JP6137767B2 - 半完成品の表面形成用レーザ加工装置及び方法 - Google Patents

半完成品の表面形成用レーザ加工装置及び方法 Download PDF

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Description

本出願は、2009年10月22日に出願された独国特許出願第102009044316.9−34の優先権を主張する。
本発明は、半完成品の表面を形成する、レーザ加工装置及び方法に関する。具体的には、1以上の刃先(cutting edge)、チップ面領域、及び自由面領域が半完成品上に形成される。形成される面領域は、例えば、チップ又は自由面である。この面製造と同時に、エッジ、特にカッティングエッジを形成することが可能である。このようにして、半完成品からカッティングツールを作ることが可能である。半完成品は、相互に接続された数層の材料層、又はいくつかの要素から構成されていてもよい。
半完成品の加工には、例えば、機械研削などのいくつかの切除方法が知られている。非常に硬い材料、例えば多結晶ダイアモンド(PCD)やCVD(化学気相成長)ダイアモンドなどを機械研削することは、技術的にも経済的にも限界がある。短パルスレーザを利用するレーザ切断(アブレーション:ablation)は、このような材料から例えば工具を経済的に加工できる、より大きな可能性を持っている。
しかし、高品質の刃先の製造には課題がある。現在の技術においては、レーザスキャナを利用し、スキャナに対して固定された半完成品の輪郭に沿って動くレーザシステムが知られている。これは、レーザスキャナを高速動作させて、個々のレーザビームパルスを半完成品に沿って高速移動させることができるが、このプロセスで達成される精度は、今日の要求レベルには対応できない。また、このようにして製造された面やエッジは直線ではなく、むしろ不均一なぎざぎざの形状となる。
更に、装置の軸を介して、半完成品に対してレーザが相対的に動く、レーザ加工装置が知られている。これにより、半完成品上で得られる面やエッジの精度及び品質を向上できる。ただし、実現できるアブレーション速度は遅い。その理由は、装置の軸の運動及び速度に限界があるからである。装置軸の運動の向上には、大きな努力と費用が必要であり、それによりレーザ加工設備が高価なものになってしまう。
半完成品のレーザ加工の方法と装置としては、例えば、独国実用新案第29908585(U1)号明細書によるものが知られている。その構造は、駆動ユニットを介してレーザビームインパルスを発生するためのレーザを含み、レーザ及び/又はワーク支持構造は、レーザの光軸を横断する方向に移動する。個々の材料層をアブレーションするために、工程中にレーザビームは、対象領域の全幅にわたり、隣接又は部分的に重複するライン上を数回移動させられる。材料は、レーザビームインパルスの接触点において点状にアブレーションされる。材料を連続的にアブレーションするために、接触点は5〜25%ほど重複する。非常に高周波のパルスレーザに関しては、対応する大きな前進速度が必要である。既に述べたように、この方法ではアブレーション速度は小さく、従って加工時間は長くなる。
国際公開第2006/03807(A2)号パンフレットでは、レーザ加工装置の2つの異なる実施形態が開示されている。第1の実施形態においては、レーザスキャナを用いて、レーザビームインパルスのいくつかの隣接する衝撃(衝突)点により、インパルス領域が形成される。インパルス領域のレーザビームインパルスの衝突位置で、材料のアブレーションが発生する。第2の実施形態においては、実質的なアブレーションは起きないが、半完成品が切断分離される。先ず、半完成品が貫通される。貫通後、前進運動が開始されて、中断することなく半完成品が切断される。これは前に述べたレーザ加工の変形例に相当する。
独国特許出願公開第102007012815(A1)号明細書は、レーザビームインパルスの衝突位置をスキャナによってパターン状に選択する方法を開示している。その上、衝突点のパターンと半完成品との間に1次元又は2次元の相対運動を行なうこともできる。この重畳される相対運動は、レーザインパルスのスキャナ経路に沿う移動よりも高速であるとされている。そのような重畳する高速運動の生成方法については、開示されていない。当技術分野において周知の機械軸ではこれを行うことができない。
本発明の目的は、高精度な面領域とエッジパターンとを経済的に構成可能とする方法及びレーザ加工装置を提供することである。
本発明は、半完成品(27)のレーザ加工の方法及び装置に関する。半完成品(27)は、カッティングエッジ(60)と自由面(62)とを有するカッティングツールを形成するためのものである。レーザビームインパルス(24)を発生させるレーザが提供され、レーザビームインパルスがリダイレクト装置(23)によって、半完成品(27)の表面上に向けられる。レーザビームインパルス(24)のレーザビーム方向(R)と半完成品(27)上の形成予定の面(62)との間に傾斜角を成す状態で、レーザビームインパルス(24)は、半完成品(27)の面上の衝突位置(26)に到達する。リダイレクト装置(23)が制御されて、レーザビームインパルス(24)が隣接する衝突位置を照射し、パルスゾーン(55)を形成する。位置決め装置により、パルスゾーン(55)と半完成品との間に所定速度の相対運動が行われ、複数の衝突位置により形成されるパルスゾーン(55)が半完成品(27)の面(26)に沿って移動し、1回の連続パスの度に厚さ(dS)のアブレーション層が除去される。
本発明によれば、所定の周波数でレーザビームインパルスを発生する、パルスレーザが利用される。偏向装置を介して、レーザビームインパルスは、所定の順番でワーク面上の多数の衝突位置に向けられる。これらの所定の衝突位置は、半完成品の面上に2次元のパルス領域を形成する。パルス面に直交する方向から見れば、衝突位置は、2つの空間方向に並んで配置される。こうして、パルス面上のそれぞれ異なる所定の衝突位置に向けられたレーザビームインパルスのシーケンスが生成される。このシーケンスは、所定の順番で多数回反復される。それと同時に、半完成品とパルス領域との間に、連続的な相対運動が行われる。この相対運動は、半完成品の面上でパルス領域が停止することがないように行われる。例えば、移動方向の反転に伴い、相対運動が短期間停止する場合には、その停止の期間、パルス領域は半完成品の表面領域から外される。パルス領域の一部でも、半完成品の表面に到達すると、相対運動は停止することなしに継続される。位置決め装置は、半完成品及び/又は偏向装置を、多くの場合はレーザと共に、生成されるエッジ又は面領域に沿う相対運動の方向へ移動させる。本プロセスにおいては、パルス領域は、位置決め装置によって決められた、半完成品の面に沿う相対運動の速度によって移動する。これにより、半完成品に対して相対運動をするパルス領域において、工具のような材料にアブレーションが生じる。その結果、高速のアブレーションが達成されると共に、この方法では、所望の輪郭からの精度のずれ即ち偏差が僅かしかない、非常に正確なエッジ又は面領域を提供することが可能となる。本発明においては、2つの代替的に使用されるレーザ加工手順を併用する。パルス面の形成には、高速走査光学系が利用される。走査光学系は、本プロセスにおけるレーザインパルスを、形成予定の面領域又はエッジの所望の輪郭に沿って位置決めするのではなく、パルス面の衝突領域上にレーザビームインパルスを向ける。半完成品に対してパルス面を、機械軸上で同時に相対運動させることにより、所定のパターンからの偏差が小さいエッジと領域構造の実現に、所望の精度を保証する。
好ましくは、位置決め装置は、レーザビームインパルスの照射方向と半完成品上の形成される領域との間の、0度より大きい値の傾斜角を、少なくとも数回調整する。レーザビームインパルスは、好ましくは、相対移動方向に対して直角を成す。パルス領域は、生成される面領域を横切る方向を向いている。レーザビームインパルスは、生成される面に対してある傾斜角の方向に向けられるので、材料のアブレーション中に、別の開放空間が生成され、それによってアブレーション領域でのプラズマの除去が改善される。プロセスの開始時は、傾斜角は0であってよい。本方法が製造過程の所定の段階に達した時に、傾斜角は増加される。
好ましくは、1〜10MHzの間の周波数でパルス化されたレーザが用いられる。
傾斜角の調整は、例えば、加工される半完成品の材料に依存する。傾斜角としては、0〜45度の範囲の角度、好ましくは、5〜25度の範囲の値が想定される。傾斜角は、半完成品が加工されている間に位置決め装置によって変更され、所望の値に調整されてもよい。特に、半完成品が異なる数層の材料から成る場合、及び、加工される材料が加工の途中で変化する場合には、傾斜角を変更して、それぞれの材料に適した値を取るようにすることができる。
パルス領域は、基本的に輪郭が矩形であってよい。パルス領域を形成する複数の衝突位置は、レーザビームインパルスが衝突位置に形成するクレータのいくつかが矩形の輪郭線に沿うように、矩形輪郭の内部に並んで配列される。別の表現をすれば、パルス領域の衝突位置の外側が、矩形パルス領域の周囲に沿うように配置される。矩形のパルス領域の代わりに、多角形、楕円、円形、又は環状のパルス領域等のような、他のパルス領域が提供されてもよい。パルス領域の形状は、所望材料のアブレーション、及び半完成品から形成される完成品の所望輪郭に適合されていてよい。
リダイレクト装置は、好ましくはレーザビームインパルスを、所定のパルス経路に沿うように配置された衝突領域上へ向ける。パルス経路は、パルス領域の形状に依存し、好ましくは、蛇行状、又は螺旋状の形状である。ここで、パルス経路は、始点として特定の衝突位置を有し、終点として別の特定の衝突位置を有してもよい。終点は、形成される輪郭に割り当てられたパルス領域の端に配置される。この終点を含むパルス経路の終りの部分は、好ましくは、相対移動方向に接するか、又は平行に延伸する。終点から始点へリセットする移動には、比較的大きな調整経路が取られ、これはパルス経路に沿った次の衝突位置へのリセット距離に比べてはるかに大きい。リダイレクト装置によるレーザビームインパルス位置決め精度には限界があり、又リダイレクト装置は過剰動作する傾向があるために、リセット移動の移動方向は、形成されるエッジ、及び/又は領域から外れた方向に向けられる。こうすることにより、作製される輪郭の品質劣化を防ぐことができる。
パルス経路に沿う連続する2つの衝突位置の距離は、特に、レーザのインパルス周波数の選択又は設定と、リダイレクト装置の調整速度とにより、所望通りに与えられる。
2つの連続するレーザビームインパルスは、パルス領域の異なる衝突位置に向けられてもよい。或いは、2つ以上のレーザビームインパルスを含むインパルスシーケンスは、同一の衝突位置に向けられて、その次のインパルスシーケンスが異なる衝突位置に向けられてもよい。1つのインパルスのエネルギー、又は特定の衝突位置に向けられるインパルスシーケンスのエネルギーは、前以って決められ、使用するインパルスの数に従って配分される。1つのインパルスシーケンスに含まれるレーザインパルスの数が多いほど、個別のレーザビームインパルスに含まれるエネルギーは小さくなる。
アブレーション対象の半完成品において生成しようとする面を覆っている材料部分は、好ましくは、パルス面領域に実質的に平行な層状に除去される。レーザインパルス放射方向のアブレーション層の厚さは、レーザのインパルス周波数と、半完成品に対するパルス領域の相対速度とに依存する。この層の厚さとしては、数百ミリメータの厚さが達成可能である。アブレーション層は、形成される領域の前方に亘って延在する。半完成品は、例えば、少なくとも1つのカッティングエッジを有する切断ツールに仕上ることができる。この目的のために、半完成品は、好ましくは、担体(キャリア)層又は担体要素上に配置された、カッティング材料層又はカッティング材料要素を含む。アブレーションされる材料部分は、この両方の層を覆っている。位置決め装置は、カッティング材料層の材料をアブレーションするための第1の傾斜角と、担体層の材料をアブレーションするための第2の傾斜角とを調整することができる。このようにして、アブレーションする材料によって最適なアブレーション速度を提供することが可能であり、各層をアブレーションした後に、焦点レンズ又は焦点機構によってレーザビームインパルスの焦点位置を調整できる。
特定の材料に依存する追加的な操作パラメータを決定することも可能である。例えば、カッティング材料層の材料をアブレーションするときのレーザインパルス強度は、担体層の材料をアブレーションする時の強度とは違ってもよい。このようにして、形成するカッティングエッジ又は領域の所望の進路からのずれを減少させることができる。
本発明の利点は、本発明を例示する以下の図面から明らかとなるであろう。
レーザ加工装置の一実施形態のブロック図である。 レーザ加工装置の一実施形態の模式的斜視図である。 パルス領域の様々な形状を示す図である。 パルス領域の様々な形状を示す図である。 パルス領域の様々な形状を示す図である。 2つの衝突位置を示す断面図である。 レーザビームインパルスの強度、又は、インパルスシーケンスの時間経過を示す図である。 半完成品をパルス領域と共に模式的に示した斜視図である。 パルス領域と半完成品との間の相対移動により得られる、材料除去の詳細を模式的に示す図である。 半完成品の相対移動方向を横断する方向から見た、異なる加工段階での模式的断面図である。 半完成品の相対移動方向を横断する方向から見た、異なる加工段階での模式的断面図である。 半完成品の相対移動方向を横断する方向から見た、異なる加工段階での模式的断面図である。 半完成品の相対移動方向を横断する方向から見た、異なる加工段階での模式的断面図である。 半完成品の相対移動方向を横断する方向から見た、異なる加工段階での模式的断面図である。 別の実施形態による、真空チャンバを有するレーザ加工装置の模式図である。 図14に示す実施形態の変形の模式図である。
図1は、レーザ加工装置20を模式的に示す。レーザ加工装置20は、パルスレーザビーム22を発生し、リダイレクト装置23を有するレーザヘッド19へ放出する、パルスレーザ21を含む。リダイレクト装置23は、レーザビームインパルス24の方向を変え、半完成品27の面26の所定の衝突領域25上へレーザビームインパルス24を配向させる。リダイレクト装置23は、スキャナ装置とも呼ばれる。リダイレクト装置23の中には、焦点光学系28も含まれる。半完成品27は収納領域47に配置される。
レーザ加工装置20は、レーザヘッド19と半完成品との間の相対的な位置を調整し変更することができる位置決め装置30を制御する、制御ユニット29も含む。位置決め装置30の直線軸と回転軸の数は、変化されてもよい。好適な実施形態においては、位置決め装置30は、レーザヘッド19を第1の方向32に動かすことのできる第1の調整装置31を含む。好ましくは、これは第1の方向32への直線運動である。第1の調整駆動装置31は、例えば、第1のキャリッジ33を含み、これは、第1のキャリッジ支持構造34上に直線的に摺動可能に支持されている。この第1のキャリッジ33にレーザヘッド19が取り付けられる。
レーザヘッド19と同様に、オブジェクトホルダ18又は半完成品27を各々直線移動させるために、位置決め装置30は更なる調整駆動機構を含んでもよい。例えば、第2のキャリッジ支持構造34が設けられて、その上を第2のキャリッジが、第2の方向37に案内されるように摺動可能に支持される。この第2のキャリッジ36の上に、第1のキャリッジ支持構造34が取り付けられる。第2の方向37は、第1の方向32に対して垂直である。この第1の方向32と第2の方向37とが、レーザビームインパルス24のビーム放射方向Rを実質的に横断する面を画定する。
第3の方向38は、他の2つの方向32、37に対して直交する方向となっている。第3のキャリッジ39は、第3のキャリッジ支持構造40に上記の第3の方向に直線摺動可能に支持されている。このキャリッジ構成39、40を介して、加工対象品、即ちワークピース又はオブジェクトホルダ18は、第3の方向に移動可能となる。これにより、レーザヘッド19からのワークピースホルダ18、及び結果的に半完成品27の距離を調整することが可能となる。第3の方向38は、例えば、放射方向Rに対応する。図2による実施形態では、放射方向Rは、実質的に水平方向になっているが、或いは垂直方向であってもよい。
従って、位置決め装置30は、レーザヘッド19と、オブジェクトホルダ18又は個別に半完成品27を、相対移動方向Vに相対移動できる。相対的移動方向Vは、空間的に一定である必要はないが、3つの方向32、37、38を基準として経路を画定することができる。
オブジェクトホルダ18は、第3のキャリッジ39上にピボット駆動機構41を介して配置される。ピボット駆動機構41は、第1のピボット軸42a及び/又は第2のピボット軸42bを中心に、ワークホルダを枢動させることができる。第1のピボット軸42aは第2の方向37へ伸び、第2のピボット軸42bは第1の方向32に伸びている。ピボット駆動機構41の助けにより、弱いビームインパルスが半完成品27に到達する角度は変更可能であり、所望通りに調整できる。
位置決め装置30は、半完成品27とレーザビームインパルス24との間の相対位置を調整するために、更なる調整駆動装置、又はピボット、又は個別の回転駆動装置を更に含んでもよい。図示した実施形態とは違い、レーザヘッドは固定であってもよく、半完成品27のためのオブジェクトホルダ18のみが、摺動可能かつ枢動可能に支持されるように設計されてもよい。位置決め装置30の実現には、多くの変形が可能である。位置決め調整装置30によって調整される、レーザヘッド19とオブジェクトホルダ18との間の相対位置は、制御ユニット29で制御される。
制御ユニット29は、半完成品27の加工を始める前又は加工中に、加工パラメータの調整又は変更のために、レーザヘッド19を制御する。操作パラメータは例えば、レーザビームインパルスの強度I、好ましくは1〜10MHzの周波数範囲のレーザ21のインパルス周波数f、及び/又は、焦点光学系又はそれと類似のものの焦点距離、等である。
レーザ加工装置20は、プロセスガス供給ライン45、並びにプロセスガス除去構造46を含む。これらは図1を参照すれば、収納領域47の第2の方向37の両側に配置されている。好適な実施形態においては、このように第2の方向37でのプロセスガス流Pが生成される。半完成品27を加工する際に、アブレーション中に加工位置から材料が昇華して発生するプラズマを除去するために、加工される面26の領域のプロセスガス流Pを調整することができる。
図14、15に示す実施形態では、プロセスガス流Pを生成するために、替わりに真空チャンバ48が設けられ、その中に半完成品27用のオブジェクトホルダ18と収納領域47とが配置される。真空チャンバ48は、吸引ライン49を介して真空ポンプ50に接続されており、収納領域47を制御された真空とすることが可能である。 この場合には、リダイレクト装置23は、真空チャンバ48の内部に配置される(図14参照)てもよく、或いは、例えば図2、15に示すように、真空チャンバ48の外側に配置されてもよい。後者の場合、真空チャンバは、レーザビームインパルス24のために、少なくとも入口領域51においては使用するレーザ波長に対して透過性であることが必要である。
リダイレクト装置23により、レーザビームインパルス24は半完成品27の面26上のパルスゾーン55の中に向けられる。レーザビームインパルス24は面26の衝突位置25上で衝突して材料のアブレーションを起こし、その結果、図6に模式的に示すように、漏斗状のクレータ56が形成される。衝突位置26はここでは中心点、もしくはクレータ56の中心軸で示されるものとする。所定の間隔を置いて配列された多数の衝突位置25が、パルスゾーン55を形成する。
制御ユニット29は、リダイレクト装置に23に対して、次の衝突位置25の配置のための、パルス経路Bを決定する。リダイレクト装置23は、パルス経路Bに沿って次の衝突位置25へレーザビームインパルス24を向ける。パルス経路Bの進路はパルスゾーン55の形状に依存し、図3の矩形のパルスゾーン55の場合、直線の部分進路から成る蛇行状の経路を取る。パルスゾーン55の1つのコーナポイント(角)の衝突位置25が、開始点Sとなる。これは、形成されるエッジ60、又は面領域62からは離れた位置にある。レーザビームインパルス24は、開始点Sからスタートして、パルス経路Bに沿って配置され、パルスゾーンの対角位置のコーナにある衝突位置25まで進み、これがパルス経路Bの終点Eとなる。パルス経路Bの部分経路57は、例えば、構成しようとする面領域62、又はエッジ60に平行に延伸する。この経路の終端部分57は、作製しようとする面領域62又はエッジ60に直接隣接するように配置される。終点Eに到達すると、リダイレクト装置23により反転移動が開始され、その後、レーザビームインパルス24は、開始点Sからスタートするパルス経路B上に再び向けられる。反転移動は、作製される輪郭領域60、62からは離れた方向に延伸する。反転移動は、図3から5のそれぞれにおいて、破線の矢印で示されている。
レーザビームインパルス24のレーザ光は直線偏光となっている。レーザ21及び/又はレーザ光のビームガイド(これは、レーザ21とレーザヘッド19のレーザビームインパルス24の出口位置との間にある)は、レーザビームインパルス24の偏光方向が、パルス経路Bに対して所定の方向となるように設計されている。その偏光方向は、好ましくは、偏光方向Lとパルス経路Bの少なくとも一部とが、相互に平行となるように選択される。偏光方向は、特に部分経路57に平行となる。偏光方向Lは、図3の一部のクレータ56において、パルス経路Bの衝突領域25内の矢印で示されている。
パルス経路Bに対して偏光方向Lを変えるために、レーザ21は、放射方向を中心に所望の位置まで回転することができる。しかし、全てのタイプのレーザ21が任意の所望の位置を取れるわけではない。偏光方向を調整するために、替わりにレーザ光のビーム通路内に、入射するレーザ光と出射するレーザ光の偏光方向を変える少なくとも1つの光学要素を導入してもよい。これは例えば、位相シフト遅延板、特にλ/2板のようなものであってよい。λ/2板は、λ/2板の光軸に対して入射光の偏光方向が成す入射角の2倍の大きさの回転角だけ、レーザ光の偏光方向を回転させる。偏光方向は、1以上のリダイレクト鏡を介する反射によっても変化させることができる。
パルス経路Bに沿った、2つの連続する衝突位置25の間の距離Aは、レーザ21のインパルス周波数fとリダイレクト装置23の調整速度とによって、前以って決定される。パルス経路Bの方向変化によっても、距離は変化する。
パルスゾーン55が丸か楕円形、もしくはその他の曲線形状をしている場合、終点Eを含む部分経路57は、作製される輪郭60、62に対して接線方向に延伸してもよい(図4参照)。パルス経路Bは、この場合螺旋形を有する。パルスゾーン55は、図5に示すようにリング形状の一部分であってもよい。
或いは又、後続のレーザビームインパルス24を、曲折又は蛇行する経路に沿って位置決めする代わりに、制御ユニット中に保存された他のパルス経路を選択してもよい。この場合、パルスゾーンを画定する全ての衝突位置25を通る順序は、始点Sから終点Eまでを通過する。始点Sと終点Eはプロセスガス流Pの方向にあり、可能な限り相互に離れていることが好ましくこの場合、プロセスガスは終点Eから始点Sに向かって流れる。
好適な実施形態においては、各衝突位置25には1つのレーザビームインパルス24だけが向けられ、次のレーザビームインパルスはパルスゾーン55の別の衝突位置55に向けられる。そのような手順は図7の上部の図に示されている。2つの連続するインパルス24の間の時間間隔は、レーザ21の実際のインパルス周波数fの逆数として求めることができる。パルスレーザ21は、ピコ秒レーザ又はフェムト秒レーザの形態であってよい。
後続のレーザビームインパルス24が異なる衝突位置25に向けられる場合、これらのレーザビームインパルス24は強度I1を有する。図7の他(下部)の2つの図に示すように、次の衝突位置に移る前に、2以上のレーザインパルス24が1つの衝突位置25に振り向けられてもよい。つまり、リダイレクト装置23は、いくつかのレーザビームインパルス24からなるインパルスシーケンス65を1つの衝突位置25に向けた後に、後続のインパルスシーケンス65を別の衝突位置25に向ける。1つのインパルスシーケンス65に含まれる、衝突位置25に対して有効なエネルギーは、I1の強度を有する単一のレーザビームインパルス24に相当するべきである。これが、インパルスシーケンス65の個々のレーザビームインパルス24の強度が小さくなる理由である。ここに示す実施形態においては、インパルスシーケンス65の全強度Iは一定である。従って、インパルスシーケンス65の個々のレーザインパルス24の強度Iは、強度I1を、レーザインパルスシーケンス65に含まれるレーザインパルス24の数で割った商に相当する。
クレータ56の直径Dは、衝突位置25におけるレーザインパルス24の実効直径に依存する。これは焦点光学系28によって前以って決定することができ、特に加工プロセス中においても調整可能である。
ここで、リダイレクト装置23によって、2次元の限定された領域のパルスゾーン55が加工される場合、位置決め装置30は同時に、半完成品27の面26上に形成されるエッジ60、又は面領域62に沿うパルスゾーン55の相対運動を開始する。即ち、レーザインパルス24の多数の衝突位置25を有するパルス領域55に形成される材料アブレーション領域が、形成されるエッジ60又は面領域62の側面に沿って、相対移動方向Vの方向に、所定の相対速度Vrelで移動する。相対速度Vrelは、パルスゾーン55の少なくとも一部が半完成品の面26上にある限りは、常に0よりも大きい。こうして、半完成品上に、所望のエッジ又は面の輪郭からごく僅かしかずれのない、エッジ又は面を作ることができる。これは、特に、削り面61と自由面領域62とで境界を定められる、1以上のカッティングエッジ60を備えるカッティングツールの製造に関する。
傾斜角αは、例えば、位置決め装置30とピボット装置41とによって調整される。傾斜角αは、レーザビームインパルス24のビーム方向Rと、半完成品からパルスゾーン55で加工されてできる面領域62が配置される平面Fとの間の角度として定義される。輪郭が曲面の場合には、面Fは実際に加工される位置に対する接平面を表す。調整すべき傾斜角αは、制御ユニット29により決定され、半完成品27の加工途中で変化されてもよい。最適のアブレーション速度を得るために、傾斜角αは、アブレーションする半完成品の材料に合わせて調整される。このように、異なる部分又は材料層から成る半完成品27に関しては、傾斜角αは常に材料に対して最適に調整される。これにより処理効率が顕著に向上する。
以下に、カッティングエッジ60と、そのカッティングエッジ60に隣接する面領域62とを形成するための、半完成品27の加工の種々の段階を、図9〜13を参照して説明する。
半完成品27は、例えば、多結晶ダイアモンド(PCD)、又はCVDダイアモンドから成るカッティング要素70で形成されたカッティング材料層を含む。カッティング要素70は、例えば硬質金属から成る担体層である担体要素71の上に配置される。2つの要素70、71は、例えば半田層などの接続層72によって強固に相互接続される。又は、カッティング材料層は、担体層の上に、PVDなどのプロセスによって直接配置することもできる。
半完成品27の上側は、完成後にはカッティングツールの削り面61となる。削り面61に隣接して、自由面領域62が半完成品27から加工される。この所望の輪郭は、線73で示されている。形成される楔の角度は、例えば90度である。形成されるカッティングエッジ60に隣接して配置される、第1の自由面部分62aは、削り面61に対して楔角を成す。第1の自由面部分62aに隣接して第2の自由面部分62bが配置され、これは削り面領域61に対関して楔角よりも小さい角度を成す。自由面領域62、及びその結果としてカッティングエッジ60を露出させるために、半完成品の材料部分63が完全に除去されなければならない。この材料部分63は、形成される自由面領域62を完全に覆い、カッティング要素70の部分と担体要素71の部分とを含んでいる。この材料部分63は、削り面61に隣接して配置される半完成品27の側面部分を含んでいる。材料部分63は、アブレーション過程でほぼ完全に昇華し、くず片として小さい残留部分64が残るだけであることが好ましい。残留部分は、材料部分63の体積の10%未満、好ましくは5%未満である。
レーザビームインパルス24が表面26のパルスゾーン55の領域内に到達すると、材料のアブレーションが起きる。レーザヘッド19は、レーザインパルス24を発生している間、パルスゾーン55が半完成品27の面26に沿って移動するように、図9〜13の紙面と直角の相対移動方向Vに移動させられる。この相対移動速度は毎分数ミリメートルかそれ以下であり、衝突位置25をパルス経路Bに沿って動かすリダイレクト装置23の、毎秒数メートル台の調整速度に比べると数桁も小さい。材料のアブレーションは、形成される自由面領域62に沿って、1層ずつ行われる。形成される面領域62に沿って、相対移動方向Vにパルスゾーン55が完全に1回移動し終えると(これを連続パスKi(i=1...n)と称する)、アブレーション層が除去される。連続パスK1...Knは、材料部分63が完全に除去されるまで、n回反復される。アブレーション層は、数百ミリメートルの厚さdSを有する。
図8bに模式的に示すように、パルスゾーン55が相対的に移動する結果として、材料のアブレーション深さは、パルスゾーン55の領域内で移動方向とは反対の方向に増加していく。パルスゾーン55の、相対移動方向Vの後端において、材料のアブレーション深さは最大となり、アブレーション層の厚さdSを決定する。これは、連続移動の結果として、パルスゾーン55の先行(後端)領域が、半完成品27の面26のこの領域を既に通過して行っているからである。これとは対照的に、パルスゾーン55の先端における面領域では、この領域はパルスゾーン55が到達したばかりであるので、材料のアブレーション深さはまだ小さい。
連続パスKi(i=1...n)が1回終わる度に、レーザビームインパルス24の焦点設定が自動的に調整される。厚さdSのアブレーション層が除去されることにより、レーザヘッド19から面26までの距離が変化してしまうからである。これは、各連続パスKi(i=1...n)の後に、焦点光学系28、及び/又は位置決め装置30の焦点設定を調整することにより補償される。焦点設定は、パルスゾーン55の上をレーザビームインパルスが通過している間に自動的に適応させてもよい。これは、前述したように、パルスゾーン55内で材料のアブレーション深さは相対移動方向Vとは反対方向に増加し、レーザヘッド19と半完成品27の表面26との距離がパルスゾーン55の内部でも変化するからである。
図9及び10に示すように、手順の最初に、第1の表面部分62aと、レーザビーム放射方向Rとの間の傾斜角度αをゼロに設定してく、従ってこの時のαは図9及び10には示されていない。そして、カッティングエッジ60に隣接する層を、1ないし数層アブレーションした後にαを増加してよい。傾斜角αは、数学的には、正であっても、負であってもよい。好適な傾斜角αを判定することにより、楔角及びカッティングエッジ60は非常に高精度に作ることが可能となる。しかし、代替的に、ゼロではない傾斜角αを手順の最初から設定してもよい。
この最初の表面部分62aを作るために、図11に示すように、約5〜10度の、第1の傾斜角α1を設定する。レーザビームインパルス24の強度Iは、第1の強度IKである。十分に大きな領域の自由面62が生成され、その結果カッティングエッジ60からのパルスゾーン55の距離が最小になると、レーザビームインパルス24の強度を、図12に比較的太い破線のレーザビームインパルス24で示した、第2の強度IGに変更できる。この第2の強度は、ここでの例では、図11に比較的細い破線のレーザビームインパルス24で示した第1の強度IKよりも大きい。即ち、IK<IGである。
例示的な実施形態において、カッティング要素70の領域の材料部分63がアブレーションされ、接続層72に達すると、強度Iは第2の強度IGに変更される。この時点において、制御ユニット29は傾斜角αを、第1の傾斜角α1から第2の傾斜角α2へ変更することを開始する。ここで、一例として、第2の傾斜角α2は第1の傾斜角α1よりも大きい。例示的な実施形態においては、担体要素71の材料アブレーションのための第2の傾斜角α2は、図12に示すように、約10〜25度である。傾斜角αは、常に、形成される自由面領域62a、62bに対して計測される。形成される自由面領域62が傾斜したり曲がっている場合には、位置決め装置30がレーザヘッド19と半完成品27との間の相対位置を変えて、所望の傾斜角αを維持するようにする。
本発明は、半完成品27のレーザ加工の方法及び装置に関するものである。半完成品27は、特に、カッティングエッジ60と自由面領域62とを有するカッティングツールを形成するためのものである。レーザによりレーザビームインパルス24を発生し、リダイレクト装置23を介して半完成品27の面26上へ向ける。レーザビームインパルス24は、レーザビームインパルス24のビーム方向Rと、半完成品27上に形成される自由面領域62との間に傾斜角αを成して、衝突領域25に到達する。傾斜角αは、材料のアブレーションの前、及びその途中において、位置決め装置30によって調整され、運転パラメータの変化に順応させることができる。リダイレクト装置23は、レーザビームインパルス24が隣接して配置される衝突領域25を衝突するように制御される。所定数の衝突位置25により、パルスゾーン55が形成される。パルスゾーン55の各衝突領域25の上に、レーザビームインパルス24は、所定の順序で反復して向けられる。位置決め装置30を介して、パルスゾーン55と半完成品27とは一定速度で相対移動し、所定の衝突位置25で形成されるパルスゾーン55が半完成品の面26に沿って移動して、連続パス毎に層がアブレーションされる。従って、パルスゾーン55の領域内で行われる材料のアブレーションは、面26に沿って連続的に移動する。このようにして、非常に高精度なエッジと面輪郭とを、高速のアブレーション速度で、半完成品27の内部、又は表面に形成することが可能である。
18 オブジェクトホルダ
19 レーザヘッド
20 レーザ加工装置
21 パルスレーザ
22 レーザビーム
23 リダイレクト装置
24 レーザビームインパルス
25 衝突領域
26 半完成品の面
27 半完成品
28 焦点光学系
29 制御ユニット
30 位置決め装置
31 第1の調整駆動装置
32 第1の方向
33 第1のキャリッジ
34 第1のキャリッジ支持構造
35 第2のキャリッジ支持構造
36 第2のキャリッジ
37 第2の方向
38 第3の方向
39 第3のキャリッジ
40 第3のキャリッジ支持構造
41 ピボット駆動機構
42a 第1のピボット軸
42b 第2のピボット軸
45 プロセスガス供給ライン
46 プロセスガス除去構造
47 収納領域
48 真空チャンバ
49 吸引ライン
50 真空ポンプ
51 入口領域
55 パルスゾーン
56 漏斗状のクレータ
57 部分経路
60 カッティングエッジ
61 削り面
62 自由面領域
62a 第1の自由面部分
62b 第2の自由面部分
63 材料部分
64 残留部分
65 インパルスシーケンス
70 カッティング要素
71 担体要素
72 接続層
73 線
α 傾斜角
A 距離
B パルス経路
D 直径
dS 層厚さ
E 終点
f インパルス周波数
F 面
I 強度
Ki 連続パス(i=1〜n)
L 偏光方向
P プロセスガス流
R ビーム放射方向
S 始点
V 相対移動方向
vrel 相対速度

Claims (18)

  1. 半完成品(27)の輪郭(60、62)を製造するためのレーザ加工装置であって、
    レーザビームインパルス(22、24)を供給するレーザ(21)と、
    前記レーザ(21)の前記レーザビームインパルス(24)を、前記半完成品(27)上の所定のパルスゾーン(55)内の、間隔をおいた所定の複数の衝突位置(25)の各々の上へ向かうよう移動させる、リダイレクト装置(23)であって、前記パルスゾーン(55)が、前記パルスゾーン(55)の輪郭に沿った外側衝突位置(25)と前記外側衝突位置(25)の内側に位置する内側衝突位置(25)とを含む、リダイレクト装置(23)と、
    形成されるエッジ(60)又は面(62)に沿って相対移動方向(V)に、前記半完成品(27)と前記パルスゾーン(55)とを連続的に相対移動させ、前記相対移動は、前記半完成品(27)の面上で前記パルスゾーン(55)の移動が停止することがないよう、停止することなく継続される、位置決め装置(30)と
    を備える、レーザ加工装置。
  2. 前記位置決め装置(30)は、前記レーザビームインパルス(24)のレーザビーム方向(R)と、前記半完成品(27)上に形成される面(62)との間に傾斜角(α)を与えて設定する、請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 形成される前記エッジ(60)又は面(62)を覆う、前記半完成品(27)の材料部分(63)は、前記パルスゾーン(55)に対して実質的に平行に伸びる層状アブレーションパスを数回行うことにより、層状に除去される、請求項1に記載のレーザ加工装置。
  4. アブレーション層は、前記半完成品(27)上に形成される前記面(62)に交わる方向に拡がる、請求項3に記載のレーザ加工装置。
  5. 前記位置決め装置(30)は、前記半完成品(27)の加工中に傾斜角(α)を変更する、請求項2に記載のレーザ加工装置。
  6. 前記傾斜角(α)は、前記半完成品(27)の材料に依存して前記位置決め装置において予め定められている、請求項2に記載のレーザ加工装置。
  7. 前記半完成品(27)は、担体層(71)の上に配置されたカッティング材料層(70)と、2つの層(70、71)上に拡がる、除去される材料部分(63)とを含み、
    前記位置決め装置(30)は、前記カッティング材料層(70)のアブレーション用の第1の傾斜角(α1)と、前記担体層(71)材料のアブレーション用の第2の傾斜角(α2)を調整する、請求項2に記載のレーザ加工装置。
  8. 前記カッティング材料層(70)の材料をアブレーションするときの前記レーザビームインパルス(24)の強度(I)は、前記担体層(71)の材料をアブレーションするときに適用する前記レーザビームインパルス(24)の強度とは異なる、請求項7に記載のレーザ加工装置。
  9. 前記カッティング材料層は、カッティングエッジ構成のために提供され、前記担体層(71)は前記カッティング材料層を支持するために提供され、前記2つの層は強固に接合されている、請求項7に記載のレーザ加工装置。
  10. 前記傾斜角(α)は、0度から45度の範囲にある、請求項2に記載のレーザ加工装置。
  11. 前記リダイレクト装置(23)は、前記パルスゾーン(55)の前記衝突位置(25)上へ、前記レーザビームインパルス(24)を所定の順序で向ける、請求項1に記載のレーザ加工装置。
  12. 前記リダイレクト装置(23)は、所定のパルス経路(B)に沿って配置された所定の入射位置(25)上へ前記レーザビームインパルス(24)を向ける、請求項1に記載のレーザ加工装置。
  13. 前記パルス経路(B)は、始点(S)と終点(E)とを有し、前記終点(E)となる前記衝突位置(25)は、形成される前記エッジ(60)又は前記面(62)に割り当てられた前記パルスゾーン(55)の外周に配置される、請求項12に記載のレーザ加工装置。
  14. 前記パルス経路(B)に沿う2つの連続する衝突位置(25)の間の距離(A)は、前記レーザ(21)のインパルス周波数(f)とリダイレクト装置(23)の調整速度とによって予め定められている、請求項12に記載のレーザ加工装置。
  15. 前記リダイレクト装置(23)は、2つの連続するレーザインパルス(24)を前記パルスゾーン(55)の異なる衝突位置(25)上へ向ける、請求項1〜14のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
  16. 前記リダイレクト装置(23)は、少なくとも2つのレーザビームインパルス(24)を含む2つの連続するレーザインパルスシーケンス(65)を、前記パルスゾーン(55)の異なる衝突位置(25)上へ向ける、請求項1に記載のレーザ加工装置。
  17. 前記傾斜角(α)は、5度から25度の範囲にある、請求項10に記載のレーザ加工装置。
  18. 半完成品(27)上に輪郭(60、62)を製造するための方法であって、
    半完成品(27)を提供し、
    レーザビームインパルス(22、24)を発生させ、前記レーザビームインパルス(24)を、前記半完成品(27)上のパルスゾーン(55)内に間隔をあけて配置された複数の衝突位置の各々の上へ向かうよう移動させ、前記パルスゾーン(55)が、前記パルスゾーン(55)の輪郭に沿った外側衝突位置(25)と前記外側衝突位置(25)の内側に位置する内側衝突位置(25)とを含み、
    前記半完成品(27)と前記パルスゾーン(55)との間の連続的な相対移動を実行し、前記相対移動は、形成される前記輪郭(60、62)に沿った方向へ、前記半完成品(27)の面上で前記パルスゾーン(55)の移動が停止することがないよう、停止することなく継続される、
    ステップを含む、方法。
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