JP6180262B2 - 空気調和装置の室内機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置の室内機に関するものである。
空気調和装置には、空調対象空間(たとえば、室内、ビルの一室、倉庫など)の天井内に室内機が設置されるものが存在する。ここで、天井内のスペースは狭く限られており、室内機などを天井内に設置しにくい場合がある。すなわち、天井内に室内機を設置したときに、天井部分(たとえば、天井内の壁面など)と室内機本体の吸込口との間隔を確保できず、室内機本体内に空気を十分に取り込むことができなくなる場合がある。
そこで、天井内に設置される空気調和装置の室内機には、室内機本体の下面と室内機本体の横側面とで吸込口の位置を変更することができるものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術は、室内機本体の外郭の一部を構成する外郭板材を室内機本体の下面に取り付けることで室内機本体の下面を閉塞する一方で、横側面が開放されて吸込口が形成されているようになっている。逆に、上記外郭板材を室内機本体の横側面に取り付けることで室内機本体の横側面を閉塞する一方で、下面が開放されて吸込口が形成されているようになっている。
このように、特許文献1に記載の空気調和装置の室内機は、天井内における様々な設置状況に対応できるように、下吸込仕様と横吸込仕様とを変更できるように構成されている。このため、たとえば室内機本体の横側面とこの横側面に対向する天井部分との間隔が確保できない場合には、室内機本体の下面を吸込口とする変更をすることで室内機本体内に空気を取り込むことができるようになっている。
特開平8−270978号公報(たとえば、図4及び図5参照)
特許文献1に記載の技術では、天井内における設置スペースの奥行、すなわち設置スペースの水平方向の幅が小さく、室内機本体の横側面と、この横側面と対向する天井部分との間隔が確保できない場合には、下吸込仕様とすることで室内機本体に取り込む空気の量が低減しないようにすることができる。しかし、下吸込仕様では室内機本体の下面を開放するので、たとえば天井が低い建物であったり、天井内の音が響きやすかったりすると、室内機に搭載された送風機のモータの回転音、送風機のファンの風切音などが空調対象空間に届き、ユーザーの快適性を損ねてしまう場合がある。このため、下吸込仕様としたくない場合がある。
すなわち、特許文献1に記載の技術では、天井内における設置スペースの水平方向の幅が小さい場合において、横吸込仕様とすると室内機本体内に空気が取り込まれにくくなってしまうという課題がある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、天井内における設置スペースの水平方向の幅が小さくても、室内機本体内に取り込まれる空気の量が低減してしまうことを抑制することができる空気調和装置の室内機を提供することを目的としている。
本発明に係る空気調和装置の室内機は、下面に下面吸込口が形成され、第1の横側面に第1の横側面吸込口が形成された本体と、下面吸込口及び第1の横側面吸込口のうちの一方を塞ぐふさぎ板とを有し、下面吸込口及び第1の横側面吸込口のうちの他方を開放して本体内に空気を取り込む空気調和装置の室内機において、下面吸込口及び第1の横側面吸込口のうちのいずれにも取付可能であって開放されている方に取り付けられるフィルタ部と、第1の横側面及び下面に着脱自在に設けられ、フィルタ部を保持する直線状のフィルタ部レールと、第1の横側面のうち第1の横側面吸込口が形成されている部分の上縁部に設けられ、フィルタ部との接触面が傾斜しているフィルタ部ガイドとを有し、本体の上面には、第1の横側面吸込口とともに本体内に空気を取り込む上面吸込口が形成され、ふさぎ板が下面吸込口を塞ぎ、第1の横側面吸込口が開放されている場合には、フィルタ部レールは、第1の横側面に、下面から上面に向かう方向に平行に設けられ、フィルタ部は、第1の横側面吸込口及び上面吸込口に設けられ、フィルタ部のうちフィルタ部レールの上端よりも上側の部分は、フィルタ部ガイドの接触面に接触して湾曲しているものである。
本発明に係る空気調和装置の室内機によれば、上記構成を有しているため、天井内における設置スペースの水平方向の幅が小さくても、室内機本体内に取り込まれる空気の量が低減してしまうことを抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室内機を横吸込仕様とした場合の(a)斜視図及び(b)縦断面図である。 図1に示す横吸込仕様の室内機を下がり天井内に設置した場合の模式図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室内機を下吸込仕様とした場合の(a)斜視図及び(b)縦断面図である。 図3に示す下吸込仕様の室内機を下がり天井内に設置した場合の模式図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室内機について、横吸込仕様及び上吸込仕様を併用した場合の(a)斜視図及び(b)縦断面図である。 図5に示す横吸込仕様及び上吸込仕様の室内機を下がり天井内に設置した場合の模式図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の室内機のフィルタ部の取付方法及び取り付けた状態について説明する斜視図である。 図5に示す横吸込仕様及び上吸込仕様の室内機にフィルタ部が取り付けられた状態における短手方向に平行な縦断面図である。 湾曲している状態のフィルタ部の斜視図である。 下吸込仕様とした室内機のフィルタ部の取付方法及び取り付けた状態について説明する斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の室内機のフィルタ部の説明図である。 本発明の実施の形態3に係る空気調和装置の室内機の斜視図である。 図12に示す室内機の第1の横側面の第1の横側面吸込口に加えて、第2の横側面の第2の横側面吸込口を開放した状態の説明図である。 本発明の実施の形態4に係る空気調和装置の室内機の説明図である。 第1の横側面吸込口を閉塞するようにふさぎ板大及びふさぎ板小を室内機に取り付けた状態の室内機の斜視図である。 下面吸込口を閉塞するようにふさぎ板大及びふさぎ板小を室内機に取り付けた状態の室内機の斜視図である。 フィルタ部の一部を取り去る構造の一例についての説明図である。 本発明の実施の形態5に係る空気調和装置の室内機の第1の横側面吸込口をダミーフィルタで閉塞し、下吸込仕様とした場合の斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る空気調和装置の室内機の下面吸込口をダミーフィルタで閉塞し、横吸込仕様とした場合の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る空気調和装置の室内機1を横吸込仕様とした場合の(a)斜視図及び(b)縦断面図である。図2は、図1に示す横吸込仕様の室内機1を下がり天井33内に設置した場合の模式図である。図1及び図2を参照して、室内機1の各種構成について説明する。
(室内機1)
室内機1は、図示省略の室外機と冷媒配管で接続されているものである。室内機1は、図1(a)に示すように、室内機1の外郭を構成する直方体の本体1Aを有している。
すなわち、本体1Aは、4つの横側面、上面B1及び下面B2、を有している。なお、4つの横側面とは、第1の横側面吸込口71が形成される第1の横側面A1と、第1の横側面A1と直交する第2の横側面A2及び第3の横側面A3と、吹出口74が形成される第4の横側面A4とである。なお、第1の横側面A1から第4の横側面A4に向かう方向を正面方向(前方向)としたとき、正面方向に対して右側が第2の横側面A2であり、左側が第3の横側面A3である。
室内機1の本体1Aは、室内機1の上面B1の外郭を構成する上パネル11と、第2の横側面A2を構成するパネル12と、第3の横側面A3を構成するパネル(図示省略)、及び、下面B2又は第1の横側面A1を閉塞するのに利用されるふさぎ板14などによって構成される。なお、ふさぎ板14は、たとえばネジなどで室内機1の外郭に取り付けられる。ただし、ネジに限定されるものではなく、たとえば爪などで室内機1の外郭に取り付けられる構成であってもよい。室内機1の本体1A内には、蒸発器や凝縮器として機能する室内熱交換器51が設けられた熱交換器室2と、室内機1内に空気を取り込んだ後に室内機1外に空気を放出する送風機41が設けられた送風機室3とが設けられている。
室内機1は、天井埋込型の室内機である。すなわち、室内機1は、図2に示すように、たとえば空調対象空間(たとえば、室内、ビルの一室、倉庫など)の上部の建物躯体81と下がり天井33との間に形成される空間Sに配置される。この空間Sには、天井吸込口31及び天井吹出口32が形成されている。すなわち、天井吸込口31から空間S内に取り込まれた空気は室内機1に流入し、室内機1から空間Sに流出した空気は天井吹出口32を介して空調対象空間に供給される。
室内機1の本体1Aの上部の四隅には、室内機1を空間Sに吊り下げて固定するのに利用される吊下金具53が設けられている。そして、吊下金具53は、たとえば建物躯体81などに固定され、鉛直方向に伸びる棒状部材などに固定されて、室内機1が空間S内につり下げられるようになっている。
(熱交換器室2)
熱交換器室2は、送風機室3から空気が供給されるように送風機室3と連通しているものである。熱交換器室2は、対向する2面が開放されているものである。すなわち、熱交換器室2は、一方が送風機室3と連通するように開放されており、他方に吹出口74が形成されて開放されている。そして、熱交換器室2には、送風機室3の送風機41から供給される空気と図示省略の室外機から供給された冷媒とを熱交換させる室内熱交換器51と、室内熱交換器51で生成された結露水(ドレン水)を貯留するドレンパン52とが搭載されている。
室内熱交換器51は、熱交換器室2内に取り込まれた空気と、図示省略の室外機から供給される冷媒とを熱交換させるものであり、たとえば、複数平行に立設されたフィンと、当該フィンに接続され、冷媒が供給されるチューブとを有するフィンチューブ熱交換器などで構成するとよい。室内熱交換器51は、熱交換器室2の底面に対して傾斜した姿勢で、ドレンパン52上に支持されて設けられている。すなわち、室内熱交換器51は、図1及び図2に示す状態においては、室内熱交換器51のうちの送風機室3側の端部側が下側に位置し、反対側の端部側が上側に位置するように、傾斜した姿勢で熱交換器室2に搭載されている。なお、この室内熱交換器51の態様は一例であり、この態様に限定されるものではない。たとえば、室内熱交換器51は、室内熱交換器51のうちの送風機室3側の端部側が上側に位置し、反対側の端部が下側に位置するように傾斜した姿勢であってもよい。また、室内熱交換器51は、送風機室3側の端部側が下側に位置するように傾斜し、反対側が上側に位置する熱交換器と、送風機室3側の端部側が上側に位置するように傾斜し、反対側が下側に位置する熱交換器とが組み合わされて構成されるくの字のものであってもよい。ドレンパン52は、室内熱交換器51を支持するとともに、室内熱交換器51から滴下するドレン水を貯留するものであり、たとえば、樹脂などを予め設定された形状に形成して構成されるものである。
(送風機室3)
送風機室3は、送風機室3に取り込んだ空気を後段の熱交換器室2に供給するように、熱交換器室2と連通しているものである。すなわち、送風機室3は、送風機41から放出される空気が熱交換器室2側に供給されるように、熱交換器室2側が開放されている。送風機室3は、室内機1を横吸込仕様とするのに利用される第1の横側面吸込口71及び室内機1を下吸込仕様とするのに利用される下面吸込口72などが形成されている(図3参照)。なお、図1及び図2に示すように、横吸込仕様の場合には下面吸込口72が閉塞され、後述する図3及び図4に示すように、下吸込仕様の場合には第1の横側面吸込口71が閉塞される。
そして、送風機室3には、送風機室3内に空気を取り込むのに利用される送風機41と、空気に含まれる塵、埃などを捕集するフィルタ部61とが設けられている。また、送風機室3には、2台の送風機41が、空気流れ方向とは直交する方向に並ぶようにして設けられている。送風機41の台数は、2台に限定されるものではない。なお、送風機室3の側方には、送風機41のモータの回転数などを制御するのに利用される制御ボックス54が設けられている。送風機41は、たとえばシロッコファンなどで構成されるものである。送風機41は、図示省略の回転する羽根、羽根を回転させるモーター、及び羽根が収容されるファンケース42を有している。
さらに、送風機室3は、上面B1も開放することができるようにノックアウト穴76が設けられている。つまり、室内機1の送風機室3は、ユーザー、サービスマンなどが、ノックアウト穴76を打ち抜いて開放することで、上面吸込口73(図5参照)を形成することができるように構成されている。
フィルタ部61は、フィルタ61A及びフィルタ61Aを保持する枠部61Bを有している(図9参照)。この枠部61Bは、第1の横側面吸込口71又は下面吸込口72の長手方向に平行に形成された長手枠61B1と、第1の横側面吸込口71又は下面吸込口72の短手方向に平行に形成された短手枠61B2とを有している。なお、枠部61Bは、複数の長手枠61B1と複数の短手枠61B2とは、交差するように接続して構成されている。枠部61Bの材料は、たとえばポリプロピレンなどの樹脂材料を採用するとよい。これにより、枠部61Bに適度な可とう性、及び耐疲労性を具備させることができる。
なお、フィルタ部61は、図1に示すように、室内機1が横吸込仕様である場合には、第1の横側面A1に平行に取り付けられているものである。フィルタ部61は、第1の横側面吸込口71の形成面と対向するように配置され、第1の横側面吸込口71を介して送風機室3に取り込まれる空気に含まれる塵埃などを捕集するのに利用される。第1の横側面A1のうち第1の横側面吸込口71の形成位置には、フィルタ部61を保持するフィルタ部レール17が設けられている。フィルタ部レール17は、たとえばネジなどによって着脱自在に室内機1に取り付けられているものである。すなわち、フィルタ部レール17は、ふさぎ板14で下面B2の下面吸込口72を閉塞している場合には第1の横側面A1の第1の横側面吸込口71の脇に取り付けられる。フィルタ部レール17は、室内機1の下面B2から上面B1に向かう方向に平行に設けられている。
一方、フィルタ部レール17は、ふさぎ板14で第1の横側面A1の第1の横側面吸込口71を閉塞している場合には下面B2の下面吸込口72の脇に取り付けられる。フィルタ部レール17は、室内機1の第1の横側面A1から第4の横側面A4に向かう方向に平行に設けられている。
[横吸込仕様について]
図2に示すように、空調対象空間の空気は天井吸込口31から空間Sに吸い込まれ、天井吹出口32から吹き出される。図2に示す空間Sでは、室内機1の設置スペース、すなわち空間Sの水平方向の幅(室内機1のY方向と平行な方向の幅)が確保できるものとなっている。このような場合には、ふさぎ板14で室内機1の下面吸込口72を閉塞して第1の横側面吸込口71を開放し、室内機1を横吸込仕様とする。そして、図2に示すように、たとえば、吹出口74が天井吹出口32側に位置し、第1の横側面吸込口71が天井吸込口31側に位置するように、室内機1を空間Sに配置する。
これにより、第1の横側面吸込口71と建物躯体81との間に、天井吸込口31を通過した空気が流れる空間が確保され、天井吸込口31から室内機1の第1の横側面吸込口71へスムーズに空気が流れ込むこととなる。また、図2に示すように、天井吸込口31の上側であって天井吹出口32側に室内機1の第1の横側面吸込口71が位置することとなり、フィルタ部61を室内機1に着脱しやすくなる。
[下吸込仕様について]
図3は、実施の形態1に係る空気調和装置の室内機1を下吸込仕様とした場合の(a)斜視図及び(b)縦断面図である。図4は、図3に示す下吸込仕様の室内機1を下がり天井33内に設置した場合の模式図である。
図4の空間Sは、図2の空間Sよりも、室内機1のY方向と平行な方向の幅が小さい。このため、仮に、図4の下がり天井33内に横吸込仕様の状態の室内機1を配置すると、空間Sの空気は、室内機1の下面B2に沿って回り込むようにしてから第1の横側面吸込口71に流れ込むこととなり、空気の流れがスムーズとなりにくい。
そこで、図4の空間Sの場合には、図3に示すように、ふさぎ板14で室内機1の第1の横側面吸込口71を閉塞して下面吸込口72を開放し、室内機1を下吸込仕様とする。そして、図4に示すように、下面吸込口72が天井吸込口31と対向するとともに、吹出口74が天井吹出口32と対向するように、室内機1を空間Sに配置する。
これにより、天井吸込口31から室内機1の下面吸込口72へスムーズに空気が流れ込むこととなる。また、図4に示すように、天井吸込口31の対向位置に室内機1の下面吸込口72が位置するので、フィルタ部61を室内機1に着脱しやすい。さらに、室内機1を下吸込仕様とすると空間Sの室内機1のY方向と平行な方向の幅がその分小さくてもよいので、下がり天井33の室内機1のY方向と平行な方向の幅を小さくすることもできる。
ただし、下吸込仕様では室内機1の下面B2を開放する。このため、たとえば下がり天井33の位置が低い建物であったり、下がり天井33内の音が響きやすかったりすると、送風機41モータの回転音、送風機41のファンの風切音などが空調対象空間に届き、ユーザーの快適性を損ねてしまう場合がある。このように、ユーザーの快適性を損ねてしまうなどの理由により、下吸込仕様ではなく横吸込仕様で用いたい場合がある。そこで、室内機1では、次に説明する横吸込仕様及び上吸込仕様を併用することができるように構成されている。
[横吸込仕様及び上吸込仕様の併用について]
図5は、実施の形態1に係る空気調和装置の室内機1について、横吸込仕様及び上吸込仕様を併用した場合の(a)斜視図及び(b)縦断面図である。図6は、図5に示す横吸込仕様及び上吸込仕様の室内機1を下がり天井33内に設置した場合の模式図である。
図6の空間Sは、図4の空間Sと同様であり、室内機1のY方向と平行な方向の幅が確保しにくいものである。それに加えて、送風機41モータの回転音、送風機41のファンの風切音などでユーザーの快適性が損なわれてしまうことを抑制したい状況である。そこで、上吸込仕様とするためにノックアウト穴76を抜き去り、上面吸込口73を形成する。これにより、室内機1の上面B1からも空気を吸い込むことができるようになる。
上面吸込口73は、第1の横側面吸込口71及び下面吸込口72の長手方向(X方向)に伸びるように形成されている。図3の例では、上面吸込口73は、3つ形成された例を示しているが、それに限定されるものではない。たとえば、単数でもよいし、2つ、或いは4つ以上であってもよい。上面吸込口73は、室内機1の送風機室3の上面B1に形成されている。より詳細には、送風機室3の上面B1のうち、吹出口74側ではなくその反対側の第1の横側面吸込口71側に形成されている。これにより、天井吸込口31と上面吸込口73とを結ぶ流路が短くなる分、天井吸込口31から空間Sに流入した空気が室内機1内にスムーズに流入する。
なお、上面吸込口73を形成する手段としては、室内機1に打ち抜くことで上面吸込口73が形成されるようなノックアウト穴76を設けることに限定されるものではない。たとえば、上面吸込口73を形成しておき、板状の部材でふさいでおき、必要な時にそれを取り外す構造としてもよい。また、上面吸込口73を形成しておき、上面吸込口73を閉塞しておく場合には粘着テープなどで塞ぐようにしてもよい。ユーザー、サービスマンなどは、粘着テープを剥がす、カッターなどで切り取ることで、上面吸込口73を開放することができる。
[実施の形態1に係る空気調和装置の室内機1の効果]
本実施の形態1に係る空気調和装置の室内機1は、第1の横側面吸込口71とともに本体1A内に空気を取り込む上面吸込口73が形成されている。このため、天井33内における設置スペースの水平方向の幅(室内機1のY方向と平行な方向の幅)が小さくても、室内機1を横吸込仕様とした場合において、室内機1の本体1A内に取り込まれる空気の量が低減してしまうことを抑制することができる。
本実施の形態1に係る空気調和装置の室内機1は、横吸込仕様とする場合、あるいは横吸込仕様及び上吸込仕様を併用する場合には、平らなフィルタ部61を湾曲させて第1の横側面A1の第1の横側面吸込口71及び上面B1の上面吸込口73に設けることができる。さらに、下吸込仕様とする場合には、フィルタ部61を平らの状態のまま下面B2の下面吸込口72に設けることができる。すなわち、フィルタ部61は、形状を変えて下面吸込口72、第1の横側面吸込口71及び上面吸込口73のいずれにも設けられる。
このように、本実施の形態1に係る空気調和装置の室内機1は、横吸込仕様と、横吸込仕様及び上吸込仕様と、下吸込仕様とについてフィルタ部61が共通となっている。すなわち、フィルタ部61の形状を湾曲させたり、配置位置を変更したりすることで、横吸込仕様と、横吸込仕様及び上吸込仕様と、下吸込仕様とのいずれでもフィルタ部61を用いることができる。これにより、横吸込仕様と、横吸込仕様及び上吸込仕様と、下吸込仕様といった仕様に応じた専用のフィルタ部61を用意する必要がなく、空気調和装置の室内機1の利便性が向上している。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2に係る空気調和装置の室内機1Bのフィルタ部61の取付方法及び取り付けた状態について説明する斜視図である。なお、図7は、室内機は上述した図5の室内機と同様に横吸込仕様及び上吸込仕様の併用をしているものである。図8は、図5に示す横吸込仕様及び上吸込仕様の室内機にフィルタ部61が取り付けられた状態における短手方向に平行な縦断面図である。図9は、湾曲している状態のフィルタ部61の斜視図である。図7〜図9を参照して、室内機1Bについて説明する。なお、実施の形態2の説明では、実施の形態1と共通する部分についての説明は同一の符号を付し、主に相違点について説明する。
実施の形態2では、1つのフィルタ部61によって、第1の横側面吸込口71及び上面吸込口73の両方から吸い込まれる空気に含まれる塵、埃などを捕集することができるようにしたものである。すなわち、実施の形態2に係る室内機1Bには、フィルタ部61が室内機1に取り付けられている状態において、フィルタ部61が湾曲した状態を保持することができるフィルタガイド19が設けられている。
フィルタガイド19は、第1の横側面吸込口71及び上面吸込口73を開放する場合に利用され、フィルタ部61を湾曲した状態で保持するものである。フィルタガイド19は、第1の横側面A1のうち第1の横側面吸込口71の上側に取り付けられているものである。すなわち、フィルタガイド19は、第1の横側面吸込口71の開口部分の上側に設けられているものである。フィルタガイド19は、図8に示すように、たとえば上面B1及び下面B2に対して傾斜し、第1の横側面A1の第1の横側面吸込口71側から上面B1の上面吸込口73側に向かって延びるように設けられている板状部材などで構成するとよい。また、上パネル11には、下側から上側に突出するように凹部11Aが形成されている。
フィルタ部61は、ユーザー、サービスマンなどによって次のように取り付けられる。フィルタ部61は、フィルタ部レール17に沿って上側にスライド移動させられる。そして、フィルタ部61は、ある程度上側に進んだところでフィルタガイド19により強制的に湾曲させられる。つまり、フィルタ部61は、第1の横側面A1側から上面B1側に湾曲する。そして、フィルタ部61は、さらに挿し進められると、フィルタ部61の上側端部が上パネル11の内面に接触する。フィルタ部61の上側端部が上パネル11の内面に接触している状態では、フィルタ部61は、第1の横側面吸込口71及び上面吸込口73に対向している。フィルタ部61の上側端部が上パネル11の内面に接触すると、フィルタ部61を上側にスライド移動させることができなくなってフィルタ部61の位置決めがなされる。フィルタ部61の上側端部は、凹部11A内に入るのでフィルタ部61を上側にスライド移動させることができなくなる。なお、この凹部11Aには、上面吸込口73が形成されている。
また、フィルタ部61の下側端部を室内機1に固定する構造としては、たとえばフィルタ部61に爪などを形成し、室内機1の第1の横側面に横梁などを形成したものを採用するとよい。すなわち、フィルタ部61の爪を室内機1の第1の横側面A1に形成された横梁などに引っ掛けることにより、フィルタ部61がフィルタ部レール17から抜けてしまうことを防止するようにするとよい。
なお、フィルタ部レール17は、室内機1の下面B2から上面B1に向かう方向に伸びるように直線状に形成されているものとして説明しているが、それに限定されるものではない。レールだけで、フィルタ部61を湾曲形状とすることができるように、フィルタガイド19を設けず、フィルタ部レール17の形状を湾曲形状としてもよい。ただし、フィルタ部レール17を直線状とするとともにフィルタガイド19を設ける態様の方が、フィルタ部レール17を第1の横側面吸込口71の脇に取り付ける場合、及び下面吸込口72の脇に取り付ける場合で共用することができるため、コストアップを抑制することができる。
図10は、下吸込仕様とした室内機1Bのフィルタの取付方法及び取り付けた状態について説明する斜視図である。横吸込仕様、或いは横吸込仕様及び上吸込仕様の併用をしている状態から、フィルタガイド19を取り去り、フィルタ部61、フィルタ部レール17及びふさぎ板14を入れ替えることで図10の下吸込仕様の状態とすることができる。下吸込仕様の場合には、空間Sについて室内機1の短手方向と平行な方向の幅を確保できない場合が多い。このため、フィルタ部レール17が下面B2に取り付けられる。これにより、サービスマンなどは、第4の横側面A4から第1の横側面A1に向かう方向にフィルタ部61をスライド移動させることで、フィルタ部61を室内機1に取り付けることができるようになっている。
また、フィルタ部61を室内機1の下面B2に固定する構造としては、たとえばフィルタ部61に爪などを形成し、室内機1の下面B2に横梁などを形成したものを採用するとよい。すなわち、フィルタ部61のうちの第1の横側面A1側の端部と第4の横側面A4側の端部に爪を形成し、これらの爪を室内機1の下面B2に形成された横梁などに引っ掛けることで、フィルタ部61がフィルタ部レール17から抜けてしまうことを防止するようにするとよい。
図11は、実施の形態2に係る空気調和装置の室内機1Bのフィルタ部61の説明図である。なお、図11(a)はフィルタ部61の全体図であり、図11(b)は図11(a)の要部拡大図である。フィルタ部61の枠部61Bの短手枠61B2には、一部が薄肉形成されている。すなわち、短手枠61B2は、長手枠61B1との交差部分よりも、隣接する交差部分の間の部分の方が薄肉に形成されている。この薄肉に形成されている部分が薄肉部61dである。フィルタ部61に薄肉部61dを設けることにより、フィルタ部61を短手方向に湾曲させやすくすることができる。すなわち、フィルタ部61をフィルタガイド19で湾曲させやすくなる。
フィルタ部61には、フィルタ部61の長手方向に伸びるように形成された補強用リブ61cを設けてもよい。この補強用リブ61cは、枠部61Bの長手枠61B1に形成されている。すなわち、枠部61Bには、フィルタ部61の長手方向に伸びるように補強用リブ61cが形成されている。これにより、フィルタ部61の長手方向における強度を確保することができる。
[実施の形態2に係る空気調和装置の室内機1Bの効果]
実施の形態2に係る空気調和装置の室内機1Bは、実施の形態1に係る空気調和装置の室内機1の有する効果に加えて次の効果を有する。
実施の形態2に係る空気調和装置の室内機1Bは、フィルタガイド19が設けられている。このため、上面吸込口73を追加した場合でも、1枚のフィルタ部61で第1の横側面吸込口71及び上面吸込口73から取り込まれる空気中の塵埃の捕集をすることができる。
また、ユーザー、サービスマンなどによる室内機1の下からの1回の作業でフィルタ部61を室内機1に着脱することができる。すなわち、汚れ具合の確認や、清掃のための着脱が容易となっている。
実施の形態3.
図12は、実施の形態3に係る空気調和装置の室内機1Cの斜視図である。図13は、図12に示す室内機1Cの第1の横側面A1の第1の横側面吸込口に加えて、第2の横側面A2の第2の横側面吸込口75を開放した状態の説明図である。なお、実施の形態3の説明では、実施の形態1、2と共通する部分についての説明は同一の符号を付し、主に相違点について説明する。
実施の形態1で説明した横吸込仕様及び上吸込仕様を併用する場合には、建物躯体81と室内機1の上面B1との間に空気を吸い込むためのスペースが20mm程度確保されていることが好ましい。このスペースが確保できない場合を考慮したのが実施の形態3に係る室内機1Cである。
室内機1Cには、第2の横側面A2に第2の横側面吸込口75が形成されている。より詳細には、第2の横側面A2のうちの送風機室3の部分に、長方形状の第2の横側面吸込口75が形成されている。そして、室内機1Cには、第2の横側面吸込口75を開放したいときに第2の横側面A2から取り外される横ふさぎ板20が設けられている。
第2の横側面吸込口75には、横フィルタ部62が取り付けられており、第2の横側面吸込口75から送風機室3に流入する空気に含まれる塵、埃を捕集することができるようになっている。
なお、横フィルタ部62も、フィルタ部61と同様に、フィルタ及びフィルタを保持する枠部を有しているものである。なお、横フィルタ部62は、第2の横側面吸込口75の両脇に設けられた第2の横側面フィルタ部レール18によって支持されている。第2の横側面フィルタ部レール18は、室内機1Cの下面B2から上面B1に向かう方向に伸びるように形成されている。
[実施の形態3に係る空気調和装置の室内機1Cの効果]
本実施の形態3に係る空気調和装置の室内機1Cは、第2の横側面吸込口75が設けられている。これにより、(1)下がり天井33内の空間Sについて室内機1のY方向と平行な方向の幅が確保できない、(2)送風機41のファンの風切音などを考慮する必要がある、(3)建物躯体81と室内機1の上面B1との間に空気を吸い込むためのスペースが確保できない、という条件下においても次の効果を得ることができる。
すなわち、下がり天井33内の空間Sについて室内機1のX方向と平行な方向の幅が確保できれば、実施の形態1に係る空気調和装置の室内機1と同様の効果、すなわち室内機1Cの送風機室3内により確実に空気を取り込むことができる。
実施の形態4.
図14は、実施の形態4に係る空気調和装置の室内機1Dの説明図である。なお、実施の形態4の説明では、実施の形態1〜3と共通する部分についての説明は同一の符号を付し、主に相違点について説明する。フィルタ部61のフィルタ61Aの一部は、ファンケース42の下部に形成されている平らな部分42aに近接している。すなわち、室内機1Dは、天井33内に設置することを想定しているため、その分低背化(薄型化)が要求されている。ファンケース42と第1の横側面吸込口71との間には、予め設定された間隔が空けられ、第1の横側面吸込口71に設けられたフィルタ61Aとファンケース42とが近接し、吸込面積(開口面積)が低減してしまうことはない。
しかし、ファンケース42と下面吸込口72との間の間隔は、ファンケース42と第1の横側面吸込口71との間の間隔よりも小さくなっており、下面吸込口72に設けられたフィルタ61Aとファンケース42とが近接することとなる。このため、下面吸込口72の実質的な吸込面積が小さくなり、室内機1Dに取り込まれる空気の量が少なくなり、また、下面吸込口72に空気が吸い込まれるときの音も増大する懸念がある。そこで、実施の形態4に係る室内機1Dでは、第1の横側面吸込口71よりも下面吸込口72の吸込面積の方が大きくなるようにしている。具体的には、第1の横側面吸込口71及び下面吸込口72の長手方向の幅は同様であるが、下面吸込口72の方が第1の横側面吸込口71よりも短手方向の幅が大きくなっている。これにより、第1の横側面吸込口71と下面吸込口72との実質的な吸込面積を同等程度にしている。
図15は、第1の横側面吸込口71を閉塞するようにふさぎ板大15及びふさぎ板小16を室内機1に取り付けた状態の室内機1Dの斜視図である。図16は、下面吸込口72を閉塞するようにふさぎ板大15及びふさぎ板小16を室内機1に取り付けた状態の室内機1Dの斜視図である。図17は、フィルタ部61の一部を取り去る構造の一例についての説明図である。図15〜図17を参照してふさぎ板大15、ふさぎ板小16及びフィルタ部61について説明する。
室内機1Dは、第1の横側面吸込口71よりも下面吸込口72の吸込面積の方が大きくなるようにしている。このため、下吸込仕様(図15)と横吸込仕様(図16)とでは、ふさぎ板大15及びふさぎ板小16の利用の仕方が異なっている。
すなわち、下吸込仕様では、図15に示すように、ふさぎ板大15の上にふさぎ板小16が重なるように、ふさぎ板大15及びふさぎ板小16が室内機1の第1の横側面A1に固定される。
一方、横吸込仕様では、図16に示すように、ふさぎ板大15とふさぎ板小16とが重ならないように並べられて、ふさぎ板大15及びふさぎ板小16が室内機1の下面B2に固定される。なお、この横吸込仕様の説明であるが、上吸込仕様及び横吸込仕様を併用する場合、及び実施の形態3の2つの横側面から吸い込む仕様の場合であっても、同様である。
このように、2分割された板材であるふさぎ板大15及びふさぎ板小16を室内機1に固定することで、下面吸込口72の方が第1の横側面吸込口71よりも短手方向の幅が大きくなっていても、いずれの吸込面も閉塞することができる。なお、ふさぎ板大15及びふさぎ板小16は、ヒンジ構造による折りたたみ式としてもよい。
図17は、フィルタ部61の一部を取り去る構造の一例についての説明図である。なお、図17(a)はフィルタ部61の斜視図であり、図17(b)は図17(a)の四角で示す部分の拡大図である。実施の形態4では、第1の横側面吸込口71よりも下面吸込口72の吸込面積の方が大きくなるようにしているので、第1の横側面吸込口71用のフィルタ、下面吸込口72用のフィルタを別々に用意しなくてもいいように、フィルタ部61を分離することができるように構成している。
実施の形態4では、フィルタ部61が分割された第1のフィルタ部(フィルタ部大61a)及び第2のフィルタ部(フィルタ部小61b)を有している。すなわち、フィルタ部61がフィルタ部61の一部を構成する第1のフィルタ部(フィルタ部大61a)と、フィルタ部61の残りを構成する第2のフィルタ部(フィルタ部小61b)とを有している。そして、フィルタ部大61aとフィルタ部小61bとが、連結部65で連結されることで一体のフィルタ部61が構成されている。より詳細には、第1のフィルタ部であるフィルタ部大61a及び第2のフィルタ部であるフィルタ部小61bは、フィルタ部大61aの端部側と、フィルタ部大61aの端部側に対向するフィルタ部小61bの端部側とを連結する複数の連結部65が設けられている。この連結部65は、たとえば、枠部61Bとともに樹脂などで一体的に成形されている。
室内機1Dの出荷時には、下吸込仕様として下面吸込口72にフィルタ部61を取り付ける。そして、横吸込仕様に変更する場合は、フィルタ部小61bを取り去ってフィルタ部大61aを第1の横側面吸込口71に取り付ける。なお、ユーザー、サービスマンなどは、連結部65をたとえばニッパーなどで切断することができる。
なお、フィルタ部大61aとフィルタ部小61bとを連結する手段は、連結部65に限定されるものではない。たとえば、また、枠部61Bのうちの切断する箇所を全長に渡って薄肉にしておく手段を用いてもよい。ユーザー、サービスマンなどは、枠部61Bの薄肉部分をカッターなどで切断することでフィルタ部大61aを得ることができる。
なお、枠部61Bの薄肉部分を溝状にしてもよい。これにより、枠部61Bを切断する際のガイド機能を持たせることができる。すなわち、ユーザー、サービスマンなどは、上述のカッターなどで切断する際に、溝に沿ってカッターの刃を進めることができる。また、枠部61Bの薄肉部分を薄肉部分に断片的に切れ目を形成したミシン目状にしてもよい。これにより、カッターなどを用いずフィルタ部大61aとフィルタ部小61bとを分離することができる。また、フィルタ部大61a及びフィルタ部小61bに、フィルタ部大61aとフィルタ部小61bとを連結する突起、爪などを設ける態様であってもよい。さらに、フィルタ61Aは、一枚続きとしておき、枠部61Bを切断する際にフィルタ61Aも一緒に切断する形態としても良い。
[実施の形態4に係る空気調和装置の室内機1Dの効果]
実施の形態4に係る空気調和装置の室内機1Dは、実施の形態1に係る空気調和装置の室内機1の有する効果に加えて次の効果を有する。
本実施の形態4に係る空気調和装置の室内機1Dは、第1の横側面吸込口71よりも下面吸込口72の吸込面積の方が大きくなるように構成したので、第1の横側面吸込口71と下面吸込口72との実質的な吸込面積を同等程度にすることができる。
また、実施の形態4に係る空気調和装置の室内機1Dは、下面吸込口72に空気が吸い込まれるときの音が増大することを抑制し、ユーザーの快適性が損なわれることを抑制することができる。
また、実施の形態4に係る空気調和装置の室内機1Dは、フィルタ部61を分離することができるように構成したので、第1の横側面吸込口71用のフィルタ、下面吸込口72用のフィルタを別々に用意しなくてもよい。
実施の形態5.
図18は、実施の形態5に係る空気調和装置の室内機1Eの第1の横側面吸込口71をダミーフィルタ102で閉塞し、下吸込仕様とした場合の斜視図である。図19は、実施の形態5に係る空気調和装置の室内機1Eの下面吸込口72をダミーフィルタ102で閉塞し、横吸込仕様とした場合の斜視図である。なお、実施の形態5の説明では、実施の形態1〜4と共通する部分についての説明は同一の符号を付し、主に相違点について説明する。
実施の形態5では、たとえばネジなどで室内機1に固定するふさぎ板14の代替機能としてダミーフィルタ102を用いたものである。
ダミーフィルタ102は、第1の横側面吸込口71、及び下面吸込口72を塞ぐのに利用されるものである。ダミーフィルタ102は、フィルタ部61と同じ形状であってフィルタ61Aの部分、すなわち濾材の部分を薄い樹脂膜としたものである。これにより、フィルタ部61と同様にダミーフィルタ102もフィルタ部レール17に差し込んで室内機1に固定することができるようになっている。つまり、ふさぎ板14の代わりにダミーフィルタ102を採用することで、ネジを外すためのドライバーなどの工具なしで下吸込仕様と横吸込仕様とを変更することができる。
ただし、実施の形態5において、フィルタ部61及びダミーフィルタ102の保持機構としてレール式の機構(フィルタ部レール17)を用いる場合には、下面吸込口72用のフィルタ部レール17と、第1の横側面吸込口71用のフィルタ部レール17との両方が必要である。すなわち、実施の形態1では、ふさぎ板14を利用していたため、フィルタ部レール17を下面吸込口72に取り付けたり、第1の横側面吸込口71に取り付けたりすることができた。しかし、実施の形態5では、下面吸込口72に、フィルタ部61及びダミーフィルタ102にいずれか一方が取り付けられ、第1の横側面吸込口71に他方が取り付けられることとなるので、下面吸込口72用のフィルタ部レール17と、第1の横側面吸込口71用のフィルタ部レール17との両方が必要である。
なお、実施の形態5において、フィルタ部61及びダミーフィルタ102の保持機構として、フィルタ部61及びダミーフィルタ102に爪などの引っ掛け構造を設ける場合には、下面吸込口72用の保持機構及び第1の横側面吸込口71用の保持機構の両方を室内機1の本体1Aに設置する必要はない。このような保持構造としては、たとえば、フィルタ部61及びダミーフィルタ102の短手方向の両端側に本体1Aに引っ掛ける爪を設けることで実現することができる。
また、上記のレール式の機構と爪などの引っ掛け構造とを併用してもよい。たとえば、第1の横側面吸込口71にフィルタ部レール17を設け、フィルタ部レール17にフィルタ部61及びダミーフィルタ102を取り付けるようにする。そして、他方の下面吸込口72については、フィルタ部61及びダミーフィルタ102に爪を形成して、本体1Aに引っ掛けるようにすればよい。
なお、ダミーフィルタ102は、フィルタ部61と別々の金型としてもよいが、生産台数が多くない場合などでは、キャビティ側あるいはコア側のいずれか一方を共用、あるいは一部をスライド構造とすることで、金型費用の削減が可能である。
[実施の形態5に係る空気調和装置の室内機1Eの効果]
実施の形態5に係る空気調和装置の室内機1Eは、実施の形態1に係る空気調和装置の室内機1の有する効果に加えて次の効果を有する。
実施の形態5に係る空気調和装置の室内機1Eは、ふさぎ板14の代わりにダミーフィルタ102を有しているものである。これにより、ドライバーなどの工具を用いないで下吸込仕様と横吸込仕様とを変更することができる。
また、室内機1Eの出荷時にフィルタ部61とダミーフィルタ102を室内機1に組み込まず、説明書などとともに付属品として同梱しておけば横吸込仕様と下吸込仕様の出荷時の区別がなくなり、いずれの仕様の場合でも設置時の手間が削減できる。
1 室内機、1A 本体、1B 室内機、1C 室内機、1D 室内機、1E 室内機、2 熱交換器室、3 送風機室、11 上パネル、11A 凹部、12 パネル、14 ふさぎ板、15 ふさぎ板大、16 ふさぎ板小、17 フィルタ部レール、18 第2の横側面フィルタ部レール、19 フィルタガイド、20 ふさぎ板、31 天井吸込口、32 天井吹出口、33 天井、41 送風機、42 ファンケース、42a 部分、51 室内熱交換器、52 ドレンパン、53 吊下金具、54 制御ボックス、61 フィルタ部、61A フィルタ、61B 枠部、61B1 長手枠、61B2 短手枠、61a フィルタ部大、61b フィルタ部小、61c 補強用リブ、61d 薄肉部、62 横フィルタ部、65 結合部、71 第1の横側面吸込口、72 下面吸込口、73 上面吸込口、74 吹出口、75 第2の横側面吸込口、76 ノックアウト穴、81 建物躯体、102 ダミーフィルタ、A1 第1の横側面、A2 第2の横側面、A3 第3の横側面、A4 第4の横側面、B1 上面、B2 下面、S 空間。

Claims (8)

  1. 下面に下面吸込口が形成され、第1の横側面に第1の横側面吸込口が形成された本体と、前記下面吸込口及び前記第1の横側面吸込口のうちの一方を塞ぐふさぎ板とを有し、前記下面吸込口及び前記第1の横側面吸込口のうちの他方を開放して前記本体内に空気を取り込む空気調和装置の室内機において、
    前記下面吸込口及び前記第1の横側面吸込口のうちのいずれにも取付可能であって開放されている方に取り付けられるフィルタ部と、
    前記第1の横側面及び前記下面に着脱自在に設けられ、前記フィルタ部を保持する直線状のフィルタ部レールと、
    前記第1の横側面のうち前記第1の横側面吸込口が形成されている部分の上縁部に設けられ、前記フィルタ部との接触面が傾斜しているフィルタ部ガイドとを有し、
    前記本体の上面には、
    前記第1の横側面吸込口とともに前記本体内に空気を取り込む上面吸込口が形成され、
    前記ふさぎ板が前記下面吸込口を塞ぎ、前記第1の横側面吸込口が開放されている場合には、
    前記フィルタ部レールは、前記第1の横側面に、前記下面から前記上面に向かう方向に平行に設けられ、
    前記フィルタ部は、前記第1の横側面吸込口及び前記上面吸込口に設けられ、
    前記フィルタ部のうち前記フィルタ部レールの上端よりも上側の部分は、前記フィルタ部ガイドの前記接触面に接触して湾曲している
    ことを特徴とする空気調和装置の室内機。
  2. 前記フィルタ部は、
    形状を変えて前記下面吸込口、前記第1の横側面吸込口及び前記上面吸込口のいずれにも設けられる
    ことを特徴とする請求項に記載の空気調和装置の室内機。
  3. 前記上面吸込口は、
    前記本体の前記上面のうちの前記第1の横側面側に形成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の空気調和装置の室内機。
  4. 前記ふさぎ板が前記第1の横側面吸込口を塞ぎ、前記下面吸込口が開放されている場合には、
    前記フィルタ部レールは、
    前記下面吸込口に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項に記載の空気調和装置の室内機。
  5. 前記ふさぎ板は、
    前記フィルタ部レールに取り付けられるダミーフィルタ部で構成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の空気調和装置の室内機。
  6. 前記フィルタ部は、
    フィルタ及び前記フィルタを保持する枠部を有し、
    前記枠部は、
    前記第1の横側面吸込口又は前記下面吸込口の長手方向に平行に形成された長手枠と、 前記第1の横側面吸込口又は前記下面吸込口の短手方向に平行に形成された短手枠とを有し、複数の前記長手枠と複数の前記短手枠とが交差するように接続して構成され、
    前記短手枠は、
    前記長手枠との交差部分よりも、隣接する前記交差部分の間の部分の方が薄肉に形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の空気調和装置の室内機。
  7. 前記長手枠には、
    前記フィルタの長手方向に伸びるように補強用リブが形成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の空気調和装置の室内機。
  8. 前記フィルタ部は、
    分割された第1のフィルタ部及び第2のフィルタ部を有し、
    前記第1のフィルタ部及び前記第2のフィルタ部は、
    前記第1のフィルタ部の端部側と、前記第1のフィルタ部の端部側に対向する前記第2のフィルタ部の端部側とを連結する複数の連結部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の空気調和装置の室内機。
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