JP6175891B2 - 振動切削装置および振動切削方法 - Google Patents

振動切削装置および振動切削方法 Download PDF

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本発明は、切削工具と被切削物とを相対振動させて切削工具で被切削物を切削する振動切削装置および振動切削方法に関する。
例えば、特許文献1には、振動切削に伴う加工液の飛散を防止するため、被切削物を加工液が収容された容器内に配置し、被切削物の振動切削点が加工液中に位置する状態で切削する振動切削装置が記載されている。また、特許文献2には、振動切削に伴う発熱を冷却するため、切削工具にミスト状の加工液を吹き付けて冷却する振動切削装置が記載されている。
特開2002−66801号公報 特開2006−326812号公報
上述の特許文献1に記載の振動切削装置では、容器内に水溶性の加工液又は油性の加工液を収容して切削するため、振動切削点において冷却効果又は潤滑効果の何れか一方のみしか得ることができない。また、特許文献2に記載の振動切削装置では、使用される冷却効果のある加工液は水溶性の研削液であるため、振動切削点において潤滑効果を得ることができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、振動切削点において冷却効果および潤滑効果を得ることができる振動切削装置および振動切削方法を提供することを目的とする。
(請求項1)本発明の振動切削装置は、切削工具と被切削物とを相対振動させる振動手段と、前記切削工具と前記被切削物とを相対移動させて前記切削工具で前記被切削物を振動切削する移動手段と、少なくとも振動切削点に水溶性の加工液および油性の加工液を供給する供給手段と、を備え、前記振動手段は、前記切削工具の刃先の面上において、前記水溶性の加工液および前記油性の加工液を振動により対流し乳化してエマルジョンとする。
本発明によると、水溶性の加工液および油性の加工液は、切削工具の刃先において振動により対流(キャビテーションが発生)し乳化してエマルジョンとなり、凝集して振動切削点に到達する。これにより、振動切削点においてエマルジョンが水溶性の加工液および油性の加工液に分離することはないので、冷却効果および潤滑効果を高めることができる。
(請求項2)また、前記供給手段は、前記油性の加工液の単位時間当たりの供給量よりも前記水溶性の加工液の単位時間当たりの供給量を多くするとよい。これにより、振動切削中に切削工具および被切削物には水溶性の加工液がより多く供給されるので、特に振動切削点における発熱量を低減することができ、切削工具の寿命を向上させることができる。
(請求項3)また、前記供給手段は、前記水溶性の加工液の供給口から前記振動切削点までの距離よりも、前記油性の加工液の供給口から前記振動切削点までの距離が短いとよい。これにより、振動切削点に集中して油性の加工液を供給することができるので、切削工具の刃先の潤滑性を高めることができ、高速切削等の加工条件の向上等を図ることができる。
(請求項4)また、前記水溶性の加工液および前記油性の加工液は、乳化剤を含まなくてよい。これにより、乳化剤分のコスト低減を図ることができる。
(請求項5)本発明の振動切削方法は、切削工具と被切削物とを相対振動させる振動工程と、前記切削工具と前記被切削物とを相対移動させて前記切削工具で前記被切削物を振動切削する移動工程と、少なくとも振動切削点に水溶性の加工液および油性の加工液を供給する供給工程と、を備え、前記振動工程では、前記切削工具の刃先の面上において、前記水溶性の加工液および前記油性の加工液を振動により対流し乳化してエマルジョンとする
本発明の実施の形態に係る振動切削装置の全体構成を示す平面図である。 図1の振動切削装置のクーラント供給装置周辺の詳細を示す図である。 図1の振動切削装置の動作を説明するためのフローチャートである。
(1.振動切削装置の機械構成)
図1に示すように、振動切削装置1は、主軸台10と、ベッド20と、心押し台30と、往復台40と、送り台50と、回転台60と、刃物台70と、加振装置80と、クーラント(加工液)供給装置90と、制御装置100等とから構成される。なお、以下の説明では、主軸台10に設けられている回転主軸11の軸線方向をZ軸方向、回転主軸11の軸線方向と水平面内で直交する方向をX軸方向、Z軸方向とX軸方向とに直交する方向をY軸方向と称する。
主軸台10は、直方体状に形成され、床上に設置される。主軸台10には、回転主軸11が回転可能に設けられている。回転主軸11には、一端側に被切削物Wの一端側の外周面Waを把持可能な爪12aを備えたチャック12が取り付けられている。回転主軸11は、主軸台10内に収容された主軸モータ13によりZ軸線回りに回転駆動される。回転主軸11の回転方向が切削方向である。
ベッド20は、直方体状に形成され、回転主軸11の下方において主軸台10からZ軸方向に延びるように床上に設置される。ベッド20の上面には、心押し台30および往復台40が摺動可能な一対のZ軸ガイドレール21a,21bが、Z軸方向に延びるように、且つ、相互に平行に設けられている。さらに、ベッド20には、一対のZ軸ガイドレール21a,21bの間に、往復台40をZ軸方向に駆動するための、図略のZ軸ボールねじが配置され、このZ軸ボールねじを回転駆動するZ軸モータ22が配置されている。
心押し台30は、ベッド20に対してZ軸方向に移動可能なように、一対のZ軸ガイドレール21a,21b上に設けられている。心押し台30には、チャック12に把持された被切削物Wの自由端面を支持可能なセンタ31が設けられている。すなわち、センタ31は、センタ31の軸線が回転主軸11の軸線と一致するように心押し台30に設けられている。
往復台40は、矩形板状に形成され、ベッド20に対してZ軸方向に移動可能なように、一対のZ軸ガイドレール21a,21b上の主軸台10と心押し台30との間に設けられている。往復台40の上面には、送り台50が摺動可能な一対のX軸ガイドレール41a,41bが、X軸方向に延びるように、且つ、相互に平行に設けられている。さらに、往復台40には、一対のX軸ガイドレール41a,41bの間に、送り台50をX軸方向に駆動するための、図略のX軸ボールねじが配置され、このX軸ボールねじを回転駆動するX軸モータ42が配置されている。
送り台50は、矩形板状に形成され、往復台40に対してX軸方向に移動可能なように、一対のX軸ガイドレール41a,41b上に設けられている。送り台50の上面には、回転台60が配置されている。
回転台60は、円板状に形成され、送り台50に対してY軸線回りに回転可能なように設けられている。回転台60の上面には、刃物台70が配置されている。送り台50には、回転台60をY軸線回りに回転駆動するY軸モータ61が配置されている。
刃物台70には、切削工具Tがチャッキングされている。切削工具Tとしては、バイトが用いられる。切削工具Tは、回転台60を刃物台70とともにY軸線回りに回転させることにより、任意の角度に傾斜させることができるようになっている。
加振装置80は、例えば圧電素子等の振動素子を備え、刃物台70に設けられ、切削工具TをY軸に直角な軸線回りにねじり振動可能に構成されている。ねじり振動の周波数としては、数十kHzから数百kHzの超音波が使用される。また、振幅は、数μmから数十μmとされる。加振装置80は、振動切削における切削工具Tの刃先Taと被切削物Wの外周面Waとの周期的な微小時間の離脱、並びに後述するクーラント供給における水溶性の加工液と油性の加工液との乳化に利用される。
図1および図2に示すように、クーラント供給装置90は、第一、第二クーラント貯留槽91、92、第一、第二ポンプ93、94および第一、第二供給ノズル95、96等を備えている。
第一クーラント貯留槽91には、水溶性の加工液Caが貯留されている。第一ポンプ93は、第一クーラント貯留槽91内の水溶性の加工液Caを第一供給ノズル95に送液可能なように、第一クーラント貯留槽91に設けられている。第一クーラント貯留槽91および第一ポンプ93は、ベッド10の脇に設置されている。第一供給ノズル95は、供給口95aから切削工具Tおよび被切削物W、特に切削工具Tの刃先Taと被切削物Wの外周面Waとの振動切削点Pに水溶性の加工液Caを供給可能なように刃物台70に取付けられ、第一ポンプ93と配管接続されている。
第二クーラント貯留槽92には、油性の加工液Coが貯留されている。第二ポンプ94は、第二クーラント貯留槽92内の油性の加工液Coを第二供給ノズル96に送液可能なように、第二クーラント貯留槽92に設けられている。第二クーラント貯留槽92および第二ポンプ94は、ベッド10の脇に設置されている。第二供給ノズル96は、供給口96aから切削工具Tおよび被切削物W、特に振動切削点Pに油性の加工液Coを供給可能なように刃物台70に取付けられ、第二ポンプ94と配管接続されている。
図2に示すように、第二供給ノズル96の供給口96aから振動切削点Pまでの距離d2は、第一供給ノズル95の供給口95aから振動切削点Pまでの距離d1よりも短くなるように配置されている。これにより、振動切削点P、すなわち切削工具Tの刃先Taと被切削物Wとの接触点Pに集中して油性の加工液Coを供給することができるので、切削工具Tの刃先Taの潤滑性を高めることができ、高速切削等の加工条件の向上等を図ることができる。また、水溶性の加工液Caおよび油性Coの加工液を別々に供給しているので、加工状況に応じた濃度管理が可能となる。例えば、被切削物Wが難切削材料の場合、水溶性の加工液Caの濃度を高めることにより、切削工具Tの刃先Taの冷却効率を向上させることができる。
水溶性の加工液Caとしては、一般的な水溶性の加工液の他、水単体も使用可能である。また、錆止め剤等が含まれる場合もある。油性の加工液Coとしては、一般的な油性の加工液が使用可能である。また、高温時に切削工具Tの刃先Taの潤滑を得るための添加剤が含まれる場合もある。ただし、水溶性の加工液Caには、水溶性の加工液Caと油性の加工液Coとを乳化させる乳化剤を含ませる必要はない。水溶性の加工液Caおよび油性の加工液Coは、振動切削点Pに供給され振動により対流(キャビテーションが発生)して乳化されるからである。これにより、乳化剤分のコスト低減を図ることができる。
(2.制御装置の構成)
制御装置100は、主軸回転制御部101と、往復台移動制御部102と、送り台移動制御部103と、工具回転制御部104と、工具振動制御部105と、クーラント供給制御部106等とを備えて構成される。ここで、各部101〜106は、それぞれ個別のハードウエアによる構成することもできるし、ソフトウエアによりそれぞれ実現する構成とすることもできる。
主軸回転制御部101は、主軸モータ13を制御して回転主軸11を所定の回転数で回転駆動させる。
往復台移動制御部102は、Z軸モータ22を制御して往復台40を一対のZ軸ガイドレール21a,21bに沿って往復移動させる。
送り台移動制御103は、X軸モータ42を制御して送り台50を一対のX軸ガイドレール41a,41bに沿って往復移動させる。
工具回転制御部104は、Y軸モータ61を制御して切削工具Tの切削角度を所定の角度とすべく回転台60を回転駆動させる。
工具振動制御部105は、加振装置80を制御して切削工具Tを所定の周波数でねじり振動させる。
クーラント供給制御部106は、第一、第二ポンプ93、94をそれぞれ駆動し、第一、第二クーラント貯留槽91、92から第一、第二供給ノズル95、96に水溶性の加工液Caおよび油性の加工液Coをそれぞれ送液する。そして、第一供給ノズル95の供給口95aおよび第二供給ノズル96の供給口96aから切削工具Tおよび被切削物Wに水溶性の加工液Caおよび油性の加工液Coをそれぞれ供給する。
このような構成の制御装置100は、Y軸モータ61を制御して所定の切削角度となるように回転台60を回転駆動させ、加振装置80を制御して切削工具Tをねじり振動させる。そして、Z軸モータ22を制御して往復台40をZ軸方向に移動させて所定位置に位置決めし、X軸モータ42を制御して送り台50をX軸方向に移動させ、切削工具Tを被切削物Wに切り込ませて被切削物Wの振動切削加工を行う。
なお、加振装置80および工具振動制御部105等が、本発明の「振動手段」に相当し、往復台40、Z軸ガイドレール21a,21b、Z軸モータ22、送り台50、X軸ガイドレール41a,41b、X軸モータ42、往復台移動制御部102および送り台移動制御103等が、本発明の「移動手段」に相当し、クーラント供給装置90の第一、第二クーラント貯留槽91、92、第一、第二ポンプ93、94、第一、第二供給ノズル95、96およびクーラント供給制御部106が、本発明の「供給手段」に相当する。
(3.振動切削の動作)
次に、制御装置100による振動切削の動作を説明する。先ず、図3に示すように、加工開始準備を行う(ステップS1)。すなわち、往復台移動制御部102、送り台移動制御部103および工具回転制御部104は、Z軸モータ22、X軸モータ42およびY軸モータ61の回転駆動を制御して、往復台40および送り台50を移動させるとともに回転台60を回転させ、切削工具74を被切削物Wの外周面の加工開始点に位置決めする。
次に、被切削物Wを回転させ、切削工具74をねじり振動させ、加工液を供給する(ステップS2)。すなわち、主軸回転制御部101は、主軸モータ13の回転駆動を制御して、回転主軸11を所定の回転数で回転させる。工具振動制御部105は、加振装置80を制御して切削工具Tを例えば30kHzの周波数でねじり振動させる。クーラント供給制御部106は、第一、第二ポンプ53、54をそれぞれ駆動し、第一、第二クーラント貯留槽51、52から第一、第二供給ノズル55、56に水溶性の加工液Caおよび油性の加工液Coをそれぞれ送液し、第一供給ノズル55の供給口55aおよび第二供給ノズル56の供給口56aから切削工具Tおよび被切削物Wに水溶性の加工液Caおよび油性の加工液Coをそれぞれ供給する。
このとき、第一供給ノズル55の供給口55aから供給される水溶性の加工液Caの単位時間当たりの供給量は、第二供給ノズル56の供給口56aから供給される油性の加工液Coの単位時間当たりの供給量よりも多くなるように制御される。これにより、振動切削中に切削工具Tおよび被切削物Wには水溶性の加工液Caがより多く供給されるので、特に振動切削点Pにおける発熱量を低減することができ、切削工具Tの寿命を向上させることができる。
第一供給ノズル55の供給口55aから供給される水溶性の加工液Ca、および第二供給ノズル56の供給口56aから供給される油性の加工液Coは、切削工具Tの刃先Taにおいて振動により対流(キャビテーションが発生)し乳化してエマルジョンとなり、凝集して振動切削点Pに到達する。これにより、振動切削点Pにおいてエマルジョンが水溶性の加工液Caおよび油性の加工液Coに分離することはないので、冷却効果および潤滑効果を高めることができる。
そして、図3に示すように、切削加工を開始し(ステップS5)、切削加工が完了したか否かを判断し(ステップS6)、切削加工が完了していない場合は切削加工を継続し(ステップS7)、切削加工が完了した場合は処理を終了する。
本実施形態によれば、振動により切削工具Tの刃先Taにおいて水溶性の加工液Caおよび油性の加工液Coが対流(キャビテーションが発生)し乳化してエマルジョンとなり、凝集して振動切削点Pに到達する。そして、振動により切削工具Tの刃先Taと被切削物Wの外周面Waとが周期的に微小時間離脱するので、切削工具Tの刃先Taと被切削物Wの外周面Waとの隙間に上記エマルジョンが十分に供給される。よって、振動切削点Pにおいてエマルジョンが水溶性の加工液Caおよび油性の加工液Coに分離することはないので、冷却効果および潤滑効果を高めることができる。
なお、上述の実施形態では、切削工具Tの刃先Taに水溶性の加工液Caと油性の加工液Coとを供給し、振動により水溶性の加工液Caと油性の加工液Coとを乳化させる構成としたが、さらに切削工具Tの刃先Taに添加剤を供給し、振動により油性の加工液Coと添加剤とを混合させる構成としてもよい。
また、クーラント供給装置90は、第一、第二供給ノズル95、96から水溶性の加工液Caおよび油性の加工液Coをそれぞれ供給する構成としたが、水溶性の加工液Caは上記第一供給ノズル95から供給し、油性の加工液Coは刃物台70に新たに設けた管路を通して供給する構成としてもよい。
1:振動切削装置、 21a,21b:Z軸ガイドレール、 22:Z軸モータ、 40:往復台、 41a,41b:X軸ガイドレール、 42:X軸モータ、 50:送り台、 80:加振装置、 90:クーラント供給装置、 91:第一クーラント貯留槽、 92:第二クーラント貯留槽、 93:第一ポンプ、 94:第二ポンプ、 95:第一供給ノズル、 96:第二供給ノズル、 100:制御装置、 102:往復台移動制御部、 103:送り台移動制御記憶部、 105:工具振動制御部、106:クーラント供給制御部、 T:切削工具、 W:被切削物

Claims (5)

  1. 切削工具と被切削物とを相対振動させる振動手段と、
    前記切削工具と前記被切削物とを相対移動させて前記切削工具で前記被切削物を振動切削する移動手段と、
    少なくとも振動切削点に水溶性の加工液および油性の加工液を供給する供給手段と、を備え
    前記振動手段は、前記切削工具の刃先の面上において、前記水溶性の加工液および前記油性の加工液を振動により対流し乳化してエマルジョンとする、振動切削装置。
  2. 前記供給手段は、前記油性の加工液の単位時間当たりの供給量よりも前記水溶性の加工液の単位時間当たりの供給量を多くする、請求項1の振動切削装置。
  3. 前記供給手段は、前記水溶性の加工液の供給口から前記振動切削点までの距離よりも、
    前記油性の加工液の供給口から前記振動切削点までの距離が短い、請求項1又は2の振動切削装置。
  4. 前記水溶性の加工液および前記油性の加工液は、乳化剤を含まない、請求項1〜3の何れか一項の振動切削装置。
  5. 切削工具と被切削物とを相対振動させる振動工程と、
    前記切削工具と前記被切削物とを相対移動させて前記切削工具で前記被切削物を振動切削する移動工程と、
    少なくとも振動切削点に水溶性の加工液および油性の加工液を供給する供給工程と、を備え
    前記振動工程では、前記切削工具の刃先の面上において、前記水溶性の加工液および前記油性の加工液を振動により対流し乳化してエマルジョンとする、振動切削方法。
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