JP6203665B2 - 一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタ - Google Patents

一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタ Download PDF

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Description

本発明は電気コネクタの技術分野に属し、シャッターが設けられた電気コネクタに関する。
特許文献1は、プラグ挿入口にシャッターを備えたソケット型のコネクタを開示しており、上記シャッターとソケットボディとの間に弾性部材を設けた上記コネクタを開示している。
特許文献2は、端子保護板を備えたコネクタを開示している。上記コネクタは、雄型端子を嵌挿する第1コネクタハウジングと、この第1コネクタハウジングに装着される端子保護板と、雌型端子を嵌挿し、締付けナットを備えた第2コネクタハウジングと、嵌合用の簡易ボルトから構成されている。上記端子保護板は、上記第1コネクタハウジングの端子収容孔に対応した端子支持孔と抜き孔を備えた平板面と、この平板面の裏面側端部から立設された一対の係止片と、上記平板面の表面側端部より立設された一対のフック片から構成される。上記第1コネクタハウジングには、内周壁に上記端子保護板を仮係止するための一対の突起である仮係止部が設けられており、上記端子保護板の上記係止片が挿入係止される一対の係止孔が穿設されている。一方、上記第2コネクタハウジングには、上記端子保護板の上記フック片がコネクタ嵌合完了時に係止される一対の係止凹部が設けられている。上記端子保護板の上記第1コネクタハウジングへの組付けは、先ず上記端子保護板の上記一対の係止片が上記第1コネクタハウジングの上記係止孔内へ挿入される。すると、その先端に形成された爪部が上記係止孔内の所定位置に設けられた上記係止受部に係止されると共に、上記端子保護板の下面が上記一対の仮係止部に当接することで上記端子保護板は上記第1コネクタハウジング内に仮係止される。上記両コネクタハウジングが正常な状態で完全嵌合されると上記端子保護板の上記平板面を介して上記雄型端子の先端が上記雌型端子内に完全嵌入され、確実な導通接続が達成される。この時、上記端子保護板の上記フック片先端の爪部が、上記第2コネクタハウジングの上記係止凹部と係合される。
特開2005−108596号公報 特開平7−307186号公報
上記特許文献1のシャッターが設けられた電気コネクタは、例えば独立した弾性部材を必要とする。それに較べると、上記特許文献2の端子保護板を備えたコネクタは、そのような弾性部材を必要とせず、その分だけ部品点数が減るが、次のような問題がある。上記係止片が上記端子保護板から嵌合側へ延びると共に上記フック片が上記端子保護板から反嵌合側へ延び、上記係止片および上記フック片が軸線上に設けられているため、例えば上記フック片が変位すると、それに連動して上記係止片も変位する可能性が高い。そのため、例えば上記第2コネクタハウジングを上記第1コネクタハウジングから引き抜く場合、上記フック片が上記第2コネクタハウジングの上記係止凹部から外れるときに、上記フック片が変位することに連動して上記係止片が変位して上記係止受部から外れ、それによって上記端子保護板が上記第1コネクタハウジングから外れる可能性がある。これを防ぐには、例えば上記端子保護板の厚みを増して剛性を上げ、それによって上記フック片と上記係止片が連動して変位することを防ぐことが考えられるが、そうすると電気コネクタの長さが長くなる。
本発明は、このような点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、上記問題を解決することができる、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタは、第1電気コネクタと、上記第1電気コネクタと嵌合し上記第1電気コネクタから離脱することになる第2電気コネクタとを備えている。
上記第1電気コネクタは、嵌合側に開口を有する第1収容室が内部に形成されるように周壁が設けられた第1ハウジングと、
接触部が上記第1収容室に配置されるように上記第1ハウジングに設けられた第1接触子と、
上記第1収容室の上記開口を塞ぐように上記第1ハウジングの上記第1収容室に配置されると共に、上記第1ハウジングに対して上記第1接触子の上記接触部よりも上記嵌合側にある第1位置と上記接触部の少なくとも一部よりも反嵌合側にある第2位置との間でスライド自在に設けられ、上記嵌合離脱方向にみたときに上記第1接触子の上記接触部に対応する部位に上記嵌合離脱方向に貫通する第1孔が設けられたシャッターとを備えている。
上記第2電気コネクタは、上記第1孔に対応する部位で上記嵌合離脱方向に貫通する第2孔を介して上記嵌合側へ連通する第2収容室が内部に形成されると共に上記両電気コネクタの嵌合時に上記シャッターを受け止めることになる本体が設けられた第2ハウジングと、
接触部が、上記嵌合離脱方向にみたときに上記第2孔に対応して上記第2収容室に配置されるように上記第2ハウジングに設けられた第2接触子とを備えている。
上記第1ハウジングには、上記周壁の一部により構成され、上記嵌合側へ延びて上記嵌合側の端部が上記第1収容室の上記開口付近で上記嵌合離脱方向と直交する幅方向に撓むことができる第1弾性片が設けられ、
上記シャッターには、上記嵌合側へ延びて上記嵌合側の端部が上記幅方向に撓むことができ当該端部に鉤が設けられた第2弾性片が設けられ、
上記第1ハウジングには、上記第2弾性片の上記鉤に上記反嵌合側から掛かる係止部が設けられ、
上記第1ハウジングにおける上記第2弾性片よりも上記幅方向の内側、および上記第2ハウジングの上記本体における上記幅方向の外側のうち、一方には、上記嵌合側へ延びて上記嵌合側の端部が上記幅方向に撓むことができ当該端部に鉤が設けられた第3弾性片が設けられていると共に、他方には、上記幅方向へ出た第1凸部が設けられ、
上記第2ハウジングには、上記本体の上記幅方向の外側に配置されて、上記幅方向の内側へ出た第2凸部を有する側壁が設けられ、
上記第1電気コネクタには、上記シャッターが上記第1位置よりも上記嵌合側へ移動することを阻止する停止機構が設けられている。
そして、上記一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタは、上記両電気コネクタの嵌合過程では、上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部を乗り越えて当該第1凸部の上記反嵌合側に掛かり、上記側壁の上記第2凸部が上記第1弾性片を介して上記第2弾性片を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片の上記鉤が上記係止部から外れ、上記シャッターが上記本体に受け止められて上記第1ハウジングの上記嵌合側への移動により上記第1位置から上記第2位置へ向かい、上記両電気コネクタの離脱過程では、上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部に掛かることで上記シャッターが上記第1位置へ戻り、上記側壁の上記第2凸部が上記第1弾性片を介して上記第2弾性片を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片の上記鉤を上記係止部から逃がし、上記停止機構により上記シャッターが上記第1位置に止まることで上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部を乗り越えて当該第1凸部の上記嵌合側に戻るように構成されている。
上記両電気コネクタが離れているときは、上記第2弾性片の上記鉤に上記係止部が上記反嵌合側から掛かるので上記シャッターが上記第1位置よりも上記反嵌合側へ移動せず、また上記停止機構により上記シャッターが上記第1位置よりも上記嵌合側へも移動しないことから、上記シャッターにより上記第1接触子の上記接触部が外部から隔離される。それにより、例えば使用者が上記接触部に触れて感電する可能性、上記接触部に外力が加わって当該接触部が変形し若しくは損傷を受ける可能性、又は上記第1接触子に電気的な外乱が加わる可能性、などを低減することができる。そして、上記両電気コネクタの嵌合過程で上記両電気コネクタのうち一方を他方へ挿入していくと、上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部を乗り越えて当該第1凸部の上記反嵌合側に掛かり、上記側壁の上記第2凸部が上記第1弾性片を介して上記第2弾性片を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片の上記鉤が上記係止部から外れ、上記シャッターが上記本体に受け止められて上記第1ハウジングの上記嵌合側への移動により上記第1位置から上記第2位置へ向かい、さらに上記挿入を続行すると、上記第1接触子の上記接触部が上記第1孔から上記嵌合側へ出て上記第2孔に入り、上記第2接触子に接触する。一方、上記両電気コネクタの離脱過程で上記両電気コネクタを離していくと、上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部に掛かっているので上記シャッターが上記第1位置へ戻り、上記側壁の上記第2凸部が上記第1弾性片を介して上記第2弾性片を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片の上記鉤を上記係止部から逃がし、上記停止機構により上記シャッターが上記第1位置に停止してそれよりも上記嵌合側へ移動しないことから、上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部を乗り越えて当該第1凸部の上記嵌合側に戻る。その場合、上記両電気コネクタが完全に嵌合するに至らない半嵌合の状態であっても、上記両電気コネクタを離していくと、上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部に掛かっているので上記シャッターが上記第1位置へ戻る。そして、上記一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタは、独立した弾性部材を設けない実施形態を実現することが可能であり、そうしたときには、その分だけ部品点数が減る。また、上記シャッターに設けられた上記第2弾性片および上記第3弾性片は、上記嵌合側へ平行に延び又は上記両電気コネクタに分散して設けられるので、軸線上に且つ一体的に設けられるという形態をとらないことから、一方が変位しても他方が連動するおそれが少ない。そのため、上記両電気コネクタのうち一方を他方へ挿入していくときの上記第2弾性片および上記第3弾性片の作動タイミングが正確で且つ精度よく得られ、例えば上記両電気コネクタを離間させたときに上記シャッターが脱落するなどの不具合が起こりにくい。さらに、上記シャッターの厚みを増して剛性をあげるような対策を特に必要としないので、上記第1電気コネクタの長さが長くなるおそれも少ない。加えて、上記第2弾性片の案内機能により上記シャッターが上記第1ハウジングの内部で斜めに移動することが防がれるので、上記両電気コネクタが斜めに嵌合することが防止される。
第2の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタは、上記第1の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタにおいて、
上記両電気コネクタの嵌合過程において接触する上記第1弾性片の面および上記2弾性片の面のうち少なくとも一方の面が、上記嵌合離脱方向および上記幅方向と直交する厚さ方向にみたときに上記嵌合側へ向かうにつれて上記幅方向の外側へ寄るように上記嵌合離脱方向および上記幅方向に対して斜めに形成されている、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタである。
例えば、上記シャッターが上記第2ハウジングの上記本体により上記反嵌合側へ押されると、上記第2弾性片の上記鉤と上記第1ハウジングの上記係止部との接触圧力が高くなり、上記鉤が上記係止部から上記幅方向の内側へ外れにくくなることがある。しかし、上記第2の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタのようにすれば、上記両電気コネクタのうち一方を他方へ挿入したときに、上記第1弾性片の面と上記第2弾性片の面とが接触すると、上記第1弾性片から上記第2弾性片に対してこれを上記幅方向の内側へ押す力が作用するので、上記第2弾性片の上記鉤と上記第1ハウジングの上記係止部とに接触圧力が作用していても、上記鉤が上記係止部から上記幅方向の内側へ外れやすくなる。
第3の圧着端子は、上記第1の又は上記第2の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタにおいて、
上記停止機構が、上記第1ハウジングに設けられ、上記幅方向の内側へ出た第3凸部と、
上記シャッターに設けられ、上記第3凸部に上記反嵌合側から掛かるシャッター係止部とを備えている、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタである。
このようにすれば、上記両電気コネクタの離脱過程で上記第3凸部が上記シャッター係止部に掛かるので、上記シャッターが上記第1位置に停止してそれよりも上記嵌合側へ移動しないことから、上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部を乗り越えて当該第1凸部の上記嵌合側に戻る。また、上記シャッターが上記第1ハウジングから上記嵌合側へ抜けることが阻止される。
第4の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタは、上記第1ないし上記第3のうちいずれか一つの、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタにおいて、
上記第1弾性片、上記第2弾性片、上記第3弾性片若しくは上記第1凸部、および上記係止部が、上記第1電気コネクタの上記幅方向の央部を挟んで上記幅方向の両側に設けられ、
これに対応して、上記第1凸部若しくは上記第3弾性片、および上記第2凸部を有する上記側壁が、上記第2電気コネクタの上記幅方向の央部を挟んで上記幅方向の両側に設けられている、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタである。
このようにすれば、上記両電気コネクタの作動が上記両電気コネクタの上記幅方向の央部を中心にしてバランスのとれたものになり、例えば、上記両電気コネクタの嵌合、離脱時に、こじり力などが発生することが防止される。
第5の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタは、上記第1ないし上記第4のうちいずれか一つの、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタにおいて、
上記両電気コネクタの嵌合過程では、上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部を乗り越えて当該第1凸部の上記反嵌合側に掛かった後に、上記側壁の上記第2凸部が上記第1弾性片を介して上記第2弾性片を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片の上記鉤が上記係止部から外れ、上記両電気コネクタの離脱過程では、上記側壁の上記第2凸部が上記第1弾性片を介して上記第2弾性片を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片の上記鉤を上記係止部から逃がした後に、上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部を乗り越えて当該第1凸部の上記嵌合側に戻るように構成された、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタである。
このようにすれば、上記両電気コネクタが完全に嵌合するに至らない半嵌合の状態から上記両電気コネクタを離していく場合、嵌合深さが比較的浅いときであっても上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部に掛かることで上記シャッターが上記第1位置へ戻る。
本発明の上記第1の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタは、例えば使用者が上記接触部に触れて感電する可能性、上記接触部に外力が加わって当該接触部が変形し若しくは損傷を受ける可能性、又は上記第1接触子に電気的な外乱が加わる可能性、などを低減することができると共に、独立した弾性部材を設けないときには、その分だけ部品点数が減る。また、上記両電気コネクタのうち一方を他方へ挿入していくときの上記第2弾性片および上記第3弾性片の作動タイミングを正確で且つ精度よく得ることができ、例えば上記両電気コネクタを離間させたときに上記シャッターが脱落するなどの不具合が起こりにくい。さらに、上記第1電気コネクタの長さが長くなるおそれも少ない。また、上記第2弾性片の案内機能により、上記両電気コネクタが斜めに嵌合することを防止することができる。
本発明の上記第2の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタは、上記第1の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタにより得られる効果が得られることに加え、さらに、上記第2弾性片の上記鉤と上記第1ハウジングの上記係止部とに接触圧力が作用していても、上記鉤が上記係止部から上記幅方向の内側へ外れやすくすることができる。
本発明の上記第3の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタは、上記第1又は上記第2の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタにより得られる効果が得られることに加え、さらに、上記停止機構の一例を具体的に示すことができた。
本発明の上記第4の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタは、上記第1ないし上記第3のうちいずれか一つの、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタにより得られる効果が得られることに加え、さらに、上記両電気コネクタの作動が上記両電気コネクタの央部を中心にしてバランスのとれたものになり、例えば、上記両電気コネクタの嵌合、離脱時に、こじり力などが発生することを防止することができる。
本発明の上記第5の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタは、上記第1ないし上記第4のうちいずれか一つの、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタにより得られる効果が得られることに加え、さらに、上記両電気コネクタが完全に嵌合するに至らない半嵌合の状態から上記両電気コネクタを離していく場合、嵌合深さが比較的浅いときであっても上記シャッターを上記第1位置へ戻すことができる。
図1は、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタの実施形態の第1電気コネクタおよび第2電気コネクタを示す斜視図である。 図2は、上記実施形態の上記第1電気コネクタおよび上記第2電気コネクタを、図1とは別の方向からみたときの斜視図である。 図3は、上記実施形態の上記第1電気コネクタのシャッターを示す斜視図である。 図4は、上記実施形態の上記第1電気コネクタおよび上記第2電気コネクタの横断面図である。 図5は、上記実施形態の上記第1電気コネクタおよび上記第2電気コネクタの側面図である。上記第1電気コネクタを上記第2電気コネクタに挿入している。 図6は、図5のVI−VI線における断面図である。 図7は、図6の仮想線で囲んだ部分の拡大図である。 図8は、上記実施形態の上記第1電気コネクタおよび上記第2電気コネクタの側面図である。上記第1電気コネクタの上記第2電気コネクタへの挿入深さが、図5の状態から増している。 図9は、図8のIX−IX線における断面図である。 図10は、図9の仮想線で囲んだ部分の拡大図である。 図11は、上記実施形態の上記第1電気コネクタおよび上記第2電気コネクタの側面図である。上記第1電気コネクタの上記第2電気コネクタへの挿入深さが、図8の状態から増している。 図12は、図11のXII−XII線における断面図である。 図13は、図12の仮想線で囲んだ部分の拡大図である。 図14は、上記実施形態の上記第1電気コネクタおよび上記第2電気コネクタの側面図である。上記第1電気コネクタの上記第2電気コネクタへの嵌合が完了している。 図15は、図14のXV−XV線における断面図である。 図16は、図15の仮想線で囲んだ部分の拡大図である。 図17は、上記実施形態の上記第1電気コネクタおよび上記第2電気コネクタの側面図である。上記第1電気コネクタの上記第2電気コネクタへの挿入深さが、図5の状態と図8の状態との中間の段階にある。 図18は、図17のXVIII−XVIII線における断面図である。 図19は、図18の仮想線で囲んだ部分の拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1ないし図19は、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタの一つの実施形態の第1電気コネクタ100および第2電気コネクタ200を示す。第1電気コネクタ100と、上記第2電気コネクタ200とは、対向配置して接近させると一方が他方へ挿入されて嵌合を果たし、離間させると離脱するようになっている。この実施形態の場合、上記第1電気コネクタ100の後述する周壁111が上記第2電気コネクタ200の後述する側壁212の内側へ挿入されるが、他の構成によって上記第1電気コネクタが上記第2電気コネクタに挿入されるように構成してもよいし、上記第2電気コネクタが上記第1電気コネクタに挿入されるように構成してもよい。このように嵌合することになる上記第1電気コネクタ100および上記第2電気コネクタ200において、一方における他方に対して嵌合する側を嵌合側とし、その反対側を反嵌合側とする。また、上記第1電気コネクタ100および上記第2電気コネクタ200を嵌合させ又は離脱させる方向を嵌合離脱方向という。以下、部材又は部分に対して単に上記嵌合側又は上記反嵌合側というときは、その部材又は部分が上記第1電気コネクタ100に設けられているときは当該第1電気コネクタ100の上記嵌合側又は上記反嵌合側と同一であり、その部材又は部分が上記第2電気コネクタ200に設けられているときは当該第2電気コネクタ200の上記嵌合側又は上記反嵌合側と同一である。また、上記嵌合離脱方向に直交する方向を幅方向とし、上記嵌合離脱方向および上記幅方向に直交する方向を厚さ方向とする。図4を符号が正しく読める向きに置くと、上記嵌合離脱方向は図の左右方向であり、上記幅方向は図の上下方向であり、上記厚さ方向は図の紙面に直交する方向である。
上記第1電気コネクタ100は、第1ハウジング110と、上記第1ハウジング110に設けられた第1接触子120と、上記第1ハウジング110に設けられたシャッター130とを備えている。
上記第1ハウジング110は、少なくとも上記第1接触子120と接触する部分が絶縁性材料により形成されている。上記第1ハウジング110には、上記嵌合側に開口113を有する第1収容室112が内部に形成されるように周壁111が設けられている。上記周壁111は、上記嵌合離脱方向にみたときに環状になるように形成されている。この実施形態の場合、上記周壁111は、上記嵌合離脱方向にみたときに四角形になるように形成されている。上記周壁111は筒状に形成されているが、他の形状であってもよい。
上記第1接触子120は、導電性材料により形成されている。上記第1接触子120は、接触部121と、接続部122とを備えている。上記第1接触子120は極数に応じた数だけ設けられる。上記接触部121は上記第1接触子120の上記嵌合側に設けられ、上記接続部122は上記第1接触子120の上記反嵌合側に設けられているが、上記接触部と上記接続部とが他の相対位置関係にあってもよい。そして、上記第1接触子120は、上記接触部121が上記第1収容室112に配置されるように上記第1ハウジング110に設けられている。上記第1接触子120は雄形であるので、上記接触部121は棒状のポストであるが、他の形状に形成されていてもよい。また、上記第1接触子は雌形であってもよく、そのときには上記接触部は、例えば箱形又はその他の形状に形成される。上記第1接触子には、第1外部導体310が接続される。上記第1外部導体310は電線であるので、上記接続部122は圧着部であるが、上記接続部を、例えば圧接部、ピアシング部、又はその他の構造にしてもよい。上記第1外部導体は、例えばプリント配線板又はその他の部材であってもよく、したがって、上記接続部は、例えば、ハンダ付けするための接続片であってもよいし、非接触で外部と導通する構成であってもよい。
図3に示すように、上記シャッター130は、上記嵌合離脱方向に向いた板状に形成されているが、他の形状であってもよい。上記シャッター130は、上記第1収容室112の上記開口113を塞ぐように上記第1ハウジング110の上記第1収容室112に配置されている。上記シャッター130は、上記第1ハウジング110に対して上記第1接触子120の上記接触部121よりも上記嵌合側にある第1位置と、上記接触部121の少なくとも一部よりも上記反嵌合側にある第2位置との間でスライド自在に設けられている。上記シャッター130が上記第1位置にあると、上記シャッター130により上記第1接触子120の上記接触部121が外部から隔離される。この実施形態の場合、図5ないし図7が上記シャッター130が上記第1位置にある状態を示しており、図14ないし図16が上記シャッター130が上記第2位置にある状態を示している。上記シャッター130には、上記嵌合離脱方向にみたときに上記第1接触子120の上記接触部121に対応する部位に、上記嵌合離脱方向に貫通する第1孔131が設けられている。上記第1孔131は、上記第1接触子120の数だけ設けられている。そして、上記シャッター130が上記第1位置から上記第2位置へ進むと、上記第1接触子120の上記接触部121の少なくとも一部が、上記第1孔131を貫通して上記シャッター130よりも上記嵌合側へ露出し、後述する第2孔211cを貫通して上記第2接触子220の上記接触部221と接触するようになっている。
上記第2電気コネクタは、第2ハウジング210と、上記第2ハウジング210に設けられた第2接触子220とを備えている。
上記第2ハウジング210は、少なくとも上記第2接触子220と接触する部分が絶縁性材料により形成されている。上記第2ハウジング210には本体211が設けられている。上記本体211は、上記嵌合側に上記嵌合離脱方向に向いた受け止め面211aを有する直方体状に形成されていて、上記受け止め面211aにより、上記両電気コネクタ100、200の嵌合時に上記シャッター130を受け止めるように構成されている。しかし、上記本体は、例えば円柱形又はその他の形状に形成されてもよく、また上記本体に、上記両電気コネクタの嵌合時に上記シャッターを受け止める部位が設けられておればよく、上記受け止め面はそのような構成の一例に過ぎない。上記本体211の内部には、上記第2孔211cを介して上記嵌合側へ連通する第2収容室211bが形成されている。上記第2孔211cは、上記本体において、上記第1孔に対応する部位で上記嵌合離脱方向に貫通している。
上記第2接触子220は、導電性材料により形成されている。上記第2接触子220は、接触部221と、接続部222とを備えている。上記第2接触子220は極数に応じた数だけ設けられる。上記接触部221は上記第2接触子220の上記嵌合側に設けられ、上記接続部222は上記第2接触子220の上記反嵌合側に設けられているが、上記接触部と上記接続部とが他の相対位置関係にあってもよい。そして、上記第2接触子220は、上記接触部221が、上記嵌合離脱方向にみたときに上記第2孔211cに対応して上記第2収容室211bに配置されるように上記第2ハウジング210に設けられている。上記第2接触子220は、雄形の上記第1接触子120に対応して雌形であるので、上記接触部221は箱形に形成されているが、他の形状に形成されていてもよい。また、上記第1接触子が雌形であれば上記第2接触子は雄形になり、そのときには上記接触部は、例えば棒状のポストとされ又はその他の形状に形成される。上記第2接触子には、第2外部導体320が接続される。上記第2外部導体320は電線であるので、上記接続部222は圧着部であるが、上記接続部を、例えば圧接部、ピアシング部、又はその他の構造にしてもよい。上記第2外部導体は、例えばプリント配線板又はその他の部材であってもよく、したがって、上記接続部は、例えば、ハンダ付けするための接続片であってもよいし、非接触で外部と導通する構成であってもよい。
図6および図7などに示すように、上記第1ハウジングには、第1弾性片114が設けられている。上記第1弾性片114は、上記周壁111の一部により構成され、上記嵌合側へ延びて上記嵌合側の端部が上記第1収容室112の上記開口113の付近で上記嵌合離脱方向と直交する幅方向に撓むことができるようになっている。上記第1弾性片114の上記嵌合側の端部には、上記幅方向の外側に出た外側凸部が設けられると共に、上記幅方向の内側に出た内側凸部が設けられている。しかし、上記第1弾性片の上記嵌合側の端部に、上記外側凸部および上記内側凸部のうち一方が設けられていなくてもよいし、上記外側凸部および上記内側凸部の両方が設けられていなくてもよい。上記第1電気コネクタ100における上記幅方向の外側とは、上記幅方向において上記第1電気コネクタ100の外部に近い側であり、上記幅方向の内側とは、上記幅方向において上記第1電気コネクタ100の内部に近い側をいう。
図6および図7などに示すように、上記シャッター130には、第2弾性片132が設けられている。上記第2弾性片132は、上記嵌合側へ延びて上記嵌合側の端部が上記幅方向に撓むことができるようになっており、当該端部に鉤132aが設けられている。上記鉤132aは、上記幅方向の外側へ突出している。
図6および図7などに示すように、上記第1ハウジング110には、上記第2弾性片132の上記鉤132aに上記反嵌合側から掛かる係止部115が設けられている。上記係止部115は、上記周壁111の内側、つまり上記第1収容室112に面した側に設けられ、上記幅方向の内側へ突出して設けられている。上記係止部115は、上記第1弾性片114に対して上記厚さ方向の両側の上記周壁111に設けられているが、片側の上記周壁111にのみ設けてもよいし、上記第1ハウジングの他の部位に設けてもよい。そして、上記係止部115は、上記係止部115の上記嵌合側の部分が上記第2弾性片132の上記鉤132aに当たるようになっている。上記係止部115の上記反嵌合側の面は、上記反嵌合側に向かうと上記幅方向の外側へ寄るように傾斜して設けられており、これによって上記シャッター130が上記第2位置から上記第1位置へ進むときに上記第2弾性片132の上記鉤132aを上記幅方向の内側へ案内するようにしている。しかし、上記係止部の上記反嵌合側の面を、このように傾斜させなくてもよい。上記第2弾性片132は、上記第1弾性片114により押され、しかも上記係止部115に係止されるように上記厚さ方向に十分な寸法をもって設けられている。
上記第1ハウジング110における上記第2弾性片132よりも上記幅方向の内側には、上記嵌合側へ延びて上記嵌合側の端部が上記幅方向に撓むことができ当該端部に鉤133aが設けられた第3弾性片133が設けられている。また、上記第2ハウジング210の上記本体211における上記幅方向の外側には、上記幅方向へ出た第1凸部211dが設けられている。上記第2電気コネクタ200における上記幅方向の外側とは、上記幅方向において上記第2電気コネクタ200の外部に近い側であり、上記幅方向の内側とは、上記幅方向において上記第2電気コネクタ200の内部に近い側をいう。上記鉤133aは、上記幅方向の内側へ突出しており、上記第1凸部211dは、上記幅方向の外側へ突出している。これとは逆に、上記鉤を上記幅方向の外側へ突出させると共に上記第1凸部を上記幅方向の内側へ突出させてもよい。上記第1凸部211dは、上記本体211の一部により構成されると共に上記嵌合側へ延びて上記嵌合側の端部が上記幅方向に撓むことができる第4弾性片211eの当該端部に設けられている。上記第4弾性片は、上記本体の一部により構成せずに、上記本体の外側に設けてもよい。また、上記第4弾性片を設けずに、上記第1凸部を上記本体に設けてもよい。また、この実施形態とは逆に、上記第1ハウジングにおける上記第2弾性片よりも上記幅方向の内側に、上記幅方向へ出た上記第1凸部を設けると共に、上記第2ハウジングの上記本体における上記幅方向の外側に、上記嵌合側へ延びて上記嵌合側の端部が上記幅方向に撓むことができ当該端部に鉤が設けられた上記第3弾性片を設けてもよい。その場合も、上記鉤を上記幅方向の内側へ突出させると共に上記第1凸部を上記幅方向の外側へ突出させてもよいし、これとは逆に、上記鉤を上記幅方向の外側へ突出させると共に上記第1凸部を上記幅方向の内側へ突出させてもよい。
上記第2ハウジング210には、上記本体211の上記幅方向の外側に配置されて、上記幅方向の内側へ出た第2凸部212aを有する側壁212が設けられている。
上記第1電気コネクタ100には、上記シャッター130が上記第1位置よりも上記嵌合側へ移動することを阻止する停止機構が設けられている。
そして、上記一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタは、上記両電気コネクタ100、200の嵌合過程では、上記第3弾性片133の上記鉤133aが上記第1凸部211dを乗り越えて当該第1凸部211dの上記反嵌合側に掛かり、上記側壁212の上記第2凸部212aが上記第1弾性片114を介して上記第2弾性片132を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片132の上記鉤132aが上記係止部115から外れ、上記シャッター130が上記本体211に受け止められて上記第1ハウジング110の上記嵌合側への移動により上記第1位置から上記第2位置へ向かい、上記両電気コネクタ100、200の離脱過程では、上記第3弾性片133の上記鉤133aが上記第1凸部211dに掛かることで上記シャッター130が上記第1位置へ戻り、上記側壁212の上記第2凸部212aが上記第1弾性片114を介して上記第2弾性片132を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片132の上記鉤132aを上記係止部115から逃がし、上記停止機構により上記シャッター130が上記第1位置に止まることで上記第3弾性片133の上記鉤133aが上記第1凸部211dを乗り越えて当該第1凸部211dの上記嵌合側に戻るように構成されている。上記嵌合過程での作動は、図5ないし図7の状態から始まり、図8ないし図10の状態、図11ないし図13の状態を経て、図14ないし図16の状態に至る4つの図面群の変化で示され、上記離脱過程での作動は、それとは逆に図14ないし図16の状態から始まり、図11ないし図13の状態、図8ないし図10の状態を経て、図5ないし図7の状態に至る4つの図面群の変化で示される。
この実施形態の場合、上記両電気コネクタの嵌合過程において接触する上記第1弾性片の面および上記第2弾性片の面のうち少なくとも一方の面が、上記厚さ方向にみたときに上記嵌合側へ向かうにつれて上記幅方向の外側へ寄るように上記嵌合離脱方向および上記幅方向に対して斜めに形成されている。ここでは、上記両電気コネクタ100、200の嵌合過程において接触する上記第1弾性片114の面114aおよび上記第2弾性片132の面132bの両方が、上記厚さ方向にみたときに上記嵌合側へ向かうにつれて上記幅方向の外側へ寄るように上記嵌合離脱方向および上記幅方向に対して斜めに形成されている。しかし、このように両方の面でなくても、いずれか一方の上記の面のみが、上記厚さ方向にみたときに上記嵌合側へ向かうにつれて上記幅方向の外側へ寄るように上記嵌合離脱方向および上記幅方向に対して斜めに形成されていてもよい。
この実施形態の場合、図17ないし図19に示すように、上記停止機構が、上記第1ハウジング110に設けられ、上記幅方向の内側へ出た第3凸部116と、上記シャッター130に設けられ、上記第3凸部116に上記反嵌合側から掛かるシャッター係止部134とを備えている。上記第3凸部116は、上記周壁111に、上記幅方向の内側へ突出して設けられている。上記シャッター係止部134は、上記シャッター130の上記幅方向の外側の端部に設けられると共に上記嵌合側へ延びて上記嵌合側の端部が上記幅方向に撓むことができる弾性片の当該端部に設けられている。そして、上記シャッター130が上記第1位置にくると、上記第シャッター係止部134が上記第3凸部116の上記反嵌合側の部分に当たるようになっている。しかし、上記第3凸部は上記第1ハンジングの他の部位に設けてもよい。また、上記シャッター係止部は上記シャッターの他の部位に設けてもよい。
この実施形態の場合、上記第1弾性片114、上記第2弾性片132、上記第3弾性片133、および上記係止部115が、上記第1電気コネクタ100の上記幅方向の央部を挟んで上記幅方向の両側に設けられている。また、これに対応して、上記第1凸部211d、および上記第2凸部212aを有する上記側壁212が、上記第2電気コネクタ200の上記幅方向の央部を挟んで上記幅方向の両側に設けられている。この実施形態とは逆に、上記第1ハウジングに上記第1凸部を設けると共に、上記第2ハウジングに上記第3弾性片を設けたときには、上記第1弾性片、上記第2弾性片、上記第1凸部、および上記係止部を、上記第1電気コネクタの上記幅方向の央部を挟んで上記幅方向の両側に設けると共に、これに対応して、上記第3弾性片、および上記第2凸部を有する上記側壁を、上記第2電気コネクタの上記幅方向の央部を挟んで上記幅方向の両側に設けてもよい。
この実施形態の場合、上記両電気コネクタ100、200の嵌合過程では、上記第3弾性片133の上記鉤133aが上記第1凸部211dを乗り越えて当該第1凸部211dの上記反嵌合側に掛かった後に、上記側壁212の上記第2凸部212aが上記第1弾性片114を介して上記第2弾性片132を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片132の上記鉤132aが上記係止部115から外れ、上記両電気コネクタ100、200の離脱過程では、上記側壁212の上記第2凸部212aが上記第1弾性片114を介して上記第2弾性片132を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片132の上記鉤132aを上記係止部115から逃がした後に、上記第3弾性片133の上記鉤133aが上記第1凸部211dを乗り越えて当該第1凸部211dの上記嵌合側に戻るように構成されている。
したがって、上記実施形態およびその変形例の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタにおいては、上記両電気コネクタ100、200が離れているときは、上記第2弾性片132の上記鉤132aに上記係止部115が上記反嵌合側から掛かるので上記シャッター130が上記第1位置よりも上記反嵌合側へ移動せず、また上記停止機構により上記シャッター130が上記第1位置よりも上記嵌合側へも移動しないことから、上記シャッター130により上記第1接触子120の上記接触部121が外部から隔離される。それにより、例えば使用者が上記接触部121に触れて感電する可能性、上記接触部121に外力が加わって当該接触部121が変形し若しくは損傷を受ける可能性、又は上記第1接触子120に電気的な外乱が加わる可能性、などを低減することができる。そして、上記両電気コネクタ100、200の嵌合過程で上記両電気コネクタ100、200のうち一方を他方へ挿入していくと、上記第3弾性片133の上記鉤133aが上記第1凸部211dを乗り越えて当該第1凸部211dの上記反嵌合側に掛かり、上記側壁212の上記第2凸部212aが上記第1弾性片114を介して上記第2弾性片132を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片132の上記鉤132aが上記係止部115から外れ、上記シャッター130が上記本体211に受け止められて上記第1ハウジング110の上記嵌合側への移動により上記第1位置から上記第2位置へ向かい、さらに上記挿入を続行すると、上記第1接触子120の上記接触部121が上記第1孔131から上記嵌合側へ出て上記第2孔211cに入り、上記第2接触子220に接触する。一方、上記両電気コネクタ100、200の離脱過程で上記両電気コネクタ100、200を離していくと、上記第3弾性片133の上記鉤133aが上記第1凸部211dに掛かっているので上記シャッター130が上記第1位置へ戻り、上記側壁212の上記第2凸部212aが上記第1弾性片114を介して上記第2弾性片132を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片132の上記鉤132aを上記係止部115から逃がし、上記停止機構により上記シャッター130が上記第1位置に停止してそれよりも上記嵌合側へ移動しないことから、上記第3弾性片133の上記鉤133aが上記第1凸部211dを乗り越えて当該第1凸部211dの上記嵌合側に戻る。その場合、上記両電気コネクタ100、200が完全に嵌合するに至らない半嵌合の状態であっても、上記両電気コネクタ100、200を離していくと、上記第3弾性片133の上記鉤133aが上記第1凸部211dに掛かっているので上記シャッター130が上記第1位置へ戻る。そして、上記一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタは、独立した弾性部材を設けない実施形態を実現することが可能であり、そうしたときには、その分だけ部品点数が減る。また、上記シャッター130に設けられた上記第2弾性片132および上記第3弾性片133は、上記嵌合側へ平行に延び又は上記両電気コネクタ100、200に分散して設けられるので、軸線上に且つ一体的に設けられるという形態をとらないことから、一方が変位しても他方が連動するおそれが少ない。そのため、上記両電気コネクタ100、200のうち一方を他方へ挿入していくときの上記第2弾性片132および上記第3弾性片133の作動タイミングが正確で且つ精度よく得られ、例えば上記両電気コネクタ100、200を離間させたときに上記シャッター130が脱落するなどの不具合が起こりにくい。さらに、上記シャッター130の厚みを増して剛性をあげるような対策を特に必要としないので、上記第1電気コネクタ100の長さが長くなるおそれも少ない。加えて、上記第2弾性片132の案内機能により上記シャッター130が上記第1ハウジング110の内部で斜めに移動することが防がれるので、上記両電気コネクタ100、200が斜めに嵌合することが防止される。
本発明の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタは、上記両電気コネクタの嵌合過程において接触する上記第1弾性片の面および上記第2弾性片の面の形状を限定しない。そのような種々の実施形態のなかで、上記実施形態、および上記変形例の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタの場合、上記両電気コネクタ100、200の嵌合過程において接触する上記第1弾性片114の面114aおよび上記第2弾性片132の面132bのうち少なくとも一方の面が、上記厚さ方向にみたときに上記嵌合側へ向かうにつれて上記幅方向の外側へ寄るように上記嵌合離脱方向および上記幅方向に対して斜めに形成されている。例えば、上記シャッター130が上記第2ハウジング210の上記本体211により上記反嵌合側へ押されると、上記第2弾性片132の上記鉤132aと上記第1ハウジング110の上記係止部115との接触圧力が高くなり、上記シャッター130が上記係止部115から上記幅方向の内側へ外れにくくなることがある。しかし、上記実施形態およびその変形例のようにすれば、上記両電気コネクタ100、200のうち一方を他方へ挿入したときに、上記第1弾性片114の面114aと上記第2弾性片132の面132bとが接触すると、上記第1弾性片114から上記第2弾性片132に対してこれを上記幅方向の内側へ押す力が作用するので、上記第2弾性片132の上記鉤132aと上記第1ハウジング110の上記係止部115とに接触圧力が作用していても、上記鉤132aが上記係止部115から上記幅方向の内側へ外れやすくなる。
本発明の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタの上記停止機構は、上記第1電気コネクタに設けられていて、上記シャッターが上記第1位置よりも上記嵌合側へ移動することを阻止する機構であればよい。そのような種々の実施形態のなかで、上記実施形態、および上記変形例の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタの場合、上記停止機構が、上記第1ハウジング110に設けられ、上記幅方向の内側へ出た第3凸部116と、上記シャッター130に設けられ、上記第3凸部116に上記反嵌合側から掛かるシャッター係止部134とを備えている。このようにすれば、上記両電気コネクタ100、200の離脱過程で上記第3凸部116が上記シャッター係止部134に掛かるので、上記シャッター130が上記第1位置に停止してそれよりも上記嵌合側へ移動しないことから、上記第3弾性片133の上記鉤133aが上記第1凸部211dを乗り越えて当該第1凸部211dの上記嵌合側に戻る。また、上記シャッター130が上記第1ハウジング110から上記嵌合側へ抜けることが阻止される。
本発明の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタの場合、上記第1弾性片、上記第2弾性片、上記第3弾性片若しくは上記第1凸部、および上記係止部が、上記第1電気コネクタに一組又は二組以上設けられ、これに対応して、上記第1凸部若しくは上記第3弾性片、および上記第2凸部を有する上記側壁が、上記第2電気コネクタに上記組数と同一の組数だけ設けられておればよい。そのような種々の実施形態のなかで、上記実施形態、および上記変形例の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタの場合、上記第1弾性片114、上記第2弾性片132、上記第3弾性片133若しくは上記第1凸部、および上記係止部115が、上記第1電気コネクタ100の上記幅方向の央部を挟んで上記幅方向の両側に設けられ、これに対応して、上記第1凸部211d若しくは上記第3弾性片、および上記第2凸部212aを有する上記側壁212が、上記第2電気コネクタ200の上記幅方向の央部を挟んで上記幅方向の両側に設けられている。このようにすれば、上記両電気コネクタ100、200の作動が上記両電気コネクタ100、200の上記幅方向の央部を中心にしてバランスのとれたものになり、例えば、上記両電気コネクタ100、200の嵌合、離脱時に、こじり力などが発生することが防止される。
本発明の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタの場合、上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部を乗り越えて当該第1凸部の上記反嵌合側に掛かるタイミング、および上記側壁の上記第2凸部が上記第1弾性片を介して上記第2弾性片を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片の上記鉤が上記係止部から外れるタイミングのうち、いずれのタイミングが先かを限定しない。そのような種々の実施形態のなかで、上記実施形態、および上記変形例の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタの場合、上記両電気コネクタの嵌合過程では、上記第3弾性片133の上記鉤133aが上記第1凸部211dを乗り越えて当該第1凸部211dの上記反嵌合側に掛かった後に、上記側壁212の上記第2凸部212aが上記第1弾性片114を介して上記第2弾性片132を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片132の上記鉤132aが上記係止部115から外れ、上記両電気コネクタ100、200の離脱過程では、上記側壁212の上記第2凸部212aが上記第1弾性片114を介して上記第2弾性片132を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片132の上記鉤132aを上記係止部115から逃がした後に、上記第3弾性片133の上記鉤133aが上記第1凸部211dを乗り越えて当該第1凸部211dの上記嵌合側に戻るように構成されている。このようにすれば、上記両電気コネクタ100、200が完全に嵌合するに至らない半嵌合の状態から上記両電気コネクタ100、200を離していく場合、嵌合深さが比較的浅いときであっても上記第3弾性片133の上記鉤133aが上記第1凸部211dに掛かることで上記シャッター130が上記第1位置へ戻る。
上記シャッターを、例えばゴム、熱可塑性エラストマー、又はその他のエラストマーなどのような防水性に富んだ材料により形成したときには、上記第1接触子に対する防水機能が具わる可能性がある。
本発明の上記一方にシャッターを備えた、一対の電気コネクタは、以上で説明した上記実施形態および上記変形例の特徴を組み合わせた実施形態を含んでいる。さらに、以上で説明した上記実施形態および上記変形例は本発明の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタのいくつかの例を示したに過ぎない。したがって、これらの上記実施形態および上記変形例の記載によって本発明の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタが限定解釈されることはない。
100 第1電気コネクタ
110 第1ハウジング
111 周壁
112 第1収容室
113 開口
114 第1弾性片
114a 面
115 係止部
116 第3凸部
120 第1接触子
121 接触部
130 シャッター
131 第1孔
132 第2弾性片
132a 鉤
132b 面
133 第3弾性片
133a 鉤
134 シャッター係止部
200 第2電気コネクタ
210 第2ハウジング
211 本体
211a 受け止め面
211b 第2収容室
211c 第2孔
211d 第1凸部
212 側壁
212a 第2凸部
220 第2接触子
221 接触部

Claims (5)

  1. 第1電気コネクタと、上記第1電気コネクタと嵌合し上記第1電気コネクタから離脱することになる第2電気コネクタとを備え、
    上記第1電気コネクタは、嵌合側に開口を有する第1収容室が内部に形成されるように周壁が設けられた第1ハウジングと、
    接触部が上記第1収容室に配置されるように上記第1ハウジングに設けられた第1接触子と、
    上記第1収容室の上記開口を塞ぐように上記第1ハウジングの上記第1収容室に配置されると共に、上記第1ハウジングに対して上記第1接触子の上記接触部よりも上記嵌合側にある第1位置と上記接触部の少なくとも一部よりも反嵌合側にある第2位置との間でスライド自在に設けられ、上記嵌合離脱方向にみたときに上記第1接触子の上記接触部に対応する部位に上記嵌合離脱方向に貫通する第1孔が設けられたシャッターとを備え、
    上記第2電気コネクタは、上記第1孔に対応する部位で上記嵌合離脱方向に貫通する第2孔を介して上記嵌合側へ連通する第2収容室が内部に形成されると共に上記両電気コネクタの嵌合時に上記シャッターを受け止めることになる本体が設けられた第2ハウジングと、
    接触部が、上記嵌合離脱方向にみたときに上記第2孔に対応して上記第2収容室に配置されるように上記第2ハウジングに設けられた第2接触子とを備え、
    上記第1ハウジングには、上記周壁の一部により構成され、上記嵌合側へ延びて上記嵌合側の端部が上記第1収容室の上記開口付近で上記嵌合離脱方向と直交する幅方向に撓むことができる第1弾性片が設けられ、
    上記シャッターには、上記嵌合側へ延びて上記嵌合側の端部が上記幅方向に撓むことができ当該端部に鉤が設けられた第2弾性片が設けられ、
    上記第1ハウジングには、上記第2弾性片の上記鉤に上記反嵌合側から掛かる係止部が設けられ、
    上記第1ハウジングにおける上記第2弾性片よりも上記幅方向の内側、および上記第2ハウジングの上記本体における上記幅方向の外側のうち、一方には、上記嵌合側へ延びて上記嵌合側の端部が上記幅方向に撓むことができ当該端部に鉤が設けられた第3弾性片が設けられていると共に、他方には、上記幅方向へ出た第1凸部が設けられ、
    上記第2ハウジングには、上記本体の上記幅方向の外側に配置されて、上記幅方向の内側へ出た第2凸部を有する側壁が設けられ、
    上記第1電気コネクタには、上記シャッターが上記第1位置よりも上記嵌合側へ移動することを阻止する停止機構が設けられ、
    上記両電気コネクタの嵌合過程では、上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部を乗り越えて当該第1凸部の上記反嵌合側に掛かり、上記側壁の上記第2凸部が上記第1弾性片を介して上記第2弾性片を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片の上記鉤が上記係止部から外れ、上記シャッターが上記本体に受け止められて上記第1ハウジングの上記嵌合側への移動により上記第1位置から上記第2位置へ向かい、上記両電気コネクタの離脱過程では、上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部に掛かることで上記シャッターが上記第1位置へ戻り、上記側壁の上記第2凸部が上記第1弾性片を介して上記第2弾性片を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片の上記鉤を上記係止部から逃がし、上記停止機構により上記シャッターが上記第1位置に止まることで上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部を乗り越えて当該第1凸部の上記嵌合側に戻るように構成された、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタ。
  2. 上記両電気コネクタの嵌合過程において接触する上記第1弾性片の面および上記2弾性片の面のうち少なくとも一方の面が、上記嵌合離脱方向および上記幅方向と直交する厚さ方向にみたときに上記嵌合側へ向かうにつれて上記幅方向の外側へ寄るように上記嵌合離脱方向および上記幅方向に対して斜めに形成されている請求項1の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタ。
  3. 上記停止機構が、上記第1ハウジングに設けられ、上記幅方向の内側へ出た第3凸部と、
    上記シャッターに設けられ、上記第3凸部に上記反嵌合側から掛かるシャッター係止部とを備えている、請求項1又は請求項2の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタ。
  4. 上記第1弾性片、上記第2弾性片、上記第3弾性片若しくは上記第1凸部、および上記係止部が、上記第1電気コネクタの上記幅方向の央部を挟んで上記幅方向の両側に設けられ、
    これに対応して、上記第1凸部若しくは上記第3弾性片、および上記第2凸部を有する上記側壁が、上記第2電気コネクタの上記幅方向の央部を挟んで上記幅方向の両側に設けられている請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタ。
  5. 上記両電気コネクタの嵌合過程では、上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部を乗り越えて当該第1凸部の上記反嵌合側に掛かった後に、上記側壁の上記第2凸部が上記第1弾性片を介して上記第2弾性片を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片の上記鉤が上記係止部から外れ、上記両電気コネクタの離脱過程では、上記側壁の上記第2凸部が上記第1弾性片を介して上記第2弾性片を上記幅方向の内側へ押して当該第2弾性片の上記鉤を上記係止部から逃がした後に、上記第3弾性片の上記鉤が上記第1凸部を乗り越えて当該第1凸部の上記嵌合側に戻るように構成された、請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項の、一方にシャッターを備えた一対の電気コネクタ。
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