JP6153301B2 - ドアサッシュ - Google Patents

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Description

本発明は、車両用のドアサッシュ、更に詳しくは、サッシュモールが取り付けられたドアサッシュに関する。
車両用のドアには、昇降式のウインドウを形成するためのドアサッシュが設けられている。図20−図23を用いて説明する。図20は従来のドアサッシュの正面図、図21は図20の切断線XXI−XXIでの断面図、図22は図20の切断線XXII−XXIIでの断面図、図23は図20の切断線XXIII−XXIIIでの断面図である。
図20において、ドアサッシュ1は、サッシュ本体3とサッシュ本体3に取り付けられるサッシュモール5とからなっている。
サッシュ本体3は、第1立柱7と、一端部が第1立柱7の上部に接続されるアッパサッシュ9と、上部がアッパサッシュ9の他端部に接続される第2立柱11とからなっている。
更に、第1立柱7、アッパサッシュ9、第2立柱11には、それぞれ連続した板状の意匠部7a、意匠部9a、意匠部11aが形成されている。
サッシュモール5は、第1立柱7の意匠部7aの上部、アッパサッシュ9の意匠部9a、第2立柱11の意匠部11aの上部に連続して設けられる。
サッシュモール5の一方の端部には、第1エンドキャップ13が取り付けられる。サッシュモール5の他方の端部には、第2エンドキャップ15が取り付けられる。
次に、図21を用いて第1エンドキャップ13の説明を行う。
サッシュモール5の一端部に取り付けられた第1エンドキャップ13は、第1立柱7の意匠部7aの上下方向に沿った端部7bに当接した状態で、第1立柱7の意匠部7aの上下方向に沿った端部7bを挟み込む挟み込み部13aを有している。
次に、図22、図23を用いて第2エンドキャップ15の説明を行う。
サッシュモール5の他端部に設けられた第2エンドキャップ15には、ナット17を有している。そして第2立柱11に形成された穴11bに首部が挿通し、頭部が穴11aの周縁部に当接するボルト19がナット17に螺合している。
サッシュモール5の一端部に取り付けられた第1エンドキャップ13の挟み込み部13aが第1立柱7の意匠部7aの上下方向に沿った端部7bを挟み込み、サッシュモール5の他端部に取り付けられた第2エンドキャップ15がボルト19を用いて第2立柱11に取り付けられることにより、サッシュモール5は、サッシュ本体3に組み付けられる(例えば、特許文献1参照)。
特許第3849441号(図1)
図20−図23に示す構成のドアサッシュ1において、サッシュモール5をサッシュ本体3に組み付けるには、ボルト19を締める工程が必要となり、組み付けに手間がかかる問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、組み付けが容易なドアサッシュを提供することにある。
上述した課題のうち少なくとも一つを実現するために、本発明の一側面を反映したドアサッシュは、第1立柱,一端部が前記第1立柱の上部に接続されるアッパサッシュ,上部が前記アッパサッシュの他端部に接続される第2立柱からなり、前記第1立柱、前記アッパサッシュ、前記第2立柱には連続した板状の意匠部が形成されたサッシュ本体と、前記第1立柱の意匠部の上部、前記アッパサッシュの意匠部、前記第2立柱の意匠部の上部に設けられるサッシュモールと、前記サッシュモールの一方の端部に取り付けられ、前記第1立柱の意匠部の上下方向に沿った端部に当接した状態で、前記第1立柱の意匠部の上下方向に沿った端部を挟み込む挟み込み部を有する第1エンドキャップと、前記サッシュモールの他方の端部に取り付けられ、前記第2立柱の意匠部の上下方向に沿った端部と隙間のある状態で、前記第2立柱の意匠部の上下方向に沿った端部を挟み込む挟み込み部を有する第2エンドキャップと、を有することを特徴とする。
本発明の他の特徴は、以下に述べる発明を実施するための形態並びに添付の図面から一層明らかになるであろう。
本願発明によれば、前記サッシュモールの一方の端部に取り付けられ、前記第1立柱の意匠部の上下方向に沿った端部に当接した状態で、前記第1立柱の意匠部の上下方向に沿った端部を挟み込む挟み込み部を有する第1エンドキャップと、前記サッシュモールの他方の端部に取り付けられ、前記第2立柱の意匠部の上下方向に沿った端部と隙間のある状態で、前記第2立柱の意匠部の上下方向に沿った端部を挟み込む挟み込み部を有する第2エンドキャップとを有する。
即ち、サッシュモールのサッシュ本体への組み付けは、サッシュモールの一端部に取り付けられた第1エンドキャップの挟み込み部を前記第1立柱の意匠部の上下方向に沿った端部に当接した状態で、前記第1立柱の意匠部の上下方向に沿った端部を挟み込み、サッシュモールの他端部に取り付けられた第2エンドキャップの挟み込み部を前記第2立柱の意匠部の上下方向に沿った端部と隙間のある状態で、前記第2立柱の意匠部の上下方向に沿った端部を挟み込むことによりなされる。
よって、サッシュモールのサッシュ本体への組み付けは、2つの挟み込みのみであるので、従来の1つの挟み込みと1つのボルト締めとからなる組み付けより、組み付けが容易となる。
本発明の他の効果は、以下に述べる発明を実施するための形態並びに添付の図面から一層明らかになるであろう。
図1はドアサッシュを構成するサッシュ本体とサッシュモールとを分離した状態で示した正面図である。 図1の切断線II−IIである。 サッシュモールの第1エンドキャップを取り除いた一方の端部側の拡大図である。 サッシュモールの第2エンドキャップを取り除いた他方の端部側の拡大図である。 図3のV方向矢視図である。 図4のVI方向矢視図である。 図3の切断線VII−VIIでの断面図である。 図4の切断線VIII−VIIIでの断面図である。 図1の第1エンドキャップの斜視図である。 図9のX方向から見た斜視図である。 図9のXI方向から見た正面図である。 図11の切断線XII−XIIでの断面図である。 図11の切断線XIII−XIIIでの断面図である。 図1の第2エンドキャップの斜視図である。 図14のXV方向から見た斜視図である。 図14のXVI方向から見た正面図である。 図16の切断線XVII−XVIIでの断面図である。 図16の切断線XVIII−XVIIIでの断面図である。 図16の切断線XIX−XIXでの断面図である。 従来のドアサッシュの正面図である。 図20の切断線XXI−XXIでの断面図である。 図20の切断線XXII−XXIIでの断面図である。 図20の切断線XXIII−XXIIIでの断面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態例を説明する。
まず、図1を用いて、本実施形態のドアサッシュの全体構成を説明する。図1はドアサッシュを構成するサッシュ本体とサッシュモールとを分離した状態で示した正面図である。
ドアサッシュ51は、サッシュ本体53とサッシュ本体53に取り付けられるサッシュモール55とからなっている。
サッシュ本体53は、第1立柱57と、一端部が第1立柱57の上部に接続されるアッパサッシュ59と、上部がアッパサッシュ59の他端部に接続される第2立柱61とからなっている。
更に、第1立柱57、アッパサッシュ59、第2立柱61には、それぞれ連続した板状の意匠部57a、意匠部59a、意匠部61aが形成されている。
サッシュモール55は、第1立柱57の意匠部57aの上部、アッパサッシュ59の意匠部59a、第2立柱61の意匠部61aの上部に連続して設けられる。
サッシュモール55の一方の端部には、第1エンドキャップ63が設けられる。サッシュモール55の他方の端部には、第2エンドキャップ65が設けられる。
図1の切断線II−IIである図2に示すように、本実施形態のアッパサッシュ59は、ドアウェザストリップ71を保持する第1保持部73と、ガラスラン75を保持する第2保持部77とを有している。更に、第1保持部73、第2保持部77より車室側には閉断面部79が、車外側には前述した意匠部59aが形成されている。
そして、強度が要求される第1保持部73と第2保持部77との間の部分は、板材が3枚重ねになった重合部80となっている。この重合部80は溶接されている。
このような断面形状のアッパサッシュ59は、帯状の板材をロール成型機でロール成形することにより製造される。
第1立柱57,第2立柱61もアッパサッシュ59と同様に帯状の板材をロール成型機でロール成形することにより製造され、その断面は、各部の寸法は異なるが、アッパサッシュ59と同様に、第1保持部、第2保持部、閉断面部、意匠部、重合部からなっている。
サッシュモール55は、ステンレス等の薄板をロール成形等の手法により形成され、アッパサッシュ59の意匠部59aの車外側の面を覆う断面形状が略円弧状のサッシュモール本体部81と、サッシュモール本体部81の長手方向の一方の側部側に形成され、アッパサッシュ59の意匠部59aの長手方向に沿った一方の側部(下側の側部)に嵌合する第1嵌合部83と、サッシュモール本体部81の長手方向の他方の側部側に形成され、アッパサッシュ59の意匠部の長手方向に沿った他方の側部(上側の側部)に嵌合する第2嵌合部85とからなっている。また、本実施形態では、第1嵌合部83、第2嵌合部85には、アッパサッシュ59との金属接触を避けるために、射出成形により樹脂の保護部83a、85aが形成されている。
サッシュモール本体部81の裏面(サッシュモール本体部81のアッパサッシュ59の意匠部59aと対向する面)の第1エンドキャップ63、第2エンドキャップ65が取り付けられている箇所以外の部分には、サッシュモール55の長手方向に沿って、アッパサッシュ59の意匠部59aに押接する帯状のスポンジ87が取り付けられている。
次に、図3−図8を用いて、サッシュモール55の説明を行う。図3はサッシュモールの第1エンドキャップを取り除いた一方の端部側の拡大図、図4はサッシュモールの第2エンドキャップを取り除いた他方の端部側の拡大図、図5は図3のV方向矢視図、図6は図4のVI方向矢視図、図7は図3の切断線VII−VIIでの断面図、図8は図4の切断線VIII−VIIIでの断面図である。
図3、図5、図7に示すように、サッシュモール55の一方の端部側の第1嵌合部83には、第1立柱57と干渉しないように、切り欠き部83bが形成されている。
また、図4、図6、図8に示すように、サッシュモール55の他方の端部側の第1嵌合部83には、第2立柱61と干渉しないように、切り欠き部83cが形成されている。
次に、図9−図13を用いて第1エンドキャップ63の説明を行う。図9は第1エンドキャップの斜視図、図10は図9のX方向から見た斜視図、図11は図9のXI方向から見た正面図、図12は図11の切断線XII−XIIでの断面図、図13は図11の切断線XIII−XIIIでの断面図である。
板状の第1立柱57の意匠部57aと、サッシュモール55の略円弧状断面のサッシュモール本体部81との間には空間が形成され、サッシュ本体53に組み付けられたサッシュモール55の一方の端部には、断面形状が略割円形の開口が形成される。
第1エンドキャップ63は、この略割円形の開口より大きな形状で、開口を塞ぐ基部63aと、基部63aに連設され、サッシュモール本体部81と第1立柱57の意匠部57aとの間の空間に挿入され、サッシュモール本体部81に接着等の手法でサッシュモール55に取り付けられる挿入部63bと、基部63aに連設され、挿入部63bと協働して第1立柱57の意匠部57aを挟む挟持部63cとからなっている。即ち、基部63aと挿入部63bと挟持部63cとで、第1立柱57の意匠部57aの上下方向に沿った端部を挟み込む挟み込み部が構成されている。
次に、図14−図19を用いて、第2エンドキャップ65の説明を行う。図14は第2エンドキャップの斜視図、図15は図14のXV方向から見た斜視図、図16は図14のXVI方向から見た正面図、図17は図16の切断線XVII−XVIIでの断面図、図18は図16の切断線XVIII−XVIIIでの断面図、図19は図16の切断線XIX−XIXでの断面図である。
板状の第2立柱61の意匠部61aと、サッシュモール55の略円弧状断面のサッシュモール本体部81との間には空間が形成され、サッシュ本体53に組み付けられたサッシュモール55の他方の端部にも、断面形状が略割円形の開口が形成される。
第2エンドキャップ65は、この略割円形の開口より大きな形状で、開口を塞ぐ基部65aと、基部65aに連設され、サッシュモール本体部81と第2立柱61の意匠部61aとの間の空間に挿入され、サッシュモール本体部81に接着等の手法でサッシュモール55に取り付けられる挿入部65bと、基部65aに連設され、挿入部65bと協働して第2立柱61の意匠部61aを挟む挟持部65cとからなっている。
即ち、基部65aと挿入部65bと挟持部65cとで、第2立柱61の意匠部61aの上下方向に沿った端部を挟み込む挟み込み部が構成されている。
そして、本実施形態では、挟持部63cの先端側に、第1立柱57に形成されたガーニッシュ取り付け用穴57b(図1参照)と対向する穴63dが形成されている。ガーニッシュが第1立柱57に取り付けられると、第1エンドキャップ63も第1立柱57に取り付けられるようになっている。即ち、挟持部(挟み込み部)63cには、サッシュモール55を第1立柱57に固定する固定構造が形成されていることとなる。
更に、第1エンドキャップ63が第1立柱57に取り付けられると、第1エンドキャップ63の基部63aは、第1立柱57の意匠部57aの上下方向に沿った端部に当接するように、第1エンドキャップ63はサッシュモール55に取り付けられている。また、このとき、第2エンドキャップ65の基部65aは、第2立柱61の意匠部61aの上下方向に沿った端部と隙間のある状態になるように、第2エンドキャップ65はサッシュモール55に取り付けられている。
更に、本実施形態では、サッシュ本体53の第1立柱57、第2立柱61、アッパサッシュ59に形成されたドアウェザストリップを保持する第1保持部が形成されている。意匠部57a、意匠部61a、意匠部59aの車内側の面には、第1保持部を構成する突部57c(図13参照)、突部61c(図18参照)、突部59c(図2参照)が形成されている。そして、第1立柱57の意匠部57aの長手方向に沿った端部からウエザストリップ取り付け用の突部57cまでの距離をa(図13参照)、第2立柱61の意匠部61aの長手方向に沿った端部からウエザストリップ取り付け用の突部61cまでの距離をb(図18参照)、アッパサッシュ59の意匠部59aの長手方向に沿った端部からウエザストリップ取り付け用の突部59cまでの距離をc(図2参照)とした時、
a>c、b>c
となるように設定した。
また、第1エンドキャップ63の挿入部63bには、サッシュモール55の切り欠き部83bを介して外部に突出する突出部63eが形成されている(図7参照)。同様に、第2エンドキャップ65の挿入部65bには、サッシュモール55の切り欠き部83cを介して外部に突出する突出部65eが形成されている。そして、図2に示すように、これら突出部63e、突出部65eの先端は、ドアサッシュの端面より外部に突出するガラスラン75の車外側の頂部75aまで延出するように設定されている。
次に、サッシュモール55のサッシュ本体53への組み付け方法を説明する。図1に示すように、一方の端部に第1エンドキャップ63が、他方の端部に第2エンドキャップ65が取り付けられ、サッシュ本体53の上方に位置させたサッシュモール55をサッシュ本体53に向かって下方に移動させる。
すると、第1エンドキャップ63の挟み込み部が第1立柱57の意匠部57aの上下方向に沿った端部を挟み込み、第2エンドキャップ65の挟み込み部が第2立柱61の意匠部61aの上下方向に沿った端部を挟み込む。
更に、サッシュモール55を下方に移動させると、サッシュモール55の第1嵌合部83がアッパサッシュ59の意匠部59aの車外側の面に当接した状態で、サッシュモール55の第2嵌合部85がアッパサッシュ59の意匠部59aの長手方向に沿った他方の側部(上側の側部)に当接する。ここで、サッシュモール55をアッパサッシュ59に向かって押しつけると、サッシュモール55が弾性変形し、第1嵌合部83がアッパサッシュ59の意匠部59aの長手方向に沿った一方の側部(下側の側部)に嵌合し、第2嵌合部85がアッパサッシュ59の意匠部の長手方向に沿った他方の側部(上側の側部)に嵌合する。
ガーニッシュが第1立柱57に取り付けられると、第1エンドキャップ63も第1立柱57に取り付けられる。このとき、第1エンドキャップ63の基部63aは、第1立柱57の意匠部57aの上下方向に沿った端部に当接し、第2エンドキャップ65の基部65aは、第2立柱61の意匠部61aの上下方向に沿った端部と隙間のある状態となる。
上記構成によれば、以下のような効果が得られる。
(1) サッシュモール55のサッシュ本体53への組み付けは、サッシュモール55の一端部に取り付けられた第1エンドキャップ63の基部63a(挟み込み部)を第1立柱57の意匠部57aの上下方向に沿った端部に当接した状態で、第1立柱57の意匠部57aの上下方向に沿った端部を挟み込み、サッシュモール55の他端部に取り付けられた第2エンドキャップ65の挟み込み部を第2立柱61の意匠部61aの上下方向に沿った端部と隙間のある状態で、第2立柱61の意匠部61aの上下方向に沿った端部を挟み込むことによりなされる。
よって、サッシュモール55のサッシュ本体53への組み付けは、2つの挟み込みのみであるので、従来の1つの挟み込みと1つのボルト締めとからなる組み付けより、組み付けが容易となる。
(2) サッシュモール55は、アッパサッシュ59の意匠部59aの車外側の面を覆う断面形状が略円弧状のサッシュモール本体部81と、サッシュモール本体部81の長手方向の一方の側部側に形成され、アッパサッシュ59の意匠部59aの長手方向に沿った一方の側部に嵌合する第1嵌合部83と、サッシュモール本体部81の長手方向の他方の側部側に形成され、アッパサッシュ59の意匠部の長手方向に沿った他方の側部に嵌合する第2嵌合部85とからなっている。よって、サッシュモール55の第1嵌合部83がアッパサッシュ59の意匠部59aの車外側の面に乗った状態で、サッシュモール55の第2嵌合部85がアッパサッシュ59の意匠部59aの長手方向に沿った他方の側部(上側の側部)に当接した状態で、サッシュモール55をアッパサッシュ59に向かって押しつけと、サッシュモール55が弾性変形し、第1嵌合部83がアッパサッシュ59の意匠部59aの長手方向に沿った一方の側部(下側の側部)に嵌合し、第2嵌合部85がアッパサッシュ59の意匠部の長手方向に沿った他方の側部(上側の側部)に嵌合するので、サッシュモール55のアッパサッシュ59への取り付けが容易となる。
(3) 第1エンドキャップ63の挟持部(挟み込み部)63cには、サッシュモール55を第1立柱57に固定する固定構造(穴63d)が形成されていることにより、固定構造を別に形成する場合に比べ、コストダウンが図れる。
(4) 第1立柱57の意匠部57aの長手方向に沿った端部からウエザストリップ取り付け用の突部57cまでの距離をa(図13参照)、アッパサッシュ59の意匠部59aの長手方向に沿った端部からウエザストリップ取り付け用の突部59cまでの距離をc(図2参照)とした時、
a>cとなるように設定した。
このように設定することにより、第1エンドキャップ63の第1立柱57への挟み込み代を長くとれ、第1エンドキャップ63の第1立柱57への取り付けへの取り付けが安定する。
(5) 第2立柱61の意匠部61aの長手方向に沿った端部からウエザストリップ取り付け用の突部61cまでの距離をb(図18参照)、アッパサッシュ59の意匠部59aの長手方向に沿った端部からウエザストリップ取り付け用の突部59cまでの距離をc(図2参照)とした時、
b>cとなるように設定した。
このように設定することにより、第2エンドキャップ65の第2立柱61への挟み込み代を長くとれ、第2エンドキャップ65の第2立柱61への取り付けが安定する。
(6) 第1エンドキャップ63、第2エンドキャップ65の突出部63e、突出部65eの先端は、ドアサッシュの端面より外部に突出するガラスラン75の車外側の頂部75aまで延出するように設定されている。このため、ドアサッシュより外部に突出したガラスラン75のラインが第1立柱57、第2立柱61で切られて見られることがなくなり、意匠性が向上する。
53 サッシュ本体
55 サッシュモール
57 第1立柱
57a、59a、61a 意匠部
59 アッパサッシュ
61 第2立柱
63 第1エンドキャップ
65 第2エンドキャップ

Claims (5)

  1. 第1立柱,一端部が前記第1立柱の上部に接続されるアッパサッシュ,上部が前記アッパサッシュの他端部に接続される第2立柱からなり、前記第1立柱、前記アッパサッシュ、前記第2立柱には連続した板状の意匠部が形成されたサッシュ本体と、
    前記第1立柱の意匠部の上部、前記アッパサッシュの意匠部、前記第2立柱の意匠部の上部に設けられるサッシュモールと、
    前記サッシュモールの一方の端部に取り付けられ、前記第1立柱の意匠部の上下方向に沿った端部に当接した状態で、前記第1立柱の意匠部の上下方向に沿った端部を挟み込む挟み込み部を有する第1エンドキャップと、
    前記サッシュモールの他方の端部に取り付けられ、前記第2立柱の意匠部の上下方向に沿った端部と隙間のある状態で、前記第2立柱の意匠部の上下方向に沿った端部を挟み込む挟み込み部を有する第2エンドキャップと、
    を有することを特徴とするドアサッシュ。
  2. 前記サッシュモールは、
    前記第1立柱の意匠部の上部の車外側の面、前記アッパサッシュの意匠部の車外側の面、前記第2立柱の意匠部の上部の車外側の面を覆うサッシュモール本体部と、
    該サッシュモール本体部の長手方向に沿った一方の側部に形成され、前記アッパサッシュの意匠部の長手方向に沿った一方の側部に嵌合する第1嵌合部と、
    前記サッシュモール本体部の長手方向の他方の側部側に形成され、前記アッパサッシュの意匠部の長手方向に沿った他方の側部に嵌合する第2嵌合部と、
    からなり、
    前記第1エンドキャップの前記挟み込み部は、
    前記サッシュモール本体部と前記第1立柱の意匠部との間の空間に挿入され、前記サッシュモールに取り付けられる挿入部を有し、
    前記第2エンドキャップの前記挟み込み部は、
    前記サッシュモール本体部と前記第2立柱の意匠部との間の空間に挿入され、前記サッシュモールに取り付けられる挿入部を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のドアサッシュ。
  3. 前記第1エンドキャップの挟み込み部に、
    前記サッシュモールを前記第1立柱に固定する固定構造が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のドアサッシュ。
  4. 前記アッパサッシュの意匠部の車内側の面と、前記第1立柱、前記第2立柱のうちの少なくとも一方の意匠部の車内側の面とには、長手方向に沿ってウエザストリップ取り付け用の突部が形成され、
    少なくとも一方の前記第1柱、前記第2柱の意匠部の長手方向に沿った端部から前記ウエザストリップ取り付け用の突部までの距離が、前記アッパサッシュの意匠部の長手方向に沿った端部から前記ウエザストリップ取り付け用の突部までの距離より長く設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のドアサッシュ。
  5. 前記第1エンドキャップ、前記第2エンドキャップの前記サッシュ本体の意匠部と対向する面に、
    前記第1エンドキャップ、前記第2エンドキャップの上縁と下縁より離間し、前記アッパサッシュの延出方向に延びる凹部を形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のドアサッシュ。
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