JP6181661B2 - 窒化物半導体発光素子 - Google Patents

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Description

本発明は、窒化物半導体発光素子に関する。
従来において、窒化物半導体発光素子に用いられる基板としては、GaN基板、SiC基板およびサファイア基板などが挙げられるが、なかでも価格および量産性の点で優位性を持つサファイア基板が広く用いられている。
しかしながら、従来においては、サファイア基板と、GaNなどの窒化物半導体層との間の格子不整合率により、サファイア基板上にGaNなどの窒化物半導体層を成長するのが難しいという問題があった。
そこで、たとえば特許文献1(特開平6−196757号公報)においては、サファイア基板上に低温GaNバッファ層を形成することにより、低温GaNバッファ層上に高品質のGaN層を成長させる方法が提案されている。
特開平6−196757号公報
しかしながら、サファイア基板上に低温GaNバッファ層を形成した場合であっても、低温GaNバッファ層上に成長するGaN層の貫通転位は、依然として、1×1018個/cm2以上の密度で存在する。
このような貫通転位は、窒化物半導体発光ダイオード素子におけるリーク電流の増加および発光効率の低下を招くとともに、窒化物半導体レーザ素子における短寿命化を招く。
上記の事情に鑑みて、本発明の目的は、貫通転位を低減することにより特性を向上することができる窒化物半導体発光素子を提供することにある。
本発明は、基板と、基板上に設けられた第1の窒化物半導体層と、第1の窒化物半導体層上に設けられた発光層と、発光層上に設けられた第2の窒化物半導体層と、を備え、第1の窒化物半導体層は、シリコンが2×1019個/cm以上の高濃度にドープされた高濃度シリコンドープ層と、高濃度シリコンドープ層上に貫通転位を横方向に曲げるための転位低減層とを含み、高濃度シリコンドープ層から発光層側に向かってシリコン濃度が低下していき、高濃度シリコンドープ層の発光層側の表面から発光層側に向かって1.5μmの箇所のシリコン濃度が1×10 17 個/cm 以上である、窒化物半導体発光素子である。このような構成とすることにより、貫通転位を低減することにより特性を向上させた窒化物半導体発光素子を提供することができる。
本発明によれば、貫通転位を低減することにより特性を向上することができる窒化物半導体発光素子を提供することができる。
実施の形態の窒化物半導体発光ダイオード素子の模式的な断面図である。 図1に示す基板と第1の窒化物半導体層の模式的な拡大断面図である。 実施の形態の窒化物半導体発光ダイオード素子のマクロステップを図解する模式的な断面図である。 実施例1のテンプレート基板の製造工程を図解する模式的な断面図である。 実施例1のテンプレート基板の製造工程を図解する模式的な断面図である。 実施例1のテンプレート基板の製造工程を図解する模式的な断面図である。 実施例1のテンプレート基板の製造工程を図解する模式的な断面図である。 実施例1のテンプレート基板の製造工程を図解する模式的な断面図である。 実施例1のテンプレート基板の製造工程を図解する模式的な断面図である。 実施例1のテンプレート基板の製造工程を図解する模式的な断面図である。 実施例1のテンプレート基板の製造工程を図解する模式的な断面図である。 実施例1のテンプレート基板のSIMSによる分析結果を示す図である。 実施例1のテンプレート基板のCL像を示す図である。 実施例1のテンプレート基板のSTEM像を示す図である。 実施例2の窒化物半導体発光ダイオード素子の製造工程を図解する模式的な断面図である。 実施例2の窒化物半導体発光ダイオード素子の製造工程を図解する模式的な断面図である。 実施例2の窒化物半導体発光ダイオード素子のコンタクト層の表面のPL発光パターンである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
図1に、本発明の窒化物半導体発光素子の一例である実施の形態の窒化物半導体発光ダイオード素子の模式的な断面図を示す。図1に示すように、実施の形態の窒化物半導体発光ダイオード素子は、基板1と、基板1上に設けられた第1の窒化物半導体層2と、第1の窒化物半導体層2上に設けられた発光層3と、発光層3上に設けられた第2の窒化物半導体層4とを備えている。また、第1の窒化物半導体層2上には、第1の電極6が形成されており、第2の窒化物半導体層4上には、第2の電極5が形成されている。なお、第1の窒化物半導体層2、発光層3および第2の窒化物半導体層4は、たとえばMOCVD(有機金属気相成長)法などによって形成することができ、第1の電極6および第2の電極5は、たとえば蒸着法などによって形成することができる。
図2に、図1に示す基板1と第1の窒化物半導体層2の模式的な拡大断面図を示す。図2に示すように、基板1の凹凸表面上にはバッファ層11が形成されており、基板1の凹部のバッファ層11上には斜めファセット層12が形成されている。また、斜めファセット層12の間の空間を埋めるようにして第1の埋め込み層13が形成されており、斜めファセット層12および第1の埋め込み層13の表面上には高濃度シリコンドープ層14が形成されている。また、高濃度シリコンドープ層14上には転位低減層15が形成されており、転位低減層15上には第2の埋め込み層16が形成されている。さらに、第2の埋め込み層16上には導電層17が形成されている。
基板1としては、たとえば、シリコン(Si)基板、サファイア(Al23)基板、炭化珪素(SiC)基板またはスピネル(MgAl24)基板などを用いることができる。なかでも、基板1としては、安価であり、かつ透明であるサファイア基板を用いることが好ましい。また、たとえば図2に示すように、サファイア基板からなる基板1の表面に凹凸形状を設けた場合には、実施の形態のが窒化物半導体発光ダイオード素子の光取り出し効率を向上することができ、また、初期成長時に斜めファセット層12を形成しやすくなる。
バッファ層11としては、GaN(窒化ガリウム)層またはAlN(窒化アルミニウム)層を用いることが好ましい。バッファ層11にGaN層またはAlN層を用いた場合には、バッファ層11上に低転位の窒化物半導体層を形成することができる。特に、バッファ層11にAlN層を用いた場合には、バッファ層11上に成長させた窒化物半導体層の螺旋転位を効果的に低減することができ、バーガーズベクトルの異なる2種類の別の転位を両方とも低減することができる。そのため、窒化物半導体発光素子の発光効率を向上させることができる。
斜めファセット層12としては、たとえば、Alx1Gay1Inz1N(0≦x1≦1、0≦y1≦1、0≦z1≦1、x1+y1+z1≠0)の式で表わされる窒化物半導体を用いることができる。
第1の埋め込み層13としては、たとえば、Alx2Gay2Inz2N(0≦x2≦1、0≦y2≦1、0≦z2≦1、x2+y2+z2≠0)の式で表わされる窒化物半導体を用いることができる。
高濃度シリコンドープ層14としては、たとえば、Alx3Gay3Inz3N(0≦x3≦1、0≦y3≦1、0≦z3≦1、x3+y3+z3≠0)の式で表わされる窒化物半導体にSiを2×1019個/cm3以上の高濃度にドープしたものを用いることができる。また、転位低減層15としては、たとえば、Alx4Gay4Inz4N(0≦x4≦1、0≦y4≦1、0≦z4≦1、x4+y4+z4≠0)の式で表わされる窒化物半導体を用いることができる。
Siを2×1019個/cm3以上の高濃度にドープした高濃度シリコンドープ層14を形成することにより、高濃度シリコンドープ層14上に窒化物半導体層の3次元成長が促進され、斜めファセットを有する転位低減層15を形成することができる。斜めファセットを有する転位低減層15を3次元成長により形成することにより、基板1と基板1上に形成される窒化物半導体層との間の格子不整合によって形成された貫通転位を横に曲げることができるため、転位低減層15を転位低減層として機能させることができる。なお、転位低減層15は、高濃度シリコンドープ層14からの貫通転位を曲げることにより、転位低減層15上の第2の埋め込み層16に引き継がれる貫通転位の数を1つでも減らせればよい。
また、成長モードを3次元成長に変化させるためには、表面エネルギーを変化させるSiが転位低減層15の成長中に這い上がることが好ましい。そのため、Si濃度が成長方向(発光層側)に向かって徐々にSi濃度を落としながら拡散し、高濃度シリコンドープ層14の発光層3側の表面から発光層3側に向かって1.5μmの箇所のSi濃度が1×1017個/cm3以上であることが好ましい。この場合には、転位低減層15における転位の低減を効果的に行なうことができる。なお、高濃度シリコンドープ層14上に転位低減層15を3次元成長させるときには、転位低減層15には意図的にSiをドープする必要はない。また、Si濃度の低下は、たとえば、連続的および/または段階的であればよい。
また、高濃度シリコンドープ層14の厚さは0.5μm以下であることが好ましい。この場合には、高濃度シリコンドープ層14に引張応力が過剰に加えられないため、高濃度シリコンドープ層14の結晶性を良好なものとすることができる。
また、転位低減層15をMOCVD法で成長させる場合には、トリメチルガリウム(TMG)に対するアンモニア(NH3)のモル比を250以下とすることによって、転位低減層15を構成する窒化物半導体結晶のグレインサイズが大きくなり、グレインの会合頻度が少なくなるため、転位を効果的に低減することができる。
なお、高濃度シリコンドープ層14中のSi濃度は、たとえばSIMS(2次イオン質量分析法)などによって求めることができる。また、転位低減層15における転位の方向は、たとえばTEM(透過型電子顕微鏡)またはSTEM(走査型透過電子顕微鏡)などによって転位低減層15を観察することにより求めることができる。
第2の埋め込み層16としては、たとえば、Alx5Gay5Inz5N(0≦x5≦1、0≦y5≦1、0≦z5≦1、x5+y5+z5≠0)の式で表わされる窒化物半導体を用いることができるが、第2の埋め込み層16の表面を平坦にする観点からは、第2の埋め込み層16にマグネシウム(Mg)をドープすることが好ましい。また、第2の埋め込み層16にドープされるMg濃度は、5×1018個/cm3以上5×1019個/cm3以下であることが好ましい。第2の埋め込み層16中のMg濃度が、5×1018個/cm3以上5×1019個/cm3以下である場合には、第2の埋め込み層16の表面をより平坦にすることができるとともに、第2の埋め込み層16の白濁を効果的に防止し、良好な結晶性を有するものとすることができる。
導電層17としては、たとえば、Alx6Gay6Inz6N(0≦x6≦1、0≦y6≦1、0≦z6≦1、x6+y6+z6≠0)の式で表わされる窒化物半導体にn型不純物をドープしたものなどを用いることができる。n型不純物としては、たとえばSiおよび/またはGe(ゲルマニウム)を用いることができる。
導電層17上には発光層3を形成することができる。発光層3としては、たとえば、Alx7Gay7Inz7N(0≦x7≦1、0≦y7≦1、0≦z7≦1、x7+y7+z7≠0)の式で表わされる窒化物半導体を用いることができる。なお、発光層3を構成する窒化物半導体の組成を適宜変更し、バンドギャップを変更することによって、発光層3から放出される光の波長を適宜調整することができる。なお、発光層3の下には、バンドギャップを周期的に変更した多層膜を形成することもできる。また、発光層3は、単一量子井戸構造(SQW)または多重量子井戸構造(MQW)のいずれを採用してもよい。
発光層3上にはp型窒化物半導体からなる第2の窒化物半導体層4を形成することができる。第2の窒化物半導体層4としては、たとえば、Alx8Gay8Inz8N(0≦x8≦1、0≦y8≦1、0≦z8≦1、x8+y8+z8≠0)の式で表わされる窒化物半導体にp型不純物をドープしたものなどを用いることができる。p型不純物としては、たとえばMgおよび/またはZn(亜鉛)を用いることができる。また、第2の窒化物半導体層4には、バンドギャップの大きいp型窒化物半導体からなるキャリアブロック層が含まれていてもよく、p型不純物を高濃度にドープしたp型窒化物半導体からなるコンタクト層が含まれていてもよい。
以上のようにして積層された第2の窒化物半導体層4の表面には、たとえば図3の模式的拡大断面図に示すようなマクロステップ21が形成されている。マクロステップ21は転位低減層15を第2の埋め込み層16で埋め込んだ時点で形成されており、マクロステップ21によって窒化物半導体発光素子の発光効率を落とすことなく、発光層3から発光される光の半値幅を大きくすることができる。なお、マクロステップ21は、成長面に対して傾斜した面であり、高濃度シリコンドープ層14を配置することに起因して発生するものである。
たとえば、発光層3から発光される光の波長を青色領域に設定し、緑色および赤色の蛍光体を使って、白色LED(Light Emitting Diode)装置を作製する場合には、蛍光体による発光波長は非常にブロードであるが、従来の青色光の発光波長は、半値幅が20nm程度と非常に狭いため、青色光の色再現性が悪い、演色性が悪い、および人間の目に対する安全性が低いなどの問題があった。
一方、マクロステップ21によって、発光層3から発光される青色光の発光波長がブロードになった場合には、青色光の色再現性がよく、演色性がよく、および人間の目に対する安全性が高い白色LED装置を作製することができる。
実施の形態の窒化物半導体発光ダイオード素子のドミナント発光波長(人間が目で見たときに感じる単波長)は、420nm以上500nm以下であることが好ましく、430nm以上470nm以下であることがより好ましい。この場合には、人間の目には、発光層3から発光される青色光の色再現性および演色性が良好であるように感じるとともに、人間の目に対する安全性も高めることができる。
実施の形態の窒化物半導体発光ダイオード素子のエレクトロルミネッセンス発光(電流の注入により発光層3から発光される光)の半値幅は、25nm以上であることが好ましい。この場合には、人間の目には、発光層3から発光される青色光の色再現性および演色性が良好であるように感じるとともに、人間の目に対する安全性も高めることができる。
なお、マクロステップ21を設けることによって、発光層3から発光される青色光の発光波長がブロードになり、半値幅が広くなる理由は不明であるが、マクロステップ21により非常に低角に表面が傾斜している部分があるため、その部分の発光波長が微妙にシフトし、発光波長がブロードになって、半値幅が広くなるものと推察される。
また、マクロステップ21の高さHは、20nm以上300nm以下であることが好ましい。マクロステップ21の高さHが20nm以上である場合には、発光層3から発光される光の発光波長をよりブロードにすることができるとともに、半値幅もより広げることができる。また、マクロステップ21の高さHが300nm以下である場合には、実施の形態の窒化物半導体発光ダイオード素子の発光効率の低下を抑えることができる傾向にある。
また、マクロステップ21の横方向の幅Wは、40μm以上300μm以下であることが好ましい。マクロステップ21の横方向の幅Wが40μm以上である場合には、実施の形態の窒化物半導体発光ダイオード素子の発光効率の低下を抑えることができる傾向にある。また、マクロステップ21の横方向の幅Wが300μm以下である場合には、発光層3から発光される光の発光波長をよりブロードにすることができるとともに、半値幅もより広げることができる。
マクロステップ21の高さHおよび横方向の幅Wは、導電層17の表面を段差計なぞることによって測定することができる。
なお、第2の窒化物半導体層4の表面上にはITO(Indium Tin Oxide)などの導電性酸化膜を形成することもできる。導電性酸化膜を形成した場合には、導電性酸化膜上にp電極となる第2の電極5を形成し、メサエッチングによって導電層17の表面を露出させた後に導電層17の露出面上にn電極となる第1の電極6を形成することができる。また、第1の電極6および第2の電極5に金属ワイヤをボンディングすることもできる。
まず、図4の模式的断面図に示すように、サファイア基板101の表面に凹凸を形成した。ここで、サファイア基板101の表面の凹凸は、平坦なサファイア基板101の表面にステッパーなどを用いてレジストをパターニングし、ICP(Inductively coupled plasma)によりエッチングすることによって形成された。
次に、サファイア基板101をスパッタ製膜装置内にセットし、スパッタ製膜装置内に窒素ガスを流すことによって、サファイア基板101の表面を窒化した。その後、温度を500℃とし、スパッタ製膜装置内の圧力を0.5Paに保持した状態で、スパッタ製膜装置内に窒素ガスを5sccm流しながら、高周波バイアスを金属Alターゲット側に印加した。これにより、図5の模式的断面図に示すように、サファイア基板101の表面上にAlN膜102をスパッタリング法により形成した。
サファイア基板101を冷却した後、MOCVD装置の反応炉内にAlN膜102の形成後のサファイア基板101をセットした。その後、温度990℃でV族源としてのNH3およびIII族源としてのTMGをMOCVD装置の反応炉内に供給することによって、図6の模式的断面図に示すように、高さ1.7μmの斜めファセットを有するGaNからなる斜めファセット層103をMOCVD法により成長させた。このとき、斜めファセット層103の斜めファセットの角度は、成長面に対しておおよそ60°であった。また、斜めファセット層103は、サファイア基板101の表面の凹凸の凹部の上面のみに成長した。
次に、温度1200℃で、V族源としてのNH3およびIII族源としてのTMGは上記と同様に供給して、図7の模式的断面図に示すように、MOCVD法により、斜めファセット層103の間の窪みをGaNからなる第1の埋め込み層104で埋め込んだ。第1の埋め込み層104の厚さは0.5μmであり、第1の埋め込み層104は斜めファセット層103の途中まで埋め込まれた。
次に、温度1255℃で、TMGの供給を止め、IV族源としてのSiH4およびV族源としてのNH3を19.5分間供給することによって、図8の模式的断面図に示すように、斜めファセット層103および第1の埋め込み層104の表面に高濃度シリコンドープ層105をMOCVD法により成長させた。
次に、温度を維持した状態で、SiH4の供給を止め、V族源としてのNH3およびIII族源としてのTMGを供給することによって、TMGに対するNH3のモル比を120とし、図9の模式的断面図に示すように、高濃度シリコンドープ層105の表面上に、斜めファセットを有するGaNからなる転位低減層106をMOCVD法により3μmの厚さで3次元成長させた。
次に、温度を維持した状態で、V族源としてのNH3、III族源としてのTMG、およびII族源としてのCP2Mg(シクロペンタジエニルマグネシウム)を供給することによって、図10の模式的断面図に示すように、転位低減層106の表面上に、Mgドープp型GaNからなる第2の埋め込み層107をMOCVD法により成長させた。ここで、TMGに対するNH3のモル比は440に調整され、第2の埋め込み層107中のMg濃度は2×1019個/cm3とされ、第2の埋め込み層107の厚さは2.2μmとされた。
次に、温度を維持した状態で、CP2Mgの供給を止め、V族源としてのNH3、III族源としてのTMGおよびIV族源としてのSiH4を供給することによって、図11の模式的断面図に示すように、第2の埋め込み層107の表面上に、Siドープn型GaNからなる導電層108をMOCVD法により成長させた。ここで、導電層108中のSi濃度は5×1018個/cm3とされ、導電層108の厚さは0.5μmとされた。
以上の工程を経ることにより、サファイア基板上に第1の窒化物半導体層が積層されてなる実施例1のテンプレート基板を作製した。なお、上記の温度はいずれも、カーボンサセプタに接触している熱電対温度を示している。
図12に、実施例1のテンプレート基板のSIMSによる分析結果を示し、図13に、実施例1のテンプレート基板のCL(カソードルミネッセンス)像を示し、図14に、実施例1のテンプレート基板のSTEM像を示す。
図12のSIMSによる分析結果に示されるように、高濃度シリコンドープ層105の形成時に、実施例1のテンプレート基板中にSiが取り込まれており、Siが成長方向に拡散することにより転位低減層106の3次元成長が促進されることが確認された。
また、図14のSTEM像に示されるように、転位低減層106において転位が横方向に曲がっており、バーガーズベクトルが異なる転位同士が会合し、ハーフループを形成して消滅することによって、転位が低減することが確認された。その結果、図13の実施例1のテンプレート基板のCL像に示されるように、従来は、1×108個/cm2程度であった転位が1×107個/cm2程度に低減できることが確認された。
また、第2の埋め込み層107の形成時にMgを供給しなかった場合には、第2の埋め込み層107の表面が平坦とならずにピットが形成されることが確認された。したがって、第2の埋め込み層107の形成時にMgを供給することによって、第2の埋め込み層107の表面の平坦化が促進されることが確認された。
実施例1のテンプレート基板上に、発光層および第2の窒化物半導体層を形成することによって、実施例2の窒化物半導体発光ダイオード素子を作製した。
まず、実施例1のテンプレート基板をMOCVD装置内にセットし、図15の模式的断面図に示すように、温度1255℃で、Siドープn型GaNをMOCVD法によりさらに成長させて、導電層108の厚さを3μmとした。次に、温度を938℃まで低下させ、厚さが1.5nmのGaN層と、厚さが1.5nmのInGaN層とを1層ずつ交互に20周期成長させて、導電層108上に、超格子層109をMOCVD法により成長させた。
次に、温度を816℃まで低下させ、厚さが7.5nmのGaN障壁層と、厚さが3nmのInGaN井戸層とを交互に1層ずつ6周期成長させて、超格子層109上に、発光層110をMOCVD法により成長させた。
次に、温度を1223℃まで上昇させ、アンドープAlGaN層、Mgドープp型AlGaN層およびアンドープAlGaN層の3層構造からなるキャリアブロック層111を発光層110上にMOCVD法により厚さ20nmに成長させた。
次に、温度を維持した状態で、キャリアブロック層111上に、厚さ65nmのアンドープGaN層112をMOCVD法により成長させた。次に、温度を1238℃まで上昇させ、厚さ20nmのMgドープp型GaNからなるコンタクト層113をアンドープGaN層112上にMOCVD法により成長させた。
次に、コンタクト層113形成後の実施例1のテンプレート基板をMOCVD装置から取り出し、Mgをp型不純物として活性化させるためのアニールをアニール炉内で800℃で熱処理することによって行なった後に、フッ酸でコンタクト層113の表面クリーニングを行なった。
その後、図16の模式的断面図に示すように、p電極としてpd電極114をコンタクト層113上に蒸着し、ダイヤモンドペンでウエハ端を削ることによって、導電層108の表面を露出させて、実施例2の窒化物半導体発光ダイオード素子を完成させた。
そして、実施例2の窒化物半導体発光ダイオード素子のpd電極114と、ウエハ端を削ることによって露出させた導電層108の表面とを、プローバーによってプローブし、実施例2の窒化物半導体発光ダイオード素子の裏面から発光スペクトルを瞬間マルチ測光システムおよび強度をフォトディテクタにより測定した。
比較のため、高濃度シリコンドープ層105を形成しなかったこと以外は実施例1と同様にして作製したテンプレート基板を、実施例1のテンプレート基板と同時にMOCVD装置内にセットし、上記と同様の条件で、比較例の窒化物半導体発光ダイオード素子を作製した。
その結果、高濃度シリコンドープ層105を含む実施例1のテンプレート基板を用いて作製された実施例2の窒化物半導体発光ダイオード素子は、高濃度シリコンドープ層105を含まないテンプレート基板を用いて作製された比較例の窒化物半導体発光ダイオード素子と比べて光出力が12%向上することが確認された。
また、実施例2の窒化物半導体発光ダイオード素子および比較例の窒化物半導体発光ダイオード素子の発光波長はともに電流密度によって変化するが、電流密度が10A/cm2のときの発光波長はともに445nmであった。
また、実施例2の窒化物半導体発光ダイオード素子の電流密度10A/cm2におけるエレクトロルミネッセンス発光の半値幅は29.8nmであり、比較例の窒化物半導体発光ダイオード素子の電流密度10A/cm2におけるエレクトロルミネッセンス発光の半値幅は21.5nmであった。したがって、実施例2の窒化物半導体発光ダイオード素子のエレクトロルミネッセンス発光の半値幅は、比較例の窒化物半導体発光ダイオード素子と比べて、非常に広くなっていることが確認された。
また、段差計にて、実施例2の窒化物半導体発光ダイオード素子のコンタクト113の表面のマクロステップの高さおよび横方向の幅を測定した結果、高さは20nm以上100nm以下であり、横方向の幅は40μm以上150μm以下であることが確認された。
さらに、図17に、実施例2の窒化物半導体発光ダイオード素子のコンタクト113の表面のPL(Photo Luminescence)発光パターンを示す。図17のPL発光パターンに示されるように、マクロステップのエッジが観測された。
このように、高濃度シリコンドープ層105が形成されている実施例2の窒化物半導体発光ダイオード素子においては、比較例の窒化物半導体発光ダイオード素子と比較して、高濃度シリコンドープ層105上に成長した転位低減層106によって、貫通転位を低減することができ、発光波長がブロードとなり、エレクトロルミネッセンス発光の半値幅も広くなることが確認された。
これにより、実施例2の窒化物半導体発光ダイオード素子と、緑色および赤色の蛍光体とを用いることによって、青色領域の色再現性がよく、演色性もよく、かつ人間の目に対する安全性が高い白色LED装置を作製することができる。
さらに、実施例2の窒化物半導体発光ダイオード素子を用いた場合には、発光効率が低下せず、光束も減少しない白色LED装置を作製することができる。
<まとめ>
本発明は、基板と、基板上に設けられた第1の窒化物半導体層と、第1の窒化物半導体層上に設けられた発光層と、発光層上に設けられた第2の窒化物半導体層と、を備え、第1の窒化物半導体層は、シリコンが2×1019個/cm3以上の高濃度にドープされた高濃度シリコンドープ層と、高濃度シリコンドープ層上に貫通転位を横方向に曲げるための転位低減層とを含む窒化物半導体発光素子である。このような構成とすることにより、貫通転位を低減することにより特性を向上させた窒化物半導体発光素子を提供することができる。
ここで、本発明の窒化物半導体発光素子において、高濃度シリコンドープ層から発光層側に向かってシリコン濃度が低下していき、高濃度シリコンドープ層の発光層側の表面から発光層側に向かって1.5μmの箇所のシリコン濃度が1×1017個/cm3以上であることが好ましい。このような構成とすることにより、転位低減層における転位の低減を効果的に行なうことができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子において、高濃度シリコンドープ層の厚さは0.5μm以下であることが好ましい。このような構成とすることにより、高濃度シリコンドープ層に引張応力が過剰に加えられないため、高濃度シリコンドープ層の結晶性を良好なものとすることができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子において、転位低減層と発光層との間にマグネシウムを含む層が配置されていることが好ましい。このような構成とすることにより、マグネシウムを含む層の表面を平坦にすることができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子において、マグネシウムを含む層中のマグネシウム濃度が5×1018個/cm3以上5×1019個/cm3以下であることが好ましい。このような構成とすることにより、マグネシウムを含む層の表面を平坦にすることができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子は、高さが20nm以上300nm以下であって、横方向の幅が40μm以上300μm以下のマクロステップを含むことが好ましい。このような構成とすることにより、窒化物半導体発光ダイオード素子の発光効率の低下を抑えて、発光層から発光される光の発光波長をよりブロードにすることができるとともに半値幅もより広げることができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子は、窒化物半導体発光ダイオード素子であって、420nm以上500nm以下のドミナント発光波長を有することが好ましい。このような構成とすることにより、人間の目には、発光層から発光される青色光の色再現性および演色性が良好であるように感じるとともに、人間の目に対する安全性も高めることができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子は、窒化物半導体発光ダイオード素子であって、430nm以上470nm以下のドミナント発光波長を有することが好ましい。このような構成とすることにより、人間の目には、発光層から発光される青色光の色再現性および演色性が良好であるように感じるとともに、人間の目に対する安全性も高めることができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子においては、エレクトロルミネッセンス発光の半値幅が25nm以上であることが好ましい。このような構成とすることにより、人間の目には、発光層3から発光される青色光の色再現性および演色性が良好であるように感じるとともに、人間の目に対する安全性も高めることができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子においては、第1の窒化物半導体層の基板に接する層が窒化アルミニウム層であることが好ましい。このような構成とすることにより、窒化アルミニウム層上に成長させた窒化物半導体層の螺旋転位を効果的に低減することができ、バーガーズベクトルの異なる2種類の別の転位を両方とも低減することができるため、窒化物半導体発光素子の発光効率を向上させることができる。
さらに、本発明は、上記のいずれかに記載の窒化物半導体発光素子を製造する方法であって、基板上に第1の窒化物半導体層を形成する工程と、第1の窒化物半導体層上に発光層を形成する工程と、発光層上に設けられた第2の窒化物半導体層を形成する工程と、を含み、第1の窒化物半導体層を形成する工程は、基板上に高濃度シリコンドープ層を形成する工程と、高濃度シリコンドープ層上に転位低減層を形成する工程とを有し、転位低減層は、III族源に対するV族源のモル濃度比が250以下とした有機金属気相成長法により形成される、窒化物半導体発光素子の製造方法である。
以上のように本発明の実施の形態および実施例について説明を行なったが、上述の各実施の形態および各実施例の構成を適宜組み合わせることも当初から予定している。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、窒化物半導体発光素子に利用することができ、特に、窒化物半導体発光ダイオード素子に好適に利用することができる。
1 基板、2 第1の窒化物半導体層、3 発光層、4 第2の窒化物半導体層、5 第2の電極、6 第1の電極、11 バッファ層、12 斜めファセット層、13 第1の埋め込み層、14 高濃度シリコンドープ層、15 転位低減層、16 第2の埋め込み層、17 導電層、21 マクロステップ、101 サファイア基板、102 AlN膜、103 斜めファセット層、104 第1の埋め込み層、105 高濃度シリコンドープ層、106 転位低減層、107 第2の埋め込み、108 導電層、109 超格子層、110 発光層、111 キャリアブロック層、112 アンドープGaN層、113 コンタクト層、114 pd電極。

Claims (4)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられた第1の窒化物半導体層と、
    前記第1の窒化物半導体層上に設けられた発光層と、
    前記発光層上に設けられた第2の窒化物半導体層と、を備え、
    前記第1の窒化物半導体層は、シリコンが2×1019個/cm以上の高濃度にドープされた高濃度シリコンドープ層と、前記高濃度シリコンドープ層上に貫通転位を横方向に曲げるための転位低減層とを含み、
    前記高濃度シリコンドープ層から前記発光層側に向かってシリコン濃度が低下していき、前記高濃度シリコンドープ層の前記発光層側の表面から前記発光層側に向かって1.5μmの箇所のシリコン濃度が1×10 17 個/cm 以上である
    窒化物半導体発光素子。
  2. 前記高濃度シリコンドープ層の厚さは0.5μm以下である、請求項に記載の窒化物半導体発光素子。
  3. 前記転位低減層と前記発光層との間にマグネシウムを含む層が配置されている、請求項1または2に記載の窒化物半導体発光素子。
  4. 高さが20nm以上300nm以下であって、横方向の幅が40μm以上300μm以下のマクロステップを含む、請求項1からのいずれか1項に記載の窒化物半導体発光素子。
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