JP6149479B2 - モータ制御装置、画像形成装置、モータシステム、モータ制御方法及びプログラム - Google Patents

モータ制御装置、画像形成装置、モータシステム、モータ制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、モータ制御装置、画像形成装置、モータシステム、モータ制御方法及びプログラムに関する。
例えば負荷をモータで駆動させる構成において、負荷に異常が生じてモータが過負荷状態になると、モータに過大な電流が流れて発熱等により故障に至る場合がある。
そこで、駆動中に検出されるモータ電流と、記憶されている平常時のモータ電流とを比較し、過負荷状態を検出した時にモータを停止させることで、モータを保護する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、過負荷状態をモータ電流の検出結果に基づいて判定し、プログラム等のソフト制御によりモータを停止させる場合には、停止後に制御が暴走してモータが過負荷状態で再度回転を開始する可能性がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、過負荷状態で駆動するモータを確実に停止させることが可能なモータ制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様のモータ制御装置によれば、モータをフィードバック制御して制御電圧値を出力する制御手段と、前記制御電圧値に基づいて駆動電圧を出力し、前記モータを駆動させる駆動手段と、前記制御電圧値が閾値以上の状態が一定時間経過したときに、前記制御手段から出力される前記制御電圧値を前記閾値よりも低く、前記モータが拘束状態となる制御上限値に制限する制限手段と、前記モータの前記拘束状態を検出すると、前記駆動手段から前記モータへの前記駆動電圧の出力を遮断する拘束検出手段とを有する。
本発明の実施形態によれば、過負荷状態で駆動するモータを確実に停止させることが可能なモータ制御装置を提供できる。
実施形態に係る画像形成装置の概略構成を例示する図である。 実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を例示する図である。 実施形態に係るモータ制御装置の機能構成を例示する図である。 実施形態におけるモータ駆動時の制御電圧値、モータコイル電流及びモータ回転速度を例示する図である。 実施形態における過負荷検出処理のフローチャートを例示する図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
<画像形成装置の構成>
図1は、実施形態に係る画像形成装置200の概略構成を例示する図である。
図1に示す様に、画像形成装置200は、自動原稿送り装置(ADF)140、画像読取部130、画像形成部110、書き込みユニット120、給紙ユニット150を有する。
ADF140は、原稿給紙台上に積載された原稿を、一枚ずつ画像読取部130のコンタクトガラス11上に搬送し、画像データの読み取り後に排紙トレイ上に排出する。
画像読取部130は、原稿が載置されるコンタクトガラス11、露光ランプ41、第1ミラー42、第2ミラー43、第3ミラー44、レンズ45、CCD46を有する。露光ランプ41、第1ミラー42、第2ミラー43及び第3ミラー44は、一定速度で移動しながら原稿を走査し、原稿からの反射光がレンズ45を介してCCD46の受光面に結像して光電変換される。
CCD46によって光電変換された画像データは、不図示の画像処理回路でA/D変換された後に画像処理回路によって各種の画像処理(γ補正、色変換、画像分離、階調補正等)が施される。
書き込みユニット120は、それぞれイエロー(y)、マゼンタ(m)、シアン(c)、ブラック(k)の静電潜像を形成する露光装置47y、47m、47c、47kを有する。ユーザが原稿画像の複写を指示した場合や、プリンタとして画像の印刷を指示した場合には、書き込みユニット120が色毎に感光ドラムに画像に対応する静電潜像を形成する。
画像形成装置200には、各色のトナー画像が形成される4つの感光体ユニット13y、13m、13c、13kが、中間転写ベルト14の搬送方向に沿って並設されている。各感光体ユニット13y、13m、13c、13kには、感光体ドラム27y、27m、27c、27kと、帯電装置48y、48m、48c、48k、現像装置16y、16m、16c、16k、クリーニング装置49y、49m、49c、49kがそれぞれ設けられている。以下では、色を表す符号y、m、c、kを省略して説明する。
書き込みユニット120の露光装置47は、例えば発光ダイオード(LED)アレイとレンズアレイからなるLED書込み方式で露光する。露光装置47は、各色に光電変換された画像データに応じてLEDを発光して感光体ドラム27上に静電潜像を形成する。
現像装置16は、現像剤を担持して回転する現像ローラが、感光体ドラム27上に形成された静電潜像にトナーを供給し、各色のトナー像を形成する。
感光体ドラム27に形成された各色のトナー像は、感光体ドラム27と中間転写ベルト14とが接する一次転写位置で、中間転写ベルト14上に重ねて転写される。
感光体ドラム27に中間転写ベルト14を介して対向する位置には、中間転写ローラ26が設けられている。中間転写ローラ26は、それぞれ中間転写ベルト14の内周面に当接され、中間転写ベルト14を各感光体の表面に接触させる。中間転写ローラ26は、電圧が印可され、感光体ドラム27のトナー像を中間転写ベルト14に転写するための中間転写電界を形成し、中間転写ベルト14上にトナー画像を転写する。各色のトナー画像は重畳して転写され、フルカラートナー画像が中間転写ベルト14に形成される。
中間転写ベルト14上に形成されたトナー画像が二次転写ローラ18の位置に達するタイミングで、記録紙53が二次転写ローラ18と斥力ローラ17との間の二次転写位置50に到達する様に給紙搬送され、トナー画像が記録紙53に二次転写される。
記録紙53は、第1トレイ22a、第2トレイ22b、第3トレイ22c、第4トレイ22dの何れかから給紙される。各給紙トレイ22a〜22dは、内部に収容された記録紙53を一番上から順次給紙する給紙ローラ28、給紙された記録紙53を個々に分離してから搬送路23に送り出す分離ローラ31、複数の搬送ローラ対29を有する。
搬送ローラ対29は、給紙トレイ22から搬送される記録紙53を後段の搬送ローラ対29、画像形成部110の給紙路32に向けて送り出す。給紙路32に送り込まれた記録紙53は、その先端がレジストセンサ51によって検出された後、レジストローラ33に突き当てられて一端停止する。レジストローラ33は、挟み込んだ記録紙53を所定のタイミングで二次転写位置50に送り込む。所定のタイミングは、中間転写ベルト14に形成されたフルカラートナー画像が二次転写位置50に搬送されるタイミングである。
記録紙53は、二次転写ローラ18と斥力ローラ17との間の二次転写位置50で、中間転写ベルト14上のフルカラートナー画像が転写され、搬送ベルト24によって定着装置19まで搬送される。
定着装置19は、加圧ローラ12、加熱ローラ25を有し、記録紙53を加熱及び加圧することで、フルカラートナー画像を記録紙53上に定着させる。定着装置19によりフルカラートナー画像が定着された記録紙53は、排紙トレイ21上に排出される。
なお、画像形成装置200として、電子写真方式で画像を記録紙53に形成する画像形成装置を例示したが、インク滴を吐出して画像を形成するインクジェット方式等の他の画像形成方式で画像を形成する画像形成装置であっても良い。
図2は、実施形態に係る画像形成装置200のハードウェア構成を例示する図である。
図2に示す様に、画像形成装置200は、コントローラ210、スキャナ220、プリンタ230、モデム240、操作パネル250、ネットワークI/F部260、記録媒体I/F部270、モータ制御装置300を有する。
コントローラ210は、CPU211、RAM212、ROM213、HDD214及びNVRAM215等を有する。ROM213には、各種のプログラムやプログラムによって利用されるデータ等が記憶されている。RAM212は、プログラムをロードするための記憶領域や、ロードされたプログラムのワーク領域等として用いられる。CPU211は、RAM212にロードされたプログラムを処理することにより、各種の機能を実現する。HDD214には、プログラムやプログラムが利用する各種のデータ等が記憶される。NVRAM215には、各種の設定情報等が記憶される。
スキャナ220は、原稿から画像データを読み取るためのハードウェア(画像読取部)である。プリンタ230は、画像を記録媒体に印刷するためのハードウェア(画像形成部)である。モデム240は、電話回線に接続するためのハードウェアであり、FAX通信による画像データの送受信を実行するために用いられる。操作パネル250は、ユーザからの入力の受け付けを行うためのボタン等の入力手段や、タッチパネル機能を有する液晶パネル等の操作画面等を備えるハードウェアである。
ネットワークI/F部260は、LAN等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない)に接続するためのハードウェアである。記録媒体I/F部270は、記録媒体271とのインタフェースである。画像形成装置200は記録媒体I/F部270を介して、記録媒体271の読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体271には、フレキシブルディスク、CD、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD Memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)等がある。
モータ制御装置300は、DCモータ(以下、「DCM」という)400の駆動を制御する。DCM400は、例えばブラシレスDCモータ等であり、画像形成装置200において感光体ドラム27、給紙ローラ28、搬送ローラ対29等を回転駆動させるために設けられている。エンコーダ500は、例えばロータリエンコーダ等であり、DCM400の回転軸又は複数のギヤで構成される駆動機構に設けられるコードホイールに一定角度間隔で刻まれているスリットを、例えば光学式センサで読み取ってパルスを出力する。
モータ制御装置300は、設定される目標位置又は目標速度と、エンコーダ500の検出結果とに基づいて、PID制御によりDCM400のフィードバック制御を行う。なお、モータ制御装置300は、PID制御に代えてPI制御によりDCM400を制御しても良い。
<モータ制御装置の構成>
図3は、実施形態に係るモータ制御装置の機能構成を例示する図である。
図3に示す様に、モータ制御装置300は、モータ制御部310、モータドライバ320を有する。モータ制御部310は、モータコントローラ311、過負荷検出部312を有し、モータドライバ320は、駆動部321、拘束検出部322を有する。モータ制御装置300は、例えばCPU、ROM、RAM等を含み、モータ制御装置300の各種機能は、ROM等に記録されたプログラムがRAMに読み出されてCPUにより実行されることで実現される。
モータコントローラ311は、エンコーダ500によって検出されるDCM400の回転位置又は目標速度と、外部から入力されるDCM400の目標位置又は目標速度とに基づいて、モータドライバ320に制御電圧値を出力する。モータコントローラ311は、エンコーダ500により検出される回転位置と目標位置との偏差又は回転速度と目標速度との偏差に基づいて、例えばPID制御演算を行って制御電圧値を出力することで、DCM400のフィードバック制御を行う。
モータコントローラ311は、制御電圧値として例えばPWM信号のデューティ比を駆動部321に出力する。駆動部321は、モータコントローラ311から出力されるPWM信号のデューティ比に基づいてパルス幅変調した駆動電圧を生成し、生成した駆動電圧をDCM400に印加して駆動させる。
過負荷検出部312は、モータコントローラ311から出力される制御電圧値を取得し、DCM400が過負荷状態である場合にはこれを検出する。過負荷検出部312は、例えば取得する制御電圧値が制御閾値以上の状態が一定時間経過したときに、DCM400が過負荷状態であると判断する。過負荷検出部312は、DCM400が過負荷状態であることを検出すると、モータコントローラ311から出力される制御電圧値を制御閾値よりも低く、前記モータが回転しない制御上限値に制限する。
制御閾値は、制御電圧値に基づいてDCM400が過負荷状態であることを検出できる様に、使用されるDCM400や負荷等の条件に応じて適宜設定される。また、制御上限値は、上記した制御閾値よりも低く、電圧が印加されてDCM400のモータコイル電流がゼロにならない範囲に設定される。
過負荷検出部312が、制御電圧値を制御上限値に制限した後は、モータコントローラ311から制御上限値以上の制御電圧値が出力されないため、DCM400はモータコイル電流が流れるものの、回転駆動することができない拘束状態になる。
拘束検出部322は、DCM400のモータコイル電流及びDCM400の駆動状態に基づいて、DCM400が拘束状態にあるか否かを検出する。拘束検出部322は、DCM400が拘束されて一定時間以上経過したときに、駆動部321からDCM400に出力される駆動電圧を遮断する。DCM400は、駆動部321からの駆動電圧が遮断されることで、駆動電圧が印加されず完全に停止した状態になる。
<モータ制御>
図4は、実施形態におけるモータ駆動時の制御電圧値、モータコイル電流及びモータ回転速度を例示する図である。図4に例示する各グラフは、上段が制御電圧値、中段がモータコイル電流、下段がモータ回転速度の変化を表している。
図4に示す様に、時間T0でDCM400がモータ制御装置300に制御されて駆動を開始すると、DCM400が目標速度まで加速する様に制御電圧値が上昇し、DCM400は制御電圧値に応じた駆動電圧が印加されて駆動する。このとき、制御電圧値と共に、DCM400のモータコイル電流、モータ回転速度も上昇する。
図4に示す例では、DCM400が加速した後、時間T1において制御電圧値が制御閾値に達し、DCM400が過負荷状態に突入している。モータ制御部310の過負荷検出部312は、制御電圧値が制御閾値以上であることから、DCM400が過負荷状態で駆動していることを検出する。また、過負荷検出部312は、時間T1から過負荷状態が所定時間経過した時間T2において、モータコントローラ311から出力される制御電圧値を制御上限値に制限する。なお、時間T1から時間T2までの所定経過時間は、DCM400、DCM400が駆動させる負荷の条件等に応じて適宜設定される。
モータコントローラ311から出力される制御電圧値が制御上限値に制限されることで、DCM400のモータコイル電流は低下し、制御上限値に応じた一定の値(>0)になる。また、モータコイル電流が低下したことで、DCM400は負荷を駆動させることができずに回転が停止した状態(モータ回転速度=0)になる。すなわち、DCM400は、時間T2においてモータコイル電流は流れているものの、回転することができない拘束状態になる。
ここで、モータドライバ320の拘束検出部322は、DCM400のモータコイル電流及びモータ回転速度に基づいて、DCM400が拘束状態であることを検出する。拘束検出部322は、DCM400の拘束状態が一定時間経過した時間T3にて、駆動部321からDCM400に出力される制御電圧を遮断する。
時間T3以降では、モータコントローラ311からは引き続き制御上限値に制限された制御電圧値が出力されるが、駆動部321からDCMへの制御電圧が拘束検出部322により遮断されるため、モータコイル電流はゼロになる。また、DCM400は駆動電圧が印加されず、モータコイル電流もゼロとなり完全に停止した状態になる。
この様に、過負荷検出部312は、DCM400が過負荷状態で所定時間駆動したときに、モータコントローラ311から出力される制御電圧値を制御上限値に制限する。制御電圧値が制限されることでDCM400は拘束状態になり、拘束検出部322が拘束状態を検出して駆動部321からDCM400への制御電圧を遮断する。したがって、モータ制御装置300は、過負荷状態で駆動するDCM400を確実に停止することができる。
図5は、実施形態に係るモータ制御装置300における過負荷検出処理のフローチャートを例示する図である。
図5に示す様に、DCM400の駆動制御時において、まずステップS101では、過負荷検出部312がモータコントローラ311から出力される制御電圧値を取得する。
次にステップS102にて、過負荷検出部312が取得した制御電圧値と制御閾値とを比較する。制御電圧値が制御閾値未満である場合(ステップS102:No)には、ステップS107にて、DCM400が過負荷状態にある時間をカウントする過負荷時間カウンタをクリアして処理を終了する。
制御電圧値が制御閾値以上である場合(ステップS102:Yes)には、ステップS103にて、過負荷検出部312が過負荷時間カウンタに「1」を加算する。次にステップS104では、過負荷検出部312が、過負荷時間カウンタの値と予め設定されている所定経過時間とを比較する。
過負荷時間カウンタが所定経過時間未満である場合(ステップS104:No)には、そのまま処理を終了する。
過負荷時間カウンタが所定経過時間以上である場合(ステップS104:Yes)には、ステップS105にて、過負荷検出部312がモータコントローラ311から出力される制御電圧値に制御上限値を設定する。
次にステップS106では、過負荷検出部312が過負荷異常フラグを「ON」にする。例えばモータ制御装置300の外部装置が過負荷異常フラグを確認して、ユーザへの過負荷状態の通知や、異常履歴の記録を行うことが可能になる。
続いてステップS107にて、過負荷検出部312が過負荷時間カウンタをクリアした後に処理を終了する。
過負荷検出部312は、上記した過負荷検出処理を例えば1msec周期で実行し、DCM400の過負荷状態を検出した場合にモータコントローラ311に制御上限値を設定する。
過負荷検出部312がモータコントローラ311に制御上限値を設定した後は、DCM400が拘束状態になり、拘束検出部322がDCM400の拘束状態を検出して駆動部321からDCM400への制御電圧を遮断する。したがって、DCM400は過負荷状態のまま駆動することなく停止することとなる。
以上で説明した様に、実施形態に係るモータ制御装置300では、過負荷検出部312が、DCM400が過負荷状態であることをモータコントローラ311から出力される制御電圧値と制御閾値との比較に基づいて検出する。過負荷検出部312は、DCM400が過負荷状態であることを検出すると、モータコントローラ311から出力される制御電圧値を制御上限値に制限することで、DCM400を拘束状態にする。モータドライバ320の拘束検出部322は、DCM400の拘束状態を検出すると、駆動部321からDCM400への駆動電圧を遮断することで、DCM400を停止させる。拘束検出部322は、ハード的に駆動部321からDCM400への駆動電圧を遮断するため、モータ制御装置300の制御プログラム等が暴走して、DCM400が過負荷状態で再度駆動して故障等の不具合に至ることがない。
ここまで、上記実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に係るモータ制御装置300が有する機能は、上記に説明を行った各処理手順を、上記実施形態に係るモータ制御装置300にあったプログラミング言語でコード化したプログラムとしてコンピュータで実行することで実現することができる。よって、上記実施形態に係るモータ制御装置300を実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納することができる。
よって、上記実施形態に係るプログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体に記憶させることによって、これらの記録媒体から、モータ制御装置300にインストールすることができる。また、モータ制御装置300は、インターネット等の電気通信回線を介してプログラムをダウンロードし、インストールすることもできる。
以上、実施形態に係るモータ制御装置、画像形成装置、モータ制御方法及びプログラムについて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
200 画像形成装置
300 モータ制御装置
310 モータ制御部
311 モータコントローラ(制御手段)
312 過負荷検出部(制限手段)
320 モータドライバ
321 駆動部(駆動手段)
322 拘束検出部(拘束検出手段)
400 DCM(モータ)
500 エンコーダ(回転検出手段)
特開2006−307471号公報

Claims (9)

  1. モータをフィードバック制御して制御電圧値を出力する制御手段と、
    前記制御電圧値に基づいて駆動電圧を出力し、前記モータを駆動させる駆動手段と、
    前記制御電圧値が閾値以上の状態が一定時間経過したときに、前記制御手段から出力される前記制御電圧値を前記閾値よりも低く、前記モータが拘束状態となる制御上限値に制限する制限手段と、
    前記モータの前記拘束状態を検出すると、前記駆動手段から前記モータへの前記駆動電圧の出力を遮断する拘束検出手段と
    を有することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記モータの回転位置又は回転速度を検出する回転検出手段を有し、
    前記制御手段は、目標位置と前記回転位置との偏差又は目標速度と前記回転速度との偏差に基づいて前記モータのフィードバック制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記制御手段は、PWM信号のデューティ比を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記拘束検出手段は、前記モータのコイル電流及びモータ回転速度に基づいて、前記拘束状態を検出する請求項1から3の何れか一項に記載のモータ制御装置。
  5. 前記拘束検出手段は、前記拘束状態を一定時間以上検出すると、前記駆動手段から前記モータへの前記駆動電圧の出力を遮断する請求項1から4の何れか一項に記載のモータ制御装置。
  6. 請求項1からの何れか一項に記載のモータ制御装置を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記モータと、請求項1から5の何れか一項に記載のモータ制御装置とを有することを特徴とするモータシステム。
  8. モータをフィードバック制御して制御電圧値を出力する制御手段と、
    前記制御電圧値に基づいて駆動電圧を出力し、前記モータを駆動させる駆動手段
    を有するモータ制御装置におけるモータ制御方法であって、
    前記制御電圧値が閾値以上の状態が一定時間経過したときに、前記制御手段から出力される前記制御電圧値を前記閾値よりも低く、前記モータが拘束状態となる制御上限値に制限する制限ステップと、
    前記モータの前記拘束状態を検出すると、前記駆動手段から前記モータへの前記駆動電圧の出力を遮断する拘束検出ステップと
    を有する
    ことを特徴とするモータ制御方法。
  9. 請求項に記載のモータ制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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