JP6133379B2 - 作業機 - Google Patents
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Description
特許文献1には、コンバインが記載されている。このコンバインでは、エンジンボンネットが、運転部開放軸芯まわりに揺動自在に支持されており、自走機体の機体フレームの上側に位置した閉じ状態と、自走機体外に位置した開き状態とに切り換わる。
この場合、エアクリーナとエンジンとを連通させる吸気管をエアクリーナ側やエンジン側で取り外すことによってエンジンボンネットの開放を可能にすると、エンジンボンネト内の点検や修理作業を行う際、吸気管を脱着する煩わしい手間が必要になる。
これに対し、吸気管をエンジンとエアクリーナとに接続したままでエンジンボンネットを開放することができるよう、蛇腹などの伸縮機構を備えた吸気管を採用すると、吸気管支持の面で構造が複雑になる。
すなわち、吸気管が伸縮機構を備えるがために屈曲や揺れ動きやすい性状を備える。このため、吸気管が振動に起因した屈曲や揺れ動きによってエンジンボンネット内のエンジンなどの装置に接触することを防止するよう、吸気管の支持を精度よく行わせるとともに数多くの箇所で行わせる必要がある。
機体フレームの横外端よりも横内側に設けられ、前記エンジンボンネットが閉じ状態となったときに、前記エンジンボンネットを支持する第一支持部と、
前記機体フレームにおける外周に設けられたフレームのうち、前記エンジンボンネットが開く側の横外側部に位置する横外フレームよりも横外側に突出する状態で設けられ、前記エンジンボンネットが開き状態となったときに、前記エンジンボンネットを支持する第二支持部と、
前記機体フレームに固定された支持枠体に接続部材を介して遊転自在に支持されたローラと、を備え、
前記ローラが、円弧形に形成されているガイドレール部に転動しつつ当接することにより、前記ローラ及び前記ガイドレール部で前記エンジンボンネットを支持しながら、前記エンジンボンネットが揺動開閉するように構成してある。
図1は、本発明の実施例に係る作業機の全体側面図である。図2は、本発明の実施例に係る作業機の全体平面図である。これらの図に示すように、本発明の実施例に係る作業機は、クローラ走行装置1によって自走するよう構成し、かつ、エンジン11が装備された原動部10と、運転キャビン21が装備された運転部20とを有した自走機体を備え、この自走機体の機体フレーム2の前部に連結された刈取り部30を備え、前記機体フレーム2の後部側に機体横方向に並べて設けた脱穀装置3と穀粒タンク4とを備えている。
つまり、前記自走機体は、前記運転部20の横側方に配置して前記機体フレーム2に支持させたミッションケース5を備え、前記エンジン11の出力を、前記ミッションケース5を介して前記クローラ走行装置1と前記刈取り部30とに伝達する。
前記電装品55は、脱穀装置3における扱き深さを設定深さに維持する電子制御や、刈取り部30における刈高さを設定高さに維持する電子制御を司るよう構成されている。
前記仕切り板56は、前記電装品55が位置するケース内空間と前記エヤクリーナ50が位置するケース内空間とを仕切り、エヤクリーナ50を収容するケース内空間に塵埃が流入しても電装品55が位置するケース内空間に流入することを防止することにより、電装品55の塵埃付着を防止している。
上記したエンジンボンネット13に替え、運転部20の運転部床24や運転キャビン21を連結されない構成を備えたエンジンボンネットの場合でも、本発明を適用することができる。すなわち、このエンジンボンネットが単独で開閉するものの場合でも、本発明の目的を達成することができる。
2A 横外フレーム
13 エンジンボンネット
22 運転座席
40 支持枠体
61 ガイドレール部
62 支持部(ローラ)
63 ホルダー(接続部材)
65 受け止め支持部(第二支持部)
67 初期用の支持部(第一支持部)
68 2期用の支持部(第一支持部)
Claims (1)
- 運転座席と、前記運転座席が支持されると共に開き状態と閉じ状態とに移動可能なエンジンボンネットと、
機体フレームの横外端よりも横内側に設けられ、前記エンジンボンネットが閉じ状態となったときに、前記エンジンボンネットを支持する第一支持部と、
前記機体フレームにおける外周に設けられたフレームのうち、前記エンジンボンネットが開く側の横外側部に位置する横外フレームよりも横外側に突出する状態で設けられ、前記エンジンボンネットが開き状態となったときに、前記エンジンボンネットを支持する第二支持部と、
前記機体フレームに固定された支持枠体に接続部材を介して遊転自在に支持されたローラと、を備え、
前記ローラが、円弧形に形成されているガイドレール部に転動しつつ当接することにより、前記ローラ及び前記ガイドレール部で前記エンジンボンネットを支持しながら、前記エンジンボンネットが揺動開閉するように構成してある作業機。
Priority Applications (1)
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JP2015208995A JP6133379B2 (ja) | 2015-10-23 | 2015-10-23 | 作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015208995A JP6133379B2 (ja) | 2015-10-23 | 2015-10-23 | 作業機 |
Related Parent Applications (1)
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Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017082728A Division JP6408638B2 (ja) | 2017-04-19 | 2017-04-19 | 作業機 |
Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
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JP2015208995A Active JP6133379B2 (ja) | 2015-10-23 | 2015-10-23 | 作業機 |
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- 2015-10-23 JP JP2015208995A patent/JP6133379B2/ja active Active
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