JP5489436B2 - キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、液状の内容物を収容する容器の口部に装着されるキャップに関する。
従来、例えば液状の食品や調味料等の内容物を容器に収容する場合、経時変化や温度等の環境変化に伴って、内容物から揮発成分が生じたり内容物の体積が膨張したりするなどして、容器の内圧が上昇することがある。このように容器の内圧が高まった場合、内容物が意図せずに容器の外部へ飛散したり、キャップが開いて容器が開封されたりすることがある。そこで、例えば特許文献1に記載されたキャップでは、容器の口部に装着されるキャップ本体に透孔を形成し、キャップ本体の裏面において前記透孔に対向する位置に弁部材を嵌着して、容器の内圧が高まった場合に、弁部材とキャップ本体との間に隙間を生じさせるとともに、前記隙間に連通する透孔から、その圧力を容器の外部に開放するようにしている。
特開2006−182425号公報
しかしながら、特許文献1に記載のキャップにおいては、キャップ本体と弁部材とが別体とされていることから、部品点数が嵩むとともに、製造時にこれらの部材を組み立てる工程が必要となる。また、これらの部材の組み立て工程において、部材同士の相対位置に僅かな差が生じることがあり、作動圧力の精度を確保することが難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、部品点数や製造工程を削減し、簡便な構成を用いて精度よく容器の内圧を外気圧と同等にできるキャップを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提案している。
すなわち本発明に係るキャップは、有頂筒状をなし、内容物を収容する容器の口部に装着されるとともに、天壁部に前記内容物を注出する注出孔が形成されたキャップ本体と、前記キャップ本体の外周面に着脱自在に嵌合され、前記注出孔を開閉させるオーバーキャップと、を備え、前記オーバーキャップの周壁部において、前記キャップ本体の外周面に嵌合する嵌合部分の少なくとも一部は、他よりも薄肉に形成されて弾性変形可能な薄肉部とされ、前記薄肉部は、前記オーバーキャップの外周面の一部及び内周面の一部の少なくともいずれかが窪まされて形成されており、前記キャップ本体の天壁部には、内部が前記注出孔に連通する注出筒が立設され、前記オーバーキャップにおける天壁部は、前記注出筒側に向けて膨出する曲面状に形成され、その頂部が前記注出筒の開口端縁に当接するとともに、前記オーバーキャップの周壁部の前記薄肉部以外の部位よりも薄肉に形成されて弾性変形可能とされ、前記容器の内圧が高まった場合に、前記薄肉部が径方向外側に膨出変形され、前記オーバーキャップの前記嵌合部分のうち前記薄肉部に位置する部分と前記キャップ本体の外周面との密閉状態が解除可能とされていることを特徴とする。
本発明に係るキャップによれば、オーバーキャップの周壁部における前記嵌合部分の少なくとも一部が前記薄肉部となっているので、例えば容器内の内容物から発生した揮発成分や外気温の上昇等によって容器の内圧が高まった場合に、前記薄肉部を径方向外側に膨出変形させて、オーバーキャップの前記嵌合部分のうち前記薄肉部に位置する部分とキャップ本体の外周面との密閉状態を解除させることが可能になり、この内圧が前記薄肉部を通してオーバーキャップの外部に開放されることとなる。このように、オーバーキャップの前記薄肉部を通して容器の内圧を外気圧と同等にすることが可能になるので、容器の内圧が高まって内容物が注出孔から容器の外部へ向け飛散したりオーバーキャップが開いて注出孔が開封されたりするようなことが防止される。
さらに、オーバーキャップに薄肉部を形成することで前述の作用効果が奏されるので、キャップの部品点数や製造工程の増大を防ぐことができる。また、前記薄肉部を径方向外側に膨出変形させれば前述の作用効果が奏されるので、作動圧力の精度を容易に確保できる。
また、前記キャップ本体の天壁部には、内部が前記注出孔に連通する注出筒が立設され、前記オーバーキャップにおける天壁部は、前記注出筒側に向けて膨出する曲面状に形成され、その頂部が前記注出筒の開口端縁に当接するとともに、前記オーバーキャップの周壁部の前記薄肉部以外の部位よりも薄肉に形成されて弾性変形可能とされている。
本発明に係るキャップによれば、オーバーキャップを閉めた状態で、オーバーキャップの天壁部の頂部が注出筒の開口端縁に当接され、前記開口端縁が密閉されるので、このキャップを装着した容器が例えば横転、傾倒等した場合であっても、内容物が注出筒から容器の外部に漏れ出ることが抑えられる。また、オーバーキャップの天壁部が薄肉に形成されて弾性変形可能とされていることから、容器の内圧が高まった場合には、天壁部が注出筒の開口端縁から離間するように反転変形して、この内圧をオーバーキャップ内に抵抗少なく開放することができる。以上より、内容物が注出筒から容器の外部に漏れ出るのを抑えつつ、容器の内圧を前記薄肉部を通してオーバーキャップの外部に開放することができる。
また、本発明に係るキャップにおいて、前記オーバーキャップの周壁部の下端と、前記キャップ本体における前記容器の口部に装着される筒部の上端とは、互いに周方向の一部でヒンジ部を介して連結され、前記オーバーキャップの周壁部の外周面には、前記ヒンジ部の配設位置に対してキャップ軸を挟んだ反対側に、径方向外側に突出する開閉操作片が形成され、前記薄肉部は、前記オーバーキャップの周壁部において前記ヒンジ部と前記開閉操作片との間に配置されていることとしてもよい。
本発明に係るキャップによれば、部品点数や製造工程を削減し、簡便な構成を用いて精度よく容器の内圧を外気圧と同等にできる。
図1は本発明の一実施形態に係るキャップの概略構成を示す側断面図、図2は図1の矢視Aを示す図、図3は図1の矢視Bを示す図、図4は本発明の一実施形態に係るキャップの圧力開放状態を説明する図である。
本実施形態のキャップ1は、図1に示すように、容器2の口部に取り付けられて使用されるものであり、容器2内に収容された例えば液状の食品や調味料等の内容物を注出させるものである。
容器2は、軟質又は薄肉の樹脂材料等で形成されて弾性変形可能な胴部を有している。また、容器2の口部の外周面には雄ねじ(不図示)が形成されている。
キャップ1は、容器2の口部に装着される有頂筒状のキャップ本体3と、キャップ本体3に装着されるオーバーキャップ5とを備えている。これらのキャップ本体3及びオーバーキャップ5はそれぞれ略筒状に形成されるとともに共通軸と同軸に配設されている。以下この共通軸をキャップ軸Oと言い、このキャップ軸O方向に沿ってキャップ本体3側を下側、オーバーキャップ5側を上側と言う。
キャップ本体3は、容器2の口部に装着される筒部31と、筒部31内に開口する注出孔32bが形成された天壁部32とを備えている。筒部31の内周面には、容器2の雄ねじに螺着する雌ねじ31aが形成されている。そして、雌ねじ31aが容器2の口部の雄ねじに螺着され締め込まれることで、容器2の口部の上端面と天壁部32の下面とが当接(密着)する構成とされている。
また、天壁部32における注出孔32bの縁部には、その上面から上方へ延びる注出筒32aが立設されている。注出筒32aは、下方から上方に向かうに連れ漸次縮径している。なお、注出孔32bおよび注出筒32aはキャップ軸Oと同軸に配設されている。また、注出筒32aの下端部分は、下側から上側に向かうに従い漸次縮径された凹曲面状に形成されて、天壁部32に滑らかに繋がっている。
また、キャップ本体3の筒部31において天壁部32に連なる上端部の外周面には、周方向に沿って延びる環状の凹部33が形成されている。
オーバーキャップ5は、有頂筒状に形成され、図1において2点鎖線で示すように、注出筒32aの注出孔32bを覆っている。オーバーキャップ5は、筒状の周壁部51と、周壁部51の上端を塞ぐ天壁部52とを備えている。天壁部52は、下側に向けて膨出する曲面状に形成されており、その下面における頂部が注出筒32aの上端開口縁に当接するとともに、薄肉に形成されて弾性変形可能とされている。また、オーバーキャップ5の周壁部51においてキャップ本体3の前記上端部の外周面に嵌合する下端部分(嵌合部分)の内周面には、周方向に沿って延びる環状の凸部53が設けられ、この凸部53がキャップ本体3の凹部33に着脱自在に嵌合している。
また、図2、図3に示すように、オーバーキャップ5の周壁部51には、他よりも薄肉に形成されて弾性変形可能な薄肉部54が周方向に間隔を開け複数形成されている。詳しくは、各薄肉部54は、オーバーキャップ5の外周面の一部が窪まされて形成され、キャップ軸O方向に沿って該オーバーキャップ5の上端から下端に亘り延在しており、オーバーキャップ5の周壁部51における前記下端部分のうち、薄肉部54に位置する部分は径方向に弾性変形可能とされている。なお、薄肉部54の下端部分に、凸部53の周方向の一部が位置している。
また、オーバーキャップ5の周壁部51の下端と、キャップ本体3の筒部31の上端とは、互いに周方向の一部でヒンジ部7を介して連結されている。これにより、オーバーキャップ5は、ヒンジ部7を中心に回動して、キャップ本体3における注出筒32aの注出孔32bを開閉可能としている。
また、キャップ本体3、ヒンジ部7、及びオーバーキャップ5は一体に形成されている。
また、オーバーキャップ5の外周面には、ヒンジ部7の配設位置に対してキャップ軸Oを挟んだ反対側に、径方向外側に突出する開閉操作片8が形成されている。
ここで、前記薄肉部54は、オーバーキャップ5においてヒンジ部7と開閉操作片8との間に位置する各部分に、これらのヒンジ部7及び開閉操作片8から周方向に沿って等距離離れて一対配置されている。なお、各薄肉部54の周長は互いに同等とされるとともに、オーバーキャップ5の周長の例えば約25%程度となっている。なお、オーバーキャップ5において、周壁部51に形成された薄肉部54の厚さは、天壁部52の厚さと同等になっている。
次に、このように構成されたキャップ1を利用した内容物の注出について説明する。
内容物を注出する際は、オーバーキャップ5の開閉操作片8を押し上げて該オーバーキャップ5を開け、注出筒32aを外部に露出させる。そして、容器2の胴部を把持してキャップ1側を下方へ向けるように傾ける。
容器2が傾けられると、容器2内に貯留されている内容物がキャップ本体3の注出孔32bを通して注出筒32a内に流れ込み、注出筒32aの上端開口部を通って外部へと注出される。また、容器2の胴部を径方向内側に向けて圧搾することで、注出する内容物の注出量を容易に調整できる。注出が完了したら、前述の動作とは逆の手順でオーバーキャップ5を閉める。
以上説明したように、本実施形態のキャップ1によれば、キャップ本体3の外周面に着脱可能に嵌合されるオーバーキャップ5の周壁部51における前記下端部分の少なくとも一部が薄肉部54となっているので、例えば容器2内の内容物から発生した揮発成分や外気温の上昇等によって容器2の内圧が高まった場合に、図4に示すように、薄肉部54を径方向外側に膨出変形させて、オーバーキャップ5の前記下端部分のうち薄肉部54に位置する部分とキャップ本体3の外周面との嵌合を解除させるとともにオーバーキャップ5とキャップ本体3との密閉状態を解除させることが可能になり、この内圧を薄肉部54を通してオーバーキャップ5の外部に開放することができる。
このように、オーバーキャップ5の薄肉部54を通して容器2の内圧が外気圧と同等になるので、容器2の内圧が高まって内容物が注出孔32bから容器2の外部へ向け飛散したりオーバーキャップ5が開いて注出孔32bが開封されたりするようなことが防止される。
さらに、オーバーキャップ5に薄肉部54を形成することで前述の作用効果が奏されるので、キャップ1の部品点数や製造工程の増大を防ぐことができる。すなわち、従来のように、例えばキャップ本体3に圧力を開放するための孔を形成し、前記孔を開閉する弁部材を設けてこれらの部材を組み立てる場合と対比して、簡便な構成とすることができ、部品点数や製造工程を削減できる。
また、薄肉部54を径方向外側に膨出変形させれば前述の作用効果が奏されるので、作動圧力の精度を容易に確保できる。
また、オーバーキャップ5を閉めた状態で、オーバーキャップ5の天壁部52の頂部が注出筒32aの開口端縁に当接され、前記開口端縁が密閉されるので、このキャップ1を装着した容器2が例えば横転、傾倒等した場合であっても、内容物が注出筒32aから容器2の外部に漏れ出ることが抑えられる。また、オーバーキャップ5の天壁部52が薄肉に形成されて弾性変形可能とされていることから、容器2の内圧が高まった場合には、図4に示すように、天壁部52が注出筒32aの開口端縁から離間するように反転変形して、この内圧をオーバーキャップ5内に抵抗少なく開放することができる。以上より、内容物が注出筒32aから容器2の外部に漏れ出るのを抑えつつ、容器2の内圧を薄肉部54を通してオーバーキャップ5の外部に開放することができる。
また、キャップ本体3とオーバーキャップ5とを連結するヒンジ部7を備えているので、オーバーキャップ5を開ける場合に該オーバーキャップ5がキャップ1から外れてしまうことがなく、簡便に開閉操作を行うことができる。
尚、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本実施形態では、薄肉部54は、オーバーキャップ5の外周面の一部が窪まされて形成されていることとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、薄肉部54は、オーバーキャップ5の内周面の一部が窪まされて形成されていてもよく、この場合は、オーバーキャップ5の凸部53のうち、前記薄肉部54に位置する部分を他よりも大きく突出させてもよい。また、薄肉部54が、オーバーキャップ5の外周面の一部、及び前記外周面に対応する内周面の一部を夫々窪ませて形成されていても構わない。
また、薄肉部54は、オーバーキャップ5の周壁部51における前記下端部分のうちの少なくとも一部に形成されていればよく、本実施形態に限定されるものではない。
また、薄肉部54は、キャップ軸O方向に沿って該オーバーキャップ5の上端から下端に亘り延在して形成されることとしたが、これに限定されずに、オーバーキャップ5の周壁部51における前記下端部分にのみ形成されることとしても構わない。
また、オーバーキャップ5の前記下端部分において薄肉部54に位置する部分に、凸部53を設けない構成とすることもできる。
また、オーバーキャップ5は、キャップ本体3の外周面に着脱自在に嵌合されていればよいことから、例えば、オーバーキャップ5の前記下端部分の内周面及びキャップ本体3の前記上端部の外周面に、凸部53及び凹部33をそれぞれ設けずに、前記内周面及び前記外周面を略同一の曲率半径に設定するとともにキャップ軸O方向に沿って平滑な面に形成してもよい。
また、キャップ本体3の天壁部32には、内部が注出孔32bに連通する注出筒32aが立設されていることとしたが、本発明とは技術思想が異なる参考例では、注出筒32aを設けなくてもよい。
また、前記実施形態では、オーバーキャップ5に凸部53を形成し、キャップ本体3に凹部33を形成したが、これとは逆に、オーバーキャップ5に凹部を形成し、キャップ本体3に前記凹部に着脱自在に嵌合する凸部を形成してもよい。
また、オーバーキャップ5における天壁部52の下面の頂部が、注出筒32aの開口端縁に当接(密接)することとしたが、本発明とは技術思想が異なる参考例では、前記頂部と前記開口端縁との相対位置関係は、容器2に収容する内容物の粘度等を鑑み適宜調整可能であることから、前記頂部と前記開口端縁とが例えば近接していてもよい。
また、オーバーキャップ5がヒンジ部7を介してキャップ本体3に連結されていることとしたが、ヒンジ部7を設けずに、オーバーキャップ5とキャップ本体3とを別体として、螺合や凹凸嵌合(アンダーカット)などの手段によって結合することとしても構わない。
また、キャップ本体3が容器2の口部に螺合により装着されていることとしたが、これに限定されずに、キャップ本体3は、例えば前記口部に嵌合されて装着されていてもよい。
また、オーバーキャップ5の天壁部52として、下側に向けて膨出する曲面状に形成された構成を示したが、本発明とは技術思想が異なる参考例では、キャップ軸Oに直交する方向に沿って延びる平坦面に形成してもよい。
また、オーバーキャップ5の天壁部52として、薄肉に形成された弾性変形可能な構成を示したが、本発明とは技術思想が異なる参考例では、薄肉部54よりも厚く形成して剛体壁にしてもよい。
その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係るキャップの概略構成を示す側断面図である。 図1の矢視Aを示す図である。 図1の矢視Bを示す図である。 本発明の一実施形態に係るキャップの圧力開放状態を説明する図である。
符号の説明
1 キャップ
2 容器
3 キャップ本体
5 オーバーキャップ
32 キャップ本体の天壁部
32a 注出筒
32b 注出孔
33 凹部
51 周壁部
52 オーバーキャップの天壁部
53 凸部
54 薄肉部

Claims (2)

  1. 有頂筒状をなし、内容物を収容する容器の口部に装着されるとともに、天壁部に前記内容物を注出する注出孔が形成されたキャップ本体と、
    前記キャップ本体の外周面に着脱自在に嵌合され、前記注出孔を開閉させるオーバーキャップと、を備え、
    前記オーバーキャップの周壁部において、前記キャップ本体の外周面に嵌合する嵌合部分の少なくとも一部は、他よりも薄肉に形成されて弾性変形可能な薄肉部とされ、
    前記薄肉部は、前記オーバーキャップの外周面の一部及び内周面の一部の少なくともいずれかが窪まされて形成されており、
    前記キャップ本体の天壁部には、内部が前記注出孔に連通する注出筒が立設され、
    前記オーバーキャップにおける天壁部は、前記注出筒側に向けて膨出する曲面状に形成され、その頂部が前記注出筒の開口端縁に当接するとともに、前記オーバーキャップの周壁部の前記薄肉部以外の部位よりも薄肉に形成されて弾性変形可能とされ、
    前記容器の内圧が高まった場合に、前記薄肉部が径方向外側に膨出変形され、前記オーバーキャップの前記嵌合部分のうち前記薄肉部に位置する部分と前記キャップ本体の外周面との密閉状態が解除可能とされていることを特徴とするキャップ。
  2. 請求項1に記載のキャップであって、
    前記オーバーキャップの周壁部の下端と、前記キャップ本体における前記容器の口部に装着される筒部の上端とは、互いに周方向の一部でヒンジ部を介して連結され、
    前記オーバーキャップの周壁部の外周面には、前記ヒンジ部の配設位置に対してキャップ軸を挟んだ反対側に、径方向外側に突出する開閉操作片が形成され、
    前記薄肉部は、前記オーバーキャップの周壁部において前記ヒンジ部と前記開閉操作片との間に配置されていることを特徴とするキャップ。
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