JP2022142948A - 光源装置及び画像投射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の光源を備えつつ、小型化を図ることができる光源装置及び画像投射装置を提供する。【解決手段】第1の色光を出射する第1の光源と、第2の色光を出射する第2の光源と、前記第1の色光の少なくとも一部を第3の色光に変換して出射する波長変換ユニットと、前記第1、第2、第3の色光が入射する光入射素子と、前記第1の色光を前記波長変換ユニットに反射する第1のフィルタと、前記第2の色光を前記光入射素子に反射する第2のフィルタと、を有し、前記第1、第2のフィルタは、前記波長変換ユニットと前記光入射素子の間の前記第3の色光の光路上に、それぞれ別々に配置される、ことを特徴とする光源装置。【選択図】図2

Description

本発明は、光源装置及び画像投射装置に関する。
今日、様々な映像を拡大投影するプロジェクタ(画像投射装置)が広く普及している。プロジェクタは、光源から出射された光をデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)又は液晶表示素子といった空間光変調素子に集光させ、映像信号により変調された空間光変調素子からの出射光をスクリーン上にカラー映像として表示させるものである。
プロジェクタでは、DMD等の画像表示素子に、例えば色の三原色である赤色・緑色・青色の三色を照射することにより映像を形成している。この三色の全てをレーザ光源で生成することも可能ではあるが、赤色レーザや緑色レーザの発光効率が青色レーザに比べて低いため、青色レーザを励起光として蛍光体に照射して、蛍光体で波長変換された蛍光光から赤色光と緑色光を生成する方法が一般的である。
一方で、蛍光光のスペクトル幅は非常に広いため、レーザ光源を使う場合に比べて色再現性が悪いという問題点がある。このため最近では、蛍光光の赤色成分を赤色レーザ光で、緑色成分を緑色レーザ光で補強して明るさと色再現性を両立させるため、蛍光光に赤色/緑色レーザ光を合成することが提案されている(例えば特許文献1)。
中国特許出願公開第110083003号明細書
しかしながら、蛍光光に赤色/緑色レーザ光を合成する場合、蛍光光と赤色/緑色のスペクトルが重複するため、蛍光光に赤色/緑色レーザ光を合成する際に、蛍光光の一部が削られて(ケラレて)、蛍光光の光利用効率が低下するという問題がある。また、赤色/緑色レーザ光に対応する複数の光源を追加すること、及び、当該複数の光源の配置の制約に起因して、装置が大型化するという問題がある。
本発明は、以上の問題意識に基づいて完成されたものであり、複数の光源を備えつつ、小型化を図ることができる光源装置及び画像投射装置を提供することを目的とする。
本実施形態の光源装置は、第1の色光を出射する第1の光源と、第2の色光を出射する第2の光源と、前記第1の色光の少なくとも一部を第3の色光に変換して出射する波長変換ユニットと、前記第1、第2、第3の色光が入射する光入射素子と、前記第1の色光を前記波長変換ユニットに反射する第1のフィルタと、前記第2の色光を前記光入射素子に反射する第2のフィルタと、を有し、前記第1、第2のフィルタは、前記波長変換ユニットと前記光入射素子の間の前記第3の色光の光路上に、それぞれ別々に配置される、ことを特徴とする。
本発明によれば、複数の光源を備えつつ、小型化を図ることができる光源装置及び画像投射装置を提供することができる。
レンズの光軸、光源の光軸、投影像中心の定義を説明するための図である。 第1実施形態の光源装置の構成を示す図である。 波長変換ユニットの構成の一例を示す図である。 第2のフィルタの反射特性の一例を示す図である。 光均一化素子に入射する全光のスペクトルの一例を示す図である。 第2の集光レンズにおける赤レーザ光と蛍光光のスポットを第2のフィルタと重ねて示す図である。 第2実施形態の光源装置の構成を示す図である。 第1、第2のフィルタの配置例を示す図である。 第3実施形態の光源装置の構成を示す第1の図である。 第3実施形態の光源装置の構成を示す第2の図である。 第4実施形態の光源装置の構成を示す第1の図である。 第4実施形態の光源装置の構成を示す第2の図である。 第5実施形態の光源装置の構成を示す図である。 比較例の光源装置の構成を示す図である。 本実施形態のプロジェクタの構成を示す図である。
<用語の定義>
図1Aは、レンズの光軸の定義を説明するための図である。図1Aに示すように、レンズの光軸とは、レンズの回転対称軸と一致する仮想的な直線を意味している。また、光軸は中心軸と読み替えてもよい。
図1Bは、光源の光軸の定義を説明するための図である。図1Bに示すように、光源の光軸とは、光源の発光面と、光源の直後に配置される光学素子の投影像中心とを垂直に結ぶ直線を意味している。また、光軸は中心軸と読み替えてもよい。
また、図1A、図1Bの定義に加えて、本明細書における「光軸」とは、ある光学系において、系全体を通過する光束の代表となる仮想的な光線を含む仮想線を指す。光学系の設計にもよるが、複数の光学素子からなる光学系の場合、各光学素子の回転対称軸と略一致した仮想的な線上に光軸が位置してもよい。また、1つの光学素子では、例えば前後2面の曲率中心を結ぶ直線が光軸と一致してもよい。また、1つの光学素子の前後2面の片方が平面であれば、他方の曲率を有する面の曲率中心を通る直線が光軸と一致してもよい。また、光学素子を複数配列させた光学系であると、それぞれの光学素子を構成する曲面の曲率中心を略結んだ仮想線が光軸と一致してもよい。なお、実際に用いる光(光束)は、必ずしも光軸上を通過するとは限らないのは言うまでもない。
図1Cは、投影像中心の定義を説明するための図である。図1Cに示すように、投影像中心とは、光源の直後に配置される光学素子に投影される、光源の投影範囲の光強度分布の最小外接円の中心を意味している。
本明細書において、第1の色光とは、第1波長域の第1の光を意味しており(と読み替えてもよく)、第2の色光とは、第2波長域の第2の光を意味しており(と読み替えてもよく)、第3の色光とは、第3波長域の第3の光を意味している(と読み替えてもよい)。第1、第2、第3の色光は、複数の波長域の光を意味している(と読み替えてもよい)。第1、第2、第3の波長域は、それぞれ別々の波長域を意味しているが、一部の波長域が重複していてもよい。例えば、第1の色光は、青色光であり、第2の色光は、赤色光又は緑色光であり、第3の色光は、黄色又は緑色の蛍光光であってもよい。第2、第3の色光をこのように設定することで、例えば、蛍光光の赤色成分や緑色成分を赤色光や緑色光で補強できるので、色再現性の良い光源装置を実現することができる。
<第1実施形態>
図2は、第1実施形態の光源装置1の構成を示す図である。以下の説明におけるX軸方向とY軸方向とZ軸方向は、図中に示す矢線方向を基準とし、矢線(矢印)が向いている方向を+方向、矢線(矢印)が向いていない方向を-方向とする。X軸方向とY軸方向とZ軸方向は互いに直交する三次元空間を構成する。
光源装置1は、青レーザ光源(第1の光源)10と、赤レーザ光源(第2の光源)20と、青レーザ縮小素子30と、赤レーザ縮小素子40と、第1のフィルタ(第1の光学素子、第1のダイクロイックミラー、第1のノッチフィルタ)50と、第2のフィルタ(第2の光学素子、第2のダイクロイックミラー、第2のノッチフィルタ)60と、第1の集光レンズ(第1の集光素子、集光光学系)70と、波長変換ユニット(蛍光体ユニット)80と、第2の集光レンズ(第2の集光素子、集光光学系)90と、光均一化素子(光入射素子)100とを有している。
青レーザ光源10と、赤レーザ光源20と、青レーザ縮小素子30と、赤レーザ縮小素子40と、第1のフィルタ50と、第2のフィルタ60と、第1の集光レンズ70と、波長変換ユニット80と、第2の集光レンズ90と、光均一化素子100とは、Z軸方向の位置を一致させて、X軸方向とY軸方向を含む同一平面内に位置している(当該同一平面内に少なくとも一部が位置している)。
青レーザ光源10と、青レーザ縮小素子30と、第1のフィルタ50とは、Y軸方向の-側の位置において、X軸方向の+側から-側に順に並んでいる。赤レーザ光源20と、赤レーザ縮小素子40と、第2のフィルタ60とは、Y軸方向の+側の位置において、X軸方向の-側から+側に順に並んでいる。
第1の集光レンズ70と、波長変換ユニット80と、第2の集光レンズ90と、光均一化素子100とは、X軸方向の位置を一致させて、Y軸方向に並んでいる。より具体的に、第1の集光レンズ70と、波長変換ユニット80とは、第1のフィルタ50のY軸方向の-側に向かって順に並んでいる。また、第2の集光レンズ90と、光均一化素子100とは、第2のフィルタ60のY軸方向の+側に向かって順に並んでいる。
青レーザ光源10は、X軸方向の-側に向かって青レーザ光(青色光、第1の色光)を出射する。青レーザ光は、例えば、発光強度の中心が455nmであり、波長変換ユニット80での励起作用を得ることができる波長の光であればよい。図1では、青レーザ光源10を、複数の発光源をアレイ状に配列したものとして描いているが、これに限定されず、青レーザ光源10を単一(1個)の発光源から構成してもよい。図1では、青レーザ光の光束を太字の破線で描くとともに、青レーザ光の光軸を10Aで示している。
青レーザ縮小素子30は、正レンズ31と負レンズ32を有している。正レンズ31は、青レーザ光源10からの青レーザ光を収束させ、負レンズ32は、青レーザ光源10からの青レーザ光を発散させる結果、青レーザ光源10からの青レーザ光が略平行化(コリメート)される。青レーザ縮小素子30で略平行化される青レーザ光の光束は、第1のフィルタ50のサイズに合わせて設計(調整)することが好ましい。
第1のフィルタ50は、青レーザ縮小素子30で略平行化された青レーザ光をY軸方向の-側に反射して、第1の集光レンズ70、さらには波長変換ユニット80に導く。第1のフィルタ50は、例えば、青色光のみを反射して蛍光光を透過する特性を有している。
赤レーザ光源20は、X軸方向の+側に向かって赤レーザ光(赤色光、第2の色光)を出射する。赤レーザ光は、例えば、発光強度の中心が610nmであり、所望の色再現性を達成することができる波長の光であればよい。図1では、赤レーザ光源20を、複数の発光源をアレイ状に配列したものとして描いているが、これに限定されず、赤レーザ光源20を単一(1個)の発光源から構成してもよい。図1では、赤レーザ光の光束を太字の一点鎖線で描くとともに、赤レーザ光の光軸を20Aで示している。なお、本実施形態では、赤レーザ光源20からの赤レーザ光を合成する場合を例示しているが、緑レーザ光やその他の波長域(色)を持つレーザ光を合成することも可能である。この場合、第2のフィルタ60の特性を同時に変えることが好ましい。
赤レーザ縮小素子40は、正レンズ41と負レンズ42を有している。正レンズ41は、赤レーザ光源20からの赤レーザ光を収束させ、負レンズ42は、赤レーザ光源20からの赤レーザ光を発散させる結果、赤レーザ光源20からの赤レーザ光が略平行化(コリメート)される。赤レーザ縮小素子40で略平行化される赤レーザ光の光束は、第2のフィルタ60のサイズに合わせて設計(調整)することが好ましい。
第2のフィルタ60は、赤色光を反射する特性を有しており、赤レーザ縮小素子40で略平行化された赤レーザ光をY軸方向の+側に反射して、第2の集光レンズ90、さらには光均一化素子100に導く。
第1の集光レンズ70は、第1のフィルタ50からの青レーザ光を集光して波長変換ユニット80に導く。また、第1の集光レンズ70は、波長変換ユニット80からの青レーザ光と蛍光光(第3の色光)を略平行化してY軸方向の+側に導く。
第1の集光レンズ70は、第1のフィルタ50と波長変換ユニット80の間に位置し、第1のフィルタ50が反射した青レーザ光を集光するとともに、波長変換ユニット80が出射した青レーザ光と蛍光光を略平行化する「第1の集光素子」として機能する。青レーザ光は、第1の集光レンズ(第1の集光素子)70の一部分(X軸方向の+側の領域)を通って波長変換ユニット80に入射され、後述する反射領域83で反射された後、第1の集光レンズ(第1の集光素子)70の他部分(X軸方向の-側の領域)を通って出射される。これにより、蛍光体励起用の青レーザ光を照明光として利用できるので、蛍光光と合わせて白色光を生成することができる。
波長変換ユニット80は、第1の集光レンズ70からの青レーザ光をそのまま反射して第1の集光レンズ70に導くとともに、第1の集光レンズ70からの青レーザ光を蛍光光(第3の色光)に変換して第1の集光レンズ70に導く。すなわち、波長変換ユニット80は、第1の集光レンズ70からの青レーザ光の一部(少なくとも一部)を蛍光光に変換して出射する。
図3は、波長変換ユニット80の構成の一例を示す図である。図3に示すように、波長変換ユニット80は、モータユニットを含む駆動機構81(図2)により、Y軸方向に沿った回転軸82を中心として回転可能な円盤部材を構成している。波長変換ユニット80は、周方向の一部分(小部分)に位置する反射領域83と、周方向の他部分(大部分)に位置する蛍光領域84とに区画されている。波長変換ユニット80が回転軸82を中心として回転すると、青レーザ光が反射領域83と蛍光領域84に交互に入射する。反射領域83に入射した青レーザ光は、反射領域83で反射されて、第1の集光レンズ70に導かれる。蛍光領域84に入射した青レーザ光は、蛍光領域84で励起光として作用されて、青レーザ光とは異なる波長域の蛍光光(第3の色光)に変換された上で、第1の集光レンズ70に導かれる。このように、波長変換ユニット80では、青レーザ光を反射して第1の集光レンズ70に導く機能と、青レーザ光を蛍光光に変換して第1の集光レンズ70に導く機能とを時間的に切り替えることができる。
なお、図3では、波長変換ユニット80を反射領域83と蛍光領域84に区画しているが、例えば、黄色蛍光領域や緑色蛍光領域等を設けて、蛍光領域を2つ以上に区画してもよい。波長変換ユニット80は、回転駆動して時分割に光を出射するユニットに限らず、青レーザ光の反射機能と蛍光光変換機能を持つユニットであればよい。
図1では、蛍光光の光束をグレースケールの塗り潰し領域で描くとともに、蛍光光の光軸を80Aで示している。図1に示すように、蛍光光の光束の範囲内(グレースケール)に、青レーザ光の光束(太字破線)と、赤レーザ光の光束(太字一点鎖線)とが含まれている。
第2の集光レンズ90は、第2のフィルタ60から入射した赤レーザ光(第2の色光)、並びに、波長変換ユニット80及び第1の集光レンズ70から入射した青レーザ光(第1の色光)及び蛍光光(第3の色光)を集光して、光均一化素子100に導く。図1では、第2の集光レンズ90の光軸を90Aで示している。
光均一化素子100は、例えば、4つのミラーが四角柱の内側になるように形成されたライトトンネルから構成されている。光均一化素子100は、第2の集光レンズ90から入射した青レーザ光(第1の色光)と赤レーザ光(第2の色光)と蛍光光(第3の色光)を均一化して出射する機能を持つ。
青レーザ光(第1の色光)と赤レーザ光(第2の色光)と蛍光光(第3の色光)の光路について説明する。
青レーザ光は、青レーザ光源10から出射され、青レーザ縮小素子30により光束が絞られて略平行光となり、第1のフィルタ50で反射される。青レーザ光は、第1の集光レンズ70のうちX軸方向の-側の半分に入射し、第1の集光レンズ70の屈折力により光軸に角度をなして近づき、第1の集光レンズ70の光軸付近で集光して、波長変換ユニット80に入射する。青レーザ光は、波長変換ユニット80の反射領域83で反射されて、第1の集光レンズ70のうちX軸方向の+側の半分に入射し、第1の集光レンズ70の屈折力により光軸に角度をなして離れ、略平行光となる。そして、青レーザ光は、第2の集光レンズ90のうちX軸方向の+側の半分に入射し、第2の集光レンズ90の屈折力により光軸に角度をなして近づき、光軸付近で集光され、集光位置付近に配置された光均一化素子100に入射する。
赤レーザ光は、赤レーザ光源20から出射され、赤レーザ縮小素子40により光束が絞られて略平行光となり、第2のフィルタ60で反射される。そして、赤レーザ光は、第2の集光レンズ90のうちX軸方向の+側の半分に入射し、第2の集光レンズ90の屈折力により光軸に角度をなして近づき、光軸付近で集光され、集光位置付近に配置された光均一化素子100に入射する。
蛍光光は、波長変換ユニット80の蛍光領域84で青レーザ光が励起されて生成される。蛍光光は、第1の集光レンズ70で略平行化される。蛍光光のうちX軸方向の-側の部分は、第1のフィルタ50を透過し、第2の集光レンズ90で集光され、集光位置付近に配置された光均一化素子100に入射する。蛍光光のうちX軸方向の+側の部分は、第2のフィルタ60を透過し(後述するが一部は反射される)、第2の集光レンズ90で集光され、集光位置付近に配置された光均一化素子100に入射する。
本実施形態の光源装置1では、第1のフィルタ50と第2のフィルタ60が、波長変換ユニット80と光均一化素子100の間の蛍光光(第3の色光)の光路上(グレースケール)に、それぞれ別々に配置されている。これにより、青レーザ光源10及び赤レーザ光源20、並びに、第1のフィルタ50及び第2のフィルタ60のレイアウトの自由度を向上させて、光源装置1の小型化を図ることができる。また、第1のフィルタ50と第2のフィルタ60のレイアウトの自由度を向上させて、蛍光光(第3の色光)の光路内における第1のフィルタ50と第2のフィルタ60による光損失を最低限に抑えることで、光の利用効率を高めることができる。
青レーザ光源10と青レーザ縮小素子30と第1のフィルタ50のセット、及び、赤レーザ光源20と赤レーザ縮小素子40と第2のフィルタ60のセットを、Z軸方向の位置を一致させるとともに、Y軸方向の位置をずらし、且つ、X軸方向に重複させることで、より一層、光源装置1の小型化を図ることができる。
第1の集光レンズ70と第2の集光レンズ90は、波長変換ユニット80と光均一化素子100の間に位置する「集光光学系」を形成し、第1のフィルタ50と第2のフィルタ60は、集光光学系の光軸外に配置されている。とりわけ、第2のフィルタ60は、第2の集光レンズ(集光光学系)90の光軸外に配置されている。蛍光光(第3の色光)は、集光光学系の光軸付近で最も強度が強くなるため、第1のフィルタ50と第2のフィルタ60(特に第2のフィルタ60)を集光光学系の光軸を避けて配置することで、蛍光光の利用効率を向上させることができる。
青レーザ光源(第1の光源)10から出射する青レーザ光(第1の色光)の光軸(中心軸)10Aと、赤レーザ光源(第2の光源)20から出射する赤レーザ光(第2の色光)の光軸(中心軸)20Aとは、互いに異なっている。具体的に、光軸(中心軸)10Aと光軸(中心軸)20Aは、X軸方向とY軸方向を含む同一平面内に位置し、且つ、波長変換ユニット80と光均一化素子100の間の蛍光光(第3の色光)の光路上(グレースケール)で、互いに平行に延びている(X軸方向に延びている)。青レーザ光源10と赤レーザ光源20、及び、各レーザ光源の冷却装置(ヒートシンク)をY軸方向にずらして並列に配置することにより、光源装置1がX軸方向に大型化することを防止することができる。また、冷却装置によるレーザ光源の冷却効率を高めることができる。
第1のフィルタ50と第2のフィルタ60は、第1のフィルタ50と第2のフィルタ60の両方を透過する蛍光光(第3の色光)の成分が存在しないように設けられる。これにより、蛍光光の一部分のみの利用効率が低下することを防止して、蛍光光の色むらを抑制することができる。
第2のフィルタ60は、蛍光光(第3の色光)の波長域のうち、赤レーザ光(第2の色光)の波長域を除いた波長域を透過する(赤色成分のみを反射する)。このように、第2のフィルタ60に狭帯域の反射スペクトルとなる波長選択性を持たせることで、蛍光光の利用効率を向上させることができる。
図4は、第2のフィルタ60の反射特性の一例を示す図である。例えば、ピークが640nmの赤レーザ光(赤レーザ光源20)を使用する場合、図4に示すように、第2のフィルタ60の反射率は、620nm~660nmの範囲で96%以上に設定することができる。
図5は、光均一化素子100に入射する全光のスペクトルの一例を示す図である。図5には、青レーザ光と赤レーザ光と蛍光光のスペクトルが描かれている。蛍光光の赤レーザ光に対応する部分が第2のフィルタ60を透過したことにより、光利用効率が低下しているが、第2のフィルタ60の反射特性・サイズ・配置を最適設定したことにより、光利用効率の低下が抑制されていることが分かる。
第2のフィルタ60で反射される赤レーザ光(第2の色光)の光量は、第2のフィルタ60で反射される蛍光光(第3の色光)の光量より多い。第2のフィルタ60において、蛍光光の損失分よりも赤レーザ光の合成分を多くすることで、明るさを保ちつつ、色再現性を向上させることができる。
図6A、図6B、図6Cは、第2の集光レンズ90における赤レーザ光と蛍光光のスポットを第2のフィルタ60と重ねて示す図である。図6A~図6Cは、Y軸方向の-側から見た時の位置関係を示しており、説明しない構成要素の図示は省略している。
図6A~図6Cにおいて、第2の集光レンズ90の光軸90Aは、第2の集光レンズ90の回転対称軸と一致する仮想的な直線である。第2の集光レンズ90における蛍光光のスポットは、第2の集光レンズ90の光軸90Aを中心とした有効光学面の略全域に亘る広い範囲に形成されている。これに対して、第2の集光レンズ90における赤レーザ光のスポットは、第2の集光レンズ90の光軸90Aの左側に位置しており、仮想的に描いた第2のフィルタ60の反射面の範囲内に収まっている。
このように、第2の集光レンズ90における蛍光光のスポットに対して、第2の集光レンズ90における赤レーザ光のスポットを小さくすることで、蛍光光の利用効率を向上させることができる。
より具体的に、第2の集光レンズ(第2の集光素子)90における蛍光光(第3の色光)の投影面積をPSA3、第2の集光レンズ(第2の集光素子)90における赤レーザ光(第2の色光)の投影面積をPSA2としたとき、条件式(1)を満足することが好ましい。
(1)0.100≦PSA2/PSA3≦0.375
条件式(1)を満足することで、赤色光の光束を細くして第2のフィルタ60を小さくすることにより低コスト化を図るとともに、蛍光光の利用効率を向上させ、赤色光の色むらを防止することができる。条件式(1)の上限を超えると、赤色光の光束が太くなって第2のフィルタが大きくなりすぎるために高コスト化が避けられなくなり、また蛍光光の利用効率が著しく低下してしまう。条件式(1)の下限を超えると、赤レーザ光を絞る必要があるため、赤色光の色むらが発生してしまう。
図6Aでは、第2のフィルタ60の全域が、赤レーザ光の反射に寄与するようになっているが、第2のフィルタ60を蛍光光のスポットの外側で保持する場合、図6B、図6Cのように、第2のフィルタ60を蛍光光の反射に寄与しないフィルタ被形成部(フィルタ非形成部)に形成することも可能である。図6Bでは、第2のフィルタ60を蛍光光のスポットの外側(図中の左側)にまで延ばして、蛍光光のスポットと重なる部分を反射寄与部(第2のフィルタ)61、蛍光体のスポットと重ならない部分を反射非寄与部(フィルタ被形成部、フィルタ非形成部)62としている。図6Cでは、第2のフィルタ60を別部材としてのガラス基板63に形成して、ガラス基板63を蛍光光のスポットの外側(図中の左側)にまで延ばしている。ガラス基板63が反射非寄与部(フィルタ被形成部、フィルタ非形成部)に相当する。
また、一般的に、蛍光光は第2の集光レンズ(第2の集光素子)90の光軸90Aの付近で最も光量が多くなるため、赤レーザ光のスポットが第2の集光レンズ90の光軸90Aと重ならないように配置する、つまり、第2のフィルタ60を第2の集光レンズ90の光軸90Aと重ならないように配置する方が、蛍光光の光利用効率の低下を抑制できる。
<第2実施形態>
図7、図8を参照して、第2実施形態の光源装置1について説明する。図7は、第2実施形態の光源装置1の構成を示す図である。図8A、図8Bは、第1のフィルタ50と第2のフィルタ60の配置例を示す図である。第1実施形態の光源装置1との重複部分については説明を省略する。
第2実施形態の光源装置1では、青レーザ光源10と青レーザ縮小素子30と第1のフィルタ50のセット、及び、赤レーザ光源20と赤レーザ縮小素子40と第2のフィルタ60のセットのY軸方向の位置を一致させて、X軸方向に並べて配置している。青レーザ光源10と青レーザ縮小素子30と第1のフィルタ50のセットがX軸方向の+側に位置しており、赤レーザ光源20と赤レーザ縮小素子40と第2のフィルタ60のセットがX軸方向の-側に位置している。そして、第1のフィルタ50と第2のフィルタ60の反射面の裏側同士を対向させて背中合わせに配置している。
波長変換ユニット80と光均一化素子100の間の蛍光光(第3の色光)の光路上(グレースケール)の一部に第1のフィルタ50と第2のフィルタ60が重なるように配置されているので、蛍光光の光路上にフィルタを介さない領域が多くなり、蛍光光の利用効率を向上させることができる。
図8A、図8Bに示すように、第1のフィルタ50は、ガラス等の基板50Aの一面に設けられており、第2のフィルタ60は、ガラス等の基板60Aの一面に設けられている。図8Aは、第1のフィルタ50が形成されていない基板50Aの背面と、第2のフィルタ60が形成されていない基板60Aの背面とを間隔を設けて対向させた例を示している。図8Bは、第1のフィルタ50が形成されていない基板50Aの背面と、第2のフィルタ60が形成されていない基板60Aの背面とを貼り合わせた例を示している。貼り合わせにかかる図8Bの態様では、基板50A、60Aの界面での光の損失を減らして、蛍光光の利用効率の低下を抑制することができる。
<第3実施形態>
図9、図10を参照して、第3実施形態の光源装置1について説明する。図9、図10は、第3実施形態の光源装置1の構成を示す第1、第2の図である。図9は、Z軸方向の-側から見た図であり、図10は、X軸方向の-側から見た図である。第1~第2実施形態の光源装置1との重複部分については説明を省略する。
第3実施形態の光源装置1では、青レーザ光(第1の色光)と赤レーザ光(第2の色光)と蛍光光(第3の色光)が同一平面内に位置していない(三次元的に配置される)。また、青レーザ光源(第1の光源)10から出射する青レーザ光(第1の色光)の光軸(中心軸)10Aと、赤レーザ光源(第2の光源)20から出射する赤レーザ光(第2の色光)の光軸(中心軸)20Aとが、波長変換ユニット80と光均一化素子100の間の蛍光光(第3の色光)の光路上(グレースケール)で、互いにねじれの関係をなすように延びている。
別言すると、第3実施形態の光源装置1は、第1実施形態の光源装置1において、赤レーザ光源20と赤レーザ縮小素子40と第2のフィルタ60のセットを、Y軸方向の回転軸に沿って90°回転させたものに相当する。
また、第3実施形態の光源装置1は、青レーザ光源10の背面に青レーザ用ヒートシンク10Bが設けられており、赤レーザ光源20の背面に赤レーザ用ヒートシンク20Bが設けられている。但し、青レーザ用ヒートシンク10Bと赤レーザ用ヒートシンク20Bは、第1実施形態の光源装置1にも設けられていてもよい。
第3実施形態の光源装置1によれば、青レーザ光源10及び赤レーザ光源20、ひいては青レーザ光と赤レーザ光を三次元的に配置することで、光源の配置自由度がさらに増し、光学系全体を小型化することができる。
第3実施形態の光源装置1では、青レーザ光源10の光軸に対して赤レーザ光源20の光軸が90°回転しており、それに伴って第2のフィルタ60も90°回転している。このため、光源装置1をX軸方向に小型化することができる。また、Z軸方向においても、波長変換ユニット80により生じるスペースに赤レーザ光源20を配置している(赤レーザ光源20が波長変換ユニット80よりZ軸方向に飛び出すことがない)ため、全体として収まりの良い光学構成となっている。
なお、第3実施形態の光源装置1では、青レーザ光源10の光軸に対して赤レーザ光源20の光軸が90°回転しているが、この回転角度は90°に限定されることはなく、例えば、ヒートシンク(冷却装置)の設計等に応じて任意に変更(決定)することができる。
<第4実施形態>
図11、図12を参照して、第4実施形態の光源装置1について説明する。図11、図12は、第4実施形態の光源装置1の構成を示す第1、第2の図である。図11は、Z軸方向の-側から見た図であり、図12は、X軸方向の-側から見た図である。第1~第3実施形態の光源装置1との重複部分については説明を省略する。
第4実施形態の光源装置1は、第3実施形態の光源装置1において、青レーザ光(第1の色光)の光軸(中心軸)10Aと、蛍光光(第3の色光)の光軸(中心軸)80AとをZ軸方向にずらしたものである(図10と図12を比較することにより光軸10Aと光軸80AのZ軸方向のずれが表現される)。このように、青レーザ光、赤レーザ光、蛍光光の光軸を自由に三次元的に配置することで、光源の配置自由度が増し、光源装置全体を小型化することができる。
<第5実施形態>
図13を参照して、第5実施形態の光源装置1について説明する。図13は、第5実施形態の光源装置1の構成を示す図である。
第5実施形態の光源装置1では、青レーザ光源10と青レーザ縮小素子30と第1のフィルタ50のセット、及び、赤レーザ光源20と赤レーザ縮小素子40と第2のフィルタ60のセットのX軸方向の位置を一致させて、Y軸方向に並べて配置している。そして、青レーザ光源10と青レーザ縮小素子30と第1のフィルタ50の並び順、及び、赤レーザ光源20と赤レーザ縮小素子40と第2のフィルタ60の並び順をともに、X軸方向の+側から-側に揃えている。つまり、青レーザ光源10と青レーザ縮小素子30と第1のフィルタ50のセット、及び、赤レーザ光源20と赤レーザ縮小素子40と第2のフィルタ60のセットが完全にパラレルに配置されている。第5実施形態の光源装置1では、青レーザ用ヒートシンク10Bと赤レーザ用ヒートシンク20Bの一方のヒートシンクで使った冷却の気流を他方のヒートシンクの冷却にも利用することができ、冷却の高効率化を図るとともに、ファンの個数を減らすことによる装置の小型化と低コスト化も図ることができる。
ここまで第1~第5実施形態の光源装置1を例示して説明した。しかし、第1のフィルタ50と第2のフィルタ60を、波長変換ユニット80と光均一化素子100の間の蛍光光(第3の色光)の光路上(グレースケール)に、それぞれ別々に配置する場合のバリエーションは、第1~第5実施形態の光源装置1以外にも考えられ、種々の設計変更を行うことができる。いずれの態様であっても、レーザ光源の位置をずらすことにより光源装置が一方向へ大型化するのを防ぐとともに、冷却効率の良い配置とすることができるので、ヒートシンク等を小型化でき、装置の小型化、軽量化を実現することができる。
<比較例>
図14は、比較例の光源装置の構成を示す図である。
比較例の光源装置では、青レーザと赤レーザの間にダイクロイックミラーが配置されて、図14中の上から下に向かって順に、青レーザとダイクロイックミラーと赤レーザが一直線に並んでいる(ダイクロイックミラーの上下に位置する青レーザと赤レーザの光軸が一致している)。このため、光源装置自体が図14中の上下方向に大型化してしまう。さらに、青レーザと赤レーザの背面に青レーザ用ヒートシンクと赤レーザ用ヒートシンクを設ける必要があるので、より一層、光源装置自体が図14中の上下方向に大型化してしまう。
また、単一のダイクロイックミラーで青レーザと赤レーザを反射させる必要があるため、ダイクロイックミラーの大型化が避けられない。また、ダイクロイックミラーの反射スペクトルが広域であり、蛍光光の光束幅に占めるダイクロイックミラーの幅が広い。従って、蛍光体による蛍光光がダイクロイックミラーによって遮られる(ケラレる)ことによる光利用効率の低下が懸念される。さらに、青レーザと赤レーザを単一のダイクロイックミラーで反射させる制約があるため、フィルタの特性・サイズ・配置を変更することが難しく、やはり、蛍光光の光利用効率が低下してしまう。
比較例の光源装置では、青レーザと赤レーザの光源の配置制約が大きく、光源装置全体として収まりの良い構成にすることが難しい。また光源の配置制約があると、冷却効率の良い配置とすることが難しく、ヒートシンクが大型化、重量化してしまう。
比較例の光源装置では、蛍光光の片側に1~2枚のフィルタ(ダイクロイックミラーに施されたコーティング)が設けられている。青反射フィルタや赤反射フィルタは蛍光光を透過するものの、一般的にダイクロイックミラーの透過率は96%程度であるため、蛍光光の光路のうち片側の光利用効率が最大で93%程度まで落ち、蛍光光の光路の色むらとなりうる。
<プロジェクタ(画像投射装置)>
図15は、本実施形態のプロジェクタ(画像投射装置)200の構成を示す図である。図15のプロジェクタ200は、青レーザ光源10と赤レーザ光源20を組み合わせた光源装置1Rと、青レーザ光源10と緑レーザ光源20Gを組み合わせた光源装置1Gとの2つの光源装置を組み合わせた複合光源装置を有している。また、光源装置1Rと光源装置1Gで光均一化素子100が共通化されている。
光源装置1Rでは、青レーザ光源10が出射した青レーザ光が第1のフィルタ50で反射され、波長変換ユニット80で青レーザ光と蛍光光に分離される。また、赤レーザ光源20が出射した赤レーザ光が第2のフィルタ60で反射される。図15では、青レーザ光の光束を破線で描き、赤レーザ光の光束を一点鎖線で描き、蛍光光の光束をグレースケールの塗り潰しで描いている。
光源装置1Gでは、青レーザ光源10が出射した青レーザ光が第1のフィルタ50で反射され、波長変換ユニット80で青レーザ光と蛍光光に分離される。また、緑レーザ光源(第2の光源)20Gが出射した緑レーザ光が第2のフィルタ(第2の光学素子、第2のダイクロイックミラー、第2のノッチフィルタ)60Gで反射される。図15では、青レーザ光の光束を破線で描き、緑レーザ光の光束を二点鎖線で描き、蛍光光の光束をグレースケールの塗り潰しで描いている。
光源装置1Rからの青レーザ光と赤レーザ光と蛍光光、及び、光源装置1Gからの青レーザ光と緑レーザ光と蛍光光は、2つのミラーを持つ光路合成素子210により合成され、光均一化素子100に導かれる。
プロジェクタ200は、照明光学系220と、画像表示素子230と、冷却装置(ヒートシンク)240と、投射光学系250とを有している。
照明光学系220は、光均一化素子100を介して入射した、光源装置1R、1Gから出射された光を画像表示素子230に導く。画像表示素子230は、照明光学系220により導かれた光を用いて(照明光を変調して)画像を生成(出力)する。冷却装置240は、画像表示素子230を冷却する。投射光学系250は、照明光学系220により導かれた光を用いて画像表示素子230により生成された画像を投射する(画像表示素子230から出射する光を拡大してスクリーンに投影する)。
本実施形態のプロジェクタによれば、蛍光光の光利用効率の低下を抑えつつ、赤レーザ光と緑レーザ光を合成しているので、明るさと色再現性を両立することができる。また、光源装置以外の光学系や冷却装置との配置の兼ね合いでプロジェクタの大きさが決定するため、光源の配置を任意に決めることができるという利点と相まって、プロジェクタを小型化することができる。
以上説明したように、本実施形態では、プロジェクタ等の画像投射装置に用いる光源装置に関して、複数のレーザ光源から出射する複数の光を導光する反射フィルタを、レーザ光源毎に配置することでレーザ光源の配置の自由度を高め、反射フィルタとして各レーザの波長帯域のみを反射するものを選定できるため、レーザと蛍光の波長域が重畳する場合であっても、蛍光の損失を少なくすることができる。特に光源毎に反射フィルタを設けることで、レイアウト自由度が向上するので、熱設計(光源の放熱設計)が容易になり、装置の小型化を図ることができる。
また、本実施形態では、ダイクロイックミラー(第1のフィルタ50と第2のフィルタ60)を蛍光光の光路に対してなるべく小さくして、蛍光光の光軸80Aを避けるように設けている。また、赤レーザに対応するダイクロイックミラー(第2のフィルタ60)の反射スペクトルを狭域にしている。さらに、赤レーザに対応するダイクロイックミラー(第2のフィルタ60)を青レーザに対応するミラー(第1のフィルタ50)とは別に設けている。
本実施形態の光源装置及び画像投射装置は、例えば、レーザ光源を用いた高出力のプロジェクタに搭載する光源モジュールに適用することができるが、その他、高出力が要求される照明用光源にも適用することができる。
なお、上述した各実施形態では、本発明の好適な実施具体例を示したが、本発明はその内容に限定されることはない。特に、各実施形態で例示した各部の具体的形状および数値は、本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例にすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。このように、本発明は、本実施形態で説明した内容に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更することができる。
1 1R 1G 光源装置
10 青レーザ光源(第1の光源)
20 赤レーザ光源(第2の光源)
20G 緑レーザ光源(第2の光源)
30 青レーザ縮小素子
40 赤レーザ縮小素子
50 第1のフィルタ(第1の光学素子、第1のダイクロイックミラー、第1のノッチフィルタ)
60 第2のフィルタ(第2の光学素子、第2のダイクロイックミラー、第2のノッチフィルタ)
60G 第2のフィルタ(第2の光学素子、第2のダイクロイックミラー、第2のノッチフィルタ)
61 反射寄与部(第2のフィルタ)
62 反射非寄与部(フィルタ被形成部、フィルタ非形成部)
63 ガラス基板(反射非寄与部、フィルタ被形成部、フィルタ非形成部)
70 第1の集光レンズ(第1の集光素子、集光光学系)
80 波長変換ユニット(蛍光体ユニット)
81 駆動機構
82 回転軸
83 反射領域
84 蛍光領域
90 第2の集光レンズ(第2の集光素子、集光光学系)
100 光均一化素子(光入射素子)
200 プロジェクタ(画像投射装置)
210 光路合成素子
220 照明光学系
230 画像表示素子
240 冷却装置(ヒートシンク)
250 投射光学系

Claims (14)

  1. 第1の色光を出射する第1の光源と、
    第2の色光を出射する第2の光源と、
    前記第1の色光の少なくとも一部を第3の色光に変換して出射する波長変換ユニットと、
    前記第1、第2、第3の色光が入射する光入射素子と、
    前記第1の色光を前記波長変換ユニットに反射する第1のフィルタと、
    前記第2の色光を前記光入射素子に反射する第2のフィルタと、
    を有し、
    前記第1、第2のフィルタは、前記波長変換ユニットと前記光入射素子の間の前記第3の色光の光路上に、それぞれ別々に配置される、
    ことを特徴とする光源装置。
  2. 前記第2のフィルタは、前記第3の色光の波長域のうち、前記第2の色光の波長域を除いた波長域を透過する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記波長変換ユニットと前記光入射素子の間に位置する集光光学系をさらに有し、
    前記第2のフィルタは、前記集光光学系の光軸外に配置される、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記第1の光源から出射する前記第1の色光の中心軸と、前記第2の光源から出射する前記第2の色光の中心軸とは、互いに異なる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の光源装置。
  5. 前記第1の光源から出射する前記第1の色光の中心軸と、前記第2の光源から出射する前記第2の色光の中心軸とは、同一平面内に位置し、且つ、前記波長変換ユニットと前記光入射素子の間の前記第3の色光の光路上で、互いに平行に延びる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の光源装置。
  6. 前記第1の光源から出射する前記第1の色光の中心軸と、前記第2の光源から出射する前記第2の色光の中心軸とは、前記波長変換ユニットと前記光入射素子の間の前記第3の色光の光路上で、互いにねじれの関係をなすように延びる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の光源装置。
  7. 前記第1、第2、第3の色光は、同一平面内に位置しない、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の光源装置。
  8. 前記第2のフィルタと前記光入射素子の間に位置する第2の集光素子をさらに有し、
    前記第2の集光素子における前記第3の色光の投影面積をPSA3、前記第2の集光素子における前記第2の色光の投影面積をPSA2としたとき、条件式(1)を満足する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の光源装置。
    (1)0.100≦PSA2/PSA3≦0.375
  9. 前記第2のフィルタは、前記第2の色光の反射に寄与しないフィルタ被形成部に形成される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の光源装置。
  10. 前記第2のフィルタで反射される前記第2の色光の光量は、前記第2のフィルタで反射される前記第3の色光の光量より多い、
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の光源装置。
  11. 前記第1、第2のフィルタは、前記第1、第2のフィルタの両方を透過する前記第3の色光の成分が存在しないように設けられる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の光源装置。
  12. 前記第1の色光は、青色光であり、
    前記第2の色光は、赤色光又は緑色光であり、
    前記第3の色光は、黄色又は緑色の蛍光光である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の光源装置。
  13. 前記波長変換ユニットは、前記第1の色光を反射する反射領域を有し、
    前記第1のフィルタと前記波長変換ユニットの間に位置し、前記第1のフィルタが反射した前記第1の色光を集光するとともに、前記波長変換ユニットが出射した前記第1、第3の色光を略平行化する第1の集光素子をさらに有し、
    前記第1の色光は、前記第1の集光素子の一部分を通って前記波長変換ユニットに入射され、前記反射領域で反射された後、前記第1の集光素子の他部分を通って出射される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載の光源装置。
  14. 請求項1から請求項13のいずれかに記載の光源装置と、
    前記光源装置から出射された光を画像表示素子へ導く照明光学系と、
    前記照明光学系により導かれた光を用いて前記画像表示素子により生成された画像を投射する投射光学系と、を備えることを特徴とする画像投射装置。
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