JP6152792B2 - 車両のシートバックバー構造 - Google Patents

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Description

この発明は、車両のシートバックバー構造に関し、詳しくは、左右の車体側壁を構成するサイドパネルと、当該左右のサイドパネル間に配設されると共にこれらサイドパネル同士を連結して車両床面を形成するフロアパネルとを備えた車体に、そのフロアパネルの上側において上記左右のサイドパネル同士を連結する車幅方向に長いクロスバーと、該クロスバーと上記フロアパネルとを連結する脚部と、上記クロスバーに固定されて車両の座席後部側に配設されるガードバーと、で構成された車両のシートバックバー構造に関するものである。
一般に、近年のオープンカーは、車両のロールオーバ(横転)時に乗員頭部を保護する目的で、シート後方に逆U字状のガードバーが配設されている。この逆U字状のガードバーはロールオーバ時の荷重をフロアパネルに伝達する機能を有しており、当該荷重を効率的に伝達することでガードバーそれ自体の変形を抑制し、乗員の生存空間を確保することができる。
また、オープンカーにおいては、ルーフ、特に、ルーフレインが存在しない関係上、側突時の荷重を車幅方向に伝達するためにシートバックバー構造が採用されるものである。
ここで、シートバックバー構造とは、車両の座席後部側に配設されてフロアパネル上側において左右のサイドパネル同士を連結して車幅方向に延びるクロスバーと、該クロスバー下部とフロアパネルとを連結する脚部と、クロスバー上部に固定されたガードバーとをユニット化したものを、総称してシートバックバー構造と呼称するものである。
特許文献1には、上述のシートバックバー構造を備えたオープンカータイプの車両において、上記脚部とサイドパネルとを連結する連結部材が開示されている。車体構造の関係上、連結部材の車幅方向外端部をサイドパネルに取付ける位置と、連結部材が脚部に取付けられる位置とが車両の前後方向にずれている場合には、該連結部材は車幅方向に対して斜め方向に設けられることになる。
このように連結部材を斜め方向に設けた場合、側突荷重の入力時には当該連結部材に回転モーメントが発生する。
しかし、特許文献1で開示された従来構造においては、脚部が丸パイプにより形成されている関係上、回転モーメントを抑制することができなかった。また、該従来構造においては、上記連結部材におけるサイドパネルと脚部との間がクランク形状に形成されているので、側突荷重の伝達つまりロードパスの面で不利であった。
特開2006−21607号公報
そこで、この発明は、側突等の車幅方向外方からの荷重入力に対して、車幅方向に対して斜め方向に設けられた連結部材に発生する回転モーメントを抑制することができ、連結部材からの荷重を脚部を介してフロアパネルに効率的に伝達して、荷重分散を図ることができる車両のシートバックバー構造の提供を目的とする。
この発明による車両のシートバックバー構造は、左右の車体側壁を構成するサイドパネルと、当該左右のサイドパネル間に配設されると共にこれらサイドパネル同士を連結して車両床面を形成するフロアパネルとを備えた車体に、そのフロアパネルの上側において上記左右のサイドパネル同士を連結する車幅方向に長いクロスバーと、該クロスバーと上記フロアパネルとを連結する脚部と、上記クロスバーに固定されて車両の座席後部側に配設されるガードバーと、で構成された車両のシートバックバー構造であって、上記脚部は、断面略コの字状に形成され、開放面を車両前方に向けて形成された脚部本体と、上記開放面を覆うよう上記脚部本体に取付けられたプレートと、から形成され、該プレートには、ブラケットを介して上記サイドパネルと連結された連結部材が車幅方向に対して斜め方向から固定されており、該ブラケットおよび上記プレートが上記脚部本体よりも車幅方向内側に延在して設けられたものである。
上述の連結部材としては、閉断面構造のパイプ部材が好ましい。
上記構成によれば、側突等の車幅方向外方からの荷重入力に対して、車幅方向に対して斜め方向に設けられた連結部材に発生する回転モーメントを、脚部本体の車幅方向内端部で抑制することができ、これにより、上記連結部材からの荷重を、脚部を介してフロアパネルに効率的に伝達して、荷重分散を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記脚部の車幅方向外側には、シートベルト装置のリトラクタが設けられ、上記プレートの下部が上記リトラクタの下方に延在するよう車幅方向に拡幅形成されたものである。
上記構成によれば、リトラクタと干渉しないように当該リトラクタの下方に延在するプレート下部を、車幅方向に拡幅形成したので、車両のロールオーバ(横転)時に、上記脚部に入力された荷重をフロアパネルに効率的に伝達して、荷重分散を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記脚部の後部には、当該脚部の倒れを防止するガセットが設けられたものである。
上記構成によれば、ロールオーバ時の入力荷重により脚部が後方に倒れようとするのを、上記ガセットにて防止することができる。
この発明によれば、側突等の車幅方向外方からの荷重入力に対して、車幅方向に対して斜め方向に設けられた連結部材に発生する回転モーメントを抑制することができ、連結部材からの荷重を脚部を介してフロアパネルに効率的に伝達して、荷重分散を図ることができる効果がある。
本発明の車両のシートバックバー構造を示す正面図 車両のシートバックバー構造の背面図 図1のX−X線矢視断面図 要部を車両左側前方から見た状態で示す斜視図 要部を車両後方から見た状態で示す斜視図 要部を車両右側前方から見た状態で示す斜視図 クロスバー、ガードバー、リンクブラケットおよび鉄製ブラケットの関連構造を示す正面図 図7のA−A線矢視断面図 図7のB−B線矢視断面図 図7のC−C線矢視断面図 リンクブラケットの斜視図 リンクブラケットの分解斜視図 図1のY−Y線矢視断面図 図1のZ−Z線矢視に沿う斜視図 脚部と連結部材とを示す分解斜視図 脚部と連結部材との関連構造を示す平面図
側突等の車幅方向外方からの荷重入力に対して、車幅方向に対して斜め方向に設けられた連結部材に発生する回転モーメントを抑制することができ、連結部材からの荷重を脚部を介してフロアパネルに効率的に伝達して、荷重分散を図るという目的を、左右の車体側壁を構成するサイドパネルと、当該左右のサイドパネル間に配設されると共にこれらサイドパネル同士を連結して車両床面を形成するフロアパネルとを備えた車体に、そのフロアパネルの上側において上記左右のサイドパネル同士を連結する車幅方向に長いクロスバーと、該クロスバーと上記フロアパネルとを連結する脚部と、上記クロスバーに固定されて車両の座席後部側に配設されるガードバーと、で構成された車両のシートバックバー構造において、上記脚部は、断面略コの字状に形成され、開放面を車両前方に向けて形成された脚部本体と、上記開放面を覆うよう上記脚部本体に取付けられたプレートと、から形成され、該プレートには、ブラケットを介して上記サイドパネルと連結された連結部材が車幅方向に対して斜め方向から固定されており、該ブラケットおよび上記プレートが上記脚部本体よりも車幅方向内側に延在して設けられるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はオープンカータイプの車両のシートバックバー構造を示し、図1はその正面図、図2は背面図、図3は図1のX−X線矢視断面図、図4〜図6はそれぞれ異なる方向から見た状態で示す要部の斜視図である。
[車体構造]
図1〜図3において、図示しないフロントフロアパネルの後部には該フロントフロアパネルから前低後高状に立上がるバルクヘッド1(いわゆるキックアップパネル)を設け、該バルクヘッド1の上面部1aを車両後方に向けて略水平に延ばしている。
また、上述のバルクヘッド1の上面部1aの後端部と、その前端部がオーバラップするようにフロアパネルとしてのリヤフロア2(詳しくは、リヤフロアパネル)を設け、該リヤフロア2を車両後方に向けて略水平に延ばしている。
上述のリヤフロア2の車幅方向両サイド下部には、図2に示すように、車両の前後方向に延びる左右一対のリヤサイドフレーム3,3を接合固定している。該リヤサイドフレーム3は断面逆ハット形状に形成されており、これらリヤサイドフレーム3,3と上述のリヤフロア2との間には、車両の前後方向に延びる閉断面4を形成して、下部車体剛性の向上を図っている。
さらに、図2,図3に示すように、バルクヘッド1における上面部1aの後端部とリヤフロア2前端部の重合部と、当該バルクヘッド1の縦面部1bとの間には、その上下両部のフランジ5a,5bを介して車幅方向に延びるリヤクロスメンバ5(いわゆるNo.3クロスメンバ)を接合固定し、上述のバルクヘッド1とリヤクロスメンバ5との間には車幅方向の略全幅にわたって延びる閉断面6を形成し、該リヤクロスメンバ5で、バルクヘッド1を補強することにより、車体剛性の向上を図るように構成している。
一方で、図1に示すように、上述のバルクヘッド1の車幅方向両外側には、左右の車体側壁を構成するサイドパネルとしてのセンタピラー7を設けている。
このセンタピラー7は、センタピラーインナ8とセンタピラーアウタ9とを有して、車両の上下方向に延びるセンタピラー閉断面を備えた車体強度部材である。
ここで、上述のリヤフロア2は、左右のセンタピラーインナ8,8間に配設されると共に、これら左右のセンタピラーインナ8,8同士を連結して車両床面(幌格納部および荷室床面)を形成するフロアパネルである。
[シートバックバー構造の概要]
図1〜図3に示すように、上述のリヤフロア2の上側で、リンクブラケット10およびスペーサブラケット16を介して上述のセンタピラーインナ8,8同士を連結して車幅方向に延びるクロスバー20を設けている。
このクロスバー20は、車両の座席後部側において車幅方向に長く配設されるもので、該クロスバー20はアルミまたはアルミ合金の押出成形により形成されている。
また、図1〜図3に示すように、上述のクロスバー20の下部とリヤフロア2とを上下方向に連結する左右一対の脚部30,30を設ける一方、上記クロスバー20の上部に固定された左右一対のガードバー40,40を設け、これらクロスバー20、脚部30およびガードバー40によりシートバックバー構造を構成している。
図1,図2に示すように、上述のガードバー40は車両の運転席後部側と助手席後部側とに対応して左右一対設けられると共に、正面視で逆U字状に形成されている。
また、図3に示すように、クロスバー20と、脚部30と、ガードバー40との位置関係は、上下方向中間部にクロスバー20を配設し、このクロスバー20の上部にガードバー40を設け、クロスバー20の下部に脚部30を設けるが、該脚部30はその下部が上部に対して車両前方に位置するように配設されており、ガードバー40はその上部が下部に対して車両前方に位置するように配設されており、これら三者40,20,30が車両側面視で「くの字」状となるようにレイアウトされている。
この「くの字」状レイアウトはシートバックの背面形状に対応するものであり、特に、カードバー40の前傾構造は、オープンカーの可動ルーフを構成する幌の開閉軌跡に関し、幌の開閉時にガードバー40が幌と干渉するのを回避するためのレイアウトである。
[クロスバーの構成]
図4に示すように、上述のクロスバー20は、アルミまたはアルミ合金の押出成形により形成されており、該クロスバー20は上面部21と、この上面部21の前端から下方に延びる前面部22と、上面部21の後部から後方かつ上方に延びる傾斜片部23と、この傾斜片部23の後端から上方に延びる上片部24と、上述の傾斜片部23の後端から下方に延びる後面部25と、この後面部25の下端から前下(詳しくは前方かつ下方)に延びる後部底面部26と、この後部底面部26の前端から前上(詳しくは前方かつ上方)に延びる傾斜面としての前部底面部27と、を備えている。
また、上述のクロスバー20は、押出成形により車幅方向に連続するメイン閉断面s1を有しており、さらに、クロスバー20の上面部21と交差して厚肉部t1を形成しつつ上記メイン閉断面s1の上部に略三角形の閉断面s2を形成し上記ガードバー40の後部を上記厚肉部t1に対応するよう固定する第1のリブとしての上側リブ28を備えている(図3,図9参照)。
つまり、図3に示すように、上述の上側リブ28による厚肉部t1はガードバー40の後部と平面視でオーバラップするように形成されたものである。
さらに、上述のクロスバー20は、図3,図4に示すように、メイン閉断面s1を上下方向に仕切り、上述の脚部30が固定される位置に対応してサブ閉断面s3を形成する第2のリブとしての下側リブ29を備えている。
この下側リブ29が前面部22と交差する部分には厚肉部t2が形成されており、同様に、下側リブ29が後部底面部26と交差する部分にも厚肉部t3が形成されている。要するに、上述のクロスバー20は、図4に示すように、メイン閉断面s1の上部に略三角形状の閉断面s2を有し、下部にサブ閉断面s3を有する。
上述のクロスバー20の断面内に上側リブ28と下側リブ29とを形成することにより、クロスバー20の剛性向上を図って、側突荷重を当該クロスバー20を介して車幅方向反対側に伝達して、荷重分散を図るように構成している。
また、図3に示すように、上述の厚肉部t1とガードバー40の後部とが対応することにより、ロールオーバ時の入力荷重に対する耐力を、補強部材を設けることなく、かつ軽量化を図りつつ向上させるように構成したものである。
さらに、図3に示すように、クロスバー20の断面下部の下側リブ29が脚部30と対向することにより、ロールオーバ時におけるクロスバー20それ自体の下部の車両前後方向への開き変形を抑制して、入力荷重を脚部30へ伝達する伝達性能の向上を図るように構成したものである。
加えて、メイン閉断面s1の上部には、傾斜片部23と後面部25と上側リブ28とで囲繞された略三角形の閉断面s2を形成し、このトラス形状によりクロスバー20の剛性向上を図って、側突耐力を高め、側突時の入力荷重を車幅方向反対側に伝達して、荷重分散を図るように構成している。
[ガードバーの構成]
図3,図4に示すように、上述のガードバー40はアルミまたはアルミ合金の押出成形により形成された後に、逆U字形状を有するように曲げ加工されたもので、その車幅方向内側端部41を上述のクロスバー20に貫通させると共に、これら両者41,20を溶接固定している。
またガードバー40の他端すなわち車幅方向外側端部42は、アルミまたはアルミ合金製のジャンクション部材50に溶接固定されており、当該ジャンクション部材50を介してガードバー40が上述のクロスバー20に固定されている。
つまり、軽量化を図るために上記ガードバー40をアルミまたはアルミ合金の押出成形により形成し、その後、逆U字状に曲げ加工すると、成形誤差が懸念されるが、当該ガードバー40の車幅方向内側端部41をクロスバー20に貫通し、車幅方向外側端部42はジャンクション部材50を介してクロスバー20に固定することで、押出成形および曲げ加工による成形誤差を考慮したガードバー40の取付けが可能となるように構成したものである。
また、ガードバー40は車幅方向内側に位置する内側片43(いわゆるインナレッグ部)と、車幅方向外側に位置する外側片44(いわゆるアウタレッグ部)とを有し、これら内側片43および外側片44を上端のアール部45で逆U字状に連結したものである。
さらに、図3,図4に示すように、上述の内側片43はクロスバー20上面としての上面部21に対して鉛直となる立設部46と、該立設部46から車両前後方向前方に傾斜した傾斜部47とを有している。
また、上述の外側片44は、クロスバー20上面としての上面部21に対して鉛直に当接する当接部48と、該当接部48から車両前後方向前方に傾斜した傾斜部49とを有している。
そして、図1に示すように、ガードバー40の外側片44はクロスバー20下部の脚部30に対して、車両正面視で上下方向に一直線状となるように固定されており、ロールオーバ時の荷重を効率よく脚部30に伝達すべく構成している。
しかも、図3,図4に示すように、クロスバー20における略三角形の閉断面s2の一辺である傾斜片部23が当該クロスバー20の上面を形成しており、その一辺すなわち傾斜片部23が、上述のガードバー40の傾斜部49に対して略鉛直方向に形成されており、ロールオーバ時に上述のガードバー40が後傾することを防止するように構成している。
[クロスバー、ガードバー、リンクブラケット、鉄製ブラケットの関連構造]
図7はクロスバー、ガードバー、リンクブラケットおよび鉄製ブラケットの関連構造を示す正面図、図8は図7のA−A線矢視断面図、図9は図7のB−B線矢視断面図、図10は図7のC−C線矢視断面図、図11はリンクブラケットの斜視図、図12はその分解斜視図である。
図7,図8に示すように、クロスバー20の左右両端部(但し、図7,図8では車両右側の端部のみを示す)の後面が切欠かれて切欠き部20Aを有しており、この切欠き部20Aを介してセンタピラー7に連結されたリンクブラケット10が上述のクロスバー20の断面内部つまりメイン閉断面s1内に挿入されて固定されている。
図11,図12に示すように、上述のリンクブラケット10は複数部材(この実施例では、合計5つの部材)により形成されている。
すなわち、該リンクブラケット10は車幅方向に延在する接続部11と、車両の略前後方向に延在するリンクブラケットアウタ12と、このリンクブラケットアウタ12の車幅方向内側面に当接固定されるセットブラケットインナ13と、リンクブラケットアウタ12およびセットブラケットインナ13の車幅方向内側かつ上側に当接固定されるセットブラケットアッパ14と、リンクブラケットアウタ12およびセットブラケットインナ13の車幅方向内側かつ下側に当接固定されるセットブラケットロア15と、を備えており、これら高剛性の各要素11〜15を図11に示すように一体ユニット化したものである。
上述の接続部11は、図11,図12,図7に示すように上面部11aと前面部11bと下面部11cとを側面視でコの字状に連結すると共に、上面部11aの後端2ヶ所には突片11d,11dを後方に向けて一体に突設形成したものであり、また該接続部11の前面部11bにおける車幅方向内側には、複数たとえば2つのボルト挿通孔11e,11eが形成されている。
さらに、上述の接続部11の上面部11aにおける車幅方向外側には、門形断面形状を有する高剛性のアンカ取付け部材17が固定されている。このアンカ取付け部材17は、後述するベルトアンカ76(図13参照)を取付けるための部材であって、このアンカ取付け部材17と上下方向に対応すべく接続部11の前面部11bには、後述するリトラクタ取付けブラケット71(図13参照)係止用の開口部18と、リトラクタ取付けブラケット71(図13参照)締結用のボルト挿通孔19とが形成されている。
加えて、図7,図11,図12に示すように、上述の接続部11の上面部11aにおける車幅方向内側端部には、該端部から下方に延びる下方折曲げ片11fを一体形成し、下面部11cにおける車幅方向内側端部には、該端部から上方に延びる上方折曲げ片11gを一体形成し、前面部11bにおける車幅方向内側端部には、該端部から後方に延びる後方折曲げ片11hを一体形成し、さらに、前面部11bにおける車幅方向外側端部には、該端部から斜め前方に延びる前方折曲げ片11iを一体形成している。
また、図11,図12に示すように、上述のリンクブラケットアウタ12は、上面部12aと下面部12bと車幅方向内外の側面部12c,12dを有して、縦長の方形角筒状に形成されており、セットブラケットインナ13は、その長手方向に強度増強用のビード13aが一体形成されており、セットブラケットアッパ14は上面部14aと側面部14bとを有して、断面逆L字状に形成されており、セットブラケットロア15は下面部15aと側面部15bとを有して、断面L字状に形成されている。
[ジャンクション部材の構成]
図4,図6〜図10に示すように、上述のジャンクション部材50は、アルミまたはアルミ合金で形成されており、該ジャンクション部材50は、クロスバー20の上面部21に締結される取付け面51と、リンクブラケット10およびクロスバー20と共締め固定される補強部としての縦面部52と、ガードバー40の車幅方向外側端部42が取付けられる上記取付け面51の後方から上方に延びる倒れ防止部53と、を一体形成したものである。
ここで、上述の取付け面51および縦面部52の車幅方向中間部には、これら両者51,52に連続して上方および前方に膨出する膨出部54を一体形成し、特に、膨出部54の上側面においてガードバー40の車幅方向外側端部42が該膨出部54から下方へ突出する突出量を確保すべく構成している。
また、上述の倒れ防止部53をガードバー40の外側片44の後面に当接させており、ロールオーバ時における荷重入力により当該ガードバー40が後傾するのを防止すべく構成している。
[リンクブラケットとクロスバーの関連構造]
図7に示すように、上述のリンクブラケット10はその車幅方向内側端部が切欠き部20Aを利用してクロスバー20に連結されており、該リンクブラケット10の車幅方向外側端部が、図1に示すように、スペーサブラケット16を介してサイドパネルとしてのセンタピラー7、詳しくは、センタピラーインナ8に固定されるが、該リンクブラケット10は、図7に示すように、ガードバー40の車幅方向外側端部42と平面視で重複する位置まで上述のクロスバー20に貫通している。
一方で、上述のジャンクション部材50の取付け面51は、図6,図7に示すように、ボルト、ナットからなる一対の締結部材55,55を用いて、クロスバー20の上面部21に締結固定されており、ジャンクション部材50の縦面部52は、図6,図9,図10に示すように、ボルト、ナットからなる複数の締結部材56,57,58を用いて、クロスバー20の前面部22に締結固定されるが、このうちの2組の締結部材57,58は、図6,図10に示すように、ジャンクション部材50の補強部である縦面部52と、リンクブラケット10における接続部11の前面部11bと、クロスバー20の前面部22との三者を共締め固定し、これら複数の締結部材57,58は車幅方向に離間している。
ここで、上述の各締結部材57,58のボルトは、図11,図12で示したボルト挿通孔11e,11eに挿通される。
このようにして、上述のセンタピラー7と連結されて成るリンクブラケット10がクロスバー20のメイン閉断面s1に挿入され、かつ当該リンクブラケット10がクロスバー20と連結されており、これにより、ロールオーバ時においてガードバー40からクロスバー20に入力された荷重を、脚部30に伝達すると共に、リンクブラケット10を介してセンタピラー7に荷重伝達して、荷重分散を図るように構成したものである。
[脚部、クロスバー、鉄製ブラケット、リンクブラケットの関連構造]
ところで、図3,図5に示すように、上述の脚部30はアルミまたはアルミ合金で形成されており、該脚部30は図1,図2,図5に示すように、ガードバー40の車幅方向外側端部42がクロスバー20に固定される位置と車幅方向同位置で上述のクロスバー20下部に固定されている。
そして、図3,図5に示すように、脚部30とクロスバー20とを、これらの背面側において上下に連結する鉄製ブラケット60を設けている。ここに鉄の総称を鋼いわゆるスチールといい、鉄製とは、炭素を0.03〜1.7wt%含む炭素鋼と、Ni、Mn、Crなどの他の元素を含む特殊鋼との双方を含むものである。
これにより、ロールオーバ時などのガードバー40に荷重が入力される場合、当該荷重をクロスバー20および脚部30を介してリヤフロア2に伝達する際に、上述の鉄製ブラケット60を設けることで、鉄と比較して外力に耐えている状態から変形の始まる時間が早いアルミまたはアルミ合金(アルミニウムは鉄と比較してヤング率が約1/3)で形成されたシートバックバー構造においても、当該シートバックバーの変形を抑制し、かつ鉄製ブラケット60を介してガードバー40への入力荷重を直接脚部30に伝達することにより、早期から連続して反力を発生することができるように構成したものである。
図7で示したように、クロスバー20の左右両端部後面には上述の切欠き部20Aが形成されている。当該切欠き部20Aの部分は閉断面ではなく開断面となっている。そこで、図7に示すように、上述の鉄製ブラケット60が上記切欠き部20Aを車両背面側から覆うように配設されていて、当該切欠き部20A部位において、図8に示すように、クロスバー20およびリンクブラケット10と共に閉断面s4を形成するように構成している。
これにより、ロールオーバ時の荷重を該閉断面s4にて支えると共に、側突時における荷重伝達性能をも向上すべく構成したものである。
上述の脚部30は、断面略コの字状に形成され、開放面を車両前方に向けて形成された脚部本体31と、上記開放面を覆うように脚部本体31に取付けられたプレート32と、から形成されている(図14,図15,図16参照)。
図8に示すように、上述の鉄製ブラケット60の上部は、ボルト61、ナット62などの締結部材を用いて、クロスバー20の上片部24背面に連結固定されている。
図9に示すように、鉄製ブラケット60の上下方向中間部は、クロスバー20の前面部22と当該鉄製ブラケット60の前面との間に剛性のカラー63を介設した状態で、ボルト64、ナット65などの締結部材を用いて、クロスバー20に連結されている。この連結位置においてはクロスバー20の前面部22とジャンクション部材50の縦面部52とが共締め固定されている。
図10に示すように、鉄製ブラケット60の下部は、脚部30を形成するプレート32と当該鉄製ブラケット60の下部前面との間に剛性のカラー66を介設した状態で、ボルト67、ナット68などの締結部材を用いて脚部本体31の背面側に連結されている。
図5に示すように、上述の鉄製ブラケット60には、図11,図12で示したリンクブラケット10における接続部11の2つの突片11d,11dを係止する2つの係止孔60a,60aが形成されており、これらの各係止孔60a,60aに上述の突片11d,11dを挿入係止させて、これら両者60a,11dを溶接固定している。
[リトラクタおよびベルトアンカの支持構造]
図13は図1のY−Y線矢視断面図である。図1,図13に示すように、上述の脚部30の車幅方向外側には、シートベルト装置のリトラクタ70が設けられている。
このリトラクタ70はそのシートベルト(図示せず)により運転席および助手席(但し、図面では一方のみを示す)に着座した乗員を拘束するもので、該リトラクタ70は上述のリンクブラケット10に固定されている。
すなわち、図13に示すように、上述のリトラクタ70は車両側面視で略Z字状のブラケット71を一体的に備えており、このブラケット71の上下方向に延びる上部71aを、リンクブラケット10の接続部11における前面部11bに対接させると共に、該上部71aの上端に形成した後方折曲げ舌片72を、図11,図12で示した接続部11の開口部18に係入させている。
また、図13に示すように、後方折曲げ舌片72の直下部における上部71aを、図11,図12で示したボルト挿通孔19に挿通されるボルト73と、ナット74とを用いて、リンクブラケット10の接続部11に締結固定している。
さらに、図7,図11,図12,図13に示すように、リンクブラケット10に取付けられたアンカ取付け部材17には、ボルト、ナット等の締結部材75を用いて、シートベルトのベルトアンカ76が取付けられている。
上述のリトラクタ70とベルトアンカ76とを同一の部材であるリンクブラケット10に取付けることで、リトラクタ70とベルトアンカ76との上下方向の離間距離短縮を図って、シートベルト(つまりウエビング)の延伸を抑制し、当該ウエビングの引出し性、巻取り性を良好に成し、また上述のリンクブラケット10それ自体がセンタピラー7とクロスバー20とを連結する剛性部材であるため、リトラクタ70の支持剛性確保のために別途補強部材や補強構造を必要とすることなく、車体の重量増加を抑制するように構成したものである。
また、図1,図13に示すように、上述のセンタピラー7のセンタピラーインナ8と脚部30とを車幅方向に連結する連結部材としての連結パイプ80(つまり閉断面部材)を設けており、該連結パイプ80に上述のリトラクタ70下部を支持させている。
すなわち、リトラクタ70の前面下部には、図13に示すように、ボルト77およびナット78からなる締結部材を用いて連結ブラケット79を締結固定しており、この連結ブラケット79の連結パイプ80対応部分を円弧状に屈曲形成して屈曲部79aを形成し、当該屈曲部79aを上述の連結パイプ80の背面部に固定したものである。
このように上述のリトラクタ70を連結パイプ80(閉断面部材)に支持させることで、該リトラクタ70の支持強度のさらなる向上を図るように構成したものである。
図1に示すように、上述のリトラクタ70の一部つまり車幅方向内側の一部は、平面視で上述のクロスバー20と重複する位置に配設されている。そして、この重複領域に対応するクロスバー20の底面は、図13に示すように、リトラクタ70から上方へ離間する傾斜面としての前部底面部27を形成している。
上述の前部底面部27は、リトラクタ70から上方に離間するように前高後低状(つまり前上)に傾斜するスラント面に形成されている。
すなわち、車両の側突時においてシートベルト装置のウエビングで乗員を確実に拘束する必要があり、このためにはリトラクタ70を可及的車幅方向内側に配設することが好ましい。そこで、前上に傾斜する前部底面部27を形成し、当該リトラクタ70とクロスバー20とを平面視でオーバラップさせ、このリトラクタ70を他部品と干渉することなく可及的車幅方向内側にレイアウトすべく構成したものである。
[脚部と連結部材の関連構造]
図14は図1のZ−Z線矢視に沿う斜視図、図15は脚部と連結部材(連結パイプ80)とを示す分解斜視図、図16は脚部と連結部材(連結パイプ80)との関連構造を示す平面図である。
図14〜図16に示すように、上述の脚部30は脚部本体31とプレート32とを備えており、脚部本体31は車幅方向内側の側面部31aと車幅方向外側の側面部31bと、車両後方側の背面部31cとを有して平面視で断面略コの字状に形成されており、この脚部本体31の開放面を車両前方に向けて形成している。
上述のプレート32は脚部本体31の開放面を前方から覆うもので、該プレート32と脚部本体31の両側面部31a,31b前端部とはその長手方向に沿って溶接固定されており、プレート32と脚部本体31との間には、閉断面34が形成されている。
また、上述のプレート32は、脚部本体31の両側面部31a,31bの車幅方向への離間距離よりも幅広に形成されており、該プレート32の下部はリトラクタ70の下方に延在するように車幅方向にさらに拡幅に形成された拡幅部32aを有すると共に、この拡幅部32aの下端から前方に延びる取付け座面32bが一体形成されている。
図3,図14に示すように、上述のプレート32の取付け座面32bは、ボルト、ナットなどの2組の締結部材33,33を用いて、リヤクロスメンバ5の閉断面6と対応するバルクヘッド1の上面部1aに締結固定されている。
また、図14,図15に示すように、上述のプレート32の下部つまり拡幅部32aには、断面がハット形状のブラケット81を介してセンタピラー7と連結された連結パイプ80(閉断面部材)が車幅方向に対して斜め方向から固定されている。この連結パイプ80は屈曲部を有さないように直線状に形成された高剛性の連結部材である。
上述の連結パイプ80は本来ならば車幅方向に真っ直ぐに配置されるのが好ましいが、この実施例では、車体構造の関係上、センタピラー7の前後位置と、脚部30の前後位置とが一致しないので、上述の連結パイプ80はその車幅方向外側が相対的に車両前方に位置し、車幅方向内側が相対的に車両後方に位置するようにスラント配置されている。
図14〜図16に示すように、上述の連結パイプ80の車幅方向外側端部は、部材82,83,84を介してセンタピラー7のセンタピラーインナ8に固定されており、連結パイプ80の車幅方向内側端部は上述のブラケット81に固定されると共に、図3,図15に示すように、該ブラケット81は上下一対のボルト85およびナット86などの締結部材を用いて、プレート32の拡幅部32a前面に締結固定されている。
しかも、図14,図16に示すように、上述のブラケット81は脚部30を構成する脚部本体31よりも車幅方向内側に延在して設けられている。
この実施例では、同図に示すようにブラケット81の車幅方向内端部が、プレート32における拡幅部32aの車幅方向内端部と同等の位置になるように、当該ブラケット81を車幅方向内側に延在させている。
つまり、側突等の車幅方向外方からの荷重入力時に、車幅方向に対して斜め方向に設けられた連結パイプ80には回転モーメントが発生するが、ブラケット81を脚部本体31よりも車幅方向内側に延在させることで、上記回転モーメントをブラケット81の車幅方向内側端部にて抑制、つまり回転モーメントによりブラケット81の車幅方向内側端部が車両後方へ回動しようとするのを脚部本体31に溶接されたプレート32の側面部31aより車内側の面部にて抑制し、連結パイプ80からの入力荷重を、脚部30を介してリヤフロア2、なかんずくリヤクロスメンバ5と対応するリヤフロア2に効率的に伝達するように構成したものである。
また、リトラクタ70を回避するように拡幅形成された拡幅部32aを設けることで、ロールオーバ時にガードバー40およびクロスバー20を介して脚部30に入力された荷重を効率よくリヤフロア2に伝達すべく構成したものである。
[ガセットとその周辺構造]
さらに、図3,図5,図16に示すように、上述の脚部30の後部には、当該脚部30の車両後方側への倒れを防止する補強部材としてのガセット90が設けられている。
このガセット90は逆U字状の上側フランジ91と、円弧状の下側フランジ92とを有し、図3に示すように、上側フランジ91を脚部本体31の背面に接合固定し、下側フランジ92をリヤフロア2の上面に接合固定して、脚部本体31とリヤフロア2と当該ガセット90との間に閉断面93を形成すると共に、これら各要素31,2,90でトラス構造を形成したもので、各要素40,20,30が側面視で「くの字」にレイアウトされていることに起因して、ロールオーバ時の入力荷重により脚部30が後方に倒れようとするのを、閉断面構造かつトラス構造のガセット90にて防止すべく構成したものである。
図2に示すように、上述の脚部30およびガセット90は、閉断面4を有するリヤサイドフレーム3と上下方向で対応し、ロールオーバ時の入力荷重を高剛性のリヤサイドフレーム3にも伝達して、その荷重分散を図るように構成したものである。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示し、矢印UPは車両上方を示す。また上記実施例においては主として車両右側の構成について詳述したが、車両左側のシートバックバー構造は車両右側のそれと左右略対称に構成されている。
このように、上記実施例の車両のシートバックバー構造は、左右の車体側壁を構成するサイドパネル(センタピラー7参照)と、当該左右のサイドパネル(センタピラー7,7)間に配設されると共にこれらサイドパネル(センタピラー7)同士を連結して車両床面を形成するフロアパネル(リヤフロア2参照)とを備えた車体に、そのフロアパネル(リヤフロア2)の上側において上記左右のサイドパネル(センタピラー7)同士を連結する車幅方向に長いクロスバー20と、該クロスバー20と上記フロアパネル(リヤフロア2)とを連結する脚部30と、上記クロスバー20に固定されて車両の座席後部側に配設されるガードバー40と、で構成された車両のシートバックバー構造であって、上記脚部30は、断面略コの字状に形成され、開放面を車両前方に向けて形成された脚部本体31と、上記開放面を覆うよう上記脚部本体31に取付けられたプレート32と、から形成され、該プレート32には、ブラケット81を介して上記サイドパネル(センタピラー7)と連結された連結部材(連結パイプ80参照)が車幅方向に対して斜め方向から固定されており、該ブラケット81および上記プレート32が上記脚部本体31よりも車幅方向内側に延在して設けられたものである(図1,図14,図15,図16参照)。
この構成によれば、側突等の車幅方向外方からの荷重入力に対して、車幅方向に対して斜め方向に設けられた連結部材(連結パイプ80)に発生する回転モーメントを、脚部本体31の車幅方向内端部で抑制することができ、これにより、上記連結部材(連結パイプ80)からの荷重を、脚部30を介してフロアパネル(リヤフロア2)に効率的に伝達して、荷重分散を図ることができる。
この発明の一実施形態においては、上記脚部30の車幅方向外側には、シートベルト装置のリトラクタ70が設けられ、上記プレート32の下部が上記リトラクタ70の下方に延在するよう車幅方向に拡幅形成(拡幅部32a参照)されたものである(図1,図15参照)。
この構成によれば、リトラクタ70と干渉しないように当該リトラクタ70の下方に延在するプレート32下部を、車幅方向に拡幅形成したので、車両のロールオーバ(横転)時に、上記脚部30に入力された荷重をフロアパネル(フロアパネル2)に効率的に伝達して、荷重分散を図ることができる。
この発明の一実施形態においては、上記脚部30の後部には、当該脚部30の倒れを防止するガセット90が設けられたものである(図3参照)。
この構成によれば、ロールオーバ時の入力荷重により脚部30が後方に倒れようとするのを、上記ガセット90にて防止することができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のフロアパネルは、実施例のリヤフロア2に対応し、
以下同様に、
サイドパネルは、センタピラー7に対応し、
連結部材は、閉断面構造の連結パイプ80に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記実施例においてはリンクブラケット10を、接続部11、リンクブラケットアウタ12、セットブラケットインナ13、セットブラケットアッパ14、セットブラケットロア15の合計5つの部材で構成したが、このリンクブラケット10はハイドロフォーム成形部材で構成してもよい。
以上説明したように、本発明は、左右の車体側壁を構成するサイドパネルと、当該左右のサイドパネル間に配設されると共にこれらサイドパネル同士を連結して車両床面を形成するフロアパネルとを備えた車体に、そのフロアパネルの上側において上記左右のサイドパネル同士を連結する車幅方向に長いクロスバーと、該クロスバーと上記フロアパネルとを連結する脚部と、上記クロスバーに固定されて車両の座席後部側に配設されるガードバーと、で構成された車両のシートバックバー構造について有用である。
2…リヤフロア(フロアパネル)
7…センタピラー(サイドパネル)
20…クロスバー
30…脚部
31…脚部本体
32…プレート
40…ガードバー
70…リトラクタ
80…連結パイプ(連結部材)
81…ブラケット
90…ガセット

Claims (3)

  1. 左右の車体側壁を構成するサイドパネルと、当該左右のサイドパネル間に配設されると共にこれらサイドパネル同士を連結して車両床面を形成するフロアパネルとを備えた車体に、
    そのフロアパネルの上側において上記左右のサイドパネル同士を連結する車幅方向に長いクロスバーと、
    該クロスバーと上記フロアパネルとを連結する脚部と、
    上記クロスバーに固定されて車両の座席後部側に配設されるガードバーと、で構成された車両のシートバックバー構造であって、
    上記脚部は、断面略コの字状に形成され、開放面を車両前方に向けて形成された脚部本体と、
    上記開放面を覆うよう上記脚部本体に取付けられたプレートと、から形成され、
    該プレートには、ブラケットを介して上記サイドパネルと連結された連結部材が車幅方向に対して斜め方向から固定されており、
    該ブラケットおよび上記プレートが上記脚部本体よりも車幅方向内側に延在して設けられた
    車両のシートバックバー構造。
  2. 上記脚部の車幅方向外側には、シートベルト装置のリトラクタが設けられ、
    上記プレートの下部が上記リトラクタの下方に延在するよう車幅方向に拡幅形成された
    請求項1記載の車両のシートバックバー構造。
  3. 上記脚部の後部には、当該脚部の倒れを防止するガセットが設けられた
    請求項1または2記載の車両のシートバックバー構造。
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