JP6103703B2 - ウェットシート包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェットシート包装体に関する。
従来、水分、アルコールや液体の薬剤を含有させたウェットティシューなどのウェットシートを収納するためのウェットシート包装体が知られている。一般に、ウェットシート包装体は、柔軟で気密性のある袋状の本体部と、繰り返し剥離及び接着の可能な蓋部とを備え、本体部に取出口として形成された開口部の周縁に、当該開口部を塞ぐように蓋部を接着させて開閉可能とする構成である。
上記のようなウェットシート包装体として、例えば、特許文献1には、本体部の上面部における取出口の近傍位置であって蓋部先端部が接着される部位に、蓋部の幅方向に向け、取出口の開口幅より長い範囲に亘って剛性の高い熱硬化部を備えることにより、本体部の取出口付近を平面状態に維持し、蓋部と本体部の間の隙間を生じづらくさせた構成が提案されている。
特開2010−173649号公報
しかしながら、上記特許文献1の構成は、蓋部の裏面に、取出口の周縁全体に対向するよう接着剤が設けられ、蓋部の開閉において、取出口の周縁全体に亘って接着剤の剥離及び再接着をくり返す構成であった。このため、蓋部を再接着する際に包装袋と蓋部との間に隙間が生じ易く、内部のウェットシートが乾燥し易いという問題があった。
本発明の目的は、蓋部の開閉に際し、蓋部と本体部の間に隙間が生じるのを防止することのできるウェットシート包装体を提供することである。
以上の課題を解決するため、
請求項1に記載の発明は、
積層された状態のウェットシートを収納し、開口部を有する袋状の本体部と、前記開口部を開閉する蓋部とを有し、前記開口部からウェットシートを1枚ずつ取り出して使用するウェットシート包装体であって、
前記蓋部は、
前記開口部を覆う天面部と、
前記天面部と前記本体部とを連結する、一辺が開口した平面視コの字状の連結部と、
前記天面部において、前記連結部の開口した前記一辺に延在して設けられ、前記天面部を前記本体部に対して剥離及び再接着可能とする開封部と、を備え、
前記連結部は、
前記開口部を挟んで対向するよう配置され、前記蓋部の開閉動作に応じて伸縮自在な一対の伸縮部と、
前記一対の伸縮部の一端部において当該一対の伸縮部と直交する方向に延在し、前記天面部と前記本体部とを固定する固定部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のウェットシート包装体において、
前記一対の伸縮部の各々は、蛇腹状に折り曲げられた一枚のシート材を備え、
前記シート材は、前記蓋部の閉状態において縮められ、前記蓋部の開状態において引き伸ばされることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のウェットシート包装体において、
前記一対の伸縮部の各々は、内側に向けて凹むように2つに折り曲げられた一枚のシート材を備え、
前記シート材は、前記蓋部の閉状態において折り曲げられて交互に積層され、前記蓋部の開状態において広げられることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のウェットシート包装体において、
前記シート材は、平面視において前記固定部側から前記開封部側にいくにつれて幅が広くなることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載のウェットシート包装体において、
前記開封部の両側部は、前記一対の伸縮部の両側部より外側に突出していることを特徴とする。
本発明によれば、蓋部の開閉に際し、蓋部と本体部の間に隙間が生じるのを防止することができる。よって、内部のウェットシートが乾燥するのを防止することができる。
第1実施形態のウェットシート包装体の閉状態の外観斜視図である。 図1のウェットシート包装体の上面図である。 図2のIII−III線における蓋部の断面図である。 図1のウェットシート包装体の開状態の外観斜視図である。 図1のウェットシート包装体の変形例を示す上面図である。 第2実施形態のウェットシート包装体の上面図である。 図6のVII−VII線における蓋部の断面図である。 図6のウェットシート包装体の開状態の外観斜視図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1の実施の形態を、図1〜図4を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態に係るウェットシート包装体100は、図1に示すように、開口部11を有する袋状の本体部10と、開口部11を開閉するための蓋部20と、を備えて構成される。
ウェットシート包装体100の内部には、ウェットシート1が複数枚積層された状態で収納され、このウェットシート1は、開口部11から1枚ずつ取り出されて使用される。
以下の説明では、本体部10において、開口部11が形成された面を上面とし、開口部11が形成された面と反対側の面を底面とする。
本体部10は、例えば、気密性を有する柔軟なシートにより構成されている。
本体部10の材質としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂シートの単材又は複合材、或いはこれら合成樹脂シートとアルミフォイル、紙等を張り合わせた複合シート等を使用することができる。
本体部10は、その底面(図示省略)においてシートの両側部が長手方向に沿って接合されており、長手方向の両端部において対向する面同士が接合されて、略直方体の袋状となっている。
本体部10の上面には、楕円形の開口部11が形成されている。開口部11は、本体部10の内部に収納されたウェットシート1を取り出すための取出口である。開口部11の形状はウェットシート1を取り出すことのできものであれば特に限定されず、楕円形以外にも、円形、方形、方形の角を丸めた形状など任意の形状とすることができる。
蓋部20は、図2に示すように、例えば、開口部11を覆う天面部21と、天面部21と本体部10とを連結する平面視コの字状の連結部22と、天面部21を本体部10に対して剥離及び再接着可能とする開封部25と、蓋部20を開ける際に利用者が摘むための摘み部26と、を備えて構成されている。
天面部21は、例えば、本体部10のシートとは別体のシート片からなり、開口部11を完全に被覆可能な大きさの略長方形状に形成されている。
天面部21の材質としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂シートの単材又は複合材、或いはこれら合成樹脂シートとアルミフォイル、紙等を張り合わせた複合シート等を使用することができる。
連結部22は、天面部21の短手方向に延在する一辺と、当該一辺の両端部から天面部21の長手方向にそれぞれ延出する平行な二辺とを備え、前記一辺と対向する一辺が開口した平面視コの字状に形成されている。
具体的に、連結部22は、天面部21の短手方向に延在する固定部23と、天面部21の長手方向に延在する平行な一対の伸縮部24,24と、を備えて構成されている。
固定部23は、天面部21の裏面の長手方向一端部において当該天面部21の短手方向に延在する接着剤が塗布された領域からなる。固定部23を介して天面部21と本体部10とが完全には分離されないように固定されている。なお、天面部21と本体部10とを固定可能なものであれば、固定部23に用いられる接着剤の種類に特に限定はない。
一対の伸縮部24,24は、天面部21の裏面において開口部11を挟んで対向し、当該天面部21の長手方向に延在するよう設けられている。
一対の伸縮部24,24は、図3、4に示すように、蓋部20の開閉動作に応じて伸縮自在となっている。
一対の伸縮部24,24の各々は、例えば、一枚の矩形状のシート材を蛇腹状に折り曲げることで形成されたものである。
シート材の材質としては、本体部10や蓋部20の天面部21と同様に、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂シートの単材又は複合材、或いはこれら合成樹脂シートとアルミフォイル、紙等を張り合わせた複合シート等を使用することができる。
シート材の折り曲げ回数としては2回以上の所定回数であり、折り曲げにより形成された下縁部及び上縁部が、それぞれ本体部10及び蓋部20と接着されて連結されている。
シート材は、蓋部20の閉状態においては、天面部21及び本体部10に挟まれることで縮められた状態となっている。
また、蓋部20の開状態においては、天面部21及び本体部10との間隔に応じた幅に引き伸ばされた状態となる。即ち、一対の伸縮部24,24の一端部には固定部23が配されて天面部21と本体部10とが固定されているため、一対の伸縮部24,24は、固定されていない他端部側が最も大きく引き伸ばされ、固定部23に近づくにつれてその引き伸ばされる幅が小さくなる。
開封部25は、天面部21の裏面の長手方向他端部において当該天面部21の短手方向に延在する感圧接着剤が塗布された領域からなる。感圧接着剤としては、例えば、ポリエステル系、アクリル系、ゴム系等の感圧接着剤が用いられる。開封部25は、使用者により所定の引っ張り力が加えられた際に本体部10から剥離すると共に、本体部10に再度当接した際に本体部10と再接着する。
摘み部26は、開封部25よりも天面部21の長手方向外側に突出するよう設けられている。摘み部26の下面には感圧接着剤は塗布されておらず、使用者が摘むことができるようになっている。摘み部26の形状は、使用者が摘み易い形状であれば特に限定されるものではないが、本体部10からわずかに浮かび上がった形状とすると、より摘み易い摘み部とすることができる。
上記した連結部22(固定部23、一対の伸縮部24,24)及び開封部25は、蓋部20の閉状態において開口部11を隙間なく囲うよう天面部21の裏面に連続して設けられており、このため、蓋部20が閉状態の際に、気密性が保たれるようになっている。
ウェットシート1は、上記の本体部10の内部に、複数枚が積層された状態で収納されている。なお、ウェットシート1を積層する枚数としては、10〜100枚程度であることが好ましい。ウェットシート1は、所定の繊維を繊維素材として、例えば、スパンレース、エアスルー、エアレイド、ポイントボンド、スパンボンド、ニードルパンチ等の周知の技術により製造される不織布である。所定の繊維としては、例えば、レーヨン、リヨセル、テンセル、コットン等のセルロース系繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール等のポリオレフィン系繊維、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル繊維、ナイロン等のポリアミド系繊維が挙げられる。これらは単独で、或いは2種以上を組み合わせて使用することができる。
次に、本実施形態に係るウェットシート包装体100の使用方法について説明する。
先ず、使用者は、蓋部20の摘み部26を摘みながら開封部25を本体部10から剥離しつつ、天面部21を上方に持ち上げる。すると、これに伴って、縮んだ状態であった一対の伸縮部24,24が引き伸ばされ、図4に示すように、天面部21と引き伸ばされた状態の一対の伸縮部24,24とにより空間Pが形成され、本体部10の上面の開口部11が表出した開状態となる。
次に、使用者は、空間Pの内部に手指を入れ、開口部11を介して、ウェットシート1を摘みながら引き出すことによりウェットシート1を取り出す。
次に、使用者は、蓋部20の摘み部26近傍を本体部10に向けて押しつけ、開封部25を、再度、本体部10に接着させる。すると、これに伴って、引き伸ばされた状態であった一対の伸縮部24,24が再度縮んで空間Pが潰れ、本体部10の上面の開口部11が天面部21により覆われた閉状態に戻る。
以上のように、本実施形態のウェットシート包装体100によれば、蓋部20は、開口部11を覆う天面部21と、天面部21と本体部10とを連結する、一辺が開口した平面視コの字状の連結部22と、天面部21において、連結部22の開口した一辺に延在して設けられ、天面部21を本体部10に対して剥離及び再接着可能とする開封部25と、を備え、連結部22は、開口部11を挟んで対向するよう配置され、蓋部20の開閉動作に応じて伸縮自在な一対の伸縮部24,24と、一対の伸縮部24,24の一端部において当該一対の伸縮部24,24と直交する方向に延在し、天面部21と本体部10とを固定する固定部23と、を備えている。
このため、蓋部20の開閉動作において剥離及び再接着させる開封部25が、蓋部20の一方の端部のみに設けられた構成となって、開口部11の周縁全体に亘って感圧接着剤を備えた構成と比較して、再接着させる領域の面積を小さくできるので、蓋部20の天面部21と、本体部10との間に隙間が生じるのを防止することができる。よって、内部のウェットシート1が乾燥するのを防止することができる。
また、再接着させる領域の面積が小さいため、開閉作業が容易になる。
また、蓋部20を開状態とした場合に、天面部21及び一対の伸縮部24,24にて空間Pが形成され、蓋部20を閉状態とした場合に、空間Pが潰れる構成であるので、ウェットシート1を取り出した際に、次のウェットシート1が開口部11から飛び出していたとしても、空間Pが潰れる際に飛び出したウェットシート1を押さえつつ蓋部20を閉めることができる。よって、飛び出したウェットシート1を手指で開口部11に押し込むことなく蓋部20を閉状態とすることができるので、衛生的である。
また、本実施形態によれば、一対の伸縮部24,24の各々は、蛇腹状に折り曲げられた一枚のシート材を備え、シート材は、蓋部20の閉状態において縮められ、蓋部20の開状態において引き伸ばされる。
このため、蛇腹状のシート材の折り曲げ回数を容易に変更することができ、よって、蓋部20を開状態とした際に形成される空間Pの大きさを所望の大きさに容易に変更することができる。
なお、図5に示すように、開封部25の両側部が、一対の伸縮部24,24の両側部より外側に突出している構成とすることもできる。
このように構成した場合、一対の伸縮部24,24のシート材の折り曲げにより厚みが増し、開封部25を再接着し難くなった場合にも、開封部25を本体部10に確実に再接着することができ、内部のウェットシート1が乾燥するのをより確実に防止することができる。
また、上記実施形態においては、固定部23を天面部21の短手方向に沿うよう設け、一対の伸縮部24,24を天面部21の長手方向に沿うように設けた構成を例示して説明したが、固定部23を天面部21の長手方向に沿うよう設け、一対の伸縮部24,24を天面部21の短手方向に沿うように設けた構成であっても良い。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を、図6〜図8を参照しながら詳細に説明する。
なお、第1実施形態と同一の構成に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係るウェットシート包装体100Aは、開口部11を有する袋状の本体部10と、開口部11を開閉するための蓋部20Aと、を備えて構成される。
なお、ウェットシート包装体100Aの閉状態の外観は、蓋部20Aの形状が異なる以外は、図1に示した第1実施形態のウェットシート包装体100と同様である。
蓋部20Aは、図6に示すように、例えば、天面部21A、連結部22A、開封部25、及び摘み部26を備えて構成されている。
天面部21Aは、開口部11を完全に被覆可能な大きさであって、一端部が直線状で、他端部が一端部より幅広で且つ外側に向かって突出した曲線状に形成されている。なお、天面部21Aの材質は、第1実施形態の天面部21と同様である。
連結部22Aは、第1実施形態の連結部22と同様に平面視コの字状に形成され、具体的には、天面部21Aの短手方向に延在する固定部23と、天面部21Aの長手方向に延在する平行な一対の伸縮部27,27と、を備えている。
一対の伸縮部27,27の各々は、図7、8に示すように、例えば、一枚のシート材を内側に向けて凹むように2つに折り曲げて形成されたものである。
なお、シート材の材質としては、第1実施形態におけるシート材と同様に、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂シートの単材又は複合材、或いはこれら合成樹脂シートとアルミフォイル、紙等を張り合わせた複合シート等を使用することができる。
シート材は、例えば、平面視において固定部23側から開封部25側にいくにつれて幅が広くなる扇状のシート材であり、その下縁部及び上縁部が、それぞれ本体部10及び蓋部20と接着されて連結されている。
なお、シート材の形状としては、扇状以外にも、例えば、平面視において固定部23側から開封部25側にいくにつれて幅が広くなる台形、三角形等としても良い。
シート材は、蓋部20Aの閉状態においては、折り曲げられて交互に積層された状態で天面部21A及び本体部10に挟まれている。
また、蓋部20Aの開状態においては、天面部21A及び本体部10との間隔に応じた幅に広げられた状態となる。即ち、一対の伸縮部27,27の一端部には固定部23が配されて天面部21Aと本体部10とが固定されているため、一対の伸縮部27,27は、固定されていない他端部側が最も大きく広げられ、固定部23に近づくにつれてその広げられ幅が小さくなる。
また、一対の伸縮部27,27は、蓋部20Aの閉状態においては、折り曲げられて交互に積層された状態で開口部11を覆うこととなるため、気密性がより保たれるようになっている。
以上のように、本実施形態のウェットシート包装体100Aによれば、一対の伸縮部27,27の各々は、内側に向けて凹むように2つに折り曲げられた一枚のシート材を備え、シート材は、蓋部20の閉状態において折り曲げられて交互に積層され、蓋部20の開状態において広げられる。
このため、上記第1実施形態と同様の効果が得られるのは勿論のこと、蓋部20の閉状態においては、開口部11がシート材にて覆われた状態となるため、内部のウェットシート1が乾燥するのをより効果的に防止することができる。
また、シート材が2つに折り曲げられたものであるため、伸縮部27の厚さを比較的薄く構成することができ、伸縮部27の厚みにより開封部25が再接着し難くなるのを極力防止することができる。
また、本実施形態によれば、シート材は、平面視において固定部23側から開封部25側にいくにつれて幅が広くなる。
このため、開封部25側にいく程大きく開くことが可能であり、蓋部20を開く動作をより滑らかに行うことができることとなる。
なお、図示は省略するが、本実施形態においても、開封部25の両側部が、一対の伸縮部27,27の両側部より外側に突出している構成とすることもできる。
このように構成した場合、開封部25を本体部10に確実に再接着することができ、内部のウェットシート1が乾燥するのをより確実に防止することができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、蓋部20、20Aの天面部21、21Aの形状は、開口部11を覆うことが可能なものであれば、正方形状、円形状、楕円形状等であっても良い。
なお、天面部21、21Aの形状がどのようなものであっても、天面部21、21Aには、当該天面部21、21Aと本体部10とを連結するコの字状の連結部22、22Aが、開口部11を囲む位置となるように設けられる。また、連結部22、22Aは、開口部11を囲むことが可能な位置であれば、天面部21、21Aの縁部に沿って設けられても良いし、天面部21、21Aの縁部よりも中央寄りの所定の位置に設けられても良い。
10 本体部
11 開口部
20、20A 蓋部
21、21A 天面部
22、22A 連結部
23 固定部
24,24 伸縮部
27,27 伸縮部
25 開封部
26 摘み部
P 空間
1 ウェットシート
100、100A ウェットシート包装体

Claims (5)

  1. 積層された状態のウェットシートを収納し、開口部を有する袋状の本体部と、前記開口部を開閉する蓋部とを有し、前記開口部からウェットシートを1枚ずつ取り出して使用するウェットシート包装体であって、
    前記蓋部は、
    前記開口部を覆う天面部と、
    前記天面部と前記本体部とを連結する、一辺が開口した平面視コの字状の連結部と、
    前記天面部において、前記連結部の開口した前記一辺に延在して設けられ、前記天面部を前記本体部に対して剥離及び再接着可能とする開封部と、を備え、
    前記連結部は、
    前記開口部を挟んで対向するよう配置され、前記蓋部の開閉動作に応じて伸縮自在な一対の伸縮部と、
    前記一対の伸縮部の一端部において当該一対の伸縮部と直交する方向に延在し、前記天面部と前記本体部とを固定する固定部と、を備えることを特徴とするウェットシート包装体。
  2. 前記一対の伸縮部の各々は、蛇腹状に折り曲げられた一枚のシート材を備え、
    前記シート材は、前記蓋部の閉状態において縮められ、前記蓋部の開状態において引き伸ばされることを特徴とする請求項1に記載のウェットシート包装体。
  3. 前記一対の伸縮部の各々は、内側に向けて凹むように2つに折り曲げられた一枚のシート材を備え、
    前記シート材は、前記蓋部の閉状態において折り曲げられて交互に積層され、前記蓋部の開状態において広げられることを特徴とする請求項1に記載のウェットシート包装体。
  4. 前記シート材は、平面視において前記固定部側から前記開封部側にいくにつれて幅が広くなることを特徴とする請求項3に記載のウェットシート包装体。
  5. 前記開封部の両側部は、前記一対の伸縮部の両側部より外側に突出していることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のウェットシート包装体。
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