JP6155852B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、低燃費性を向上させた空気入りタイヤに関する。
従来、特にハイブリット自動車や電気自動車などの低燃費化を図るために、転がり抵抗を低減した空気入りタイヤが提案されてきた。近年では、環境への配慮が高まるにつれ、自動車の低燃費化により貢献する空気入りタイヤがさらに求められている。
自動車の低燃費化を図る一つの手法である、転がり抵抗の低減手法としては、空気入りタイヤの総幅を狭くしてその前面投影面積(空気入りタイヤの転動方向から見たときの投影面積をいう。)を小さくすることによって、タイヤ周辺の空気抵抗を低減させる手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2011/135774号
しかしながら、上述の手法では、空気入りタイヤの総幅が狭くなることに伴って接地幅も狭くなる。このように接地幅が狭くなると、空気入りタイヤによって発生されるコーナリングフォースが低下し、ひいては操縦安定性能が低下するおそれがある。
そこで、操縦安定性能を向上させるために、空気入りタイヤの内径を大きくする(即ち、偏平化する)ことが広く行われている。しかしながら、空気入りタイヤの内径を大きくすると、乗り心地性能が低下するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、転がり抵抗を低減しつつ、操縦安定性能及び乗り心地性能を向上させた空気入りタイヤを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明によれば、
ビードコアを含む一対のビード部と、前記ビード部に連なる一対のサイドウォール部と、前記サイドウォール部に連なるトレッド部とを備え、
タイヤ子午線断面視で、
前記ビードコア同士の間において、前記サイドウォール部及び前記トレッド部を介して架け渡されているカーカス層を備える空気入りタイヤにおいて、
前記空気入りタイヤの総幅SWと前記空気入りタイヤの外径ODとの比SW/ODが、
SW/OD ≦ 0.3
を満たし、さらに、
前記空気入りタイヤの内径IDと前記外径ODとの比ID/ODが、
ID/OD≧0.7
を満たし、かつ、
前記カーカス層に沿った線をカーカスラインとし、タイヤ断面高さをSHとし、前記トレッド部の外表面の輪郭線とタイヤ赤道面との交点をトレッド頂点とし、前記トレッド頂点から0.25SHのタイヤ径方向内側位置における前記カーカスライン上の第一の点と、前記トレッド頂点から0.50SHのタイヤ径方向内側位置における前記カーカスライン上の第二の点と、前記トレッド頂点から0.75SHのタイヤ径方向内側位置における前記カーカスライン上の第三の点と、を通る円弧の半径をRとしたときに、
前記タイヤ断面高さSHと前記半径Rとの比SH/Rが、
1.0 ≦ SH/R ≦ 3.0
を満たすことを特徴とする、
空気入りタイヤが提供される。
本発明によれば、転がり抵抗を低減しつつ、操縦安定性能及び乗り心地性能を向上させた空気入りタイヤを提供することができる。
本発明の第一の実施形態に係る空気入りタイヤの子午断面図。 本発明の第一の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部の一部を示す平面展開図。 本発明の第二の実施形態に係る空気入りタイヤの子午断面図。
これより、本発明に係る空気入りタイヤの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。以下の説明において、タイヤ径方向とは、空気入りタイヤの回転軸と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側をいい、タイヤ径方向外側とはタイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、前記回転軸を中心として回転する方向をいう。また、タイヤ幅方向とは、前記回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLに向かう方向の側をいい、タイヤ幅方向外側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから離れる方向の側をいう。タイヤ赤道面CLとは、空気入りタイヤの回転軸に直交するとともに、空気入りタイヤ1のタイヤ幅の中心を通る平面である。
(第一の実施形態)
これより、本発明の第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1について、図1及び図2を参照しつつ説明する。図1は、本発明の第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1の子午断面図である。以下に説明する実施形態に係る空気入りタイヤ1は、タイヤ赤道面CLに関して対称の形状を有する。よって、図1では、タイヤ赤道面CLの一方の側(同図においては、タイヤ赤道面CLの右側)のみを示すものとし、他方の側(同図においては、タイヤ赤道面CLの左側)については図示しないものとする。以後、タイヤ赤道面CLの一方の側について説明するものとする。しかしながら、別の実施形態に係る空気入りタイヤ1は、タイヤ赤道面CLに関して非対称の形状を有する。
図1に示すように、第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1は、一対のビード部Aと、ビード部Aに連なる一対のサイドウォール部Bと、前記サイドウォール部Bに連なる一対のショルダー部Cと、前記ショルダー部Cに連なるトレッド部Dとを備える。
また、図1に示す空気入りタイヤ1は、ビードコア10と、ビードフィラー12と、カーカス層14と、ベルト層16と、トレッドゴム18と、サイドウォールゴム20と、インナーライナー21とを備える。そして、これらの部材10、12、14、16、18、20、21がそれぞれタイヤ周方向に連続的に延在し、空気入りタイヤ1は全体としてトロイダル形状をなしている。
ビードコア10は、スチール製のビードワイヤを複数本束ねた部材であって、空気入りタイヤをリム(図示しない)に固定するための、ビード部Aに含まれる部材である。ビードフィラー12は、ビードコア10のタイヤ径方向外側に位置し、ビードコア10のタイヤ径方向外側の隙間を埋めると共に、隣接する他のゴム層よりも高硬度の部材であって、タイヤ全体のケーシング剛性を高める部材である。
カーカス層14は、ビードコア10同士の間において、サイドウォール部B、ショルダー部C及びトレッド部Dを介して架け渡されて、タイヤの骨格を形成する部材である。図1に示すように、第一の実施形態では、カーカス層14は、そのタイヤ径方向最内部(端部)付近でビードコア10の周りにタイヤ幅方向内側から外側に向かって巻き付けられている。これにより、カーカス層14には、この本体部14Aに対してタイヤ幅方向外側の巻上部14Bが形成されている。
ベルト層16は、カーカス層14のタイヤ径方向外側に位置し、カーカス層14を強く締め付け、トレッド部Dの剛性を高める部材である。ベルト層16は、タイヤ径方向内側から外側に向けて順に形成された2枚のベルト層16A、16Bから構成されている。
トレッドゴム18は、カーカス層14及びベルト層16のタイヤ径方向外側に位置して路面と接する部材であり、カーカス層14を保護し、その摩耗や外傷を防止するタイヤの外皮部材である。
サイドウォールゴム20は、主にサイドウォール部Bにおいて、カーカス層14のタイヤ幅方向外側に位置するタイヤの外皮部材である。サイドウォールゴム20は、タイヤ転動時に繰り返しの屈曲変形に耐え、カーカス層14を外力から保護し、その外傷を防止する部材である。
インナーライナー21は、タイヤ内周面に位置し、カーカス層14を覆う帯状のゴムシート部材であり、カーカス層14の露出による酸化を防止するとともに、タイヤに充填された空気の洩れを防止する部材である。
以上に示す前提の下、第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1では、その総幅SWと外径ODとの比SW/ODが、
SW/OD ≦ 0.3 ・・・<1>
を満たす。さらに、第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1では、その内径IDと外径ODとの比ID/ODが、
ID/OD≧0.7 ・・・<2>
を満たす。なお、空気入りタイヤの内径IDとは、リム径と同じ寸法である。
第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1では、タイヤ断面高さをSHとし、トレッド部Dの外表面の輪郭線Dpとタイヤ赤道面CLとの交点をトレッド頂点ccとし、トレッド頂点ccから0.25SHのタイヤ径方向内側位置におけるカーカスライン14cl上の第一の点P1と、トレッド頂点ccから0.50SHのタイヤ径方向内側位置におけるカーカスライン14cl上の第二の点P2と、トレッド頂点ccから0.75SHのタイヤ径方向内側位置におけるカーカスライン14cl上の第三の点と、を通る円弧の半径をRとしたときに、タイヤ断面高さSHと半径Rとの比SH/Rが、
1.0 ≦ SH/R ≦ 3.0 ・・・<3>
をさらに満たす。
ここで、カーカスライン14clとは、カーカス層14に沿った線であって、カーカス層14全体の厚さ方向の中心線をいう。具体的には、第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1のように、カーカス層14が1つのカーカスプライから構成されている場合では、このカーカスプライに含まれるカーカスコードの中心をカーカス層14の延在方向に繋げた線をカーカスライン14clとする。あるいは、2つのカーカスプライから構成されているカーカス層14の場合では、具体的には、これらカーカスプライに含まれるカーカスコードの中心をカーカス層14の延在方向に繋げた線の各々から、カーカス層14の延在方向に垂直な方向において等距離の位置に延びる線をカーカスライン14clとする。ただし、カーカスライン14clを定義する上では、カーカス層14の本体部14Aのみを考慮し、巻上部14Bは考慮しない。
また、総幅SWは、空気入りタイヤ1をリム組みしたときの、サイドウォール上のデザインを含んだサイドウォール同士の間の間隔である。そして、外径OD、内径ID及びタイヤ高さSHは、この状態で測定された空気入りタイヤ1の外径、内径及びタイヤ高さである。
なお、本発明では、空気入りタイヤ1の寸法は、通常に使用される範囲の内圧を充填したときの無負荷状態で測定される。本発明の実施形態では、空気入りタイヤの寸法を規定するために230kPaが選択されている。しかしながら、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ1は、通常に使用される範囲の内圧が充填されていれば、効果を発揮する。よって、空気入りタイヤ1に230kPaの内圧が充填されていることが本発明の実施上、必須でないことに留意されたい。
ここで、本発明の実施形態において使用されるリムは、空気入りタイヤ1の内径IDに適合したリム径を有する。そして、当該リムは、ISO4000−1:2001に準拠して、タイヤ断面幅の呼びSnと、リム組みされるタイヤの偏平比により表1の対応表によって定められる係数K1との積で求められた値(Rm=K1×Sn)に最も近い、表2に示されている規定リム幅Rm(mm)に対応するリム幅の呼びを有する。
Figure 0006155852
Figure 0006155852
これより、第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1の作用について説明する。
(1) 第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1は、その総幅SWと外径ODとの比SW/ODが、上述の式<1>の関係を満たすように形成されている。それにより、一般的な乗用自動車用タイヤのサイズ(例えば205/55R16(SW/OD=0.32))の空気入りタイヤと比較すると、外径ODに対して総幅SWが小さい。その結果、空気入りタイヤ1の前面投影面積が小さく、タイヤの空気抵抗が低減され、ひいては空気入りタイヤ1の転がり抵抗を低減することができる。その一方で、単に総幅SWを狭くすると空気入りタイヤ1の負荷能力が低下するが、式<1>を満たすことにより外径ODが総幅SWに対して十分に大きいので、負荷能力の低下を抑制することができる。
(2) 第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1は、その内径IDと前記外径ODとの比ID/ODが、上述の式<2>の関係を満たすように形成されている。それにより、一般的な乗用自動車用タイヤのサイズ(例えば205/55R16(ID/OD=0.64))の空気入りタイヤと比較すると、カーカスライン14clが短い。その結果、ステアリングホイールからの入力が迅速にトレッド部に伝達され、ひいては操縦安定性能を向上させることができる。
(3) 第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1は、タイヤ断面高さSHと上述の半径Rとの比SH/Rが、上述の式<3>の関係を満たすように形成されている。第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1では、SH/Rが1.0よりも大きいことから、カーカスライン14clの長さを十分に確保することができる。その結果、路面からの衝撃が車軸を介して車体に伝わり難く、ひいては乗り心地性能を向上させることができる。さらに、第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1では、SH/Rが3.0よりも小さいことから、カーカスライン14clが短い。その結果、ステアリングホイールからの入力が迅速にトレッド部に伝達され、それにより操縦安定性能を向上させることができる。以上のように、第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1では、カーカスライン14clの長さが操縦安定性能及び乗り心地性能を両立させるように調節されており、これらの性能を向上させることができる。
なお、第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1では、タイヤ断面高さSHと上述の半径Rとの比SH/Rが、
1.5 ≦ SH/R ≦ 2.5
を満たすと、上記の各効果がより高いレベルで奏されるのでさらに好ましい。
ところで、上述のように、第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1は、ビードコア10のタイヤ径方向外側にビードフィラー12を備える。図1では、ビードフィラー12は、ビードコア10のタイヤ径方向外側部から、タイヤ径方向外側に向かって先細りつつ延在している。
このとき、ビードフィラー12のタイヤ径方向高さhと、タイヤ断面高さSHとの比h/SHが、
0.05 ≦ h/SH ≦ 0.3
を満たすと好ましい。h/SHが0.05以上であることにより、ビードフィラー12が設けられている部分の剛性を確保して、操縦安定性を向上させることができる。そして、h/SHが0.3以下であることにより、ビードフィラー12が設けられている部分の柔軟性を確保して乗り心地性能の悪化を抑制することができる。
ここで、ビードフィラー12のタイヤ径方向高さhとは、タイヤ子午線断面視で、ビードコア10のタイヤ径方向最外点10tから、ビードフィラー12のタイヤ径方向最外点12tまでのタイヤ径方向の距離をいう。
なお、ビードフィラー12のタイヤ径方向高さhと、タイヤ断面高さSHとの比h/SHが、
0.1 ≦ h/SH ≦ 0.25
を満たすと、上記の各効果がより高いレベルで奏されるのでさらに好ましい。
また、ビードフィラー12のゴム硬さHsが70以上90以下であると好ましい。ビードフィラー12のゴム硬さHsが70以上であることにより、ビードフィラー12が設けられている部分の剛性を確保して、操縦安定性を向上させることができる。そして、ビードフィラー12のゴム硬さHsが90以下であることにより、ビードフィラー12が設けられている部分の柔軟性を確保して、乗り心地性能の悪化を抑制することができる。
ここで、ゴム硬さHs(BL)は、JIS K5253に準拠し、タイプAデュロメータを用いて試験を行うことにより計測される数値である。具体的には、この数値は、試験温度は20℃とし、加圧面を試験片測定面に密着させてから1秒以内に目盛を読んだ数値である。
なお、ビードフィラー12のゴム硬さHsが75以上85以下であると、上記の各効果がより高いレベルで奏されるのでさらに好ましい。
これより、図2を参照しつつ、第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンについて説明する。図2は、本発明の第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッド部Dの一部を示す平面展開図である。
第一の実施形態の空気入りタイヤ1のトレッド部Dには、タイヤ周方向に延びる4つの周方向溝22が設けられており、各周方向溝22によって陸部24が区画形成されている。陸部24には、タイヤ周方向に対して傾斜する方向に延在する複数の横溝26が設けられている。なお、以下では、周方向溝22及び横溝26を単に溝22、26と呼ぶ。
第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1では、接地領域Gにおける接地面積に対する溝面積比率GRが25%以下であると好ましい。当該溝面積比率GRが25%以下であると、陸部24が接地する面積が大きく、その結果トレッド部Dの剛性が高くなることよって、操縦安定性能を向上させることができる。なお、溝面積比率GRとは、接地領域G内の陸部面積と溝面積との総和(即ち、接地面積)に対する溝面積の比率である。
さらに、本発明の実施形態では、接地領域Gとは、空気入りタイヤ1を上述したリムにリム組みし、230kPaで内圧を充填し、負荷能力の80%に相当する荷重をかけて平面に接地させたときの接地面の領域である。接地幅Wとは、接地領域内のタイヤ幅方向の最大幅である。また、本発明の実施形態では、負荷能力は、ISO4000−1:1994に基づいて決定される。しかしながら、当該ISO規格において負荷能力指数(ロードインデックス)が設定されていないサイズについては、個別に算出して諸外国の規格との整合を考慮して決定するとの記載があり、この場合は、負荷能力については各国の規格に基づいて算出される。したがって、本発明の実施形態では、JIS規格で採用している負荷能力算出式を利用したJIS D4202−1994解説の「負荷能力の算定」に記載されている、算定式(c)(下記式)から各タイヤサイズの負荷能力を算出するものとする。
X=K×2.735×10−5×P0.585×Sd1.39×(D−12.7+Sd)
但し、X=負荷能力(kg)
K=1.36
P=230(=空気圧(kPa))
Sd=0.93×S.75−0.637d
.75=S×((180°−Sin−1((Rm/S))/131.4°)
S=設計断面幅(mm)
=設計断面幅に対応したリム幅(mm)
d=(0.9−偏平比(−))×S.75−6.35
=リム径の基準値(mm)
第一の実施形態に係る空気入りタイヤ1では、接地領域Gにおける接地面積に対する溝面積比率が22%以下であると、上記の効果がより高いレベルで奏されるのでさらに好ましい。また、接地領域Gにおける接地面積に対する溝面積比率が13%以上であると、接地領域Gに設けられた溝22、26により十分に排水することができるので、排水性能の悪化を抑制することができる。
(第二の実施形態)
これより、本発明の第二の実施形態に係る空気入りタイヤ1について、図3を参照しつつ説明する。図3は、本発明の第二の実施形態に係る空気入りタイヤ1の子午断面図である。なお、第二の実施形態については、第一の実施形態との差異点のみを説明する。また、図1に示す第一の実施形態における第二の実施形態との差異点以外の構成要素は、第二の実施形態に適用可能であり、当業者は自明の範囲内でこれら構成要素を任意に組み合わせることができる。
第二の実施形態に係る空気入りタイヤ1には、コードにゴムが被覆された補強層28が設けられている。補強層28は、図3に示すように、トレッド頂点ccからタイヤ径方向内側に0.50SHのタイヤ径方向内側位置とビードコア10のタイヤ径方向最外位置10tとの間のタイヤ径方向領域ADに設けられている。本発明では、補強層28のタイヤ径方向高さHの80%以上が、前記トレッド頂点から0.50SHのタイヤ径方向内側位置と前記ビードコアのタイヤ径方向最外位置との間のタイヤ径方向領域ADに含まれていると好ましい。補強層28のコードは有機繊維又は金属から形成されている。
第二の実施形態に係る空気入りタイヤ1では、上述したような態様で補強層28が設けられていることにより、上記タイヤ径方向領域ADのタイヤ周方向剛性を向上させることができる。あるいは、別の実施形態では、補強層28のタイヤ径方向高さHの大部分である80%以上が、上記タイヤ径方向領域ADに含まれていることにより、同領域ADのタイヤ周方向剛性を十分に向上させることができる。その結果、操縦安定性能を向上させることができる。
なお、補強層28のコードは、タイヤ径方向に対して45度以上80度以下の角度で延在していると好ましい。当該角度が45度以上であることにより、補強層28が設けられた部分のタイヤ径方向の圧縮剛性を大きく変えることなくタイヤ周方向剛性を向上させることができ、ひいては乗り心地性能に大きく影響することなく操縦安定性能を向上させることができる。また、当該角度が80度以下であることにより、剛性の方向バランスの悪化を抑制して、操縦安定性能の悪化を抑制することができる。
なお、図3に示すように、補強層28は、ビードフィラー12のタイヤ幅方向外側であって、ビードフィラー12とカーカス層14の巻上部14Bとの間に設けられている。しかしながら、補強層28は、上記タイヤ径方向領域ADに設けられていれば、どのタイヤ幅方向位置に設けられていてもよい。例えば、ビードフィラー12のタイヤ幅方向内側であって、ビードフィラー12とカーカス層14の本体部14Aとの間に設けられてもよい。
しかしながら、図3に示されているタイヤ幅方向位置に補強層28設けられていることが、タイヤ径方向とタイヤ周方向に加えて、タイヤ幅方向の剛性もコントロールし易くなり、高次元での剛性調整を可能にするため、最も好ましい。
さらに、補強層28のタイヤ径方向外側の端部28tは、ビードフィラー12のタイヤ径方向外側の端部12tと5mmよりも離れていると好ましい。それにより、ビードフィラー12のタイヤ径方向最外点12tよりもタイヤ径方向外側の十分に広い領域に補強層28が設けられる。その結果、タイヤ径方向の広範囲にわたってタイヤ周方向剛性を向上させることができ、ひいては乗り心地性能に大きく影響することなく、操縦安定性能を向上することができる。加えて、タイヤ転動時に動き易く、それにより熱を発生させ易い部材端部である、ビードフィラー12のタイヤ径方向最外点12tと、補強層28のタイヤ径方向外側の端部28tとの間の距離が、十分に大きい。これにより、熱が発生する上記部材端部同士をタイヤ径方向において十分に離間させることができる。その結果、耐久性、特に耐セパレーション性能を向上させることができる。
また、ビードコア10と補強層28のタイヤ径方向内側の端部28bとが、2mm以上離れていると好ましい。ビードコア10と補強層28のタイヤ径方向内側の端部28bとの間の距離が十分に大きい。これにより、部材端部と同様に熱を発生させやすい部材であるビードコア10と、熱を発生させる部材端部である補強層28のタイヤ径方向内側の端部28bとをタイヤ径方向において、十分に離間させることができる。その結果、耐久性、特に耐セパレーション性能を向上させることができる。
本実施例では、様々な条件が設定された空気入りタイヤについて、燃費指数、転がり抵抗に関する指数(RRC指数)、乗り心地性能及び操縦安定性能に関するタイヤ性能試験が行われた。
これらの性能試験では、各テストタイヤに適合する、上述したようにISO4000−1:2001に準拠したサイズのリムを組付け、実車試験に関しては、各々に230kPaの内圧を充填して行われた。
これより、テストタイヤについて行われた性能試験の試験方法について説明する。
(燃費性能)
テストタイヤを排気量1800ccの前輪駆動車に装着し、全長2kmのテストコースを時速100km/hにて50周走行し、従来例の燃料消費率を100としたときの燃費改善率を指数にて示した。この指数値は、大きいほど燃費が良いことを表している。
(RRC指数)
ISO28580に準拠して、ドラム径1707.6mmのドラム試験機を用い、空気圧210kPa、速度80km/hの条件で転がり抵抗を測定した。なお、当該測定には、速度80km/hで30分の予備走行をしたテストタイヤを使用する。評価結果は、測定値の逆数を用い、従来例を100とする指数にて示した。この指数値は、小さいほど転がり抵抗が低いことを意味する。
(乗り心地性能及び操縦安定性能)
テストタイヤを上述のリムにリム組みして乗用車(排気量1800cc)に装着し、1周2kmのテストコースをレーンチェンジしながら3周走行したときのフィーリングを3人の専門ドライバーにより評価した。評価結果は、後述する従来例のフィーリング評価値の平均値を100としたときの、各テストタイヤの評価点の平均値を指数で表示した。この指数値は、大きいほど乗り心地性能及び操縦安定性能が優れていることを示す。
これより、各テストに関する、各テストタイヤ及びその性能試験結果について説明する。
[テスト1]
(従来例)
従来例に係る空気入りタイヤは、タイヤサイズが205/55R16であり、その「SW/OD」の値が0.33であり、すなわち式<1>を満たさず、さらにその「ID/OD」の値が0.64であり、すなわち式<2>を満たさない。
(実施例1から9)
実施例1から9に係る空気入りタイヤは、タイヤサイズがそれぞれ異なり、「SW/OD」が0.30から0.21の範囲の値を取り、すなわち式<1>を満たし、かつ「ID/OD」の値が0.70から0.76の範囲の値を取り、すなわち式<2>を満たす。
従来例及び実施例1から9に係る空気入りタイヤについて、RRC指数及び燃費指数に関する性能試験が行われた。表3には、各テストタイヤの寸法等に関する数値と、性能試験結果とが示されている。
Figure 0006155852
表3の性能試験結果によれば、式<1>及び式<2>を満たす実施例1から9に係るテストタイヤは、従来例よりも燃費指数及びRRC指数において優れている。
[テスト2]
表3に示されたテスト1の性能試験結果により、試験されたタイヤサイズのうちでは、タイヤサイズ165/55R20(実施例6)であれば、タイヤサイズ205/55R16に対して燃費が有意に改善されることが確認された。したがって、テスト2のテストタイヤについては、このタイヤサイズが使用される。
(実施例10から19、比較例1)
実施例10から19及び比較例1に係る空気入りタイヤは、タイヤサイズが165/55R20である。比較例1に係る空気入りタイヤは、タイヤサイズのみが従来例から変更されたテストタイヤである。これらテストタイヤには、図2に示されたトレッドパターンを基礎として、各テストタイヤの溝面積比率に適合するように溝面積が変更されたトレッドパターンが設けられている。なお、従来例に係る空気入りタイヤのトレッドパターンについても同様である。
従来例、実施例10から19及び比較例1に係るテストタイヤについて、燃費指数、乗り心地性能及び操縦安定性能に係るタイヤ性能試験が行われた。表4には、各テストタイヤの寸法等に関する数値と、性能試験結果とが示されている。
なお、表4の「補強層」の項目は、「x」の場合は当該テストタイヤに補強層28が含まれておらず、「o」の場合は当該テストタイヤに補強層28が、図3に示されている位置に含まれていることを示す。なお、各実施例に係る空気入りタイヤに設けられた補強層28のコードは、直径0.28mmの単線を3本撚り合わせることによって形成されたスチールコードである。当該補強層28ではこれらのコードがタイヤ径方向に対して65度傾けられた状態で延在している。
また、表4の「端点間距離」の項目は、補強層28のタイヤ径方向外側の端部28tとビードフィラー12のタイヤ径方向外側の端部12tの間の直線距離を示している。
Figure 0006155852
表4によれば、本発明の技術的範囲に属する、すなわち式<1>から<3>を満たす実施例10から19の空気入りタイヤは、本発明の技術的範囲に属しない従来例の空気入りタイヤに対して、燃費指数、乗り心地性能及び操縦安定性能が向上している。
本発明は、以下のように規定される。
(1) ビードコアを含む一対のビード部と、前記ビード部に連なる一対のサイドウォール部と、前記サイドウォール部に連なるトレッド部とを備え、タイヤ子午線断面視で、前記ビードコア同士の間において、前記サイドウォール部及び前記トレッド部を介して架け渡されているカーカス層を備える空気入りタイヤにおいて、前記空気入りタイヤの総幅SWと前記空気入りタイヤの外径ODとの比SW/ODが、「SW/OD ≦ 0.3」を満たし、さらに、前記空気入りタイヤの内径IDと前記外径ODとの比ID/ODが、「ID/OD≧0.7」を満たし、かつ、前記カーカス層に沿った線をカーカスラインとし、タイヤ断面高さをSHとし、前記トレッド部の外表面の輪郭線とタイヤ赤道面との交点をトレッド頂点とし、前記トレッド頂点から0.25SHのタイヤ径方向内側位置における前記カーカスライン上の第一の点と、前記トレッド頂点から0.50SHのタイヤ径方向内側位置における前記カーカスライン上の第二の点と、前記トレッド頂点から0.75SHのタイヤ径方向内側位置における前記カーカスライン上の第三の点と、を通る円弧の半径をRとしたときに、前記タイヤ断面高さSHと前記半径Rとの比SH/Rが、「1.0 ≦ SH/R ≦ 3.0」を満たすことを特徴とする、空気入りタイヤ。
(2) 前記ビードコアのタイヤ径方向外側にビードフィラーを備え、前記ビードフィラーのタイヤ径方向高さhと、前記タイヤ断面高さSHとの比h/SHが、「0.05 ≦ h/SH ≦ 0.3」を満たすことを特徴とする、(1)に記載の空気入りタイヤ。
(3) 前記ビードフィラーのゴム硬さHsが70以上90以下であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の空気入りタイヤ。
(4) コードにゴムが被覆された補強層が設けられており、
前記補強層のタイヤ径方向高さの80%以上が、前記トレッド頂点から0.50SHのタイヤ径方向内側位置と前記ビードコアのタイヤ径方向最外位置との間のタイヤ径方向領域に含まれていることを特徴とする、(1)から(3)のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
(5) 前記補強層のタイヤ径方向外側の端部は、前記ビードフィラーのタイヤ径方向外側の端部と5mmよりも離れていることを特徴とする、(4)に記載の空気入りタイヤ。
(6) 前記トレッド部には、溝が設けられており、接地領域における接地面積に対する溝面積比率が25%以下であることを特徴とする、(1)から(5)のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
1 空気入りタイヤ
10 ビードコア
14 カーカス層
14cl カーカスライン
A ビード部
B サイドウォール部
D トレッド部
cc トレッド頂点
CL タイヤ赤道面
P1 第一の点
P2 第二の点
P3 第三の点
SH タイヤ断面高さ

Claims (6)

  1. ビードコアを含む一対のビード部と、前記ビード部に連なる一対のサイドウォール部と、前記サイドウォール部に連なるトレッド部とを備え、
    タイヤ子午線断面視で、
    前記ビードコア同士の間において、前記サイドウォール部及び前記トレッド部を介して架け渡されているカーカス層を備える空気入りタイヤにおいて、
    前記空気入りタイヤの総幅SWと前記空気入りタイヤの外径ODとの比SW/ODが、
    SW/OD ≦ 0.3
    を満たし、さらに、
    前記空気入りタイヤの内径IDと前記外径ODとの比ID/ODが、
    ID/OD≧0.7
    を満たし、かつ、
    前記カーカス層に沿った線をカーカスラインとし、タイヤ断面高さをSHとし、前記トレッド部の外表面の輪郭線とタイヤ赤道面との交点をトレッド頂点とし、前記トレッド頂点から0.25SHのタイヤ径方向内側位置における前記カーカスライン上の第一の点と、前記トレッド頂点から0.50SHのタイヤ径方向内側位置における前記カーカスライン上の第二の点と、前記トレッド頂点から0.75SHのタイヤ径方向内側位置における前記カーカスライン上の第三の点と、を通る円弧の半径をRとしたときに、
    前記タイヤ断面高さSHと前記半径Rとの比SH/Rが、
    1.0 ≦ SH/R ≦ 3.0
    を満たすことを特徴とする、
    空気入りタイヤ。
  2. 前記ビードコアのタイヤ径方向外側にビードフィラーを備え、
    前記ビードフィラーのタイヤ径方向高さhと、前記タイヤ断面高さSHとの比h/SHが、
    0.05 ≦ h/SH ≦ 0.3
    を満たすことを特徴とする、
    請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ビードフィラーのゴム硬さHsが70以上90以下であることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. コードにゴムが被覆された補強層が設けられており、
    前記補強層のタイヤ径方向高さの80%以上が、前記トレッド頂点から0.50SHのタイヤ径方向内側位置と前記ビードコアのタイヤ径方向最外位置との間のタイヤ径方向領域に含まれていることを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記補強層のタイヤ径方向外側の端部は、前記ビードフィラーのタイヤ径方向外側の端部と5mmよりも離れていることを特徴とする、
    請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記トレッド部には、溝が設けられており、
    接地領域における接地面積に対する溝面積比率が25%以下であることを特徴とする、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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