JP6107717B2 - ワークの送り出し装置及び送り出し方法 - Google Patents
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Description
対向するように配置された、第1の冶具及び第2の冶具と、
前記第1の冶具と前記第2の冶具との間隔を変位させる第1の駆動機構と、を備え、
前記第1の冶具は、前記第1の冶具と前記第2の冶具との間に前記ワークが送り込まれると、前記ワークにおける前記最大幅寸法の部分の一方の端部が接触する第1の接触面を有し、
前記第2の冶具は、前記第1の冶具と前記第2の冶具との間に前記ワークが送り込まれると、前記ワークにおける前記最大幅寸法の部分の他方の端部が接触する第2の接触面を有し、
前記第1の接触面及び前記第2の接触面は、前記送り出し装置の下方に行くにしたがって互いに近づく構造を有し、
前記第1の駆動機構は、前記ワークが前記第1の接触面及び前記第2の接触面で支持された状態で前記送り出し装置の下方に摺動するように、前記第1の接触面と前記第2の接触面との間隔を離間させる。
これにより、ワークの重心位置に基づく回転を利用してワークの姿勢を揃えて送り出すことができるので、従来のような複雑で大掛かりな装置が必要ない。そのため、小型で且つ簡単な構成でワークの姿勢を揃えることができる。
前記第1の駆動機構は、前記送り出し装置の下方に前記ワークが摺動中に、前記ワークの回転が完了するように、前記第1の接触面と前記第2の接触面との間隔を離間させることが好ましい。
これにより、ワークが送り出されるまでに当該ワークを良好に回転させることができる。
前記点接触した位置を通り、且つ前記第1の接触面と前記第2の接触面との間隔が変位する方向に延在する軸を中心に前記ワークは回転することが好ましい。
これにより、ワークを良好に回転させることができる。
これにより、第1の冶具及び第2の冶具の幅方向において所定の位置からワークを送り出すことができ、送り出されたワークを受け取る工程が容易である。
前記第2の冶具と前記第3の冶具との間隔を変位させる第2の駆動機構と、を備え、
前記第3の接触面及び前記第2の冶具における前記ワークの前記最大幅寸法の部分の他方の端部が接触する第4の接触面は、前記送り出し装置の下方に行くにしたがって互いに近づく構造を有し、
前記第2の駆動機構は、前記ワークが前記第3の接触面及び前記第4の接触面で支持された状態で前記送り出し装置の下方に摺動するように、前記第3の接触面と前記第4の接触面との間隔を離間させることが好ましい。
これにより、複数のワークを同時に送り出すことができ、ワークの送り出し効率を向上させることができる。
第1の冶具と第2の冶具との間に前記ワークを送り込む工程と、
前記ワークにおける前記最大幅寸法の部分の一方の端部を前記第1の冶具の第1の接触面に接触させると共に、前記ワークにおける前記最大幅寸法の部分の他方の端部を前記第2の冶具の第2の接触面に接触させ、前記ワークの重心位置が当該ワークの前記最大幅寸法の位置に対して下方に配置されるように、前記第1の接触面と前記第2の接触面とで前記ワークを支持する工程と、
前記ワークが前記第1の接触面及び前記第2の接触面で支持された状態で送り出し装置の下方に摺動するように、前記第1の接触面と前記第2の接触面との間隔を離間させる工程と、
を備える。
これにより、ワークの重心位置に基づく回転を利用してワークの姿勢を揃えて送り出すことができるので、従来のような複雑で大掛かりな装置が必要ない。そのため、小型で且つ簡単な構成でワークの姿勢を揃えることができる。
本実施の形態のワークの送り出し装置及び送り出し方法を説明する。先ず、本実施の形態のワークの送り出し装置(以下、単に送り出し装置と省略する場合がある。)を説明する。
<式1>
V<(Va+A×Δt/2)tanθ1
但し、Vaは初期落下速度、Aは重力加速度−摩擦による減速、Δtは単位時間
<式2>
摩擦による減速=(2×μ×F)/M
但し、μは第1の接触面とワークWとの動摩擦係数、FはワークWの第1の接触面への押付け力、MはワークWの重量
<式3>
L>(Va+A×T/2)×T
但し、TはワークWの回転時間
実施の形態1では、正立姿勢において倒立円錐台形状のワークを送り出しているが、フランジ付きボルトも同様に送り出すことができる。
実施の形態2では、送り出し装置1におけるフランジ付きボルト20の送り出し部の下方に、ボルト穴21aが形成されたワーク21を配置したが、送り出し装置1におけるフランジ付きボルト20の送り出し部の下方に、搬送部材を配置してもよい。
実施の形態1乃至3の送り出し装置1は、第1の冶具2及び第2の冶具3を備えているが、さらに第3の冶具などを備えてもよい。
上記実施の形態では、ワークを正立姿勢で送り出しているが、倒立姿勢で送り出してもよい。
2 第1の冶具、2a 第1の接触面、2b 傾斜面、2c 検出部、2d 凸部
3 第2の冶具、3a 第2の接触面、3b 平板部、3c 誘導部、3d 向かい合う面、3e 傾斜面、3f 凹部、3g 誘導部
4 第1の駆動機構
5 制御部
20 ボルト
21 ワーク、21a ボルト穴
30 搬送部材
40 ワークの送り出し装置
41 第3の冶具、41a 第3の接触面、41b 傾斜面、41c 検出部
42 制御部
43 第2の駆動機構
44 コッタ
45 リテーナ、45a 挿入部
46 保持部、46a 本体部材、46b 凹部、46c 案内部材、46d 貫通孔、46e 弾性部材
47、48 駆動機構
49 位置決め部、49a 本体部材、49b 凹部、49c 誘導部
Claims (6)
- 幅寸法が縦方向に変化するワークの最大幅寸法の位置に対して当該ワークの重心位置が縦方向にずれているワークの送り出し装置であって、
対向するように配置された、第1の冶具及び第2の冶具と、
前記第1の冶具と前記第2の冶具との間隔を変位させる第1の駆動機構と、を備え、
前記第1の冶具は、前記第1の冶具と前記第2の冶具との間に前記ワークが送り込まれると、前記ワークにおける前記最大幅寸法の部分の一方の端部が接触する第1の接触面を有し、
前記第2の冶具は、前記第1の冶具と前記第2の冶具との間に前記ワークが送り込まれると、前記ワークにおける前記最大幅寸法の部分の他方の端部が接触する第2の接触面を有し、
前記第1の接触面及び前記第2の接触面は、前記送り出し装置の下方に行くにしたがって互いに近づく構造を有し、
前記第1の駆動機構は、前記ワークが前記第1の接触面及び前記第2の接触面で支持された状態で前記送り出し装置の下方に摺動するように、前記第1の接触面と前記第2の接触面との間隔を離間させる、ワークの送り出し装置。 - 前記第1の接触面及び前記第2の接触面は、前記ワークを支持した状態で、前記ワークの重心位置が当該ワークの前記最大幅寸法の位置に対して下方に配置されるように、前記ワークを回転可能であり、
前記第1の駆動機構は、前記送り出し装置の下方に前記ワークが摺動中に、前記ワークの回転が完了するように、前記第1の接触面と前記第2の接触面との間隔を離間させる、請求項1に記載のワークの送り出し装置。 - 前記ワークにおける最大幅寸法の部分の一方の端部と前記第1の接触面、及び前記ワークにおける最大幅寸法の部分の他方の端部と前記第2の接触面との少なくとも一方は、点接触し、
前記点接触した位置を通り、且つ前記第1の接触面と前記第2の接触面との間隔が変位する方向に延在する軸を中心に前記ワークは回転する、請求項1又は2に記載のワークの送り出し装置。 - 前記第1の冶具又は前記第2の冶具は、前記第1の冶具又は前記第2の冶具の幅方向における予め設定された位置に前記ワークを導く誘導部を備える、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のワークの送り出し装置。
- 前記第2の冶具と対向するように配置され、前記第2の冶具との間にワークが送り込まれると、前記ワークにおける最大幅寸法の部分の一方の端部が接触する第3の接触面を有する第3の冶具と、
前記第2の冶具と前記第3の冶具との間隔を変位させる第2の駆動機構と、を備え、
前記第3の接触面及び前記第2の冶具における前記ワークの前記最大幅寸法の部分の他方の端部が接触する第4の接触面は、前記送り出し装置の下方に行くにしたがって互いに近づく構造を有し、
前記第2の駆動機構は、前記ワークが前記第3の接触面及び前記第4の接触面で支持された状態で前記送り出し装置の下方に摺動するように、前記第3の接触面と前記第4の接触面との間隔を離間させる、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のワークの送り出し装置。 - 幅寸法が縦方向に変化するワークの最大幅寸法の位置に対して当該ワークの重心位置が縦方向にずれているワークの送り出し方法であって、
第1の冶具と第2の冶具との間に前記ワークを送り込む工程と、
前記ワークにおける前記最大幅寸法の部分の一方の端部を前記第1の冶具の第1の接触面に接触させると共に、前記ワークにおける前記最大幅寸法の部分の他方の端部を前記第2の冶具の第2の接触面に接触させ、前記ワークの重心位置が当該ワークの前記最大幅寸法の位置に対して下方に配置されるように、前記第1の接触面と前記第2の接触面とで前記ワークを支持する工程と、
前記ワークが前記第1の接触面及び前記第2の接触面で支持された状態で送り出し装置の下方に摺動するように、前記第1の接触面と前記第2の接触面との間隔を離間させる工程と、
を備える、ワークの送り出し方法。
Priority Applications (1)
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JP2014056835A JP6107717B2 (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | ワークの送り出し装置及び送り出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014056835A JP6107717B2 (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | ワークの送り出し装置及び送り出し方法 |
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JP6107717B2 true JP6107717B2 (ja) | 2017-04-05 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2014056835A Active JP6107717B2 (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | ワークの送り出し装置及び送り出し方法 |
Country Status (1)
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2014
- 2014-03-19 JP JP2014056835A patent/JP6107717B2/ja active Active
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