JP6170794B2 - 回転式蓋付カップ容器 - Google Patents

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本発明は、回転式蓋付カップ容器に関するものである。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、蓋体に形成された挿通孔にストローを挿し込んで、カップ本体内の内容物をストローを通して吸い上げる蓋付カップ容器が知られている。また、例えば下記特許文献2に示されるような、添加剤が収容された副容器が蓋体に離脱自在に装着された蓋付カップ容器も知られている。
実公平06−28433号公報 実公平06−34310号公報
しかしながら、前記従来の蓋付カップ容器では、カップ本体を開封する操作と、添加剤をカップ本体内に添加する操作と、を各別に行う必要があり、開封時の操作性に改善の余地があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、優れた開封操作性を具備させることができる回転式蓋付カップ容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の回転式蓋付カップ容器は、内容物が収容されるとともに、上端開口部が第1シール材によって封止されたカップ本体と、前記第1シール材を上方から覆う蓋体と、を備える回転式蓋付カップ容器であって、前記蓋体は、有頂筒状に形成されるとともに、その内部が添加剤の収容される収容室とされ、かつ下端開口部が第2シール材によって封止され、前記蓋体の頂壁部において容器軸から離れた部分には、ストローが挿通される挿通孔が形成され、前記蓋体の頂壁部には、折曲変形可能な連結部を介して連結され、前記挿通孔内に配置された内挿体が設けられ、前記蓋体及び前記カップ本体は、相対的に容器軸回りに回転自在に配設され、前記挿通孔内にストローを挿し込み、このストローの先端部で前記第2シール材及び前記第1シール材をこの順に破断した後に、前記蓋体及びストローと、前記カップ本体と、を相対的に容器軸回りに回転させることにより、前記ストローで前記第1シール材の破断部分を容器軸回りに拡大させる構成とされたことを特徴とする。
この発明によれば、ストローを挿通孔内に挿し込み、ストローの先端部で第2シール材及び第1シール材をこの順に破断した後に、蓋体及びストローと、カップ本体と、を相対的に容器軸回りに回転させることにより、ストローが第1シール材の破断部分を容器軸回りに拡大させる。これにより、第2シール材の破断部分から流出する収容室内の添加剤が、第1シール材の破断部分を通してカップ本体内に流入しやすくなり、第1シール材上に残りにくくなる。
このように、ストローを挿通孔に挿し込み、蓋体及びカップ本体を相対的に容器軸回りに回転移動させる操作だけで、カップ本体の開封、及び添加剤の添加を双方ともに行うことが可能になり、優れた開封操作性を具備させることができる。
ここで、前記蓋体と前記カップ本体との間には、前記蓋体及び前記カップ本体の相対的な容器軸回りの1回転未満の回転移動を許容し、かつ1回転以上の回転移動を規制する規制部が配設されてもよい。
この場合、蓋体とカップ本体との間に前記規制部が配設されているので、需要者が、蓋体及びカップ本体の相対的な容器軸回りの回転移動量に留意しなくても、ストローにより第1シール材が全周にわたって破断されてしまうのを防ぐことが可能になり、第1シール材のうち、ストローによる破断部分より径方向の内側に位置する部分がカップ本体内に落下するのを防ぐことができる。
また、前記ストローは、前記挿通孔に挿し込まれて先端が前記カップ本体の底部の内面に接した状態で、前記蓋体の下端開口部より下方に位置する先端側部分と、この先端側部分より上方に位置する基端側部分と、を備え、前記先端側部分の外径が、前記基端側部分の外径より大きくなってもよい。
この場合、ストローのうち、先端側部分の外径が基端側部分の外径より大きくなっているので、ストローが挿通孔内に挿し込まれ、かつストローの先端がカップ本体の底部の内面に接した状態で、ストローと、第2シール材の破断部分と、の間に、添加剤を収容室から流出させるのに十分な隙間を形成することが可能になり、収容室内の添加剤をカップ本体内に確実に流入させることができる。
本発明によれば、ストローを挿通孔に挿し込み、蓋体及びカップ本体を相対的に容器軸回りに回転移動させる操作だけで、カップ本体の開封、及び添加剤の添加を双方ともに行うことが可能になり、優れた開封操作性を具備させることができる。
本発明に係る一実施形態として示した回転式蓋付カップ容器の上面図である。 図1に示す回転式蓋付カップ容器のA−A線矢視断面図である。 図2に示す回転式蓋付カップ容器のB−B線矢視断面図である。 図2に示す回転式蓋付カップ容器において、第1、第2シール材を破断し、ストローを挿通孔を通してカップ本体内に挿し込んだ状態を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る回転式蓋付カップ容器1について説明する。
本実施形態の回転式蓋付カップ容器1は、図1及び図2に示されるように、内容物が収容されるカップ本体11と、カップ本体11を覆う蓋体12と、を備えている。カップ本体11は有底筒状に形成され、蓋体12は有頂筒状に形成されている。
カップ本体11、及び蓋体12それぞれの中心軸線は、共通軸と同軸に配置されている。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿う蓋体12の頂壁部17側を上側、カップ本体11の底部11a側を下側といい、また、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
カップ本体11の上端には、径方向の外側に向けて突出し、かつ全周にわたって連続して延びるフランジ部11bが形成されている。このフランジ部11bに第1シール材13が固着されることによって、カップ本体11の上端開口部11cが封止されている。
なお、カップ本体11の下部には、径方向の内側に向けて突出する支持突起11dが、周方向に間隔をあけて複数形成されている。この支持突起11dは、カップ本体11内に、他のカップ本体11が底部11a側から挿入された状態で、他のカップ本体11の底部11aの外周縁部を支持する。これにより、両カップ本体11の密接を防止し、複数積み重ねられたカップ本体11を個別に容易に取り出すことができる。
蓋体12は、第1シール材13を上方から覆っている。蓋体12の内部が添加剤の収容される収容室15となっている。蓋体12の下端には、径方向の外側に向けて突出し、かつ全周にわたって連続して延びるフランジ部12aが形成されている。このフランジ部12aに第2シール材16が固着されることによって、蓋体12の下端開口部12bが封止されている。
なお、蓋体12の周壁部14には、径方向の内側に向けて突出する支持突起12cが、周方向に間隔をあけて複数形成されている。この支持突起12cは、蓋体12内に、他の蓋体12が頂壁部17側から挿入された状態で、他の蓋体12の頂壁部17の外周縁部17aを支持する。これにより、両蓋体12の密接を防止し、複数積み重ねられた蓋体12を個別に容易に取り出すことができる。
蓋体12の頂壁部17には、ストロー30が挿通される挿通孔18が形成されている。挿通孔18は、収容室15を介して第2シール材16に向けて開口している。蓋体12の頂壁部17のうち、外周縁部17aは、外周縁部17aより径方向の内側に位置する内側部分17bに対して上方に突出している。挿通孔18は、頂壁部17の内側部分17bに形成されている。
挿通孔18は、図1に示されるように、頂壁部17において、径方向のうちの一方向に容器軸Oからずれた位置に形成されている。挿通孔18は、その上面視において、円形部分と、一辺が円形部分の半径より小さく、かつ円形部分から径方向のうちの一方向と反対側の他方側に向けて突出する矩形部分と、を備えている。
蓋体12には、挿通孔18内に配置された内挿体23が備えられている。内挿体23は、折曲変形可能な連結部21を介して蓋体12に連結されている。
内挿体23は、挿通孔18の前記円形部分内に配置され、連結部21は、挿通孔18の前記矩形部分内に配置されている。内挿体23は、挿通孔18の前記円形部分よりわずかに小さく、かつ上面視形状は、挿通孔18の前記円形部分の上面視形状と同じとなっている。連結部21は、挿通孔18の前記矩形部分よりわずかに小さく、かつ上面視形状は、挿通孔18の前記矩形部分の上面視形状と同じとなっている。
内挿体23及び連結部21のうち、連結部21における径方向の他方側の端部のみが、挿通孔18の内周縁に連結されている。内挿体23及び連結部21それぞれの上面は、蓋体12の頂壁部17の内側部分17bの上面と面一となっている。
蓋体12の頂壁部17には、挿通孔18を内挿体23及び連結部21とともに上方から閉塞する第3シール材27が配設されている。第3シール材27は、頂壁部17の内側部分17bにおける全域にわたって配設されている。
なお、第3シール材27は、少なくとも挿通孔18を閉塞していれば、その大きさは適宜変更してもよい。また、第3シール材27の外部から挿通孔18を容易に視認できるようにするために、例えば、第3シール材27に明示部等を設けてもよい。
さらに本実施形態では、蓋体12の周壁部14に、縦溝14aが周方向に間隔をあけて複数形成されている。縦溝14aの、容器軸Oに直交する横断面視形状は、径方向の内側に向けて窪む凹曲面状となっている。縦溝14aの上端部は、蓋体12の頂壁部17の外周縁部17aに位置しており、上方に向けて開口している。
ここで、本実施形態では、カップ本体11と蓋体12とを接続する接続部材31が備えられている。
接続部材31は、カップ本体11及び蓋体12それぞれのフランジ部11b、12aが挿入される外筒部32と、外筒部32から径方向の内側に向けて突出し、かつ全周にわたって連続して延びる環板部33と、を備えている。
外筒部32には、カップ本体11のフランジ部11bを、このフランジ部11bの下側から支持する下側支持突部32aと、蓋体12のフランジ部12aを、このフランジ部12aの上側から支持する上側支持突部32bと、が形成されている。
環板部33は、カップ本体11及び蓋体12それぞれのフランジ部11b、12a同士の間に配置されている。
環板部33における径方向の中間部には、カップ本体11のフランジ部11bを下方に向けて付勢する下付勢突起35と、蓋体12のフランジ部12aを上方に向けて付勢する上付勢突起36と、が形成されている。これらの両付勢突起35、36はそれぞれ、全周にわたって連続して延びる突条状に形成されている。
下付勢突起35は、上付勢突起36より大径に形成され径方向の外側に配置されている。下付勢突起35及び上付勢突起36それぞれの曲げ剛性は互いに同等になっている。
環板部33の下面において、下付勢突起35より径方向の内側に位置する部分には、下方に向けて突出する圧接突起34が形成されている。圧接突起34は、環板部33に、周方向に間隔をあけて複数(例えば8つ)形成されている。なお、圧接突起34は、全周にわたって連続して延在させてもよい。圧接突起34は、カップ本体11のフランジ部11bに圧接している。
上付勢突起36は、環板部33において、径方向に沿う圧接突起34と下付勢突起35との間に位置する部分から上方に向けて突出している。
下付勢突起35により、カップ本体11のフランジ部11bが、下側支持突部32aに圧接し、上付勢突起36により、蓋体12のフランジ部12aが、上側支持突部32bに圧接している。
ここで、蓋体12のフランジ部12aには上付勢突起36が当接する一方、カップ本体11のフランジ部11bには、下付勢突起35のみならず圧接突起34も当接している。さらに、接続部材31の外筒部32の内周面のうち、環板部33より下方に位置する下側部分には、径方向の内側に向けて突出する図示されない縦リブが、周方向に間隔をあけて複数形成されており、これらの縦リブが、カップ本体11のフランジ部11bに対して径方向の外側から圧接している。
そして、蓋体12及び接続部材31の容器軸O回りの相対的な回転移動は許容される一方、カップ本体11及び接続部材31の容器軸O回りの相対的な回転移動は規制されている。すなわち、蓋体12は、カップ本体11及び接続部材31に対して容器軸O回りに回転自在に配設されている。
蓋体12とカップ本体11との間には、蓋体12の、カップ本体11に対する容器軸O回りの1回転未満の回転移動を許容し、かつ1回転以上の回転移動を規制する規制部38が配設されている。
規制部38は、図3に示されるように、接続部材31の外筒部32に径方向の内側に向けて突設された係止突部32cと、蓋体12のフランジ部12aに形成されるとともに、係止突部32cが周方向に相対的に移動自在に収容される周溝12dと、を備えている。
係止突部32cの上面視形状は矩形状となっている。係止突部32cは、外筒部32の内周面のうち、環板部33より上方に位置する上側部分の容器軸O方向の全長にわたって形成されている。
周溝12dは、蓋体12のフランジ部12aに、上面視で容器軸Oを中心に90°の範囲にわたって形成されている。周溝12dは、フランジ部12aを容器軸O方向に貫き、かつ径方向の外側に向けて開口している。
そして、係止突部32cは、周溝12dにおける周方向の一方側の端部内に位置している。
ストロー30は、図4に示されるように、挿通孔18に挿し込まれて先端がカップ本体11の底部11aの内面に接した状態(以下、挿し込み状態という)で、蓋体12の下端開口部12bより下方に位置する先端側部分30aと、この先端側部分30aより上方に位置する基端側部分30bと、を備えている。そして、先端側部分30aの外径が、基端側部分30bの外径より大きくなっている。
なお、ストロー30の基端側部分30bの上端は、ストロー30の前記挿し込み状態で、蓋体12の頂壁部17より上方に突出している。図示の例では、ストロー30の前記挿し込み状態で、ストロー30の先端側部分30aは、カップ本体11の上端開口部11cより下方に位置している。
次に、以上のように構成された回転式蓋付カップ容器1の作用について説明する。
まず、第3シール材27のうち挿通孔18の直上に位置する部分を、内挿体23とともに、ストロー30の先端により押し込むことで、第3シール材27を破断し、かつ連結部21を折曲変形させながら、内挿体23をストロー30とともに収容室15内に進入させる。これにより、ストロー30が挿通孔18内に挿し込まれ、ストロー30の先端部により、第2シール材16及び第1シール材13がこの順に破断される。そして、ストロー30の前記挿し込み状態で、ストロー30の先端側部分30aが、カップ本体11の上端開口部11cより下方に位置するので、第1、第2シール材13、16の破断部分には、ストロー30の基端側部分30bが位置することとなり、第1、第2シール材13、16の破断部分と、ストロー30の基端側部分30bと、の間に隙間が生ずる。
次に、係止突部32cが、蓋体12の周溝12dにおける他方側の周端縁に当接するまで、蓋体12をストロー30とともに、カップ本体11に対して容器軸O回りに回転させることにより、ストロー30によって第1シール材13の破断部分を容器軸O回りに拡大させる。この際、指が蓋体12の縦溝14aに係止されることにより、指が蓋体12の周壁部14の外周面上を周方向に滑るのを抑えられる。
以上より、収容室15内の添加剤が、第2シール材16の破断部分とストロー30の基端側部分30bとの間から流下し、周方向に拡大された第1シール材13の破断部分を通して、カップ本体11内に流入する。
以上説明したように、本実施形態による回転式蓋付カップ容器1によれば、挿通孔18が、蓋体12の頂壁部17において容器軸Oから離れた部分に形成されるとともに、蓋体12が、カップ本体11に対して容器軸O回りに回転自在に配設されているので、ストロー30を挿通孔18内に挿し込み、ストロー30の先端部で第2シール材16及び第1シール材13をこの順に破断した後に、蓋体12をストロー30とともにカップ本体11に対して容器軸O回りに回転させることにより、ストロー30によって第1シール材13の破断部分を容器軸O回りに拡大させることが可能になる。
これにより、第2シール材16の破断部分から流出する収容室15内の添加剤が、第1シール材13の破断部分を通してカップ本体11内に流入しやすくなり、第1シール材13上に残りにくくなる。
このように、ストロー30を挿通孔18に挿し込み、蓋体12をカップ本体11に対して容器軸O回りに回転移動させる操作だけで、カップ本体11の開封、及び添加剤の添加を双方ともに行うことが可能になり、優れた開封操作性を具備させることができる。
また、蓋体12とカップ本体11との間に規制部38が配設されているので、需要者が、蓋体12のカップ本体11に対する容器軸O回りの回転移動量に留意しなくても、ストロー30により第1シール材13が全周にわたって破断されてしまうのを防ぐことが可能になり、第1シール材13のうち、ストロー30による破断部分より径方向の内側に位置する部分がカップ本体11内に落下するのを防ぐことができる。
また、ストロー30のうち、先端側部分30aの外径が基端側部分30bの外径より大きくなっているので、ストロー30の前記挿し込み状態で、ストロー30と、第2シール材16の破断部分と、の間に、添加剤を収容室15から流出させるのに十分な隙間を形成することが可能になり、収容室15内の添加剤をカップ本体11内に確実に流入させることができる。
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば前記実施形態では、カップ本体11と蓋体12とを接続する接続部材31を備える構成を示したが、接続部材31を有さず、蓋体12がカップ本体11の上端部に直接装着される構成を採用してもよい。
また、挿通孔18の上面視形状は、前記実施形態に限らず例えば、単一の矩形状や円形状にするなど適宜変更してもよい。
また、環板部33の上面において、上付勢突起36を形成する位置は、前記実施形態に限らず例えば、下付勢突起35の位置する部分、若しくは圧接突起34が位置する部分にするなど適宜変更してもよい。
また、圧接突起34、下付勢突起35及び上付勢突起36を形成しなくてもよい。
また、規制部38は、前記実施形態に限らず適宜変更してもよいし、配設しなくてもよい。
また、蓋体12の縦溝14aに代えて、例えば周壁部14の外周面に滑り止め用の凹凸部を形成するなど、前記実施形態に限らず適宜変更してもよい。また、蓋体12に縦溝14aは形成しなくてもよい。
また、ストロー30を全長にわたって同等の外径にしてもよい。
また、前記実施形態に代えて、カップ本体11を、蓋体12及び接続部材31に対して容器軸O回りに回転自在に配設し、また、接続部材31の外筒部32に径方向の内側に向けて突出する係止突部を設けるとともに、カップ本体11のフランジ部11bに、この係止突部が周方向に相対的に移動自在に収容される周溝を形成してもよい。
そして、ストロー30の前記挿し込み状態で、係止突部が、周溝の周端縁に当接するまで、カップ本体11を、蓋体12、接続部材31及びストロー30に対して容器軸O回りに回転させることにより、ストロー30によって第1シール材13の破断部分を容器軸O回りに拡大させてもよい。
なお、係止突部を、カップ本体11若しくは蓋体12に設ける一方、この係止突部が周方向に移動自在に収容される周溝を接続部材31に設けてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 回転式蓋付カップ容器
11 カップ本体
11a 底部
11c 上端開口部
12 蓋体
12b 下端開口部
13 第1シール材
15 収容室
16 第2シール材
17 頂壁部
18 挿通孔
30 ストロー
30a 先端側部分
30b 基端側部分
38 規制部
O 容器軸

Claims (3)

  1. 内容物が収容されるとともに、上端開口部が第1シール材によって封止されたカップ本体と、
    前記第1シール材を上方から覆う蓋体と、を備える回転式蓋付カップ容器であって、
    前記蓋体は、有頂筒状に形成されるとともに、その内部が添加剤の収容される収容室とされ、かつ下端開口部が第2シール材によって封止され、
    前記蓋体の頂壁部において容器軸から離れた部分には、ストローが挿通される挿通孔が形成され、
    前記蓋体の頂壁部には、折曲変形可能な連結部を介して連結され、前記挿通孔内に配置された内挿体が設けられ、
    前記蓋体及び前記カップ本体は、相対的に容器軸回りに回転自在に配設され、
    前記挿通孔内にストローを挿し込み、このストローの先端部で前記第2シール材及び前記第1シール材をこの順に破断した後に、前記蓋体及びストローと、前記カップ本体と、を相対的に容器軸回りに回転させることにより、前記ストローで前記第1シール材の破断部分を容器軸回りに拡大させる構成とされたことを特徴とする回転式蓋付カップ容器。
  2. 前記蓋体と前記カップ本体との間には、前記蓋体及び前記カップ本体の相対的な容器軸回りの1回転未満の回転移動を許容し、かつ1回転以上の回転移動を規制する規制部が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の回転式蓋付カップ容器。
  3. 前記ストローは、前記挿通孔に挿し込まれて先端が前記カップ本体の底部の内面に接した状態で、前記蓋体の下端開口部より下方に位置する先端側部分と、この先端側部分より上方に位置する基端側部分と、を備え、
    前記先端側部分の外径が、前記基端側部分の外径より大きくなっていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転式蓋付カップ容器。
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