JP6158729B2 - 建設機械 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の建設機械は、請求項1に記載の建設機械において、還元剤タンクは、運転室と作動油タンクとの間に配設されている。
請求項3に記載の建設機械は、請求項1または2に記載の建設機械において、タンクカバー内の気体を外部に排出するタンクカバー用ファン装置を備えている。
―第1の実施の形態―
図1は本発明による建設機械の一例であるクローラクレーン(以下、クレーンと記す)の側面図であり、図2は図1のクレーンの旋回体103を斜め後方から見た斜視図である。以下では、図示するように、図1および図2の姿勢を基準にクレーンの上下および前後、左右方向を定義する。
(1)尿素水タンク150は、吸気口15iと、吸気口15iよりも上方に位置する排気口15eとを有するタンクカバー151によって覆われ、タンクカバー151には、作動油タンク143からの熱の伝播を抑制するための断熱材190が設けられている。これにより、作動油タンク143と尿素水タンク150とが隣接配置されていても、尿素水タンク150の温度上昇を抑制し、尿素水への影響を抑制することができる。
図13を参照して、第2の実施の形態に係る建設機械を説明する。なお、図中、第1の実施の形態と同一もしくは相当部分には同一の参照番号を付し、相違点を主に説明する。第2の実施の形態に係る建設機械は、第1の実施の形態に係る建設機械と同様の構成を有している。図13は、図8と同様の図であり第2の実施の形態に係る建設機械のタンクカバー151に設けられたファン装置258と、タンクカバー内の空気の流れを模式的に示す模式図である。
(変形例1)
上述した実施の形態では、左側ベッド131および右側ベッド132のうち、右側ベッド132に、エンジン140、排気ガス浄化装置160および尿素水タンク150を配設する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、図14に示すように、左側ベッド131に、エンジン140、排気ガス浄化装置160および尿素水タンク150を配設してもよい。変形例1に係る建設機械では、左側ベッド131の前方から後方に向かって、ラジエータ142、エンジン140、油圧ポンプ141、作動油タンク143、尿素水タンク150が配設されている。排気ガス浄化装置160は、油圧ポンプ141の上方に配設されている。
左側ベッド131および右側ベッド132のうちの一方を省略して、他方にエンジン140、排気ガス浄化装置160および尿素水タンク150を配設してもよい。
上述した実施の形態では、還元剤として尿素水(尿素水溶液)を用いた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。アンモニア水溶液など種々の還元剤を利用した排気ガス浄化装置を備えた建設機械に本発明を適用することができる。
上述した実施の形態では、建屋カバー132Cが、ラジエータファン144により発生し、ラジエータ142を通過した冷却風をエンジン140を通過させた後、メインフレーム130に向けて案内する冷却風案内部材として構成されている例について説明したが、本発明はこれに限定されない。
上述した実施の形態では、タンクカバー151に設ける断熱材190が、一対の側面板151sの内面、背面板151rの内面、および、載置板155pの下方の右側ベッド132上部においてクレーンの左右方向に延在する平板状部材の上面のそれぞれに貼着されている例について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、載置板155pの下方の右側ベッド132上部においてクレーンの左右方向に延在する平板状部材の上面に代えて、載置板155pの下面に断熱材190を貼着してもよい。さらに、上面板151tや正面板151fの内面、載置台155の支持板155sの内面に断熱材190を設けてもよい。
尿素水タンク150やタンクカバー151の構造は、矩形箱状に限定されることなく、たとえば、多角筒形状や円筒形状にしてもよい。タンクカバー151内の尿素水タンク150の配置構造についても載置台155を用いずに、尿素水タンク150を吊り下げ支持するようにしてもよい。
上述した実施の形態では、吸気口15iを正面板151fに設けた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、正面板151fだけでなく、運転室107に対向する前側の側面板151sにも吸気口15iを設けてもよい。また、正面板151fに代えて、運転室107に対向する前側の側面板151sに吸気口15iを設けてもよい。少なくとも、吸気口15iは、作動油タンク143に対向する側面とは異なる側面のうち、側面近傍の外気温度(雰囲気温度)が最も高くなる側面(背面板151r)とは異なる側面(正面板151fまたは運転室107に対向する側面板151s)に設けられていることが好ましく、4側面(正面板151f、背面板151r、一対の側面板151s)のうち側面近傍の外気温度が最も低くなる側面を構成する正面板151f、すなわちメインフレーム側の側面とは反対側の側面に設けることがより好ましい。ラジエータファン144により発生した冷却風による熱影響の少ないタンクカバー側面に吸気口15iを設けることで、効果的に尿素水タンク150の温度上昇を抑制することができる。
上述した実施の形態では、本発明をクローラクレーンに適用する例について説明したが、その他、テレスコピッククレーンなどの移動式クレーンや、固定式クレーンにも適用することができる。さらに、油圧ショベルやホイールローダ等、種々の建設機械にも本発明を同様に適用することができる。
101b 無限軌道履帯、103 旋回体、104 ブーム、105 巻上ドラム、105a 巻上ロープ、106 起伏ドラム、106a 起伏ロープ、107 運転室、108 フック、109 カウンタウエイト、110 底板、111 縦板、112 上板、113 中間板、130 メインフレーム、131 左側ベッド、131C 建屋カバー、132 右側ベッド、132C 建屋カバー、133 キャブベッド、134 吸気口、135 排気口、136L 左側フレーム部材、136R 右側フレーム部材、137L 左側フレーム部材、137R 右側フレーム部材、138 取付部、139 接続部材、140 エンジン、141 油圧ポンプ、142 ラジエータ、143 作動油タンク、144 ラジエータファン、150 尿素水タンク、151 タンクカバー、151f 正面板、151r 背面板、151s 側面板、151t 上面板、152 尿素水供給配管、153a 吸込み配管、153b 戻り配管、154a 吸入口、154b 排出口、155 載置台、155p 載置板、155s 支持板、156 第1冷媒管路、156r 第1戻り管路、156s 第1供給管路、157 第2冷媒管路、157r 第2戻り管路、157s 第2供給管路、157v 切換弁、159 雨よけカバー、159a 開口部、160 排気ガス浄化装置、161 酸化触媒装置、162 NOx浄化装置、163 尿素水噴射装置、164 尿素水噴射弁、165 尿素水ポンプ、169 支持台、180 エンジン冷却系、181 冷媒管路、182 サーモスタット、190 断熱材、258 ファン装置
Claims (3)
- エンジンの排気流路中に設置され、排気ガスの窒素酸化物を還元剤により還元浄化する還元触媒、ならびに、前記排気流路中に還元剤を噴射する還元剤噴射弁を備えた排気ガス浄化装置と、
走行体と、
前記走行体の上部に旋回可能に設けられた旋回体と、
前記旋回体に設けられた作業装置とを備え、
前記旋回体には、前記還元剤噴射弁から噴射される還元剤を貯留する還元剤タンクと、前記作業装置を駆動するための油圧回路に用いる作動油を貯留する作動油タンクとが隣接して配設され、
前記還元剤タンクは、吸気口と、前記吸気口よりも上方に位置する排気口とを有するタンクカバーによって覆われ、
前記タンクカバーには、前記作動油タンクからの熱の伝播を抑制するための断熱部材が設けられ、
前記タンクカバーは、矩形箱状であって、前記作動油タンクに対向する側面と、その側面とは異なる複数の側面を有し、
前記吸気口は、前記複数の側面のうち、側面近傍の外気温度が最も高くなる側面とは異なる側面に設けられ、
前記旋回体は、前記走行体の上部に旋回可能に設けられたメインフレームと、前記メインフレームの側部に取り付けられたベッドとを備え、
前記ベッドには、前記エンジン、前記エンジンの冷媒を冷却する熱交換器、熱交換器用ファン装置、前記還元剤タンク、および、前記作動油タンクが配設され、
前記ベッドには、前記熱交換器用ファン装置により発生し、前記熱交換器を通過した冷却風を前記エンジンに向けて案内し、前記エンジンと熱交換した冷却風を前記メインフレームに向けて案内する冷却風案内部材が設けられ、
前記タンクカバーの吸気口は、前記メインフレーム側の面とは反対側の面に設けられている建設機械。 - 請求項1に記載の建設機械において、
前記還元剤タンクは、運転室と前記作動油タンクとの間に配設されている建設機械。 - 請求項1または2に記載の建設機械において、
前記タンクカバー内の気体を外部に排出するタンクカバー用ファン装置を備えている建設機械。
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