JP6201690B2 - 車両情報投影システム - Google Patents

車両情報投影システム Download PDF

Info

Publication number
JP6201690B2
JP6201690B2 JP2013245739A JP2013245739A JP6201690B2 JP 6201690 B2 JP6201690 B2 JP 6201690B2 JP 2013245739 A JP2013245739 A JP 2013245739A JP 2013245739 A JP2013245739 A JP 2013245739A JP 6201690 B2 JP6201690 B2 JP 6201690B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
vehicle
image
virtual image
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013245739A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015101311A (ja
Inventor
武志 谷内田
武志 谷内田
広川 拓郎
拓郎 広川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP2013245739A priority Critical patent/JP6201690B2/ja
Priority to CN201480057605.2A priority patent/CN105682973B/zh
Priority to PCT/JP2014/077560 priority patent/WO2015060193A1/ja
Priority to US15/026,534 priority patent/US20160216521A1/en
Priority to EP14856234.1A priority patent/EP3061642B1/en
Publication of JP2015101311A publication Critical patent/JP2015101311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6201690B2 publication Critical patent/JP6201690B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

本発明は、所定の表示画像を投影し、車両の乗員前方側に虚像を視認させる車両情報投影システムに関する。
従来の車両情報投影システムとして、特許文献1に開示されるような投影装置であるヘッドアップディスプレイ(HUD:Head−Up Display)装置を用いたものが知られている。このようなHUD装置は、車両のフロントガラスに表示画像を投影することで、視認者(乗員)に、車両の外界の実景とともに所定の情報を示す虚像を視認させるものであり、車両の案内経路を表す表示画像の形状や大きさや、表示させる位置を調整し、実景である車線に対応づけて表示することで、乗員は実景を視認しながら少ない視線移動だけで経路を確認することができるものである。
特開2011−121401号公報
しかしながら、特許文献1のような実景に対応させて虚像を視認させるHUD装置において、HUD装置が搭載された車両が、図9(a)に示すように急減速した場合、車両の前方側が下向き(図9におけるY軸のマイナス方向)に下がってしまう(前傾姿勢になってしまう)ため、図9(b)に示すように外景の特定対象Wに対して虚像Vが下向き(Y軸のマイナス方向)にずれて視認者が視認してしまうおそれがあり、さらに、図10(a)に示すように急加速した場合、車両の前方側が上向き(図10におけるY軸のプラス方向)に上がってしまう(後傾姿勢になってしまう)ため、外景の特定対象Wに対して虚像Vが上向き(Y軸のプラス方向)にずれて視認者に視認されてしまうおそれがあり、これら車両の外景の特定対象Wに対して虚像Vがずれてしまうこと(誤表示)により、視認者が違和感を覚えるおそれがあった。
また自車両の傾きが大きくなった場合、特定対象Wと、これを指示する虚像Vとの位置ズレが増大し、特定対象Wに虚像Vが対応しなくなり、虚像Vを視認することでユーザが違和感を覚えるおそれがあった。
本発明は上記問題を鑑みてなされたものであり、車両の外景の特定対象に対応させて表示させる虚像の位置ずれ(誤表示)を抑制し、視認者に違和感なく情報を認識させることができる車両情報投影システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る車両情報投影システムは、車両の外にある特定対象の位置を推定する車外状況推定手段と、
前記特定対象に関する重畳画像を生成する表示器
前記表示器を制御する表示制御手段と、
前記表示器が生成した前記重畳画像を前記車両の乗員前方の投影対象に向けるリレー光学系
前記車外状況推定手段により推定された前記特定対象の位置に応じて、前記重畳画像が表示される位置を第1の表示領域内で調整する画像位置調整手段
前記車両の挙動を検出する挙動検出手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記挙動検出手段にて検出した車両挙動に基づき、前記第1の表示領域に対して前記特定対象が移動した上方向又は下方向を指示する代替画像を前記第1の表示領域に表示させるものである。
本発明によれば、車両の外景の特定対象に対応させて表示させる虚像の位置ずれ(誤表示)を抑制し、視認者に違和感なく情報を認識させることができる。
本発明の第一実施形態における車両情報投影システムの構成を説明する図である。 上記実施形態における車両の乗員が視認する景色を説明する図である。 上記実施形態における車両の乗員が視認する景色を説明する図である。 上記実施形態における画像の位置を調整する動作フロー図である。 上記実施形態における表示の推移を説明する図である。 上記実施形態におけるHUD装置の構成を説明する図である。 上記実施形態におけるHUD装置の構成を説明する図である。 第二実施形態における画像の位置を調整する動作フロー図である。 従来技術の問題点を説明する図である。 従来技術の問題点を説明する図である。
(第一実施形態)
本発明の車両情報投影システム1の第一実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。なお、以下では、車両情報投影システム1の構成の理解を容易にするため、図1等に示したX、Y、Z座標系を用いて適宜説明する。ここでは、虚像Vを視認する乗員3から見て左右方向に沿った軸をX軸、上下方向に沿った軸をY軸とし、X軸及びY軸と直交し、虚像Vを視認する乗員3の視線方向に沿った軸をZ軸としている。また、図中、X、Y、Z軸の各軸を示す矢印の向く方向を、矢印が示す軸の+(プラス)方向、その反対側を−(マイナス)方向として、適宜、説明する。
図1に第一実施形態に係る車両情報投影システム1のシステム構成を示す。
本実施形態に係る車両情報投影システム1は、第1の虚像V1を表す第1表示光N1と、第2の虚像V2を表す第2表示光N2とを自車両2のフロントガラス2aに投影し、第1の虚像V1及び第2の虚像V2を自車両2の乗員(視認者)3に視認させる投影装置であるヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUD装置)100と、自車両2に関する車両情報、及び自車両2の周辺の車外状況などを取得する情報取得部200と、情報取得部200から入力される情報に基づき、HUD装置100の表示を制御する表示コントローラ400と、から構成される。
HUD装置100は、第1表示光N1を出射する第1投影手段10と、第2表示光N2を出射する第2投影手段20と、を筐体40内に配置したものであり、筐体40に設けられた透過部40aから第1表示光N1と第2表示光N2をフロントガラス2aの遠方表示領域(第1表示領域)E1と近傍表示領域(第2表示領域)E2へ出射する。
フロントガラス2aの遠方表示領域E1に反射した第1表示光N1は、図1に示すように、結像距離が比較的長く、乗員3から離れた位置に第1の虚像V1を視認させる。
また、フロントガラス2aに反射した第2表示光N2は、第1の虚像V1に比べて結像距離が短く、第1の虚像V1より乗員3側に第2の虚像V2を視認させる。具体的に例えば、第1投影手段10により投影される虚像(第1の虚像V1)は、乗員3から15m以上離れた位置にあるかのように視認され(結像距離15m以上)、第2投影手段20により投影される虚像(第2の虚像V2及び後述する補助虚像V3)は、乗員3から2.5m程度離れた位置にあるかのように視認される。
以下に、図2,3を用いて、乗員3が視認する第1の虚像V1及び第2の虚像V2について説明する。図2は、乗員3が自車両2の運転席で視認するフロントガラス2aに投影された第1の虚像V1及び第2の虚像V2の様子を説明する図であり、第1の虚像V1及び第2の虚像V2は、自車両2のステアリング2bの上側(Y軸のプラス側)に配設されるフロントガラス2aに投影される。本実施形態におけるHUD装置100は、第1の虚像V1が表示される領域(遠方表示領域E1)が、第2の虚像V2が表示される領域(近傍表示領域E2)より上側に配置されるように第1表示光N1及び第2表示光N2をそれぞれ出射する。図3は、後述する第1の虚像V1として衝突警告画像J1cを表示している様子を示す図である。
フロントガラス2aの遠方表示領域(第1の表示領域)E1に投影される第1の虚像V1としては、図2,3に示すように、目的地までの経路を自車両2の外界の車線Wa(特定対象)に重畳させて経路誘導する案内経路画像J1a,後述するステレオカメラ201aにより白線Wb(特定対象)を認識し、自車両2が車線を逸脱しそうになった場合、白線Wb近傍に重畳させて白線Wbの存在を認識させて車線逸脱を抑制する、または単に白線Wb近傍に重畳させて白線Wbの存在を認識させる白線認識画像J1b,後述するステレオカメラ201aにより自車両2の車線上にある特定対象(前方車両Wcや障害物)を認識し、これら認識された車線上の物体の近傍に重畳させて注意を促し、衝突を抑制する衝突警告画像J1c,前方車両Wcに追従するように自車両2の速度を制御するアダプティブクルーズコントロール(ACC:Adaptive Cruise Control)を使用する際に、前方車両Wcとして認識する車両に重畳させ、乗員3に追従する前方車両Wcを認識させる前方車両ロック画像(図示しない),前方車両Wcと自車両2との距離に関する指標を前方車両Wcと自車両2との間の車線に重畳させ、車間距離を乗員に認識させる車間距離画像(図示しない)などであり、自車両2の外界の実景の車線Wa、白線Wb、前方車両Wc、障害物などの特定対象に合わせて表示される重畳画像J1である。
フロントガラス2aの近傍表示領域(第2の表示領域)E2に投影される第2の虚像V2としては、後述する車速センサ204や車両ECU300から出力された自車両2の速度情報や回転数情報や燃費情報など自車両2の運行状態に関する運行状態画像J2a,後述するGPSコントローラ203から自車両2の現在位置を認識し、ナビゲーションシステム202から自車両2が現在走行している車線に基づく規制情報(制限速度など)を読み出し、自車両2の現在位置に基づく規制情報に関する規制画像J2b,自車両2の異常を乗員3に認識させる車両警告画像(図示しない)などであり、自車両2の外界の実景の特定対象に合わせて表示しない近傍画像J2である。
情報取得部200は、自車両2の前方を撮像し、自車両2の前方の状況を推定する前方情報取得部201と、自車両2の経路案内を行うナビゲーションシステム202と、GPSコントローラ203と、車速センサ204と、を備え、それぞれが取得した情報を後述する表示コントローラ400に出力するものである。
ちなみに、本願の特許請求の範囲に記載の車外状況推定手段は、本実施形態における前方情報取得部201,ナビゲーションシステム202,GPSコントローラ203などから構成されるが、自車両2の前方の状況を推定できるものであれば、これらに限定されるものではなく、ミリ波レーダーやソナー、または道路交通情報通信システムなどの外部通信装置と自車両2との間で通信を行うことによって、自車両2の前方の状況を推定するものであってもよい。また、本願の特許請求の範囲に記載の挙動検出手段は、本実施形態における前方情報取得部201,車速センサ204などから構成される。
前方情報取得部201は、自車両2の前方の情報を取得するものであり、本実施形態では、自車両2前方側を撮像するステレオカメラ201aと、このステレオカメラ201aで取得された撮像データを解析する撮像画像解析部(図示しない)と、を有する。
ステレオカメラ201aは、自車両2が走行する道路を含む前方領域を撮像するものであり、撮像画像解析部がステレオカメラ201aで取得された撮像データをパターンマッチング法により画像解析することで、道路形状に関する情報(車線Wa,白線Wb,停止線,横断歩道,道路の幅員,車線数,交差点,カーブ,分岐路等)や道路上の物体に関する情報(前方車両Wcや障害物)を解析することができ、さらに三角測量の原理に基づく画像解析により白線Wb,停止線,交差点,カーブ,分岐路,前方車両Wc,障害物等の特定対象と自車両2との間の距離を算出することができる。
すなわち、本実施形態において、前方情報取得部201は、ステレオカメラ201aで撮像した撮像データから解析した、道路形状に関する情報、道路上の前方車両Wcなどの障害物に関する情報、及び撮像された特定対象と自車両2との距離に関する情報などを表示コントローラ400に出力する。
ナビゲーションシステム202は、地図データを記憶する記憶部を有し、GPSコントローラ203からの位置情報に基づいて、現在位置近傍の地図データを記憶部から読み出し、案内経路を決定し、この案内経路に関する情報を表示コントローラ400に出力し、HUD装置100に案内経路画像J1aなどを表示させることにより、乗員3により設定された目的地までの経路案内を行うものである。また、ナビゲーションシステム202は、地図データを参照することにより、自車両2の前方の施設(特定対象)の名称・種類、及び自車両2と施設との距離を表示コントローラ400に出力する。
また、地図データには、道路に関する情報(道路の幅員,車線数,交差点,カーブ,分岐路等)や制限速度などの道路標識に関する規制情報,車線が複数存在する場合の各車線についての情報(どの車線がどこに向かう車線か)などが、位置データに対応付けられて記憶されており、ナビゲーションシステム202は、GPSコントローラ203からの位置情報に基づいて、現在位置近傍の地図データを読み出し、表示コントローラ400に出力する。
GPS(Global Positioning System)コントローラ203は、人工衛星などからGPS信号を受信し、このGPS信号をもとにして自車両2の位置の計算を行い、計算された自車両位置をナビゲーションシステム202に出力するものである。
車速センサ204は、自車両2の速度を検出し、この自車両2の速度情報を表示コントローラ400に出力するものである。表示コントローラ400は、車速センサ204から入力される速度情報に基づき、HUD装置100に自車両2の車速を示す運行状態画像J2aを表示させる。また、後述する表示コントローラ400は、車速センサ204から入力される速度情報に基づき、自車両2の加速度を求めることができ、この算出された加速度により自車両2の挙動を推定し、この自車両2の挙動に基づき、第1の虚像V1の位置を調整することができる(画像位置調整処理)。この『画像位置調整処理』の詳細については後述することとする。
車両ECU300は、自車両2を総合的に制御するECU(Electronic Control Unit)であり、自車両2に搭載される様々なセンサ(図示しない)などから出力される信号に基づき、HUD装置100に表示させる表示画像を決定し、この表示画像の指示データを後述する表示コントローラ400に出力することで、表示コントローラ400がHUD装置100に所望の表示画像を投影させる。
表示コントローラ400は、HUD装置100における後述する第1投影手段10、第2投影手段20、アクチュエータ30aの動作を制御し、フロントガラス2aの所定の位置に第1表示光N1及び第2表示光N2を投影させるものであり、CPU(Central Processing Unit)やメモリなどを備える回路で構成されるECUであり、入出力部401と、表示制御手段402と、画像メモリ403、記憶部404とを含み、HUD装置100、情報取得部200及び車両ECU300とCAN(Controller Area Network)バス通信等により信号の伝達を行う。
入出力部401は、情報取得部200及び車両ECU300と通信可能に接続され、情報取得部200から自車両2の車外における特定対象の有無や特定対象の種類や位置などを示す車外状況情報、自車両2の速度などの挙動を示す車両挙動情報、自車両2と車外の特定対象との距離を示す距離情報などを入力する。
表示制御手段402は、情報取得部200から入力される車外状況情報に基づき、画像メモリ403から画像データを読み出し、第1投影手段10に表示させる重畳画像J1,代替画像J3と、第2投影手段20に表示させる近傍画像J2とを生成し、HUD装置100(第1投影手段10及び第2投影手段20)に出力する。
表示制御手段402は、後述する第1表示手段11や第2表示手段21が有する表示素子11aやこの表示素子11aを照明する光源11bを駆動するドライバーなどを含み、第1表示手段11に重畳画像J1を表示させ、第2表示手段21に近傍画像J2を表示させるものである。
表示制御手段402は、第1表示手段11や第2表示手段21の表示素子11aや光源11bを制御することにより、重畳画像J1(第1の虚像V1)及び近傍画像J2(第2の虚像V2)の輝度や明度を調整することができ、これにより第1の虚像V1及び第2の虚像V2の視認性を調整することができる。これら画像の視認性(輝度、明度)は、従来の車両情報投影システムにおいては、図示しない照度センサから入力される乗員3の周辺の照度情報や、図示しない調整スイッチからの操作信号に基づき調整されるのみであるが、本発明の車両情報投影システム1に係る表示制御手段402は、後述する『画像位置調整処理』において、自車両2の挙動が大きいと判定した場合、特定対象に対応する重畳画像J1の輝度や明度を低下(非表示も含む)させ、自車両2から一定距離以内にある特定対象に対応する重畳画像J1を表示態様の異なる代替画像J3に表示切り替えさせる。
ちなみに、重畳画像J1の生成において、表示制御手段402は、前方情報取得部201から入力される道路形状に関する情報、道路上の物体に関する情報、及び撮像された特定対象との距離に関する情報から、表示形態や表示する位置を決定し、実景の特定対象(経路誘導する分岐路,車線Wa,前方車両Wcや障害物Wc)に対応する位置に第1の虚像V1が視認されるように重畳画像J1を生成する。表示制御手段402は、具体的に例えば、ナビゲーションシステム202から入力される案内経路に関する情報に基づく自車両2の経路誘導をする案内経路画像J1a,前方情報取得部201から入力される車両前方情報に基づく車線の存在を認識させる白線認識画像J1b,及び前方車両Wcまたは障害物に対する注意を促す衝突警告画像J1cなどを生成し、これら生成した重畳画像J1を第1投影手段10に出力し、情報取得部200または車両ECU300から入力される情報に基づき、速度情報など自車両2の運行状態に関する運行状態画像J2a,制限速度などの規制情報に関する規制画像J2bなどを生成し、これら生成した近傍画像J2を表示制御手段402に出力する。
また、表示制御手段402は、自車両2の挙動を推定し、この自車両2の挙動に基づき、第1の虚像V1が乗員3によって視認される位置、視認性、表示態様を調整する。以下に、図4の動作フローに基づき、本実施形態における『画像位置補正処理』について説明する。
表示制御手段402は、まず、ステップS10において、所定時間毎に情報取得部200(車速センサ204)から速度情報(車両挙動情報)を入力し、この速度情報の時間変化から自車両2の加速度Aを算出する(ステップS20)。
次に、表示制御手段402は、ステップS20において算出した加速度Aと予め記憶部404に記憶しておいた閾値Athとを比較する(ステップS30)。そして、加速度Aが閾値Ath以下の場合(ステップS30でYES)、表示制御手段402は、ステップS40において、記憶部404に予め記憶させておいた第1の画像位置補正テーブルデータのうちステップS20で算出した加速度Aに対応した位置補正量Dを読み出し、この位置補正量Dに基づき後述する第1投影手段10が表示する重畳画像J1(第1の虚像V1)の位置を調整して表示する(ステップS50)。このように、車両用計器の速度検出部として搭載される車速センサ204からの速度情報に基づき加速度Aを求め、この加速度Aから重畳画像J1(第1の虚像V1)の位置を調整する位置補正量Dを求めて、位置を調整することができるので、専用の検出センサを追加することなく、第1の虚像V1の位置を調整することができる。
また、加速度Aが閾値Athより大きい場合(ステップS30でNOの場合)、表示制御手段402は、ステップS60において、特定対象に対応する重畳画像J1(第1の虚像V1)を非表示(視認性低下も含む)に設定する。そして、表示制御手段402は、ステップS70において、代替画像J3の表示が必要かどうか判定する。具体的には、表示制御手段402は、危険度が高い衝突警告画像J1cに関する代替画像J3を必要と判定する。
代替画像J3が必要である場合(ステップS70においてYES)、表示制御手段402は、代替画像J3の画像データを生成する。代替画像J3は、図5(b)に示すような矢印形状の画像であり、この矢印の指示方向は、第1の表示領域E1に対して特定対象(前方車両Wc)が相対的に移動した方向である。すなわち、自車両2が急加速して自車両2が後傾し、特定対象が第1の表示領域E1に対して下側(Y軸のマイナス方向)にずれてしまった場合、代替画像J3は、前方車両Wcがある下側(Y軸のマイナス方向)を指示するように生成される。
その後、第1表示手段11は、表示制御手段402の制御のもと、ステップS50において、それまで表示されていた重畳画像J1を消去し、必要とされる代替画像J3を表示する。
また、表示制御手段402は、ステップS50において、重畳画像J1の位置調整が行われる場合、または、重畳画像J1が非表示にされる場合、または、代替画像J3が表示される場合のいずれの場合においても、実景の特定対象に対応した位置に第1の虚像V1として視認される重畳画像J1以外の近傍画像J2(運行状態映像J2a、規制画像J2bなど)は、表示を継続する。斯かる構成により、自車両2の姿勢が変化した場合においても特定の領域内(近傍表示領域E2内)で自車両2が情報を認識しつづけることができる。さらに、表示制御手段402は、自車両2の車両姿勢に応じて、特定対象が近傍画像J2と重なって視認されるおそれがある場合、ステップS50で近傍画像J2の表示位置を近傍表示領域E2内で移動させてもよい。
以上の画像位置補正処理の一具体例を、図5を用いて説明する。図5(a)は、自車両2の車両姿勢が通常状態である場合の乗員3が視認する景色を示しており、図5(b)は、自車両2の車両姿勢が急加速などで後傾になり、画像位置補正処理が実行された場合の乗員3が視認する景色を示している。図5(a)に示す通常状態では、白線Wbを示す白線認識画像J1b、及び前方車両Wcを示す衝突警告画像J1cが第1の虚像V1として視認され、運行状態画像J2a及び規制画像J2bが第2の虚像V2として視認される。自車両2が急加速して自車両2が後傾し、特定対象が第1の表示領域E1に対して下側(Y軸のマイナス方向)にずれてしまった場合、代替画像J3は、図5(b)に示すように、前方車両Wcがある下側(Y軸のマイナス方向)を指示するように表示され、白線Wbを示す白線認識画像J1b、及び前方車両Wcを示す衝突警告画像J1cは非表示となり、運行状態画像J2a及び規制画像J2bは表示を継続する。なお、運行状態画像J2aは、自車両2の姿勢変化により、特定対象が第1の表示領域E1に対して下側(近傍表示領域E2側)にずれてしまうことにより、前方車両Wcと重なって視認される恐れがあるため、表示位置が移動される。
以上が、本実施の形態に係る車両情報投影システム1のシステム構成であり、これより、本実施形態のHUD装置100の構成の一例を図6,7を用いて説明する。図6は、本実施形態におけるHUD装置100のXZ平面における概略断面図であり、図7は、本実施形態におけるHUD装置100のYZ平面における概略断面図である。
本実施形態におけるHUD装置100は、上述したように、第1の虚像V1に係る第1表示光N1をフロントガラス2aの遠方表示領域(第1の表示領域)E1に投影する第1投影手段10と、第2の虚像V2に係る第2表示光N2をフロントガラス2aの近傍表示領域(第2の表示領域)E2に投影する第2投影手段20と、第1表示光N1及び第2表示光N2をフロントガラス2aに向ける凹面鏡30と、筐体40と、を備える。
第1投影手段10は、図6に示すように、重畳画像J1を表示面に表示する第1表示手段11、折り返しミラー12、コリメートレンズ13、平行ミラー14と、を備え、重畳画像J1を示す第1表示光N1を後述する凹面鏡30に向けて出射し、この凹面鏡30により第1表示光N1がフロントガラス2aの所定の領域に投影(反射)され、フロントガラス2aの遠方表示領域E1において、第1の虚像V1を乗員3に視認させるものである。
第1表示手段11は、液晶ディスプレイ(LCD)などから構成される表示素子11aと、この表示素子11aを背面から照明する光源11bなどから構成されており、表示コントローラ400から出力される信号に基づき、所望の重畳画像J1を表示素子11aの表示面に表示するものである。なお、第1表示手段11は、透過型のLCDではなく、自発光型の有機ELディスプレイや、反射型のDMD(Digital Micromirror Device)、反射型及び透過型のLCOS(登録商標:Liquid Crystal On Silicon)等で構成されてもよい。
第1投影手段10において、第1表示手段11が表示する表示画像J(重畳画像J1または代替画像J3)を示す画像光Lは、折り返しミラー12によって反射され、コリメートレンズ13に入射する。画像光Lはコリメートレンズ13によって、平行化される(コリメートレンズ13が平行光Mを出射する)。コリメートレンズ13から出射した平行光Mは、平行ミラー14に入射する。平行ミラー14のうち、一方の反射面は、入射した光の一部を反射し一部を第1表示光N1として透過する半透過ミラー14aであり、もう一方の反射面は反射のみをする反射ミラー14bである。平行ミラー14に入射した平行光Mは、平行ミラー14内で反射を繰り返しつつ、一部の平行光Mは平行ミラー14から複数の第1表示光N1として出射する(半透過ミラー14aを複数の第1表示光N1が透過する)。第1表示光N1は、コリメートレンズ13により、平行化された光なので、第1表示光N1を乗員3が両眼で視認することにより、第1表示手段11が表示した重畳画像J1は、乗員3から遠方にあるように視認される(第1の虚像V1)。本実施形態における第1投影手段10においては、このコリメートレンズ13から出射される平行光Mを平行ミラー14間で複数回反射させることで、第1表示光N1をX軸方向に複製して出射させることができるので、乗員3の両眼がX軸方向に移動しても広範囲で第1の虚像V1を視認することができる。
第2投影手段20は、表示コントローラ400から入力される信号に基づき、表示画像J(近傍画像J2)を表示する第2表示手段21を有する。この第2表示手段21は、図7に示すように、後述する筐体40の開口40bから、近傍画像J2を示す第2表示光N2を後述する凹面鏡30に向けて出射し、この凹面鏡30により第2表示光N2がフロントガラス2aの所定の領域に投影(反射)され、フロントガラス2aの近傍表示領域E2において、第2の虚像V2を乗員3に視認させるものである。
凹面鏡30は、例えば合成樹脂材料からなる基材の表面に、蒸着等の手段により反射膜を形成したものであり、第1投影手段10から出射される第1表示光N1と、第2投影手段20から出射される第2表示光N2と、をフロントガラス2aに向けて反射する。凹面鏡30で反射した第1表示光N1(第2表示光N2)は、筐体40の透過部40aを透過して、フロントガラス2aに向かう。フロントガラス2aに到達し、反射された第1表示光N1(第2表示光N2)は、フロントガラス2aの前方位置の遠方表示領域E1に重畳画像J1に係る第1の虚像V1を表示し、近傍表示領域E2に近傍画像J2に係る第2の虚像V2を表示する。これにより、HUD装置100は、第1の虚像V1(第2の虚像V2)と、フロントガラス2aの前方に実際に存在する外景(特定対象を含む)等の双方を、乗員3に視認させることができる。なお、凹面鏡30は拡大鏡としての機能を有し、第1表示手段11(第2表示手段21)に表示された重畳画像J1(近傍画像J2)を拡大してフロントガラス2a側へ反射する。すなわち、乗員3に視認される第1の虚像V1(第2の虚像V2)は第1表示手段11(第2表示手段21)が表示する重畳画像J1(近傍画像J2)が拡大した像である。
筐体40は、第1投影手段10、第2投影手段20、凹面鏡30を収納するものであり、それぞれを位置決め固定する。筐体40は、凹面鏡30が反射する第1表示光N1と第2表示光N2とをフロントガラス2aに出射するための透過部40aを有する。また、筐体40は、第2投影手段20が出射する第1表示光N1を凹面鏡30側へ透過する開口40bを有する。
以上が、本実施形態におけるHUD装置100の構成であるが、本発明の車両情報投影システム1に用いられるHUD装置(投影装置)は、上記の例に限られない。上記実施形態において、第1投影手段10により形成される第1の虚像V1は、第1表示手段11に表示される表示画像Jの画像光Lがコリメートレンズ13により平行光Mとされることで、第2投影手段20により形成される第2の虚像V2より遠方に視認されるものであったが、第1投影手段10は、コリメートレンズ13による遠方表示の手法を用いなくてもよく、第1表示手段11が出射する画像光Lがフロントガラス2aに到達するまでの光路長を、第2表示手段21が出射する画像光Lがフロントガラス2aに到達するまでの光路長より長くすることで、第1の虚像V1と第2の虚像V2とが視認される距離に差を設けてもよい。なお、HUD装置100は、上記実施形態の構成以外の公知の技術および投影装置を適用して構成されてもよい。
また、上記実施形態においては、第1の虚像V1の結像距離が第2の虚像V2の結像距離が長く設定されていたが、これに限らず、第1の虚像V1の結像距離が第2の虚像V2の結像距離とは、略同等であってもよい。また、この場合、第1の表示領域E1に表示される第1の虚像V1に関わる重畳画像J1と、第2の表示領域E2に表示される第2の虚像V2に関わる近傍画像J2とを共通の表示手段(例えば、上記実施形態における第2投影手段20のみ)で生成してもよい。
また、投影対象は、自車両2のフロントガラス2aに限定されず、板状のハーフミラー、ホログラム素子等により構成されているコンバイナであってもよい。
また、第1の虚像V1と第2の虚像V2が同一の投影対象上に投影されていなくてもよく、一方はフロントガラス2aに投影され、他方は、上記コンバイナに投影されるように構成してもよい。
以上説明したように、第一実施形態における車両情報投影システム1は、自車両2の外にある特定対象の位置を推定する情報取得部200(前方情報取得部201,ナビゲーションシステム202,GPSコントローラ203)と、特定対象に関する重畳画像J1(近傍画像J2)を生成する第1表示手段11(第2表示手段21)と、第1表示手段11(第2表示手段21)が生成した表示画像を自車両2の乗員3前方のフロントガラス2aに向ける凹面鏡30と、情報取得部200により推定された特定対象の位置に応じて、表示画像が投影される位置を、凹面鏡30を駆動することで調整するアクチュエータ30aと、を具備したHUD装置100と、自車両2の挙動を検出する情報取得部200(車速センサ204)と、を備え、情報取得部200にて検出した車速から加速度を算出し、この加速度から自車両2の挙動を推定し、この自車両2の挙動に基づき、重畳画像J1(近傍画像J2)を異なる表示画像に変更するものであり、このように、車両姿勢の変化により、乗員3が視認する第1の虚像V1と特定対象との相対位置が、特定の位置関係からずれてしまう場合、通常表示画像(重畳画像J1)とは異なる形状の代替画像J3表示することができるため、乗員3が第1の虚像V1の位置ずれを認識することを防止することができ、乗員3に第1の虚像V1の位置ずれによる違和感を与えない商品性のあるヘッドアップディスプレイ装置を提供できる。
なお、本発明は以上の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。以下に変形例の一例を示す。
(第二実施形態)
上記実施形態においては、自車両2の挙動を、車速センサ204の車速情報から自車両2の加速度を求めることにより推定していたが、これに限らず、ステレオカメラ201aにて撮像される特定対象の位置の時間推移に基づき、自車両2の挙動を推定してもよい。具体的には、図8の動作フローに基づき『画像位置調整処理』を行う。
表示制御手段402は、まず、ステップS10aにおいて、所定時間毎に前方情報取得部201(ステレオカメラ201a)から特定対象の位置情報(車両挙動情報)を入力し、この位置情報の時間変化から特定対象の移動量Cを算出する(ステップS20a)。なお、特定対象の移動量Cは、Y軸方向の移動量であり、ステレオカメラ201aの撮像方向における上下方向の移動量であり、この特定対象の移動量Cから自車両2のY軸方向の傾きを推定することができる。
次に、表示制御手段402は、ステップS20aにおいて算出した移動量Cと予め記憶部404に記憶しておいた閾値Cthとを比較する(ステップS30a)。そして、移動量Cが閾値Cth以下の場合(ステップS30aでYES)、表示制御手段402は、ステップS40aにおいて、記憶部404に予め記憶させておいた第1の画像位置補正テーブルデータのうちステップS30aで算出した移動量Cに対応した位置補正量Dを読み出し、この位置補正量Dに基づき後述する第1投影手段10が表示する重畳画像J1(第1の虚像V1)の位置を調整して表示する(ステップS50a)。このように、ステレオカメラ201aが撮像する特定対象の位置ずれに基づき、第1の虚像V1の位置を補正することにより、正確に第1の虚像V1の位置を補正することができる。
また、移動量Cが閾値Cthより大きい場合(ステップS30aでNO)、表示制御手段402は、ステップS60aにおいて、特定対象に対応する第1の虚像V1を非表示(視認性低下も含む)に設定する。そして、表示制御手段402は、ステップS70aにおいて、代替画像J3の表示が必要かどうか判定する。
代替画像J3が必要である場合(ステップS70aにおいてYES)、表示制御手段402は、代替画像J3の画像データを生成する。
その後、第1表示手段11は、表示制御手段402の制御のもと、ステップS50aにおいて、それまで表示されていた重畳画像J1(第1の虚像V1)を消去し、必要とされる代替画像J3を表示する。
なお、上記実施形態において、車両挙動に基づいて反射型の光学部材である凹面鏡(リレー光学系)30を回転させることで、重畳画像J1(第1の虚像V1)が投影される位置を調整していたが、これに限られず、第1投影手段10から出射される第1表示光N1を、レンズなどの屈折型の光学部材を回転および/または移動させることで、重畳画像J1(第1の虚像V1)が投影される位置を調整するものであってもよい。
また、上記実施形態のHUD装置100において、第1投影手段10が出射する第1表示光N1と、第2投影手段20が出射する第2表示光N2とを、共通の凹面鏡(リレー光学系)30により、フロントガラス2aの方向へ向けて出射させていたが、別々のリレー光学系により、第1表示光N1と第2表示光N2とをフロントガラス2aに向けて出射させてもよい。
また、上記実施形態のHUD装置100は、第1投影手段10及び第2投影手段20の投影手段を複数有していたが、第2投影手段20を省略してもよい。
また、表示コントローラ400は、上述した以外に、ジャイロセンサ、サスストロークセンサ、ブレーキペダルセンサ、アクセルペダルセンサなどの出力信号から自車両2の挙動を推定して、第1の虚像V1の位置補正量Dを算出してもよい。
1 車両情報投影システム、100 HUD装置(投影装置)、10 第1投影手段、11 第1表示手段、20 第2投影手段、21 第2表示手段、30 凹面鏡(リレー光学系)、30a アクチュエータ(画像位置調整手段)、200 情報取得部(車外状況推定手段)、400 表示コントローラ(画像位置調整手段)、E1 遠方表示領域(第1表示領域)、E2 近傍表示領域(第2表示領域)、J1 重畳画像、J2 近傍画像、J3 代替画像、L 画像光、N1 第1表示光N2 第2表示光、V1 第1の虚像V2 第2の虚像

Claims (3)

  1. 車両の外にある特定対象の位置を推定する車外状況推定手段と、
    前記特定対象に関する重畳画像を生成する表示器
    前記表示器を制御する表示制御手段と、
    前記表示器が生成した前記重畳画像を前記車両の乗員前方の投影対象に向けるリレー光学系
    前記車外状況推定手段により推定された前記特定対象の位置に応じて、前記重畳画像が表示される位置を第1の表示領域内で調整する画像位置調整手段
    前記車両の挙動を検出する挙動検出手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記挙動検出手段にて検出した車両挙動に基づき、前記第1の表示領域に対して前記特定対象が移動した上方向又は下方向を指示する代替画像を前記第1の表示領域に表示させる、
    ことを特徴とする車両情報投影システム。
  2. 前記挙動検出手段は、前記車両の加速度を検出可能である、
    ことを特徴とする請求項に記載の車両情報投影システム。
  3. 前記挙動検出手段は、前記車両の外景における前記特定対象を撮像可能な撮像手段を有し、前記撮像手段にて撮像された前記特定対象の位置に基づき、前記車両挙動を検出する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両情報投影システム。

JP2013245739A 2013-10-22 2013-11-28 車両情報投影システム Active JP6201690B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013245739A JP6201690B2 (ja) 2013-11-28 2013-11-28 車両情報投影システム
CN201480057605.2A CN105682973B (zh) 2013-10-22 2014-10-16 车辆信息投影***和投影装置
PCT/JP2014/077560 WO2015060193A1 (ja) 2013-10-22 2014-10-16 車両情報投影システム及び投影装置
US15/026,534 US20160216521A1 (en) 2013-10-22 2014-10-16 Vehicle information projection system and projection device
EP14856234.1A EP3061642B1 (en) 2013-10-22 2014-10-16 Vehicle information projection system, and projection device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013245739A JP6201690B2 (ja) 2013-11-28 2013-11-28 車両情報投影システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015101311A JP2015101311A (ja) 2015-06-04
JP6201690B2 true JP6201690B2 (ja) 2017-09-27

Family

ID=53377372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013245739A Active JP6201690B2 (ja) 2013-10-22 2013-11-28 車両情報投影システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6201690B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3835104A4 (en) * 2018-08-09 2021-10-20 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. DISPLAY SYSTEM

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6561616B2 (ja) * 2015-06-19 2019-08-21 日本精機株式会社 車載ヘッドアップディスプレイ装置及び車載表示システム
JP6424775B2 (ja) * 2015-08-07 2018-11-21 株式会社デンソー 情報表示装置
JP6350596B2 (ja) * 2015-08-07 2018-07-04 株式会社デンソー 表示システム
WO2017026223A1 (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 株式会社デンソー 表示システム
KR101916993B1 (ko) 2015-12-24 2018-11-08 엘지전자 주식회사 차량용 디스플레이 장치 및 그 제어방법
KR102578679B1 (ko) * 2016-01-11 2023-09-13 엘지전자 주식회사 헤드업 디스플레이 장치 및 그 제어방법
WO2018003650A1 (ja) * 2016-06-29 2018-01-04 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ
JP6729327B2 (ja) * 2016-11-28 2020-07-22 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置、表示方法およびプログラム
KR101899981B1 (ko) * 2016-12-02 2018-09-19 엘지전자 주식회사 차량용 헤드 업 디스플레이
JP7047832B2 (ja) * 2017-02-28 2022-04-05 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置及び車載表示システム
JP6825433B2 (ja) * 2017-03-14 2021-02-03 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 虚像表示装置及びコンピュータプログラム
WO2018216553A1 (ja) 2017-05-22 2018-11-29 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
JP6796806B2 (ja) 2017-06-30 2020-12-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示システム、情報提示システム、表示システムの制御方法、プログラム、及び移動体
JP6883759B2 (ja) * 2017-06-30 2021-06-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示システム、表示システムの制御方法、プログラム、及び移動体
CN111801239A (zh) 2018-03-02 2020-10-20 松下知识产权经营株式会社 显示***
JP7394306B2 (ja) 2018-10-16 2023-12-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示システム、表示装置、及び表示制御方法
JP6833790B2 (ja) 2018-10-19 2021-02-24 本田技研工業株式会社 表示装置、表示制御方法、およびプログラム
JP7272007B2 (ja) * 2019-02-25 2023-05-12 トヨタ自動車株式会社 車両用表示制御装置、車両用表示装置、車両用表示制御方法及び車両用表示制御プログラム
EP3968630A4 (en) 2019-04-11 2022-05-18 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. GRADIENT CHANGE DETECTION SYSTEM, DISPLAY SYSTEM USING THE SAME, AND PROGRAM FOR MOVING A BODY
WO2020235160A1 (ja) 2019-05-22 2020-11-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示システム
JP7450230B2 (ja) 2019-05-29 2024-03-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示システム
JPWO2020241094A1 (ja) 2019-05-31 2020-12-03
CN112073699B (zh) * 2019-06-11 2022-07-29 宁波舜宇车载光学技术有限公司 投影***及其投影方法
JP7255429B2 (ja) * 2019-09-04 2023-04-11 株式会社デンソー 表示制御装置および表示制御プログラム
JP7415516B2 (ja) * 2019-12-11 2024-01-17 株式会社デンソー 表示制御装置
EP3846009B1 (en) 2019-12-31 2023-05-10 Seiko Epson Corporation Display system, electronic apparatus, mobile body, and display method
CN113132714B (zh) 2019-12-31 2023-09-08 精工爱普生株式会社 电路装置、电子设备和移动体
JPWO2021251115A1 (ja) 2020-06-08 2021-12-16
JP2022154082A (ja) 2021-03-30 2022-10-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示補正システム、表示システム、表示補正方法、及びプログラム
JP2024074656A (ja) * 2022-11-21 2024-05-31 トヨタ自動車株式会社 車両用表示制御装置、車両用表示制御方法及び車両用表示制御プログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010256878A (ja) * 2009-03-30 2010-11-11 Equos Research Co Ltd 情報表示装置
JP2011007562A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Toshiba Alpine Automotive Technology Corp 車両用ナビゲーション装置及びナビゲーション方法
JP5406328B2 (ja) * 2012-03-27 2014-02-05 株式会社デンソーアイティーラボラトリ 車両用表示装置、その制御方法及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3835104A4 (en) * 2018-08-09 2021-10-20 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. DISPLAY SYSTEM

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015101311A (ja) 2015-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6201690B2 (ja) 車両情報投影システム
WO2015060193A1 (ja) 車両情報投影システム及び投影装置
JP2015080988A (ja) 車両情報投影システム及び投影装置
JP6176478B2 (ja) 車両情報投影システム
JP6361794B2 (ja) 車両情報投影システム
US20210003414A1 (en) Image control apparatus, display apparatus, movable body, and image control method
JP2010143520A (ja) 車載用表示システム及び表示方法
JPWO2014174575A1 (ja) 車両用ヘッドアップディスプレイ装置
JP6225379B2 (ja) 車両情報投影システム
JP6866875B2 (ja) 表示制御装置、及び表示制御プログラム
US20210016793A1 (en) Control apparatus, display apparatus, movable body, and image display method
WO2019224922A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ制御装置、ヘッドアップディスプレイシステム、及びヘッドアップディスプレイ制御方法
WO2019207965A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
WO2019189619A1 (en) Image control apparatus, display apparatus, movable body, and image control method
JP2018020779A (ja) 車両情報投影システム
JP7024619B2 (ja) 移動体用表示制御装置、移動体用表示制御方法、及び制御プログラム
WO2019189515A1 (en) Control apparatus, display apparatus, movable body, and image display method
US20210323403A1 (en) Image control apparatus, display apparatus, movable body, and image control method
JP2019172243A (ja) 制御装置、表示装置、移動体、制御方法、及びプログラム
JPWO2019131296A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP2019077340A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP2018167669A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
US20200047686A1 (en) Display device, display control method, and storage medium
JP2020204773A (ja) 虚像表示装置
JP7338632B2 (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170814

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6201690

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150