JP6133736B2 - インターホンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、インターホンシステムに関するものである。
従来、玄関カメラとその玄関カメラの映像が表示されるモニターとが設けられた集合玄関機を備えるインターホンシステムが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1のインターホンシステムでは、例えば、来訪者は、集合玄関機のモニターを見ることにより自己の映像を確認することができる。
特開2000−092223号公報
特許文献1に記載のインターホンシステムに対して、更に、例えば、防犯性向上の観点から、居住者による来訪者の確認を容易にするために、集合玄関機と接続される居室機に、集合玄関機のカメラが取得して居室機のモニターに表示される映像をズームしたりパンチルト操作したりすることが可能な映像操作部を設けることが考えられる。
しかしながら、特許文献1の構成に上記の映像操作部を追加する構成では、居住者が居室機の映像操作部を操作して映像をズームしたりパンチルト操作すると、玄関集合機のモニターに表示される映像も同様にズームしたりパンチルト操作されてしまう。このため、居住者が例えば居留守をしつつ来訪者を確認したい場合であっても、居住者が在宅中であることが来訪者に気付かれてしまう場合があった。
本発明は、来訪者に気付かれずに来訪者を確認することが可能なインターホンシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決することのできる本発明のインターホンシステムは、居住者を呼び出して通話するための玄関機と、居室内に設置されるとともに前記玄関機からの呼び出しに応答するための居室機と、を備えるインターホンシステムであって、前記玄関機は、前記玄関機の周囲の映像を取得する玄関カメラと、前記映像を表示する玄関表示部と、を有し、前記居室機は、前記映像を表示する居室表示部と、前記玄関カメラで取得されて前記居室表示部に表示される前記映像を変更する表示変更処理を行うための映像操作部と、を有し、前記玄関機において呼出操作がされた場合、前記玄関カメラで取得されている映像が前記玄関表示部及び前記居室表示部に表示されるとともに、所定時間内は前記映像操作部に対する操作が無効とされ、前記玄関機において呼出操作がされて前記所定時間が経過した後は、前記所定時間経過後に前記玄関カメラで取得されている映像が前記玄関表示部に表示されることが停止されるとともに、前記映像操作部に対する操作が有効とされることを特徴とする。
この態様によれば、所定時間内に居住者が映像操作部を操作しても、玄関表示部及び居室表示部に表示されている映像は変化せず、来訪者は玄関表示部に表示されている映像を見ても、居住者が在宅中か否かを気づくことはできない。
また、来訪者に呼び出された居住者が、所定時間経過後に、例えば防犯のために、映像操作部を操作して映像を変更して来訪者を確実に確認しようとしたとしても、この操作された映像は玄関表示部には表示されない。このように、来訪者は玄関表示部を見ても、居室表示部に表示されている映像の変化の様子が分からないため、来訪者は、居住者が在宅中か否かを気づくことはできない。従って、居住者は、来訪者に気付かれずに来訪者を確認することができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、前記所定時間内に前記玄関表示部及び前記居室表示部に表示される前記映像の中心位置又は縮尺の少なくとも一方が、所定のパターンで自動的に変更されることにしても良い。
この態様によれば、中心位置や縮尺が所定のパターンで自動的に変化された映像が玄関表示部に表示される。このとき、来訪者が玄関表示部に表示されている映像を見ても、所定のパターンで自動的に映像が変化する様子が居住者の操作によるものか否かは分からないため、居住者が在宅中か否かを気づくことはできない。一方、来訪者は、自己の映像が複数のパターンで撮像されていることを自覚させられるため、防犯性が向上する。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、前記呼出操作がされた場合、前記玄関表示部には、前記玄関カメラで取得されている映像が録画中であることを示す録画表示が表示されることにしても良い。
この態様によれば、来訪者に対して、玄関カメラで取得されている映像が録画中であることを自覚させることができるため、防犯性が向上する。
また、本発明のインターホンシステムは、居住者を呼び出して通話するための玄関機と、居室内に設置されるとともに前記玄関機からの呼び出しに応答するための居室機と、を備えるインターホンシステムであって、前記玄関機は、前記玄関機の周囲の映像を取得する玄関カメラと、前記映像を表示する玄関表示部と、を有し、前記居室機は、前記映像を表示する居室表示部と、前記玄関カメラで取得されて前記居室表示部に表示される前記映像を変更する表示変更処理を行うための映像操作部と、を有し、前記玄関機において呼出操作が開始されると、前記玄関カメラで取得されている映像が前記玄関表示部に表示され、前記呼出操作が終了した後は、前記玄関カメラで取得されている映像が前記居室表示部に表示されるとともに、前記呼出操作終了後に前記玄関カメラで取得されている映像が前記玄関表示部に表示されることが停止されることを特徴とする。
この態様によれば、来訪者による呼出操作が終了した後に、居住者が、例えば防犯のために、映像操作部を操作して映像を変更して来訪者を確実に確認しようとした場合であっても、この操作された映像は玄関表示部には表示されない。従って、来訪者は玄関表示部を見ても、居室表示部に表示されている映像の変化の様子が分からないため、居住者が在宅中か否かを気づくことができない。従って、居住者は、来訪者に気付かれずに来訪者を確認することができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、前記呼出操作が終了した後、前記玄関表示部には、前記玄関カメラで取得されている映像が録画中であることを示す録画表示が表示されることにしても良い。
この態様によれば、来訪者に対して、玄関カメラで取得されている映像が録画中であることを自覚させることができるため、防犯性が向上する。
また、本発明のインターホンシステムは、居住者を呼び出して通話するための玄関機と、居室内に設置されるとともに前記玄関機からの呼び出しに応答するための居室機と、を備えるインターホンシステムであって、前記玄関機は、前記玄関機の周囲の映像を取得する玄関カメラと、前記映像を表示する玄関表示部と、を有し、前記居室機は、前記映像を表示する居室表示部と、前記玄関カメラで取得されて前記居室表示部のみに表示される映像を変更する表示変更処理を行うための映像操作部と、を有することを特徴とする。
この態様によれば、来訪者は玄関表示部を見ても、居室表示部に表示されている映像の変化の様子が分からないため、来訪者は、居住者が在宅中か否かを気づくことはできない。従って、居住者は、来訪者に気付かれずに来訪者を確認することができる。
本発明によれば、来訪者に気付かれずに来訪者を確認することが可能なインターホンシステムを提供することができる。
本発明の実施形態を示すインターホンシステムの概略構成図である。 集合玄関機の構成を示すブロック図である。 制御装置の構成を示すブロック図である。 居室機の構成を示すブロック図である。 インターホンシステムの制御装置による制御の流れを説明するフローチャートである。 他の実施形態に係るインターホンシステムの制御装置による制御の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明に係るインターホンシステムの実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るインターホンシステム10は、マンション等の集合住宅や一戸建てにおける住戸に設置されるもので、エントランスカメラ1、集合玄関機(玄関機の一例)2、制御装置3及び居室機4を備えている。なお、本例では、インターホンシステム10を集合住宅に設置した場合を例示して説明する。したがって、本実施形態では、複数の居室機4を備え、各住戸にそれぞれ居室機4が設置されている。
エントランスカメラ1は、集合住宅のエントランス付近に設置されており、エントランス及びその周辺を撮影するカメラである。
集合玄関機2は、住戸内に在室中の居住者を呼び出す際に、来訪者が所定の呼出操作を行うためのものである。この集合玄関機2は、玄関マイク14、玄関スピーカ15、玄関操作部16、玄関表示部17及び玄関カメラ20を備えている。玄関マイク14及び玄関スピーカ15は、来訪者が居住者との間で通話をする際に、音声を入出力するためのものである。玄関操作部16は、来訪者が居住者を呼び出すための呼出操作を行う際に来訪者によって操作される部分である。玄関表示部17は、玄関操作部16での操作内容や玄関カメラ20で撮影された映像を表示させるものである。玄関カメラ20は、呼出操作を行う来訪者及びその周囲の映像等を撮影するためのものである。
図2に示すように、集合玄関機2は、通信回路11、通話回路12、制御部13、カメラ映像回路18、切替回路19及びエントランスカメラ映像回路21を有している。通信回路11、通話回路12、カメラ映像回路18は、制御部13に接続されており、制御部13によって制御される。
通信回路11は、集合玄関機2の制御部13と制御装置3との間での各種信号の通信を行う。通話回路12には、玄関マイク14及び玄関スピーカ15が接続されている。通話回路12は、玄関マイク14からの音声信号を制御部13へ送信するとともに、制御部13からの音声信号を玄関スピーカ15へ出力する。制御部13には、玄関操作部16が接続されており、玄関操作部16で操作されることで玄関操作部16から入力信号が制御部13へ送信される。また、制御部13には、玄関表示部17が接続されており、制御部13から玄関表示部17へ映像信号が出力される。
カメラ映像回路18には、玄関カメラ20及び切替回路19が接続されている。カメラ映像回路18は、玄関カメラ20からの映像信号を切替回路19へ送信する。エントランスカメラ映像回路21には、エントランスカメラ1及び切替回路19が接続されている。エントランスカメラ映像回路21は、エントランスカメラ1からの映像信号を切替回路19へ送信する。切替回路19は、エントランスカメラ1または玄関カメラ20からの映像信号のいずれかを通信回路11へ送信する。
制御装置3は、インターホンシステム10の全体の制御を行うもので、図3に示すように、二つの通信回路31,32と、主構成部としてのCPU(Central Processing Unit)33とを備えている。通信回路31は、集合玄関機2に接続されており、集合玄関機2と制御装置3のCPU33との間での各種信号の通信を行う。通信回路32は、居室機4に接続されており、居室機4と制御装置3のCPU33との間での各種信号の通信を行う。
図1に示すように、居室機4は、集合玄関機2からの来訪者による呼び出しに応答するためのものであり、各住戸にそれぞれ設置される。各居室機4は、居室マイク44、居室スピーカ45、居室表示部46及び居室操作部(映像操作部の一例)47を備えている。居室マイク44及び居室スピーカ45は、居住者が来訪者との間で通話をする際に、音声を入出力するためのものである。居室表示部46は、玄関カメラ20またはエントランスカメラ1で撮影された映像を表示させるものである。
居室操作部47は、居住者が来訪者からの呼び出しに応答して通話する際に、所定の応答操作を行ったり、居室表示部46に表示される映像を変更する表示変更処理を行うためのものである。居室操作部47による表示変更処理は、画像処理的に行っても良いし、カメラの姿勢を変化させて行っても良い。例えば、本例の表示変更処理は、広角カメラからなる玄関カメラ20で撮影されて取得されたワイド映像を分割した分割映像に加工したり、ワイド映像の所定部分を拡大した拡大映像に加工するなどの画像処理によっても良い。また、本例の表示変更処理は、玄関カメラ20の位置や姿勢を変化させることで映像をズームしたりパンチルト操作することによって行われても良い。
また、居室操作部47を操作することで切替回路19が入力を切り替え、居室表示部46の映像を、玄関カメラ20の映像とエントランスカメラ1の映像とに切り替えることも可能である。さらに、居室操作部47は、解錠スイッチも備えている。居室操作部47の解錠スイッチは、エントランスの扉を開放する解除操作を行うためのものであり、解錠スイッチを押下することでエントランスが解錠される。
図4に示すように、各居室機4は、通信回路41、通話回路42及び制御部43を有している。通信回路41と通話回路42は、制御部43に接続されており、制御部43によって制御される。
通信回路41は、居室機4の制御部43と制御装置3との間での各種信号の通信を行う。通話回路42には、居室マイク44及び居室スピーカ45が接続されている。通話回路42は、居室マイク44からの音声信号を制御部43へ送信するとともに、制御部43からの音声信号を居室スピーカ45へ出力する。制御部43には、居室操作部47が接続されており、居室操作部47で操作されることで居室操作部47から入力信号が制御部43へ送信される。また、制御部43には、居室表示部46が接続されており、制御部43から居室表示部46へ映像信号が出力される。また、居室機4において、居室操作部47によって表示変更処理された映像信号は、制御部43を介して居室表示部46に送信される。また、インターホンシステム10において、居室操作部47によって表示変更処理された映像信号は、制御装置3を介して、集合玄関機2の玄関表示部17まで送信可能に構成されている。
次に、上記のインターホンシステム10の制御装置3での制御を、図5に示すフローチャートに沿って説明する。
来訪者が住戸内の居住者を呼び出すべく、集合玄関機2の玄関操作部16のボタンを押下すると、住戸内の居住者の呼出操作が開始される(ステップS11)。
すると、集合玄関機2では、玄関カメラ20が駆動し、玄関カメラ20によって集合玄関機2の周囲(例えば集合玄関機の前方)に待機する来訪者の映像が撮影される(ステップS12)。
さらに、集合玄関機2では、玄関表示部17が作動し(ステップS13)、この玄関表示部17に、玄関カメラ20で撮影された玄関カメラ映像が映し出される(ステップS14)。
来訪者によって呼出操作が開始され(ステップS11)、来訪者が玄関操作部16の呼出ボタンを押下することで呼出操作が終了されると(ステップS15)、呼出対象の住戸の居室機4の居室スピーカ45から呼出音が発せられる(ステップS16)。
さらに、居室機4では、居室表示部46が作動し(ステップS17)、この居室表示部46に、玄関カメラ20によって撮影された玄関カメラ映像が映し出される(ステップS18)。
ここで、居住者が居室操作部47を操作することで、玄関カメラ20によって撮影された玄関カメラ映像に対して表示変更処理の操作が行われたか否かの表示変更操作判定が行われる(ステップS19)。
この表示変更操作判定(ステップS19)で、玄関カメラ映像に対して表示変更操作が行われた場合(ステップS19:YES)、集合玄関機2に対して呼出操作がされてから所定時間が経過したか否かの所定時間経過判定が行われる(ステップS20)。なお、本例での所定時間の起算時点は、呼出操作が開始された時点や、呼出操作が終了した時点、または、呼出操作が開始されてから数秒後の時点等で良い。また、本例の所定時間は後述する呼出時間より短い時間が好ましい。
この所定時間経過判定(ステップS20)で、集合玄関機2に対して呼出操作がされてから所定時間に達していない場合は(ステップS20:NO)、表示変更操作判定(ステップS19)へ移行する。そして、集合玄関機2に対して呼出操作がされた後、所定時間内は居室操作部47に対する操作が無効とされる。
集合玄関機2に対して呼出操作がされてから所定時間が経過したと判定されると(ステップS20:YES)、居住者が居室操作部47を操作して行った玄関カメラ20によって撮影された玄関カメラ映像に対する表示変更処理が実行される(ステップS21)。つまり、集合玄関機2に対して呼出操作がされて所定時間が経過した後は、居室操作部47に対する操作が有効とされる。また、この表示変更処理の実行(ステップS21)と同時に、集合玄関機2の玄関表示部17での映像の表示が停止され(ステップS22)、後述するステップS23へ移行する。
また、表示変更操作判定(ステップS19)で、玄関カメラ映像に対して表示変更操作が行われない場合(ステップS19:NO)、集合玄関機2に対して呼出操作がされてから所定時間が経過したか否かの所定時間経過判定が行われる(ステップS25)。
この所定時間経過判定(ステップS25)で、集合玄関機2に対して呼出操作がされてから所定時間に達していない場合は(ステップS25:NO)、表示変更操作判定(ステップS19)へ移行する。そして、集合玄関機2に対して呼出操作がされた後、所定時間内は居室操作部47に対する操作が無効とされる。
集合玄関機2に対して呼出操作がされてから所定時間が経過したと判定されると(ステップS25:YES)、集合玄関機2の玄関表示部17での映像の表示が停止され(ステップS26)、後述するステップS23へ移行する。
来訪者による呼出操作が終了してから(ステップS15)、通話状態に移行されたか否かの通話状態移行判定または呼出時間が経過したか否かの呼出時間経過判定が行われる(ステップS23)。
ここで、居住者が居室操作部47を操作して来訪者との通話状態が許可されて通話状態に移行されたと判定されると(ステップS23:YES)、来訪者と居住者との通話が可能とされる(ステップS24)。居住者は、来訪者との通話後、来訪者を招き入れる場合に、居室操作部47の解錠スイッチを押下し、エントランスを解錠させる。これにより、住戸のエントランスを来訪者が通過することが可能とされる。また、通話状態への移行が行われず、呼出時間が経過したと判定されると(ステップS23:YES)、集合玄関機2及び居室機4が待ち受け状態とされる(ステップS24)。
なお、来訪者と居住者との通話が許可されず(ステップS23:NO)、さらに、呼出時間が経過していないと判定されると(ステップS23:NO)、表示変更操作判定(ステップS19)へ移行する。
以上、説明したように、本実施形態に係るインターホンシステム10によれば、来訪者が集合玄関機2に対して呼出操作を行った場合、玄関カメラ20で取得されている映像が玄関表示部17及び居室表示部46に表示される。このため、来訪者は玄関表示部17を見ることで自己の映像を確認することができるとともに、居住者は居室表示部46を見ることで来訪者を確認することができる。また、来訪者が集合玄関機2に対して呼出操作を行った場合、所定時間内は居室機4の居室操作部47に対する操作が無効とされる。このため、所定時間内に居住者が居室操作部47を操作しても、玄関表示部17及び居室表示部46に表示されている映像は変化せず、来訪者は玄関表示部17に表示されている映像を見ても、居住者が在宅中か否かを気づくことはできない。
また、来訪者が集合玄関機2に対して呼出操作を行って所定時間が経過した後は、所定時間経過後に玄関カメラ20で取得されている映像が玄関表示部17に表示されることが停止されるとともに、居室操作部47に対する操作が有効とされる。このため、来訪者に呼び出された居住者が、所定時間経過後に、例えば防犯のために、居室操作部47を操作し、例えば、映像の中心位置や縮尺を変えるなどの表示変更処理を行って来訪者を確実に確認しようとしたとしても、この操作された映像は玄関表示部17には表示されない。このように、来訪者は玄関表示部17を見ても、居室表示部46に表示されている映像の変化の様子が分からないため、来訪者は、居住者が在宅中か否かを気づくことはできない。従って、居住者は、来訪者に気付かれずに来訪者を確認することができる。
なお、集合玄関機2に対して呼出操作がされてからの所定時間の間に玄関表示部17及び居室表示部46に表示させる玄関カメラ20の映像が、その中心又は縮尺の少なくとも一方が、所定のパターンで自動的に変更されるようにしても良い。
このようにすれば、中心位置や縮尺が所定のパターンで自動的に変化された映像が玄関表示部17に表示される。このとき、来訪者が玄関表示部17に表示されている映像を見ても、所定のパターンで自動的に映像が変化する様子が居住者の操作によるものか否かは分からないため、居住者が在宅中か否かを気づくことはできない。一方、来訪者は、自己の映像が複数のパターンで撮像されていることを自覚させられるため、防犯性が向上する。
また、集合玄関機2に対する呼出操作が終了した後、玄関表示部17に、玄関カメラ20で取得されている映像が録画中であることを示す録画表示(例えば「録画中」の文字表示や、録画中であることを示す図形によるアイコン表示)などを、集合玄関機2及び居室機4が待ち受け状態となるまで表示しても良い。
このようにすれば、来訪者に対して、玄関カメラ20で取得されている映像が録画中であることを自覚させることができるため、防犯性が向上する。
なお、上記実施形態では、来訪者が集合玄関機2に対して呼出操作を行って所定時間が経過した後は、所定時間経過後に玄関カメラ20で取得されている映像を玄関表示部17に表示させないようにしたが、所定時間が経過した後、玄関表示部17に、所定時間経過前に玄関カメラ20で録画した静止画を表示させても良い。
次に、他の実施形態に係るインターホンシステム10の制御装置3での制御を、図6に示すフローチャートに沿って説明する。
来訪者が住戸内の居住者を呼び出すべく、集合玄関機2の玄関操作部16のボタンを押下すると、住戸内の居住者の呼出操作が開始される(ステップS31)。
すると、集合玄関機2では、玄関カメラ20が駆動し、玄関カメラ20によって集合玄関機2の周囲(例えば前方)に待機する来訪者の映像が撮影される(ステップS32)。
さらに、集合玄関機2では、玄関表示部17が作動し(ステップS33)、この玄関表示部17に、玄関カメラ20で撮影された玄関カメラ映像が映し出される(ステップS34)。
来訪者によって呼出操作が開始され(ステップS31)、来訪者が玄関操作部16の呼出ボタンを押下することで呼出操作が終了されると(ステップS35)、集合玄関機2の玄関表示部17での映像の表示が停止され(ステップS36)、集合玄関機2の玄関表示部17には、玄関カメラ20で取得されている映像が録画中であることを示す録画表示(例えば「録画中」の文字表示や、録画中であることを示す図形によるアイコン表示)が、集合玄関機2及び居室機4が待ち受け状態となるまで表示される(ステップS37)。
また、来訪者が玄関操作部16の呼出ボタンを押下することで呼出操作が終了されると(ステップS35)、呼出対象の住戸の居室機4の居室スピーカ45から呼出音が発せられる(ステップS38)。
さらに、居室機4では、居室表示部46が作動し(ステップS39)、この居室表示部46に、玄関カメラ20によって撮影された玄関カメラ映像が映し出される(ステップS40)。
この状態において、居住者が居室操作部47を操作することで、表示変更処理の操作が行われると(ステップS41)、居室表示部46に映し出されている玄関カメラ20によって撮影された玄関カメラ映像に対して表示変更処理が実行される(ステップS42)。
来訪者による呼出操作が終了してから(ステップS35)、通話状態に移行されたか否かの通話状態移行判定または呼出時間が経過したか否かの呼出時間経過判定が行われる(ステップS43)。
ここで、居住者が居室操作部47を操作して来訪者との通話状態が許可されて通話状態移行に移行されたと判定されると(ステップS43:YES)、来訪者と居住者との通話が可能とされる(ステップS44)。居住者は、来訪者との通話後、来訪者を招き入れる場合に、居室操作部47の解錠スイッチを押下し、エントランスを解錠させる。これにより、住戸のエントランスを来訪者が通過することが可能とされる。また、通話状態への移行が行われず、呼出時間が経過したと判定されると(ステップS43:YES)、集合玄関機2及び居室機4が待ち受け状態とされる(ステップS44)。
なお、来訪者と居住者との通話が許可されず(ステップS43:NO)、さらに、呼出時間が経過していないと判定されると(ステップS43:NO)、表示変更操作(ステップS41)へ移行する。
このように、図6に示す実施形態によれば、集合玄関機2に対して呼出操作が開始されると、玄関カメラ20で取得されている映像が玄関表示部17に表示される。このため、来訪者は玄関表示部17を見ることで自己の映像を確認することができる。また、呼出操作が終了した後は、玄関カメラ20で取得されている映像が居室表示部46に表示されるとともに、呼出操作終了後に玄関カメラ20で取得されている映像が玄関表示部17に表示されることが停止される。このため、来訪者による呼出操作が終了した後に、居住者が、例えば防犯のために、居室操作部47を操作して映像の中心位置や縮尺を変えて来訪者を確実に確認しようとした場合であっても、この操作された映像は玄関表示部17には表示されない。従って、来訪者は玄関表示部17を見ても、居室表示部46に表示されている映像の変化の様子が分からないため、居住者が在宅中か否かを気づくことができない。従って、居住者は、来訪者に気付かれずに来訪者を確認することができる。
また、呼出操作が終了した後、玄関表示部17には、玄関カメラ20で取得されている映像が録画中であることを示す録画表示が表示されるので、来訪者に対して、玄関カメラ20で取得されている映像が録画中であることを自覚させることができ、防犯性が向上する。
なお、上記他の実施形態では、集合玄関機2に対する来訪者による呼出操作の終了後は、玄関カメラ20で取得されている映像を玄関表示部17に表示させないようにしたが、呼出操作の終了後、玄関表示部17に、呼出操作の終了前に玄関カメラ20で録画した静止画を表示しても良い。
なお、本発明は、上述した実施形態及び他の実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
また、上記実施形態及び他の実施形態における玄関表示部17及び居室表示部46に表示させる映像としては、動画に限らず、連続する静止画を表示させても良い。
また、本発明のインターホンシステムは、マンション等の集合住宅の各住戸に限らず、一戸建ての住戸などの玄関を有する建物に対しても利用可能である。例えば、上記の集合玄関機2の機能を一戸建ての住戸の玄関機に持たせることができる。
また、上記実施形態及び他の実施形態において、居室操作部47による表示変更操作が居室表示部46及び玄関表示部17の表示内容に反映されることが可能に構成されていたが、この例に限られない。例えば、来訪者による呼出操作の有無に関わらず、居室操作部47による表示変更操作が居室表示部46の表示内容のみに反映されるように構成してもよい。
2:集合玄関機(玄関機)、4:居室機、10:インターホンシステム、17:玄関表示部、20:玄関カメラ、46:居室表示部、47:居室操作部(映像操作部)

Claims (6)

  1. 居住者を呼び出して通話するための玄関機と、居室内に設置されるとともに前記玄関機からの呼び出しに応答するための居室機と、を備えるインターホンシステムであって、
    前記玄関機は、
    前記玄関機の周囲の映像を取得する玄関カメラと、
    前記映像を表示する玄関表示部と、
    を有し、
    前記居室機は、
    前記映像を表示する居室表示部と、
    前記玄関カメラで取得されて前記居室表示部に表示される前記映像を変更する表示変更処理を行うための映像操作部と、
    を有し、
    前記玄関機において呼出操作がされた場合、前記玄関カメラで取得されている映像が前記玄関表示部及び前記居室表示部に表示されるとともに、所定時間内は前記映像操作部に対する操作が無効とされ、
    前記玄関機において呼出操作がされて前記所定時間が経過した後は、前記所定時間経過後に前記玄関カメラで取得されている映像が前記玄関表示部に表示されることが停止されるとともに、前記映像操作部に対する操作が有効とされることを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記所定時間内に前記玄関表示部及び前記居室表示部に表示される前記映像の中心位置又は縮尺の少なくとも一方が、所定のパターンで自動的に変更されることを特徴とする請求項1に記載のインターホンシステム。
  3. 前記呼出操作がされた場合、前記玄関表示部には、前記玄関カメラで取得されている映像が録画中であることを示す録画表示が表示されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインターホンシステム。
  4. 居住者を呼び出して通話するための玄関機と、居室内に設置されるとともに前記玄関機からの呼び出しに応答するための居室機と、を備えるインターホンシステムであって、
    前記玄関機は、
    前記玄関機の周囲の映像を取得する玄関カメラと、
    前記映像を表示する玄関表示部と、
    を有し、
    前記居室機は、
    前記映像を表示する居室表示部と、
    前記玄関カメラで取得されて前記居室表示部に表示される前記映像を変更する表示変更処理を行うための映像操作部と、
    を有し、
    前記玄関機において呼出操作が開始されると、前記玄関カメラで取得されている映像が前記玄関表示部に表示され、前記呼出操作が終了した後は、前記玄関カメラで取得されている映像が前記居室表示部に表示されるとともに、前記呼出操作終了後に前記玄関カメラで取得されている映像が前記玄関表示部に表示されることが停止されることを特徴とするインターホンシステム。
  5. 前記呼出操作が終了した後、前記玄関表示部には、前記玄関カメラで取得されている映像が録画中であることを示す録画表示が表示されることを特徴とする請求項4に記載のインターホンシステム。
  6. 居住者を呼び出して通話するための玄関機と、居室内に設置されるとともに前記玄関機からの呼び出しに応答するための居室機と、を備えるインターホンシステムであって、
    前記玄関機は、
    前記玄関機の周囲の映像を取得する玄関カメラと、
    前記映像を表示する玄関表示部と、
    を有し、
    前記居室機は、
    前記映像を表示する居室表示部と、
    前記玄関カメラで取得されて前記玄関表示部に表示される前記映像と、前記玄関カメラで取得されて前記居室表示部に表示される映像のうち、前記居室表示部に表示される映像のみを変更する表示変更処理を行うための映像操作部と、
    を有する、ことを特徴とするインターホンシステム。
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