JP6201401B2 - タイミング制御回路 - Google Patents

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Description

本明細書で言及する実施例は、タイミング制御回路に関する。
近年、コンピュータやその他の情報処理機器に適用する部品の性能は、著しく向上している。例えば、SRAM(Static Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体記憶装置、および、CPU(Central Processing Unit:プロセッサ)やスイッチ用LSI(Large Scale Integration)等の性能向上は目を見張るものがある。
そして、これらの半導体記憶装置やプロセッサ等の性能向上に伴って、各部品或いは構成要素間の信号伝送速度を向上させなければ、システムの性能を向上させることが難しいという事態になって来ている。
すなわち、DRAM等の主記憶装置とプロセッサの間、ネットワークを介したサーバ間やボード(プリント配線基板)間、或いは、半導体チップ間や1つのチップ内における素子や回路ブロック間において、信号伝送速度の向上が重要になって来ている。
ところで、信号伝送を高速化するには、例えば、パラレル転送方式で問題となる配線長差によるビット間スキューを排除することができるシリアル転送方式を適用するのが好ましい。
具体的に、データを高速送受信する回路(例えば、SerDes(Serializer and Deselializer):パラレルシリアル変換回路)の通信速度は、数十Gbpsに達しようとしている。そして、イーサネット(登録商標)では、既に25Gbpsの伝送規格が登場しており、さらに、40Gbpsや56Gbps(例えば、CEI−56G−VSR)の標準化も進んでいる。
ところで、従来、高いデータ転送レートでも正確なデータ送受信を可能とする様々なタイミング制御回路の提案がなされている。
特開2007−082147号公報 特開2001−044976号公報 特開平05−022274号公報 特開2009−212735号公報
従来、SerDesは、例えば、入力データとクロックのタイミング調整を行うために、位相補完器(位相インターポレータ:Phase Interpolator)を使用している。この位相補完器を使用することにより、データのサンプリングポイントを正確に調整することができるが、回路の占有面積が大きくなると共に、消費電力の増大を招くといった問題がある。
一実施形態によれば、第1可変遅延回路と第1マルチプレクサと、第2可変遅延回路と、判定回路と、制御回路と、を有し、位相補完器を使用することなくタイミング制御を行うタイミング制御回路が提供される。前記第1可変遅延回路は、第1通信速度の第1データを受け取り、前記第1データに対して可変の遅延を与え、前記第1マルチプレクサは、前記第1可変遅延回路の出力を受け取り、第1制御信号に従って、前記第1通信速度と異なる第2通信速度の第2データに変換して出力する。
また、前記第2可変遅延回路は、前記第1通信速度の第3データを受け取り、前記第3データに対して前記第1可変遅延回路の遅延に対応した遅延を与え、前記判定回路は、前記第2可変遅延回路の出力と前記第1制御信号のタイミングを比較判定する。そして、前記制御回路は、前記判定回路の出力に従って、前記第1可変遅延回路および前記第2可変遅延回路の遅延を制御する。
開示のタイミング制御回路は、回路の占有面積および消費電力の大幅な増加を招くことなく、データのサンプリングポイントを正確に調整することができるという効果を奏する。
図1は、マルチプレクサの一例を示すブロック図である。 図2は、図1に示すマルチプレクサの動作を説明するためのタイミング図である。 図3は、タイミング制御回路の一例を示すブロック図である。 図4は、一実施形態のタイミング制御回路を示すブロック図である。 図5は、タイミング制御回路の第1実施例を示すブロック図である。 図6は、図5に示すタイミング制御回路の動作を説明するためのタイミング図である。 図7は、図5に示すタイミング制御回路における判定回路の動作を説明するためのタイミング図である。 図8は、図5に示すタイミング制御回路における制御回路の動作を説明するための論理回路の真理値表を示す図である。 図9は、図5に示すタイミング制御回路における可変遅延回路と後段の2:1マルチプレクサの動作を説明するためのタイミング図である。 図10は、タイミング制御回路の第2実施例を示すブロック図(その1)である。 図11は、タイミング制御回路の第2実施例を示すブロック図(その2)である。 図12は、図10および図11に示すタイミング制御回路の動作を説明するためのタイミング図である。
まず、本実施例のタイミング制御回路の実施例を詳述する前に、マルチプレクサおよびタイミング制御回路の例、並びに、その問題点を、図1〜図3を参照して説明する。
図1は、マルチプレクサの一例を示すブロック図であり、図2は、図1に示すマルチプレクサの動作を説明するためのタイミング図である。図1に示されるように、マルチプレクサ(2:1マルチプレクサ)は、フリップフロップ(FF)101,102およびセレクタ103を含む。
図2に示されるように、FF101は、入力データDin<0>のデータD0,D2,D4,…を、クロックclkの立ち上がりタイミングで取り込んで保持する。また、FF102は、入力データDin<1>のデータD1,D3,D5,…を、クロックclkの立ち下がりタイミングで取り込んで保持する。
セレクタ103は、FF101に保持された出力データq0(D0,D2,…)と、FF102に保持された出力データq1(D1,D3,…)を、クロックclkのレベル(低レベル『0』と高レベル『1』)に従って選択し、データ(第2データ)Doutを出力する。
ここで、FF101および102に入力されるデータDin<0>およびDin<1>は、例えば、20Gbpsの信号であり、また、セレクタ103から出力されるデータDoutは、例えば、データDin<0>およびDin<1>の2倍の40Gbpsの信号である。
すなわち、図1に示す2:1マルチプレクサは、20GHzのクロックclkを使用して、20Gbpsの2つのパラレル信号から40Gbpsのシリアル信号を出力するようになっている。なお、参照符号tdcqは、例えば、FF101,102による遅延時間を示している。
ここで、図2に示されるように、セレクタ103により、FF101の出力データq0およびFF102の出力データq1を選択することができる期間(選択可能期間)は、それぞれのデータD0,D1,D2,…の遷移期間を除く安定した期間とする。
すなわち、セレクタ103によるデータq0とq1の切り換えタイミングを、FF101および102の出力データq0およびq1の選択可能期間に含まれるように設定しないと、セレクタ103が正しい値を選択して出力することが困難になる。
ところで、このようなマルチプレクサを適用したSerDesは、例えば、動作速度の高速化により、クロックとデータのタイミングマージンを十分に確保することが困難になってきている。そのため、高速動作を行うSerDesは、例えば、動作中に温度や電源電圧が変化すると、タイミングが変動して誤動作するおそれがある。
図3は、タイミング制御回路の一例を示すブロック図であり、4つのパラレル信号をシリアル信号に変換するタイミング制御回路の例を示す。図3において、参照符号110はデータ送信部(4:2マルチプレクサ)、120はデータ受信部(2:1マルチプレクサ)、130は位相比較部、そして、140は位相調整部(位相補完器)を示す。
図3に示すタイミング制御回路は、4:2マルチプレクサ110の出力データの位相と2:1マルチプレクサを制御する受信クロックCKrの位相を位相比較部130で比較し、その比較結果を位相補完器140に出力する。
位相補完器140は、入力された送信クロックCKsの位相を、位相比較部130からの比較結果に従って制調整し、位相調整された送信クロックCKs'を4:2マルチプレクサ110に出力する。
これにより、2:1マルチプレクサ120の入力データ(4:2マルチプレクサ110からの出力データ)と受信側クロックCKrの同期を取るようになっている。
すなわち、2:1マルチプレクサ120は、受信側クロックCKrに従って、例えば、図2におけるデータq0,q1の選択可能期間において、選択動作を正しく行ってシリアルデータを出力する。
例えば、4:2マルチプレクサ110は、4つの10Gbpsのパラレルデータを2つの20Gbpsのパラレルデータに変換し、2:1マルチプレクサ120は、2つの20Gbpsのパラレルデータを40Gbpsのシリアルデータに変換する。
なお、4:2マルチプレクサ110は、例えば、2つの10Gbpsのパラレルデータを20Gbpsのシリアルデータに変換する2:1マルチプレクサを2つ含んでもよい。
ここで、シリアル信号に変換して出力する最終段の2:1マルチプレクサ120が最も高い周波数の信号を扱うことになるため、この最終段の2:1マルチプレクサ120に入力するデータとクロック(受信クロック)のタイミングマージンが最も小さくなる。
これは、4つのパラレル信号をシリアル信号に変換する場合だけではなく、複数のパラレル信号(例えば、8または16個のパラレル信号)をシリアル信号に変換する最終段の2:1マルチプレクサでも同様に、タイミングマージンが最も小さくなる。
このように、シリアル変換したデータの周波数が高くなると、タイミングマージンが小さくなるため、例えば、位相補完器140による送信側クロックの位相制御を高い精度で行うことが求められる。
ここで、位相補完器140により位相調整された送信クロックCKs'を使用することにより、データのサンプリングポイントを正確に制御することができる。しかしながら、位相補完器140は、アナログ回路であるため、回路構造が複雑で回路の占有面積が大きくなるだけでなく、消費電力の増大も招くことになる。
以下、本実施例のタイミング制御回路を、添付図面を参照して詳述する。図4は、一実施形態のタイミング制御回路を示すブロック図であり、4つのパラレル信号をシリアル信号に変換するタイミング制御回路の例を示す。
図4に示されるように、一実施形態のタイミング制御回路は、4:2マルチプレクサ11、可変遅延回路21、2:1マルチプレクサ3、判定回路4、および、制御回路5を含む。さらに、一実施形態のタイミング制御回路は、パターン生成回路12、および、可変遅延回路(レプリカ回路:第2可変遅延回路)22を含む。
4:2マルチプレクサ11は、送信クロックCKs(第2制御信号)に従って、4入力データを2出力データDa(第1データ)に変換して出力する。可変遅延回路(第1可変遅延回路)21は、2入力データ(2出力データ)Daに対して所定の遅延を与えた2出力データDbを2:1マルチプレクサ3(第1マルチプレクサ)に出力する。
2:1マルチプレクサ3は、受信クロックCKr(第1制御信号)に従って、2入力データ(2出力データ)DbをシリアルデータDoutに変換して出力する。
パターン生成回路12は、送信クロックCKsに従って、所定パターン(例えば、低レベル『0』と高レベル『1』が交互に繰り返すパターン『010101…』)のデータDa'(第3データ)を生成して可変遅延回路22に出力する。
ここで、可変遅延回路22は、可変遅延回路21と同じ回路構成とされ、実際に使用する回路と同じ遅延を与えるレプリカ回路として利用される。なお、パターン生成回路12は、実際の4:2マルチプレクサ11と同様の回路構成としてもよいが、後に、図5を参照して説明するように、実質的に同様の機能が達成されれば、同じ回路構成でなくてもよい。
判定回路4は、パターン生成回路12の出力(データDa')を可変遅延回路22で遅延した信号(データDb')および受信クロックCKrを受け取って位相を比較判定し、制御回路5を介してデータDb,Db'の遅延を制御する。
判定回路4および制御回路5は、可変遅延回路22からのデータDb'と受信クロックCKr(clk0°:第1制御信号)が適切な位相関係となるように制御することで、2:1マルチプレクサ3が可変遅延回路21からのデータDbを正確に処理できるようにする。
ここで、本実施形態のタイミング制御回路において、可変遅延回路21は、入力されたデータDaに対して適切な遅延を与え、その遅延したデータDbを2:1マルチプレクサ3に出力する。
2:1マルチプレクサ3は、適切な位相関係とされたデータDbを、受信クロックCKrに従って制御する。なお、送信クロックCKsは、受信クロックCKrの周波数fの半分の周波数(f/2)とされている。
上述した本実施形態のタイミング制御回路において、可変遅延回路21(22)は、例えば、後述するように、遅延素子およびセレクタによる単純なデジタル回路で形成することができる。
すなわち、本実施形態のタイミング制御回路は、回路構造が複雑で占有面積および消費電力が大きいアナログ位相補完器を使用することなく、データのサンプリングポイントを正確に調整することができる。
図5は、タイミング制御回路の第1実施例を示すブロック図であり、図4を参照して説明した4つのパラレル信号をシリアル信号に変換するタイミング制御回路の実施例を示すものである。図6は、図5に示すタイミング制御回路の動作を説明するためのタイミング図である。
図5に示されるように、4:2マルチプレクサ11は、2つの2:1マルチプレクサ111および112を含み、可変遅延回路21は、2つのマルチプレクサに対応する2つの可変遅延部211および212を含む。
ここで、2:1マルチプレクサ111および112,並びに,2:1マルチプレクサ3は、同じ回路構成とされ、それぞれ2つのFF(1111,1112,1121,1122,31,32)および1つのセレクタ(1113,1123,33)を含む。なお、図5に示すマルチプレクサ3,111,112は単なる例であり、各信号の論理および回路構成は、様々なものを適用することができる。
すなわち、2:1マルチプレクサ3,111,112は、例えば、図1を参照して説明したものと同じ回路構成とし、各FFおよびセレクタに対するクロック(制御信号)の論理を適宜変更してもよい。
図6において、クロックhclk0°(第2制御信号)は、クロックclkの周波数f(例えば、20GHz)の半分の周波数(f/2)で位相が0°の信号を示し、クロックhclk90°は、クロックclkの周波数fの半分の周波数で位相が90°の信号を示す。従って、クロックhclk0°とhclk90°は、同じ周波数(例えば、10GHz)で位相が90°異なっている。
図5および図6に示されるように、2:1マルチプレクサ111は、4つのパラレル入力データDT<0>〜DT<3>における2つの入力データDT<0>およびDT<2>を受け取り、クロックhclk0°に従ってシリアル変換した出力データDa<0>を出力する。
同様に、2:1マルチプレクサ112は、4つのパラレル入力データDT<0>〜DT<3>における2つの入力データDT<1>およびDT<3>を受け取り、クロックhclk90°に従ってシリアル変換した出力データDa<1>を出力する。
従って、データDa<0>は、D0,D2,D4,D6,…と変化し、データDa<1>は、クロックclkの半周期(hclkの1/4周期)分遅れて、D1,D3,D5,D7,…と変化する。
データDa<0>は、可変遅延部211に入力されて適切な遅延が与えられ、データDb<0>として2:1マルチプレクサ3のFF31に入力される。同様に、データDa<1>は、可変遅延部212に入力されて適切な遅延が与えられ、データDb<1>として2:1マルチプレクサ3のFF32に入力される。
可変遅延部211,2は、同じ回路構成とされ、直列接続された複数(図5では3つ)の遅延素子2111〜2113,2121〜2123、および、遅延時間(遅延)の異なる4つの信号から1つを選択するセレクタ2114,2124を含む。ここで、各遅延素子2111〜2113,2121〜2123は、例えば、直列接続した二段のインバータで形成し、例えば、数ps〜十ps程度の遅延を与えることができる。
なお、図5において、可変遅延部211および212は、遅延の異なる4つの信号から1つを選択し、すなわち、4段階の遅延を切り替えているが、これに限定されるものではなく、さらに多くの遅延素子を設けて遅延制御をより細かく行ってもよい。
図6において、参照符号(I)〜(III)は、可変遅延部211(212)の出力Db<0>(Db<1>)と、2:1マルチプレクサ3におけるFFのデータ取り込みタイミングを規定するクロックclk(clk0°)の遷移タイミングの関係を説明するためのタイミングを示す。
なお、可変遅延部212における動作は、可変遅延部211と同様なので、可変遅延部211に関して説明を行う。
ここで、図6の(I)は、可変遅延部211の出力Db<0>の遅延(遅延時間)tdが小さいとき、すなわち、理想的な状態に対してクロックclk0°の遷移(立ち上がり/立ち下がり)タイミングが遅いときを示す。
また、図6の(II)は、可変遅延部211の出力Db<0>の遅延tdが大きいとき、すなわち、理想的な状態に対してクロックclk0°の遷移タイミングが早いときを示す。さらに、図6の(III)は、可変遅延部211の出力Db<0>の遅延tdが適切なとき、すなわち、出力Db<0>に対してクロックclk0°の遷移タイミングが理想的な状態を示す。
本第1実施例のタイミング制御回路は、パターン生成回路12,可変遅延回路(レプリカ回路)22,判定回路4および制御回路5によって、可変遅延部211(212)の出力Db<0>(Db<1>)の遅延tdを、理想的な状態(III)に収束させるようになっている。
パターン生成回路12は、入力が低レベル『0』および高レベル『1』とされたセレクタ121を含み、クロックhclk0°のレベルに従って、『0』および『1』を交互に切り替えて出力する。
図5において、パターン生成回路12がセレクタ121だけを含み、2:1マルチプレクサにおけるFFを含まないのは、2:1マルチプレクサの出力Da<0>,Da<1>(第1データ)は、セレクタ1113,1123の切り替え動作に従って変化するからである。
すなわち、パターン生成回路12が出力するデータDa'(『010101…』)は、2:1マルチプレクサにおけるセレクタ1113,1123に対応するレプリカ用のセレクタ121だけでDa<0>,Da<1>を再現することができる。
可変遅延回路22は、例えば、可変遅延部211の遅延素子およびセレクタに対応する遅延素子221〜223およびセレクタ224を含み、制御回路5からの制御信号CS'(CS<0>)に従って可変遅延部211と同じ遅延を与える。
従って、データDa'に対して可変遅延回路22により遅延を与えたデータDb'(『010101…』)は、データDa<0>に対して可変遅延部211により遅延を与えたデータDb<0>を再現することになる。
可変遅延回路22の出力データDb'は、判定回路4に入力され、2:1マルチプレクサ3におけるFF31,32のデータ取り込みタイミングを規定するクロック(受信クロックCKr)clk0°と比較判定される。判定回路4は、3つのFF41〜43およびエクスクルーシブオア(XOR)ゲート44を含む。
図7は、図5に示すタイミング制御回路における判定回路の動作を説明するためのタイミング図である。ここで、図7(a)は、ノードn0の信号(データDb')に対して、クロックclk0°(clk)の遷移タイミング(立ち上がりタイミング)がデータDb'の中央となった理想的な状態(図6の(III)に相当)を示す。
また、図7(b)は、クロックclk0°の立ち上がりタイミングがノードn0のデータDb'の早い位置になったとき、すなわち、可変遅延回路22による遅延が長いとき(図6の(II)に相当)を示す。
そして、図7(c)は、クロックclk0°の立ち上がりタイミングがノードn0のデータDb'の遅い位置になったとき、すなわち、可変遅延回路22による遅延が短いとき(図6の(I)に相当)を示す。
図5の判定回路4および図7(b)に示されるように、クロックclk0°の立ち上がりタイミングがノードn0のデータDb'の早い位置のとき、ノードn1のデータとノードn3のデータは、常に異なるレベルとなり、XORゲート44は『1』を出力する。
すなわち、図7(b)の場合、ノードn1のデータが『1』のとき、ノードn3のデータは『0』となり、逆に、ノードn1のデータが『0』のとき、ノードn3のデータは『1』となる。その結果、XORゲート44の出力(信号Sd)は、常に『1』となる。
また、図5の判定回路4および図7(c)に示されるように、クロックclk0°の立ち上がりタイミングがノードn0のデータDb'の遅い位置のとき、ノードn1のデータとノードn3のデータは、常に同じレベルとなり、XORゲート44は『0』を出力する。
すなわち、図7(c)の場合、ノードn1のデータが『1』のとき、ノードn3のデータも『1』となり、逆に、ノードn1のデータが『0』のとき、ノードn3のデータも『0』となる。その結果、XORゲート44の出力(信号Sd)は、常に『0』となる。
なお、実際のタイミング制御回路において、図7(a)に示す理想的な状態は存在せず、図7(b)のように、XORゲート44が『1』を出力するか、或いは、図7(c)のように、XORゲート44が『1』を出力し、理想的な状態に収束することになる。
このようにして、判定回路4(XORゲート44)は、『0』または『1』の信号Sdを制御回路5に出力する。図5に示されるように、制御回路5は、フィルタ51,論理回路52,FF53,54およびインバータ55を含む。
ところで、可変遅延回路22が切り替わってから、判定回路4がタイミングを判定(再判定)するまでにはタイムラグがあり、その間に可変遅延回路22が無駄に切り替わるのを防ぐためにフィルタ51が設けられている。
ここで、フィルタ51は、例えば、判定回路4の判定結果(Sd)を間引くためにカウンタ回路を適用することができる。フィルタ51の出力は、論理回路52に入力され、以下のような処理が行われる。
図8は、図5に示すタイミング制御回路における制御回路の動作を説明するための論理回路の真理値表を示す図であり、図9は、図5に示すタイミング制御回路における可変遅延回路と後段の2:1マルチプレクサの動作を説明するためのタイミング図である。ここで、制御回路5において、論理回路52は、フィルタ51の出力を受け取り、例えば、2ビットの信号[1:0]をFF53に出力する。
図8の論理回路52の真理値表は、フィルタ51の出力(論理回路52の入力)、並びに、論理回路52の出力(可変遅延部211,212および可変遅延回路(レプリカ)22における各セレクタの制御信号)入力を示している。
なお、図8において、セレクタ制御信号の10進数表記の『0』〜『3』は、各セレクタの遅延の異なる選択位置に対応している。例えば、可変遅延部211において、10進数表記『0』は、全ての遅延素子2111〜2113により遅延した遅延素子2113の出力の選択を意味し、10進数表記『1』は、2つの遅延素子2111,2112により遅延した遅延素子2112の出力の選択を意味する。
図5に示されるように、論理回路52の出力は、クロックCLK0°により制御されるFF53に入力され、FF53の出力は、クロックCLK0°をインバータ55で判定した信号により制御されるFF54に入力される。
FF53から取り出された制御信号CS<0>(CS')は、可変遅延部211のセレクタ2114,および,可変遅延回路(レプリカ)のセレクタ224に与えられて所定の遅延を有する信号を選択すると共に、論理回路52にフィードバックされる。なお、FF54から取り出された制御信号CS<1>は、可変遅延部212のセレクタに与えられて所定の遅延を有する信号を選択する。
なお、可変遅延部211のセレクタ2114は、クロックclk0°の立ち上がりで動作するFF53からの制御信号CS<0>で制御されるようになっており、クロックclk0°の立ち下がりでデータDb<0>を取り込むFF31に対して逆相で切り替え動作を行う。
同様に、可変遅延部212のセレクタ2124は、クロックclk0°の立ち下がりで動作するFF54からの制御信号CS<1>で制御されるようになっており、クロックclk0°の立ち上がりでデータDb<1>を取り込むFF32に対して逆相で切り替え動作を行う。
すなわち、図9に示されるように、可変遅延部211,212の切り替わりタイミングと、2:1マルチプレクサ3におけるFF31,32のデータ取り込みタイミングが、クロックclk0°の逆のエッジとなるように制御されている。
これにより、2:1マルチプレクサ3(FF31,32)は、可変遅延回路21(可変遅延部211,212のセレクタ)が遅延回路のパスを切り替える逆相のタイミングでデータを取り込むため、常に安定した動作を行うことができる。
なお、以上の説明では、制御信号CS<0>により制御されるセレクタ2114の遅延パス切り替えタイミングと、クロックclk0°の立ち下がりで制御されるFF31のデータ取り込みタイミングは、180°異なる逆相となっているが、必ずしも逆相でなくてもよい。
すなわち、セレクタ2114とFF31の動作が所定の余裕を持った異なるタイミングとなれば、逆相でなくてもよい。これは、セレクタ2124とFF32の動作に関しても同様であり、両者の動作タイミングは必ずしも逆相でなくてもよいことになる。
このようにして得られた2:1マルチプレクサ3のFF31の出力データDc<0>およびFF32の出力データDc<1>は、セレクタ33に入力され、クロックclk0°のレベルに従って一方が選択されて出力データDoutとして出力される。
すなわち、セレクタ33は、反転したクロックclk0°のレベルが高レベル『1』のとき、すなわち、クロックclk0°が『0』のとき、Dc<0>を選択して出力し、また、クロックclk0°が『1』のとき、Dc<1>を選択して出力する。これにより、クロックclk0°に同期してシリアル変換された出力Doutが得られることになる。
以上、詳述したように、本第1実施例のタイミング制御回路は、位相補完器を使用することなく、単純なデジタル回路で形成するめ、占有面積および消費電力の大幅な増加を招くことなく、データのサンプリングポイントを正確に調整することができる。
図10および図11は、タイミング制御回路の第2実施例を示すブロック図であり、8つのパラレル信号を2つのパラレル信号に変換するタイミング制御回路の実施例を示すものである。
図10および図11において、参照符号701は8:4マルチプレクサ、702は可変遅延回路、703は4:2マルチプレクサ、704は判定回路、そして、705は制御回路を示す。さらに、参照符号710はパターン生成回路、および、720は可変遅延回路(レプリカ回路:第2可変遅延回路)を示す。
8:4マルチプレクサ701は、クロックqclkに従って動作する4つの2:1マルチプレクサ711〜714を含み、8つのパラレル入力データDT<0>〜DT<7>を受け取り、クロックqclkに従った4つのパラレルデータDd<0>〜Dd<3>(第1データ)を出力する。
なお、クロックqclk0°およびqclk90°(第2制御信号)は、クロックclkの周波数f(例えば、20GHz)の四分の一の周波数(f/4:例えば、5GHz)で、クロックqclk0°は位相が0°の信号を示し、クロックqclk90°は位相が90°の信号を示す。
また、クロックhclk0°およびhclk90°(第1制御信号)は、クロックclkの周波数f(例えば、20GHz)の半分の周波数(f/2:例えば、10GHz)で、クロックhclk0°は位相が0°の信号を示し、クロックhclk90°は位相が90°の信号を示す。
また、2:1マルチプレクサ711は、例えば、データDT<0>〜DT<7>において最も位相がずれているデータDT<0>,DT<4>を受け取り、2:1マルチプレクサ712は、データDT<1>,DT<5>を受け取る。
同様に、2:1マルチプレクサ713は、データDT<2>,DT<6>を受け取り、2:1マルチプレクサ714は、データDT<3>,DT<7>を受け取る。なお、各2:1マルチプレクサ711〜714の動作は、各FFがデータを取り込むクロック(qclk0°およびqclk90°)の周波数、並びに、セレクタの選択論理を除いて前述した2:1マルチプレクサ11等と実質的に同様である。
可変遅延回路702は、8:4マルチプレクサ701からの4入力データ(4出力データ)Dd<0>〜Dd<3>に対して所定の遅延を与える4つの可変遅延部721〜724を含む。
なお、可変遅延部721〜724および可変遅延回路720,判定回路704,制御回路705,並びに,パターン生成回路710は、クロックの位相および周波数を除いて前述したものと実質的に同様である。
すなわち、制御回路705において、FF753は、クロックhclk90°によりデータ取り込みタイミングが制御され、FF754は、クロックhclk0°の反転論理信号によりデータ取り込みタイミングが制御されている。
さらに、可変遅延回路702において、可変遅延部721のセレクタおよび可変遅延部722のセレクタは、クロックhclk90°により制御されるFF753からの制御信号CSaにより制御される。
また、可変遅延回路702において、可変遅延部723のセレクタおよび可変遅延部724のセレクタは、クロックhclk0°により制御されるFF754からの制御信号CSbにより制御される。
そして、2:1マルチプレクサ731において、FF7311は、クロックhclk0°の反転論理の信号によりデータ取り込みが制御され、FF7312は、クロックhclk0°によりデータ取り込みが制御される。
従って、例えば、可変遅延部721におけるセレクタの選択タイミングを制御する制御信号CSa(hclk90°)と、そのセレクタの出力を受け取るFF7311のデータ取り込みタイミングを制御するクロック(hclk0°の反転信号)は、90°の位相差となる。
すなわち、図5に示す第1実施例では、例えば、セレクタ2114を制御する制御信号CS<0>(clk0°)と、そのセレクタの出力を受け取るFF31を制御するクロック(clk0°の反転信号)は、180°の位相差であったが、本第2実施例では、90°の位相差となる。
ただし、本第2実施例の4:2マルチプレクサ703において、制御に使用するクロックhclk0°およびhclk90°の周波数は、図5を参照して説明したクロックclk0°の半分であるため、90°の位相差であっても時間的な余裕は同等となるので問題ない。もちろん、4:2マルチプレクサ703においても、前段の可変遅延部721におけるセレクタの制御信号との位相差を180°としてもよい。
図12は、図10および図11に示すタイミング制御回路の動作を説明するためのタイミング図である。なお、図12において、8:4マルチプレクサ701の出力データDd<0>〜Dd<3>は、前述した第1実施例と同様に、可変遅延回路702(可変遅延部721〜724)により位相が理想的な状態に収束されたデータDg<0>〜Dg<3>として4:2マルチプレクサ703に入力される。
4:2マルチプレクサ703は、2:1マルチプレクサ731および732を含む。2:1マルチプレクサ731は、遅延可変部721および723により位相が適切に制御されたデータ出力Dg<0>およびDg<2>を受け取る。
同様に、2:1マルチプレクサ732は、遅延可変部722および724により位相が適切に制御されたデータ出力Dg<1>およびDg<3>を受け取る。
2:1マルチプレクサ731は、セレクタ7313により、クロックhclk0°が『1』となる期間にFF7311の出力De<0>を選択して出力し、クロックhclk0°が『0』となる期間にFF7312の出力De<2>を選択して出力する。従って、2:1マルチプレクサ731の出力データ(第2データ)Df<0>は、クロックhclk0°に従ってD0,D2,D4,D6,…と変化する。
同様に、2:1マルチプレクサ732は、セレクタ7323により、クロックhclk90°が『1』となる期間にFF7321の出力De<1>を選択して出力し、クロックhclk90°が『0』となる期間にFF7322の出力De<3>を選択して出力する。従って、2:1マルチプレクサ732の出力データDf<1>(第2データ)は、クロックhclk90°に従ってD1,D3,D5,D7,…と変化する。
このようにして、8つのパラレル入力データDT<0>〜DT<7>を、2つのパラレルデータDf<0>およびDf<1>に変換して出力することができる。なお、2つのパラレルデータDf<0>およびDf<1>に対しては、例えば、図5における4:2マルチプレクサ11の出力Da<0>およびDa<1>と見做して、可変遅延回路21等による処理を行ってシリアルデータDoutを得ることができるのはいうまでもない。
このように、パターン生成回路710,可変遅延回路(レプリカ回路)720,判定回路704および制御回路705によりデータの位相を制御する可変遅延回路702は、2つのパラレルデータをシリアルデータに変換する最終段に限定されるものではない。
すなわち、パラレルシリアル変換を行うSerDesにおいて、タイミングマージンが最も小さいのは、最高速のクロック(clk)で動作する最終段の2:1マルチプレクサであるが、本実施形態の適用は、最終段のマルチプレクサだけに限定されるものではない。
ただし、初段側のマルチプレクサは、そもそも処理するデータの通信速度(データ転送レート)が低く、温度や電源電圧の変化によるタイミング変動の影響を受け難いため、本実施形態を適用する効果は、最終段ほど大きくはない。
以上の説明は、パラレルシリアル変換を行うSerDesにおけるマルチプレクサを例として説明したが、本実施形態のタイミング制御回路は、タイミングマージンが小さい信号を処理する回路に対して幅広く適用することができる。
以上、実施形態を説明したが、ここに記載したすべての例や条件は、発明および技術に適用する発明の概念の理解を助ける目的で記載されたものであり、特に記載された例や条件は発明の範囲を制限することを意図するものではない。また、明細書のそのような記載は、発明の利点および欠点を示すものでもない。発明の実施形態を詳細に記載したが、各種の変更、置き換え、変形が発明の精神および範囲を逸脱することなく行えることが理解されるべきである。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに、以下の付記を開示する。
(付記1)
第1通信速度の第1データを受け取り、前記第1データに対して可変の遅延を与える第1可変遅延回路と、
前記第1可変遅延回路の出力を受け取り、第1制御信号に従って、前記第1通信速度と異なる第2通信速度の第2データに変換して出力する第1マルチプレクサと、
前記第1通信速度の第3データを受け取り、前記第3データに対して前記第1可変遅延回路の遅延に対応した遅延を与える第2可変遅延回路と、
前記第2可変遅延回路の出力と前記第1制御信号のタイミングを比較判定する判定回路と、
前記判定回路の出力に従って、前記第1可変遅延回路および前記第2可変遅延回路の遅延を制御する制御回路と、を有する、
ことを特徴とするタイミング制御回路。
(付記2)
前記第1可変遅延回路は、前記第1データに対応した数の可変遅延部を有し、
前記第2可変遅延回路は、前記可変遅延部と同じ回路構成を有する、
ことを特徴とする付記1に記載のタイミング制御回路。
(付記3)
前記可変遅延部は、
前記第1データに対して異なる遅延を与える複数の遅延素子と、
前記第1データに対して異なる遅延が与えられたデータのいずれかを選択するセレクタと、を有する、
ことを特徴とする付記2に記載のタイミング制御回路。
(付記4)
前記セレクタは、前記制御回路の出力に従って、前記第1データに対して異なる遅延が与えられたデータのいずれかを選択する、
ことを特徴とする付記3に記載のタイミング制御回路。
(付記5)
前記可変遅延部により前記第1データに与える遅延の切り替えは、それぞれ前記第1マルチプレクサにより当該可変遅延部の出力を取り込むタイミングとは異なるタイミングで行う、
ことを特徴とする付記2乃至付記4のいずれか1項に記載のタイミング制御回路。
(付記6)
前記可変遅延部により前記第1データに与える遅延の切り替えは、前記第1マルチプレクサにより当該可変遅延部の出力を取り込むタイミングに対して90°または180°異なるタイミングで行う、
ことを特徴とする付記5に記載のタイミング制御回路。
(付記7)
前記第2通信速度は、前記第1通信速度の2倍の速度である、
ことを特徴とする付記1乃至付記6のいずれか1項に記載のタイミング制御回路。
(付記8)
前記第3データは、高レベル『1』および低レベル『0』の繰り返しパターンである、
ことを特徴とする付記7に記載のタイミング制御回路。
(付記9)
さらに、
前記第3データを生成するパターン生成回路を有する、
ことを特徴とする付記8に記載のタイミング制御回路。
(付記10)
前記パターン生成回路は、前記第1通信速度に対応して固定の入力『0』および『1』を交互に選択して出力するセレクタを含む、
ことを特徴とする付記9に記載のタイミング制御回路。
(付記11)
さらに、
第2制御信号に従って、前記第1データの2倍のパラレルデータから前記第1データを変換する第3マルチプレクサを有する、
ことを特徴とする付記7乃至付記10のいずれか1項に記載のタイミング制御回路。
(付記12)
前記第2制御信号は、前記第1制御信号の半分の周波数の信号である、
ことを特徴とする付記11に記載のタイミング制御回路。
(付記13)
前記タイミング制御回路は、
複数のパラレルデータをシリアルデータに変換して出力するパラレルシリアル変換回路である、
ことを特徴とする付記1乃至付記12のいずれか1項に記載のタイミング制御回路。
3,111,112、711〜714、731,732 2:1マルチプレクサ
4 判定回路
5 制御回路
11,703 4:2マルチプレクサ
12 パターン生成回路
21 可変遅延回路
22 可変遅延回路(レプリカ回路)
101,102、1111,1112,1121,1122、31,32、41〜43、53,54、7311,7312,7321,7322 フリップフロップ(FF)
103、1113,1123,2114,2124,33,121,224、7313,7323 セレクタ
110 データ送信部(4:2マルチプレクサ)
120 データ受信部(2:1マルチプレクサ)
130 位相比較部
140 位相調整部(位相補完器)
211,212、721〜724 可変遅延部

Claims (6)

  1. 第1通信速度の第1データを受け取り、前記第1データに対して可変の遅延を与える第1可変遅延回路と、
    前記第1可変遅延回路の出力を受け取り、第1制御信号に従って、前記第1通信速度と異なる第2通信速度の第2データに変換して出力する第1マルチプレクサと、
    前記第1通信速度の第3データを受け取り、前記第3データに対して前記第1可変遅延回路の遅延に対応した遅延を与える第2可変遅延回路と、
    前記第2可変遅延回路の出力と前記第1制御信号のタイミングを比較判定する判定回路と、
    前記判定回路の出力に従って、前記第1可変遅延回路および前記第2可変遅延回路の遅延を制御する制御回路と、を有し、位相補完器を使用することなくタイミング制御を行う
    ことを特徴とするタイミング制御回路。
  2. 前記第1可変遅延回路は、前記第1データに対応した数の可変遅延部を有し、
    前記第2可変遅延回路は、前記可変遅延部と同じ回路構成を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイミング制御回路。
  3. 前記可変遅延部は、
    前記第1データに対して異なる遅延を与える複数の遅延素子と、
    前記第1データに対して異なる遅延が与えられたデータのいずれかを選択するセレクタと、を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のタイミング制御回路。
  4. 前記可変遅延部により前記第1データに与える遅延の切り替えは、それぞれ前記第1マルチプレクサにより当該可変遅延部の出力を取り込むタイミングとは異なるタイミングで行う、
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のタイミング制御回路。
  5. 前記第2通信速度は、前記第1通信速度の2倍の速度である、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のタイミング制御回路。
  6. 前記第3データは、高レベル『1』および低レベル『0』の繰り返しパターンである、
    ことを特徴とする請求項5に記載のタイミング制御回路。
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