JP2008154341A - 電気車用電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パンタグラフが架線から離線した場合の電力供給可能時間を延長するために入力フィルタコンデンサの容量を増加した場合でも、パンタグラフが架線に再着線した場合に過大な入力電流を防止することである。
【解決手段】2組のインバータのそれぞれの入力フィルタコンデンサを通常フィルタコンデンサと離線補償コンデンサとに分離し、抵抗器とダイオードを並列に接続した充電抑制回路を離線補償コンデンサに直列接続して、さらに通常フィルタコンデンサとを並列接続し、離線補償コンデンサへの充電電流は充電抑制回路の抵抗器によって電流を制限し、パンタグラフが架線から離線した場合には離線補償コンデンサから充電抑制回路のダイオードを通して通常フィルタコンデンサ側に電流を制限することなく供給する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、架線から電力を受け取り電気車に照明や空調装置などの電源を供給する電気車用電源装置に関する。
一般に、電気車用電源装置においては、架線から電力を受け取り、電気車に照明や空調装置などの電源を供給するようにしている。この電気車用電源装置は、電圧検出器にて架線電圧の有無を取得し、電圧が印加されている場合に動作を開始する。
このような電気車用電源装置においては、冗長系を有するために1編成に2台以上の電源装置を搭載したり、もしくは1つの電気車用電源装置内に2つ以上のインバータを備えることがある。一例として、1台もしくは全数ではない複数台のインバータを待機させ、故障が発生した際に待機していたインバータに切り換えるようにした電気車用電源装置が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
この電気車用電源装置は、パンタグラフが架線から離線した場合に短時間であれば、入力フィルタコンデンサに充電された電荷を放出して負荷側に電力を供給することができる。従って、パンタグラフ離線した場合の電力供給可能時間を延長する場合には、入力フィルタコンデンサの容量を増加すれば良いことになる。
特開2005−287129号公報
しかし、入力フィルタコンデンサの容量を増加すると、パンタグラフが架線に再着線した場合の架線電圧と入力フィルタコンデンサの電圧との差電圧による架線から入力フィルタコンデンサへの充電電流が過大になる。そのため、電気車用電源装置の入力過電流保護や入力フィルタコンデンサ過電圧保護装置が動作したり、変電所側の過電流保護装置が動作したりすることがある。
本発明の目的は、パンタグラフが架線から離線した場合の電力供給可能時間を延長するために入力フィルタコンデンサの容量を増加した場合でも、パンタグラフが架線に再着線した場合に過大な入力電流を防止することができる電気車用電源装置を提供することである。
本発明の電気車用電源装置は、架線から直流を入力し、直流入力をON/OFFする接触器と、電源投入時のフィルタコンデンサへの突入電流を抑制するための初期充電回路と、直流を正弦波PWM交流に変換する入力フィルタコンデンサを有する2組のインバータと、この2組のインバータのうちいずれか一方を選択するための系切換接点と、系切換接点により選択されたインバータの出力を正弦波に波形整形するためのACフィルタと、ACフィルタの出力を直流回路と絶縁して任意の電圧に変換し電車の負荷に電力を供給するための絶縁トランスから構成される待機2重系で構成された車両用電源装置において、2組のインバータのそれぞれの入力フィルタコンデンサの容量を電気車用電源装置の最低動作に必要な通常フィルタコンデンサとパンタグラフが架線から離線した場合の電力供給可能時間を延長するために必要な追加する離線補償コンデンサとの2系統に分離し、抵抗器とダイオードを並列に接続した充電抑制回路を前記離線補償コンデンサに直列接続し、前記充電抑制回路と前記離線補償コンデンサとの直列回路と通常フィルタコンデンサとを並列接続し、離線補償コンデンサへの充電電流は前記充電抑制回路の抵抗器によって電流を制限し、パンタグラフが架線から離線した場合には離線補償コンデンサから充電抑制回路のダイオードを通して通常フィルタコンデンサ側に電流を制限することなく必要な電流を供給することを特徴とする。
本発明によれば、パンタグラフが架線から離線した場合の電力供給可能時間を延長するために入力フィルタコンデンサの容量を増加した場合でも、パンタグラフが架線に再着線した場合に過大な入力電流を防止することができる。
図1は本発明の第1の実施の形態に係わる電気車用電源装置の構成図である。図1において、架線1から直流を入力し、直流入力をON/OFFする接触器(CTT)2を介して初期充電回路3に入力する。初期充電回路3は抵抗器と接点とを有し、電源投入時のフィルタコンデンサである後述の通常フィルタコンデンサ10a、10b及び離線補償コンデンサ9a、9bへの突入電流を抑制するものである。この接触器2は制御部7からの指令により開閉制御する。
初期充電回路3を通った直流は、系切換接点SW1−1、SW1−2を介して2組のインバータ4a、4bのいずれかに入力される。系切換接点SW1−1、SW1−2は制御部7からの指令により開閉制御する。2組のインバータ4a、4bは直流をそれぞれ正弦波PWM交流に変換する入力フィルタコンデンサである通常フィルタコンデンサ10a、10b及び離線補償コンデンサ9a、9bのうちの通常フィルタコンデンサ10a、10bを有する。
また、この2組のインバータ4a、4bの出力側にも系切換接点SW1−3、SW1−4が接続され、2組のインバータ4a、4bのうちいずれか一方を選択する。系切換接点SW1−3、SW1−4は制御部7からの指令により開閉制御する。ACフィルタ5は、系切換接点SW1−3、SW1−4により選択されたインバータ4a、4bの出力を正弦波に波形整形し、絶縁トランス6を介して車両電源を得る。つまり、絶縁トランス6はACフィルタ5の出力を直流回路と絶縁して任意の電圧に変換し電車の負荷に電力を供給する。
第1の実施の形態では、通常フィルタコンデンサ10a、10bに対して離線補償コンデンサ9a、9bが抵抗器とダイオードからなる充電抑制回路8a、8bを介して並列に接続されている。充電抑制回路8a、8b内のダイオードの極性は、通常フィルタコンデンサ10a、10bから離線補償コンデンサ9a、9bに電流が流れる方向である。
通常フィルタコンデンサ10a、10bの容量は、インバータ4a、4bが動作できる最小限の容量であり、架線電圧とインバータ4a、4bが動作できる通常フィルタコンデンサ10a、10bの最低動作電圧の差電圧時に、初期充電回路3の接触器と系切換接点SW1−1、SW1−2が投入状態にあるとき、入力過電流などの保護動作が発生しない容量を選定する。離線補償コンデンサ9a、9bの容量は、パンタグラフが架線1と離線状態にあり、負荷側に電力を規定時間供給することが可能となる十分大きな容量を選定する。
なお、第1の実施の形態の車両用電源装置は待機2重系であるので、通常フィルタコンデンサ10a、10b、離線補償コンデンサ9a、9b、充電抑制回路8a、8bは同様の回路である。また、インバータ4a、4bは同じ回路であるが、片側が起動している間はもう片側は待機状態で停止している。起動している側が保護ないし故障停止した場合には、待機していた側が起動し始める。最初の起動する側の決定は、その日の日付とかモニタ側からの指令により制御部が決定する。
インバータ4a側が起動している場合、初期充電回路3の接点、系切換接点SW1−1、SW1−3が投入されている。インバータ4b側が起動している場合、初期充電回路3の接点、系切換接点SW1−2、SW1−4が投入されている。以下、インバータ4a側が起動している場合で説明する。
架線1とパンタグラフとが離線した場合、インバータ4aは稼働し続けると、負荷側への電力供給は通常フィルタコンデンサ10aと離線補償コンデンサ9aの蓄積している電荷エネルギーから供給される。その結果、通常フィルタコンデンサ10aと離線補償コンデンサ9aの電圧は低下する。離線補償コンデンサ9aの電力供給は、充電抑制回路8のダイオードを介して行われる。
次に、架線1とパンタグラフが再着線した場合、架線1の電圧と通常フィルタコンデンサ10a及び離線補償コンデンサ9aの電圧との間に差が発生しているため充電電流が流れる。
通常フィルタコンデンサ10aへの充電電流は、架線1や変電所や電源装置の持っているインダクタンス分で抑制されながら流れるが、通常フィルタコンデンサ10aは容量が最小限であるので入力の電流は大きくない。また、離線補償コンデンサ9aへの充電電流は、充電抑制回路8の抵抗器を介して行われるので、十分抑制された電流に制限される。
第1の実施の形態によれば、架線1とパンタグラフが離線した場合に、離線補償コンデンサ9aからの電荷エネルギーの供給は、充電抑制回路8のダイオードを介して、遅滞なく行われる。架線1とパンタグラフが再着線した場合に、離線補償コンデンサ9aの充電電流は充電抑制回路8の抵抗器により十分小さい値に制限された値になるため、過電流となることはない。従って、入力過電流などの保護装置が働くことはない。
図2は、本発明の第2の実施の形態に係わる電車用電源装置の構成図である。この第2の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、離線補償コンデンサ9と充電抑制回路8とが1回路であり、通常フィルタコンデンサ10a、10bと各々の切換接点SW2−1とSW2−2を介して接続される。そして、切換接点SW2−1とSW2−2は制御部7からの指令で開閉制御される。図1と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図2において、充電抑制回路8と離線補償コンデンサ9との直列回路を1回路として、この直列回路の入力側に切換用の切換接点SW2−1、SW2−2を設け、制御部7は切換接点SW2−1、SW2−2を開閉制御する。すなわち、インバータ4aの系切換接点SW1−1、SW1−3と連動して切換接点SW2−1を開閉制御し、インバータ4bの系切換接点SW1−2、SW1−4と連動して切換接点SW2−2を開閉制御する。これにより、充電抑制回路8と離線補償コンデンサ9との直列回路を複数の通常フィルタコンデンサ10a、10bに切り換えて並列接続を可能としている。
第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加え、離線補償コンデンサ9と充電抑制回路8とが1回路となるため、第1の実施の形態に対してに対して小型・軽量化が可能となる。
図3は、本発明の第3の実施の形態に係わる電車用電源装置の構成図である。この第3の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、離線補償コンデンサ9が1回路であり、離線補償コンデンサ9は各々の切換接点SW2−1とSW2−2を介して接続されている。そして、充電抑制回路8a、8bのダイオードがスイッチングデバイスであるサイリスタとなり、このサイリスタは制御部7からの指令で開閉制御される。図1と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図3において、離線補償コンデンサ9を1回路とするともに、離線補償コンデンサ9の入力側に切換用の切換接点SW2−1、SW2−2を設け、制御部7は、充電抑制回路8a、8bのダイオードをスイッチングデバイスであるサイリスタに置き換え、2組のインバータ4a、4bの系切換接点SW1−1〜SW1−4に連動して切換接点SW2−1、SW2−2の開閉制御する。また、制御部7は、切換接点SW2−1、SW2−2で切り換えを行う際にサイリスタをオフ制御し、切換接点SW2−1、SW2−2で切り換えの際に通常フィルタコンデンサ10a、10bと離線補償コンデンサ9との間の電位差があった場合に、切り換えの瞬間に過電流が流れること抑制する。
すなわち、インバータ4aが起動する場合には、切換接点SW2−1が投入され、インバータ4bが起動する場合には、切換接点SW2−2が投入される。充電抑制回路8a、8bのサイリスタは、切換接点SW2−1又はSW2−2が投入された後、通常フィルタコンデンサ10a、10bと離線補償コンデンサ9との電圧が等しくなった状態でオンする。
第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加え、離線補償コンデンサ9が1回路となるため、小型・軽量化が図れる。また、切換接点SW2−1が投入されたとき、通常フィルタコンデンサ10aに対して離線補償コンデンサ9の電圧が大きい場合であっても、充電抑制回路8aのサイリスタがオンしていないので、充電抑制回路8aの抵抗器を介して小電流が流れ2種類のコンデンサの電圧が均一化する。このため過電流が流れず、切換接点SW2−2の接点溶着を防止できる。
図4は、本発明の第4の実施の形態に係わる電車用電源装置の構成図である。この第4の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、充電抑制回路8のダイオードに変えてスイッチング阻止であるサイリスタとし、抵抗器にダイオードを直列に接続したものである。そして、サイリスタは制御部7からの指令によりオンオフ制御される。図1と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図4において、充電抑制回路8a、8bの抵抗器に直列にダイオードを追加接続し、元々あるダイオードをスイッチングデバイスであるサイリスタに置き換え、制御装置7は、パンタグラフが架線1から離線した場合のみ、スイッチングデバイスであるサイリスタをオン制御する。すなわち、通常時の動作時には、充電抑制回路8のサイリスタはオフしており、架線1とパンタグラフが離線した場合、充電抑制回路8a、8bのサイリスタはオンさせる。
また、抵抗器に直列に接続されたダイオードは、通常フィルタコンデンサ側から離線補償コンデンサ側に順方向となるように接続されている。このダイオードによって、架線電圧の最大電圧時に離線補償コンデンサ9a、9bを充電して置き、パンタグラフが架線1から離線した場合の離線補償時間の延長を可能にし、抵抗器への頻繁な充電電流を流す必要をなくしている。このため、抵抗器の容量を小さくし小型・軽量化が可能となる。
第4の実施の形態によれば、通常時に充電抑制回路8a、8bのサイリスタがオフしていることから、離線補償コンデンサ9a、9bには通常時の架線1の最大電圧で電荷エネルギーが充電され放電されない。従って、架線1とパンタグラフが離線した場合に、充電抑制回路8a、8bに充電された電荷エネルギーが放電されるため、第1の実施の形態よりも多くの電荷エネルギーを供給することができる。
図5は、本発明の第5の実施の形態に係わる電車用電源装置の構成図である。この第5の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、充電抑制回路8a、8bの抵抗器に直列に通常フィルタコンデンサ側から離線補償コンデンサ側に順方向となるようにスイッチングデバイスであるサイリスタを接続し、制御部7によりサイリスタのオンオフ制御を行うようにしたものである。図1と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図5において、充電抑制回路8a、8bの抵抗器に直列に通常フィルタコンデンサ10a、10b側から離線補償コンデンサ9a、9b側に順方向となるようにサイリスタを接続している。そして、制御部7は、このサイリスタを通常フィルタコンデンサ10a、10bが充電完了するまでオフ制御する。これにより、起動時通常フィルタコンデンサ10a、10bのみ初期充電完了した後に、インバータ4a、4bを起動することにより、起動時間の短縮を可能としている。
つまり、インバータ4a起動時に、通常フィルタコンデンサ10aの初期充電が終わり、初期充電回路3の接触器がオンするまで、充電抑制回路8のサイリスタはオフしている。初期充電回路3の接触器がオンした後、充電抑制回路8a、8bのサイリスタはオンして、離線補償コンデンサ9a、9bの充電が開始される。インバータ4a、4bの起動は、通常フィルタコンデンサ10a、10bの初期充電が終わり、初期充電回路3の接触器がオンした段階で行われる。
第5の実施の形態によれば、通常フィルタコンデンサ10a、10bの初期充電が離線補償コンデンサ9a、9bの充電と切り離されるので、初期充電時間が短くなり、インバータ4a、4bの起動までの時間を短くすることができる。
図6は、本発明の第6の実施の形態に係わる電車用電源装置の構成図である。この第6の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、充電抑制回路8と離線補償コンデンサ9との直列回路を1回路として、初期充電回路3の入力側に接続することによって、起動時の通常フィルタコンデンサ10a、10bのみ初期充電完了した後にインバータ4a、4bを起動するようにしたものである。図1と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図6において、離線補償コンデンサ9と充電抑制回路8との直列回路は、初期充電回路3の入力側に接続されている。接触器2が閉じた状態で充電抑制回路8を介して離船補償コンデンサ9に充電が行われる。また、系切換接点SW1−1、SW1−2が閉じたときに、通常フィルタコンデンサ10a、10bに充電される。つまり、起動時の通常フィルタコンデンサ10a、10bのみ初期充電完了した後にインバータ4a、4bを起動することにより、起動時間の短縮を可能にしている。
第6の実施の形態によれば、離線補償コンデンサ9と充電抑制回路8とが1回路となるため、小型・軽量化が図れる。また、通常フィルタコンデンサ10a、10bの初期充電が離線補償コンデンサ9の充電と切り離されるので、初期充電時間が短くなり、インバータ4a、4bの起動までの時間を短くすることができる。
本発明に基づく第1の実施形態の電気車用電源装置である。 本発明に基づく第2の実施形態の電気車用電源装置である。 本発明に基づく第3の実施形態の電気車用電源装置である。 本発明に基づく第4の実施形態の電気車用電源装置である。 本発明に基づく第5の実施形態の電気車用電源装置である。 本発明に基づく第6の実施形態の電気車用電源装置である。
符号の説明
1…架線、2…接触器、3…初期充電用回路、4…インバータ、5…ACフィルタ、6…絶縁トランス、7…制御部、8…充電抑制回路、9…離線補償コンデンサ、10…通常フィルタコンデンサ

Claims (6)

  1. 架線から直流を入力し、直流入力をON/OFFする接触器と、電源投入時のフィルタコンデンサへの突入電流を抑制するための初期充電回路と、直流を正弦波PWM交流に変換する入力フィルタコンデンサを有する2組のインバータと、この2組のインバータのうちいずれか一方を選択するための系切換接点と、系切換接点により選択されたインバータの出力を正弦波に波形整形するためのACフィルタと、ACフィルタの出力を直流回路と絶縁して任意の電圧に変換し電車の負荷に電力を供給するための絶縁トランスから構成される待機2重系で構成された車両用電源装置において、2組のインバータのそれぞれの入力フィルタコンデンサの容量を電気車用電源装置の最低動作に必要な通常フィルタコンデンサとパンタグラフが架線から離線した場合の電力供給可能時間を延長するために必要な追加する離線補償コンデンサとの2系統に分離し、抵抗器とダイオードを並列に接続した充電抑制回路を前記離線補償コンデンサに直列接続し、前記充電抑制回路と前記離線補償コンデンサとの直列回路と通常フィルタコンデンサとを並列接続し、離線補償コンデンサへの充電電流は前記充電抑制回路の抵抗器によって電流を制限し、パンタグラフが架線から離線した場合には離線補償コンデンサから充電抑制回路のダイオードを通して通常フィルタコンデンサ側に電流を制限することなく必要な電流を供給することを特徴とする電気車用電源装置。
  2. 前記充電抑制回路と前記離線補償コンデンサとの直列回路を1回路として、前記直列回路の入力側に切換用の切換接点を設け、2組のインバータの系切換接点に連動して前記切換接点の開閉制御する制御部を設け、前記直列回路を複数の通常フィルタコンデンサに切り換えて並列接続を可能としたことを特徴とする請求項1記載の電気車用電源装置。
  3. 前記離線補償コンデンサを1回路とするともに前記離線補償コンデンサの入力側に切換用の切換接点を設け、前記充電抑制回路のダイオードをスイッチングデバイスに置き換え、2組のインバータの系切換接点に連動して前記切換接点の開閉制御するとともに前記切換接点で切り換えを行う際に前記スイッチングデバイスをオフ制御する制御部を設け、切換接点で切り換えの際に通常フィルタコンデンサと離線補償コンデンサ間との電位差があった場合に、切り換えの瞬間に過電流が流れること抑制することを特徴とする請求項1記載の電気車用電源装置。
  4. 前記充電抑制回路の抵抗器に直列にダイオードを追加接続し、元々あるダイオードをスイッチングデバイスに置き換え、パンタグラフが架線から離線した場合のみ前記スイッチングデバイスをオン制御する制御部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気車用電源装置。
  5. 前記充電抑制回路の抵抗器に直列に通常フィルタコンデンサ側から離線補償コンデンサ側に順方向となるようにスイッチングデバイスを接続し、このスイッチングデバイスを通常フィルタコンデンサが充電完了するまでオフ制御する制御部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気車用電源装置。
  6. 前記充電抑制回路と前記離線補償コンデンサとの直列回路を1回路として、前記初期充電回路の入力側に接続することによって、起動時の通常フィルタコンデンサのみ初期充電完了した後にインバータを起動することを特徴とする請求項1記載の電気車用電源装置。
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