JP6148876B2 - 自動車用センターコンソール - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の車室内において車体前後方向に延びる自動車用センターコンソールの改良に関する。
特許文献1には、自動車の車室内における運転席と助手席との間で車体前後方向に延びる自動車用センターコンソールの一例が開示されている。このセンターコンソールの前部にはカップホルダ等が形成され、後部には物品を収納するボックスが設けられている。ボックスには後部をヒンジで保持されて上下方向に回動可能なコンソールリッドが設けられ、このコンソールリッドの上面に、前後方向にスライド移動可能な一対のアームレストが車幅方向に並んで取り付けられている。
各アームレストにはスライド移動をロックするロック装置が設けられ、前端部にはこのロック装置を解除する解除レバーが設けられており、解除レバーを操作すると、アームレストが前後方向にスライド移動可能となる。一方、コンソールリッドには回動動作をロックするロック装置が設けられ、前端部にはこのロック装置を解除する解除レバーが設けられており、解除レバーを操作すると、コンソールリッドが上下方向に回動可能となる。
特開2009−126304号公報(段落0013,0014欄、図2〜図5)
しかしながら、特許文献1のセンターコンソールは、一対のアームレストが車体前後方向にスライド移動可能なため肘掛性能を有しているものの、アームレスト前方に例えばカップホルダを配置した場合、アームレストを前方にスライドさせた状態ではアームレストが邪魔となり、カップを取り出しにくい。そのため、カップホルダ等の設置箇所が制約され、レイアウトの自由度が低減する。また、自動車の乗員は、片方のアームレストが前方にスライドした状態でアームレストに腕を置き、その状態でアームレスト前端部を持ち上げてコンソールリッドを開くことがある。そうすると、コンソールリッドがロック解除されないままアームレストとともに引き上げられ、コンソールリッドが壊れるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、リッドの開閉操作性を損なわずに肘掛性能を有しつつレイアウトの自由度を確保することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、リッドの形状と該リッドの形状に合わせてコンソールリッドの開動作を規制するロックレバーの構造を工夫したものである。
具体的には、本発明は、上方に開口する開口部を有し物品を収納するボックスと、該ボックスにヒンジ結合されて上記開口部を開閉するリッドとを備えた自動車用センターコンソールを対象とし、次のような解決手段を講じた。
第1の発明は、上記リッドは、上記ボックスの開口部を覆うリッド本体と、該リッド本体から車体前方に延出する肘掛け用の延出部と、該延出部の裏側に上記ボックスと係脱可能に設けられ係合状態で上記リッドの開動作を規制するロックレバーとを有し、上記延出部は、車幅方向に連続する延出長さの異なる長延出部及び短延出部からなり、上記ロックレバーは、上記長延出部及び上記短延出部に対応するように上記長延出部に対応する部位が上記短延出部に対応する部位よりも車体前方に延びて上記延出部先端側に車幅方向全体に亘って一体に設けられた操作部を有していることを特徴とする
第2の発明は、第1の発明において、上記ロックレバーのリッド開動作規制解除は、上記操作部を上方に引き上げることによって行われることを特徴とする。
の発明は、第の発明において、上記ロックレバーは、該ロックレバーを上記延出部基端側に上下方向に回動可能に支持するヒンジ部と、該ヒンジ部と上記操作部との間に下方に突設され先端が車体後方に曲がって上記ボックスに係脱可能に係合するフック部とをさらに有し、リッド閉時、上記操作部は上記延出部の底面よりも下方に位置する一方、上記ヒンジ部は該延出部の底面よりも上方に位置していることを特徴とする。
の発明は、第の発明において、上記操作部の少なくとも上記短延出部に対応する部位には、リッド閉状態で乗員の指が車体後方側から引っ掛かる引っ掛かり部が設けられていることを特徴とする。
の発明は、第又は第の発明において、上記延出部は、裏面側に上記ロックレバーをその回動動作によって出入り可能に収納する収納凹部を有し、上記ロックレバーは、上記延出部に向かって立ち上がって上記ロックレバーの非回動時における上記延出部の底面との間に生じる隙間を隠す立壁を有し、上記立壁の上記短延出部に対応する部位は、該短延出部底面と前後方向で重なり合って該短延出部底面との間の車体前後方向の隙間を隠す張出部を有する一方、上記立壁の上記長延出部に対応する部位は、上記ロックレバーが上方に回動した際、上記収納凹部に収納されることを特徴とする。
第1の発明によれば、リッド前端部に延出部を備え、この延出部が長延出部と短延出部を有しているので、乗員が肘をリッド本体及び延出部基端側に載せ、前腕及び手を長延出部に載せることができる。したがって、肘掛性能に優れている。また、リッド本体からの延出量が長延出部よりも短い短延出部の前方にスイッチ類やカップホルダ等を配置することができる。したがって、レイアウトの自由度を確保することができる。さらにまた、リッドの開動作を規制するロックレバーの操作部が延出部先端側に車幅方向全体に亘って一体に設けられているので、乗員は延出部先端のどの位置からも操作部を操作してリッドを開くことができる。
の発明によれば、乗員が延出部に手を載せ、操作部に手を掛けて上方に引き上げることでリッド開動作の規制を解除し、そのまま延出部を引き上げることでリッドも上方に回動し、ボックス開口部を開くことができる。したがって、乗員が誤ってロックレバーのリッド開動作規制解除を意識せずリッドの長延出部に手を掛けてリッドを上方に引き上げても、自然にリッド開動作規制解除をすることになるのでリッドをロックする機構が破損するのを防止することができる。
の発明によれば、ロックレバーにおいてリッド閉時に操作部が延出部の底面よりも下方に位置すると共にヒンジ部が延出部の底面よりも上方に位置しているので、操作部とヒンジ部との上下方向の距離が長くなりリッド開動作規制解除を行う操作部の上方の引き上げ方向がより車体前方に傾くことでリッド開時に操作部の上がる位置を低くすることができる。したがって、ロックレバーを含めたリッドの厚みを薄くすることができる。
の発明によれば、フック部の先端が車体後方に曲がってボックスに係合しているので、係合解除する際、フック部を車体前方に動かす必要がある。そして、フック部の係合解除を操作部の短延出部に対応する部位を操作して行う場合、当該部位がフック部に比較的近いため、操作部の上方の引き上げ方向が長延出部に対応する部位と比べ車体前方に傾いており、当該部位を車体前方に動かしながら上方に引き上げなければならない。そこで、当該部位に乗員の指が引っ掛かる引っ掛かり部を設けることで、当該引っ掛かり部を車体前方に引くことで簡単にフック部の係合を解除することができ、引く力が掛けやすくなる。
の発明によれば、リッドを開く際、乗員がリッドの前端縁により近い位置で張出部に指を引っ掛けることができるので、ロックレバーを操作する力を低減することができると共に、リッドが開いた状態でこの張出部が短延出部の底面と重なり合ってロックレバーと該底面との間に生じる隙間を隠すので、リッド開状態におけるリッド裏面の見栄えが悪化するのを防止することができる。さらに、ロックレバーが上方に回動した際、立壁を含むロックレバーが延出部の収納凹部に収納されるので、ロックレバーを含めたリッド全体を厚くすることなくロックレバーのストロークを長くとることができる。
本発明の実施形態に係る自動車用センターコンソールの全体斜視図である。 自動車用センターコンソールの平面図である。 リッドの底面図である。 図2のA−A線矢視断面図である。 図2のB−B線矢視断面図である。 ロックレバーの動作を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態に係る自動車用センターコンソール(以下、コンソールという)1を右側後方から見た全体斜視図であり、図2は該コンソール1の平面図である。上記コンソール1は樹脂製であり、自動車の車室内における運転席と助手席との間に配設され、車体前後方向に延び、前方が図示しないインストルメントパネルに連結している。上記コンソール1は、主体をなすコンソール本体3を備え、その上部の中央部後寄りに物品を収納するボックス5が設けられている。上記コンソール本体3は、車幅方向両側に平行に設けられた一対の側壁3aを備え、該両側壁3a後端同士が後壁3bで繋がっている。また、該一対の側壁3aの上端縁同士が上板3cで繋がっており、該上板3cの前部右側にパーキングレバー(図示せず)が挿入配置される貫通孔7が形成され、その左側に一対のカップホルダ9が前後に並んでいる。さらに、上記上板3cの後部には矩形状の開口3d(図4参照)が形成され、該開口3dに上記ボックス5が配設されている。該ボックス5は上方に開口する開口部5a(図4参照)を有し、該開口部5aをリッド11が覆っている。
図3は上記リッド11の底面図である。図4及び図5は上記コンソール1の断面図であって、図4は図2のA−A線矢視断面図、図5は図2のB−B線矢視断面図である。
上記リッド11は、リッドアウタ13と、該リッドアウタ13の裏側に取り付けられたリッドインナ15とからなる。該リッドアウタ13は、表面側の表皮13aと裏面側のリッドアウタコア13bとを有し、両者間に樹脂密度の比較的低いウレタン材13cが介在され、クッション性が付与されている。上記リッドインナ15は、上記リッドアウタ13とほぼ同一形状の板材からなる。該リッドインナ15の中央部後寄りには、位置決め用突起15aが上方に突設されている一方、上記リッドアウタコア13bに下方には、円筒状の嵌合穴13dが下方に突設され、該嵌合穴13dに上記突起15aが嵌合し、上記リッドアウタ13とリッドインナ15とは図示しない係合爪の嵌合で一体に結合されている。該リッドインナ15の後方にはヒンジブラケット19が配設されている一方、上記後壁3b上端には車幅方向に延びる軸17が突設され、該軸17にヒンジブラケット19後部が上下方向に回動可能に軸支されている。また、該ヒンジブラケット19の前部には貫通孔(図示せず)が設けられ、上記リッドアウタコア13b後部の当該貫通孔に対応する位置にボス13eが下方に突設されている。そして、図示しない貫通孔を貫通するネジ21が当該ボス13eに螺合することにより、該ヒンジブラケット19が該リッドアウタコア13bに取り付けられている。以上の構成により、上記リッド11は、上記ヒンジブラケット19を介して上記コンソール本体3に上下方向に回動可能にヒンジ結合されている。
上記リッド11は、上記ボックス5の開口部5aを覆う略矩形状のリッド本体23を有し、該リッド本体23から車体前方に肘掛け用の延出部25が延びている。図3に示すように、上記リッド本体23裏面の前端左右両端部には、リッド11閉時の衝撃を吸収するクッションラバー27が設けられ、右側の該クッションラバー27の前側に上記リッド11の位置決めの役割をする突起29が突設されている。上記延出部25は、車幅方向に連続する延出長さの異なる長延出部25a及び短延出部25bからなり、該延出部25の裏面を形成する上記リッドインナ15前端部には、図4及び図5に示すように、上方に凹む収納凹部25cが形成され、該収納凹部25cにロックレバー31が収納されている。上記長延出部25aは上記延出部25の右半部分に形成され、該短延出部25bは左半部分に形成されており、リッド11閉時に、上記長延出部25aは上記貫通孔7の後側且つ上記カップホルダ9の右側に位置する。また、上記ロックレバー31は、これら該長延出部25a及び短延出部25bに対応するように右半部分(長延出部25aに対応する部位)が左半部分(短延出部25bに対応する部位)よりも前方に延びている。
上記ロックレバー31は、上記収納凹部25cを覆う底板部31aを有し、該底板部31aの左右両端から上記延出部25に向かって側板31bが立ち上がり、左右両側板31bの後端同士が後板31cによって連結されている。該左右両側板31bの後端部は上記延出部25側に突出している一方、上記収納凹部25cの左右側壁(図示せず)からピン33が左右方向内側に突出し、該ピン33が上記側板31bの後端突出部分に貫通している。そして、該ピン33に金属製のスプリング35が巻き付けられている。該スプリング35の後端は上記収納凹部25cの背壁25dに形成された貫通孔37の下端外周縁に係止している一方、前端は上記ロックレバー31の側板31b上端を反延出部25側に押さえ付けている。したがって、上記ロックレバー31は、上記スプリング35によって反延出部25側に常時付勢されている。これら上記ピン33及びスプリング35は、上記ロックレバー31を上記延出部25基端部に上下方向に回動可能に支持するヒンジ部を構成し、該ロックレバー31は上記ピン33周りに上下方向に回動する。
上記底板部31aの後端部左右方向中央部且つ上記ピン33の前側には、フック部31dが下方に突設されている。該フック部31dは、先端が車体後方に曲がっていて、該先端が上記ボックス5の上端縁前側部分に係合及び離脱する。一方、上記底板部31aの前端部、すなわち上記延出部25の先端側に対応する部位には、上記ロックレバー31の操作部31eが該底板部31aの車幅方向全体に亘って形成されている。該操作部31eは上記底板部31aの前端部が上方に断面半円状に湾曲して形成されていて、該操作部31eの上面には立壁31gが上方に向かって延びている。該立壁31gは、図3に示すように、上記操作部31eの左右全体に亘って形成されており、上記短延出部25bに対応する部位が上記操作部31eの前後方向中央に位置し、上記長延出部25aに近づくに従って前方に位置して側板31bに繋がっている。
図6は上記ロックレバー31の動作を示す図である。なお、図6では、スプリング35を省略するとともに、延出部25の底面25eの高さ位置を線L1で示している。
リッド11閉状態で、図4に実線で示すように、上記ピン33は上記線L1よりも上方に位置している一方、上記操作部31eは当該線L1よりも下方に位置している。そして、当該操作部31eの前半部分は、前方に向かって下方に傾斜して張り出しており、この傾斜部分がリッド11閉状態で乗員の指が車体後方側から引っ掛かる引っ掛かり部(張出部)31hを構成している。このリッド11閉状態で、上記ロックレバー31の上記ピン33前側に対応する部位がスプリング35によって下方に付勢され、それによって上記フック部31dの先端が後方に付勢されながら上記ボックス5の上端縁に係合している。該フック部31dは、上記ボックス5に係合した状態で、上記リッド11の上方への回動動作を規制している。乗員が上記延出部25の前方から手を回し込んで指をこの引っ掛かり部31hに引っ掛けて上記操作部31eを上方に(正確には前方向斜め上方に)引き上げると、図4及び図5に二点鎖線で示すように、上記立壁31gを含む上記ロックレバー31が上記ピン33を中心に上方に回動して上記収納凹部25cに収納され、上記フック部31dの上記ボックス5との係合状態が解除されて、上記リッド11の開動作規制が解除される。引き続き上記延出部25が上方に引き上げられると、上記リッド11が上方に回動し、上記ボックス5の開口部5aが開く。このリッド11開状態で、上記引っ掛かり部31hは、上記短延出部25bの底面25eと前後方向で重なり合って上記立壁31gと該底面25eとの間の車体前後方向の隙間S1を隠している。
−発明の実施形態の効果−
上記実施形態に係るコンソール1によれば、リッド11前端部に延出部25を備え、この延出部25が長延出部25aと短延出部25bを有しているので、乗員が肘をリッド本体23及び延出部25基端側に載せ、前腕及び手を長延出部25aに載せることができる。したがって、肘掛性能に優れている。また、リッド11がアームレストを兼ねると共に長延出部25aと短延出部25bが連続しているので、リッドの他に一対のアームレストを備える従来のコンソールと比較して構造が簡素且つ安価である。さらに、リッド本体23からの延出量が長延出部25aよりも短い短延出部25bの前方にカップホルダ等を配置することができる。したがって、レイアウトの自由度を確保することができる。さらにまた、リッド11の開動作を規制するロックレバー31の操作部31eが延出部25先端側に車幅方向全体に亘って一体に設けられているので、乗員は延出部25先端のどの位置からも操作部31eを操作してリッド11を開くことができる。
また、上記実施形態に係るコンソール1によれば、乗員が延出部25に手を載せ、操作部31eに手を掛けて上方に引き上げることでリッド開動作の規制を解除し、そのまま延出部25を引き上げることでリッド11も上方に回動し、ボックス5の開口部5aを開くことができる。したがって、乗員が誤ってロックレバー31のリッド開動作規制解除を意識せずリッドの長延出部25aに手を掛けてリッド11を上方に引き上げても、自然にリッド開動作規制解除をすることになるのでフック部31dが破損するのを防止することができる。
また、リッド閉時に操作部31eが線L1、すなわち延出部25の底面25eよりも下方に位置すると共にピン33が当該底面25eよりも上方に位置しているので、操作部31eとピン33との上下方向の距離が長くなりリッド開動作規制解除を行う操作部31eの上方の引き上げ方向がより車体前方に傾くことでリッド11開時に操作部31eの上がる位置を低くすることができる。したがって、ロックレバー31を含めたリッド11の厚みを薄くすることができる。
さらに、上記実施形態に係るコンソール1によれば、フック部31dの先端が車体後方に曲がってボックス5に係合しているので、係合解除する際、フック部31dを車体前方に動かす必要がある。そして、フック部31dの係合解除を操作部31eの短延出部25bに対応する部位を操作して行う場合、図6に示すように、当該部位がフック部31dに比較的近いため、操作部31eの上方の引き上げ方向が長延出部25aに対応する部位と比べ車体前方に傾いており、当該部位を車体前方に動かしながら上方に引き上げなければならない。そこで、当該部位に乗員の指が引っ掛かる引っ掛かり部31hを設けることで、当該引っ掛かり部31hを車体前方に引くことで簡単にフック部31dの係合を解除することができ、引く力が掛けやすくなる。
さらにまた、上記実施形態に係るコンソール1によれば、リッド11を開く際、乗員がリッド11の前端縁により近い位置で引っ掛かり部(張出部)31hに指を引っ掛けることができるので、ロックレバー31を操作する力を低減することができると共に、リッド11が開いた状態でこの引っ掛かり部31hが短延出部25bの底面25eと重なり合って立壁31gと該底面25eとの間に生じる隙間S2を隠すので、リッド11開状態におけるリッド11裏面の見栄えが悪化するのを防ぐことができる。さらに、ロックレバー31が上方に回動した際、立壁31gを含むロックレバー31が延出部25の収納凹部25cに収納されるので、ロックレバー31を含めたリッド11全体を厚くすることなくロックレバー31のストロークを長くとることができる。
なお、上記実施形態では、引っ掛かり部31hが操作部31eの全体に亘って設けられているが、操作部31eの少なくとも短延出部25bに対応する部位に設けられていればよい。
以上説明したように、本発明に係る自動車用センターコンソールは、リッドの開閉操作性を損なわずに肘掛性能を有しつつレイアウトの自由度を確保する用途等に適用することができる。
1 自動車用センターコンソール
5 ボックス
5a 開口部
11 リッド
23 リッド本体
25 延出部
25a 長延出部
25b 短延出部
25c 収納凹部
25e 延出部の底面
31 ロックレバー
31d フック部
31e 操作部
31g 立壁
31h 引っ掛かり部(張出部)
33 ピン(ヒンジ部)
35 スプリング(ヒンジ部)
S1 隙間(立壁と短延出部底面との間に生じる隙間)

Claims (5)

  1. 上方に開口する開口部(5a)を有し物品を収納するボックス(5)と、該ボックス(5)にヒンジ結合されて上記開口部(5a)を開閉するリッド(11)とを備えた自動車用センターコンソールであって、
    上記リッド(11)は、上記ボックス(5)の開口部(5a)を覆うリッド本体(23)と、該リッド本体(23)から車体前方に延出する肘掛け用の延出部(25)と、該延出部(25)の裏側に上記ボックス(5)と係脱可能に設けられ係合状態で上記リッド(11)の開動作を規制するロックレバー(31)とを有し、
    上記延出部(25)は、車幅方向に連続する延出長さの異なる長延出部(25a)及び短延出部(25b)からなり、
    上記ロックレバー(31)は、上記長延出部(25a)及び上記短延出部(25b)に対応するように上記長延出部(25a)に対応する部位が上記短延出部(25b)に対応する部位よりも車体前方に延びて上記延出部(25)先端側に車幅方向全体に亘って一体に設けられた操作部(31e)を有していることを特徴とする自動車用センターコンソール。
  2. 請求項1に記載の自動車用センターコンソールにおいて、
    上記ロックレバー(31)のリッド開動作規制解除は、上記操作部(31e)を上方に引き上げることによって行われることを特徴とする自動車用センターコンソール。
  3. 請求項に記載の自動車用センターコンソールにおいて、
    上記ロックレバー(31)は、該ロックレバー(31)を上記延出部(25)基端側に上下方向に回動可能に支持するヒンジ部(33,35)と、該ヒンジ部(33,35)と上記操作部(31e)との間に下方に突設され先端が車体後方に曲がって上記ボックス(5)に係脱可能に係合するフック部(31d)とをさらに有し、
    リッド閉時、上記操作部(31e)は上記延出部(25)の底面(25e)よりも下方に位置する一方、上記ヒンジ部(33,35)は該延出部(25)の底面(25e)よりも上方に位置していることを特徴とする自動車用センターコンソール。
  4. 請求項に記載の自動車用センターコンソールにおいて、
    上記操作部(31e)の少なくとも上記短延出部(25b)に対応する部位には、リッド閉状態で乗員の指が車体後方側から引っ掛かる引っ掛かり部(31h)が設けられていることを特徴とする自動車用センターコンソール。
  5. 請求項又はに記載の自動車用センターコンソールにおいて、
    上記延出部(25)は、裏面側に上記ロックレバー(31)をその回動動作によって出入り可能に収納する収納凹部(25c)を有し、
    上記ロックレバー(31)は、上記延出部(25)に向かって立ち上がって上記ロックレバー(31)の非回動時における上記延出部(25)の底面(25e)との間に生じる隙間(S1)を隠す立壁(31g)を有し、
    上記立壁(31g)の上記短延出部(25b)に対応する部位は、該短延出部底面(25e)と前後方向で重なり合って該短延出部底面(25e)との間の車体前後方向の隙間(S1)を隠す張出部(31h)を有する一方、上記立壁(31g)の上記長延出部(25a)に対応する部位は、上記ロックレバー(31)が上方に回動した際、上記収納凹部(25c)に収納されることを特徴とする自動車用センターコンソール。
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