JP6197347B2 - 電子機器及び物理量検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物理量検出回路、物理量検出装置、電子機器及び移動体に関する。
現在、様々なシステムや電子機器において、加速度を検出する加速度センサーや角速度を検出するジャイロセンサー等、種々の物理量を検出可能な物理量検出装置が広く利用されている。近年、物理量検出装置は、自動車等に搭載されるようになり、ノイズの多い環境下でも高い検出精度と高い信頼性が要求されるようになってきている。
物理量の検出情報をデジタル信号として出力する物理量検出装置は、ノイズ耐性の高いデジタル信号を出力することでノイズの多い環境下でも高い信頼性を確保することができる。例えば、特許文献1には、振動子から出力されるアナログ信号を検波回路によって検波した後、検波された信号をA/D変換器によってデジタル信号に変換して出力する検出回路を備えた物理量測定装置が提案されている。特許文献1に記載の物理量測定装置は、検出回路がアナログ回路になっており、検出精度を向上させるためにはデジタル回路に置き換えることが考えられる。例えば、特許文献2には、フィルター部を有する検出回路を含む検出装置において、フィルター部を構成する離散時間型フィルタ(SCF)をデジタルフィルターに置き換え可能であることが記載されている。
特開2009−229447号公報 特開2007−327943号公報
しかしながら、従来の物理量検出装置では、出力される出力データがサンプリングレートで更新されるため、後段の装置による出力データのサンプリングレートが物理量検出装置のサンプリングレートよりも低い場合、出力データの一部はサンプリングされず、ノイズの影響が大きいという問題があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明のいくつかの態様によれば、後段のサンプリングレートが相対的に低い場合でも出力データのノイズを低減させることを可能とする物理量検出回路、並びに、この物理量検出回路を用いた物理量検出装置、電子機器及び移動体を提供することができる。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係る物理量検出回路は、物理量に対応する検出信号がデジタル化された検出データに基づいて、前記物理量の大きさに応じた演算データを生成する演算処理を行う演算処理部を含み、前記演算処理は、Nを2以上の整数とした場合、前記検出データ、および前記演算処理の一部を行って得られたデータ、の少なくとも一方に含まれるN個のデータ値の平均値を計算する平均化処理を含む。
本適用例に係る物理量検出回路によれば、後段のサンプリングレートが相対的に低い場合、出力データを平均化することで熱雑音等の低周波ノイズが打ち消されるため、ノイズの影響を低減することができる。
[適用例2]
上記適用例に係る物理量検出回路において、前記演算処理部は、前記検出信号の前記デジタル化のサンプリングレートの1/Nのレートで前記演算データを生成するようにしてもよい。
本適用例に係る物理量検出回路によれば、出力データを生成するレートを低くすることができる。
[適用例3]
上記適用例に係る物理量検出回路は、前記Nを設定するレジスターを含むようにしてもよい。
本適用例に係る物理量検出回路によれば、後段のサンプリングレートに合わせて平均化するデータの個数を最適化することができる。
[適用例4]
上記適用例に係る物理量検出回路において、前記演算処理部は、前記演算処理の最後に前記平均化処理を行うようにしてもよい。
本適用例に係る物理量検出回路によれば、平均化処理の前段のすべての処理で生じるノイズを効果的に低減させることができる。
[適用例5]
上記適用例に係る物理量検出回路において、前記演算処理は、前記平均化処理により生成されたデータに対するオフセット補正処理及び感度補正処理を含むようにしてもよい。
本適用例に係る物理量検出回路によれば、オフセット補正処理及び感度補正処理のレートをサンプリングレートの1/Nにして計算量を削減することができる。
[適用例6]
本適用例に係る物理量検出装置は、物理量に対応する検出信号を出力するセンサー素子と、上記のいずれかの物理量検出回路と、を含む。
本適用例に係る物理量検出装置は、例えば、加速度センサー、ジャイロセンサー(角速度センサー)、速度センサー等の慣性センサーであってもよいし、重力に基づいて傾斜角を計測する傾斜計であってもよい。
[適用例7]
本適用例に係る電子機器は、上記のいずれかの物理量検出回路を含む。
[適用例8]
本適用例に係る電子機器は、上記の物理量検出回路と、前記物理量検出回路が出力する前記演算データに基づいて情報処理を行う情報処理装置と、を含み、前記物理量検出回路における前記検出信号のサンプリングレートfは、前記情報処理装置による前記演算データのサンプリングレートfよりも高い。
[適用例9]
上記適用例に係る電子機器において、前記Nは、下記式(1)であってもよい。
N=round(f/f)・・・(1)
ただし、roundは四捨五入して整数値化する関数である。
[適用例10]
本適用例に係る移動体は、上記のいずれかの物理量検出回路を含む。
本実施形態の情報処理システムあるいは電子機器の構成例を示す図。 本実施形態の物理量検出装置の構成例を示す図。 センサー素子の振動片の平面図。 センサー素子の動作について説明するための図。 センサー素子の動作について説明するための図。 検出回路の構成例を示す図。 デジタル演算回路が行う演算処理の流れを示す図。 出力コード平均計算を行う回路の構成例を示す図。 角速度データの更新タイミングの一例を示すタイミングチャート図。 角速度データの更新タイミングの一例を示すタイミングチャート図。 本実施形態の電子機器の機能ブロック図。 本実施形態の電子機器の外観の一例を示す図。 本実施形態の移動体の一例を示す図。 変形例におけるデジタル演算回路が行う演算処理の流れを示す図。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.情報処理システム(電子機器)、物理量検出装置
図1は、本実施形態の情報処理システムあるいは電子機器の構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態の情報処理システム(電子機器)3は、物理量検出装置1及び情報処理装置2を含む。
物理量検出装置1は、所定の物理量を検出するセンサー素子30と、センサー素子30が検出した物理量の大きさに応じた演算データを生成する集積回路(IC)10とを備えている。物理量検出装置1は、例えば、加速度、角速度、速度、角加速度、力等の物理量の少なくとも一部を検出する慣性センサーであってもよいし、傾斜角を計測する傾斜計であってもよい。
情報処理装置2は、物理量検出装置1が生成する演算データを取得し、所定の処理を行う。本実施形態では、情報処理装置2は、処理部(CPU:Central Processing Unit)50、通信インターフェース部52、ROM(Read Only Memory)54、RAM(Random Access Memory)56、表示部58を含んで構成されている。なお、本実施形態の情報処理装置2は、図1の構成要素(各部)の一部を省略又は変更し、あるいは他の構成要素を付加した構成としてもよい。
処理部50は、ROM54等に記憶されているプログラムに従い、通信インターフェース部52を介して、物理量検出装置1が生成する演算データを受け取り、各種の計算処理や制御処理を行う。その他、処理部50は、表示部58に各種の情報を表示させるための表示信号を送信する処理等を行う。
通信インターフェース部52は、処理部50と物理量検出装置1との間のデータ通信を成立させるための各種制御を行う。
ROM54は、処理部50が各種の計算処理や制御処理を行うためのプログラムやデータ等を記憶している。
RAM56は、処理部50の作業領域として用いられ、ROM54から読み出されたプログラムやデータ、処理部50が各種プログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶する。
表示部58は、LCD(Liquid Crystal Display)、あるいは有機ELディスプレイ等により構成される表示装置であり、処理部50から入力される表示信号に基づいて各種の情報を表示する。
本実施形態では、物理量検出装置1の集積回路(IC)10は、センサー素子30の出力信号をサンプリングレートfでサンプリングしてデジタル化した検出データを生成する。生成された検出データに基づいて、後述するデジタル演算回路108は、サンプリングレートfでデータを生成する。そして、生成されたデータに含まれるN個の連続したデータ値を平均化し、平均化したデータをサンプリングレートfの1/Nのレートで更新する。ここにおいて、平均化するデータは、デジタル演算回路108により生成されたデータの代りに、検出データとしてもよい。その場合、検出データに含まれるN個の連続したデータ値を平均化する。Nは設定値に応じて可変である。具体的には、情報処理装置2の通信I/F部52により集積回路10の内部のレジスターに保存された設定値に応じて、Nが設定される。また、Nは2以上の整数である。従って、集積回路(IC)10のサンプリングレートfが、情報処理装置2が演算データをサンプリングするサンプリングレートfよりも高い場合、N=f/fに設定することで、演算データの更新レートを情報処理装置2のサンプリングレートと一致させることができる。なお、f/fが整数で無い場合であっても、Nの値は、f/fと必ずしも同一である必要はなく、本発明の効果を逸脱しない範囲でf/fと略同じ値であればよい。さらにまた、f/fが整数で無い場合、Nの値を次式により決定することもできる。
N=round(f/f)・・・(1)
ただし、roundは小数点以下を四捨五入して整数値化する関数である。
情報処理システム(電子機器)3としては、情報処理装置2が、演算データに基づいて物理量検出装置1を搭載した物体の位置や向きの計算を行い、所定の情報を表示するナビゲーションシステム(あるいはナビゲーション装置)、物体の状態を監視する監視システム(あるいは監視装置)、物体の姿勢を制御する姿勢制御システム(あるいは姿勢制御装置)等、様々なシステム(あるいは電子機器)が考えられる。
図2は、図1に示した物理量検出装置1の構成例を示す図である。図2に示すように、本実施形態の物理量検出装置1は、集積回路(IC)10及びセンサー素子30を含む。
センサー素子30は、駆動電極と検出電極が配置された振動片を有し、一般的に、振動片のインピーダンスをできるだけ小さくして発振効率を高めるために、振動片は気密性が確保されたパッケージに封止されている。本実施形態では、センサー素子30は、T型の2つの駆動振動腕を有するいわゆるダブルT型の振動片を有する。
図3は、本実施形態のセンサー素子30の振動片の平面図である。センサー素子30は、例えば、Zカットの水晶基板により形成されたダブルT型の振動片を有する。水晶を材料とする振動片は、温度変化に対する共振周波数の変動が極めて小さいので、角速度の検出精度を高めることができるという利点がある。なお、図3におけるX軸、Y軸、Z軸は水晶の軸を示す。
図3に示すように、センサー素子30の振動片は、2つの駆動用基部34a,34bからそれぞれ駆動振動腕31a,31bが+Y軸方向及び−Y軸方向に延出している。駆動振動腕31aの側面及び上面にはそれぞれ駆動電極42及び43が形成されており、駆動振動腕31bの側面及び上面にはそれぞれ駆動電極43及び42が形成されている。駆動電極42,43は、それぞれ、図2に示した集積回路(IC)10のDS端子,DG端子を介して駆動回路11に接続される。
駆動用基部34a,34bは、それぞれ−X軸方向と+X軸方向に延びる連結腕35a,35bを介して矩形状の検出用基部37に接続されている。
検出振動腕32は、検出用基部37から+Y軸方向及び−Y軸方向に延出している。検出振動腕32の上面には検出電極44及び45が形成されており、検出振動腕32の側面には共通電極46が形成されている。検出電極44,45は、それぞれ、図2に示した集積回路(IC)10のS1端子,S2端子を介して検出回路12に接続される。また、共通電極46は接地される。
駆動振動腕31a,31bの駆動電極42と駆動電極43との間に駆動信号として交流電圧が与えられると、図4に示すように、駆動振動腕31a,31bは逆圧電効果によって矢印Bのように、2本の駆動振動腕31a,31bの先端が互いに接近と離間を繰り返す屈曲振動(励振振動)をする。
この状態で、センサー素子30の振動片にZ軸を回転軸とした角速度が加わると、駆動振動腕31a,31bは、矢印Bの屈曲振動の方向とZ軸の両方に垂直な方向にコリオリの力を得る。その結果、図5に示すように、連結腕35a,35bは矢印Cで示すような振動をする。そして、検出振動腕32は、連結腕35a,35bの振動(矢印C)に連動して矢印Dのように屈曲振動をする。このコリオリ力に伴う検出振動腕32の屈曲振動と駆動振動腕31a,31bの屈曲振動(励振振動)とは位相が90°ずれている。
ところで、駆動振動腕31a,31bが屈曲振動(励振振動)をするときの振動エネルギーの大きさ又は振動の振幅の大きさが2本の駆動振動腕31a,31bで等しければ、駆動振動腕31a,31bの振動エネルギーのバランスがとれており、センサー素子30に角速度がかかっていない状態では検出振動腕32は屈曲振動しない。ところが、2つの駆動振動腕31a,31bの振動エネルギーのバランスがくずれると、センサー素子30に角速度がかかっていない状態でも検出振動腕32に屈曲振動が発生する。この屈曲振動は漏れ振動と呼ばれ、コリオリ力に基づく振動と同様に矢印Dの屈曲振動であるが、駆動信号とは同位相である。
そして、圧電効果によってこれらの屈曲振動に基づいた交流電荷が、検出振動腕32の検出電極44,45に発生する。ここで、コリオリ力に基づいて発生する交流電荷は、コリオリ力の大きさ(言い換えれば、センサー素子30に加わる角速度の大きさ)に応じて変化する。一方、漏れ振動に基づいて発生する交流電荷は、センサー素子30に加わる角速度の大きさに関係せず一定である。
なお、駆動振動腕31a,31bの先端には、駆動振動腕31a,31bよりも幅の広い矩形状の錘部33が形成されている。駆動振動腕31a,31bの先端に錘部33を形成することにより、コリオリ力を大きくするとともに、所望の共振周波数を比較的短い振動腕で得ることができる。同様に、検出振動腕32の先端には、検出振動腕32よりも幅の広い錘部36が形成されている。検出振動腕32の先端に錘部36を形成することにより、検出電極44,45に発生する交流電荷を大きくすることができる。
以上のようにして、センサー素子30は、Z軸を検出軸としてコリオリ力に基づく交流電荷(角速度成分)と、励振振動の漏れ振動に基づく交流電荷(振動漏れ成分)とを検出電極44,45を介して出力する。
図2に戻り、集積回路(IC)10は、駆動回路11、検出回路12、温度センサー13、電源電圧センサー14、基準電圧回路15、シリアルインターフェース回路16、不揮発性メモリー17、テスト制御回路18及び端子機能切替回路19を含んで構成されている。なお、本実施形態の集積回路(IC)10は、図2に示した要素の一部を省略又は変更し、あるいは他の要素を追加した構成としてもよい。
基準電圧回路15は、VDD端子より供給される電源電圧から基準電位(アナロググランド電圧)などの定電圧や定電流を生成し、駆動回路11、検出回路12、温度センサー13に供給する。
不揮発性メモリー17は、駆動回路11、検出回路12、温度センサー13に対する各種のトリミングデータ(調整データや補正データ)を保持している。不揮発性メモリー17は、例えば、MONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Silicon)型メモリーによって実現することができる。
温度センサー13は、電圧が温度変化に対してほぼ線形に変化するアナログ信号TSOを生成する。温度センサー13は、例えば、バンドギャップリファレンス回路を利用して実現することができる。
電源電圧センサー14は、VDD端子より供給される電源電圧をA/D変換し、電源電圧データVAMを生成する。
駆動回路11は、センサー素子30を励振振動させるための駆動信号を生成し、DS端子を介してセンサー素子30の駆動電極112に供給する。また、駆動回路11は、センサー素子30の励振振動により駆動電極113に発生する駆動電流(水晶電流)がDG端子を介して入力され、この駆動電流の振幅が一定に保持されるように駆動信号の振幅レベルをフィードバック制御する。また、駆動回路11は、駆動信号と位相が同じ信号SDET及び駆動信号と位相が90°ずれた信号SDET90を生成し、検出回路12に供給する。
検出回路12(物理量検出回路の一例)は、S1端子とS2端子を介して、センサー素子30の2つの検出電極114,115に発生する検出信号としての交流電荷(検出電流)Q1,Q2がそれぞれ入力され、交流電荷Q1,Q2を周期的にデジタル化して検出データを生成する。そして、検出データに基づいて、角速度成分の大きさに応じたデジタルコードを有する角速度データOUT(演算データの一例)を生成する。後述するように、検出回路12は、角速度データOUTの生成処理において、温度センサー13の出力信号TSO、電源電圧センサー14が出力する電源電圧データVAM、及び不揮発性メモリー17に記憶されているトリミングデータを用いてオフセット補正及び感度補正を行う。検出回路12が生成した角速度データOUTは、シリアルインターフェース回路16に供給される。
シリアルインターフェース回路16は、SS端子,SCLK端子,SI端子を介してそれぞれ選択信号、クロック信号、シリアル入力信号が入力される。シリアルインターフェース回路16は、選択信号がイネーブルの時にシリアル入力信号をクロック信号でサンプリングし、シリアル入力信号に含まれているコマンドの解析処理やシリアル入力信号に含まれているシリアルデータをパラレルデータに変換する処理を行う。さらに、シリアルインターフェース回路16は、コマンドに応じて、不揮発性メモリー17や内部レジスター(図示せず)に対するデータの書き込み(設定)や読み出しの処理を行う。また、シリアルインターフェース回路16は、検出回路12が生成した角速度データOUT、不揮発性メモリー17や内部レジスターから読み出したデータなどをシリアルデータに変換し、SO端子を介して外部に出力する処理を行う。
端子機能切替回路19は、IO1,IO2,IO3,IO4の4端子の接続先を切り替える。例えば、端子機能切替回路19は、テスト制御回路18の制御のもと、駆動回路11、検出回路12、基準電圧回路15の出力信号や内部信号を選択し、IO1,IO2,IO3,IO4のいずれかから外部出力し、あるいは、IO1,IO2,IO3,IO4のいずれかから外部入力された信号を、駆動回路11、検出回路12、基準電圧回路15に供給することができる。
テスト制御回路18は、シリアルインターフェース回路16から受け取った設定値に応じて、IO1,IO2,IO3,IO4の4端子の接続先の切り替えを制御する。
図6は、検出回路12の構成例を示す図である。図6に示すように、検出回路12は、ΔΣ変調器100、パルスカウンター102、チャージアンプ104、ΔΣ変調器106及びデジタル演算回路108を含んで構成されている。なお、本実施形態の検出回路12は、図6に示した要素の一部を省略又は変更し、あるいは他の要素を追加した構成としてもよい。
ΔΣ変調器100は、駆動回路11が生成する信号SDETをサンプリングクロックとして、温度センサー13の出力信号TSOを1ビットのビットストリームデータに変換する。
パルスカウンター102は、駆動回路11が生成する信号SDETに同期して、ΔΣ変調器100が出力するビットストリームデータを順番に加算し、温度データTSDOを生成する。
チャージアンプ104は、駆動回路11が生成する信号SDET90(駆動信号と位相が90°ずれた信号)に同期して、センサー素子30の2つの検出電極から発生する交流電荷Q1,Q2を積分し、差動電圧を出力する。前述のように、センサー素子30において、コリオリ力に伴う検出振動腕32の屈曲振動と駆動振動腕31a,31bの屈曲振動(励振振動)とは位相が90°ずれているため、チャージアンプ104はコリオリ力に基づく交流電荷(角速度成分)を積分するが、漏れ振動成分は駆動信号と同位相であるため、積分されない。従って、チャージアンプ104が出力する差動電圧には、角速度成分のみが含まれる。
ΔΣ変調器106は、駆動回路11が生成する信号SDET90をサンプリングクロックとして、チャージアンプ104が出力する差動電圧(角速度成分)を1ビットのビットストリームデータSDOに変換する。換言すれば、A/D変換器としてのΔΣ変調器106は、チャージアンプ104が出力する差動電圧(角速度成分)を周期的にサンプリングしてデジタル化し、1ビットのビットストリームデータSDOに変換する。
デジタル演算回路108(演算処理部の一例)は、パルスカウンター102が生成する温度データTSDO、電源電圧センサー14が生成する電源電圧データVAM、及び、不揮発性メモリー17に記憶されているトリミングデータを用いて、ΔΣ変調器106が出力するビットストリームデータSDOに対して所定の演算処理を行い、角速度成分の大きさに応じたデジタルコードを有する角速度データOUTを生成する。
図7は、デジタル演算回路108が行う演算処理の流れを示す図である。図7に示すように、デジタル演算回路108は、1ビットのビットストリームデータSDOに対して高周波成分をカットするデジタルフィルター計算(P1)を行い、角速度データを生成する。
また、デジタル演算回路108は、デジタルフィルター計算(P1)により生成された角速度データに対して、オフセット補正量を加算するオフセット補正計算(P2)及び感度補正量を乗算する感度補正計算(P3)を行う。
また、デジタル演算回路108は、オフセット補正計算(P2)及び感度補正計算(P3)がされた角速度データに対して入力レンジ設定値を乗算し、物理量検出装置1が出力する角速度データの出力レンジを物理量検出装置1の後段に接続されるICの入力レンジに合わせる入力レンジ計算(P4)を行う。
また、デジタル演算回路108は、入力レンジ計算(P4)がされた角速度データに対して出力ビット設定値に応じたビット数の下位ビットを削って(シフトし)最下位ビットを丸めるビット制限計算(P5)を行う。
また、デジタル演算回路108は、平均回数設定値に応じて、ビット制限計算(P5)がされたN個の角速度データの平均値を計算する出力コード平均計算(P6)を行う。この出力コード平均計算(P6)により角速度データOUTが得られる。
さらに、デジタル演算回路108は、オフセット補正計算(P2)に用いるオフセット補正量の計算と感度補正計算(P3)に用いる感度補正量の計算を行う。
具体的には、デジタル演算回路108は、温度データTSDOに対して所定回数分(例えば4回分)の移動平均を計算し(P7)、移動平均の計算結果に対してゲイン補正量の加算(P8)及びオフセット補正量の加算(P9)を行う。
また、デジタル演算回路108は、移動平均(P7)、ゲイン補正(P8)及びオフセット補正(P9)がされた温度データを、温度変動による角速度データの感度を補正するための補正式(感度温度変動補正式)の温度変数に代入し、温度変動による感度変動の補正量(感度温度変動補正量)を求める感度温度変動補正量計算(P10)を行う。
また、デジタル演算回路108は、感度温度変動補正量と0次感度補正量(温度に依存しない感度補正量)とを加算して感度補正量を得る感度補正量計算(P11)を行う。
また、デジタル演算回路108は、移動平均(P7)、ゲイン補正(P8)及びオフセット補正(P9)がされた温度データを、温度変動による角速度データのオフセット変動を補正するための補正式(オフセット温度変動補正式)の温度変数に代入し、温度変動によるオフセット変動の補正量(オフセット温度変動補正量)を求めるオフセット温度変動補正量計算(P12)を行う。
また、デジタル演算回路108は、電源電圧データVAMに対して所定回数分(例えば4回分)の移動平均を計算し(P13)、移動平均の計算結果に対してオフセット補正量の加算(P14)を行う。
また、デジタル演算回路108は、移動平均(P13)及びオフセット補正(P14)がされた電源電圧データを、電源電圧変動による角速度データのオフセット変動を補正するための補正式(オフセット電源電圧変動補正式)の温度変数に代入し、電源電圧変動によるオフセット変動の補正量(オフセット電源電圧変動補正量)を求めるオフセット電源電圧変動補正量計算(P15)を行う。
また、デジタル演算回路108は、オフセット温度変動補正量とオフセット電源電圧変動補正量と0次オフセット補正量(温度と電源電圧に依存しないオフセット補正量)とを加算してオフセット補正量を得るオフセット補正量計算(P16)を行う。
なお、温度データのゲイン補正量とオフセット補正量、電源電圧データのオフセット補正量、感度温度変動補正式の補正係数、オフセット温度変動補正式の補正係数、オフセット電源電圧変動補正式の補正係数、0次オフセット補正量、0次感度補正量、入力レンジ設定値、出力ビット設定値、平均回数設定値は、不揮発性メモリー17に記憶されているトリミングデータの一部である。
なお、図7に示したP1〜P6の演算は、ビットストリームデータSDOが更新される毎に、すなわちΔΣ変調器106のサンプリングレート(例えば、約3kHz)と同じレートで行われる。これに対して、温度変動や電源電圧変動は角速度の変化に対して十分遅いため、図7に示したP7〜P16の演算は、より遅いレート(例えば、約12Hz)で行われる。
特に、本実施形態では、デジタル演算回路108が出力コード平均計算(P6)を行うことで、角速度データOUTの更新レートを情報処理装置2のサンプリングレートと一致させることができる。
図8は、出力コード平均計算(P6)を行う回路の構成例を示す図である。なお、図8の回路では、回路構成を簡単にするため、平均回数設定値N=2(m=0〜M)としている。
選択回路110は、制御信号に応じて、0又はレジスター114に保持されているデータを選択して出力する。
加算器112は、選択回路110の出力データと入力された角速度データ(ビット制限計算(P5)が行われた後の角速度データ)を加算して出力する。
レジスター114は、サンプリングクロック(SDET90と同じレートのクロック)のエッジで加算器112の出力データを保持する。
マスク回路116は、制御信号に応じて、サンプリングクロックを出力に伝搬させ、あるいは、マスクして出力に伝搬させない。
レジスター118は、マスク回路116を伝搬したサンプリングクロックのエッジで加算器112の出力データを、下位mビットを削除して保持する。すなわち、加算器112の出力データが1/2(=1/N)してレジスター118に保持される。そして、レジスター118により保持されるデータが最終的な角速度データOUTとなる。
ダウンカウンター120は、平均回数設定値Nが入力され、サンプリングクロックのエッジ毎にダウンカウントし、カウント値が0になると次のサンプリングクロックのエッジでカウント値をN−1にセットしてダウンカウントを繰り返す。
デコーダー122は、ダウンカウンター120のカウント値をデコードし、カウント値がN−1の時は選択回路110が0を選択し、カウント値がN−1以外の時は選択回路110がレジスター114に保持されているデータを選択するように、選択回路110の制御信号を生成する。また、デコーダー122は、カウント値が0の時はマスク回路116がサンプリングクロックを出力に伝搬させ、カウント値が0以外の時はマスク回路116がサンプリングクロックをマスクして出力に伝搬させないように、マスク回路116の制御信号を生成する。
このような構成により、N=1(m=0)の時は、ダウンカウンター120のカウント値は常に0であり、カウント値0がN−1と一致するので選択回路110は常に0を選択する。従って、加算器112の出力データは、入力された角速度データ(ビット制限計算(P5)が行われた後の角速度データ)と一致する。また、ダウンカウンター120のカウント値が0なので、マスク回路116はサンプリングクロックを常に出力に伝搬させる。従って、サンプリングクロックのエッジ毎に、加算器112の出力データが(下位ビットが削除されずに)レジスター118に保持される。これにより、N=1の時、角速度データOUTは、常に、1つ前に入力された角速度データと一致する。図9に、N=1の時の角速度データOUTの更新タイミングの一例を示す。図9に示すように、情報処理装置2のサンプリングレートfが物理量検出装置1のサンプリングレートfと一致する場合は、平均回数設定値Nを1に設定することで、角速度データOUTの更新レートを情報処理装置2のサンプリングレートfと一致させることができる。
一方、N≠1(m≠0)の時は、ダウンカウンター122のカウント値がN−1〜0までダウンカウントする間、順次入力される角速度データの平均値が計算され、ダウンカウンター122のカウント値が0の時だけ、次のサンプリングクロックのエッジで、N個の角速度データ値が平均化されたデータ値が、下位2ビットが削除されてレジスター118に保持される。これにより、N≠1の時、N個の角速度データ値が入力される毎に平均化され、角速度データOUTが更新される。この角速度データOUTは、レジスター118の更新レート、すなわち、サンプリングレートの1/Nのレートで更新される。図10に、N=4(m=2)の時の角速度データOUTの更新タイミングの一例を示す。図10に示すように、情報処理装置2のサンプリングレートfが物理量検出装置1のサンプリングレートfの4倍の場合は、平均回数設定値Nを4に設定することで、4個のデータ値が平均化された角速度データOUTが出力され、その更新レートを情報処理装置2のサンプリングレートfと一致させることができる。
なお、図8の回路では、N個の角速度データ値を加算した後、下位mビットを削除して平均化しているが、N個の角速度データ値を加算したデータに2m−1を加算した後、下位mビットを削除する処理(丸め処理)を行ってもよい。
以上に説明したように、本実施形態の情報処理システム(電子機器、物理量検出装置、物理量検出回路)によれば、後段の情報処理装置2のサンプリングレートが物理量検出装置1のサンプリングレートよりも低い場合、物理量検出装置の出力データを平均化することで熱雑音等の低周波ノイズが打ち消されるため、情報処理装置2の処理においてノイズの影響を低減することができる。
また、本実施形態の情報処理システム(電子機器、物理量検出装置、物理量検出回路)によれば、平均回数設定値Nが可変であるので、後段の情報処理装置2のサンプリングレートに合わせて、物理量検出装置1が平均化するデータの個数を最適化することができる。
また、本実施形態の情報処理システム(電子機器、物理量検出装置、物理量検出回路)によれば、出力コード平均計算(P6)が最後に行われるので、その前段のすべての処理で生じるノイズを効果的に低減させることができる。
2.電子機器
図11は、本実施形態の電子機器の機能ブロック図である。また、図12は、本実施形態の電子機器の一例であるスマートフォンの外観の一例を示す図である。
本実施形態の電子機器300は、物理量検出装置310、CPU(Central Processing Unit)320、操作部330、ROM(Read Only Memory)340、RAM(Random Access Memory)350、通信部360、表示部370、音出力部380を含んで構成されている。なお、本実施形態の電子機器は、図11の構成要素(各部)の一部を省略又は変更し、あるいは他の構成要素を付加した構成としてもよい。
物理量検出装置310は、物理量を検出し、検出した物理量に応じたレベルの信号(物理量信号)を出力する装置であり、例えば、加速度、角速度、速度、角加速度、力等の物理量の少なくとも一部を検出する慣性センサーであってもよいし、傾斜角を計測する傾斜計であってもよい。物理量検出装置310として、例えば、上述の本実施形態の物理量検出装置1を適用することができる。また、物理量検出装置310は、物理量検出回路312を含んで構成されており、物理量検出回路312として、例えば、上述の本実施形態の検出回路12を適用することができる。
CPU320は、ROM340等に記憶されているプログラムに従い、物理量検出装置310が出力する物理量信号を用いて各種の計算処理や制御処理を行う。その他、CPU320は、操作部330からの操作信号に応じた各種の処理、外部とデータ通信を行うために通信部360を制御する処理、表示部370に各種の情報を表示させるための表示信号を送信する処理、音出力部380に各種の音を出力させる処理等を行う。
操作部330は、操作キーやボタンスイッチ等により構成される入力装置であり、ユーザーによる操作に応じた操作信号をCPU320に出力する。
ROM340は、CPU320が各種の計算処理や制御処理を行うためのプログラムやデータ等を記憶している。
RAM350は、CPU320の作業領域として用いられ、ROM340から読み出されたプログラムやデータ、操作部330から入力されたデータ、CPU320が各種プログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶する。
通信部360は、CPU320と外部装置との間のデータ通信を成立させるための各種制御を行う。
表示部370は、LCD(Liquid Crystal Display)、あるいは有機ELディスプレイ等により構成される表示装置であり、CPU320から入力される表示信号に基づいて各種の情報を表示する。表示部370には操作部330として機能するタッチパネルが設けられていてもよい。
音出力部380は、スピーカー等の音を出力する装置である。
物理量検出回路312として上述した本実施形態の検出回路12を組み込むことにより、低コストで信頼性の高い電子機器を実現することができる。
このような電子機器300としては種々の電子機器が考えられ、例えば、パーソナルコンピューター(例えば、モバイル型パーソナルコンピューター、ラップトップ型パーソナルコンピューター、ノート型パーソナルコンピューター、タブレット型パーソナルコンピューター)、携帯電話機などの移動体端末、ディジタルスチールカメラ、インクジェット式吐出装置(例えば、インクジェットプリンター)、ルーターやスイッチなどのストレージエリアネットワーク機器、ローカルエリアネットワーク機器、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ゲーム用コントローラー、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば、電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレーター、ヘッドマウントディスプレイ、モーショントレース、モーショントラッキング、モーションコントローラー、PDR(歩行者位置方位計測)等が挙げられる。
3.移動体
図13は、本実施形態の移動体の一例を示す図(上面図)である。図13に示す移動体400は、物理量検出装置410,420,430、コントローラー440,450,460、バッテリー470、ナビゲーション装置480を含んで構成されている。なお、本実施形態の移動体は、図13の構成要素(各部)の一部を省略又は変更してもよいし、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
物理量検出装置410,420,430、コントローラー440,450,460、ナビゲーション装置480は、バッテリー470から供給される電源電圧で動作する。
コントローラー440,450,460は、それぞれ、物理量検出装置410,420,430が出力する物理量信号の一部又は全部を用いて、姿勢制御システム、横転防止システム、ブレーキシステム等の各種の制御を行う。
ナビゲーション装置480は、内蔵のGPS受信機(不図示)の出力情報に基づき、移動体400の位置や時刻その他の各種の情報をディスプレイに表示する。また、ナビゲーション装置480は、物理量検出装置490を内蔵しており、GPSの電波が届かない時でも物理量検出装置490の出力信号に基づいて移動体400の位置や向きの計算を行い、必要な情報の表示を継続する。
物理量検出装置410,420,430,490は、検出した物理量に応じたレベルの信号(物理量信号)を出力する装置であり、それぞれ、例えば、角速度センサー、加速度センサー、速度センサー、傾斜計等である。物理量検出装置410,420,430,490は、温度や電源電圧の変化によるセンサー素子(不図示)の出力信号を補正し、物理量信号を出力する物理量検出回路(不図示)を含んで構成されている。
例えば、物理量検出装置410,420,430,490に含まれる物理量検出回路として、上述の本実施形態の検出回路12を適用し、あるいは、物理量検出装置410,420,430,490として、上述の本実施形態の物理量検出装置1を適用することができ、これにより低コストで高い信頼性を確保することができる。
このような移動体400としては種々の移動体が考えられ、例えば、自動車(電気自動車も含む)、ジェット機やヘリコプター等の航空機、船舶、ロケット、人工衛星等が挙げられる。
なお、本発明は本実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、本実施形態では、デジタル演算回路108は、角速度データの平均化処理を最後に行っているが、他の一部又は全部の演算処理よりも前に行うように変形してもよい。例えば、図14に示すように、デジタル演算回路108は、角速度データの平均計算(P6)をデジタルフィルター計算(P1)の直後に行い、平均化後の角速度データの更新レート(サンプリングレートfの1/Nのレート)で、その後のオフセット補正計算(P2)、感度補正計算(P3)、入力レンジ計算(P4)及びビット制限計算(P5)を行うように変形してもよい。このようにすれば、平均回数設定値Nが大きいほどP2〜P4の計算量を効果的に削減することができる。
また、例えば、センサー素子30の振動片は、ダブルT型でなくてもよく、例えば、音叉型やくし歯型であってもよいし、三角柱、四角柱、円柱状等の形状の音片型であってもよい。また、センサー素子30の振動片の材料としては、水晶(SiO)の代わりに、例えば、タンタル酸リチウム(LiTaO)、ニオブ酸リチウム(LiNbO)等の圧電単結晶やジルコン酸チタン酸鉛(PZT)等の圧電セラミックスなどの圧電性材料を用いてもよいし、シリコン半導体を用いてもよい。また、例えば、シリコン半導体の表面の一部に、駆動電極に挟まれた酸化亜鉛(ZnO)、窒化アルミニウム(AlN)等の圧電薄膜を配置した構造であってもよい。
また、例えば、センサー素子30は、圧電型のセンサー素子に限らず、動電型、静電容量型、渦電流型、光学型、ひずみゲージ型等の振動式のセンサー素子であってもよい。あるいは、センサー素子30の方式は、振動式に限らず、例えば、光学式、回転式、流体式であってもよい。また、センサー素子30が検出する物理量は、角速度に限らず、角加速度、加速度、速度、力などであってもよい。
また、上述した実施形態では、物理量として角速度を検出する物理量検出装置を示したが、本発明は、角速度に限らず、加速度、速度、角加速度、力等の物理量を検出する物理量検出装置にも適用することができる。
上述した各実施形態は一例であって、これらに限定されるわけではない。例えば、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1 物理量検出装置、2 情報処理装置、3 情報処理システム(電子機器)、10 集積回路(IC)、11 駆動回路、12 検出回路、13 温度センサー、14 電源電圧センサー、15 基準電圧回路、16 シリアルインターフェース回路、17 不揮発性メモリー、18 テスト制御回路、19 端子機能切替回路、30 センサー素子、31a,31b 駆動振動腕、32 検出振動腕、33 錘部、34a,34b 駆動用基部、35a,35b 連結腕、36 錘部、37 検出用基部、42,43 駆動電極、44,45 検出電極、46 共通電極、50 処理部、52 通信インターフェース部、54 ROM、56 RAM、58 表示部、100 ΔΣ変調器、102 パルスカウンター、104 チャージアンプ、106 ΔΣ変調器、108 デジタル演算回路、110 選択回路、112 加算器、114 レジスター、116 マスク回路、118 レジスター、120 ダウンカウンター、122 デコーダー、300 電子機器、310 物理量検出装置、312 集積回路、320 CPU、330 操作部、340 ROM、350 RAM、360 通信部、370 表示部、400 移動体、410,420,430 物理量検出装置、440,450,460 コントローラー、470 バッテリー、480 ナビゲーション装置、490 物理量検出装置

Claims (8)

  1. 物理量に対応する検出信号がデジタル化された検出データに基づいて、前記物理量の大きさに応じた演算データを生成する演算処理を行う演算処理部を含む物理量検出回路と、
    前記物理量検出回路が出力する前記演算データに基づいて情報処理を行う情報処理装置と、
    を含み、
    前記物理量検出回路における前記検出信号の前記デジタル化のサンプリングレートf1は、前記情報処理装置による前記演算データのサンプリングレートf2よりも高く、
    前記演算処理は、Nを2以上の整数とした場合、前記検出データ、および前記演算処理の一部を行って得られたデータ、の少なくとも一方に含まれるN個のデータ値の平均値を計算する平均化処理を含む、電子機器
  2. 請求項1において、
    前記演算処理部は、
    前記サンプリングレートf1の1/Nのレートで前記演算データを生成する、電子機器
  3. 請求項1又は2において、
    前記Nを設定するレジスターを含む、電子機器
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項において、
    前記演算処理部は、
    前記演算処理の最後に前記平均化処理を行う、電子機器
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項において、
    前記演算処理は、前記平均化処理により生成されたデータに対するオフセット補正処理及び感度補正処理を含む、電子機器
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項において、
    前記物理量に対応する検出信号を出力するセンサー素子を含む、電子機器
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項において、
    前記Nは、下記式(1)である、電子機器。
    N=round(f1/f2)・・・(1)
    ただし、roundは小数点以下を四捨五入して整数値化する関数である。
  8. 物理量に対応する検出信号を出力するセンサー素子と、
    前記検出信号がデジタル化された検出データに基づいて、前記物理量の大きさに応じた演算データを生成する演算処理を行う演算処理部を含む物理量検出回路と、
    を備え、前記演算データに基づいて情報処理を行う外部の情報処理装置に対して前記演算データを出力する物理量検出装置であって、
    前記検出信号の前記デジタル化のサンプリングレートf1は、前記情報処理装置による前記演算データのサンプリングレートf2よりも高く、
    前記演算処理は、Nを2以上の整数とした場合、前記検出データ、および前記演算処理の一部を行って得られたデータ、の少なくとも一方に含まれるN個のデータ値の平均値を計算する平均化処理を含む、物理量検出装置。
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