JP6136753B2 - 段違い包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は,段違いの罫線を有する包装箱に関する。具体的に説明すると,本発明は,端板と内フラップの境界に設けられた罫線と,側板と外フラップの境界に設けられた罫線とが段違いに形成されている包装箱に関するものである。
従来から,A式と呼ばれる形式の包装箱がよく知られている。図5(a)には,一般的なA式の包装箱20の展開図が示されている。図5(a)に示されるように,A式の包装箱20は,組み立て時において互いに対向する一対の端板21と,互いに対向する一対の側板22とが連接している。また,一対の端板21の上下端には内フラップ23が連接し,一対の側板22の上下端には外フラップ24が連接している。また,端板21と内フラップ23の境界には,折線として機能する端罫線25が形成され,同様に,側板22と外フラップ24の境界には,折線として機能する側罫線26が形成されている。そして,A式の包装箱20は,一対の端板21と一対の側板22を立ち上げて矩形状の枠体を形成し,内フラップ23を内側に折り曲げた後に,外フラップ24を内フラップ23に重ねるように折り曲げることで,略直方体状に組み立てられる。A式の包装箱20の内部空間には,所望の荷物を収納できる。
ところで,通常の包装箱20は,図5(a)に示されるように,その展開状態において,端罫線25と側罫線26とが一直線上に形成されている。しかし,端罫線25と側罫線26とが一直線上に設けられていると,図5(b)に示されるように,包装箱を組み立てた際に,外フラップ24に歪みが生じ,包装箱の天面と底面とが完全に平坦にならないという問題が生じる。これは,包装箱が厚みのある段ボールシートなどによって形成されている場合において,内フラップ23の上に外フラップ24を重ねたときに,その段ボールシートの厚みの分だけ外フラップ24が変形して浮いてしまうことが原因である。このように,包装箱20の天面と底面に歪みが生じると,包装箱を複数個積み重ねにくくなったり,包装箱全体の強度が低下したり,見栄えが悪くなるなど,種々の問題があるとされている。
このような問題を解消するための技術として,例えば特許文献1に示された包装箱が知られている。特許文献1の包装箱では,側板の両側に端板を連接するとともに,側板の上端及び下端に外フラップをそれぞれ連設し,側板と外フラップとの境界となる側罫線を側板の中心部へ向けて窪むように曲げることとしている。
特開2007−226322号公報
しかし,特許文献1に開示された包装箱は,側板と外フラップの境界となる側罫線を湾曲させているものの,図面をよく見ると,側板と外フラップの境界となる側罫線の両端は,端板と内フラップの境界となる端罫線の両端と同じ位置となっている。このため,包装箱を組み立てるにあたり,内フラップを折り曲げて,その上に外フラップを重ねたときには,やはり外フラップに多少の歪みが生じ,包装箱の天面と底面を完全に平坦にすることはできないと考えられる。
このため,このような従来発明の問題を解決するための技術として,端罫線35と側罫線36を形成する位置が上下方向にずれている段違い包装箱30が開発された。図6(a)には,この段違い包装箱30の展開図が示されている。つまり,段違い包装箱30では,端板31と内フラップ33の境界に設けられた端罫線35の両端と,側板32と外フラップ34の境界に設けられた側罫線36の両端を同じ位置に形成せずに,上下方向に段違いとすることとしている。図6(a)に示されるように,段違い包装箱30では,段ボールシートなどの厚みを考慮し,側罫線36を設ける位置を,端罫線35を設けた位置から,上下方向の外側へと所定距離Dずらした位置とする。このように,所定距離Dの分だけ,内フラップ33と外フラップ34が形成される位置が,ずれるようになる。これにより,図6(b)に示されるように,段違い包装箱30を組み立てるにあたり,内フラップ33の上に外フラップ34を重ねた際に,外フラップ34が段ボールの厚みの影響を受けて歪んで変形することを回避できる。その結果として,図6(b)に示されるように,段違い包装箱30では,外フラップ34が内フラップ33の上にきれいに載るようになり,その天面と底面をほぼ平坦にすることが可能となった。
ただし,このような段違い包装箱30は,積み上げ時における箱強度が弱いことが判明した。ここで,図7には,段違い包装箱30の斜視図が模式的に示されている。また,図7では,段違い包装箱30に対し,先に荷重がかかる部分を黒矢印で示し,後から荷重がかかる部分を白矢印で示している。図7に示されるように,側罫線36を形成する位置を,端罫線35を形成した位置から上下方向外側にずらして段違いとした場合,側板32の高さが,端板31の高さよりも高くなる。そうすると,包装箱30を複数個積み上げた場合に,高さのある側板32に対して,最初に荷重がかかり,低い端版31に対しては,側板32の後に荷重がかかることとなる。つまり,低い端板31には,側板32が荷重によって変形若しくは多少潰れた後に,荷重がかかる。このように,段違い包装箱30では,端板31と側板32に対し荷重がアンバランスにかかることなるため,結果として,図5に示した通常の包装箱と比較し,段違い包装箱30は積み上げ時における箱強度が弱くなることが判った。具体的には,段違い包装箱30は,通常の包装箱と比較し,約10%程度強度が落ちると考えられる。
このように,段違い包装箱は,その天面と底面をほぼ平坦にすることができ見栄えが良いものであるものの,上述したとおり,積み上げ時における箱強度が低下するという欠点がある。このため,現在では,積荷の荷重がバランス良く負荷され,箱強度が強化された段違い包装箱が求められている。
なお,ここでは,本発明の解決課題を明確にするために,図6及び図7を参照して,段違い包装箱の構造について説明を行った。ただし,上記の説明は,段違い包装箱の構造,具体的には,端板と内フラップの境界に設けられた端罫線と側板と外フラップの境界に設けられた側罫線とを段違いとする技術が,本願出願時において公知の技術であることを認めるものではない。
本発明の発明者は,上記問題点の解決手段について鋭意検討した結果,端板と内フラップの境界に位置する端罫線と,側板と外フラップの境界に設けられた側罫線の両端部分を段違いにすると共に,この側罫線の中央部分を内側に向かってさらにずらすことした。つまり,側罫線の両端部分は,端罫線と段違いとなっているため,内フラップの上に外フラップを重ねても,外フラップの形状が歪んで変形することを防止できる。また,側罫線の中央部分は,その両端部分よりも上下方向の内側にずれた位置に形成されているため,この側罫線の中央部分において,側板と端板の高さをほぼ均一にすることができる。これにより,包装箱の積み上げ時において,側板と端板に対して荷重が比較的バランス良く負荷されるようになり,その結果として箱強度が強化される。そして,本発明者は,上記知見に基づけば,従来技術の課題を解決できることに想到し,本発明を完成させた。
具体的に説明すると,本発明は以下の構成を有する。
本発明は,段違い包装箱に関する。
本発明の包装箱は,2枚一対の端板1と,2枚一対の側板2と,上下4枚の内フラップ3と,上下4枚の外フラップとを有する,いわゆるA式の包装箱である。一対の端板1は,組み立て時において,互いに対向する。一対の側板2は,一対の端板1の周方向に連接し,組み立て時において,互いに対向する。内フラップ3は,一対の端板1それぞれの上端及び下端に連接している。また,外フラップ4は,一対の側板2それぞれの上端及び下端に連接している。
また,一対の端板1と各内フラップ3の境界には,端罫線5が形成されている。また,一対の側板2と,各外フラップ4の境界には,側罫線6が形成されている。
ここで,側罫線6のそれぞれは,周方向における両端部分6aと,この両端部分6aの間に位置する中央部分6bとに,区分される。
そして,両端部分6aは,端罫線5よりも上下方向の外側に,第一距離Dずれた位置に形成されている。
さらに,中央部分6bは,両端部分6aよりも上下方向の内側に,第二距離Sずれた位置に形成されている。
上記構成のように,本発明では,側罫線6の両端部分6aを,端罫線5よりも上下方向外側にずらすことで,段違い包装箱のメリットを維持している。すなわち,段違い包装箱のメリットは,包装箱の組み立て時において内フラップ3の上に外フラップ4を重ねても,外フラップ4が変形することを防止でき,天面と底面をほぼ平坦にすることができる点にある。さらに,本発明では,側罫線6の中央部分6bを,両端部分6aよりも上下方向内側にずらすことで,段違い包装箱のデメリットを解消している。すなわち,段違い包装箱では,端板と側板の高さが異なることから,これらに対して荷重がアンバランスにかかることなり,結果として,積み上げ時における箱強度が弱くなる点ある。この点に関し,本発明の包装箱では,側罫線6の中央部分6bを窪ませることで,端板1と側板2の高さをほぼ均一にすることができるため,積み上げ時の荷重がバランス良く負荷されることとなり,結果として箱強度が向上する。このように,本発明によれば,段違い包装箱のメリットを維持しつつ,そのデメリットを解消することが可能である。
本発明の包装箱は,一枚のシート部材によって形成されており,このシート部材の厚みの値をTとした場合に,上記第一距離Dは,Tに対して,30%以上200%以下の値であることが好ましい。
上記構成のように,側罫線6の両端部分6aを端罫線5に対しして段違いとする距離(第一距離D)を決定するにあたり,シート部材の厚みTを考慮することで,包装箱全体のバランスが良化される。
本発明の包装箱において,上記一距離Dの値をDとした場合に,上記第二距離Sは,1Dに対して,30%以上200%以下の値であることが好ましい。
上記構成のように,側罫線6の中央部分6bを両端部分6aに対ししてずらす距離(第二距離S)を決定するにあたり,側罫線6の両端部分6aを端罫線5に対しして段違いとする距離(第一距離D)を考慮することで,包装箱全体のバランスが良化される。
本発明の包装箱において,内フラップ3の延出方向における長さの値をLとし,両端部分6aそれぞれの周方向における長さの値をEとした場合に,Eは,Lに対して,100%以上150%以下の値であることが好ましい。
上記構成のように,側罫線6の両端部分6aの周方向における長さEを,内フラップ3の延出方向における長さL以上とすることで,外フラップ4が,内フラップ3に重畳して形状が変形することを防止できる。さらに,長さEと長さLをほぼ等しくすることで,包装箱の積み上げ強度が低下することを防止できる。
本発明の包装箱において,側罫線6の両端部分6a及び中央部分6bは共に,周方向に延びる直線状に形成されていることが好ましい。
側罫線6の両端部分6aや中央部分6bを曲線状に形成すると,包装箱に歪みが生じ,積み上げ時における強度が低下する。これに対し,側罫線6の両端部分6aや中央部分6bを直線状とすることで,包装箱の外観に歪みが発生することを防止できる。また,本発明では,側罫線6の両端部分6aと中央部分6bをずらした位置に形成しているため,これらの部分を直線状としても,内フラップ3や外フラップ4が変形することもない。
本発明の包装箱において,中央部分6bは,両端部分6aの上下方向の内側に,両端部分6aよりも第二距離S分だけ幅のある太い罫線で形成されていることとしてもよい。
上記構成のように,側罫線6の中央部分6bを,第二距離S分だけ幅のある太い罫線によって形成する形態によっても,第二距離S分だけずらした場合と同様の効果を得ることができる。
上述した通り,段違い包装箱は,その天面と底面をほぼ平坦にすることができるというメリットがあるものの,積み上げ時における箱強度が低下するというデメリットがある。この点,本発明では,段違い包装箱のメリットを維持しつつ,デメリットを解消することができる。すなわち,本発明によれば,積荷の荷重がバランス良く負荷され,箱強度が強化された段違い包装箱を提供することができる。
図1は,本発明の第1の実施形態に係る段違い包装箱を示す展開図である。 図2は,第1の実施形態に係る段違い包装箱を模式的に示した斜視図である。 図3は,本発明の第2の実施形態に係る段違い包装箱を示す展開図である。 図4は,本発明の第3の実施形態に係る段違い包装箱を示す展開図である。 図5は,通常の包装箱を示している。図5(a)は,通常の包装箱の展開図であり,図5(b)は,通常の包装箱の組み立て状態を端面側から見た図である。 図6は, 改良前の段違い包装箱を示している。図6(a)は,改良前の段違い包装箱の展開図であり,図6(b)は,改良前の段違い包装箱の組み立て状態を端面側から見た図である。 図7は,改良前の段違い包装箱を模式的に示した斜視図である。
以下,図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。本発明は,以下に説明する形態に限定されるものではなく,以下の形態から当業者が自明な範囲で適宜修正したものも含む。
なお,本願明細書において,「A〜B」とは,A以上B以下であることを意味する。
(1.第1の実施形態)
図1は,本発明の第1の実施形態に係る段違い包装箱10を示した展開図である。図1に示されるように,包装箱10は,一枚のシート部材から形成することができる。例えば,段ボールシートや厚紙などの紙製シート部材を,切り抜いて加工することで,包装箱10のブランクシートを形成することができる。
図1に示されるように,本発明に係る包装箱10の基本的な形状は,A式と呼ばれる形式となっている。包装箱10は,組み立て時において互いに対向する一対の端板1と,互いに対向する一対の側板2とが,周方向に連接している。つまり,端板1と側板2とが交互に2つずつ連接している。また,各端板1の上端及び下端のそれぞれには,内フラップ3が連接している。このため,内フラップ3は,計4つ設けられる。また,各側板2の上端及び下端のそれぞれには,外フラップ4が連接している。このため,外フラップ4は,計4つ設けられる。さらに,各端板1と各内フラップ3の境界には,折線として機能する端罫線5が形成されている。また,各側板2と各外フラップ4の境界には,折線として機能する側罫線6が形成されている。さらに,連接する一対の端板1と一対の側板2のうち,周方向の一端に位置する板(図1では側板2)には,接合代7が延設されている。接合代7には,公知の接着剤が塗布される。これにより,接合代7によって,周方向の一端に位置する板(側板2)と,周方向の他端に位置する板(端板1)とを連結することができる。
包装箱10を組み立てる際には,まず,接合代7を利用して,側板2と端板1を連結する。これにより,一対の端板1と一対の側板2が立ち上がり,矩形状の枠体が形成される。その後,各内フラップ3を,枠体の内方に向かって折り曲げる。そして,各内フラップ3を折り曲げた後に,各外フラップ4を,内フラップ3に重ねるようにして折り曲げる。これにより,略直方体状の包装箱10が組み立てられる。図2には,このようにして組み立てられた包装箱10の斜視図が模式的に示されている。本発明の包装箱10は,このような基本構造を有する。
また,図1に示した例のように,端板1は,その周方向における長さが,側板2の周方向における長さよりも,短いものであることが好ましい。その結果,端板1に連接している内フラップ3についても,その周方向における長さが,側板2に連接している外フラップ4の周方向における長さよりも,短くなることが好ましい。
ただし,本発明は,このような形態に限定されるものではない。すなわち,端板1の周方向における長さは,側板2の周方向における長さよりも,長くなっていいてもよい。また,内フラップ3の周方向における長さは,外フラップ4の周方向における長さよりも,長くなっていてもよい。
また,図1に示した例のように,展開状態において,端罫線5と平行な内フラップ3の先端縁と,側罫線6と平行な外フラップ4の先端縁は,一直線上に揃ったものであることが好ましい。
ただし,展開状態において,内フラップ3の先端縁と外フラップ4の先端縁には,段差が生じていてもよい。
ここで,本発明の包装箱10は,各側板2と各外フラップ4と境界に位置する側罫線6の形状に特徴を有する。図1に示されるように,各側罫線6は,周方向(端板1と側板2が連接する方向)に延びている。そして,各側罫線6は,周方向における両端部分6aと,両端部分6aの間に位置する中央部分6bとに区分される。図1において,両端部分6aそれぞれの周方向における長さは,符号Eで示され,中央部分6bの周方向における長さは,符号Cで示されている。なお,両端部分6aそれぞれの周方向における長さとは,両端部分6aの両方の長さを合計したものではなく,両端部分6aの一方の長さを意味している。両端部分6aそれぞれの長さEと,中央部分6bの長さCの比率は,特に限定されるものではないため,包装箱10全体の形状やサイズを考慮して決定すればよい。例えば,長さE:長さCの関係は,10:90〜90:10の範囲で適宜決定することができる。ただし,中央部分6bの長さCは,両端部分6aそれぞれの長さEよりも長いものであることが好ましい。例えば,長さEを100%とした場合に,長さCは,105%以上であることが好ましく,105%〜500%,110%〜400,又は120%〜300%であることが特に好ましい。
また,図1に示されるように,展開状態において,側罫線6の両端部分6aは,端罫線5よりも上下方向の外側に,第一距離Dずれた位置に形成されている。ここにいう,「上下方向」とは,展開状態において,端板1と側板2が連結された方向(周方向)と直交する方向である。上下方向は,組み立て時における高さ方向と一致する。また,上下方向の「外側」とは,側板2の中心から離れる方向を意味する。このように,本発明の包装箱10では,側罫線6の両端部分6aが,端罫線5よりも上下方向の外側にずれた位置に形成されることで,段違いとなっている。
このように,側罫線6の両端部分6aを,端罫線5とは段違いとすることで,組み立て時において,内フラップ3の上に外フラップ4を重ねる際に,外フラップ4の形状が変形して歪みが生じることを防止することができる。このような観点から,側罫線6の両端部分6aが端罫線5からずれる距離(第一距離D)は,内フラップ3の厚み,すなわち包装箱を形成するシート部材(厚紙や段ボールシート)の厚みを考慮して設定することが好ましい。本願明細書では,シート部材の厚みをTとする。例えば,シート部材の厚みは,0.5mm〜15mm,1mm〜10mm,又は3mm〜5mm程度であることが一般的である。このような場合に,第一距離Dは,Tに対して,30%〜200%の値であることが好ましい。特に,第一距離Dは,Tに対して,100%〜150%,又は100%〜130%であることが好ましく,100%(±5%)であることが特に好ましい。上記のように,第一距離Dをシート部材の厚みTに近似させるか一致させることで,側罫線6の両端部分6aと端罫線5の段差(D)に,内フラップ3が収まり易くなる。また,その内フラップ3に外フラップ4を重ねた際に,外フラップ4の歪みを最小限とすることができる。
さらに,図1に示されるように,展開状態において,側罫線6の中央部分6bは,両端部分6aよりも上下方向の内側に,第二距離Sずれた位置に形成されている。上下方向の「内側」とは,側板2の中心に近づく方向を意味する。すなわち,図1に示されるように,側罫線6は,その中央部分6bが,両端部分6aよりも上下方向の内側に向かって窪むようになっている。側罫線6において,両端部分6aと中央部分6bのずれ幅は,第二距離Sで示されている。第二距離Sは,0.5mm以上であることが好ましく,1mm以上であることがより好ましい。第二距離Sは,例えば,0.5mm〜15mm,1mm〜10mm,又は3mm〜5mmとすることが好ましい。
側罫線6の中央部分6bは,この中央部分6bが形成された部分における側板2の高さと端板1の高さとを,出来るだけ揃えることを目的として,側罫線6の両端部分6aよりも上下方向の内側に向かってずれた位置に形成されている。すなわち,図2は,図1に示された包装箱10のブランクシートを組み立てた状態を示している。図2では,包装箱1を積み上げた際に,先に荷重がかかる部分を黒矢印で示し,後から荷重がかかる部分を白矢印で示している。本発明において,側罫線6の両端部分6aは,端罫線5よりも上下方向外側に向かって段違いとなっている。このため,側罫線6の両端部分6aが形成された部分において,側板2の高さは,端板1の高さよりも高くなる。側板2が端板1よりも高くなる長さは,側罫線6の両端部分6aが端罫線5よりも上下方向の外側にずれた距離(第一距離D)に依存している。このように,側板2は,端板1よりも高くなる部分において,積み上げ時における荷重がかかりやすくなっている。他方,本発明において,側罫線6の中央部分6bは,その両端部分6aよりも,上下方向内側に向かってずれた位置に形成されている。例えば,側罫線6の中央部分6bをずらす距離(第二距離S)を,側罫線6の両端部分6aが段違いとなっている距離(第一距離D)に出来るだけ揃える。これにより,側板2は,両端部分6aにおいて高くなった分だけ,中央部分6bにおいて低くなる。このため,側罫線6の中央部分6bが形成された部分において,側板2の高さが,端板1の高さと一致するようになる。例えば,図2において,端板1の高さは,符号Hで示され,中央部分6bにおける側板2の高さは,符号Hで示されている。このように,端板1の高さHと,中央部分6bにおける側板2の高さHを出来るだけ揃えることで,包装箱10全体として,積み上げ時にかかる荷重をバランス良く分散させることが可能となる。その結果,包装箱10全体の積み上げ強度が向上する。
上記のような観点から,側罫線6の中央部分6bが両端部分6aよりも上下方向内側に向かってずれる第二距離Sは,側罫線6の両端部分6aが端罫線5よりも上下方向外側に向かってずれる第一距離Dと,ほぼ等しいことが好ましい。例えば,第二距離Sは,第一距離Dを100%とした場合に,30%〜200%,又は50%〜180%であることが好ましく,80%〜120%であることが特に好ましく,90%〜110%,又は95%〜105%であることがさらに好ましい。また,上記のように,第一距離Dと第二距離Sを設定した結果,端板1の高さHと,側罫線6の中央部分6bが形成された部分における側板2の高さHが,出来るだけ一致していることが好ましい。例えば,高さHは,高さHに対して,70%〜130%,又は80%〜120%であることが好ましく,90%〜110%,又は95%〜105%であることが特に好ましい。
また,側罫線6の両端部分6aと中央部分6bは共に,直線状に形成されていることが好ましい。例えば,側罫線6の両端部分6a又は中央部分6bを円弧状に形成することも可能ではあるが,組み立て時において包装箱の外形が歪み,積み上げ強度が低下する恐れがある。この点,側罫線6の両端部分6aと中央部分6bを直線状とすることで,包装箱に歪みが生じることを防止できる。なお,図1に示されるように,両端部分6aと中央部分6bとの間は直線で繋げばよい。
また,図1においては,内フラップ3の延出方向における長さが,符号Lで示されている。ここにいう,内フラップ3の延出方向における長さLとは,すなわち,端罫線5から内フラップ3の先端縁までの最短距離である。内フラップ3の延出方向における長さLは,包装箱の形状やサイズによって適宜変更可能である。例えば,内フラップ3の延出方向のける長さLは,外フラップ4の周方向における長さの半分以下又は2/5以下程度となることが一般的である。なお,外フラップ4の周方向における長さとは,図1示した,長さEと,長さCと,長さEの和に相当する。
また,本発明の包装箱10では,側罫線6の両端部分6aのそれぞれ周方向における長さEと設定するにあたり,内フラップ3の延出方向における長さLを考慮することが好ましい。例えば,側罫線6の両端部分6aの長さEは,内フラップ3の長さLとほぼ一致していることが好ましい。また,側罫線6の両端部分6aの長さEは,内フラップ3の長さL以上であることが好ましい。例えば,側罫線6の両端部分6aの長さEは,内フラップ3の長さLに対して,800%〜170%,又は100%〜150%であることが好ましく,100%〜140%,100%〜130%,又は100%〜120%であることが特に好ましい。このように,側罫線6の両端部分6aの長さEを,内フラップ3の長さL以上とすることで,包装箱の組み立て時において,内フラップ3の上に外フラップ4を重ねても,内フラップ3が干渉して,外フラップ4の形状が変形することを防止できる。また,上述した通り,包装箱10全体の積み上げ強度を向上させるためには,側罫線6の中央部分6bの長さCをある程度長めに確保する必要がある。例えば,中央部分6bの長さCは,両端部分6aそれぞれの長さEよりも長いものであることが好ましい。この点,側罫線6の両端部分6aの長さEを,内フラップ3の長さLよりも長くし過ぎてしまうと,中央部分6bの長さCを確保できない恐れがある。このため,側罫線6の両端部分6aの長さEは,内フラップ3の長さLに対して,150%以下とすることが好ましい。
なお,本発明において,側罫線6の両端部分6aの長さEは,内フラップ3の長さLよりも必ずしも長いものである必要はない。例えば,側罫線6の両端部分6aの長さEは,内フラップ3の長さLよりも短いものであってもよい。
ここで,本発明の包装箱10の最も好ましい形態を説明する。本発明の最も好ましい形態では,まず,側罫線6の両端部分6aが端罫線5からずれる第一距離Dを,シート部材の厚みをTに対して,95%〜105%の値とする(D≒T)。次に,側罫線6の中央部分6bが両端部分6aからずれる第二距離Sを,側罫線6の両端部分6aが端罫線5からずれる第一距離Dに対して,95%〜105%の値とする(S≒D)。また,中央部分6bの周方向における長さCを,両端部分6aそれぞれの周方向にける長さE以上とする(C≧E)。また,両端部分6aのそれぞれ周方向における長さEを,内フラップ3の延出方向における長さLに対して,95%〜105%の値とする(E≒L)。さらに,側罫線6の中央部分6bが形成された部分における側板2の高さHを,端板1の高さHに対し,95%〜105%の値とする(H≒H)。このような条件に基づいて,包装箱10を設計することで,最も効果的に本発明の効果を発揮することができる。
(2.第2の実施形態)
図3は,本発明の第2の実施形態に係る包装箱10の展開図を示している。本発明の第2の実施形態については,上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明を行い,同様の点については説明を省略する。
図3に示されるように,第2の実施形態に係る包装箱10は,側罫線6の中央部分6bが,両端部分6aよりも幅のある太い罫線で形成されている点において,第1の実施形態とは異なっている。
図3に示されるように,第2の実施形態において,側罫線6の中央部分6bは,両端部分6aの上下方向の内側に,この両端部分6aよりも第二距離S分だけ幅のある太い罫線で形成されている。このような太い罫線は,段ボールシートや厚紙を押しつぶすことによって形成することが可能である。側罫線6の中央部分6bの太さは,第二距離Sに相当する。すなわち,側罫線の中央部分6bは,両端部分6bよりも,第二距離S分だけ太い罫線で形成されている。第二距離Sの条件は,第1の実施形態で説明したものと同じ条件を採用することができる。また,その他各般の条件についても,第1の実施形態で説明したものと同じ条件を採用することができる。
第2の実施形態のように,側罫線6の中央部分6bを,第二距離Sの分だけ幅のある太い罫線によって形成した場合であっても,上述した第1の実施形態に係る包装箱と同様の効果を得ることができる。
(3.第3の実施形態)
図4は,本発明の第3の実施形態に係る包装箱10の展開図を示している。本発明の第3の実施形態については,上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明を行い,同様の点については説明を省略する。
図4に示されるように,第3の実施形態に係る包装箱10は,側罫線6の両端部分6aそれぞれの周方向における長さEが,内フラップ3の延出方向の長さLよりも,短く設定されている。この点において,第3の実施形態は,第1の実施形態とは異なる。
図4に示された第3の実施形態のように,側罫線6の両端部分6aそれぞれの周方向における長さEが,内フラップ3の延出方向の長さLよりも短くすることも可能である。例えば,側罫線6の両端部分6aの長さEは,フラップ3の長さLを100%とした場合に,80%以下の値とすることもできる。また,例えば,長さEは,長さLに対して,30〜80%,又は40〜70%とすることが好ましい。このようにすることで,側罫線6の中央部分6bの周方向における長さCを,比較的長く確保することができる。このため,第3の実施形態によれば,段違い包装箱であっても,積み上げ時の荷重をバランス良く分散させることができるようになり,結果として包装箱全体の強度が向上する。
以上,本願明細書では,本発明の内容を表現するために,図面を参照しながら本発明の実施形態の説明を行った。ただし,本発明は,上記実施形態に限定されるものではなく,本願明細書に記載された事項に基づいて当業者が自明な変更形態や改良形態を包含するものである。
本発明は,段違いの罫線を有する包装箱に関する。このため,本発明は,包装箱の製造産業などにおいて好適に利用し得る。
1…端板
2…側板
3…内フラップ
4…外フラップ
5…端罫線
6…側罫線
6a…両端部分
6b…中央部分
7…接合代
10…包装箱

Claims (5)

  1. 互いに対向する一対の端板(1)と,
    前記一対の端板(1)の周方向に連接し,互いに対向する一対の側板(2)と,
    前記一対の端板(1)それぞれの上端及び下端に連接した内フラップ(3)と,
    前記一対の側板(2)それぞれの上端及び下端に連接した外フラップ(4)と,
    前記一対の端板(1)と前記内フラップ(3)の境界に形成された端罫線(5)と,
    前記一対の側板(2)と前記外フラップ(4)の境界に形成された側罫線(6)と,
    を有する包装箱であって,
    前記側罫線(6)は,
    前記周方向における両端部分(6a)と,
    前記両端部分(6a)の間に位置する中央部分(6b)と,に区分され,
    前記両端部分(6a)は,前記端罫線(5)よりも上下方向の外側に,第一距離(D)ずれた位置に形成されており,
    前記中央部分(6b)は,前記両端部分(6a)よりも上下方向の内側に,第二距離(S)ずれた位置に形成されており,
    前記第二距離(S)は,前記第一距離(D)に対して95%以上105%以下である
    包装箱。
  2. 前記包装箱は,一枚のシート部材によって形成されており,
    前記第一距離(D)は,前記シート部材の厚み(T)に対して95%以上105%以下である
    請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記内フラップ(3)の延出方向における長さの値をLとし,
    前記両端部分(6a)それぞれの周方向における長さの値をEとした場合に,
    Eは,Lに対して,100%以上150%以下の値である
    請求項1又は請求項2に記載の包装箱。
  4. 前記側罫線(6)の前記両端部分(6a)及び前記中央部分(6b)は共に,周方向に延びる直線状に形成されている
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の包装箱。
  5. 互いに対向する一対の端板(1)と,
    前記一対の端板(1)の周方向に連接し,互いに対向する一対の側板(2)と,
    前記一対の端板(1)それぞれの上端及び下端に連接した内フラップ(3)と,
    前記一対の側板(2)それぞれの上端及び下端に連接した外フラップ(4)と,
    前記一対の端板(1)と前記内フラップ(3)の境界に形成された端罫線(5)と,
    前記一対の側板(2)と前記外フラップ(4)の境界に形成された側罫線(6)と,
    を有する包装箱であって,
    前記側罫線(6)は,
    前記周方向における両端部分(6a)と,
    前記両端部分(6a)の間に位置する中央部分(6b)と,に区分され,
    前記両端部分(6a)は,前記端罫線(5)よりも上下方向の外側に,第一距離(D)ずれた位置に形成されており,
    前記中央部分(6b)は,前記両端部分(6a)の上下方向の内側に,前記両端部分(6a)よりも第二距離(S)分だけ幅のある太い罫線で形成されており,
    前記第二距離(S)は,前記第一距離(D)に対して95%以上105%以下である
    包装箱。
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