JP6152570B2 - ガラス処理装置及びガラス処理方法 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2011年11月21日に出願された米国出願第13/300921号の米国法典第35編第120条に基づく優先権を主張するものであり、当該出願の全内容を参照によって本書に援用する。
本開示は、概してガラス処理装置及び方法に関するものであり、より詳細には、ガラス板の未汚損の表面を維持しながらガラス板の表面を機械加工するためのガラス処理装置及び方法に関する。
フュージョンドロー機からガラスリボンをフュージョンドローすることが知られている。このリボンは、通常、様々な液晶ディスプレイ形状を作り出すために使用されるガラス板に更に加工される。加工時には、尖ったエッジやその他の不具合を除去するようにガラス板やガラスリボンのエッジを仕上げ削りすることが望ましい場合が多い。かかる仕上げ削り技術はガラス板の未汚損の表面を維持しながら行う必要がある。ガラス板のエッジの仕上げ削りは、取扱いに必要な端面形状及び強度と顧客のパネル製造工程を改善するために非常に重要である。
詳細な説明において記述される幾つかの例示的態様を基本的に理解するために、本開示の簡単な概要を以下に示す。
本開示の例示的一態様では、ガラス処理装置は、第1及び第2のフローエキスパンダと分配方向を向く分配面を有する流体分配装置を備える。前記分配面は、第1及び第2の対向端部間に延在する細長い中心部を含む細長い開口を画定する。前記第1の対向端部は、前記分配面から前記分配方向に延出する前記第1のフローエキスパンダを備え、前記第2の対向端部は前記分配面から前記分配方向に延出する前記第2のフローエキスパンダを備える。前記流体分配装置は、特定の厚さ及び速度を有する水膜を形成するように前記第1及び第2のフローエキスパンダ間において前記細長い開口から前記分配方向に略層流の流体膜を分配するように構成され、エッジの仕上げ削りによって生じるガラス粒子が前記水膜を貫通してガラス板の表面に接触する前に前記水膜によって前記ガラス粒子が除去されるようにする。
本開示の他の例示的態様では、ガラス処理装置は、分配方向を向いた分配面を含む流体分配装置を備える。前記分配面は細長い開口を画定する。前記流体分配装置は、更に、前記細長い開口と流体連通し、前記細長い開口に略平行に延在する第1の小室軸を含む第1の細長い小室を含む。前記流体分配装置は、更に、前記第1の細長い小室と流体連通する第2の小室を含む。前記流体分配装置は、前記細長い開口から前記分配方向に略層流の流体膜を分配するように構成される。
本開示の更に他の例示的態様では、ガラス処理装置は更に加工車を備え、前記加工車は、前記加工車の外周面によってガラス板の表面を機械加工するように回転するように構成される。前記ガラス処理装置は、エッジの仕上げ削り中に生じる飛散粒子が前記ガラス板の表面に接触することを防止するように前記加工車の前記外周面に略外接する囲い板も含む。前記囲い板は、前記ガラス板の縁部を受け入れるように構成されたスロットを含む。
本開示の更に他の例示的態様では、ガラス処理方法が、略層流の流体膜を流体平面に沿って分配してガラス板の第1の表面に着地するステップと、前記ガラス板のエッジを機械加工するステップを備え、機械加工によるガラス粒子が前記流体膜に引き込まれ、前記ガラス板から除去される。
本開示の更なる態様によれば、ガラス処理方法は、ガラス板と、外周面を備える加工車と、前記外周面に略外接する囲い板を設けるステップを備え、前記囲い板がスロットを含む。前記方法は、更に、回転軸周りに前記加工車を回転させるステップと、前記ガラス板の縁部が前記回転する加工車によって機械加工されている状態で前記ガラス板の縁部が前記スロットを通るようにガラス板と前記加工車を相対的に移動させるステップを含む。前記方法は、更に、前記ガラス板の前記エッジを機械加工する際に生じる前記ガラス板から機械加工による粒子を除去するために前記囲い板の内表面上に流体を流すステップを含む。
本開示の他の態様によれば、ガラス処理方法は、ガラス板と、外周面を備える加工車と、前記外周面と略外接する囲い板を設けるステップを備え、前記囲い板がスロットを含む。前記方法は、更に、回転軸周りに前記加工車を回転させるステップと、前記ガラス板の縁部が前記回転する加工車によって機械加工されている状態で前記ガラス板の縁部が前記スロットを通るようにガラス板と前記加工車を相対的に移動させるステップを含む。前記方法は、更に、ガラス粒子が前記ガラス板のエッジに再び導入されて切削処理に悪影響を及ぼすことがないように前記ガラス板の前記エッジを機械加工する際に生じるガラス粒子を前記加工車から洗い落すように前記加工車の前記外周面に流体流を当てるステップを含む。
上記及びその他の態様は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明が読まれるとき、より良く理解される。
本開示の一実施例に従うガラス処理装置の斜視図である。 図1のガラス処理装置の一例としての流体分配装置の上面図である。 図2の線3−3に沿う流体分配装置の側面図である。 図2の線4−4に沿う流体分配装置の断面図である。 図4の流体分配装置の一部の拡大図である。 図2の線6−6に沿う流体分配装置の正面図である。 図2の線7−7に沿う流体分配装置の断面図である。 図1の流体分配装置の上面図である。 図1の流体分配装置の正面図である。 図1の流体分配装置の底面図である。 図1のガラス処理装置の他の流体分配装置の斜視図である。 図11の線12−12に沿う流体分配装置の断面図である。 図11の線13−13に沿う流体分配装置の断面図である。 図1のガラス処理装置の例示的な囲い板の正面図である。 図14の囲い板の下方から見た斜視図である。 図14の囲い板の他の下方から見た斜視図である。
これから、例示的実施形態を示す添付の図面を参照して、実施例を以下により詳細に記述する。可能な限り、同一又は類似の部分を示すために全図面を通して同一の参照番号を使用する。しかし、態様は様々な形式で具体化されてよいものであり、本書で説明した実施形態に制限されるものと解釈されないものとする。
図1を参照すると、例示的ガラス処理装置101は様々な例示的特徴を備え、これらの例示的特徴は、粒子によるガラス板の未汚損の表面の汚損防止を補助するために単独で又は組み合わせて使用することができる。一実施例では、このガラス板は、液晶ディスプレイに組み込まれる1枚のガラス板からなることができ、ガラス板のエッジ品質を向上するためにガラス板111の縁部115の表面を機械加工するという要望がある。図示のように、この表面は、ガラス板111の第1の表面117から第2の表面119までのガラス板111の厚さT間にガラス板111の外周縁113を備えることができる。それに加えて、或いはその代わりに、ガラス処理装置101は、ガラス板111の外周縁113を機械加工せずに、第1の表面117や第2の表面119からなる縁部の表面を機械加工するように設計されてもよい。他の実施例では、第1の表面117と第2の表面119の一方又は両方がガラス板111の外周縁113と共に機械加工されてもよい。例えば、ガラス処理装置101は、第1の表面117や第2の表面119と外周縁113の間に傾斜面状又は曲面状の移行部を設けるように設計されてもよい。ガラス板111の縁部115の表面の機械加工によって、ガラス板の内部に応力破壊が形成されて伝播する確率を減少することができ、及び/又は、ガラス板111の品質が向上する。
必須ではないが、図1に示すように、図示の実施例のガラス処理装置101は、略水平に配置されたガラス板111を機械加工している様子が示されており、重力がZ方向に働く状況でガラス板111がほぼ図示のX−Y平面に沿って延在している。他の実施例では、ガラス板は、X−Y面方位に対して傾斜させて配置してもよいし、一部の実施例では、X−Z平面やY−Z平面に沿って配置してもよい。ガラス板の向きに係わらず、多くの流体分配装置のうちのひとつを使用して、ガラス板の第1の表面117や第2の表面119に沿って略層流の流体膜を分配し、粒子によるガラス板111の未汚損の表面117、119の汚損防止を補助してもよい。
略層流の流体膜は、層流状ではない部分を少し含んでもよいが、大部分の流れが層流状である。例えば、略層流というのは、流体膜の1つ以上の比較的小さな領域が渦又はその他の乱流を含む一方で、流体膜の残りの部分が略層流状であるということを含み得る。層流状の流体膜を提供することにより、機械加工中に通常観察される粒子源及び粒子動力学に対処することができる。実際、流体膜は、機械加工中に発生する粒子から第1の表面117及び第2の表面119を保護する流体障壁となることができる。
水平に配置する場合、第1の表面117と第2の表面119の一方又は両方に1つ以上の流体分配装置を備えることができる。例えば、図1に示すように、ガラス処理装置101が流体分配装置103を含み、流体分配装置103を使用して、図1に示す配置ではガラス板の上面となる第1の表面117を被覆する層流107の流体膜109を発生させてもよい。流体膜109は、ガラス板111の第1の表面117を被覆するように設計された平面状に広がる流体膜109として分配させてもよい。
図2乃至図8は一つの流体分配装置103の例示的特徴を示し、任意ではあるが、この流体分配装置103を使用してガラス板111の第1の表面117を保護してもよく、他の実施例ではこの流体分配装置103と類似又は同一の構造物を使用して第2の表面119を保護してもよい。図2は流体分配装置103の上面図を示し、説明のために流体膜109が分配されている。図示のように、流体膜109は、第1のフローエキスパンダ105aと第2のフローエキスパンダ105bとの間で広がる層流107を横断する幅“W”を有することができる。図示のように、第1及び第2のフローエキスパンダ105a、105bは夫々対応する拡張面106a、106bを含むことができ、拡張面106a、106bは互いに対向する。図示のように、拡張面106a、106bは略平面状とすることができ、互いに対して略平行に延在してもよい。かかる構成により、フローエキスパンダ105a、105bは、流体膜がガラス板111の第1の表面117を被覆するように成膜する際に流体膜109が略一定の幅“W”を維持するように補助することができる。図示しないが、拡張面106a、106bは、他の実施例では、互いに対して放射状に近づくように又は離れるように移動し、ガラス板111の第1の表面に成膜している流体膜109の最終的な幅を制御してもよい。
フローエキスパンダ105a、105bが設けられる場合、フローエキスパンダ105a、05bは、第1の表面117を被覆するように堆積している流体膜109の幅を拡張するように機能することができる。実際、フローエキスパンダがなければ、水等の流体の表面張力により、流体膜109が流体分配装置103の細長い開口から遠ざかるにつれて流体膜109は自然と収束流になりやすい。流体膜109の外縁に拡張面106a、106bを接触させることにより、細長い開口から遠ざかるにつれて収束するという流体膜の自然な傾向から流体膜109を拡張させる。流体膜を制御せずに収束させた場合、ガラス板の表面117を被覆するように流体膜を導入する時に、結果的に実質的な乱流が生じる。従って、フローエキスパンダ105a、105bは、層流107の流体膜109がガラス板の表面117上に存在する時に層流107の流体膜109を維持することを補助するために設けられてもよい。
図2乃至図4に示すように、第1及び第2のフローエキスパンダ105a、105bは、互いに略同一又は類似していてよい。図示の実施例では、第1のフローエキスパンダ105aは、第2のフローエキスパンダ105bよりも長いが、他の実施例ではフローエキスパンダは略同一の長さを有してもよい。更に図4及び図5に示すように、流体分配装置103は分配方向501を向く分配面401を含む。図6に示すように、第1の分配面401は、流体膜109の幅“W”を画定するために細長くなっている細長い開口503を画定する。必ずしも測定する必要はないが、図5に示すように、細長い開口503は約50マイクロメートル乃至約1ミリメートル以内、例えば、約100マイクロメートル乃至約500マイクロメートル、例えば約200マイクロメートル乃至約300マイクロメートル、例えば約250マイクロメートルの厚さ“t”を有することができる。
更に図5に示すように、一実施例において、流体分配装置103は、分配方向501が分配面401に対して略90°とすることができる角度“A”を成すように層状の流体膜109を分配するように構成することができる。流体膜109の分配方向501を分配面401に対して略垂直にすることにより、細長い開口から排出される流体膜109が後方に巻き付いて乱流を生じることを防止するように補助することができる。従って、分配方向501が分配面401に対して略垂直な角度“A”を成すように層状の流体膜109を分配することにより、層流107の流体膜109を維持することを補助することができる。
図6に示すように、分配面401は、第1及び第2の対向端部603a、603b間の伸長軸605に沿って延在する細長い中心部601を備える細長い開口503を画定する。第1の対向端部603aは分配面401から分配方向501に延出する第1のフローエキスパンダ105aを備えることができ、第2の対向端部603bは分配面401から分配方向501に延出する第2のフローエキスパンダ105bを備えることができる。これにより、流体膜109の幅“W”は、前述のように、任意のフローエキスパンダ105a、105bと共に細長い開口503によって画定することができる。
層流107状の流体膜109を得るように細長い開口503から水等の流体を分配する構造は多様に設計されてよい。例えば、流体分配装置103は、細長い開口503の伸長軸605に沿って延在する第1の小室軸405を有する第1の細長い小室403を含むことができ、第1の細長い小室403は細長い開口503と流体連通している。第1の細長い小室403が設けられる場合、第1の細長い小室403は、1つの部分によって形成されても、互いに固定された複数の部分によって画定されてもよい。例えば、図4に示すように、第1の細長い小室403は、第2の部分411を第1の部分413に対して固定具415によって固定することによって形成されてもよい。他の実施例では、流体分配装置103は、第1の小室軸405に略平行な第2の小室軸409を含む任意の第2の細長い小室407を含むことができる。かかる実施例では、第2の細長い小室407は第1の細長い小室403と流体連通するように設置することができ、第1の細長い小室403は、細長い開口503と第2の細長い小室407の間の流路に沿って配置することができる。従って、第1の細長い小室403は、第2の細長い小室407の下流に配置することができ、細長い開口503は第1及び第2の細長い小室403、407の下流に配置することができる。一実施形態では、図6に示すように、細長い小室403、407間に延在する細長い隔壁703を貫通する複数の開口701によって、第1及び第2の細長い小室403、407間を流体連通させてもよい。
図示のように、第1の小室軸405は、細長い開口503と略平行にすることができ、第2の小室軸409は第1の小室軸405と細長い開口503と略平行に延在することができる。第2の細長い小室407を第1の細長い小室405にそって設けることにより、細長い開口503の長さに沿って圧力分布及び流体流を制御することが更に容易になり、それによって、細長い開口503から均一な層流107の流体膜109を維持し易い均一流を生じることを更に補助することができる。
図7に示すように、水の容器等の流体源705は、第2の小室軸409と垂直な軸711に沿って開口709から第2の細長い小室407へ流体を導くように構成された1つ以上の第1のポート707と流体連通するように設置されてもよい。それに加えて、或いはその代わりに、流体源705は、同様に第2の小室軸409と垂直な軸717や第1の流体ポート707の伸長軸711に沿って開口715から第2の細長い小室407へ流体を導くように構成された1つ以上の第2のポート713と流体連通するように設置されてもよい。複数の流体入口を設けることにより、細長い開口503からの均一な層流107の流体膜109を維持し易くなるように補助することができる。一実施例では、ポンプ719によって、均一な層流の流体膜109を得るのに最良の方法で第1及び第2のポート707、713に流体を分配する多岐管721へ流体を提供してもよい。コンピュータ723によって、多岐管721の弁を操作し及び/又はポンプ719の動作を制御することによって、ポート707、713を通る流体流を制御してもよい。
図9乃至図13は、ガラス処理装置101の他の例示的流体分配装置901を開示する。図9及び10に示すように、流体分配装置901は、第1の分配装置901a及び第2の分配装置901bを含むことができるが、他の実施例では単一の分配装置や3つ以上の分配装置が使用されてもよい。更に、図示のように、流体分配装置901a、901bは互いに同一のものでもよいが、他の実施例では他の構造体が設けられてもよい。流体分配装置901a、901bは、細長い開口から流体分配装置の分配方向に略層流903a、903bの流体膜905a、905bを分配するように構成することができる。
流体分配装置901a、901bは、略層流903a、903bの流体膜905a、905bによって第2の表面119を被覆するように設計することができる。図示の配置では、第2の表面119はガラス板111の下面とすることができる。従って、流体分配装置901a、901bは、前述の流体分配装置103に伴う流体膜109と比べて相対的に幅が減少した流体膜を提供してもよい。従って、フローエキスパンダは図11及び図12に示す流体分配装置には無くてもよい。
図11及び図12に示すように、流体分配装置901a、901bは分配方向1105を向く分配面1103を含むことができ、分配面1103は細長い開口1107を画定する。図12に示すように、流体分配装置901a、901bは夫々更に細長い開口1107と流体連通する第1の細長い小室1201を含む。第1の細長い小室1201は、細長い開口1107と略平行に延在する第1の小室軸1203を含むことができる。他の実施例では、流体分配装置901a、901bは夫々更に第1の細長い小室1201と流体連通する第2の小室1205を含む。必須ではないが、図示のように、第2の小室1205は、第1の小室軸1203と細長い開口1107に略平行に延在する第2の小室軸1207に沿って細長くなっていてもよい。更に、図13に示すように、複数の開口1301a、1301b、1301cによって第1の細長い小室1201と第2の小室1205の間を流体連通してもよい。分離した小室に開口1301a、1301b、1301cを設けることにより、細長い開口1107からの略層流の流体膜を維持し易くなるように補助することができる。
更に再び図10を参照すると、ガラス処理装置101は、回転軸1102周りに方向1104に回転するように構成された加工車1001を含むことができ、加工車1001の外周面1003がガラス板111の表面、例えば外周縁113を機械加工するようになっている。ガラス処理装置は、加工車1001の外周面1003に略外接する囲い板1005を含むこともできる。図示の実施例では、囲い板1005を図1に示すZ方向に開口し、流体、粒子やその他の汚損物質が重力によってZ方向下方に引き込まれるようにすることができる。囲い板1005は、機械加工に伴う粒子やその他の汚損物質からガラス板111の未汚損の表面117、119を保護するように設計することができる。
図14に示すように、囲い板1005を設ける場合、囲い板1005は、ガラス板111の縁部115を受け入れるように構成されたスロット1401を備えることができる。スロット1401は、ガラス板111の縁部115を収容するのに十分な厚さT1を有する第1の区画1403を含む。スロット1401は更に任意で第2の部分1405を含むことができ、第2の部分1405は、加工車1001の外周面1003の加工接点1015とガラス板111の表面に冷却流体や加工流体を導入するように設計された流体ノズル1007(図9及び図10を参照)を収容するように設計された拡大厚さT2を有する。囲い板1005は、第1及び第2の流体分配装置901a、901bによって生じる流体膜のための空間を持たせるためにスロット1401下方に図示の平面部1406等の奥まった内側部分を含んでもよい。
図14に示すように、囲い板1005は円筒形の外周壁1407を含むことができる。図15に示すように、実施例によっては、外周壁1407は囲い板1005の中心軸1501を中心に配置された円筒壁からなることができる。図10に示すように、囲い板1005は、囲い板1005の中心軸1501が加工車1001の回転軸1102と一致するように加工車1001に取り付けることができる。これにより、図10に示すように、加工車1001の外周面1003と囲い板1005の内表面1009の間に間隙“G”を保つことができる。3600乃至8000rpmの範囲内で回転する加工車1001の外周面1003に実質的に干渉することなく円筒形の外周壁1407の内表面1009に沿って流体が移動できるように十分な間隙を提供することができる。一実施例では、間隙“G”は、約5mm乃至約15mmの範囲内でよいが、他の実施例では間隙“G”はこれより小さくても大きくてもよい。
再び図15を参照すると、囲い板1005は、更に円筒形の外周壁1407の内表面1009と共に封じ込め領域1507を画定する内表面1505を備える上壁1503を含む。封じ込め領域1507は、開口した下部と、上壁1503によって封鎖された上部を含むことができる。囲い板1005は、更に、流体分配装置901a、901bの取付位置を提供するように構成された1つ以上のブラケット1509a、1509bを含むことができる。更に、囲い板1005はガスポート1511や車洗浄口1513を備えてもよい。
図10に示すように、ガスポート1511は、囲い板1005の内表面1009の一部から液体を除去するように構成されたガスノズル1017を備えることができる。従ってガスポート1511は、液体が囲い板1005の内表面1009を循環しないように空気の障壁を設けることができる。
図10に更に示すように、ガラス処理装置101は車洗浄口1513を介して作用する流体源1011を備えることができ、流体源1011は、流体流1013を加工車1001の外周面1003に衝突させ、ガラス板111の表面の機械加工中に生じるガラス粒子を加工車1001から洗い落すように構成される。
更に図15に示すように、円筒形の外周壁1407は、内表面1009に沿って流れる液体を除去できるように1つ以上の排出ポートを備えることができる。例えば、図15に示すように、囲い板1005は第1の排出ポート1515a及び第2の排出ポート1515bを含み、第1の排出ポート1515a及び第2の排出ポート1515bは、対応する第1及び第2の開口1519a、1519b、例えば、円筒形の外周壁1407を貫通する図示の窓開口を形成するように、対応する第1及び第2のフラップ1517a、1517bを互いに逆方向に曲げることによって形成される。第1の排出ポート1515aにより、後でより詳細に記述するように、矢印1521aで示す第1の方向に沿って流れる流体流を、第1のフラップ1517aに沿って下降させ、第1の開口1519aに進入させた後、囲い板1005の封じ込め領域1507から除去することができる。また、第2の排出ポート1515bにより、同様に以下により詳細に記述するように、矢印1521bで示す反対方向に沿って流れる他の流体流を、第2のフラップ1517bに沿って下降させ、第2の開口1519bに進入させた後、囲い板1005の封じ込め領域1507から除去することができる。
図10及び図15に示すように、囲い板1005は外壁部1521も含むことができ、外壁部1521は、第1及び第2の開口1519a、1519bから排出された液体及び粒子が、囲い板1005の外表面部に沿って下降し、外壁部1521と囲い板1005の外表面部との間に画定された下部開口1523から外に出るように分配することを促進するように構成される。図16は囲い板1005の他の斜視図を示し、分かり易いように外壁部1521は取り除かれている。図示のように、囲い板1005は流体フローガイド1601を含むことができ、流体フローガイド1601は、第1の開口1519aから排出された流体を下方向に偏向させるように構成された第1の下方傾斜ガイド壁1603aを含むことができる。同様に、流体フローガイド1601は、第2の開口1519bから排出された流体を下方向に偏向するように構成された第2の下方傾斜ガイド壁1603bを含むことができる。必須ではないが、ガイド壁1603a、1603b同士を下方先端部1605によって接続し、下部開口1523からの流体の最終的な排出を促進し、及び/又は製造工程を簡略化してもよい。
再び図1を参照すると、ガラス処理方法は、図4に示すように略層流107の流体膜109をガラス板111の第1の表面117に着地する流体平面に沿って分配することを含むことができる。一実施例では、当該方法は、流体膜109の両側に配置された一対のフローエキスパンダ105a、105bによって流体膜109を拡張するステップを含むことができる。かかる実施例では、フローエキスパンダ105a、105bは、流体膜109が流れてガラス板111の第1の表面117に着地する際に層流107を維持するために流体膜109の拡張を補助することができる。更に、当該方法は、細長い開口503全域の圧力プロファイルと細長い開口503を通る流体の速度プロファイルを制御することによって流体膜109の幅“W”に沿う流体膜の流体流動特性を制御するステップを含むことができる。例えば、第1の細長い小室403、第2の細長い小室407、開口701やポート707、713のうちの少なくとも1つを設けることによって圧力プロファイルや速度プロファイルを制御することができる。
流体膜109がガラス板111の第1の表面117に接触した後、第1の表面117に沿って流れる際にも、層流107の流体膜109を維持することが望ましいと言える。図4に示すように、円滑に連続的に移行させる一つの方法は、流体平面とガラス板111の成す角度を小さくすることである。図示のように、流体分配装置103は、ガラス板111の平面117に対する流体平面の角度“A1”が、0°乃至約30°、例えば、約5°乃至約30°、例えば約10°乃至約30°の範囲内であるように配置することができる。
図9及び図10に示すように、ガラス処理方法は、第2の流体平面に沿って略層流903a、903bの第2の流体膜905a、905bを分配してガラス板111の第2の表面119に接触させるステップも含むことができる。接触角“A2”は、0°乃至約30°、例えば、約5°乃至約30°、例えば約10°乃至約30°の範囲内とすることができる。他の実施例では他の角度を使用することができるが、上記範囲内の角度“A1”や角度“A2”を設けることにより、流体膜がガラス板の各表面に着地する際にガラス‐水間移行部においてまとまりのある流体膜の維持を補助することができる。
ガラス処理方法は、ガラス板111の外周縁113等のエッジを機械加工することも含むことができ、ガラスの機械加工による粒子は流体膜に引き込まれ、ガラス板から排出される。例えば、図10に示すように、加工車1001は、外周面1003がガラス板111の縁部115に接触するように、回転軸1102周りに方向1104に回転される。一実施例では、加工車1001が図10に示す時計回り1104に回転する間、ガラス板111を加工車1001に対して方向1019に沿って移動させることができる。従って、外周面1003の加工領域は、ガラス板が加工車に対して移動する方向1019とは反対の方向1021に進む。ガラス板111とガラス処理装置101の相対移動は、ガラス板111に対してガラス処理装置101を移動させたり、ガラス処理装置101に対してガラス板111を移動させたりすることによって行うことができる。加工車1001は、ダイヤモンド粒子、又はその他のガラス板のエッジを加工する(例えば、研削、研磨、又はその他の仕上げ削り)のに十分な物質を備える砥石車からなることができる。
流体ノズル1007は加工接点1015に冷却流体1008を提供することができる。一実施例では、流体ノズル1007はスロット1401の拡大区画1405(図14を参照)に挿通されている。この場合、冷却流体1008を加工接点1015に当て、ガラス板111を損傷する可能性のある熱を減少させることができる。冷却流体は、大体、加工車1001の加工部の方向1021に放出することができる。その後、過剰な冷却流体1008と冷却流体1008に引き込まれた全ての粒子を、例えば、流体分配装置103、901からの層流の流体膜109、905bによって排除することができる。その結果、冷却流体1008は、例えば、囲い板の底部や円筒形の外周壁1407の排出ポートの一つを通って下降することによって排出することができる。
研削工程時にはガラスの粒子や砥石車の粒子が放出される可能性がある。これらの粒子からガラス板111の未汚損の表面117、119を保護するために様々な例示的技術が考案されている。図1及び図4に示すように、層流107の流体膜109は、第1の表面117に沿って研削区間に向かう方向に流れることができる。図4に示すように、流体膜109は、層状の流体膜が封じ込め領域1507内に間断なく流入することができるように十分な厚さ“T3”を有するスロット1401の上方領域を自由に通過することができる。一実施例では、“T3”は約350マイクロメートルとすることができるが、他の実施例ではその他の厚さを用いてもよい。更に、ガラス板の下方のスロット空間は、流体膜905bにとって十分な空間、例えばT3と近似又は同一の空間でもよい。図示のように、スロットの全厚さ“T1”は、特定用途の処理パラメータに応じて任意のシャッタ417によって調整することができる。実施例によっては、“T1”は、約1mm乃至約3mmになるように設けられ或いは調整されることができるが、他の実施例では他の厚さを用いてもよい。
図8に示すように、説明のため、細長い開口503に平行であり層流107の流体膜109の流体平面を通る線として破線を示す。また、この破線は、図8の上面から見た場合の流体膜109の右側がガラス板111のエッジ113を通る点においてガラス板111のエッジ113と交差するように配置されている。従って、図8に示す層流線107がこの破線と流体分配装置103の細長い開口503の両方に対して垂直であることが分かる。図8の破線で示すように、流体分配装置103は、流体平面と外周縁113の交点に対する流体平面の角度“A3”が約10°乃至約30°の範囲内、例えば約20°になるように配置することが望ましいと言える。このように角度を付けて配置することにより、機械加工中にガラス板とガラス処理装置を互いに対して移動させる際にガラス板の未汚損の表面の効果的な保護を補助することができる。
次に、層状の流体膜109は、ガラス板111の第1の表面117を自由に被覆し、加工領域近傍のガラス板111の第1の表面117内を流動して更に被覆する。これにより、第1の表面117に着地する可能性のある粒子は全て流体膜109に引き込まれ、粒子がガラス板111の第1の表面117に作用する機会を得る前に除去されるので、封じ込め領域1507内の粒子が第1の表面117に接触することが防止される。一旦引き込まれると、流体膜はガラス板111の表面117から離れ、封じ込め領域1507の底部開口端を通って流下することができる。或いは、流体は、円筒形の外周壁1407の内表面1009を伝って第2の排出ポート1515bから排出され、下部開口1523を通って流下する。従って、この液体により、囲い板1005の内表面1009上に粒子が定着することも防止され、それにより、ガラス板の未汚損の表面に結果的な汚損を招く可能性のある粒子の蓄積を防止する。
他の実施例では、他の分配装置、例えば第1の流体分配装置901aや第2の流体分配装置901bを使用してガラス板111の第2の表面119の保護を補助してもよい。例えば、流体分配装置901a、901bの流体膜905a、905bは、流体膜が図10に示すように外周縁113に略平行な方向に流れる時に層流903a、903bが維持されるように第2の表面119を被覆してもよい。層流の流体膜905bの一部はスロット1401から封じ込め領域1507に流入することができる。従って、第2の表面119に接触する可能性のある機械加工による粒子が流体膜905bに引き込まれ、ガラス板111の第2の表面119を損傷することなくガラス板から除去される。一実施例では、この流体は、ガラス板を離れてから封じ込め領域1507の底部開口端を通って流下してもよい。或いは、この流体は、円筒形の外周壁1407の内表面1009を伝い、第2の排出ポート1515bから排出され、下部開口1523を通って下降する。更に、何らかの流体がスロット1401から逆流しても、第2の流体分配装置901aからの他の層流の膜によって、ガラス板の下側面からの流体を更に除去し易くすることができる。
図10に示すように、本開示の方法は、加工車1001に外周面1003と、外周面1003に略外接する囲い板1005を設けるステップを含むことができる。本方法は、加工車1001を回転軸1102周りに方向1104に回転させ、回転する加工車1001によってガラス板111の外周縁113を機械加工しながらガラス板111の縁部115がスロット1401を通るようにガラス処理装置101に対してガラス板111を移動させるステップを含む。本方法は、更に、ガラス板111の外周縁113を機械加工する時に発生するガラス板111からの機械加工による粒子を除去するために囲い板1005の内表面1009に流体を流すステップを含む。
一実施例では、一方の流体分配装置103、901からの流体を最終的に囲い板1005の内表面1009に流し、その後に機械加工による粒子を除去してもよい。従って、スロット1401を通過する流体分配装置103、901からの流体は、最終的に、内表面1009の一部を被覆して内表面1009上に粒子が蓄積することを防止してもよい。むしろ、このような粒子はいずれも内表面上を流れる流体に衝突し、最終的に封じ込め領域1507の開口底部や下部開口1523を通って流下する。
従って、一実施例では、前記方法は、略層流107の流体膜109を流体平面に沿って分配して囲い板1005の外側でガラス板111の第1の表面117に着地するステップを含むことができる。この次に、前記方法は、図4に示すように、ガラス板111の第1の表面117に沿って囲い板1005のスロット1401に流体膜109を流入させるステップを含むことができる。次に、流体膜の一部が囲い板の内表面上を流れる前後に機械加工によるガラス粒子を流体膜に引き込み、機械加工による粒子をガラス板から除去することができる。一実施例では、前記方法は、更に、この流体を、引き込まれた機械加工によるガラス粒子とともに、囲い板1005内の一方の排出ポート1515a、1515bから排出するステップを含むことができる。
他の実施例では、前記方法は、略層流903bの流体膜905bを流体平面に沿って分配して囲い板1005の外側でガラス板111の第2の表面119に着地するステップを含むことができる。前記方法は、次に、図4及び図10に示すように、ガラス板111の第2の表面119に沿って囲い板1005のスロット1401に流体膜905bを流入させるステップを含むことができる。この時、流体膜の一部が囲い板の内表面上を流れる前後で機械加工によるガラス粒子を流体膜に引き込み、ガラス板から機械加工による粒子を除去することができる。一実施例では、前記方法は、更に、この流体膜を、引き込んだ機械加工によるガラス粒子と共に、囲い板1005の一方の排出ポート1515a、1515bから排出するステップを含むことができる。
本開示の更に他の態様は、ガラス板のエッジを機械加工する際に生じるガラス粒子を加工車から洗い落すことを含むことができる。加工車を洗浄することにより、ガラス粒子の蓄積の防止を補助し、ガラス板の未汚損の表面を汚損する可能性のある大きな粒子の塊が加工車から振り落される確率を減少させることができる。図10に示すように、かかる方法は、ガラス板のエッジを機械加工する際に発生するガラス粒子を加工車1001から洗い落すために加工車1001の外周面1003に流体流1013を衝突させるステップを含む。
図10に示すように、流体流1013が、衝突点1529に接する第2の軸1527に垂直な第1の軸1525に対して鋭角“A4”に加工車1001の外周面1003に衝突する。図示のように、角度“A4”は、加工車1001の回転方向に傾けた場合は正の値となり得、加工車1001の回転方向とは反対に傾けた場合は負の値となり得る。一実施例では、角度“A4”は、図10に示すように正の方向又は負の方向に30°とすることができる。他の実施例では他の角度を設けてもよい。更に、流体流1013は更に他の実施例では第1の軸1525の方向に向けてもよい。
図10及び図15に示すように、流体流を正の30°に向けることにより、流体が第1のフラップ1517aを伴う第1の排出ポート1515aに向うように補助することができる。従って、粒子を含有する流体は、第1の排出ポート1515aから排出させたり、封じ込め領域1507の底部開口から流下させたりしてもよい。
更に他の実施例では、前記方法は、気体ノズル1017によって空気の障壁を設けるステップを含むことができる。従って、内表面1009の一部は、実質的に流体が流れないように設計されてもよい。例えば、図10を参照すると、気体ノズル1017から時計回りに流体ノズル1007までの内表面1009は、実質的に液体が存在しないように設計することができる。一方、流体ノズル1007から時計回りに流体源1011までの内表面1009に沿って液体を維持することができる。従って、流体は、一方の排出ポート1515a、1515bから除去されるように促すことができ、内表面を循環して機械加工位置において更なる粒子に再び曝されることを防止することができる。
上述した本開示の様々な態様は、ガラス板の未汚損の表面を維持しつつガラスを機械加工することを含む仕上げ削り技術を容易にすることができる。本開示の態様は、懸念される様々な粒子源、例えば、(1)機械加工中にガラスのエッジに発生する粒子や、(2)研削及び研磨冷却剤を含む粒子、(3)空気中に飛散する粒子、(4)ガラス板の未汚損の表面を維持しつつかかる仕上げ削りから機械加工中に放出される加工車の粒子などに対処する。
本開示の特定の態様では、水膜等の流体膜が、ガラス板の両面で水膜を制御する流体分配装置103、901によって導入される。これらの流体分配装置は、様々な粒子源及び粒子源からの粒子動力学に対処するために絶え間なく水又はその他の流体の層流を生成することによってガラス板の未汚損の表面の維持を補助することができる。実施例によっては、ガラス表面上に粒子が蓄積しないように2.2秒未満で粒子が除去されるように設計してもよい。層状の流体膜(例えば水膜)は、様々な粒子源に曝されるガラス板の全表面積に対して絶え間ない層状の流体膜と流体流速を提供するように設計される。
図1に示す配置では、重力により、粒子はガラス板の上面に係合するように付勢され易いが、ガラス板の底面からは重力によって粒子の除去が促進され易い。流体分配装置103は、流体膜がガラス板の上面に着地する前後で絶え間ない層状の水膜と水流速を提供するように設計される。同様に、流体分配装置901も、流体膜がガラス板の下面に着地する前後で絶え間ない層状の水膜と水流速を提供する。絶え間ない層状の水膜により、粒子のガラス表面への侵入や付着の防止を補助することができ、ガラス板の清浄度及び未汚損の表面の維持を補助することができる。
本開示の更に他の態様では、飛散粒子を封じ込めるのに効果的であり、内部での粒子の蓄積を防止する自己浄化囲い板が提供される。例えば、この囲い板により、飛散粒子の制御、及び加工車残留粒子の囲い板内側での蓄積防止を補助することができる。自己浄化囲い板内では水壁が生成され、囲い板の表面を洗い流すことによって、ガラス汚損の問題を引き起こす可能性のある粒子を洗い流すことができる。従って、自己浄化囲い板は、機械加工中に生じた飛散粒子を封じ込めるように設計されているだけでなく、汚損原因である蓄積粒子となる可能性のある粒子の囲い板内側での蓄積を回避するようにガラス板の近傍から粒子をタイミング良く除去する。
本開示の更に他の態様では、粒子が蓄積し、後にガラス表面に再付着することがないように加工車から粒子を剥離するように設計された1本以上の流体(例えば水)洗浄噴流が提供される。この水噴流により、加工車からの粒子が剥離し易くなり、飛散粒子及び囲い板内の粒子の蓄積を防止することができる。実施例によっては、回転する加工車からの粒子の最大限の剥離を促進するように加工車洗浄噴流を約−30°乃至約+30°の範囲内に向けることができる。他の実施例では、加工車の向きやガラスのエッジ形状等に応じて他の角度を設けることができる。
本開示の更に他の態様では、円筒形の外周壁に1つ以上の排出ポートを備える囲い板が提供され、この囲い板は、囲い板の封じ込め領域内における水及び引き込まれた粒子の滞留時間の減少を補助するように設計される。
請求された発明の精神及び範囲から逸脱せずに様々な修正及び変更を行うことができることは当業者に明らかである。

Claims (11)

  1. ガラス処理装置であって、
    第1及び第2のフローエキスパンダと分配方向を向く分配面を含む流体分配装置を備え、前記分配面が第1及び第2の対向端部間に延在する細長い中心部を含む細長い開口を画定し、前記第1の対向端部が前記分配面から前記分配方向に延出する前記第1のフローエキスパンダを備え、前記第2の対向端部が前記分配面から前記分配方向に延出する前記第2のフローエキスパンダを備え、
    前記流体分配装置が、前記第1及び第2のフローエキスパンダ間に前記細長い開口から前記分配方向に略層流の流体膜を分配するように構成されているガラス処理装置。
  2. 前記流体分配装置が、前記分配方向に略垂直な方向に前記層状の流体膜を分配するように構成されている請求項1のガラス処理装置。
  3. 前記流体分配装置が、前記細長い開口の伸長軸に沿って延在する第1の小室軸を有する第1の細長い小室を含み、前記第1の細長い小室が前記細長い開口と流体連通している請求項1のガラス処理装置。
  4. 前記流体分配装置が、前記第1の小室軸に略平行な第2の小室軸を有する第2の細長い小室を含み、前記第2の細長い小室が前記第1の細長い小室と流体連通し、前記第1の細長い小室が前記細長い開口と前記第2の細長い小室の間に配置されている請求項3のガラス処理装置。
  5. ガラス処理装置であって、
    分配方向を向く分配面を含む流体分配装置を備え、前記分配面が細長い開口を画定し、前記流体分配装置が、前記細長い開口と流体連通し、前記細長い開口と略平行に延在する第1の小室軸を含む第1の細長い小室を更に含み、前記流体分配装置が前記第1の細長い小室と流体連通する第2の小室を更に含み、
    前記流体分配装置が、第1及び第2のフローエキスパンダと、分配方向を向く分配面とを備え、前記分配面が第1及び第2の対向端部間に延在する細長い中心部を含む細長い開口を画定し、前記第1の対向端部が前記分配面から前記分配方向に延出する前記第1のフローエキスパンダを備え、前記第2の対向端部が前記分配面から前記分配方向に延出する前記第2のフローエキスパンダを備え、
    前記流体分配装置が、前記第1及び第2のフローエキスパンダ間に前記細長い開口から前記分配方向に略層流の流体膜を分配するように構成されているガラス処理装置。
  6. 前記第2の小室が、前記第1の小室軸及び前記細長い開口に略平行に延在する第2の小室軸に沿って細長くなっている請求項5のガラス処理装置。
  7. ガラス処理装置であって、
    加工車の外周面がガラス板の表面を機械加工するように回転するように構成される加工車、
    前記加工車の前記外周面に略外接する囲い板であって、前記ガラス板の縁部を受け入れるように構成されるスロットを含む囲い板、および
    前記ガラス板の表面に沿って前記囲い板の前記スロットに層状の流体を流入させるように構成される流体分配装置、
    を含み、
    前記流体分配装置が、第1及び第2のフローエキスパンダと、分配方向を向く分配面とを備え、前記分配面が第1及び第2の対向端部間に延在する細長い中心部を含む細長い開口を画定し、前記第1の対向端部が前記分配面から前記分配方向に延出する前記第1のフローエキスパンダを備え、前記第2の対向端部が前記分配面から前記分配方向に延出する前記第2のフローエキスパンダを備え、
    前記流体分配装置が、前記第1及び第2のフローエキスパンダ間に前記細長い開口から前記分配方向に略層流の流体膜を分配するように構成されているガラス処理装置。
  8. 前記ガラス板の前記表面を機械加工する際に生じるガラス粒子を前記加工車から洗い落とすように前記加工車の前記外周面に流体流を衝突させるように構成されている流体源を更に備える請求項7のガラス処理装置。
  9. 前記流体分配装置が分配方向を向く分配面を備え、前記分配面が細長い開口を画定し、前記流体分配装置が、前記細長い開口と流体連通し、前記細長い開口と略平行に延在する第1の小室軸を含む第1の細長い小室を更に含み、前記流体分配装置が更に前記第1の細長い小室と流体連通する第2の小室を含み、
    前記流体分配装置が、前記細長い開口から前記分配方向に略層流の流体膜を分配するように構成されている請求項7または8のガラス処理装置。
  10. ガラス処理方法において、
    略層流の流体膜をガラス板の第1の表面に着地する流体平面に沿って分配するステップ、及び
    前記ガラス板のエッジを機械加工するステップであって、機械加工によるガラス粒子が前記流体膜に引き込まれて前記ガラス板から除去されるステップを備え、
    前記流体膜が前記流体膜の両側に配置された一対のフローエキスパンダによって拡張されることを特徴とする方法。
  11. 前記流体平面が前記ガラス板の平面に対して5°乃至30°の角度で延在する請求項10の方法。
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