JP6160228B2 - ストラットマウント、ストラット及びサスペンション装置 - Google Patents
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Description
ストラット式サスペンション装置100は、例えば、ストラット101と、車輪WHを回転可能に軸支するナックル(車輪支持部材)140と、ロアアーム141とを備えている。
ショックアブソーバ110は、シリンダと、シリンダから伸び車体150側に取付けられるストラットロッドとを備えている。
また、コイルスプリング130は、ショックアブソーバ110の周囲に配置されていて、上部がストラットロッド側を支持するとともに、下部がシリンダ側を支持するように配置されている。
ストラットタワー152は、ホイールハウス151に対応するストラットハウジング153と、ストラット取付部を構成するストラット取付壁部154とを有し、ストラット取付壁部154は、ショックアブソーバ110の軸線Oと略直交する面により形成されている。
請求項1に記載の発明は、車輪を軸支する車輪支持部材を支持するストラットを、車体に取付けるストラットマウントであって、前記車体の左右部分に配置されたストラットタワーに形成され、前記ストラットを取付けるストラット取付壁部に対して、複数の取付部材が配置され、該取付部材の先端側が前記ストラットの軸線に向かうとともに、該取付部材の延長線が前記ストラットの軸線と45°以上90°未満の交差角度で交差するように、前記取付部材を複数の異なる方向から取付け可能に構成された前記取付壁部を備えることを特徴とする。
また、簡単な構成によって、ストラットの重量及び製造コストの増加、及び車体重量の増加を抑制しつつ、ストラットから付加される荷重に起因するストラット取付壁部における面外変形を効率的に低減することができる。
図1は、第1の実施形態に係るストラット式サスペンション装置(サスペンション装置)の概略構成の一例を示す図であり、符号1はストラット式サスペンション装置を、符号7は車体を、符号10はストラットを示している。
また、ナックル2の下部は、ロアアーム3の先端側に連結されていて、ロアアーム3の基端側は車体7側に連結されている。
ストラットタワー72は、ホイールハウス71に対応するストラットハウジング73と、ストラット取付部を構成するストラット取付壁部74とを有し、ストラット取付壁部74は、上方に膨出する球面からなる曲面を備えた構成とされている。
ショックアブソーバ11は、例えば、シリンダ12と、シリンダから伸び進退自在に構成されたストラットロッド13とを備え、シリンダ12は、下部に形成された取付ブラケット12Aにナックル2に
取り付けられ、ストラットロッド13は、ストラットマウント20を介してストラット取付壁部74に取付けられている。
球面壁部74Aには取付ボルトTを装着するための貫通孔74Tが形成されていて、貫通孔74Tとストラットマウント20の取付壁部21に形成された貫通孔21Tとを合わせた状態で取付ボルトTを装着することにより、取付ボルトTがナット21Sと締結されて、ストラット10が、車体7に連結されるようになっている。
なお、3つの取付ボルトTが装着する場合に、球面壁部21Aに対して、どのように配置するかは、任意に設定可能な事項である。
図5は、第2の実施形態に係るストラットマウント30と対応するストラットタワー8を示す図である。また、図6は、ストラットマウント30及び取付構造の一例を示す図であり、図6(A)は平面図を、図6(B)は図6(A)のY−Y断面におけるストラット取付構造を説明する図である。
なお、図6に示した二点鎖線は、ストラットマウント30と車体7との取付け構造を示すための車体7を示している。
また、接続壁部82に対する取付ボルトTは、上面から取り付けられるのでストラット85を容易かつ効率的に取付けることができる。
図7は、第3の実施形態に係るストラットマウント35と対応するストラットタワー8Aを示す図であり、図8は、ストラットマウント35及び取付構造の一例を示す図であり、図8(A)は平面図を、図8(B)は図8(A)において、Z−Z矢視したストラットマウント35を示す図である。
また、六角錐壁部36の上部には貫通孔36Hが形成されていて、貫通孔36Hには、ストッパ部材22及びストラットのロッド13が挿通可能とされている。
このとき、取付ボルトTの軸線は、六角錐壁部36の傾斜面36Aと直交して配置されるようになっている。
また、ストラットマウント35を、容易かつ効率的に、六角錐壁部83に取付けることができる。
なお、六角錐に代えて、辺の数が6つではない多角錘(各側面の形状、大きさが相違する場合、母線が異なる非対称な多角錐を含む)を用いて取付壁部を構成してもよい。
図9は、第4の実施形態に係るストラットマウント37と対応するストラットタワー8Bを示す図である。また、図10は、ストラットマウント37及び取付構造の一例を示す図であり、図10(A)は平面図を、図10(B)は図10(A)において、V−V矢視したストラットマウント37の要部詳細を示す図である。
また、球面壁部38は、凹部38Aの中央に貫通孔38Tが形成されていて、貫通孔38Tの内側面にはナット38Sが配置されている。
図11は、第5の実施形態に係るストラットマウント39の取付壁部の概略構成を示す図であり、図12は、ストラットマウント39及び取付構造の一例を示す図を示している。
円錐台壁部40は、例えば、平面視ストラット10の軸線Oの周りに120°間隔に、取付部材を装着する3つの貫通孔40Tが形成され、上部に貫通孔40Hが形成されている。
また、図12に示すように、ストラットタワー8Cのストラット取付壁部87に取付けられた場合に、取付ボルトTが、円錐台壁部40に対して直交する方向に配列されるようになっている。
図13は、第6の実施形態に係るストラットマウント41がストラット取付壁部88に取付けられた状態の概略構成を示す図である。
また、対応形状付球面壁部42には、貫通孔42Hと、貫通孔42Tが形成されている。その他は、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
図14は、第7の実施形態に係るストラットマウント43がストラット取付壁部89に取付けられた状態の概略構成を示す図である。
また、対応形状付球面壁部44には、貫通孔44Hと、貫通孔44Tが形成されている。
例えば、上記の実施形態においては、ストラット10が、ストラット式サスペンション装置1に適用される場合について説明したが、例えば、ダブルウィッシュボーン等の他の形式のサスペンション装置に対しても任意に適用することができる。
また、球面壁部、曲面壁部、平坦部、多角錘等を、任意に組み合わせた構成としてもよい。
T 取付ボルト(取付部材)
1 ストラット式サスペンション装置(サスペンション装置)
7 車体
10 ストラット
20、30、35、37、39、41、43 ストラットマウント
21、31 取付壁部
21A、38、42A 球面壁部
31A、81 曲面壁部
36 六角錐壁部(取付壁部)
40 円錐台壁部(取付壁部)
42、44 対応形状付球面壁部(取付壁部)
42K 対応形状部
72、8、8A、8B、8C ストラットタワー
80、83、85、87、88、89 ストラット取付壁部
Claims (6)
- 車輪を軸支する車輪支持部材を支持するストラットを、車体に取付けるストラットマウントであって、
前記車体の左右部分に配置されたストラットタワーに形成され、前記ストラットを取付けるストラット取付壁部に対して、複数の取付部材が配置され、該取付部材の先端側が前記ストラットの軸線に向かうとともに、該取付部材の延長線が前記ストラットの軸線と45°以上90°未満の交差角度で交差するように、前記取付部材を複数の異なる方向から取付け可能に構成された前記取付壁部を備えることを特徴とするストラットマウント。 - 請求項1に記載のストラットマウントであって、
前記取付壁部は、
前記複数の取付部材がストラットの軸線周りに等間隔に配置され、前記複数の取付部材の延長線と前記ストラットの軸線との交差角度が互いに等しいことを特徴とするストラットマウント。 - 請求項1又は2に記載のストラットマウントであって、
前記取付壁部は、
球面、多角錐面、又は円錐面壁部を備えることを特徴とするストラットマウント。 - 前記請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のストラットマウントであって、
前記取付壁部は、
前記車体又は車両装備品と対応して形成された対応形状部を有することを特徴とするストラットマウント。 - 車輪を軸支する車輪支持部材を支持するストラットであって、
前記請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のストラットマウントを備えることを特徴とするストラット。 - 請求項5に記載のストラットを備えることを特徴とするサスペンション装置。
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JP2013104361A JP6160228B2 (ja) | 2013-05-16 | 2013-05-16 | ストラットマウント、ストラット及びサスペンション装置 |
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