JP6128111B2 - エアクリーナホース - Google Patents

エアクリーナホース Download PDF

Info

Publication number
JP6128111B2
JP6128111B2 JP2014258289A JP2014258289A JP6128111B2 JP 6128111 B2 JP6128111 B2 JP 6128111B2 JP 2014258289 A JP2014258289 A JP 2014258289A JP 2014258289 A JP2014258289 A JP 2014258289A JP 6128111 B2 JP6128111 B2 JP 6128111B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air cleaner
hose
rigidity
low
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014258289A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016118159A (ja
Inventor
裕二 松原
裕二 松原
太郎 長谷川
太郎 長谷川
真也 牧原
真也 牧原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2014258289A priority Critical patent/JP6128111B2/ja
Priority to US14/968,038 priority patent/US9890751B2/en
Priority to CN201510958127.9A priority patent/CN105715417B/zh
Publication of JP2016118159A publication Critical patent/JP2016118159A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6128111B2 publication Critical patent/JP6128111B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/10Air intakes; Induction systems
    • F02M35/10091Air intakes; Induction systems characterised by details of intake ducts: shapes; connections; arrangements
    • F02M35/10137Flexible ducts, e.g. bellows or hoses
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/10Air intakes; Induction systems
    • F02M35/10091Air intakes; Induction systems characterised by details of intake ducts: shapes; connections; arrangements
    • F02M35/10124Ducts with special cross-sections, e.g. non-circular cross-section

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)

Description

本発明はエアクリーナホースに係る。
従来、エアクリーナに収容されているエアクリーナエレメントの清掃や交換を行う際には、エアクリーナキャップをエアクリーナケースから退避させてエアクリーナを開放する必要がある。
特許文献1に開示されているように、エアクリーナに接続されるエアクリーナホースには蛇腹部が形成されている。エアクリーナキャップにエアクリーナホースが接続された構成において、このエアクリーナキャップからエアクリーナホースを取り外すことなしに、エアクリーナキャップの退避作業を行う場合、前記蛇腹部を弾性変形させてエアクリーナホースを屈曲させることになる。例えば、エアクリーナホースを上方に屈曲させてエアクリーナキャップを上方に退避させる。
特開2009−127425号公報
しかしながら、エアクリーナキャップを退避させる空間(例えば上側の空間)にカウル等の別部材が位置している場合には、エアクリーナキャップが当該別部材に干渉してしまってエアクリーナケースから退避させることが困難になる。このため、エアクリーナの開放作業が煩雑になってしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、エアクリーナキャップが別部材に干渉することを回避しながらエアクリーナの開放作業を可能にするエアクリーナホースを提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の解決手段は、エアクリーナキャップに接続されると共に蛇腹部を有し該蛇腹部の弾性変形によって屈曲するエアクリーナホースを前提とする。このエアクリーナホースに対し、前記蛇腹部とホース端部との間の部位における周方向の一部の領域に、その周方向の他の領域と比べてホース軸心に沿う方向の圧縮荷重に対する座屈荷重が小さく前記圧縮荷重が座屈荷重に達した際に座屈変形する低剛性部を形成している。
この特定事項により、エアクリーナの開放作業の際に、作業者がエアクリーナホースに対し、ホース軸心に沿う方向の圧縮荷重を加えていき、その圧縮荷重が低剛性部の座屈荷重に達すると、蛇腹部とホース端部との間において低剛性部が他の部分よりも先に座屈変形する。これにより、蛇腹部とホース端部との間に折れ曲がりが生じて、ホース軸心に沿う方向におけるエアクリーナホースの長さ寸法が短くなる。そして、エアクリーナホースの長さ寸法が短くなった分だけ、エアクリーナキャップがホース軸心に沿う方向に移動する。つまり、エアクリーナキャップをエアクリーナケースから退避させる空間(例えば上側の空間)にカウル等の別部材が位置している場合であっても、このエアクリーナキャップを、当該別部材に対向しない位置まで移動させることが可能である。この状態で、蛇腹部を弾性変形させてエアクリーナホースを屈曲させることにより(例えば上方に屈曲させることにより)、エアクリーナキャップは別部材に干渉することなくエアクリーナケースから退避され、エアクリーナが開放されることになる。
また、前記低剛性部を、前記蛇腹部と吸気流れ方向下流側のホース端部との間の部位に形成し、この低剛性部の吸気流れ方向上流側に隣接して、径方向外側に突出したリブを設けることが好ましい。
この構成では、リブが形成されている部分は比較的剛性の高い部分となっている。また、吸気流れ方向下流側のホース端部は一般に吸気管等の比較的剛性の高い部材に接続されている。つまり、低剛性部の両側(ホース軸心に沿う方向の両側)の剛性を高くすることができるので、低剛性部に前記圧縮荷重が加わりやすくなって、当該低剛性部が座屈変形しやすくなる。
また、前記低剛性部を、前記周方向の他の領域よりも薄肉に形成することが好ましい。
これによれば、比較的簡素な構成で低剛性部を実現することができる。
本発明では、低剛性部の座屈変形によりホース軸心に沿う方向におけるエアクリーナホースの長さ寸法を短くでき、エアクリーナキャップを別部材に干渉しない位置まで移動させることが可能になる。このため、蛇腹部を弾性変形させてエアクリーナホースを屈曲させることによるエアクリーナの開放作業が容易になる。
エンジンルーム内におけるエアクリーナの配設位置およびその周辺を示す斜視図である。 エアクリーナホースの斜視図である。 図2におけるIII-III線に沿った断面図である。 エアクリーナの開放作業を説明するための模式図であって、エアクリーナホースの低剛性部が座屈変形する前の状態を示す図である。 エアクリーナの開放作業を説明するための模式図であって、エアクリーナホースの低剛性部が座屈変形した状態を示す図である。 エアクリーナエレメントが取り出された状態を示す図1相当図である。 変形例1に係るエアクリーナホースの図3相当図である。 変形例2に係るエアクリーナホースの図3相当図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はエンジンルーム内におけるエアクリーナ1の配設位置およびその周辺を示す斜視図である。この図1では図中の下側が車体前方である。
この図1に示すように、エンジンルーム内の中央部にはエンジン(図示省略)が配設されている。本実施形態では、エンジンの上側はエンジンカバー2によって覆われている。
車幅方向におけるエンジンの左側(図1では右側)にはエアクリーナ1が配設されている。このエアクリーナ1は、図示しない車体フレームに固定されたエアクリーナケース11(下側の箱体であってロアケースとも呼ばれる)と、このエアクリーナケース11の上部に取り付けられたエアクリーナキャップ12(上側の箱体であってアッパケースとも呼ばれる)とを備えている。これらエアクリーナケース11とエアクリーナキャップ12とにより形成されるエアクリーナ内部空間にはエアクリーナエレメント13(図6を参照)が収容されている。具体的には、エアクリーナケース11の内部空間にエアクリーナエレメント13が収容され、このエアクリーナケース11の上側がエアクリーナキャップ12によって閉鎖されている。エアクリーナケース11およびエアクリーナキャップ12は、それぞれの外縁に形成されたフランジ14,15同士が重ね合わされ、これらフランジ14,15同士が図示しない係止具(クランプ金具)によって係止されている。
前記エアクリーナケース11には図示しない外気導入パイプが一体形成されており、この外気導入パイプにインレットパイプ3が接続されている。このインレットパイプ3は、車体前方に延びており、その先端部分(車体前方側の先端部分)が図示しないラジエータの近傍において車体前方に向けて開放されている。
一方、エアクリーナキャップ12とエンジンの吸気管4との間はエアクリーナホース5によって接続されている。このエアクリーナホース5の構成については後述する。前記エアクリーナキャップ12には外気導出パイプ16が一体形成されており、この外気導出パイプ16に、エアクリーナホース5の吸気流れ上流側端部が接続されている。また、エアクリーナホース5の吸気流れ下流側端部はエンジンの吸気管4に接続されている。
これにより、インレットパイプ3からエアクリーナ1に流入した外気は、エアクリーナケース11の内部空間からエアクリーナキャップ12の内部空間に向けて流れる際にエアクリーナエレメント13を通過することで浄化される。その後、この外気は、エアクリーナホース5および吸気管4を経てエンジンの各気筒に流入することになる。
また、エンジンルームの後壁を構成するダッシュパネル64の上端から車体前方に向けてカウル61が延びている。このカウル61の前端部分は、前記エアクリーナ1の上側の一部(エアクリーナケース11にエアクリーナキャップ12が取り付けられた状態におけるエアクリーナキャップ12の車体後方側の端部)を覆っている。
なお、エアクリーナ1の前方にはバッテリ62が配置され、エアクリーナ1の側方にはヒューズボックス63が配置されている。
−エアクリーナホースの構成−
以下、エアクリーナホース5について説明する。図2はエアクリーナホース5の斜視図である。エアクリーナホース5は、ゴム系弾性体(または柔軟性を有する合成樹脂等の材料)によって形成されている。
このエアクリーナホース5は、吸気流れ方向の上流側(エアクリーナ1側)から下流側(吸気管4側)に亘って、上流側嵌合部51、蛇腹部52、変形部53、下流側嵌合部54を備え、これら各部51〜54が一体成形されている。
上流側嵌合部51は、前記エアクリーナキャップ12の外気導出パイプ16に嵌合される部分である。つまり、この上流側嵌合部51は、外気導出パイプ16の外周に嵌め合わされ、図示しないホースバンドにより外気導出パイプ16に締め付け固定されている。
下流側嵌合部54は、前記吸気管4の上流端に嵌合される部分である。つまり、この下流側嵌合部54は、吸気管4の上流端の外周に嵌め合わされ、図示しないホースバンドにより吸気管4の上流端に締め付け固定されている。
蛇腹部52は、複数の蛇腹山部が形成されて成り、弾性変形(例えば上方へ湾曲)することによってエアクリーナホース5の屈曲を可能にしている。エアクリーナ1の開放作業において、エアクリーナキャップ12をエアクリーナケース11から退避させる場合には、この蛇腹部52を上方へ弾性変形させる(蛇腹部52における吸気流れ方向上流側部分が立ち上がるように弾性変形させる)ことにより、エアクリーナホース5を上方に屈曲させる(エアクリーナホース5における吸気流れ方向上流側部分が立ち上がるように屈曲させる)ことになる。このエアクリーナ1の開放作業の詳細については後述する。
エアクリーナホース5の特徴は、前記変形部53にある。図2に示すように、この変形部53は、蛇腹部52と下流側嵌合部54との間に設けられている。図3は、この変形部53の断面図(図2におけるIII-III線に沿った断面図(ホース軸心Oに対して直交する方向での断面図))である。この変形部53は、周方向の上側半分の領域(本発明でいう、蛇腹部とホース端部との間の部位における周方向の一部の領域)53aと下側半分の領域(本発明でいう周方向の他の領域)53bとでは、その厚さ寸法が異なっている。具体的には、この変形部53の内周面の断面形状は円形となっている。これに対し、変形部53の外周面は、下側半分の領域53bの曲率半径よりも上側半分の領域53aの曲率半径の方が小さく設定されている。つまり、この外周面としては、下側半分の領域53bの外周面と上側半分の領域53aの外周面との間に段部53c,53cが形成されており、この段部53c,53cよりも下側半分の領域53bの曲率半径は比較的大きく、上側半分の領域53aの曲率半径は比較的小さくなっている。このため、変形部53の下側半分の領域53bでは肉厚寸法が比較的大きく設定されて、剛性が比較的高くなっている。これに対し、変形部53の上側半分の領域53aでは、下側半分の領域53bに比べて肉厚寸法が小さく設定されて、下側半分の領域53bに比べて剛性が低くなっている。以下、この下側半分の領域53bを高剛性部53bと呼び、上側半分の領域53aを低剛性部53aと呼ぶこととする。例えば、高剛性部53bの肉厚寸法は5mmに設定されているのに対し、低剛性部53aの肉厚寸法は3mmに設定されている。これらの値はこれに限定されるものではなく適宜設定される。
このように低剛性部53aおよび高剛性部53bが形成されていることにより、低剛性部53aは、高剛性部53bに比べてホース軸心Oに沿う方向の圧縮荷重に対する座屈荷重が小さくなっている。つまり、エアクリーナホース5に対し、ホース軸心Oに沿う方向の圧縮荷重を加えていった場合、その圧縮荷重が低剛性部53aの座屈荷重に達すると、低剛性部53aが高剛性部53bよりも先に座屈変形(弾性座屈変形)することになる。このように、低剛性部53aが座屈変形した場合、ホース軸心Oに沿う方向におけるエアクリーナホース5の長さ寸法は座屈変形分だけ短くなる。
また、図2に示すように、変形部53の吸気流れ方向上流側に隣接して、径方向外側に突出したリブ53dが、周方向の全周に亘って一体成形されている。このリブ53dによって、変形部53の吸気流れ方向上流側部分は、特に剛性が高くなっている。
このように、低剛性部53aの剛性は高剛性部53bの剛性よりも低くなっている。また、リブ53dが形成されている部分は比較的剛性の高い部分となっている。また、エアクリーナホース5の下流側嵌合部54は比較的剛性の高い吸気管4に接続されている。つまり、低剛性部53aの両側(ホース軸心Oに沿う方向の両側)に剛性の高い部分が存在している。このため、仮に、この変形部53に、ホース軸心Oに沿う方向の圧縮荷重が作用した場合には、この圧縮荷重が低剛性部53aに加わりやすくなっている。
なお、図2に示すように、エアクリーナホース5にはPCVポート55(仮想線で示している)が接続されている。このPCVポート55の接続位置は、前記高剛性部53bである。
−エアクリーナの開放作業−
次に、本実施形態におけるエアクリーナ1の開放作業を図4〜図6を用いて説明する。このエアクリーナ1の開放作業は、エアクリーナエレメント13の清掃や交換を行う際に実施される。
まず、エアクリーナケース11およびエアクリーナキャップ12それぞれの外縁に形成されたフランジ14,15同士を係止している係止具の係止状態を解除する。これにより、エアクリーナキャップ12がエアクリーナケース11に対して相対移動可能となる。
そして、作業者は、エアクリーナキャップ12またはエアクリーナホース5を把持した状態で、エアクリーナホース5に対し、ホース軸心Oに略沿う方向の圧縮荷重を加えていく。これにより、圧縮荷重は低剛性部53aに作用し、その圧縮荷重が、この低剛性部53aの座屈荷重に達した際には、この低剛性部53aが高剛性部53bよりも先に座屈変形する。図4は低剛性部53aが座屈変形する前の状態を示す模式図である。また、図5は低剛性部53aが座屈変形した状態を示す模式図である。このように、低剛性部53aの座屈変形により、ホース軸心Oに沿う方向におけるエアクリーナホース5の長さ寸法が短くなる。そして、このエアクリーナホース5の長さ寸法が短くなった分だけ、エアクリーナキャップ12は車体前方側(図5における左側)に移動する。
この車体前方側への移動により、エアクリーナキャップ12は、カウル61の下側の空間よりも前側に位置することになる(図5を参照)。つまり、エアクリーナキャップ12の上側には、このエアクリーナキャップ12がエアクリーナケース11から退避(上方に退避)するための空間が確保されることになる。
この状態で、蛇腹部52を弾性変形させてエアクリーナホース5を上方に屈曲させることにより、図6に示すように、エアクリーナキャップ12はカウル61に干渉することなくエアクリーナケース11から退避(上方に退避)することになる。これにより、エアクリーナエレメント13の取り出しが可能になる。
なお、エアクリーナエレメント13の清掃または交換が終了し、このエアクリーナエレメント13をエアクリーナケース11に収容した状態で、このエアクリーナケース11の上側にエアクリーナキャップ12を取り付ける場合には、エアクリーナホース5に前記圧縮荷重を作用させた状態で、エアクリーナキャップ12をエアクリーナケース11の上側に載置し、前記圧縮荷重を解除することで、低剛性部53aの座屈変形も解除され、エアクリーナホース5が元の形状に復帰する。そして、エアクリーナケース11およびエアクリーナキャップ12それぞれのフランジ14,15同士を係止具によって係止することで作業が終了する。
以上説明したように、本実施形態では、ホース軸心Oに沿う方向の圧縮荷重によって低剛性部53aを座屈変形させてホース軸心Oに沿う方向におけるエアクリーナホース5の長さ寸法を短くし、エアクリーナキャップ12がカウル61に干渉しない状態で、蛇腹部52の弾性変形によってエアクリーナホース5を屈曲させ、エアクリーナキャップ12をエアクリーナケース11から退避させるようにしている。このため、エアクリーナ1の開放作業を容易に行うことができる。
また、変形部53の吸気流れ方向上流側に隣接してリブ53dを設けたことにより、ホース軸心Oに沿う方向の圧縮荷重が低剛性部53aに加わりやすくなり、この低剛性部53aにおける座屈変形を容易に行わせることができる。このため、前記圧縮荷重を効果的に低剛性部53aに作用させることで座屈変形を行う箇所を低剛性部53aに特定することができる。
(変形例1)
次に、変形例1について説明する。本変形例は変形部53の形状が前記実施形態のものと異なっている。その他の構成およびエアクリーナ1の開放作業は前記実施形態と同様である。従って、ここでは変形部53の形状についてのみ説明する。
図7は変形部53の断面形状(ホース軸心Oに対して直交する方向での断面図)を示している。この図7に示すように、本変形例では、低剛性部53aの角度範囲が、高剛性部53bの角度範囲よりも大きく設定されている。図7に示すものでは、低剛性部53aの角度範囲(図中の角度A)が240°であって、高剛性部53bの角度範囲(図中の角度B)が120°となっている。これらの値はこれに限定されるものではなく適宜設定される。
このように低剛性部53aの角度範囲を大きく設定することにより、前記実施形態のものに比べて小さい圧縮荷重によって低剛性部53aを座屈変形させることが可能になり、エアクリーナ1の開放作業の作業性の向上を図ることができる。
(変形例2)
次に、変形例2について説明する。本変形例も変形部53の形状が前記実施形態のものと異なっている。その他の構成およびエアクリーナ1の開放作業は前記実施形態と同様である。従って、ここでも変形部53の形状についてのみ説明する。
図8は変形部53の断面形状(ホース軸心Oに対して直交する方向での断面図)を示している。この図8に示すように、本変形例では、高剛性部53bに、周方向に亘って厚肉部分53eと薄肉部分53fとが交互に設けられている。これら厚肉部分53eおよび薄肉部分53fが、エアクリーナホース5の長手方向(ホース軸心Oに沿う方向)に延びている。厚肉部分53eの径方向の肉厚寸法は前記低剛性部53aの肉厚寸法よりも大きく設定されている。また、薄肉部分53fの径方向の肉厚寸法は前記低剛性部53aの肉厚寸法に略一致している。
このような構成にあっても、高剛性部53bの剛性が低剛性部53aの剛性よりも高くなる。言い換えると、低剛性部53aの剛性が高剛性部53bの剛性よりも低くなる。このため、変形部53に、ホース軸心Oに沿う方向の圧縮荷重が作用した場合には、低剛性部53aが座屈変形し、ホース軸心Oに沿う方向でのエアクリーナホース5の長さ寸法を座屈変形分だけ短くすることができる。
(他の実施形態)
以上説明した実施形態および各変形例では、変形部53の上側領域に低剛性部53aを形成していた。本発明はこれに限らず、変形部53の側方の領域(車幅方向の外側を向く領域)または下側領域に低剛性部を形成するようにしてもよい。
また、前記実施形態および各変形例では、蛇腹部52と下流側嵌合部54との間に変形部53を形成していたが、蛇腹部52と上流側嵌合部51との間に変形部を形成してもよい。
また、前記実施形態および各変形例では、エアクリーナキャップ12をエアクリーナケース11から上方に退避させる場合について説明した。このエアクリーナキャップ12を退避させる方向は上方には限定されず、低剛性部53aの座屈変形によってエアクリーナキャップ12の側方に退避のための空間が確保される場合には、エアクリーナキャップ12を側方に退避させるようにしてもよい。
また、前記実施形態および各変形例では、エアクリーナホース5の下流側嵌合部54が吸気管4に嵌合される構成としていたが、スロットルボディに接続される構成となっていてもよい。
本発明は、自動車用エンジンの吸気系に備えられたエアクリーナホースに適用可能である。
1 エアクリーナ
5 エアクリーナホース
52 蛇腹部
53 変形部
53a 低剛性部
53b 高剛性部
53d リブ
54 下流側嵌合部(ホース端部)
O ホース軸心

Claims (3)

  1. エアクリーナキャップに接続されると共に蛇腹部を有し該蛇腹部の弾性変形によって屈曲するエアクリーナホースにおいて、
    前記蛇腹部とホース端部との間の部位における周方向の一部の領域には、その周方向の他の領域と比べてホース軸心に沿う方向の圧縮荷重に対する座屈荷重が小さく前記圧縮荷重が座屈荷重に達した際に座屈変形する低剛性部が形成されていることを特徴とするエアクリーナホース。
  2. 請求項1記載のエアクリーナホースにおいて、
    前記低剛性部は、前記蛇腹部と吸気流れ方向下流側のホース端部との間の部位に形成されており、この低剛性部の吸気流れ方向上流側に隣接して、径方向外側に突出したリブが設けられていることを特徴とするエアクリーナホース。
  3. 請求項1または2記載のエアクリーナホースにおいて、
    前記低剛性部は、前記周方向の他の領域よりも薄肉に形成されていることを特徴とするエアクリーナホース。
JP2014258289A 2014-12-22 2014-12-22 エアクリーナホース Expired - Fee Related JP6128111B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014258289A JP6128111B2 (ja) 2014-12-22 2014-12-22 エアクリーナホース
US14/968,038 US9890751B2 (en) 2014-12-22 2015-12-14 Air cleaner hose
CN201510958127.9A CN105715417B (zh) 2014-12-22 2015-12-18 空气滤清器软管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014258289A JP6128111B2 (ja) 2014-12-22 2014-12-22 エアクリーナホース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016118159A JP2016118159A (ja) 2016-06-30
JP6128111B2 true JP6128111B2 (ja) 2017-05-17

Family

ID=56128882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014258289A Expired - Fee Related JP6128111B2 (ja) 2014-12-22 2014-12-22 エアクリーナホース

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9890751B2 (ja)
JP (1) JP6128111B2 (ja)
CN (1) CN105715417B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6615676B2 (ja) * 2016-03-31 2019-12-04 本田技研工業株式会社 車両用エアクリーナ
JP6426120B2 (ja) 2016-05-30 2018-11-21 日本特殊陶業株式会社 スパークプラグ
WO2018011856A1 (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 株式会社小松製作所 吸気装置及びダンプトラック
GB2558665B (en) * 2017-01-17 2019-12-11 Bentley Motors Ltd Motor Car Engine Air Intake System
JP6730218B2 (ja) * 2017-03-28 2020-07-29 トヨタ自動車株式会社 吸気ダクト
JP7105686B2 (ja) * 2018-12-20 2022-07-25 株式会社クボタ 作業車
DE102019117640A1 (de) * 2019-07-01 2021-01-07 Mann+Hummel Gmbh Rohrbauteil

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02107757U (ja) * 1989-02-16 1990-08-28
US5769045A (en) * 1997-05-01 1998-06-23 Chrysler Corporation Modular air induction system with isolated throttle body
JP4090609B2 (ja) * 1999-01-19 2008-05-28 株式会社イノアックコーポレーション 吸気ダクト
JP2001099023A (ja) 1999-09-30 2001-04-10 Suzuki Motor Corp エンジンの吸気装置
US6814772B1 (en) * 2002-09-13 2004-11-09 Fleetguard, Inc. Air cleaner with low profile outlet duct connection
US6835234B2 (en) * 2002-12-12 2004-12-28 Visteon Global Technologies, Inc. Intake tube assembly with evaporative emission control device
US20040139708A1 (en) * 2003-01-21 2004-07-22 Giacinto John C. Vehicle air filter adapter and method
DE102005010443A1 (de) * 2004-09-21 2006-03-23 Mann + Hummel Gmbh Filterelement
JP4536105B2 (ja) * 2007-11-19 2010-09-01 株式会社デンソー 内燃機関の吸気装置
JP2009299589A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Toyoda Gosei Co Ltd 吸気系部品
JP2011007133A (ja) 2009-06-26 2011-01-13 Toyota Boshoku Corp エアクリーナ装置の接続構造
SE536418C2 (sv) * 2012-03-01 2013-10-15 Scania Cv Ab Luftfilterarrangemang och anslutningskanal

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016118159A (ja) 2016-06-30
CN105715417B (zh) 2018-07-17
US9890751B2 (en) 2018-02-13
US20160177889A1 (en) 2016-06-23
CN105715417A (zh) 2016-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6128111B2 (ja) エアクリーナホース
US8314337B2 (en) Grommet for wire harness
JP6160871B2 (ja) 車両用給油装置
JP2019055295A5 (ja)
JP5191178B2 (ja) グロメット
JP6207389B2 (ja) ドレンホース
JP4882992B2 (ja) 車両の前部構造
EP3339623B1 (en) Air cleaner for internal combustion engine
JP6579847B2 (ja) ダクト組付構造
JP5748585B2 (ja) フェンダプロテクタ
JP2008162350A (ja) ヒンジ装置を有する樹脂部品及びフェンダープロテクタ
JP6549867B2 (ja) 締結具
JP6020229B2 (ja) ホースクランプ
JP7127276B2 (ja) 車両用エアフィルタ及び車両用空調装置
JP6238118B2 (ja) グローブボックス取付構造
JP5252628B2 (ja) ダクト
JP5904155B2 (ja) グロメット及びグロメット付きワイヤーハーネス
JP7088683B2 (ja) ホースレゾネータ連結構造
JP6981891B2 (ja) グロメット及びワイヤーハーネス
JP2004359025A (ja) 車両用グロメット構造
JP6636316B2 (ja) 管部材
JP7227036B2 (ja) グロメット
JP6834394B2 (ja) ステアリングシャフトのカバー
JP5942954B2 (ja) 燃料タンクへのホース取付方法
JP6201947B2 (ja) エアクリーナ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170327

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6128111

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees