JP6172085B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両情報を表示するための車両用表示装置に関する。
従来、車両情報を表示面の前方から視認可能に表示する表示板を装飾するために、当該表示面の前方に装飾部材が配置されてなる車両用表示装置は、広く利用されている。
こうした車両用表示装置の一種として特許文献1のものでは、指針用光源から表示面前方の開口部を通して漏れた光は、表示面に沿って装飾部材の反射面に入射することで、前方へと向かって反射される。かかる反射光は、開口部からの漏れ光や反射面の色調に応じた光として前方の乗員に視認されるので、装飾部材による装飾効果を高めることが可能となる。
特開2003−22539号公報
さて、特許文献1に開示の車両用表示装置では、光源の削減を目的として開口部からの漏れ光が活用されることで、反射面が拡散照明されることになるため、装飾部材の表面全体に光沢性が付与されていると考えられる。しかし、こうした拡散照明による光沢性付与の装飾だけでは、装飾部材による装飾効果が十分に高められ得ているとは言い難い。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、装飾部材による装飾効果を高める車両用表示装置を、提供することにある。
上述した課題を解決するために開示された発明は、
車両情報を表示面(101)の前方から視認可能に表示する表示板(10)と、
表示面の前方に配置され、表示板を装飾する装飾部材(50)であって、反射面(500)を有する装飾部材と、
表示面の前方に第一出射部(401b,2401b,3400a)を有し、反射面により第一光源光(L1)を前方へ向かって反射して第一出射部の虚像(502,2502,3502)を前方から視認可能に表示するために、第一出射部から反射面へ向かう当該第一光源光を表示面に沿う指向性をもって出射する第一光源ユニット(40,2040,3040)と、
反射面よりも前方に第二出射部(420a)を有し、反射面により第二光源光(L2)を前方へ向かって反射して散乱させるために、反射面を拡散照明する当該第二光源光を第二出射部から出射する第二光源ユニット(42)と、
第一出射部から第一光源光を出射させる第一モード(Mnn,Mns)及び第二出射部から第二光源光を出射させる第二モード(Md)を切替制御する制御ユニット(80)とを、備えることを特徴とする。
この発明の第一モードによると、第一光源ユニットにて表示面前方の第一出射部からは、第一光源光が出射される。こうして出射された第一光源光は、表示面に沿った指向性により装飾部材の反射面に入射して前方へと反射されることで、前方の乗員から視認可能な第一出射部の虚像を表示する。このときに虚像は、第一出射部の外縁に応じた輪郭形状と共に、反射面を後方から透過しているかの如き擬似的な遠近感をもって、乗員により立体的に視認され得る。
一方で第二モードによると、第二光源ユニットにて反射面前方の第二出射部からは、第二光源光が出射される。こうして出射された第二光源光は、反射面の拡散照明により前方へと反射されて散乱するので、当該反射面は、光沢性を付与する装飾として前方の乗員により視認され得る。
したがって、これらの第一モード及び第二モードによれば、立体的な虚像表示と、それとは異なる光沢性付与の装飾とを制御ユニットで切り替えて、見栄えを演出できる。故に、装飾部材による装飾効果を高めることが可能となる。
また、開示された別の発明は、
反射面よりも後方に第三出射部(440a)を有し、第三出射部から出射された第三光源光(L3)により反射面を前方へ向かって透過照明する第三光源ユニット(44)を、備え、
反射面は、前方を向く第一反射部(500a)、並びに第一反射部に対して第一出射部側にて傾斜する第二反射部(500b)を有し、
制御ユニットが第一出射部から第一光源光を出射させ且つ第三出射部から第三光源光を出射させる第一モードにおいて、第一反射部は、第三出射部から入射した第三光源光を前方へ向かって透過させると共に、第二反射部は、第三出射部から入射した第三光源光の前方へ向かう透過を第一反射部よりも制限し且つ第一出射部から入射した第一光源光を前方へ向かって反射し、
制御ユニットが第二出射部から第二光源光を出射させる第二モードにおいて、第一反射部及び第二反射部の双方は、それぞれ第二出射部から入射した第二光源光を前方へ向かって反射することを特徴とする。
この発明の第一モードによると、第三光源ユニットにて反射面後方の第三出射部からは、第三光源光が出射される。こうして出射された第三光源光は、反射面のうち前方を向く第一反射部を透過照明することで、局部照明的な装飾として前方の乗員により視認され得る。このとき、第一反射部に対しては第一出射部側にて傾斜する第二反射部によると、第三光源光は前方への透過を第一反射部よりも制限されつつ、第一光源光は前方へと反射される。故に、第一反射部での局部照明的な装飾と共に、それに近接した第二反射部での立体的な虚像表示も、前方の乗員により同時に視認され得る。
一方で第二モードによると、第二光源ユニットにて反射面前方の第二出射部からは、第二光源光が出射される。こうして出射された第二光源光は、反射面のうち第一反射部及び第二反射部の双方の拡散照明により反射されて散乱する。故に、互いに近接した箇所にて遠近感を形成する第一反射部及び第二反射部は、立体的に光沢性を付与する装飾として前方の乗員により視認され得る。
したがって、これらの第一モード及び第二モードによれば、局部照明的な装飾に近接させた立体的な虚像表示と、それとは大きく異なる立体的な光沢性付与の装飾とを制御ユニットで切り替えて、見栄えを演出できる。故に、装飾部材による装飾効果を飛躍的に高めることが可能となる。
第一実施形態による昼間表示モードでの車両用表示装置の正面図である。 第一実施形態による夜間ノーマル表示モードでの車両用表示装置の正面図である。 第一実施形態による夜間スポーツ表示モードでの車両用表示装置の正面図である。 第一実施形態による昼間表示モードでの車両用表示装置の断面図であって、図1のIV−IV線断面図である。 第一実施形態による夜間ノーマル表示モードでの車両用表示装置の断面図であって、図2のV−V線断面図である。 第一実施形態による夜間スポーツ表示モードでの車両用表示装置の断面図であって、図3のVI−VI線断面図である。 第一実施形態による車両用表示装置の一部を拡大して示す斜視図である。 第一実施形態による車両用表示装置の一部を拡大して示す斜視図である。 第一実施形態による車両用表示装置の特性を示すグラフである。 第一実施形態による車両用表示装置の制御フローを示すフローチャートである。 第二実施形態による夜間ノーマル表示モードでの車両用表示装置の断面図であって、図12のXI−XI線断面図である。 第二実施形態による夜間ノーマル表示モードでの車両用表示装置の正面図である。 第三実施形態による夜間ノーマル表示モードでの車両用表示装置の断面図であって、図14のXIII−XIII線断面図である。 第三実施形態による夜間ノーマル表示モードでの車両用表示装置の正面図である。 第四実施形態による車両用表示装置の一部を拡大して示す斜視図である。 第一実施形態の変形例による夜間ノーマル表示モードでの車両用表示装置の断面図であって、図2のV−V線断面図に対応している。 第一実施形態の変形例による夜間ノーマル表示モードでの車両用表示装置の断面図であって、図2のV−V線断面図に対応している。 第一実施形態の変形例による車両用表示装置の一部を拡大して示す斜視図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。
(第一実施形態)
図1〜3に示すように、本発明の第一実施形態による車両用表示装置1は、車両情報を表示するコンビネーションメータとして、車両の車室内のうちインストルメントパネルに設置される。かかる設置状態下において装置1は、表示方向の前方に位置する運転席上の乗員に対して、複数種類の表示モードで所定の車両情報を提供する。
本実施形態において装置1が適用される車両には、三種類の表示モードとして、図1,4に示す昼間表示モードMdと、図2,5に示す夜間ノーマル表示モードMnnと、図3,6に示す夜間スポーツ表示モードMnsとが用意されている。具体的に昼間表示モードMdとは、車両のライトスイッチ2(図4〜5参照)が乗員により全灯オフ位置に操作されている場合の表示モードである。また、夜間ノーマル表示モードMnnとは、車両のライトスイッチ2が乗員により車幅灯オン位置又は前照灯オン位置に操作され且つ車両がノーマル走行状態にある場合の表示モードである。さらにまた、夜間スポーツ表示モードMnsとは、車両のライトスイッチ2が乗員により車幅灯オン位置又は前照灯オン位置に操作され且つ車両がスポーツ走行状態にある場合の表示モードである。ここでスポーツ走行状態は、車両においてノーマル走行状態よりもシフトアップ時のエンジン回転速度を高めること等により、エンジンのレスポンスや加速性能を向上させる走行状態である。それらノーマル走行状態とスポーツ走行状態とは、車両の走行切替スイッチ3(図4〜5参照)の操作位置に応じて切り替えられる。
まず、装置1の構成を説明する。図1,4に示すように装置1は、表示板10、指針20、駆動源30、第一〜第五光源ユニット40,42,44,46,48、装飾リング50、フード60、カバー70及び制御ユニット80を備えている。
表示板10は、ポリカーボネート樹脂等の透光性基材100を主体として形成され、略矩形の平板状を呈している。表示板10において透光性基材100の形成する表示面101は、その前方となる運転席側に向けて配置される。表示板10は、車両の左右方向に並ぶ一対の表示領域102を有している。図1に示すように各表示領域102では、透光性基材100の後面に不透光性のアクリル樹脂等によって積層される遮光層103が部分的にカットされることで、円環状の透過窓102bが後方から透過照明可能に形成されている。それと共に各表示領域102では、図1,4に示すように遮光層103が部分的にカットされることで、目盛及び数字といった複数の指標102aが透過窓102bの内周側において後方から透過照明可能に形成されている。尚、図1〜3では、その見易さを高めるために、一部の指標102aのみに符号が付されている。
ここで右側の表示領域102では、円周上に沿って並ぶ各指標102aの中で、いずれかの指標102aが指針20に指示されることで、車両情報としての車速がいずれの表示モードMd,Mnn,Mnsにおいても表示される。また、左側の表示領域102では、円周上に沿って並ぶ各指標102aの中で、いずれかの指標102aが指針20に指示されることで、車両情報としてのエンジン回転数がいずれの表示モードMd,Mnn,Mnsにおいても表示される。こうした構成により、各表示領域102にて表示される車速及びエンジン回転数は、表示面101の前方に配置される各指針20よりもさらに前方の乗員から、視認可能となっている。
図1,4に示すように指針20は、アクリル樹脂等の透光性本体200を主体として形成され、表示面101の前方のうち各表示領域102と対応する箇所に一つずつ設けられている。各指針20は、回転軸線Oを中心として回転可能となっている。ここで各指針20の回転軸線Oは、それぞれ対応する表示領域102において指標102aの並ぶ円周と心合わせされている。各指針20において透過照明により発光する細長針状の透光性本体200は、それぞれ対応する表示領域102にて自身の回転位置に応じた指標102aを先端部により指示することで、車速又はエンジン回転数を前方の乗員に向けて表示する。
各指針20の透光性本体200において指標102aの指示側先端部とは反対側の基端部は、図4に示すように、回転軸線Oを中心とした円柱状の透光性ボス201により一体回転可能に支持されている。各指針20では、透光性ボス201の形成する斜面部201aが後方からの光源光L4(図4〜6参照)を側方の透光性本体200へ向かって反射することで、当該本体200が透過照明されるようになっている。また、図1,4に示す各指針20において透光性ボス201は、回転軸線Oを中心とする有底円筒状に形成の遮光キャップ202により、覆われている。ここで遮光キャップ202は、「遮光部材」として不透光性のポリプロピレン樹脂等によって形成されることで、透光性ボス201を前方の乗員から実質的に視認不能に遮光している。
駆動源30は、回転軸300を駆動するステッピングモータ又は交差コイル式回転機から構成され、表示板10の後方のうち各指針20と対応する箇所に一つずつ設けられている。図4に示すように各駆動源30の回転軸300は、表示板10を前後に貫通することで、それぞれ対応する指針20の透光性ボス201に同軸上に連結されている。各駆動源30は、通電に応じて回転軸300を駆動することで、それぞれ対応する指針20の透光性本体200を回転させる。
第一光源ユニット40は、複数の第一発光体400を導光体401と組み合わせてなり、各指針20と対応する箇所にて表示板10の前後に跨って一組ずつ設けられている。各第一光源ユニット40において第一発光体400は、本実施形態では青色及び赤色の二色の発光ダイオードをパッケージ化したLEDチップから構成され、回転軸線Oまわりの複数箇所にて通電に応じた色に発光する。各第一光源ユニット40において導光体401は、透光性のアクリル樹脂等によって回転軸線Oを中心とする段付円筒状に形成され、表示板10を前後に貫通して配置されている。各第一光源ユニット40の導光体401は、それぞれ対応する指針20の回転軸線Oまわりに入射部401a及び第一出射部401bを有している。ここで図5,6に示すように、表示板10の後方にて同一組の第一発光体400の全てと対向する入射部401aには、当該発光体400からの青色B又は赤色Rの第一光源光L1が入射される。また、表示面101の前方且つ対応する遮光キャップ202の後方に配置される第一出射部401bからは、入射部401aへ入射された第一光源光L1が側方へと向かって出射される。
こうした各第一光源ユニット40の導光体401では、入射部401a及び第一出射部401b間の三つのテーパ面部401c,401d,401eにより、入射部401aから入射の第一光源光L1が順次反射されて第一出射部401bまで導かれる。かかる導光形態により、第一出射部401bから側方に出射される第一光源光L1には、それぞれ対応する装飾リング50のうち反射面500へと向かうように、表示面101に沿った指向性が付与される。但し、本実施形態の第一光源光L1は、表示面101に沿って反射面500に向かう指向性の付与下にあるが、前方の乗員に向かうのを規制されるように、第一出射部401bの前方にて回転軸線O上に位置する遮光キャップ202に遮られる。
図1,4に示すように第二光源ユニット42は、複数の第二発光体420を拡散板421と組み合わせてなり、表示面101の前方空間を囲むフード60の複数箇所に設けられている。第二光源ユニット42において第二発光体420は、本実施形態では白色の発光ダイオードを実装したLEDチップから構成され、表示面101の斜め前方箇所にて通電により発光する。第二光源ユニット42において拡散板421は、光拡散性の付与されたアクリル樹脂等によって円環板状に形成され、図4に示すように全ての第二発光体420の第二出射部420aに対向して配置されている。ここで拡散板421は、各第二出射部420aから入射する白色Wの第二光源光L2を拡散して面発光状態となることで、斜め後方に位置する各装飾リング50のうち反射面500を拡散照明する。
図1,4に示すように第三光源ユニット44は、複数の第三発光体440を組み合わせてなり、表示板10の後方のうち各表示領域102と対応する箇所に一組ずつ設けられている。各第三光源ユニット44において第三発光体440は、本実施形態では白色の発光ダイオードを実装したLEDチップから構成され、回転軸線Oまわりの複数箇所にて通電により発光する。このとき各第三光源ユニット44の第三発光体440は、図5,6に示すように、それぞれ対応する表示領域102のうち第三出射部440aと対向する透過窓102bに白色Wの第三光源光L3を入射させることで、透過窓102bを透過照明する。ここで、各第三光源ユニット44の第三出射部440aから出射されて透過窓102bを透過した白色Wの第三光源光L3は、それぞれ対応して表示面101の前方に配置の装飾リング50のうち反射面500を、さらに前方へ向かって透過照明する。尚、図1〜3では、その見易さを高めるために、一部の第三発光体440のみに符号が付されている。
図4に示すように第四光源ユニット46は、複数の第四発光体460を組み合わせてなり、表示板10の後方のうち各指針20と対応する箇所に一組ずつ設けられている。各第四光源ユニット46において第四発光体460は、本実施形態では白色の発光ダイオードを実装したLEDチップから構成され、回転軸線Oまわりの複数箇所にて通電により発光する。このとき各第四光源ユニット46の第四発光体460は、図4〜6に示すように、それぞれ対応する指針20のうち第四出射部460aと対向する透光性ボス201に白色Wの第四光源光L4を入射させる。その結果、透光性ボス201から透光性本体200に亘って透過照明される。
図4に示すように第五光源ユニット48は、複数の第五発光体480を組み合わせてなり、表示板10の後方のうち各表示領域102と対応する箇所に一組ずつ設けられている。各第五光源ユニット48において第五発光体480は、本実施形態では白色の発光ダイオードを実装したLEDチップから構成され、回転軸線Oまわりの複数箇所にて通電により発光する。このとき各第五光源ユニット48の第五発光体480は、図4〜6に示すように、それぞれ対応する表示領域102のうち第五出射部480aと対向する指標102aに白色Wの第五光源光L5を入射させることで、当該指標102aを透過照明する。
図1,4に示すように、「装飾部材」として表示板10を装飾する装飾リング50は、アクリル樹脂等の透光性基材503を主体として円環状に形成され、表示面101の前方のうち各表示領域102と対応する箇所に一つずつ設けられている。各装飾リング50は、それぞれ対応する表示領域102にて指針20の回転軸線Oと心合わせして表示板10に固定されることで、同軸線Oを中心とする円周上に沿って反射面500を形成している。各装飾リング50において反射面500は、透光性基材503の前面にアルミニウム等によって積層される金属反射膜501の薄い第一反射部500aと、当該反射膜501の厚い第二反射部500bとを、有している。
ここで第一反射部500aは、外周側に向かうほど例えば20度後方へと傾斜するテーパ面状に、形成されている。かかる形状により前方を向く第一反射部500aは、自身よりも前方に配置された各第二出射部420aから拡散板421を通して図4の如く入射する第二光源光L2を、前方に向かって反射して散乱させる。こうして散乱された第二光源光L2が乗員の眼に入射することで、金属調の光沢性をもって全面発光する第一反射部500aを、当該乗員が前方から視認可能となっている。一方で第一反射部500aは、自身よりも後方に対応して配置された第三出射部440aから透過窓102bを通して図5,6の如く入射する第三光源光L3を、前方に向かって透過させる。こうして透過照明された第三光源光L3が乗員の眼に入射することで、局部照明的に全面発光する第一反射部500aを、当該乗員が前方から視認可能となっている。
第二反射部500bは、第一反射部500aの内周側に隣接するテーパ面状に、形成されている。かかる形状により第二反射部500bは、第一反射部500aに対しては、対応する第一出射部401b側にて傾斜している。第二反射部500bは、対応する第一出射部401b側である内周側に向かうほど例えば45度後方へと傾斜することで、図5,6の如く当該出射部401bから表示面101に沿って入射する第一光源光L1を、前方に向かって反射する。こうして反射された指向性の第一光源光L1が乗員の眼に入射することで、当該第二反射部500bよりも後方にてクリスタル調の発光状態に虚像表示される第一出射部401bを、当該乗員が前方から視認可能となっている。即ち、図2,3にクロスハッチングを付して示される第一出射部401bの虚像502は、第二反射部500bの一部を後方から透過しているかの如き擬似的な遠近感をもって、表示される。
一方で第二反射部500bは、自身よりも前方に配置された各第二出射部420aから拡散板421を通して図4の如く入射する第二光源光L2を、前方に向かって反射して散乱させる。こうして散乱された第二光源光L2が乗員の眼に入射することで、金属調の光沢性をもって全面発光する第二反射部500bを、当該乗員が前方から視認可能となっている。但し、本実施形態の第二反射部500bは、自身よりも後方に対応して配置された第三出射部440aから透過窓102bを通して図5,6の如く入射する第三光源光L3に対しては、遮光性を発揮することで、前方への透過を第一反射部500aよりも制限する。
図1,4に示すようにフード60は、不透光性のポリプロピレン等によって略矩形の枠状に形成され、表示板10の外周縁部に周方向全域にて固定されている。かかる固定形態によりフード60の内周面600は、表示面101の前方空間に配置される指針20及び装飾リング50の全てを取り囲んでいると共に、第二光源ユニット42の構成要素420,421を保持している。
図4に示すようにカバー70は、暗色に着色されたスモークガラス等によって板状に形成され、フード60のうち表示板10とは反対側の開口縁部に周方向全域にて固定されている。かかる固定形態により表示面101の前方空間を覆うカバー70は、可視光の透過率を25〜30%程度に制限する。かかる透過率制限によりカバー70は、上述したように要素200,102a,500から前方へと向かう光源光L1,L2,L3,L4,L5を視認可能にする限りにて、カバー70内への外光の入射を規制する。
ここまで説明の構成下、図7,8に示すように、各表示領域102の表示面101のうち第一出射部401b及び反射面500間にて指標102aを形成する面領域101aと、フード60の内周面600とには、複数の凸部90が配列されている。具体的には、図7に示すように各凸部90は、面領域101aからは前方へと向かって一定高さHの尖鋭状に突出しており、特に本実施形態では、横断面における円形輪郭の半径が当該前方へ向かうほど一定の変化率にて縮小するテーパ状を呈している。また、図8に示すように各凸部90は、内周面600からは内周側へと向かって一定高さHの尖鋭状に突出しており、特に本実施形態では、横断面における円形輪郭の半径が当該前方へ向かうほど一定の変化率にて縮小するテーパ状を呈している。
さらに、図7,8に示す面領域101a及び内周面600のいずれにおいても各凸部90は、二次元方向のそれぞれに互いに実質同一且つ全て一定の配列ピッチPで並ぶことで、特に本実施形態では二次元正方格子状に配列されている。かかる配列形態により、各表示領域102のうち第一出射部401bから反射面500に跨って円環帯状に確保される面領域101a(図4〜6参照)の全域は、内周面600の全域と共に、凸部90によって占有されている。尚、配列ピッチPとは、各凸部90において面領域101a又は内周面600との境界をなす基部90aにつき、二次元方向のそれぞれにて両側の当該基部90aに挟まれる間隔であり、各凸部90の尖鋭な頂部90b同士の間隔と実質一致している。
ここで、各凸部90の配列ピッチPは、第一光源光L1の波長よりも短いピッチに設定されている。例えば配列ピッチPは、第一光源光L1として利用される青色Bの光の波長450〜495nm及び赤色Rの光の波長620〜750nmよりも短くなるように、300nm程度に設定される。また、各凸部90の突出高さHは、図9に示す第一光源光L1の上記波長の範囲にて、配列ピッチPに対するアスペクト比が反射率を0.5%以下まで抑制可能とする0.9以上の比となるように、設定される。例えば突出高さHは、300nm程度の配列ピッチPに対して270nm以上に設定されることで、0.9以上のアスペクト比を満たすことになる。
さらに、面領域101a及び内周面600の双方において各凸部90の突出高さHによって決まる表面粗さに対しては、各部500a,500bの表面粗さが、いずれの反射面500のにおいても小さく設定されている。例えば反射面500の各部500a,500bの平均表面粗さは、突出高さHに応じた270nmとなる面領域101a及び内周面600の平均表面粗さよりも小さくなるように、50nm以下に設定される。
さて、図4に示す制御ユニット80は、マイクロコンピュータ等の電子回路を主体に構成され、表示板10の後方に設けられている。制御ユニット80は、車速及びエンジン回転数をそれぞれ検出するセンサ(図示しない)と、先述のスイッチ2,3とに対して、車内LAN6により通信可能に接続されている。それと共に制御ユニット80は、各駆動源30と、各発光体400,420,440,460,480とに対して、電気的に接続されている。こうした接続形態の制御ユニット80は、車速及びエンジン回転数の各センサの信号に応じて各駆動源30への通電を制御することで、各指針20の回転位置を調整する。また、制御ユニット80は、スイッチ2,3の信号に応じて各発光体400,420,440,460,480への通電を制御することで、表示モードを切り替える。
ここで、ライトスイッチ2から全灯オフ位置の信号を受信しているときに制御ユニット80は、「第二モード」としての昼間表示モードMdへと表示モードを切り替える。かかる昼間表示モードMdにおいて制御ユニット80は、各第一発光体400と各第三発光体440とを消灯状態とし、また各第二発光体420と各第四発光体460と各第五発光体480とを白色発光状態とする。図4の如くこのときには、各第二出射部420aから白色Wの第二光源光L2が出射されて拡散板421により拡散されると共に、各第四出射部460a及び各第五出射部480aからそれぞれ白色Wの第四光源光L4及び白色Wの第五光源光L5が出射される。以上の結果として昼間表示モードMdでは、各第一反射部500a及び各第二反射部500bが金属調に発光した光沢性付与の装飾として視認されると共に、各指針20及び各指標102aが発光して視認される。
ライトスイッチ2から車幅灯オン位置又は前照灯オン位置の信号を受信し且つ走行切替スイッチ3からノーマル走行状態の信号を受信しているときに制御ユニット80は、「第一モード」としての夜間ノーマル表示モードMnnへと表示モードを切り替える。かかる夜間ノーマル表示モードMnnにおいて制御ユニット80は、各第二発光体420を消灯状態とし、また各第一発光体400を青色発光状態とし、さらに各第三発光体440と各第四発光体460と各第五発光体480とを白色発光状態とする。図5の如くこのときには各第一出射部401b及び各第三出射部440aからそれぞれ青色Bの第一光源光L1及び白色Wの第三光源光L3が出射されると共に、各第四出射部460a及び各第五出射部480aからそれぞれ白色Wの第四光源光L4及び白色Wの第五光源光L5が出射される。図2に示すように以上の結果、各第二反射部500bの後方にて第一出射部401bの虚像502が青色Bのクリスタル調に発光表示されて視認されると同時に、局部照明的に発光した装飾として各第一反射部500aが視認される。それと共に、各指針20及び各指標102aが局部照明的に発光して視認される。
ライトスイッチ2から車幅灯オン位置又は前照灯オン位置の信号を受信し且つ走行切替スイッチ3からスポーツ走行状態の信号を受信しているときに制御ユニット80は、「第一モード」としての夜間スポーツ表示モードMnsへと表示モードを切り替える。かかる夜間スポーツ表示モードMnsにおいて制御ユニット80は、各第二発光体420を消灯状態とし、また各第一発光体400を赤色発光状態とし、さらに各第三発光体440と各第四発光体460と各第五発光体480とを白色発光状態とする。図6の如くこのときには各第一出射部401b及び各第三出射部440aからそれぞれ赤色Rの第一光源光L1及び白色Wの第三光源光L3が出射されると共に、各第四出射部460a及び各第五出射部480aからそれぞれ白色Wの第四光源光L4及び白色Wの第五光源光L5が出射される。図3に示すように以上の結果、各第二反射部500bの後方にて第一出射部401bの虚像502が赤色Rのクリスタル調に発光表示されて視認されると同時に、局部照明的に発光した装飾として各第一反射部500aが視認される。それと共に、各指針20及び各指標102aが局部照明的に発光して視認される。
次に、制御ユニット80による制御フローにつき、図10に示すフローチャートに従って説明する。本制御フローは、車両のエンジンスイッチ(図示しない)が乗員によりオンされるのに応じて開始され、同スイッチが乗員によりオフされるのに応じて終了する。
まず、S101では、ライトスイッチ2の操作位置を検出する。その結果、検出された操作位置が全灯オフ位置である場合には、S102へ移行して昼間表示モードMdを実行する。このS102の昼間表示モードMdでは、各第一発光体400と各第三発光体440とを消灯状態とし、また各第二発光体420と各第四発光体460と各第五発光体480とを白色発光状態とする。これにより、各第二出射部420aから白色Wの第二光源光L2を出射させて拡散板421により拡散させる。それと共に、各第四出射部460a及び各第五出射部480aからそれぞれ白色Wの第四光源光L4及び白色Wの第五光源光L5を出射させる。したがって、各指針20及び各指標102aの発光下、金属調に発光した各第一反射部500a及び各第二反射部500bによる光沢性付与の装飾が現出する。
このようなS102に対し、S101に検出された操作位置が車幅灯オン位置又は前照灯オン位置である場合には、S103へ移行して、走行切替スイッチ3の操作位置を検出する。その結果、検出された操作位置がノーマル走行状態への切替位置である場合には、S104へ移行して夜間ノーマル表示モードMnnを実行する。一方、検出された操作位置がスポーツ走行状態への切替位置である場合には、S105へ移行して夜間スポーツ表示モードMnsを実行する。
具体的に、S104の夜間ノーマル表示モードMnnでは、各第二発光体420を消灯状態とし、また各第一発光体400を青色発光状態とし、さらに各第三発光体440と各第四発光体460と各第五発光体480とを白色発光状態とする。これにより、各第一出射部401b及び各第三出射部440aからそれぞれ青色Bの第一光源光L1及び白色Wの第三光源光L3を出射させる。それと共に、各第四出射部460a及び各第五出射部480aからそれぞれ白色Wの第四光源光L4及び白色Wの第五光源光L5を出射させる。したがって、各指針20及び各指標102aの発光下、各第二反射部500bの後方に第一出射部401bの虚像502が青色Bのクリスタル調に発光表示されると同時に、発光した各第一反射部500aによる局部照明的な装飾が現出する。
一方、S105の夜間スポーツ表示モードMnsでは、各第二発光体420を消灯状態とし、また各第一発光体400を赤色発光状態とし、さらに各第三発光体440と各第四発光体460と各第五発光体480とを白色発光状態とする。これにより、各第一出射部401b及び各第三出射部440aからそれぞれ赤色Rの第一光源光L1及び白色Wの第三光源光L3を出射させる。それと共に、各第四出射部460a及び各第五出射部480aからそれぞれ白色Wの第四光源光L4及び白色Wの第五光源光L5を出射させる。したがって、各指針20及び各指標102aの発光下、各第二反射部500bの後方に第一出射部401bの虚像502が赤色Rのクリスタル調に発光表示されると同時に、発光した各第一反射部500aによる局部照明的な装飾が現出する。
(作用効果)
以上説明した第一実施形態の作用効果を、以下に説明する。
第一実施形態の夜間ノーマル表示モードMnn及び夜間スポーツ表示モードMnsによると、第一光源ユニット40にて表示面101の前方の第一出射部401bからは、第一光源光L1が出射される。こうして出射された第一光源光L1は、表示面101に沿った指向性により装飾リング50の反射面500に入射して前方へと反射されることで、前方の乗員から視認可能な第一出射部401bの虚像502を表示する。このときに虚像502は、第一出射部401bの外縁に応じた輪郭形状と共に、反射面500を後方から透過しているかの如き擬似的な遠近感(奥行き感)をもって、乗員により立体的に視認され得る。
一方で昼間表示モードMdによると、第二光源ユニット42にて反射面500の前方の第二出射部420aからは、第二光源光L2が出射される。こうして出射された第二光源光L2は、反射面500の拡散照明により前方へと反射されて散乱するので、当該反射面500は、光沢性を付与する装飾として前方の乗員により視認され得る。
したがって、これらの表示モードMnn,Mns,Mdによれば、立体的な虚像502の表示と、それとは異なる光沢性付与の装飾とを制御ユニット80で切り替えて、見栄えを演出できる。故に、装飾リング50による装飾効果を高めることが可能となる。
また、第一実施形態によると、指針20の回転軸線Oを中心とする円周上に沿って形成される反射面500は、同軸線Oのまわりに形成される第一出射部401bからは、可及的に離間し得る。これによれば、離間した第一出射部401bからの第一光源光L1を反射面500が反射することで、虚像502の表示位置が反射面500から大きく後方へ離れているかの如き顕著な遠近感を、乗員に与え得る。故に、反射面500での虚像502の表示に基づく高い装飾効果を、装飾リング50による確固たる効果として発揮可能となる。
また、第一実施形態によると、第一出射部401bから前方へ向かう第一光源光L1は、遮光キャップ202により遮られることで、乗員への到達を回避され得る。これによれば、第一出射部401bから前方へ向かう第一光源光L1に起因して、反射面500による第一光源光L1の反射光が乗員に視認され難くなる事態を、抑制し得る。故に、反射面500での虚像502の表示を確実なものとして、装飾リング50による装飾効果を高めることが可能となる。
また、第一実施形態の夜間ノーマル表示モードMnn及び夜間スポーツ表示モードMnsによると、第三光源ユニット44にて反射面500の後方の第三出射部440aからは、第三光源光L3が出射される。こうして出射された第三光源光L3は、反射面のうち前方を向く第一反射部500aを透過照明することで、局部照明的な装飾として前方の乗員により視認され得る。このとき、第一反射部500aに対しては第一出射部401b側にて傾斜する第二反射部500bによると、第三光源光L3は前方への透過を第一反射部500aよりも制限されつつ、第一光源光L1は前方へと反射される。故に、第一反射部500aでの局部照明的な装飾と共に、それに近接した第二反射部500bでの立体的な虚像502の表示も、前方の乗員により同時に視認され得る。
一方で昼間表示モードMdによると、第二光源ユニット42にて反射面500の前方の第二出射部420aからは、第二光源光L2が出射される。こうして出射された第二光源光L2は、反射面500のうち第一反射部500a及び第二反射部500bの双方の拡散照明により反射されて散乱する。故に、互いに近接した箇所にて遠近感を形成する第一反射部500a及び第二反射部500bは、立体的に光沢性を付与する装飾として前方の乗員により視認され得る。
したがって、これらの表示モードMnn,Mns,Mdによれば、局部照明的な装飾に近接させた立体的な虚像502の表示と、それとは大きく異なる立体的な光沢性付与の装飾とを制御ユニット80で切り替えて、見栄えを演出できる。故に、装飾リング50による装飾効果を飛躍的に高めることが可能となる。
また、第一実施形態によると、表示面101よりも表面粗さの小さい反射面500は、第一光源光L1に対する反射率が当該表示面101よりも高くなる。こうした高反射率の反射面500を、表示面101に沿う指向性の第一光源光L1と共に採用することで、反射面500及び表示面101間での輝度差を大きく確保できるので、装飾リング50による装飾効果を高めることが可能となる。
また、第一実施形態によると、表示面の101うち第一出射部401b及び反射面500間の面領域101aでは、前方へと向かって尖鋭状に突出する凸部90が、第一光源光L1の波長よりも小さなピッチPにて複数配列される。ここで、配列ピッチPに対するアスペクト比を0.9以上にする突出高さHの各凸部90において空気との間に屈折率差が生じる輪郭部分の横断面積は、尖鋭状頂部90bから表示面101側へ向かうに従って、可及的に小さな変化率にて漸次増大することになる。これによれば、各凸部90による第一光源光L1の反射率を確実に低減させて、反射面500及び表示面101間での輝度差を大きく確保できるので、装飾リング50による高い装飾効果の発揮が可能となる。
また、第一実施形態によると、横断面が円形の尖鋭状に突出する各凸部90では、当該円形の輪郭部分と空気との間に生じる屈折率差が周方向に実質一定となる。故に、横断面の周方向にて屈折率差が変動することで第一光源光L1の反射率が高くなる事態を、抑制し得る。これによれば、低反射率となる表示面101に対して反射面500の輝度差を大きく確保できるので、装飾リング50による高い装飾効果の発揮が可能となる。
また、第一実施形態によると、表示面101のうち各凸部90により占有される面領域101aが第一出射部401bから反射面500に跨って確保されるので、それら第一出射部401b及び反射面500間の全域にて第一光源光L1の反射が抑制され得る。これによれば、面領域101aの全域に対して反射面500の輝度差を確保して、装飾リング50による高い装飾効果を広範囲で発揮可能となる。
また、第一実施形態によると、指針20に指示されることで車両情報を表示する指標102aは、第一光源光L1に対する反射率が各凸部90により低減され得た面領域101aに、前方から視認可能に形成される。これによれば、面領域101aによる第一光源光L1の反射光が眼に入ることで、指標102aが乗員に視認され難くなる事態が抑制され得る。故に、車両情報を表示するための指標102aの視認性を阻害することなく、反射面500及び表示面101間での輝度差を大きく確保して、装飾リング50による装飾効果を高めることが可能となる。
また、第一実施形態によると、フード60のうち装飾リング50を取り囲む内周面600では、第一出射部401bから反射面500の外周側へと越えた第一光源光L1は、面領域101aと同様な尖鋭状の凸部90により反射され難くなる。これによれば、内周面600及び反射面500間での輝度差も大きく確保して、装飾リング50による装飾効果を高めることが可能となる。
(第二実施形態)
図11に示すように本発明の第二実施形態は、第一実施形態の変形例である。第二実施形態の第一光源ユニット2040は、複数の第一発光体400を同数の光ファイバ2401と組み合わせてなり、各指針20と対応する箇所において表示板10の前後に跨って一組ずつ設けられている。各第一光源ユニット2040において光ファイバ2401は、高反射率のガラスコア周囲に低反射率のガラスクラッドを組み合わせたものをさらに樹脂でコーティングした横断面円形の線材であり、表示板10を前後に貫通して配置されている。各第一光源ユニット2040の光ファイバ2401は、それぞれ対応する指針20の回転軸線Oまわりの所定箇所に入射部2401a及び第一出射部2401bを有している。ここで、同一組のうち対応付けられた第一発光体400に対して、表示板10の後方にて対向する入射部2401aには、当該発光体400からの第一光源光L1が入射される。また、表示面101の前方且つ対応する透光性ボス201の後方にて回転軸線Oまわりの所定箇所に配置される第一出射部2401bからは、入射部2401aへ入射された第一光源光L1が側方へ出射される。尚、図11は、青色Bの第一光源光L1を第一出射部2401bから出射させる夜間ノーマル表示モードMnnの場合を示しており、赤色Rの第一光源光L1を第一出射部2401bから出射させる夜間スポーツ表示モードMnsの場合は図示を省略している。
こうして各第一光源ユニット2040の光ファイバ2401により導光されて、それぞれの第一出射部2401bから側方に出射される第一光源光L1には、対応する装飾リング50のうち表示面101に沿って反射面500に向かう指向性が付与される。かかる指向性により夜間ノーマル表示モードMnnでは、図12に示すように、反射面500のうち各第二反射部500bの後方にて各第一出射部2401bの虚像2502が青色Bのクリスタル調に発光表示されて視認される。尚、図12では、その見易さを高めるために、一部の虚像2502のみに符号が付されている。一方で夜間スポーツ表示モードMnsでは、図示はしないが、反射面500のうち各第二反射部500bの後方にて各第一出射部2401bの虚像2502が赤色Rのクリスタル調に発光表示されて視認される。したがって、このような第二実施形態によれば、第一実施形態に準じた作用効果を発揮可能となる。
(第三実施形態)
図13に示すように本発明の第三実施形態は、第一実施形態の変形例である。第三実施形態の第一光源ユニット3040は、リテーナ3401に複数の第一発光体3400を組み合わせてなり、表示面101の前方のうち各指針20と対応する箇所に一組ずつ設けられている。各第一光源ユニット3040においてリテーナ3401は、不透光性のポリプロピレン樹脂等によって回転軸線Oを中心とする段付円筒状に形成され、表示板10を前後に貫通して配置されている。各第一光源ユニット3040において第一発光体3400は、第三実施形態でも青色及び赤色の二色の発光ダイオードをパッケージ化して拡散角を可及的に小さくしたLEDチップから構成され、リテーナ3401に保持されている。各第一光源ユニット3040では、第一発光体3400が回転軸線Oまわりの複数箇所にて、通電に応じた色に発光する。その結果として各第一光源ユニット3040では、表示面101の前方且つ対応する遮光キャップ202の後方に配置される第一発光体3400の第一出射部3400aから、第一光源光L1が側方へと出射される。尚、図13は、青色Bの第一光源光L1を第一出射部3400aから出射させる夜間ノーマル表示モードMnnの場合を示しており、赤色Rの第一光源光L1を第一出射部3400aから出射させる夜間スポーツ表示モードMnsの場合は図示を省略している。
こうして各第一光源ユニット3040の第一発光体3400がそれぞれの第一出射部3400aから側方に出射する第一光源光L1には、対応する装飾リング50のうち表示面101に沿って反射面500に向かう指向性が付与される。かかる指向性により夜間ノーマル表示モードMnnでは、図14に示すように、反射面500のうち各第二反射部500bの後方にて各第一出射部3400aの虚像3502が青色Bのクリスタル調に発光表示されて視認される。尚、図14では、その見易さを高めるために、一部の虚像3502のみに符号が付されている。一方で夜間スポーツ表示モードMnsでは、図示はしないが、反射面500のうち各第二反射部500bの後方にて各第一出射部3400aの虚像3502が赤色Rのクリスタル調に発光表示されて視認される。したがって、このような第三実施形態によれば、第一実施形態に準じた作用効果を発揮可能となる。
(第四実施形態)
図15に示すように本発明の第四実施形態は、第一実施形態の変形例である。第三実施形態において、各表示領域102の面領域101a及びフード60の内周面600に配列形成される複数の凸部4090(図15は面領域101aのみを図示)は、横断面における円形輪郭の半径が当該前方へ向かうほど増大する変化率にて縮小された鐘状を、呈している。これにより各凸部4090は、面領域101aからは前方へと向かって一定高さHの尖鋭状に突出し、また内周面600からは内周側へと向かって一定高さHの尖鋭状に突出することで、特に低い反射率を実現可能となっている。
各凸部4090の構成については、以上の点を除いて、第一実施形態の各凸部90と同様である。したがって、このような第四実施形態によれば、第一実施形態に準じた作用効果を発揮可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は、それらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
具体的に変形例1では、第一光源光L1として、青色B及び赤色Rの可視光以外の光を採用してもよい。また、変形例2では、光源光L2,L3,L4,L5として、白色Wの可視光以外の光を採用してもよい。
変形例3では、ライトスイッチ2が車幅灯オン位置又は前照灯オン位置に操作されている場合に、夜間ノーマル表示モードMnn及び夜間スポーツ表示モードMnsの一方のみ実行してもよい。また、変形例4では、ライトスイッチ2が車幅灯オン位置又は前照灯オン位置に操作されている場合に、夜間ノーマル表示モードMnn及び夜間スポーツ表示モードMns以外の表示モードへとさらに切り替えてもよい。
変形例5では、夜間ノーマル表示モードMnn及び夜間スポーツ表示モードMnsの少なくとも一方を「第二モード」として、第二出射部420aから第二光源光L2を出射させ、昼間表示モードMdを「第一モード」として、第一出射部401b,2401b,3400aから第一光源光L1を出射させてもよい。また、変形例6では、夜間ノーマル表示モードMnn及び夜間スポーツ表示モードMnsの一方を「第一モード」として、第一出射部401b,2401b,3400aから第一光源光L1を出射させ、それら表示モードMnn,Mnsの他方を「第二モード」として、第二出射部420aから第二光源光L2を出射させてもよい。
変形例7では、第三出射部440aからの第三光源光L3の出射を、昼間表示モードMdにおいて実行してもよい。この場合、夜間ノーマル表示モードMnn及び夜間スポーツ表示モードMnsの少なくとも一方において、第三出射部440aからの第三光源光L3の出射を中止してもよい。
変形例8では、昼間表示モードMdから夜間ノーマル表示モードMnn又は夜間スポーツ表示モードMnsへの切り替えと、その逆の切り替えとを、ライトスイッチ2の操作位置ではなく、例えば車両の照度センサによる明るさに応じて実行してもよい。また、変形例9では、夜間ノーマル表示モードMnnからへの切り替えと、その逆の切り替えとを、走行切替スイッチ3の操作位置ではなく、例えば車両を制御する制御回路の制御状態に応じて実行してもよい。
変形例10では、第一出射部401b,2401b,3400aを、回転軸線Oのまわりから外れた位置に配置してもよい。また、変形例11では、指針20の遮光キャップ202に代えて表示面101の前方に配置した「遮光部材」により、第一出射部401b,2401b,3400aから前方へ向かう光を遮ってもよい。
図16に示すように変形例12(同図は第一実施形態の変形例)では、第三光源ユニット44を設けないで、第三光源光L3による第一反射部500aの透過照明を実行しなくてもよい。また、図17に示すように変形例13(同図は第一実施形態の変形例)では、第一反射部500aを設けなくてもよく、この場合、変形例12も適用され得る。また、変形例14では、反射面500のうち第一反射部500aを傾斜させないで、表示面101に対して実質平行に設けてもよい。
変形例15では、第一出射部401bから反射面500に跨って確保される面領域101aのうち一部に、凸部90,4090を配列形成しなくてもよい。また、変形例16では、面領域101aを含む表示面101の全域に、凸部90,4090を配列形成してもよい。
変形例17では、面領域101aに凸部90,4090を配列形成しなくてもよい。この場合に表示面101のうち少なくとも面領域101aには、例えば第一光源光L1の吸収機能により前方への反射を低減する低反射層を設けてもよいし、設けなくてもよい。また、変形例18では、フード60の内周面600に凸部90,4090を配列形成しなくてもよい。この場合に内周面600には、例えば第一光源光L1の吸収機能により前方への反射を低減する低反射層を設けてもよいし、設けなくてもよい。
変形例19では、面領域101a及び内周面600の反射率が反射面500よりも低い、例えば1%以下となる限りにて、凸部90,4090のアスペクト比を0.9未満としてもよい。また、変形例20では、二次元最密充填格子状に凸部90,4090を配列形成してもよい。
図18に示すように変形例21(同図は第一実施形態の変形例)では、横断面における円形輪郭の半径が前方へ向かうほど減少する変化率にて縮小されたテント状の凸部90,4090を、採用してもよい。また、変形例22では、横断面が多角形の凸部90,4090を、採用してもよい。
変形例23では、拡散板421に代えてプリズムを採用することで、各第二出射部420aからの第二光源光L2を当該プリズムにより拡散して、各装飾リング50の反射面500を拡散照明してもよい。また、変形例24では、無色透明なガラス又は透光性樹脂によりカバー70を形成してもよい。
1 車両用表示装置、10 表示板、20 指針、40,2040,3040 第一光源ユニット、42 第二光源ユニット、44 第三光源ユニット、50 装飾リング、60 フード、80 制御ユニット、90,4090 凸部、101 表示面、101a 面領域、102a 指標、202 遮光キャップ、400,3400 第一発光体、401 導光体、401b,2401b,3400a 第一出射部、 420 第二発光体、420a 第二出射部、421 拡散板、440 第三発光体、440a 第三出射部、500 反射面、500a 第一反射部、500b 第二反射部、502,2502,3502 虚像、600 内周面、2401 光ファイバ、H 突出高さ、L1 第一光源光、L2 第二光源光、L3 第三光源光、Md 昼間表示モード、Mnn 夜間ノーマル表示モード、Mns 夜間スポーツ表示モード、O 回転軸線、P 配列ピッチ

Claims (10)

  1. 車両情報を表示面(101)の前方から視認可能に表示する表示板(10)と、
    前記表示面の前方に配置され、前記表示板を装飾する装飾部材(50)であって、反射面(500)を有する装飾部材と、
    前記表示面の前方に第一出射部(401b,2401b,3400a)を有し、前記反射面により第一光源光(L1)を前方へ向かって反射して前記第一出射部の虚像(502,2502,3502)を前方から視認可能に表示するために、前記第一出射部から前記反射面へ向かう当該第一光源光を前記表示面に沿う指向性をもって出射する第一光源ユニット(40,2040,3040)と、
    前記反射面よりも前方に第二出射部(420a)を有し、前記反射面により第二光源光(L2)を前方へ向かって反射して散乱させるために、前記反射面を拡散照明する当該第二光源光を前記第二出射部から出射する第二光源ユニット(42)と、
    前記第一出射部から前記第一光源光を出射させる第一モード(Mnn,Mns)及び前記第二出射部から前記第二光源光を出射させる第二モード(Md)を切替制御する制御ユニット(80)とを、備えることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記表示面の前方に配置され、回転軸線(O)を中心として回転する指針(20)を、備え、
    前記第一光源ユニットは、前記回転軸線まわりに前記第一出射部を形成し、
    前記装飾部材は、前記回転軸線を中心とする円周上に沿って前記反射面を形成することを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記第一出射部から前方へ向かう前記第一光源光を遮る遮光部材(202)を、備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記反射面よりも後方に第三出射部(440a)を有し、前記第三出射部から出射された第三光源光(L3)により前記反射面を前方へ向かって透過照明する第三光源ユニット(44)を、備え、
    前記反射面は、前方を向く第一反射部(500a)、並びに前記第一反射部に対して前記第一出射部側にて傾斜する第二反射部(500b)を有し、
    前記制御ユニットが前記第一出射部から前記第一光源光を出射させ且つ前記第三出射部から前記第三光源光を出射させる前記第一モードにおいて、前記第一反射部は、前記第三出射部から入射した前記第三光源光を前方へ向かって透過させると共に、前記第二反射部は、前記第三出射部から入射した前記第三光源光の前方へ向かう透過を前記第一反射部よりも制限し且つ前記第一出射部から入射した前記第一光源光を前方へ向かって反射し、
    前記制御ユニットが前記第二出射部から前記第二光源光を出射させる前記第二モードにおいて、前記第一反射部及び前記第二反射部の双方は、それぞれ前記第二出射部から入射した前記第二光源光を前方へ向かって反射することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  5. 前記反射面の表面粗さは、前記表示面の表面粗さよりも小さいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  6. 前記表示面には、前記第一出射部及び前記反射面の間の面領域(101a)から尖鋭状に突出するように凸部(90,4090)が複数配列され、
    各前記凸部は、前記第一光源光の波長よりも短い配列ピッチ(P)に対するアスペクト比を0.9以上にする突出高さ(H)を、有することを特徴とする請求項5に記載の車両用表示装置。
  7. 各前記凸部は、横断面が円形の尖鋭状に突出することを特徴とする請求項6に記載の車両用表示装置。
  8. 前記表示面のうち各前記凸部により占有される前記面領域は、前記第一出射部から前記反射面に跨って確保されることを特徴とする請求項6又は7に記載の車両用表示装置。
  9. 前記表示面の前方に配置され、回転軸線(O)を中心として回転する指針(20)を、備え、
    前記装飾部材は、前記回転軸線を中心とする円周上に沿って前記反射面を形成し、
    前記表示板は、前記指針に指示されることにより前記車両情報を表示する指標(102a)を、前記面領域に前方から視認可能に形成することを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  10. 前記装飾部材を取り囲む内周面(600)から突出するように前記凸部が複数配列されるフード(60)を、備えることを特徴とする請求項6〜9のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
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