JP6179179B2 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
ネットワークを介して映像データや音声データなど大容量の会議データをリアルタイムに送受信するビデオ会議システム(テレビ会議システムやテレビジョン会議システムなどと称される場合もある)において、低消費電力で動画像符号化を行うことを目的として、符号化モードを適切に選択する技術が知られている。
例えば特許文献1には、複数の符号化モードから1つの符号化モードを選択して動画像を符号化する方式において、既に符号化済みの動画のビットレートと、目標ビットレートと、各符号化モードに対応する消費電力情報と、から、1つの符号化モードが選択される技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、ビデオ会議システムのような、常に帯域変動が発生するインターネット回線を経由して、エンコードしたデータの送受信を行う場合が考慮されていない。すなわち、特許文献1に開示された技術では、使用可能なネットワークの帯域に応じて最適な画質と低消費電力の両立を実現することはできない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、使用可能なネットワークの帯域に応じて最適な画質と低消費電力の両立を実現することが可能な情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ネットワークに接続される情報処理装置であって、前記情報処理装置が接続されている前記ネットワークの帯域を示す帯域情報を取得する第1取得部と、複数の前記帯域情報ごとに、前記情報処理装置が前記ネットワークを経由して送信可能な画像の品質を示す第1情報を対応付けて記憶する第1記憶部に記憶された複数の前記第1情報のうち、前記第1取得部で取得された前記帯域情報に対応付けられた前記第1情報に基づいて、前記情報処理装置の動作状態を制御する動作状態制御部と、撮像対象を撮像する撮像部と、前記撮像部による撮像に応じて生成される撮像画像を圧縮符号化して前記画像を生成する生成部と、前記生成部により生成された前記画像を、前記ネットワークを経由して送信する送信部と、をさらに備え、前記動作状態制御部は、前記第1取得部で取得された前記帯域情報に対応する前記第1情報に基づいて、前記情報処理装置の消費電力が最小となるように、前記生成部による圧縮符号化の設定と、前記撮像画像の解像度を決定する。
本発明によれば、使用可能なネットワークの帯域に応じて最適な画質と低消費電力の両立を実現できる。
図1は、実施形態のビデオ会議システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、第1実施形態の端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、第1記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 図4は、第2記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 図5は、第3記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 図6は、第1実施形態の端末装置で実行されるビデオ会議中の処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、第2実施形態の制御部の機能構成例を示すブロック図である。 図8は、第2実施形態の端末装置で実行されるビデオ会議中の処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、第2実施形態の変形例の制御部の機能構成例を示すブロック図である。 図10は、第2実施形態の変形例の端末装置で実行されるビデオ会議中の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置、情報処理方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。以下の説明では、本発明をビデオ会議システムに適用した場合を例に挙げて説明するが、これに限られるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態のビデオ会議システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、ビデオ会議システム1は、サーバ装置10と、端末装置20−1、20−2、20−3、20−4(情報処理装置の一例)と、を備える。端末装置20−1、20−2、20−3、20−4の各々は、インターネット30を経由してサーバ装置10と接続されている。
以下の説明では、端末装置20−1、20−2、20−3、20−4を各々区別する必要が無い場合は、単に端末装置20と称する場合がある。また、図1では、端末装置20の台数が4台である場合を例示しているが、これに限らず、端末装置20の台数は任意である。
サーバ装置10は、ビデオ会議を行う端末装置20間での映像データや音声データ(以下の説明では、「会議データ」と称する場合がある)の送受信を中継する。サーバ装置10は、会議データの中継機能に加え、各端末装置20がサーバ装置10と接続しているか否かをモニタ(監視)するモニタ制御機能や、ビデオ会議を行う端末装置20間での会議の開始や終了を制御する会議制御機能を備えている。
端末装置20は、サーバ装置10を介して会議データの送受信を行う。例えば端末装置20−1、20−2、20−3でビデオ会議を行う場合、端末装置20−1が送信した会議データは、サーバ装置10を介して端末装置20−2、20−3に送信され、端末装置20−4には送信されない。同様に、端末装置20−2、20−3が送信した会議データは、サーバ装置10を介して、会議に参加している端末装置20に送信され、会議に参加していない端末装置20−4には送信されない。上記のような制御を行うことで、複数の端末装置20(多拠点)間で会議を行うことができる。
本実施形態では、端末装置20−1、20−2、20−3、20−4は、ビデオ会議用の専用端末、ノートPC(Personal Computer)、またはタブレットなど持ち運び可能な端末を想定しているが、これに限定されるものではない。
図2は、本実施形態の端末装置20の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、端末装置20は、撮像部101と、音声入力部103と、表示部105と、音声出力部107と、操作部109と、通信部111と、記憶装置113と、制御部120と、を備える。
撮像部101は、端末装置20を使用する会議の参加者(撮像対象の一例)を撮像する装置である。以下の説明では、撮像部101による撮像に応じて生成される画像を撮像画像と呼ぶ場合がある。図2の例では、撮像部101は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ11と、ISP(Image Signal Processor)12とを含む。CMOSセンサ11は、フォトダイオード(Photo Diode)を使用して、センサに映った映像(光信号)を電気信号に変換する機能を有する。ISP12は、CMOSセンサ11から受け取った画像に対して、色調整や画像調整を加えて(画像処理を行って)、制御部120に画像信号(撮像画像)を出力する。
音声入力部103は、端末装置20を使用する会議の参加者が発話する音声などを入力するものであり、マイクなどの音声入力装置により実現できる。
表示部105は、会議資料や会議画像(会議の参加者の画像)など各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイやタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
音声出力部107は、端末装置20を使用する会議の参加者以外の会議の参加者が発話した音声を出力するものであり、スピーカなどの音声出力装置により実現できる。
操作部109は、端末装置20を使用する会議の参加者が各種操作入力を行うものであり、マウス、キーボード、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
通信部111は、インターネット30を介してサーバ装置10などの外部機器と通信する機能を有する。通信部111は、10Base−T、100Base−Tx、1000Base−Tに対応し、Ethernet(登録商標)に接続する有線LAN、802.11a/b/g/nに対応した無線LANが例として挙げられる。
記憶装置113は、端末装置20で実行される各種プログラム、及び端末装置20で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶装置113は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、光ディスク、及びRAM(Random Access Memory)などの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。
本実施形態では、記憶装置113は、第1記憶部40と、第2記憶部50と、第3記憶部60とを備える。第1記憶部40、第2記憶部50、および、第3記憶部60の詳細な内容については後述する。
制御部120は、端末装置20全体の動作を統括的に制御する。制御部120は、ビデオ会議を制御することに加えて、撮像部101による撮像に応じて生成された画像データ(撮像画像)や音声入力部103から取得した音声データをエンコードして通信部111に出力し、通信部111で受信した会議データをデコードして表示部105や音声出力部107に出力するコーデック機能を有する。コーデックの一例として、H.264/AVCやH.264/SVCなどが挙げられる。制御部120の機能は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの処理装置にプログラムを実行させること、即ち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
本実施形態では、制御部120は、第1取得部121と、生成部123と、通信制御部125と、動作状態制御部127とを備える。
第1取得部121は、端末装置20が接続されているネットワークの帯域を示す帯域情報を取得する。帯域情報を取得する方法の一例として、ビデオ会議と並行して、サーバ装置10に対してpingを実施し、Round Trip Timeから論理的な帯域を求めて帯域情報を取得する、もしくは、ビデオ会議がRTP(Realtime Transport Protocol)に準じている場合、RTCP(Realtime Transport Control Protocol)を使用して取得するといった方法がある。
生成部123は、撮像部101から出力された撮像画像を圧縮符号化して送信用の画像を生成する。通信制御部125は、ネットワーク(インターネット30)を介した他の端末装置20との通信を制御する。例えば通信制御部125は、生成部123により生成された画像を、他の端末装置20へ送信する制御を行う。
次に、動作状態制御部127の機能を説明する前に、第1記憶部40、第2記憶部50、および、第3記憶部60の具体的な内容を説明する。
第1記憶部40は、それぞれが、ビデオ会議に使用できるネットワークの帯域を示す複数の帯域情報ごとに、端末装置20がネットワークを経由して送信可能な画像の品質を示す第1情報を対応付けて記憶する。図3は、第1記憶部40に記憶される情報の一例を示す図である。ここでは、第1情報は、画面解像度およびフレームレートを示す情報で構成されているが、これに限られるものではない。一般に画像の解像度やフレームレートが増加すると、ビットレートも増大するので、画像ファイルのファイル容量は増加する。このため、ビデオ会議に使用できるネットワーク帯域が変化すると、送信可能な画像の品質(この例では、画面解像度およびフレームレート)も変化する。
また、この例では、図3に示すようなテーブル形式のデータが記憶装置113に格納されているが、これに限らず、例えば図3に示すようなテーブル形式のデータがサーバ装置10に格納され、端末装置20は、図3に示すようなテーブル形式のデータを、ネットワーク経由でサーバ装置10から取得する形態であってもよい。
図2に戻って説明を続ける。第2記憶部50は、生成部123による圧縮符号化で生成される画像の品質を示す第2情報と、撮像画像の品質を示す第3情報と、生成部123による圧縮符号化に必要な電力を示す第1電力とを対応付けて記憶する。ここでは、第2情報および第3情報は、第1情報と同様に、画面解像度およびフレームレートを示す情報で構成されているが、これに限られるものではない。図4は、第2記憶部50に記憶される情報の一例を示す図である。第2情報と第3情報との組み合わせに応じて、制御部120(生成部123)の演算量が変化するため、制御部120の消費電力(第1電力が示す電力)も変化する。
また、この例では、図4に示すようなテーブル形式のデータが記憶装置113に格納されているが、これに限らず、例えば図4に示すようなテーブル形式のデータがサーバ装置10に格納され、端末装置20は、図4に示すようなテーブル形式のデータを、ネットワーク経由でサーバ装置10から取得する形態であってもよい。
図2に戻って説明を続ける。第3記憶部60は、第3情報と、第3情報が示す品質の撮像画像を撮像部101で生成するのに必要な電力を示す第2電力とを対応付けて記憶する。図5は、第3記憶部60に記憶される情報の一例を示す図である。また、この例では、図5に示すようなテーブル形式のデータが記憶装置113に格納されているが、これに限らず、例えば図5に示すようなテーブル形式のデータがサーバ装置10に格納され、端末装置20は、図5に示すようなテーブル形式のデータを、ネットワーク経由でサーバ装置10から取得する形態であってもよい。
次に、動作状態制御部127の機能を説明する。動作状態制御部127は、第1記憶部40に記憶された複数の第1情報のうち、第1取得部121で取得された帯域情報に対応付けられた第1情報に基づいて、端末装置20の動作状態を制御する。より具体的には、動作状態制御部127は、第1取得部121で取得された帯域情報に対応する第1情報に基づいて、端末装置20の消費電力が最小となるように、生成部123による圧縮符号化の設定と、撮像画像の解像度を決定する。
さらに言えば、動作状態制御部127は、第1記憶部40に記憶された複数の第1情報のうち、第1取得部121で取得された帯域情報に対応付けられた第1情報を特定する。また、動作状態制御部127は、第2記憶部50に記憶された複数の第2情報のうち、特定した第1情報に対応する(ここでは一致する)第2情報を特定する。そして、第2記憶部50に記憶された複数の第3情報のうち、特定した第2情報に付けられるとともに、対応付けられた第1電力が最小となる第3情報を特定する。そして、動作状態制御部127は、以上のように特定した第2情報と第3情報を組み合わせて、生成部123による圧縮符号化の設定を決定するとともに、特定した第3情報に従って、撮像画像の解像度を決定する。
図6は、本実施形態の端末装置20で実行されるビデオ会議中の処理の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部120は、ビデオ会議を実施する相手端末の選択等を実施した後、サーバ装置10からの指示などに基づいて、会議を開始する(ステップS101)。
次に、第1取得部121は、端末装置20が接続されているネットワークの帯域を示す帯域情報を取得する(ステップS102)。前述したように、帯域情報を取得する方法の一例として、ビデオ会議と並行して、サーバ装置10に対してpingを実施し、Round Trip Timeから論理的な帯域を求めて帯域情報を取得する、もしくは、ビデオ会議がRTP(Realtime Transport Protocol)に準じている場合、RTCP(Realtime Transport Control Protocol)を使用して取得するといった方法がある。
次に、動作状態制御部127は、ステップS102で取得された帯域情報に対応する第1情報を特定する(ステップS103)。より具体的には、動作状態制御部127は、第1記憶部40に記憶された複数の第1情報のうち、ステップS102で取得された帯域情報に対応付けられた第1情報を特定する。
次に、動作状態制御部127は、ステップS103で特定した第1情報に基づいて、端末装置20の動作状態を制御する(ステップS104)。
いま、例えばステップS102で取得された帯域情報が、2Mbps以上を示す場合を想定する。この場合、ステップS103において、動作状態制御部127は、図3に示す複数の第1情報のうち、2Mbps以上を示す帯域情報に対応付けられた第1情報(この例では、水平画素数1280×垂直画素数720の解像度を示す情報と、30fpsのフレームレートを示す情報)を特定する。そして、ステップS104において、動作状態制御部127は、図4に示す複数の第2情報のうち、特定した第1情報に一致する第2情報を特定する。そして、動作状態制御部127は、特定した第2情報に対応付けられるとともに、対応付けられた第1電力が最小となる第3情報(この例では、水平画素数1280×垂直画素数720の解像度を示す情報と、30fpsのフレームレートを示す情報)を特定する。そして、動作状態制御部127は、以上のように特定した第2情報と第3情報を組み合わせて、生成部123による圧縮符号化の設定を決定するとともに、特定した第3情報に従って、撮像画像の解像度を決定する。この例では、撮像画像の解像度は、水平画素数1280×垂直画素数720に決定される。
また、単に端末装置20の消費電力を最小にするのみでなく、画質劣化の低減と消費電力のバランスがとれた状態に移行する制御が行われてもよい。例えば制御部120で画像ズームを行なう場合、制御部120が撮像部101から受け取る画像(撮像画像)は、なるべく解像度が高い方が画質の面では望ましい。この場合、画質を確保するために、撮像部101の消費電力を高めるという選択が存在する。
前述のステップS104の後、制御部120は、一定時間が経過したか否かを判定する(ステップS105)。一定時間が経過したと判定した場合(ステップS105:YES)、ビデオ会議が終了しているか否かを判定する(ステップS106)。ビデオ会議が終了していると判定された場合(ステップS106:YES)、処理は終了する。一方、ビデオ会議が終了していないと判定された場合(ステップS106:NO)、前述のステップS102以降の処理が繰り返される。
以上に説明したように、本実施形態では、それぞれが、ビデオ会議に使用できるネットワークの帯域を示す複数の帯域情報ごとに、端末装置20がネットワークを経由して送信可能な画像の品質を示す第1情報を対応付けて記憶する第1記憶部40が設けられる。そして、第1取得部121は、端末装置20が接続されているネットワークの帯域を示す帯域情報を取得し、動作状態制御部127は、第1記憶部40に記憶された複数の第1情報のうち、第1取得部121で取得された帯域情報に対応付けられた第1情報に基づいて、端末装置20の動作状態を制御する。より具体的には、動作状態制御部127は、第1取得部121で取得された帯域情報に対応する第1情報に基づいて、端末装置20の消費電力が最小となるように、生成部123による圧縮符号化の設定と、撮像画像の解像度を決定するので、使用可能なネットワークの帯域に応じて最適な画質と低消費電力の両立を実現することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、ネットワークを経由して相手端末が表示可能な画像の品質を示す第3情報を考慮して、端末装置20の動作状態を制御する点で第1実施形態と相違する。以下、具体的に説明する。なお、上述の第1実施形態と相違する部分については適宜に説明を省略する。
図7は、第2実施形態に係る制御部1200の機能構成例を示すブロック図である。図7に示すように、制御部1200は、第2取得部122をさらに備える。第2取得部122は、ネットワークを経由してビデオ会議を実施する相手の端末を示す相手端末が表示可能な画像の品質を示す第4情報を取得する。また、動作状態制御部1270は、第1取得部121で取得された帯域情報に対応する第1情報と、第2取得部122で取得された第4情報とに基づいて、相手端末へ送信する画像の品質を示す第5情報を決定し、第5情報に基づいて、端末装置20の動作状態を制御する。なお、ここでは、第4情報および第5情報の各々は、画面解像度およびフレームレートを示す情報で構成されているが、これに限られるものではない。
図8は、第2実施形態の端末装置20で実行されるビデオ会議中の処理の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部1200は、ビデオ会議を実施する相手端末の選択等を実施した後、サーバ装置10からの指示などに基づいて、会議を開始する(ステップS201)。
次に、第2取得部122は、ビデオ会議を実施する相手端末が表示可能な画像の品質を示す第4情報を取得する(ステップS202)。
次に、第1取得部121は、端末装置20が接続されているネットワークの帯域を示す帯域情報を取得する(ステップS203)。
次に、動作状態制御部1270は、ステップS203で取得された帯域情報に対応する第1情報と、ステップS202で取得された第4情報とに基づいて、相手端末へ送信する画像の品質を示す第5情報を決定する(ステップS204)。
いま、例えばステップS202で取得された第4情報が、水平画素数640×垂直画素数360の解像度、および、30fpsのフレームレートを示す一方、ステップS203で取得された帯域情報が、2Mbps以上を示す場合を想定する。この場合、ステップS204において、動作状態制御部1270は、図3に示す複数の第1情報のうち、2Mbps以上を示す帯域情報に対応付けられた第1情報(この例では、水平画素数1280×垂直画素数720の解像度を示す情報と、30fpsのフレームレートを示す情報)を特定する。ここで、以上のように特定した第1情報が示す画像の品質は、相手端末が表示可能な画像の品質(ステップS202で取得された第4情報が示す画像の品質)よりも高いので、動作状態制御部1270は、相手端末へ送信する画像の品質を、相手端末が表示可能な品質に合わせるために、ステップS202で取得された第4情報を、相手端末へ送信する画像の品質を示す第5情報として決定する。
ステップS204の後、動作状態制御部1270は、決定した第5情報に基づいて、端末装置20の動作状態を制御する(ステップS205)。より具体的には、動作状態制御部1270は、決定した第5情報に基づいて、端末装置20の消費電力が最小となるように、端末装置20の動作状態を制御する。例えば決定した第5情報が、水平画素数640×垂直画素数360の解像度、および、30fpsのフレームレートを示す場合、動作状態制御部127は、図4に示す複数の第2情報のうち、決定した第5情報に対応する(この例では一致する)第2情報を特定する。そして、動作状態制御部1270は、特定した第2情報に対応付けられるとともに、対応付けられた第1電力が最小となる第3情報(この例では、水平画素数640×垂直画素数360の解像度を示す情報と、30fpsのフレームレートを示す情報)を特定する。そして、動作状態制御部1270は、以上のように特定した第2情報と第3情報を組み合わせて、生成部123による圧縮符号化の設定を決定するととともに、特定した第3情報に従って、撮像画像の解像度を決定する。この例では、撮像画像の解像度は、水平画素数640×垂直画素数360に決定される。
上述のステップS205の後、制御部1200は、一定時間が経過したか否かを判定する(ステップS206)。一定時間が経過したと判定した場合(ステップS206:YES)、ビデオ会議が終了しているか否かを判定する(ステップS207)。ビデオ会議が終了していると判定された場合(ステップS207:YES)、処理は終了する。一方、ビデオ会議が終了していないと判定された場合(ステップS207:NO)、上述のステップS202以降の処理が繰り返される。
以上に説明したように、本実施形態では、相手端末が表示可能な画像の品質に合わせて、端末装置20の動作状態を制御するので、会議に参加する端末装置20の数が増減して、相手端末が表示可能な画像の品質が変化しても対応できるといった有利な効果を達成することができる。
(第2実施形態の変形例)
図9は、第2実施形態の変形例に係る制御部1210の機能構成例を示すブロック図である。図9に示すように、制御部1210は、第3取得部124をさらに備える。第3取得部124は、使用可能なネットワークの帯域の最大値を示す最大帯域を取得する。また、動作状態制御部1271は、第1取得部121で取得された帯域情報が示す帯域が最大帯域以下の場合、第1取得部121で取得された帯域情報に対応する第1情報と、第2取得部122で取得された第4情報とに基づいて、第5情報を決定する。一方、第1取得部121で取得された帯域情報が示す帯域が最大帯域よりも大きい場合、動作状態制御部1271は、最大帯域と、第2取得部122で取得された第4情報とに基づいて、第5情報を決定する。
図10は、第2実施形態の変形例に係る端末装置20で実行されるビデオ会議中の処理の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部1210は、ビデオ会議を実施する相手端末の選択等を実施した後、サーバ装置10からの指示などに基づいて、会議を開始する(ステップS301)。
次に、第3取得部124は、ビデオ会議で使用可能なネットワークの帯域の最大値を示す最大帯域を取得する(ステップS302)。
次に、第2取得部122は、ビデオ会議を実施する相手端末が表示可能な画像の品質を示す第4情報を取得する(ステップS303)。
次に、第1取得部121は、端末装置20が接続されているネットワークの帯域を示す帯域情報を取得する(ステップS304)。
次に、動作状態制御部1271は、ステップS304で取得された帯域情報が示す帯域が、ステップS302で取得された最大帯域以下であるか否かを判断する(ステップS305)。ステップS304で取得された帯域情報が示す帯域が、ステップS302で取得された最大帯域以下の場合(ステップS305:YES)、動作状態制御部1271は、ステップS304で取得された帯域情報に対応する第1情報と、ステップS303で取得された第4情報とに基づいて、第5情報を決定する(ステップS306)。このステップS306の内容は、図8に示すステップS204の内容と同様であるので、詳細な説明は省略する。
一方、ステップS304で取得された帯域情報が示す帯域が、ステップS302で取得された最大帯域よりも大きい場合(ステップS305:NO)、動作状態制御部1271は、ステップS302で取得された最大帯域と、ステップS303で取得された第4情報とに基づいて、第5情報を決定する(ステップS307)。いま、例えばステップS303で取得された第4情報が、水平画素数640×垂直画素数360の解像度、および、30fpsのフレームレートを示す一方、ステップS302で取得された最大帯域が、2Mbps以上を示す場合を想定する。この場合、ステップS307において、動作状態制御部1271は、図3に示す複数の第1情報のうち、2Mbps以上を示す帯域情報に対応付けられた第1情報(この例では、水平画素数1280×垂直画素数720の解像度を示す情報と、30fpsのフレームレートを示す情報)を特定する。ここで、以上のように特定した第1情報が示す画像の品質は、相手端末が表示可能な画像の品質(ステップS302で取得された第4情報が示す画像の品質)よりも高いので、動作状態制御部1271は、相手端末へ送信する画像の品質を、相手端末が表示可能な品質に合わせるために、ステップS303で取得された第4情報を、相手端末へ送信する画像の品質を示す第5情報として決定する。
上述のステップS306およびステップS307の後、動作状態制御部1271は、決定した第5情報に基づいて、端末装置20の動作状態を制御する(ステップS308)。ステップS308の内容は、図8に示すステップS205の内容と同様であるので、詳細な説明は省略する。
上述のステップS308の後、制御部120は、一定時間が経過したか否かを判定する(ステップS309)。一定時間が経過したと判定した場合(ステップS309:YES)、ビデオ会議が終了しているか否かを判定する(ステップS310)。ビデオ会議が終了していると判定された場合(ステップS310:YES)、処理は終了する。一方、ビデオ会議が終了していないと判定された場合(ステップS310:NO)、上述のステップS303以降の処理が繰り返される。
以上に説明したように、本実施形態では、使用可能なネットワーク帯域に制限を加えることで、ビデオ会議の帯域で他の通信を阻害することを防ぐことができるといった有利な効果を達成することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。また、実施形態および変形例は任意に組み合わせることが可能である。
上述の各実施形態および変形例の端末装置20のハードウェア構成について説明する。上述の各実施形態及び変形例の端末装置20は、CPUなどの制御装置、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置、HDDやSSDなどの外部記憶装置、ディスプレイなどの表示装置、マウスやキーボードなどの入力装置、NICなどの通信装置、デジタルカメラなどの撮像装置、マイクなどの音声入力装置、及びスピーカなどの音声出力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成で実現できる。
上述の各実施形態及び変形例の端末装置20で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、上述の各実施形態及び変形例の端末装置20で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上述の各実施形態及び変形例の端末装置20で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上述の各実施形態及び変形例の端末装置20で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
上述の各実施形態及び変形例の端末装置20で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、制御装置が外部記憶装置からプログラムを記憶装置上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
1 ビデオ会議システム
10 サーバ装置
11 CMOSセンサ
12 ISP
20 端末装置
30 インターネット
40 第1記憶部
50 第2記憶部
60 第3記憶部
101 撮像部
103 音声入力部
105 表示部
107 音声出力部
109 操作部
111 通信部
113 記憶装置
120 制御部
121 第1取得部
122 第2取得部
123 生成部
124 第3取得部
125 通信制御部
127 動作状態制御部
特開2009−033652号公報

Claims (8)

  1. ネットワークに接続される情報処理装置であって、
    前記情報処理装置が接続されている前記ネットワークの帯域を示す帯域情報を取得する第1取得部と、
    複数の前記帯域情報ごとに、前記情報処理装置が前記ネットワークを経由して送信可能な画像の品質を示す第1情報を対応付けて記憶する第1記憶部に記憶された複数の前記第1情報のうち、前記第1取得部で取得された前記帯域情報に対応付けられた前記第1情報に基づいて、前記情報処理装置の動作状態を制御する動作状態制御部と、
    撮像対象を撮像する撮像部と、
    前記撮像部による撮像に応じて生成される撮像画像を圧縮符号化して前記画像を生成する生成部と、
    前記生成部により生成された前記画像を、前記ネットワークを経由して送信する送信部と、をさらに備え、
    前記動作状態制御部は、前記第1取得部で取得された前記帯域情報に対応する前記第1情報に基づいて、前記情報処理装置の消費電力が最小となるように、前記生成部による圧縮符号化の設定と、前記撮像画像の解像度を決定する、
    情報処理装置。
  2. 前記動作状態制御部は、
    前記第1記憶部に記憶された複数の前記第1情報のうち、前記第1取得部で取得された前記帯域情報に対応付けられた前記第1情報を特定し、
    前記生成部による圧縮符号化で生成される前記画像の品質を示す第2情報と、前記撮像画像の品質を示す第3情報と、前記生成部による圧縮符号化に必要な電力を示す第1電力とを対応付けて記憶する第2記憶部に記憶された複数の前記第2情報のうち、特定した前記第1情報に対応する前記第2情報を特定し、
    前記第2記憶部に記憶された複数の前記第3情報のうち、特定した前記第2情報に対応付けられるとともに、対応付けられた前記第1電力が最小となる前記第3情報を特定し、
    特定した前記第2情報と前記第3情報を組み合わせて、前記生成部による圧縮符号化の設定を決定するとともに、特定した前記第3情報に従って、前記撮像画像の解像度を決定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1情報には、画面解像度を示す情報、および、フレームレートを示す情報のうちの少なくとも一方が含まれる、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. ネットワークに接続される情報処理装置であって、
    前記情報処理装置が接続されている前記ネットワークの帯域を示す帯域情報を取得する第1取得部と、
    複数の前記帯域情報ごとに、前記情報処理装置が前記ネットワークを経由して送信可能な画像の品質を示す第1情報を対応付けて記憶する第1記憶部に記憶された複数の前記第1情報のうち、前記第1取得部で取得された前記帯域情報に対応付けられた前記第1情報に基づいて、前記情報処理装置の動作状態を制御する動作状態制御部と、
    前記ネットワークを経由して相手端末が表示可能な画像の品質を示す第4情報を取得する第2取得部と、
    使用可能な前記ネットワークの帯域の最大値を示す最大帯域を取得する第3取得部と、を備え、
    前記動作状態制御部は、
    前記第1取得部で取得された前記帯域情報が示す帯域が前記最大帯域以下の場合、前記第1取得部で取得された前記帯域情報に対応する前記第1情報と、前記第2取得部で取得された前記第4情報とに基づいて、前記相手端末へ送信する前記画像の品質を示す第5情報を決定する一方、前記第1取得部で取得された前記帯域情報が示す帯域が前記最大帯域よりも大きい場合、前記最大帯域と、前記第2取得部で取得された前記第4情報とに基づいて、前記第5情報を決定する、
    情報処理装置。
  5. 情報処理装置が接続されているネットワークの帯域を示す帯域情報を取得する取得ステップと、
    複数の前記帯域情報ごとに、前記情報処理装置が前記ネットワークを経由して送信可能な画像の品質を示す第1情報を対応付けて記憶する記憶部に記憶された複数の前記第1情報のうち、前記取得ステップで取得した前記帯域情報に対応付けられた前記第1情報に基づいて、前記情報処理装置の動作状態を制御する制御ステップと、
    撮像対象を撮像する撮像部による撮像に応じて生成される撮像画像を圧縮符号化して前記画像を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップにより生成された前記画像を、前記ネットワークを経由して送信する送信ステップと、を含み、
    前記制御ステップは、前記取得ステップで取得された前記帯域情報に対応する前記第1情報に基づいて、前記情報処理装置の消費電力が最小となるように、前記生成ステップによる圧縮符号化の設定と、前記撮像画像の解像度を決定する、
    情報処理方法。
  6. 情報処理装置が接続されているネットワークの帯域を示す帯域情報を取得する第1取得ステップと、
    複数の前記帯域情報ごとに、前記情報処理装置が前記ネットワークを経由して送信可能な画像の品質を示す第1情報を対応付けて記憶する記憶部に記憶された複数の前記第1情報のうち、前記取得ステップで取得した前記帯域情報に対応付けられた前記第1情報に基づいて、前記情報処理装置の動作状態を制御する制御ステップと、
    前記ネットワークを経由して相手端末が表示可能な画像の品質を示す第4情報を取得する第2取得ステップと、
    使用可能な前記ネットワークの帯域の最大値を示す最大帯域を取得する第3取得ステップと、を含み、
    前記制御ステップは、
    前記第1取得ステップで取得された前記帯域情報が示す帯域が前記最大帯域以下の場合、前記第1取得ステップで取得された前記帯域情報に対応する前記第1情報と、前記第2取得ステップで取得された前記第4情報とに基づいて、前記相手端末へ送信する前記画像の品質を示す第5情報を決定する一方、前記第1取得ステップで取得された前記帯域情報が示す帯域が前記最大帯域よりも大きい場合、前記最大帯域と、前記第2取得ステップで取得された前記第4情報とに基づいて、前記第5情報を決定する、
    情報処理方法。
  7. コンピュータに、
    情報処理装置が接続されているネットワークの帯域を示す帯域情報を取得する取得ステップと、
    複数の前記帯域情報ごとに、前記情報処理装置が前記ネットワークを経由して送信可能な画像の品質を示す第1情報を対応付けて記憶する記憶部に記憶された複数の前記第1情報のうち、前記取得ステップで取得した前記帯域情報に対応付けられた前記第1情報に基づいて、前記情報処理装置の動作状態を制御する制御ステップと、
    撮像対象を撮像する撮像部による撮像に応じて生成される撮像画像を圧縮符号化して前記画像を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップにより生成された前記画像を、前記ネットワークを経由して送信する送信ステップと、を実行させ、
    前記制御ステップは、前記取得ステップで取得された前記帯域情報に対応する前記第1情報に基づいて、前記情報処理装置の消費電力が最小となるように、前記生成ステップによる圧縮符号化の設定と、前記撮像画像の解像度を決定するプログラム。
  8. コンピュータに、
    情報処理装置が接続されているネットワークの帯域を示す帯域情報を取得する第1取得ステップと、
    複数の前記帯域情報ごとに、前記情報処理装置が前記ネットワークを経由して送信可能な画像の品質を示す第1情報を対応付けて記憶する記憶部に記憶された複数の前記第1情報のうち、前記取得ステップで取得した前記帯域情報に対応付けられた前記第1情報に基づいて、前記情報処理装置の動作状態を制御する制御ステップと、
    前記ネットワークを経由して相手端末が表示可能な画像の品質を示す第4情報を取得する第2取得ステップと、
    使用可能な前記ネットワークの帯域の最大値を示す最大帯域を取得する第3取得ステップと、実行させ、
    前記制御ステップは、
    前記第1取得ステップで取得された前記帯域情報が示す帯域が前記最大帯域以下の場合、前記第1取得ステップで取得された前記帯域情報に対応する前記第1情報と、前記第2取得ステップで取得された前記第4情報とに基づいて、前記相手端末へ送信する前記画像の品質を示す第5情報を決定する一方、前記第1取得ステップで取得された前記帯域情報が示す帯域が前記最大帯域よりも大きい場合、前記最大帯域と、前記第2取得ステップで取得された前記第4情報とに基づいて、前記第5情報を決定するプログラム。
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