JP6131747B2 - 車両電源システム - Google Patents

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本発明は、車両電源システムに関するものである。
近年、車両電源システムの一部として、緊急時にエンジンの駆動を停止させるための緊急停止装置を備えたものがある。例えば、特許文献1には、緊急時にエンジンスイッチを3秒程度長押し操作することでイグニッションオフ信号を出力し、該信号によりイグニッションリレーをオフにしてエンジンの駆動を確実に停止させることができる緊急停止装置が開示されている。
特開2012−7569号公報
ところで、上記のような車両電源システムでは、緊急時にイグニッションオフ信号が出力されてイグニッションリレーがオフされと、エンジンの駆動が停止されるとともに、イグニッションリレーの下流に接続された全ての負荷への電源供給が遮断されることになる。そして、例えば、イグニッションリレーに電動パワーステアリングシステムECUや電動ブレーキECUが接続されている場合、それら走行に関する走行系負荷への電源供給も遮断されることになる。よって、走行中にエンジンの駆動を停止させると、例えば、ステアリング操作が重くなってしまう等、走行操作が難しくなるといった問題が発生する虞がある。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、エンジンの駆動を停止させても容易な走行操作を確保することができる車両電源システムを提供することにある。
上記課題を解決する車両電源システムは、イグニッションオフ信号に基づいて電源線に電気的に接続された負荷を前記電源線から遮断する車両電源システムであって、複数の前記負荷は、エンジンの駆動停止に伴う車両の走行状態で作動させたい走行系負荷と、エンジンの駆動停止に伴う車両の走行状態で作動させる必要のない非走行系負荷とがあり、車速が予め設定された速度以下の状態で前記イグニッションオフ信号が入力されると、前記走行系負荷及び前記非走行系負荷を前記電源線から遮断し、車速が予め設定された速度よりも速い状態で前記イグニッションオフ信号が入力されると、前記走行系負荷と前記電源線との電気的な接続を維持しつつ前記非走行系負荷を前記電源線から遮断する電源制御回路を備え、前記電源制御回路は、前記電源線と前記走行系負荷及び前記非走行系負荷とを電気的に接続するイグニッションリレーと、前記イグニッションリレーと前記走行系負荷との配線間に接続されるダイオードと、前記電源線と前記ダイオードのカソードとを電気的に接続する走行系イグニッションバックアップリレーと、車速が予め設定された速度以下の状態で前記イグニッションオフ信号が入力されると、前記イグニッションリレー及び前記走行系イグニッションバックアップリレーをオフし、車速が予め設定された速度よりも速い状態で前記イグニッションオフ信号が入力されると、前記走行系イグニッションバックアップリレーをオンしつつ前記イグニッションリレーをオフする制御部とを備える
同構成によれば、例えば、エンジンスイッチを3秒程度長押し操作することでイグニッションオフ信号が出力され、車速が予め設定された速度以下の状態で制御部にイグニッションオフ信号が入力されると、イグニッションリレー及び走行系イグニッションバックアップリレーがオフされる。よって、走行系負荷及び非走行系負荷が電源線から遮断される。
又、例えば、走行中の緊急時等、エンジンスイッチを3秒程度長押し操作することでイグニッションオフ信号を出力し、車速が予め設定された速度よりも速い状態で制御部にイグニッションオフ信号が入力されると、走行系イグニッションバックアップリレーがオンされつつイグニッションリレーがオフされる。よって、走行系負荷と電源線との電気的な接続が維持されつつ非走行系負荷が電源線から遮断される。よって、エンジンの駆動を停止させても走行速度が予め設定された速度よりも速い場合は、容易な走行操作を確保することができる。又、このとき、非走行系負荷は電源線から遮断されるため、例えばバッテリーの電源を非走行系負荷で無駄に消費することなく、走行系負荷に集中させて利用することができ、容易な走行操作を極力安定して長時間確保することができる。
上記車両電源システムにおいて、前記制御部は、イグニッションオン信号が入力されると、前記走行系イグニッションバックアップリレーをオフした状態のまま前記イグニッションリレーをオンすることが好ましい。
同構成によれば、例えば、エンジンスイッチを押し操作することでイグニッションオン信号が出力され、制御部にイグニッションオン信号が入力されると、走行系イグニッションバックアップリレーがオフした状態のままイグニッションリレーがオンされる。すると、走行系負荷及び非走行系負荷が電源線に接続される。このとき、走行系負荷にはイグニッションリレー及びダイオードを介して電源が供給される。そして、このとき走行系イグニッションバックアップリレーはオフした状態のままとされるため、例えば、イグニッションオン信号が入力されると走行系イグニッションバックアップリレーをオンさせるものに比べて、その励磁コイルを励磁させる電力を削減することができる。
上記車両電源システムにおいて、前記走行系負荷は、電動パワーステアリングシステムECUを含むことが好ましい。
同構成によれば、走行系負荷は、電動パワーステアリングシステムECUを含むため、エンジンの駆動を停止させても走行速度が予め設定された速度よりも速い場合は、容易なステアリング操作を確保することができる。
本発明の車両電源システムでは、エンジンの駆動を停止させても容易な走行操作を確保することができる。
一実施形態における車両電源システムの電気回路図。 別例における車両電源システムの電気回路図。
以下、車両電源システムの一実施形態を図1に従って説明する。
図1に示すように、車両には、ヒューズH1を介して接続された第1の電源線L1と第2の電源線L2とが設けられている。第1の電源線L1には、バッテリーBが接続され、第2の電源線L2には、オルタネーター11が接続されている。
第1の電源線L1には、ヒューズH2を介して電動パワーステアリングシステムECU(電子制御ユニット)12のモータ駆動電源入力端子が接続されている。
又、第2の電源線L2には、走行系イグニッションリレーIG1及びヒューズH3を介して負荷及び走行系負荷としての前記電動パワーステアリングシステムECU12の制御電源入力端子が接続されている。
電動パワーステアリングシステムECU12には、ステアリング用モータ13が接続されている。そして、電動パワーステアリングシステムECU12は、車両に設けられた図示しないステアリングホイールの操作に応じ、前記制御電源入力端子からの電源によって前記モータ駆動電源入力端子からの電源を制御し、ステアリング用モータ13に駆動電流を供給する。
又、第2の電源線L2には、非走行系イグニッションリレーIG2を介して複数の非走行系負荷が並列に接続されている。具体的には、第2の電源線L2には、非走行系イグニッションリレーIG2の一端が接続されている。そして、非走行系イグニッションリレーIG2の他端には、ヒューズH4を介して負荷及び非走行系負荷としてのワイパECU14が接続されている。又、非走行系イグニッションリレーIG2の他端には、ヒューズH5を介して負荷及び非走行系負荷としての熱線デフォッガーECU15が接続されている。
走行系イグニッションリレーIG1は、励磁コイルC1を有するものであって、該励磁コイルC1の一端はグランド接続され、励磁コイルC1の他端は制御部としてのイグニッション制御ECU21に接続されている。走行系イグニッションリレーIG1は、イグニッション制御ECU21によって励磁コイルC1が励磁されることでオンし、励磁コイルC1が非励磁となるとオフする。
又、非走行系イグニッションリレーIG2は、励磁コイルC2を有するものであって、該励磁コイルC2の一端はグランド接続され、励磁コイルC2の他端はイグニッション制御ECU21に接続されている。非走行系イグニッションリレーIG2は、イグニッション制御ECU21によって励磁コイルC2が励磁されることでオンし、励磁コイルC2が非励磁となるとオフする。尚、本実施形態では、走行系イグニッションリレーIG1、非走行系イグニッションリレーIG2及びイグニッション制御ECU21が電源制御回路を構成している。
イグニッション制御ECU21は、入力される車速信号Sとイグニッション信号Iとに基づいて前記励磁コイルC1,C2を励磁させるべく励磁電流を供給する。
詳しくは、本実施形態のイグニッション制御ECU21は、マイコン22と、PNP型の第1トランジスタTr1と、PNP型の第2トランジスタTr2と、ダイオードD1とを備える。第1トランジスタTr1は、そのエミッタが前記第1の電源線L1に接続され(図示略)、コレクタが前記励磁コイルC1の他端に接続されている。第2トランジスタTr2は、そのエミッタが前記第1の電源線L1に接続され(図示略)、コレクタが前記励磁コイルC2の他端に接続されている。又、ダイオードD1は、そのアノードが第2トランジスタTr2のコレクタに接続され、カソードが第1トランジスタTr1のコレクタに接続されている。そして、第1トランジスタTr1及び第2トランジスタTr2のベースは、それぞれマイコン22に接続されている。
そして、マイコン22は、車速信号Sに関わらず入力されたイグニッション信号Iがイグニッションオン信号であると、第2トランジスタTr2をオン状態として、走行系イグニッションリレーIG1及び非走行系イグニッションリレーIG2をオン状態とする。
又、マイコン22は、車速信号Sが予め設定された速度(本実施形態では時速0km)以下の状態(即ち停止状態)で入力されたイグニッション信号Iがイグニッションオフ信号であると、第1及び第2トランジスタTr1,Tr2をオフ状態として、走行系イグニッションリレーIG1及び非走行系イグニッションリレーIG2をオフ状態とする。
又、マイコン22は、車速信号Sが予め設定された速度(本実施形態では時速0km)より速い状態(即ち走行状態)で入力されたイグニッション信号Iがイグニッションオフ信号であると、第2トランジスタTr2をオフ状態とするとともに、第1トランジスタTr1をオン状態とする。即ち、走行系イグニッションリレーIG1をオン状態とするとともに、非走行系イグニッションリレーIG2をオフ状態とする。
次に、上記のように構成された車両電源システムの作用について説明する。
まず走行系イグニッションリレーIG1及び非走行系イグニッションリレーIG2がオフした状態において、エンジンスイッチが操作されることでイグニッション信号Iのイグニッションオン信号がイグニッション制御ECU21に入力されると、マイコン22によって第2トランジスタTr2がオン状態とされる。すると、走行系イグニッションリレーIG1及び非走行系イグニッションリレーIG2がオン状態とされ、電動パワーステアリングシステムECU12、ワイパECU14及び熱線デフォッガーECU15等が第2の電源線L2に電気的に接続される。これにより、エンジンが始動されるとともに、ステアリング用モータ13や図示しないワイパ用モータや熱線デフォッガーが使用可能な状態となる。
その後、例えば、車速が予め設定された速度(時速0km)以下の状態(即ち停止状態)で、エンジンスイッチが操作されることでイグニッションオフ信号がイグニッション制御ECU21に入力されると、マイコン22によって第2トランジスタTr2がオフ状態とされる。すると、走行系イグニッションリレーIG1及び非走行系イグニッションリレーIG2がオフ状態とされ、電動パワーステアリングシステムECU12、ワイパECU14及び熱線デフォッガーECU15等が第2の電源線L2から遮断される。これにより、エンジンの駆動が停止されるとともに、ステアリング用モータ13や図示しないワイパ用モータや熱線デフォッガーが使用不能な状態となる。
又、例えば、走行中の緊急時等、車速が予め設定された速度(時速0km)より速い状態(走行状態)で、エンジンスイッチが3秒程度長押し操作されることでイグニッションオフ信号がイグニッション制御ECU21に入力されると、マイコン22によって第2トランジスタTr2がオフ状態とされるとともに、第1トランジスタTr1がオン状態とされる。すると、走行系イグニッションリレーIG1がオン状態とされるとともに非走行系イグニッションリレーIG2がオフ状態とされ、電動パワーステアリングシステムECU12と第2の電源線L2との電気的な接続が維持されるとともにワイパECU14及び熱線デフォッガーECU15等が第2の電源線L2から遮断される。これにより、エンジンの駆動が停止されるとともに、ワイパ用モータや熱線デフォッガーが使用不能な状態となるが、ステアリング用モータ13が使用可能な状態は維持される。
次に、上記実施の形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)エンジンの駆動を停止させても走行速度が予め設定された速度(本実施形態では時速0km)よりも速い場合(即ち走行状態の場合)は、走行系負荷(電動パワーステアリングシステムECU12)と第2の電源線L2との電気的な接続が維持されるため、容易な走行操作を確保することができる。又、このとき、非走行系負荷(ワイパECU14や熱線デフォッガーECU15)は第2の電源線L2から遮断されるため、例えばバッテリーBの電源を非走行系負荷で無駄に消費することなく、走行系負荷に集中させて利用することができ、容易な走行操作を極力安定して長時間確保することができる。
(2)走行系負荷は、電動パワーステアリングシステムECU12であるため、エンジンの駆動を停止させても走行速度が予め設定された速度よりも速い場合は、容易なステアリング操作を確保することができる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、電源制御回路を、走行系イグニッションリレーIG1、非走行系イグニッションリレーIG2及びイグニッション制御ECU21にて構成したが、同様の機能を有すれば、他の構成の電源制御回路に変更してもよい。
例えば、図2に示すように、電源制御回路を構成してもよい。この例の電源制御回路は、イグニッションリレーIG3と、走行系イグニッションバックアップリレーIG4と、ダイオードD2と、制御部としてのイグニッション制御ECU31とから構成されている。そして、第2の電源線L2には、イグニッションリレーIG3を介して走行系負荷及び非走行系負荷が並列に接続されている。
具体的には、第2の電源線L2には、イグニッションリレーIG3の一端が接続されている。そして、イグニッションリレーIG3の他端には、ヒューズH6及びダイオードD2を介して走行系負荷としての電動パワーステアリングシステムECU12の制御電源入力端子が接続されている。又、イグニッションリレーIG3の他端には、ヒューズH7を介して非走行系負荷としてのワイパECU14が接続されている。又、イグニッションリレーIG3の他端には、ヒューズH8を介して非走行系負荷としての熱線デフォッガーECU15が接続されている。
又、第2の電源線L2には、走行系イグニッションバックアップリレーIG4を介して前記ダイオードD2のカソードが接続されている。
イグニッションリレーIG3は、励磁コイルC3を有するものであって、該励磁コイルC3の一端はグランド接続され、励磁コイルC3の他端はイグニッション制御ECU31に接続されている。
又、走行系イグニッションバックアップリレーIG4は、励磁コイルC4を有するものであって、該励磁コイルC4の一端はグランド接続され、励磁コイルC4の他端はイグニッション制御ECU31に接続されている。
イグニッション制御ECU31は、上記実施形態と同様の構成であって、入力される車速信号Sとイグニッション信号Iとに基づいて前記励磁コイルC3,C4を励磁させるべく励磁電流を供給する。
詳しくは、イグニッション制御ECU31は、車速信号Sに関わらず入力されたイグニッション信号Iがイグニッションオン信号であると、励磁コイルC3を励磁してイグニッションリレーIG3をオン状態とする。尚、このとき、イグニッション制御ECU31は、走行系イグニッションバックアップリレーIG4をオフ状態のままとする。
又、イグニッション制御ECU31は、車速信号Sが予め設定された速度(この例では時速0km)以下の状態(即ち停止状態)で入力されたイグニッション信号Iがイグニッションオフ信号であると、イグニッションリレーIG3をオフ状態とする。
又、イグニッション制御ECU31は、車速信号Sが予め設定された速度(この例では時速0km)より速い状態(即ち走行状態)で入力されたイグニッション信号Iがイグニッションオフ信号であると、走行系イグニッションバックアップリレーIG4をオン状態とするとともに、イグニッションリレーIG3をオフ状態とする。
このようにしても、上記実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
更に、この例では、イグニッション制御ECU31にイグニッションオン信号が入力されると、走行系負荷(電動パワーステアリングシステムECU12)にはイグニッションリレーIG3及びダイオードD2を介して電源が供給される。そして、このとき走行系イグニッションバックアップリレーIG4はオフした状態のままとされるため、例えば、イグニッションオン信号が入力されると走行系イグニッションバックアップリレーIG4をオンさせるものに比べて、その励磁コイルC4を励磁させる電力を削減することができる。
・上記実施形態では、走行系負荷は、電動パワーステアリングシステムECU12であるとしたが、これに限定されず、他の走行に関する負荷に変更してもよく、例えば、電動ブレーキECUを走行系負荷として同様に接続してもよい。このようにすると、エンジンの駆動を停止させても走行速度が予め設定された速度よりも速い場合は、容易なブレーキング操作を確保することができる。尚、勿論、電動パワーステアリングシステムECU12や電動ブレーキECUを共に走行系負荷として並列に接続してもよい。
・上記実施形態では、非走行系負荷は、ワイパECU14及び熱線デフォッガーECU15であるとしたが、これに限定されず、他の走行に関しない負荷であってもよく、例えば、防眩ミラーECUを非走行系負荷として同様に接続してもよい。尚、勿論、ワイパECU14や熱線デフォッガーECU15や防眩ミラーECUを走行系負荷として並列に接続してもよい。
・上記実施形態では、予め設定された速度を時速0kmとしたが、これに限定されず、例えば、時速2kmや時速4kmや時速5kmや時速10km等の他の低速度に変更してもよい。
・上記実施形態では、イグニッションオン信号が入力されると、マイコン22は第2トランジスタTr2をオン状態とするとしたが、このとき、更に第1トランジスタTr1もオン状態とするようにしてもよい。又、上記別例(図2参照)では、イグニッションオン信号が入力されると、イグニッション制御ECU31は、走行系イグニッションバックアップリレーIG4をオフした状態のままイグニッションリレーIG3をオン状態とするとしたが、これに限定されず、走行系イグニッションバックアップリレーIG4もオン状態とするようにしてもよい。
上記実施の形態及び別例から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項1又は2に記載の電源システムにおいて、前記走行系負荷は、電動ブレーキECUを含むことを特徴とする車両電源システム。
同構成によれば、走行系負荷は、電動パワーステアリングシステムECUを含むため、エンジンの駆動を停止させても走行速度が予め設定された速度よりも速い場合は、容易なブレーキング操作を確保することができる。
12…電動パワーステアリングシステムECU(負荷及び走行系負荷)、14…ワイパECU(負荷及び非走行系負荷)、15…熱線デフォッガーECU(負荷及び非走行系負荷)、21,31…電源制御回路の一部を構成するイグニッション制御ECU(制御部)、D2…電源制御回路の一部を構成するダイオード、L2…第2の電源線(電源線)、IG1…電源制御回路の一部を構成する走行系イグニッションリレー、IG2…電源制御回路の一部を構成する非走行系イグニッションリレー、IG3…電源制御回路の一部を構成するイグニッションリレー、IG4…電源制御回路の一部を構成する走行系イグニッションバックアップリレー。

Claims (3)

  1. イグニッションオフ信号に基づいて電源線に電気的に接続された負荷を前記電源線から遮断する車両電源システムであって、
    複数の前記負荷は、エンジンの駆動停止に伴う車両の走行状態で作動させたい走行系負荷と、エンジンの駆動停止に伴う車両の走行状態で作動させる必要のない非走行系負荷とがあり、
    車速が予め設定された速度以下の状態で前記イグニッションオフ信号が入力されると、前記走行系負荷及び前記非走行系負荷を前記電源線から遮断し、車速が予め設定された速度よりも速い状態で前記イグニッションオフ信号が入力されると、前記走行系負荷と前記電源線との電気的な接続を維持しつつ前記非走行系負荷を前記電源線から遮断する電源制御回路を備え
    前記電源制御回路は、
    前記電源線と前記走行系負荷及び前記非走行系負荷とを電気的に接続するイグニッションリレーと、
    前記イグニッションリレーと前記走行系負荷との配線間に接続されるダイオードと、
    前記電源線と前記ダイオードのカソードとを電気的に接続する走行系イグニッションバックアップリレーと、
    車速が予め設定された速度以下の状態で前記イグニッションオフ信号が入力されると、前記イグニッションリレー及び前記走行系イグニッションバックアップリレーをオフし、車速が予め設定された速度よりも速い状態で前記イグニッションオフ信号が入力されると、前記走行系イグニッションバックアップリレーをオンしつつ前記イグニッションリレーをオフする制御部とを備えたことを特徴とする車両電源システム。
  2. 請求項に記載の車両電源システムにおいて、
    前記制御部は、イグニッションオン信号が入力されると、前記走行系イグニッションバックアップリレーをオフした状態のまま前記イグニッションリレーをオンすることを特徴とする車両電源システム。
  3. 請求項1又は2に記載の車両電源システムにおいて、
    前記走行系負荷は、電動パワーステアリングシステムECUを含むことを特徴とする車両電源システム。
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