JP6205157B2 - 可動部材接続機構およびそれを用いた荷重センサ - Google Patents

可動部材接続機構およびそれを用いた荷重センサ Download PDF

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本発明は、軸部材がハウジングに対して相対移動する際の軸部材のぶれを抑制する可動部材接続機構およびそれを用いた荷重センサに関する。
従来から、電動式パーキングブレーキのブレーキ操作力等の検出に用いられる荷重センサが知られている。このような荷重センサとして、特許文献1では、ホールICを保持するケースと、該ケースの一方側の端部壁を貫通してケースに対して移動自在に設けられると共に、端部に磁石が設けられている荷重伝達部材と、荷重伝達部材に加わる荷重に抗して荷重伝達部材を弾力的に付勢するバネと、荷重伝達部材を無負荷領域まで戻すための副バネと、ケースの反対側の端部壁に端部が係止されているロッドと、を備えている荷重センサが開示されている。この荷重センサでは、ケースと荷重伝達部材との相対移動に応じて変化するホールICからの出力電圧によって、荷重伝達部材やロッドに加わる荷重を検出している。
特開2008−202957号公報
しかしながら、特許文献1の荷重センサにおいては、磁石を支持する軸部材(荷重伝達部材)が片持ち構造であるため、軸部材がハウジング(ケース)と相対移動する際に軸部材がぶれて磁石とホールICとの相対位置が意図せず変化して荷重誤差が生じる虞がある。また、このようなぶれを抑制するために、軸受を用いる方法も考えられるが、ハウジングには、接続部材(ロッド)や軸部材等の他の部材も収容されているため、組み付け作業が煩雑になる虞がある。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、軸部材がハウジングに対して相対移動する際の軸部材のぶれを抑制することができ、組み付け作業性の良い可動部材接続機構およびそれを用いた荷重センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の可動部材接続機構は、ハウジングと、前記ハウジングに対して軸方向へ相対的に移動可能な軸部材と、前記ハウジングと可動部材とを接続する接続部材と、前記軸部材の基端を収容する軸部材収容部と前記接続部材の先端を収容する接続部材収容部とを有する軸受部材とを備えた可動部材接続機構であって、前記ハウジングは、前記軸受部材の軸方向への移動を規制する規制部を有し、前記軸受部材は、前記規制部と係合する係合部を有し、前記規制部が、前記軸受部材の軸方向における両端よりも内側に設けられた前記係合部と係合することにより、前記軸部材の軸振れを抑制することを特徴としている。
(1)本発明の可動部材接続機構によれば、ハウジングは、軸部材の基端を収容する軸部材収容部を有する軸受部材の軸方向への移動を規制する規制部を有しており、軸受部材は、規制部と係合する係合部を有しているので、規制部が、軸受部材の軸方向における両端よりも内側に設けられた係合部と係合することにより、軸受部材を用いて、軸部材がハウジングに対して相対移動する際の軸部材のぶれを抑制することができる。また、組み付けの際には、ハウジングに対して軸受部材の位置を調整するだけで良いので、軸部材、軸受部材、接続部材の組み付け作業が容易となる。
(2)本発明の可動部材接続機構によれば、接続部材は、該接続部材の本体であるロッドの先端に、ハウジングと係合する係合片をボルト・ナット締結構造により締結した先端構造を有しているので、接続部材に可動部材による荷重が加わった際に係合片に掛かる力に対する強度を向上させることができる。
(3)本発明の可動部材接続機構によれば、軸部材がハウジングに対して相対移動した場合でも、軸部材に設けられるバネ部材により、元の位置に戻ることができる。
(4)本発明の荷重センサによれば、軸部材がハウジングに対して相対移動する際の軸部材のぶれを抑制することができるので、検出センサによって軸部材の相対移動距離を適切に検出することができる。
(5)本発明の荷重センサによれば、可動部材の作動により軸受部材が軸方向へ移動したとしても、ハウジングの当接部と軸部材の延出部とが当接することで、ハウジングと軸部材とが相対移動した際に、同じ位置で軸部材を停止させることができるので、軸部材のゼロ点位置がずれることを抑制することができ、荷重センサの精度低下を抑制することができる。
本発明に係る荷重センサの一実施形態を示す側断面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図1におけるB−B線断面図である。 本発明に係る荷重センサの拡大平面断面図である。 接続部材の一例を示す分解平面断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態の一例について説明する。本発明の荷重センサ1は、例えば、電動式パーキングブレーキのブレーキ操作力等の検出に用いられるものである。荷重センサ1は、図1に示すように、ハウジング2と、ハウジング2に対して軸方向へ相対的に移動可能な軸部材3と、ハウジング2と可動部材4とを接続する接続部材5と、軸受部材6とを備える可動部材接続機構と、軸部材3のハウジング2に対する軸方向への相対移動を検出する検出センサ7とを有している。
ハウジング2は、略直方体の箱状に形成されたものであって、四角形状を形成している側面のうちの一側面(以下「上方」)が開口している。ハウジングの両端には、それぞれ軸部材3及び接続部材5の本体部のロッド51を通すために上方が開口している略U字状の切り欠き溝21、22が形成されており、内周面側の底面や側壁面には、軸受部材6の軸方向への移動を規制する規制部23が形成されている。この規制部23は図1及び図4に示すように、ハウジング2の内周面から内側に突出するように凸条に形成されている。
また、ハウジング2には、図1に示すように、当該ハウジング2の上方の開口を塞ぐように蓋体8が設けられている。ハウジング2及び蓋体8は、例えば、金属又は合成樹脂によって形成することができる。尚、ハウジング2及び蓋体8は、軸部材3の上方に設けられる磁石71による磁化を防止するために、アルミニウム、特定のステンレススチール、合成樹脂等の磁化されない材料を用いることが好ましい。
軸部材3は、軸方向に軸受部材6に対して反対方向に相対移動可能にハウジング2に取り付けられている。この軸部材3の基端部31側は、図1及び図3に示すように、内部に空間を有するように筒状に形成されており、ハウジング2の外部に位置する先端側は、詳しくは図示しないが、例えば、本荷重センサ1が取り付けられるアクチュエータのハウジングや、アクチュエータに用いられるモータの駆動力を荷重センサ1に伝達するインナーケーブル等に連結されている。また、軸部材3には、当該軸部材3の径方向外側に延出する延出部32が設けられている。
この延出部32は、図4に示すように、軸部材3が軸方向における軸受部材方向に移動した際に、ハウジング2の内周面側の底面や側壁面から内側方向に突出するよう形成された面状の当接部24に接触し、軸部材3の移動を停止させるものである。本実施形態では、図1及び図2に示すように、軸部材3の径方向外側に延出するフランジ部33の外周に固定され、軸部材3の上方で磁石71を保持する保持部材が延出部32としての機能を果たしている。この延出部32として機能する保持部材は、磁石71による磁化を防止するために、アルミニウム、特定のステンレススチール、合成樹脂等の磁化されない材料を用いることが好ましい。尚、延出部32は、本実施形態に限定されるものではなく、当接部24と接触することによって、軸部材3の移動を停止させることができるものであれば良く、例えば、フランジ部33そのものや軸部材3の外周の一部から径方向外側に延出する突出片等であっても良い。
また、当接部24は、延出部32が当接することによって軸部材3の移動を停止させるものであれば良い。軸部材3の軸受部材6側への移動範囲を規制するので、例えば、当接部24に延出部32が当接した際の軸部材3の位置を荷重センサ1のゼロ点位置として設定すれば良い。本実施形態では、当接部24は、図4に示すように、規制部23から連設されて形成された段部として形成されているが、本実施形態に限定されるものではなく、例えば、ハウジング2の内周面側の底面や側壁面に形成された凸部であっても良い。
また、軸部材3の先端側は、図1に示すように、軸部材3の先端側のぶれを抑制する軸受9を介してハウジング2の切り欠き溝21と係合している。軸部材3には、軸部材3がハウジング2内に配置された状態において、軸部材3のフランジ部33と軸受9との間に、バネ部材10が設けられている。このバネ部材10は、軸部材3のハウジング2に対する相対移動により弾性変形し、軸部材3を元の位置に戻すように軸受部材6側(図1の左側)に付勢するものであって、例えば、圧縮コイルスプリング等が用いられる。尚、詳しくは図示しないが、フランジ部33と軸受9との間で、バネ部材10より内側の軸部材3の外周に副バネを設けるようにしても良い。
接続部材5は、ハウジング2と可動部材4とを接続するものであって、本実施形態においては、図5に示すように、接続部材5の本体であるロッド51と、係合片53と、ナット54(54a、54b)とを有している。ロッド51は、略円柱状に形成されており、詳しくは図示しないが、基端側には、例えば、可動部材4としてプルコントロールケーブル用のインナーケーブル等が連結される。可動部材4としては、モータの駆動力を伝達するプルコントロールケーブル以外にも、パーキングブレーキ等の操作対象を操作するためにモータ等の駆動により、操作方向へ移動しその荷重を荷重センサ1に伝達するような部材であればよい。また、ロッド51の先端側には、雄ネジが形成されたボルト部52が形成されている。接続部材5の先端構造は、係合片53をボルト・ナット締結構造により締結する構造を有する。尚、本発明の可動部材接続機構は、電動式パーキングブレーキのブレーキ操作力等を検出するための荷重センサとして利用されることに限定されるものではなく、他の摺動する可動部材4等を接続する機構としても利用することができるものである。
係合片53は、図1及び図4に示すように、ハウジング2の内周面と係合するものであって、略円板状に形成されており、中央にはボルト部52を挿通可能なボルト孔53aが形成されている。ナット54a、54bは、それぞれボルト部52と螺合するよう雌ネジが形成されたものであって、ボルト部52を係合片53のボルト孔53aに挿通させた状態で締結することにより接続部材5が構成される。本実施形態では、図4に示すように、締結時にナット54aの凸部がナット54bの凹部に嵌るようになっており、より強固な締結構造を構成することができる。これにより、可動部材4から接続部材に荷重が加わった際に、係合片53に掛かる力に対する強度を向上させることができる。尚、本実施形態では、2つのナット54a、54bを用いているが、1つのナット54によりボルト部52を係合片53のボルト孔53aに挿通させた状態で締結しても良い。図1及び図5に示すように、接続部材5の基端部が軸方向に垂直な方向に平面な構造を有する平面部55とされ、先端がボルト・ナット締結構造とされている。これにより、可動部材4における接続部材5の接続部が狭いなど、可動部材4と接続部材5との接続が困難な場合であったとしても、可動部材4における本体41の先端部に設けられた貫通孔42に接続部材5のロッド51を挿入し、先端に係合片とナットを取り付けるだけで、平面部55と可動部材4の先端部とが係合し、可動部材4と接続部材5とを接続することができるので、接続が容易となる。また、接続部材5の先端がボルト・ナット締結構造となっているため、ワッシャ等を用いることで、接続部材5の先端の長さを調整することができる。更に、可動部材4が本体41内に、操作対象を操作するために軸方向へストロークするような機構等を有している場合には、接続部材5が平面部55を有するため、接続部材5の基端がストロークの際にストローク機構に当たる等により当該機構のストロークを阻害することが抑制され、また、装置を小型化することができる。
軸受部材6は、両端が開口した円筒状に形成されており、図3及び図4に示すように、内部に軸部材3の基端部31を収容する軸部材収容部と接続部材5の先端を収容する接続部材収容部との両方の役割を果たす収容部61を有している。軸受部材6の内径は、収容部61内で軸部材3がぶれることなく、軸方向へ移動可能であって、軸部材3の基端部31を収容部61に挿入することが可能な大きさ(軸部材3の基端部31の外径と略同一)に形成されている。また、軸部材3の基端部31は、筒状に形成されており、接続部材5の先端は、軸部材3の基端部31の内径よりも小さく形成されているので、図3及び図4に示すように、収容部61に収容された軸部材3の基端部31内に接続部材5の先端を収容することができる。このように軸受部材6の収容部61に軸部材3の基端部31だけでなく、接続部材5の先端を収容することができるので、荷重センサ1の小型化を図ることができるとともに、ハウジング2への組み付けが容易になる。尚、本実施形態では、軸部材3の基端部31と接続部材5の先端とを同じ収容部61に収容しているが、それぞれ別々に収容できるように軸受部材6の収容部が構成されていても良い。
軸受部材6の外周面の両端側には、それぞれ周方向全域に渡って鍔部が形成されており、図1及び図4に示すように、その鍔部同士がそれぞれ対向する面である内側の面が規制部23と係合する係合部62としての役割を果たしている。つまり、規制部23は、軸受部材6の両端よりも内側に設けられた係合部62と係合することになる。また、図4に示すように、係合部62と規制部23との間には、軸方向に寸法W1の間隔が設けられた空間Sを有している。この空間Sは、軸受部材6が規制部23と係合した際に、軸方向へ間隔W1分だけ移動可能となる空間であって、規制部23と係合部62との間に軸方向へ移動可能となる遊嵌状態で係合される空間であれば良い。従って、軸受部材6は、図4に示すように、係合部62と規制部23との間に間隔W1を有した状態で係合部62と規制部23とが係合するようになっている。このように、空間Sを設けることにより軸受部材6のハウジング2への組み付けが容易になる。尚、空間Sは、必ずしも設けられる必要はなく、軸受部材6が規制部23に隙間無く係合されていても良い。
また、軸受部材6及びハウジング2は、軸受部材6と延出部32とが最も接近する状態となる位置にある際に、延出部32と軸受部材6との間に所定の間隔Wを有するように構成されている。この所定の間隔Wは、軸受部材6と延出部32とが接触しないように設けられる間隔であって、軸受部材6が軸方向へ移動した際でも、延出部62と接触しないような間隔であれば良い。従って、本実施形態に係る荷重センサ1では、図4に示すように、接続部材5側(図4の左側)の係合部62と規制部23との間に空間Sを有する状態の軸受部材6の軸部材3側(図4の右側)の端面から当接部24に当接した状態の延出部32までの間隔W2が、係合部62と規制部23との間に設けられる空間Sの間隔W1よりも大きく(W2−W1=W>0)なるように構成されている。これにより、軸受部材6の軸部材3側に位置する端面が、当接部24の設けられている位置よりも軸部材3側(図4の右側)に行くことを防止できるので、軸部材3の停止位置が当接部3よりも右側に行くことを防止することができ、軸部材3のゼロ点位置がずれることを抑制することができる。また、図1及び図3に示すように、ハウジング2の上方の開口を塞ぐように蓋体8が被せられることにより、軸受部材6は、押え片81によって押えられるので、基端部31が軸受部材6の収容部61に収容されている軸部材3のぶれが抑制される。
検出センサ7は、軸部材3のハウジング2に対する軸方向への相対移動を検出するものであって、図1及び図2に示すように、磁石71と、磁界センサとしてのホールIC72(ホール素子を備えたセンサ)とを備えている。磁石71は、図1に示すように、軸部材3のフランジ部33に固定される延出部32によって軸部材3の図中上方に設けられており、軸部材3の移動に伴って、蓋体8の上面の一部が上方に突出して形成されることによって設けられる軸方向に長尺な移動空間82内を移動できるようになっている。ホールIC72は、図1及び図2に示すように、蓋体8の上面の突出する部分の一部を切り欠いて形成された切り欠き部83に設けられており、磁石71と対向し、軸部材3のゼロ点位置において、磁石71の磁界の中心位置、すなわち検出する磁束密度がゼロになる位置に配置されている。
検出センサ7による荷重の検出の基本的な原理は従来公知の荷重センサと同様であり、可動部材5や軸部材3に荷重が加わっていない状態であれば、軸部材3はバネ部材10の付勢力によりゼロ点位置に戻るようになっている。そして、この状態から荷重が付与されて可動部材4が作動すると、それに伴って接続部材4を介してハウジング2も移動する。この際、ホールIC72は、ハウジング2と共に移動するため、ハウジング2と軸部材3との相対移動距離に応じて、ホールIC72近辺の磁界が変化する。これにより、ホールIC72からの出力電圧が変化し、この出力電圧によって検出される磁石71の移動量を可動部材4に付与される荷重に換算している。尚、磁石71とホールIC72の位置は、本実施形態に限定されるものではなく、軸部材3のハウジング2に対する軸方向への相対移動を検出することができる位置に配置されていれば良い。
このように荷重センサ1では、軸受部材3は、ハウジング2の規制部23に係合しており、軸受部材3の収容部61に軸部材3の基端31が収容されるので、軸部材3がハウジング2に対して相対移動する際の軸部材3のぶれを抑制することができる。これにより、軸部材3がハウジング2と相対移動する際に軸部材3がぶれて磁石71とホールIC72との相対位置が意図せず変化して荷重誤差が生じることを抑制することができる。また、荷重センサ1では、軸部材3が軸受部材6方向に移動した際に、軸部材3に設けられる延出部32がハウジング2に形成された当接部24に接触し、軸部材3の移動を停止させるよう構成されている。そのため、可動部材4や接続部材5にぶれが生じたとしても、軸部材3のゼロ点位置がずれることを抑制することができ、荷重センサ1の精度低下を抑制することができる。
本実施形態の可動部材接続機構の組み付けに関して、軸受部材6の軸部材収容部に軸部材3の基端を収容し、軸受部材6の接続部材収容部に接続部材5の先端を収容した状態で、ハウジング2の規制部23が配置されている位置へ軸受部材6の係合部62の位置を調整するだけで、軸部材2、軸受け部材6及び接続部材5の組み付け位置を合わせてハウジング2に組み付けられるため、組み付け作業が容易となる。
また、ハウジング2に当接部24が設けられ、軸受部材6と軸部材3の延出部32との間に間隔Wを設けた状態でハウジング2に収容されるような場合、軸部材3、軸受部材6及び接続部材5の組み付けの際には、収容部61に軸部材3の基端と接続部材5の先端とを軸受部材6に収容した状態で、規制部23が配置されている位置に係合部62の位置を調整し、軸部材2、軸受部材6及び接続部材5の組み付け位置を合わせてハウジング2に組み付ける。その際には、軸受部材6の係合部62とハウジング2の規制部23との間に空間Sを有するようにされているため、軸受部材6と軸部材3の延出部32との間に所定の間隔Wが形成されるように規制部23と係合部62が遊嵌した状態で、軸受部材6を接続部材5へ近づく方向へ移動させることができる。このように所定の間隔Wを有するようにハウジング2へ収容されるような場合であっても組み付けが容易となる。
尚、本発明の実施の形態は上述の形態に限るものではなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
1 荷重センサ
2 ハウジング
23 規制部
24 当接部
3 軸部材
31 基端部
32 延出部
4 可動部材
5 接続部材
51 ロッド
52 ボルト部
53 係合片
54 ナット
6 軸受部材
61 収容部
62 係合部
7 検出センサ
10 バネ部材

Claims (5)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに対して軸方向へ相対的に移動可能な軸部材と、
    前記ハウジングと可動部材とを接続する接続部材と、
    前記軸部材の基端を収容する軸部材収容部と前記接続部材の先端を収容する接続部材収容部とを有する軸受部材とを備えた可動部材接続機構であって、
    前記ハウジングは、前記軸受部材の軸方向への移動を規制する規制部を有し、
    前記軸受部材は、前記規制部と係合する係合部を有し、
    前記規制部が、前記軸受部材の軸方向における両端よりも内側に設けられた前記係合部と係合することにより、前記軸部材の軸振れを抑制することを特徴とする可動部材接続機構。
  2. 前記接続部材は、前記接続部材の本体であるロッドの先端に、前記ハウジングと係合する係合片をボルト・ナット締結構造により締結した先端構造を有することを特徴とする請求項1に記載の可動部材接続機構。
  3. 前記軸部材は、軸方向に前記軸受部材に対して反対方向に相対移動可能に前記ハウジングに対して取り付けられ、前記軸部材の前記ハウジングに対する相対移動により弾性変形し、前記軸部材を元の位置に戻すように付勢するバネ部材が前記軸部材に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の可動部材接続機構。
  4. 前記軸部材の相対移動を検出する検出センサを有し、
    前記軸部材の相対移動距離に応じて可動部材に付与される荷重を検出することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の可動部材接続機構を用いた荷重センサ。
  5. 前記軸部材には、径方向外側に延出した延出部が設けられ、
    前記ハウジングには、前記軸部材が軸方向における軸受部材方向に移動した際に、前記延出部と当接可能な当接部が設けられ、
    前記係合部と前記規制部との間には、前記軸受部材が軸方向へ移動可能となる空間を有し、
    前記軸受部材と前記延出部とが最も近接する状態となる位置にある際に、前記延出部と前記軸受部材との間に所定の間隔を有するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の荷重センサ。


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