JP6102487B2 - 媒体収納装置及び媒体取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は検出装置及び媒体取引装置に関し、例えば紙幣等の媒体を投入して所望の取引を行う現金自動預払機(ATM)等に適用して好適なものである。
従来、金融機関やコンビニエンスストア等に設置される現金自動預払機においては、顧客との取引内容に応じて、例えば顧客に紙幣や硬貨等の現金を入金させ、また顧客へ現金を出金するようになされている。
現金自動預払機としては、例えば顧客との間で紙幣の授受を行う入出金部と、紙幣を搬送する搬送部と、投入された紙幣の金種及び真偽を鑑別する鑑別部と、投入された紙幣を一時的に保留する一時保留部と、金種ごとに紙幣を収納する紙幣カセットと、再使用すべきでない紙幣を収納するリジェクトカセットとを有するものが提案されている。
この現金自動預払機は、入金取引において、顧客が入出金部に紙幣を投入すると、投入された紙幣を搬送して鑑別部で鑑別し、正常紙幣と鑑別された紙幣を一時保留部へ収納する一方、取引すべきでないと鑑別された紙幣を入出金部へ戻して顧客に返却する。
続いて現金自動預払機は、顧客により入金金額が確定されると、一時保留部に収納している紙幣を繰り出してその金種を鑑別部により再鑑別し、鑑別された金種に応じて各紙幣カセットに収納すると共に、損傷の程度が大きいと鑑別された紙幣をリジェクトカセットに収納する。
このリジェクトカセットとしては、例えば水平面に対し傾斜された載置台上に紙幣を集積することにより、紙幣の紙面を水平に向けて集積する場合よりも専有面積を縮小し、現金自動預払機の小型化に寄与するようになされたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
例えば図13(A)に示す従来のリジェクトカセット516は、筐体21の上側に紙幣を放出する放出部22を有すると共に、該筐体21の内部に形成された内部空間21S内に集積台31を有している。
この集積台31は、その上面である集積面31Sが水平面に対し傾斜されており、この集積面31Sに紙幣の紙面を対向させるようにして紙幣を上下方向に集積する。また集積台31は、図示しない移動軸に沿って上下方向に移動し得るようになされ、且つ集積スプリング33により下方から支持されている。
また筐体21における前側部21Aの内側には、集積面31S上に集積された紙幣(以下これを集積紙幣BLSと呼ぶ)の前側端部を突き当てさせるための紙幣突当部540が取り付けられている。
集積スプリング33は、集積台31上に集積された集積紙幣BLSの重量に応じて圧縮され、図13(B)に示すように、集積台31及び集積紙幣BLSを徐々に下方へ移動させる。これにより従来のリジェクトカセット516は、集積紙幣BLSの最上面と内部空間21Sの上部に形成された上部ガイド29と集積台31の間にほぼ一定の間隔(以下これを集積間隔DCと呼ぶ)を確保でき、紙幣を順次集積することができる。
特開2012−46301号公報(第6図等)
しかしながら、かかる構成のリジェクトカセット516では、集積紙幣BLSに重力が作用することにより、当該集積紙幣BLSから集積面31S及び紙幣突当部540の双方に力が加えられる。
このためリジェクトカセット516では、集積紙幣BLSと紙幣突当部540との間に摩擦力が発生し、集積台31S及び集積紙幣BLSの下方への移動が阻害されることになる。
この結果リジェクトカセット516では、集積紙幣BLSの最上面と上部ガイド29との間に集積間隔DCを確保することができず、放出部22から新たに放出される紙幣と集積紙幣BLSとの衝突等により当該紙幣を詰まらせてしまい、紙幣を適切に集積することができなくなる、という問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、水平面に対し傾斜した集積面上に媒体を整然と集積し得る媒体集積装置及び媒体取引装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の媒体収納装置においては、紙葉状の媒体を収納すべき収納空間内へ媒体を放出する放出部と、収納空間内に設けられ、放出部から放出された媒体を、鉛直方向に対し傾斜した集積面上に集積する集積台と、媒体を集積する集積方向に沿って集積台を移動させる集積台移動部と、集積台における互いに間隔を空けた2以上の箇所にそれぞれ取り付けられた2枚以上の板状部材でなり、集積面上に集積された媒体の下辺又はその近傍と対向する集積対向面により当該媒体を支持する集積ガイドとを設けるようにした。
また本発明の媒体収納装置においては、紙葉状の媒体を収納すべき収納空間内へ媒体を放出する放出部と、収納空間内に設けられ、放出部から放出された媒体を、鉛直方向に対し傾斜した集積面上に集積する集積台と、媒体を集積する集積方向に沿って集積台を移動させる集積台移動部と、集積台に取り付けられ、集積面上に集積された媒体の下辺又はその近傍と対向する集積対向面により当該媒体を支持する集積ガイドとを設け、該集積ガイドは、集積対向面に、媒体の下辺が下方へ滑落することを防止する滑落防止部が形成されているようにした。
さらに本発明の媒体収納装置においては、紙葉状の媒体を収納すべき収納空間内へ媒体を放出する放出部と、収納空間内に設けられ、放出部から放出された媒体を、鉛直方向に対し傾斜した集積面上に集積する集積台と、媒体を集積する集積方向に沿って集積台を移動させる集積台移動部と、集積台に取り付けられ、集積面上に集積された媒体の下辺又はその近傍と対向する集積対向面により当該媒体を支持する集積ガイドとを設け、該集積ガイドは、収納空間を囲む周側面と対向する対向面にローラが設けられているようにした。
また本発明の媒体取引装置においては、使用者から取引すべき紙葉状の媒体を取得する取得部と、取得部から媒体を搬送する搬送部と、搬送部により搬送された媒体を収納すべき収納空間内へ当該媒体を放出する放出部と、収納空間内に設けられ、放出部から放出された媒体を、鉛直方向に対し傾斜した集積面上に集積する集積台と、媒体を集積する集積方向に沿って集積台を移動させる集積台移動部と、集積台における互いに間隔を空けた2以上の箇所にそれぞれ取り付けられた2枚以上の板状部材でなり、集積面上に集積された媒体の下辺又はその近傍と対向する集積対向面により当該媒体を支持する集積ガイドとを設けるようにした。
本発明は、放出部から放出された紙幣が集積面上に集積されてなる集積紙幣の下辺を集積ガイドの集積対向面に当接させて支持することにより、収納空間を囲む周側面に集積紙幣を摺動させること無く、集積台及び集積紙幣を円滑に下降させることができる。また本発明は、互いに間隔を空けた複数箇所に集積ガイドを設けたため、該集積ガイドと周側面との間に生じる摩擦も小さく抑え、集積台等をより円滑に下降させることができる。
本発明によれば、水平面に対し傾斜した集積面上に媒体を整然と集積し得る媒体集積装置及び媒体取引装置を実現できる。
現金自動預払機の構成を示す略線的斜視図である。 紙幣入出金機の構成を示す略線図である。 第1の実施の形態によるリジェクトカセットの構成を示す略線図である。 第1の実施の形態によるリジェクトカセットの構成を示す略線的斜視図である。 第2の実施の形態によるリジェクトカセットの構成を示す略線図である。 第2の実施の形態によるリジェクトカセットの構成を示す略線的斜視図である。 集積ガイドと前側部との当接を示す略線図である。 第3の実施の形態によるリジェクトカセットの構成を示す略線図である。 第3の実施の形態によるリジェクトカセットの構成を示す略線的斜視図である。 第4の実施の形態によるリジェクトカセットの構成を示す略線図である。 第4の実施の形態によるリジェクトカセットの構成を示す略線的斜視図である。 第4の実施の形態によるリジェクトカセットの構成を示す略線図である。 従来のリジェクトカセットの構成を示す略線図である。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.第1の実施の形態]
[1−1.現金自動預払機の全体構成]
図1に外観を示すように、現金自動預払機1は、箱状の筐体2を中心に構成されており、例えば金融機関等に設置され、顧客との間で入金取引や出金取引等の現金に関する取引を行うようになされている。
筐体2は、その前側に顧客が対峙した状態で紙幣BLの投入やタッチパネルによる操作等をしやすい箇所、すなわち前面の上部から上面に渡る部分が斜めに切り落とされたような形状となっており、この部分に接客部3が設けられている。
接客部3は、顧客との間で現金や通帳等を直接やり取りすると共に、取引に関する情報の通知や操作指示の受付を行うようになされており、カード入出口4、入出金口5、操作表示部6、テンキー7、及びレシート発行口8が設けられている。
カード入出口4は、キャッシュカード等の各種カードが挿入または排出される部分である。カード入出口4の奥側には、各種カードに磁気記録された口座番号等の読み取りを行うカード処理部(図示せず)が設けられている。
入出金口5は、顧客が入金する紙幣BLが投入されると共に、顧客へ出金する紙幣BLが排出される部分である。また入出金口5は、シャッタを駆動することにより開放又は閉塞するようになされている。因みに紙幣BLは、例えば長方形の紙で構成されている。
操作表示部6は、取引に際して操作画面を表示するLCD(Liquid Crystal Display)と、取引の種類の選択、暗証番号や取引金額等を入力するタッチセンサとが一体化されたタッチパネルとなっている。
テンキー7は、「0」〜「9」の数字等の入力を受け付ける物理キーであり、暗証番号や取引金額等の入力操作時に用いられる。
レシート発行口8は、取引処理の終了時に取引内容等を印字したレシートを発行する部分である。因みにレシート発行口8の奥側には、レシートに取引内容等を印字するレシート処理部(図示せず)が設けられている。
以下では、現金自動預払機1のうち顧客が対峙する側を前側とし、その反対を後側とし、当該前側に対峙した顧客から見て左及び右をそれぞれ左側及び右側とし、さらに上側及び下側を定義して説明する。
筐体2内には、現金自動預払機1全体を統括制御する主制御部9や、紙幣に関する種々の処理を行う紙幣入出金機10等が設けられている。
主制御部9は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、図示しないROMやフラッシュメモリ等から所定のプログラムを読み出して実行することにより、入金取引や出金取引等の種々の処理を行うようになされている。
また主制御部9は、内部にRAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部を有しており、この記憶部に種々の情報を記憶させるようになされている。
因みに筐体2は、前面側やその後面側等の一部の側面が開閉可能な扉により構成されている。すなわち筐体2は、顧客との間で現金に関する取引を行う取引動作時には、図1に示したように各扉を閉塞することにより、紙幣入出金機10内に収納している紙幣を保護する。一方筐体2は、作業者等が保守作業を行う保守作業時には、必要に応じて各扉を開放することにより、内部の各部に対する作業を容易に行わせ得るようになされている。
紙幣入出金機10は、図2に側面図を示すように、内部に紙幣に関する種々の処理を行う複数の部分が組み込まれている。また紙幣入出金機10の各部分は、紙幣制御部11により制御されるようになされている。
紙幣制御部11は、主制御部9と同様、図示しないCPUを中心に構成されており、図示しないROMやフラッシュメモリ等から所定のプログラムを読み出して実行することにより、紙幣の搬送先を決定する処理等、種々の処理を行うようになされている。
また紙幣制御部11は、内部にRAM及びフラッシュメモリ等でなる記憶部を有しており、この記憶部に種々の情報を記憶させるようになされている。
紙幣制御部11は、例えば顧客が紙幣を入金する入金取引を行う場合、操作表示部6(図1)を介して所定の操作入力を受け付けた後、シャッタを開いて入出金部12内に形成された収容空間12Aへ紙幣を投入させる。
入出金部12は、収容空間12Aに紙幣が投入されると、シャッタを閉じて当該収容空間12A内から紙幣を1枚ずつ繰り出し、搬送部13へ受け渡す。搬送部13は、複数のローラやベルト等により構成されており、長方形の紙葉状に構成された紙幣を短辺方向に沿って進行させ、鑑別部14へ搬送する。
鑑別部14は、その内部で紙幣を搬送しながら、光学素子や磁気検出素子等を用いて当該紙幣の金種及び真偽、並びに損傷の程度等を鑑別し、その鑑別結果を紙幣制御部11へ通知する。これに応じて紙幣制御部11は、取得した鑑別結果に基づいて当該紙幣の搬送先を決定する。
このとき搬送部13は、鑑別部14において正常紙幣と鑑別された紙幣を一時保留部15へ搬送する等して一時的に保留させる一方、取引すべきでないと鑑別されたリジェクト紙幣を入出金部12へ搬送して顧客に返却する。
その後紙幣制御部11は、操作表示部6を介して顧客に入金金額を確定させ、一時保留部15に保留している紙幣を搬送部13により鑑別部14へ搬送してその金種及び損傷の程度等を鑑別させ、その鑑別結果を取得する。
そして紙幣制御部11は、紙幣の損傷の程度が大きければ、これを再利用すべきでない紙幣として搬送部13によりリジェクトカセット16へ搬送して収納させ、損傷の程度が小さければ、これを再利用すべき紙幣として搬送部13により搬送させ、その金種に応じた紙幣カセット17に収納させるようになされている。
また紙幣制御部11は、例えば顧客が紙幣を出金する出金取引を行う場合、操作表示部6(図1)を介して所定の操作入力を受け付けた後、出金すべき金額に応じた紙幣を紙幣カセット17から繰り出させ、搬送部13により鑑別部14へ搬送させる。
続いて紙幣制御部11は、この紙幣を鑑別部14により鑑別させた上で、搬送部13により入出金部12へ搬送して収容空間12A内に集積させ、入出金口5(図1)のシャッタを開いて顧客に取り出させる。
このようにリジェクトカセット16は、損傷の程度が大きく再利用されないリジェクト紙幣が搬送部13により搬送されてくると、これを内部に収納するようになされている。
[1−2.リジェクトカセットの構成]
次に、リジェクトカセット16の構成について説明する。図3(A)及び図4に示すように、リジェクトカセット16は、全体として直方体状に構成された筐体21内に複数の部品が取り付けられている。
因みに図3は、リジェクトカセット16を左側から見た側面図を表し、図4はその一部の部品を左前方の上寄りから見下ろした斜視図を表している。なお説明の都合上、図3及び図4では、各部品を簡略化しており、さらに一部の部品を省略し、或いは透過させて表している。
筐体21(図3)は、前後、上下及び左右の各側面をほぼ閉塞しており、その内部に収納空間としての内部空間21Sを形成している。内部空間21Sは、左右方向から見て前側面及び後側面をそれぞれ上底及び下底とする台形状に形成されている。
筐体21内の上側には、搬送部13から搬送されてきた紙幣を内部空間21S内へ放出する放出部22が設けられている。放出部22には、紙幣を案内する搬送ガイド23及び24により前後から挟まれるように、上下方向に沿った搬送路25が形成されている。
搬送ガイド23は、搬送路25の後ろ側に位置しており、上下方向の長さが比較的短くなっている。また搬送ガイド23には、円柱状の駆動ローラ26が設けられている。
駆動ローラ26は、中心軸を左右方向に向けており、搬送ガイド23に穿設された孔部から周側面の一部を搬送路25側に露出させている。また駆動ローラ26は、図示しないアクチュエータから駆動力が伝達されることにより、矢印R1方向へ回転する。
搬送ガイド24は、搬送路25の前側に位置しており、上下方向の長さが比較的長くなっている。また搬送ガイド24には、円柱状のアイドルローラ27が設けられている。
アイドルローラ27は、駆動ローラ26と同様に中心軸を左右方向に向けており、この駆動ローラ26と対向する高さにおいて、搬送ガイド24に穿設された孔部から周側面の一部を搬送路25側に露出させている。またアイドルローラ27は、自在に回転するようになされており、駆動ローラ26が矢印R1方向へ回転すると、これに伴って矢印R2方向へ回転する。
かかる構成により放出部22は、上側に位置する搬送部13(図2)から、短辺方向を進行方向とする紙幣が搬送されてくると、互いに対向する駆動ローラ26及びアイドルローラ27によりこの紙幣を挟持する。
続いて放出部22は、駆動ローラ26を回転させることにより、挟持している紙幣を搬送路25に沿って下方へ搬送し、その後内部空間21S内へ放出するようになされている。
一方、筐体21内における放出部22の下方には、集積台31が設けられている。集積台31は、上下方向に薄く左右方向に長い板状の部材を左方向から見て時計方向に所定の傾斜角度θだけ傾斜させたような構成となっている。このため集積台31の上面である集積面31Sは、水平面に対し傾斜角度θだけ前方へ傾斜している。
集積台31は、放出部22から放出された紙幣を、水平面に対し傾斜角度θだけ前方へ傾斜した集積面31S、又はこの集積面31S上に既に集積されている紙幣(以下これを集積紙幣BLSと呼ぶ)の上に載せる。
ところで筐体21の内部空間21S内における左右それぞれには、図4に示すように、細長い円柱状でなりその中心軸を上下方向に向けた移動軸32が設けられている。
一方、集積台31は、図4に示すように、左右それぞれに移動ガイド31Aが取り付けられている。移動ガイド31Aは、上下方向に貫通する軸孔が穿設されている。この軸孔は、移動軸32の直径よりも僅かに大きい直径の丸孔となっており、当該移動軸32が挿通されている。
かかる構成により集積台31は、移動ガイド31Aの軸孔を移動軸32に摺動させながら、内部空間21S内を移動軸32に沿って上下方向に移動することができる。
集積台31は、内部空間21S内で最も上側に位置する場合、その後ろ上端部を搬送ガイド23の下面に当接させる。このとき集積台31は、搬送ガイド24の下前方に延設された上部ガイド29と集積面31Sとの間に、所定の集積間隔DCを空ける。
また集積台31は、左右の集積スプリング33を介して筐体21の底部に支持されている。集積スプリング33は、いわゆるコイルスプリングとなっており、図4に示したように、移動軸32の周囲を取り囲むように取り付けられている。
集積台31に紙幣が載置されていない場合(図3(A))、集積スプリング33は、当該集積台31を最も上側へ持ち上げ、当該集積台31の後端最上部を搬送ガイド24の下面に当接させ、集積面31Sを上部ガイド29から集積間隔DCだけ引き離す。
一方、集積台31に紙幣が載置された場合、集積スプリング33は、図3(B)に示すように、載置された紙幣(すなわち集積紙幣BLS)の重量に応じて圧縮される。ここで集積スプリング33は、集積紙幣BLSの最上面と上部ガイド29との間隔をほぼ集積間隔DCに保つよう、ばね定数等が適切に選定されている。
かかる構成に加えて、集積台31の前側には、2本の集積ガイド50が取り付けられている。
各集積ガイド50は、上下方向に長く前後方向に薄い直方体状に構成されており、その下端近傍において集積台31の前端に、互いの間に所定の間隔を空けるよう左右に並べて取り付けられている。
このため集積ガイド50は、集積台31の集積面31S上に集積されると共に重力の作用により当該集積面31S上で前下方へ滑り落ちようとする集積紙幣BLSを、当該集積台31上に集積された状態に支持することができる。
また集積ガイド50は、集積台31が上下方向へ移動される際に、当該集積台31及び集積紙幣BLSと一体に上下方向へ移動する。換言すれば、集積ガイド50は、集積台31及び集積紙幣BLSが上下方向へ移動する際に当該集積紙幣BLSと摺動すること無く、当該集積紙幣BLSを支持し続ける。
このようにリジェクトカセット16は、紙幣を放出する放出部22や水平面に対し傾斜された集積面31Sを有する集積台31に加えて、当該集積台31の前側に集積ガイド50が設けられている。
[1−3.動作及び効果]
以上の構成において、第1の実施の形態によるリジェクトカセット16は、集積台31の水平面に対し集積面31Sを前方へ傾斜させると共に、その前端に集積ガイド50を取り付けた。
リジェクトカセット16は、搬送部13から紙幣BLが搬送されると、放出部22によりこれを下方へ搬送した上で内部空間21S内へ放出する。
ここで放出された紙幣BLは、その先端を集積台31の集積面31S又は集積紙幣BLSの最上面に当接させ、傾斜面の下側である前下方へ向ける。続いて紙幣BLは、放出部22により放出された際の勢い及び重力の作用により、集積面31S又は集積紙幣BLSの最上面に沿って前下方へ進行し、集積ガイド50に当接して静止する。これにより紙幣BLは、集積面31S又は集積紙幣BLSの上に集積され、当該集積紙幣BLSの一部となる。
集積台31上の集積紙幣BLSは、集積面31Sが傾斜されているため、当該集積台31に対し常に前下方へ滑り降りようするものの、その前端、すなわち下辺が集積ガイド50に支持されるため、集積面31S上に集積された状態に止まる。
また集積スプリング33は、集積台31上の集積紙幣BLSの重量が増加したことにより圧縮され、当該集積台31及び集積紙幣BLSを下降させようとする。
このとき集積紙幣BLSは、集積ガイド50により支持されながら集積台31上に載置されているため、集積ガイド50に対する位置を保ったまま、当該集積ガイド50に対して摺動すること無く下降することができる。また集積紙幣BLSは、集積ガイド50により支持されているため、筐体21の前側部21Aに当接することが無く、集積面31S上から前下方へ滑り落ちることも無い。
この結果リジェクトカセット16は、集積紙幣BLSの最上面と上部ガイド29との間隔をほぼ集積間隔DCに保つことができ、次に放出される紙幣BLを詰まらせること無く集積紙幣BLSの上に集積させることができる。
以上の構成によれば、第1の実施の形態によるリジェクトカセット16は、集積台31の集積面31Sを水平面に対し前方へ傾斜させると共に、当該集積台31の前端に集積ガイド50を取り付けた。リジェクトカセット16は、放出部22から放出された紙幣を集積面31S又は集積紙幣BLS上で前下方へ進行させ、集積ガイド50に当接させて集積紙幣BLSの一部とし、当該集積紙幣BLSを集積ガイド50により支持しながら集積面31S上に保持する。このためリジェクトカセット16は、集積紙幣BLSの重量増加に伴って集積台31を当該集積紙幣BLSと共に下降させる際に、当該集積紙幣BLSを集積ガイド50や筐体21の前側部21Aに対して摺動させることが無く、摩擦力の発生を阻止して円滑に下降させることができる。
[2.第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、第1の実施の形態によるリジェクトカセット16に代えて、図3及び図4とそれぞれ対応する図5及び図6に示すリジェクトカセット116が用いられる。
リジェクトカセット116は、第1の実施の形態によるリジェクトカセット16と比較して、集積ガイド50に代わる集積ガイド150を有する点が相違するものの、他の部分については同様に構成されている。
集積ガイド150は、基板151を中心に構成されている。基板151は、上下方向に細長い中空の直方体状に形成されており、その後面、左面、右面、上面及び下面がいずれも閉塞される一方、その前面が大きく開放されている。
基板151の前側における上端近傍及び下端近傍には、それぞれローラ152が設けられている。ローラ152は、比較的小さな円柱状に形成され、その中心軸を左右方向に向けており、基板151に対し円滑に回転できるように取り付けられている。
またローラ152は、後側のほぼ半分を基板151内に埋め込んで前側のほぼ半分を露出させると共に、その前方に位置する筐体21の前側部21Aに対し所定の間隔を空けている。
以上の構成において、第2の実施の形態によるリジェクトカセット116は、集積台31の水平面に対し集積面31Sを前方へ傾斜させると共に、その前端に集積ガイド150を取り付けた。集積ガイド150には、基板151の前面における上端近傍及び下端近傍にそれぞれローラ152を設けた。
リジェクトカセット116は、搬送部13から紙幣BLが搬送されると、第1の実施の形態と同様、放出部22によりこれを下方へ搬送した上で内部空間21S内へ放出し、集積面31S又は集積紙幣BLSの上に集積して、当該集積紙幣BLSの一部とする。
集積台31上の集積紙幣BLSは、集積面31Sが傾斜されているため、当該集積台31に対し常に前下方へ滑り降りようするものの、集積ガイド150に支持されるため、第1の実施の形態と同様、集積面31S上に集積された状態に止まる。
また集積スプリング33は、集積台31上の集積紙幣BLSの重量が増加したことにより圧縮され、当該集積台31及び集積紙幣BLSを下降させようとする。
このとき集積紙幣BLSは、第1の実施の形態と同様、集積ガイド150により支持されながら集積台31上に載置されているため、当該集積ガイド150に対して摺動すること無く、筐体21の前側部21Aに当接することも無く、さらに集積面31S上から前下方へ滑り落ちることも無く、円滑に下降することができる。
ところでリジェクトカセット116は、図6に示したように、移動ガイド31Aの軸孔に挿通された移動軸32に沿って集積台31を上下方向へ移動させており、また集積ガイド150におけるローラ152の前端と筐体21の前側部21Aとの間に隙間を形成している。
このためリジェクトカセット116は、理想的には集積ガイド150を前側部21Aから引き離したまま上下方向に移動させることができる。
しかしながらリジェクトカセット116では、集積台31、移動ガイド31A、移動軸32及び集積ガイド150が剛性の不足等により撓むことや、これらの部品同士の間に製造誤差等に伴う隙間を生じることがある。また集積紙幣BLSは、枚数の増加に伴いその重量が極めて大きくなる。
このためリジェクトカセット116では、前後方向に関し、特に移動ガイド31Aに対する移動軸32の挿通位置よりも集積紙幣BLSの重心位置が前方にある場合、図7に示すように、集積台31、集積ガイド150及び集積紙幣BLSの上側を前方へ倒すように傾くことがある。
このとき集積ガイド150は、筐体21の前側部21Aに当接することになるものの、最も前側に位置するローラ152の周側面を前側部21Aに当接させる。
このためリジェクトカセット116は、集積台31を集積紙幣BLS及び集積ガイド150と一体に下降させる際に、前側部21Aに当接するローラ152を回転させることができるので、摩擦力や抵抗力を殆ど生じることなく、円滑に下降させることができる。
この結果リジェクトカセット116は、第1の実施の形態と同様、集積紙幣BLSの最上面と上部ガイド29との間隔をほぼ集積間隔DCに保つことができ、次に放出される紙幣BLを詰まらせること無く集積紙幣BLSの上に集積させることができる。
以上の構成によれば、第2の実施の形態によるリジェクトカセット116は、放出部22から放出された紙幣を、水平面に対し傾斜された集積面31S又は集積紙幣BLS上で前下方へ進行させ、集積台31の前端に取り付けられた集積ガイド150に当接させて集積紙幣BLSの一部とし、当該集積紙幣BLSを集積ガイド150により支持しながら集積面31S上に保持する。このためリジェクトカセット116は、集積紙幣BLSの重量増加に伴って集積台31を当該集積紙幣BLSと共に下降させる際に、当該集積紙幣BLSを集積ガイド150や筐体21の前側部21Aに対して摺動させることが無く、さらに集積ガイド150が前側部21Aに当接したとしてもローラ152を回転させることができ、摩擦力の発生を阻止して円滑に下降させることができる。
[3.第3の実施の形態]
第3の実施の形態では、第1の実施の形態によるリジェクトカセット16に代えて、図3及び図4とそれぞれ対応する図8及び図9に示すリジェクトカセット216が用いられる。
リジェクトカセット216は、第1の実施の形態によるリジェクトカセット16と比較して、集積ガイド50に代わる集積ガイド250を有する点が相違するものの、他の部分については同様に構成されている。
集積ガイド250は、基板251を中心に構成されている。基板251は、上下方向に細長い直方体状に形成されており、その後面にビルストッパ252が形成されている。
滑落防止部としてのビルストッパ252は、その後側表面に、左右方向への投影形状を鋸歯状とするような、すなわち上下方向に関し小さな段差が繰り返し出現するような形状に形成されている。
以上の構成において、第3の実施の形態によるリジェクトカセット216は、集積台31の水平面に対し集積面31Sを前方へ傾斜させると共に、その前端に集積ガイド250を取り付けた。集積ガイド250には、基板251の後面に段差状のビルストッパ252を設けた。
リジェクトカセット216は、搬送部13から紙幣BLが搬送されると、第1の実施の形態と同様、放出部22によりこれを下方へ搬送した上で内部空間21S内へ放出する。
ここで放出された紙幣BLは、その先端を集積台31の集積面31S又は集積紙幣BLSの最上面に当接させ、傾斜面の下側である前下方へ向ける。続いて紙幣BLは、放出部22により放出された際の勢いや重力の作用等により、集積面31S又は集積紙幣BLSの最上面に沿って前下方へ進行し、やがてビルストッパ252に当接して静止する。
これにより紙幣BLは、集積面31S又は集積紙幣BLSの上に集積され、当該集積紙幣BLSの一部となる。すなわち集積紙幣BLSは、集積面31S上で上下方向を集積方向として複数の紙幣BLが集積されることにより形成される。
集積台31上の集積紙幣BLSは、集積面31Sが傾斜されているため、当該集積台31に対し常に前下方へ滑り降りようするものの、集積ガイド250に支持されるため、第1の実施の形態と同様、集積面31S上に集積された状態に止まる。
また集積スプリング33は、集積台31上の集積紙幣BLSの重量が増加したことにより圧縮され、当該集積台31及び集積紙幣BLSを下降させようとする。
このとき集積紙幣BLSは、第1の実施の形態と同様、集積ガイド250により支持されながら集積台31上に載置されているため、当該集積ガイド250に対して摺動すること無く、筐体21の前側部21Aに当接することも無く、さらに集積面31S上から前下方へ滑り落ちることも無く、円滑に下降することができる。
この結果リジェクトカセット216は、第1の実施の形態と同様、集積紙幣BLSの最上面と上部ガイド29との間隔をほぼ集積間隔DCに保つことができ、次に放出される紙幣BLを詰まらせること無く集積紙幣BLSの上に集積させることができる。
特に集積紙幣BLSが集積されていた場合、紙幣BLは、放出部22により付与された勢いや重力等の影響により、集積ガイド250に対し前端部分が下方へ滑り、集積紙幣BLSと集積ガイド250との間に潜り込もうとする場合がある。
これに対しビルストッパ252は、形成されている段差に紙幣BLの前端を引っ掛けることができるので、放出された紙幣BLの前端部分を集積紙幣BLSと集積ガイド250との間に潜り込ませることがない。
この結果、リジェクトカセット216は、新たに放出された紙幣BLを集積紙幣BLSの最上面に重ねた状態に、すなわち当該集積紙幣BLSを集積方向である上下方向に沿って整然と集積した状態に維持することができる。
ところで、例えば図13に示した従来のリジェクトカセット516においては、紙幣突当部540の後面側に、ビルストッパ252と同様のビルストッパ(図示せず)を設けることも考えられる。
このビルストッパを設けたリジェクトカセット516では、放出部22から放出された紙幣BLが、集積台31の集積面31S又は集積紙幣BLSの最上面に沿って前下方へ進行し、前側部21Aの後面に設けられたビルストッパに当接する。
これにより従来のリジェクトカセット516では、第3の実施の形態によるリジェクトカセット216と同様、紙幣BLの前端部分がビルストッパの下方へ滑降して集積紙幣BLSとビルストッパとの間に潜り込むことを未然に防止できる。
しかしながら従来のリジェクトカセット516では、集積紙幣BLSの重量増加に伴って集積台31を下降させる際、当該集積紙幣BLSの前端をビルストッパに対し下方へ摺動させることになる。これにより従来のリジェクトカセット516では、集積紙幣BLSがビルストッパに引っかかり十分に下降させることができない場合があり、このとき集積紙幣BLSの最上面と上部ガイド29との間隔を集積間隔DCよりも狭くしてしまい、放出部22から放出される紙幣BLを詰まらせる可能性を大幅に高めていた。
これに対し第3の実施の形態によるリジェクトカセット216では、集積台31と一体に上下方向へ移動する集積ガイド250の後面にビルストッパ252を設けている。このためリジェクトカセット216は、その構造上、集積台31の下降時に集積紙幣BLSとビルストッパ252とを摺動させることが無いため、当該集積台31及び集積紙幣BLSを極めて円滑に下降させることができる。
これを換言すれば、リジェクトカセット216では、集積ガイド250の後面にビルストッパ252を設けたことにより、紙幣BLが集積紙幣BLSと集積ガイド250との間に潜り込むことの防止と、集積台31及び集積紙幣BLSの円滑な下降とを高い次元で両立させることができる。
以上の構成によれば、第3の実施の形態によるリジェクトカセット216は、放出部22から放出された紙幣を、水平面に対し傾斜された集積面31S又は集積紙幣BLS上で前下方へ進行させ、集積台31の前端に取り付けられた集積ガイド250に当接させる。このときリジェクトカセット216は、ビルストッパ252により紙幣BLの前端を滑らせること無く集積紙幣BLSの最上面に重畳し、当該集積紙幣BLSを集積ガイド250により支持しながら集積面31S上に保持する。このためリジェクトカセット216は、集積紙幣BLSの重量増加に伴って集積台31を当該集積紙幣BLSと共に下降させる際に、当該集積紙幣BLSを集積ガイド250や筐体21の前側部21Aに対して摺動させることが無く、摩擦力の発生を阻止して円滑に下降させることができる。
[4.第4の実施の形態]
第4の実施の形態では、第1の実施の形態によるリジェクトカセット16に代えて、図3及び図4とそれぞれ対応する図10及び図11並びに図12に示すリジェクトカセット316が用いられる。
リジェクトカセット316は、第1の実施の形態によるリジェクトカセット16と比較して、4本の紙幣突当部340を有する点が相違するものの、2本の集積ガイド50を有する点を含めて他の部分については同様に構成されている。
紙幣突当部340は、図11に示したように、全体として上下方向に長く、左右方向に短く、且つ前後方向に薄い直方体状に構成されている。この紙幣突当部340は、基板341と、低摩擦材342と、ビルストッパ343とにより構成されている。
基板341は、上下方向に長く、左右方向に短く、且つ前後方向に薄い直方体状ないし板状に形成され、上部ガイド29の下端付近から筐体21の下端近傍にかけて、上下方向に比較的長い範囲を占めている。また基板341は、強度が比較的高く、容易に変形しないようになされている。
低摩擦材342は、基板341の後面、すなわち集積台31及び集積紙幣BLSと対向する面のうち、上端(すなわち上部ガイド29の下端付近)からおおむね集積間隔DCの範囲となる上端近傍を除いた部分に貼り付けられている。低摩擦材342は、その後面における摩擦係数が小さく抑えられている。
滑落防止部としてのビルストッパ343は、基板341の後面における上端近傍、すなわち上部ガイド29の下端付近からおおむね集積間隔DCの範囲に設けられている。ビルストッパ343の後面部分は、第3の実施の形態におけるビルストッパ252と同様、左右方向への投影形状を鋸歯状とするように、すなわち上下方向に関し小さな段差が繰り返し出現するような形状に形成されている。
また紙幣突当部340は、低摩擦材342の後面と集積台31における前側の端面との間に所定の隙間を形成するよう、その取付位置が調整されている。
以上の構成において、第4の実施の形態によるリジェクトカセット316は、集積台31の水平面に対し集積面31Sを前方へ傾斜させると共に、その前端に集積ガイド50を取り付けた。またリジェクトカセット316は、筐体21の前側部21Aに、集積台31の前端部と隙間を空けるように紙幣突当部340を設けた。
リジェクトカセット316は、搬送部13から紙幣BLが搬送されると、放出部22によりこれを下方へ搬送した上で内部空間21S内へ放出する。
ここで放出された紙幣BLは、その先端を集積台31の集積面31S又は集積紙幣BLSの最上面に当接させ、傾斜面の下側である前下方へ向ける。続いて紙幣BLは、放出部22により放出された際の勢い及び重力の作用により、集積面31S又は集積紙幣BLSの最上面に沿って前下方へ進行し、前端に取り付けられた集積ガイド50に当接して静止する。これにより紙幣BLは、集積面31S又は集積紙幣BLSの上に集積され、当該集積紙幣BLSの一部となる。
集積台31上の集積紙幣BLSは、集積面31Sが傾斜されているため、当該集積面31Sに対し常に前下方へ滑り降りようするものの、集積ガイド50に支持されるため、当該集積面31S上に集積された状態に止まる。
また集積スプリング33は、集積台31上の集積紙幣BLSの重量が増加したことにより圧縮され、当該集積台31及び集積紙幣BLSを下降させようとする。このとき集積紙幣BLSは、集積ガイド50により支持されているため、集積面31S上から前下方へ滑り落ちること無く、また筐体21の前側部21Aに当接することも無く、円滑に下降することができる。
ところで集積ガイド50は、理想的には、できるだけ上下方向に長く形成されることにより、集積面31S上に集積可能な最大枚数の集積紙幣BLSが集積された場合にも、全ての集積紙幣BLSの前端部分を当該集積ガイド50の後面に当接させて支持することが望ましい。
しかしながら実際の集積ガイド50は、筐体21の外部へ飛び出ることなく集積台31と一体に上下方向へ移動しなければならないため、上下方向に十分な長さを確保できないことがある。
このためリジェクトカセット316では、図10(B)に示したように、集積台31の集積面31S上に紙幣BLを集積することにより、集積紙幣BLSにおける前側の一部分が集積ガイド50の上端よりも高くなることがある。
この場合、集積紙幣BLSを構成する紙幣BLのうち前端が集積ガイド50の上端よりも高い位置にあるものは、当該集積ガイド50による支持を受けることができず、前下方へ進行し、紙幣突当部340に当接して支持される。
このためリジェクトカセット316は、集積紙幣BLSの重量増加に伴い集積スプリング33が圧縮されて集積台31と共に下降する際、当該集積紙幣BLSのうち一部の紙幣BLを紙幣突当部340に摺動させることになる。
このときリジェクトカセット316は、紙幣突当部340の後面に貼り付けられた低摩擦材342の作用により、この一部の紙幣BLとの間に摩擦力を殆ど生じること無く、円滑に下降させることができる。
またリジェクトカセット316は、放出部22から放出された紙幣BLの先端を、集積紙幣BLSの前端における最上面が集積ガイド50の上端よりも高いときに、紙幣突当部340のビルストッパ343に当接させることができる。
これによりリジェクトカセット316は、この紙幣BLの先端を集積紙幣BLSの前面と低摩擦材342又は集積ガイド50の後面との間に潜り込ませること無く、この紙幣BLを集積紙幣BLSの最上面に載置した状態に維持することができる。
そのうえ紙幣突当部340は、後面のうち、上部ガイド29の下端付近からおおむね集積間隔DCの範囲にのみビルストッパ343を設け、それ以外の部分に低摩擦材342を貼り付けた。
このため紙幣突当部340は、放出部22から放出された紙幣BLにおける前下方向へ進行しようとする勢いをビルストッパ343により抑え込むことと、集積台31と共に下降する集積紙幣BLSの一部との間に生じる摩擦を低摩擦材342により低減させることとを、高い次元で両立させることができる。
以上の構成によれば、第4の実施の形態によるリジェクトカセット316は、集積台31の集積面31Sを水平面に対し前方へ傾斜させると共に、その前端に集積ガイド50を取り付けた。またリジェクトカセット316は、筐体21の前側部21Aに、集積台31の前端部と隙間を空けるように紙幣突当部340を設け、その後面における上端近傍以外の部分に低摩擦材342を貼り付けた。これによりリジェクトカセット316は、集積紙幣BLSを集積ガイド50により支持して集積面31S上に保持し、集積台31を集積紙幣BLSと共に下降させる際に、筐体21の前側部21Aに対する摩擦力の発生を阻止でき、集積紙幣BLSの集積枚数が増加して最上面が集積ガイド50の上端を超えた場合には、その前端を紙幣突当部340の低摩擦材342に当接させて円滑に下降させることができる。
[5.他の実施の形態]
なお上述した第1の実施の形態においては、集積ガイド50を細長い直方体状とし、集積台31の前面に当該集積ガイド50の下端近傍を取り付けるようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば集積ガイド50の下端近傍を後方へ向けて略L字状に折り曲げ、この折り曲げられた部分を集積台31の下面に取り付けるようにしても良い。すなわち集積ガイド50は、集積台31のいずれかの箇所に取り付けられることにより、当該集積ガイド50のうち集積紙幣BLSの前端と対向する面(すなわち集積対向面)を、集積台31の前端又はその近傍の上側(すなわち紙幣を集積する方向)に位置させて、集積紙幣BLSの前端と当接して支持することができれば良い。第2〜第4の実施の形態についても同様である。
また上述した第2の実施の形態においては、集積ガイド150のローラ152を筐体21の前側部21Aから引き離しておき、集積台31が傾いた場合又は前方へ移動した場合にのみ当該ローラ152を前側部21Aに当接させるようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば集積ガイド150のローラ152を筐体21の前側部21Aに常に当接させるようにしても良い。これにより、移動軸32が撓むことや集積台31が傾斜角度θからさらに傾くことを未然に防止できるので、移動ガイド31Aと移動軸32との間における摩擦の増加を防止することができ、集積台31をさらに円滑に下降させることが可能となる。
さらに上述した第3の実施の形態においては、集積ガイド250の後面(すなわち集積対向面)に設けるビルストッパ252を、左右方向への投影形状が鋸歯状となるような段差状とする場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば周知の凹凸形状とする等、紙幣BLの前端部分に対する摩擦が大きく、当該紙幣BLが集積紙幣BLSと集積ガイド250との隙間に滑落することを防止できるような種々の形状としても良い。第4の実施の形態におけるビルストッパ343についても同様である。或いは、傾斜角度θが比較的小さい場合等、紙幣BLの前端が集積紙幣BLSと低摩擦材342又は集積ガイド50の後面との隙間に滑落する可能性が低い場合には、紙幣突当部340からビルストッパ343を省略しても良い。
さらに上述した第1の実施の形態においては、リジェクトカセット16に2本の集積ガイド50を設けるようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、リジェクトカセット16に1本又は3本以上の集積ガイド50を設けるようにしても良い。また各集積ガイド50については、同一形状である必要は無く、例えば左右方向或いは上下方向の長さを互いに相違させても良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
これと同様に、第4の実施の形態においては、リジェクトカセット316に1本又は3本以上の集積ガイド50を設けても良く、また3本以下若しくは5本以上の紙幣突当部340を設けても良い。
さらに上述した第1の実施の形態においては、集積スプリング33の弾性力を利用し、集積台31の集積面31S上に集積された集積紙幣BLSの重量に応じて当該集積台31及び集積紙幣BLSを下降させるようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば集積スプリング33を省略すると共に、図示しないアクチュエータ、各種ギアやベルト等の組み合わせにより集積台駆動部を構成し、この集積台駆動部により集積台31を上下方向へ移動させるようにしても良い。第2〜第4の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、集積台31の集積面31S上における集積の集積方向及び当該集積台31の移動方向を、いずれも上下方向、すなわち鉛直方向とする場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば集積方向及び集積台31の移動方向を上下方向(鉛直方向)に対し前後又は左右に所定角度傾いた方向とするようにしても良い。第2〜第4の実施の形態についても同様である。
さらに本発明は、上述した各実施の形態及び他の実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した各実施の形態と上述した他の実施の形態の一部又は全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
さらに上述した第1の実施の形態においては、顧客との間で現金に関する取引処理を行う現金自動預払機1において、再利用すべきでないと鑑別された紙幣BLを収納するリジェクトカセット16に本発明を適用するようにした場合について述べた。
しかしながらこれに限らず、例えば再利用すべき紙幣を収納する紙幣カセット17等、紙幣を収納する種々の箇所に本発明を適用するようにしても良い。この場合、紙幣BLを集積する集積台が水平面に対して傾斜角度θだけ傾斜していれば、本発明を適用することができる。第2〜第4の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、媒体としての紙幣を取り扱う現金自動預払機1において当該紙幣を集積して収納するリジェクトカセット16に本発明を適用する場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば金券や証券、或いは入場券や葉書等、種々の紙葉状の媒体を取り扱う種々の装置において当該媒体を集積して収納する箇所に本発明を適用するようにしても良い。第2〜第4の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、放出部としての放出部22と、集積台としての集積台31と、集積台移動部としての移動ガイド31A、移動軸32及び集積スプリング33と、集積ガイドとしての集積ガイド50とによって媒体収納装置としてのリジェクトカセット16を構成する場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる放出部と、集積台と、集積台移動部と、集積ガイドとによって媒体収納装置を構成するようにしても良い。
さらに上述した第1の実施の形態においては、取得部としての入出金部12と、搬送部としての搬送部13と、放出部としての放出部22と、集積台としての集積台31と、集積台移動部としての移動ガイド31A、移動軸32及び集積スプリング33と、集積ガイドとしての集積ガイド50とによって媒体取引装置としての現金自動預払機1を構成する場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる取得部と、搬送部と、放出部と、集積台と、集積台移動部と、集積ガイドとによって媒体取引装置を構成するようにしても良い。
本発明は、水平面に対し傾斜された集積台上に紙葉状の媒体を集積する種々の装置でも利用できる。
1……現金自動預払機、10……紙幣入出金機、12……入出金部、13……搬送部、16、116、216、316……リジェクトカセット、17……紙幣カセット、21……筐体、21A……前側部、21S……内部空間、22……放出部、29……上部ガイド、31……集積台、31A……移動ガイド、31S……集積面、32……移動軸、33……集積スプリング、50、150、250……集積ガイド、151……基板、152……ローラ、252、343……ビルストッパ、340……紙幣突当部、342……低摩擦材、BL……紙幣、BLS……集積紙幣、DC……集積間隔、θ……傾斜角度。

Claims (7)

  1. 紙葉状の媒体を収納すべき収納空間内へ前記媒体を放出する放出部と、
    前記収納空間内に設けられ、前記放出部から放出された前記媒体を、鉛直方向に対し傾斜した集積面上に集積する集積台と、
    前記媒体を集積する集積方向に沿って前記集積台を移動させる集積台移動部と、
    前記集積台における互いに間隔を空けた2以上の箇所にそれぞれ取り付けられた2枚以上の板状部材でなり、前記集積面上に集積された前記媒体の下辺又はその近傍と対向する集積対向面により当該媒体を支持する集積ガイドと
    を具えることを特徴とする媒体収納装置。
  2. 紙葉状の媒体を収納すべき収納空間内へ前記媒体を放出する放出部と、
    前記収納空間内に設けられ、前記放出部から放出された前記媒体を、鉛直方向に対し傾斜した集積面上に集積する集積台と、
    前記媒体を集積する集積方向に沿って前記集積台を移動させる集積台移動部と、
    前記集積台に取り付けられ、前記集積面上に集積された前記媒体の下辺又はその近傍と対向する集積対向面により当該媒体を支持する集積ガイドと
    を具え、
    前記集積ガイドは、
    前記集積対向面に、前記媒体の下辺が下方へ滑落することを防止する滑落防止部が形成されている
    ことを特徴とする媒体収納装置。
  3. 紙葉状の媒体を収納すべき収納空間内へ前記媒体を放出する放出部と、
    前記収納空間内に設けられ、前記放出部から放出された前記媒体を、鉛直方向に対し傾斜した集積面上に集積する集積台と、
    前記媒体を集積する集積方向に沿って前記集積台を移動させる集積台移動部と、
    前記集積台に取り付けられ、前記集積面上に集積された前記媒体の下辺又はその近傍と対向する集積対向面により当該媒体を支持する集積ガイドと
    を具え、
    前記集積ガイドは、
    前記収納空間を囲む周側面と対向する対向面にローラが設けられている
    ことを特徴とする媒体収納装置。
  4. 前記集積ガイドは、
    少なくとも前記集積台に前記紙幣が集積されていないときには前記ローラを前記周側面から引き離している
    ことを特徴とする請求項3に記載の媒体収納装置。
  5. 前記集積台移動部は、
    前記集積台上に集積された前記媒体の質量に応じて当該集積台を集積方向に沿って下方へ移動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の媒体収納装置。
  6. 前記集積台移動部は、
    前記媒体の質量に応じて伸縮する弾性体により前記集積台を集積方向に沿って下方へ移動させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の媒体収納装置。
  7. 使用者から取引すべき紙葉状の媒体を取得する取得部と、
    前記取得部から前記媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送された前記媒体を収納すべき収納空間内へ当該媒体を放出する放出部と、
    前記収納空間内に設けられ、前記放出部から放出された前記媒体を、鉛直方向に対し傾斜した集積面上に集積する集積台と、
    前記媒体を集積する集積方向に沿って前記集積台を移動させる集積台移動部と、
    前記集積台における互いに間隔を空けた2以上の箇所にそれぞれ取り付けられた2枚以上の板状部材でなり、前記集積面上に集積された前記媒体の下辺又はその近傍と対向する集積対向面により当該媒体を支持する集積ガイドと
    を具えることを特徴とする媒体取引装置。
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