JP6107794B2 - ホイールハウス構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ホイールハウス構造に関する。
エンジンルームに設けられたサスペンションメンバに支持されたサスペンションアームを構成するロアアームの腕部が、車両側部のホイールハウスに延出する車両側部構造が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
ここで、エンジンルームからホイールハウスに走行風が吹き出すと、走行時の空気抵抗が増大する。よって、ホイールハウスに吹き出す走行風の吹出量を低減することが望まれている。
特開2014−144658号公報
本発明は、上記を考慮し、エンジンルームからホイールハウスに吹き出す走行風の吹出量を低減することができるホイールハウス構造を提供することが目的である。
請求項1のホイールハウス構造は、エンジンルーム内に配置された支軸回りに車両上下方向へ揺動可能にサスペンションメンバに支持され、前記支軸からホイールハウス側に延出されたサスペンションアームの腕部と、フェンダライナーを構成し、前記ホイールハウスの内側に配置されたライナー側壁部と、前記エンジンルームの下面に設けられたエンジンアンダーカバーの車両幅方向側部が車両上下方向上側に立ち上げられることで形成されたアンダーカバー側壁部と、前記ライナー側壁部と前記アンダーカバー側壁部とで構成され、前記エンジンルームと前記ホイールハウスとを仕切り、前記サスペンションアームの前記腕部の揺動を許容する大きさの開口部が下部に形成されたホイールハウス側カバーと、前記腕部に一体的に設けられ、前記支軸の軸方向から見て、走行風が吹き出す領域が前記開口部の周縁と前記腕部との隙間よりも狭くなるアーム側カバーと、を備えている。
請求項1のホイールハウス構造では、エンジンルームに取り込まれた走行風は、高圧側のエンジンルームから低圧側のホイールハウスに吹き出ようとする。
しかし、エンジンルームとホイールハウスとはホイールハウス側カバーで仕切られ、腕部は開口部を挿通してホイールハウスに延出している。ホイールハウス側カバーの開口部から延出する腕部には、アーム側カバーが、一体的に設けられている。よって、走行風は、ホイールハウス側カバーの開口部とアーム側カバーとの隙間からホイールハウスに吹き出す。
したがって、アーム側カバーが設けられていない構造と比較し、エンジンルームからホイールハウスに吹き出す走行風の吹出量が低減する。
請求項2のホイールハウス構造は、請求項1に記載の構造において、前記アーム側カバーは、前記腕部の位置で分割され、前記腕部を挟んで該腕部に固定されている。
請求項2のホイールハウス構造では、分割されたアーム側カバーでサスペンションアームの腕部を挟んで腕部に固定する。よって、例えば、腕部の先端側がアーム側カバーの固定位置よりも太い場合や湾曲している場合等、腕部の先端側から挿入することが困難な場合であっても、分割されたアーム側カバーを合わせることで、アーム側カバーを腕部に容易に取り付けることが可能となる。
請求項3のホイールハウス構造は、請求項1又は請求項2に記載の構造において、前記アーム側カバーは、前記サスペンションアームの前記支軸の軸方向から見たときに、前記支軸を中心とする円弧形状を成している。
請求項3のホイールハウス構造では、アーム側カバーはサスペンションアームの支軸方向から見た形状が支軸を中心とする円弧形状を成している。よって、サスペンションアームが車両上下方向に回転し、腕部と一体となってアーム側カバーが車両上下方向に移動しても、ホイールハウス側カバーの開口部とアーム側カバーとの隙間は一定に保たれる。したがって、サスペンションアームの腕部の車両上下方向の位置によることなく、支軸方向から見て開口部がアーム側カバーで塞がれる。
請求項4のホイールハウス構造は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の構造において、前記アーム側カバーは、前記支軸の軸方向から見て、前記エンジンルームと前記ホイールハウスとに跨って配置されている。
請求項4のホイールハウス構造では、アーム側カバーは、支軸の軸方向から見て、エンジンルームとホイールハウスとに跨って配置されているので、アーム側カバーがエンジンルーム側のみに配置されている場合と比較し、エンジンルームからホイールハウスに吹き出す走行風の吹出量が低減する。
請求項1に記載の発明によれば、エンジンルームからホイールハウスに吹き出す走行風の吹出量を低減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、サスペンションアームの腕部にアーム側カバーを容易に固定することができる。
請求項3に記載の発明によれば、サスペンションアームの腕部の車両上下方向の位置によることなく、エンジンルームからホイールハウスに吹き出す走行風の吹出量の低減効果を確保することができる。
請求項4に記載の発明によれば、アーム側カバーがエンジンルーム側のみに配置されている場合と比較し、エンジンルームからホイールハウスに吹き出す走行風の吹出量を低減することができる。
本発明の一実施形態に係るホイールハウス構造が適用された車両前部の側部を模式的に示す斜視図である。 図1の2−2線に沿った縦断面図である。 図1の3−3線に沿った断面図である。 (A)はアームカバーを示す斜視図であり、(B)はアームカバーの分解斜視図である。 (A)は第一変形例のアームカバーを示す斜視図であり、(B)は第二変形例のアームカバーを示す斜視図である。
図1〜図4を用いて、本発明の一実施形態に係るホイールハウス構造について説明する。なお、ホイールハウスは左右対称である以外は同様の構成であるので、車両の左側を図示して説明する。また、各図において示される矢印FR、矢印OUT、矢印UPは、車両前後方向前側、車両幅方向外側、車両上下方向上側をそれぞれ示している。また、図1では、要部の構造を判り易くするため後述するフェンダライナー20及びエンジンアンダーカバー30を想像線(二点破線)で図示している。
<構造>
図1〜図3に示すように、車両前部10のエンジンルーム14の車両幅方向の外側の車両側部11には、図示しない前輪が配置されるホイールハウス12が設けられている。
図1及び図2に示すように、ホイールハウス12には、ボデー側に取り付けられたフェンダライナー20が設けられている。フェンダライナー20は、ライナー側壁部22と図示しないアーチ部とを有している。ライナー側壁部22は車両幅方向を板厚方向として、ホイールハウス12の車両幅方向内側に配置されている。また、図示しないアーチ部はライナー側壁部22の外縁部から車両幅方向外側に延出し、車両下方側が開口された略半円状に湾曲され、図示しない前輪の上側部分を覆うように構成されている。
また、エンジンルーム14の下面には、ボデー側に取り付けられたエンジンアンダーカバー30が設けられている(図3も参照)。エンジンアンダーカバー30の車両幅方向両側部は、車両上下方向上側に立ち上げられることで、アンダーカバー側壁部32が形成されている。なお、図2に示すように、本実施形態では、アンダーカバー側壁部32の先端部には、車両幅方向外側に延出する延出部34が形成されている。また、本実施形態では、延出部34は、後述するロアアーム50の支軸Gを中心とする円弧に沿って形成されている。
図1に示すように、前述したフェンダライナー20のライナー側壁部22の下部には、車両下側を開口側とする逆U字形状のライナー側切欠部26が形成されている(図2も参照)。また、エンジンアンダーカバー30のアンダーカバー側壁部32の上部には、車両上側を開口側とするU字形状のアンダーカバー側切欠部36が形成されている(図2も参照)。
図1及び図2に示すように、フェンダライナー20のライナー側壁部22とエンジンアンダーカバー30のアンダーカバー側壁部32とで、エンジンルーム14とホイールハウス12とを仕切るホイールハウス側カバー40が構成されると共に、ライナー側切欠部26とアンダーカバー側切欠部36とで、略矩形状の開口部42が形成されている。
図1〜図3に示すように、車両前部10のエンジンルーム14には、サスペンションメンバ46が設けられている。サスペンションメンバ46は、フロントサスペンションアームを構成するロアアーム50を、車両上下方向に遥動可能に支持している。ロアアーム50には、車両幅方向外側に延出する腕部52が設けられている。そして、この腕部52の前端部には、図示しない前輪が、ステアリングナックルを介して支持されている。
なお、図3に示すように、本実施形態では、正確には、ロアアーム50は支軸Gが車両前後方向に対して斜めに配置され、腕部52は車両幅方向外側斜め後方側に延出している。なお、他図においては、判り易くするため、腕部52は車両幅方向に延出するように図示されている。
図1〜図3に示すように、ロアアーム50の腕部52は、前述したホイールハウス側カバー40の開口部42(前述したフェンダライナー20のライナー側切欠部26とエンジンアンダーカバー30のアンダーカバー側切欠部36とで構成された開口部42)を挿通し、ホイールハウス12内に延出している。
なお、図2の想像線(二点破線)が、ロアアーム50の揺動範囲における腕部52の車両上下方向の可動域を示している。そして、ホイールハウス側カバー40の開口部42の上下方向幅L2は、腕部52の可動域内(ロアアーム50の揺動範囲内)であれば、腕部52が車両上下方向に移動しても互いに干渉しない大きさに設定されている。言い換えると、ホイールハウス側カバー40の開口部42の上下方向幅L2は、ロアアーム50の腕部52の揺動を許容する大きさとなっている。
図1〜図3、及び図4(A)に示すように、ロアアーム50の腕部52における支軸G側の根元部分には、アームカバー60が取り付けられている。図1、図2、及び図4(A)に示すように、アームカバー60は、ロアアーム50の支軸Gの軸方向(図1及び図2参照)から見たときの形状が、支軸Gを中心とする円弧形状を成すカバー本体62を有している。
図1、図3、及び図4(A)に示すように、アームカバー60のカバー本体62の車両前後方向端部(支軸G方向の端部)には、車両幅方向内側に向けて延出する一対の側壁部63が形成されている。
図2に示すように、アームカバー60のカバー本体62は、支軸Gの軸方向に見たとき、開口部42の上端部42A及び下端部42Bと隙間L1を有するように設けられている(図1も参照)。また、図3に示すように、アームカバー60のカバー本体62は、側壁部63が開口部42の側部42Cと近接するように設けられている(図1も参照)。言い換えると、図1〜図3に示すように、アームカバー60のカバー本体62は、開口部42の周縁(上端部42A、下端部42B,及び側部42C)と腕部52との隙間を塞ぐように設けられている。
図1〜図3、及び図4(A)に示すように、このカバー本体62の上下方向の中央部分には、ロアアーム50の腕部52が挿通される円筒状の固定部64が形成されている。また、固定部64の外側に、後述するC形状のクランプ70が設けられている。
具体的には、図4(A)及び図4(B)に示すように、本実施形態のアームカバー60は、腕部52の位置で、車両上下方向に二つに分割されている。そして、上側アームカバー60Aの上側固定部64Aと下側アームカバー60Bの下側固定部64Bとで腕部52を挟み込み、C形状のクランプ70で固定している。
<作用及び効果>
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
図1〜図4に示すように、車両上下方向に揺動可能なロアアーム50の腕部52がホイールハウス側カバー40(フェンダライナー20のライナー側壁部22とエンジンアンダーカバー30のアンダーカバー側壁部32)の開口部42(ライナー側切欠部26とアンダーカバー側切欠部36)からホイールハウス12内に延出している。
また、腕部52には、ロアアーム50の支軸Gの軸方向に見たときに、開口部42と干渉しないアームカバー60が設けられている。
図2に示すように、車両走行時において、車両前部10の前端部から図示しないラジエータを通過してエンジンルーム14に取り込まれた走行風Sは、高圧側のエンジンルーム14から低圧側のホイールハウス12に吹き出ようとする。
前述したように、エンジンルーム14とホイールハウス12とは、ホイールハウス側カバー40で仕切られ、腕部52は開口部42を挿通してホイールハウス12内に延出されている。更に、開口部42から延出する腕部52には、アームカバー60が設けられている。よって、走行風Sは、ホイールハウス側カバー40の開口部42とアームカバー60との隙間L1からホイールハウス12に吹き出す。
したがって、アームカバー60が設けられていない構造と比較し、エンジンルーム14からホイールハウス12に吹き出す走行風Sの吹出量が低減される。よって、エンジンルーム14からホイールハウス12に走行風Sが吹き出すことによる車両空気抵抗が抑制される。つまり、アームカバー60が設けられていない構造と比較し、車両空気抵抗が低減する。
ここで、ボデー側に設けられたホイールハウス側カバー40の開口部42の上下方向幅L2は、ロアアーム50の腕部52が車両上下方向に移動しても(動いても)干渉しない大きさに設定する必要がある。
しかし、ロアアーム50の腕部52に、腕部52と一体となって移動するアームカバー60を設けることで、走行風Sが吹き出す領域がホイールハウス側カバー40の開口部42とアームカバー60との隙間L1となり狭くなる。よって、ホイールハウス12に吹き出す走行風Sの吹出量が低減する。
更に、アームカバー60のカバー本体62は、ロアアーム50の支軸Gの軸方向から見たときの形状が支軸Gを中心とする円弧形状を成している。よって、ロアアーム50が車両上下方向に揺動し、腕部52と一体となってアームカバー60が車両上下方向に移動しても、アームカバー60のカバー本体62とホイールハウス側カバー40の開口部42との隙間L1は一定に保たれる。したがって、ロアアーム50の腕部52の車両上下方向の位置によることなく、エンジンルーム14からホイールハウス12への走行風Sの吹出量の低減効果が確保される。
また、図4(A)及び図4(B)に示すように、本実施形態のアームカバー60は、腕部52の位置で、車両上下方向に分割されている。そして、上側アームカバー60Aの上側固定部64Aと下側アームカバー60Bの下側固定部64Bとで腕部52を挟み込み、C形状のクランプ70で固定している。よって、例えば、腕部52の先端側が根元部分(アームカバー60の固定位置)よりも太い場合や湾曲している場合等、アームカバー60の筒状の固定部64に腕部52を挿通することが困難な場合であっても、分割された上側アームカバー60Aと下側アームカバー60Bとを合わせることで、アームカバー60を腕部52に容易に取り付けて固定することができる。
<変形例>
次に、図5を用いてロアアーム50の腕部52に取り付けるアームカバー60の変形例について説明する。なお、上記実施形態と同一の部材には同一の符号付し、重複する説明は省略する。
(第一変形例)
図5(A)に示す第一変形例のアームカバー160は、カバー本体62と、腕部52が挿通する固定部164とを有している。また、固定部164には外側に延在するフランジ部165が形成されている。アームカバー160は、腕部52の位置で、車両上下方向に分割されている。そして、上側アームカバー160Aの上側固定部164Aと下側アームカバー160Bの下側固定部164Bとで腕部52を挟み込み、フランジ部165Aとフランジ部165Bとをボルト180及びナット182で締結することで、アームカバー160を腕部52の外周部に固定している。
(第二変形例)
図5(B)に示す第二変形例のアームカバー260は、カバー本体62と、腕部52が挿通する略円筒状の固定部264とを備えている。アームカバー260は、腕部52の位置で、車両上下方向に分割されている。そして、上側アームカバー260Aの上側固定部264Aと下側アームカバー260Bの下側固定部264Bとで腕部52を挟み込み、上下それぞれからボルト280を捩じ込むことで、アームカバー260を腕部52の外周部に固定している。
なお、第一変形例のアームカバー160及び第二変形例のアームカバー260では、ボルト180及びナット182、又はボルト280で、アームカバー160、260を腕部52に機械的に強固に固定している。よって、図4に示すクランプ70で固定するアームカバー60と比較し、アームカバー160、260の腕部52への取り付け状態が安定する。
<その他>
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態及び変形例では、車両前部10の車両側部11のホイールハウス12に本発明を適用したが、これに限定されない。車両後部にエンジンが配置されたエンジンルームが設けられ、エンジンルームに走行風が取り込まれると共に走行風がリヤホールハウスに吹き出すような構造であれば、車両後部のリヤホイールハウスにも本発明を適用してもよい。
また、例えば、上記実施形態及び変形例では、アームカバー60、160、260は、車両上下方向に分割される構造であったが、これに限定されない。例えば、車両前後方向に分割される構造であってもよい。
また、例えば、上記実施形態及び変形例では、アームカバー60、160、260はロアアーム50の腕部52に設けられているが、これに限定されない。サスペンションの形式や配置に応じたサスペンションアームの腕部に設ければよい。
更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
10 車両前部
12 ホイールハウス
14 エンジンルーム
40 ホイールハウス側カバー
42 開口部
50 ロアアーム(サスペンションアーム)
52 腕部
60 アームカバー(アーム側カバー)
160 アームカバー(アーム側カバー)
260 アームカバー(アーム側カバー)
G 支軸

Claims (4)

  1. エンジンルーム内に配置された支軸回りに車両上下方向へ揺動可能にサスペンションメンバに支持され、前記支軸からホイールハウス側に延出されたサスペンションアームの腕部と、
    フェンダライナーを構成し、前記ホイールハウスの内側に配置されたライナー側壁部と、
    前記エンジンルームの下面に設けられたエンジンアンダーカバーの車両幅方向側部が車両上下方向上側に立ち上げられることで形成されたアンダーカバー側壁部と、
    前記ライナー側壁部と前記アンダーカバー側壁部とで構成され、前記エンジンルームと前記ホイールハウスとを仕切り、前記サスペンションアームの前記腕部の揺動を許容する大きさの開口部が下部に形成されたホイールハウス側カバーと、
    前記腕部に一体的に設けられ、前記支軸の軸方向から見て、走行風が吹き出す領域が前記開口部の周縁と前記腕部との隙間よりも狭くなるアーム側カバーと、
    を備えたホイールハウス構造。
  2. 前記アーム側カバーは、前記腕部の位置で分割され、前記腕部を挟んで該腕部に固定された請求項1に記載のホイールハウス構造。
  3. 前記アーム側カバーは、前記サスペンションアームの前記支軸の軸方向から見たときに、前記支軸を中心とする円弧形状を成している請求項1又は請求項2に記載のホイールハウス構造。
  4. 前記アーム側カバーは、前記支軸の軸方向から見て、前記エンジンルームと前記ホイールハウスとに跨って配置されている、
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のホイールハウス構造。
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