が既に開始されているので、ただちに左枠のTV−AF評価値を用いた顔優先TV−AFを開始することができる。ここでは、時間T5において、顔までの距離が3mから4mに変化するものとする。顔優先TV−AFでは、該移動する顔を追尾しながら、時間T4よりもさらに遅いレンズシフト速度によって、顔への合焦状態を維持する。
(顔優先TV−AF時間T6)
時間T6では、顔優先TV−AF中に追尾していた顔が消失したり、ユーザの選択操作等によって追尾する顔(主顔)が変更されたりした場合を想定している。この時間T6では、顔優先TV−AFは保持されるが、中央枠のTV−AF評価値の重み付けを大きくし、左枠のTV−AF評価値の重み付けを小さくする。そして、フォーカスレンズも、無限遠位置に低速でシフトされる。
102 撮像素子
104 位相差検出レンズ
105 位相差センサ
107 TV−AF評価値演算部
108 顔検出処理部
109 位相差枠設定部
110 位相差演算部
111 レンズ位置制御部
Claims (4)
- フォーカスレンズを含む撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像手段と、
該撮像手段の出力を用いて生成された画像において特定被写体を検出する被写体検出手段と、
位相差検出光学系により形成された2つの被写体像の位相差を検出する位相差検出手段と、
前記画像中の焦点検出領域におけるコントラスト情報を生成するコントラスト情報生成手段と、
前記コントラスト情報生成手段により生成された前記コントラスト情報と前記位相差検出手段により検出された前記位相差とに基づいて、前記フォーカスレンズを移動させてフォーカス制御を行う制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記コントラスト情報生成手段により生成されたコントラスト情報を用いたフォーカス制御を継続して繰り返し行うフォーカス制御中において、前記被写体検出手段により特定被写体が検出された場合であって、現在の前記フォーカスレンズの位置と前記位相差検出手段により検出された位相差に基づく合焦位置との差が第1の値より大きく大ボケと判定された場合に、前記特定被写体に対応する前記2つの被写体像の前記位相差に基づいて前記フォーカスレンズの移動を開始させ、該位相差に基づくフォーカス制御中に前記フォーカスレンズの移動速度を減速させるとともに前記特定被写体が検出された領域に対応する前記焦点検出領域における前記コントラスト情報を生成させながら前記位相差検出手段により検出された位相差に基づく合焦位置まで前記フォーカスレンズを移動させた後、前記位相差検出手段により検出された位相差に基づく合焦位置への前記フォーカスレンズの移動中に生成された前記コントラスト情報、および前記位相差検出手段により検出された位相差に基づく合焦位置への前記フォーカスレンズの移動後に生成された前記コントラスト情報を用いてフォーカス制御を行うことを特徴とする撮像装置。 - 前記制御手段は、前記位相差検出手段により検出された位相差に基づく合焦位置まで前記フォーカスレンズを移動させた後、前記フォーカスレンズの移動速度を更に減速させて前記コントラスト情報生成手段により前記コントラスト情報を取得させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記被写体検出手段により特定被写体が検出された場合に、前記特定被写体が検出された領域に対応する前記焦点検出領域における前記コントラスト情報と、前記特定被写体が検出された領域に対応しない前記焦点検出領域における前記コントラスト情報とに重み付けをしてフォーカス制御に用いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
- フォーカスレンズを含む撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像手段を有する撮像装置の制御方法であって、
前記撮像手段の出力を用いて生成された画像において特定被写体を検出する被写体検出ステップと、
位相差検出光学系により形成された2つの被写体像の位相差を検出する位相差検出ステップと、
前記画像中の焦点検出領域におけるコントラスト情報を生成するコントラスト情報生成ステップと、
前記コントラスト情報生成ステップで生成された前記コントラスト情報と前記位相差検出ステップで検出された前記位相差とに基づいて、前記フォーカスレンズを移動させてフォーカス制御を行う制御ステップとを有し、
前記制御ステップでは、前記コントラスト情報を用いたフォーカス制御を継続して繰り返し行うフォーカス制御中において、前記特定被写体が検出された場合であって、現在の前記フォーカスレンズの位置と前記位相差に基づく合焦位置との差が第1の値より大きく大ボケと判定された場合に、前記特定被写体に対応する前記2つの被写体像の前記位相差に基づいて前記フォーカスレンズの移動を開始させ、該位相差に基づくフォーカス制御中に前記フォーカスレンズの移動速度を減速させるとともに前記特定被写体が検出された領域に対応する前記焦点検出領域における前記コントラスト情報を生成させながら前記位相差に基づく合焦位置まで前記フォーカスレンズを移動させた後、当該合焦位置への前記フォーカスレンズの移動中に生成された前記コントラスト情報、および当該合焦位置への前記フォーカスレンズの移動後に生成された前記コントラスト情報を用いてフォーカス制御を行うことを特徴とする撮像装置の制御方法。
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