JP5489436B2 - キャップ - Google Patents
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Description
すなわち本発明に係るキャップは、有頂筒状をなし、内容物を収容する容器の口部に装着されるとともに、天壁部に前記内容物を注出する注出孔が形成されたキャップ本体と、前記キャップ本体の外周面に着脱自在に嵌合され、前記注出孔を開閉させるオーバーキャップと、を備え、前記オーバーキャップの周壁部において、前記キャップ本体の外周面に嵌合する嵌合部分の少なくとも一部は、他よりも薄肉に形成されて弾性変形可能な薄肉部とされ、前記薄肉部は、前記オーバーキャップの外周面の一部及び内周面の一部の少なくともいずれかが窪まされて形成されており、前記キャップ本体の天壁部には、内部が前記注出孔に連通する注出筒が立設され、前記オーバーキャップにおける天壁部は、前記注出筒側に向けて膨出する曲面状に形成され、その頂部が前記注出筒の開口端縁に当接するとともに、前記オーバーキャップの周壁部の前記薄肉部以外の部位よりも薄肉に形成されて弾性変形可能とされ、前記容器の内圧が高まった場合に、前記薄肉部が径方向外側に膨出変形され、前記オーバーキャップの前記嵌合部分のうち前記薄肉部に位置する部分と前記キャップ本体の外周面との密閉状態が解除可能とされていることを特徴とする。
また、本発明に係るキャップにおいて、前記オーバーキャップの周壁部の下端と、前記キャップ本体における前記容器の口部に装着される筒部の上端とは、互いに周方向の一部でヒンジ部を介して連結され、前記オーバーキャップの周壁部の外周面には、前記ヒンジ部の配設位置に対してキャップ軸を挟んだ反対側に、径方向外側に突出する開閉操作片が形成され、前記薄肉部は、前記オーバーキャップの周壁部において前記ヒンジ部と前記開閉操作片との間に配置されていることとしてもよい。
容器2は、軟質又は薄肉の樹脂材料等で形成されて弾性変形可能な胴部を有している。また、容器2の口部の外周面には雄ねじ(不図示)が形成されている。
また、キャップ本体3、ヒンジ部7、及びオーバーキャップ5は一体に形成されている。
また、オーバーキャップ5の外周面には、ヒンジ部7の配設位置に対してキャップ軸Oを挟んだ反対側に、径方向外側に突出する開閉操作片8が形成されている。
ここで、前記薄肉部54は、オーバーキャップ5においてヒンジ部7と開閉操作片8との間に位置する各部分に、これらのヒンジ部7及び開閉操作片8から周方向に沿って等距離離れて一対配置されている。なお、各薄肉部54の周長は互いに同等とされるとともに、オーバーキャップ5の周長の例えば約25%程度となっている。なお、オーバーキャップ5において、周壁部51に形成された薄肉部54の厚さは、天壁部52の厚さと同等になっている。
内容物を注出する際は、オーバーキャップ5の開閉操作片8を押し上げて該オーバーキャップ5を開け、注出筒32aを外部に露出させる。そして、容器2の胴部を把持してキャップ1側を下方へ向けるように傾ける。
容器2が傾けられると、容器2内に貯留されている内容物がキャップ本体3の注出孔32bを通して注出筒32a内に流れ込み、注出筒32aの上端開口部を通って外部へと注出される。また、容器2の胴部を径方向内側に向けて圧搾することで、注出する内容物の注出量を容易に調整できる。注出が完了したら、前述の動作とは逆の手順でオーバーキャップ5を閉める。
また、薄肉部54を径方向外側に膨出変形させれば前述の作用効果が奏されるので、作動圧力の精度を容易に確保できる。
例えば、本実施形態では、薄肉部54は、オーバーキャップ5の外周面の一部が窪まされて形成されていることとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、薄肉部54は、オーバーキャップ5の内周面の一部が窪まされて形成されていてもよく、この場合は、オーバーキャップ5の凸部53のうち、前記薄肉部54に位置する部分を他よりも大きく突出させてもよい。また、薄肉部54が、オーバーキャップ5の外周面の一部、及び前記外周面に対応する内周面の一部を夫々窪ませて形成されていても構わない。
また、薄肉部54は、キャップ軸O方向に沿って該オーバーキャップ5の上端から下端に亘り延在して形成されることとしたが、これに限定されずに、オーバーキャップ5の周壁部51における前記下端部分にのみ形成されることとしても構わない。
また、オーバーキャップ5の前記下端部分において薄肉部54に位置する部分に、凸部53を設けない構成とすることもできる。
また、オーバーキャップ5は、キャップ本体3の外周面に着脱自在に嵌合されていればよいことから、例えば、オーバーキャップ5の前記下端部分の内周面及びキャップ本体3の前記上端部の外周面に、凸部53及び凹部33をそれぞれ設けずに、前記内周面及び前記外周面を略同一の曲率半径に設定するとともにキャップ軸O方向に沿って平滑な面に形成してもよい。
また、前記実施形態では、オーバーキャップ5に凸部53を形成し、キャップ本体3に凹部33を形成したが、これとは逆に、オーバーキャップ5に凹部を形成し、キャップ本体3に前記凹部に着脱自在に嵌合する凸部を形成してもよい。
また、キャップ本体3が容器2の口部に螺合により装着されていることとしたが、これに限定されずに、キャップ本体3は、例えば前記口部に嵌合されて装着されていてもよい。
また、オーバーキャップ5の天壁部52として、下側に向けて膨出する曲面状に形成された構成を示したが、本発明とは技術思想が異なる参考例では、キャップ軸Oに直交する方向に沿って延びる平坦面に形成してもよい。
また、オーバーキャップ5の天壁部52として、薄肉に形成された弾性変形可能な構成を示したが、本発明とは技術思想が異なる参考例では、薄肉部54よりも厚く形成して剛体壁にしてもよい。
2 容器
3 キャップ本体
5 オーバーキャップ
32 キャップ本体の天壁部
32a 注出筒
32b 注出孔
33 凹部
51 周壁部
52 オーバーキャップの天壁部
53 凸部
54 薄肉部
Claims (2)
- 有頂筒状をなし、内容物を収容する容器の口部に装着されるとともに、天壁部に前記内容物を注出する注出孔が形成されたキャップ本体と、
前記キャップ本体の外周面に着脱自在に嵌合され、前記注出孔を開閉させるオーバーキャップと、を備え、
前記オーバーキャップの周壁部において、前記キャップ本体の外周面に嵌合する嵌合部分の少なくとも一部は、他よりも薄肉に形成されて弾性変形可能な薄肉部とされ、
前記薄肉部は、前記オーバーキャップの外周面の一部及び内周面の一部の少なくともいずれかが窪まされて形成されており、
前記キャップ本体の天壁部には、内部が前記注出孔に連通する注出筒が立設され、
前記オーバーキャップにおける天壁部は、前記注出筒側に向けて膨出する曲面状に形成され、その頂部が前記注出筒の開口端縁に当接するとともに、前記オーバーキャップの周壁部の前記薄肉部以外の部位よりも薄肉に形成されて弾性変形可能とされ、
前記容器の内圧が高まった場合に、前記薄肉部が径方向外側に膨出変形され、前記オーバーキャップの前記嵌合部分のうち前記薄肉部に位置する部分と前記キャップ本体の外周面との密閉状態が解除可能とされていることを特徴とするキャップ。 - 請求項1に記載のキャップであって、
前記オーバーキャップの周壁部の下端と、前記キャップ本体における前記容器の口部に装着される筒部の上端とは、互いに周方向の一部でヒンジ部を介して連結され、
前記オーバーキャップの周壁部の外周面には、前記ヒンジ部の配設位置に対してキャップ軸を挟んだ反対側に、径方向外側に突出する開閉操作片が形成され、
前記薄肉部は、前記オーバーキャップの周壁部において前記ヒンジ部と前記開閉操作片との間に配置されていることを特徴とするキャップ。
Priority Applications (1)
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JP2008222788A JP5489436B2 (ja) | 2008-08-29 | 2008-08-29 | キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008222788A JP5489436B2 (ja) | 2008-08-29 | 2008-08-29 | キャップ |
Publications (2)
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JP2010052820A JP2010052820A (ja) | 2010-03-11 |
JP5489436B2 true JP5489436B2 (ja) | 2014-05-14 |
Family
ID=42069163
Family Applications (1)
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JP2008222788A Active JP5489436B2 (ja) | 2008-08-29 | 2008-08-29 | キャップ |
Country Status (1)
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-
2008
- 2008-08-29 JP JP2008222788A patent/JP5489436B2/ja active Active
Also Published As
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