JP6161443B2 - 地図描画装置および地図描画方法 - Google Patents

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Description

この発明は、地物のアイコンを含む地図を描画する地図描画装置および地図描画方法に関する。
従来、地図には地物のアイコンが表示されている。地物のアイコンには、役所、病院、または温泉といった地図記号アイコンの他、駅、駐車場、またはガソリンスタンドといった交通アイコンや、特定の企業を図示する企業アイコンなどがある。これら地物のアイコンは、予め地図データに含められていることが多い。
地図表示端末が地図データに従って地図を表示する場合、地図の表現上、近接する位置に複数の施設(地物)がある場合等は、それら複数の施設を示すアイコンが重畳して表示される。このような場合に、ユーザにとっては各アイコンが見づらく、またタッチパネル上で所望のアイコンを選択しづらい。地図の縮尺を大きくすることでアイコンが重畳しない地図を表示することも可能であるが、縮尺を調整するのはユーザにとって手間のかかる操作であった。
この問題の解決方法として、例えば特許文献1では、アイコンの重畳を検知すると、アイコン中心点を結ぶ多角形の重心をアイコン移動中心点に設定し、アイコン移動中心点と各アイコンとを結ぶ直線の延長線の方向に各アイコンを移動させることにより、アイコンの重畳を解消する方法を提示している。
特開2012−127707号公報
特許文献1の手法は、少数のアイコンが重畳する場合に有効である。しかし、市街地の地図や小縮尺の地図では、十数個のアイコンが重畳して表示される場合がある。このように大量のアイコンが重畳する地図を描画する場合に特許文献1の手法を用いても、アイコンを移動させた先で別のアイコンと重畳する結果、重畳を解消することが出来ない。
本発明は上述の問題点に鑑み、アイコンを重畳しないように描画する地図描画装置および地図描画方法の提供を目的とする。
本発明の地図描画装置は、地物のアイコンを含む地図を描画する地図描画装置であって、自車位置から目的地までの走行経路を探索する走行経路探索部と、地図の表示画面上の選択地点の情報を取得する選択地点情報取得部と、選択地点が走行経路上にある場合には、選択地点のアイコンと他のアイコンとの重畳を検知するアイコン重畳検知部と、重畳が検知されたアイコンを、走行経路上のアイコンと走行経路上にないアイコンとで異なる列に、かつ夫々走行経路走行時の通過順に整列したアイコン整列画像を描画するアイコン整列画像描画部と、を備える。
また、本発明の地図描画方法は、(a)地物のアイコンを含む地図を描画するステップと、(b)自車位置から目的地までの走行経路を探索するステップと、(c)地図の表示画面上の選択地点の情報を取得するステップと、(d)選択地点が走行経路上にある場合は、選択地点のアイコンと他のアイコンとの重畳を検知するステップと、(e)重畳が検知されたアイコンを、走行経路上のアイコンと走行経路上にないアイコンとで異なる列に、かつ夫々走行経路に沿った走行時の通過順に整列表示したアイコン整列画像を描画するステップと、を備える。
本発明の地図描画装置は、地物のアイコンを含む地図を描画する地図描画装置であって、自車位置から目的地までの走行経路を探索する走行経路探索部と、地図の表示画面上の選択地点の情報を取得する選択地点情報取得部と、選択地点が走行経路上にある場合には、選択地点のアイコンと他のアイコンとの重畳を検知するアイコン重畳検知部と、重畳が検知されたアイコンを、走行経路上のアイコンと走行経路上にないアイコンとで異なる列に、かつ夫々走行経路走行時の通過順に整列したアイコン整列画像を描画するアイコン整列画像描画部と、を備える。したがって、地図上で多数のアイコンが重畳していても、地図表示画像とは別にアイコン整列画像を描画することにより、ユーザが所望のアイコンを選択できるようにする。また、アイコン整列画像では、走行経路走行時の通過順にアイコンを整列することにより、各地物へのアクセスのしやすさを直感的な表現でユーザに示すことができる。
また、本発明の地図描画方法は、(a)地物のアイコンを含む地図を描画するステップと、(b)自車位置から目的地までの走行経路を探索するステップと、(c)地図の表示画面上の選択地点の情報を取得するステップと、(d)選択地点が走行経路上にある場合は、選択地点のアイコンと他のアイコンとの重畳を検知するステップと、(e)重畳が検知されたアイコンを、走行経路上のアイコンと走行経路上にないアイコンとで異なる列に、かつ夫々走行経路に沿った走行時の通過順に整列表示したアイコン整列画像を描画するステップと、を備える。したがって、地図上で多数のアイコンが重畳していても、地図表示画像とは別にアイコン整列画像を描画することにより、ユーザが所望のアイコンを選択できるようにする。また、アイコン整列画像では、走行経路走行時の通過順にアイコンを整列することにより、各地物へのアクセスのしやすさを直感的な表現でユーザに示すことができる。
実施の形態1に係る地図描画装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る地図描画装置の表示例を示す図である。 実施の形態1に係る地図描画装置の表示例を示す図である。 実施の形態1に係る地図描画装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1の変形例1に係る地図描画装置の表示例を示す図である。 実施の形態1の変形例2に係る地図描画装置の表示例を示す図である。 実施の形態1の変形例2に係る地図描画装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る地図描画装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る地図描画装置の表示例を示す図である。 実施の形態2に係る地図描画装置の動作を示すフローチャートである。
<A.実施の形態1>
<A−1.構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る地図描画装置の一例であるナビゲーション装置11の構成を示すブロック図である。以下の説明では、ナビゲーション装置11を車両に搭載されたカーナビゲーション装置として説明する。
ナビゲーション装置11は、入力部1、自車位置取得部2、地図データ格納部3、走行経路探索部4、アイコン重畳検知部5、アイコン整列部6、描画制御部7、および表示部8を備えている。
入力部1は、ナビゲーション装置11の入力インタフェースであり、ユーザ操作を受け付ける。入力部1は、例えば機械的又は電子的なスイッチにより構成され、ナビゲーション装置11と別筐体のリモコンによって構成されていても良い。以下の説明では、入力部1をタッチパネルとする。入力部1が受け付けるユーザ操作には、目的地の位置情報(目的地位置情報)の入力や、重畳を解消するアイコンの選択や、画面のスクロール操作などがある。
自車位置取得部2は、ナビゲーション装置11が搭載された車両(自車)の現在位置(自車位置)を検出する手段である。例えば、GPS(Global Positioning System)信号から自車位置を検出し、あるいはGPS信号に加速度センサやジャイロセンサなど各種センサの信号を組み合わせて自車位置を検出する。検出した自車位置情報は、走行経路探索部4に出力される。
地図データ格納部3は、地図データを格納しており、ハードディスク(Hard Disk Drive)やメモリ等の記憶媒体により構成される。地図データは、ナビゲーション装置11の外部のサーバから無線通信によって取得しても良い。
走行経路探索部4は、入力部1から目的地位置情報を、自車位置取得部2から自車位置情報を、地図データ格納部3から地図データをそれぞれ取得し、これらに基づき自車位置から目的地までの走行経路を探索する。
描画制御部7は、表示部8に表示する画像の描画を行い、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)で構成される。描画制御部7は、地図表示画像の描画を行う他、後述するアイコン整列画像の描画を行う。
表示部8は、液晶ディスプレイなどのモニタであり、描画制御部7が描画した画像を表示する。入力部1がタッチパネルである場合、入力部1と表示部8は一体として構成されてもよい。なお、表示部8はナビゲーション装置11の外部構成であっても良い。
アイコン重畳検知部5は、ユーザが選択した地図上の地点において、アイコンの重畳を検知する。
アイコン整列部6は、アイコン重畳検知部5で重畳を検知したアイコン群を所定の基準で整列する。アイコン重畳検知部5におけるアイコン重畳検知処理と、アイコン整列部6におけるアイコン整列処理については、後に詳述する。
なお、走行経路探索部4、アイコン重畳検知部5、アイコン整列部6は、CPUでプログラムが実行されることによって実現する。
<A−2.動作>
図2,3は、ナビゲーション装置11の表示部8における表示例を示している。図2(a)は、走行経路の地図表示例を示しており、地物のアイコンが走行経路上に表示されている。ここで表示されるアイコンは地物のアイコンであり、例えば「P」というアイコンは、当該アイコンが表示された地図上の地点に駐車場があることを示している。ユーザはこのようなアイコンを見ながら、立寄りたい地物(施設等)を探すことが出来る。また、ユーザは所望のアイコンをタッチして選択することにより、アイコンが表す地物の情報を表示させ、または当該地物へ立寄る経路案内をナビゲーション装置11にさせることが可能である。しかし、図2(a)のように複数のアイコンが重畳して表示されてしまうと、見づらい上に所望のアイコンを選択しにくい。
そこで、ナビゲーション装置11では、ユーザが、重畳したアイコンをタッチパネル上で選択すると、重畳したアイコンを整列したアイコン整列画像を走行経路の地図画像とは別画像で表示する(図2(b))。
アイコン整列画像では、走行経路を示す直線形状の走行経路オブジェクトが画面の上下方向に描画され、走行経路オブジェクトに沿ってその左右両側にアイコンが整列して描画される。整列順は、自車位置からアイコンが表す地物までの、走行経路に沿った距離順、言い換えれば、走行経路を走行時の通過順である。図2(b)では、走行経路オブジェクトの下側を自車位置側、上側を目的地側としているので、各アイコンは自車位置から走行経路に沿った距離が短い順に、下から整列する。したがって、ユーザは各アイコンが表す地物へのアクセスのしやすさを直感的に理解することができる。また、アイコンの誤選択を防ぐと共に使い勝手が向上する。なお、走行経路オブジェクトの方向は画面の上下方向でなくても良いが、上下方向とすれば実際の位置関係に対応しており、自車とアイコンが表す地物との位置関係を直感的に理解し易い。
また、アイコン整列画像では、走行経路の左側にある地物のアイコンは走行経路オブジェクトの左側に、走行経路の右側にある地物のアイコンは走行経路オブジェクトの右側に、それぞれ描画される。地物が走行経路の左右いずれの側にあるかによって立寄り易さは異なるので、このような情報をアイコン整列画像に含めることにより、各アイコンが表す地物へのアクセスのしやすさをより理解することができる。
図2では、5つのアイコンをアイコン整列画像内に全て整列する例を示した。しかし、重畳するアイコンの数がさらに多い場合には、アイコン整列画像内に全てのアイコンが収まりきらない。その場合には、図3に示すスクロール表示を行う。図3(a)において、ユーザがアイコン整列画像にタッチし、そのまま指を画面の下方向にスライドさせると、アイコン整列画像が下方向にスクロールし、アイコン整列画像の上方向から新たな地物のアイコンが表示される(図3(b))。勿論、スクロールは下方向だけでなく上方向にも可能である。
このようなスクロール表示を行うことで、大量のアイコンが重畳する場合にも、全てのアイコンを整列させて表示することが可能となる。
図4は、ナビゲーション装置11の動作を示すフローチャートである。以下、図4のフローチャートに沿ってナビゲーション装置11の動作を説明する。
まず、走行経路探索部4は、入力部1から目的地位置情報を、自車位置取得部2から自車位置情報をそれぞれ取得し(ステップS1)、これらに基づき地図データ格納部3の地図データを参照しながら自車位置から目的地までの走行経路を探索する(ステップS2)。走行経路情報は、走行経路探索部4から描画制御部7に送られる。描画制御部7は地図データ格納部3から取得した地図データを用いて走行経路の地図表示画像を描画し、表示部8において図2(a)のような走行経路の地図表示が行われる(ステップS3)。走行経路上の地物のアイコンも地図データに基づいて表示される。
次に、アイコン重畳検知部5は、地図上の選択地点が入力されるのを待機する(ステップS4)。図2(a)の地図表示がなされた表示画面上で、ユーザが任意の地点をタッチして選択すると、ユーザが選択した地点(選択地点)の情報が入力部1からアイコン重畳検知部5に入力される。
アイコン重畳検知部5は、走行経路探索部4から走行経路を取得し、選択地点上に走行経路があるか否かを判断する(ステップS5)。本発明のアイコン整列処理は、走行経路上のアイコンを整列対象とするため、選択地点上に走行経路がなければステップS11に移る。なお、ここでは、選択地点を実際にユーザが選択した地点を含む一定の大きさをもつ領域とみなし、当該領域内に走行経路があるか否かを判断してもよい。
一方、選択地点上に走行経路がある場合、アイコン重畳検知部5は、選択地点で走行経路上のアイコンが重畳しているか否かを判断する(ステップS6)。ここでアイコン重畳検知部5は、描画制御部7から走行経路の地図表示画像を取得し、例えば各アイコンの位置と寸法等からアイコンが重畳しているか否かを検知する。アイコンの重畳がなければステップS11に移る。アイコンの重畳があれば、これら重畳した複数のアイコン(以下、「重畳アイコン」という)を後述のアイコン整列処理の対象としてアイコン整列部6に出力する。
アイコン整列部6はアイコン重畳検知部5から重畳アイコンを取得すると、走行経路探索部4から走行経路を取得し、各重畳アイコンが表す地物が走行経路の左右どちら側にあるかを判断する(ステップS7)。ここで、アイコン整列部6は地図データ格納部3から地図データを取得し、各重畳アイコンが表す地物と走行経路の位置関係から上記判断を行う。そして、各重畳アイコンに、走行経路の左右どちら側に地物があるかを表す情報を描画情報として付与する。
次に、アイコン整列部6は重畳アイコンを、走行経路を走行した場合の通過順に整列する(ステップS8)。ここでは、各重畳アイコンが表す地物について、走行経路に沿った自車位置からの距離を算出し、自車位置からの距離が短い順、すなわち上記通過順の整列番号を、重畳アイコンに描画情報として付与する。
次に、描画制御部7がアイコン整列画像の描画を行う(ステップS9)。ここで、描画制御部7はアイコン整列部6から重畳アイコンの描画情報を取得し、描画情報に基づきアイコン整列画像を描画する。アイコン整列画像では、画面の上下方向に走行経路を表す直線の走行経路オブジェクトを描画し、走行経路オブジェクトに沿って、下から整列番号の順に重畳アイコンを描画する。なお、走行経路の左側にある地物の重畳アイコンは走行経路オブジェクトの左側に、走行経路の右側にある地物の重畳アイコンは走行経路オブジェクトの右側に、それぞれ描画する。
こうして描画されたアイコン整列画像を走行経路の地図表示画像に重畳すると、表示部8では図2(b)のような表示が行われる。なお、重畳アイコンの数が多い場合には一度に全てを表示せず、スクロール表示とすることも可能である。また、アイコン整列画像は走行経路の地図表示画像とは別画像であれば良いため、図2(b)のような重畳表示の他、表示画面を2分割して左側に地図表示画像、右側にアイコン整列画像を表示するようにしても良い。
アイコン整列画像を表示した後、プログラム終了か否かを判断する(ステップS11)。プログラム終了であれば処理を終了し、プログラム終了でなければステップS1に戻る。
<A−3.変形例>
以上、ナビゲーション装置11を車両に搭載されたカーナビゲーション装置として説明したが、ナビゲーション装置11は、PND(Portable Navigation Device)、携帯端末(例えば携帯電話、スマートフォン、及びタブレットなど)、及びサーバなどを適宜に組み合せたシステムとして構築されていても良い。この場合、ナビゲーション装置11の各構成要素は、システムを構築する各機器に分散して配置される。
実施の形態1のナビゲーション装置11は、地物が走行経路の左右いずれの側にあるかを判断し、重畳アイコンを走行経路オブジェクトの右側と左側の2列に整列したアイコン整列画像を表示した。しかし、変形例1のナビゲーション装置では、図5に示すように、地物が走行経路の左右いずれの側にあるかを考慮せず、重畳アイコンを1列に整列したアイコン整列画像を描画する。この場合、重畳アイコンを2列で整列させたアイコン整列画像に比べて表示面積が小さいため、走行経路の地図表示を邪魔することなくアイコン整列画像を表示できる。また、例えばL(左側)やR(右側)の文字を各アイコンに付加することにより、各アイコンが表す地物が走行経路の右側または左側のいずれにあるかが分かるようにしても良い。
実施の形態1のナビゲーション装置11は、走行経路上の地物のアイコンのみを整列対象とした。しかし、変形例2のナビゲーション装置では、走行経路上にある地物のアイコンが走行経路付近にある地物のアイコンと重畳する場合に、両者を共に整列対象とする。図6は、変形例2のナビゲーション装置が描画するアイコン整列画像の表示例を示している。このアイコン整列画像において、走行経路オブジェクトの両脇に走行経路上の地物のアイコンを整列させることは実施の形態1のナビゲーション装置11と同様であるが、さらにその外側に、走行経路上にはないが走行経路から100m未満の距離にある地物のアイコンを整列させている。
図7は、変形例2のナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。ステップS21〜25は、図4に示すステップS1〜5と同様であるため、説明を省略する。ステップS26で、アイコン重畳検知部5は、選択地点でアイコンが重畳しているか否かを判断する。ここでアイコン重畳検知部5は、描画制御部7から走行経路の地図表示画像を取得し、例えば各アイコンの位置と寸法等からアイコンの重畳の有無を検知する。アイコンの重畳がなければステップS32に移る。アイコンの重畳があれば、重畳アイコンを後述のアイコン整列処理の対象としてアイコン整列部6に出力する。
アイコン整列部6はアイコン重畳検知部5から重畳アイコンを取得すると、走行経路探索部4から走行経路を取得し、各重畳アイコンが表す地物が走行経路の左右どちら側にあるかを判断する(ステップS27)。ここで、アイコン整列部6は地図データ格納部3から地図データを取得し、各重畳アイコンが表す地物と走行経路の位置関係から上記判断を行う。そして、各重畳アイコンに、走行経路の左右どちら側に地物があるかを表す情報を描画情報として付与する。
次に、アイコン整列部6は、各重畳アイコンが表す地物の走行経路からの距離を判定する(ステップS28)。例えば走行経路からの距離100mを閾値とすると、100m以上離れた地物を表す重畳アイコンを処理対象から除外する。これにより、処理対象の重畳アイコンは、走行経路上にある地物のアイコンと、走行経路から所定の距離内にある地物のアイコンに限られる。またアイコン整列部6は、処理対象の重畳アイコンに対して、走行経路上にあるか否かを示す情報を描画情報として付与する。
次に、アイコン整列部6は重畳アイコンを、走行経路を走行した場合の通過順に整列する(ステップS29)。ここでは、各重畳アイコンが表す地物の走行経路に沿った自車位置からの距離を算出し、自車位置からの距離が短い順、すなわち上記通過順の整列番号を、重畳アイコンに描画情報として付与する。
次に、描画制御部7がアイコン整列画像の描画を行う(ステップS30)。ここで、描画制御部7はアイコン整列部6から重畳アイコンの描画情報を取得し、描画情報に基づきアイコン整列画像を描画する。アイコン整列画像では、画面の上下方向に走行経路を表す直線の走行経路オブジェクトを描画し、走行経路オブジェクトに沿って、下から整列番号の順に重畳アイコンを描画する。なお、走行経路の左側にある地物の重畳アイコンは走行経路オブジェクトの左側に、走行経路の右側にある地物の重畳アイコンは走行経路オブジェクトの右側に、それぞれ描画する。また、走行経路沿いにある地物の重畳アイコンは走行経路オブジェクトの両脇に整列し、それらの外側に、走行経路沿いにない地物の重畳アイコンを整列する。
描画制御部7が描画したアイコン整列画像は、表示部8で表示される(ステップS31)。
<A−4.効果>
実施の形態1のナビゲーション装置11(地図描画装置)は、地物のアイコンを含む地図を描画する地図描画装置であって、自車位置から目的地までの走行経路を探索する走行経路探索部4と、地図の表示画面上の選択地点の情報を取得する入力部1(選択地点情報取得部)と、選択地点が走行経路上にある場合には、選択地点のアイコンと他のアイコンとの重畳を検知するアイコン重畳検知部5と、重畳が検知された重畳アイコンを走行経路走行時の通過順に整列したアイコン整列画像を描画する描画制御部7(アイコン整列画像描画部)と、を備える。ナビゲーション装置11によれば、地図上で多数のアイコンが重畳していても、地図表示画像とは別にアイコン整列画像を描画することにより、ユーザが所望のアイコンを選択できるようにする。また、アイコン整列画像では、走行経路を走行時の通過順にアイコンを整列することにより、各地物へのアクセスのしやすさを直感的な表現で示し、使い勝手が向上する。
また、アイコン整列画像は、地物が走行経路の左側又は右側のいずれにあるのかを判別可能な態様で、重畳が検知されたアイコンを整列させた画像としても良い。地物が走行経路の左側と右側のいずれにあるかにより立寄り易さが異なるので、そうした情報をアイコン整列画像に含めることにより、ユーザにとっての使い勝手が向上する。
さらに、アイコン整列画像は、重畳が検知されたアイコンのうち、走行経路の左側にある地物のアイコンが走行経路を示す走行経路オブジェクトの左側に、走行経路の右側にある地物のアイコンが走行経路オブジェクトの右側に、夫々整列した画像としても良い。これにより、アイコンが表す地物が走行経路の左側と右側のいずれにあるかが直感的に分かり易い。
また、走行経路オブジェクトを直線形状としてもよい。このようにすれば、アイコンが走行経路オブジェクトの左右に直線状に整列するため、アイコンが表す地物と走行経路の左右関係が視覚的に分かり易い。
また、描画制御部7(アイコン整列画像描画部)は、重畳が検知されたアイコンをスクロール描画しても良い。これにより、重畳する全てのアイコンをアイコン整列画像によって一度に表示できない場合でも、スクロールにより所望のアイコンを表示させることができる。
実施の形態1の地図描画方法は、(a)地物のアイコンを含む地図を描画するステップと、(b)自車位置から目的地までの走行経路を探索するステップと、(c)地図の表示画面上の選択地点の情報を取得するステップと、(d)選択地点が走行経路上にある場合は、選択地点のアイコンと他のアイコンとの重畳を検知するステップと、(e)重畳が検知されたアイコンを走行経路に沿った走行時の通過順に整列表示したアイコン整列画像を描画するステップと、を備える。この方法によれば、地図上で多数のアイコンが重畳していても、地図表示画像とは別のアイコン整列画像を描画することにより、ユーザが所望のアイコンを選択できる。また、アイコン整列画像では、走行経路を走行時の通過順にアイコンを整列することにより、各地物へのアクセスのしやすさを直感的な表現で示し、使い勝手が向上する。
<B.実施の形態2>
実施の形態2の地図描画装置では、アイコン整列画像において、Uターンしなければ立寄れない地物のアイコンにその旨を示すマークを付すことにより、地物へのアクセスコストをユーザに提示する。
<B−1.構成>
図8は、実施の形態2に係る地図描画装置の一例であるナビゲーション装置12の構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置12は、ナビゲーション装置11の構成に加えて、Uターン判定部9を備えている。Uターン判定部9以外の構成はナビゲーション装置11と同様であるため、説明を省略する。
Uターン判定部9は、アイコン整列部6で整列された各重畳アイコンに対して、アイコンが表す地物に立寄るためにUターンする必要があるか否かを判定する。
描画制御部7は、アイコン整列画像を描画する際に、図9(b)に示すように、Uターン判定部9でUターンする必要があると判定された重畳アイコンに、その旨を示すUターンマークを付す。図9(a)は、左肩にUターンを図示するマークが付されたアイコンを示しており、このマークがUターンマークの一例である。
<B−2.動作>
図10は、ナビゲーション装置12の動作を示すフローチャートである。ステップS41〜ステップS47は、図4に示した実施の形態1に係るナビゲーション装置11の動作のフローチャートにおけるステップS1〜ステップS7と同様であるため、説明を省略する。
アイコン整列部6は、各重畳アイコンに左右情報を付与した後、重畳アイコンが表す地物が対向車線側にあるか否かを判断する(ステップS48)。重畳アイコンが表す地物がいずれも対向車線側にない場合は、ステップS50に移る。対向車線側にある地物の重畳アイコンがある場合には、当該地物に立寄るにあたりUターンが必要か否かをUターン判定部9で判定する(ステップS49)。ここでUターン判定部9は、判定対象の重畳アイコンがある走行経路の道路情報を地図データ格納部3の地図データから取得する。そして、道路情報を参照し、走行経路に中央分離帯がある場合にはUターン要と判定し、中央分離帯がなければUターン不要と判定して、ステップS50に移る。
ステップS50では、アイコン整列部6が重畳アイコンを、走行経路を走行した場合の通過順に整列する(ステップS50)。ここでは、各重畳アイコンが表す地物について、走行経路に沿った自車位置からの距離を算出し、自車位置からの距離が短い順、すなわち上記通過順に、重畳アイコンに整列番号を付与する。但し、Uターン判定部9でUターン要と判定された重畳アイコンが表す地物については、Uターンを含む走行経路に沿った自車位置からの距離ではなく、当該地物を反対車線側に見る走行経路上の位置までの距離を算出する。すなわち、当該地物の反対車線側の地点を通過した時点で、当該地物を通過したものとする。
次に、描画制御部7がアイコン整列画像の描画を行う(ステップS51)。ここで、描画制御部7はアイコン整列部6から重畳アイコンの描画情報を取得し、描画情報に基づきアイコン整列画像を描画する。アイコン整列画像では、画面の上下方向に走行経路を表す直線の走行経路オブジェクトを描画し、走行経路オブジェクトに沿って、下から整列番号の順に重畳アイコンを描画する。なお、走行経路の左側にある地物の重畳アイコンは走行経路オブジェクトの左側に、走行経路の右側にある地物の重畳アイコンは走行経路オブジェクトの右側に、それぞれ描画する。また、Uターン判定部9によりUターン要と判定された重畳アイコンは、Uターンマークを付して描画する。
描画制御部7が描画したアイコン整列画像は、表示部8で表示される(ステップS52)。アイコン整列画像を走行経路の地図表示画像に重畳すると、表示部8では図9(b)のような表示が行われる。
アイコン整列画像を表示した後、プログラム終了か否かを判断する(ステップS53)。プログラム終了であれば処理を終了し、プログラム終了でなければステップS41に戻る。
<B−3.効果>
実施の形態2のナビゲーション装置12において、描画制御部7(アイコン整列画像描画部)は、走行経路の対向車線側にある地物のアイコンのうち、立寄るにはUターンが必要であると道路情報に基づき判断される地物を表すアイコンを、アイコン整列画像の描画においてUターンが必要である旨を識別可能に描画する。これにより、ユーザは当該アイコンが表す地物へ立寄るにはUターンが必要であることを知ることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 入力部、2 自車位置取得部、3 地図データ格納部、4 走行経路探索部、5 アイコン重畳検知部、6 アイコン整列部、7 描画制御部、8 表示部、9 Uターン判定部、11,12 ナビゲーション装置。

Claims (7)

  1. 地物のアイコンを含む地図を描画する地図描画装置であって、
    自車位置から目的地までの走行経路を探索する走行経路探索部と、
    前記地図の表示画面上の選択地点の情報を取得する選択地点情報取得部と、
    前記選択地点が前記走行経路上にある場合には、前記選択地点のアイコンと他のアイコンとの重畳を検知するアイコン重畳検知部と、
    前記重畳が検知されたアイコンを、前記走行経路上のアイコンと前記走行経路上にないアイコンとで異なる列に、かつ夫々前記走行経路走行時の通過順に整列したアイコン整列画像を描画するアイコン整列画像描画部と、を備える、
    地図描画装置。
  2. 前記アイコン整列画像は、前記地物が前記走行経路の左側又は右側のいずれにあるのかを判別可能な態様で、前記重畳が検知されたアイコンを整列させた画像である、
    請求項1に記載の地図描画装置。
  3. 前記アイコン整列画像は、前記重畳が検知されたアイコンのうち、前記走行経路の左側にある地物のアイコンが前記走行経路を示す走行経路オブジェクトの左側に、前記走行経路の右側にある地物のアイコンが前記走行経路オブジェクトの右側に、夫々整列した画像である、
    請求項2に記載の地図描画装置。
  4. 前記走行経路オブジェクトは直線形状である、
    請求項3に記載の地図描画装置。
  5. 前記アイコン整列画像描画部は、前記重畳が検知されたアイコンをスクロール描画する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の地図描画装置。
  6. 前記アイコン整列画像描画部は、前記走行経路の対向車線側にある地物のアイコンのうち、立寄るにはUターンが必要であると道路情報に基づき判断される地物を表す前記アイコンを、前記アイコン整列画像の描画においてUターンが必要である旨を識別可能に描画する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の地図描画装置。
  7. (a)地物のアイコンを含む地図を描画するステップと、
    (b)自車位置から目的地までの走行経路を探索するステップと、
    (c)前記地図の表示画面上の選択地点の情報を取得するステップと、
    (d)前記選択地点が前記走行経路上にある場合は、前記選択地点のアイコンと他のアイコンとの重畳を検知するステップと、
    (e)前記重畳が検知されたアイコンを、前記走行経路上のアイコンと前記走行経路上にないアイコンとで異なる列に、かつ夫々前記走行経路に沿った走行時の通過順に整列表示したアイコン整列画像を描画するステップと、を備える、
    地図描画方法。
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