JP6111407B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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Description

本発明は、患者のベッドの近傍に居る医療従事者が他の医療従事者の応援を要請するためのナースコールシステムに関する。
一般に、病院や介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院の患者が看護師などのサポートを必要とする際、または介護施設の被介護者が介護師などのサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、これらをまとめて患者と記載する)が呼出操作部を操作することによって看護師や介護師(以下、これらをまとめて医療従事者と記載する)を呼び出すことができるように成されたシステムである。
多くのナースコールシステムは、病室内のベッドの近傍やトイレ、浴室などに設置され、ボタン状の呼出操作部を備えるナースコール子機と、医療従事者が常駐するナースステーションに設置され、患者からの呼び出しを報知するナースコール親機と、病室や介護室などの各部屋(以下、これらをまとめて病室と記載する)の出入口付近の廊下側に設置され、病室内の患者の氏名を表示したり、病室内の患者が呼び出しを行ったりしていることを表示する廊下灯と、通話やデータの送受信に関する制御を行う制御機とを備えて構成されている。また、上述した構成に加えて、医療従事者が携行するPHS(Personal Handy phone System)端末などの携帯端末とPBX(Private
Branch Exchange:電話交換機)とを備えたナースコールシステムも提供されている。
このようなナースコールシステムでは、ナースコール子機の呼出操作部が操作されると、ナースコール子機にて生成された呼出信号が廊下灯を介してナースコール親機へ出力される。ナースコール親機や携帯端末では、患者から呼び出しが行われたことを音声などにより報知する。この報知を把握した医療従事者は、ナースコール親機に設置されているハンドセットをオフフックしたり、自身が携行している携帯端末をオフフックしたりすることで、呼び出しに対して応答することができる。ここで、呼び出しに対して応答が行われると、ナースコール親機や携帯端末で行われていた報知は停止する。
応答を行った医療従事者は、ナースコール子機の呼出操作部を操作した患者(換言すると、呼び出しを行った患者)の居る病室へ赴き、患者の状況を確認する。しかしながら、患者の居る病室へ赴いた医療従事者では、患者に対応することができない場合が考えられる。これは、患者の容体が急変しているような場合などが考えられる。また、ナースコール子機による呼び出しとは関係なく、医療従事者が巡回している最中などに、患者の溶体が急変する場合も考えられる。
上述した何れの場合も、医療従事者は、ナースコール子機またはナースコール子機の近傍に設けられたスタッフ呼出操作部を操作する。すると、スタッフ呼出操作部にてスタッフ呼出信号が生成され、ナースコール親機へ出力される。ナースコール親機や携帯端末では、医療従事者から他の医療従事者の応援を要請する呼び出しが行われたことを音声などにより報知する。この報知を把握した他の医療従事者は、ナースコール親機に設置されているハンドセットをオフフックしたり、自身が携行している携帯端末をオフフックしたりすることで、呼び出しに応答することができる。ここでも、呼び出しに対して応答が行われると、ナースコール親機や携帯端末で行われていた報知は停止する。
また、他の医療従事者を呼び出すためのスタッフ呼出操作部が患者によって誤操作されることを防止するために、医療従事者にタグを持たせ、ナースコール子機に設けたタグリーダーがタグを読み取った場合にのみ、他の医療従事者を呼び出す技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
ところで、患者の容体が急変しているような場合に、病室内に他の患者が居る状態では、他の患者の前で救命処置を行うことを避けるため、急変を起こしている患者を空いている病室に移動させてから救命処置を行うケースがある。このケースでは、医療従事者がスタッフ呼出操作部を操作した後に空いている病室に患者を移動させた場合には、応援に来た医療従事者がどの病室へ行って良いのかわからなくなってしまうという問題があった。一方、医療従事者が空いている病室に患者を移動させてから、その病室のスタッフ呼出操作部を操作した場合には、医療従事者が空いている病室に完全に入ってからスタッフ呼び出しが行われるので、スタッフ呼び出しが遅れてしまうという問題があった。
このような問題を解決するために、緊急医療器具を所定の場所から移動したことを検出してナースコール親機や携帯端末を報知させる技術(例えば、特許文献2を参照)を、ベッドに適用することで、ベッドの移動を検出した場合にナースコール親機や携帯端末を報知させるようにすることができる。ここで、ベッドに無線送信機を取り付け、病室の出入口に無線受信機を取り付けることで、ベッドが病室に入ったことを検出することができ、ベッドが病室に入った時点でスタッフ呼び出しを行うことができる。
特開2006−325784号公報 特開2008−113182号公報
しかしながら、上述した従来技術では、ベッドに無線送信機を取り付けているので、単にベッドを移動させた場合(例えば、ある病室で使っていないベッドを他の病室に移動させた場合)などでもスタッフ呼び出しの報知が行われてしまい、誤報が発生してしまうという問題があった。また、無線送信機を患者に取り付けることも考えられるが、その場合、患者が自力で他の病室に入ったときにもスタッフ呼び出しの報知が行われてしまい、誤報が発生してしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、患者の容体が急変しているような場合に、患者の他に患者が居るときには、その患者を空いている病室に移動させるが、その際に、他の医療従事者の応援をできるだけ早く呼ぶことができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、病室の定員および病室に入院している患者の人数を示す病室情報を病室毎に記憶しておき、ベッドに無線送信機を取り付け、無線送信機が病室の出入口を通過した際に無線信号を読み取る無線読み取り装置を出入口近傍に取り付けておく。そして、病室の定員および入院している患者の人数が二人以上の病室の出入口で無線読み取り装置が無線信号を読み取った後に、同じ無線送信機からの無線信号を入院している患者がゼロである病室の無線読み取り装置が読み取った場合に、その病室にて他の医療従事者の応援を要請していることをナースコール親機で報知するようにしている。
また、本発明の他の態様によれば、上述した構成に加えて患者に患者用無線送信機を取り付け、無線読み取り装置が無線送信機から送信される無線信号を読み取ってから所定時間内に患者用無線送信機から患者用無線信号を読み取った場合に、他の医療従事者の応援を要請していることをナースコール親機で報知するようにしている。
また、本発明の他の態様によれば、上述した何れかの態様において、入院している患者がゼロである病室を表示する表示装置をベッドの動線上に取り付けるようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、他の患者が居るであろう病室から他の患者が居ない病室にベッドが移動したタイミングで他の医療従事者の応援を要請する報知がナースコール親機にて行われるので、容体が急変している患者の他に患者が居る病室から空いている病室に患者をベッド毎移動させる際に、できるだけ早く他の医療従事者の応援を要請することができる。
また、本発明の他の態様によれば、患者に取り付けられた患者用無線送信機からも患者用無線信号を読み取るようにしているので、ベッドだけが空いている病室に移動させられた場合の誤報を防止することができる。
また、本発明の他の態様によれば、容体が急変している患者を空いている病室に移動させる場合に、空いている病室が表示装置に表示されるので、その表示を確認することで、患者を速やかに移動させることができる。
本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 ナースコール親機の記憶内容の例を示す図である。 本実施形態によるナースコールシステムの変形例を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。なお、本実施形態によるナースコールシステムにおいて、患者が医療従事者を呼び出す際の構成および動作については、その説明を省略する。図1において、1はナースコール親機であり、医療従事者が常駐するナースステーションに設置される。なお、医療従事者が携行する携帯端末をナースコール親機1として使用するようにしても良い。ここで、ナースコール親機1は、制御部2、報知部3、記憶部4、インターフェース5を備えて構成されている。
10は無線送信機であり、病室内のベッド(図示せず)に取り付けられる。ここで、無線送信機10は、後述する無線読み取り装置20の読み取り範囲に近付いた場合に電源が供給され、無線信号を送信する。また、無線信号には、無線送信機10が取り付けられているベッドを他のベッドと識別するためのベッド識別情報(例えば、ベッド番号など)が含まれる。
20は無線読み取り装置であり、各病室の出入口近傍に取り付けられており、読み取り範囲に近付いた無線送信機10から送信された無線信号を読み取る。ここで、無線読み取り装置20は、ナースコール親機1に接続されている。また、無線読み取り装置20は、病室の出入口を通過した無線送信機10から無線信号を読み取るようにすることが好ましい。また、無線信号を読み取った無線読み取り装置20は、この無線読み取り装置20が設置されている病室を特定するための病室識別情報を付加してナースコール親機1へ出力する。
次に、ナースコール親機1の各構成要素について説明する。制御部2は、ナースコール親機1の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。
報知部3は、スピーカーや表示ディスプレイなどにより構成されており、医療従事者から他の医療従事者の応援を要請する呼び出しを音声や表示にて報知するためのものである。ここで、本実施形態によるナースコールシステムにはナースコール子機(図示せず)が接続されているため、報知部3は、患者からの呼び出しを報知する際にも用いられる。従って、報知部3は、患者からの呼び出しを示す報知と、医療従事者からの呼び出しを示す報知との報知パターンを異ならせる必要がある。また、報知部3の報知内容には、呼び出しを行なっている病室を示す病室識別情報が含まれる。
記憶部4は、各病室について、病室の定員およびその病室に現在病室に入院している患者の人数を示す病室情報を病室識別情報に関連付けて記憶している(図2を参照)。ここで、記憶部4に記憶されている病室情報は、患者の入退院やベッド移動などにより更新される。また、病室の定員が1である場合、その病室は個室であり、病室の定員が2以上である場合、その病室は多床室である。また、病室に現在入院している患者の人数が定員を超えることはない。また、入院している患者の人数が0の場合、その病室は空いていることになる。
インターフェース5は、ナースコール親機1と各病室に設置されている無線読み取り装置20とを接続して通信を行うためのものである。図1に示す例では、インターフェース5は、第一の病室に設置されている無線読み取り装置20および第二の病室に設置されている無線読み取り装置20を接続している。そして、インターフェース5は、無線読み取り装置20から病室識別情報を付加された無線信号を入力する。
次に、上述したように構成されたナースコールシステムの動作を説明する。医療従事者は、ナースコール子機(図示せず)による呼び出しや巡回などにより患者の病室を訪問する。その際に、患者の容体が急変すると、医療従事者は、その病室が個室であったり、その患者以外の入院患者が居なかったりした場合を除いて、その患者をベッド毎その病室の外へ移動させる。このベッドが病室の出入口を通過すると、ベッドに取り付けられている無線送信機10に電源が供給され、無線送信機10は無線信号を送信する。
無線信号を読み取った無線読み取り装置20は、無線信号に病室識別情報を付加してナースコール親機1へ出力する。ナースコール親機1のインターフェース5が無線信号を入力すると、制御部2は、無線信号に含まれているベッド識別情報および病室識別情報を抽出するとともに、記憶部4を参照して、抽出した病室識別情報に関連付けて記憶されている病室情報をもとに、その病室の定員およびその病室に入院している患者の人数が二人以上であるか否かを判定する(特許請求の範囲の第一の制御に該当する)。
そして、病室の定員および入院している患者の人数がともに2以上である場合、抽出したベッド識別情報と同じベッド識別情報を含む無線信号を他の病室に設置されている無線読み取り装置20から入力したか否かを判定する(特許請求の範囲の第二の制御に該当する)。
一方、病室が個室であったり、他の入院患者が居なかったりした場合には、病室の定員および入院している患者の人数がともに1となる。これは、病室内の患者が容体の急変以外の理由でベッド毎移動させられているケースや、病室内のベッドだけが病室外に運びだされたケースに該当する。また、病室に入院患者が居ない場合には、入院している患者の人数が0となる。これは、病室内のベッドだけが病室外に運びだされたケースに該当する。これらのケースでは、制御部2は処理を終了する。
患者をベッド毎その病室の外へ移動させた医療従事者は、その患者を個室または入院患者の居ない病室へ運び入れる。このベッドが病室の出入口を通過すると、ベッドに取り付けられている無線送信機10に電源が供給され、無線送信機10は無線信号を送信する。この無線信号に含まれるベッド識別情報は、先ほどインターフェース5に入力した無線信号に含まれていたベッド識別情報と同一であるから、抽出したベッド識別情報と同じベッド識別情報を含む無線信号を他の病室に設置されている無線読み取り装置20から入力したと制御部2にて判定する。すると、制御部2は記憶部4を参照して、他の病室に設置されている無線読み取り装置20から入力した無線信号に含まれる病室識別情報に関連付けて記憶されている病室情報を調べ、その病室に入院している患者の人数が0であるか否かを判定する(特許請求の範囲の第三の制御に該当する)。
ここで、ベッド識別情報が一致しなかった場合には、そのベッド識別情報を含む無線信号は、別のベッドに取り付けられた無線送信機10から送信されたものであるから別に判定および制御を行う。
病室に入院している患者の人数が0ではないと制御部2にて判定した場合には、その病室には他の患者が居ることになる。そのため、このベッド移動は患者の容体の急変などに関係の無い単なるベッド移動(患者を他の病室に移すためのもの)であると考えられる。
一方、病室に入院している患者の人数が0であると制御部2にて判定した場合には、その病室には他の患者が居ないことになる。すると、制御部2は報知部3を動作させ、報知部は、医療従事者が他の医療従事者の応援を要請していることを、病室識別情報とともに報知する。この報知を把握した他の医療従事者は、移動先の病室に赴いて応援を行うことになる。
図2は記憶部4の記憶内容の例を示す図である。例えば、病室識別情報「101」の病室からベッドが運び出された場合、そのベッドが病室識別情報「105」の病室や病室識別情報「107」の病室へ運び込まれたときには、ナースコール親機1にて報知が行われる。同様に、病室識別情報「102」、「103」の病室からベッドが運び出された場合も、そのベッドが病室識別情報「105」の病室や病室識別情報「107」の病室へ運び込まれたときには、ナースコール親機1にて報知が行われる。
また、病室識別情報「104」の病室からベッドが運び出された場合、その病室には入院患者が一人しか居なかったため、そのベッドがどのベッドに運び込まれたとしてもナースコール親機1では報知が行われない。同様に、病室識別情報「106」の病室からベッドが運び出された場合、その病室の定員が一人であり、その病室には入院患者が一人しか居なかったため、そのベッドがどのベッドに運び込まれたとしてもナースコール親機1では報知が行われない。
また、病室識別情報「105」、「107」の病室からベッドが運び出された場合、その病室には患者が一人も居ないため、のベッドがどのベッドに運び込まれたとしてもナースコール親機1では報知が行われない。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、各病室について病室の定員および病室に入院している患者の人数を示す病室情報をナースコール親機1の記憶部4に記憶しておく。また、ベッドに無線送信機10を取り付け、無線送信機10が病室の出入口を通過した際に無線信号を読み取る無線読み取り装置20を出入口近傍に取り付けておく。そして、病室の定員および入院している患者の人数が二人以上の病室の出入口で無線読み取り装置20が無線信号を読み取った後に、同じ無線送信機10からの無線信号を、入院している患者がゼロである病室の無線読み取り装置20が読み取った場合に、その病室にて他の医療従事者の応援を要請していることをナースコール親機1の報知部3で報知するようにしている。
これにより、他の患者が居るであろう病室から他の患者が居ない病室にベッドが移動したタイミングで他の医療従事者の応援を要請する報知がナースコール親機1にて行われるので、容体が急変している患者の他に患者が居る病室から空いている病室に患者をベッド毎移動させる際に、できるだけ早く他の医療従事者の応援を要請することができる。
なお、前述した実施形態では、他の入院患者の居る多床室の病室から入院患者の居ない病室へベッドを移動させた場合に、ナースコール親機1の報知部3にて報知を行うようにしているが、これに限定されない。例えば、容体の急変などに関係なくベッドを移動させる場合には、無線送信機10の動作を一時的に停止する停止ボタンを無線送信機10に設けるようにしても良い。これにより、多床室から入院患者の居ない病室へベッドを移動させる場合にキャンセルボタンを操作するようにすれば、報知部3の誤報を防止することができる。
また、前述した実施形態では、他の入院患者の居る多床室の病室から入院患者の居ない病室へ空のベッドを移動させた場合に、ナースコール親機1の報知部3にて報知を行ってしまっているが、これに限定されない。例えば、図3に示すように、患者に患者用無線送信機11を取り付け、ベッドに取り付けた無線送信機10から無線信号を読み取り、患者用無線送信機11から患者用無線信号を読み取った場合にのみ無線読み取り装置21が無線信号をナースコール親機1へ出力するようにしても良い。
具体的には、図3に示すように、患者に患者用無線送信機11を取り付け(または携行させ)、時間を計測するタイマー22を無線読み取り装置21に設け、患者を他の患者と識別するための患者識別情報と、この患者識別情報によって特定される患者が使用するベッドを特定するためのベッド識別情報とを関連付けて記憶する無線読み取り装置用記憶部23を無線読み取り装置21に設けるようにしている。ここで、患者用無線送信機11から送信される患者用無線信号には、患者識別情報が含まれる。
無線読み取り装置21が無線送信機10から無線信号を読み取ると、無線読み取り装置21はタイマー22を動作させるとともに、無線読み取り装置用記憶部23を参照して、タイマー22が計測した時間が所定時間(例えば、5秒程度)となるまでに、無線信号に含まれるベッド識別情報に関連付けて記憶されている患者識別情報を含む患者用無線信号を読み取ったか否かを判定することで、ベッド上に患者が居るか居ないかを判定する。また、無線読み取り装置21が患者用無線送信機11から患者用無線信号を読み取った場合も、無線読み取り装置21はタイマー22を動作させるとともに、無線読み取り装置用記憶部23を参照して、タイマー22が計測した時間が所定時間(例えば、5秒程度)となるまでに、患者用無線信号に含まれる患者識別情報に関連付けて記憶されているベッド識別情報を含む無線信号を読み取ったか否かを判定することで、ベッド上に患者が居るか居ないかを判定する。ここで、ベッド上に患者が居ると判定した場合に、無線読み取り装置21は病室識別情報を含む無線信号をナースコール親機1へ出力する。
また、前述した実施形態では、ベッドを病室から運び出す医療従事者は、空いている病室を目視にて探しているが、これに限定されない。例えば、図3に示すように、ベッドの動線上に表示装置30を取り付け、表示装置に病室情報として入院している患者の人数がゼロである病室の病室識別情報を表示するようにしても良い。ここで、ベッドの動線は、廊下であったり、病室の出入口であったりする。また、ベッドに表示装置30を取り付け
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール親機
2 制御部
3 報知部
4 記憶部
5 インターフェース
10 無線送信機
11 患者用無線送信機
20、21 無線読み取り装置
22 タイマー
23 無線読み取り装置用記憶部
30 表示装置

Claims (3)

  1. 医療従事者が他の医療従事者の応援を要請していることを、病室を特定するための病室識別情報とともに報知する報知部と、前記病室の定員および前記病室に入院している患者の人数を示す病室情報を病室毎に記憶する記憶部と、前記報知部を動作させる制御部とを有するナースコール親機と、
    前記病室に設置されるベッドに取り付けられ、他のベッド識別可能とするベッド識別情報を含む無線信号を送信する無線送信機と、
    前記病室の出入口に取り付けられており、前記出入口を通過した前記無線送信機から前記無線信号を読み取り、前記無線信号に前記病室識別情報を付加して前記ナースコール親機へ出力する無線読み取り装置と、
    を備えたナースコールシステムであって、
    前記制御部は、前記無線読み取り装置から前記無線信号を入力すると、無線信号に含まれるベッド識別情報および病室識別情報を抽出するとともに前記記憶部を参照し、前記無線読み取り装置が取り付けられている病室の定員および入院している患者の人数が二人以上であるか否かを判定する第一の制御と、前記第一の制御にて前記病室の定員および入院している患者の人数が二人以上であると判定した場合に、抽出したベッド識別情報と同じベッド識別情報を含む無線信号を他の病室に設置されている無線読み取り装置から入力したか否かを判定する第二の制御と、前記第二の制御にて入力したと判定した場合に、前記記憶部を参照して、前記他の病室に設置されている無線読み取り装置が設置されている病室について入院している患者の人数がゼロであるか否かを判定する第三の制御と、前記第三の制御にて前記病室に入院している患者がゼロであると判定した場合に、抽出した他の病室の病室識別情報を用いて前記報知部を動作させることを特徴とするナースコールシステム。
  2. 患者によって携行され、他の患者識別可能とする患者識別情報を含む患者用無線信号を送信する患者用無線送信機を更に備え、
    前記無線読み取り装置は、時間を計測するタイマーと、前記患者識別情報およびこの患者識別情報によって特定される患者が使用するベッドを特定するためのベッド識別情報を関連付けて記憶する無線読み取り装置用記憶部を更に備え、
    前記無線読み取り装置は、前記無線信号または前記患者用無線信号を読み取ると前記タイマーを動作させるとともに前記無線読み取り装置用記憶部を参照し、前記タイマーが計測している時間が所定時間となるまでに、前記無線信号に含まれるベッド識別情報に関連付けて記憶されている患者識別情報を含む患者用無線信号または前記患者用無線信号に含まれる患者識別情報に関連付けて記憶されているベッド識別情報を含む無線信号を読み取ったか否かを判定して、読み取ったと判定した場合に、前記出入口を通過した前記無線送信機から読み取った前記無線信号に前記病室識別情報を付加して前記ナースコール親機へ出力することを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。
  3. 前記ナースコール親機に接続されており、前記記憶部に記憶されている病室情報を取得し、前記病室に入院している患者の人数がゼロである病室の病室識別情報を表示する表示装置を、前記ベッドの動線上に設置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のナースコールシステム。
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