JP6146871B2 - ズームレンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一眼レフカメラやミラーレスカメラ等のデジタルカメラ、ビデオカメラ、放送用カメラ、監視用カメラ等に用いられるズームレンズおよびこのズームレンズを備えた撮像装置に関するものである。
一眼レフカメラやミラーレスカメラ等のデジタルカメラ、ビデオカメラ、放送用カメラ、監視用カメラ等に用いられるズームレンズに関して、高倍率化に適したズームタイプとして、正負正正の4群タイプが広く知られている。近年、オートフォーカスを高速化するためにいずれかのレンズ群を分割し、少ないレンズ枚数でフォーカシングするレンズタイプが現れてきた。
特に、負の第2レンズ群の像側に負の第3レンズ群を配置し、第3レンズ群でフォーカシングを行うタイプは、特に望遠側において他のズームタイプに較べてフォーカシングのための移動量が少なくてすむ。
また、広角端から望遠側への変倍の際に、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が広がるように移動させることにより、望遠側でのフォーカス移動距離が確保でき、至近距離を短くするのに有利である。
このような正負負正正の5群タイプのズームレンズとしては、特許文献1の実施例1や、特許文献2の実施例1等が知られている。
特開2013−195748号公報 特開2014−44249号公報
ところで、近年のデジタルカメラ等の小型化や高画質化に伴い、ズームレンズも高倍率でありながら全長が短いものが求められてきているといった傾向がある。しかしながら、特許文献1の実施例1のズームレンズは全長が長く、また特許文献2の実施例1のズームレンズはズーム倍率が不十分であるため、このような要望を満たせていない。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、高倍率でありながら全長が短いズームレンズおよびこのズームレンズを備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明のズームレンズは、物体側から順に連続して、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、負の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群、正の屈折力を有する第5レンズ群を有し、変倍の際に、第1レンズ群、第2レンズ群、第3レンズ群、第4レンズ群、第5レンズ群は、互いに間隔を変化させるように移動し、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔は広角端に比べ望遠端で増大し、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔は広角端に比べ望遠端で増大し、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔は広角端に比べ望遠端で縮小し、第4レンズ群と第5レンズ群の間隔は広角端に比べ望遠端で縮小し、第1レンズ群、第2レンズ群、第4レンズ群、第5レンズ群は、望遠端にて広角端よりも物体側に位置し、第1レンズ群は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズ、正レンズ、正レンズから実質的になり、第2レンズ群は、物体側から順に、像側に物体側よりも曲率半径の絶対値の小さい面を向けた負レンズ、両凹レンズ、両凸レンズから実質的になり、第3レンズ群は、物体側に像側よりも曲率半径の絶対値の小さい面を向けた負レンズのみから実質的になり、フォーカスの際に移動し、第5レンズ群は、物体側から順に、両凸レンズのみから実質的になり正の屈折力を有する第5Aレンズ群、物体側から順に両凹レンズと両凸レンズから実質的になり負の屈折力を有する第5Bレンズ群から実質的になり、下記条件式(1)を満足することを特徴とする。
−4<f5/f5B<−0.7 …(1)
ただし、f5:第5レンズ群の焦点距離、f5B:第5Bレンズ群の焦点距離とする。
なお、下記条件式(1−1)を満足すればより好ましい。
−4<f5/f5B<−1 …(1−1)
本発明のズームレンズにおいて、第4レンズ群は、物体側から順に、正の屈折力を有する第4Aレンズ群、負の屈折力を有する第4Bレンズ群から実質的になり、第4Bレンズ群のみを光軸に垂直な方向に移動して防振を行うものとすることが好ましい。
また、下記条件式(2)を満足することが好ましく、下記条件式(2−1)を満足すればより好ましい。
0.22<fW/f1<0.27 …(2)
0.23<fW/f1<0.26 …(2−1)
ただし、fW:広角端での全系の焦点距離、f1:第1レンズ群の焦点距離とする。
また、第4Bレンズ群は、正レンズと負レンズから実質的になることが好ましい。
また、下記条件式(3)を満足することが好ましく、下記条件式(3−1)を満足すればより好ましい。
11.5<νd4Bn−νd4Bp<20 …(3)
12<νd4Bn−νd4Bp<18 …(3−1)
ただし、νd4Bn:第4Bレンズ群を構成する負レンズのd線基準のアッベ数、νd4Bp:第4Bレンズ群を構成する正レンズのd線基準のアッベ数とする。
また、下記条件式(4)を満足することが好ましく、下記条件式(4−1)を満足すればより好ましい。
0.15<Nd4Bp−Nd4Bn<0.5 …(4)
0.15<Nd4Bp−Nd4Bn<0.4 …(4−1)
ただし、Nd4Bp:第4Bレンズ群を構成する正レンズのd線の屈折率、Nd4Bn:第4Bレンズ群を構成する負レンズのd線の屈折率とする。
また、第4Bレンズ群は、物体側から順に正レンズと負レンズから実質的になり、第4Bレンズ群の正レンズと負レンズはお互いに接合されており、この接合における接合面は、像側に凸面を向けており、第4Bレンズ群を構成するレンズ面で最も曲率半径の絶対値が小さいことが好ましい。
また、第5Bレンズ群の両凹レンズと両凸レンズはお互いに接合されていることが好ましい。
また、下記条件式(5)を満足することが好ましく、下記条件式(5−1)を満足すればより好ましい。
−8<f1/f23T<−5.5 …(5)
−6.4<f1/f23T<−5.5 …(5−1)
ただし、f1:第1レンズ群の焦点距離、f23T:望遠端における第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離とする。
また、第4Aレンズ群は、物体側から順に、正レンズ、正レンズと負レンズの接合から実質的になることが好ましい。
また、第3レンズ群は、近距離へのフォーカスの際に物体側に移動することが好ましい。
また、第3レンズ群の負レンズは、両面が非球面であることが好ましい。
また、最も像側に、正の屈折力を有する第6レンズ群を有することが好ましい。
本発明の撮像装置は、上記記載の本発明のズームレンズを備えたものである。
なお、上記「〜から実質的になる」とは、構成要素として挙げたもの以外に、実質的にパワーを有さないレンズ、絞りやマスクやカバーガラスやフィルタ等のレンズ以外の光学要素、レンズフランジ、レンズバレル、撮像素子、手ぶれ補正機構等の機構部分、等を含んでもよいことを意図するものである。
また、上記のレンズの面形状や屈折力の符号は、非球面が含まれている場合は近軸領域で考えるものとする。
本発明のズームレンズは、物体側から順に連続して、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、負の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群、正の屈折力を有する第5レンズ群を有し、変倍の際に、第1レンズ群、第2レンズ群、第3レンズ群、第4レンズ群、第5レンズ群は、互いに間隔を変化させるように移動し、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔は広角端に比べ望遠端で増大し、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔は広角端に比べ望遠端で増大し、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔は広角端に比べ望遠端で縮小し、第4レンズ群と第5レンズ群の間隔は広角端に比べ望遠端で縮小し、第1レンズ群、第2レンズ群、第4レンズ群、第5レンズ群は、望遠端にて広角端よりも物体側に位置し、第1レンズ群は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズ、正レンズ、正レンズから実質的になり、第2レンズ群は、物体側から順に、像側に物体側よりも曲率半径の絶対値の小さい面を向けた負レンズ、両凹レンズ、両凸レンズから実質的になり、第3レンズ群は、物体側に像側よりも曲率半径の絶対値の小さい面を向けた負レンズのみから実質的になり、フォーカスの際に移動し、第5レンズ群は、物体側から順に、両凸レンズのみから実質的になり正の屈折力を有する第5Aレンズ群、物体側から順に両凹レンズと両凸レンズから実質的になり負の屈折力を有する第5Bレンズ群から実質的になり、下記条件式(1)を満足するものとしたので、高倍率でありながら全長が短いズームレンズとすることが可能となる。
−4<f5/f5B<−0.7 …(1)
また、本発明の撮像装置は、本発明のズームレンズを備えているため、全長が短く小型でありながら、高倍率の画像を取得することができる。
本発明の一実施形態にかかるズームレンズ(実施例1と共通)のレンズ構成を示す断面図 本発明の一実施形態にかかるズームレンズ(実施例1と共通)の光路図 本発明の実施例2のズームレンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例3のズームレンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例4のズームレンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例5のズームレンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例1のズームレンズの各収差図 本発明の実施例2のズームレンズの各収差図 本発明の実施例3のズームレンズの各収差図 本発明の実施例4のズームレンズの各収差図 本発明の実施例5のズームレンズの各収差図 本発明の実施形態にかかる撮像装置の概略構成図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態にかかるズームレンズのレンズ構成を示す断面図、図2は上記ズームレンズの光路図である。図1および図2に示す構成例は、後述の実施例1のズームレンズの構成と共通である。図1および図2においては、左側が物体側、右側が像側であり、図示されている絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。また、図1では各レンズ群の移動軌跡を合わせて示しており、図2では軸上光束waと最大画角の光束wbを合わせて示している。
図1に示すように、このズームレンズは、物体側から順に連続して、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、負の屈折力を有する第3レンズ群G3、正の屈折力を有する第4レンズ群G4、正の屈折力を有する第5レンズ群G5を有する。
このズームレンズを撮像装置に適用する際には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、光学系と像面Simの間にカバーガラス、プリズム、赤外線カットフィルタやローパスフィルタなどの各種フィルタを配置することが好ましいため、図1および図2では、これらを想定した平行平面板状の光学部材PPをレンズ系と像面Simとの間に配置した例を示している。
このズームレンズは、変倍の際に、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5は、互いに間隔を変化させるように移動し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔は広角端に比べ望遠端で増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔は広角端に比べ望遠端で増大し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔は広角端に比べ望遠端で縮小し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間隔は広角端に比べ望遠端で縮小し、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5は、望遠端にて広角端よりも物体側に位置するように構成されている。
また、第1レンズ群G1は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL11、正レンズL12、正レンズL13からなる。第1レンズ群G1において正レンズを2枚とすることで、望遠端の球面収差を抑制しつつ、正レンズ全体での屈折力を上げ、負レンズとの組合せで軸上色収差を好適に補正することができる。なお、正レンズの枚数を4枚以上とすると、光軸方向の厚さ、有効径が増大してしまうため好ましくない。また、最も物体側のレンズL11を像側に凹面を向けた負メニスカスとすることで、広角側で周辺部の倍率色収差が補正過剰になるのを防止することができる。
また、第2レンズ群G2は、物体側から順に、像側に物体側よりも曲率半径の絶対値の小さい面を向けた負レンズL21、両凹レンズL22、両凸レンズL23からなる。この第2レンズ群G2は、変倍の主な作用を有する。第2レンズ群G2において負レンズを2枚とすることで、負レンズで発生する諸収差、特に球面収差、歪曲収差の発生を抑える効果がある。また、最も像側に正レンズを配置することで、特に望遠側で発生しやすい補正過剰な球面収差や、軸上色収差を補正するのに効果がある。
また、第3レンズ群G3は、物体側に像側よりも曲率半径の絶対値の小さい面を向けた負レンズL31のみからなり、フォーカスの際に移動するように構成されている。第3レンズ群G3のレンズ枚数を1枚とすることで、フォーカシングレンズ群である第3レンズ群G3を軽量に構成することができるため、フォーカシングの高速化につながる。AF(オートフォーカス)の方式によらず高速化の効果が期待できるが、コントラストAFでウォブリングを行う場合はより軽量化が必要になるため、高い効果が期待できる。
また、第5レンズ群G5は、物体側から順に、両凸レンズL51のみからなり正の屈折力を有する第5Aレンズ群G5A、物体側から順に両凹レンズL52と両凸レンズL53からなり負の屈折力を有する第5Bレンズ群G5Bからなる。このような構成とすることで、全長を短縮しつつ、非点収差、歪曲収差の発生を抑えやすくなる。
また、下記条件式(1)を満足するように構成されている。この条件式(1)の下限以下とならないようにすることで、望遠側での歪曲収差の発生を抑制することができる。また、条件式(1)の上限以上とならないようにすることで、望遠側での全長を短縮するのに効果がある。なお、下記条件式(1−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
−4<f5/f5B<−0.7 …(1)
−4<f5/f5B<−1 …(1−1)
ただし、f5:第5レンズ群の焦点距離、f5B:第5Bレンズ群の焦点距離とする。
本実施形態のズームレンズにおいて、第4レンズ群G4は、物体側から順に、正の屈折力を有する第4Aレンズ群G4A、負の屈折力を有する第4Bレンズ群G4Bからなり、第4Bレンズ群G4Bのみを光軸に垂直な方向に移動して防振を行うものとすることが好ましい。このような構成とすることで、全長を短縮しつつ、防振感度を有効に高めやすくすることができる。
また、下記条件式(2)を満足することが好ましい。この条件式(2)の下限以下とならないようにすることで、望遠側での全長を短縮するのに効果がある。また、条件式(2)の上限以上とならないようにすることで、変倍比を大きく取りやすくすることができる。なお、下記条件式(2−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
0.22<fW/f1<0.27 …(2)
0.23<fW/f1<0.26 …(2−1)
ただし、fW:広角端での全系の焦点距離、f1:第1レンズ群の焦点距離とする。
また、第4Bレンズ群G4Bは、正レンズL44と負レンズL45から実質的になることが好ましい。このような構成とすることで、防振時の非点収差の変動を抑制することができる。
また、下記条件式(3)を満足することが好ましい。この条件式(3)の下限以下とならないようにすることで、防振時の色収差の変動を抑制することができる。また、条件式(3)の上限以上とならないようにすることで、軸上色収差が補正不足となるのを抑制することができる。なお、下記条件式(3−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
11.5<νd4Bn−νd4Bp<20 …(3)
12<νd4Bn−νd4Bp<18 …(3−1)
ただし、νd4Bn:第4Bレンズ群を構成する負レンズのd線基準のアッベ数、νd4Bp:第4Bレンズ群を構成する正レンズのd線基準のアッベ数とする。
また、下記条件式(4)を満足することが好ましい。この条件式(4)の下限以下とならないようにすることで、防振時の非点収差の変動を抑制することができる。また、条件式(4)の上限以上とならないようにすることで、軸上色収差の発生を抑制することができる。なお、下記条件式(4−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
0.15<Nd4Bp−Nd4Bn<0.5 …(4)
0.15<Nd4Bp−Nd4Bn<0.4 …(4−1)
ただし、Nd4Bp:第4Bレンズ群を構成する正レンズのd線の屈折率、Nd4Bn:第4Bレンズ群を構成する負レンズのd線の屈折率とする。
また、第4Bレンズ群G4Bは、物体側から順に正レンズL44と負レンズL45から実質的になり、これら正レンズL44と負レンズL45はお互いに接合されており、この接合における接合面は、像側に凸面を向けており、第4Bレンズ群G4Bを構成するレンズ面で最も曲率半径の絶対値が小さいことが好ましい。
正レンズL44と負レンズL45を接合することで、分離した場合に較べ、高次収差の発生を抑制し、また、レンズ同士の偏心感度を抑えるのに有利となる。また、像側に凸面を向けた接合面とすることで、周辺画角の主光線が接合面に入射する角度が小さく、非点収差の発生を抑制し、防振時の非点収差の変動が抑制される。その結果、防振補正量を大きく取ることができる。また、接合面の曲率半径の絶対値を第4Bレンズ群G4Bを構成するレンズ面で最も小さくすることで、接合による効果を顕著とすることができる。
また、第5Bレンズ群の両凹レンズL52と両凸レンズL53はお互いに接合されていることが好ましい。このような構成とすることで、両凹レンズL52の負の屈折力を高めつつ、分離した場合に発生する高次収差の抑制、レンズ同士の偏心感度を抑えるのに有利となる。
また、下記条件式(5)を満足することが好ましい。この条件式(5)の下限以下とならないようにすることで、広角端での歪曲収差を抑制することができる。また、条件式(5)の上限以上とならないようにすることで、高倍率にしやすくすることができる。なお、下記条件式(5−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
−8<f1/f23T<−5.5 …(5)
−6.4<f1/f23T<−5.5 …(5−1)
ただし、f1:第1レンズ群の焦点距離、f23T:望遠端における第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離とする。
また、第4Aレンズ群G4Aは、物体側から順に、正レンズL41、正レンズL42と負レンズL43の接合からなることが好ましい。このような構成とすることで、主点が第3レンズ群G3側に寄り、全長の短縮、高倍率化に有利となる。
また、第3レンズ群G3は、近距離へのフォーカスの際に物体側に移動することが好ましい。このような構成とすることで第2レンズ群G2の負のパワーを強くできるため、全長を短縮するのに効果があるとともに、第1レンズ群G1の径を小さくすることができる。
また、第3レンズ群G3の負レンズL31は、両面が非球面であることが好ましい。このような構成とすることで、フォーカス時の球面収差、非点収差の変動を抑えることができる。
また、最も像側に、正の屈折力を有する第6レンズ群G6を有することが好ましい。このような構成とすることで、広角端での像面への入射角、望遠端での歪曲収差、倍率色収差を抑制しやすくすることができる。
本ズームレンズにおいて、最も物体側に配置される材料としては、具体的にはガラスを用いることが好ましく、あるいは透明なセラミックスを用いてもよい。
また、本ズームレンズが厳しい環境において使用される場合には、保護用の多層膜コートが施されることが好ましい。さらに、保護用コート以外にも、使用時のゴースト光低減等のための反射防止コートを施すようにしてもよい。
また、図1および図2に示す例では、レンズ系と像面Simとの間に光学部材PPを配置した例を示したが、ローパスフィルタや特定の波長域をカットするような各種フィルタ等をレンズ系と像面Simとの間に配置する代わりに、各レンズの間にこれらの各種フィルタを配置してもよく、あるいは、いずれかのレンズのレンズ面に、各種フィルタと同様の作用を有するコートを施してもよい。
次に、本発明のズームレンズの数値実施例について説明する。
まず、実施例1のズームレンズについて説明する。実施例1のズームレンズのレンズ構成を示す断面図を図1に示す。なお、図1および後述の実施例2〜5に対応した図3〜6においては、左側が物体側、右側が像側であり、図示されている絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。
実施例1のズームレンズは、物体側から順に、第1レンズ群G1〜第6レンズ群G6が配列されてなる6群構成のズームレンズである。実施例1のズームレンズの基本レンズデータを表1に、諸元に関するデータを表2に、移動面の間隔に関するデータを表3に、非球面係数に関するデータを表4に示す。以下では、表中の記号の意味について、実施例1のものを例にとり説明するが、実施例2〜5についても基本的に同様である。
表1のレンズデータにおいて、面番号の欄には最も物体側の構成要素の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加する面番号を示し、曲率半径の欄には各面の曲率半径を示し、面間隔の欄には各面とその次の面との光軸Z上の間隔を示す。また、ndの欄には各光学要素のd線(波長587.6nm)に対する屈折率を示し、νdの欄には各光学要素のd線(波長587.6nm)に対するアッベ数を示す。
ここで、曲率半径の符号は、面形状が物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。基本レンズデータには、絞りSt、光学部材PPも含めて示している。絞りStに相当する面の面番号の欄には面番号とともに(絞り)という語句を記載している。また、表1のレンズデータにおいて、変倍の際に間隔が変化する面間隔の欄にはそれぞれDD[面番号]と記載している。このDD[面番号]に対応する数値は表3に示している。
表2の諸元に関するデータに、ズーム倍率、焦点距離f´、バックフォーカスBf´、F値FNo.、全画角2ωの値を示す。
基本レンズデータ、諸元に関するデータ、および移動面の間隔に関するデータにおいて、角度の単位としては度を用い、長さの単位としてはmmを用いているが、光学系は比例拡大又は比例縮小しても使用可能なため他の適当な単位を用いることもできる。
表1のレンズデータでは、非球面の面番号に*印を付しており、非球面の曲率半径として近軸の曲率半径の数値を示している。表4の非球面係数に関するデータには、非球面の面番号と、これら非球面に関する非球面係数を示す。非球面係数は、下記式で表される非球面式における各係数KA、Am(m=3…20)の値である。
Zd=C・h/{1+(1−KA・C・h1/2}+ΣAm・h
ただし、
Zd:非球面深さ(高さhの非球面上の点から、非球面頂点が接する光軸に垂直な平面に
下ろした垂線の長さ)
h:高さ(光軸からの距離)
C:近軸曲率半径の逆数
KA、Am:非球面係数(m=3…20)
実施例1のズームレンズの各収差図を図7に示す。なお、図7中の上段左側から順に広角端での球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示し、図7中の中段左側から順に中間位置での球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示し、図7中の下段左側から順に望遠端での球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。球面収差、非点収差、歪曲収差を表す各収差図には、d線(波長587.6nm)を基準波長とした収差を示す。球面収差図にはd線(波長587.6nm)、C線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm)、g線(波長435.8nm)についての収差をそれぞれ実線、長破線、短破線、点線で示す。非点収差図にはサジタル方向、タンジェンシャル方向の収差をそれぞれ実線と短破線で示す。倍率色収差図にはC線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm) 、g線(波長435.8nm)についての収差をそれぞれ長破線、短破線、点線で示す。なお、球面収差図のFNo.はF値、その他の収差図のωは半画角を意味する。
次に、実施例2のズームレンズについて説明する。実施例2のズームレンズは、物体側から順に、第1レンズ群G1〜第6レンズ群G6が配列されてなる6群構成のズームレンズである。実施例2のズームレンズのレンズ構成を示す断面図を図3に示す。また、実施例2のズームレンズの基本レンズデータを表5に、諸元に関するデータを表6に、移動面の間隔に関するデータを表7に、非球面係数に関するデータを表8に、各収差図を図8に示す。
次に、実施例3のズームレンズについて説明する。実施例3のズームレンズは、物体側から順に、第1レンズ群G1〜第6レンズ群G6が配列されてなる6群構成のズームレンズである。実施例3のズームレンズのレンズ構成を示す断面図を図4に示す。また、実施例3のズームレンズの基本レンズデータを表9に、諸元に関するデータを表10に、移動面の間隔に関するデータを表11に、非球面係数に関するデータを表12に、各収差図を図9に示す。
次に、実施例4のズームレンズについて説明する。実施例4のズームレンズは、物体側から順に、第1レンズ群G1〜第6レンズ群G6が配列されてなる6群構成のズームレンズである。実施例4のズームレンズのレンズ構成を示す断面図を図5に示す。また、実施例4のズームレンズの基本レンズデータを表13に、諸元に関するデータを表14に、移動面の間隔に関するデータを表15に、非球面係数に関するデータを表16に、各収差図を図10に示す。
次に、実施例5のズームレンズについて説明する。実施例5のズームレンズは、物体側から順に、第1レンズ群G1〜第5レンズ群G5が配列されてなる5群構成のズームレンズである。実施例5のズームレンズのレンズ構成を示す断面図を図6に示す。また、実施例5のズームレンズの基本レンズデータを表17に、諸元に関するデータを表18に、移動面の間隔に関するデータを表19に、非球面係数に関するデータを表20に、各収差図を図11に示す。
実施例1〜5のズームレンズの条件式(1)〜(5)に対応する値を表21に示す。なお、全実施例ともd線を基準波長としており、下記の表21に示す値はこの基準波長におけるものである。
以上のデータから、実施例1〜5のズームレンズは全て、条件式(1)〜(5)を満たしており、7倍程度の高倍率でありながら全長が短いズームレンズであることが分かる。
次に、本発明の実施形態にかかる撮像装置について説明する。図12に、本発明の実施形態の撮像装置の一例として、本発明の実施形態のズームレンズを用いたミラーレス一眼カメラの一構成例を示す外観図を示している。
特に図12(A)は、このカメラを前側から見た外観を示し、図12(B)は、このカメラを背面側から見た外観を示している。このカメラは、カメラ本体10を備え、そのカメラ本体10の上面側には、レリーズボタン32と電源ボタン33とが設けられている。カメラ本体10の背面側には、表示部36と操作部34,35とが設けられている。表示部36は、撮像された画像を表示するためのものである。
カメラ本体10の前面側中央部には、撮影対象からの光が入射する撮影開口が設けられ、その撮影開口に対応する位置にマウント37が設けられ、マウント37により交換レンズ20がカメラ本体10に装着されるようになっている。交換レンズ20は、鏡筒内にレンズ部材を収納したものである。カメラ本体10内には、交換レンズ20によって形成された被写体像に応じた撮像信号を出力するCCD等の撮像素子、その撮像素子から出力された撮像信号を処理して画像を生成する信号処理回路、およびその生成された画像を記録するための記録媒体等が設けられている。このカメラでは、レリーズボタン32を押圧操作することにより、1フレーム分の静止画の撮影が行われ、この撮影で得られる画像データがカメラ本体10内の記録媒体(図示せず)に記録される。
このようなミラーレス一眼カメラにおける交換レンズ20として、本実施形態によるズームレンズを用いることで、カメラ全体の全長を短くして小型化できるとともに、高倍率の映像を得ることができる。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数等の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
10 カメラ本体
20 交換レンズ
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
L11〜L61 レンズ
PP 光学部材
Sim 像面
St 開口絞り
Z 光軸

Claims (19)

  1. 物体側から順に連続して、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、負の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群、正の屈折力を有する第5レンズ群を有し、
    変倍の際に、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群、前記第4レンズ群、前記第5レンズ群は、互いに間隔を変化させるように移動し、
    前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔は広角端に比べ望遠端で増大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔は広角端に比べ望遠端で増大し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間隔は広角端に比べ望遠端で縮小し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群の間隔は広角端に比べ望遠端で縮小し、
    前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第4レンズ群、前記第5レンズ群は、望遠端にて広角端よりも物体側に位置し、
    前記第1レンズ群は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズ、正レンズ、正レンズから実質的になり、
    前記第2レンズ群は、物体側から順に、像側に物体側よりも曲率半径の絶対値の小さい面を向けた負レンズ、両凹レンズ、両凸レンズから実質的になり、
    前記第3レンズ群は、物体側に像側よりも曲率半径の絶対値の小さい面を向けた負レンズのみから実質的になり、フォーカスの際に移動し、
    前記第5レンズ群は、物体側から順に、両凸レンズのみから実質的になり正の屈折力を有する第5Aレンズ群、物体側から順に両凹レンズと両凸レンズから実質的になり負の屈折力を有する第5Bレンズ群から実質的になり、
    下記条件式(1)を満足する
    ことを特徴とするズームレンズ。
    −4<f5/f5B<−0.7 …(1)
    ただし、
    f5:前記第5レンズ群の焦点距離
    f5B:前記第5Bレンズ群の焦点距離
  2. 前記第4レンズ群は、物体側から順に、正の屈折力を有する第4Aレンズ群、負の屈折力を有する第4Bレンズ群から実質的になり、
    該第4Bレンズ群のみを光軸に垂直な方向に移動して防振を行う
    請求項1記載のズームレンズ。
  3. 下記条件式(2)を満足する
    請求項1または2記載のズームレンズ。
    0.22<fW/f1<0.27 …(2)
    ただし、
    fW:広角端での全系の焦点距離
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
  4. 前記第4Bレンズ群は、正レンズと負レンズから実質的になる
    請求項2記載のズームレンズ。
  5. 下記条件式(3)を満足する
    請求項4記載のズームレンズ。
    11.5<νd4Bn−νd4Bp<20 …(3)
    ただし、
    νd4Bn:前記第4Bレンズ群を構成する前記負レンズのd線基準のアッベ数
    νd4Bp:前記第4Bレンズ群を構成する前記正レンズのd線基準のアッベ数
  6. 下記条件式(4)を満足する
    請求項4または5記載のズームレンズ。
    0.15<Nd4Bp−Nd4Bn<0.5 …(4)
    ただし、
    Nd4Bp:前記第4Bレンズ群を構成する前記正レンズのd線の屈折率
    Nd4Bn:前記第4Bレンズ群を構成する前記負レンズのd線の屈折率
  7. 前記第4Bレンズ群は、物体側から順に正レンズと負レンズから実質的になり、
    前記第4Bレンズ群の前記正レンズと前記負レンズはお互いに接合されており、
    該接合における接合面は、像側に凸面を向けており、前記第4Bレンズ群を構成するレンズ面で最も曲率半径の絶対値が小さい
    請求項2、4から6のいずれか1項記載のズームレンズ。
  8. 前記第5Bレンズ群の前記両凹レンズと前記両凸レンズはお互いに接合されている
    請求項1から7のいずれか1項記載のズームレンズ。
  9. 下記条件式(5)を満足する
    請求項1から8のいずれか1項記載のズームレンズ。
    −8<f1/f23T<−5.5 …(5)
    ただし、
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
    f23T:望遠端における前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の合成焦点距離
  10. 前記第4Aレンズ群は、物体側から順に、正レンズ、正レンズと負レンズの接合から実質的になる
    請求項2、4から7のいずれか1項記載のズームレンズ。
  11. 前記第3レンズ群は、近距離へのフォーカスの際に物体側に移動する
    請求項1から10のいずれか1項記載のズームレンズ。
  12. 前記第3レンズ群の負レンズは、両面が非球面である
    請求項1から11のいずれか1項記載のズームレンズ。
  13. 最も像側に、正の屈折力を有する第6レンズ群を有する
    請求項1から12のいずれか1項記載のズームレンズ。
  14. 下記条件式(1−1)を満足する
    請求項1から13のいずれか1項記載のズームレンズ。
    −4<f5/f5B<−1 …(1−1)
  15. 下記条件式(2−1)を満足する
    請求項1から14のいずれか1項記載のズームレンズ。
    0.23<fW/f1<0.26 …(2−1)
    ただし、
    fW:広角端での全系の焦点距離
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
  16. 下記条件式(3−1)を満足する
    請求項5記載のズームレンズ。
    12<νd4Bn−νd4Bp<18 …(3−1)
    ただし、
    νd4Bn:前記第4Bレンズ群を構成する前記負レンズのd線基準のアッベ数
    νd4Bp:前記第4Bレンズ群を構成する前記正レンズのd線基準のアッベ数
  17. 下記条件式(4−1)を満足する
    請求項6記載のズームレンズ。
    0.15<Nd4Bp−Nd4Bn<0.4 …(4−1)
    ただし、
    Nd4Bp:前記第4Bレンズ群を構成する前記正レンズのd線の屈折率
    Nd4Bn:前記第4Bレンズ群を構成する前記負レンズのd線の屈折率
  18. 下記条件式(5−1)を満足する
    請求項1から17のいずれか1項記載のズームレンズ。
    −6.4<f1/f23T<−5.5 …(5−1)
    ただし、
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
    f23T:望遠端における前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の合成焦点距離
  19. 請求項1から18のいずれか1項記載のズームレンズを備えた撮像装置。
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