JP6108814B2 - バックル - Google Patents

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Description

この発明は、バックルに関し、凹部に嵌り込んだ状態の凸部が当該凹部から離脱する際に、頂点において点接触させることで、少ない力で且つ迅速に離脱させることができ、ロック状態を解除する際の操作感を向上することができるようにしたものである。
従来、係止舌片を有するプラグと、係止舌片を挿入する挿入口を有するソケットから構成されたバックルが知られている(特許文献1の段落番号「0012」〜「0014」及び図1参照)。
上記した従来のソケットの内部には、係止舌片の係止孔に嵌合係止する楔形の係止突起を形成している(特許文献1の段落番号「0015」、図1〜3、図6及び図8参照)。
実用新案登録第2503237号公報(平成8年(1996年)6月26日公報発行)
しかし、上記した従来のバックルでは、楔形の係止突起が係止孔に嵌合係止された状態から離脱する際に、係止突起と係止孔とが面ないしは線接触しているため、摩擦抵抗が比較的に大きいといった問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、凹部に嵌り込んだ状態の凸部が当該凹部から離脱する際に、頂点において点接触させることで、少ない力で且つ迅速に離脱させることができ、ロック状態を解除する際の操作感を向上することができるようにしたものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2に記載の発明は、頂点及び一対の傾斜部を、ソケット側に形成することができるようにしたものである。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項3に記載の発明は、頂点及び一対の傾斜部を、プラグの係止片側に形成することができるようにしたものである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項4に記載の発明は、ソケットに好適な構造を提供することができるようにしたものである。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項5に記載の発明は、凸部の傾斜部を面から構成することで、凹部から離脱する際に、面から構成する傾斜部から頂点に向かって滑り易い構造とすることができるようにしたものである。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、上記した請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項6に記載の発明は、凹部に突出したエッジを形成することで、凸部の頂点と相まって、一層、離脱を容易に行うことができるようにしたものである。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、上記した請求項4に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項7に記載の発明は、凸部の頂点を、押釦の中心に沿った位置に配置することで、押釦から伝達される操作力を効率良く伝達ないしは活用することができるようにしたものである。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、上記した請求項7に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項8に記載の発明は、凹部から頂点が離脱すると同時に、蹴出部によりプラグを外側に向かって蹴り出すことができるようにしたものである。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、上記した請求項4に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項9に記載の発明は、左右のプラグのロック状態を、同時に解除することができるようにしたものである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第1に、バックル(10)は、例えば図1に示すように、次の構成からなる。
(1)プラグ(20)
プラグ(20)は、例えば図1及び図2に示すように、係止片(21)を有するものである。
(2)ソケット(30)
ソケット(30)は、例えば図1及び図9に示すように、プラグ(20)の係止片(21)を挿入する挿入口(41)を設けたものである。
第2に、係止片(21)とソケット(30)とのいずれか一方には、凸部(53)を形成し、他方には、凸部(53)に嵌り合う凹部(22)を形成する。
第3に、凸部(53)には、例えば図1及び図15に示すよう
に、次の構成を有する。
(1)頂点(53a)
頂点(53a)は、例えば図1及び図15に示すように、凹部(22)に嵌り込んだ凸部(53)が当該凹部(22)から離脱する際に、他方の縁部に当接するものである。
(2)傾斜部(53b)
傾斜部(53b)は、例えば図1及び図15に示すように、頂点(53a)で交差し、係止片(21)の挿入方向と直交する幅方向の両端部に向かって、他方の縁部から離隔する方向に傾斜した一対のものである。
第4に、前記頂点(53a)は、例えば図15及び図17に示すように、前記係止片(21)の挿入方向と直交する幅方向の中央に位置し、前記挿入方向から見て、略山形或いは三角形の頂点型に尖らせている。
第5に、前記傾斜部(53b)は、例えば図15及び図17に示すように、面から構成され、前記幅方向の両端部に向かって、徐々に開いた平面が三角形型に形成されている。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
頂点(53a)及び一対の傾斜部(53b)を有する一方を、例えば図15に示すように、ソケット(30)側に形成した。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
頂点(114a)及び一対の傾斜部(114b)を有する一方を、例えば図33に示すように、プラグ(110)の係止片(111)側に形成した。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第1に、ソケット(30)には、例えば図1に示すように、ソケット本体(40)内にロック部材(50)を上下動可能に嵌入する一方、ソケット本体(40)内でロック部材(50)がソケット本体(40)から突出する方向に付勢する付勢手段(例えばバネ60)により付勢され、ロック部材(50)の表面側に突出した押釦(例えば押釦部51)をソケット本体(40)の表面側に設けられた解除操作窓(42)より表出せしめている。
第2に、凸部(53)は、例えば図1に示すように、ロック部材(50)とプラグ(20)の係止片(21)とのいずれか一方に形成され、凹部(22)は、他方に形成されている。
すなわち、
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
傾斜部(53b)は、例えば図15に示すように、面から構成されている。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、上記した請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、凹部(22)には、例えば図8に示すように、凸部(53)と係合する位置に、当該凸部(53)と対向する方向に突出したエッジ(22a)を形成している。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、上記した請求項1〜6のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第1に、ロック部材(50)には、例えば図1及び図15に示すように、頂点(53a)及び一対の傾斜部(53b)を有する凸部(53)を形成する。
第2に、頂点(53a)は、例えば図1及び図15に示すように、押釦(例えば押釦部51)の中心に沿った位置に配置されている。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、上記した請求項7に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、ロック部材(50)には、例えば図1及び図15に示すように、押釦(例えば押釦部51)の中心と、凸部(53)の頂点(53a)とを結ぶ仮想線に平行に配置され、凹部(22)から頂点(53a)が離脱すると同時に、プラグ(20)の係止片(21)を挿入口(41)から外側に向かって蹴り出す蹴出部(54)を備えている。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、上記した請求項1〜8のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、プラグ(20)の係止片(21)は、例えば図27に示すように、押釦(例えば押釦部51)の中心に対して、左右対称に一対設けられている。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、凹部に嵌り込んだ状態の凸部が当該凹部から離脱する際に、頂点において点接触させることで、少ない力で且つ迅速に離脱させることができ、ロック状態を解除する際の操作感を向上することができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、頂点及び一対の傾斜部を、ソケット側に形成することができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、頂点及び一対の傾斜部を、プラグの係止片側に形成することができる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4に記載の発明によれば、ソケットに好適な構造を提供することができる。
(請求項5)
請求項5に記載の発明によれば、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5に記載の発明によれば、凸部の傾斜部を面から構成することで、凹部から離脱する際に、面から構成する傾斜部から頂点に向かって滑り易い構造とすることができる。
(請求項6)
請求項6に記載の発明によれば、上記した請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項6に記載の発明によれば、凹部に突出したエッジを形成することで、凸部の頂点と相まって、一層、離脱を容易に行うことができる。
(請求項7)
請求項7に記載の発明によれば、上記した請求項4に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項7に記載の発明によれば、凸部の頂点を、押釦の中心に沿った位置に配置することで、押釦から伝達される操作力を効率良く伝達ないしは活用することができる。
(請求項8)
請求項8に記載の発明によれば、上記した請求項7に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項8に記載の発明によれば、凹部から頂点が離脱すると同時に、蹴出部によりプラグを外側に向かって蹴り出すことができる。
(請求項9)
請求項9に記載の発明によれば、上記した請求項4に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項9に記載の発明によれば、左右のプラグのロック状態を、同時に解除することができる。
バックルの分解斜視図である。 プラグの斜視図である。 プラグの正面図である。 プラグの平面図である。 プラグの左側面図である。 プラグの右側面図である。 プラグの底面図である。 図4のA−A線に沿う断面図である。 ソケット本体の斜視図である。 ソケット本体の正面図である。 ソケット本体の平面図である。 ソケット本体の側面図である。 ソケット本体の底面図である。 図11のB−B線に沿う断面図である。 ロック部材の斜視図である。 ロック部材の正面図である。 ロック部材の平面図である。 ロック部材の側面図である。 ロック部材の底面図である。 図17のC−C線に沿う断面図である。 釦カバーの斜視図である。 釦カバーの正面図である。 釦カバーの平面図である。 釦カバーの側面図である。 釦カバーの底面図である。 図23のD−D線に沿う断面図である。 プラグをソケットに装着した状態のバックルの斜視図である。 バックルの正面図である。 バックルの平面図である。 バックルの側面図である。 バックルの底面図である。 図29のE−E線に沿う断面図である。 第2の実施に係るバックルの分解斜視図である。 プラグの斜視図である。 プラグの正面図である。 プラグの平面図である。 プラグの左側面図である。 プラグの右側面図である。 プラグの背面図である。 プラグの底面図である。 ベルト通し部側から見たソケットの斜視図である。 挿入口側から見たソケットの斜視図である。 ソケットの正面図である。 ソケットの平面図である。 ソケットの左側面図である。 ソケットの右側面図である。 ソケットの背面図である。 ソケットの底面図である。 ソケットの縦断面図である。 ソケットの横断面図である。 プラグをソケットに装着した状態のバックルの断面図である。
(バックル10)
図1〜32を用いて、本発明の第1の実施の形態について説明する。
図中、10はバックルを示し、図示しないが、2本のベルトを互いに連結するために使用する。
バックル10は、図1に示すように、大別すると、次のパーツからなる。
なお、次の(1)及び(2)については後述する。
(1)プラグ20
(2)ソケット30
なお、バックル10のパーツとして、上記した(1)及び(2)を例示したが、これらに限定されない。
(プラグ20)
プラグ20は、図1及び図2に示すように、係止片21を有するものである。
プラグ20は、適度な剛性を有する熱可塑性合成樹脂により一体的に成形されている。
プラグ20は、図27に示すように、左右一対使用される。
なお、プラグ20を、左右一対使用したが、単数或いは3個以上使用しても良い。
具体的には、プラグ20は、図1〜8に示すように、大別すると、次の各部を備える。
なお、次の(1)〜(4)については後述する。
(1)係止片21
(2)凹部22
(3)ベルト通し部23
(4)受け部24
なお、プラグ20の各部は、次の(1)〜(4)に限定されない。
(係止片21)
係止片21は、図2〜5に示すように、略板状に形成され、下方が開放した溝形(チャンネル)に形成されている。係止片21は、図32に示すように、ソケット30の後述する挿入口41からソケット30の内部に挿入される。
(凹部22)
凹部22は、図2、図4、図7及び図8に示すように、係止片21を上下に貫通する穴状に形成されている。凹部22には、図32に示すように、ソケット30の後述する凸部53が嵌り込む。
なお、凹部22を、穴状に形成したが、これに限定されず、一方の開放面が塞がれた凹状に形成しても良い。
また、係止片21は、図8に示すように、ソケット30の後述する凸部53と係合する位置に、当該凸部53と対向する方向に突出したエッジ22aを形成している。
エッジ22aは、係止片21の裏面側であって、凹部22に臨んで位置し、凹部22側に向かって徐々に突出量を増加し、係止片21の挿入方向前方から凹部22側に向かって下り傾斜させている。
(ベルト通し部23)
ベルト通し部23は、図2〜4及び図6〜8に示すように、係止片21に連接し、図示しないが、ベルトを通すためのものである。ベルト通し部23は、図27に示すように、ソケット30の後述する挿入口41より左右の横幅を大きく設定し、挿入口41に係止片21を挿入した状態で、ソケット30の外側に突出する。
(受け部24)
受け部24は、図2〜5、図7及び図8に示すように、係止片21の両側に一対位置し、プラグ20をソケット30内に挿入した際に、ソケット30の後述するロック部材50の一対の蹴出部54にそれぞれ当接するものである。
受け部24は、図3に示すように、斜面を係止片21の自由端である先端部側に向け、側面が略台形形に形成されている。
なお、受け部24を、側面が略台形形に形成したが、これに限定されず、プラグ20をソケット30内に挿入した際に蹴出部54に当接すれば足りる。また、受け部24及び蹴出部54を、一対形成したが、両者が対応関係にあれば足り、単数或いは3個以上設けても良い。
受け部24は、プラグ20をソケット30内に挿入した際に、蹴出部54に当接し、プラグ20を更に深く挿入すると、蹴出部54を押すことで当該蹴出部54を撓める。その結果、プラグ20がソケット30内にロックされた状態において、蹴出部54は受け部24により押圧された状態を維持し、弾性復元力を蓄積する。
これに対し、ロック状態が解除されると、蹴出部54は、蓄積した弾性復元力により、受け部24を蹴り出すことで、プラグ20がソケット30から勢い良く抜け出る。
(ソケット30)
ソケット30は、図1及び図9に示すように、プラグ20の係止片21を挿入する挿入口41を設けたものである。
ソケット30は、図1に示すように、大別すると、次のパーツからなる。
なお、次の(1)〜(4)については後述する。
(1)ソケット本体40
(2)ロック部材50
(3)バネ60(付勢手段)
(4)釦カバー70
なお、ソケット30のパーツとして、上記した(1)〜(4)を例示したが、これらに限定されない。
(ソケット本体40)
ソケット本体40は、図9〜14に示すように、左右に一対の挿入口41を有し、上下につぶれた角筒形に形成されている。
ソケット本体40は、適度な剛性を有する熱可塑性合成樹脂により一体的に成形されている。
具体的には、ソケット本体40には、次の各部を備える。
なお、ソケット本体40の各部は、次の(1)及び(2)に限定されない。
(1)挿入口41
挿入口41は、図9、図12及び図14に示すように、プラグ20の係止片21を挿入するためのものである。
挿入口41は、ソケット本体40の左右両端部にそれぞれ位置し、左右一対形成されている。
挿入口41は、上下に押しつぶれた扁平な方形に形成されている。
なお、挿入口41を、左右一対形成したが、これらに限らず、単数或いは3個以上形成しても良い。
(2)解除操作窓42
解除操作窓42は、図9、図11及び図14に示すように、ソケット本体40の表面側に設けられ、押釦部51を表出せしめるためのものである。
解除操作窓42は、ソケット本体40の上壁の中央に円形に形成され、上下に貫通している。
解除操作窓42の内径は、後述する釦カバー70の外径以上に設定されている。
なお、解除操作窓42を、円形に形成したが、これに限定されず、釦カバー70が通過可能であれば良く、多角形や楕円形、長円形等に形成しても良い。
(ロック部材50)
ロック部材50は、図15〜20及び図32に示すように、ソケット本体40内に上下動可能に嵌入される。
ロック部材50は、適度な弾性と剛性を有する熱可塑性合成樹脂により一体的に成形されている。
具体的には、ロック部材50には、次の各部を備える。
なお、次の(1)〜(5)については後述する。
(1)押釦部51
(2)延出片52
(3)凸部53
(4)蹴出部54
(5)バネ嵌入部55
なお、ロック部材50の各部は、上記した(1)〜(5)に限定されない。
(バネ60(付勢手段))
バネ60は、図32に示すように、ソケット本体40内でロック部材50がソケット本体40から突出する方向に付勢するものであり、付勢手段を構成する。
具体的には、バネ60は、圧縮コイルバネから構成され、ソケット本体40の内部の底と、ロック部材50の後述するバネ嵌入部55との間で圧縮される。
なお、付勢手段として、圧縮コイルバネであるバネ60を例示したが、これに限定されず、板バネ等から構成しても良い。
(釦カバー70)
釦カバー70は、図21〜25及び図32に示すように、ロック部材50の後述する押釦部51に外嵌される。
釦カバー70は、適度な弾性と剛性を有する熱可塑性合成樹脂により一体的に成形されている。
釦カバー70は、上面が塞がれ、下面が開放し、円形のキャップ型に形成されている。
釦カバー70の外径は、ソケット本体40の解除操作窓42の内径以下に設定され、又、内径は、ロック部材50の後述する押釦部51の外径以上に設定されている。
なお、釦カバー70を、平面が円形に形成したが、これに限定されず、ロック部材50の後述する押釦部51に外嵌できれば良く、多角形や楕円形、長円形等に形成しても良い。
具体的には、釦カバー70には、次の各部を備える。
なお、釦カバー70の各部は、次の(1)及び(2)に限定されない。
(1)弾性爪71
弾性爪71は、図21〜26に示すように、ロック部材50の後述する押釦部51に固定するためのものであり、直径方向に対向させて一対形成されている。各弾性爪71は、下方に向かって舌片形に延びている。
なお、弾性爪71を、一対形成したが、これらに限定されず、単数或いは3個以上形成しても良い。
(2)切欠部72
切欠部72は、図21、図24〜26に示すように、ロック部材50の後述する押釦部51に対し、釦カバー70の回転を防止するためのものであり、隣接した弾性爪71の間隔内に位置し、直径方向に対向させて一対形成されている。各切欠部72は、釦カバー70の下側の端面から上方に向かって溝状に形成されている。
なお、切欠部72を、一対形成したが、これらに限定されず、単数或いは3個以上形成しても良い。
(押釦部51)
押釦部51は、図15〜20に示すように、ロック部材50の表面側に突出し、ソケット本体40の表面側に設けられた解除操作窓42より表出するものである。
押釦部51は、ロック部材50の中央に位置し、上面が塞がれ、下面が開放し、円形のキャップ型に形成されている。
押釦部51の外径は、釦カバー70の内径以下に設定されている。
なお、押釦部51を、平面が円形に形成したが、これに限定されず、多角形や楕円形、長円形等に形成しても良い。
具体的には、押釦部51には、次の各部を備える。
なお、押釦部51の各部は、次の(1)及び(2)に限定されない。
(1)カバー固定部51a
カバー固定部51aは、図15〜17に示すように、押釦部51に外嵌した釦カバー70を固定するためのものである。
カバー固定部51aは、プラグ20の係止片21の挿入方向と直交する向きに一対位置し、釦カバー70の弾性爪71と係合する爪状に形成されている。
なお、カバー固定部51aを、一対形成したが、これらに限定されず、単数或いは3個以上設けても良い。
(2)カバー回止め部51b
カバー回止め部51bは、図15〜18に示すように、押釦部51に外嵌した釦カバー70が、押釦部51に対して回転するのを防止するためのものである。
カバー回止め部51bは、プラグ20の係止片21の挿入方向に一対位置し、釦カバー70の切欠部72に嵌り込むリブ状に形成されている。
なお、カバー回止め部51bを、一対形成したが、これらに限定されず、単数或いは3個以上設けても良い。
(延出片52)
延出片52は、図15〜17、図19及び図20に示すように、プラグ20の係止片21の挿入方向に向に沿って、押釦部51の両端部から一対延びている。
なお、延出片52を、一対形成したが、これらに限定されず、プラグ20が1個の場合には、単数でも良い。
(凸部53)
凸部53は、図15〜18及び図20に示すように、凹部22に嵌り込むものである。
凸部53は、一対の延出片52の先端部にそれぞれ位置し、計2個形成されている。
凸部53は、延出片52の先端部から押釦部51に向かって上り傾斜し、傾斜上端が切り立った面となり、側面から見て略直角三角形型に形成されている。
なお、凸部53を、ロック部材50に形成し、凹部22をプラグ20の係止片21に形成したが、これに限定されず、「凸部」をプラグ20側に形成し、「凹部」をロック部材50側に形成しても良い。
具体的には、凸部53には、次の各部を備える。
なお、凸部53の各部は、次の(1)及び(2)に限定されない。
(1)頂点53a
頂点53aは、図15〜18及び図20に示すように、凹部22に嵌り込んだ凸部53が当該凹部22から離脱する際に、他方の縁部に当接するものである。
また、頂点53aは、押釦部51の中心に沿った位置に配置されている。
なお、頂点53aを、押釦部51の中心に沿った位置、すなわち延出片52の幅方向の中央に位置させたが、これに限定されず、延出片52の幅方向の中央を外れた位置に配置しても良い。
頂点53aは、凸部53の傾斜上端部に位置し、プラグ20の係止片21の挿入方向から見て、略山形或いは三角形の頂点型に尖らせている。
(2)傾斜部53b
傾斜部53bは、図15、図17及び図18に示すように、頂点53aで交差し、係止片21の挿入方向と直交する幅方向の両端部に向かって、他方の縁部から離隔する方向に傾斜した一対のものである。
また、傾斜部53bは、面から構成されている。すなわち、傾斜部53bは、上方から見ると、頂点53aから幅方向の両端部に向かって、徐々に開いた平面が三角形型に形成されている。
(蹴出部54)
蹴出部54は、図15〜20に示すように、押釦部51の中心と、凸部53の頂点53aとを結ぶ仮想線に平行に配置され、凹部22から頂点53aが離脱すると同時に、プラグ20の係止片21を挿入口41から外側に向かって蹴り出すものである。
蹴出部54は、押釦部51の左右両両側に左右一対位置すとともに、延出片52の幅方向の両側に離れて一対位置し、延出片52と平行に延び、計4個形成されている。
なお、蹴出部54を、計4個形成したが、これに限定されず、プラグ20が1個の場合には、単数でも良いし、2個、3個或いは5個以上形成しても良いし、又、プラグ20が2個の場合にも、少なくとも2個あれば足り、3個或いは5個以上形成しても良い。
各蹴出部54には、先端部に向かって上方に反った屈曲部54aを形成している。
(バネ嵌入部55)
バネ嵌入部55は、図20及び図32に示すように、バネ60の一端部がはまり込み、当該一端部を保持するためのものである。
バネ嵌入部55は、押釦部51の裏面側に位置し、下面が開放した中空部から形成している。
バネ60は、その一端部をバネ嵌入部55内に嵌め込み、ソケット本体40の内部の底との間で圧縮される。
(バックル10の使用方法)
つぎに、上記した構成を有するバックル10の使用方法について説明する。
まず、ソケット30は、組み立てた状態とする。
プラグ20を装着する際には、係止片21をソケット30の挿入口41から挿入する。
係止片21を挿入すると、ソケット30の内部において、ロック部材50の爪状の凸部53と係合する。
ここで、係止片21を強く押し込むと、係止片21に押されてロック部材50が下降し、係止片21の下面側で凸部53と行き違う。
さらに、係止片21を強く押し込むと、その穴状の凹部22が凸部53の上側に臨む。
このため、ロック部材50が、バネ60の圧縮復元力により上昇し、このとき、図32に示すように、爪状の凸部53が穴状の凹部22に下方からはまり込み、ロックされる。
このとき、操作者に節度感を与える。
また、ロック状態においては、ロック部材50の蹴出部54が、プラグ20の受け部24に押されて撓み、圧縮復元力を蓄積する。
左右のプラグ20を挿入してロックすることで、図27〜32に示すように、左右のプラグ20がソケット30を介して互いに連結される。
一方、プラグ20を外す際には、ソケット30の解除操作窓42から上方に突出する釦カバー70を押し下げれば良い。
釦カバー70を押し下げると、ロック部材50の押釦部51が押され、ソケット30の内部においてロック部材50が下降する。
そして、爪状の凸部53の最も高くなった頂点53aが、穴状の凹部22の内縁部の下端の高さより低く下降すると、ロック状態が解除される。
このとき、爪状の凸部53と、穴状の凹部22とは、凸部53側から見ると、傾斜部53bの面ないしは線の接触状態から、頂点53aに至る点の接触状態となり、穴状の凹部22との離脱時の接触抵抗を徐々に減少できる。
また、穴状の凹部22側から見ても、その内縁部の下端にエッジ22a(図8参照)を形成していることから、爪状の凸部53との離脱時の接触抵抗を減少できる。
ロック状態が解除されると、ロック部材50の蹴出部54が蓄積した圧縮復元力により、プラグ20の受け部24を蹴り出すようにし、係止片21がソケット30の挿入口41から勢い良く抜け出て、ソケット30から外れる。
(図33以降の第2の実施の形態)
つぎに、図33〜51を用いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、先に図1〜32を用いて説明した第1実施例の頂点53a及び傾斜部53bを有する凸部53を、図33以降に示す、いわゆるフロント・リリース型のバックル100に応用したものである。すなわち、フロント・リリース型のバックル100は、図51に示すように、プラグ110を挿入したソケット120の外壁を押圧することで、プラグ110を取り外すことができるようにしたものである。
なお、フロント・リリース型のバックル100を例示したが、これに限定されず、図示しないが、いわゆるサイド・リリース型のバックルに応用することも可能である。
本実施の形態の特徴は、図34、図36及び図37に示すように、頂点114a及び傾斜部114bを、プラグ110側に形成した点である。
本バックル100は、図33を用いて、大別すると、次のパーツを備える。
(1)プラグ110
(2)ソケット120
なお、バックル100のパーツは、上記した(1)及び(2)に限定されない。
(プラグ110)
プラグ110は、図34〜40に示すように、係止片111を有するものである。
プラグ110は、適度な剛性を有する熱可塑性合成樹脂により一体的に成形されている。
係止片111は、ソケット120の後述する挿入口121に挿入可能なものであり、その上面には、凹状の凹部112を形成している。
係止片111には、ベルト通し部113を連接している。
凹部112には、図34、図36及び図37に示すように、係止片111の挿入方向の前方に位置する前縁部114に、頂点114a及び傾斜部114bを形成している。前縁部114は、係止片111の先端部からベルト通し部113に向かって徐々に上り傾斜し、その傾斜上端が切り立って凹部112の底に臨んでいる。
頂点114a及び傾斜部114bは、前縁部114の傾斜上端に位置する。頂点114aは、係止片111の幅方向の中央に位置し、係止片111の挿入方向側から見て、略山形或いは三角形の頂点型に尖らせている。
傾斜部114bは、頂点114aの両側に位置し、面から構成されている。すなわち、傾斜部114bは、上方から見ると、頂点114aから幅方向の両端部に向かって、徐々に開いた平面が三角形型に形成されている。
(ソケット120)
ソケット120は、図41〜50に示すように、プラグ110の係止片111を挿入する挿入口121を有するものである。
ソケット120は、適度な剛性を有する熱可塑性合成樹脂により一体的に成形されている。
ソケット120の上壁には、図49に示すように、その内部に向かって下向きに突出し、プラグ110の係止片111の凹部112に弾性的にはまり込む爪状の凸部122を設けている。
また、ソケット120には、挿入口121と反対側の端部に、ベルト通し部123を設けている。
(バックル100の使用方法)
つぎに、上記した構成を有するバックル100の使用方法について説明する。
まず、プラグ110を装着する際には、係止片111をソケット120の挿入口121から挿入する。
係止片111を挿入すると、ソケット120の内部において、係止片111の傾斜した前縁部114と、下方に向かって弾性的に突出する爪状の凸部122(図49参照)とが係合する。
ここで、係止片111を強く押し込むと、係止片111に押されて凸部122が上方に撓むことで、その下側を前縁部114が通過可能となる。
さらに、係止片111を強く押し込むと、図51に示すように、その凹状の凹部112に、凸部122が上方からはまり込み、ロックされる。
このとき、操作者に節度感を与える。
一方、プラグ110を外す際には、ソケット120の外壁を押圧すれば良い。
ソケット120の外壁を押圧すると、凸部122が凹部112から浮上し、前縁部114の最も高くなった頂点114aが、乗り越えると、ロック状態が解除される。
このとき、爪状の凸部122と、凹状の凹部112とは、凸部122側から見ると、傾斜部53bの面ないしは線の接触状態から、頂点114aに至る点の接触状態となり、凹状の凹部112との離脱時の接触抵抗を徐々に減少できる。
ロック状態の解除後、プラグ110の係止片111をソケット120の挿入口121から引き抜くことで、プラグ110を外せる。
(第1の実施の形態)
10 バックル
20 プラグ 21 係止片
22 凹部 22a エッジ
23 ベルト通し部 24 受け部
30 ソケット 40 ソケット本体
41 挿入口 42 解除操作窓
50 ロック部材 51 押釦部
51a カバー固定部 51b カバー回止め部
52 延出片 53 凸部
53a 頂点 53b 傾斜部
54 蹴出部 54a 屈曲部
55 バネ嵌入部
60 バネ(付勢手段) 70 釦カバー
71 弾性爪 72 切欠部
(第2の実施の形態)
100 バックル 110 プラグ
111 係止片 112 凹部
113 ベルト通し部 114 前縁部
114a 頂点 114b 傾斜部
120 ソケット 121 挿入口
122 凸部 123 ベルト通し部

Claims (9)

  1. 係止片を有するプラグと、
    前記プラグの前記係止片を挿入する挿入口を設けたソケットからなるバックルにおいて、
    前記係止片と前記ソケットとのいずれか一方には、凸部を形成し、
    他方には、前記凸部に嵌り合う凹部を形成し、
    前記凸部には、
    前記凹部に嵌り込んだ前記凸部が当該凹部から離脱する際に、他方の縁部に当接する頂点と、
    前記頂点で交差し、前記係止片の挿入方向と直交する幅方向の両端部に向かって、前記他方の前記縁部から離隔する方向に傾斜した一対の傾斜部とを有し、
    前記頂点は、前記係止片の挿入方向と直交する幅方向の中央に位置し、前記挿入方向から見て、略山形或いは三角形の頂点型に尖らせ、
    前記傾斜部は、面から構成され、前記幅方向の両端部に向かって、徐々に開いた平面が三角形型に形成されている、
    ことを特徴とするバックル。
  2. 前記頂点及び一対の傾斜部を有する前記一方を、
    前記ソケット側に形成したことを特徴とする請求項1に記載のバックル。
  3. 前記頂点及び一対の傾斜部を有する前記一方を、
    前記プラグの前記係止片側に形成したことを特徴とする請求項1に記載のバックル。
  4. 前記ソケットには、
    ソケット本体内にロック部材を上下動可能に嵌入する一方、
    前記ソケット本体内で前記ロック部材が前記ソケット本体から突出する方向に付勢する付勢手段により付勢され、
    前記ロック部材の表面側に突出した押釦を前記ソケット本体の表面側に設けられた解除操作窓より表出せしめ、
    前記凸部は、前記ロック部材と前記プラグの前記係止片とのいずれか一方に形成され、
    前記凹部は、他方に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のバックル。
  5. 前記傾斜部は、
    面から構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のバックル。
  6. 前記凹部には、
    前記凸部と係合する位置に、当該凸部と対向する方向に突出したエッジを形成していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のバックル。
  7. 前記ロック部材には、
    前記頂点及び一対の前記傾斜部を有する前記凸部を形成し、
    前記頂点は、
    前記押釦の中心に沿った位置に配置されていることを特徴とする請求項4に記載のバックル。
  8. 前記ロック部材には、
    前記押釦の中心と、前記凸部の前記頂点とを結ぶ仮想線に平行に配置され、前記凹部から前記頂点が離脱すると同時に、前記プラグの前記係止片を前記挿入口から外側に向かって蹴り出す蹴出部を備えていることを特徴とする請求項7に記載のバックル。
  9. 前記プラグの前記係止片は、
    前記押釦の中心に対して、左右対称に一対設けられていることを特徴とする請求項4に記載のバックル。
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