JP6126182B2 - 吸収性物品の個包装体 - Google Patents

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Description

本開示は、吸収性物品の個包装体に関する。
生理用ナプキン、パンティーライナー、使い捨てオムツ等の吸収性物品を、1つずつ包装シートで包装することにより個包装化された、吸収性物品の個包装体が知られている。吸収性物品を個包装化することにより、吸収性物品を1つずつ、簡易に且つ衛生的に持ち運ぶことができる。
例えば、特許文献1には、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート、及び前記表面シートと前記裏面シートとの間に配置される吸収体を有する吸収性本体を含む吸収性物品と、前記吸収性物品を個別に包装する包装シートと、を備え、前記包装シート上に前記吸収性物品が配置された状態で前記包装シートと前記吸収性物品とが折り畳まれることにより、前記吸収性物品が個装される吸収性物品の包装体であって、
前記個装された吸収性物品を開いた状態で、前記包装シート及び前記吸収性物品には、該吸収性物品の長手方向に沿った折り目が形成されており、
前記折り目は、前記表面シート側に向けて該吸収性物品及び該包装シートが折り返される第1折り目と、該第1折り目に隣接し、かつ前記裏面シート側に向けて該吸収性物品及び該包装シートが折り返される第2折り目と、を有する吸収性物品の包装体が記載されている。
特開2012−135449号公報
特許文献1では、包装シートの接合について言及されておらず、ゴミ等の異物の侵入を抑制する観点からは、改良の余地がある。
従って、本開示は、個包装体の内部に異物を侵入させにくく、そして開封性に優れる、吸収性物品の個包装体を提供することを目的とする。
本開示者らは、長手方向及び幅方向を有する吸収性物品と、上記吸収性物品を内包する包装体とを備える、吸収性物品の個包装体であって、上記吸収性物品は、上記長手方向に延びる本体部と、上記本体部から、上記長手方向の両側部に延出する、一対のフラップ部とを備え、上記本体部及び一対のフラップ部のそれぞれが固定部を有し、上記本体部及び一対のフラップ部が、固定部を介して、上記包装体の同一の面に固定されており、上記包装体は、上記本体部の、上記幅方向の外側に、上記包装体を接合する一対の接合領域であって、それぞれが、接合部と、非接合部とを含むものを備え、そして上記一対のフラップ部の上記固定部と、上記非接合部とが、上記幅方向において重複している個包装体を見出した。
本開示の、吸収性物品の個包装体は、個包装体の内部に異物を侵入させにくく、そして開封性に優れる。
図1は、第1実施形態に従う個包装体1の斜視図である。 図2は、第1実施形態に従う個包装体1の正面側の展開図である。 図3は、第1実施形態に従う個包装体1の背面側の展開図である。 図4は、第1実施形態に従う個包装体1の分解斜視図である。 図5は、第1実施形態に従う個包装体1を説明するための図である。 図6は、第1実施形態に従う個包装体1を説明するための図である。 図7は、第1実施形態に従う個包装体1の開封性を説明するための図である。 図8は、第1実施形態に従う個包装体1の開封性を説明するための図である。 図9は、比較用の個包装体1の開封性を説明するための図である。 図10は、比較用の個包装体1の開封性を説明するための図である。 図11は、第2実施形態に従う個包装体1の斜視図である。
[定義]
・「長手方向」及び「幅方向」
本明細書において、特に断りがない限り、「長手方向」及び「幅方向」は、それぞれ、吸収性物品の長手方向及び幅方向を意味する。例えば、本明細書において、包装体、個包装体等に関して、長手方向及び幅方向に言及される場合があるが、それらは、特に断りのない限り、吸収性物品の長手方向及び幅方向を基準とする。
・「幅方向第1展開線側に配置された接合部」及び「幅方向第2展開線側に配置された接合部」
本明細書において、「幅方向第1展開線側に配置された接合部」は、幅方向第1展開線及び幅方向第2展開線の中心線よりも幅方向第1展開線よりに配置されている接合部を意味する。同様に、「幅方向第2展開線側に配置された接合部」は、上述の中心線よりも、幅方向第2展開線よりに配置されている接合部を意味する。
本開示の吸収性物品は、以下の態様に関する。
[態様1]
長手方向及び幅方向を有する吸収性物品と、上記吸収性物品を内包する包装体とを備える、吸収性物品の個包装体であって、
上記吸収性物品は、上記長手方向に延びる本体部と、上記本体部から、上記長手方向の両側部に延出する、一対のフラップ部とを備え、
上記本体部及び一対のフラップ部のそれぞれが固定部を有し、上記本体部及び一対のフラップ部が、固定部を介して、上記包装体の同一の面に固定されており、
上記包装体は、上記本体部の、上記幅方向の外側に、上記包装体を接合する一対の接合領域であって、それぞれが、接合部と、非接合部とを含むものを備え、そして
上記一対のフラップ部の上記固定部と、上記非接合部とが、上記幅方向において重複している、
上記個包装体。
態様1に記載の個包装体では、包装体が、接合部と、非接合部とを含む、一対の接合領域を有するので、包装体の両側部(一方の側部及び他方の側部)から、個包装体の内部にゴミ等の異物を侵入させにくい。また、態様1に記載の個包装体では、一対のフラップ部の固定部と、包装体の非接合部とが、吸収性物品の幅方向において重複しているので、上記個包装体では、吸収性物品の長手方向端部と、包装体の、上記長手方向端部の対応部分とを把持して、吸収性物品を包装体から取り外す際に、一対のフラップ部の固定部が本体部等に付着しにくく、個包装体が開封性に優れる。従って、態様1に記載の個包装体は、包装体の一方の両側部から、個包装体の内部に異物を侵入させにくく、そして開封性に優れる効果を有する。
また、従来の吸収性物品の個包装体では、一対のフラップ部を、液透過性シートを内側にして本体部の上に折り重ね、一対のフラップ部の2つの固定部に剥離シートを貼付した上で、吸収性物品を包装シートで包装するものが知られている。態様1に記載の個包装体は、そのような従来の個包装体と比較して、一対のフラップ部の固定部に貼付された剥離シートを剥がすことなく、吸収性物品の長手方向端部と、包装体の、上記長手方向端部の対応部分とを把持して、吸収性物品を包装体から簡易に取り外すことができる効果を有する。
[態様2]
上記包装体が、上記幅方向に延び且つ上記個包装体を展開するための、幅方向第1展開線及び幅方向第2展開線を少なくとも含み、上記包装体が、幅方向第1展開線及び幅方向第2展開線により区画された、第1展開部、基体部及び第2展開部を備え、上記同一の面が、上記基体部の内面である、態様1に記載の個包装体。
態様2に記載の個包装体では、包装体が、第1展開部と、基体部と、第2展開部とを備え、本体部及び一対のフラップ部のそれぞれが、固定部を介して、包装体の基体部の内面に固定されている。それにより、吸収性物品の長手方向端部と、包装体の、上記長手方向端部の対応部分とを把持して、吸収性物品を包装体から取り外す際に、一対のフラップ部の固定部が本体部等により付着しやすくなる。しかし、本開示の要件を満たすことにより、吸収性物品の長手方向端部と、包装体の、上記長手方向端部の対応部分とを把持して、吸収性物品を包装体から取り外す際に、個包装体の開封性を保持することができる。
[態様3]
上記一対の接合領域のそれぞれが、上記個包装体の、幅方向第1展開線側に配置された上記接合部と、幅方向第2展開線側に配置された上記接合部と、それらの間に配置された上記非接合部とを含む、態様2に記載の個包装体。
態様3に記載の個包装体では、一対の接合領域のそれぞれが、幅方向第1展開線側に配置された接合部と、幅方向第2展開線側に配置された接合部と、それらの間に配置された非接合部とを含む。それにより、上記個包装体は、包装体の両側部から、個包装体の内部に異物を侵入させにくい。また、上記個包装体が、長手方向折軸に沿ってさらに折り畳まれている実施形態において、個包装体の、吸収性物品の長手方向の両側部(一方の側部及び他方の側部)のそれぞれにおいて、その端縁がずれにくく、個包装体が美観に優れる。
[態様4]
第2展開部が、上記非接合部及び幅方向第2展開線側に配置された上記接合部と、上記個包装体の厚さ方向に重複する範囲に配置されている、態様3に記載の個包装体。
態様4に記載の個包装体では、第2展開部が、非接合部及び幅方向第2展開線側に配置された接合部と、個包装体の厚さ方向に重複する範囲に配置されている、すなわち、第2展開部が、幅方向第1展開線側に配置された接合部と、個包装体の厚さ方向に重複しない範囲に配置されている。それにより、上記個包装体では、第2展開部の、基体部と反対側の端部が、非接合部と、個包装体の厚さ方向に重複する範囲に存在するので、第1展開部を展開し、次いで、吸収性物品の長手方向端部と、包装体の、上記長手方向端部の対応部分とを把持した際に、一対のフラップと、第2展開部(特に、第2展開部の、基体部と反対側の端部)とが離間し、それらの間にスペースが生じやすくなる。その結果、上記個包装体では、吸収性物品の長手方向端部と、包装体の、上記長手方向端部の対応部分とを把持して、吸収性物品を包装体から取り外す際に、一対のフラップ部が、本体部等に付着しにくく、個包装体が開封性に優れる。
[態様5]
第2展開部が、上記非接合部と、上記個包装体の厚さ方向に重複する範囲の、上記長手方向の長さが、第2展開部の、上記長手方向の長さの50%以上である、態様4に記載の個包装体。
態様5に記載の個包装体では、第2展開部が、上記非接合部と、上記個包装体の厚さ方向に重複する範囲の、上記長手方向の長さが、第2展開部の、上記長手方向の長さの50%以上である。それにより、第1展開部を展開し、吸収性物品の長手方向端部と、包装体の、上記長手方向端部の対応部分とを把持した際に、態様5の要件を満たさない場合と比較して、一対のフラップと、第2展開部(特に、第2展開部の、基体部と反対側の端部)とが離間し、それらの間にスペースがより生じやすくなる。その結果、上記個包装体では、吸収性物品の長手方向端部と、包装体の、上記長手方向端部の対応部分とを把持して、吸収性物品を包装体から取り外す際に、一対のフラップ部が、本体部等に付着しにくく、個包装体が開封性に優れる。
[態様6]
第1展開部の展開端の、上記幅方向の、少なくとも一方の端部が、上記接合部に含まれる、態様2〜5のいずれか一項に記載の個包装体。
態様6に記載の個包装体では、個包装体の第1展開部の展開端の、吸収性物品の幅方向の一方の端部が接合部に含まれる。それにより、個包装体の第1展開部の展開端が、バッグの中等の意図しない衝撃等で開封しにくくなる。
[態様7]
上記個包装体が、上記一対の接合領域よりも内側に配置された、上記長手方向に延びる2本の長手方向展開線に沿って、上記幅方向に展開可能である、態様2〜6のいずれか一項に記載の個包装体。
態様7に記載の個包装体では、包装体が、吸収性物品の長手方向に平行な2本の長手方向展開線に沿って、吸収性物品の幅方向に展開可能である、すなわち、個包装体が、長手方向展開線に沿って折り畳まれている。それにより、折り畳まれている長手方向展開線が、ゴミ等の異物の侵入を抑制するので、上記個包装体は、包装体の両側部から、個包装体の内部に異物を侵入させにくい効果を有する。
[態様8]
2本の上記長手方向展開線の間の距離が、上記包装体の、上記幅方向の長さの1/2以下である、態様7に記載の個包装体。
態様8に記載の個包装体では、2つの長手方向展開線の間の距離が、包装体の、吸収性物品の幅方向長さの1/2以下である。それにより、個包装体が、2つの長手方向展開線に沿って展開可能な状態、すなわち、2つの長手方向展開線に沿って折り畳まれている状態(非展開状態)において、包装体の、一方の側部及び一方の長手方向展開線の間の一方の領域と、包装体の、他方の側部及び他方の長手方向展開線の間の他方の領域との間において、一方の領域の上に他方の領域が配置されるか、又は他方の領域の上に一方の領域が配置される関係にある。その結果、個包装体が2つの長手方向展開線に沿って折り畳まれている状態(非展開状態)において、包装体の一方の側部又は他方の側部が露出されず、個包装体において、包装体の一方の側部又は他方の側部から、ゴミ等の異物が侵入しにくくなる。従って、上記個包装体は、包装体の一方の側部又は他方の側部から、個包装体の内部に異物を侵入させにくい効果を有する。
[態様9]
上記個包装体を、2本の上記長手方向展開線に沿って展開することにより、第1展開部の展開端が露出する、態様7又は8に記載の個包装体。
態様9に記載の個包装体では、個包装体を、2本の長手方向展開線に沿って展開することにより、第1展開部の展開端が露出する。すなわち、上記個包装体は、第1展開部の展開端を内側にして、2本の長手方向展開線に沿って折り畳まれている。それにより、第1展開部の展開端から、個包装体の内部に、ゴミ等の異物が侵入しにくくなる。従って、上記個包装体は、展開端から、個包装体の内部に異物を侵入させにくい効果を有する。
本開示の、吸収性物品の個包装体について、以下、詳細に説明する。
図1〜図6は、本開示の実施形態の1つ(第1実施形態)に従う、吸収性物品の個包装体1を説明するための図である。なお、本明細書では、「吸収性物品の個包装体」を、単に『個包装体』と称する場合がある。
具体的には、図1は、第1実施形態に従う個包装体1の斜視図であり、図2は、第1実施形態に従う個包装体1の正面側の展開図(完全展開図)であり、図3は、第1実施形態に従う個包装体1の背面側の展開図(完全展開図)であり、そして図4は、第1実施形態に従う個包装体1の分解斜視図である。図5は、第1実施形態に従う個包装体1の半展開状態の斜視図、具体的には、完全展開状態から、幅方向第1展開線WE1,幅方向第2展開線WE2及び幅方向第3展開線WE3で折り畳んだ状態の斜視図である。図6は、図5に示される、半展開状態の個包装体1から、第1展開部23を展開させた斜視図である。なお、図6では、説明のため、第2展開部25の一部が省略されている。
なお、第1実施形態では、個包装体1を展開(開封)していない状態を、「非展開状態」と称し、長手方向第1展開線LE1及び長手方向第2展開線LE2にて展開した状態を「半展開状態」と称し、半展開状態から、幅方向第1展開線WE1、幅方向第2展開線WE2及び幅方向第3展開線WE3にて展開した状態を「完全展開状態」と称する。
第1実施形態に従う個包装体1は、図2及び図3に示されるように、長手方向L及び幅方向Wを有する吸収性物品3と、吸収性物品3を内包する包装体9とを備える。吸収性物品3は、長手方向Lに延びる本体部5と、本体部5から、長手方向Lの両側部に延出する、一対のフラップ部7(一方のフラップ部7a及び他方のフラップ部7b)とを備える。
包装体9は、包装シート11から形成されている。
吸収性物品3は、生理用ナプキンであり、液透過性シート101と、液不透過性シート103と、液透過性シート101及び液不透過性シート103の間の吸収体(図示せず)とを備える。吸収性物品3はまた、液透過性シート101と、吸収体(図示せず)とを圧搾している圧搾部105を備える。また、吸収性物品3は、図2及び図3において、向かって上方が前方107であり、そして向かって下方が後方108である。なお、吸収性物品3は、公知の構造を有するので、その詳細な説明は省略する。
包装シート11は、略矩形の形状を有し、吸収性物品3と同一の長手方向L及び幅方向Wを有する。包装体9(包装シート11)は、吸収性物品3の前方107及び後方108にそれぞれ対応する、長手方向Lにおける、一方の端部13及び他方の端部14を有する。包装体9(包装シート11)はまた、吸収性物品3の一方のフラップ部7a及び他方のフラップ部7bにそれぞれ対応する、長手方向Lにおける、一方の側部15及び他方の側部16を有する。
なお、着用者は、吸収性物品3の前方107と、包装体9(包装シート11)の対応する部分、すなわち、長手方向Lの一方の端部13とを持って、吸収性物品3を、包装体9から取り出す。
吸収性物品3の本体部5は、その着衣当接面、具体的には、液不透過性シート103の着衣当接面に固定された固定部17を有する。固定部17は、それぞれが吸収性物品3の幅方向Wに延び且つ吸収性物品3の長手方向Lに所定の間隔をあけて配置されている、複数の固定部部分を備える。
また、吸収性物品3の、一対のフラップ部7のそれぞれは、それらの着衣当接面、具体的には、液不透過性シート103の着衣当接面に固定された固定部19を有する。具体的には、一方のフラップ部7a及び他方のフラップ部7bが、それぞれ、固定部19a及び固定部19bを有している。
吸収性物品3は、固定部17及び固定部19を介して、包装体9(包装シート11)に固定されている。なお、包装体9(包装シート11)は、固定部17,19a及び19bと接する部分に、それぞれ、剥離紙21a,21b及び21cを有し、吸収性物品3は、包装体9(包装シート11)に剥離可能に固定されている。従って、吸収性物品3は、使用時に、固定部17,19a及び19bを介して、着用者の着衣に再固定される。
吸収性物品3と、包装体9を構成する包装シート11とは、吸収性物品3が包装シート11に固定された状態で、幅方向Wに延び、具体的には、幅方向Wと平行な、3本の幅方向展開線、具体的には、幅方向第1展開線WE1、幅方向第2展開線WE2及び幅方向第3展開線WE3により、吸収性物品3を内側にして折り畳まれている。幅方向第1展開線WE1、幅方向第2展開線WE2及び幅方向第3展開線WE3は、長手方向Lに所定の間隔を空けて配置されている。
包装体9(包装シート11)は、長手方向Lにおいて、一方の端部13及び幅方向第1展開線WE1により区画される第1展開部23と、幅方向第1展開線WE1及び幅方向第2展開線WE2により区画される基体部24と、幅方向第2展開線WE2及び他方の端部14により区画される第2展開部25とを備える。換言すると、包装体9(包装シート11)は、基体部24と、基体部24の、長手方向Lの両端に配置された第1展開部23及び第2展開部25とを備える。なお、幅方向第3展開線WE3は、第2展開部25を、長手方向Lに隣接する2つの領域にさらに区画している。
第1展開部23は、吸収性物品3が固定されている内面23aと、吸収性物品3が固定されていない外面23bと有し、基体部24は、吸収性物品3が固定されている内面24aと、吸収性物品3が固定されていない外面24bと有し、そして第2展開部25は、吸収性物品3が固定されている内面25aと、吸収性物品3が固定されていない外面25bと有する。
吸収性物品3の本体部5と、一対のフラップ部7(7a,7b)とは、それぞれ、固定部17と、固定部19(19a,19b)とを介して、包装体9(包装シート11)の同一の面、具体的には、基体部24の内面24aに固定されている。
吸収性物品3の本体部5は、幅方向第1展開線WE1と、幅方向第2展開線WE2とを間に挟んで、固定部17を介して、包装体9の内面に固定されている。具体的には、吸収性物品3の本体部5は、幅方向第1展開線WE1と、幅方向第2展開線WE2とを間に挟んで、固定部17を介して、第1展開部23の内面23aと、基体部24の内面24aと、第2展開部25の内面25aとに固定されている。そのような場合には、吸収性物品3を包装体9から取り外す際に、一対のフラップ部7の固定部19が、本体部5等に付着しやすくなるが、第1実施形態に従う個包装体1では、一対のフラップ部7の固定部19を、本体部5に付着させずに取り外すことができる。その理由については、後述する。
吸収性物品3と、包装体9を構成する包装シート11とは、幅方向第3展開線WE3、幅方向第2展開線WE2、及び幅方向第1展開線WE1の順で、吸収性物品3を内側にして折り畳まれており、包装体9(包装シート11)は、図5及び図6に示されるように、基体部24、第2展開部25及び第1展開部23の順で積層されている。
第1展開部23の一方の端部13は、第1展開部23を展開する際の展開端27を構成している。第1展開部23は、吸収性物品3が固定されている内面23aの展開端27付近に配置された粘着部29を介して、第2展開部25の、吸収性物品3が固定されていない外面25bに固定されている。粘着部29の存在により、第1展開部23の展開端27から、個包装体1の内部に、ゴミ等の異物が侵入しにくくなる。
包装体9は、基体部24、第2展開部25及び第1展開部23の順で積層された状態(すなわち、包装シート11を、幅方向第1展開線WE1、幅方向第2展開線WE2及び幅方向第3展開線WE3により折り畳んだ状態、半展開状態)で、幅方向Wの外側において、包装体9の基体部24、第2展開部25及び第1展開部23を接合する、一対の接合領域31を備える。一対の接合領域31のそれぞれは、吸収性物品3の本体部5の、幅方向Wの外側、そして吸収性物品3の一対のフラップ部7の外側に配置され、長手方向Lに延びている。一対の接合領域31は、包装体9の一方の側部15側にある、一方の接合領域33と、包装体9の他方の側部16側にある、他方の接合領域34とに区画される。
一方の接合領域33は、図5に示されるように、接合部35と、非接合部37とを有する。より具体的には、一方の接合領域33は、幅方向第1展開線WE1から延びる接合部35aと、幅方向第2展開線WE2から延びる接合部35bと、それらの間に配置された非接合部37とからなる。接合部35a、接合部35b及び非接合部37のそれぞれは、長手方向Lに延びている。
また、他方の接合領域34は、接合部36と、非接合部38とを有する。より具体的には、他方の接合領域34は、幅方向第1展開線WE1から延びる接合部36aと、幅方向第2展開線WE2から延びる接合部36bと、それらの間に配置された非接合部38とからなる。接合部36a、接合部36b及び非接合部38のそれぞれは、長手方向Lに延びている。
図5に示されるように、そして図6から明らかなように、第2展開部25は、幅方向第1展開線WE1、幅方向第2展開線WE2及び幅方向第3展開線WE3にて折り畳まれた状態(半展開状態)において、長手方向Lにおいて、非接合部37及び幅方向第2展開線WE2から延びる、接合部35bと重複する範囲に配置されている、換言すると、幅方向第1展開線WE1から延びる、接合部35aと重複しない範囲に配置されている。同様に、第2展開部25は、幅方向第1展開線WE1、幅方向第2展開線WE2及び幅方向第3展開線WE3にて折り畳まれた状態(半展開状態)において、長手方向Lにおいて、非接合部38及び幅方向第2展開線WE2から延びる、接合部36bと重複する範囲に配置されている、換言すると、幅方向第1展開線WE1から延びる、接合部36aと重複しない範囲に配置されている。
そうすることにより、幅方向第1展開線WE1、幅方向第2展開線WE2及び幅方向第3展開線WE3にて折り畳まれた状態(半展開状態)から、第1展開部23を展開し、次いで、吸収性物品3の長手方向端部43と、包装体9の、長手方向端部43に対応する対応部分45とを把持した際に、一対のフラップ部7と、第2展開部25(特に、第2展開部25の、基体部24と反対側の端部)とが離間し、それらの間にスペースが生じやすくなる。
その結果、吸収性物品3の長手方向端部43と、包装体9の対応部分45とを把持して、吸収性物品3を包装体9から取り外す際に、吸収性物品3を取り出す際に、吸収性物品3が、第2展開部25に接触しにくくなり、一対のフラップ部7の固定部19が本体部5等に付着しにくくなる。当該理由については、図7及び図8に関連して後述する。
図5に示されるように、第1展開部23の展開端27の、幅方向Wの、両方の端縁、すなわち、一方の端縁27aと、他方の端縁27bとが、接合部35bと、接合部36bに含まれている。そうすることにより、個包装体1の第1展開部23、特に展開端27が、バッグの中等の意図しない衝撃等で開封しにくくなる。
接合部35及び接合部36のそれぞれは、包装体9の基体部24、第2展開部25及び第1展開部23を間欠的に圧搾することにより形成されている。非接合部37及び非接合部38のそれぞれにおいて、包装体9の基体部24、第2展開部25及び第1展開部23は、接合されていない。
図6に示されるように、他方のフラップ部7bは、接合部36a及び接合部36bと、幅方向Wにおいて重複していない。また、他方のフラップ部7bは、非接合部38と、幅方向Wにおいて重複している。同様に、一方のフラップ部7aは、接合部35a及び接合部35bと、幅方向Wにおいて重複していない。また、一方のフラップ部7aは、非接合部37と、幅方向Wにおいて重複している。そうすることにより、吸収性物品3の長手方向端部43と、包装体9の、長手方向端部43の対応部分45とを把持して、吸収性物品3を包装体9から取り外す際に、一対のフラップ部7の固定部19が本体部5等に付着しにくく、個包装体1が開封性に優れる。
図6に示されるように、一方の接合領域33及び他方の接合領域34において、第2展開部25が、非接合部37と、個包装体1の厚さ方向(図示せず)に重複する範囲の、長手方向Lの長さ:L1は、第2展開部25の、長手方向Lの長さ、すなわち、幅方向第2展開線WE2及び幅方向第3展開線WE3の間の距離:D1の50%以上である。そうすることにより、第1展開部23を展開し、吸収性物品3の長手方向端部43と、包装体9の、長手方向端部43の対応部分45とを把持した際に、一対のフラップ7と、第2展開部25(特に、第2展開部25の、基体部24と反対側の端部)とが離間し、それらの間にスペースが生じやすくなる。
また、図6に示されるように、一方の接合領域33において、幅方向第2展開線WE2から延びる接合部35bの、長手方向Lの長さ:L2は、幅方向第1展開線WE1及び幅方向第2展開線WE2の間の距離:D2の40%以下である。同様に、他方の接合領域34において、幅方向第2展開線WE2から延びる接合部36bの、長手方向Lの長さ:L2は、幅方向第1展開線WE1及び幅方向第2展開線WE2の間の距離:D2の40%以下である。そうすることにより、第1展開部23を展開し、吸収性物品3の長手方向端部43と、包装体9の、長手方向端部43の対応部分45とを把持した際に、一対のフラップ7と、第2展開部25(特に、第2展開部25の、基体部24と反対側の端部)とが離間し、それらの間にスペースが生じやすくなる。
個包装体1は、図5に示されるように、一対の接合領域31よりも内側に配置された、長手方向Lに延びる長手方向第1展開線LE1と、長手方向第2展開線LE2とに沿って、幅方向Wに折り畳まれている。長手方向第1展開線LE1は、包装体9(包装シート11)の、長手方向Lの一方の側部15と、包装体9(包装シート11)の長手軸線LAとの間に配置され、そして長手方向第2展開線LE2は、包装体9(包装シート11)の、長手方向Lの他方の側部16と、包装体9(包装シート11)の長手軸線LAとの間に配置されている。
図5に示されるように、長手方向第1展開線LE1と、長手方向第2展開線LE2との間の距離:D3は、包装体9の幅方向Wの長さ:L3、より具体的には、包装体9(包装シート11)の、長手方向Lの一方の側部15及び他方の側部16の間の長さ:L3の1/2以下である。また、個包装体1が、長手方向第1展開線LE1と、長手方向第2展開線LE2とに沿って折り畳まれている状態(非展開状態)では、図1に示されるように、包装体9の、一方の側部15及び長手方向第1展開線LE1の間の一方の領域39が、包装体9の、他方の側部16及び長手方向第2展開線LE2の間の他方の領域40の上に配置されている。そうすることにより、包装体9の他方の側部16が、一方の領域39に覆われるので、他方の側部16から、ゴミ等の異物が侵入しにくくなる。
個包装体1は、把持部41により、一方の領域39が、他方の領域40の上に固定されている。
個包装体1は、図1に示されるように、第1展開部23の展開端27を内側にして、長手方向第1展開線LE1と、長手方向第2展開線LE2とに沿って折り畳まれている。換言すると、第1展開部23の展開端27は、非展開状態の個包装体1を、長手方向第1展開線LE1と、長手方向第2展開線LE2とに沿って展開することにより露出する。そうすることにより、個包装体1が、長手方向第1展開線LE1と、長手方向第2展開線LE2とに沿って折り畳まれている状態(非展開状態)において、第1展開部23の展開端27から、個包装体1の内部に、ゴミ等の異物が侵入しにくい。
続いて、第1実施形態に従う個包装体1の開封方法を説明する。
図1に示される、非展開状態の個包装体1において、把持部41を把持し、一方の領域39を、長手方向第1展開線LE1に沿って幅方向Wに展開し、次いで、他方の領域40を、長手方向第2展開線LE2に沿って幅方向Wに展開し、図5に示される、半展開状態の個包装体1を形成する。
なお、個包装体1は、非展開状態において、第1展開部23の展開端27を内側にして、長手方向第1展開線LE1と、長手方向第2展開線LE2とに沿って折り畳まれているので、第1展開部23の展開端27から、個包装体1の内部に、ゴミ等の異物を侵入させにくい。また、包装体9の一方の領域39が、包装体9の他方の領域40の上に配置されているので、包装体9の他方の側部16が、一方の領域39に覆われ、他方の側部16から、ゴミ等の異物が侵入しにくくなる。
次いで、図5に示される、半展開状態の個包装体1において、第1展開部23の展開端27の付近を把持し、幅方向幅方向第1展開線WE1に沿って、第1展開部23を長手方向Lに展開し、個包装体1を、図6に示される状態とする。
なお、図5に示される、半展開状態の個包装体1では、第1展開部23の展開端27の、幅方向Wの一方の端縁27aが接合部35bに含まれ、そして幅方向Wの他方の端縁27bが接合部36bに含まれるので、非展開状態の個包装体1において、第1展開部23の展開端27が、バッグの中等の意図しない衝撃等で開封しにくくなる。
次いで、図6に示される状態の個包装体1において、吸収性物品3の長手方向端部43に対応する、包装体9の対応部分45を左手で把持すると、個包装体1は、図7に示される状態になる。具体的には、第2展開部25の、幅方向第3展開線WE3よりの部分が下方に垂れ下がり、一対のフラップ部7と、第2展開部25とが離間し、それらの間にスペースが生じる。
その理由としては、以下が挙げられる。
(i)第2展開部25が、長手方向Lにおいて、非接合部37及び幅方向第2展開線WE2から延びる接合部35bと、個包装体1の厚さ方向に重複する範囲に配置されている点
(ii)第2展開部25が、長手方向Lにおいて、非接合部38及び幅方向第2展開線WE2から延びる接合部36bと、個包装体1の厚さ方向に重複する範囲に配置されている点
(iii)第2展開部25が、非接合部37と、個包装体1の厚さ方向に重複する範囲の、長手方向Lの長さ:L1が、第2展開部25の、長手方向Lの長さ:D1の50%以上である点
(iv)第2展開部25が、非接合部38と、個包装体1の厚さ方向に重複する範囲の、長手方向Lの長さ:L1が、第2展開部25の、長手方向Lの長さ:D1の50%以上である点
(v)一方の接合領域33において、幅方向第2展開線WE2から延びる接合部35bの、長手方向Lの長さ:L2が、幅方向第1展開線WE1及び幅方向第2展開線WE2の間の距離:D2の40%以下である点
(vi)他方の接合領域34において、幅方向第2展開線WE2から延びる接合部36bの、長手方向Lの長さ:L2が、幅方向第1展開線WE1及び幅方向第2展開線WE2の間の距離:D2の40%以下である点
次いで、吸収性物品3の長手方向端部43を右手で把持し、包装体9から、吸収性物品3を手前に引いて取り外す際に、一対のフラップ部7の固定部19を、包装体9から剥離させるまで、包装体の、幅方向Wの両端に接合部が存在しないため、そして吸収性物品3が第2展開部25に接触しにくくなるため、一対のフラップ部7の固定部19を包装体9から剥離することが阻害されにくい。その結果、吸収性物品3が、包装体9から、吸収性物品3の本体部5のみならず、一対のフラップ部7が、その肌当接面(液透過性シート101)側に湾曲しながら取り外されるので、一対のフラップ部7の固定部19が吸収性物品3の本体部5等に付着しにくくなる。
図9及び図10は、包装体9が、本体部5の、幅方向Wの外側に、包装体を接合する、一対の接合領域31(一方の接合領域33及び他方の接合領域34)を有する個包装体1の開封性を説明するための図である。一対の接合領域31は、個包装体1の、幅方向第1展開線及びWE1から幅方向第2展開線WE2まで、長手方向Lに延びている。なお、図9及び図10は、それぞれ、図6及び図8に相当する図である。
図9及び図10に示される個包装体1は、以下の点を除いて、第1実施形態に示される個包装体1と同一である。
(i)一対の接合領域31のそれぞれが、接合部35及び接合部36から形成されており、非接合部が存在しない点
(ii)(i)に関連し、第2展開部25が、長手方向Lにおいて、接合部35及び接合部36と、個包装体1の厚さ方向に重複する範囲のみに配置されている点、すなわち、第2展開部25の、幅方向Wの両端が、長手方向Lの全体において、接合部35及び接合部36により接合されている点
(iii)幅方向第1展開線WE1及び幅方向第2展開線WE2の間の距離:D2に対する、幅方向第2展開線WE2及び幅方向第3展開線WE3の間の距離:D1の比率が、第1実施形態のそれよりも高い点
(すなわち、幅方向第3展開線WE3が、幅方向第1展開線WE1に近く、一対のフラップ部7の多くの部分が、第2展開部25に隠れている点)
第1実施形態に示される個包装体1と同一の点についての説明は、省略する。
吸収性物品3の長手方向端部43を右手で把持し、そして包装体9の対応部分45を左手で把持し、包装体9から、吸収性物品3を手前に引いて取り外そうとすると、第2展開部25の、幅方向Wの両端が、長手方向Lの全体にわたり、接合部35及び接合部36により接合されているため、一対のフラップ部7の固定部19を包装体9から剥離させることが阻害される。従って、一対のフラップ部7の固定部19を包装体9から剥離させるために、吸収性物品3を手前に引っ張り、接合部35及び接合部36を破壊し、第2展開部25と、基体部24とを分離し、そしてそれらを離間させる必要がある。そうすることにより、吸収性物品3の長手方向端部43と、一対のフラップ部7の固定部19との間の距離の遠さも加わって、包装体9から、吸収性物品3を手前に引いて取り外す際に、吸収性物品3の本体部5が、その肌当接面(液透過性シート101)側に湾曲する一方で、一対のフラップ部7が、非肌当接面(包装体9)側に反って、吸収性物品3の本体部5等に付着しやすくなる。
第1実施形態に従う個包装体1では、個包装体1が、長手方向第1展開線LE1及び長手方向第2展開線LE2により展開可能であるとともに、幅方向第1展開線WE1、幅方向第2展開線WE2及び幅方向第3展開線WE3により展開可能であるが、本開示の個包装体では、包装体が、任意の少なくとも1方向に展開可能であればよい。上記任意の少なくとも1方向としては、吸収性物品の長手方向であることが好ましい。本開示の効果の観点からである。
図11は、本開示の別の実施形態(第2実施形態)に従う個包装体1の斜視図である。第2実施形態に従う個包装体1は、個包装体が、長手方向第1展開線LE1及び長手方向第2展開線LE2により折り畳まれていない点と、把持部41が、第1展開部23と、第2展開部25とを固定している点とが、第1実施形態に従う個包装体1と異なる。それ以外の部分は、第1実施形態の個包装体1と同一であるであるので、説明を省略する。
本開示の個包装体では、一対のフラップ部として、一対のサイドフラップ部、一対のヒップフラップ部等が挙げられる。吸収性物品の前方の長手方向端部を把持して、吸収性物品を包装体から取り外す個包装体の場合には、一対のフラップ部は、一対のサイドフラップ部であることが好ましく、そして吸収性物品の後方の長手方向端部を把持して、吸収性物品を包装体から取り外す個包装体の場合には、一対のフラップ部は、一対のヒップフラップ部であることが好ましい。
なお、サイドフラップ部は、吸収性物品の長手方向の中央部に存在し、吸収性物品の使用時に、着衣当接面側に折り畳まれ、固定部を介して着衣の外側に固定されることが一般的であり、そしてヒップフラップ部は、吸収性物品の長手方向の後方に存在し、吸収性物品の使用時に折り畳まれず、固定部を介して着衣の内側に固定されるのが一般的である。
本開示の個包装体では、本体部及び一対のフラップ部が、固定部を介して、包装体の同一の面に固定されているが、個包装体が、展開線を有しない場合には、上記同一面は、包装体を構成する包装シートの一方の面の全体を意味する。
また、包装体が、ある方向に延びる展開線、例えば、吸収性物品の幅方向に延びる幅方向展開線を有する場合には、上記同一面は、包装体の、上記幅方向展開線により区画される包装体の内面を意味する。
さらに、個包装体が、2以上の方向に延びる展開線、例えば、吸収性物品の幅方向に延びる幅方向展開線と、吸収性物品の長手方向に延びる長手方向展開線とを有する場合には、上記同一面は、吸収性物品を、包装体から取り出す方向と直交する方向に延びる展開線により区画される包装体の内面を意味する。例えば、吸収性物品を、包装体から、吸収性物品の長手方向に取り出す場合には、上記同一面は、包装体の、幅方向展開線により区画される包装体の内面を意味する。
第1実施形態では、一対の接合領域31のうち、接合部35及び接合部36のそれぞれが、包装体9を間欠的に圧搾することにより形成されているが、本開示の個包装体では、一対の接合領域のそれぞれは、当技術分野で公知の接合手段、例えば、接着剤により形成されていてもよい。
第1実施形態では、一方の接合領域33及び他方の接合領域34は、それぞれ、幅方向第1展開線WE1から延びる接合部35a及び接合部36aと、幅方向第2展開線WE2から延びる接合部35b及び接合部36bと、それらの間に配置された非接合部37及び非接合部38とを含むが、本開示の個包装体では、一対のフラップ部の固定部と、非接合部とが、吸収性物品の幅方向において重複している限り、接合部及び非接合部は、任意の位置に配置されうる。例えば、第1実施形態の変形例として、接合部が、幅方向第2展開線の近傍のみに配置されたものが挙げられる。
なお、本開示の個包装体が、上述の接合部を任意の場所に含むことにより、一対の接合領域から、個包装体の内部に、ゴミ等の異物が侵入しにくくなる。
また、本開示の個包装体が、複数の幅方向展開線と、複数の長手方向展開線とを含む場合であって、包装体が、本体部の、吸収性物品の幅方向の外側に、包装体を接合する一対の接合領域を含むときには、包装体の、吸収性物品の長手方向の両側部(一方の側部及び他方の側部)のそれぞれにおいて、その端縁が揃い、美観に優れる効果を有する。一般的に吸収性物品はある程度の厚さを有するため、個包装体が長手方向展開線に沿って折り畳まれていると、上記端縁がずれやすくなる傾向があるからである。
本開示の個包装体では、一対の接合領域は、包装体の、吸収性物品の外側に存在する限り、その延びる方向は特に制限されないが、一般的には、吸収性物品の長手方向である。
本開示の個包装体において、非接合部は、本開示の効果を奏する範囲において、1又は複数の補助接合部を含むことができる。そうすることにより、包装体の、吸収性物品の長手方向の両側部の端縁の位置がずれにくく、美観に優れる等の効果が得られる。上記補助接合部としては、包装体(例えば、包装体の、展開線により区画され、そして積層された複数の領域)を圧搾することにより形成された補助圧搾部、包装体(例えば、包装体の、展開線により区画され、そして積層された複数の領域)を接着剤で接着することにより形成された補助接着部等が挙げられる。
本開示の個包装体において、非接合部が、1又は複数の補助接合部を含む場合には、上記補助接合部は、個包装体の開封性を担保する観点から、補助接合部のそれぞれの面積が小さいことが好ましく、上記補助接合部としては、例えば、ドット状の補助接合部が挙げられる。上記補助接合部のそれぞれは、好ましくは9mm2以下、より好ましくは5mm2以下、さらに好ましくは3mm2以下、そしてさらにいっそう好ましくは1mm2以下の面積を有する。本開示の効果を阻害しない観点からである。
本開示の個包装体において、非接合部が、1又は複数の補助接合部を含む場合には、非接合部における、補助接合部の面積率が、接合部における、実際に接合されている部分(例えば、実際に圧搾されている部分、実際に接着されている部分)の面積率よりも小さいことが好ましい。また、非接合部における、補助接合部の面積率は、接合部における、実際に接合されている部分の面積率の、好ましくは50%以下、より好ましくは30%以下、そしてさらに好ましくは10%以下である。本開示の効果を阻害しない観点からである。なお、上記面積及び面積率は、包装体の平面方向における面積率を意味する。
第1実施形態に従う個包装体1では、吸収性物品3の取り出しやすさの観点から、第2展開部25が、長手方向Lにおいて、非接合部37及び幅方向第2展開線WE2から延びる接合部35b(非接合部38及び幅方向第2展開線WE2から延びる接合部36b)と、個包装体1の厚さ方向に重複する範囲に配置されている。
第1実施形態の変形例としては、第2展開部の一部が、吸収性物品の長手方向において、幅方向第1展開線から延びる接合部と、個包装体の厚さ方向に重複する範囲に配置されているものが挙げられる。
態様4の要件を満たす個包装体では、第2展開部が、非接合部と、個包装体の厚さ方向に重複する範囲の、吸収性物品の長手方向の長さは、第2展開部の、吸収性物品の長手方向の長さの、好ましくは50%以上、より好ましくは60%以上、そしてさらに好ましくは70%以上である。吸収性物品を包装体から取り出す際に、第2展開部と、基体部とを離間させ、それらの間にスペースを設け、吸収性物品を取り出しやすくする観点からである。
また、態様4の要件を満たす個包装体では、幅方向第2展開線側に配置された接合部の、吸収性物品の長手方向の長さは、幅方向第1展開線及び幅方向第2展開線の間の距離の、好ましくは40%以下、より好ましくは30%以下、そしてさらに好ましくは25%以下である。吸収性物品を包装体から取り出す際に、第2展開部と、基体部とを離間させ、それらの間にスペースを設け、吸収性物品を取り出しやすくする観点からである。
第1実施形態に従う個包装体1では、包装体9が、幅方向第1展開線WE1、幅方向第2展開線WE2及び幅方向第3展開線WE3の3本の幅方向展開線と、長手方向第1展開線LE1及び長手方向第2展開線LE2の2本の長手方向展開線とを有していたが、本開示の個包装体では、展開線を有していなくともよい。例えば、吸収性物品を2枚の包装シートで挟み、2枚の包装シート、又は折り畳んだ1枚の包装シートを、一対のフラップ部の固定部と、非接合部とが、吸収性物品の幅方向において重複するように接合することにより、本開示の個包装体が形成される。
また、本開示の個包装体では、吸収性物品は、展開可能でなくともよい、すなわち、折り畳まれていなくともよい。
また、本開示の個包装体が、吸収性物品の幅方向に延びる幅方向展開線を含む場合には、個包装体が含む幅方向展開線の数は特に制限されず、個包装体が、例えば、2本の幅方向展開線(いわゆる、三折りの個包装体)、3本の幅方向展開線(いわゆる、四折りの個包装体)、4本以上の幅方向展開線等を含むことができる。
また、本開示の個包装体が、吸収性物品の長手方向に延びる長手方向展開線を含む場合には、個包装体が含む長手方向展開線の数は特に制限されず、個包装体が、例えば、吸収性物品の長手軸線に沿った1本の長手方向展開線(例えば、吸収性物品の長手軸線に沿った1本の長手方向展開線)、2本の長手方向展開線等を含むことができる。
本開示の個包装体では、個包装体が、吸収性物品の幅方向に延びる、少なくとも2本の幅方向展開線(幅方向第1展開線及び幅方向第2展開線)を含み、幅方向第1展開線により区画される第1展開部と、幅方向第1展開線及び幅方向第2展開線により区画される基体部と、幅方向第2展開線により区画される第2展開部とを含むことが好ましい。また、一対のフラップ部が、固定部を介して、上記基体部に固定されていることが好ましい。本開示の効果の観点からである。
また、本開示の個包装体は、上述のように、3本以上の幅方向展開線を有してもよく、その場合には、第2展開部が、さらに複数の展開部に区画される。
第1実施形態に従う個包装体1では、個包装体1の第1展開部23の展開端27が、バッグの中等の意図しない衝撃等で開封しにくくなる観点から、第1展開部23の展開端27の、幅方向Wの一方の端縁27aが接合部35bに含まれ、そして幅方向Wの他方の端縁27bが接合部36bに含まれる。しかし、本開示の個包装体が、吸収性物品の幅方向に延びる、少なくとも2本の幅方向展開線(幅方向第1展開線及び幅方向第2展開線)を含み、幅方向第1展開線により区画される第1展開部と、幅方向第1展開線及び幅方向第2展開線により区画される基体部と、幅方向第2展開線により区画される第2展開部とを含む場合には、第1展開部の展開端の、吸収性物品の幅方向の一方の端縁及び/又は他方の端縁は、接合部に含まれなくともよい。
第1実施形態に従う個包装体1では、個包装体1の内部にゴミ等の異物を侵入させにくくする観点から、長手方向第1展開線LE1と、長手方向第2展開線LE2との間の距離:D3が、包装体9の幅方向Wの長さ:L3、より具体的には、包装体9(包装シート11)の、長手方向Lの一方の側部15及び他方の側部16の間の長さ:L3の1/2以下である。そうすることにより、包装体9の他方の側部16が、一方の領域39に覆われるので、他方の側部16から、ゴミ等の異物が侵入しにくくなる。しかし、態様7の要件を満たす個包装体では、長手方向第1展開線及び長手方向第2展開線の間の距離が、包装体の、吸収性物品の長手方向の両側部の間の距離の1/2超であってもよい。
第1実施形態に従う個包装体1では、包装シート11が、吸収性物品3の本体部5の固定部17と、一方のフラップ部7a及び他方のフラップ部7bのそれぞれの固定部19a及び19bと接する部分に、それぞれ、剥離紙21a,21b及び21cを有しているが、本開示の別の実施形態に従う個包装体では、包装体(包装シート)の吸収性物品が固定される内面に、剥離処理がなされており、上記内面が剥離性を有する。
本開示の個包装体では、包装体を構成する包装シートは、当技術分野で公知の素材から形成され、上記素材としては、例えば、布帛(例えば、不織布、織物及び編物)、フィルム、紙、並びにこれらのラミネート等が挙げられる。
本開示の個包装体に含まれる吸収性物品としては、一対のフラップ部を有する物であれば特に制限されず、例えば、生理用ナプキン、パンティーライナー等が挙げられる。
1 個包装体
3 吸収性物品
5 本体部
7,7a,7b フラップ部
9 包装体
11 包装シート
13 一方の端部
14 他方の端部
15 一方の側部
16 他方の側部
17,19,19a,19b 固定部
21,21a,21b,21c 剥離紙
23 第1展開部
24 基体部
25 第2展開部
27 展開端
29 粘着部
31 接合領域
33 一方の接合領域
34 他方の接合領域
35,36 接合部
37,38 非接合部
39 一方の領域
40 他方の領域
41 把持部
43 長手方向端部
45 対応部分
LE1 長手方向第1展開線
LE2 長手方向第2展開線
WE1 幅方向第1展開線
WE2 幅方向第2展開線
WE3 幅方向第3展開線

Claims (7)

  1. 長手方向及び幅方向を有する吸収性物品と、前記吸収性物品を内包する包装体とを備える、吸収性物品の個包装体であって、
    前記吸収性物品は、前記長手方向に延びる本体部と、前記本体部から、前記長手方向の両側部に延出する、一対のフラップ部とを備え、
    前記本体部及び一対のフラップ部のそれぞれが固定部を有し、前記本体部及び一対のフラップ部が、固定部を介して、前記包装体の同一の面に固定されており、
    前記包装体が、前記幅方向に延び且つ前記個包装体を展開するための、幅方向第1展開線及び幅方向第2展開線を少なくとも含み、前記包装体が、幅方向第1展開線及び幅方向第2展開線により区画された、第1展開部、基体部及び第2展開部を備え、前記同一の面が、前記基体部の内面であり、
    前記包装体は、前記本体部の、前記幅方向の外側に、前記包装体を接合する一対の接合領域であって、それぞれが、接合部と、非接合部とを含むものを備え
    記一対のフラップ部の前記固定部と、前記非接合部とが、前記幅方向において重複しておりそして
    前記個包装体が、前記一対の接合領域よりも内側に配置された、前記長手方向に延びる2本の長手方向展開線に沿って、前記幅方向に展開可能である、
    前記個包装体。
  2. 前記一対の接合領域のそれぞれが、前記個包装体の、幅方向第1展開線側に配置された前記接合部と、幅方向第2展開線側に配置された前記接合部と、それらの間に配置された前記非接合部とを含む、請求項に記載の個包装体。
  3. 第2展開部が、前記長手方向において、前記非接合部及び幅方向第2展開線側に配置された前記接合部と、前記個包装体の厚さ方向に重複する範囲に配置されている、請求項に記載の個包装体。
  4. 第2展開部が、前記非接合部と、前記個包装体の厚さ方向に重複する範囲の、前記長手方向の長さが、第2展開部の、前記長手方向の長さの50%以上である、請求項に記載の個包装体。
  5. 第1展開部の展開端の、前記幅方向の、少なくとも一方の端部が、前記接合部に含まれる、請求項のいずれか一項に記載の個包装体。
  6. 2本の前記長手方向展開線の間の距離が、前記包装体の、前記幅方向の長さの1/2以下である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の個包装体。
  7. 前記個包装体を、2本の前記長手方向展開線に沿って展開することにより、第1展開部の展開端が露出する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の個包装体。
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