JP5939612B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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Description

本発明は、患者がナースコール子機に設けた呼出ボタンを操作することによって医療従事者を呼び出すことができるナースコールシステムに関し、特に患者のベッドの近傍に居る医療従事者が他の医療従事者の応援を要請することができるナースコールシステムに関する。
一般に、病院や介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院の患者が看護師などのサポートを必要とする際、または介護施設の被介護者が介護師などのサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、これらをまとめて患者と記載する)が呼出ボタンを操作することによって看護師や介護師(以下、これらをまとめて医療従事者と記載する)を呼び出すことができるように成されたシステムである。
多くのナースコールシステムは、病室内のベッドの近傍やトイレ、浴室などに設置され、呼出ボタンを備えるナースコール子機と、医療従事者が常駐するナースステーションに設置され、患者からの呼び出しを報知するナースコール親機と、病室や介護室などの各部屋(以下、これらをまとめて病室と記載する)の出入口付近の廊下側に設置され、病室内の患者の氏名を表示したり、病室内の患者が呼び出しを行ったりしていることを表示する廊下灯と、通話やデータの送受信に関する制御を行う制御機とを備えて構成されている。また、上述した構成に加えて、医療従事者が携行するPHS(Personal Handy phone System)端末などの携帯端末とPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)とを備えたナースコールシステムも提供されている。
このようなナースコールシステムでは、ナースコール子機の呼出ボタンが操作されると、ナースコール子機にて生成された呼出信号が廊下灯を介してナースコール親機へ出力される。ナースコール親機や携帯端末では、患者から呼び出しが行われたことを音声などにより報知する。この報知を把握した医療従事者は、ナースコール親機に設置されているハンドセットをオフフックしたり、自身が携行している携帯端末をオフフックしたりすることで、呼び出しに対して応答することができる。ここで、呼び出しに対して応答が行われると、ナースコール親機や携帯端末で行われていた報知は停止する。
応答を行った医療従事者は、ナースコール子機の呼出ボタンを操作した患者(換言すると、呼び出しを行った患者)の居る病室へ赴き、患者の状況を確認する。しかしながら、患者の居る病室へ赴いた医療従事者では、患者に対応することができない場合が考えられる。これは、患者の容体が急変しているような場合や、患者を移送しなければならないが、医療従事者が一人では移送することができない場合などが考えられる。
このような場合、医療従事者は、ナースコール子機の近傍に設けられたスタッフ呼出装置の呼出操作部を操作する。スタッフ呼出装置の呼出操作部が操作されると、スタッフ呼出装置はスタッフ呼出信号を生成し、廊下灯を介してナースコール親機へ出力する。ナースコール親機や携帯端末では、医療従事者から他の医療従事者の応援を要請する呼び出しが行われたことを音声などにより報知する。この報知を把握した他の医療従事者は、ナースコール親機に設置されているハンドセットをオフフックしたり、自身が携行している携帯端末をオフフックしたりすることで、呼び出しに応答することができる。ここでも、呼び出しに対して応答が行われると、ナースコール親機や携帯端末で行われていた報知は停止する。
また、他の医療従事者を呼び出すための呼出操作部が患者によって誤操作されることを防止するために、医療従事者にタグを持たせ、ナースコール子機に設けたタグリーダーがタグを読み取った場合に、他の医療従事者を呼び出す技術が知られている(例えば、特許文献1など)。
特開2006−325784号公報
しかしながら、スタッフ呼出装置の呼出操作部を操作したり、タグリーダーにタグを読み取らせたりして、医療従事者が他の医療従事者を呼び出した場合には、呼び出された他の医療従事者がナースコール親機や携帯端末で応答を行うと、報知が停止してしまうため、医療従事者が複数の医療従事者を呼び出したいと考えても、一人の医療従事者しか呼び出すことができないという問題があった。これを解消するためには、応答が行われた後に、スタッフ呼出装置の呼出操作部を繰り返し操作したり、タグリーダーにタグを繰り返し読み取らせたりする必要があり、非常に面倒であった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、医療従事者が他の医療従事者を呼び出すための動作を複数回に渡って行うことなく、医療従事者が所望の人数の他の医療従事者の応援を要請することができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、他の医療従事者を呼び出すための医療従事者呼出装置に、呼び出したい他の医療従事者の人数を設定するための人数設定部を設け、医療従事者呼出装置により呼び出しが行われた場合に、他の医療従事者を呼び出すためのスタッフ呼出信号を生成し、人数設定部により設定された人数に該当する数の携帯端末が応答するまで、複数の携帯端末のうち、既に応答が行われた携帯端末を除いた携帯端末に対して、スタッフ呼出信号の出力を繰り返すようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、必要となる他の医療従事者の応援の人数を設定して他の医療従事者を呼び出す動作を最初に行うだけで、応答した他の医療従事者の人数が所望の人数になるまで他の医療従事者が携行する携帯端末を呼び出す動作が繰り返されるので、他の医療従事者を呼び出すための動作を複数回に渡って行うことなく、医療従事者が所望の人数の他の医療従事者の応援を容易に要請することができる。
本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムにおいて医療従事者が他の医療従事者を呼び出すまでの動作の例を示す図である。 本実施形態によるナースコールシステムにおいて医療従事者が他の医療従事者を呼び出す動作の例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、ここでは病院に設置される看護支援用のナースコールシステムを例にとって説明するが、本実施形態のナースコールシステムは、病院に設置されるものに限定されない。例えば、介護施設等に設置される場合にも適用可能である。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。図1において、1は医療従事者呼出装置であり、患者のベッドの近傍に設置され、医療従事者によって使用される。ここで、医療従事者呼出装置1は、少なくとも各病室に設定されている。なお、医療従事者呼出装置1が各ベッドに対して設置されていても良い。また、医療従事者呼出装置1は、制御部2、呼出検出部3、人数設定部4、呼出装置用インターフェース5を備えて構成されている。また、患者のベッドの近傍には、患者が医療従事者を呼び出すためのナースコール子機(図示せず)が設置されている。
10は制御装置であり、医療従事者が常駐するナースステーションなどに設置される。また、制御装置10は、後述する複数の携帯端末40のうち、どの携帯端末40に対して医療従事者呼出装置1からの呼び出しを報知させるかを決定するためのものである。ここで、制御装置10は、制御装置用制御部11、インターフェース12、制御装置用記憶部13を備えて構成されている。
20は主装置であり、病院内の通信センターなどに設置されていて、例えば、後述する携帯端末40のPBXなどにより構成されている。30は無線装置であり、主装置20と携帯端末40とが無線通信するための無線基地局である。40は、各医療従事者により携行される携帯端末であり、無線装置30との間で無線通信が可能である。ここで、主装置20は、制御装置10に接続されている。また、無線装置30は、病院内の各所に設置されていることが好ましく、携帯端末40が病院内のどの場所にあっても無線装置30と通信可能となることが好ましい。また、携帯端末40は、携帯端末制御部41、無線送受信部42、記憶部43、報知部44、応答操作部45を備えて構成されている。
まず、医療従事者呼出装置1の各構成要素について説明する。制御部2は、医療従事者呼出装置1の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。呼出検出部3は、患者の近傍に居る医療従事者が他の医療従事者の応援を要請する際に操作する呼出ボタンなどにより構成されている。なお、医療従事者にタグを携行させ、呼出検出部3をタグリーダーにより構成するようにしても良い。すなわち、呼出検出部3は、医療従事者が他の医療従事者を呼び出す動作を検出するものである。
人数設定部4は、医療従事者が他の医療従事者を呼び出す際に、必要とする他の医療従事者の人数を設定するためのものである。ここで、人数設定部4は、例えばボタンおよび表示ディスプレイなどにより構成されており、ボタンを押下した回数を表示ディスプレイに表示させるようにしている。これにより、医療従事者は設定されている人数を常に確認することができる。なお、このボタンを呼出検出部3のボタンと兼用するようにしても良い。この場合、呼出検出部3のボタンを連続して押下することで、人数が設定される。
呼出装置用インターフェース5は、医療従事者呼出装置1と制御装置10および携帯端末40とを接続して通信を行うためのものである。患者の近傍に居る医療従事者は、他の医療従事者の応援を要請する場合に、人数設定部4を操作して所望の人数を設定する。すると、人数設定部4にて設定された人数を示す人数情報が人数設定部4から制御部2へ出力される。この状態で、医療従事者が呼出検出部の呼出ボタンを押下すると、制御部2はスタッフ呼出信号を生成する。ここで、スタッフ呼出信号には、この医療従事者呼出装置1を他の医療従事者呼出装置1と識別するための医療従事者呼出装置識別情報が含まれる。また、スタッフ呼出信号には、上述した人数情報が含まれる。また、医療従事者呼出装置識別情報としては、病室番号などの情報が用いられる。制御部2は、生成したスタッフ呼出信号を呼出装置用インターフェース5により制御装置10へ出力する。なお、医療従事者呼出装置1を各ベッドに設置した場合には、医療従事者呼出装置識別情報としてベッド番号などの情報を用いるようにしても良い。
次に、携帯端末40の各構成要素について説明する。携帯端末制御部41は、携帯端末40の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。無線送受信部42は、携帯端末40が無線装置30との間で無線通信を行うためのものである。記憶部43は、メモリなどの記憶装置により構成されており、この携帯端末40を他の携帯端末40と識別するための携帯端末識別情報を記憶している。
報知部44は、スピーカーや表示ディスプレイなどにより構成されており、医療従事者から他の医療従事者の応援を要請する呼び出しを音声や表示にて報知するためのものである。ここで、本実施形態によるナースコールシステムにはナースコール子機(図示せず)が接続されているため、報知部44は、患者からの呼び出しを報知する際にも用いられる。従って、報知部44は、患者からの呼び出しを示す報知と、医療従事者からの呼び出しを示す報知との報知パターンを異ならせる必要がある。
応答操作部45は、報知部44が報知を行っている際に、携帯端末40を携行している医療従事者により操作される。この操作により、携帯端末制御部41は報知部44の動作を停止させる。また、応答操作部45が操作されると、携帯端末制御部41は、応答信号を生成して、無線送受信部42により送信させる。ここで、応答信号には、この携帯端末40を他の携帯端末40と識別するための携帯端末識別情報が含まれる。
このように構成された携帯端末40では、無線送受信部42が無線装置30から後述するスタッフ呼出信号を受信すると、携帯端末制御部41は、スタッフ呼出信号に含まれる携帯端末識別情報と記憶部43に記憶されている自装置の携帯端末識別情報とを比較して、両者が一致するか否かを判定する。そして、両者が一致した場合に、携帯端末制御部41は報知部44を動作させる。
次に、制御装置10の各構成要素について説明する。制御装置用制御部11は、制御装置10の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。インターフェース12は、制御装置10と医療従事者呼出装置1とを接続して通信を行うためのものである。ここで、インターフェース12は、医療従事者呼出装置1から出力されたスタッフ呼出信号を入力する。また、インターフェース12は、制御装置10と主装置20とを接続して通信を行うためのものである。ここで、インターフェース12は、呼び出す携帯端末40の携帯端末識別情報を含むスタッフ呼出信号を主装置20へ出力するとともに、主装置20から応答信号を入力する。
インターフェース12がスタッフ呼出信号を入力すると、制御装置用制御部11は、スタッフ呼出信号に含まれる医療従事者呼出装置識別情報および人数情報を抽出する。そして、制御装置用制御部11は、医療従事者呼出装置1により他の医療従事者を呼び出した医療従事者が携行する携帯端末40を除いた他の携帯端末40に対して、インターフェース12によりスタッフ呼出信号を出力させる。すなわち、制御装置用制御部11は、医療従事者呼出装置1により他の医療従事者を呼び出した医療従事者が携行する携帯端末40の携帯端末識別情報を除いた携帯端末識別情報を含むスタッフ呼出信号を生成して、インターフェース12により出力させる。
これは、ナースコール子機(図示せず)により患者が医療従事者を呼び出した際に応答した携帯端末40から携帯端末識別情報を取得することで、医療従事者呼出装置1により他の医療従事者を呼び出した医療従事者を特定することができる。なお、本実施形態では、医療従事者が他の医療従事者を呼び出した場合に、呼び出しを行った医療従事者が携行する携帯端末40では報知を行わないようにしているが、これに限定されない。例えば、呼び出しを行った医療従事者が携行する携帯端末40でも報知を行うようにしても良い。
このように、他の医療従事者が携行する携帯端末40にて報知が行われる状態で、何れかの携帯端末40で応答操作部45が操作されると、その携帯端末40の携帯端末識別情報を含む応答信号が送信される。この応答信号を入力した制御装置10では、スタッフ呼出信号の出力を停止したり、報知を停止するための復旧信号を各携帯端末40へ送信したりして、報知を行っていた各携帯端末40での報知を停止させる。
そして、制御装置用制御部11は、抽出していた人数情報を1だけ減らして、その数値が0ではない場合には、医療従事者呼出装置1により他の医療従事者を呼び出した医療従事者が携行する携帯端末40、および、インターフェース12により入力した応答信号に含まれる携帯端末識別情報により特定される携帯端末40を除いた他の携帯端末40に対して、インターフェース12によりスタッフ呼出信号を再度出力させる。すなわち、制御装置用制御部11は、医療従事者呼出装置1により他の医療従事者を呼び出した医療従事者が携行する携帯端末40の携帯端末識別情報、および、最初に応答した携帯端末40の携帯端末識別情報を除いた携帯端末識別情報を含むスタッフ呼出信号を生成して、インターフェース12により出力させる。制御装置用制御部11は、上述した処理を人数情報が0になるまで繰り返す。
次に、本実施形態によるナースコールシステムの動作を具体的に説明する。図2は、本実施形態によるナースコールシステムにおいて医療従事者が他の医療従事者を呼び出すまでの動作の例を示す図である。まず、ナースコール子機(図示せず)にて呼び出しが行われると、全ての携帯端末40にて報知が行われる(図2(a)参照)。ここで、使用される携帯端末40は6台であり、各携帯端末40の携帯端末識別情報は、「01」、「02」、「03」、「04」、「05」、「06」である。
この状態で、携帯端末識別情報が「01」である携帯端末40にて応答が行われると、携帯端末識別情報「01」を含む応答信号が携帯端末40から制御装置10へ送信される。制御装置10では、スタッフ呼出信号の出力を停止するなどして、全ての携帯端末40の報知を停止させる(図2(b)参照)。携帯端末識別情報が「01」である携帯端末40にて応答した医療従事者は、患者の状況を確認するために、呼び出しが行われたナースコール子機が設置されている病室へ赴く(図2(c)参照)。ここで、患者の容体が急変しているような場合や、患者を移送しなければならないが、医療従事者が一人では移送することができない場合には、病室へ赴いた医療従事者は、他の医療従事者の応援を要請する。この例では、3人の医療従事者の応援を要請するものとする。
病室へ赴いた医療従事者は、医療従事者呼出装置1の人数設定部4を操作して「3」の人数情報を入力し、呼出検出部3にて呼び出しを行う。すると、人数情報「3」を含むスタッフ呼出信号が制御装置10へ出力される。制御装置10では、携帯端末識別情報「01」以外の携帯端末識別情報「02」、「03」、「04」、「05」、「06」を含むスタッフ呼出信号を生成して、インターフェース12により出力させる。このスタッフ呼出信号は、主装置20および無線装置30を介して各携帯端末40へ送信される。そして、携帯端末識別情報が「01」以外の全ての携帯端末40にて報知が行われる。具体的には、携帯端末識別情報が「02」、「03」、「04」、「05」、「06」の5台の携帯端末40にて報知が行われる(図2(d)参照)。
図3は、本実施形態によるナースコールシステムにおいて医療従事者が他の医療従事者を呼び出す動作の例を示す図である。携帯端末識別情報が「01」以外の全ての携帯端末40にて報知が行われている状態で(図3(a)参照)、携帯端末識別情報が「03」の携帯端末40を携行する医療従事者が応答する。すると、携帯端末識別情報「03」を含む応答信号が携帯端末40から制御装置10へ送信される。
制御装置10では、スタッフ呼出信号の出力を停止するなどして、全ての携帯端末40の報知を停止させる。これにより、制御装置用制御部11は、人数情報の値を3から2へ減らす。そして、制御装置用制御部11は、携帯端末識別情報が「01」の携帯端末40および携帯端末識別情報が「03」の携帯端末40を除いた携帯端末識別情報「02」、「04」、「05」、「06」を含むスタッフ呼出信号を生成して、インターフェース12により出力させる。このスタッフ呼出信号は、主装置20および無線装置30を介して各携帯端末40へ送信される。
そして、携帯端末識別情報が「01」、「03」以外の携帯端末識別情報を持つ全ての携帯端末40にて再び報知が行われる。具体的には、携帯端末識別情報が「02」、「04」、「05」、「06」の4台の携帯端末40にて報知が行われる(図3(b))。また、携帯端末識別情報が「03」の携帯端末40を携行する医療従事者は、病室へ赴く。
この状態で、携帯端末識別情報が「05」の携帯端末40を携行する医療従事者が応答すると、携帯端末識別情報「05」を含む応答信号が携帯端末40から制御装置10へ送信される。制御装置10では、スタッフ呼出信号の出力を停止するなどして、全ての携帯端末40の報知を停止させる。これにより、制御装置用制御部11は、人数情報の値を2から1へ減らす。そして、制御装置用制御部11は、携帯端末識別情報が「01」の携帯端末40、携帯端末識別情報が「03」の携帯端末40、および、携帯端末識別情報が「05」の携帯端末40を除いた携帯端末識別情報「02」、「04」、「06」を含むスタッフ呼出信号を生成して、インターフェース12により出力させる。このスタッフ呼出信号は、主装置20および無線装置30を介して各携帯端末40へ送信される。
そして、携帯端末識別情報が「01」、「03」、「05」以外の携帯端末識別情報を持つ全ての携帯端末40にて報知が行われる。具体的には、携帯端末識別情報が「02」、「04」、「06」の3台の携帯端末40にて報知が行われる(図3(c))。また、携帯端末識別情報が「05」の携帯端末40を携行する医療従事者は、病室へ赴く。
この状態で、携帯端末識別情報が「02」の携帯端末40を携行する医療従事者が応答すると、携帯端末識別情報「02」を含む応答信号が携帯端末40から制御装置10へ送信される。制御装置10では、スタッフ呼出信号の出力を停止するなどして、全ての携帯端末40の報知を停止させる(図3(d))。これにより、制御装置用制御部11は、人数情報の値を1から0へ減らす。すると、制御装置10では人数情報が0となるため、スタッフ呼出信号の出力を行わず、各携帯端末40では報知が行われなくなる。また、携帯端末識別情報が「02」の携帯端末40を携行する医療従事者は、病室へ赴く。そして、携帯端末識別情報が「02」の携帯端末40を携行する医療従事者が病室へ到着すると、病室内には4人の医療従事者が揃うため、患者に対する十分な対応が可能となる。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、病室に居る医療従事者が他の医療従事者を呼び出すための医療従事者呼出装置10に呼び出したい他の医療従事者の人数を設定するための人数設定部4を設け、医療従事者呼出装置1の呼出検出部3が呼び出しを検出した場合に、制御部2は、他の医療従事者を呼び出すためのスタッフ呼出信号を生成して呼出装置用インターフェース5にて出力する。制御装置10では、人数設定部4にて設定された人数に該当する数の携帯端末40が応答するまで、複数の携帯端末40のうち、既に応答が行われた携帯端末40を除いた携帯端末40に対して、スタッフ呼出信号の出力を繰り返すようにしている。
これにより、必要となる他の医療従事者の応援の人数を設定して他の医療従事者を呼び出す動作を最初に行うだけで、応答した他の医療従事者の人数が所望の人数になるまで他の医療従事者が携行する携帯端末40を呼び出す動作が繰り返されるので、他の医療従事者を呼び出すための動作を複数回に渡って行うことなく、医療従事者が所望の人数の他の医療従事者の応援を容易に要請することができる。
なお、前述した実施形態では、医療従事者からの呼び出しに対して、全ての携帯端末40を報知させているが、これに限定されない。例えば、患者を担当する医療従事者が携行する携帯端末40を報知させるようにしても良い。
また、前述した実施形態では、医療従事者からの呼び出しに対して、携帯端末40のみを報知の対象としているが、これに限定されない。例えば、ナースステーションに設置されているナースコール親機を報知の対象とするようにしても良い。この場合、ナースコール親機は不特定多数の医療従事者によって使用されるため、応答を行っても、次の報知の対象から外されることはない。
また、前述した実施形態では、患者のベッド近傍に居る医療従事者は、他の医療従事者を呼び出す度に、人数設定部4にて人数を設定しているが、これに限定されない。例えば、患者の状況により予め必要となる人数を設定しておくようにしても良い。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 医療従事者呼出装置
2 制御部
3 呼出検出部
4 人数設定部
5 呼出装置用インターフェース
10 制御装置
11 制御装置用制御部
12 インターフェース
13 制御装置用記憶部
20 主装置
30 無線装置
40 携帯端末
41 携帯端末制御部
42 無線送受信部
43 記憶部
44 報知部
45 応答操作部

Claims (1)

  1. 医療従事者が他の医療従事者を呼び出す際に動作させる呼出検出部と、前記医療従事者が呼び出したい他の医療従事者の人数を設定するための人数設定部と、前記人数設定部によって設定された人数を示す人数情報および他の全ての携帯端末の携帯端末識別情報を含み、他の医療従事者を呼び出すためのスタッフ呼出信号を生成する制御部と、前記制御部にて生成したスタッフ呼出信号を出力する呼出装置用インターフェースとを有する医療従事者呼出装置と、
    各医療従事者によって携行されており、他の携帯端末と識別するための携帯端末識別情報を記憶する記憶部と、呼び出しを報知する報知部と、前記報知に対する応答を行うための応答操作部と、前記スタッフ呼出信号を受信するとともに、前記応答操作部が操作された際に生成される応答信号を送信する無線送受信部と、前記無線送受信部が前記記憶部に記憶されている携帯端末識別情報と一致する携帯端末識別情報を含むスタッフ呼出信号を受信した場合に前記報知部を動作させるとともに、前記報知部が動作している状態で前記応答操作部が操作されると、前記記憶部から携帯端末識別情報を取得して、この携帯端末識別情報を含む応答信号を生成する携帯端末制御部とを有する携帯端末と、
    前記医療従事者呼出装置および前記携帯端末を接続するインターフェースと、前記インターフェースが前記医療従事者呼出装置からスタッフ呼出信号を入力すると、前記スタッフ呼出信号に含まれる人数情報を抽出し、抽出した人数情報に該当する回数の応答信号を前記インターフェースが入力するまで、複数の携帯端末のうち、既に応答が行われた携帯端末を除いた携帯端末に対して、スタッフ呼出信号の出力を繰り返す制御装置用制御部とを有する制御部と、
    を備えたことを特徴とするナースコールシステム。
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