JP6106745B2 - (特に)アルツハイマー病の治療に有用な置換3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン誘導体 - Google Patents

(特に)アルツハイマー病の治療に有用な置換3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン誘導体 Download PDF

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Description

本発明は、γ−セクレターゼ調節剤として有用な新規な置換3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン誘導体に関する。本発明は、さらに、このような新規な化合物の製造方法、前記化合物を有効成分として含む医薬組成物、並びに前記化合物の医薬としての使用にも関する。
アルツハイマー病(AD)は、記憶、認知、及び行動安定性の喪失を特徴とする進行性の神経変性疾患である。65歳を超える人口の6〜10%がADに罹患し、85歳を超えると最大50%がADに罹患する。それは認知症の主因となっており、また心血管疾患及び癌に続く3番目の死因となっている。現在、ADに対する有効な治療法はない。米国におけるAD関連の総純費用は年間1000億ドルを超える。
ADには単純な原因があるわけではないが、(1)年齢、(2)家族歴、及び(3)頭部外傷を含む特定の危険因子と関連付けられており、他の因子としては環境毒素及び低い教育水準が挙げられる。具体的な辺縁皮質及び大脳皮質の神経病理学的病変としては、タウタンパク質の過剰リン酸化によって起こる細胞内神経原線維変化、及びアミロイドベータペプチドの線維状凝集体の細胞外沈着(アミロイド斑)が挙げられる。アミロイド斑の主成分は、様々な長さのアミロイドベータ(A−ベータ、Aベータ又はAβ)ペプチドである。その変種の1つであるAβ1−42ペプチド(Aベータ−42)は、アミロイド形成の主要な原因物質であると考えられている。別の変種には、Aβ1−40−ペプチド(Aベータ−40)がある。Aβは、前駆体タンパク質であるベータアミロイド前駆体タンパク質(ベータ−APP又はAPP)のタンパク質分解産物である。
家族性早発性常染色体優性型のADは、βアミロイド前駆体タンパク質(β−APP又はAPP)並びにプレセニリンタンパク質1及び2のミスセンス変異に関連付けられてきた。一部の患者で、遅発型のADは、アポリポタンパク質E(ApoE)遺伝子の特定の対立遺伝子、より最近ではアルファ2−マクログロブリンの突然変異の所見との相関が示されており、それはAD患者集団の少なくとも30%に関連付けられる可能性がある。このような異質性にも関わらず、全ての形態のADは同様の病理学的所見を示す。遺伝子解析により、ADの論理的治療方法に関する最良の手掛かりが得られた。これまでに発見された突然変異は全て、Aベータペプチド(Aβ)として知られるアミロイド形成性ペプチド、具体的にはAβ42の量的又は質的産生に影響を及ぼし、ADの「アミロイドカスケード仮説」を強く裏付けてきた(Tanzi and Bertram,2005,Cell 120,545)。Aβペプチド生成とAD病理との間に関連がある可能性が高く、これはAβ産生機構をより十分に理解する必要があることを強調し、Aβ濃度の調節による治療方法の強い根拠となる。
Aβペプチドの放出は、それぞれβ−及びγ−セクレターゼによるAβペプチドのN末端(Met−Asp結合)及びC末端(37〜42番目の残基)の切断と称される少なくとも2種のタンパク質分解活性により調節される。分泌経路には、最初にβ−セクレターゼにより切断が行われることを示す証拠があり、それによりs−APPβ(sβ)が分泌され、11kDaの膜結合カルボキシ末端断片(CTF)が保持される。CTFは、γ−セクレターゼによる切断の後、Aβペプチドを生成するものと考えられる。特定のタンパク質(プレセニリン)の特定の遺伝子コード領域に、ある一定の突然変異を有する患者では、比較的長いアイソフォームであるAβ42の量が選択的に増加し、これらの突然変異は家族性早発性ADとの相関が示されてきた。従って、多くの研究者はAβ42がADの主な病因であると考えている。
γ−セクレターゼ活性は単一のタンパク質に帰することができず、実際には様々なタンパク質の集合体に関連していることが現在明らかになっている。
ガンマ(γ)−セクレターゼ活性は、プレセニリン(PS)へテロ二量体、ニカストリン、aph−1及びpen−2の少なくとも4つの成分を含有する多タンパク質複合体にある。PSへテロ二量体は、前駆体タンパク質の鎖内部タンパク質分解(endoproteolysis)によって生じるアミノ末端PS断片及びカルボキシ末端PS断片からなる。触媒部位の2個のアスパラギン酸は、このヘテロ二量体の境界面にある。最近、ニカストリンがγ−セクレターゼ基質の受容体の役割を果たすことが示唆された。γ−セクレターゼの他の要素の機能は不明であるが、活性を示すにはこれらが全て必要である(Steiner,2004.Curr.Alzheimer Research 1(3):175〜181)。
第2の切断段階の分子機構は現在まで不明であるが、γ−セクレターゼ複合体はADを治療する化合物の探求における主要なターゲットの1つとなっている。
触媒部位の直接ターゲティングから、γ−セクレターゼ活性の基質特異的阻害剤及び調節剤の開発にわたる、ADにおける様々なγ−セクレターゼターゲティング方法が提案されてきた(Marjaux et al.,2004.Drug Discovery Today:Therapeutic Strategies,Volume 1,1−6)。従って、セクレターゼを標的とする様々な化合物が記載された(Larner,2004.Secretases as therapeutics targets in AD:patents 2000−2004.Expert Opin.Ther.Patents 14,1403−1420)。
実際、この知見は、γ−セクレターゼに対する特定の非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)の効果を示した生化学的研究により裏付けられた(米国特許出願公開第2002/0128319号明細書;Eriksen(2003)J.Clin.Invest.112,440)。ADを予防又は治療するためのNSAIDの使用に関する欠点として、NSAIDはシクロオキシゲナーゼ(COX)酵素阻害活性を有し、望ましくない副作用を引き起こし得ること、及びCNS浸透性が低いことが考えられる(Peretto et al,2005,J.Med.Chem.48,5705−5720)。より最近では、Cox阻害活性や関連する胃毒性のない鏡像異性体である、NSAID R−フルルビプロフェンは、プラセボ群の患者と比較して、患者の思考能力又は日常活動を行う能力を有意に改善しなかったため、大規模第III相試験に失敗した。
国際公開第2010/100606号パンフレットは、γ−セクレターゼ調節剤として使用するためのフェニルイミダゾール及びフェニルトリアゾールを開示する。
米国特許出願公開第20090062529号明細書は、Aβによって引き起こされる疾患のための治療剤又は予防剤として有効な多環式化合物に関する。
国際公開第2010/070008号パンフレットは、γ−セクレターゼ調節剤として有用な新規な置換二環式イミダゾール誘導体に関する。
国際公開第2010/089292号パンフレットは、γ−セクレターゼ調節剤として有用な新規な置換二環式複素環化合物に関する。
国際公開第2011/006903号パンフレットは、γ−セクレターゼ調節剤として有用な、新規な置換トリアゾール及びイミダゾール誘導体に関する。
国際公開第2012/131539号パンフレットは、脳浸透性γ−セクレターゼ調節剤として有用な新規な二環式ピリジノンに関する。
γ−セクレターゼ活性を調節し、それによりADの治療の新たな道を開く新規化合物が強く必要とされている。本発明の目的は、従来技術の欠点の少なくとも1つを克服若しくは改善すること、又は有用な代替を提供することである。本発明の化合物又は本発明の化合物の一部は、従来技術で開示された化合物と比較して改善された代謝安定性特性、改善された中枢脳利用能、改善された溶解性、又は低減したCYP阻害を有し得る。従って、本発明の目的は、このような新規な化合物を提供することである。
本発明の化合物は、γセクレターゼ調節剤として有用であることが判明した。本発明の化合物及びその薬学的に許容される組成物は、ADの治療又は予防に有用となり得る。
本発明は、式(I):

の新規な化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、(式中、
は、水素、C1〜4アルキル、又はArであり;
しかしながら、Lが共有結合である場合、Rは、C1〜4アルキル又はArであることを条件とし;
は、水素、フェニル、シクロC3〜7アルキル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、テトラヒドロ−2H−チオピラニル、ピペリジニル、又はハロ、ヒドロキシル、C1〜4アルキルオキシ、及びNRからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
Zは、メチレン又は1,2−エタンジイルであり、メチレン又は1,2−エタンジイルは、1つ又は2つのC1〜4アルキル置換基と任意に置換されており;
Lは、共有結合、−(CHm−n−Y−(CH−、1,2−シクロプロパンジイル、
テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜6アルカンジイル、
又は2つのジェミナルな水素原子がC2〜6アルカンジイルと交換されているC1〜6アルカンジイルであり;
mは3、4、5、6、又は7を表し;
nは、1、2、又は3を表し;
Yは、O又はNHであり;
Arは、フェニル、インドリル、オキサゾリル、ベンゾ[b]チエニル、1,3−ベンゾジオキソリル(benzodioxolyl)、1,4−ベンゾジオキサニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル(benzodioxepinyl)、ピリジル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル、及びナフタレニルからなる群から選択される環系であり;
前記環系は、ハロ、Ar、R
ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
ハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されており;
Arは、ハロ及び1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
Xは、CR又はNであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり;前記環系は、ハロ又は1つ以上のハロ原子により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている)
並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
本発明は、また、式(I)の化合物の製造方法及びそれらを含む医薬組成物にも関する。
本化合物は、in vitro及びin vivoでγ−セクレターゼ活性を調節することが判明し、従って、AD、外傷性脳損傷(TBI)、ボクサー認知症、軽度認知障害(MCI)、老化現象、認知症、レヴィー小体型認知症、脳アミロイド血管症、多発梗塞性認知症、ダウン症候群、パーキンソン病に伴う認知症及びβアミロイドに関連する認知症、好ましくはAD及びβアミロイドの病状を有する他の障害(例えば、緑内障)の治療又は予防に有用となり得る。
式(I)の化合物の前述の薬理学に鑑みて、それらは医薬として使用するのに好適となり得るということになる。
より詳細には、本化合物は、AD、脳アミロイド血管症、多発梗塞性認知症、ボクサー認知症及びダウン症候群の治療又は予防に好適となり得る。
本発明は、γ−セクレターゼ活性を調節する医薬を製造するための、一般式(I)の化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容される酸付加塩又は塩基付加塩及び溶媒和物の使用にも関する。
ここで、本発明をさらに説明する。以下の節において、本発明の様々な態様をより詳細に記載する。そのように記載される各態様は、特記しない限り、他の任意の1つ又は複数の態様と組み合わせることができる。特に、好ましい又は有利であると示されている任意の特徴を、好ましい又は有利であると示されている他の任意の1つ又は複数の特徴と組み合わせることができる。
本発明の化合物について記載する場合、使用する用語は、特記しない限り、以下の定義に従って解釈されるものとする。
二価の基又は基が、本発明において「任意に置換されている」と定義される場合は常に、前記二価の基又は基が、置換されていない又は置換されていることを意味する。例えば、Arが、「Arは、フェニル、インドリル、オキサゾリル、ベンゾ[b]チエニル、1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−ベンゾジオキサニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル、ピリジル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル、及びナフタレニルからなる群から選択される環系であり;前記環系は、ハロ、Ar、R、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びにハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されており;」と定義される場合、それは、
「Arは、フェニル、インドリル、オキサゾリル、ベンゾ[b]チエニル、1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−ベンゾジオキサニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル、ピリジル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル、及びナフタレニルからなる群から選択される環系である;又は
Arは、フェニル、インドリル、オキサゾリル、ベンゾ[b]チエニル、1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−ベンゾジオキサニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル、ピリジル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル、及びナフタレニルからなる群から選択される環系であり;前記環系は、ハロ、Ar、R、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びにハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と置換されている」ということを意味する。
本発明において「置換された」という用語を使用するときは常に、特記しない限り又は文脈から明らかでない限り、「置換された」を使用する表現で示される原子又は基の1個以上の水素、特に1〜4個の水素、好ましくは1〜3個の水素、より好ましくは1個の水素が、示されている群から選択されるもので置き換えられていることを意味するが、但し、通常の原子価を超えず、置換により化学的に安定な化合物、すなわち反応混合物から有用な程度の純度での単離及び治療薬への製剤化に耐える十分に堅牢な化合物が得られるものとする。
基又は基の一部としての「ハロ」という用語は、特記しない限り又は文脈から明らかでない限り、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨードを総称するものとする。
基又は基の一部としての「C1〜4アルキル」という用語は、式C2n+1(式中、nは1〜4の範囲の数である)のヒドロカルビル基を指す。C1〜4アルキル基は、1〜4個の炭素原子、好ましくは1〜3個の炭素原子、より好ましくは1〜2個の炭素原子を含む。C1〜4アルキル基は、直鎖であっても又は分岐鎖であってもよく、本明細書に示すように置換されていてもよい。本明細書で炭素原子の後に下付き文字が使用されている場合、下付き文字は、当該基が含有し得る炭素数を指す。C1〜4アルキルは、1〜4個の炭素原子を有する全ての直鎖又は分岐アルキル基を含み、従って、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、2−メチル−エチル、ブチル及びその異性体(例えば、n−ブチル、イソブチル及びtert−ブチル)等を含む。
基又は基の一部としての「C1〜4アルキルオキシ」という用語は、式OR(式中、RはC1〜4アルキルである)を有する基を指す。好適なC1〜4アルキルオキシの非限定例としては、メチルオキシ(メトキシとも称する)、エチルオキシ(エトキとも称するシ)、プロピルオキシ、イソプロピルオキシ、ブチルオキシ、イソブチルオキシ、sec−ブチルオキシ及びtert−ブチルオキシが挙げられる。
「シクロC3〜7アルキル」という用語は、単独でも組み合わせても、3から7個の炭素原子を有する環式飽和炭化水素基を意味する。好適なシクロC3〜7アルキルの非限定的な例には、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、及びシクロヘプチルがある。
基又は基の一部としての用語「C1〜6アルカンジイル」は、例えばメチレン又はメタンジイル、エタン−1,2−ジイル、エタン−1,1−ジイル又はエチリデン、プロパン−1,3−ジイル、プロパン−1,2−ジイル、ブタン−1,4−ジイル、ペンタン−1,5−ジイル、ペンタン−1,1−ジイル、ヘキサン−1,6−ジイル、2−メチルブタン−1,4−ジイル、3−メチルペンタン−1,5−ジイル、及びその他同種のものなどのような、1〜6の炭素原子を有する二価の直鎖又は分岐鎖飽和炭化水素の二価の基を示す。
基又は基の一部としての用語「C2〜6アルカンジイル」は、例えばエタン−1,2−ジイル、エタン−1,1−ジイル又はエチリデン、プロパン−1,3−ジイル、プロパン−1,2−ジイル、ブタン−1,4−ジイル、ペンタン−1,5−ジイル、ペンタン−1,1−ジイル、ヘキサン−1,6−ジイル、2−メチルブタン−1,4−ジイル、3−メチルペンタン−1,5−ジイル、及びその他同種のものなどのような2〜6の炭素原子から有する二価の直鎖又は分岐鎖飽和炭化水素の二価の基を定義する;特に、基又は基の一部としての「C2〜6アルカンジイル」は、エタン−1,2−ジイルを示す。
同様に、基又は基の一部としての用語「C1〜3アルカンジイル」は、1〜3の炭素原子を有する二価の直鎖又は分岐鎖飽和炭化水素の二価の基を示す。
可変「L」が、−(CHm−n−Y−(CH−を表す場合は常に、−(CHm−n−は、「R」に付加され、−(CH−は、分子の残りに対して窒素原子を介して付加されることが意図される。これは、式(I’)によって示される。
本発明の化合物の化学名は、ケミカルアブストラクツサービスにより合意された命名規則に従い、Advanced Chemical Development,Inc.,命名ソフトウェア(ACD/Labs リリース12.00 製品バージョン12.01;ビルド 33104、2009年5月27日)により生成された。互変異性形態の場合、描写された互変異性形態の名前が生成された。描写されない他の互変異性形態も本発明の範囲に含まれることは明らかであろう。
本明細書の上記及び下記において、「式(I)の化合物」という用語は、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩、及び溶媒和物を含むものとする。
本明細書の上記及び下記における「立体異性体」、「立体異性体の形態」、又は「立体化学的な異性体の形態」という用語は、互換的に使用される。
本発明は、式(I)の化合物の全ての立体異性体及びその互変異性体を、純粋な立体異性体として、又は2つ以上の立体異性体の混合物のいずれかとして含む。鏡像異性体は、重ね合わせることができない互いの鏡像となっている立体異性体である。1組の鏡像異性体の1:1混合物が、ラセミ体又はラセミ混合物である。ジアステレオマー(又はジアステレオ異性体)は、鏡像異性体ではない立体異性体であり、すなわち、それらは鏡像の関係にない。化合物が二重結合を含む場合、置換基は、E配置又はZ配置になりうる。二価の環式の(部分的に)飽和の基にある置換基は、cis配置又はtrans配置のいずれかを有しうる。例えば、化合物が二置換されたシクロアルキル基を含む場合、置換基は、cis配置又はtrans配置になりうる。したがって、本発明は、化学的に可能な場合はいつでも、鏡像異性体、ジアステレオマー、ラセミ体、E異性体、Z異性体、cis異性体、trans異性体、及びこれらの混合物を含む。
絶対配置は、カーン−インゴルド−プレログ・システムに従って明記される。不斉原子での配置はR又はSで明記される。絶対配置が未知の分割された化合物は、それらが平面偏光を回転させる方向に応じて、(+)又は(−)で示すことができる。特定の立体異性体が同定されるとき、これは、前記立体異性体が他の異性体を実質的に含まない、即ち、共存する他の異性体が50%未満、好ましくは20%未満、より好ましくは10%未満、さらにより好ましくは5%未満、特に2%未満、最も好ましくは1%未満であることを意味する。従って、式(I)の化合物が、例えば、(R)と明記されるとき、これは、化合物が(S)異性体を実質的に含まないことを意味し;式(I)の化合物が、例えば、Eと明記されるとき、これは、化合物がZ異性体を実質的に含まないことを意味し;式(I)の化合物が、例えば、cisと明記されるとき、これは、化合物がtrans異性体を実質的に含まないことを意味する。
LがCH(CH)又はCH(CHCH)である式(I)の化合物における立体化学についての表示については、下記のナンバリングが、ジアステレオマーの立体中心を示すために使用された。
式(I)の化合物のいくつかは、その互変異性体の形態でも存在することがある。そのような形態は、上記の式に明示されてはいないが、本発明の範囲に含まれるものとする。
治療に使用される場合、式(I)の化合物の塩は、対イオンが薬学的に許容されるものである。しかし、薬学的に許容されない酸及び塩基の塩も、例えば、薬学的に許容される化合物の製造又は精製に使用される可能性がある。薬学的に許容されるか否かにかかわらず、全ての塩が本発明の範囲内に含まれる。
前述及び後述の薬学的に許容される酸付加塩及び塩基付加塩は、式(I)の化合物が形成できる、治療活性を有する無毒の酸付加塩及び塩基付加塩の形態を含むものとする。薬学的に許容される酸付加塩は、好都合には、塩基の形態をこのような適切な酸で処理することにより得ることができる。適切な酸には、例えば、塩酸又は臭化水素酸などのハロゲン化水素酸、硫酸、硝酸、及びリン酸等の無機酸;又は、例えば、酢酸、プロパン酸、ヒドロキシ酢酸、乳酸、ピルビン酸、シュウ酸(即ち、エタン二酸)、マロン酸、コハク酸(即ち、ブタン二酸)、マレイン酸、フマル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、シクラミン酸、サリチル酸、p−アミノサリチル酸、及びパモ酸等の有機酸が含まれる。逆に、前記塩の形態は、適切な塩基で処理することにより遊離塩基の形態に変換することができる。
酸性プロトンを含有する式(I)の化合物はまた、適切な有機塩基及び無機塩基で処理することによりそれらの無毒性の金属又はアミン付加塩の形態に変換することもできる。適切な塩基塩の形態には、例えば、アンモニウム塩、アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩、例えば、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、及びカルシウム塩等、有機塩基との塩、例えば、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、4種のブチルアミン異性体、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジエタノールアミン、ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジ−n−ブチルアミン、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、キヌクリジン、ピリジン、キノリン及びイソキノリンなどの一級、二級及び三級脂肪族及び芳香族アミンとの塩;ベンザチン塩、N−メチル−D−グルカミン塩、ヒドラバミン塩、並びに、アミノ酸との塩、例えば、アルギニン及びリシン等のとの塩が含まれる。逆に、塩の形態は、酸で処理することにより遊離酸の形態に変換することができる。
溶媒和物という用語は、式(I)の化合物が形成できる水和物及び溶媒付加形態、並びにその塩を含む。このような形態の例としては、例えば、水和物、及びアルコール和物等がある。
後述の方法で製造される式(I)の化合物は、鏡像異性体の混合物、特に当該技術分野で公知の分割法に従って互いに分離できる鏡像異性体のラセミ混合物の形態で合成され得る。式(I)の化合物の鏡像異性体の形態の分離方法には、キラル固定相を使用する液体クロマトグラフィーが含まれる。前記純粋な立体化学異性体の形態は、適切な出発物質の対応する純粋な立体化学異性体の形態から誘導することもできるが、但し、反応は立体特異的に起こるものとする。好ましくは、特定の立体異性体が所望される場合、前記化合物は立体特異的製造方法により合成されるであろう。これらの方法には、鏡像異性的に純粋な出発物質を使用することが有利であろう。
本願の枠内で、本発明の化合物は、本質的に、その化学元素の全ての同位体の組合せを含むものとする。本願の枠内で、化学元素は、特に式(I)の化合物に関して言及する場合、この元素の全ての同位体及び同位体の混合物を含む。例えば、水素について言及する場合、H、H、H及びこれらの混合物を指すものと理解される。
従って、本発明の化合物は、1種以上の非放射性原子がその放射性同位体の1種で置換された、放射標識化合物とも称される放射性化合物を含む、1種以上の元素の1種以上の同位体及びこれらの混合物を有する化合物を本質的に含む。「放射標識化合物」という用語は、少なくとも1個の放射性原子を含有する式(I)の任意の化合物を意味する。例えば、化合物は陽電子又はγ線を放射する放射性同位体で標識することができる。放射性リガンド結合法では、H原子又は125I原子が挿入され得る最適な原子である。画像化では、最も一般的に使用される陽電子放射(PET)放射性同位体は、11C、18F、15O及び13Nであり、これらは全て加速器で生成され、それぞれ20分(min)、100分、2分及び10分の半減期を有する。これらの放射性同位体の半減期は非常に短いため、それらの製造現場に加速器を有する施設でそれらを使用することでしか実現できず、従ってそれらの使用が制限される。これらの中で最も広く使用されるのは、18F、99mTc、201Tl及び123Iである。これらの放射性同位体の取り扱い、それらの生成、単離及び分子への組み込みは当業者に公知である。
特に、放射性原子は、水素、炭素、窒素、イオウ、酸素及びハロゲンからなる群から選択される。特に、放射性同位体は、H、11C、18F、122I、123I、125I、131I、75Br、76Br、77Br及び82Brからなる群から選択される。
本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用する場合、単数形である「1つの(a)」、「1つの(an)」、及び「その(the)」は、特記しない限り、複数の指示対象も含むのもとする。例えば、「1種の化合物(a compound)」は、1種の化合物又は2種以上の化合物を意味する。
本明細書で使用される「式(I)の複数の化合物」又は「式(I)の化合物」という用語が、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物も網羅することを理解されたい。
前述の用語及び本明細中で使用する他の用語は、当業者に十分理解される。
ここで、本発明の化合物の好ましい特徴について記載する。
一実施形態において、本発明は、式(I):

の新規な化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、(式中、
は、水素、C1〜4アルキル、又はArであり;
しかしながら、Lが共有結合である場合、Rは、C1〜4アルキル又はArであることを条件とし;
は、水素、フェニル、シクロC3〜7アルキル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、テトラヒドロ−2H−チオピラニル、ピペリジニル、又はヒドロキシル、C1〜4アルキルオキシ、及びNRからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
Zは、メチレン又は1,2−エタンジイルであり、メチレン又は1,2−エタンジイルは、1つ又は2つのC1〜4アルキル置換基と任意に置換されており;
Lは、共有結合、−(CHm−n−Y−(CH−、1,2−シクロプロパンジイル、
テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜6アルカンジイル、
又は2つのジェミナルな水素原子がC2〜6アルカンジイルと交換されているC1〜6アルカンジイルであり;
mは3、4、5、6、又は7を表し;
nは、1、2、又は3を表し;
Yは、O又はNHであり;
Arは、フェニル、インドリル、オキサゾリル、ベンゾ[b]チエニル、1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−ベンゾジオキサニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル、ピリジル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル、及びナフタレニルからなる群から選択される環系であり;
前記環系は、ハロ、Ar、R
ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
ハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されており;
Arは、ハロ及び1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
Xは、CR又はNであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり;前記環系は、ハロ又は1つ以上のハロ原子により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている)
並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
一実施形態において、本発明は、式(I)の新規な化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、(式中、
は、水素、C1〜4アルキル、又はArであり;
しかしながら、Lが共有結合である場合、Rは、C1〜4アルキル又はArであることを条件とし;
は、水素、フェニル、シクロC3〜7アルキル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、テトラヒドロ−2H−チオピラニル、ピペリジニル、又はハロ、ヒドロキシル、C1〜4アルキルオキシ、及びNRからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
Zは、メチレン又は1,2−エタンジイルであり、メチレン又は1,2−エタンジイルは、1つ又は2つのC1〜4アルキル置換基と任意に置換されており;
Lは、共有結合、1,2−シクロプロパンジイル、
テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜6アルカンジイル、
又は2つのジェミナルな水素原子がC2〜6アルカンジイルと交換されているC1〜6アルカンジイルであり;
Arは、フェニル、インドリル、オキサゾリル、ベンゾ[b]チエニル、1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−ベンゾジオキサニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル、ピリジル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル、及びナフタレニルからなる群から選択される環系であり;
前記環系は、ハロ、Ar、R
ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
ハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されており;
Arは、ハロ及び1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
Xは、CR又はNであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり;前記環系は、ハロ又は1つ以上のハロ原子により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている)
並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
一実施形態において、本発明は、式(I)の新規な化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、(式中、
は、水素、C1〜4アルキル、又はArであり;
しかしながら、Lが共有結合である場合、Rは、C1〜4アルキル又はArであることを条件とし;
は、水素、フェニル、シクロC3〜7アルキル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、テトラヒドロ−2H−チオピラニル、ピペリジニル、又はハロ、ヒドロキシル、C1〜4アルキルオキシ、及びNRからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
Zは、メチレン又は1,2−エタンジイルであり、メチレン又は1,2−エタンジイルは、1つ又は2つのC1〜4アルキル置換基と任意に置換されており;
Lは、共有結合、1,2−シクロプロパンジイル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜6アルカンジイル、又は
2つのジェミナルな水素原子がC2〜6アルカンジイルと交換されているC1〜6アルカンジイルであり;
特に、Lは、C1〜6アルカンジイルであり;
Arは、ハロ、Ar、R、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びにハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されているインドリルであり;
Arは、ハロ及び1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
Xは、CR又はNであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり;前記環系は、ハロ又は1つ以上のハロ原子により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている)
並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
一実施形態において、本発明は、式(I)の新規な化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、(式中、
は、Arであり;
は、水素又はメチルであり;特にメチルであり;
Zは、メチレンであり;
Lは、共有結合又はC1〜6アルカンジイルであり;
Arは、ハロ、Ar
1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、及び
ハロからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されているインドリルであり;
Arは、フェニルであり;
は、水素であり;
は、メチルであり;
は、水素であり;
Xは、CHである)
並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
一実施形態において、本発明は、式(I)の新規な化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、(式中、
は、水素、C1〜4アルキル、又はArであり;
しかしながら、Lが共有結合である場合、Rは、C1〜4アルキル又はArであることを条件とし;
は、メチルであり;
Zは、メチレン又は1,2−エタンジイルであり、メチレン又は1,2−エタンジイルは、1つ又は2つのC1〜4アルキル置換基と任意に置換されており;
Lは、共有結合、−(CHm−n−Y−(CH−、1,2−シクロプロパンジイル、
テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜6アルカンジイル、
又は2つのジェミナルな水素原子がC2〜6アルカンジイルと交換されているC1〜6アルカンジイルであり;
mは3、4、5、6、又は7を表し;
nは、1、2、又は3を表し;特に、nは、1又は2を表し;
Yは、O又はNHであり;
Arは、フェニル、インドリル、オキサゾリル、ベンゾ[b]チエニル、1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−ベンゾジオキサニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル、ピリジル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル、及びナフタレニルからなる群から選択される環系であり;
前記環系は、ハロ、Ar、R
ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
ハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されているインドリルであり;
Arは、ハロ及び1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
Xは、CR又はNであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり;前記環系は、ハロ又は1つ以上のハロ原子により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている)
並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
一実施形態において、本発明は、式(I)の新規な化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、(式中、
は、水素、C1〜4アルキル、又はArであり;
しかしながら、Lが共有結合である場合、Rは、C1〜4アルキル又はArであることを条件とし;
は、メチルであり;
Zは、メチレン又は1,2−エタンジイルであり、メチレン又は1,2−エタンジイルは、1つ又は2つのC1〜4アルキル置換基と任意に置換されており;
Lは、エチリデンであり;
mは3、4、5、6、又は7を表し;
nは、1、2、又は3を表し;
特に、nは、1又は2を表し;
Yは、O又はNHであり;
Arは、フェニル、インドリル、オキサゾリル、ベンゾ[b]チエニル、1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−ベンゾジオキサニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル、ピリジル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル、及びナフタレニルからなる群から選択される環系であり;
前記環系は、ハロ、Ar、R、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びにハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されているインドリルであり;
Arは、ハロ及び1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
Xは、CR又はNであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり;前記環系は、ハロ又は1つ以上のハロ原子により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている)
並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
一実施形態において、本発明は、式(I)の新規な化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、(式中、
は、水素、C1〜4アルキル、又はArであり;
しかしながら、Lが共有結合である場合、Rは、C1〜4アルキル又はArであることを条件とし;
は、水素、フェニル、シクロC3〜7アルキル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、テトラヒドロ−2H−チオピラニル、ピペリジニル、又はハロ、ヒドロキシル、C1〜4アルキルオキシ、及びNRからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
Zは、メチレン又は1,2−エタンジイルであり、メチレン又は1,2−エタンジイルは、1つ又は2つのC1〜4アルキル置換基と任意に置換されており;
Lは、共有結合、−(CHm−n−Y−(CH−、1,2−シクロプロパンジイル、
テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜6アルカンジイル、
又は2つのジェミナルな水素原子がC2〜6アルカンジイルと交換されているC1〜6アルカンジイルであり;
mは3、4、5、6、又は7を表し;
nは、1又は2を表し;
Yは、O又はNHであり;
Arは、フェニル、インドリル、オキサゾリル、ベンゾ[b]チエニル、1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−ベンゾジオキサニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル、ピリジル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル、及びナフタレニルからなる群から選択される環系であり;
前記環系は、ハロ、Ar、R
ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
ハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されているインドリルであり;
Arは、ハロ及び1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
Xは、CR又はNであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり;前記環系は、ハロ又は1つ以上のハロ原子により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている)
並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
一実施形態において、本発明は、式(I)の新規な化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、(式中、
は、水素、C1〜4アルキル、又はArであり;
しかしながら、Lが共有結合である場合、Rは、C1〜4アルキル又はArであることを条件とし;
は、水素であり;
Zは、メチレン又は1,2−エタンジイルであり、メチレン又は1,2−エタンジイルは、1つ又は2つのC1〜4アルキル置換基と任意に置換されており;
Lは、共有結合、−(CHm−n−Y−(CH−、1,2−シクロプロパンジイル、
テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜6アルカンジイル、
又は2つのジェミナルな水素原子がC2〜6アルカンジイルと交換されているC1〜6アルカンジイルであり;
mは3、4、5、6、又は7を表し;
nは、1又は2を表し;
Yは、O又はNHであり;
Arは、フェニル、インドリル、オキサゾリル、ベンゾ[b]チエニル、1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−ベンゾジオキサニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル、ピリジル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル、及びナフタレニルからなる群から選択される環系であり;
前記環系は、ハロ、Ar、R
ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
ハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されているインドリルであり;
Arは、ハロ及び1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
Xは、CR又はNであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり;前記環系は、ハロ又は1つ以上のハロ原子により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている)
並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
一実施形態において、本発明は、式(I)の新規な化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、(式中、
は、水素、C1〜4アルキル、又はArであり;
しかしながら、Lが共有結合である場合、Rは、C1〜4アルキル又はArであることを条件とし;
は、水素、フェニル、シクロC3〜7アルキル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、又はヒドロキシル、C1〜4アルキルオキシ、及びNRからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
Zは、メチレン又は1,2−エタンジイルであり、メチレン又は1,2−エタンジイルは、1つ又は2つのC1〜4アルキル置換基と任意に置換されており;
Lは、共有結合、−(CHm−n−Y−(CH−、1,2−シクロプロパンジイル、
テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜6アルカンジイル、
又は2つのジェミナルな水素原子がC2〜6アルカンジイルと交換されているC1〜6アルカンジイルであり;
mは、3を表し;
nは、2を表し;
Yは、Oであり;
Arは、フェニル、インドリル、オキサゾリル、ベンゾ[b]チエニル、1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−ベンゾジオキサニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル、ピリジル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル、及びナフタレニルからなる群から選択される環系であり;
前記環系は、ハロ、Ar、R
ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
ハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されているインドリルであり;
Arは、ハロ及び1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
は、水素又はハロであり;
は、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
Xは、CR又はNであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
は、C1〜4アルキルであり;
は、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり;前記環系は、1つ以上のハロ原子により任意に置換されている1つ以上のC1〜4アルキル基により任意に置換されている)
並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
一実施形態において、本発明は、式(I)の新規な化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、(式中、
は、水素、tert−ブチル、又はArであり;
しかしながら、Lが共有結合である場合、Rは、tert−ブチル又はArであることを条件とし;
は、水素、フェニル、シクロプロピル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、又はヒドロキシル、C1〜4アルキルオキシ、及びNRからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
Zは、メチレン又は1,2−エタンジイルであり、メチレン又は1,2−エタンジイルは、1つ又は2つのメチル置換基と任意に置換されており;
Lは、共有結合、−(CHm−n−Y−(CH−、1,2−シクロプロパンジイル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜3アルカンジイル、
又は2つのジェミナルな水素原子がC2〜6アルカンジイルと交換されているC1〜3アルカンジイルであり;
mは、3を表し;
nは、2を表し;
Yは、Oであり;
Arは、フェニル、インドリル、オキサゾリル、ベンゾ[b]チエニル、1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−ベンゾジオキサニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル、ピリジル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル、及びナフタレニルからなる群から選択される環系であり;
前記環系は、Br、Cl、F、Ar、R
F、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロプロピルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
F及びシクロプロピルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されており;
Arは、F、Cl、及び1つ以上のF置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
は、水素又はClであり;
は、水素、Cl、メチル、又はエチルであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
Xは、CR又はNであり;
は、水素又はメチルであり;
は、水素又はメチルであり;
は、メチルであり;
は、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり;前記環系は、1つ以上のハロ原子により任意に置換されている1つ以上のC1〜4アルキル基により任意に置換されている)
並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
一実施形態において、本発明は、式(I)の新規な化合物に関し、1つ以上の下記の制限が適用される:
(a)Rは、Arであり;
(b)Rは、フェニル、シクロC3〜7アルキル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、テトラヒドロ−2H−チオピラニル、ピペリジニル、又はヒドロキシル、C1〜4アルキルオキシ、及びNRからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
(c)Zは、メチレン又は1,2−エタンジイルであり、
(d)Lは、−(CHm−n−Y−(CH−、テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜6アルカンジイルであり;
(e)mは、3、4、5、又は6を表し;
(f)nは、1を表し;
(g)Yは、Oであり;
(h)Arは、ハロ、Ar、R、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びにハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されているフェニルからなる群から選択される環系であり;
(i)Arは、ハロ及び1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
(j)Rは、水素であり;
(k)Rは、C1〜4アルキルであり;
(l)Rは、水素であり;
(m)Xは、CRであり;
(n)Rは、水素であり;
(o)Rは、C1〜4アルキルであり;
(p)Rは、C1〜4アルキルであり;
(q)Rは、ハロ又は1つ以上のハロ原子により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているピペリジニルからなる群から選択される環系である。
一実施形態において、本発明は、Rが、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり;前記環系が、1つ以上のハロ原子により任意に置換されている1つ以上のC1〜4アルキル基により任意に置換されている、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Rが、C1〜4アルキルである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Rが、フェニル、シクロC3〜7アルキル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、テトラヒドロ−2H−チオピラニル、ピペリジニル、又はハロ、ヒドロキシル、C1〜4アルキルオキシ、及びNRからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Rが、ハロ、ヒドロキシル、C1〜4アルキルオキシ、及びNRからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Rが、C1〜4アルキルである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Rが、メチルである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Rが、Hである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Rが、水素又はハロである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Zが、メチレン又は1,2−エタンジイルであり、メチレンが、1つ又は2つのC1〜4アルキル置換基と任意に置換されている、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、mが、3、4、5、又は6を表し;特に3、4、又は5であり;より詳細には3又は4であり;さらにより詳細には3である、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、nが、1又は2を表す;特に2である、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Rが、Arである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、mが、3又は4を表し、nが、1又は2を表す;より詳細にはmが、3を表し、nが2を表す、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Yが、Oを表す、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Lが、共有結合、1,2−シクロプロパンジイル、
テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜6アルカンジイル、
又は2つのジェミナルな水素原子がC2〜6アルカンジイルと交換されているC1〜6アルカンジイルである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Arが、他の実施形態のいずれかにおいて定義されるように任意に置換されているインドリルであり、Lが、共有結合、1,2−シクロプロパンジイル、
テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜6アルカンジイル、
又は2つのジェミナルな水素原子がC2〜6アルカンジイルと交換されているC1〜6アルカンジイルである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、
Lが、共有結合又はC1〜6アルカンジイルであり;
が、Arであり;
Arは、ハロ、Ar、R
ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
ハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
興味深い群の化合物は、(I−x)

において示されるようにRの位置が固定されている式(I)の化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、
(式中、置換基は全て、上記の実施形態のいずれかにおいて定義されるものと同じ意義を有する)
並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
興味深い群の化合物は、(I−x)

において示されるようにRの位置が固定されている式(I)の化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、
(式中、置換基は全て、上記及び下記の実施形態のいずれかにおいて定義されるものと同じ意義を有する)
並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
興味深い群の化合物は、(I−x1)

において示されるようにRの位置が固定されている式(I)の化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、
(式中、置換基は全て、上記及び下記の実施形態のいずれかにおいて定義されるものと同じ意義を有する)
並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
一実施形態において、本発明は、式(I)の新規な化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、(式中、
は、Arであり;
は、水素又はC1〜4アルキルであり;
Zは、メチレンであり;
Lは、C1〜6アルカンジイル、特にメチレンであり;
Arは、ハロ、Ar、R、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びにハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されているフェニルからなる群から選択される環系であり;
Arは、ハロ及び1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
は、水素であり;
は、C1〜4アルキルであり;
は、水素であり;
Xは、CHであり;
は、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり;前記環系は、ハロ又は1つ以上のハロ原子により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている;特に、Rは、ピペリジニルである)
並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
一実施形態において、本発明は、式(I)の新規な化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、(式中、
は、Arであり;
は、C1〜4アルキルであり;特にメチルであり、
Zは、メチレンであり;
Lは、C1〜6アルカンジイル、特にメチレンであり;
Arは、ハロからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ、2つ、又は3つの置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により置換されているフェニルであり;
は、水素であり;
は、C1〜4アルキルであり;特にメチルであり;
は、水素であり;
Xは、CHである)
並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
一実施形態において、本発明は、Lが、C1〜6アルカンジイルである;特にLが、メチレン又はエチリデンである;より詳細にはLが、エチリデンである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Lが、メチレンである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Rが、メチルであり、Lが、エチリデン又はメチレンである;特にRが、メチルであり、Lが、エチリデンである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Rが、C1〜4アルキルであり、Lが、C1〜6アルカンジイルである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Lが、共有結合、−(CHm−n−Y−(CH−、1,2−シクロプロパンジイル、
テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により置換されているC1〜6アルカンジイル、
又は2つのジェミナルな水素原子がC2〜6アルカンジイルと交換されているC1〜6アルカンジイルである;特にLが、共有結合、−(CHm−n−Y−(CH−、1,2−シクロプロパンジイル、又は2つのジェミナルな水素原子がC2〜6アルカンジイルと交換されているC1〜6アルカンジイルである;より詳細にはLが、共有結合、−(CHm−n−Y−(CH−、又は1,2−シクロプロパンジイルである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Arが、インドリル、オキサゾリル、ベンゾ[b]チエニル、1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−ベンゾジオキサニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル、ピリジル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル、及びナフタレニルからなる群から選択される環系であり;
前記環系が、ハロ、Ar、R、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びにハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Arが、ハロ、Ar、R、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びにハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されているインドリルである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Arが、ハロ、Ar、R、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びにハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と置換されているインドリルである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Rが、フェニル、シクロC3〜7アルキル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、テトラヒドロ−2H−チオピラニル、ピペリジニル、又はハロ、ヒドロキシル、C1〜4アルキルオキシ、及びNRからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Rが、メチルであり;Lが、共有結合、1,2−シクロプロパンジイル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜6アルカンジイル、又は2つのジェミナルな水素原子がC2〜6アルカンジイルと交換されているC1〜6アルカンジイルである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関する。
一実施形態において、本発明は、Arの定義における下記の複素環式群の1つ以上が、制限されており:インドリルが、インドール−3−イルに制限され、オキサゾリルが、2−オキサゾリルに制限され、ベンゾ[b]チエニルが、ベンゾ[b]チエ−3−イルに制限され、1,3−ベンゾジオキソリルが、1,3−ベンゾジオキソール−5−イルに制限され、1,4−ベンゾジオキサニルが、ベンゾジオキサン−2−イルに制限され、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニルが、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピン−7−イルに制限され、ピリジルが、2−ピリジニル又は4−ピリジニルに制限され、インダニルが、インダン−1−イル又はインダン−2−イルに制限され、ナフタレニルが、2−ナフタレニルに制限される、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関し;
他の実施形態のいずれかにおいて定義されるように、これらの複素環式群のいずれかが、置換されてもよいことが理解されたい。
一実施形態において、本発明は、Rの定義における下記の複素環式群の1つ以上が、制限されており:テトラヒドロ−2H−ピラニルが、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルに制限され、テトラヒドロ−2H−チオピラニルが、テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イルに制限され、ピペリジニルが、1−ピペリジニル又は4−ピペリジニルに制限される、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関し;
他の実施形態のいずれかにおいて定義されるように、これらの複素環式群のいずれかが、置換されてもよいことが理解されたい。
一実施形態において、本発明は、Rの定義における下記の複素環式群の1つ以上が、制限されており:ピペリジニルが、1−ピペリジニルに制限され、モルホリニルが、1−モルホリニルに制限され、ピラゾリルが、1−ピラゾリルに制限され、ピロリジニルが、1−ピロリジニルに制限される、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその任意の部分群に関し;
他の実施形態のいずれかにおいて定義されるように、これらの複素環式群のいずれかが、置換されてもよいことが理解されたい。
一実施形態において、本発明は、Ar、R、及びRの定義における1つ以上の複素環式群が、上記3つの実施形態において示されるように制限される。
一実施形態において、式(I)の化合物は、下記からなる群から選択される:
2−([1,1’−ビフェニル]−3−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−2−[(3−メトキシフェニル)メチル]−7−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−2−[(3−メトキシフェニル)メチル]−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−(フェニルメチル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[(3,4−ジクロロフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(R又はS;鏡像異性体A(SFC−MS))、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(S又はR;鏡像異性体B(SFC−MS))、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[[1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル]メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
2−[[1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル]メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(5−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−(フェニルメチル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[(3,4−ジクロロフェニル)メチル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−8−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−ピリド[1,2−a][1,4]ジアゼピン−1,7−ジオン、
2−[(3,4−ジクロロフェニル)メチル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−8−(5−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−ピリド[1,2−a][1,4]ジアゼピン−1,7−ジオン、
2−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3S)−2−[(3,4−ジクロロフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(3,4−ジクロロフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[[4’−フルオロ−2’−(トリフルオロメチル)[1,1’−ビフェニル]−3−イル]メチル]−3,4−ジヒドロ−7−
(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−(2−シクロプロピルエチル)−3,4−ジヒドロ−7−(2−プロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−(シクロプロピルメチル)−3,4−ジヒドロ−7−(2−プロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[(2−メチルフェニル)メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[(4−フルオロ−2−メチルフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−(2−メチルフェニル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[(3−シクロプロピルフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[3−(4−モルホリニル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[3−(1−ピペリジニル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン,3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[2−(1−ピペリジニル)フェニル]メチル]−
2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン,2−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−
2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン,3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[2−メチル−3−(1−ピペリジニル)フェニル]−メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[4−メチル−3−(1−ピペリジニル)フェニル]−メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[(2−メチルフェニル)−メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(3,4−ジクロロフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−(1−メチルエチル)−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[2−(4−クロロフェニル)シクロプロピル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(TRANS)、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[3−(1−ピペリジニル)−フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[4−メチル−3−(1−ピペリジニル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[4−メチル−3−(1−ピペリジニル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−([1,1’−ビフェニル]−3−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−7−(1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−([1,1’−ビフェニル]−3−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−7−(2−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−([1,1’−ビフェニル]−3−イルメチル)−7−(2,4−ジメチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−([1,1’−ビフェニル]−3−イルメチル)−9−クロロ−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(3−クロロフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(3−クロロフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
2−[2−[(4−クロロフェニル)メトキシ]エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−(2−シクロヘキシルエチル)−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[(3−クロロフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[1−(2−メチルフェニル)−シクロプロピル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[2−メチル−4−(トリフルオロメトキシ)−フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[(3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピン−7−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[(3−クロロ−2−フルオロフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[3−(トリフルオロメトキシ)−フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[(6−メチル−2−ナフタレニル)メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(3−クロロ−2−フルオロフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3−(1,1−ジメチルエチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(3−クロロ−2−メチルフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−2−[[4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[2−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−2−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[[5−(4−クロロフェニル)−2−オキサゾリル]メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−(4,4−ジメチルペンチル)−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−2−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[3−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−2−ピリジニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−(2,3−ジクロロフェニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−(3,4−ジクロロフェニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(3,4−ジクロロフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3−フェニル−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3−シクロプロピル−2−[(3,4−ジクロロフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[2,3−ジヒドロ−4−(トリフルオロメチル)−1H−インデン−1−イル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−2−[[3−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3−メチル−7−
(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3S)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−(メトキシメチル)−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−
(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−2−[[4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3−メチル−7−
(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−(2,3−ジクロロフェニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(R又はS)、
2−[1−(2,3−ジクロロフェニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(S又はR)、
2−[1−(3,4−ジクロロフェニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(R又はS)、
2−[1−(3,4−ジクロロフェニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(S又はR)、
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3−エチル−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3−エチル−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−
(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[(3,4−ジクロロフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[1,2,3,4−テトラヒドロ−7−(トリフルオロメチル)−1−ナフタレニル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[1,2,3,4−テトラヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−1−ナフタレニル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]フェニルメチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3,4−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−7−(4−エチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−7−(4−エチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−3−メチル−8−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−ピリド[1,2−a][1,4]ジアゼピン−1,7−ジオン、
(3S)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3S)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−7−(4−エチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−3−(メトキシメチル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3S)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−7−(4−エチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−3−(ヒドロキシメチル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3−[(ジメチルアミノ)メチル]−7−
(4−エチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3S)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−(ヒドロキシメチル)−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル](テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3,4−ジメチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(CIS)、
2−[(2,3−ジクロロフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3−[(ジメチルアミノ)メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−[(メチルアミノ)−メチル]−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3−(シクロプロピルメトキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3−(シクロプロピルメトキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−2−[[3−(1−メチルエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−2−[[3−(1−メチルエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−メチル]−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−
(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−
(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[2−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[2−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[4−クロロ−3−(1−ピペリジニル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−
(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3−(エトキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン;
(3R)−2−[[3−(エトキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[3−(1−ピペリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[3−(1−ピペリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−3,4−ジヒドロ−2−[[4−メトキシ−2−メチル−5−(1−メチルエチル)フェニル]メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−2−[[4−メトキシ−2−メチル−5−(1−メチルエチル)フェニル]メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
2−[1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−2−メトキシエチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3,4−ジメチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(CIS A(SFC−MS))、
2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3,4−ジメチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(CIS B(SFC−MS))、
(3R)−2−[[2−クロロ−5−(4−メチル−1−ピペリジニル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[2−クロロ−5−(4−メチル−1−ピペリジニル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[[2−クロロ−5−[4−(トリフルオロメチル)−1−ピペリジニル]フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[2−クロロ−5−[4−(トリフルオロメチル)−1−ピペリジニル]フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[[2−クロロ−5−(1−ピロリジニル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−
(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[2−クロロ−5−(1−ピロリジニル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−
(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[[3−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3−(シクロプロピルメチル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン
(3R)−2−[[3−(シクロプロピルメチル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
2−[1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)(ジアステレオマーA(SFC−MS))、
2−[1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)(ジアステレオマーB(SFC−MS))、
(3R)−2−[(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−
(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[4−メチル−3−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[4−メチル−3−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[(3−ブロモベンゾ[b]チエ−5−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
2−[[1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]シクロプロピル]メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、及び
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−7−(4−クロロ−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−メチルエチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[3−(1−ピペリジニル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン HCl塩、
2−[[1−[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]シクロプロピル]メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]プロピル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−(1−ヒドロキシエチル)−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[(5−クロロベンゾ[b]チエ−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[[1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]シクロブチル]メチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[4−クロロ−2−フルオロ−5−(1−メチルエトキシ)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3,8−ジメチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−2−[[3−(1−メチルエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−9−クロロ−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−9−フルオロ−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−8−ブロモ−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−2−[2−[3−(1−メチルエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1RS,3R)、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[3−(トリフルオロメチル)−5−[2−(トリフルオロメチル)−4−モルホリニル]フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン HCl塩、
(3R)−2−[[3−ブロモ−5−(トリフルオロメトキシ)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[[1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]シクロプロピル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−8−クロロ−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−2−[1−[3−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R).HCl、
3,4−ジヒドロ−2−[1−[3−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R).HCl、
3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[1−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]エチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R).HCl、
3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[1−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]エチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R).HCl、
(3R)−2−[[3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
2−[1−[3−エトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R).HCl、
2−[1−[3−エトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R).HCl、
3,4−ジヒドロ−2−[1−[3−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]プロピル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R).HCl、
3,4−ジヒドロ−2−[1−[3−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]プロピル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R).HCl、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[3−(トリフルオロメトキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[[3−フルオロ−5−(トリフルオロメトキシ)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[(5−クロロ−1H−インドール−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(5−クロロ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−[3−(シクロプロピルメチル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R).HCl、
2−[1−[3−(シクロプロピルメチル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R).HCl、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[3−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[(3,4−ジフルオロフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−2−[(3−メトキシフェニル)メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(3,5−ジクロロフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R;ジアステレオマーA(SFC−MS))、
2−[1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R;ジアステレオマーB(SFC−MS));
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−2−[[2−(1−メチルエトキシ)−6−(トリフルオロメチル)−4−ピリジニル]メチル]−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
2−[1−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメトキシ)フェニル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R).HCl、
2−[1−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメトキシ)フェニル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R).HCl、
(3R)−2−[(6−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−(フェニルメチル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(6−クロロ−1H−インドール−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(6−クロロ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(6−ブロモ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−(2−フェニルエチル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメトキシ)フェニル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1RS,3R).HCl、
2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(R又はS;鏡像異性体A(SFC−MS))、
2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(S又はR;鏡像異性体B(SFC−MS))、
2−[2,3−ジヒドロ−6−(トリフルオロメチル)−1H−インデン−1−イル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
2−[2,3−ジヒドロ−6−(トリフルオロメチル)−1H−インデン−1−イル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)、
2−[1−(5−クロロ−6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)、
2−[1−(5−クロロ−6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
2−[1−(5−クロロ−6−フルオロ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)、
2−[1−(5−クロロ−6−フルオロ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
2−[1−(5−クロロ−1−エチル−6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)、
(3R)−2−[[6−ブロモ−1−(1−メチルエチル)−1H−インドール−3−イル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−2−[(7−ヨード−1H−インドール−3−イル)メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−(5−クロロ−1−エチル−6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
2−[1−[5−クロロ−6−フルオロ−1−(1−メチルエチル)−1H−インドール−3−イル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)、
2−[1−[5−クロロ−6−フルオロ−1−(1−メチルエチル)−1H−インドール−3−イル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
(3R)−2−[(5−クロロ−6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(5−クロロ−6−フルオロ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(6−ブロモ−1−フェニル−1H−インドール−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−(5−クロロ−6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(R又はS;鏡像異性体A(SFC−MS))、
2−[1−(5−クロロ−6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(S又はR;鏡像異性体B(SFC−MS))、
2−[1−(5−クロロ−6−フルオロ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(R又はS;鏡像異性体A(SFC−MS))、
2−[1−(5−クロロ−6−フルオロ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(S又はR;鏡像異性体B(SFC−MS))、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[2−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[1,2−ジメチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[1−エチル−2−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−2−[(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−2−[(6−メトキシ−1H−インドール−3−イル)メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[6−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−(3,5−ジクロロフェニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)、
2−[1−(3,5−ジクロロフェニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
(3R)−2−[2−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[2−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[2−(2,3−ジクロロフェニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[2−(2,5−ジクロロフェニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[2−[2−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[1−メチル−6−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[1−エチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−2−[[5−メトキシ−1−(1−メチルエチル)−1H−インドール−3−イル]メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−(5−クロロ−7−フルオロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)、
2−[1−(5−クロロ−7−フルオロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
2−[1−(5−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
(3R)−2−[[1−エチル−6−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−(5−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)、
2−[1−(3,5−ジクロロフェニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(S又はR;鏡像異性体A(SFC−MS))、
2−[1−(3,5−ジクロロフェニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(R又はS;鏡像異性体B(SFC−MS))、
2−[1−(5−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)、
2−[1−(5−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
2−[1−[1−エチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)、
2−[1−[1−エチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[1−[1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)、
3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[1−[1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[1−[5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)、
3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[1−[5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
(3R)−2−[[7−フルオロ−1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[7−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[6−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(5−ブロモ−6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[6−フルオロ−1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(5−ブロモ−6−フルオロ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[1−[6−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)、
2−[1−[1−エチル−6−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
(3R)−2−[3−(シクロプロピルメトキシ)−4−メチルベンジル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[3−(シクロプロピルメトキシ)−4−メチルベンジル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−7−(1H−イミダゾール−1−イル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(5−シクロプロピル−6−フルオロ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(6−フルオロ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−(5−クロロ−1−エチル−1H−インドール−3−イル)エチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
2−[1−(5−クロロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)、
2−[1−(5−クロロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
2−{1−[1−エチル−6−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル}−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)、
(3R)−2−[(5−シクロプロピル−1−メチル−1H−インドール−3−イル)メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(5−シクロプロピル−1−エチル−1H−インドール−3−イル)メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−(5−クロロ−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
2−[1−(5−クロロ−1−エチル−1H−インドール−3−イル)エチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S,3R)、
(3R)−2−[(1−エチル−5−メチル−1H−インドール−3−イル)メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(6−クロロ−1−エチル−5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−{[5−(トリフルオロメトキシ)−1H−インドール−3−イル]メチル}−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−{[1−メチル−5−(トリフルオロメトキシ)−1H−インドール−3−イル]メチル}−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−{[1−メチル−5−(トリフルオロメトキシ)−1H−インドール−3−イル]メチル}−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[(5,6−ジクロロ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)メチル]−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(5,6−ジクロロ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−(5−クロロ−6−メトキシ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)エチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
(3R)−2−{[5−フルオロ−7−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル}−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−{[5−フルオロ−1−メチル−6−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル}−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[(5,7−ジクロロ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)メチル]−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[(5,7−ジクロロ−1H−インドール−3−イル)メチル]−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−{[5−フルオロ−1−メチル−7−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル}−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−{[5−メチル−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−インドール−3−イル]メチル}−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−{[6−フルオロ−1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル}−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−{[1−エチル−6−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル}−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−{1−[6−フルオロ−1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル}−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S;鏡像異性体A(SFC−MS))、
2−{1−[6−フルオロ−1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル}−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R;鏡像異性体B(SFC−MS))、
2−{1−[6−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル}−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S;鏡像異性体A(SFC−MS))、
2−{1−[6−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル}−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R;鏡像異性体B(SFC−MS))、
(3R)−2−[(6−クロロ−5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[(5−メチル−1H−インドール−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(5,6−ジクロロ−1H−インドール−3−イル)メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(5−シクロプロピル−1H−インドール−3−イル)メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(5−クロロ−4−フルオロ−1−メチル−1H−インドール−3−イル)メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−{[4−フルオロ−1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル}−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−{1−[1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル}−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S;鏡像異性体A(SFC−MS))、
7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−{1−[1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル}−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R;鏡像異性体B(SFC−MS))、
2−{1−[1−エチル−6−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル}−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S;鏡像異性体A(SFC−MS))、
2−{1−[1−エチル−6−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル}−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R;鏡像異性体B(SFC−MS))、
2−[1−(5−クロロ−6−メトキシ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−{1−[5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル}−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−{1−[6−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル}−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[(5,6−ジクロロ−1H−インドール−3−イル)メチル]−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−{[6−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル}−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−{1−[6−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル}−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−{1−[6−フルオロ−1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル}−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−{1−[1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル}−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−{1−[1−エチル−6−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル}−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−{[5−フルオロ−6−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル}−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−{[4−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル}−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[(5−クロロ−4−フルオロ−1H−インドール−3−イル)メチル]−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−[1−(5−クロロ−1−エチル−1H−インドール−3−イル)エチル]−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1R又は1S;鏡像異性体A(SFC−MS))、
2−[1−(5−クロロ−1−エチル−1H−インドール−3−イル)エチル]−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R;鏡像異性体B(SFC−MS))、
その互変異性体及び立体異性体の形態、
並びにその遊離塩基、薬学的に許容できる付加塩、及び溶媒和物。
一実施形態において、式(I)の化合物は、下記からなる群から選択される:
(3R)−2−[(3,4−ジクロロフェニル)メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3−エチル−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[4−メチル−3−(1−ピペリジニル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[4−メチル−3−(1−ピペリジニル)フェニル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
2−([1,1’−ビフェニル]−3−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、及び
(3R)−2−[[3−(シクロプロピルメトキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン.HCl、
その互変異性体及び立体異性体の形態、
並びにその遊離塩基、薬学的に許容できる付加塩、及び溶媒和物。
一実施形態において、式(I)の化合物が、(3R)−2−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)−フェニル]メチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオンである。
一実施形態において、式(I)の化合物は、下記からなる群から選択される:
2−[1−[1−エチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
2−[1−(5−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
その互変異性体及び立体異性体の形態、
並びにその遊離塩基、薬学的に許容できる付加塩、及び溶媒和物。
一実施形態において、式(I)の化合物は、下記からなる群から選択される:
2−[1−(5−クロロ−1−エチル−6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)
(3R)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−[[1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]メチル]−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン、
その互変異性体及び立体異性体の形態、
並びにその遊離塩基、薬学的に許容できる付加塩、及び溶媒和物。
前述の興味深い実施形態の可能な組み合わせは全て、本発明の範囲内に包含されるものと見なされる。
化合物の製造
本発明は、式(I)の化合物、中間体及びその部分群の製造方法も包含する。記載する反応において、反応性官能基、例えば、ヒドロキシ基、アミノ基又はカルボキシ基が最終生成物中に所望される場合、望ましくないそれらの反応への関与を回避するために、反応性官能基を保護することが必要な場合がある。通常の保護基を標準的な実施に従って使用することができ、例えば、T.W.Greene及びP.G.M.Wutz著、“Protective Groups in Organic Chemistry”,John Wiley and Sons,1999を参照されたい。
式(I)の化合物及びその部分群は、後述の、具体例に記載される通りの一連の工程により製造することができる。それらは、一般に、市販されている又は当業者に明らかな標準的手段により製造される出発物質から製造される。本発明の化合物は、有機化学の当業者が一般的に使用する標準的合成方法を使用して製造することもできる。
当業者は、いくつかの反応において、全体的な反応時間を短くするために、従来の加熱の代わりにマイクロ波加熱が使用されてもよいことを理解するであろう。
いくつかの典型的な実施例の全般的な調製が以下に示される。変数は全て、他に示されない限り、上述の通り定められる。
実験手順−スキーム1

実験手順1
式(III)の中間体は、変数は全て、本発明の範囲内で記載されるように定められるが、例えば、溶媒の存在下又は非存在下における求核剤及び求電子剤の混合物の還流などのような、当業者に知られている方法により、例えば、例えばヨウ化アルキルなどのようなハロゲン化アルキルなどのような適切な求電子剤に対する式(II−a)の中間体による求核置換を介して調製することができる。不活性雰囲気は、反応の結果を向上させ得る。
その代わりに、中間体(III)は、例えばケトン又はアルデヒドなどのような、所望のカルボニル化合物の存在下において適切なアミノアルコール(II−b)から出発して、還元的アミノ化によって得ることができる。反応は、典型的に、MeOH(メタノール)などのような適した溶媒及びNaBH(水素化ホウ素ナトリウム)又はNaCNBH(シアノ水素化ホウ素ナトリウム)などのような還元剤の存在下において行うことができる。加熱下で還元剤の非存在下において混合物をあらかじめ撹拌すること及び低温での還元剤の続く追加は、反応の結果を向上させることができる。
その代わりに、中間体(III)は、例えば、THF(テトラヒドロフラン)などのような適した溶媒の存在下においてボランメチル硫化物を使用することによる、対応するα−アミノ酸の還元などのような、当業者に知られている方法による任意の適した前駆体の操作によって得ることができる。反応混合物をあらかじめ冷却し、その後、全ての試薬の追加の後に加熱することは、反応の結果を向上させ得る。
実験手順2
式(V)の中間体は、変数は全て、本発明の範囲内で記載されるように定められるが、中間体(III)のアルコール官能性の保護を介して得ることができる。保護は、例えばシリル化とすることができ、これは、DCM(ジクロロメタン)などのような適した溶媒、イミダゾールなどのような添加剤、及びTBSCl(tert−ブチルジメチルシリルクロリド)又はTMSCl(トリメチルシリルクロリド)などのようなシリル化剤の存在下において、当業者に知られている標準的な条件に従って行うことができる。
その代わりに、中間体(V)は、(IV)などのようなカルボニル中間体との適切なアミン(II−a)の還元的アミノ化によって得ることができ、ここで、例えば、PG(保護基)は、tert−ブチルジメチルシリルとすることができる。典型的な条件は、NaBH(OAc)(ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド)などのような還元剤の存在下における、DCE(1,2−ジクロロエタン)などのような適した溶媒における試薬の撹拌を必要とする。
当業者は、中間体(V)がまた、構造(II−b)の中間体から出発して、標準的な還元的アミノ化条件を介してを得ることもできることに気づくであろう、ここでRは所望の保護基(PG)である。
実験手順3
式(VII)の中間体は、
PGが保護基であり、
他の変数は全て、本発明の範囲内で記載されるように定められるが、構造(VI)の中間体による中間体(V)のアシル化を介して得ることができ、ここで
は水素又は臭素であり、
10はヒドロキシル又は塩素である。
構造(VI)は、これによって、R10がヒドロキシルである場合、(VI−a)、R10が塩素である場合、(VI−b)と命名される。中間体(VI−a)を使用するアシル化は、例えば、古典的なペプチド合成条件下で行うことができる。典型的に、反応は、DMF(N,N−ジメチルホルムアミド)などのような適した溶媒中での、DIPEA(ジイソプロピルエチルアミン)などのような塩基及びHBTU(O−ベンゾトリアゾール−N,N,N’,N’−テトラメチル−ウロニウム−ヘキサフルオロリン酸)などのようなペプチドカップリング試薬の存在下における、出発物質(V)及び(VI−a)の撹拌を必要とする。
その代わりに、アシル化は、式(VI−b)の中間体と中間体(V)を反応させることによって達成することができる。反応は、例えば、DMFなどのような適した溶媒中で、DIPEAなどのような塩基の存在下において出発物質を撹拌することによって行うことができる。
実験手順4
式(VIII)の中間体は、
が水素又は臭素であり、
他の変数は全て、本発明の範囲内で記載されるように定められるが、当業者に知られている方法による、中間体(VII)の脱保護によって得ることができる。シリル保護基の場合には、例えば、ある標準的な方法は、TBAF(テトラブチルアンモニウムフルオリド)などのようなフッ化物源により、THFなどのような適した溶媒に溶解された中間体(VII)を処理することであろう。
その代わりに、式(VIII)の中間体は、構造(VI−a)の酸による構造(III)の適したアミノアルコールの直接的なアシル化によって得ることができる。反応は、例えば、DMFなどのような適した溶媒中で、DIPEAなどのような塩基及びHBTUなどのようなペプチドカップリング試薬の存在下において、ペプチドカップリング条件下で行うことができる。
実験手順−スキーム2

実験手順5
式(IX)の中間体は、
が水素又は臭素であり、
他の変数は全て、本発明の範囲内で記載されるように定められるが、当業者に知られている標準的な方法を使用して、中間体(VIII)の脱ベンジルによって得ることができる。例えば、ベンジル化は、水素雰囲気下で、MeOH又はMeOH/THFなどのような適した溶媒中で、10%Pd/C(パラジウムカーボン)などのような水素化触媒の存在化において、中間体(VIII)の溶液を撹拌することによって達成することができる。
その代わりに、中間体(IX)は、R11が例えばメチル基である中間体(XI)などのような適したエステルから出発するアミド合成によって得ることができる。典型的な条件は、還流下で、構造(III)の所望のアミノアルコールの存在下において、MeOHなどのような適した溶媒中でエステルの溶液を撹拌することを必要とする。その代わりに、同様に、中間体(XI)から出発して、中間体(IX)は2ステップの方法を使用することによって得ることができる。第1に、エステル(XI)を鹸化して、Mが金属である中間体(XII)を得ることができる。反応は、例えば、LiOH(水酸化リチウム)などのような水酸化物を、適した極性溶媒中の又はTHF及び水などのような、一方が非常に極性である混和性の溶媒の混合物中のエステル(XI)の溶液に追加することによって実行することができる。反応混合物の加熱は、反応の結果を向上させることができる。第2のステップにおいて、中間体(XII)を構造(III)のアミノアルコールと反応させて、中間体(IX)をもたらすことができる。典型的に、HBTUなどのようなペプチドカップリング剤の存在下における、DMFなどのような適した溶媒に溶解された出発物質の撹拌などのような、ペプチドカップリング条件を適用することができる。当業者は、DIPEAなどのような塩基が混合物中に存在する場合、反応が環化中間体(XVII)を直接もたらすことを十分に理解するであろう。反応混合物の加熱は、反応の結果を向上させることができる。
その代わりに、中間体(IX)は、例えば、HBTUなどのようなペプチドカップリング試薬の存在下における、DMFなどのような適した溶媒に溶解された中間体(X)及び所望のアミノアルコール(III)の撹拌などのような、標準的なペプチドカップリング条件を使用して、酸(X)から出発して得ることができる。
その代わりに、中間体(IX)は、中間体(VIII)から出発する3ステップ合成を使用することによって得ることができる。第1に、遊離アルコール官能性を、例えばエステルへのアシル化などのような、標準的な保護方法を使用して保護することができる。典型的な条件は、例えば、DCMなどのような適した不活性溶媒中のEtN(トリエチルアミン)などのような塩基の存在下において、無水酢酸及びDMAP(ジメチルアミノピリジン)の組み合わせなどのような適したアシル化剤により中間体(VIII)を処理することであろう。そのように得られた中間体(XIII)は、続いて、10%Pd/Cなどのような水素化触媒の存在下における水素雰囲気下での、MeOHなどのような適した溶媒中での撹拌などのような、標準的な脱保護方法を使用して、脱ベンジルを受けることができる。ピリドン中間体(XIV)は、最終的に、選ばれた保護基に対して利用可能な脱保護方法のうちの1つを使用することによって中間体(IX)に変換することができる。エステルとしてアルコールを保護している場合には、MeOHなどのような適した溶媒中の、NaOH(水酸化ナトリウム)などのような塩基を使用する鹸化により、所望の遊離アルコール(IX)をもたらすことができる。当業者は、中間体(VIII)中に存在するアルコール官能性が脱ベンジル条件下にある場合、この方法が有益であることを認識するであろう。
実験手順6
式(XVII)の中間体は、
が水素又は臭素であり、
他の変数は全て、本発明の範囲内で記載されるように定められるが、例えば、中間体(IX)に光延条件を適用することによって分子内環化を介して得ることができる。反応は、不活性雰囲気下で、トリフェニルホスフィンなどのようなホスフィンの存在下において、DIAD(ジイソプロピルアゾジカルボキシレート)などのようなアザジカルボキシレート種により、THFなどのような適した不活性乾燥溶媒中の中間体(IX)の溶液を処理することによって行うことができる。溶液をあらかじめ冷却することが使用されてもよい。
その代わりに、中間体(VIII)から出発して、3ステップ方法を使用することができる。第1に、中間体(VIII)中の遊離ヒドロキシル基は、適した脱離基に変換することができる。例えば、LG=塩素である中間体(XV−a)は、中間体(VIII)をDCMなどのような適した溶媒に溶解し、塩化チオニルなどのような塩素化剤によりそれを処理することによって、穏やかな条件下で得ることができる。塩素化剤の追加の前に溶液をあらかじめ冷却することは、反応の結果を向上させることができる。次いで、中間体(XV)は、脱離基の存在と適合性の標準的な方法を使用して、脱ベンジルを受けて、中間体(XVI)を得ることができる。中間体(XV−a)の場合には、例えば、脱ベンジルは、BBr(ホウ素三臭化物)などのようなルイス酸により、DCMなどのような適した不活性溶媒に溶解された中間体を処理することによって達成することができる。ルイス酸の追加の前に反応混合物をあらかじめ冷却することは、反応の結果を向上させることができる。当業者は、RがC1〜4アルキルオキシにより置換されているC1〜4アルキルである及び/又はYがOであるいくつかの場合について、副反応を回避するために、提案される方法の代替方法が考慮されるべきであることに気づくであろう。最終的に、中間体(XVI)は標準的な置換条件を使用することによって中間体(XVII)に処理することができる。例えば、LG=塩素である中間体(XVI−a)から出発して、環閉鎖は、NaH(水素化ナトリウム)などのような塩基により、DMFなどのような適した溶媒に溶解された基質を処理することによって達成することができる。反応をあらかじめ冷却すること及び分子間反応を回避するのに十分高度な希釈のレベルは、反応の結果を向上させることができる。
実験手順−スキーム3

実験手順7
式(XVIII−b)の中間体は、変数は全て、本発明の範囲内で記載されるように定められるが、構造(XVII−b)の中間体から得ることができ、ここで、変数は全て、これらに制限されないが、ベンジル基(L=CH、R=フェニル)又はPMB基(p−メトキシベンジル、L=CH、R=p−メトキシフェニル)などのような、アミドの窒素に適した任意の種類の保護基として構造(XVII−b)について定められる残基−L−Rを除いて、上述の通り定義される。中間体(XVII−b)は、当業者に知られていた脱保護方法によって中間体(XVIII−b)に変換することができる。例えば、L=CH、R=フェニルである場合、脱保護は、TfOH(トリフルオロメタンスルホン酸)などのような強力な酸により乾燥トルエンなどのような適した溶媒に溶解された中間体(XVII−b)を処理すること達成することができる。撹拌下での反応混合物の加熱は、反応の結果を向上させることができる。
実験手順8
式(XVII−b)の中間体は、変数は全て、本発明の範囲内で記載されるように定められるが、アミドの窒素の官能基化について当業者に知られている任意の操作によって中間体(XVIII−b)から得ることができる。2つの一般的な実施例が報告されている。
実施例1:
がArであり;
Lが共有結合である場合、
官能基化は、例えば、銅触媒C−Nカップリングによって達成することができる。KPO(リン酸カリウム)などのような塩基、N,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミンなどのようなリガンド、ハロゲン化アリール、及びCuIなどのような銅触媒の存在下における、DMFなどのような適した溶媒に溶解された中間体(XVIII−b)の混合物の撹拌などのような標準的な条件を使用することができる。N又はアルゴンなどのような不活性ガスによる反応混合物の脱気及び還流温度などのような高温への反応混合物の加熱は、反応の結果を向上させ得る。
実施例2:
がArである場合、Lが共有結合であることを除いて、
また、m及びnが同時に値3を有することを除いて、
Lが本発明の範囲において記載される変数のうちの1つである場合、
官能基化は、例えば、NaHなどのような塩基により、DMFなどのような適した不活性溶媒に溶解された中間体(XVIII−b)を処理し、その後、求電子剤を追加することによって達成することができる。反応混合物のあらかじめ冷却することは、反応の結果を向上させることができる。
実験手順9
式(XVIII−a)の中間体は、変数は全て、本発明の範囲内で記載されるように定められるが、構造(XVII−a)の中間体から得ることができ、ここで、変数は全て、これらに制限されないが、ベンジル基(L=CH、R=フェニル)又はPMB基(p−メトキシベンジル、L=CH、R=p−メトキシフェニル)などのような、アミドの窒素に適した構造(XVII−a)について任意の種類の保護基として定められる残基−L−Rを除いて、上述の通り定義される。
中間体(XVII−a)は、当業者に知られていた脱保護方法によって中間体(XVIII−a)に変換することができる。例えば、L=CH、R=フェニルである場合、脱保護は、TfOHなどのような強力な酸を有する乾燥トルエンなどのような適した溶媒に溶解された中間体(XVII−b)を処理すること達成することができる。撹拌下での反応混合物の加熱は、反応の結果を向上させることができる。
その代わりに、式(XVIII−a)の中間体は、式(XVIII−b)の中間体から出発して、直接的なブロム化によって得ることができる。異なるブロム化剤を使用することができる。例えば、反応は、DCM/AcOH(酢酸)などのような溶媒の混合物に中間体(XVIII−b)を溶解し、混合物に臭素を追加することによって又はアセトニトリルなどのような適切な溶媒中の中間体(XVIII−b)の溶液にNBS(N−ブロモスクシンイミド)を追加することによって行うことができる。反応混合物は、加熱及び不活性雰囲気下で撹拌されてもよい。
実験手順10
式(XVII−a)の中間体は、変数は全て、本発明の範囲内で記載されるように定められるが、アミドの窒素の官能基化について当業者に知られている任意の操作によって中間体(XVIII−a)から得ることができる。1つの一般的な実施例が報告されている。
実施例1:
がArである場合、Lが共有結合であることを除いて、
また、m及びnが同時に値3を有することを除いて、
Lが本発明の範囲において記載される変数のうちの1つである場合、
官能基化は、例えば、NaHなどのような塩基を有する、DMFなどのような適した不活性溶媒に溶解された中間体(XVIII−a)を処理し、その後、求電子剤によって処理することによって達成することができる。反応混合物のあらかじめ冷却することは、反応の結果を向上させることができる。
その代わりに、中間体(XVII−a)は、中間体(XVII−b)の直接的なブロム化によって、例えば、DCM/AcOHなどのような溶媒の混合物に溶解された中間体(XVII−b)の溶液に臭素を追加することによって得ることができる。
実験手順−スキーム4

実験手順11
式(I)の化合物は、変数は全て、本発明の範囲内で記載されるように定められるが、例えば銅触媒C−Nカップリングによって得ることができる。標準的な条件は、DMFなどのような適した溶媒における、CuIなどのような銅触媒、CsCO(炭酸セシウム)などのような塩基、例えば4−メチルイミダゾールなどのようなカップリングパートナー、及びN,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミンなどのようなリガンドの存在下における中間体(XVII−a)の撹拌を必要とする。N又はアルゴンなどのような不活性ガスによる反応混合物の脱気及び還流温度などのような高温への反応混合物の加熱は、反応の結果を向上させ得る。
その代わりに、Rが水素に制限される式(I)の化合物は、パラジウム触媒C−Nカップリングによって得ることができる。典型的に、式(XVII−a)の中間体は、溶媒又はトルエン/ジオキサンなどのような溶媒の混合物の存在下において、KPOなどのような塩基、Pd(dba)(トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0))などのようなパラジウム源、2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニルなどのようなリガンド、及び所望のイミダゾールの存在下において、撹拌され、加熱される。触媒及びリガンドをあらかじめ混合し、その後、残りの試薬の追加の前に加熱すること、溶液の脱気、及び加熱は、反応の結果を向上させることができる。
その代わりに、式(I)の化合物は、5ステップ合成を介して得ることができる。第1のステップにおいて、中間体(XVII−a)は、PGが一価又は二価の窒素保護基である中間体(XX)に変換することができる。例えば、PG=アセチルである場合、反応は、知られているアミドカップリング方法論を使用して行うことができる。例えば、アセトアミドは、乾燥THFなどのような適した溶媒中の、KPOなどのような塩基、Pd(dba)などのようなパラジウム源、(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス[ジフェニルホスフィン](キサントホス)などのようなリガンドの存在下において、中間体(XVII−a)と反応させることができる。N又はアルゴンなどのような不活性ガスによる、セットアップの間の反応混合物の脱気、無水条件、及び還流温度などのような高温の使用は、反応の結果を向上させることができる。第2のステップにおいて、中間体(XX)は、分子中に存在する他の官能性が耐性がある任意の脱保護方法を使用することによって遊離アミン中間体(XXI)に変換することができる。例えば、中間体(XX)中のPG=アセチルである場合、MeOHなどのような適した溶媒における、例えばHCl(塩酸)を使用する酸性加水分解を使用することができる。第3のステップにおいて、中間体(XXI)中のアミノ基はアシル化して、中間体(XXII)を得ることができる。例えば、化合物(XVII)中のRが水素を表す場合、中間体(XXI)のホルミル化は、THFなどのような適した不活性溶媒に溶解された中間体(XXI)に、無水酢酸及びギ酸の混合物などのようなホルミル化剤を追加することによって、得ることができる。加熱下での反応の撹拌は、反応の結果を向上させることができる。第4のステップにおいて、中間体(XXII)は、当業者に知られている方法論により、また、所望の官能性X及びRに依存して、環化前駆体(XXIII)に変換することができる。例えば、化合物(XVII)X=CH及びR=アルキルである場合、反応は、例えば1−ブロモ−2−ブタノンなどのような所望のα−ハロケトンを、DMFなどのような適した溶媒中の、中間体(XXII)及びKCOなどのような塩基の混合物に追加することによって行うことができる。α−ハロケトンのハロゲンがヨウ素とは異なる場合、反応は、KIなどのようなヨウ素塩を反応混合物に追加することによって行われるインサイツフィンケルシュタイン反応によって改善することができる。最終的に、中間体(XXIII)は、古典的なイミダゾール合成によって化合物(I)に変換することができる。ジケト前駆体(XXIII)は、酢酸アンモニウムなどのような窒素源及びAcOHなどのような酸の存在下において所望の化合物(I)に環化することができる。還流温度への反応の加熱は、反応の結果を向上させることができる。
その代わりに、化合物(I)中の残基−L−Rが、これらに制限されないが、ベンジル基(L=CH、R=フェニル)又はPMB基(p−メトキシベンジル、L=CH、R=p−メトキシフェニル)などのような、アミドの窒素に適した任意の種類の保護基に対応する場合、化合物は、2ステップの方法を介してさらに変換して、一般的公式(I)のように記載することができる他の構造を生成することができる。第1のステップにおいて、化合物(I)は、当業者に知られている脱保護方法によって中間体(XXIV)に変換することができる。例えば、L=CH、R=p−メトキシフェニルである場合、脱保護は、TfOHなどのような強力な酸により、乾燥トルエンなどのような適した溶媒に溶解された化合物(I)を処理によって達成することができる。撹拌下での反応混合物の加熱は、反応の結果を向上させることができる。第2のステップにおいて、中間体(XXIV)は、知られているN−官能基化方法によって、一般的公式(I)の化合物に変換することができる。例えば、RがArである場合、Lが共有結合であることを除いて、
また、m及びnが同時に値3を有することを除いて、
Lが、記載される変数のうちの1つである場合、
可能であるのは、NaHなどのような塩基により、DMFなどのような適した不活性溶媒に溶解された中間体(XXIV)を処理し、その後、求電子剤によって処理することであろう。反応混合物をあらかじめ冷却すること及び無水条件は、反応の結果を向上させることができる。
その代わりに、Rがハロ(ハロ=Cl、Br、I)に制限され、これによって中間体(XVII−b)と呼ばれる中間体(XVII−a)は、Rが水素に制限され、これによって(XVII−a1)と呼ばれる中間体(XVII−a)から出発して、ハロゲン化反応を介して得られてもよい。例えば、ハロが中間体(XVII−b)中のClである場合、反応は、DMFなどのような適した溶媒に溶解された中間体(XVII−a1)を、NCS(N−クロロスクシンイミド)などのような塩素源により処理することによって行うことができる。
その代わりに、さらなる操作を受けることができるR基を持つ式(I)の化合物は、当業者に知られている1つ又はいくつかの続く化学的変化によって、一般的公式(I)のように記載される他の化合物に変換し得る。例えば、R=インドールである場合、インドールの窒素は、例えば、NaHなどのような塩基により、DMFなどのような適した不活性溶媒に溶解された化合物を処理し、その後、ヨードメタンなどのようなメチル化剤によって処理することによってメチル化を受け得る。反応混合物をあらかじめ冷却すること及び無水条件は、反応の結果を向上させることができる。
実験手順−スキーム5

実験手順12
が、ヒドロキシルにより置換されているC1〜4アルキルであり、
他の変数は全て、本発明の範囲内で記載されるように定義され、これによって式(XXV)の化合物と命名される式(I)の化合物は、構造(I)の化合物から得ることができ、ここで、Rは、例えばメトキシ基(PG=メチル)などのような保護水酸基により置換されたC1〜4アルキルに制限され、これによって化合物(I−a)と命名される。エーテルのアルコールへの転換は、例えば、BBrなどのようなルイス酸により、DCMなどのような適した溶媒に溶解された化合物(I−a)を処理することによって達成することができる。当業者は、いくつかの場合について、RがC1〜4アルキルオキシにより置換されているC1〜4アルキルであり及び/又はYがOである場合、脱保護の間の可能な副反応のために、PG=アルキルが回避されるべきであることに気づくであろう。
実験手順13
が脱離基により置換されているC1〜4アルキルであり、
他の変数は全て、本発明の範囲内で記載されるように定義される、構造(XXVI)の中間体は、化合物(XXV)から出発して、当業者に知られている様々な方法論が利用可能である、水酸基の脱離基への転換によって得ることができる。例えば、LG=Ms(メシル酸)である場合、中間体(XXVI)は、DIPEAなどのような塩基及びメタンスルホニルクロリドなどのような適したメシル化剤により、DCMなどのような適した溶媒に溶解された化合物(XXV)を処理することによって得ることができる。他の試薬の追加の前に化合物(XXV)の溶液をあらかじめ冷却することは、反応の結果を向上させることができる。
実験手順14
がNRにより置換されているC1〜4アルキルであり、
他の変数は全て、本発明の範囲内で記載されるように定義され、これによって化合物(I−b)と命名される式(I)の化合物は、中間体(XXVI)から出発して、一又は二置換アミンを使用する求核置換によって、得ることができる。例えば、化合物(I−b)中のR=R=メチルである場合、反応は、DMFなどのような適した溶媒に溶解された中間体(XXVI)の溶液にジメチルアミンを追加することによって行うことができる。追加の前に反応混合物をあらかじめ冷却し、その後、追加が終了した後に加熱することは、反応の結果を向上させることができる。
実験手順−スキーム6

実験手順15
がフッ素、塩素、又は臭素であり、
他の変数は全て、本発明の範囲内で記載されるように定義される、式(I−d)の化合物は、市販で入手可能な2,6−ジクロロ−4−メトキシピリジン(XXVII)から出発して、多段階合成を介して得ることができる。
第1のステップにおいて、塩素原子のうちの1つは、NaHなどのような塩基の存在下における、THFなどのような適した不活性溶媒に溶解された置換ピリジン(XXVII)の適した求電子剤による処理などのような、当業者に知られている条件に従って、アルコキシ基による置換を受けることができる。PGは、例えばベンジル又はp−メトキシベンジル基などのような単純な操作によりさらに除去することができる成分でなければならない。次いで、そのように得られた中間体(XXVIII)は、クロスカップリング反応によって、Mが金属である中間体(XXIX)に変換して、例えば対応する2−ビニールピリジンを得ることができ、次いで、新しく組み込まれた二重結合は、例えば、過マンガン酸カリウムを使用することによって酸化して、カルボキシル官能性を得ることができる。次いで、塩(XXIX)は、スキーム2において記載される条件と同様の条件下で、一連の反応を受けて、二環式骨格(XXX)をもたらすことができ、これは、例えばNIS(N−ヨードスクシンイミド)を使用することによって、選択的ハロゲン化を受け、ハロがハロゲン、好ましくはヨウ素である中間体(XXXI)を得ることができる。スキーム4において記載される条件下で、中間体(XXXI)は、次いで、化合物(I−c)に変換することができる。次いで、化合物(I−c)のメトキシ成分は、最終的に、アセトニトリルなどのような適した不活性溶媒の存在下において、POCl(オキシ塩化リン)などのような適したハロゲンオキシクロリドを使用して、置き換え、化合物(I−d)をもたらすことができる。
実験手順−スキーム7

実験手順16
12が、本発明の範囲において定められるように、インドリル環上で許容される置換基又は例えばクロスカップリング反応若しくは脱ハロゲン化反応などのような単純な操作によって許容される置換基を得ることができる基のパターンを示し、
がCH又はCH(CH)であり、
他の変数は全て、本発明の範囲内で記載されるように定義される、式(I−e)の化合物は、市販で入手可能である又は当業者に知られている方法によって得ることができるインドール(XXXII)から出発して、多段階合成を介して得ることができる。
第1のステップにおいて、インドール(XXXII)は、例えばビルスマイヤー−ハック反応などのような、文献において報告される方法によって、カルボニル基により位置3に官能性をもたせて、中間体(XXXIII)を得ることができる。次いで、中間体(XXXIII)のインドール窒素は、当業者に知られている条件下で、tert−ブトキシカルボニルなどのような保護基により保護して、中間体(XXXIV)を得ることができる。
中間体(XXXIV)におけるカルボニル基は、続いて、例えばMeOHなどのような適した溶媒の存在下において、例えばNaBHなどのような還元剤によりそれを処理することによって、対応するアルコールに還元して、中間体(XXXV)を得ることができる。次いで、中間体(XXXV)におけるアルコール基は、当業者に知られている様々な方法論が利用可能である反応を介して、脱離基に変換することができる。例えば、LG=Ms(メシル酸)である場合、中間体(XXXVII)は、DIPEAなどのような塩基及びメタンスルホニルクロリドなどのような適したメシル化剤により、DCMなどのような適した溶媒に溶解された中間体(XXXV)を処理することによって得ることができる。その代わりに、LG=Clである場合、中間体(XXXVII)は、塩化チオニルなどのような塩素化剤の存在下において、DCMなどのような適した溶媒において溶解された中間体(XXXV)を処理することによって得ることができる。反応混合物のあらかじめ冷却することは、反応の結果を向上させることができる。
その代わりに、中間体(XXXIV)は、THFなどのような適した溶媒の存在下において、例えばメチルマグネシウムクロリドなどのような有機金属種により処理して、カルボニル化合物を中間体(XXXVI)に変換することができる。反応混合物のあらかじめ冷却することは、反応の結果を向上させることができる。次いで、中間体(XXXVI)におけるアルコール基は、当業者に知られている様々な方法論が利用可能である反応を介して、脱離基に変換することができる。例えば、LG=Ms(メシル酸)である場合、中間体(XXXVIII)は、DIPEAなどのような塩基及びメタンスルホニルクロリドなどのような適したメシル化剤により、DCMなどのような適した溶媒に溶解された中間体(XXXVI)を処理することによって得ることができる。その代わりに、LG=Clである場合、中間体(XXXVIII)は、塩化チオニルなどのような塩素化剤の存在下において、DCMなどのような適した溶媒において溶解された中間体(XXXVI)を処理することによって得ることができる。反応混合物のあらかじめ冷却することは、反応の結果を向上させることができる。
中間体(XXXIX)は、どのLが最終化合物において所望されるかに依存して、適した中間体(XXXVII)又は(XXXVIII)と、RがHである中間体(XXIV)を反応させることによって得ることができる。標準的な反応条件は、DMFなどのような適した不活性溶媒の存在下における、NaHなどのような塩基の使用を必要とするであろう。反応混合物のあらかじめ冷却することは、反応の結果を向上させることができる。
保護された中間体(XXXIX)は、標準的な脱保護条件によって最終化合物(I−e)に最終的に変換することができる。当業者は、R12が、本発明の範囲において定義されるインドリル環上の置換基を単純な操作によって得ることができる基を示す場合、中間体(XXXIX)が、通常、必要とされる操作を行うのに一般的に好まれる中間体となることを十分に理解するであろう。
出発物質は市販されている又は当業者により調製できる。
HCl塩の形態の化合物を得るために、当業者に知られているいくつかの方法を使用することができる。通常の方法では、例えば、遊離塩基をDIPE又はEtOに溶解することができ、その後、HClの6N 2−プロパノール溶液、又はHClの1N EtO溶液を滴下することができる。通常、混合物を10分間撹拌した後、生成物を濾別することができる。HCl塩は、通常、減圧乾燥される。
必要な場合又は所望する場合、次のさらなるステップのいずれか1つ以上を任意の順番で行うことができる:
式(I)の化合物及びその任意のサブグループは、当技術分野において知られている手順を使用して、式(I)のさらなる化合物及びその任意のサブグループに変換されてもよい。
前述の方法で、中間化合物の官能基は保護基により遮断されることを必要とする場合があることが当業者には分かるであろう。中間化合物の官能基を保護基で遮断した場合、それらを反応工程後に脱保護することができる。
これら全ての調製物において、反応生成物は反応媒体から単離でき、必要であれば、例えば、抽出、結晶化、トリチュレーション、及びクロマトグラフィーなどの当分野に一般的に知られている方法によりさらに精製できる。特に、立体異性体は、例えば、どちらも日本国のダイセル化学工業株式会社から購入したChiralpak(登録商標)AD(アミロース3,5ジメチル−フェニルカルバメート)又はChiralpak(登録商標)ASなどのキラルな固定相を使用してクロマトグラフ的に、又は超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)により単離できる。
キラル的に純粋な形態の式(I)の化合物は、化合物の好ましい群を形成する。したがって、キラル的に純粋な形態の中間体及びそれらの塩の形態は、式(I)のキラル的に純粋な化合物の調製に特に有用である。また、中間体の鏡像異性体混合物は、対応する配置を持つ式(I)の化合物の調製に有用である。
薬理学
本発明の化合物は、γ−セクレターゼ活性を調節することが判明した。従って、本発明の化合物及びその薬学的に許容される組成物は、AD、TBI、ボクサー認知症、MCI、老化現象、認知症、レヴィー小体型認知症、脳アミロイド血管症、多発梗塞性認知症、ダウン症候群、パーキンソン病に伴う認知症及びβアミロイドに関連する認知症、好ましくはADの治療又は予防に有用となり得る。
本発明の化合物及びその薬学的に許容される組成物は、AD、TBI、ボクサー認知症、MCI、老化現象、認知症、レヴィー小体型認知症、脳アミロイド血管症、多発梗塞性認知症、ダウン症候群、パーキンソン病に伴う認知症及びβアミロイドに関連する認知症からなる群から選択される疾患又は症状の治療又は予防に有用となり得る。
本明細書で使用する場合、「γ−セクレターゼ活性の調節」という用語は、γ−セクレターゼ複合体によるAPPのプロセシングに対する作用を指す。好ましくは、それは、APPの全体的プロセシング速度は前記化合物を適用しない場合と本質的に同じままであるが、処理産物の相対量を変化させる、より好ましくは産生されるAβ42−ペプチドの量が減少するように処理産物の相対量を変化させる作用を指す。例えば、異なるAベータ種を産生することができる(例えば、Aベータ−42の代わりに、Aベータ−38又は比較的短いアミノ酸配列を有する他のAベータペプチド種)か、又は産物の相対量が異なる(例えば、Aベータ−40対Aベータ−42の比が変化する、好ましくは増加する)。
γ−セクレターゼ複合体はノッチタンパク質のプロセシングにも関与することが以前示された。ノッチは発生過程で極めて重要な役割を果たすシグナル伝達タンパク質である(例えば、Schweisguth F(2004)Curr.Biol.14,R129に概説されている)。治療におけるγ−セクレターゼ調節剤の使用に関して、想定される望ましくない副作用を回避するためにγ−セクレターゼ活性のノッチプロセシング活性を妨げないことが特に有利であると思われる。γ−セクレターゼ阻害剤は、ノッチプロセシングの同時阻害による副作用を示すが、γ−セクレターゼ調節剤は、比較的小さく凝集性の低い形態のAβ、即ち、Aβ38の産生を減少させることなく且つノッチプロセシングを同時阻害することなく、凝集性が高く神経毒性のある形態のAβ、即ち、Aβ42の産生を選択的に減少させるという利点を有し得る。従って、γ−セクレターゼ複合体のノッチプロセシング活性に対する作用を示さない化合物が好ましい。
本明細書で使用する場合、「治療」という用語は、疾患の進行を遅延、中断、阻止又は停止し得る全てのプロセスを指すものとするが、必ずしも全症状の完全な排除を示すものではない。
本発明は、医薬品として使用される、一般式(I)の化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容される酸付加塩又は塩基付加塩及び溶媒和物に関する。
本発明は、γ−セクレターゼ活性の調節に使用するための、一般式(I)の化合物、その互変異性体及び立体異性体形態、並びにその薬学的に許容できる酸又は塩基付加塩及び溶媒和物にも関する。
本発明は、AD、TBI、ボクサー認知症、MCI、老化現象、認知症、レヴィー小体型認知症、脳アミロイド血管症、多発梗塞性認知症、ダウン症候群、パーキンソン病に伴う認知症、及びβアミロイドに関連する認知症からなる群から選択される疾患又は症状の治療又は予防に使用するための、一般式(I)の化合物、その互変異性体及び立体異性体形態、並びにその薬学的に許容できる酸又は塩基付加塩及び溶媒和物にも関する。
一実施形態では、前記疾患又は症状は好ましくはADである。
本発明は、前記疾患の治療に使用される、一般式(I)の化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容される酸付加塩又は塩基付加塩及び溶媒和物にも関する。
本発明は、前記疾患を治療又は予防するための、一般式(I)の化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容される酸付加塩又は塩基付加塩及び溶媒和物にも関する。
本発明は、γ−セクレターゼにより媒介される疾患又は症状を治療又は予防する、特に治療するための、一般式(I)の化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容される酸付加塩又は塩基付加塩及び溶媒和物にも関する。
本発明は、医薬を製造するための、一般式(I)の化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容される酸付加塩又は塩基付加塩及び溶媒和物の使用にも関する。
本発明は、γ−セクレターゼ活性を調節する医薬を製造するための、一般式(I)の化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容される酸付加塩又は塩基付加塩及び溶媒和物の使用にも関する。
本発明は、前述の疾患症状のいずれか1つを治療又は予防する医薬を製造するための、一般式(I)の化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容される酸付加塩又は塩基付加塩及び溶媒和物の使用にも関する。
本発明は、前述の疾患症状のいずれか1つを治療する医薬を製造するための、一般式(I)の化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容される酸付加塩又は塩基付加塩及び溶媒和物の使用にも関する。
本発明では、下記の実施例で使用されるアッセイなどの好適なアッセイで測定する場合、Aβ42−ペプチドの産生を阻害するIC50値が1000nM未満、好ましくは100nM未満、より好ましくは50nM未満、更により好ましくは20nM未満である式(I)の化合物又はその任意の部分群が特に好ましい。
式(I)の化合物は、前述の疾患のいずれか1つを治療又は予防するために、哺乳動物、好ましくはヒトに投与することができる。
式(I)の化合物の有用性に鑑みて、前述の疾患のいずれか1つに罹患しているヒトを含む温血動物の治療方法、又はヒトを含む温血動物がそれに罹患することを予防する方法が提供される。
前記方法は、有効量の式(I)の化合物、その互変異性体又は立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容される酸付加塩若しくは塩基付加塩又は溶媒和物を、ヒトを含む温血動物に投与すること、即ち、全身投与又は局所投与、好ましくは経口投与することを含む。
本発明は、γ−セクレターゼ活性を調節し、その結果、産生されるAβ42−ペプチドの相対的量を減少させるための、式(I)の化合物の使用にも関する。
本発明の化合物又は化合物の一部の利点は、高いCNS浸透性であると考えられる。
このような疾患を治療する当業者は、下記に示す試験結果から有効治療1日量を決定することができる。有効治療1日量は、約0.005mg/kg体重〜50mg/kg体重、特に、0.01mg/kg体重〜50mg/kg体重、より詳細には0.01mg/kg体重〜25mg/kg体重、好ましくは約0.01mg/kg体重〜約15mg/kg体重、より好ましくは約0.01mg/kg体重〜約10mg/kg体重、更により好ましくは約0.01mg/kg体重〜約1mg/kg体重、最も好ましくは約0.05mg/kg体重〜約1mg/kg体重であろう。治療効果を達成するのに必要な、ここで有効成分とも称される本発明の化合物の量は、もちろん、個々の状況に即して、例えば、特定の化合物、投与経路、レシピエントの年齢及び症状、並びに治療される特定の障害又は疾患に応じて変わり得る。
治療方法は、また、有効成分を1日当たり1〜4回摂取する投与計画で投与することを含んでもよい。これらの治療方法では、本発明の化合物は、好ましくは投与前に製剤化される。後述のように、好適な医薬製剤は、周知の容易に入手可能な成分を使用して公知の方法で製造される。
アルツハイマー病又はその症状を治療又は予防するのに好適となり得る本発明の化合物は、単独で投与されても、又は1種以上の追加の治療薬と併用投与されてもよい。併用療法には、式(I)の化合物と1種以上の追加の治療薬とを含有する単一の医薬投与製剤を投与すること、並びに式(I)の化合物と各追加の治療薬をそれ自体の別々の医薬投与製剤として投与することが含まれる。例えば、式(I)の化合物と治療薬を錠剤若しくはカプセルなどの単一の経口投与組成物として一緒に患者に投与してもよく、又は各薬剤を別々の経口投与製剤として投与してもよい。
有効成分は単独で投与することが可能であるが、医薬組成物として提供することが好ましい。
従って、本発明は、薬学的に許容される担体、及び有効成分として式(I)の化合物を治療有効量含む医薬組成物をさらに提供する。
担体又は希釈剤は、組成物の他の成分と適合性があり、そのレシピエントに有害でないという意味で「許容される」ものでなければならない。
投与の容易さのため、対象化合物を投与の目的で様々な医薬形態に製剤化することができる。本発明の化合物、特に、式(I)の化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、その薬学的に許容される酸付加塩又は塩基付加塩、はその任意の部分群又は組み合わせを、投与の目的で、様々な医薬形態に製剤化することができる。適切な組成物として、薬物を全身投与するのに通常使用される全ての組成物を挙げることができる。
本発明の医薬組成物を製造するために、有効成分として、特定の化合物を治療有効量、薬学的に許容される担体と完全に混合した状態に組み合わせるが、その担体は投与に望ましい製剤の形態に応じて非常に様々な形態を取り得る。これらの医薬組成物は、特に、経口投与、経腸投与、経皮投与、非経口注射による投与又は吸入による投与に好適な単位剤形であることが望ましい。例えば、経口剤形の組成物の製造において、懸濁剤、シロップ、エリキシル剤、乳剤、及び溶液剤などの経口液体製剤の場合、例えば、水、グリコール、油、及びアルコール等;又は、散剤、丸剤、カプセル、及び錠剤の場合、デンプン、糖類、カオリン、希釈剤、滑沢剤、結合剤、及び崩壊剤等の固体担体などの、通常の医薬媒体のいずれかを使用することができる。投与が容易であるため、錠剤及びカプセルが最も有利な経口単位剤形であり、この場合、明らかに固体医薬担体が使用される。非経口組成物では、担体は、通常、少なくとも大部分、滅菌水を含むことになるが、例えば、溶解性を助ける他の成分が含まれてもよい。例えば、担体が生理食塩水、グルコース溶液、又は生理食塩水とグルコース溶液との混合物を含む注射用溶液剤を製造してもよい。式(I)の化合物を含有する注射用溶液剤は、持効性が得られるように油中で製剤化することができる。この目的に適切な油としては、例えば、ラッカセイ油、ゴマ油、綿実油、コーン油、大豆油、長鎖脂肪酸の合成グリセロールエステル、並びにこれら及び他の油の混合物がある。また、注射用懸濁剤を製造してもよく、この場合、適切な液体担体及び懸濁化剤等を使用してもよい。使用直前に、液体の形態の製剤に変換されることが意図された固体の形態の製剤も含まれる。経皮投与に好適な組成物では、担体は、任意選択により浸透促進剤及び/又は好適な湿潤剤を含み、これに任意選択により、皮膚にに対する顕著な有害作用を生じさせない任意の種類の好適な添加剤が少量、組み合わせられる。前記添加剤は皮膚への投与を促進し得る及び/又は所望の組成物の製造に有用となり得る。これらの組成物は、様々な方法で、例えば、経皮パッチとして、スポット・オン製剤(spot−on)として、軟膏として投与することができる。式(I)の化合物の酸付加塩又は塩基付加塩は、対応する塩基又は酸の形態と比較して水に対する溶解度が高いため、より水性組成物の製造に好適である。
投与の容易さと投与量の均一性のため、前述の医薬組成物を単位剤形に製剤化することがとりわけ有利である。本明細書で使用する場合、単位剤形とは、単位投与量として好適な物理的に別個の単位を指し、各単位は、所望の治療効果が生じるように計算された所定量の有効成分を、必要な医薬担体と共に含有する。このような単位剤形の例としては、錠剤(割線入り錠剤及びコーティング錠を含む)、カプセル、丸剤、散剤分包(powder packets)、カシェ剤、坐剤、注射用溶液剤又は懸濁剤等、及びこれらのそれぞれの倍数(segregated multiples thereof)がある。
本発明の化合物は経口投与可能な強力な化合物であるため、経口投与用の前記化合物を含む医薬組成物はとりわけ有利である。
医薬組成物中の式(I)の化合物の溶解性及び/又は安定性を向上させるに、α−、β−又はγ−シクロデキストリン又はそれらの誘導体、特にヒドロキシアルキル置換シクロデキストリン、例えば、2−ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン又はスルホブチル−β−シクロデキストリンを使用することが有利な可能性がある。また、アルコールなどの補助溶媒は、医薬組成物中の本発明の化合物の溶解性及び/又は安定性を改善することができる。
投与方法に応じて、医薬組成物は、式(I)の化合物を好ましくは0.05〜99重量%、より好ましくは0.1〜70重量%、さらにより好ましくは0.1〜50重量%、及び薬学的に許容される担体を1〜99.95重量%、より好ましくは30〜99.9重量%、さらにより好ましくは50〜99.9重量%含むことになり、パーセンテージは全て組成物の全重量に基づく。
以下の実施例で本発明を例証する。
以下で、用語「DCM」はジクロロメタンを意味し;「MeOH」はメタノールを意味し;「LCMS」は液体クロマトグラフィー/質量分析法を意味し;「HPLC」は高速液体クロマトグラフィーを意味し;「sol.」は溶液を意味し;「sat.」は飽和を意味し;「aq.」は水性を意味し;「r.t.」は室温を意味し;「CO」は、一酸化炭素を意味し;「AcOH」は酢酸を意味し;「TFA」は、トリフルオロ酢酸を意味し;「m.p.」は融点を意味し;「N」は窒素を意味し;「RP」は逆相を意味し;「min」は分を意味し;「h」は時間を意味し;「EtOAc」は酢酸エチルを意味し;「EtN」はトリエチルアミンを意味し;「EtOH」はエタノールを意味し;「eq.」は当量を意味し;「r.m.」は反応混合物を意味し;「DIPE」はジイソプロピルエーテルを意味し;「THF」はテトラヒドロフランを意味し;「DMF」はN,N−ジメチルホルムアミドを意味し;「iPrOH」は2−プロパノールを意味し;「NH」はアンモニアを意味し;「SFC」は超臨界流体クロマトグラフィーを意味し;「TBAF」はテトラブチルアンモニウムフルオリドを意味し;「OR」は旋光度を意味し;「DIPEA」はジイソプロピルエチルアミンを意味し;「TfOH」はトリフルオロメタンスルホン酸を意味し;「v/v」は容量/容量%を意味し;「EtO」はジエチルエーテルを意味し;「CsCO」は炭酸セシウムを意味し;「DIAD」はジイソプロピルアゾジカルボキシレートを意味し;「DMAP」は4−ジメチルアミノ−ピリジンを意味し;「HBTU」はO−ベンゾトリアゾール−N,N,N’,N’−テトラメチル−ウロニウム−ヘキサフルオロリン酸を意味し;「CO」は二酸化炭素を意味し;「iPrNH」はイソプロピルアミンを意味し;「EDTA」は、エチレンジアミン四酢酸を意味し;「HCl」は、塩酸を意味し;「KCO」は炭酸カリウムを意味し;「KPO」はリン酸カリウムを意味し;「KOH」は水酸化カリウムを意味し;「MgSO」は硫酸マグネシウムを意味し;「NaSO」は硫酸ナトリウムを意味し;「NaBH」は水素化ホウ素ナトリウムを意味し;「LiAlH」は水素化アルミニウムリチウムを意味し;「NaHCO」は炭酸水素ナトリウムを意味し;「NaOH」は水酸化ナトリウムを意味し;「MgCO」は炭酸マグネシウムを意味し;「NCS」はN−クロロスクシンイミドを意味し;「NIS」はN−ヨードスクシンイミドを意味し;「NHCl」は塩化アンモニウムを意味し;「NaCNBH」はシアノ水素化ホウ素ナトリウムを意味し;「Pd/C」はパラジウムカーボンを意味し;「Pd(dba)」はトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)を意味し;「PdCl(dppf)」は[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)を意味し;「キサントホス(Xantphos)」は4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテンを意味し;「ルホス(RuPhos)」は、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニルを意味し;「Pd(OAc)」は酢酸パラジウム(II)を意味し;「X−Phos」は、2−ジシクロヘキシル−ホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニルを意味し;「dppf」は1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンを意味し;「EDTA」は、エチレンジアミン四酢酸を意味し;「TBSCl」はtert−ブチルジメチルシリルクロリドを意味し;「tBuOH」は、tert−ブタノールを意味し;「w/v%」は容量に対する重量のパーセントを意味し;「MsCl」はメタンスルホニルクロリドを意味し;「TLC」は薄層クロマトグラフィーを意味し、「TPP」はトリフェニルホスフィンを意味する。
A.中間体の調製
実施例A1
a)中間体1の調製

3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド(1.7mL、10.2mmol)をMeOH(51mL)中に溶解し、次いで、(R)−(−)−2−アミノ−1−ブタノール(1.05mL、11.22mmol)及びNaHCO(0.7g、20.4mmol)を追加した。反応混合物を2時間、80℃で撹拌し、次いで、25℃に冷却した。NaBH(0.386g、10.2mmol)を温度を25℃に保って、少量ずつ加えた。混合物を1時間、25℃で撹拌し、次いで、HCl 2N(pH=1)及びNaHCO(pH=7〜8)によりクエンチした。MeOHを真空中で蒸発させ、次いで、EtOAcを追加した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させ、白色の固体を得た。粗中間体1(R鏡像異性体)それ自体を次のステップにおいて使用した(定量的収率)。
b)中間体2の調製

DCM(30mL)中の中間体1(粗製物、10.2mmol)及びイミダゾール(2.1g、30.6mmol)の懸濁液に、TBSCl(1.6g、10.71mmol)を追加し、反応混合物を室温で4時間撹拌した。DCMを追加し、有機層を飽和NaHCO水溶液により洗浄し、次いで、回収し、MgSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から20/80)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、無色の油として中間体2(R鏡像異性体)を得た(3.7g、84%)。
c)中間体3の調製

HBTU(4.2g、11.2mmol)を、DMF(40mL)中の6−(ベンジルオキシ)ピリジン−2−カルボン酸(1.97g、8.61mmol)、DIPEA(1.93mL、11.2mmol)、及び中間体2(3.7g、8.61mmol)の撹拌溶液に追加した。反応混合物を室温で一晩撹拌し、次いで、飽和NaHCO水溶液を追加し、混合物をEtOAcにより抽出した。合わせた抽出物をMgSOで乾燥させ、真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から20/80)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、油として中間体3を得た(4.42g、80%;R鏡像異性体)。
d)中間体4の調製

TBAF(3.3g、10.34mmol)をTHF(21mL)中の中間体3(4.42g、6.9mmol)の溶液に追加した。反応混合物を1時間、室温で撹拌し、次いで、水で希釈し、EtOAcにより抽出した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から50/50)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、無色の油として中間体4を得た(2.4g、66%;R鏡像異性体)。
e)中間体5の調製

10%Pd/C(0.240g)を0℃でMeOH(14mL)中の中間体4(2.4g、4.56mmol)の溶液に追加した。混合物を2時間、室温で水素化した(大気圧)。触媒を珪藻土で濾過し、溶媒を真空中で蒸発させて、無色の油を得た。粗製物それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(定量的収率;R鏡像異性体)。
f)中間体6の調製

DIAD(1.3mL、6.84mmol)を、0℃でN下で乾燥THF(14mL)中の中間体5(粗製物、4.56mmol)及びTPP(1.8g、6.84mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を4時間、室温で撹拌した。次いで、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から50/50)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、中間体6がもたらされた(定量的収率;R鏡像異性体)。
g)中間体7の調製

臭素(0.280mL、5.47mmol)を、N下でDCM/AcOH 4:1(40mL)中の中間体6(4.56mmol)の撹拌溶液にゆっくりと滴加した。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで、飽和NaHCO水溶液により希釈し、DCMにより抽出した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から50/50)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、油として中間体7を得た(1.26g、55%;R鏡像異性体)。
実施例A2
a)中間体8の調製

p−アニスアルデヒド(7.4mL、61mmol)をMeOH(300mL)中に溶解し、次いで、D−アラニノール(5.0g、66mmol)及びNaHCO(10.2g、121mmol)を追加し、反応を2時間、80℃で撹拌した。次いで、反応混合物を25℃に冷却した。NaBH(2.3g、61mmol)を25℃未満に温度を保ちながら、少量ずつ加えた。混合物をさらに1時間、25℃で撹拌し、次いで、HCl 2N(pH=1)及びNaHCO(pH=7〜8)によりクエンチした。MeOHを真空中で蒸発させ、次いで、EtOAcを追加した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させて、白色の固体として収率中間体8を得た(定量的収率;R鏡像異性体)。
b)中間体9の調製

HBTU(2.15g、5.67mmol)をDMF(12mL)中の6−(ベンジルオキシ)ピリジン−2−カルボン酸(1g、4.36mmol)、DIPEA(0.98mL、5.68mmol)、及び中間体8(0.852g、4.36mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を室温で一晩撹拌し、飽和NaHCO水溶液を追加し、混合物をEtOAcにより抽出した。合わせた抽出物をMgSOで乾燥させ、真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から50/50)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、油として中間体9を得た(1.51g、85%;R鏡像異性体)。
c)中間体10の調製

10%Pd/C(0.187g)を0℃でMeOH(20mL)中の中間体9(1.87g、4.60mmol)の溶液に追加した。混合物を6時間、室温で水素化した(大気圧)。触媒を珪藻土で濾過し、溶媒を真空中で蒸発させて、無色の油を得た。粗中間体10それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(定量的収率;R鏡像異性体)。
d)中間体11の調製

DIAD(1.36mL、6.90mmol)を、N下で乾燥THF(20mL)中の中間体10(粗製物、4.60mmol)及びTPP(1.8g、6.86mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から100/0)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮させて、白色の固体として中間体11がもたらされた(927mg、2ステップで68%;R鏡像異性体)。
e)中間体12の調製

水酸化リチウム一水和物(0.766g、18.25mmol)をTHF(66mL)及び水(17mL)の混合物中のメチル3−ブロモ−2−ヒドロキシ−6−ピリジンカルボキシレート(3.85g、16.6mmol)の撹拌溶液に少量ずつ加えた。混合物を24時間、60℃で撹拌し、次いで、溶媒を真空中で蒸発させた。粗中間体12を真空中で乾燥させ、それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(定量的収率;R鏡像異性体)。
f)中間体13の調製

臭素(0.17mL、3.32mmol)を、N下でDCM/AcOH 4:1(15mL)中の中間体11(0.825g、2.76mmol)の撹拌溶液にゆっくりと滴加した。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで、飽和NaHCO水溶液により希釈し、DCMにより抽出した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から50/50)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、油として中間体13を得た(530mg、51%;R鏡像異性体)。
f1)中間体13の代替調製
HBTU(16.2g、42.66mmol)をDMF(24mL)中の中間体12(粗製物、28.44mmol)、中間体8(5.55g、28.44mmol)、及びDIPEA(7.3mL、42mmol)の撹拌溶液に少量ずつ加えた。混合物を14時間、室温で撹拌し、次いで、さらに0.5当量のHBTU及びDIPEAを追加した。混合物を4時間、室温で撹拌し、次いで、飽和NaHCO水溶液に注ぎ、EtOAcにより抽出した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から50/50)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、油として中間体13を得た(7.03g、2ステップで65%;R鏡像異性体)。
g)中間体14の調製

トリフルオロメタンスルホン酸(0.5mL、5.62mmol)をトルエン(5mL)中の中間体13(0.53g、1.4mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を2時間、還流撹拌し、次いで、NaOH 1MによりpH=8に希釈し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/DCM 0/100から100/0)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮し、定量的収率で固体として中間体14を得た(R鏡像異性体)。
h)中間体15の調製

中間体14(1.58g、6.14mmol)及び水素化ナトリウム(鉱油中60%、0.270g、6.76mmol)を0℃でDMF(18mL)に溶解し、次いで、3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジルブロミド(1.24mL、6.76mmol)を追加した。混合物を4時間、室温で撹拌し、EtOAc及び水を追加した。有機相を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して乾固させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から70/30)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、油として中間体15を得た(2.8g、94%;R鏡像異性体)。
i)中間体16の調製

PO(0.721g、3.40mmol)、Pd(dba)(0.062g、0.07mmol)、及びキサントホス(0.068g、0.12mmol)を室温で乾燥THF(5mL)中の中間体15(0.821g、1.70mmol)の撹拌溶液に、Nで溶液を泡立たせながら追加した。10分後、アセトアミド(0.11g、1.86mmol)を追加し、混合物を室温でさらに10分間、撹拌し、次いで、90℃で3時間、加熱した。次いで、反応を室温に冷却し、飽和NaHCO水溶液及びEtOAcを追加し、相を分離し、水相をEtOAcによりもう一度抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘプタン 0/100から70/30)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、薄茶色の固体として中間体16を得た(0.708g、90%;R鏡像異性体)。
l)中間体17の調製

HCl(iPrOH中6N、0.853mL、5.12mmol)を室温でMeOH(10mL)中の中間体16(0.787g、1.71mmol)の溶液に追加した。反応混合物を一晩室温で撹拌した。溶媒を蒸発させ、飽和NaHCO水溶液及びEtOAcを追加した。相を分離し、水相をEtOAcによりもう一度抽出した。合わせた有機相をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発した。粗中間体17それ自体を、続く反応ステップにおいて使用した(定量的収率;R鏡像異性体)。
m)中間体18の調製

無水酢酸(0.614mL、6.50mmol)を室温でギ酸(0.967mL、25.65mmol)に滴加し、30分間、同じ温度で撹拌した。この溶液に、THF(10mL)中の中間体17(1.71mmol、粗製物)を滴加した。次いで、反応混合物を60℃で16時間、撹拌した。この後に、反応を水及びEtOAcの間で分配し、相を分離し、水相をEtOAcによりもう一度抽出し、合わせた有機相を乾燥させ(MgSO)、濾過し、蒸発させた。粗中間体18それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(定量的収率;R鏡像異性体)。
n)中間体19の調製

1−ブロモ−2−ブタノン(0.436mL、4.27mmol)を室温でDMF(5mL)中の中間体18(1.71mmol、粗製物)、KCO(0.827g、5.99mmol)、及びヨウ化カリウム(28mg、0.17mmol)の撹拌懸濁液に滴加した。混合物を同じ温度で16時間撹拌し、次いで、水及びEtOAcを追加し、相を分離した。水相をEtOAcによりもう一度抽出し、合わせた有機相をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗中間体19それ自体を、続く反応ステップにおいて使用した(定量的収率;R鏡像異性体)。
実施例A3
a)中間体20の調製

乾燥THF(22mL)中の4−メチル−3−ピペリジン−1−イル安息香酸(2.46g、11.2mmol)の懸濁液に、0℃でボラン−メチル硫化物(THF中2M、11.2mL、22.4mmol)を追加した。反応混合物を50℃で一晩加熱し、次いで、冷却した。飽和NaHCO水溶液を注意深く追加した。反応混合物をDCMにより抽出した。有機層を乾燥させ、濾過し、濃縮して乾固させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から20/80)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、油として中間体20を得た(2.3g、94%)。
b)中間体21の調製

塩化チオニル(0.497mL、0.81mmol)を0℃でDCM(12mL)中の中間体20(0.7g、3.4mmol)の溶液に追加した。混合物を2時間、室温で撹拌し、次いで、真空中で濃縮した。粗中間体21それ自体を白色の固体として次の反応ステップにおいて使用した(定量的収率)。
c)中間体22の調製

中間体14(0.3g、1.17mmol)及び水素化ナトリウム(鉱油中60%、0.094g、2.34mmol)を0℃でDMF(5mL)に溶解し、次いで、中間体21(粗製物、1.28mmol)を追加した。混合物を室温で一晩撹拌した。EtOAc及び水を追加した。有機相を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して乾固させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から20/80)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、油として中間体22を得た(0.219g、42%;R鏡像異性体)。
実施例A4
a)中間体23の調製

3,4−ジクロロベンズアルデヒド(10g、57.142mmol)をMeOH(300mL)に溶解し、次いで、D−アラニノール(4.7g、62.85mmol)及びNaHCO(9.599g、114.28mmol)を追加し、反応を2時間、80℃で撹拌した。次いで、反応混合物を25℃に冷却した。NaBH(2.171g、57.142mmol)を25℃未満に温度を保ちながら、少量ずつ加えた。混合物を1時間、25℃で撹拌し、次いで、水(100mL)によりクエンチした。MeOHを真空中で蒸発させ、次いで、残渣をDCM(3×100mL)により抽出した。有機層を回収し、水(50mL)により洗浄し、真空中で蒸発させて、中間体23がもたらされた(13g、97%;R鏡像異性体)。
b)中間体24の調製

HBTU(1.07g、2.83mmol)をDMF(10mL)中の6−ベンジルオキシ−2−ピリジンカルボン酸(0.5g、2.18mmol)、DIPEA(0.407mL、2.83mmol)、及び中間体23(0.511g、2.18mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を室温で4時間撹拌した。飽和NaHCO水溶液を追加し、その後、EtOAcにより抽出した。合わせた抽出物をMgSOで乾燥させ、真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から20/80)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、油として中間体24を得た(0.690g、71%;R鏡像異性体)。
c)中間体25の調製

無水酢酸(0.176mL、1.86mmol)をDCM(5mL)中の中間体24(0.69g、1.55mmol)、EtN(0.323mL、2.32mmol)及びDMAP(1mg、0.01mmol)の溶液に追加した。混合物を室温で一晩撹拌した。飽和NaHCO水溶液を追加し、DCMにより混合物を抽出した。合わせた抽出物をMgSOで乾燥させ、真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から30/70)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、無色の油として中間体25を得た(0.5g、66%;R鏡像異性体)。
d)中間体26の調製

10%Pd/C(0.05g)をMeOH(5mL)中の中間体25(0.5g、1.02mmol)の溶液に追加した。混合物を6時間、室温で水素化した(大気圧)。触媒を珪藻土で濾過し、溶媒を真空中で蒸発させて、無色の油を得た。粗中間体26それ自体を次のステップにおいて使用した(定量的収率;R鏡像異性体)。
e)中間体27の調製

NaOH 1M(1.12mL、1.12mmol)をMeOH(5mL)中の中間体26(粗製物、1.02mmol)の溶液に追加した。混合物を室温で30分間撹拌し、飽和NaHCO水溶液を追加し、水相をDCMにより抽出した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で溶媒を除去した。粗中間体27それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(定量的収率;R鏡像異性体)。
f)中間体28の調製

DIAD(0.303mL、1.53mmol)を0℃でN下で乾燥THF(5mL)中の中間体27(粗製物、1.02mmol)及びTPP(0.401g、1.53mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から100/0)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、油として中間体28を得た(0.226g、3ステップで66%;R鏡像異性体)。
g)中間体29の調製

臭素(0.041mL、0.8mmol)をN下でDCM/AcOH 4:1の5mL中の中間体28(0.226g、0.67mmol)の撹拌溶液にゆっくりと滴加した。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで、飽和NaHCO水溶液により希釈し、DCMにより抽出した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/DCM 0/100から100/0)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、無色の油として中間体29を得た(0.193g、69%;R鏡像異性体)。
g1)中間体29の代替調製
HBTU(8.2g、21.58mmol)をDMF(50mL)中の中間体12(粗製物、16.6mmol)、中間体23(3.89g、16.6mmol)、及びDIPEA(4.3mL、24.9mmol)の撹拌溶液に少量ずつ加えた。混合物を14時間、室温で撹拌し、次いで、さらに0.5当量のHBTU及びDIPEAを追加した。混合物を4時間、室温で撹拌し、次いで、飽和NaHCO水溶液に注ぎ、EtOAcにより抽出した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/DCM 0/100から50/50)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、淡黄色の固体として中間体29を得た(1.89g、2ステップで27%;R鏡像異性体)。
実施例A5
a)中間体30の調製

N−ベンジルエタノールアミン(26.3mL、182.84mmol)をメチル2−ヒドロキシ−6−ピリジンカルボキシレート(14g、91.42mmol)及びMeOH(92mL)の混合物に追加した。反応混合物を還流下で撹拌し、溶媒を蒸発させ、粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;MeOH/DCM 0/100から10/90)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、中間体30がもたらされた(23.2g、93%)。
b)中間体31の調製

DIAD(19.05mL、96.117mmol)を、N下で乾燥THF(193mL)中の中間体30(17.449g、64.078mmol)及びTPP(25.211g、96.117mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を2時間、室温で撹拌した。溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/DCM 0/100から100/0)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、白色の固体として中間体31がもたらされた(定量的)。
c)中間体32の調製

臭素(0.665mL、12.96mmol)を、N下でDCM/AcOH 4:1(50mL)中の中間体31(2.75g、10.8mmol)の撹拌溶液にゆっくりと滴加した。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで、飽和NaHCO水溶液により希釈し、DCMにより抽出した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/DCM 0/100から20/80)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、黄色の固体として中間体32を得た(定量的)。
d)中間体33の調製

トリフルオロメタンスルホン酸(5.05g、15.15mmol)を乾燥トルエン(50mL)中の中間体32(5.4mL、60.6mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を24時間、還流撹拌し、次いで、飽和NHで希釈し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;MeOH/DCM 0/100から6/94)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、白色の固体として中間体33を得た(定量的)。
e)中間体34の調製

中間体33(0.57g、2.34mmol)及び水素化ナトリウム(鉱油中の分散液として60%、0.103g、2.57mmol)を0℃でDMF(15mL)に溶解し、次いで、3−フェニルベンジルブロミド(0.58g、2.34mmol)を追加した。混合物を室温で一晩撹拌した。EtOAc及び水を追加した。有機相を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して乾固させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から50/50)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、白色の固体として中間体34を得た(0.653g、98%)。
実施例A6
a)中間体35の調製

PO(0.731g、3.44mmol)、Pd(dba)(63mg、0.06mmol)、及びキサントホス(69mg、0.12mmol)を室温で乾燥THF(5mL)中の中間体13(0.65g、1.72mmol)の撹拌溶液に、Nで混合物を泡立たせながら追加した。10分後、アセトアミド(0.112g、1.89mmol)を追加し、混合物をさらに10分間、撹拌し、次いで、密封した容器中で90℃で3時間、撹拌した。次いで、反応を室温に冷却し、飽和NaHCO水溶液及びEtOAcを追加した。相を分離し、水相をEtOAcによりもう一度抽出し、合わせた有機相をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘプタン0/100から90/10)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、淡黄色の気泡として中間体35を得た(0.335g、56%;R鏡像異性体)。
b)中間体36の調製

HCl(2−プロパノール中6N、0.471mL、2.82mmol)を室温でMeOH(5mL)中の中間体35(0.335g、0.94mmol)の溶液に追加し、混合物を一晩撹拌した。次いで、溶媒を蒸発させ、飽和NaHCO及びEtOAcを追加し、相を分離し、水相をもう一度抽出し、合わせた有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗中間体36それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(定量的収率;R鏡像異性体)。
c)中間体37の調製

無水酢酸(0.339mL、3.58mmol)を室温でギ酸(0.533mL、14.13mmol)に滴加し、30分間、同じ温度で撹拌した。この溶液に、THF(6mL)中の中間体36(粗製物、0.94mmol)を滴加した。反応混合物を16時間、60℃で撹拌し、次いで、水及びEtOAcを追加した。相を分離し、水相をもう一度抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗中間体37それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(定量的収率;R鏡像異性体)。
d)中間体38の調製

クロロアセトン(0.188mL、2.35mmol)を室温でDMF(3mL)中の中間体37(粗製物、0.94mmol)、KCO(0.456g、3.29mmol)、及びKI(16mg、0.09mmol)の撹拌懸濁液に滴加した。混合物を16時間、撹拌し、次いで、水及びEtOAcを追加した。相を分離し、水相をもう一度抽出した。合わせた有機相をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗中間体38それ自体を、次の反応ステップに使用した(定量的収率;R鏡像異性体)。
e)中間体39の調製

NHOAc(0.362g、4.70mmol)を室温でAcOH(2mL)中の中間体38(粗製物、0.94mmol)の撹拌溶液に追加し、混合物を1時間、還流撹拌した。次いで、反応を室温に冷却し、0℃で水に注いだ。50%NaOHを塩基性pHまでゆっくりと追加した。生成物をEtOAc(×2)により抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;DCM−MeOH(9:1、v/v)/DCM 0/100から100/0)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、粘着性の褐色の油として中間体39を得た(0.2g、4ステップで57%;R鏡像異性体)。
f)中間体40の調製

TfOH(0.186mL、2.11mmol)を室温で乾燥トルエン(2.5mL)中の中間体39(0.2g、0.52mmol)の撹拌溶液に追加し、混合物を2時間、還流撹拌した。次いで、溶媒を蒸発させた。NaOH 1MをpH=8まで追加し、溶媒を蒸発させた。粗製物をDCM−MeOH(9:1、v/v)によりトリチュレートし、MgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗中間体40それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(定量的収率;R鏡像異性体)。
f1)中間体40の代替調製
磁性撹拌棒及びねじ蓋隔壁を備えた第1のバイアルにおいて、ジオキサン(1.45mL)及びトルエン(7.1mL)中のPd(dba)(55mg、0.06mmol)及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル(60mg、0.125mmol)をNで通気し、次いで、120℃で3分間、撹拌した。磁性撹拌棒及びねじ蓋隔壁を備えた第2のバイアルに、4−メチル−イミダゾール(452mg、5.5mmol)及びKPO(2.12g、10mmol)、次いで中間体14(1.312g、5mmol)を装填し、さらにNで通気した。前もって混合した触媒溶液を、シリンジによって第2のバイアルに追加した。反応混合物を5時間、120℃で加熱した。反応を室温に冷却し、DCMにより希釈し、鹹水により洗浄し、NHClにより中和した。溶媒を蒸発乾固させ、次いで、残留物をMeOHに溶解し、生成物を精製するためにシリカを追加した(シリカ;silicaMeOH/DCM 5/95から20/80)。フラクションを回収して、中間体40を得た(1.33g、98%;R鏡像異性体)。
実施例A7
a)中間体41の調製

NCS(195mg、1.46mmol)を室温でDMF(5mL)中の中間体34(0.5g、1.22mmol)の溶液に少量ずつ加えた。混合物を65℃で一晩撹拌した。飽和NaHCO水溶液及びEtOAcを追加し、相を分離し、水相をEtOAcによりもう一度抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発した。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘプタン0/100から50/50)によって精製した。所望のフラクションを、回収し、真空中で濃縮して、淡黄色の気泡(451mg、83%)として中間体41を得た。
実施例A8
a)中間体42の調製

トリフルオロメタンスルホン酸(4.2mL、47.19mmol)を乾燥トルエン(33mL)中の中間体31(3g、11.79mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を一晩、還流撹拌し、次いで、NaOH 1MによりpH=8に希釈し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;MeOH/DCM 0/100から3/97)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、黄色の固体として中間体42を得た(1.58g、81%)。
b)中間体43の調製

CuI(0.495g、2.6mmol)を、Nで溶液を泡立たせることによって反応を脱気しながら、DMF(15mL)中の中間体42(0.855g、5.2mmol)、5−フルオロ−2−ヨードトルエン(1.6g、6.77mmol)、N,N’−ジメチル−1,2−エタン−ジアミン(0.56mL、5.2mmol)、及びKPO(2.2g、10.4mmol)の溶液に追加した。次いで、混合物を100℃で6時間、加熱した。水を追加し、水層をEtOAcにより抽出した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で溶媒を除去した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から100/0)によって精製した。所望のフラクションを真空中で濃縮して、褐色の固体として中間体43を得た(0.848g、60%)。
実施例A9
a)中間体44の調製

2−(o−トリルアミノ)エタノールから出発して、中間体44を中間体4の合成について報告される手順と同様に調製した。
b)中間体45の調製

塩化チオニル(1.08mL、14.9mmol)を0℃でDCM(15mL)中の中間体44(2.7g、7.44mmol)の溶液に追加した。混合物を室温で一晩撹拌した。DCMを追加し、有機層を飽和NaHCO水溶液により洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。粗中間体45(油)それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(定量的収率)。
c)中間体46の調製

ホウ素三臭化物(1.4mL、14.88mmol)を0℃でDCM(21mL)中の中間体45(粗製物、7.44mmol)の溶液に追加した。混合物を2時間、室温で撹拌し、次いで、DCM及び飽和NaHCO水溶液を追加した。水層をDCMにより抽出し、有機相をMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して乾固させた。粗中間体46それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(定量的収率)。
d)中間体47の調製

NaH(鉱油中60%、0.327g、8.2mmol)を0℃でDMF(21mL)中の中間体46(粗製物、7 44mmol)の溶液に少量ずつ加えた。混合物を2時間、室温で撹拌した。EtOAc及び水を追加し、有機相を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して乾固させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から100/0)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、白色の固体として中間体47を得た(1.24g、59%)。
実施例A10
a)中間体48の調製

AcOH(5mL)及びHCl 37%(50mL)中の2−(ベンジルアミノ)−2−(オキサン−4−イル)アセトニトリル(6.05g、26.28mmol)の溶液を4日間、95℃で撹拌した。混合物を冷却し、溶媒を真空中で蒸発させた。黒色粗製物をアセトンによりトリチュレートして、白色の固体の得、これを廃棄した。アセトン溶液を真空中で濃縮し、残渣をDIPE及びヘプタンによりトリチュレートした。粘着性の固体を濾過し、EtO、DCM、及びアセトンにより洗浄した。生じた中間体48(ベージュ色の固体)を真空中で乾燥させ、それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(3.77g、57%)。
b)中間体49の調製

THF(21mL)中の中間体48(3.77g、13.21mmol)の懸濁液に0℃でEtN及びボラン−メチル硫化物(2M、19.81mL、39.63mmol)を追加した。反応混合物を36時間、50℃に加熱し、次いで、冷却した。飽和NaHCO水溶液を追加し、反応をEtOAcにより抽出し、有機層を乾燥させ、濾過し、濃縮して乾固させた。粗製物それ自体を次の反応ステップのために使用した(定量的収率)。
c)中間体50の調製

中間体49から出発して、中間体50を中間体6の合成について報告される手順と同様に調製した。
d)中間体51の調製

NaH(鉱油中60%、0.053g、1.32mmol)及び中間体50(0.3g、1.20mmol)を0℃でDMF(12mL)に溶解した。次いで、3,4−ジクロロベンジルブロミド(0.217mL、1.45mmol)を追加し、混合物を4時間、室温で撹拌した。EtOAc及び水を追加し、有機相を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して乾固させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から100/0)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、油として中間体51を得た(0.345g、71%)。
実施例A11
a)中間体52の調製

2−ヨードエタノール(0.296mL、3.8mmol)及び2−メチル−3−トリフルオロメチル−アニリン(1g、5.7mmol)の混合物を、6時間、N雰囲気下で90℃で加熱した。生じた固体をEtOAcに溶解し、2M NaOH水溶液により洗浄した。有機層を乾燥させ、濾過し、濃縮して乾固させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から50/50)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、油として中間体52を得た(0.711g、85%)。
b)中間体53の調製

中間体52から出発して、中間体53を中間体2の合成について報告される手順と同様に調製した。
c)中間体54の調製

塩化チオニル(0.417mL、4.86mmol)をDCM(15mL)中の6−(ベンジルオキシ)−ピリジン−2−カルボン酸(0.724g、3.24mmol)及び少量のDMFの溶液に追加した。混合物を2時間、室温で撹拌し、次いで、溶媒を、減圧下で除去し、粗中間体54それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(定量的収率)。
d)中間体55の調製

中間体53(粗製物、3.24mmol)をDMF(12mL)中の中間体54(粗製物、3.24mmol)及びDIPEA(0.726mL、4.212mmol)の溶液に追加した。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで、飽和NaHCO水溶液を追加し、混合物をEtOAcにより抽出した。合わせた抽出物をMgSOで乾燥させ、真空中で濃縮した。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン0/100から15/85)によって精製した。所望のフラクションを、回収し、真空中で濃縮して、油として中間体55を得た(0.920g、2ステップで52%)。
実施例A12
a)中間体56の調製

2’,3’−ジクロロアセトフェノン及びエタノールアミンから出発して、中間体56を中間体7の合成について報告される手順と同様に調製した。
実施例A13
a)中間体57の調製

3’,4’−ジクロロアセトフェノン及びエタノールアミンから出発して、中間体57を中間体7の合成について報告される手順と同様に調製した。
実施例A14
a)中間体58の調製

中間体33から出発して、中間体58を中間体34の合成について報告される手順と同様に調製した。中間体58を粗製物として得、それ自体を化合物11a及び11bの合成において使用した。
実施例A15
a)中間体59の調製

3−アミノ−2−ブタノール(R,R及びS,Sの混合物)並びに3,5−ビス(トリフルオロメチル)−ベンズアルデヒドから出発して、中間体59(cis)を中間体13の合成について報告される手順と同様に調製した。
実施例A16
a)中間体60の調製

EtN(4.24mL、30.51mmol)を室温でtBuOH(91.5mL)中の2−(4−クロロフェニル)−シクロプロパンカルボン酸(6g、30.51mmol)の溶液に追加した。ジフェニルリン酸アジド(6.6mL、30.51mmol)を追加し、混合物を30分間、室温で撹拌した。反応混合物を80℃でゆっくりと加熱し、3時間、その温度で保った。溶媒を真空中で蒸発させた。混合物を水により希釈し、EtOAcにより抽出した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘプタン 0/100から15/85)によって精製した。所望のフラクションを、回収し、真空中で濃縮して、白色の固体として中間体60(trans)を得た(2.6g、32%)。
b)中間体61の調製

中間体60(2.6g、9.7mmol)及びHCl(2−プロパノール中5〜6N、9.7mL)をジオキサン(9.7mL)に溶解した。混合物を室温で一晩撹拌した。飽和NaHCO水溶液を注意深く追加した。反応をEtOAcにより抽出した。有機層を乾燥させ、濾過し、濃縮して乾固させた。粗中間体61(trans)それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(定量的収率)。
c)中間体62の調製

ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(2.5g、11.64mmol)を1,2−ジクロロエタン(30mL)中の中間体61(粗製物、9.7mmol)及びtert−ブチルジメチルシリルオキシ−アセトアルデヒド(2.03mL、10.67mmol)の撹拌溶液に追加した。反応を一晩、室温で撹拌した。粗生成物をDCMにより溶解し、飽和NaHCO水溶液により洗浄した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/DCM 0/100から20/80)によって精製した。所望のフラクションを、回収し、真空中で濃縮して、無色の油として中間体62(trans)を得た(1.4g、44%)。
実施例A17
a)中間体63の調製

ジオキサン/水5:1(50mL)中の5−ブロモ−2−フルオロベンゾトリフルオリド(4g、16.46mmol)、3−ホルミル−フェニルボロン酸(2.96g、19.75mmol)、PdCl(dppf)(0.602g、0.823mmol)、及びKCO(7.571g、32.92mmol)の混合物をNにより数分間、脱気した。次いで、反応混合物を5時間、80℃で加熱した。ジオキサンを真空下で除去し、残渣をDCMにより抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/石油エーテル 0/100から1/15)によって精製した。所望のフラクションを回収し、溶媒を蒸発させて、中間体63(3.4g、77%)を得た。
b)中間体64の調製

中間体63(3.4g、12.687mmol)及びMeOH(100mL)の溶液にを撹拌し、0℃に冷却した。NaBH(1.04g、27.374mmol)を追加し、撹拌を10分間、0℃で継続し、次いで、反応混合物を2時間、室温に温めた。この後に、1mLの水を追加し、混合物を蒸発させた。40mLの飽和NaHCO水溶液を追加し、溶液をDCMにより洗浄し、有機層を回収し、NaSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させて、中間体64(3.2g、93%)を得た。
c)中間体65の調製

DCM(70mL)中の中間体64(2g、7.407mmol)の溶液を10℃に冷却し、三臭化リン(4g、14.814mmol)を滴加した。反応混合物を3時間、−20℃で撹拌した。この後に、反応を0℃に温め、1時間、撹拌し、次いで、水(50mL)によりクエンチし、固体KCOによりゆっくりとpH8にした。層を分離し、水層をDCM(2×100mL)により抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、蒸発させて、透明な油として中間体65を得た(1.73g、70%の収率)。
実施例A18
中間体21の合成について報告されるものと同様の手順に従って、下記の化合物を市販で入手可能な対応する酸から得た。
実施例A19
a)中間体68の調製

3,5−ビス(トリフルオロメチル)ブロモベンゼン(2.1mL、10.51mmol)を、N雰囲気下でTHF中のマグネシウム(0.3g、11.39mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を2時間、還流撹拌し、次いで、室温でN雰囲気下でTHF中の4−ホルミルテトラ−ヒドロピラン(1g、8.76mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を1時間、室温で撹拌し、次いで、飽和NHCl水溶液を追加し、混合物をEtOAcにより抽出した。合わせた抽出物をMgSOで乾燥させ、真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から50/50)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、油として中間体68を得た(1.67g、58%)。
b)中間体69の調製

DIAD(1.5mL、7.62mmol)を、0℃でN下で乾燥THF中の中間体68(1.67g、5.08mmol)、フタルイミド(0.812g、5.6mmol)、及びTPP(2g、7.62mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を4時間、室温で撹拌し、次いで、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から20/80)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、油として中間体69を得た(1.41g、61%)。
c)中間体70の調製

ヒドラジン水化物(64%、0.734mL、15.41mmol)をEtOH(9mL)中の中間体69(1.41g、3.08mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を4時間、80℃で撹拌し、次いで、NaOH 1Mにより希釈し、DCMにより抽出した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗中間体70それ自体を反応ステップにおいて使用した(定量的収率)。
実施例A20
a)中間体71の調製

4−クロロ安息香酸(1.58g、10.09mmol)をDCM(10mL)に溶解した。塩化オキサリル(1.30mL、15.13mmol)を室温でゆっくりと追加し、混合物を2時間、還流した。次いで、反応混合物を真空中で濃縮した。残留物をアセトニトリル(50mL)に溶解し、次いで、トリメチルシリルジアゾメタン(ヘキサン中2M、5.55mL、11.10mmol)を0℃で追加し、その後、EtNを追加した。混合物を24時間、0℃で撹拌した。溶媒を真空中で蒸発させ、粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘプタン 0/100から25/75)によって精製して、中間体71がもたらされた(0.503g、28%)。
b1)中間体72の調製

中間体71(0.503g、2.78mmol)を撹拌下で−5℃でクロロアセトニトリル(11.2mL、177mmol)及び三フッ化ホウ素エーテラート(0.560mL、9.5mmol)の溶液に少しずつ追加した。反応は、Nガスの激しい発生と共に進み、灰色の沈殿物が得られた。Nの発生が止まった後に、反応混合物を−15℃に冷却し、沈殿を終了させた。沈殿物を濾過によって分離し、EtOにより洗浄し、飽和NaHCO水溶液により中和し、EtO(×2)により抽出した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮して、中間体72がもたらされた(0.602g、95%)。
実施例A21
a)中間体73の調製

塩化チオニル(1.394mL. 19.109mmol)を0℃でMeOH(26mL)中の(R)−アミノ−シクロプロピル酢酸(1g、8.686mmol)の溶液に追加した。混合物を16時間、80℃で撹拌した。混合物を濃縮して乾固させた。トルエンを追加し、混合物を再び濃縮して乾固させて、中間体73を含有する無色の油を得、さらなる精製を伴わないで続く反応ステップにおいて使用した(定量的収率;R鏡像異性体)。
b)中間体74の調製

DCM中の3,4−ジクロロベンゾイルクロリド(2.001g、9.55mmol)の混合物をDCM(26mL総量)中の中間体73(粗製物、8.686mmol)及びEtN(3.632mL、26.058mmol)の溶液にゆっくりと滴加した。混合物を15時間、室温で撹拌した。粗反応混合物を飽和NaHCO水溶液により希釈し、DCMにより抽出した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から20/80)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、白色の固体として中間体74を得た(1.136g、44%;R鏡像異性体)。
c)中間体75の調製

LiAlH(0.143g、3.760mmol)を0℃で乾燥THF(11.4mL)中の中間体74(1.136g、3.760mmol)の混合物に少量ずつ加えた。混合物を16時間、室温で撹拌し、次いで、0.5当量のLiAlHを追加した。混合物を0℃で撹拌し、水を有するMgSOを0℃で少量ずつ加えた。混合物を濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗製物それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(定量的収率;R鏡像異性体)。
d)中間体76の調製

ボラン硫化ジメチル(THF中2M、4.7mL、9.4mmol)を0℃で乾燥THF(5.7mL)中の中間体75(粗製物、3.760mmol)の懸濁液に追加した。反応混合物を16時間、60℃で加熱し、次いで、冷却した。飽和NaHCO水溶液を注意深く追加した。反応をDCMにより抽出した。有機層を乾燥させ、濾過し、濃縮して乾固させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘキサン 0/100から30/70)によって精製した。所望のフラクションを、回収し、真空中で濃縮して、油として中間体76を得た(98%;R鏡像異性体)。
実施例A22
a)中間体77の調製

DIPEA(4.87mL、27.9mmol)をDCM(23mL)中の1−(4−クロロフェニル)−1−シクロプロパンメタノール(1.7g、9.3mmol)の氷***液に追加した。反応を室温まで到達させながら、メタンスルホニルクロリド(0.72mL、9.3mmol)を追加し、撹拌を1時間、継続した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液によってクエンチした。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、真空中で蒸発させた。粗中間体77それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(定量的収率)。
中間体77の合成について報告されるものに類似した手順を使用することによって、対応する既知のアルコール又は市販で入手可能なアルコールから出発して、下記の中間体を得た。
実施例A23
a)中間体88の調製

DIAD(2.885mL、14.555mmol)を5℃でN下で乾燥THF(25mL)中の3−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.2g、5.822mmol)、iPrOH(0.981mL、12.808mmol)、及びTPP(3.82g、14.555mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を12時間、室温で撹拌し、次いで、真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘプタン 0/100から10/90)によって精製した。所望のフラクションを真空中で濃縮して、無色の油を得た(1.55g、91%)。
b)中間体89の調製

NaOH 1M(8.01mL、8.01mmol)をMeOH(10mL)中の中間体88(1.55g、5.340mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を12時間、55℃で撹拌した。溶媒を真空中で蒸発させた。混合物を水により希釈し、HCl 2NによりpH=2まで酸性化し、EtOAcにより抽出した。有機層を分離し、乾燥させ(MgSO)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗中間体89それ自体を次の反応ステップのために使用した(1.280g、95%)。
c)中間体90の調製

中間体21の合成について記載される類似した手順に従って、中間体90を中間体89から出発して得た。
実施例A24
a)中間体91の調製

中間体20及び中間体77の合成について記載される類似した手順に従って、中間体91を市販で入手可能な酸から出発して得た。
実施例A25
a)中間体92の調製

中間体21の合成について記載される類似した手順に従って、中間体92を既知のアルコールから出発して得た(69%)。
b)中間体93の調製

ルホス(78mg、0.168mmol)、Pd(dba)(77mg、0.084mmol)、KCO(454.mg、3.36mmol)、及びカリウムシクロプロピルトリフルオロボラート(297mg、2.01mmol)を、Nで混合物を泡立たせながら、室温でトルエン(19mL)及び水(1mL)中の中間体92(424mg、1.678mmol)の撹拌溶液に追加した。次いで、反応を120℃で15時間、撹拌した。室温に冷却した後に、飽和NaHCO及びEtOAcを追加した。水相をEtOAcにより抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘプタン 0/100から10/90)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、油として中間体93を得た(110mg、25%、63%の純度)。
c)中間体94の調製

中間体89、64、及び77の合成について記載される類似した手順に従って、中間体94を中間体93から出発して得た。
実施例A26
a)中間体95の調製

臭素(0.16mL、3.11mmol)をAcOH(15mL)中の1−ベンゾチオフェン−5−カルボン酸(0.5g、2.8mmol)の溶液に追加した。次いで、溶液を4時間、室温で撹拌した。臭素をさらに追加し、溶液をさらに16時間、室温で撹拌した。次いで、溶液を激しく撹拌しながら水(90mL)に注ぎ、生じた固体を吸引濾過によって回収し、水により洗浄し、乾燥させ、定量的収率で中間体95がもたらされた。
b)中間体96の調製

中間体64及び77の合成について記載される下記の類似した手順に従って、中間体96を中間体95から出発して得た。
実施例A27
a)中間体97の調製

NaHCO(0.889g、10.59mmol)を、Nで混合物を泡立たせながら、ジオキサン(8mL)及び水(3mL)中のメチル3−ブロモ−5−(トリフルオロ−メチル)安息香酸(1g、3.53mmol)、シクロプロピルボロン酸(0.334g、3.89mmol)、及びPdCl(dppf)(144mg、0.177mmol)の溶液に追加した。溶液を100℃で一晩撹拌し、次いで、水により希釈し、DCMにより抽出した。有機層を分離し、乾燥させ(MgSO)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘプタン 0/100から40/60)によって精製した。フラクションを回収し、真空中で蒸発させて、中間体97(0.35g、41%)を得た。
b)中間体98の調製

中間体94の合成について記載される下記の類似した手順に従って、中間体98を中間体97から出発して得た。
実施例A28
a)中間体99の調製

中間体21の合成について記載される下記の類似した手順に従って、中間体99を既知の対応するアルコールから出発して得た。
実施例A29
a)中間体100の調製

ヨウ化エチル(0.5mL、6.12mmol)を0℃でDMF(15mL)中の3−ブロモ−5−(トリフルオロ−メチル)ベンジルアルコール(1.3g、5.10mmol)、水素化ナトリウム(鉱油中60%、0.23g、5.61mmol)の混合物に追加した。混合物を1時間、室温で撹拌し、次いで、飽和NaHCOにより希釈し、EtOAcにより抽出した。有機層を、NaHCO溶液により洗浄し、乾燥させ(MgSO)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘプタン 0/100から20/80)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、中間体100を得た(1g、69%)。
b)中間体101の調製

ブチルリチウム(ヘキサン中1.6M、2.65mL、4.24mmol)を−78℃で乾燥THF(8mL)中の中間体100(1g、3.53mmol)の溶液に追加した。混合物を1時間、同じ温度で撹拌し、次いで、過剰量のCOを追加し、混合物を室温に温めた。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで、1N HClにより洗浄し、EtOAcにより抽出した。有機層を分離し、乾燥させ(MgSO)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘプタン 0/100から30/70)によって精製して、中間体101を得た(0.285g、73%)。
c)中間体102の調製

中間体20及び中間体77の合成について記載されるものと同様の合成ルートに従って、中間体102を中間体101から出発して得た。
実施例A30
中間体103の調製

DIPEA(0.034mL、0.196mmol)をDCM(5mL)中の化合物13(およそ0.098mmol)の氷***液に追加した。反応を室温まで至らせながら、メタンスルホニルクロリド(0.009mL、0.118mmol)を追加し、撹拌を2時間、継続した。次いで、反応混合物を飽和水溶液NaHCOによりクエンチした。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、真空中で蒸発させた。粗製物それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(定量的収率;S鏡像異性体)。
実施例A31
中間体104及び105の調製

中間体15の合成について記載されるものに同様の合成ルートに従って、中間体14及び中間体85から出発して粗混合物を得た。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘプタン 0/100から20/80)によって続いて精製して、中間体104及び中間体105を得た。
実施例A32
中間体106の調製

中間体64及び中間体77の合成について記載されるものと同様の合成ルートに従って、中間体106を市販で入手可能なアルデヒドから出発して得た。
実施例A33
a)中間体155の調製

DIAD(0.86mL、4.34mmol)を、Nで溶液を泡立たせながら、0℃でTHF(15mL)中のメチル2−ヒドロキシ−6−(トリフルオロメチル)イソニコチナート(640mg、2.894mmol)、iPrOH(191mg、3.183mmol)、及びTPP(1.14g、4.341mmol)の溶液に滴加した。反応混合物を、室温で一晩撹拌し、次いで、溶媒を蒸発させた。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘプタン/EtOAc 100/0から90/10)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮し、黄色の油として中間体155を得た(759mg、99%)。
b)中間体107の調製

中間体90の合成について記載される類似した手順に従って、中間体107を中間体155から出発して得た。
実施例A34
a)中間体108の調製

ジオキサン(50mL)に溶解した3−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−フェニルボロン酸(2g、9.09mmol)及びCSCO(11.85g、36.387mmol)の混合物に、Nで溶液を泡立たせながら、Pd(dba)(416mg、0.45mmol)及びキサントホス(894mg、1.546mmol)を追加した。次いで、2−ヨード−1,1,1−トリフルオロエタン(1.792mL、18.19mmol)を追加した。反応混合物を1分間、室温で撹拌し、次いで、水(3mL)を追加した。混合物を12時間、80℃でさらに撹拌した。冷却後に、反応混合物をEtOAc及び水により抽出した。有機相を鹹水により洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘキサン/EtOAc 100/0から95/5)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、中間体108を得た(1.53g、49%、75%の純度)。
b)中間体109の調製

ホウ素三臭化物(2.254mL、23.40mmol)を5℃でDCM(10mL)中の中間体108(1.51g、5.849mmol)の溶液に追加した。混合物を4時間、室温でN下で撹拌し、次いで、それをDCMにより希釈し、飽和水溶液NaHCOにより洗浄した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘプタン/EtOAc 100/0から70/30)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、中間体109を得た(1.17g、82%、95%の純度)。
c)中間体110の調製

トリフルオロメタンスルホン酸無水物(0.958mL、5.77mmol)を−15℃でDCM(25mL)中の中間体109(1.17g、4.809mmol)、EtN(0.869mL、6.25mmol)、及びDMAP(58mg、0.48mmol)の撹拌溶液に追加した。溶液を30分間、−15℃で撹拌し、次いで、2時間にわたって室温に温めた。次いで、反応混合物をNHClの飽和溶液に注ぎ、相を分離し、水層をDCMにより抽出した(×2)。合わせた有機フラクションを洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過した。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘキサン/EtOAc 100/0から90/10)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、無色の油として中間体110を得た(1.21g、66%、95%の純度)。
d)中間体111の調製

中間体110(580mg、1.542mmol)、Pd(OAc)(7mg、0.03mmol)、dppf(34mg、0.06mmol)、EtN(0.6mL、4.626mmol)、EtOH(10mL)、及びジオキサン(10mL)の混合物を、18時間、95℃でCO雰囲気(6気圧)下で加熱した。次いで、反応混合物を飽和NaHCO水溶液により希釈し、EtOAcにより抽出した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘプタン/EtOAc 100/0から80/20)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、無色の油として中間体111を得た(372mg、79%)。
e)中間体112の調製

中間体89、中間体76、及び中間体21の合成について記載されるものと同様の合成ルートに従って、中間体112を中間体111から出発して得た。
実施例A35
a)中間体113の調製

メチルマグネシウムブロミド(6.546mL、9.16mmol)をトルエン(9mL)中の3−(シクロプロピルメチル)−5−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル(688mg 3.06mmol)の溶液に追加した。反応混合物を1時間、80℃で撹拌し、次いで、10%HCl水溶液により処理し、1時間、室温で撹拌した。相を分離し、水層をEtOAcにより洗浄し、飽和水溶液NaHCOにより塩基性状態にした。生じたスラリーをEtOAcにより抽出し、有機相をMgSOで乾燥させ、濾過し、真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘキサン/EtOAc 100/0から85/15)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、無色の油として中間体113を得た(533mg、72%)。
b)中間体114の調製

中間体64及び中間体77の合成について記載されるものと同様の合成ルートに従って、中間体114を中間体113から出発して得た。
実施例A36
中間体115の調製

中間体21の合成について記載されるものと同様の合成ルートに従って、中間体115を市販で入手可能なアルコールから出発して得た。
実施例A37
a)中間体116の調製

HBTU(3.411g、8.994mmol)をDMF(18ml)中の3−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.32g、5.996mmol)、N−メトキシメチルアミンヒドロクロリド(0.702g、7.20mmol)、及びDIPEA(3mL、18mmol)の撹拌溶液に少量ずつ加えた。混合物を5時間、室温で撹拌し、次いで、飽和水溶液NaHCOに注ぎ、EtOAcにより抽出した。有機層を水により洗浄し、分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘキサン/EtOAc 100/0から80/20)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、油として中間体116を得た(1.459g、92%、92%の純度)。
b)中間体117の調製

エチルマグネシウムクロリド(4.158mL、8.315mmol)をTHF(16.6mL)中の中間体116(1.459g、5.543mmol)の溶液に追加した。混合物を1時間、室温で撹拌し、次いで、水により希釈し、EtOAcにより抽出した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘキサン/EtOAc 100/0から70/30)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、白色の固体として中間体117を得た(1.155g、89%、94%の純度)。
c)中間体118の調製

中間体64及び中間体77の合成について記載されるものと同様の合成ルートに従って、中間体118を中間体117から出発して得た。
中間体118の合成について報告されるものに類似した手順を使用することによって、対応する既知の酸又は市販で入手可能な酸から出発して、下記の中間体を得た。
実施例A38
a)中間体123の調製

2−(トリフルオロメチル)モルホリンヒドロクロリド(0.2g、1.044mmol)を、Nで溶液を泡立たせながら、トルエン(10mL)中のメチル3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.246g、0.87mmol)、X−phos(0.037g、0.078mmol)、Pd(dba)(0.03g、0.035mmol)、及びCSCO(0.85g、2.61mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を密封した管において100℃で一晩撹拌し、次いで、水及びEtOAcを追加した。水相をEtOAcによりもう一度抽出し、次いで、合わせた有機相をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘプタン/EtOAc 100/0から90/10)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、粘着性の黄色の油として中間体123を得た(50mg、17%)。
b)中間体124の調製

中間体89、中間体76、及び中間体77の合成について記載されるものと同様の合成ルートに従って、中間体124を中間体123から出発して得た。
実施例A39
a)中間体126の調製

中間体76及び中間体21の合成について記載されたものと同様の合成ルートに従って、中間体126を市販で入手可能な酸から出発して得た。
b)中間体127の調製

シアン化ナトリウム(0.417g、8.518mmol)をN雰囲気下で0℃でDMF(25mL)中の中間体126(1.435g、5.679mmol)の撹拌溶液に滴加した。反応混合物を室温で16時間、撹拌し、次いで、飽和水溶液NaHCOを追加し、混合物をEtOAcにより抽出した。合わせた抽出物をMgSOで乾燥させ、真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘキサン/EtOAc 100/0から60/40)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、無色の油として中間体127を得た(702mg、51%)。
c)中間体128の調製

KOH(5M、17.3mL、86.5mmol)をEtOH(8.6mL)中の中間体127(702mg、2.886mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を16時間、95℃で撹拌し、次いで、室温に冷却し、氷冷却下で濃縮HClにより酸性化し、EtOAcにより抽出した。合わせた抽出物をMgSOで乾燥させ、真空中で濃縮した。粗製物それ自体を次の反応ステップのために使用し、収率は定量的であると考えられた。
d)中間体129の調製

中間体76及び中間体77の合成について記載されるものと同様の合成ルートに従って、中間体129を中間体128から出発して得た。
実施例A40
中間体130の調製

中間体129の合成について記載されるものと同様の合成ルートに従って、中間体130を市販で入手可能なニトリルから出発して得た。
実施例A41
a)中間体131の調製

2,2,2−トリフルオロエチルペルフルオロブチルスルホン酸(0.636mL、2.725mmol)をDMF(11mL)中の3−ヒドロキシ−5−トリフルオロメチル安息香酸メチルエステル(500mg、2.271mmol)及びCSCO(1.48g、4.542mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を3時間、室温で撹拌し、次いで、水により希釈し、EtOAcにより抽出した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させて、油を得、これをさらなる精製を伴うことなく次のステップにおいて使用した。
b)中間体132の調製

中間体89、中間体76、及び中間体77の合成について記載されるものと同様の合成ルートに従って、中間体132を中間体131から出発して得た。
実施例A42
a)中間体134の調製

NaOH 50%(7.832g、97.0mmol)を2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニルアセトニトリル(2g、9.108mmol)、1−ブロモ−2−クロロエタン(2.65mL、31.85mmol)、及びベンジルトリエチルアンモニウムクロリド(622mg、2.73mmol)の混合物に滴加した。混合物を50℃で一晩撹拌し、次いで、水を追加し、混合物をEtOAcにより抽出した。有機層を5%HCl水溶液により洗浄し、次いで、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘキサン/EtOAc 100/0から80/20)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、中間体134を得た(1.52g、68%)。
b)中間体135の調製

中間体128、中間体76、及び中間体77の合成について記載されるものと同様の合成ルートに従って、中間体135を中間体134から出発して得た。
実施例A43
a)中間体136の調製

ヨウ化メチル(0.374mL、6.013mmol)を室温でDMF(15mL)中のメチル3−ブロマニル−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.348g、5.11mmol)及びKCO(2.77g、20.043mmol)の撹拌溶液に追加し、混合物を同じ温度で5時間、撹拌した。次いで、水及びEtOAcを追加した。水相をもう一度抽出した。合わせた有機層を、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘプタン/EtOAc 100/0から95/5)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、薄茶色の油として中間体136を得た(定量的)。
b)中間体137の調製

ピペリジン(0.748mL、7.568mmol)を、Nで混合物を泡立たせながら、トルエン(20mL)中の中間体136(1.785g、6.306mmol)、X−Phos(0.271g、0.568mmol)、Pd(dba)(0.231g、0.252mmol)、及びCSCO(4.11g、12.613mmol)の撹拌溶液に追加した。反応を密封した管において100℃で一晩撹拌した。次いで、水及びEtOAcを追加した。水相をもう一度抽出し、次いで、合わせた有機層を、MgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘプタン/EtOAc 100/100から95/5)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して淡黄色の固体(3.623g、80%、50%の純度)を得た。
c)中間体138の調製

中間体89、中間体76、及び中間体77の合成について記載されるものと同様の合成ルートに従って、中間体138を中間体137から出発して得た。
実施例A44
a)中間体139の調製

Selectfluor(商標)(896mg、2.528mmol)をアセトニトリル(10mL)中の中間体14(500mg、1.945mmol)の溶液に追加し、混合物を16時間、70℃で撹拌した。次いで、溶媒を真空中で蒸発させ、粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー((シリカ;DCM/MeOH 100/0から90/10)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、中間体139を得た(295mg、55%)。
実施例A45
中間体21の合成について報告されるものと同様の手順に従って、下記の中間体を市販で入手可能な対応するアルコールから得た。
実施例A46
a)中間体141の調製

中間体140及び中間体40から出発して、中間体141(R鏡像異性体)を中間体34の合成について報告される手順と同様に調製した。対応するBOC脱保護化合物を含有するフラクションもまた収集した。
実施例A47
a)中間体145の調製

NaH(鉱油中60%、124mg、3.09mmol)を0℃でTHF(10mL)中の4−メトキシベンジルアルコール(0.427g、3.09mmol)の溶液に追加した。混合物を室温に温め、30分間、撹拌した。2,6−ジクロロ−4−メトキシピリジン(0.5g、2.809mmol)を追加し、反応混合物を18時間、密封した管において100℃で加熱し、次いで、室温に冷却した。溶媒を蒸発させて乾固させ、残留物をEtOAcに溶解し、水により洗浄した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;DCM)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、無色の油として中間体145を得た(0.7g、89%)。
b)中間体146の調製

ビニルボロン酸ピナコールエステル(4.9mL、28.6mmol)を、N雰囲気下でジオキサン(40mL)及びEtOH(4mL)の混合物中の中間体145(4g、14.3mmol)、Pd(OAc)(482mg、2.145mmol)、_S−Phos(1.761g、4.29mmol)、及びKPO(9.106g、42.9mmol)の撹拌懸濁液に追加した。混合物を18時間、100℃で撹拌し、次いで、セライトで濾過し、水により希釈し、DCMにより抽出した。有機層を分離し、鹹水により洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;DCM)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、無色の油として中間体146を得、これは置いているとすぐに凝固した(3.47g、89%)。
c)中間体147の調製

過マンガン酸カリウム(5.659g、35.811mmol)をアセトン(24mL)中の中間体146(3.47g、12.79mmol)の冷却溶液(0℃)に少量ずつ加え、混合物を室温に温める前に10分間0℃で撹拌した。撹拌を1時間、継続し、次いで、過マンガン酸カリウム(0.6当量)を0℃でさらに追加し、混合物を18時間、室温で撹拌した。混合物を濾過し、固体を水により洗浄した。濾液を濃縮して乾固させた。残留物をEtOによりトリチュレートし、固体を濾過し、真空中で乾燥させ、白色の固体として中間体147を得た。生成物は、さらなる精製を伴わないで下記のステップにおいて使用した(3.6g)。
d)中間体148の調製

中間体1の合成について記載される類似した手順に従って、中間体148を市販で入手可能なアルデヒドから出発して得た(80%)。
e)中間体149の調製

中間体3の合成について記載される類似した手順に従って、中間体149を中間体147及び中間体148から出発して得た(74%)。
f)中間体150の調製

中間体5の合成について記載される類似した手順に従って、中間体150を中間体149から出発して得た(94%)。
g)中間体151の調製

中間体6の合成について記載される類似した手順に従って、中間体151を中間体150から出発して得た(82%)。
h)中間体152の調製

TFA(0.979mL、12.795mmol)をアセトニトリル(9.7mL)中の中間体151(975mg、2.245mmol)及びNIS(556mg、2.469mmol)の溶液に追加し、反応混合物を2時間、室温で撹拌した。反応を少量のNaSOによりクエンチし、DCM及び飽和NaHCOにより希釈し、DCMにより抽出した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させて乾固させた。生じた残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;DCM/EtOAc 100/0から90/10)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、白色の固体として中間体152を得た(1g、80%)。
i)中間体158の調製

中間体152から出発して、中間体158を化合物3の合成について報告される手順B3.a1と同様に調製した(75%、R鏡像異性体)。
実施例A48
中間体153の調製

中間体69及び中間体70の合成について記載される類似した手順に従って、中間体153を市販で入手可能なアルコールから出発して得た。
実施例A49
中間体154の調製

中間体69及び中間体70の合成について記載される類似した手順に従って、中間体154を市販で入手可能なアルコールから出発して得た。
実施例A50
a)中間体157の調製

DCM(20mL)中の塩化オキサリル(0.145mL、1.719mmol)の混合物を−78℃で撹拌した。DMSO(0.182mL)を滴加し、混合物を10分間、−78℃で撹拌した。DCM(10mL)中の化合物45(410mg、0.819mmol)の溶液を滴加し、混合物を−78℃で1時間、撹拌した。DIPEA(1.41mL、8.19mmol)を滴加し、混合物を撹拌下で室温に到達させた。反応混合物を水により洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;DCM/MeOH 100/0から95/5)を介して精製した。純粋なフラクションを蒸発させて、オレンジ色の油がもたらされた(370mg、91%)。
実施例A51
a)中間体159の調製

クロロ−ジフルオロ−酢酸メチルエステル(1.38mL、13.082mmol)を密封した管においてN雰囲気下でDMF(20mL)中の1−ブロモ−3−ヨード−5−トリフルオロメトキシベンゼン(2g、5.451mmol)、フッ化カリウム(380mg、6.541mmol)、及びヨウ化銅(1.38g、6.541mmol)の撹拌混合物に追加した。混合物を18時間、120℃で撹拌し、次いで、それを水により希釈し、EtOにより抽出した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ペンタン)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して(200mbar)、無色の油を得た(1.41g、83%、揮発性化合物)。
b)中間体160の調製

中間体159(1.41g、4.563mmol)をTHF(15mL)に溶解した。溶液を−78℃にN下で冷却し、ブチルリチウム(ヘキサン中1.6M、3.1mL、5mmol)を15分間、滴加した。追加が終了したら、反応混合物を−78℃で1時間、撹拌した。次いで、CO(1.98g、45mmol)を同じ温度で追加した。生じた溶液を3時間、室温に温めた。水及びHCl 1Nを追加し、混合物をEtOAcにより抽出した。有機相を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘプタン/EtOAc 100/0から50/50)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、ベージュ色の固体を得た(1.25g、38%)。
c)中間体161の調製

中間体20の合成について記載される類似した手順に従って、中間体161を中間体160から出発して得た(65%)。
実施例A52
a)中間体162の調製

オキシ塩化リン(144μL、1.55mmol)をDMF(1.71mL)に5℃で滴加し、混合物を5分間、5℃で、次いで、室温で45分間、さらに撹拌した。次いで、反応混合物を、再び5℃に冷却し、2−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール(220mg、1.11mmol)を少量ずつ加えた。反応混合物を5℃で5分間及び室温で45分間、さらに撹拌し、次いで、それを氷上に注意深く注ぎ、溶液を飽和NaHCO溶液の追加によって中和した(pH=7)。生成物をEtOAcにより抽出した。有機層を水により洗浄し、MgSOで乾燥させ、溶媒を真空中で除去して、粗製物を得、これをさらなる精製を伴わないで続くステップにおいて使用した(320mg)。
b)中間体163の調製

中間体162(250mg、粗製物)をTHF(20mL)に溶解した。ジ−Tert−ブチルジカーボネート(293mg、1.34mmol)及びDMAP(1mg、11μmol)を追加した。反応混合物を室温で1時間、撹拌し、次いで、NaHCO飽和溶液を追加した。DCMを追加し、有機層を分離した。有機層をMgSOにより乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させて、茶色がかった固体として粗中間体163を得た(225mg)。粗製物それ自体を次の反応において使用した。
c)中間体164の調製

中間体163(225mg)をMeOH(4.3mL)に溶解し、反応混合物を氷浴を使用することによって0℃に冷却した。次いで、NaBH(52mg、1.37mmol)を追加した。反応混合物を室温で1時間、撹拌し、次いで、それをDCM及びNaHCO飽和溶液の混合物に追加した。有機層を分離し、鹹水により洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させて、茶色がかった結晶性の粗製物(216mg)を得、これをさらなる精製を伴うことなく続く反応のために使用した。
d)中間体165の調製

中間体21の合成について報告されるものと同様の合成手順に従って、中間体165を中間体164から出発して得た。
e)中間体166の調製

中間体47の合成について報告されるものと類似した実験条件を使用して、中間体166を中間体165及び中間体40から出発して得た。
実施例A53
下記の中間体を実施例A52において報告される類似した合成順序に従って合成した。下記の表のいくつかの中間体の調製について、例えば順序における中間体の1つが入手可能であった場合又は順序における中間体についてのより効率的な調製が文献からよく知られていた場合、A52における合成順序の一部のみに従わなければならなかった。
実施例A54
a)中間体175の調製

中間体47の合成について報告されるものと類似した実験条件を使用して、中間体175を中間体169及び中間体40から出発して得た。
実施例A55
a)中間体170の調製

中間体163の合成について報告されるものと同様の合成手順に従って、中間体170を市販で入手可能な5−クロロ−6−フルオロ−1H−インドール−3−カルバルデヒドから出発して調製した。
b)中間体171の調製

0〜5℃のTHF(60mL)中の中間体170(6.34g、21.30mmol)の撹拌溶液にメチルマグネシウムクロリド(THF中3M、7.81mL、23.42mmol)を追加した。反応を30分間、0〜5℃で撹拌し、次いで、室温に温めた。次いで、反応混合物を水によりクエンチした。THFを蒸発させ、生成物をDCMにより抽出した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;DCM/MeOH 100/0から98/2)によって精製した。純粋なフラクションを蒸発させ、生成物をDIPEから結晶化させた。結晶を濾別し、乾燥させ、中間体171を得た(6.68g、定量的収率)。
c)中間体172の調製

中間体171(2g、6.38mmol)をDCM(122mL)中で撹拌した。MsCl(1.46g、12.75mmol)を追加し、その後、EtN(1.29g、12.75mmol)を追加した。反応混合物を室温で2時間、撹拌した。飽和NaHCO溶液を追加し、有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、トルエンと共に同時蒸発させて、中間体172を含有する粗製物を得、これをさらなる精製を伴うことなく続く反応のために使用した(2.5g)。
d)中間体173の調製

中間体173を中間体40の合成について報告されるものと同様の合成手順に従うことによって得た。
d)中間体174の調製

中間体47の合成について報告されるものと類似した実験条件を使用して、中間体174を中間体172及び中間体173から出発して得た。
e)中間体176の調製

中間体47の合成について報告されるものと類似した実験条件を使用して、中間体174を中間体172及び中間体40から出発して得た。
実施例A56
a)中間体177の調製

中間体164の合成について報告されるものと同様の合成手順に従うことによって、中間体170から出発して、中間体177を得た。
b)中間体178の調製

中間体172の合成について報告されるものと同様の合成手順に従うことによって、中間体177から出発して、中間体178を得た。
c)中間体179の調製

中間体47の合成について報告されるものと類似した実験条件を使用して、中間体179を中間体178及び中間体40から出発して得た。
実施例A57
a)中間体180の調製

中間体47の合成について報告されるものと類似した実験条件を使用して、中間体180を中間体168及び中間体40から出発して得た。
実施例A58
a)中間体182の調製

中間体47の合成について報告されるものと類似した実験条件を使用して、中間体180を中間体181及び中間体40から出発して得た。
実施例A59
a)中間体184の調製

6−(トリフルオロメチル)インダン−1−オール(420mg、2.08mmol)を塩化チオニル(4.2mL)に溶解し、5時間、室温で撹拌し、次いで、蒸発乾固させ、N,N−ジメチルアセトアミド(8mL)に再び溶解した。D−アラニノール(0.32mL、4.16mmol)及びDIPEA(1.03mL)を追加し、反応混合物を70℃で一晩、撹拌した。次いで、反応混合物を飽和水溶液NaHCOによりクエンチし、EtOAcにより洗浄した。有機層を鹹水により洗浄し、NaSOで乾燥させ、蒸発乾固させて、粗製物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘプタン/EtOAc 100/0から0/100)によって精製し、中間体184(185mg、34%)がもたらされた。
b)中間体185の調製

DCM(9.4mL)中の中間体184(185mg、0.71mmol)の撹拌溶液に、イミダゾール(97mg、1.43mmol)、次いでTBSCl(161mg、1.07mmol)を追加した。反応混合物を一晩室温で撹拌した。次いで、水及びDCMを追加し、相を分離した。水層をDCMにより再び抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させて、粗製物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘプタン/EtOAc 100/0から70/30)によって精製して、中間体185を得た(274mg)。
c)中間体186の調製

中間体54(374mg、粗製物)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、70℃でアセトニトリル(3.5mL)中の中間体185(141mg、0.38mmol)、DIPEA(0.65mL、3.78mmol)、及びDMAP(231mg、1.89mmol)の溶液に1mLずつ追加した。反応混合物を90分間、次いで70℃で一晩、還流撹拌した。次いで、反応は室温に冷却し、NaHCO水溶液により処理した。混合物をEtOAcにより抽出し、有機層を水及び鹹水により洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させて、粗製物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘプタン/EtOAc 100/0から50/50)によって精製した。溶媒の蒸発の後、中間体186を得た(109mg)。
d)中間体187の調製

中間体4の合成について報告されるものと同様の合成手順に従って、中間体187を中間体186から出発して得た。
e)中間体188の調製

10% Pd/C(27)mgを室温でMeOH(8.45mL)中の中間体187(115mg、0.24mmol)の溶液に追加し、反応混合物を室温で2時間、水素化した(大気圧)。触媒をdicalite(登録商標)で濾過し、濾液を蒸発乾固させて、粗中間体188を得、これをさらなる精製を伴うことなく続く反応のために使用した(90mg)。
f)中間体189及び190の調製

中間体188(90mg、0.24mmol)及びTPP(87mg、0.33mmol)を室温でTHF(3mL)中で撹拌し、次いで、DIAD(64μL、0.33mmol)をシリンジを介して滴加した。反応混合物を室温で一晩、撹拌し、次いで、それを蒸発乾固させて、粗製物を得、これを少量のDCMに溶解し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘプタン/EtOAc 95/5から0/100)によって精製して、中間体189(45mg;フラクションはまたトリフェニルホスフィンオキシドをも含有する)及び中間体190(19mg)がもたらされた。
中間体189及び190それ自体をさらなる精製を伴うことなく次の反応ステップにおいて使用した。
g)中間体191の調製

臭素(4μL、0.08mmol)をDCM(0.6mL)及びAcOH(0.14mL)中の中間体189(25mg、純粋ではない物質)の撹拌溶液に追加した。反応混合物を室温で一晩、撹拌し、次いで、それをDCMにより希釈し、飽和NaHCO溶液により洗浄した。有機層を鹹水により洗浄し、NaSOで乾燥させ、蒸発乾固させて、粗製物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘプタン/EtOAc 100/0から0/100)によって精製した。フラクションの回収及び溶媒の蒸発の後に、中間体191を得た(16mg、79%のLC−MS純度、42%)。

中間体191の合成について報告されるものと同様の合成手順に従って、中間体192を中間体190から出発して得た。
実施例A60
a)中間体199の調製

オキシ塩化リン(703μL、7.56mmol)をDMF(8.36mL)に5℃で滴加し、次いで、混合物を5℃で5分間、次いで、室温で45分間、撹拌した。この後、反応混合物を5℃に再び冷却し、5−トリフルオロメチルインドール(1g、5.40mmol)を少量ずつ加えた。反応混合物を5℃で5分間、室温で45分間、60℃で1時間、さらに撹拌し、次いで、それを氷上に注意深く注ぎ、溶液を飽和NaHCO溶液の追加によって中和した(pH=7)。生成物の一部を沈殿させ、それを濾別して、中間体199の第1のバッチを得た。濾液水溶液をEtOAcにより抽出した。有機層をMgSOで乾燥させ、溶媒を真空中で除去して、油性残留物がもたらされ、水によりトリチュレートすると生成物が沈殿した。沈殿物の濾過により、中間体199の第2のバッチがもたらされた。2つのバッチを真空オーブンにおいて乾燥させ、それ自体を続く反応ステップにおいて使用した(1g、87%)。
b)中間体200の調製

中間体199(1g、4.69mmol)をTHF(5mL)に溶解した。ジ−Tert−ブチルジカーボネート(1.251g、5.73mmol)を追加し、その後、DMAP(5.73mg、0.05mmol)を追加した。LC−MS分析が完全な転換を示すまで、反応混合物を室温で1時間、撹拌した。次いで、飽和NaHCO溶液を追加した。ほとんどの生成物を沈殿させ、それを濾別し、真空オーブンにおいて乾燥させた。DCMを濾液に追加し、有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。残留物を乾燥させた沈殿物と合わせ、トルエン(×2)と共に同時蒸発させて、粗製物がもたらされ、これをさらなる精製を伴うことなく続く反応ステップのために使用した(1.41g、96%)。
c)中間体201の調製

メチルマグネシウムブロミド(THF中3M、8.62mL、25.86mmol)を0℃でTHF(17.3mL)中の中間体200(1.62g、5.17mmol)に追加した。30分後、さらに4当量のメチルマグネシウムブロミドを−78℃で追加した。30分後、反応混合物をNHClにより0℃でクエンチし、室温にし、EtOAc/水に注いだ。有機層を分離し、水相をEtOAcにより抽出し、合わせた有機層を乾燥させ、濾過し、蒸発させて、粗製物を得、これを続く反応ステップにおいてさらなる精製を伴うことなく使用した(1.85g)。
d)中間体202の調製

中間体201(1.12g、3.40mmol)をDCM(9.5mL)中で撹拌し、0℃に冷却した。次いで、EtN(0.71mL、5.10mmol)を追加し、その後、メタンスルホニルクロリド(0.40mL、5.10mmol)を追加した。20分後、LC−MS分析は、反応の終了を示した。飽和NaHCO溶液を追加し、有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、トルエンと共に同時蒸発させて、粗製物を得、これをさらなる精製を伴うことなく続く反応ステップのために使用した(1.2g)。
e)中間体203の調製

中間体40(0.659g、2.55mmol)をN雰囲気下でDMF(200mL)中で撹拌した。NaH(鉱油中60%、122mg、3.06mmol)を追加し、混合物を10分間、撹拌した。中間体202(1.2g、粗製物)を少量のDMFに溶解し、反応混合物に0℃で滴加した。反応を一晩、室温で撹拌した。次いで、水を追加し、水層をEtOAc(×2)により抽出し、有機層を回収し、鹹水により洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させて、粗製物を得、これを続く反応ステップにおいてさらなる精製を伴うことなく使用した。
実施例A61
a)中間体204の調製

中間体202の合成について報告されるものと同様の合成手順に従って、中間体204を市販で入手可能な5−クロロ−7−フルオロインドールから出発して得た。
実施例A62
中間体47の合成について報告されるものと類似した実験条件を使用して、中間体14及び対応するメシル酸から出発して、下記の中間体を得た。
実施例A63
a)中間体210の調製

中間体172の合成について報告されるものと同様の合成手順に従って、中間体210を市販で入手可能な6−トリフルオロメチル−1H−インドール−3−カルボキサルデヒドから出発して得た。
b)中間体211の調製

中間体203の合成について報告されるものと同様の合成手順に従って、中間体211を中間体210から出発して得た。
実施例A64
a)中間体213の調製

中間体203の合成について報告されるものと同様の合成手順に従って、中間体213を中間体40及び中間体212から出発して得た。中間体213は不純物と一緒に得られ、それ自体を次の反応ステップにおいて使用した(B37を参照されたい)。
実施例A65
a)中間体218の調製

2−フルオロ−6−ヨード−4−(トリフルオロメチル)−ベンゼンアミン(4.1g、13.44mmol)をN下でTHF(29mL)中で撹拌した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)二塩化物(511mg、0.73mmol)、CuI(277mg、1.46mmol)、EtN(29mL、210.01mmol)、及びトリメチルシリルアセチレン(1.584g、16.13mmol)を追加し、混合物を30分間、室温で撹拌した。EtOAcを追加し、混合物をdicalite(登録商標)で濾過した。濾液を蒸発させ、残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘプタン/EtOAC 100/0から99/1)によって精製して、中間体218がもたらされた(2.77g、75%)。
b)中間体219の調製

中間体218(2.75g、10.03mmol)、KCO(1.37g、10.03mmol)、及びMeOH(60mL)を30分間、撹拌した。固体のKCOをdicalite(登録商標)で濾別し、濾液を蒸発させて、中間体219を得た(2.04g、定量的)。
c)中間体220の調製

中間体219(2.04g、10.02mmol)、カリウム−tert−ブトキシド(2.25g、20.04mmol)、及び1−メチル−2−ピロリジノン(30mL)をN下で24時間、室温で撹拌した。水及びHCl(1N)を酸性pHまで追加し、次いで、生成物をDIPEにより抽出した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘプタン/EtOAC 100/0から99/1)によって精製して、中間体220がもたらされた(1.15g、56%)。
d)中間体221の調製

実施例A52において記載されるものと同様の合成手順に従うことによって、中間体221を中間体220及び中間体40から出発して得た。
実施例A66
a)中間体222の調製

ジヒドロピラン(0.655mL、7.162mmol)及びp−トルエンスルホン酸(56.7mg、0.298mmol)を室温でDCM(30mL)中の3−ブロモ−4−メチルベンジルアルコール(1.2g、5.968mmol)の溶液に追加した。混合物を室温で一晩、撹拌し、次いで、DCMにより希釈し、飽和NaHCO(×2)により洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘキサン/EtOAc 100/0から80/20)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、無色の油を得た(1.4g、82%)。
b)中間体223の調製

バイアルにおいて、Nを泡立たせることによって混合物を脱気しながら、シクロプロパンメタノール(5mL)中の中間体222(1.4g、4.909mmol)の溶液に、KPO(2.085g、9.82mmol)、8−ヒドロキシキノリン(71mg、0.491mmol)、及びCuI(187mg、0.982mmol)を追加した。混合物を10時間、110℃で撹拌し、次いで、水により希釈し、EtOAcにより抽出し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘキサン/EtOAc 100/0から90/10)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、中間体223がもたらされた(1.15g)。
c)中間体224の調製

HCl(1M、0.208mL)を室温でMeOH(6mL)中の中間体223(1.15g)の溶液に追加し、混合物を同じ温度で2時間、撹拌した。次いで、溶媒を蒸発させ、飽和NaHCOを追加し、生成物をEtOAc(×2)により抽出した。合わせた有機相をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発した。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘプタン/EtOAc 100/0から30/70)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、粘着性の黄色の油を得た(200mg)。
d)中間体225の調製

中間体21の合成について報告されるものと同様の合成手順に従って、中間体225を中間体224から出発して得た。
実施例A67
下記の中間体を実施例A60において報告される類似した合成順序に従って、合成した。下記の表のいくつかの中間体の調製について、例えば順序における中間体の1つが入手可能であった場合又は順序における中間体についてのより効率的な調製が文献からよく知られていた場合、A60における合成順序の一部のみに従わなければならなかった。ジアステレオ異性体への分離は、他に示されない限り、標準的なフラッシュカラムクロマトグラフィーによって達成した。
実施例A68
中間体47の合成について報告されるものと類似した実験条件を使用することによって、下記の中間体を得た。
実施例A69
a)中間体231の調製

圧力管を中間体230(780mg、1.377mmol)、シクロプロピルボロン酸(154mg、1.798mmol)、トリシクロヘキシルホスフィン(39mg、0.139mmol)、及びトルエン(7mL)により装填した。次いで、Pd(OAc)(32mg、0.07mmol)及び粉砕したKPO(1.023g、4.819mmol)を追加した。最後に、水(0.4mL)を追加し、管に蓋をかぶせ、120℃の予熱した油浴中に置き、撹拌を3時間、継続した。反応混合物を冷却し、水(30mL)により希釈した。層を分離し、水層をトルエン(50mL)により抽出した。合わせた有機層を鹹水(20mL)により処理し、MgSOで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;DCM/MeOH 100/0から98/2)によって精製して、中間体231がもたらされた(410mg、56%)。
実施例A70
下記の中間体を実施例A56において報告される類似した合成順序に従うことによって合成した。下記の表のいくつかの中間体の調製について、例えば順序における中間体の1つが入手可能であった場合又は順序における中間体についてのより効率的な調製が文献からよく知られていた場合、A56における合成順序の一部のみに従わなければならなかった。
実施例A71
a)中間体246の調製

中間体20の合成について報告されるものと同様の合成手順に従うことによって、市販で入手可能な3−アミノ−4−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ブタン酸から出発して中間体245を得た(661mg)。
b)中間体247の調製

中間体2の合成について報告されるものと同様の合成手順に従うことによって、中間体247を中間体246から出発して得た(0.57g)。
c)中間体248の調製

中間体6の合成について報告されるものと同様の合成手順に従うことによって、メチル5−ブロモ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−2−カルボン酸及びベンジルアルコールから出発して中間体248を得た(6.942g、定量的収率)。
d)中間体249の調製

中間体128の合成について報告されるものと同様の実験条件を使用して、中間体249を中間体248から出発して得た(2.94g)。
e)中間体250の調製

中間体3の合成について報告されるものと同様の合成手順に従うことによって、中間体250を中間体247及び中間体249から出発して得た(571mg)。
f)中間体251の調製

中間体34の合成について報告されるものと同様の合成手順に従うことによって、中間体251を中間体250から出発して得た(130mg)。
g)中間体252の調製

中間体46の合成について報告されるものと同様の合成手順に従うことによって、中間体252を中間体251(93mg)から出発して得た。
h)中間体253の調製

中間体6の合成について報告されるものと同様の合成手順に従うことによって、中間体253を中間体252(45mg)から出発して得た。
実施例A72
a)中間体254の調製

(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(5.807mL、39.285mmol)を乾燥DMF(75mL)中の1−ヨード−2−フルオロ−4−メチル−5−ニトロ−ベンゼン(5.52g、19.642mmol)、ヨウ化銅(5.611g、29.464mmol)、及びフッ化カリウム(2.282g、39.285mmol)の撹拌懸濁液に追加した。生じた溶液を70℃で撹拌した。反応を一晩続け、次いで、冷却し、EtOAcにより希釈し、飽和NHCl、水、及び鹹水により洗浄した。いくつかの不溶性の塩がエマルションを生成したので、水相をセライトで濾過した。いくつかのさらなる有機相を濾液から回収した。有機相を回収し、乾燥させ、溶媒を蒸発させた。残留物をシリカ上に吸着させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーを介して精製して、オレンジ色の油を得た。物質それ自体を続く反応ステップにおいて使用した(3.18g、73%)。
b)中間体255の調製

N,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(9.359mL、70.453mmol)を乾燥DMF(11mL)中の中間体254(3.144g、14.091mmol)の溶液に追加し、反応混合物を100℃で撹拌した。追加の直後に、反応が赤色から濃緑色に変わる。1時間後、GC−MSは、所望の生成物への完全な転換を示す。反応を冷却し、次いで、水に注いだ。暗赤色の沈殿物が形成され、これを真空中で一晩、40℃で、次いで、週末にわたって真空中で室温で乾燥させた。物質をさらなる精製を伴うことなく続く反応のために使用した(3.344g、85%)。
c)中間体256の調製

トルエン(49mL)及びAcOH(30mL)中の中間体255(3.344g、12.02mmol)、シリカゲル(1.45g)、及び鉄粉末(3.393g、132.371mmol)を、90分間、90℃で加熱し、次いで、混合物を室温に冷却し、EtOAcにより希釈し、シリカゲルで濾過した。濾液を蒸発させ、生じた残留物をDCMに溶解し、飽和NaHCOにより、次いで、水及び鹹水により洗浄した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させて、濃い油を得、さらなる加工を伴うことなく続く反応ステップにおいて使用した(2.587g、定量的)。
d)中間体257の調製

実施例A52において報告されるものと同様の合成手順に従うことによって、中間体257を中間体256及び中間体40から出発して得た。
実施例A73
a)中間体258の調製

DMF(13mL)中の3−フルオロ−2−ヨード−4−(トリフルオロメチル)−ベンゼンアミン(1.933g、6.337mmol)及び2−(2−エトキシエテニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(1.632g、8.238mmol)の溶液に、Nで反応混合物を泡立たせながら、水酸化リチウム一水和物(0.798g、19.011mmol)を追加した。Pd(dppf)Cl(0.155g、0.190mmol)を追加し、撹拌を70℃で一晩、継続した。反応混合物を水及びEtOAcの間で分配し、有機相をMgSOで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘキサン/EtOAc 100/0から80/20)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、所望の生成物を得た(1.249g、79%)。
b)中間体259の調製

中間体258(1.249g、5.012mmol)を密封した管においてAcOH(28.6mL)に溶解した。次いで、生じた混合物を2時間、還流加熱した(125℃)。溶媒を真空中で蒸発させ、残渣AcOHをトルエンとの共沸蒸発によって除去した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;ヘキサン/EtOAc 100/0から70/30)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、所望の生成物を得た(840mg、83%)。
B.最終化合物の調製
実施例B1
a)化合物1の調製

CuI(0.096g、0.506mmol)を、Nで溶液を泡立たせることによって反応を脱気しながら、DMF(25mL)中の中間体7(1.26g、2.53mmol)、CSCO(2.1g、6.32mmol)、4−メチルイミダゾール(0.415g、5.06mmol)、及びN,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.080mL、0.506mmol)の懸濁液に追加した。混合物を一晩、106℃で加熱した。次いで、水を追加し、水層をEtOAcにより抽出した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で溶媒を除去した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;MeOH/DCM 0/100から3/97)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮した。残留物をEtOAcに溶解し、HCl 4Nを追加した(1当量)。DIPEからの再結晶の後に純粋な化合物1(R鏡像異性体)を得た(0.177g、13%)。
実施例B2
a)化合物2の調製

CuI(0.118g、0.62mmol)を、Nで溶液を泡立たせることによって反応を脱気しながら、DMF(15mL)中の中間体29(1.293g、3.1mmol)、4−メチルイミダゾール(0.255g、3.1mmol)、CSCO(2.12g、6.51mmol)、及びN,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.098mL、0.62mmol)の溶液に追加した。次いで、混合物は一晩、110℃で加熱した。水を追加し、水層をEtOAcにより抽出した。相を分離し、有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で溶媒を除去した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;MeOH/DCM 0/100から3/97)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、化合物2がもたらされた(0.750g、58%;R鏡像異性体)。
実施例B3
a)化合物3の調製

CuI(0.221g、1.16mmol)を、Nで溶液を泡立たせることによって反応を脱気しながら、DMF(58mL)中の中間体15(2.8g、5.8mmol)、CSCO(4.7g、14.5mmol)、4−メチルイミダゾール(0.952g、11.6mmol)、及びN,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.183mL、1.16mmol)の懸濁液に追加した。混合物を一晩、106℃で加熱した。次いで、水を追加し、水層をEtOAcにより抽出した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で溶媒を除去した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;MeOH/DCM 0/100から3/97)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、化合物3がもたらされた(0.604g、21%;R鏡像異性体)。
a1)化合物3の代替調製
磁性撹拌棒及びねじ蓋隔壁を備えた第1のバイアルにおいて、ジオキサン(0.17mL)及びトルエン(0.83mL)中のPd(dba)(6mg、0.006mmol)及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル(6mg、0.0125mmol)をNで通気し、次いで、120℃で3分間、撹拌した。磁性撹拌棒及びねじ蓋隔壁を備えた第2のバイアルに、4−メチル−イミダゾール(45mg、0.55mmol)及びKPO(213mg、1mmol)並びに次いで中間体15(242mg、0.5mmol)を装填し、さらにNで通気した。前もって混合した触媒溶液を、シリンジによって第2のバイアルに追加した。反応混合物を5時間、120℃で加熱した。反応を室温に冷却し、EtOAcにより希釈し、鹹水により洗浄し、MgSOで乾燥させ、真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカMeOH/DCM 0/100から3/97)によって精製した。フラクションを回収し、溶媒を蒸発させて、化合物3を得た(170mg、70%;R鏡像異性体)。
実施例B4
a)化合物4の調製

CuI(0.041g、0.21mmol)を、Nで溶液を泡立たせることによって反応を脱気しながら、DMF(5mL)中の中間体22(0.476g、1.07mmol)、CSCO(0.871g、2.68mmol)、4−メチルイミダゾール(0.176g、2.16mmol)、及びN,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.038mL、0.214mmol)の溶液に追加した。混合物を一晩、110℃で加熱した。次いで、水を追加し、水層をEtOAcにより抽出した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で溶媒を除去した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;MeOH/DCM 0/100から3/97)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮した。生成物をEtOAc(0.5mL)に溶解し、HCl 4Mを追加した(1.0当量)。DIPEからの再結晶の後に純粋な化合物4を得た(127mg、25%;R鏡像異性体)。
実施例B5
a)化合物5の調製

CuI(0.102g、0.538mmol)を、Nで溶液を泡立たせることによって反応を脱気しながら、DMF(10mL)中の中間体34(1.1g、2.69mmol)、CSCO(1.84g、5.65mmol)、4−メチルイミダゾール(0.22g、2.69mmol)、及びN,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.085mL、0.538mmol)の溶液に追加した。混合物を一晩、110℃で加熱した。次いで、水を追加し、水層をEtOAcにより抽出した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で溶媒を除去した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;MeOH/DCM 0/100から3/97)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、化合物5がもたらされた(0.5g、45%)。
実施例B6
a)化合物6の調製

NaH(鉱油中60%、0.036g、0.91mmol)を、N雰囲気下で0℃でDMF(2.5mL)中の中間体40(粗製物、0.83mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を15分間、撹拌し、次いで、中間体99(粗製物、0.83mmol)を追加した。反応混合物を室温で4時間、撹拌し、次いで、それを水によりクエンチし、EtOAcにより抽出した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;DCM−MeOH(9:1、v/v)/DCM、0/100から35/65)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮した。生成物(0.07g)をEtOAc(2mL)に溶解し、次いで、ジオキサン中のHCl 4Mを追加して、ヒドロクロリド塩を得た。溶媒を蒸発させ、生成物をDIPEによりトリチュレートして、薄茶色の固体として化合物6を得た(0.048g、2ステップで69%;R鏡像異性体)。
実施例B7
a)化合物7の調製

酢酸アンモニウム(659mg、8.55mmol)を室温でAcOH(3.5mL)中の中間体19(1.71mmol、粗製物)の撹拌溶液に追加した。混合物を1時間、還流撹拌し、次いで、室温に冷却し、氷/水に注いだ。50%NaOH水溶液を塩基性pHまでゆっくりと追加した。生成物をEtOAc(×2)により抽出した。合わせた有機相をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発した。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc/ヘプタン0/100から90/10)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮した。生成物をEtOAcに溶解し、次いで、ジオキサン中の4M HClを追加して、HCl塩を得た。溶媒を蒸発させ、生成物をDIPEによりトリチュレートして、白色の固体として化合物7を得た(4ステップで35%;R鏡像異性体)。
実施例B8
a)化合物8の調製

ジメチルアミン(水中40%溶液、0.062mL、0.49mmol)を0℃でDMF(5mL)中の中間体103(粗製物、0.098mmol)の溶液に追加した。混合物を一晩、80℃で撹拌し、次いで、さらに5当量のジメチルアミンを追加した。混合物を80℃で一晩、撹拌した。EtOAc及び水を追加した。有機相を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して乾固させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;MeOH/DCM 0/100から3/97)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮した。固体をDIPEからトリチュレートして、化合物8がもたらされた(0.010g、2ステップで19%;R鏡像異性体)。
実施例B9
a)化合物9(ラセミ混合物)、9a(R又はS鏡像異性体)、及び9b(S又はR鏡像異性体)の調製

CuI(0.120g、0.633mmol)を、Nで溶液を泡立たせることによって反応を脱気しながら、乾燥DMF(30mL)中の中間体57(1.316g、3.163mmol)、CSCO(2.576g、7.907mmol)、4−メチルイミダゾール(0.519g、6.325mmol)、及びN,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.1mL、0.633mmol)の溶液に追加した。混合物を24時間、110℃で加熱した。次いで、水を追加し、水層をEtOAcにより抽出した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で溶媒を除去した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;DCM中のMeOH 0/100から3/97)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮した。DIPE中の5%EtOAcからの再結晶の後に純粋な化合物9を得(435mg、33%、rac)、続いて、分取SFC(Chiralpak Diacel OJ 20×250mm;移動相(CO、0.2%iPrNHを有するMeOH))によってその鏡像異性体に分離した。分離された鏡像異性体を含有するフラクションを回収し、蒸発させ、MeOHに再び溶解し、溶媒を再び蒸発させ、所望の純粋な化合物がもたらされた。収率:165mgの化合物9a(40%;R又はS鏡像異性体)及び161mgの化合物9b(39%;S又はR鏡像異性体)。
実施例B10
a)化合物10(ラセミ混合物)、10a(R又はS鏡像異性体)、及び10b(S又はR鏡像異性体)の調製

CuI(73mg、0.384mmol)を、Nで溶液を泡立たせることによって反応を脱気しながら、乾燥DMF(19mL)中の中間体56(0.8g、1.92mmol)、CSCO(1.56g、4.8mmol)、4−メチルイミダゾール(0.315g、3.84mmol)、及びN,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.06mL、0.384mmol)の溶液に追加した。混合物を一晩、106℃で加熱した。次いで、水を追加し、水層をEtOAcにより抽出した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で溶媒を除去した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;DCM中のMeOH 0/100から3/97)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮した。DIPEからの再結晶の後に純粋な化合物10(ラセミ)を得(138mg、17%、rac)、続いて、分取SFC(Chiralcel Diacel OD 20×250mm;移動相(CO、0.2%iPrNHを有するMeOH))によってその鏡像異性体に分離した。分離された鏡像異性体を含有するフラクションを回収し、蒸発させ、MeOHに再び溶解し、溶媒を再び蒸発させ、所望の純粋な化合物がもたらされた。収率:46mgの化合物10a(39%;R又はS鏡像異性体)及び49mgの化合物10b(41%;S又はR鏡像異性体)。
実施例B11
a)化合物11(ラセミ)、11a(R又はS鏡像異性体)、及び11b(S又はR鏡像異性体)の調製

4−メチルイミダゾール(246mg、3mmol)、ヨウ化銅(38mg、0.2mmol)、及びCSCO(977mg、3mmol)を中間体58(粗製物、20mLのDMF中1mmol)を含有する粗反応混合物に追加した。これを48時間、N雰囲気下で110℃で密封フラスコにおいて加熱する前に、5分間、Nで混合物を泡立たせた。混合物を室温に冷却し、DCM(50mL)と水(50mL)の間で分配した。水相が濁っていたので、EDTA(5.6g、15mmol)を追加し、水相が透明になるまで、二相の混合物を5分間振盪した。有機層を分離し、水層をDCM(2×50mL)により抽出した。合わせた有機層を鹹水により洗浄し、乾燥させ(MgSO)、濾過し、溶媒を蒸発させて、褐色の油としてラセミ化合物11がもたらされ、これを、分取HPLC(Chiralpak Diacel OD 20×250mm、移動相(0.2%iPrNH/76% COを有する24%MeOHで12.0分間保持し、次いで、15%の割合で0.2%iPrNHを有する24〜50%MeOH、50%で2.0分間保持))によって鏡像異性体に分離した。収率:112mgの化合物11a(ベージュ色の固体、27%;R又はS鏡像異性体;鏡像異性体A(SFC−MS))及び109mgの化合物11b(ベージュ色の固体、26%;S又はR鏡像異性体;鏡像異性体B(SFC−MS))。
実施例B12
a)化合物12の調製

(S)−2−アミノ−3−メトキシ−1−プロパノール及び3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドから出発して、化合物12(S鏡像異性体)を化合物7の合成について報告される手順と同様に調製した。
実施例B13
a)化合物13の調製

ホウ素三臭化物(0.093mL、0.98mmol)をDCM(2mL)中の化合物12(0.052g、0.098mL)の溶液に追加した。混合物を5時間、室温で撹拌し、次いで、NaHCO飽和水溶液を追加した。生成物をDCM(×2)により抽出し、合わせた有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させて、化合物13を得た(S鏡像異性体)。
実施例B14
a)化合物14(ラセミ)、14a(cis A)、及び14b(cis B)の調製

中間体59から出発して、化合物14を化合物7について記載される類似した合成ルートに従って、得た。続いて、混合物を分取SFC(Chiralpak Diacel OD 20×250mm;移動相(CO、0.2%iPrNHを有するMeOH))によって鏡像異性体に分離した。収率:23mgの化合物14a(49%;R,S又はS,R鏡像異性体;cis A)及び19mgの化合物14b(40%;S,R又はR,S鏡像異性体;cis B)。
実施例B15
a)化合物111の調製

中間体104から出発して、化合物111(R/R又はSジアステレオ異性体)を化合物3の合成について報告される手順B3.a1と同様に調製した。続いて、生成物をEtOAcに溶解し、わずかに過剰量のHCl(ジオキサン中4M)により処理して、ヒドロクロリド塩(.HCl)を得た。次いで、溶媒を蒸発させ、残渣をDIPEによりトリチュレートして、白色の固体を得た(38%)(1R又は1S,3R;ジアステレオマーA(SFC−MS))。
実施例B16
a)化合物112の調製

中間体105から出発して、化合物112を化合物3の合成について報告される手順B3.a1と同様に調製した。続いて、生成物をEtOAcに溶解し、わずかに過剰量のHCl(ジオキサン中4M)により処理して、ヒドロクロリド塩(.HCl)を得た。次いで、溶媒を蒸発させ、残渣をDIPEによりトリチュレートして、白色の固体を得た(43%;1S又は1R,3R;ジアステレオマーB(SFC−MS))。
実施例B17
a)化合物125の調製

中間体141(470mg、0.83mmol)をN雰囲気下で室温でDCM(9.4mL)に溶解した。TFA(1mL、13.067mmol)を追加し、反応混合物を室温で一晩、撹拌し、次いで、混合物DCM/NaHCO(飽和水溶液)に滴加し、20分間、撹拌した。有機層を分離し、鹹水により洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、真空中で蒸発させて、粗製物を得、これを撹拌下でDIPEに懸濁した。そのように得られた固体を濾過し、45℃で真空中で乾燥させ、化合物125がもたらされた(351mg、58%;R鏡像異性体)。
実施例B18
a)化合物177の調製

化合物125(170mg、0.365mmol)をN雰囲気下でDMF(13mL)に溶解し、次いで、NaH(鉱油中60%、17mg、0.413mmol)を追加した。反応混合物を10分間、室温で撹拌し、次いで、ヨウ化メチル(0.025mL、0.402mmol)を追加した。反応混合物を室温で2時間撹拌した。さらなる量のヨウ化メチル(15μL;0.65当量)を追加し、反応を一晩、撹拌した。さらに11μLのヨウ化メチル(11μL;0.5当量)を追加し、反応混合物を3時間、撹拌した。続いて、14mgのNaHを追加し(0.95当量)、反応をさらに3時間、撹拌し、次いで、溶媒を蒸発させ、反応混合物をDCM及び水の混合物に滴加し、混合物を20分間、かき混ぜた。次いで、有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過した。溶媒を真空中で蒸発させて、粗製物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;MeOH/DCM 0/100 5/95)を介して精製した。所望のフラクションを回収し、溶媒を真空中で除去し、残留物をDIPEに懸濁し、沈殿物を濾別し、一晩、40℃で真空中で乾燥させて、化合物177がもたらされた(69mg、40%;R鏡像異性体)。
実施例B19
a)化合物179の調製

中間体142及び中間体40から出発して、化合物179(R鏡像異性体)を中間体34の合成について報告される手順と同様に調製した。脱保護形態を、フラッシュカラムクロマトグラフィーの後に唯一の生成物として得た(25%;R鏡像異性体)。
実施例B20
a)化合物175、127、及び126の調製

中間体40及び中間体106から出発して、化合物175を1当量の臭化リチウムの存在下において、化合物6について記載される類似した合成ルートに従って、得た。続いて、混合物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;DCM/EtOAc 100/0から20/80)によってジアステレオ異性体に分離した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮した。分離されたジアステレオ異性体をDCMに溶解し、ジオキサン中の4M HClを追加して(1当量)、HCl塩を得た。溶媒を蒸発させ、生成物をEtOによりトリチュレートした。収率:75mgの化合物127(8%;4%の化合物126を含有するR,S又はR,Rジアステレオ異性体)及び27mgの化合物126(3%;R,R又はR,Sジアステレオ異性体)。
実施例B21
a)化合物130及び129の調製

中間体40及び中間体143から出発して、化合物130及び化合物129の混合物を、1当量の臭化リチウムの存在下において、化合物6について記載される類似した合成ルートに従って(実施例B6)、HCl塩形態として得た。続いて、混合物を分取SFC(Chiralpak Diacel AD 30×250mm、移動相(CO、0.2%iPrNHを有するEtOH)によってジアステレオ異性体に分離した。収率:105mgの化合物130(23%;1S又は1R,3R;ジアステレオマーA(SFC−MS))及び182mgの化合物129(41%;1R又は1S,3R;ジアステレオマーB(SFC−MS))。
実施例B22
a)化合物150の調製

オキシ塩化リン(1当量)をアセトニトリル(0.9mL)中の中間体158(45mg、0.0875mmol)の撹拌溶液に追加した。混合物を18時間、密封した管において90℃で加熱し、次いで、さらにオキシ塩化リン(1当量)を追加し、混合物を18時間、90℃で加熱した。さらなる当量のオキシ塩化リンを追加し、反応をさらに18時間、90℃で加熱し、次いで、DCMにより希釈し、飽和NaHCOにより洗浄した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;EtOAc)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮した。収率:21mgの化合物150(46%、R鏡像異性体)。
実施例B23
a)化合物167の調製

メチルマグネシウムブロミド(THF中1.6M、0.85mL、1.184mmol)を、5℃でN下で乾燥THF(15mL)中の中間体157(370mg、0.742mmol)の撹拌溶液に少量ずつ加えた。混合物を3時間、5℃で撹拌し、次いで、さらなるメチルマグネシウムブロミド(0.37mL、0.519mmol)を5℃でN下で少量ずつ加えた。反応混合物を、室温で一晩、撹拌し、次いで、それを飽和NHClにより希釈し、EtOAcにより抽出した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;DCM/MeOH 100/0から95/5)によって精製した。所望のフラクションを回収し、真空中で濃縮して、黄色の油を得た。生成物を、(0.1%TFA/19%MeCN−MeOHと81%の水〜0.1%TFA/55%MeCN−MeOHと45%の水)、次いで、(75%の水(25mM NHHCO)/25%MeCN−MeOH〜0%の水(25mM NHHCO)/100%MeCN−MeOH)を使用して、2度、逆相クロマトグラフィーによって精製した。収率:9mgの化合物167(2%)。
実施例B24
a)化合物181の調製

室温及びN雰囲気下で、NaH(鉱油中60%、9mg、0.22mmol)をDMF(3.2mL)中の化合物180(94mg、0.2mmol)の溶液に追加した。反応混合物を15分間、室温で撹拌し、次いで、ヨウ化メチル(14μL、0.22mmol)を追加した。反応混合物を90分間、撹拌し、次いで、3滴の水を追加した。DMFを真空中で除去した。残留物をDCMに溶解し、有機層を水により洗浄し、MgSOで乾燥させ、溶媒を真空中で除去した。残留物をEtOから結晶化させた。結晶を濾別し、乾燥させて、白色の固体として化合物181を得た(60mg、62%)。
実施例B25
a)化合物183及び184の調製

中間体174から出発して、化合物183及び化合物184の混合物を化合物125について記載される類似した合成ルートに従って得た(実施例B17)。続いて、混合物を分取SFC(Chiralcel Diacel OD 20×250mm、移動相(CO、0.2%iPrNHを有するEtOH))によって鏡像異性体に分離した。収率:93mgの化合物183(9%;R又はS;鏡像異性体A(SFC−MS))及び90mgの化合物184(8%;S又はR;鏡像異性体B(SFC−MS))。
実施例B26
a)化合物185及び186の調製

化合物183及び184(B25.aを参照されたい)の混合物を、化合物181(実施例B24)の合成について記載されるものと同様の合成ルートに従って処理して、化合物185及び化合物186の混合物がもたらされた。続いて、混合物を分取SFC(Chiralcel Diacel OD 20×250mm;移動相(CO、0.2%iPrNHを有するEtOH))によって鏡像異性体に分離した。収率:139mgの化合物185(38%;R又はS;鏡像異性体A(SFC−MS))及び135mgの化合物186(37%;S又はR;鏡像異性体B(SFC−MS))。
実施例B27
a)化合物198の調製

中間体167から出発して、化合物198を化合物6(実施例B6)について記載される類似した合成ルートに従って得た。
実施例B28
a)化合物199の調製

化合物125(125mg、0.27mmol)をDCM(6mL)に溶解した。溶液を5分間、撹拌し、次いで、フェニルボロン酸(66mg、0.54mmol)、酢酸銅(97mg、0.54mmol)、モレキュラーシーブ、ピリジン(45μL、0.56mmol)、及びEtN(75μL、0.54mmol)を追加し、反応混合物を室温で一晩、撹拌した。一晩の後、2当量のフェニルボロン酸及び2当量の酢酸銅を追加した。反応混合物を室温で一晩、再び撹拌した。この後、反応混合物をセライトで濾過した。水及び鹹水を濾液に追加し、溶媒を全て減圧下で蒸発させた。残留物をEtOAcに溶解し、濾過し、濾液を鹹水により洗浄した。有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させて、中間体(95mg)がもたらされ、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;DCM/MeOH 100/0から50/50)によって精製した。生成物を含有するフラクションを回収し、蒸発させて、化合物199がもたらされた(16mg、11%)。
実施例B29
a)化合物203の調製

中間体183から出発して、化合物203を化合物6(実施例B6)について記載される類似した合成ルートに従って得た。
実施例B30
a)化合物204の調製

磁性撹拌棒及びねじ蓋隔壁を備えた第1のバイアルにおいて、ジオキサン(0.1mL)及びトルエン(0.45mL)中のPd(dba)(3mg、0.004mmol)及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル(3mg、0.007mmol)をNで通気し、次いで、120℃で3分間、撹拌した。磁性撹拌棒及びねじ蓋隔壁を備えた第2のバイアルに、4−メチル−イミダゾール(3mg、0.04mmol)及びKPO(8mg、0.04mmol)並びに次いで中間体191(8mg、0.02mmol)を装填し、さらにNで通気した。前もって混合した触媒溶液を、シリンジによって第2のバイアルに追加した。反応混合物を5時間、120℃で加熱した。反応を室温に冷却し、EtOAcにより希釈し、鹹水により洗浄し、有機層を、Isolute(登録商標)HM−Nカラムフィルター(珪藻土の修飾形態)で濾過して、水を除去した。溶媒をNの気流下で除去し、分取HPLC(RP SunFire Prep C18 OBD−10μm、30×150mm;移動相:水中0.25%NHHCO溶液+5%アセトニトリル/アセトニトリル)によって精製する前に、粗製物を真空中で濃縮し、化合物204(6mg、75%)を得た。
実施例B31
a)化合物212及び213の調製

中間体203(1.2g)をDCM(24mL)に溶解した。TFA(4.84mL)を追加し、反応混合物を反応の終了まで撹拌した。次いで、溶媒を蒸発させ、EtOAc及び飽和NaHCO水溶液を追加した。有機層を分離し、鹹水により洗浄し、MgSOで乾燥させた。濾過の後、溶媒を真空中で蒸発させて、粗製物(808mg)を得た。90mgの粗製物を分取SFC(Chiralpak Diacel AD 30×250mm、移動相(CO、0.2%iPrNHを有するMeOH))によって精製した。所望のフラクションを回収し、蒸発させ、MeOHに溶解し、再び蒸発させた。収率:40mgの化合物212(1R又は1S,3R;ジアステレオ異性体A、白色の粉末(SFC−MS))及び7mgの化合物213(1S又は1R,3R;ジアステレオ異性体B、白色の粉末(SFC−MS))。
実施例B32
a)化合物214及び215の調製

化合物212及び化合物213の混合物から出発して、化合物214及び化合物215を化合物181について記載される類似した合成ルートに従って、混合物として得た(実施例B24)。混合物を分取SFC(Chiralpak Diacel AD 30×250mm、移動相(CO、0.2%iPrNHを有するEtOH)によって1つのジアステレオ異性体に分離した。所望のフラクションを回収し、蒸発させ、MeOHに溶解し、再び蒸発させた。収率:86mgの化合物214(1R又は1S,3R;ジアステレオ異性体A(SFC−MS))及び17mgの化合物215(1S又は1R,3R;ジアステレオ異性体B(SFC−MS))。
実施例B33
a)化合物216及び217の調製

化合物212及び化合物213(358mg、0.76mmol)の混合物をNフロー下でDMF(8.7mL)に溶解し、NaH(鉱油中60%、38mg、0.95mmol)を追加し、反応混合物を15分間撹拌した。ヨードエタン(69μL、0.86mmol)を追加し、反応混合物を90分間、室温で撹拌し、次いで、飽和NHCl水溶液を追加した。混合物をEtOAcにより抽出し、合わせた有機層をMgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させて、粗製物を得、これをDIPEによりトリチュレートし、真空オーブンにおいて一晩、乾燥させ、次いで、分取SFC(Chiralpak Diacel AD 30×250mm、移動相(CO、0.2%iPrNHを有するEtOH)によって精製した。所望のフラクションを回収し、蒸発させ、MeOHに溶解し、再び蒸発させた。収率:134mgの化合物216(1R又は1S,3R;ジアステレオ異性体A(SFC−MS))及び26mgの化合物217(1S又は1R,3R;ジアステレオ異性体B(SFC−MS))。
実施例B34
a)化合物222の調製

化合物201から出発して、化合物222を化合物181(実施例B24)について記載される類似した合成ルートに従って得た。粗製物を分取HPLC(RP SunFire Prep C18 OBD−10μm、30×150mm;移動相:水中0.25%のNHHCO溶液、アセトニトリル)によって精製し、化合物222(27mg、33%)を得た。
実施例B35
a)化合物225の調製

化合物203から出発して、化合物225を化合物181(実施例B24)について記載される類似した合成ルートに従って得た。粗製物を分取HPLC(RP SunFire Prep C18 OBD−10μm、30×150mm;移動相:水中0.25%のNHHCO溶液、アセトニトリル)によって精製し、化合物225(15mg、29%)を得た。
実施例B36
a)化合物208及び209の調製

中間体173及び中間体193から出発して、化合物208及び化合物209の混合物を、1当量の臭化リチウムの存在下において、化合物6(実施例B6)について記載される類似した手順に従って得た。続いて、混合物を分取SFC(Chiralcel Diacel OD 20×250mm;移動相(CO、0.2%iPrNHを有するMeOH))によって鏡像異性体に分離した。所望のフラクションを回収し、蒸発させ、MeOHに溶解し、再び蒸発させた。収率:92mgの化合物208(13%;R又はS;鏡像異性体B(SFC−MS))及び86mgの化合物209(13%;S又はR;鏡像異性体A(SFC−MS))。
実施例B37
a)化合物236及び237の調製

中間体213から出発して、化合物236及び化合物237(中間体213に存在する不純物に由来)の混合物を化合物125(実施例B17)について記載される類似した手順に従って得た。続いて、混合物を分取SFC(Chiralcel Diacel OJ 20×250mm、移動相(CO、0.4%iPrNHを有するMeOH)によって鏡像異性体に分離した。所望のフラクションを回収し、蒸発させた。収率:121mgの化合物236(17%)及び190mgの化合物237(26%)。
実施例B38
a)化合物162の調製

中間体225から出発して、化合物162を化合物6(実施例B6)について記載される類似した手順に従って得た。粗反応混合物を逆相によって精製した。(90%水(0.1%酢酸)、10%アセトニトリル〜54%水(0.1%酢酸)、46%のアセトニトリル)。生成物(0,1g)をEtOAc(2mL)に溶解し、次いで、HCl(ジオキサン中4M、0.064mL、0.255mmol)を追加して、ヒドロクロリド塩を得た。溶媒を蒸発させ、生成物をDIPEによりトリチュレートして、白色の固体を得た。収率:79mgの化合物162(25%)。
実施例B39
a)化合物174及び化合物242の調製

圧力管を化合物239(175mg、0.35mmol)、シクロプロピルボロン酸(40mg、0.46mmol)、トリシクロヘキシルホスフィン(10mg、0.04mmol)、及びトルエン(1.7mL)により装填した。次いで、Pd(OAc)(8mg、0.02mmol)及び粉砕したKPO(261mg、1.23mmol)を追加した。最後に、水(0.1mL)を追加し、管に蓋をかぶせ、120℃の予熱した油浴中に置き、撹拌を2時間、継続した。さらにシクロプロピルボロン酸、Pd(OAc)、及びトリシクロヘキシルホスフィンを追加し、混合物を90℃で一晩、撹拌した。次いで、反応混合物を冷却し、水(5mL)により希釈した。層を分離し、水層をトルエン(5mL)により抽出した。合わせた有機層を鹹水(10mL)により処理し、MgSOで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。生じた残留物を同量の等価物を使用して、再び同じ反応状態にした。次いで、得られた粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;DCM/MeOH 100/0から94/6)によって精製した。生成物フラクションを回収し、Prep HPLC(RP SunFire Prep C18 OBD−10μm 30×150mm、移動相:水中0.25%NHHCO溶液、MeOH)によって再び精製して、化合物174(13mg、8%)及び化合物242(2mg、1%)を得た。
実施例B40
a)化合物244の調製

化合物234から出発して、化合物244を化合物181(実施例B24)について記載される類似した手順に従って得た。反応混合物をPrep HPLC(RP SunFire Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水中0.25%NHHCO溶液、アセトニトリル)によって精製した。溶媒の蒸発の後、生成物をMeOHに溶解し、溶媒を減圧下で除去した(×2)。残留物をDCM/ヘプタンに溶解し、溶媒を窒素フロー下で蒸発させた。残留物を48時間、50℃で真空中で乾燥させた。収率:145mgの化合物244(46%)。
実施例B41
a)化合物246の調製

化合物277から出発して、化合物246を化合物181(実施例B24)について記載される類似した手順に従って得た。反応混合物をPrep HPLC(RP SunFire Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水中0.25%NHHCO溶液、アセトニトリル)によって精製した。収率:55mgの化合物246(44%)。
実施例B42
a)化合物247の調製

化合物277から出発して、化合物247を化合物181(実施例B24)について記載される類似した手順に従って得た。反応混合物をPrep HPLC(RP SunFire Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水中0.25%NHHCO溶液、アセトニトリル)によって精製した。収率:48mgの化合物247(36%)。
実施例B43
a)化合物248の調製

1,2−ジクロロエタン(350μL)中の化合物188(100mg、0.22mmol)、シクロプロピルボロン酸(38mg、0.44mmol)、及び炭酸ナトリウム(47mg、0.44mmol)の懸濁液に熱い1,2−ジクロロエタン(600μL、50℃)中の酢酸銅(41mg、0.23mmol)及び4,4’−ジ−tert−ブチル−2,2’−ビピリジル(62mg、0.23mmol)の懸濁液を追加した。混合物を70℃に温め、大気下で6時間30分、撹拌した。次いで、反応混合物を室温に冷却し、飽和NHCl溶液を追加し、その後、水を追加した。有機層は分離し、水層をDCM(×3)により抽出した。合わせた有機層を鹹水により洗浄し、MgSOで乾燥させ、真空中で濃縮して、粗製物がもたらされ、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;DCM/MeOH 100/0から95/5)によって精製した。生成物を含有するフラクションを回収し、真空中で濃縮した。収率:58mgの化合物248(53%)。
実施例B44
a)化合物251の調製

化合物279から出発して、化合物251を化合物181(実施例B24)について記載される類似した手順に従って得た。反応混合物をPrep HPLC(RP Vydac Denali C18−10μm、200g、5 cm、移動相:水中0.25%NHHCO溶液、アセトニトリル)によって精製した。収率:100mgの化合物251(44%)。
実施例B45
a)化合物256の調製

化合物282から出発して、化合物256を化合物181(実施例B24)について記載される類似した手順に従って得た。反応混合物をPrep SFC(Chiralcel Diacel OJ 20×250mm、移動相:CO、0.2%iPrNHを有するMeOH)によって精製した。所望のフラクションを回収し、蒸発させ、MeOHに溶解し、再び蒸発させた。収率:14mgの化合物256(24%)。
実施例B46
a)化合物284(ラセミ混合物)、267(R又はS鏡像異性体)及び268(S又はR鏡像異性体)の調製

中間体243から出発して、化合物284を化合物125(実施例B17)について記載される類似した手順に従って得た。反応混合物をPrep SFC(Chiralcel Diacel AD 30×250mm、移動相:CO、0.2%iPrNHを有するEtOH)によって精製した。所望のフラクションを回収し、蒸発させ、MeOHに溶解し、再び蒸発させた。収率:40mgの化合物267及び44mgの化合物268。
実施例B47
a)化合物285(ラセミ混合物)、265(R又はS鏡像異性体)、及び266(S又はR鏡像異性体)の調製

化合物284から出発して、化合物285を化合物181(実施例B24)について記載される類似した手順に従って得た。反応混合物をPrep SFC(Chiralcel Diacel AD 30×250mm、移動相:CO、0.2%iPrNHを有するEtOH)によって精製した。所望のフラクションを回収し、蒸発させ、MeOHに溶解し、再び蒸発させた。収率:135mgの化合物265(19%)及び130mgの化合物266(18%)。
実施例B48
a)化合物287(ラセミ混合物)、271(R又はS鏡像異性体)、及び272(S又はR鏡像異性体)の調製

化合物286から出発して、化合物287を化合物181(実施例B24)について記載される類似した手順に従って得た。反応混合物をPrep SFC(Chiralcel Diacel OD 20×250mm、移動相:CO、0.4%iPrNHを有するEtOH)によって精製した。所望のフラクションを回収し、蒸発させ、MeOHに溶解し、再び蒸発させた。収率:63mgの化合物271(25%)及び69mgの化合物272(27%)。
実施例B49
a)化合物262の調製

室温及びN下で、NaH(鉱油中60%、21mg、0.523mmol)をDMF(0.49mL)中の化合物278(210mg、0.523mmol)の溶液に追加した。反応混合物を15分間、室温で撹拌し、2,2,2−トリフルオロエチルペルフルオロブチルスルホン酸(220mg、0.575mmol)を追加した。反応混合物を1.5時間、撹拌し、次いで、DMFを減圧下に除去した。残留物をDCM及び数滴のMeOHに溶解し、有機溶液を水により洗浄し、Extrelut(登録商標)で乾燥させ、溶媒を蒸発させて、粗製物がもたらされ、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;DCM/MeOH 100/0から96/4)によって精製した。生成物を含有するフラクションを、Prep HPLC(RP Vydac Denali C18−10μm、200g、5cm、移動相:水中0.25%NHHCO溶液、アセトニトリル)によって再精製した。収率:48mgの化合物262(19%)。
実施例B50
a)化合物289(ラセミ混合物)、273(R又はS鏡像異性体)、及び274(S又はR鏡像異性体)の調製

化合物288から出発して、化合物289を化合物181(実施例B24)について記載される類似した手順に従って得た。反応混合物をPrep SFC(Chiralcel Diacel AD 30×250mm、移動相:CO、0.2%iPrNHを有するEtOH)によって精製した。所望のフラクションを回収し、蒸発させ、MeOHに溶解し、再び蒸発させた。収率:23mgの化合物273(27%)及び23mgの化合物274(27%)。
実施例B51
a)化合物294(ラセミ混合物)、295(R又はS鏡像異性体)、及び296(S又はR鏡像異性体)の調製

化合物293から出発して、化合物294を化合物181(実施例B24)について記載される類似した手順に従って得た。反応混合物をPrep SFC(Chiralcel Diacel OD 20×250mm、移動相:CO、0.2%iPrNHを有するEtOH)によって精製した。所望のフラクションを回収し、蒸発させ、MeOHに溶解し、再び蒸発させた。収率:96mgの化合物295(27%)及び100mgの化合物296(28%)。
上記実施例に記載のものに類似の反応プロトコルを利用することにより、表1a、1b、1c、1d、1e、1f、及び1gに列記された化合物を調製した。
「Co.No.」は化合物番号を意味する。「cb」は共有結合を意味する。
「Pr.」は、どの実施例番号に類似したプロトコルで化合物を合成したかを意味する。
化合物の立体中心に対して具体的な立体化学が示されていない場合、これは、化合物が、R及びS鏡像異性体の混合物として得られたことを意味する。塩形態が示されていない場合、化合物は遊離塩基として得られた。B3は、B3の反応プロトコル類似物を指すが、リガンドは使用せず、反応をマイクロ波条件下で実行した。
分析パート
LCMS(液体クロマトグラフィー/質量分析法)
一般的手順A
LC測定は、バイナリポンプ、サンプルオーガナイザー、カラムヒーター(55℃に設定)、ダイオードアレイ検出器(DAD)及び下記の各方法で明記するカラムを備えるAcquity UPLC(超高速液体クロマトグラフィー)(Waters)システムを使用して行った。カラムからの流れをMS分光計に分岐した。MS検出器は、エレクトロスプレーイオン源と共に構成された。質量スペクトルは、0.02秒のデータ収集時間(dwell time)を使用して0.18秒(sec)で100〜1000の走査を行うことにより取得した。キャピラリーニードル電圧は3.5kVであり、イオン源温度は140℃に維持した。Nをネブライザーガスとして使用した。データ取得は、Waters−Micromass MassLynx−Openlynxデータシステムを用いて行った。
一般的手順B
HPLC測定は、脱気装置を有するクォータナリポンプ、オートサンプラー、カラムオーブン(特記しない限り、40℃に設定)、ダイオードアレイ検出器(DAD)及び下記の各方法で明記するカラムを備えるAlliance HT 2790(Waters)システムを使用して行った。カラムからの流れをMS分光計に分岐した。MS検出器はエレクトロスプレーイオン源と共に構成された。質量スペクトルは、0.1秒のデータ収集時間を使用して1秒で100から1000の走査を行うことにより取得した。キャピラリーニードル電圧は3kVであり、イオン源温度は140℃に維持した。窒素をネブライザーガスとして使用した。データ取得はWaters−Micromass MassLynx−Openlynxデータシステムを用いて行った。
一般的手順C
HPLC測定は、それぞれの方法において下記に明示されるように、脱気装置を有するバイナリポンプ、オートサンプラー、恒温カラムオーブン部、ダイオードアレイ検出器、及びカラムを含むAgilent 1100シリーズ液体クロマトグラフィーシステムに連結したAgilent G1956A LC/MSDクアドラプルを使用して行った。カラムからの流れをMS分光計に分岐し、これを正イオンモードで大気圧エレクトロスプレーイオン源により操作した。キャピラリー電圧は3kVとし、フラグメンター電圧は70Vに設定し、クアドラプル温度を100℃に維持した。乾燥ガス流及び温度の値は、それぞれ12.0L/分及び350℃であった。窒素をネブライザーガスとして使用した。データ取得はAgilent Chemstationソフトウェアを用いて行った。
一般的手順D
HPLC測定は、それぞれの方法において下記に明示されるように、ポンプ、ダイオードアレイ検出器(DAD)(使用した波長220nm)、カラムヒーター、及びカラムを含むAgilent 1100モジュールを使用して行った。カラムからの流れをAgilent MSDシリーズG1946C及びG1956Aに分岐した。MSの検出器は、API−ES(大気圧エレクトロスプレーイオン化)と共に構成した。質量スペクトルは、100〜1000のスキャニングによって取得した。キャピラリーニードル電圧は、正のイオン化モードについて2500V、負のイオン化モードについて3000Vとした。フラグメンテーション電圧は50Vとした。乾燥ガス温度は、10l/分の流速で350℃で維持した。
一般的手順E
UPLC(超高速液体クロマトグラフィー)測定は、それぞれの方法において下記に明示されるように、サンプラーオーガナイザー、脱気装置を有するバイナリポンプ、4カラムオーブン、ダイオードアレイ検出器(DAD)、及びカラムを含むAcquity UPLC(Waters)システムを使用して行った。カラムフローは、MS検出器に分岐せずに使用した。MS検出器は、ESCIデュアルイオン源(大気圧化学イオン化と組み合わせたエレクトロスプレー)と共に構成した。窒素をネブライザーガスとして使用した。イオン源温度は140℃に維持した。データ取得はMassLynx−Openlynxソフトウェアを用いて行った。
一般的手順F
LC測定は、それぞれの方法において下記に明示されるように、バイナリポンプ、サンプルオーガナイザー、カラムヒーター(55℃に設定)、ダイオードアレイ検出器(DAD)、及びカラムを備えるAcquity UPLC(Waters)システムを使用して行った。カラムからの流れは全て、MS分光計に送った。MS検出器はエレクトロスプレーイオン源と共に構成した。質量スペクトルは、0.1秒間で120〜1000のスキャニングによって取得した。キャピラリーニードル電圧は3.0kVとし、イオン源温度は150℃に維持した。窒素をネブライザーガスとして使用した。データ取得はWaters−Micromass MassLynx−Openlynxデータシステムを用いて行った。
一般的手順G
分析は、脱気装置を有するポンプ、オートサンプラー、恒温カラムコンパートメント、及びUV検出器からなるHitachi LaChrom Elite液体クロマトグラフィー(LC)システムを使用して行った。データ取得はAgilent EZChrom Eliteソフトウェアを用いて行った。
LCMS方法1
一般的手順Aに加えて:逆相UPLC(超高速液体クロマトグラフィー)を、架橋エチルシロキサン/シリカハイブリッド(BEH)C18カラム(1.7μm、2.1×50mm;Waters Acquity)で、流速0.8ml/分で行った。2種の移動相(移動相A:25mM酢酸アンモニウム水溶液/アセトニトリル、95/5;移動相B:アセトニトリル)を使用して、A95%及びB5%から1.3分でA5%及びB95%に変化させる勾配条件を実施し、0.3分間維持した。注入量0.5μlを使用した。コーン電圧は正イオン化モードでは30V、及び負イオン化モードでは30Vであった。
LCMS方法2
一般的手順Aに加えて:逆相UPLCを、架橋エチルシロキサン/シリカハイブリッド(BEH)C18カラム(1.7μm、2.1×50mm;Waters Acquity)で、流速0.8ml/分で行った。2種の移動相(移動相A:0.1%ギ酸水溶液/メタノール、95/5;移動相B:メタノール)を使用して、A95%及びB5%から1.3分でA5%及びB95%に変化させる勾配条件を実施し、0.2分間維持した。注入量0.5μlを使用した。コーン電圧は正イオン化モードでは10V、及び負イオン化モードでは20Vであった。
LCMS方法3
一般的手順Bに加えて:逆相HPLCを、Xterra MS C18カラム(3.5μm、4.6×100mm)で、流速1.6ml/分で行った。3種の移動相(移動相A:25mM酢酸アンモニウム95%+アセトニトリル5%;移動相B:アセトニトリル;移動相C:メタノール)を使用して、A100%から6.5分でA1%、B49%及びC50%に、1分でA1%及びB99%に変化させる勾配条件を実施し、これらの条件を1分間維持し、A100%と1.5分間再平衡化させた。注入量10μlを使用した。コーン電圧は正イオン化モードでは10V、及び負イオン化モードでは20Vであった。
LCMS方法4
一般的手順Aに加えて:逆相UPLC(超高速液体クロマトグラフィー)を、架橋エチルシロキサン/シリカハイブリッド(BEH)C18カラム(1.7μm、2.1×50mm;Waters Acquity)で、流速0.8mL/分で行った。2種の移動相(HO/アセトニトリル95/5中25mM酢酸アンモニウム;移動相B:アセトニトリル)を使用して、95% A及び5% Bから1.3分で5% A及び95% Bに変化させる勾配条件を実施し、0.3分間維持した。注入量0.5μlを使用した。コーン電圧は正イオン化モードでは10V、及び負イオン化モードでは20Vとした。
LCMS方法5
一般的手順Dに加えて:逆相HPLCを、YMC−Pack ODS−AQ、50×2.0mm 5μmカラムで、流速0.8ml/分で行った。2つの移動相(移動相A:0.1%TFAを有する水;移動相B:0.05%TFAを有するアセトニトリル)を使用した。まず、100% Aを1分間維持した。次いで、4分間40% A及び60 % Bの勾配を適用し、2.5分間維持した。典型的な注入量2μlを使用した。オーブン温度は50℃とした。(MS極性:正)。
LCMS方法6
一般的手順Aに加えて:逆相UPLCを、BEH C18カラム(1.7μm、2.1×50mm;Waters Acquity)で、流速0.8ml/分で行った。2種の移動相(10mm酢酸アンモニウム水溶液/アセトニトリル95/5;移動相B:アセトニトリル)を使用して、A95%及びB5%から1.3分でA5%及びB95%に変化させる勾配条件を実施し、0.3分間維持した。注入量0.5μlを使用した。コーン電圧は正イオン化モードでは10V、及び負イオン化モードでは20Vであった。
LCMS方法7
一般的手順Bに加えて:カラムヒーターを45℃に設定した。逆相HPLCを、Atlantis C18カラム(3.5μm、4.6×100mm)で、流速1.6ml/分で行った。2種の移動相(移動相A:70%メタノール+30%HO;移動相B:0.1%ギ酸水溶液/メタノール95/5)を使用して、100%Bから9分で5%B及び95%Aに変化させる勾配条件を実施し、これらの条件を3分間維持した。注入量10μlを使用した。コーン電圧は正イオン化モードでは10V、及び負イオン化モードでは20Vであった。
LCMS方法8
一般的手順Cに加えて:逆相HPLCを、YMC−Pack ODS−AQ C18カラム(4.6×50mm;3μm粒径)で、流速2.6mL/分で行った。95%(水/0.1%ギ酸)及び5%アセトニトリルから4.80分で95%アセトニトリル及び5%(水/0.1%ギ酸)に変化させる勾配を利用し、1分間維持した。取得範囲は、UV検出器について190〜400nm及びMS検出器について100〜1400m/zに設定した。注入量は2μlとした。カラム温度は35℃とした。
LCMS方法9
一般的手順Cに加えて:逆相HPLCを、Phenomenex Kinetex XB−C18カラム(4.6×50mm;2.6μm粒径)で35℃で、流速3.0mL/分で行った。95%(水+0.1%ギ酸)/5%アセトニトリルから4.20分で5%(水+0.1%ギ酸)/95%アセトニトリルの勾配溶離を行い、次いで生じた組成をさらに0.70分間維持した。取得範囲は、UV検出器について190〜400nm及びMS検出器について100〜1200m/zに設定した。注入量は2μlとした。
LCMS方法10
一般的手順Dに加えて:逆相HPLCを、YMC−Pack ODS−AQ、50×2.0mm 5μmカラムで、流速0.8ml/分で行った。2つの移動相(移動相A:0.1%TFAを有する水;移動相B:0.05%TFAを有するアセトニトリル)を使用した。まず、90% A及び10 % Bを0.8分間維持した。次いで、3.7分間20% A及び80% Bの勾配を適用し、3分間維持した。典型的な注入量2μlを使用した。オーブン温度は50℃とした。(MS極性:正)。
LCMS方法11
一般的手順Eに加えて、逆相UPLCをAgilentのRRHD Eclipse Plus−C18カラム(1.8μm、2.1×50mm)で、50℃で1.0ml/分の流速で、MS検出器に分岐せずに実行した。使用した勾配条件は95% A(0.5g/l酢酸アンモニウム溶液+5%アセトニトリル)、5% B(アセトニトリル)〜40% A、60% Bを1.2分間〜5% A、95% Bを1.8分間、2.0分間保った。注入量は2μlとした。低解像度質量スペクトル(シングルクアドラプル、SQD検出器)は、0.08秒間のチャネル間遅延を使用して、0.1秒間で100〜1000のスキャニングによって取得した。キャピラリーニードル電圧は3kVとした。コーン電圧は正イオン化モードでは25V及び負イオン化モードでは30Vとした。
LCMS方法12
一般的手順Eに加えて、逆相UPLCをAgilentのRRHD Eclipse Plus−C18カラム(1.8μm、2.1×50mm)で、50℃で1.0ml/分の流速で、MS検出器に分岐せずに実行した。使用した勾配条件は95% A(0.5g/l酢酸アンモニウム溶液+5%アセトニトリル)、5% B(アセトニトリル)〜40% A、60% Bを3.8分間〜5% A、95% Bを4.6分間、5.0分間保った。注入量は2μlとした。低解像度質量スペクトル(シングルクアドラプル、SQD検出器)は、0.08秒間のチャネル間遅延を使用して、0.1秒間で100〜1000のスキャニングによって取得した。キャピラリーニードル電圧は3kVとした。コーン電圧は正イオン化モードでは25V及び負イオン化モードでは30Vとした。
LCMS方法13
一般的手順Fに加えて、逆相UPLCを、HSS T3カラム(1.8μm、2.1×100mm;Waters)で、流速0.8ml/分で行った。2つの移動相(HO/アセトニトリル95/5中10mM酢酸アンモニウム;移動相B:アセトニトリル)を、2.1分間、100% A及び0% B〜5% A及び95% B、次いで0.9分間、0% A及び100% B、最後に、0.5分間、5% A及び95% Bの勾配条件を実行するために使用した。当業者によって決定することができる典型的な注入量及びコーン電圧をこの方法において使用した。
LCMS方法14
一般的手順Aを使用した以外は、LCMS方法13と同一。
LCMS方法15
一般的手順Gに加えて、分析をWaters XTerra C18カラム(100×4.6mm I.D. 3.5μm粒子)で1.6mL/分の流速で40℃で実行した。勾配溶離は以下のように行った:7.5分間、水/アセトニトリル90:10中酢酸アンモニウム(25mM)の溶液の100%〜アセトニトリル/メタノール50:50の混合物;1.0分間、生じた組成〜100%アセトニトリル;1.5分間、100%アセトニトリル;3.0分間、100%アセトニトリル〜100%〜水/アセトニトリル90:10(25mM)中酢酸アンモニウム(25mM)の溶液の100%。標準的な注入量を3μLとした。取得範囲はUVについて200〜400nmに設定した。
融点
化合物3、5、9a、10a、10b、11a、11b、29、38、42、53、74、119、120、121、124、125、129、130、131、132、133、155、165、185、186、189、190、196、200、208、209、219、221、223、228、251、263、264、265、及び266について、融点(m.p.)をDSC823e又はDSC1(Mettler−Toledo)により決定した。化合物3、9a、10a、10b、129、130、131、132、133、155,165、185、186、196、200、208、209、219、221、223、228、251、263、264、265、及び266の融点を、10℃/分の温度勾配で測定した。化合物5、11a、11b、29、38、42、53、74、119、120、121、124、125、189、及び190の融点を、30℃/分の温度勾配で測定した。
化合物1、2、6、7、14、18、20〜22、24、25、27、28、30、31、34〜36、40 43、46、55〜59、63、65、67〜70、72、73、75、80〜82、84、86、88、91〜93、95〜97、100〜103、105〜107、111〜115、117、118、128、134、135、139〜145、147、149、151、160、163、164、166、168〜172、162、及び253について、融点をMettler FP62装置でオープンキャピラリーチューブ中で測定した。融点を、10℃/分の勾配を使用して、50℃から300℃の範囲にわたる温度で測定した。融点値は、デジタルディスプレイから読み取った。
化合物26、37、及び90について、融点を、Shanghai Precision and Scientific Instrument Co.Ltd.から購入したWRS−2A融点測定装置により決定した。融点を、0.2〜5.0℃/分の線形昇温速度で測定した。最高温度を300℃とした。
化合物157及び158について、融点をFP 81HT / FP90装置(Mettler−Toledo)で、オープンキャピラリーチューブ中で測定した。融点を1、3、5、又は10℃/分の温度勾配で測定した。最高温度を300℃とした。融点値は、デジタルディスプレイから読み取った。
化合物126、127、229、230、231、232、233、254、255、259、260、269、及び270について、融点をMettler Toledo MP50装置でオープンキャピラリーチューブ中で測定した。融点を、10℃/分の勾配を使用して、50℃から300℃の範囲にわたる温度で測定した。融点値は、デジタルディスプレイから読み取った。
分析測定の結果を表2aに示す。
NMR
いくつかの化合物では、H NMRスペクトルは、クロロホルム−d(重水素化クロロホルム、CDCl)又はDMSO−d(重水素化DMSO、ジメチル−d6スルホキシド)を溶媒として使用し、300MHz Ultrashieldマグネットを有するBruker Avance III、400MHzで運転するBruker DPX−400分光器、360MHzで運転するBruker DPX−360、又は600MHzで運転するBruker Avance 600分光器で記録した。ケミカルシフト(δ)は、内部標準として使用したテトラメチルシラン(TMS)に対して百万分率(ppm)で報告する。
SFC−MS
SFC−MSでは、CO及びモディファイアの輸送のためのデュアルポンプ制御モジュール(FCM−1200)、1〜150℃の範囲の温度制御をするカラム加熱のための熱制御モジュール(TCM2100)、及び6種の異なるカラム用のカラム選択バルブ(Valco,VICI,Houston,TX,USA)を備えたBerger Instruments(Newark,DE,USA)の分析SFCシステムを利用した。フォトダイオードアレイ検出器(Agilent 1100,Waldbronn,Germany)は、高圧フローセル(最大400バール)を備えており、CTC LC Mini PALオートサンプラー(Leap Technologies,Carrboro,NC,USA)とともに構成されている。直交Z−エレクトロスプレーインターフェース(orthogonal Z−electrospray interface)を有するZQ質量分析計(Waters,Milford,MA,USA)がSFC−システムに接続されている。装置制御、データ収集、及び処理は、SFC ProNToソフトウェア及びMasslynxソフトウェアからなる一体型プラットフォームで実施した。
Co.No.11a−11b:SFC−MSは、OD−Hカラム(500×4.6mm)(Daicel Chemical Industries Ltd)で、流速3ml/分で実施した。2つの移動相(移動相A:CO;移動相B:0.2% iPrNH含有MeOH)を利用した。まず、30%Bを18.5分間維持した。次いで、2分で30%Bから50%Bの勾配を適用し、4.1分間維持した。カラム温度を50℃に設定した。これらの条件下で、Co.No.11a(「鏡像異性体A」)の保持時間(R)は、カラム上でCo.No.11b(「鏡像異性体B」)よりも短かった。測定を、ラセミ混合物と比較した。
Co.No.14a−14b:SFC−MSは、OD−Hカラム(250×4.6mm)(Daicel Chemical Industries Ltd)で、流速3ml/分で実施した。2つの移動相(移動相A:CO;移動相B:0.2% iPrNH含有MeOH)を利用した。20%Bを15分間維持した。カラム温度を30℃に設定した。これらの条件下で、Co.14a(「Cis A」)のRは、カラム上でCo.No.14b(「Cis B」)よりも短かった。測定を、化合物の混合物と比較した。
Co.No.111−112:SFC−MSは、AD−Hカラム(250×4.6mm)(Daicel Chemical Industries Ltd)で、流速3ml/分で実施した。2つの移動相(移動相A:CO;移動相B:0.2% iPrNH含有MeOH)を利用した。8%Bを15分間維持した。カラム温度を30℃に設定した。これらの条件下で、Co.No.111(「ジアステレオマーA」)のRは、カラム上でCo.No.112(「ジアステレオマーB」)よりも短かった。測定を、化合物の混合物と比較した。
Co.No.129−130:SFC−MSは、AD−Hカラム(250×4.6mm)(Daicel Chemical Industries Ltd)で、流速3ml/分で実施した。2つの移動相(移動相A:CO;移動相B:0.2% iPrNH含有EtOH)を利用した。25%Bを15分間維持した。カラム温度を30℃に設定した。これらの条件下で、Co.No.130(「ジアステレオマーA」)のRは、カラム上でCo.No.129(「ジアステレオマーB」)よりも短かった。測定を、化合物の混合物と比較した。
Co.No.183−184:SFC−MSは、OD−Hカラム(250×4.6mm)(Daicel Chemical Industries Ltd)で、流速3ml/分で実施した。2つの移動相(移動相A:CO;移動相B:0.2% iPrNH含有EtOH)を利用した。35%Bを15分間維持した。カラム温度を30℃に設定した。これらの条件下で、Co.No.183(「鏡像異性体A」)のRは、カラム上でCo.No.184(「鏡像異性体B」)よりも短かった。測定を、ラセミ混合物と比較した。
Co.No.185−186:Co.No.183−184と同じSFC−MS条件を使用した。これらの条件下で、Co.No.185(「鏡像異性体A」)のRは、カラム上でCo.No.186(「鏡像異性体B」)よりも短かった。測定を、ラセミ混合物と比較した。
Co.No.206−207:SFC−MSは、OJ−Hカラム(250×4.6mm)(Daicel Chemical Industries Ltd)で、流速3ml/分で実施した。2つの移動相(移動相A:CO;移動相B:0.2% iPrNH含有MeOH)を利用した。まず、25%Bを18分間維持した。次いで、2.5分で25%Bから50%Bの勾配を適用し、50%Bを4.1分間維持した。カラム温度を30℃に設定した。これらの条件下で、Co.No.207(「鏡像異性体A」)の保持時間(R)は、カラム上でCo.No.206(「鏡像異性体B」)よりも短かった。測定を、ラセミ混合物と比較した。
Co.No.208−209:SFC−MSは、OD−Hカラム(250×4.6mm)(Daicel Chemical Industries Ltd)で、流速3ml/分で実施した。2つの移動相(移動相A:CO;移動相B:0.2% iPrNH含有MeOH)を利用した。35%Bを15分間維持した。カラム温度を30℃に設定した。これらの条件下で、Co.No.209(「鏡像異性体A」)の保持時間(R)は、カラム上でCo.No.208(「鏡像異性体B」)よりも短かった。測定を、ラセミ混合物と比較した。
Co.No.212−213:SFC−MSは、AD−Hカラム(250×4.6mm)(Daicel Chemical Industries Ltd)で、流速3ml/分で実施した。2つの移動相(移動相A:CO;移動相B:0.2% iPrNH含有MeOH)を利用した。30%Bを15分間維持した。カラム温度を40℃に設定した。これらの条件下で、Co.No.212(「鏡像異性体A」)の保持時間(R)は、カラム上でCo.No.213(「鏡像異性体B」)よりも短かった。測定を、ラセミ混合物と比較した。
Co.No.236−237:SFC−MSは、OJ−Hカラム(250×4.6mm)(Daicel Chemical Industries Ltd)で、流速5ml/分で実施した。2つの移動相(移動相A:CO;移動相B:0.2% iPrNH含有MeOH)を利用した。25%Bを7分間維持した。カラム温度を40℃に設定した。これらの条件下で、Co.No.236のRは、カラム上でCo.No.237よりも短かった。測定を、化合物の混合物と比較した。
Co.No.265−266:SFC−MSは、AD−Hカラム(250×4.6mm)(Daicel Chemical Industries Ltd)で、流速5ml/分で実施した。2つの移動相(移動相A:CO;移動相B:0.2% iPrNH含有EtOH)を利用した。35%Bを4分間維持し、1分間で50%Bまで増加させ、50%Bで2分間維持した。カラム温度を40℃に設定した。これらの条件下で、Co.No.265(「鏡像異性体A」)のRは、カラム上でCo.No.266(「鏡像異性体B」)よりも短かった。測定を、混合物と比較した。
Co.No.267−268:SFC−MSは、AD−Hカラム(250×4.6mm)(Daicel Chemical Industries Ltd)で、流速5ml/分で実施した。2つの移動相(移動相A:CO;移動相B:0.2% iPrNH含有EtOH)を利用した。40%Bを4分間維持し、1分間で50%Bまで増加させ、50%Bで2分間維持した。カラム温度を40℃に設定した。これらの条件下で、Co.No.267(「鏡像異性体A」)のRは、カラム上でCo.No.268(「鏡像異性体B」)よりも短かった。測定を、混合物と比較した。
Co.No.271−272:SFC−MSは、OD−Hカラム(250×4.6mm)(Daicel Chemical Industries Ltd)で、流速5ml/分で実施した。2つの移動相(移動相A:CO;移動相B:0.2% iPrNH含有EtOH)を利用した。35%Bを4分間維持し、1分間で50%Bまで増加させ、50%Bで2分間維持した。カラム温度を40℃に設定した。これらの条件下で、Co.No.271(「鏡像異性体A」)のRは、カラム上でCo.No.272(「鏡像異性体B」)よりも短かった。測定を、混合物と比較した。
Co.No.273−274:SFC−MSは、AD−Hカラム(250×4.6mm)(Daicel Chemical Industries Ltd)で、流速5ml/分で実施した。2つの移動相(移動相A:CO;移動相B:0.2% iPrNH含有EtOH)を利用した。35%Bを4分間維持し、1分間で50%Bまで増加させ、50%Bで2分間維持した。カラム温度を40℃に設定した。これらの条件下で、Co.No.273(「鏡像異性体A」)のRは、カラム上でCo.No.274(「鏡像異性体B」)よりも短かった。測定を、混合物と比較した。
Co.No.295−296:SFC−MSは、OD−Hカラム(250×4.6mm)(Daicel Chemical Industries Ltd)で、流速5ml/分で実施した。2つの移動相(移動相A:CO;移動相B:0.2% iPrNH含有EtOH)を利用した。40%Bを4分間維持し、1分間で50%Bまで増加させ、50%Bで2分間維持した。カラム温度を40℃に設定した。これらの条件下で、Co.No.295(「鏡像異性体A」)のRは、カラム上でCo.No.296(「鏡像異性体B」)よりも短かった。測定を、混合物と比較した。
薬理学
A)γ−セクレターゼ調節活性に関する本発明の化合物のスクリーニング
スクリーニングは、1%非必須アミノ酸、l−グルタミン2mM、Hepes15mM、ペニシリン50U/ml(単位/ml)及びストレプトマイシン50μg/mlを補った5%血清/Feを含有するInvitrogenにより提供されるダルベッコ改変イーグル培地/栄養混合物F−12(DMEM/NUT−mix F−12)(HAM)(カタログ番号10371−029)中で増殖させた、hAPP695−野生型を有するSKNBE2ヒト神経芽細胞腫細胞を使用して行った。細胞をほぼコンフルエント状態まで増殖させた。
スクリーニングは、Citron et al(1997)Nature Medicine 3:67に記載のアッセイの変法を使用して行った。簡潔には、細胞を、様々な試験濃度の試験化合物の存在下、1%グルタミン(Invitrogen、25030−024)、1%非必須アミノ酸(NEAA)、ペニシリン50U/ml及びストレプトマイシン50μg/mlを補ったUltraculture(Lonza、BE12−725F)中、10細胞/ウェルで384ウェルプレートにプレーティングした。細胞/化合物混合物を37℃、5%COで終夜インキュベートした。翌日、培地のAβ42及び全Aβを2種のサンドイッチイムノアッセイで分析した。
Aphalisa法(Perkin Elmer)を使用して、細胞上清中の全Aβ濃度及びAβ42濃度を定量した。Alphalisaは、ストレプトアビジン被覆ドナービーズに結合したビオチン化抗体及びアクセプタービーズにコンジュゲートした抗体を使用するサンドイッチアッセイである。抗原の存在下で、ビーズは近接する。ドナービーズの励起により一重項酸素分子の放出が起こり、これによりアクセプタービーズ中で一連のエネルギー転移が誘発され、その結果、発光が生じる。細胞上清中のAβ42の量を定量するために、Aβ42のC末端に特異的なモノクローナル抗体(JRF/cAβ42/26)をレセプタービーズに結合させ、AβのN末端に特異的なビオチン化抗体(JRF/AβN/25)を使用してドナービーズと反応させた。細胞上清中の全Aβの量を定量するために、AβのN末端に特異的なモノクローナル抗体(JRF/AβN/25)をレセプタービーズに結合させ、Aβの中央領域に特異的なビオチン化抗体(ビオチン化4G8)を使用してドナービーズと反応さた。
表3に報告する値を得るために、データを、試験化合物の非存在下で測定したアミロイドベータ42の最大量のパーセンテージとして計算した。化合物の対数濃度に対してプロットした対照のパーセンテージを用いる非線形回帰分析を使用して、S字状用量反応曲線を解析した。4パラメータ式を使用してIC50を求めた。
B)in vivo有効性の実証
B−1)Aβ42
本発明のAβ42低下剤は、ヒトなどの哺乳動物のADを治療するために使用することができる、又は、或いは、以下に限定されるものでないが、マウス、ラット若しくはモルモットなどの動物モデルで有効性を示す。哺乳動物はADと診断されていなくてもよく、又はADに関する遺伝的素因を有していなくてもよいが、ADに罹患しているヒトに見られるものと同様にAβを過剰産生し、最終的にそれを沈着するようなトランスジェニックとすることができる。
Aβペプチド低下剤は、任意の標準的方法を使用して任意の標準的形態で投与することができる。例えば、以下に限定されるものでないが、Aβペプチド低下剤は、経口で又は注射により摂取される液剤、錠剤又はカプセル剤の形態であってもよい。Aβ42低下剤は、血液、血漿、血清、脳脊髄液(CSF)中又は脳内のAβ42の濃度を著しく低減するのに十分な任意の用量で投与することができる。
Aβ42低下剤の急性投与によりin vivoでAβ42濃度が低下するかどうかを確認するため、非トランスジェニックげっ歯類、例えばマウス又はラットを使用した。Aβ42低下剤で処置した動物を検査し、非処置のもの又は溶媒で処置したものと比較し、可溶性Aβ42及び全Aβの脳内濃度を標準的な方法により、例えばELISAを使用して定量した。処置期間は数時間(h)から数日までの範囲とし、効果の現れる時間経過を確認できた後、Aβ42低下の結果に基づいて調節した。
in vivoでのAβ42低下を測定する典型的プロトコルを示すが、それは検出可能なAβの濃度を最適化するのに使用し得る多くの変法の1つに過ぎない。例えば、Aβ42低下化合物を水中20%のCaptisol(登録商標)(β−シクロデキストリンのスルホブチルエーテル)、又は20%ヒドロキシプロピルβシクロデキストリン中で製剤化した。Aβ42低下剤を、一晩絶食した動物に単一経口用量として又は任意の許容される投与経路で投与した。4時間後、動物を犠牲にし、Aβ42濃度を分析した。
断頭し、EDTA処理採血管に全採血することにより血液を採取した。血液を1900gで10分(min)間、4℃で遠心分離し、血漿を回収し、後で分析するために急速凍結した。脳を頭蓋及び後脳から取り出した。小脳を除去し、左半球と右半球を分離した。左半球は、試験化合物濃度の定量分析を行うために−18℃で保存した。右半球は、リン酸緩衝生理食塩水(PBS)緩衝液で洗浄し、直ぐにドライアイス上で凍結させ、生化学的アッセイを行うためにホモジナイズするまで−80℃で保存した。
非トランスジェニック動物からのマウス脳を、組織1グラム当たり、プロテアーゼ阻害剤(Roche−11873580001又は04693159001)を含有する0.4%DEA(ジエチルアミン)/50mM NaCl、8容量に再懸濁させたが、例えば、脳0.158gに対して、0.4%DEAを1.264ml添加する。溶解マトリックスD(MPBio #6913−100)を使用し、FastPrep−24システム(MP Biomedicals)内で全サンプルを6m/sで20秒間、ホモジナイズした。ホモジネートを221.300×gで50分間遠心分離した。次いで、得られた高速上清を新しいエッペンドルフ管に移した。上清9部を0.5Mトリス−HCl、pH6.8、1部で中和し、全Aβ及びAβ42の定量に使用した。
脳ホモジネートの可溶性画分中の全Aβ及びAβ42の量を定量するために、酵素結合免疫吸着検定法を使用した。簡潔に言えば、標準物質(合成Aβ1−40及びAβ1−42の希釈物、Bachem)を1.5mlエッペンドルフ管内にてUltraculture中で最終濃度が10000〜0.3pg/mlの範囲となるように調製した。サンプル及び標準物質を、Aβ42検出用のHRPO標識N末端抗体及び全Aβ検出用のビオチン化中央ドメイン抗体4G8と一緒に共インキュベートした(co−incubated)。次いで、50μlのコンジュゲート/サンプル又はコンジュゲート/標準物質混合物を、抗体被覆プレートに添加した(捕獲抗体は、Aβ42のC末端を選択的に認識するAβ42検出用の抗体JRF/cAβ42/26と、AβのN末端を選択的に認識する全Aβ検出用の抗体JRF/rAβ/2であった)。抗体−アミロイド複合体を形成させるため、このプレートを4℃で終夜インキュベートした。このインキュベーション及びその後の洗浄工程の後、Aβ42を定量するためのELISAを、製造業者の指示(Pierce Corp.,Rockford,Il)に従いQuanta Blu蛍光原ペルオキシダーゼ基質を添加することにより終了した。読み取りは10分〜15分後に行った(励起320nm/発光420nm)。
全Aβ検出のため、ストレプトアビジン−ペルオキシダーゼコンジュゲートを添加し、60分後に、追加の洗浄工程を行い、製造業者の指示(Pierce Corp.,Rockford,Il)に従いQuanta Blu蛍光原ペルオキシダーゼ基質を添加した。読み取りは10分〜15分後に行った(励起320nm/発光420nm)。
このモデルにおいて、未処置動物と比較したAβ42低下が、特に少なくとも10%のAβ42低下、さらに特に少なくとも20%のAβ42低下が有利だろう。
B−2)Aβ38
本発明のAβ38増加剤は、ヒトなどの哺乳動物のADの治療に使用でき、或いはマウス、ラット、又はモルモットなどがあるがこれらに限定されない動物モデルにおいて有効性を示す。哺乳動物はADと診断されていなくてよく、又はADの遺伝的素因を有していなくてもよいが、ADに罹患しているヒトに見られるものと同様にAβを過剰産生し、最終的にそれを沈着するようなトランスジェニックとすることができる。
Aβ38増加剤は、任意の標準的な方法を利用して任意の標準的な形態で投与できる。例えば、限定はされないが、Aβ38増加剤は、経口又は注射により摂取される液剤、錠剤、又はカプセル剤の形態であってもよい。Aβ38増加剤は、血液、血漿、血清、脳脊髄液(CSF)中、又は脳内のAβ38の濃度を著しく増加させるのに十分な任意の用量で投与することができる。
Aβ38増加剤の急性投与によりin vivoでAβ38濃度が増加するかどうかを確認するため、非トランスジェニックげっ歯類、例えばマウス又はラットを使用した。Aβ38増加剤で処置した動物を検査し、非処置のもの又は溶媒で処置したものと比較し、可溶性Aβ38及び全Aβの脳内濃度を標準的な技術により、例えばELISAを使用して定量した。処置期間は数時間から数日までの範囲であり、効果の現れる時間経過を確認できた後、Aβ38増加の結果に基づいて調節した。
in vivoでのAβ38増加を測定する典型的プロトコルを示すが、それは検出可能なAβの濃度を最適化するのに使用し得る多くの変法の1つに過ぎない。例えば、Aβ38増加剤を水中20%のCaptisol(登録商標)(β−シクロデキストリンのスルホブチルエーテル)、又は20%ヒドロキシプロピルβシクロデキストリン中で製剤化した。Aβ38増加剤を、一晩絶食した動物に単一経口用量として又は任意の許容される投与経路で投与した。4時間後、動物を屠殺し、Aβ38濃度を分析した。
断頭し、EDTA処理採血管に全採血することにより血液を採取した。血液を1900gで10分間、4℃で遠心分離し、血漿を回収し、後で分析するために急速凍結した。脳を頭蓋及び後脳から取り出した。小脳を除去し、左半球と右半球を分離した。左半球は、試験化合物濃度の定量分析を行うために−18℃で保存した。右半球は、リン酸緩衝生理食塩水(PBS)緩衝液で洗浄し、直ぐにドライアイス上で凍結させ、生化学的アッセイを行うためにホモジナイズするまで−80℃で保存した。
非トランスジェニック動物からのマウス脳を、組織1グラム当たり、プロテアーゼ阻害剤(Roche−11873580001又は04693159001)を含有する0.4%DEA(ジエチルアミン)/50mM NaCl、8容量に再懸濁させたが、例えば、脳0.158gに対して、0.4%DEAを1.264ml添加する。溶解マトリックスD(MPBio #6913−100)を使用し、FastPrep−24システム(MP Biomedicals)内で全サンプルを6m/sで20秒間、ホモジナイズした。ホモジネートを221.300×gで50分間遠心分離した。次いで、得られた高速上清を新しいエッペンドルフ管に移した。上清9部を0.5Mトリス−HCl、pH6.8、1部で中和し、全Aβ及びAβ38の定量に使用した。
脳ホモジネートの可溶性画分中の全Aβ及びAβ38の量を定量するために、酵素結合免疫吸着検定法を使用した。簡潔に言えば、標準物質(合成Aβ1−40及びAβ1−38の希釈物、ANASPEC)を1.5mlエッペンドルフ管内にてUltraculture中で最終濃度が10000〜0.3pg/mlの範囲となるように調製した。サンプル及び標準物質を、Aβ38検出用のHRPO標識N末端抗体及び全Aβ検出用のビオチン化中央ドメイン抗体4G8と一緒に共インキュベートした(co−incubated)。次いで、50μlのコンジュゲート/サンプル又はコンジュゲート/標準物質混合物を、抗体被覆プレートに添加した(捕獲抗体は、Aβ38のC末端を選択的に認識するAβ38検出用の抗体J&JPRD/Aβ38/5と、AβのN末端を選択的に認識する全Aβ検出用の抗体JRF/rAβ/2であった)。抗体−アミロイド複合体を形成させるため、このプレートを4℃で終夜インキュベートした。このインキュベーション及びその後の洗浄工程の後、Aβ38を定量するためのELISAを、製造業者の指示(Pierce Corp.,Rockford,Il)に従いQuanta Blu蛍光原ペルオキシダーゼ基質を添加することにより終了した。読み取りは10分〜15分後に行った(励起320nm/発光420nm)。
全Aβ検出のため、ストレプトアビジン−ペルオキシダーゼコンジュゲートを添加し、60分後に、追加の洗浄工程を行い、製造業者の指示(Pierce Corp.,Rockford,Il)に従いQuanta Blu蛍光原ペルオキシダーゼ基質を添加した。読み取りは10分〜15分後に行った(励起320nm/発光420nm)。
このモデルでは、未処置動物と比較したAβ38の増加が、特に少なくとも10%のAβ38の増加、さらに特に少なくとも20%のAβ38増加が有利であろう。
B−3)結果
結果を表4に示す(用量30mg/kg経口投与)(対照(Ctrl)として使用した未処置動物の値を100に設定した)。
B−1b)Aβ42
本発明のAβ42低下剤は、ヒトなどの哺乳動物のADを治療するために使用することができ、又は、マウス、ラット若しくはモルモットなどがあるがこれらに限定されない動物モデルで有効性を示す。哺乳動物はADと診断されていなくてもよく、又はADに関する遺伝的素因を有していなくてもよいが、ADに罹患しているヒトに見られるものと同様にAβを過剰産生し、最終的にそれを沈着するようなトランスジェニックとすることができる。
Aβ42低下剤は、任意の標準的方法を使用して任意の標準的形態で投与することができる。例えば、限定はされないが、Aβ42低下剤は、経口又は注射により摂取される液剤、錠剤又はカプセル剤の形態であってもよい。Aβ42低下剤は、血液、血漿、血清、脳脊髄液(CSF)中又は脳内のAβ42の濃度を著しく低減するのに十分な任意の用量で投与することができる。
Aβ42低下剤の急性投与によりin vivoでAβ42濃度が低下するかどうかを確認するため、非トランスジェニックげっ歯類、例えばマウス又はラットを使用した。Aβ42低下剤で処置した動物を検査し、非処置のもの又は溶媒で処置したものと比較し、可溶性Aβ42、Aβ40、Aβ38、及びAβ37の脳内濃度をMeso Scale Discovery(MSD)の電気化学発光検出技術により定量した。処置期間は数時間から数日までの範囲であり、効果の現れる時間経過を確認できた後、Aβ42低下の結果に基づいて調節した。
in vivoでのAβ42低下を測定する典型的プロトコルを示すが、それは検出可能なAβの濃度を最適化するのに使用し得る多くの変法の1つに過ぎない。例えば、Aβ42低下化合物を水中20%のCaptisol(登録商標)(β−シクロデキストリンのスルホブチルエーテル)、又は20%ヒドロキシプロピルβシクロデキストリン中で製剤化した。Aβ42低下剤を、一晩絶食した動物に単一経口用量として又は任意の許容される投与経路で投与した。4時間後、動物を屠殺し、Aβ42濃度を分析した。
断頭し、EDTA処理採血管に全採血することにより血液を採取した。血液を1900gで10分間、4℃で遠心分離し、血漿を回収し、後で分析するために急速凍結した。脳を頭蓋及び後脳から取り出した。小脳を除去し、左半球と右半球を分離した。左半球は、試験化合物濃度の定量分析を行うために−18℃で保存した。右半球は、リン酸緩衝生理食塩水(PBS)緩衝液で洗浄し、直ぐにドライアイス上で凍結させ、生化学的アッセイを行うためにホモジナイズするまで−80℃で保存した。
非トランスジェニック動物から得たマウス脳を、組織1グラム当たり、プロテアーゼ阻害剤(Roche−11873580001又は04693159001)を含有する0.4%DEA(ジエチルアミン)/50mM NaCl、8容量に再懸濁させたが、例えば、脳0.158gに対して、0.4%DEAを1.264ml添加する。溶解マトリックスD(MPBio #6913−100)を使用し、FastPrep−24システム(MP Biomedicals)内で全サンプルを6m/sで20秒間、ホモジナイズした。ホモジネートを20800×gで5分間遠心分離し、上清を回収した。上清を221.300×gで50分間、遠心分離した。次いで、得られた高速上清を新しいエッペンドルフ管に移した。上清9部を0.5Mトリス−HCl、pH6.8、1部で中和し、Aβの定量に使用した。
脳ホモジネートの可溶性画分中のAβ42、Aβ40、Aβ38、及びAβ37の量を定量するために、MSDの電気化学発光多重検出技術を利用して、Aβ42、Aβ40、Aβ38、及びAβ37の同時特異的検出を実施した。このアッセイでは、Aβ37(JRD/Aβ37/3)、Aβ38(J&JPRD/Aβ38/5)、Aβ40(JRF/cAβ40/28)、及びAβ42(JRF/cAβ42/26)に特異的な精製されたモノクローナル抗体をMSD 4−plexプレートに被覆した。簡潔に言えば、標準物質(合成Aβ42、Aβ40、Aβ38、及びAβ37の希釈物)を1.5mlエッペンドルフ管内にてUltraculture中で最終濃度が10000〜0.3pg/mlの範囲となるように調製した。サンプル及び標準物質を、検出抗体としてAβのN末端に対するSulfo−tag標識JRF/rAβ/2抗体と一緒に共インキュベートした。次いで、50μlのコンジュゲート/サンプル又はコンジュゲート/標準物質混合物を、抗体被覆プレートに添加した。抗体−アミロイド複合体を形成させるため、このプレートを4℃で終夜インキュベートした。このインキュベーション及びその後の洗浄工程の後、製造業者の指示(Meso Scale Discovery,Gaitherburg,MD)に従い、読み取り緩衝液を加えてアッセイを終了した。
SULFO−TAGは、電極で開始した電気化学的刺激と同時に発光する。MSD Sector装置SI6000をシグナル読出しに使用した。このモデルでは、未処置動物と比較したAβ42の低下が、特に少なくとも10%のAβ42の低下、さらに特に少なくとも20%のAβ42低下が有利であろう。
B−2b)Aβ38
本発明のAβ38増加剤は、ヒトなどの哺乳動物のADを治療するために使用することができ、又は、マウス、ラット若しくはモルモットなどがあるがこれらに限定されない動物モデルで有効性を示す。哺乳動物はADと診断されていなくてもよく、又はADに関する遺伝的素因を有していなくてもよいが、ADに罹患しているヒトに見られるものと同様にAβを過剰産生し、最終的にそれを沈着するようなトランスジェニックとすることができる。
Aβ38増加剤は、任意の標準的方法を使用して任意の標準的形態で投与することができる。例えば、限定はされないが、Aβ38増加剤は、経口又は注射により摂取される液剤、錠剤又はカプセル剤の形態であってもよい。Aβ38増加剤は、血液、血漿、血清、脳脊髄液(CSF)中又は脳内のAβ38の濃度を著しく増加させるのに十分な任意の用量で投与することができる。
Aβ38増加剤の急性投与によりin vivoでAβ38濃度が増加するかどうかを確認するため、非トランスジェニックげっ歯類、例えばマウス又はラットを使用した。Aβ38増加剤で処置した動物を検査し、非処置のもの又は溶媒で処置したものと比較し、可溶性Aβ42、Aβ40、Aβ38、及びAβ37の脳内濃度をMSDの電気化学発光検出技術により定量した。処置期間は数時間から数日までの範囲であり、効果の現れる時間経過を確認できた後、Aβ38増加の結果に基づいて調節した。
in vivoでのAβ38増加を測定する典型的プロトコルを示すが、それは検出可能なAβの濃度を最適化するのに使用し得る多くの変法の1つに過ぎない。例えば、Aβ38増加剤を水中20%のCaptisol(登録商標)(β−シクロデキストリンのスルホブチルエーテル)、又は20%ヒドロキシプロピルβシクロデキストリン中で製剤化した。Aβ38増加剤を、一晩絶食した動物に単一経口用量として又は任意の許容される投与経路で投与した。4時間後、動物を屠殺し、Aβ38濃度を分析した。
断頭し、EDTA処理採血管に全採血することにより血液を採取した。血液を1900gで10分間、4℃で遠心分離し、血漿を回収し、後で分析するために急速凍結した。脳を頭蓋及び後脳から取り出した。小脳を除去し、左半球と右半球を分離した。左半球は、試験化合物濃度の定量分析を行うために−18℃で保存した。右半球は、リン酸緩衝生理食塩水(PBS)緩衝液で洗浄し、直ぐにドライアイス上で凍結させ、生化学的アッセイを行うためにホモジナイズするまで−80℃で保存した。
非トランスジェニック動物から得たマウス脳を、組織1グラム当たり、プロテアーゼ阻害剤(Roche−11873580001又は04693159001)を含有する0.4%DEA(ジエチルアミン)/50mM NaCl、8容量に再懸濁させたが、例えば、脳0.158gに対して、0.4%DEAを1.264ml添加する。溶解マトリックスD(MPBio #6913−100)を使用し、FastPrep−24システム(MP Biomedicals)内で全サンプルを6m/sで20秒間、ホモジナイズした。ホモジネートを20800×gで5分間遠心分離し、上清を回収した。上清を221.300×gで50分間、遠心分離した。次いで、得られた高速上清を新しいエッペンドルフ管に移した。上清9部を0.5Mトリス−HCl、pH6.8、1部で中和し、Aβの定量に使用した。
脳ホモジネートの可溶性画分中のAβ42、Aβ40、Aβ38、及びAβ37の量を定量するために、MSDの電気化学発光多重検出技術を利用して、Aβ42、Aβ40、Aβ38、及びAβ37の同時特異的検出を実施した。このアッセイでは、Aβ37(JRD/Aβ37/3)、Aβ38(J&JPRD/Aβ38/5)、Aβ40(JRF/cAβ40/28)、及びAβ42(JRF/cAβ42/26)に特異的な精製されたモノクローナル抗体をMSD 4−plexプレートに被覆した。簡潔に言えば、標準物質(合成Aβ42、Aβ40、Aβ38、及びAβ37の希釈物)を1.5mlエッペンドルフ管内にてUltraculture中で最終濃度が10000〜0.3pg/mlの範囲となるように調製した。サンプル及び標準物質を、検出抗体としてAβのN末端に対するSulfo−tag標識JRF/rAβ/2抗体と一緒に共インキュベートした。次いで、50μlのコンジュゲート/サンプル又はコンジュゲート/標準物質混合物を、抗体被覆プレートに添加した。抗体−アミロイド複合体を形成させるため、このプレートを4℃で終夜インキュベートした。このインキュベーション及びその後の洗浄工程の後、製造業者の指示(Meso Scale Discovery,Gaitherburg,MD)に従い、読み取り緩衝液を加えてアッセイを終了した。
SULFO−TAGは、電極で開始した電気化学的刺激と同時に発光する。MSD Sector装置SI6000をシグナル読出しに使用した。このモデルでは、未処置動物と比較したAβ38の増加が、特に少なくとも10%のAβ38の増加、さらに特に少なくとも20%のAβ38増加が有利であろう。
B−3b)結果
結果を表5に示す(用量30mg/kg経口投与)(対照(Ctrl)として使用した未処置動物の値を100に設定した)。
組成物実施例
これらの実施例全体を通して使用される「有効成分」(a.i.)は、任意の互変異性体若しくは立体異性体の形態を含む式(I)の化合物又はその薬学的に許容できる付加塩若しくは溶媒和物に関し;特に例示された化合物のいずれかに関する。
本発明の製剤の処方の典型的実施例は次の通りである:
1.錠剤
有効成分 5〜50mg
リン酸二カルシウム 20mg
乳糖 30mg
タルク 10mg
ステアリン酸マグネシウム 5mg
バレイショデンプン 200mg以下
2.懸濁剤
経口投与用の水性懸濁剤は、1ミリリットル当たり、有効成分1〜5mg、カルボキシメチルセルロースナトリウム50mg、安息香酸ナトリウム1mg、ソルビトール500mg及び水1ml以下を含有するように製造される。
3.注射剤
非経口組成物は、0.9%NaCl水溶液又は10体積%プロピレングリコール水溶液中、有効成分1.5%(重量/容量)を攪拌することにより製造される。
4.軟膏
有効成分 5〜1000mg
ステアリルアルコール 3g
ラノリン 5g
白色ワセリン 15g
水 100g以下
本実施例において、有効成分は、同量の本発明の化合物のいずれか、特に、同量の例示した化合物のいずれかで置換することができる。

以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 式(I)
の化合物、その互変異性体若しくは立体異性体の形態、
(式中、
が、水素、C 1〜4 アルキル、又はArであり、
しかしながら、Lが共有結合である場合、R が、C 1〜4 アルキル又はArであることを条件とし、
が、水素、フェニル、シクロC 3〜7 アルキル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、テトラヒドロ−2H−チオピラニル、ピペリジニル、又はハロ、ヒドロキシル、C 1〜4 アルキルオキシ、及びNR からなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC 1〜4 アルキルであり、
Zが、メチレン又は1,2−エタンジイルであり、メチレン又は1,2−エタンジイルが、1つ又は2つのC 1〜4 アルキル置換基と任意に置換されており、
Lが、共有結合、−(CH m−n −Y−(CH −、1,2−シクロプロパンジイル、
テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC 1〜4 アルキルオキシC 1〜4 アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC 1〜6 アルカンジイル、
又は2つのジェミナルな水素原子がC 2〜6 アルカンジイルと交換されているC 1〜6 アルカンジイルであり、
mが、3、4、5、6、又は7を表し、
nが、1、2、又は3を表し、
Yが、O又はNHであり、
Arが、フェニル、インドリル、オキサゾリル、ベンゾ[b]チエニル、1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−ベンゾジオキサニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル、ピリジル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル、及びナフタレニルからなる群から選択される環系であり、
前記環系が、ハロ、Ar 、R 、ハロ、C 1〜4 アルキルオキシ、及びシクロC 3〜7 アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC 1〜4 アルキル、並びにハロ及びシクロC 3〜7 アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC 1〜4 アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている環系であり、
Ar が、ハロ及び1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC 1〜4 アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
が、水素、ハロ、又はC 1〜4 アルキルであり、
が、水素、ハロ、又はC 1〜4 アルキルであり、
が、水素又はC 1〜4 アルキルであり、
Xが、CR 又はNであり、
が、水素又はC 1〜4 アルキルであり、
が、水素又はC 1〜4 アルキルであり、R が、水素又はC 1〜4 アルキルであり、
が、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC 3〜7 アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり、前記環系が、ハロ又は1つ以上のハロ原子により任意に置換されているC 1〜4 アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている)
又はその薬学的に許容できる付加塩若しくは溶媒和物。
[2] R が、水素、フェニル、シクロC 3〜7 アルキル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、又はヒドロキシル、C 1〜4 アルキルオキシ、及びNR からなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC 1〜4 アルキルであり、
mが、3を表し、
nが、2を表し、
Yが、Oであり、
が、水素又はハロであり、
が、水素、ハロ、又はC 1〜4 アルキルであり、
が、C 1〜4 アルキルであり、
が、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC 3〜7 アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり、
前記環系が、1つ以上のハロ原子により任意に置換されている1つ以上のC 1〜4 アルキル基により任意に置換されている、[1]に記載の化合物。
[3] R が、Arである、[1]又は[2]に記載の化合物。
[4] Xが、CHである、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の化合物。
[5] nが、1又は2である、[1]に記載の化合物。
[6] R が、Arであり、
が、水素又はC 1〜4 アルキルであり、
Zが、メチレンであり、
Lが、C 1〜6 アルカンジイルであり、
Arが、ハロ、Ar 、R 、ハロ、C 1〜4 アルキルオキシ、及びシクロC 3〜7 アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC 1〜4 アルキル、並びにハロ及びシクロC 3〜7 アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC 1〜4 アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されているフェニルからなる群から選択される環系であり、
Ar が、ハロ及び1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC 1〜4 アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
が、水素であり、
が、C 1〜4 アルキルであり、
が、水素であり、
Xが、CHであり、
が、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC 3〜7 アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり、前記環系が、ハロ又は1つ以上のハロ原子により任意に置換されているC 1〜4 アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている、[1]に記載の化合物。
[7] Lが、共有結合、1,2−シクロプロパンジイル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC 1〜4 アルキルオキシC 1〜4 アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC 1〜6 アルカンジイル、
又は2つのジェミナルな水素原子がC 2〜6 アルカンジイルと交換されているC 1〜6 アルカンジイルである、[1]〜[5]のいずれか一項に記載の化合物。
[8] Lが、共有結合又はC 1〜6 アルカンジイルであり、
が、Arであり、
Arが、ハロ、Ar 、R 、ハロ、C 1〜4 アルキルオキシ、及びシクロC 3〜7 アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC 1〜4 アルキル、並びにハロ及びシクロC 3〜7 アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC 1〜4 アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と置換されているインドリルである、[1]〜[5]のいずれか一項に記載の化合物。
[9] R が、C 1〜4 アルキルであり、Lが、C 1〜6 アルカンジイルである、[1]〜[8]のいずれか一項に記載の化合物。
[10] R の位置が、式(I−x)
において示されるように固定されている、[1]〜[9]のいずれか一項に記載の化合物。
[11] 前記化合物が、
2−[1−[1−エチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
2−[1−(5−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
その互変異性体及び立体異性体の形態、
並びにその遊離塩基、薬学的に許容できる付加塩、及び溶媒和物からなる群から選択される、[1]に記載の化合物。
[12] 薬学的に許容できる担体及び有効成分として、治療上有効な量の[1]〜[11]のいずれか一項に定義される化合物を含む医薬組成物。
[13] 医薬品として使用するための、[1]〜[11]のいずれか一項に定義される化合物。
[14] アルツハイマー病、外傷性脳損傷、軽度認知障害、老化現象、認知症、レヴィー小体型認知症、脳アミロイド血管症、多発梗塞性認知症、ボクサー認知症、ダウン症候群、パーキンソン病に伴う認知症、及びβアミロイドに関連する認知症から選択される疾患又は症状の治療又は予防に使用するための、[1]〜[11]のいずれか一項に定義される化合物。
[15] 前記疾患が、アルツハイマー病である、[14]に記載の化合物。

Claims (16)

  1. 式(I)
    の化合物、その互変異性体若しくは立体異性体の形態、
    (式中、
    が、水素、C1〜4アルキル、又はArであり、
    しかしながら、Lが共有結合である場合、Rが、C1〜4アルキル又はArであることを条件とし、
    が、水素、フェニル、シクロC3〜7アルキル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、テトラヒドロ−2H−チオピラニル、ピペリジニル、又はハロ、ヒドロキシル、C1〜4アルキルオキシ、及びNRからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり、
    Zが、メチレン又は1,2−エタンジイルであり、メチレン又は1,2−エタンジイルが、1つ又は2つのC1〜4アルキル置換基と任意に置換されており、
    Lが、共有結合、−(CHm−n−Y−(CH−、1,2−シクロプロパンジイル、
    テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜6アルカンジイル、
    又は2つのジェミナルな水素原子がC2〜6アルカンジイルと交換されているC1〜6アルカンジイルであり、
    mが、3、4、5、6、又は7を表し、
    nが、1、2、又は3を表し、
    Yが、NHであり、
    Arが、フェニル、インドリル、オキサゾリル、ベンゾ[b]チエニル、1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−ベンゾジオキサニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル、ピリジル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル、及びナフタレニルからなる群から選択される環系であり、
    前記環系が、ハロ、Ar、R、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びにハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている環系であり、
    Arが、ハロ及び1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
    が、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり、
    が、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり、
    が、水素又はC1〜4アルキルであり、
    Xが、CR又はNであり、
    が、水素又はC1〜4アルキルであり、
    が、水素又はC1〜4アルキルであり、Rが、水素又はC1〜4アルキルであり、
    が、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり、前記環系が、ハロ又は1つ以上のハロ原子により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている)
    又はその薬学的に許容できる付加塩若しくは溶媒和物。
  2. 式(I)
    の化合物、その互変異性体若しくは立体異性体の形態、
    (式中、
    が、水素、C 1〜4 アルキル、又はArであり、
    しかしながら、Lが共有結合である場合、R が、C 1〜4 アルキル又はArであることを条件とし、
    が、水素、フェニル、シクロC 3〜7 アルキル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、テトラヒドロ−2H−チオピラニル、ピペリジニル、又はハロ、ヒドロキシル、C 1〜4 アルキルオキシ、及びNR からなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC 1〜4 アルキルであり、
    Zが、メチレン又は1,2−エタンジイルであり、メチレン又は1,2−エタンジイルが、1つ又は2つのC 1〜4 アルキル置換基と任意に置換されており、
    Lが、共有結合、−(CH m−n −Y−(CH −、1,2−シクロプロパンジイル、
    テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC 1〜4 アルキルオキシC 1〜4 アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC 1〜6 アルカンジイル、
    又は2つのジェミナルな水素原子がC 2〜6 アルカンジイルと交換されているC 1〜6 アルカンジイルであり、
    mが、3、4、5、6、又は7を表し、
    nが、1又は2を表し、
    Yが、O又はNHであり、
    Arが、フェニル、インドリル、オキサゾリル、ベンゾ[b]チエニル、1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−ベンゾジオキサニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル、ピリジル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル、及びナフタレニルからなる群から選択される環系であり、
    前記環系が、ハロ、Ar 、R 、ハロ、C 1〜4 アルキルオキシ、及びシクロC 3〜7 アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC 1〜4 アルキル、並びにハロ及びシクロC 3〜7 アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC 1〜4 アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている環系であり、
    Ar が、ハロ及び1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC 1〜4 アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
    が、水素、ハロ、又はC 1〜4 アルキルであり、
    が、水素、ハロ、又はC 1〜4 アルキルであり、
    が、水素又はC 1〜4 アルキルであり、
    Xが、CR 又はNであり、
    が、水素又はC 1〜4 アルキルであり、
    が、水素又はC 1〜4 アルキルであり、R が、水素又はC 1〜4 アルキルであり、
    が、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC 3〜7 アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり、前記環系が、ハロ又は1つ以上のハロ原子により任意に置換されているC 1〜4 アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている)
    又はその薬学的に許容できる付加塩若しくは溶媒和物
  3. が、水素、フェニル、シクロC3〜7アルキル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、又はヒドロキシル、C1〜4アルキルオキシ、及びNRからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり、
    mが、3を表し、
    nが、2を表し
    が、水素又はハロであり、
    が、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルであり、
    が、C1〜4アルキルであり、
    が、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり、
    前記環系が、1つ以上のハロ原子により任意に置換されている1つ以上のC1〜4アルキル基により任意に置換されている、請求項1又は2に記載の化合物。
  4. が、Arである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物。
  5. Xが、CHである、請求項1〜のいずれか一項に記載の化合物。
  6. nが、1又は2である、請求項1に記載の化合物。
  7. が、Arであり、
    が、水素又はC1〜4アルキルであり、
    Zが、メチレンであり、
    Lが、C1〜6アルカンジイルであり、
    Arが、ハロ、Ar、R、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びにハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されているフェニルからなる群から選択される環系であり、
    Arが、ハロ及び1つ以上のハロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているフェニルであり、
    が、水素であり、
    が、C1〜4アルキルであり、
    が、水素であり、
    Xが、CHであり、
    が、ピペリジニル、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、ピラゾリル、及びピロリジニルからなる群から選択される環系であり、前記環系が、ハロ又は1つ以上のハロ原子により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と任意に置換されている、請求項1に記載の化合物。
  8. Lが、共有結合、1,2−シクロプロパンジイル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、フェニル、及びC1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜6アルカンジイル、
    又は2つのジェミナルな水素原子がC2〜6アルカンジイルと交換されているC1〜6アルカンジイルである、請求項1〜のいずれか一項に記載の化合物。
  9. Lが、共有結合又はC1〜6アルカンジイルであり、
    が、Arであり、
    Arが、ハロ、Ar、R、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びにハロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれに独立に選択される1つ以上の置換基と置換されているインドリルである、請求項1〜のいずれか一項に記載の化合物。
  10. が、C1〜4アルキルであり、Lが、C1〜6アルカンジイルである、請求項1〜のいずれか一項に記載の化合物。
  11. の位置が、式(I−x)
    において示されるように固定されている、請求項1〜10のいずれか一項に記載の化合物。
  12. 前記化合物が、
    2−[1−[1−エチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−3−イル]エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
    2−[1−(5−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−3,4−ジヒドロ−3−メチル−7−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(1S又は1R,3R)、
    その互変異性体及び立体異性体の形態、
    並びにその遊離塩基、薬学的に許容できる付加塩、及び溶媒和物からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
  13. 薬学的に許容できる担体及び有効成分として、治療上有効な量の請求項1〜1のいずれか一項に定義される化合物を含む医薬組成物。
  14. 医薬品として使用するための、請求項1〜1のいずれか一項に定義される化合物。
  15. アルツハイマー病、外傷性脳損傷、軽度認知障害、老化現象、認知症、レヴィー小体型認知症、脳アミロイド血管症、多発梗塞性認知症、ボクサー認知症、ダウン症候群、パーキンソン病に伴う認知症、及びβアミロイドに関連する認知症から選択される疾患又は症状の治療又は予防に使用するための、請求項1〜1のいずれか一項に定義される化合物。
  16. 前記疾患が、アルツハイマー病である、請求項1に記載の化合物。
JP2015512188A 2012-05-16 2013-05-16 (特に)アルツハイマー病の治療に有用な置換3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン誘導体 Active JP6106745B2 (ja)

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