JP6176302B2 - 発光装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、発光装置の製造方法に関する。
例えば特許文献1には、セラミックの配線基板の一方の面に分割溝を形成する工程と、配線基板のもう一方の面に半導体素子を搭載する工程と、半導体素子をエポキシ樹脂の封止樹脂により封止する工程と、封止樹脂の表面における配線基板の分割溝と透視的同一箇所に分割窪みを設ける工程と、配線基板と封止樹脂の一体物を分割溝及び分割窪みの位置で分割する工程と、からなる半導体パッケージの製造方法が記載されている。
特開2003−133262号公報
しかしながら、例えば近年発光ダイオード(以下「LED」と略記する)の封止樹脂として多用されているシリコーン系樹脂は、硬質のエポキシ系樹脂とは異なり、ゴム弾性に富み、回転刃等により切削しにくいため、硬質のセラミックの配線基板と一緒に切断する作業を煩雑にする。
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、セラミックの基体を含む基板上に発光素子とその周囲を被覆するシリコーン系樹脂を母材とする被覆部材が設けられた発光装置を量産性良く製造可能な方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一実施の形態の発光装置の製造方法は、セラミックの基体を含む複合基板の上面に、複数の発光素子と、前記複数の発光素子の周囲を被覆するシリコーン系樹脂を母材とする被覆部材と、が設けられた発光装置の集合体を準備する第1工程と、
前記被覆部材に切り残しを生じる深さの切込みを入れる第2工程と、
前記第2工程の後、前記複合基板を、該複合基板の上面側から下面側に向かって押し割り、前記被覆部材の切り残しを分断する第3工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の一実施の形態によれば、セラミックの基体を含む基板上に発光素子とその周囲を被覆するシリコーン系樹脂を母材とする被覆部材が設けられた発光装置を量産性良く製造することができる。
本発明の一実施の形態に係る発光装置の概略上面図(a)と、そのA−A断面における概略断面図(b)である。 本発明の一実施の形態に係る発光装置の製造方法の一工程を示す概略上面図(a)と、そのB−B断面における概略断面図(b)である。 本発明の一実施の形態に係る発光装置の製造方法の一工程を示す概略下面図(a)と、そのC−C断面における概略断面図(b)である。 本発明の一実施の形態に係る発光装置の製造方法の一工程を示す概略上面図(a)と、そのD−D断面における概略断面図(b)である。 本発明の一実施の形態に係る発光装置の製造方法の一工程を示す概略上面図(a)と、そのE−E断面における概略断面図(b)である。 本発明の一実施の形態に係る発光装置の製造方法の一工程を示す概略上面図(a)と、そのF−F断面における概略断面図(b)である。 本発明の一実施の形態の変形例に係る発光装置の概略上面図(a)と、そのG−G断面における概略断面図(b)である。
以下、発明の実施の形態について適宜図面を参照して説明する。但し、以下に説明する発光装置及びその製造方法は、本発明の技術思想を具体化するためのものであって、特定的な記載がない限り、本発明を以下のものに限定しない。また、図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張していることがある。
<実施の形態1>
(発光装置)
図1(a)は実施の形態1に係る発光装置100の概略上面図であり、図1(b)はそのA−A断面における概略断面図である。
図1(a),(b)に示すように、実施の形態1に係る発光装置100は、基板(単一基板)19と、その基板19の上面に設けられた発光素子20、被覆部材30、及び保護素子45(省略可)を備えている。基板19は、セラミックの基体11と、その基体11の上面及び下面に設けられた配線15と、を有している。発光素子20は、LEDチップ21と透光性部材25を含んでいる。LEDチップ21は、基板の配線15に接合部材40を介して実装されている。透光性部材25は、LEDチップ21上に接着されている。透光性部材25は、蛍光体29を含んでいる。保護素子45は、発光素子20に隣接して、基板の配線15に実装されている。被覆部材30は、発光素子20の周囲を被覆している。より詳細には、被覆部材30は、発光素子20(透光性部材25)の上面を露出させ、発光素子20の少なくとも側面の略全域を被覆している。さらに、本例では、被覆部材30は、発光素子20の下面の一部を被覆している。また、被覆部材30は、保護素子45を完全に埋め込んでいる。被覆部材30は、シリコーン系樹脂を母材31とし、その母材31中に白色顔料35を含有している。
このような構成を有する発光装置100は、基板19の下面に設けられた配線15を外部接続用端子として半田付け等により回路基板に実装され、外部電源からの給電により発光する。このとき、白色顔料35により白色に着色されている被覆部材30は発光素子20から発せられる光を高効率で反射するため、発光素子20(透光性部材25)の上面が発光装置100の主たる発光領域となる。
(発光装置の製造方法)
図2(a)は実施の形態1に係る発光装置100の製造方法の一工程を示す概略上面図であり、図2(b)はそのB−B断面における概略断面図である。図3(a)は実施の形態1に係る発光装置100の製造方法の一工程を示す概略下面図であり、図3(b)はそのC−C断面における概略断面図である。図4(a)は実施の形態1に係る発光装置100の製造方法の一工程を示す概略上面図であり、図4(b)はそのD−D断面における概略断面図である。図5(a)は実施の形態1に係る発光装置100の製造方法の一工程を示す概略上面図であり、図5(b)はそのE−E断面における概略断面図である。図6(a)は実施の形態1に係る発光装置100の製造方法の一工程を示す概略上面図であり、図6(b)はそのF−F断面における概略断面図である。
実施の形態1に係る発光装置100の製造方法は、セラミックの基体11を含む複合基板10の上面に、複数の発光素子20と、複数の発光素子20の周囲を被覆するシリコーン系樹脂を母材とする被覆部材30と、が設けられた発光装置の複合体50を分割して個々の発光装置100を製造する方法である。発光装置100は、例えば以下の第1乃至第3工程を含む方法により発光装置の複合体50を分割することで製造される。
図2(a),(b)に示す工程は、発光装置の複合体50を準備する工程(第1工程)である。ここでは、発光装置の複合体50を作製することを前提として説明するが、発光装置の複合体50の既製品を購入等により準備してもよい。まず、複合基板10の上面に、複数の発光素子20及びそれと同数の保護素子45を実装する。より詳細には、複数のLEDチップ21を各々接合部材40を介して複合基板の上面の配線15にフリップチップ実装する。また、保護素子45も同様に、各LEDチップ21に隣接させて複合基板の上面の配線15にフリップチップ実装する。さらに、各LEDチップ21の上に透光性部材25を例えば透光性の接着剤を用いて接着する。なお、複合基板10へのLEDチップ21の実装と、LEDチップ21への透光性部材25の接着との順序はこの逆であってもよい。次に、複数の発光素子20の周囲を被覆する被覆部材30を形成する。より詳細には、被覆部材30は、例えば、複合基板10の上面の周縁に枠状の突起を設置し、その突起の内側に被覆部材の液状材料301を充填して硬化させることで形成される。或いは、被覆部材30は、トランスファー成形法など金型を用いて形成してもよい。このとき、保護素子45は、被覆部材30により完全に埋められる。以上により、発光装置の複合体50が作製される。
図3(a),(b)に示す工程は、複合基板10の下面にスクライブライン10aを形成する工程である。具体的には、複合基板10の下面において、発光装置の複合体50の分割予定線上(ここでは平面視格子状)にスクライブライン10aを形成する。スクライブライン10aは、例えば断面視V字状の溝である。スクライブライン10aは、例えば、レーザスクライバ、若しくはダイヤモンドスクライバを用いて形成することができる。なお、このスクライブライン10aは、省略することもできるが、発光装置の複合体50を分割予定線に沿って分割しやすくするためにはあったほうが好ましい。また、スクライブライン10aが予め形成された複合基板10を準備すれば、この工程は省略することができる。また、分割予定線は、本実施の形態では1つの発光装置100が1つの発光素子20を含む位置に設定しているが、1つの発光装置が複数の発光素子を含む位置に設定してもよい。
図4(a),(b)に示す工程は、被覆部材30に切り込み30aを入れる工程(第2工程)である。具体的には、被覆部材30の上面において、発光装置の複合体50の分割予定線上(ここでは平面視格子状)に切り込み刃71を用いて切り込み30aを入れる。このとき、切り込み30aの深さは、被覆部材30に切り残し30bを生じる深さとする。
図5(a),(b)に示す工程は、複合基板10を押し割る工程(第3工程の一部)である。具体的には、複合基板10に押し割り刃75を押し込み、発光装置の複合体50の分割予定線に沿うように(ここでは平面視格子状に)複合基板10を割断する。なお、押し割り刃75を押し込む方向は、複合基板10の下面側から上面側に向かって押し込んでもよいが、後述する切り残し30bの切断を考慮すると、図示するように複合基板10の上面側から下面側に向かって押し込むことが好ましい。また、このとき、押し割り刃75は、平面透視において、被覆部材の切り込み30aの直上に位置していることが好ましい。
最後に、被覆部材の切り残し30bを分断する(第3工程の一部)。ここで、図5(a),(b)に示すように、この被覆部材の切り残し30bの分断は、複合基板10の押し割りと同時に行われることが簡便で好ましい。すなわち、被覆部材の切り残し30bが複合基板10の押し割りに伴って分断されることが簡便で好ましい。このほか、図6(a),(b)に示すように、被覆部材の切り残し30bの分断は、複合基板10を押し割った後、被覆部材30を引っ張ることにより行われてもよい。具体的には、発光装置の複合体50を伸縮可能なシートに貼り付けておき、そのシートを引き伸ばすのが比較的簡便で好ましい。
以上のような発光装置100の製造方法によれば、複合基板10を回転刃等により切削するのではなく押し割ること、また被覆部材の切り込み30aの深さを切り残し30bを生じる深さとすることで、発光装置の複合体50を分割する工具の磨耗を軽減することができる。これにより、セラミックの基体11を含む複合基板10上に複数の発光素子20とその周囲を被覆するシリコーン系樹脂を母材31とする被覆部材30が設けられた発光装置の複合体50を生産性良く分割することができる。ひいては、発光装置100を量産性良く製造することができる。
以下、発光装置100の製造方法の好ましい形態について説明する。
第2工程において、被覆部材の切り残し30bの厚さdは、特に限定されないが、50μm以下であることが好ましく、30μm以下であることがより好ましい。このような厚さdであれば、被覆部材の切り残し30bを、押し割り刃75で、又は被覆部材30を引っ張ることで、分断しやすい。被覆部材の切り残し30bの厚さdの下限値は、例えば1μm以上であり、5μm以上とすることが好ましい。このような厚さd(言い換えれば切り込み30aの深さ)であれば、切り込み刃71が複合基板10の上面に達しないように制御しやすい。
図3(a),(b)に示すように、第3工程以前に、複合基板10の下面には、スクライブライン10aが形成されている。また、図4(a),(b)に示すように、第2工程において、切り込み30aをスクライブライン10aに沿って入れている。そして、図5(a),(b)に示すように、第3工程において、複合基板10をスクライブライン10aに沿って押し割ることが好ましい。このようにすれば、複合基板10及び被覆部材30を意図する位置で分断しやすく、発光装置の複合体50を生産性良く分割しやすい。
図5(b)に示すように、第3工程において、複合基板10を押し割る刃(押し割り刃)75に超音波を印加することが好ましい。これにより、被覆部材の切り残し30bを押し割り刃75で分断しやすくなる。
図4(b)に示すように、第2工程において、被覆部材30に切り込み30aを入れる切り込み刃71は、非回転刃であることが好ましい。シリコーン系樹脂を母材31とする被覆部材30を、回転刃等により切削するのではなく、非回転刃の切り込み刃71により切り裂くことで、被覆部材30を分割する工具の磨耗を軽減することができる。また、被覆部材30を比較的速やかに分断することができる。非回転刃としては、例えば引き切り型又は押し切り型のカッターが挙げられる。
図4(b)に示すように、第2工程において、非回転刃の切り込み刃71に超音波を印加することが好ましい。これにより、被覆部材30を切り込み刃71で切りやすくなる。また、切り込み30aの内面(被覆部材30の切断端面の一部)を平滑にしやすい。
<変形例>
図7(a)は実施の形態1の変形例に係る発光装置200の概略上面図であり、図7(b)はそのG−G断面における概略断面図である。本変形例に係る発光装置200は、被覆部材32が透光性部材25に代わってLEDチップ21(発光素子20)の上方を被覆する点、及び保護素子45を備えていない点において発光装置100と異なり、その他の点においては発光装置100と実質的に同じ構成を有する。
図1(b)に示すように、被覆部材30は白色顔料35を含んでいる。また、図7(b)に示すように、被覆部材32は白色顔料35及び蛍光体39を含んでいる。このように、被覆部材30,32は白色顔料35及び/若しくは蛍光体39を含むことが好ましい。非回転刃の切り込み刃71により被覆部材30に切り込み30aを入れると、切り込み30aの内面(被覆部材30,32の切断端面の一部)を平滑にでき、またそれによる被覆部材30,32の減量(カーフロス)が殆ど無い。したがって、白色顔料35を含む被覆部材30,32の光隠蔽性、及び/若しくは蛍光体39を含む被覆部材32の発光特性を良好に維持することができ、ひいては発光装置の発光特性を良好に維持することができる。
さらに、図7(b)に示すように、被覆部材32は、白色顔料35を含む下層と、蛍光体39を含む上層と、を含むことが好ましい。これにより、蛍光体39を含む上層を非回転刃の切り込み刃71により切りやすく、白色顔料35を含む下層を複合基板10の押し割りに伴って又は被覆部材30を引っ張ることで分断しやすい。したがって、発光装置の発光特性を良好に維持しやすい。
以上のような発光装置100の被覆部材30及び発光装置200の被覆部材32の端面は、切り込み刃71により切られた上位領域と、押し割り刃75で切断された又は引き千切られた下位領域と、を含む。この上位領域と下位領域の大きさは、切り込み30aの深さ(言い換えれば切り残し30bの厚さ)に依存している。多くの場合、上位領域は下位領域より大きい。また多くの場合、上位領域は、下位領域より平滑である。なお、この平滑性は、例えば算術平均粗さRa(の小ささ)により評価することができる。
以下、本発明の一実施の形態に係る発光装置における各構成要素について説明する。
(発光装置100,200、発光装置の複合体50)
発光装置は、例えば、表面実装型のLEDが挙げられ、より詳細にはチップオンボード(COB)型のLED、若しくはチップサイズパッケージ(CSP)型のLEDが挙げられる。発光装置は、少なくとも基板(単一基板)と、発光素子と、被覆部材と、を含む。より詳細には、発光装置は、発光素子が、基板上に接合部材により接合され、被覆部材に被覆されて構成される。発光装置の複合体は、このような発光装置が分割(個片化)される前の状態であり、複数の発光装置が縦及び/若しくは横に連なって構成される。
(複合基板10、基板(単一基板)19)
複合基板は、発光装置の基板が分割(個片化)される前の状態であり、複数の基板が縦及び/若しくは横に連なって構成される。基板は、発光素子と電気的に接続される配線と、その配線を保持する基体と、を有する。基板の厚さは、特に限定されないが、例えば0.1mm以上1mm以下であり、0.2mm以上0.8mm以下が好ましく、0.3mm以上0.5mm以下がより好ましい。
(基体11)
基体は、セラミックすなわち無機物の焼結体で構成される。具体的には、基体は、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、酸化ジルコニウム、窒化ジルコニウム、酸化チタン、窒化チタン、若しくはこれらの混合物のうちのいずれか1つを用いることができる。
(配線15)
配線は、箔又は膜として、基体の少なくとも上面に形成され、基体の内部及び/若しくは下面にも形成されていてもよい。また、配線は、発光素子が接合されるランド(ダイパッド)部、外部接続端子部、及びこれらを接続する引き出し配線部を含むことが好ましい。配線は、銅、鉄、ニッケル、タングステン、クロム、アルミニウム、銀、金、チタン、パラジウム、ロジウム、若しくはこれらの合金の単層又は多層で構成される。特に、放熱性の観点においては、配線は銅又は銅合金を含むことが好ましい。また、配線の表層には、銀、白金、アルミニウム、ロジウム、金、錫、銅若しくはこれらの合金などの光反射膜が設けられていてもよく、なかでも光反射性に優れる銀若しくは銀合金が好ましい。これらの配線は、電解めっき、無電解めっき、スパッタ、蒸着、印刷、塗布、コファイア法、ポストファイア法などにより形成することができる。
(発光素子20)
発光素子は、少なくともLEDチップを含み、さらに透光性部材を含んで構成されてもよい。1つの発光装置に搭載される発光素子の個数は1つでも複数でもよい。
(LEDチップ21)
LEDチップは、少なくとも発光素子構造を備え、多くの場合に基板(チップ基板)をさらに備える。LEDチップの上面視形状は、矩形、特に正方形状又は一方向に長い長方形状であることが好ましいが、その他の形状であってもよい。LEDチップ(主にチップ基板)の側面は、上面に対して、垂直であってもよいし、内側若しくは外側に傾斜していてもよい。正負一対(p,n)の電極が同一面側に設けられているLEDチップの場合、各電極をワイヤで配線と接続されてもよいし(フェイスアップ実装)、各電極を導電性の接合部材で配線と接合されてもよい(フリップチップ実装(フェイスダウン実装))。正負一対の電極が互いに反対の面に各々設けられている(上下電極構造の)LEDチップの場合、下面電極が導電性の接合部材で配線と接合され、上面電極がワイヤで配線と接続される。複数のLEDチップは、直列又は並列に接続することができる。
(発光素子構造)
発光素子構造は、半導体層の積層体、即ち少なくともn型半導体層とp型半導体層を含み、また活性層をその間に介することが好ましい。発光素子構造は、電極及び/又は絶縁膜を含んでもよい。電極は、金、銀、錫、白金、ロジウム、チタン、アルミニウム、タングステン、パラジウム、ニッケル若しくはこれらの合金のうちのいずれか1つで構成することができる。絶縁膜は、珪素、チタン、ジルコニウム、ニオブ、タンタル、アルミニウムからなる群より選択される少なくとも一種の元素の酸化物又は窒化物で構成することができる。発光素子構造の発光波長は、半導体材料やその混晶比によって、紫外域から赤外域まで選択することができる。半導体材料としては、蛍光体を効率良く励起できる短波長の光を発光可能な材料である、窒化物半導体(主として一般式InAlGa1−x−yN、0≦x、0≦y、x+y≦1)で表される)を用いることが好ましい。発光素子構造の発光ピーク波長は、蛍光体の発光との補色関係や被覆部材の劣化等の観点から、400nm以上530nm以下が好ましく、420nm以上490nm以下がより好ましい。また、蛍光体の励起、発光効率の観点から、445nm以上475nm以下がさらに好ましい。このほか、半導体材料としては、InAlGaAs系半導体、InAlGaP系半導体、硫化亜鉛、セレン化亜鉛、炭化珪素などを用いることもできる。
(チップ基板)
チップ基板は、主として発光素子構造を構成する半導体の結晶を成長可能な結晶成長用基板であるが、結晶成長用基板から分離した発光素子構造に接合させる接合用基板であってもよい。チップ基板が透光性を有することで、フリップチップ実装を採用しやすく、また光の取り出し効率を高めやすい。また、チップ基板が導電性を有することで、上下電極構造を採用することができる。チップ基板の材料としては、サファイア、スピネル、窒化ガリウム、窒化アルミニウム、シリコン、炭化珪素、ガリウム砒素、ガリウム燐、インジウム燐、硫化亜鉛、酸化亜鉛、セレン化亜鉛、ダイヤモンドのうちのいずれか1つを用いることができる。チップ基板の厚さは、例えば0.02mm以上1mm以下であり、チップ基板の強度や発光装置の厚さの観点において、0.05mm以上0.5mm以下であることが好ましく、0.1mm以上0.3mm以下であることがより好ましい。
(透光性部材25)
透光性部材は、LEDチップから出射される光に対して透光性(好ましくは光透過率70%以上、より好ましくは85%以上)を有する部材であればよい。透光性部材の母材は、ガラスのほか、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、又はこれらの変性樹脂若しくはハイブリッド樹脂を用いることができる。透光性部材は、これらの母材のうちの1種を単層で、若しくはこれらの母材うちの2種以上を積層して構成することができる。透光性部材は、その母材に、蛍光体及び/若しくは充填剤(後述と同様のもの)を含有することが好ましいが、これに限定はされない。このほか、透光性部材は、蛍光体と無機物(例えばアルミナ)との焼結体、又は蛍光体の板状結晶などを用いることができる。
(被覆部材30)
被覆部材は、例えば「封止部材」若しくは「モールドアンダーフィル」などと呼ばれるものであってよい。被覆部材(特にLEDチップの直下に位置する部位)は、接合部材と配線との接合を補助する接着剤としても機能する。被覆部材は、硬化前には流動性を有する状態つまり液状(ゾル状又はスラリー状を含む)である。被覆部材は、少なくとも母材を含み、この母材中に任意で白色顔料、蛍光体、充填剤のうちの1つ若しくは2つ以上を含有して構成される。より詳細には、被覆部材の光反射性を有する部位は、少なくとも白色顔料を含有し、任意で充填剤を更に含有する。被覆部材の透光性を有する部位は、好ましくは蛍光体を含有し、任意で充填剤を更に含有する。
(被覆部材の母材31)
被覆部材の母材は、シリコーン系樹脂を用いる。シリコーン系樹脂は、耐熱性及び耐光性に優れ、硬化後の体積収縮が比較的少ない。シリコーン系樹脂は、シリコーン樹脂、並びにその変性樹脂及びハイブリッド樹脂を含む。より具体的なシリコーン樹脂としては、例えば、ジメチルシリコーン樹脂、フェニル・メチルシリコーン樹脂がある。
(白色顔料35)
白色顔料は、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、チタン酸バリウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウムなどが挙げられる。白色顔料は、これらのうちの1種を単独で、又はこれらのうちの2種以上を組み合わせて用いることができる。被覆部材中の白色顔料の含有量は、特に限定されず、被覆部材の光反射性の観点では多いほうが好ましいが、白色顔料は一般的に粒径がサブミクロン(例えば0.1μm以上0.5μm以下)であって被覆部材の液状材料の流動性に影響しやすいことから、例えば10wt%以上60wt%以下が好ましく、30wt%以上50wt%以下がより好ましい。なお、「wt%」は、重量パーセントであり、被覆部材(被覆部材の液状材料でも可)の全重量に対する当該材料の重量の比率を表す。
(蛍光体29,39)
蛍光体は、LEDチップから出射される一次光の少なくとも一部を吸収して、一次光とは異なる波長の二次光を出射する。具体的には、セリウムで賦活されたイットリウム・アルミニウム・ガーネット、ユウロピウム及び/又はクロムで賦活された窒素含有アルミノ珪酸カルシウム、ユウロピウムで賦活されたサイアロン、ユウロピウムで賦活されたシリケート、マンガンで賦活されたフッ化珪酸カリウムなどが挙げられる。このほか、蛍光体は量子ドットであってもよい。量子ドットは、粒径1nm以上100nm以下程度の粒子であり、粒径によって発光波長を変えることができる。量子ドットは、例えば、セレン化カドミウム、テルル化カドミウム、硫化亜鉛、硫化カドミウム、硫化鉛、セレン化鉛、又はテルル化カドミウム・水銀などが挙げられる。蛍光体は、これらのうちの1種を単独で、又はこれらのうちの2種以上を組み合わせて用いることができる。これにより、可視波長の一次光及び二次光の混色光(例えば白色光)を出射する発光装置、又は紫外光の一次光に励起されて可視波長の二次光を出射する発光装置とすることができる。
(充填剤)
充填剤は、有機物でもよいが、熱膨張係数がより低い観点において、無機物を用いることが好ましい。充填剤は、シリカ、ガラス、珪酸カルシウム(ワラストナイト)、チタン酸カリウム、マイカ、タルク、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウムなどが挙げられる。充填剤は、これらのうちの1種を単独で、又はこれらのうちの2種以上を組み合わせて用いることができる。但し、充填剤は上述の白色顔料とは異なるものとする。これらの中ではシリカが特に好ましい。充填剤の形状は、特に限定されないが、流動性の観点では球状が好ましく、また強化剤として機能させる場合は繊維状又は板状(鱗片状)が好ましい。被覆部材中の充填剤の含有量は、特に限定されず、所望する被覆部材の熱膨張係数及び/又は発光装置の発光特性に応じて適宜決めればよいが、例えば30wt%以上80wt%以下が好ましく、40wt%以上60wt%以下がより好ましい。
(接合部材40)
接合部材は、LEDチップを基板に接合する部材である。電気的絶縁性の接合部材は、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、並びにこれらの変性樹脂及びハイブリッド樹脂のうちのいずれか1つを用いることができる。導電性の接合部材としては、金、銀、銅などのバンプ、銀、金、銅、プラチナ、アルミニウム、パラジウムなどの金属粉末と樹脂バインダを含む金属ペースト、錫−ビスマス系、錫−銅系、錫−銀系、金−錫系などの半田、低融点金属などのろう材のうちのいずれか1つを用いることができる。
(保護素子45)
保護素子は、静電気や高電圧サージから発光素子を保護するための素子である。具体的には、ツェナーダイオードなどが挙げられる。
以下、本発明に係る実施例について詳述する。なお、本発明は以下に示す実施例のみに限定されないことは言うまでもない。
<実施例1>
実施例1の発光装置は、図1に示す例の発光装置100の構造を有する、縦1.43mm、横1.8mm、厚さ0.7mmの略直方体状のトップビュー式の表面実装型LEDである。この発光装置は、以下のように、発光装置の複合体を作製し、その発光装置の複合体を分割することで得られる。
実施例1の発光装置の複合体は、複合基板の上面に、複数の発光素子及びそれと同数の保護素子を実装し、その周囲に被覆部材の液状材料をポッティングにより充填して硬化させることで作製される。複合基板は、縦54mm、横54mm、厚さ0.4mmの大型配線基板である。複合基板は、窒化アルミニウムの基体に、W(タングステン)で満たされた貫通ビアと、TiW/Cu/Ni/Auの上面・下面配線と、を複数組備えている。複数の発光素子は各々、Auバンプ(厚さ0.01mm程度)の接合部材を介して、複合基板の上面配線にフリップチップ実装されている。複数の発光素子は各々、LEDチップと、その上にジメチルシリコーンの接着剤で接着された透光性部材と、により構成されている。LEDチップは、サファイア基板の一方の主面に窒化物半導体の活性層を含む発光素子構造が形成されて成り、縦1mm、横1mm、厚さ0.11mmの上面視矩形状の青色(発光ピーク波長約452nm)発光可能なチップである。透光性部材は、縦1.15mm、横1.15mm、厚さ0.18mmのYAG:Ceの蛍光体を含有するガラスの小片である。保護素子は、縦0.41、横0.33、厚さ0.14mmのツェナーダイオードであり、発光素子に隣接して、上面配線にAuバンプを介してフリップチップ実装されている。被覆部材は、主として各発光素子の下面と複合基板の間を被覆するフェニル・メチルシリコーン樹脂の母材中に30wt%の酸化チタンの白色顔料を含む内側部(アンダーフィル部)と、主として各発光素子の側面(上面視外縁)を被覆するジメチルシリコーン樹脂の母材中に30wt%の酸化チタンの白色顔料を含む外側部と、を備えている。
このような発光装置の複合体を次のような手順で分割する。まず、発振波長1064nmのファイバーレーザの光照射により、複合基板の下面にスクライブラインを平面視格子状に形成する。このスクライブラインの深さは、複合基板の厚さの11〜15%程度とする。次に、切り込み刃として超音波カッターを用いて、被覆部材の上面にスクライブラインに沿った平面視格子状の切り込みを入れる。切り込みの深さは、複合基板上に10〜30μm程度の厚さの被覆部材の切り残しを生じる深さとする。なお、この切り込み刃は、材質が超硬(表面処理は任意)であり、刃先角度が18〜30°であり、先端Rが0.003mm程度である。最後に、押し割り刃としてブレイク刃を切り込み側から複合基板に押し込み、複合基板をスクライブラインに沿って押し割る。これにより、被覆部材の切り残しも一緒に分断される。なお、この押し割り刃は、材質が超硬(ダイヤモンドライクカーボン(DLC)の表面処理付き)であり、刃先角度が18〜30°であり、先端Rが0.03〜0.1mmである。また、このとき、押し割り刃には、超音波を印加してもよい。
以上のような実施例1の発光装置の製造方法によれば、同じ発光装置の複合体をダイシング(回転刃による切削)により分割する場合に比べて、生産コストを発光装置1個あたり0.25円低減することができる。さらに、カーフロスが殆ど無いため、同じ大きさの複合基板1枚あたりの発光装置の取れ数を812個から898個に(約10%)向上させることができ、更に生産コストの低減が可能である。
本発明の一実施の形態に係る発光装置は、液晶ディスプレイのバックライト装置、各種照明器具、大型ディスプレイ、広告や行き先案内等の各種表示装置、プロジェクタ装置、さらには、デジタルビデオカメラ、ファクシミリ、コピー機、スキャナ等における画像読取装置などに利用することができる。
10…複合基板(11…基体、15…配線、19…基板(単一基板)、10a…スクライブライン)
20…発光素子(21…LEDチップ、25…透光性部材(29…蛍光体))
30,32…被覆部材(301…被覆部材の液状材料、30a…切り込み、30b…切り残し、31…母材、35…白色顔料、39…蛍光体)
40…接合部材
45…保護素子
50…発光装置の複合体
71…切り込み刃、75…押し割り刃
100…発光装置

Claims (8)

  1. セラミックの基体を含む複合基板の上面に、複数の発光素子と、前記複数の発光素子の周囲を被覆するシリコーン系樹脂を母材とする被覆部材と、が設けられた発光装置の集合体を準備する第1工程と、
    前記被覆部材に切り残しを生じる深さの切込みを入れる第2工程と、
    前記第2工程の後、前記複合基板を、該複合基板の上面側から下面側に向かって押し割り、前記被覆部材の切り残しを分断する第3工程と、を含む発光装置の製造方法。
  2. 前記第2工程において、前記被覆部材の切り残しの厚さを50μm以下とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記第3工程以前に、前記複合基板の下面にスクライブラインが形成されており、
    前記第2工程において、前記切り込みを前記スクライブラインに沿って入れ、
    前記第3工程において、前記複合基板を前記スクライブラインに沿って押し割る請求項1又は2に記載の製造方法。
  4. 前記第3工程において、前記複合基板を押し割る刃に超音波を印加する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の製造方法。
  5. 前記第2工程において、非回転刃により前記切り込みを入れる請求項1乃至4のいずれか一項に記載の製造方法。
  6. 前記非回転刃に超音波を印加する請求項5に記載の製造方法。
  7. 前記被覆部材は白色顔料及び/若しくは蛍光体を含む請求項5又は6に記載の製造方法。
  8. 前記被覆部材は、前記白色顔料を含む下層と、前記蛍光体を含む上層と、を含む請求項7に記載の製造方法。
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