JP6176882B2 - スピンホールmtjデバイスを有するクロスポイントアレイのmram - Google Patents

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Description

本発明の複数の実施形態は、メモリデバイスの分野のものであり、具体的には、スピンホール磁性トンネル接合(MTJ)ベースの複数のデバイスを実装するクロスポイントアレイの磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)、およびそのような複数のアレイの動作の方法の分野のものである。
過去数十年間で、集積回路における構成の小型化は、半導体産業の拡大を背景とする推進力であった。構成の小型化により、半導体チップの限られた面積内に高密度の機能ユニットを可能としている。例えば、トランジスタのサイズを縮小することにより、増大した数のメモリデバイスをチップ上で組み込むことを可能にし、増大した容量を有する複数の製造の製品に役立つ。しかし、更なる容量のドライブは、問題なしとしない。各デバイスの性能を最適化する必要性は、ますます重要となる。
不揮発性エンベデッドメモリ、例えば、不揮発性を有するオンチップエンベデッドメモリは、エネルギーおよび計算上の効率性を可能とし得る。しかし、スピントルク伝達磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(STT―MRAM)等の主要なエンベデッドメモリオプションは、プログラミング(セルの書き込み)中に複数の高電圧および高電流密度の問題を被る可能性がある。更に、これは、高い書き込みスイッチング電流および選択トランジスタの要求による、STT―MRAMの密度の限界になり得る。具体的には、従来のSTT―MRAMは、十分なスピン電流を提供する駆動トランジスタ要求によるセルサイズの制限を有する。更に、そのようなメモリは、従来の複数の磁性トンネル接合(MTJ)ベースのデバイスの高い書き込み電流(>100μΑ)および電圧(>0.7V)要求に関連する。
従って、重要な複数の改善は、MTJに基づく複数の不揮発性メモリアレイの領域においてなおも必要とされる。
従来技術による、(a)GSHE―MTJのための例示される典型的材料積層、(b)(a)のデバイスの例示される上面図、および(c)複数の金属におけるスピンホール効果により判断される複数のスピン電流および電荷電流の方向を図示する例示を用いて、巨大スピンホール効果磁性トンネル接合(GSHE―MTJ)デバイスの作用メカニズムを例示する。 本発明の一実施形態による、デバイスの対応する上面概略図を伴う、選択ライン(SL)、ビットライン(BL)、およびワードライン(WL)に対する接続性を有する、ビットセルの断面図を例示する。 本発明の一実施形態による、(a)軸a―a'および(b)軸b―b'による図2Aのデバイスの断面図を例示する。 本発明の一実施形態による、(a)ビットセルの斜視図、および(b)複数の最下部AFM層と共にビットセルを有するクロスポイントアレイの平面図を例示する。 本発明の一実施形態による、クロスポイントGSHE―MRAMにロジック1を書き込むための方法を例示する。 本発明の一実施形態による、クロスポイントGSHE―MRAMにロジック0を書き込むための方法を例示する。 本発明の一実施形態による、クロスポイントGSHE―MRAMにおけるビットセルを読み取る方法を例示する。 本発明の一実施形態による、デバイスの対応する上面概略図を伴う、選択ライン(SL)、ビットライン(BL)、およびワードライン(WL)に対する接続性を有する、別のビットセルの断面図を例示する。 本発明の一実施形態による、(a)軸a―a'および(b)軸b―b'による、図7のデバイスの断面図を例示する。 本発明の一実施形態による、複数の最上部にAFM層を伴う複数のビットセルを有するクロスポイントアレイのビットセルの斜視図を例示する。 本発明の一実施形態による、図9のクロスポイントアレイの平面図である。 本発明の一実施形態による、フリーク電流を回避するべく、クロスポイントGSHE―MRAMにロジック1を書き込む方法を例示する。 本発明の一実施形態による、フリーク電流を回避するべく、クロスポイントGSHE―MRAMにロジック0を書き込む方法を例示する。 本発明の一実施形態による、フリーク電流を回避するべく、クロスポイントGSHE―MRAMを読み取る方法を例示する。 は、本発明の一実施形態による、GSHEまたはMTJベースの書き込み機構を用いる、STTスイッチングデバイスに対する印加された電圧(V)の関数としてのスイッチング時間(ns)のプロットである。 本発明の一実施形態による、厚さ4nmを有するGSHE金属の変動するナノ磁性体幅についてのGSHEおよびMTJベースの磁気メモリ書き込みに対する相対的スイッチングエネルギーを示すプロットである。 本発明の一実施形態による、材料および複数の搬送パラメータの表である。 本発明の一実施形態による、電子システムのブロック図を例示する。 本発明の一実施形態による、コンピューティングデバイスを例示する。
スピンホール磁性トンネル接合(MTJ)ベースの複数のデバイスを実装するクロスポイントアレイの磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)、およびそのような複数のアレイの動作の方法が、説明される。以下の説明において、特定の磁性トンネル接合(MTJ)層レジーム等、様々な具体的な詳細が、本発明の複数の実施形態の完全な理解を提供するべく記載される。本発明の複数の実施形態がこれらの具体的な詳細を用いることなく実施され得ることは、当業者には明らかであろう。他の複数の例において、集積化プロセスの複数の製造フロー等、周知の複数の特徴は、本発明の複数の実施形態を不必要に曖昧にしないようにするべく、詳細に説明されない。更に、複数の図面に示される様々な実施形態が例示的な表現であり、必ずしも縮尺通りに描かれないことがあることを理解されたい。
本発明の1または複数の実施形態は、複数のスピンホールMTJデバイスを用いたクロスポイントアレイのMRAMを対象とする。そのようなアレイの一般的な複数のアプリケーションとしては、エンベデッドメモリ、磁性トンネル接合アーキテクチャ、MRAM、不揮発性メモリ、スピンホール効果、スピントルクメモリ、および複数の磁気メモリデバイスを用いたエンベデッドメモリが挙げられるが、これらに限定されない。一実施形態において、MTJベースのスピントルクMRAMは、本明細書において説明される複数のスピンホールデバイスを用いて密度およびエネルギー/ビットにおいて改善されている。
より具体的には、1つまたは複数の実施形態は、クロスコネクトアーキテクチャを用いる高集積の巨大スピンホール効果MRAM(GSHE―MRAM)の使用または用途を目的とする。第1の態様において、複数の低いプログラミング(書き込み)電流および電圧は、巨大スピンホール効果(GSHE)によりイネーブルされる。第2態様において、各ビットセル内に選択トランジスタを有しない高密度のクロスコネクトアーキテクチャが、実現される。複数の実施形態は、クロスポイントアーキテクチャにおいて形成された複数のGSHE―MTJセルのアレイの製造および/または実装を含み、クロスコネクトスピンホールMRAM、3つの金属層を用いるビットセルレイアウト、および/またはGSHE―MTJ MRAMを用いるクロスコネクトビットセルのうち1つまたは複数を伴い得る。
一態様において、スピンホール効果ベースの磁気要素のプログラミング(書き込み)およびMTJベースの読み取りに基づいた巨大スピンホール効果(GSHE)MRAMクロスコネクトアレイが、説明される。文脈を提供するべく、図1は、巨大スピンホールMRAMの動作原理の例示に役立つように提供される。具体的には、図1は、従来技術による、(a)GSHE―MTJのための例示される典型的材料積層100A、(b)(a)のデバイスの例示される上面図100B、および(c)複数の金属におけるスピンホール効果により判断される複数のスピン電流および電荷電流の方向を図示する例示を用いて、GSHE―MTJの作用メカニズムを例示する。
再び図1を参照すると、スピンホール効果誘起書き込み機構およびMTJベースの読み取りを用いる3端子のメモリセルの名目的幾何学形状が、示される。名目的材料積層100Aは、GSHE金属104と直接接触する自由層ナノ磁性体102を含む。名目的MTJ積層は、自由層102(FMI)、酸化マグネシウム(MgO)トンネリング酸化物106、CoFe/Ruベースである合成反強磁性体(SAF)110を有する固定磁性体108(FM2)および反強磁性体(AFM)112から構成される。複数のSAF層110は、自由層102の周囲の双極場を打ち消すことを可能にする。複数の材料の広範な組み合わせは、この材料積層の目的で研究された。例えば、書き込み電極114は、β―タンタル(β―Ta)、β―タングステン(β―W)、またはプラチナ(Pt)から構成されたGSHE金属を含む。書き込み電極114は、通常の高い導電性金属(例えば、銅(Cu))へと遷移し、書き込み電極抵抗を最小化する。デバイスの上面図100Bは、磁性体が適切なスピン注入のためのGSHE電極の幅に沿って方向付けられることを示す。
再び図1を参照すると、磁気セルは、GSHE電極を介して電荷電流を印加することにより書き込まれる。磁気書き込みの方向は、印加される電荷電流の方向により判断される。複数の正の電流(+yに沿った)は、搬送方向(+zに沿った)および(+x)方向を指し示す複数のスピンを有するスピン注入電流を生成する。同様に、注入されたスピン電流は、+Xまたは−x方向に磁性体を整列させるスピントルクを生成する。書き込み電極における電荷電流に対する横方向のスピン電流は、方程式(1)において提供される。
Figure 0006176882
(1)式中、PSHEは、横方向の電荷電流に対する横方向のスピン電流の大きさの比率である、スピンホール注入の効率性であり、wは、磁性体の幅であり、tは、GSHE金属電極の厚さであり、λsfは、θGSHE金属におけるスピンフリップの長さであり、BGSHEは、FMI界面に対するGSHE金属のスピンホール角度である。スピントルクを原因とする注入されたスピンの角運動量は、まず方程式1を解くことにより判断され得る。
本発明の様々な実施形態によれば、GSHE―MRAMクロスコネクトメモリに対する複数のビットセルおよびアレイは、以下に説明される。第1の実施形態において、反強磁性体(AFM)が積層の最下部層であるGSHE―MTJ積層が、提供される。すなわち、一実施形態において、GSHE―MTJのビットセルは、最下部層内にAFM層を有する材料積層に基づく。例示的な一実施形態において、GSHE―MRAMビットセルは、MTJ集積化のための従来の集積化プロセスフローにより製造される。ビットセルは、選択ライン(SL)、ワードライン(WL)、およびビットライン(BL)にそれぞれ接続された3つの端子を有する。そのような構成に対する書き込み処理は、BLとSLとの間の電流をイネーブルにし、デバイスにスピン電流を注入する。読み取り処理は、SLとWLとの間のトンネリング磁気抵抗(TMR)を読み取ることを伴う。
例によれば、図2Aは、本発明の一実施形態によるデバイス200の対応する上面概略図と共に、選択ライン(SL)、ビットライン(BL)、およびワードライン(WL)への接続性を有するビットセル200の断面図を例示する。図2Aを参照すると、示されるビットセル200は、例えば、金属層M2、M3、M4、およびM5を用いるクロスポイントGSHE―MRAMに用いられ得る。特定の実施形態において、ビットセル200の材料積層は、下の基板(図示せず)の向きに対して、底部電極202(例えば、Ru/Ta/Ru)、AFM層204(例えば、IrMn)、SAF積層206(例えば、CoFe/Ru)、MTJ積層208(例えば、CoFeB/MgO/CoFeB)、およびスピンホール金属電極210を含む。示される複数の特定材料は、専ら例示的な目的のためであることを理解されたい。上記で列挙された複数の層のための他の可能な材料は、より詳細に以下に説明される。更に明確にするべく、図2Bは、本発明の一実施形態による、(a)軸a―a'および(b)軸b―b'による、図2Aのデバイスの断面図を例示する。
図2Aおよび2Bに関連して説明されるデバイスの重要な態様は、一実施形態において、GSHEクロスポイントMRAMビットセルが選択トランジスタの使用を必要としないことである。選択トランジスタの排除は、デバイスが4つの一方向の金属層を使用するので実現され得る。そのような一実施形態において、1ビットセル毎のデバイスにおけるバックエンド面積は、単層MRAMのバックエンドMRAM密度に関し、方程式(2)において提供される。
Figure 0006176882
図2Aおよび2Bに関連して説明されるデバイスについては、スピンホール金属層(例えば、電極210における)は、金属に、または自由層に直接隣接する層(V3)(例えば、MTJ積層208の上部CoFeB層)を介して形成される。MTJは、V2およびM3層に組み込まれる。M2は、SLとWLとの間のMTJトンネリング磁気抵抗を読み取るワードラインとして機能する。
別の態様において、図2Aおよび2Bのデバイスは、クロスポイントアレイ内に含まれ、各ビットセルが最下部層にAFM層を有する、GSHE―MRAMを提供し得る。具体的には、一実施形態において、デバイス200の構成を有するビットセルは、クロスポイントアレイのGSHE―MRAMにおいて実装される。例えば、図3は、本発明の一実施形態による、(a)ビットセルの斜視図300A、および(b)複数の最下部AFM層と共にビットセル304を有するクロスポイントアレイ302の平面図300Bを例示する。一実施形態において、MRAMアレイ302は、クロスポイントGSHE―MRAMのためのものであり、図3に図示される一方向の金属層M2、M3、M4、M5を使用する。磁性体に直接接触する金属層の方向は、適切なスピン電流が複数の磁性体に注入されるように選択される。複数のビットラインは、複数の列に沿って共通であり、WLおよびSLは、複数の行に沿って共通である。書き込みおよび読み取りの経路およびディスターブが、以下に説明される。ボックスセクション350は、単位ビットセルを示す。
図3のアレイ302におけるビットセルにロジック1を書き込むことに関して、図4は、本発明の一実施形態により、クロスポイントGSHE―MRAM400にロジック1を書き込むための方法を例示する。図4を参照すると、ロジック1は、BL電圧404を書き込み電圧(Vw)にまで増大させ、SL電圧406をグランド(Gnd)にまで低減することにより、ハイライトされたセル402にプログラミングされる。複数の残存するラインは、複数の書き込みディスターブを回避するべく、高いインピーダンス状態(High Z)にある。
図3のアレイ302におけるビットセルにロジック0を書き込むことに関して、図5は、本発明の一実施形態により、クロスポイントGSHE―MRAM500にロジック0を書き込むための方法を例示する。図5を参照すると、ロジック0は、BL電圧504を負の書き込み電圧(−Vw)にまで減少させ、SL電圧506をグランド(Gnd)にまで低減することにより、ハイライトされたセル502にプログラミングされる。複数の残存するラインは、複数の書き込みディスターブを回避するべく、高いインピーダンス状態(High Z)にある。
図3のアレイ302におけるビットセルを読み取ることに関して、図6は、本発明の一実施形態により、クロスポイントGSHE―MRAM600におけるビットセルを読み取る方法を例示する。図6を参照すると、SLとWLとの間の抵抗(MR)が測定される。すなわち、ハイライトされたビットセル602は、BLとWLとの間に低い読み取り電圧を印加することにより読み取られる。複数の残存するラインは、High Z状態にある。そのような読み取りに関連するフリーク電流を克服する方法は、より詳細に以下に説明される。
別の態様において、クロスコネクトGSHE―MRAMにおける1ビットセル毎のフロントエンドの有効な面積の推定(読み取りおよび書き込み回路を含む)が、判断され得る。一実施形態において、1ビットセル毎のフロントエンド面積は、方程式(3)において提供されるアレイに対する平均である。
Figure 0006176882
式中、Nは1ワード毎のビットであり、Mは1アレイ毎のワードの数であり、ASAはセンス増幅器の面積であり、Aseは1ワード毎のセレクタの面積であり、AWriteは書き込み回路である。典型的センス増幅器については、書き込みおよびセレクタ大きさ(例えば、ASAは、およそ40F、Awriteは、およそ37F、Aseは、112Fに等しい)。特定の実施形態において、1024X1024のアレイについては、1セル毎の選択回路、センス回路、および書き込み回路に対するフロントエンド要求は、方程式(4)において提供される。
Figure 0006176882
別の態様において、反強磁性体(AFM)層がビットセルにおいて最上層である、GSHE―MTJ積層が、提供され得る。一実施形態において、GSHE―MTJ積層は、GSHEクロスポイントアレイのバックエンドフットプリントを低減し、従って、より高い複数の密度を提供するべく、最上層としてAFM層を含む。一例において、図7は、本発明の一実施形態によるデバイス700の対応する上面概略図と共に、選択ライン(SL)、ビットライン(BL)、およびワードライン(WL)への接続性を有する別のビットセル700の断面図を例示する。図7を参照すると、示されるビットセル700は、例えば、金属層M2、M3、M4、およびM5を用いるクロスポイントGSHE―MRAMに用いられ得る。特定の実施形態において、ビットセル700の材料積層は、下の基板(図示せず)の向きに対して、上部電極702(例えば、Ru/Ta/Ru)、AFM層704(例えば、IrMn)、SAF積層706(例えば、CoFe/Ru)、MTJ積層708(例えば、CoFeB/MgO/CoFeB)、および底部スピンホール金属電極710を含む。示される複数の特定材料は、専ら例示的な目的のためであることを理解されたい。上記で列挙された複数の層のための他の可能な材料は、より詳細に以下に説明される。更に明確にするべく、図8は、本発明の一実施形態による、(a)軸a―a'および(b)軸b―b'による、図7のデバイスの断面図を例示する。一実施形態において、図7のデバイスは、反転MTJ積層を有する小型クロスポイントGSHE―MRAMにおいて用いられ得る。ビットセルは、BLとWLとの間に印加される弱い読み取り電圧により読み取られる。複数の残存するラインは、High Z状態にある。一実施形態において、デバイスは、図8において図示されるように、複数の金属層M1〜M3の間で形成され得る。
従って、別の態様において、図7および8のデバイスは、クロスポイントアレイ内に含まれ、各ビットセルが最上層にAFM層を有するGSHE―MRAMを提供し得る。具体的には、一実施形態において、デバイス700の構成を有するビットセルは、クロスポイントアレイのGSHE―MRAMにおいて実装される。例えば、図9は、本発明の一実施形態による、複数の最上部にAFM層を伴う複数のビットセル904を有するクロスポイントアレイ902のビットセルの斜視図を例示する。図10は、図9のクロスポイントアレイ902の平面図である。従って、図9および10を参照すると、GSHE―MRAMの小型クロスポイントアレイは、ビットセルの最上層にAFM層を有する。MRAMの1つの関連する層に対するバックエンドMRAM密度は、方程式(5)において提供される。
Figure 0006176882
別の態様において、従来、複数のクロスポイントアレイメモリは、アレイの実現可能な最大サイズを制限し得るフリーク電流を被る。そのような問題に対処するべく、本発明の一実施形態によれば、予め充電する、High Zの行プログラム技術が用いられ、複数のフリーク電流の影響を低減する。例えば、そのような一実施形態において、GSHE―MRAMクロスポイントアレイにおいて複数のフリーク電流を回避する方法は、SLおよびWLを適切な複数の電圧にまで予め充電し、SLおよびBLを複数の高いインピーダンス状態に置く(例えば、充電後)ことを伴う。別のそのような実施形態において、方法は、各書き込みオペレーションのための完全な行(例えば、ワード)をプログラミングする段階を含む。双方のアプローチは、より詳細に以下で説明される。
第1の実施形態において、書き込みおよび読み取りディスターブを回避するアプローチは、複数のラインを予め充電することで、複数のフリーク電流を回避し、複数のラインを複数の高いインピーダンス状態に置くことを伴う。例として、図11は、本発明の一実施形態による、フリーク電流を回避するべく、クロスポイントGSHE―MRAM1100にロジック1を書き込む方法を例示する。図11を参照すると、選択されない行1102、1104、1106、および1108のSLおよびWLは、VwriteまたはVwrite/2にまで充電され、高いインピーダンス状態(High Z)に置かれる。別の例として、図12は、本発明の一実施形態によりフリーク電流を回避するべく、クロスポイントGSHE―MRAM1200にロジック0を書き込む方法を例示する。図12を参照すると、選択されない行1202、1204、1206、1208、および1210のSLおよびWLは、−Vwriteまたは−Vwrite/2にまで充電され、高いインピーダンス状態(High Z)に置かれる。
第2の実施形態において、書き込みおよび読み取りディスターブを回避するアプローチは、特定の読み取りアプローチを伴う。例えば、図13は、本発明の一実施形態によりフリーク電流を回避するべく、クロスポイントGSHE―MRAM1300を読み取る方法を例示する。図13を参照すると、選択されない行1302、1304、1306、および1308のSLおよびWLは、Vreadにまで充電され、高いインピーダンス状態(High Z)に置かれる。
全体として、従来のMTJベースのMRAMと比較して、スピンホール効果メモリのエネルギー、遅延、および電圧の複数の利点が、実現され得る。スピンホール効果メモリのそのようなエネルギーおよび電圧の利点は、解析およびナノ磁気シミュレーションを用いて検証された。スピントルクメモリの書き込み電圧へのスイッチング時間を臨界電圧vcに関連させる解析関係は、方程式(6)および(7)で提供される。
Figure 0006176882
Figure 0006176882
式中θは、熱ノイズによる確率的変動の効果であり、磁性体の体積の熱バリア、飽和磁化、および異方性に基づき、τは、特性時間である。Iは、スピントルクにより誘起された磁気スイッチングに対する臨界電流である。方程式6の有効性は、ナノ磁性体の複数の確率的スピントルクシミュレーションにより検証された。
スピンホール効果スイッチングの電圧Vsスイッチング時間は、図14においてプロットされる。具体的には、図14は、本発明の一実施形態による、GSHEまたはMTJベースの書き込み機構を用いる、STTスイッチングデバイスに対する印加された電圧(V)の関数としてのスイッチング時間(ns)のプロット1400である。同一のスイッチング力学(例えば、同一の遅延および臨界電流)については、MTJ―STTデバイスへのGSHE書き込みの相対的スイッチングエネルギーが、方程式(8)において提供される。
Figure 0006176882
寸法スケーリングの効果を理解するべく、同一の複数のナノ磁性体(例えば、同一のバリア、減衰、および臨界電流を有する)を用いてスイッチングするのに必要とされるエネルギーの比率は、図15にプロットされる。具体的には、図15は、本発明の一実施形態による、厚さ4nmを有するGSHE金属のナノ磁性体幅を変動させるときのGSHEおよびMTJベースの磁気メモリ書き込みに対する相対的スイッチングエネルギーを示すプロット1500である。
プロット1500を参照すると、書き込み電極の抵抗を有する複数の相対的エネルギースケールは、スピン注入効率性の2乗に反比例する。複数のMTJデバイスについては、方程式(8)の第1の積は、原理的に制限される。トンネリング抵抗を低減することは、スピン分極を低減することと対をなすからである。複数の材料パラメータの例として、図16は、本発明の一実施形態による、材料および複数の搬送パラメータの表1600である。
再び図2Aおよび7を参照すると、一実施形態において、スピンホール金属電極210または710はそれぞれ、電極が対応するMTJ208または708と接触する、β―タンタル(β―Ta)、β―タングステン(β―W)、またはプラチナ(Pt)等の金属から構成されるが、これらに限定されない。一実施形態において、スピンホール金属電極210または710は、電極の両端で、通常の高い導電性金属(例えば、銅(Cu))に遷移する。
再び図2Aおよび7を参照すると、一実施形態において、電極210または710にそれぞれ最も近い、対応するMTJ積層208および708の磁性層は、自由磁性層である。自由磁性層は、用途に応じて、多数スピンと小数スピンとの間で遷移するための好適な材料から構成される。従って、自由磁性層(またはメモリ層)は、強磁性メモリ層と呼ばれ得る。
一実施形態において、自由磁性層は、コバルト鉄(CoFe)またはコバルト鉄ボロン(CoFeB)の層から構成される。
再び図2Aおよび7を参照すると、一実施形態において、電極210または710にそれぞれ最も遠い、対応するMTJ積層208および708の磁性層は、固定磁性層である。固定磁性層は、固定された多数スピンを維持するのに好適な複数の材料または材料の積層から構成される。従って、固定磁性層(または基準層)は、強磁性層と呼ばれ得る。一実施形態において、固定磁性層は、コバルト鉄(CoFe)またはコバルト鉄ボロン(CoFeB)の単層から構成される。しかし、別の実施形態において、固定磁性層は、コバルト鉄ボロン(CoFeB)層、ルテニウム(Ru)層、コバルト鉄ボロン(CoFeB)層積層から構成される。
再び図2Aおよび7を参照すると、一実施形態において、固定相と自由磁性層との間にある対応するMTJ積層208および708の層は、誘電体層である。誘電体層は、多数スピンの電流が層を流れることを可能にしつつ、少なくともある程度、小数スピンの電流が層を流れることを阻害するのに好適な材料から構成される。従って、誘電体層(またはスピンフィルタ層)は、トンネリング層と呼ばれ得る。一実施形態において、誘電体層は、酸化マグネシウム(MgO)または酸化アルミニウム(Al)等の材料から構成されるが、これらに限定されない。一実施形態において、誘電体層は、およそ1ナノメートルの厚さを有する。
一実施形態において、合成反強磁性体(SAF)は、固定磁性層に隣接して配置される。例えば、ビットセル200および700の部分206および706はそれぞれ、Ru/CoFe積層を含む。一実施形態において、CoFeB(固定層)とCoFeとの間の結合が反強磁性、すなわち、双方が反対方向を向くように、Ruの厚さは、非常に具体的には、例えば8〜9オングストロームになることを理解されたい。一実施形態において、反強磁性層(例えば、IrMn)204または704はそれぞれ、SAF積層206および706に隣接してそれぞれ含まれる。
再び図2Aおよび7を参照すると、一実施形態において、スピンホール電極210または710と反対の電極202または702はそれぞれ、ビットセル200または700の固定磁性層側を電気的に接触させるのに好適な材料、または複数の材料の積層から構成される。一実施形態において、電極202または702は、滑らかなトポグラフィの電極である。そのような一実施形態において、電極202または702は、良好な導電性に好適な厚さを有するが、通常であれば粗い上部面をもたらす円柱状構造形成をほとんど、または全く有しない。そのような滑らかなトポグラフィの電極は、非結晶な構造と呼ばれ得る。特定の実施形態、電極202または702は、複数のTa層と交互配置された複数のRu層から構成される。本発明の一実施形態によれば、実質的に、電極202または702は、Ru電極等の従来の厚い単一金属電極ではなく、これに代えてRu/Taにより交互配置された複数の材料積層であってもよい。しかし、複数の代替的実施形態において、電極202または702は、Ru電極等、従来の厚い単一金属電極である。
本発明の一定の複数の態様および少なくともいくつかの実施形態において、一定の複数の用語は、一定の定義可能な複数の意味を包含する。例えば、「自由」磁性層は、計算上の変数を格納する磁性層である。「固定」磁性層は、固定磁化を有する磁性層である(自由磁性層よりも磁気的に硬い)。トンネリング誘電体またはトンネリング酸化物等のトンネリングバリアは、自由磁性層と固定磁性層との間に位置するものである。固定磁性層は、関連する回路への複数の入力部および出力部を生成するべくパターン形成され得る。磁化は、電圧を印加する間にトンネリング磁気抵抗効果により読み取られ得る。一実施形態において、誘電体層の役割は、大きな磁気抵抗比率を生じさせる。磁気抵抗は、2つの強磁性層が、反平行の磁化および平行な複数の磁化の状態の抵抗を有する場合の複数の抵抗間の差分の比率である。
一実施形態において、MTJ(例えば、MTJ208または708)は、本質的に抵抗器として機能し、MTJを通る電気経路の抵抗は、自由磁性層および固定磁性層における磁化の方向または向きに応じて、「高い」または「低い」2つの抵抗状態に存在し得る。スピン方向が自由磁性層において小数である場合、自由磁性層および固定磁性層における磁化の方向が実質的に反対であるか、または互いに反平行な、高い抵抗状態が存在する。スピン方向が自由磁性層において多数である場合、自由磁性層および固定磁性層における磁化の方向が実質的に整合されるか、または互いに平行な、低い抵抗状態が存在する。MTJの抵抗状態に関する「低い」および「高い」という用語は、互いに相対的であることを理解されたい。換言すれば、高い抵抗状態は、専ら低い抵抗状態よりは、検出可能に高い抵抗ということであり、その逆も当てはまる。従って、抵抗における検出可能な差分により、低い抵抗状態および高い抵抗状態は、異なるビットの情報(すなわち、「0」または「1」)を表し得る。
従って、MTJは、磁化の状態により、1ビットの情報(「0」または「1」)を格納し得る。MTJに格納された情報は、MTJを流れる電流を駆動することにより感知される。自由磁性層は、複数の磁気的向きを維持するのに電力を必要としない。従って、MTJの状態は、デバイスへの電力が除去されると、保存される。従って、一実施形態において、図2Aまたは7の積層208または708で構成されるメモリビットセルはそれぞれ、不揮発性である。
例えば、メモリビットセルのためのビットセル200または700の層の積層を製造する方法の完全な詳細は、本明細書において説明されないが、製造のための複数の段階は、リソグラフィ、エッチング、薄膜堆積、平坦化(化学的機械研磨(CMP)等)、拡散、計測、犠牲層の使用、エッチング停止層の使用、平坦化停止層の使用、および/またはマイクロエレクトロニクスコンポーネント製造に関連するその他の処置等の複数の標準的マイクロエレクトロニクス製造処理を含み得ることを理解されたい。
図17は、本発明の一実施形態による、電子システム1700のブロック図を例示する。電子システム1700は、例えば、携帯式システム、コンピュータシステム、処理制御システム、またはプロセッサおよび関連するメモリを使用するその他のシステムに対応し得る。電子システム1700は、マイクロプロセッサ1702(プロセッサ1704および制御ユニット1706を有する)、メモリデバイス1708、および入力/出力デバイス1710を含み得る(様々な実施形態において、電子システム1700は、複数のプロセッサ、制御ユニット、メモリデバイスユニット、および/または入力/出力デバイスを有し得ることを理解されたい)。一実施形態において、電子システム1700は、プロセッサ1704によりデータに実行される複数のオペレーション、ならびにプロセッサ1704と、メモリデバイス1708と入力/出力デバイス1710との間の他の複数のトランズアクションを規定する複数の命令のセットを有する。制御ユニット1706は、複数の命令をメモリデバイス1708から取得および実行させる複数のオペレーションのセットを周期させることにより、プロセッサ1704、メモリデバイス1708、および入力/出力デバイス1710の動作を調整する。メモリデバイス1708は、本明細書において説明される複数のスピンホール磁性トンネル接合(MTJ)ベースのデバイスを実装する、クロスポイントアレイの磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)を含み得る。一実施形態において、メモリデバイス1708は、図17に図示されるように、マイクロプロセッサ1702に埋め込まれる。
図18は、本発明の一実施形態による、コンピューティングデバイス1800を例示する。コンピューティングデバイス1800は基板1802を収容する。基板1802は、プロセッサ1804および少なくとも1つの通信チップ1806を含むが、これらに限定されないいくつかのコンポーネントを含み得る。プロセッサ1804は、基板1802に物理的および電気的に結合される。また、いくつかの実装において、少なくとも1つの通信チップ1806は、基板1802に物理的および電気的に結合される。更なる複数の実装において、通信チップ1806は、プロセッサ1804の一部である。
複数の用途に応じて、コンピューティングデバイス1800は、基板1802に物理的および電気的に結合され得、または結合されない他の複数のコンポーネントを含み得る。これらの他のコンポーネントとしては、揮発性メモリ、(例えば、DRAM)、不揮発性メモリ(例えば、ROM)、フラッシュメモリ、グラフィックスプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、暗号プロセッサ、チュップセット、アンテナ、ディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ、タッチスクリーンコントローラ、バッテリ、オーディオコーデック、ビデオコーデック、電力増幅器、全地球的測位システム(GPS)デバイス、コンパス、加速度計、ジャイロスコープ、スピーカ、カメラ、および大容量ストレージデバイス(ハードディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)等)が挙げられるが、これらに限定されない。
通信チップ1806は、コンピュータデバイス1800へのまたはコンピューティングデバイス1800からのデータを転送するための複数の無線通信を可能にする。「無線」という用語およびその派生語は、変調された電磁放射を用いて、非固体の媒体を介してデータを通信し得る回路、デバイス、システム、方法、技術、通信チャネル等を記載するために用いられ得る。用語は、関連するデバイスがワイヤを全く含まないことを暗示するものではないが、いくつかの実施形態においてはそうでないことがある。通信チップ1806は、Wi―Fi(IEEE802.11ファミリー)、WiMAX(IEEE802.16ファミリー)、IEEE802.20、ロングタームエボリューション(LTE)、Ev―DO、HSPA+、HSDPA+、HSUPA+、EDGE、GSM(登録商標)、GPRS、CDMA、TDMA、DECT、Bluetooth(登録商標)、これらの派生物、ならびに3G、4G、5G、およびそれ以上として指定されるその他の無線プロトコルを含むが、これらに限定されない、いくつかの無線規格またはプロトコルのうちいずれかを実装し得る。コンピューティングデバイス1800は、複数の通信チップ1806を含み得る。例えば、第1の通信チップ1806は、Wi−FiおよびBluetooth(登録商標)等のより短い距離の無線通信に専用であってもよく、第2の通信チップ1806は、GPS、EDGE、GPRS、CDMA、WiMAX、LTE、Ev―DO等のより長い距離の無線通信に専用であってもよい。
コンピューティングデバイス1800のプロセッサ1804は、プロセッサ1804内にパッケージされた集積回路ダイを含む。本発明のいくつかの実装において、プロセッサの集積回路ダイは、本発明の複数の実施形態により構築された複数のスピンホール磁性トンネル接合(MTJ)ベースのデバイスを実装するクロスポイントアレイの磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)等、1つまたは複数のアレイを含む。「プロセッサ」という用語は、複数のレジスタおよび/またはメモリからの電子データを処理し、当該電子データを、複数のレジスタおよび/またはメモリに格納され得る他の電子データに変換する、任意のデバイスまたはデバイスの一部を指し得る。
また、通信チップ1806は、通信チップ1806内にパッケージされた集積回路ダイを含む。本発明の別の実装によれば、通信チップの集積回路ダイは、本発明の複数の実施形態により構築された複数のスピンホール磁性トンネル接合(MTJ)ベースのデバイスを実装するクロスポイントアレイの磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)等、1つまたは複数のアレイを含む。
更なる複数の実装において、コンピューティングデバイス1800内に収納される別のコンポーネントは、本発明の複数の実施形態により構築された複数のスピンホール磁性トンネル接合(MTJ)ベースのデバイスを実装するクロスポイントアレイの磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)等、1つまたは複数のアレイを含むスタンドアロン集積回路メモリダイを含み得る。
様々な実装において、コンピューティングデバイス1800は、ラップトップ、ネットブック、ノートブック、ウルトラブック、スマートフォン、タブレット、携帯情報端末(PDA)、ウルトラモバイルPC、携帯電話、デスクトップコンピュータ、サーバ、プリンタ、スキャナ、モニタ、セットトップボックス、エンタテーメントコントロールユニット、デジタルカメラ、携帯音楽プレーヤ、またはデジタルビデオレコーダであってもよい。更なる複数の実装において、コンピューティングデバイス1800は、データを処理するその他の電子デバイスであってもよい。
従って、本発明の1または複数の実施形態は、概ねマイクロエレクトロニクスメモリの製造に関する。マイクロエレクトロニクスメモリは、不揮発性であり、メモリがたとえ電力供給されなくても、格納された情報を維持し得る。本発明の1または複数の実施形態は、複数の不揮発性マイクロエレクトロニクスメモリデバイスのためのスピンホール磁性トンネル接合(MTJ)ベースのデバイスを実装する、クロスポイントアレイの磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)の製造に関する。そのようなアレイは、不揮発性のために、またはエンベデッドダイナミックランダムアクセスメモリ(eDRAM)の代替としてエンベデッド不揮発性メモリにおいて用いられ得る。例えば、そのようなアレイは、所与の技術ノード内において、競合し得るセルサイズでIT−IXメモリ(X=コンデンサまたは抵抗器)に用いられ得る。
従って、本発明の複数の実施形態は、スピンホール磁性トンネル接合(MTJ)ベースの複数のデバイスを実装するクロスポイントアレイの磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)、およびそのような複数のアレイの動作の方法を含む。
一実施形態において、不揮発性メモリのためのビットセルは、基板上に配置され、固定磁性層の上に配置された誘電体層の上に配置された自由磁性層を有する磁性トンネル接合(MTJ)積層を含む。また、ビットセルは、MTJ積層の自由磁性層の上に配置されたスピンホール金属電極を含む。
一実施形態において、スピンホール金属電極は、β―タンタル(β―Ta)、β―タングステン(β―W)、またはプラチナ(Pt)等であるが、これらに限定されない金属を含み、金属は、自由磁性層の上に配置される。
一実施形態において、スピンホール電極は、自由磁性層の両側に第2の異なる金属を更に含む。
一実施形態において、スピンホール金属電極は、自由磁性層の上に配置され、自由磁性層は、誘電体層の上に配置され、誘電体層は、固定磁性層の上に配置され、ビットセルは、底部電極と、底部電極上に配置された反強磁性(AFM)層と、AFM層の上に配置された合成反強磁性体(SAF)積層とを更に含む。MTJ積層は、SAF積層の上に配置される。
一実施形態において、自由磁性層は、CoFeBから構成され、誘電体層は、酸化マグネシウム(MgO)から構成され、固定磁性層は、CoFeBから構成され、SAF積層は、CoFeの層の上に配置されたルテニウム(Ru)の層から構成され、AFM層は、IrMnから構成され、底部電極は、Ru/Ta/Ru積層から構成される。
一実施形態において、スピンホール金属電極は、第1の端部および第2の端部を有し、MTJ積層は、第1の端部と第2の端部との間に配置される。ビットセルは、底部電極と、底部電極に結合されたワードラインと、スピンホール金属電極の第1の端部に結合された選択ラインと、スピンホール金属電極の第2の端部に結合されたビットラインとを更に含む。MTJ積層は、底部電極上に配置され、底部電極に結合される。
一実施形態において、クロスポイントアレイの巨大スピンホール効果磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(GSHE―MRAM)は、複数のビットセルを含み、各ビットセルは、磁性トンネル接合(MTJ)積層に結合されたスピンホール金属電極を有し、MTJ積層に結合された第2の電極と有する。また、複数の選択ラインは、複数のビットセルのうち1または複数の各スピンホール金属電極の第1の端部において複数のビットセルのうち1または複数に結合された各選択ラインを含む。また、複数のビットラインは、複数のビットセルのうち1または複数の各スピンホール金属電極の第2の異なる端部において複数のビットセルのうち1または複数に結合された各ビットラインを含む。また、複数のワードラインは、複数のビットセルのうち1または複数の各々の第2の電極において複数のビットセルのうち1または複数に結合された各ワードラインを含む。
一実施形態において、各ビットセルのスピンホール金属電極は、β―タンタル(β―Ta)、β―タングステン(β―W)、またはプラチナ(Pt)等であるが、これらに限定されない金属を含み、金属は、ビットセルのMTJ積層の自由磁性層の上に配置される。
一実施形態において、スピンホール電極は、自由磁性層の両側に第2の異なる金属を更に含む。
一実施形態において、各ビットセルのスピンホール金属電極は、ビットセルのMTJ積層の自由磁性層の上に配置され、自由磁性層は、ビットセルのMTJ積層の誘電体層の上に配置され、誘電体層は、ビットセルのMTJ積層の固定磁性層の上に配置され、各ビットセルは、底部電極と、底部電極上に配置された反強磁性(AFM)層と、AFM層の上に配置された合成反強磁性体(SAF)積層を更に含む。MTJ積層は、SAF積層の上に配置される。
一実施形態において、自由磁性層は、CoFeBから構成され、誘電体層は、酸化マグネシウム(MgO)から構成され、固定磁性層は、CoFeBから構成され、SAF積層は、CoFeの層の上に配置されたルテニウム(Ru)の層から構成され、AFM層は、IrMnから構成され、底部電極は、Ru/Ta/Ru積層から構成される。
一実施形態において、各ビットセルのスピンホール金属電極は、ビットセルのMTJ積層の自由磁性層の下に配置され、自由磁性層は、ビットセルのMTJ積層の誘電体層の下に配置され、誘電体層は、ビットセルのMTJ積層の固定磁性層の下に配置され、各ビットセルは、上部電極と、底部電極の下に配置された反強磁性(AFM)層と、AFM層の下に配置された合成反強磁性体(SAF)積層とを更に含む。MTJ積層は、SAF積層の下に配置される。
一実施形態において、自由磁性層は、CoFeBから構成され、誘電体層は、酸化マグネシウム(MgO)から構成され、固定磁性層は、CoFeBから構成され、SAF積層は、CoFeの層の上に配置されたルテニウム(Ru)の層から構成され、AFM層は、IrMnから構成され、上部電極は、Ru/Ta/Ru積層から構成される。
一実施形態において、クロスポイントアレイの巨大スピンホール効果磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(GSHE―MRAM)内のビットセルにロジック1を書き込む方法であって、複数のビットセルにおける目標のビットセルを識別する段階と、目標のビットセルに結合されたビットラインのビットライン電圧を書き込み電圧にまで増大させる段階と、ビットセルに結合された選択ラインの選択ライン電圧をグランドにまで低減する段階とを伴い、各ビットセルは、磁性トンネル接合(MTJ)積層と結合されたスピンホール金属電極と、MTJ積層に結合された第2の電極とを有し、ビットラインは、複数のビットラインから選択され、各ビットラインは、複数のビットセルのうち1または複数の各スピンホール金属電極の第1の端部において複数のビットセルのうち1または複数と結合され、複数の選択ラインのうち選択ラインは、高いインピーダンス状態を有し、各選択ラインは、複数のビットセルのうち1または複数の各スピンホール金属電極の第2の異なる端部において複数のビットセルのうち1または複数と結合される。
一実施形態において、方法は、複数のワードラインを高いインピーダンスに維持する段階を更に伴い、各ワードラインは、複数のビットセルのうち1または複数の各々の第2の電極において複数のビットセルのうち1または複数に結合される。
一実施形態において、各ビットセルのスピンホール金属電極は、下の基板に対してMTJ積層上に配置される。
一実施形態において、各ビットセルのスピンホール金属電極は、MTJ積層上において、下の基板に対して配置される。
一実施形態において、クロスポイントアレイの巨大スピンホール効果磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(GSHE―MRAM)内のビットセルにロジック0を書き込む方法は、複数のビットセルにおける目標のビットセルを識別する段階を伴い、各ビットセルは、磁性トンネル接合(MTJ)積層に結合されたスピンホール金属電極を含み、第2の電極は、MTJ積層に結合される。また、方法は、目標のビットセルに結合されたビットラインにビットライン電圧を負の書き込み電圧にまで減少させる段階を伴い、ビットラインは、複数のビットラインから選択され、各ビットラインは、複数のビットセルのうち1または複数の各スピンホール金属電極の第1の端部において複数のビットセルのうち1または複数と結合される。また、方法は、ビットセルに結合された選択ラインの選択ライン電圧をグランドにまで低減する段階を伴い、複数の選択ラインのうち選択ラインは、高いインピーダンス状態を有し、各選択ラインは、複数のビットセルのうち1または複数の各スピンホール金属電極の第2の異なる端部において複数のビットセルのうち1または複数と結合される。
一実施形態において、方法は、複数のワードラインを高いインピーダンスに維持する段階を更に伴い、各ワードラインは、複数のビットセルのうち1または複数の各々の第2の電極において複数のビットセルのうち1または複数に結合される。
一実施形態において、各ビットセルのスピンホール金属電極は、下の基板に対してMTJ積層上に配置される。
一実施形態において、各ビットセルのスピンホール金属電極は、MTJ積層上において、下の基板に対して配置される。

Claims (10)

  1. 不揮発性メモリのためのビットセルであって、
    前記ビットセルは、
    固定磁性層のに配置された誘電体層のに配置された自由磁性層を有する磁性トンネル接合(MTJ)積層と、
    前記MTJ積層の上に配置される電極と、
    前記電極と結合されるワードラインと、
    前記MTJ積層の前記自由磁性層のに配置されるスピンホール金属電極と、
    前記スピンホール金属電極の第1の端部と、導電的に結合される選択ラインと、
    前記スピンホール金属電極の第2の端部と、導電的に結合されるビットラインと、
    を備え、
    前記MTJ積層は、前記第1の端部と前記第2の端部との間に配置され、
    前記スピンホール金属電極の前記第1の端部と前記第2の端部とを結ぶ軸は、前記ビットラインの延在軸と平行に配置され、
    前記選択ラインと前記ワードラインは、前記スピンホール金属電極と前記ビットラインとが対向する領域を通過するように配置される、ビットセル。
  2. 前記スピンホール金属電極は、β―タンタル(β―Ta)、β―タングステン(β―W)、およびプラチナ(Pt)からなる群から選択される金属を含、請求項1に記載のビットセル。
  3. 前記スピンホール金属電極は、前記自由磁性層の両側に第2の異なる金属を含む、請求項2に記載のビットセル。
  4. 前記ビットセルは、
    記電の下に配置された反強磁性(AFM)層と、
    前記AFM層のに配置された合成反強磁性体(SAF)積層とを更に備え、
    前記MTJ積層は、前記SAF積層のに配置される、請求項1から3のいずれか一項に記載のビットセル。
  5. 前記自由磁性層は、CoFeBを含み、
    前記誘電体層は、酸化マグネシウム(MgO)を含み、
    前記固定磁性層は、CoFeBを含み、
    前記SAF積層は、CoFeの層のに配置されたルテニウム(Ru)の層を備え、
    前記AFM層は、IrMnを含み、
    記電極は、Ru/Ta/Ru積層を備える、請求項4に記載のビットセル。
  6. 複数のビットセルと、
    複数の選択ラインと、
    複数のビットラインと、
    複数のワードラインと
    を備え、
    前記ビットセルは、
    固定磁性層の下に配置された誘電体層の下に配置された自由磁性層を有する磁性トンネル接合(MTJ)積層と、前記MTJ積層の上に配置される電極と、前記MTJ積層の前記自由磁性層の下に配置されるスピンホール金属電極とを有し、
    前記ワードラインは、前記複数のビットセルのうち1または複数の各々の前記電極において前記複数のビットセルのうち前記1または複数に結合され
    前記選択ラインは、前記複数のビットセルのうち1または複数の各々の前記スピンホール金属電極の第1の端部において前記複数のビットセルのうち1または複数と導電的に結合され、
    前記ビットラインは、前記複数のビットセルのうち1または複数の各々の前記スピンホール金属電極の第2の異なる端部において前記複数のビットセルのうち前記1または複数と導電的に結合され、
    前記MTJ積層は、前記第1の端部と前記第2の異なる端部との間に配置され、
    前記スピンホール金属電極の前記第1の端部と前記第2の異なる端部とを結ぶ軸は、前記ビットラインの延在軸と平行に配置され、
    前記選択ラインと前記ワードラインは、前記スピンホール金属電極と前記ビットラインとが互いに対向する領域を通過するように配置される、
    クロスポイントアレイの巨大スピンホール効果磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(GSHE―MRAM)。
  7. 各ビットセルの前記スピンホール金属電極は、β―タンタル(β―Ta)、β―タングステン(β―W)、およびプラチナ(Pt)からなる群から選択される金属を含、請求項に記載のクロスポイントアレイのGSHE―MRAM。
  8. 前記スピンホール金属電極は、前記自由磁性層の両側に第2の異なる金属を含む、請求項に記載のクロスポイントアレイのGSHE―MRAM。
  9. 前記ビットセルは、
    記電の下に配置された反強磁性(AFM)層と、
    前記AFM層のに配置された合成反強磁性体(SAF)積層を更に有し、
    前記MTJ積層は、前記SAF積層のに配置される、請求項6から8のいずれか一項に記載のクロスポイントアレイのGSHE―MRAM。
  10. 前記自由磁性層は、CoFeBを含み、
    前記誘電体層は、酸化マグネシウム(MgO)を含み、
    前記固定磁性層は、CoFeBを含み、
    前記SAF積層は、CoFeの層のに配置されたルテニウム(Ru)の層を含み、
    前記AFM層は、IrMnを含み、
    記電極は、Ru/Ta/Ru積層を含む、請求項に記載のクロスポイントアレイのGSHE―MRAM。
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