JP6153479B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本明細書に記載の実施の形態は、半導体記憶装置に関する。
近年、フラッシュメモリの後継候補として、抵抗変化メモリが注目されている。抵抗変化メモリは、通常、複数のビット線と、これと交差する複数のワード線との交点に、可変抵抗素子を備えたメモリセルをマトリクス状に配列して構成されるクロスポイント型の構造を有している。
このようなクロスポイント型の抵抗変化メモリにおいては、選択メモリセルにおいて所望の電圧を印加して可変抵抗素子の抵抗変化を生じさせるのに十分な電流を流す一方、非選択メモリセルにおいては、選択素子の選択機能等に基づき、電流を流さないようにする。非選択メモリセルにおけるリーク電流の増加は、抵抗変化メモリの誤動作の原因となるとともに、消費電力を増加させる。
特開2011−146111号公報
以下に記載の実施の形態は、非選択メモリセルにおけるリーク電流の増加を抑制し、消費電力の増加を抑制するものである。
以下に説明する実施の形態の半導体記憶装置は、複数のビット線と、複数のビット線に交差する複数のワード線と、複数のビット線及び複数のワード線の交差部に設けられたメモリセルとを有するメモリセルアレイと、ビット線及びワード線に印加する電圧を制御する制御部とを備える。制御部は、複数のメモリセルに対し連続して所定の動作を行う場合に、複数のビット線の中から選択された第1のビット線、及び複数のワード線の中から選択された第1のワード線を選択して第1のメモリセルに対し第1の動作を行った後、この第1の動作に続く次の第2の動作において、第1のビット線とは異なる第2のビット線、及び第1のワード線とは異なる第2のワード線を選択して第2のメモリセルを選択する。
第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のブロック図の一例である。 第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセルの構造を示す斜視図の一例である。 第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセルの構造を示す斜視図の一例である。 第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセルの可変抵抗素子と整流素子の配置の組み合わせの例を説明する図である。 第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の選択メモリセル及び非選択メモリセルに流れる電流の様子を説明する図の一例である。 第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置をユニポーラ動作させた場合のバイアス状態を説明する図の一例である。 第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置をバイポーラ動作させた場合のバイアス状態の一例を説明する図である。 第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置において複数のメモリセルに対して連続的にセット動作又はリセット動作を行う場合の動作方法の一例を示す概念図である。 第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置において複数のメモリセルに対して連続的にセット動作又はリセット動作を行う場合の動作方法の一例を示す概念図である。 第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置において複数のメモリセルに対して連続的にセット動作又はリセット動作を行う場合の動作方法の一例を示す概念図である。 第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置において複数のメモリセルに対して連続的にセット動作又はリセット動作を行う場合の動作方法の一例を示す概念図である。 第3の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置において複数のメモリセルに対して連続的にセット動作又はリセット動作を行う場合の動作方法の一例を示す概念図である。 第4の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置において複数のメモリセルに対して連続的にセット動作又はリセット動作を行う場合の動作方法の一例を示す概念図である。 第5の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセルの構造を示す斜視図の一例である。 第5の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置において複数のメモリセルに対して連続的にセット動作又はリセット動作を行う場合の動作方法の一例を示す概念図である。 第5の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置において複数のメモリセルに対して連続的にセット動作又はリセット動作を行う場合の動作方法の一例を示す概念図である。 第5の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における論理アドレスの割り当ての一例を示す概念図である。 第6の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における論理アドレスの割り当ての一例を示す概念図である。 第7の実施形態に係るメモリセルアレイの回路図の一例である。 第7の実施形態に係るメモリセルアレイの積層構造を示す斜視図の一例である。 図15Bの断面図の一例である。 第7の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置におけるメモリセルを選択順序の一例である。 第7の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置におけるメモリセルを選択順序の一例である。 第7の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置におけるメモリセルを選択順序の一例である。 第7の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置におけるメモリセルを選択順序の一例である。
以下、図面を参照しながら実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置を説明する。
[第1の実施形態]
<全体システム>
図1は、第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のブロック図の一例である。
この不揮発性半導体記憶装置は、複数のワード線WLと、このワード線WLに交差する複数のビット線BLと、これらワード線WL及びビット線BLの交差部に設けられた複数のメモリセルMCとを有するメモリセルアレイ1を備える。
メモリセルアレイ1のビット線BL方向に隣接する位置には、メモリセルアレイ1のビット線BLを制御し、メモリセルMCのデータ消去、メモリセルMCへのデータ書き込み、及びメモリセルMCからのデータ読み出しを行うカラム制御回路2が設けられている。
また、メモリセルアレイ1のワード線WL方向に隣接する位置には、メモリセルアレイ1のワード線WLを選択し、メモリセルMCのデータ消去、メモリセルMCへのデータ書き込み、及びメモリセルMCからのデータ読み出しに必要な電圧を印加するロウ制御回路3が設けられている。
データ入出力バッファ4は、図示しない外部のホストにI/O線を介して接続され、書き込みデータの受け取り、消去命令の受け取り、読み出しデータの出力、アドレスデータやコマンドデータの受け取りを行う。データ入出力バッファ4は、受け取った書き込みデータをカラム制御回路2に送り、カラム制御回路2から読み出したデータを受け取って外部に出力する。外部からデータ入出力バッファ4に供給されたアドレスは、アドレスレジスタ5を介してカラム制御回路2及びロウ制御回路3に送られる。また、ホストからデータ入出力バッファ4に供給されたコマンドは、コマンド・インタフェース6に送られる。
コマンド・インタフェース6は、ホストからの外部制御信号を受け、データ入出力バッファ4に入力されたデータが書き込みデータかコマンドかアドレスかを判断し、コマンドであれば受け取りコマンド信号としてステートマシン7に転送する。
ステートマシン7は、この不揮発性半導体記憶装置全体の管理を行うもので、ホストからのコマンドを受け付け、読み出し、書き込み、消去、データの入出力管理等を行う。また、カラム制御回路2、ロウ制御回路3、データ入出力バッファ4、アドレスレジスタ5、コマンド・インタフェース6、及びステートマシン7の一部を制御回路と称する場合がある。
また、ホストからデータ入出力バッファ4に入力されたデータはエンコード・デコード回路8に転送され、その出力信号がパルスジェネレータ9に入力される。この入力信号によってパルスジェネレータ9は所定の電圧、所定のタイミングの書き込みパルスを出力する。パルスジェネレータ9で生成出力されたパルスが、カラム制御回路2及びロウ制御回路3で選択された任意の配線へ転送される。
<メモリセル>
次に、図1にも示した本実施形態に用いるメモリセルMCについて説明する。
本実施形態のメモリセルMCは、ワード線WL及びビット線BLの交差部に直列接続されたメモリ素子と非オーミック素子を有する。非オーミック素子は、金属と半導体、添加不純物の量又は濃度が異なる2種類の半導体などが非オーミック接合を有する素子であり、一例として、PNダイオード、PINダイオード、PNP素子、NPN素子、NIN素子、PIP素子などが挙げられる。メモリ素子には、可変抵抗素子又は相変化素子を用いることができる。可変抵抗素子とは、電圧、電流、熱などによって抵抗値が変化する材料からなる素子のことである。相変化素子とは、相変化によって抵抗値や容量などの物性が変化する材料からなる素子のことである。
ここで、相変化(相転移)とは以下に列挙する態様を含むものである。
(1) 金属−半導体転移、金属−絶縁体転移、金属−金属転移、絶縁体−絶縁体転移、絶縁体−半導体転移、絶縁体−金属転移、半導体−半導体転移、半導体−金属転移、又は半導体−絶縁体転移
(2) 金属−超伝導体転移などの量子状態の相変化
(3) 常磁性体−強磁性体転移、反強磁性体−強磁性体転移、強磁性体−強磁性体転移、フェリ磁性体−強磁性体転移、又はこれらの転移の組み合わせからなる転移
(4) 常誘電体−強誘電体転移、常誘電体−焦電体転移、常誘電体−圧電体転移、強誘電体−強誘電体転移、反強誘電体−強誘電体転移、又はこれらの転移の組み合わせからなる転移
(5) 上記(1)〜(4)の転移の組み合わせからなる転移であり、例えば、金属、絶縁体、半導体、強誘電体、常誘電体、焦電体、圧電体、強磁性体、フェリ磁性体、螺旋磁性体、常磁性体、又は反強磁性体から、強誘電強磁性体への転移、又はその逆の転移
この定義によれば、相変化素子は可変抵抗素子に含まれる事になるが、本実施形態の可変抵抗素子は、主として、金属酸化物、金属化合物、有機物薄膜、カーボン、カーボンナノチューブ等からなる素子を意味するものとする。
また、本実施形態では、可変抵抗素子をメモリ素子とするReRAMや、相変化素子をメモリ素子とするPCRAM、MRAMなどを抵抗変化メモリの対象とする。
図2は、非オーミック素子としてPINダイオードを用いた場合のメモリセルMCの斜視図の一例である。
図2に示すように、メモリセルMCは、下層のワード線WL(或いはビット線BL)と上層のビット線BL(或いはワード線WL)の交差部に設けられている。メモリセルMCは、下層から上層に掛けて下部電極、n型半導体(N+Si)/真性半導体(Non dope Si)/p型半導体(P+Si)からなるPINダイオード、及び電極/メモリ素子/電極からなるメモリ素子部が積層された柱状に形成されている。なお、PINダイオードの膜厚は、50n〜150nmの範囲内で設定されている。
図3は、非オーミック素子としてPNP素子を用いた場合のメモリセルMCの斜視図の一例である。
図3に示すように、メモリセルMCは、下層のワード線WL(或いはビット線BL)と上層のビット線BL(或いはワード線WL)の交差部に設けられている。下層から上層に掛けて、下部電極、p型半導体(P+Si)/n型半導体(N+Si)/p型半導体(P+Si)からなるPNP素子、及びメモリ素子部が積層されて形成されている。
このPNP素子の膜厚についても、50n〜150nmの範囲内で設定されている。また、メモリセルMCの非オーミック素子として、PNP素子に替えて、n型半導体(N+Si)/p型半導体(P+Si)/n型半導体(N+Si)からなるNPN素子を使用することもできる。
図2、図3から分かるように、これらのメモリセルMCは、クロスポイント型で形成できることから、三次元集積化により大きなメモリ容量を実現できる。また、可変抵抗素子の特性から、フラッシュメモリを超えた高速動作を実現できる可能性がある。
以下では、主にメモリ素子をReRAM等の可変抵抗素子として説明する。
メモリセルアレイ1を三次元構造化させた場合、各層毎にメモリセルMCの可変抵抗素子及び非オーミック素子としての整流素子の位置関係、整流素子の向きの組み合わせは様々に選択することができる。
図4は、図4中aに示すように、下層のメモリセルアレイ1に属するメモリセルMC0と上層のメモリセルアレイ1に属するメモリセルMC1とで、ワード線WL0を共有化させた場合のメモリセルMC0、MC1の組み合わせのパターンの例を説明する図である。なお、図4では、便宜的に整流素子をダイオードの記号によって表わしているが、整流素子としては、ダイオードに限られるものではない。
図4中b〜qに示すように、メモリセルMC0とメモリセルMC1の組み合わせとして、可変抵抗素子VRと整流素子Rfとの配置関係を逆転させたり、整流素子Rfの向きを逆転させるなどの16通りのパターンが考えられる。これらパターンの選択については、動作特性、動作方式、製造工程などを勘案して選択することができる。
<データ書き込み/消去動作>
次に、メモリセルMCに対するデータ書き込み/消去動作について説明する。以下において、可変抵抗素子VRを高抵抗状態から低抵抗状態に遷移させる書き込み動作を「セット動作」、低抵抗状態から高抵抗状態に遷移させる消去動作を「リセット動作」と呼ぶ。なお、以下の説明で出てくる電流値、電圧値等に関しては一例であって、可変抵抗素子VRや整流素子Rfの材料、サイズ等によって異なるものである。
図5は、メモリセルアレイ1の一部を示す模式図の一例である。図5の場合、下層のメモリセルMC0は、ビット線BL0及びワード線WL0の交差部に設けられている。上層のメモリセルMC1は、ワード線WL0、ビット線BL1の交差部に設けられている。ワード線WL0は、メモリセルMC0及びMC1で共有されている。
また、メモリセルMC0、MC1の配置の組み合わせは、図4中bのパターンを用いて説明する。つまり、メモリセルMC0は、ビット線BL0からワード線WL0にかけて、整流素子Rf、可変抵抗素子VRの順に積層されている。整流素子Rfは、ワード線WL0からビット線BL0への方向を順方向とする向きに配置されている。一方、メモリセルMC1は、ワード線WL0からビット線BL1にかけて、整流素子Rf、可変抵抗素子VRの順に積層されている。整流素子Rfは、ビット線BL1からワード線WL0への方向を順方向とする向きに配置されている。
ここでは、ビット線BL0<1>とワード線WL0<1>の交差部に設けられたメモリセルMC0<1、1>を選択メモリセルとした場合のセット/リセット動作について考える。
メモリセルMCに対するセット/リセット動作については、セット動作及びリセット動作を同一極性のバイアス印加によって実現するユニポーラ動作と、セット動作及びリセット動作を異なる極性のバイアス印加によって実現するバイポーラ動作の2つの方法がある。
始めに、ユニポーラ動作について説明する。
セット動作では、電流密度にして1×10〜1×10A/cmの電流、又は、1〜2Vの電圧を可変抵抗素子VRに印加しなければいけない。したがって、メモリセルMCにセット動作させる場合、このような所定の電流或いは電圧が印加されるように整流素子Rfに順方向電流を流す必要がある。
リセット動作には、電流密度にして1×10〜1×10A/cmの電流、又は、1〜3Vの電圧を可変抵抗素子VRに印加しなければいけない。したがって、メモリセルMCにリセット動作させる場合、このような所定の電流或いは電圧が印加されるように整流素子Rfに順方向電流を流す必要がある。
ユニポーラ動作においては、例えば、メモリセルアレイ1に対して図6のようなバイアスを印加すれば良い。
つまり、図6に示すように、選択ワード線WL0<1>に所定の電圧V(例えば、3V)、その他のワード線WL0<0>、WL0<2>に0Vを供給する。また、選択ビット線BL0<1>に0V、その他のビット線BL0<0>、BL0<2>に電圧Vを供給する。
その結果、選択メモリセルMC0<1、1>には電位差Vが供給される。非選択ワード線WL0<0>、WL0<2>及び非選択ビット線BL0<0>、<2>に接続された非選択メモリセルMC0<0、0>、MC0<0、2>、MC0<2、0>、MC0<2、2>には、電位差−Vが供給される。その他のメモリセルMC0、つまり、選択ワード線WL0<1>、選択ビット線BL0<1>のいずれかにのみ接続されている非選択メモリセル(以下、「半選択メモリセル」と呼ぶ)MC0<1、0>、MC0<1、2>、MC0<0、1>、MC0<2、1>には、電位差0が供給される。
この場合、逆バイアスに対しては−Vまで電流が流れず、順バイアスに対しては急峻に電流が流れる電圧−電流特性を持ったダイオードのような素子が非オーミック素子として必要となる。このような非オーミック素子をメモリセルMCに用いることで、選択メモリセルMC0<1、1>にのみセット/リセット動作させることができる。
続いて、バイポーラ動作について説明する。
バイポーラ動作の場合、基本的に(1)ユニポーラ動作の場合と異なりメモリセルMCの双方向に電流を流す点、(2)動作速度、動作電流、動作電圧がユニポーラ動作の値から変化する点、(3)半選択メモリセルMCにもバイアスが印加される点を考慮しなければいけない。
図7は、バイポーラ動作時のメモリセルアレイ1に対するバイアスの印加の様子を示す図の一例である。バイポーラ動作においては、例えば、メモリセルアレイ1に対して図7のようなバイアスを印加すれば良い。
つまり、図7に示すように、選択ワード線WL0<1>に所定の電圧V(例えば、3V)、その他のワード線WL0<0>、WL0<2>に電圧V/2(例えば、1.5V)を供給する。また、選択ビット線BL0<1>に0V、その他のビット線BL0<0>、BL0<2>に電圧V/2を供給する。
その結果、選択メモリセルMC0<1、1>には電位差Vが供給される。非選択ワード線WL0<0>、WL0<2>及び非選択ビット線BL0<0>、<2>に接続された非選択メモリセルMC0<0、0>、MC0<0、2>、MC0<2、0>、MC0<2、2>には、電位差0が供給される。その他のメモリセルMC0、つまり、選択ワード線WL0<1>、選択ビット線BL0<1>のいずれかにのみ接続されている非選択メモリセル(半選択メモリセル)MC0<1、0>、MC0<1、2>、MC0<0、1>、MC0<2、1>には、電位差V/2が供給される。
したがって、バイポーラ動作には、電位差Vでは電流が流れ、電位差V/2以下において電流が流れない非オーミック素子が必要となる。
以上のように、ユニポーラ動作、バイポーラ動作のいずれが採用されるかに拘わらず、セット動作又はリセット動作のために選択メモリセルが選択されると、その選択メモリセルに所定の電流が流れる。例えば、図6のように、メモリセルMC0<1、1>がセット動作又はリセット動作の選択メモリセルとして選択された場合を想定する。この場合、選択メモリセルMC0<1、1>でのセット動作又はリセット動作の完了後、選択メモリセルMC0<1、1>への電圧の印加が終了した場合、選択メモリセル選択メモリセルMC0<1、1>に流れる電流は理想的には瞬時に零になる。しかし、現実の選択メモリセルMC0<1、1>においては、選択メモリセルMC0<1、1>には、電圧印加終了後にも短時間ながら逆回復電流が流れる場合がある。また、選択メモリセルへの電圧印加終了直後には、例えばPINダイオードの真正半導体部や、PNダイオードの接合部分に残留電荷が残存する場合がある。この残留電荷は、特にダイオードとしてインパッとダイオードを用い、インパクトイオン化現象を利用して電流を増加させた場合において顕著である。
本発明者らは、この逆回復電流や残留電荷が、次にセット動作又はリセット動作の対象とされるメモリセルにおけるセット動作又はリセット動作の障害になる、という事実に着目した。すなわち、セット動作又はリセット動作完了後のメモリセルMC0<1、1>に逆回復電流が流れている間に、メモリセルMC0<1、1>が選択されているときに半選択メモリセルであったメモリセル(たとえば図6のMC0<1、0>、MC0<1、2>、MC0<0、1>又はMC0<2、1>)を新たに選択してセット動作やリセット動作を新たに開始することは、セット動作やリセット動作に誤動作が生じたり、消費電力の増大を招いたりするなどの問題が生じる可能性がある。直前の選択メモリセルMC0<1、1>に流れている逆回復電流や残留電荷の影響により、選択ビット線BL又は選択ワード線WLの電位が変動するからである。
そこで、本実施の形態の半導体記憶装置は、複数のメモリセルMCに対し連続してセット動作又はリセット動作を行う場合に、図8に示すような動作を実行するように構成されている。ここで、連続とは、セット動作又はリセット動作の逆回復電流等が流れている時間内に次のセット動作又はリセット動作を行うことであり、おおよそnsec〜μsecオーダー内の時間である。すなわち、制御回路はメモリセルMC0<1、1>を選択し、そのセット動作又はリセット動作が完了した後においては、次のセット動作及びリセット動作では、上記のような半選択メモリセル(たとえば図6のMC0<1、0>、MC0<1、2>、MC0<0、1>又はMC0<2、1>)を選択しない。その代わりに、制御回路はメモリセルMC0<1、1>が接続されるビット線BL0<1>、ワード線WL0<1、1>とは異なるビット線BL、ワード線WLに接続されるメモリセルMCを、新たに選択メモリセルとする。一例としては、図8に示すように、制御回路はメモリセルMC0<1、1>が接続されているビット線BL0<1>、ワード線WL0<1>に隣接するビット線BL0<2>、ワード線WL0<0>に接続されるメモリセルMC0<0、2>を選択することができる。その後、同様にして選択を繰り返すと、図9Aに示すように、選択メモリセルはメモリセルアレイ内のビット線BLの長手方向及びワード線WLの長手方向に対して斜め方向に移動していくよう、順次選択される。ここで、ワード線WLとビット線BLの配線幅及び配線間隔が等しい場合は、選択メモリセルはメモリセルアレイ内のビット線BLの長手方向及びワード線WLの長手方向に対して斜め45度方向に移動していくと言える。
なお、上記のように選択メモリセルが斜め方向に移動していく場合、順次選択される選択メモリセルに対し同種の動作を行っても良いし、異なる動作が含まれていてもよい。すなわち、制御回路は、第1の動作、第2の動作・・・第nの動作(nは3以上の整数)を複数の前記メモリセルに対して行う場合に、選択メモリセルがビット線及びワード線の長手方向に対して斜め方向に移動するよう、選択メモリセルを順次選択するものである。ここで、第1の動作〜第nの動作は、例えば、セット動作、リセット動作、読み出し動作などである。
[効果]
このように、本実施の形態によれば、あるメモリセルがセット動作又はリセット動作の対象として選択された場合に、その動作が完了すると、次のセット動作又はリセット動作においては、そのメモリセルとはビット線BL、ワード線WLのいずれも共有しない非選択メモリセルが選択される。これにより、直前の選択メモリセルに流れる逆回復電流や残留電荷などの影響を受けることなく、次のセット動作又はリセット動作に移行することができる。したがって、セット動作又はリセット動作の誤動作を防止し、消費電力の増大も抑制し、しかも動作速度を速めることができる。なお、上記の説明では、セット動作及びリセット動作を行う場合において図8及び図9Aに示す動作を行うと説明したが、リード動作においても同様の動作を行うことも可能である。ただし、リード動作においては、各配線に印加される電圧がセット動作及びリセット動作におけるそれよりも低いので、異なる動作方法を採用することも可能である。
また、一定の法則に基づいてメモリセルを選択するため、物理アドレスと論理アドレスの変換が容易である。例えば、図9Bに示すように、物理アドレスが、メモリセルアレイのビット線BLの長手方向に沿って順に割り振られている場合に、論理アドレスが、メモリセルアレイのビット線BLの長手方向に対し斜め方向に順に割り振られるよう、アドレス変換をすることができる。例えば、n個のデータを1ページとする。すると、外部からデータ長がnのデータがホストなどから入力され、制御回路は、論理アドレスの数値((1、1)、(1、2)、(1、3)、(1、4)、・・・(1、n))の順に従ってセット動作又はリセット動作を実行し、それぞれのメモリセルにデータを記憶する。次の1ページ分のデータ長がnのデータがホストなどから入力され、制御回路は、論理アドレスの数値((2、1)、(2、2)、(2、3)、(2、4)、・・・(2、n))の順に従ってセット動作又はリセット動作を実行し、それぞれのメモリセルにデータを記憶する。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態に係る半導体記憶装置を、図10を参照して説明する。半導体記憶装置の構成は、第1の実施の形態と略同様である。また、制御回路があるメモリセルを選択し、そのセット動作又はリセット動作が完了した後においては、次のセット動作及びリセット動作では、制御回路がビット線BL及びワード線WLの両方が異なるメモリセルMCを、新たに選択メモリセルとする点も、第1の実施の形態と同様である。
ただし、第2の実施の形態では、図10に示すように、制御回路が直前の選択ビット線BLから2つ離れたビット線BLを選択するとともに、直前の選択ワード線WLから1つ隣のワード線WLを選択する点において、第1の実施の形態とは異なっている。この動作によっても、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、直前の選択メモリセルから選択メモリセルを離すことにより、直前の選択メモリセルから発生する熱の影響を小さくすることができる。また、一定の法則に基づいてメモリセルを選択するため、物理アドレスと論理アドレスの変換が容易である。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態に係る半導体記憶装置を、図11を参照して説明する。半導体記憶装置の構成は、第1の実施の形態と略同様である。また、制御回路があるメモリセルを選択し、そのセット動作又はリセット動作が完了した後においては、制御回路は次のセット動作及びリセット動作では、ビット線BL及びワード線WLの両方が異なるメモリセルMCを、新たに選択メモリセルとする点も、第1の実施の形態と同様である。
ただし、第3の実施の形態では、図11に示すように、制御回路はビット線BL及びワード線WLの長手方向に対していわゆるジグザグ状にメモリセルを順次選択していく点が、第1の実施の形態と異なっている。具体的には、第1の実施の形態と同様に、制御回路は直前の選択メモリセルMCの斜め下に位置するメモリセルを新たに選択する。そのメモリセルへの動作が完了した後は、制御回路は、次はそのメモリセルから見て斜め上に位置するメモリセルを新たに選択する。制御回路は、これを繰り返し、結果としてジグザグ状にメモリセルが選択されていくよう制御する。この動作によっても、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
[第4の実施の形態]
次に、第4の実施の形態に係る半導体記憶装置を、図12を参照して説明する。半導体記憶装置の構成は、第1の実施の形態と略同様である。また、制御回路はあるメモリセルを選択し、そのセット動作又はリセット動作が完了した後においては、制御回路は次のセット動作及びリセット動作では、ビット線BL及びワード線WLの両方が異なるメモリセルMCを、新たに選択メモリセルとする点も、第1の実施の形態と同様である。
ただし、第4の実施の形態では、図12に示すように、ステートマシン7において、セット動作又はリセット動作を行う順序を定めるテーブルを備えている点で、第1の実施の形態と異なっている。例えば、図12の下方に示すように、物理アドレスに対して論理アドレスが割り当てられている。制御回路は、論理アドレスの数値((1、1)、(1、2)、(1、3)、(1、4)、・・・(1、n)、・・・)の順に従ってセット動作又はリセット動作を実行する。図12は、図12の上方の図に示すように、選択メモリセルMCが移動していく場合を示しているが、これに限定されるという趣旨ではない。この動作によっても、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。ここで、テーブルは不揮発性半導体記憶装置のロム領域に記憶しておくことができる。また、外部のメモリコントローラやホストなどにテーブルを備えることもできる。
[第5の実施の形態]
次に、第5の実施の形態に係る半導体記憶装置を、図13A〜13Dを参照して説明する。半導体記憶装置の概略構成は、第1の実施の形態(図1)と略同様である。ただし、この実施の形態では、メモリセルアレイ1が、例えば図13Aに示すような積層構造により、複数のメモリ層MAを有していることを前提とする。図13Aでは、簡略化のため5つのメモリ層MA(1)〜MA(5)のみを図示しているが、同様の構造が積層方向に繰り返されているものとして、以下の説明を行う。すなわち、メモリ層MAの積層方向の数は任意であり、図13Aに示すような5に限定されるものではない。また、それぞれのメモリ層MAは、複数のワード線WLと、このワード線WLに交差する複数のビット線BLと、これらワード線WL及びビット線BLの交差部に設けられた複数のメモリセルMCを有している。すなわち、それぞれのメモリ層MAにおいて、図13CのようにメモリセルMCがマトリクス状に配置されていると言える。
第1〜第4の実施の形態では、あるメモリ層MA(i)に存在するメモリセルを選択し、そのセット動作又はリセット動作が完了した後においては、次のセット動作及びリセット動作では、同一のメモリ層MA(i)に存在する別のメモリセルを新たに選択メモリセルとして選択する例を説明した。これに対し、この第5の実施の形態では、制御回路は、例えばメモリ層MA(1)のあるメモリセルを選択しそのセット動作又はリセット動作が完了した後においては、次のセット動作及びリセット動作では、異なるメモリ層MA(例えばメモリ層MA(3))にあるメモリセルを選択するように構成されている。
なお、以下の説明では、1つのメモリ層MAにおけるあるメモリセルの物理アドレスを、半導体基板の表面に沿ったX軸及びY軸、並びにこれに直交するZ軸により表現する。例えば、メモリ層MA(1)の左上にあるメモリセルの物理アドレスは、XYZ座標によりP(1、1、1)と表現する。メモリセルMA(2)の右下にあるメモリセルの物理アドレスは、(k、k、2)と表現される(ワード線、ビット線の数がそれぞれk本である場合で、kは2以上の整数である)。
一方、論理アドレスは、複数層のメモリ層MAのメモリセルが仮想的に1つの平面上にあるものと想定して、Z座標は用いずXY座標のみでL(1、1)のように表現する。これはあくまでも説明の便宜のための一例であり、物理アドレス及び論理アドレスの割り振り方は、これに限定されるものではない。
本実施の形態において、Z方向においてメモリセルを順次選択する場合の動作を、図13B、13Cを参照して説明する。Z方向においてメモリセルを順次選択する場合には、一例として、図13B、図13Cに示すように、例えばメモリ層MA(1)において物理アドレスP(1、1、1)のメモリセル(論理アドレスL(1、1))が選択され、次にメモリ層MA(3)が選択される場合、メモリ層MA(1)の物理アドレスP(1、1、1)のメモリセルから見て斜め上に存在する物理アドレスP(2、2、3)のメモリセル(論理アドレスL(1、2))が選択される。次にメモリセルMA(5)が選択される場合は、メモリ層MA(3)の物理アドレスP(2、2、3)のメモリセルから見て斜め上に存在する、物理アドレスP(3、3、5)のメモリセル(論理アドレスL(1,3))が選択される。なお、メモリ層MA(1)の物理アドレスP(1、1、1)のメモリセルには、論理アドレスL(1、1)が割り当てられ、メモリ層MA(3)の物理アドレスP(2、2、3)のメモリセルには、論理アドレスL(1、2)が割り当てられ、メモリ層MA(5)の物理アドレスP(3、3、5)のメモリセルには、論理アドレスL(1、3)が割り当てられている。以下、同様の要領により、積層された複数のメモリ層MAの中から1つずつメモリセルが選択される。
メモリ層MA(1)とメモリ層MA(3)は、その間にメモリ層MA(2)を挟んでいるため、ビット線BL、ワード線WLのいずれも共有していない。メモリセルMA(3)とMA(5)も同様である。このため、上記のような選択順を採用することにより、直前の選択メモリセルに流れる逆回復電流や残留電荷などの影響を受けることなく、次のセット動作又はリセット動作に移行することができる。図13B及び図13Cに示す選択手順はあくまでも一例であって、メモリ層MAの選択順は、逆回復電流や残留電荷などの影響が限定的である限り、様々な順序が採用し得る。
図13Dは、図13B及び13Cに示す論理アドレスの割り当ての一例を示す概念図である。この例では、メモリセルアレイに2k−1層のメモリ層MAが配置され、1つのメモリ層MAに、k×k個のメモリセルが存在する場合を示している。この例の場合、論理アドレスL(1、1)、L(1、2)、L(1、3)...L(2、1)、L(2、2)、L(2、3)....のように選択した場合、選択メモリセルはZ方向に移動しつつも、XY平面から見ると斜め方向に移動していくことになる。
例えば、k個のデータを1ページとする。すると、外部からデータ長がkのデータがホストなどから入力され、制御回路は、論理アドレスの数値((1、1)、(1、2)、(1、3)、(1、4)、・・・(1、k))の順に従ってセット動作又はリセット動作を実行し、それぞれのメモリセルにデータを記憶する。次の1ページ分のデータ長がnのデータがホストなどから入力され、制御回路は、論理アドレスの数値((2、1)、(2、2)、(2、3)、(2、4)、・・・(2、k))の順に従ってセット動作又はリセット動作を実行し、それぞれのメモリセルにデータを記憶する。
このように、本実施の形態は、積層された複数のメモリ層を、積層方向に順次選択していく選択方法を採用している。メモリ層の選択は、例えば1つ飛びに、現在選択中のメモリ層とビット線BLやワード線WLを共有しないメモリ層が、次に選択される(換言すれば、新たに選択されるメモリ層は、現在選択中のメモリ層が有するビット線及びワード線とは異なるビット線及びワード線を有する)。連続して選択されるメモリ層はビット線やワード線を共有していないため、例えばメモリ層MA(1)に対しセット動作を行っている間に、メモリ層MA(3)のビット線BL及びワード線WLに対する充電動作を開始することができる。したがって、この実施の形態によれば、動作の高速化を図ることができる。なお、この第5の実施の形態と、第1〜第4の実施の形態を適宜組み合わせることも可能である。
さらに、3次元で見たときに、XYZ軸の斜め方向にメモリセルを選択することができる。その結果、選択したメモリセルと次に選択するメモリセル間の距離を離すことができる。よって、メモリセルへの誤書き込みを減らすことができる。
[第6の実施の形態]
次に、第6の実施の形態に係る半導体記憶装置を、図14を参照して説明する。半導体記憶装置の概略構成は、第1の実施の形態(図1)と略同様である。また、第6の実施の形態は、第5の実施の形態と同様に、メモリセルアレイ1が、例えば図13Aに示すような積層構造により、複数のメモリ層MAを有していることを前提とする。そして、この第6の実施の形態は、第5の実施の形態と同様に、制御回路は、例えばメモリ層MA(1)のあるメモリセルを選択しそのセット動作又はリセット動作が完了した後においては、次のセット動作及びリセット動作では、異なるメモリ層MA(例えばメモリ層MA(3))にあるメモリセルを選択するように構成されている。
第5の実施の形態との相違点は、論理アドレスの割り振りの方法である。すなわち、図14に示す論理アドレスの割り振り方法によれば、論理アドレス(1、1)、(1、2)、(1、3)...(2、1)、(2、2)、(2、3)....の順で選択した場合、選択メモリセルは、YZ平面内で移動する(X軸方向には移動しない)。そして、Y方向の端部まで選択メモリセルが到達した場合に、X座標もインクリメントして、以降、同様の要領でメモリセルを選択する。
この実施の形態によれば、第5の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
[第7の実施の形態]
次に、第7の実施の形態に係る半導体記憶装置を、図15A〜16を参照して説明する。半導体記憶装置の概略構成は、第1の実施の形態(図1)と略同様である。ただし、この実施の形態では、メモリセルアレイ1が図15A〜図15Cに示すような形状を備えている。
この第7の実施の形態に係る半導体記憶装置は、図15A〜図15Cに示すように、第1の実施の形態と異なるメモリセルアレイ11を有する。ビット線BLが垂直方向に延びるように形成されている。
先ず、図15Aを参照して、第7の実施の形態に係るメモリセルアレイ11の回路構成を説明する。図15Aは、メモリセルアレイ11の回路図の一例である。なお、図15Aにおいて、X方向、Y方向及びZ方向は互いに直交し、X方向は紙面垂直方向である。また、図15Aに示す構造は、X方向に繰り返し設けられている。
第7の実施の形態に係るメモリセルアレイ11は、図15Aに示すように、上述したワード線WL、ビット線BL、及びメモリセルMC以外に、選択トランジスタSTr、グローバルビット線GBL、及び選択ゲート線SGを有する。
ワード線WL1〜WL4は、図15Aに示すように、Z方向に配列され、X方向に延びる。ビット線BLは、X方向及びY方向にマトリクス状に配列され、Z方向に延びる。メモリセルMCは、これらワード線WLとビット線BLが交差する箇所に配置される。したがって、メモリセルMCは、X、Y、Z方向に3次元マトリクス状に配列される。
選択トランジスタSTrは、図15Aに示すように、ビット線BLの一端とグローバルビット線GBLとの間に設けられる。グローバルビット線GBLは、X方向に並び、Y方向に延びる。1本のグローバルビット線GBLは、Y方向に一列に配列された複数の選択トランジスタSTrの一端に共通接続されている。言い換えると、Y方向に配置されたビット線BLは1本のグローバルビット線GBLに接続されていると言える。選択ゲート線SGは、Y方向に並び、X方向に延びる。1本の選択ゲート線SGは、X方向に一列に配列された複数の選択トランジスタSTrのゲートに共通接続されている。
次に、図15B、図15Cを参照して、第7の実施の形態に係るメモリセルアレイ11の積層構造について説明する。図15Bは、メモリセルアレイ11の積層構造を示す斜視図の一例である。図15Cは図15Bの断面図の一例である。なお、図15Bにおいて、層間絶縁層は省略している。
メモリセルアレイ11は、図15B及び図15Cに示すように、基板50上に積層された選択トランジスタ層60及びメモリ層70を有する。選択トランジスタ層60には複数の選択トランジスタSTrが配置され、メモリ層70には複数のメモリセルMCが配置されている。
選択トランジスタ層60は、図15B及び図15Cに示すように、基板50の主平面に対して垂直なZ方向に積層された導電層61、層間絶縁層62、導電層63、層間絶縁層64を有する。導電層61はグローバルビット線GBLとして機能し、導電層63は選択ゲート線SG及び選択トランジスタSTrのゲートとして機能する。
導電層61は、基板50の主平面に対して平行なX方向に所定ピッチをもって並び、Y方向に延びる。層間絶縁層62は、導電層61の上面を覆う。導電層63は、Y方向に所定ピッチをもって並び、X方向に延びる。層間絶縁層64は、導電層63の側面及び上面を覆う。例えば、導電層61、63はポリシリコンにより構成される。層間絶縁層62、64は、例えば、酸化シリコン(SiO)により構成される。
また、選択トランジスタ層60は、柱状半導体層65、及びゲート絶縁層66を有する。柱状半導体層65は選択トランジスタSTrのボディ(チャネル)として機能し、ゲート絶縁層66は選択トランジスタSTrのゲート絶縁膜として機能する。
柱状半導体層65は、X及びY方向にマトリクス状に配置され、Z方向に柱状に延びる。また、柱状半導体層65は、導電層61の上面に接し、ゲート絶縁層66を介して導電層63のY方向端部の側面に接する。そして、柱状半導体層65は、例えば、積層されたN+型半導体層65a、P+型半導体層65b、及びN+型半導体層65cを有する。
N+型半導体層65aは、そのY方向端部の側面にて層間絶縁層62に接する。P+型半導体層65bは、そのY方向端部の側面にて導電層63の側面に接する。N+型半導体層65cは、そのY方向端部の側面にて層間絶縁層64に接する。N+型半導体層65a、65cはN+型の不純物を注入されたポリシリコンにより構成され、P+型半導体層65bはP+型の不純物を注入されたポリシリコンにより構成される。ゲート絶縁層66は、例えば、酸化シリコン(SiO)により構成される。
メモリ層70は、Z方向に交互に積層された層間絶縁層71a〜71d、及び導電層72a〜72dを有する。導電層72a〜72dは、ワード線WL1〜WL4として機能する。導電層72a〜72dは、それぞれX方向に対向する一対の櫛歯形状を有する。層間絶縁層71a〜71dは例えば酸化シリコン(SiO)にて構成され、導電層72a〜72dは例えばポリシリコンにて構成される。
また、メモリ層70は、柱状導電層73、及び側壁層74を有する。柱状導電層73は、X及びY方向にマトリクス状に配置され、柱状半導体層65の上面に接すると共にZ方向に柱状に延びる。柱状導電層73はビット線BLとして機能する。
側壁層74は、柱状導電層73のY方向端部の側面に設けられる。側壁層74は、可変抵抗層75、及び酸化層76を有する。可変抵抗層75は可変抵抗素子VRとして機能する。酸化層76は可変抵抗層75よりも低い導電率を有する。
可変抵抗層75は、柱状導電層73と導電層72a〜72dのY方向端部の側面との間に設けられる。酸化層76は、柱状導電層73と層間絶縁層71a〜71dのY方向端部の側面との間に設けられる。
柱状導電層73は例えばポリシリコンにより構成され、側壁層74(可変抵抗層75及び酸化層76)は例えば金属酸化物により構成される。
この図15A〜15Cに示す構造のメモリセルアレイでは、1つのビット線BLに対し、同一層に2つのメモリセルが形成されている。また、ビット線BLは半導体(例えばポリシリコン)で形成されるため、残存キャリアが比較的長い時間残存する場合がある。
このため、この実施の形態では、メモリセルを順次選択する場合に、選択トランジスタSTrをON/OFF制御し、これにより読出し対象のビット線を順次変更する(同じビット線BLに沿ったメモリセルは、連続して読み出し対象とはしない)。
ここで、図16に図15A〜Cのメモリセルの物理アドレスの割り当ての一例及びメモリセルの選択順序の一例を示す。図16の右側の回路図に示すように、一番手前の左下のメモリセルをP(1、1、1)とする。物理アドレスP(1、1、1)のメモリセルを基準として、紙面においてX軸奥に行く毎にXのアドレスが大きくなり、紙面においてY軸右に行く毎にYのアドレスが大きくなり、紙面においてZ軸上に行く毎にZのアドレスが大きくなる。ここで、図16においては、ビット線が4×4の16本配置され、ワード線WLが4層積層されている例を示す。
次に、メモリセルの選択に関して説明する。例えば、図16に示すように、物理アドレスP(1、1、1)のメモリセルを選択した後は、その次は、この物理アドレスP(1、1、1)のメモリセルとはビット線BLを共有しない、物理アドレスP(1、3、1)のメモリセルが選択される。以下、同様の要領にて、物理アドレスP(1、5、1)、物理アドレスP(1、7、1)のメモリセルが順次選択される。この図16は、同一のワード線WLに接続されるメモリセル(Z座標が同じメモリセル)を順次選択し、且つX座標も変更しない場合を示している。この第7の実施の形態では、選択するビット線BLを順次変更しているといえる。このため、図16では、選択ゲート線及びビット線の残留電荷などの影響を受けることを抑止するため、上述のように、Y座標が2つ異なるメモリセルを順次選択している。また、図17に示すように、順次選択するメモリセルのZ座標を順次変更(例えば1ずつ増加)させることも可能である。ワード線WLは同じメモリ層で複数本が共有されている場合がある。その結果、選択するワード線WLの層を変更することにより、ワード線の残留電荷などの影響を受けることを防止することができる。
図18は、別の選択手順を示す概念図である。この図18の例では、メモリセルを順次選択する場合において、Z座標のみを固定とし、X座標は1ずつ変化し、Y座標は2ずつ変化する場合を示している(P(1、1、1)→P(2、3、1)→P(3、5、3)→・・・・)。その結果、選択するグローバルビット線GBLを順次変更していると言える。その結果、グローバルビット線GBLの残留電荷などの影響を受けることを防止することができる。
また、図19に示すように、Z座標も1ずつ増加するような選択手順を採用することもできる(P(1、1、1、)→P(2、3、2)→P(3、5、3)・・・)。X、Y、Zの全ての座標を変化させることにより、残留電荷などの影響をさらに少なくすることができる。
また、論理アドレスの割り当ては第6の実施の形態と同様に割り当てることができる。
第7の実施の形態においても、第1〜第6の実施形態と同様の効果が得られる。
[メモリセルアレイの材料]
最後に、第1乃至第7の実施形態に係るメモリセルアレイに用いる材料についてまとめる。なお、x、yは、任意の組成比を表している。
<整流素子>
非オーミック素子としての整流素子を構成するp型半導体、n型半導体、及び真正半導体の材料には、Si、SiGe、SiC、Ge、C等の半導体のグループから選択することができる。
整流素子を構成する上部半導体との接合部には、Si、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Rh、Pd、Ag、Cd、In、Sn、La、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Pt、Auで作るシリサイドを使用し、これらシリサイドには、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、In、Sn、La、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Pt、Auを1又は2以上添加したものを使用する。
整流素子に絶縁層が含まれる場合、その絶縁層は、例えば、以下の材料から選択される。
(1) 酸化物
・ SiO、Al、Y、La、Gd、Ce、CeO、Ta、HfO、ZrO、TiO、HfSiO、HfAlO、ZrSiO、ZrAlO、AlSiO
・ AM
但し、A及びMは、同じ又は異なる元素で、且つ、Al、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ga、Geのうちの一つである。
AMには、例えば、Fe、FeAl、Mn1+xAl2−x4+y、Co1+xAl2−x4+y、MnO等がある。
・ AMO
但し、A及びMは、同じ又は異なる元素で、且つ、Al、La、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Pt、Au、Hg、Tl、Pb、Bi、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ga、Ge、Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、In、Snのうちの一つである。
AMOには、例えば、LaAlO、SrHfO、SrZrO、SrTiO等がある。
(2) 酸窒化物
・ SiON、AlON、YON、LaON、GdON、CeON、TaON、HfON、ZrON、TiON、LaAlON、SrHfON、SrZrON、SrTiON、HfSiON、HfAlON、ZrSiON、ZrAlON、AlSiON
・ 上記(1)に示す酸化物の酸素元素の一部を窒素元素で置換した材料
特に、整流素子を構成する絶縁層は、それぞれ、SiO、 SiN、 Si、Al、SiON、HfO、HfSiON、Ta、TiO、SrTiOのグループから選択されるのが好ましい。
なお、SIO、SiN、SiONなどのSi系の絶縁膜に関しては、酸素元素、窒素元素の濃度がそれぞれ1×1018atoms/cm以上であるものを含む。
但し、複数の絶縁層のバリアハイトは、互いに異なる。
また、絶縁層には、欠陥準位を形成する不純物原子、又は、半導体/メタルドット(量子ドット)を含む材料も含まれる。
<可変抵抗素子>
メモリセルMCの可変抵抗素子、或いは、整流素子内にメモリ機能を組み込んだ場合のメモリ層には、例えば、以下の材料が用いられる。
(1) 酸化物
・ SiO、Al、Y、La、Gd、Ce、CeO、Ta、HfO、ZrO、TiO、HfSiO、HfAlO、ZrSiO、ZrAlO、AlSiO
・ AM
但し、A及びMは、同じ又は異なる元素で、且つ、Al、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ga、Geのうちの一つまたは複数個の組み合わせである。
AMには、例えば、Fe、FeAl、Mn1+xAl2−x4+y、Co1+xAl2−x4+y、MnO等がある。
・ AMO
但し、A及びMは、同じ又は異なる元素で、且つ、Al、La、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Pt、Au、Hg、Tl、Pb、Bi、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ga、Ge、Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、In、Snのうちの一つまたは複数個の組み合わせである。
AMOには、例えば、LaAlO、SrHfO、SrZrO、SrTiO等がある。
(2) 酸窒化物
・ SiON、AlON、YON、LaON、GdON、CeON、TaON、HfON、ZrON、TiON、LaAlON、SrHfON、SrZrON、SrTiON、HfSiON、HfAlON、ZrSiON、ZrAlON、AlSiON
メモリ素子は、例えば、二元系又は三元系の金属酸化物や有機物(単層膜やナノチューブを含む)等から構成される。例えば、カーボンであれば単層膜、ナノチューブ、グラフェン、フラーレン等の2次元構造を含む。金属酸化物は、上記(1)に示す酸化物や(2)に示す酸窒化物を含む。
<電極層>
メモリセルMCに用いられる電極層には、金属元素単体または複数の混合物、シリサイドや酸化物、窒化物などが挙げられる。
具体的には、Pt、Au、Ag、TiAlN、SrRuO、Ru、RuN、Ir、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、TiN、TaN、LaNiO、Al、PtIrO、PtRhO、Rh、TaAlN、SiTiO、WSi、TaSi、PdSi、PtSi、IrSi、ErSi、YSi、HfSi、NiSi、CoSi、TiSi、VSi、CrSi、MnSi、FeSi等から構成される。
電極層は、バリアメタル層、又は接着層としての機能を同時に有していてもよい。
<ワード線WL、ビット線BL>
メモリセルアレイ1のワード線WL、ビット線BLとして機能する導電線は、W、WN、Al、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、TiN、WSi、TaSi、PdSi、ErSi、YSi、PtSi、HfSi、NiSi、CoSi、TiSi、VSi、CrSi、MnSi、FeSi等から構成される。
以上、本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1・・・メモリセルアレイ、 2・・・カラム制御回路、 3・・・ロウ制御回路、 4・・・データ入出力バッファ、 5・・・アドレスレジスタ、 6・・・コマンドド・インタフェース、 7・・・ステートマシン、 8・・・エンコード・デコード回路、 9・・・パルス・ジェネレータ。

Claims (2)

  1. 積層方向を長手方向として延び前記積層方向と交差する第1方向及び第2方向に配列される複数のビット線と、前記第1の方向に延び且つ前記積層方向に積層される複数のワード線と、前記複数のビット線及び複数のワード線の交差部に設けられたメモリセルとを有するメモリセルアレイと、
    前記ビット線及びワード線に印加する電圧を制御する制御部と
    を備え、
    前記メモリセルは、可変抵抗素子を含み、
    前記制御部は、第1の動作、第2の動作を複数の前記メモリセルに対して行う場合に、
    前記複数のビット線の中から選択された第1のビット線、及び前記複数のワード線の中から選択された第1のワード線を選択して第1のメモリセルに対し前記第1の動作を行った後、この前記第1の動作に続く次の前記第2の動作において、前記第1の動作で前記第1のメモリセルを選択する間に選択された前記第1のビット線に対して、前記第1方向及び前記第2方向に各々1本ずつ隣接した第2のビット線と、前記第1の動作で前記第1のメモリセルを選択する際に選択された第1のワード線に対して、前記第2方向及び前記積層方向に各々1本ずつ隣接した第2のワード線との交差部に設けられた第2のメモリセルであって、前記第1のメモリセルに対して、前記第1方向に1つ、前記第2方向に2つ、及び前記積層方向に各々1つずつ隣接した第2のメモリセルを選択する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第2方向に延び、前記第2方向に配列された複数の前記ビット線と接続するグローバルビット線と、
    前記グローバルビット線と複数の前記ビット線との間にそれぞれ接続された選択トランジスタと
    を更に備えた請求項記載の半導体記憶装置。
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