JP6091688B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関する。
従来、大当り当選等に基づく条件装置の作動とともに役物連続作動装置が作動して遊技者にとって有利な大当り遊技状態へ移行可能な遊技機がある。
近年、遊技者の興趣を高め、遊技性をより向上させるために、条件装置の作動後に所定の通過口に遊技球を通過させないと役物連続作動装置が作動、換言すると大入賞口の開放(大当り遊技)が始まらない遊技機がある(特許文献1)。
特開2011−152159号公報
上記特許文献1に記載の遊技機は、遊技者が意識的に遊技球を通過口に通過させない限り、役物連続作動装置が作動せず、大当り遊技状態へ移行しない。そのような遊技仕様を認識していない遊技者にとっては、煩わしさを感じる可能性もある。
また、大当り当選後、そのまま遊技球を通過口に通過させなければ、遊技の進行は停止してしまうため、不用意に遊技機の稼動率を低下させてしまう可能性がある。
本発明は、上記課題を鑑み、遊技機の使用感の向上を図ることを目的とする。
(1)遊技球が流下可能な遊技盤に設けられ遊技球が入賞可能な始動入賞口と、遊技球の前記始動入賞口への入賞を契機に、遊技者が有利となる大当り遊技に係る当否抽選を実行可能な抽選手段と、前記大当り遊技の際に、遊技球が入賞可能なように開放され得る大入賞口と、開閉部材の開放に基づいて遊技球が通過可能な通過口と、所定の態様の前記大当り遊技に係る前記大入賞口の状態制御を含む遊技に係る制御を可能な遊技制御手段とを備え、前記遊技制御手段は、前記当否抽選に当選後の所定の契機に前記開閉部材が開放することにより、遊技球が通過した前記通過口に対応する態様の前記大当り遊技を行うように制御し、前記当否抽選に当選後、遊技球が前記通過口を通過せずに、所定の期間が経過した場合、前記入賞に基づく抽選により定められる態様の前記大当り遊技を行うように制御する。
本発明によれば、遊技機の使用感の向上を図ることができる。
本発明に係る遊技機の前方斜視図である。 同じく遊技機の背面図である。 同じく遊技機の遊技盤の拡大正面図である。 同じく遊技機の各構成要素の制御関係を示すブロック図である。 同じく遊技機において時間経過に伴って作動する役物連続作動装置に係る遊技について説明するためのフロー図である。 変形例1の遊技機における遊技盤の拡大正面図である。 同じく遊技機の遊技盤における始動入賞球保留装置及びその周辺装置の拡大側正面図である。 同じく遊技機の始動入賞球保留装置及びその周辺装置における拡大側部断面図である。 同じく遊技機における主制御装置のブロック図である。 同じく遊技機において保留球を利用して作動する役物連続作動装置に係る遊技について説明するためのフロー図である。
以下、図1〜図5を参照し、発明の実施形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
なお、以下の説明において遊技機(パチンコ機)の各部の左右方向は、その遊技機に対面する者にとっての左右方向に合わせて説明する。即ち、遊技機の正面から説明する場合は、遊技機の正面に対面する者(例えば、遊技者)の視点を基準とし、背面から説明する場合は、遊技機の背面に対面する者の視点を基準とする。
(遊技機)
図1に示すように、本実施形態の遊技機1は、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠2と、この機枠2に開き戸状に開閉自在に取り付けられた本体枠3と、当該本体枠3の内側に装着された遊技盤30と、本体枠3の前面に開き戸状に開閉自在に取り付けられ、遊技盤30を視認させるよう中央に大きくガラス窓4aが設けられたガラス扉4と、本体枠3の下側に開閉自在に設けられ、遊技球を貯留する受皿6を有する前面ボード5と、本体枠3内の下部に配設された遊技球を発射するための発射装置7B(図4参照)と、前面ボード5に取り付けられ、遊技者の回転操作に基づいて遊技球を発射装置7Bに発射させるためのハンドル7と、ガラス扉4の左右の上部にそれぞれ設けられ、遊技の状況に応じた効果音を出力するスピーカ8と、ガラス扉4の左右両側にそれぞれ設けられ、遊技の状況に応じて点灯、消灯及び点滅する照明演出を行う照明装置9とを備える。さらに、受皿6の前縁部の中央には所定の状態のときに遊技者の押下操作によって後述する演出表示装置51等の表示演出を変化させることが可能な操作ボタンEが設けられる。
図2に示すように、遊技機1の背面側には、支持部材等を介して、主制御装置100(抽選手段)と、カバー部材に覆われたサブ制御装置200と、払出制御装置300とが設けられている。主制御装置100、サブ制御装置200、及び払出制御装置300は何れもCPUと、コンピュータプログラム及び遊技処理に必要なデータを格納したROMと、CPUがROMに格納されたコンピュータプログラムに従って処理を行うための一時記憶領域であるRAMとを備えるマイクロコンピュータである。
また、図2におけるサブ制御装置200の右隣には、入賞した賞球を払い出すための賞球払出装置301が設けられており、払出制御装置300の左隣には、各制御装置に電力を供給するための電源装置400が設けられている。
主制御装置100は、遊技機1全体を制御するための各種処理を実行し、その処理結果に基づいて、遊技を制御するための各種の制御コマンドを演算処理して出力する。詳細な説明は後述するが、例えば、第1特別図柄に係る電子抽選(第1特別図柄抽選)、第2特別図柄に係る電子抽選(第2特別図柄抽選)等をそれぞれ所定の契機で実行し、抽選結果に基づいて、例えば、後述する特別電動役物(アタッカ駆動装置66B)が作動し、大入賞口65を開放することによって、役物連続作動装置が作動する(大当り遊技が開始される)。
サブ制御装置200は、主制御装置100からの制御コマンドを受信して、スピーカ8、照明装置9、後述する演出表示装置51等の演出装置などへ制御コマンドを送信して演出に係る制御を実行する。
払出制御装置300は、主制御装置100からの制御コマンドを受信して、賞球払出装置301の作動を制御して、受皿6へ遊技球の払出しを行う。ここで、賞球払出装置301は、遊技球が入賞口に入賞したことを契機に、払出制御装置300の制御によって入賞口毎に予め対応付けられている賞球の払出個数を賞球として払出すようになっている。
また、払出制御装置300は、ハンドル7の回転操作量に応じて発射装置7Bの作動を制御し、遊技領域31へ遊技球の打ち出しを行う。遊技者の操作によって、ハンドル7の回転操作量が大となると、払出制御装置300は、発射装置7Bに対する遊技球の射出力が大となるように制御するため、遊技球を遊技領域31の右側まで発射させることができる。
(遊技領域)
主に図3に示すように、遊技盤30はその盤面に遊技球が流下する遊技領域31を備える。受皿6に貯留された遊技球は、発射装置7Bにより発射されて図3に示す矢印X方向へ飛んで発射口34を通過し、遊技領域31の上部に到達し、遊技領域31内を流下することになる。
遊技領域31は、ガラス窓4aを透して視認することができる。遊技領域31は、遊技球を滑走させるガイドレール32と遊技球規制レール33によって略円形状となるように区画形成されている。換言すると、遊技領域31は遊技球規制レール33より内側と外側に区画され、その外側、より具体的には、遊技盤30の右下隅部に、2桁の7セグメント表示装置からなる第1特別図柄表示装置40A及び第2特別図柄表示装置40Bと、2つのLEDランプからなる普通図柄表示装置41とが設けられている。
(特別図柄表示装置)
第1特別図柄表示装置40Aは、遊技球が後述する第1始動入賞口61に入賞したことを契機に、主制御装置100が実行する第1特別図柄抽選の結果を表示するためのものである。より具体的には、電子抽選の結果に基づいて数字や絵柄等の特別図柄(単に、特図ともいう。)を変動させた後に、抽選結果を表示する態様で所定の特別図柄を導出表示(停止表示)させるという態様で表示されるように主制御装置100により制御されるものである。
第2特別図柄表示装置40Bは、遊技球が後述する第2始動入賞口62に入賞したことを契機に、主制御装置100が実行する第2特別図柄抽選の結果を表示するためのものである。より具体的には、電子抽選の結果に基づいて数字や絵柄等の特別図柄を変動させた後に、抽選結果を表示する態様で所定の特別図柄を停止表示させるという態様で表示されるように主制御装置100によりにより制御されるものである。
なお、本実施形態の遊技機においては、遊技球の第1始動入賞口61への入賞を契機として変動する特別図柄を第1特別図柄とし、遊技球の第2始動入賞口62への入賞を契機として変動する特別図柄を第2特別図柄としており、第1特別図柄及び第2特別図柄の変動及び停止表示は、特別図柄の種類に応じた予め定めた優先順位の抽選処理の順番に基づいて主制御装置100により行われる。
(普通図柄表示装置)
普通図柄表示装置41は、遊技球が後述するスルーチャッカ64を通過したことを契機に、普通図柄(単に、普図ともいう)に係る電子抽選(普図抽選)の結果、普図当り、または外れが表示されるよう主制御装置100により制御されるものである。
遊技領域31における遊技球規制レール33の内側には、センター役物50と、演出表示装置51と、第1始動入賞口61と、第2始動入賞口62と、電動チューリップ63と、スルーチャッカ64と、大入賞口65と、アタッカ装置66と、複数の一般入賞口67と、アウト口68と、大当り振り分け装置70(通過口)と、遊技領域31内の遊技球の流下方向に変化を与える複数の遊技釘N及び風車Pとが設けられている。
なお、以下の遊技領域31内に配置された各構成部材の説明は、他に示すものが無い限り図3を参照するものであり、その旨の記載は省略する。
第1始動入賞口61、第2始動入賞口62、大入賞口65、スルーチャッカ64、一般入賞口67のそれぞれには、遊技球の通過を検知する第1始動入賞口検知センサ91、第2始動入賞口検知センサ92、大入賞口検知センサ93、スルーチャッカ検知センサ94、一般入賞口検知センサ95が内蔵されている。
これらの検知センサ91〜95は、遊技球の通過に伴い遊技球検知信号(電気信号)を出力する磁気センサであり、その遊技球検知信号は主制御装置100に入力される(図4参照)。
ここで、本実施形態の遊技機における「入賞口」と大当り振り分け装置70における後述する「第1凹部721及び第2凹部722」は、遊技球が入ると遊技領域31の裏側に遊技球を回収し、排出された遊技球(排出球)として処理する遊技球排出口である。なお、排出球は、遊技機1の裏面に設けられた排出球受皿(図示省略)に一時的に貯留され、再度遊技に使用する遊技球として払出制御装置300によって払出可能な状態となるように循環処理される。
また、「スルーチャッカ」は、遊技領域31に設けた遊技球の通過部を通過した後に、引き続き遊技領域31を流下させる遊技球通過口である。
なお、大当り振り分け装置70における「第1凹部721及び第2凹部722」を遊技球通過口とし、当該遊技球通過口に入球した遊技球を遊技領域31へ戻す構成としてもよい。
また、本実施形態の遊技機における「1遊技」は、第1特別図柄表示装置40A、または第2特別図柄表示装置40Bが作動することとなる第1始動入賞口61または第2始動入賞口62への遊技球の入賞を始期とし、第1特別図柄表示装置40A、または第2特別図柄表示装置40Bの特別図柄が変動を開始したときから、当該変動が継続している状態を経て、当該変動が終了する特別図柄の停止表示時を終期とする遊技とする。
(センター役物)
センター役物50は、遊技領域31のほぼ中央において、遊技領域31から前方へ突出し、その中央に前後方向の開口部50aを有する枠状をなしている。センター役物50の後方には、矩形状の演出表示装置51が設けられており、センター役物50の左側には、遊技領域31に打ち出された遊技球の一部を、センター役物50内に導入可能とするための遊技球案内路50bが設けられている。センター役物50の下部中央には、遊技球案内路50bから導入された遊技球を、誘導し、かつ揺動させるステージ52が設けられている。ステージ52の左右は中央へ向かって傾斜しており、ステージ52の中央には前後方向の溝52Aが、僅かに前側が傾斜するように形成されている。この溝52Aの真下の位置には第1始動入賞口61が配置されているため、溝52Aから落下した遊技球は、高い確率で第1始動入賞口61に導かれる。
(演出表示装置)
演出表示装置51は、本実施形態の遊技機においては表示領域を有する液晶表示装置からなり、サブ制御装置200の制御に基づいて、所定の演出態様をセンター役物50の開口部50aを透して表示するものである。
演出表示装置51には、所定の演出態様として、第1特別図柄表示装置40Aに表示される第1特別図柄の変動と連動して変動表示される第1演出図柄S1と、第2特別図柄表示装置40Bに表示される第2特別図柄の変動と連動して変動表示される第2演出図柄S2とが、共通化されて液晶画像の表示領域内で表示制御される。また、各演出図柄S1、S2の表示上の裏側には遊技状態に対応する背景画像(変動画像または静止画像)が表示制御される。
なお、第1演出図柄S1及び第2演出図柄S2を共通化した演出図柄としないで表示制御するようにしてもよい。また、後述のモード状態などの遊技状態の変化に応じて演出図柄の形状などの意匠を変化させる表示制御をするようにしてもよい。
さらに、演出表示装置51の下部には、第1特別図柄抽選に対応する後述する保留球乱数が主制御装置100のRAMに記憶された旨の表示を行う表示領域A1が設けられ、当該表示領域とは別に、第2特別図柄抽選に対応する保留球乱数が主制御装置100のRAMに記憶された旨の表示を行う表示領域A2が設けられる。
(始動入賞口)
第1始動入賞口61は、遊技領域31の略中央部におけるステージ52の下方に位置する。遊技球の第1始動入賞口61への入賞(第1始動入賞口検知センサ91による遊技球の検知)を契機に、主制御装置100により第1特別図柄抽選等が実行される。
第2始動入賞口62は、遊技球を所定のタイミングで受入可能とするための電動チューリップ63を有し、遊技領域31の右側部に位置している。遊技球の第2始動入賞口62への入賞(第2始動入賞口検知センサ92による遊技球の検知)を契機に、主制御装置100により第2特別図柄抽選等が実行される。
本実施形態の遊技機においては、遊技者の操作により遊技球が、遊技領域31の左側部を流下する場合、第1始動入賞口61に入賞し易く、遊技球が右側部を流下しなければ第2入賞口62に入賞し得ない盤面構成となっている。
電動チューリップ63は、第2始動入賞口62の上部の入口側に設けられ、遊技盤30の前面に直交する軸を中心に回動する1対の羽根部材63Aと、これら1対の羽根部材を駆動する電動チューリップ駆動装置(ソレノイド)63Bとを備え、そのソレノイド63Bへの通電により1対の羽根部材63Aの先端が互いに離れる方向に回動し、第2始動入賞口62の入口を拡大するものである。
電動チューリップ63は1対の羽根部材63Aを閉じた状態において、第2始動入賞口62の上方に稙設された遊技釘との間隔が、遊技球が通過不可能なものであるため、1対の羽根部材63Aが閉じた状態では第2始動入賞口62への遊技球の入賞は不可能である。
電動チューリップ63は、普通図柄に係る電子抽選の結果が普図当りとなった場合に、1対の羽根部材63Aが開放するように主制御装置100により制御される。
(スルーチャッカ)
スルーチャッカ64は、上述したように遊技球が通過可能なゲート構造をなしたものであり、本実施形態の遊技機においては、遊技盤30の右側部に位置している。
遊技球がスルーチャッカ64を通過することを契機に、主制御装置100により普通図柄に係る電子抽選(普図抽選)を行う。
従って、本実施形態の遊技機では、遊技者がハンドル7の回転操作量を大とする操作をして、遊技球を遊技領域の右側に打ち出して、スルーチャッカ64に遊技球を通過させなければ普図抽選も行われないため、第2始動入賞口62への遊技球の入賞は不可能となっている。
(大入賞口)
大入賞口65は横長な長方形の開口であり、第2始動入賞口62の下方に設けられる。
アタッカ装置66は、大入賞口65における開口の下辺部に水平な軸を中心として前後方向にフラップ状に回動白在に設けられ、大入賞口65の形状とほぼ同じ長方形の蓋部材66Aを駆動させるアタッカ駆動装置66B(図4参照)の駆動により蓋部材66Aが閉鎖状態(遊技者が有利な第1状態)から前方向に回動して大入賞口65を開放状態(遊技者が有利な第2状態)とするものである(役物連続作動装置の作動)。
アタッカ装置66は、第1始動入賞口61への遊技球の入賞を契機に行われる第1特別図柄に係る第1特別図柄抽選の結果が当り(第1特図当り、特図当り、大当り、または単に「当り」ともいう)となった場合、または第2始動入賞口62への遊技球の入賞を契機に行われる第2特別図柄に係る第2特別図柄抽選の結果が当り(第2特図当り、特図当り、大当り、または単に「当り」ともいう)となった場合に、さらに、後述する大当り振り分け装置70に遊技球が入球したとき、主制御装置100によって決定された大当りの種類(ラウンド数)に基づいて大入賞口65は開放され(ラウンド処理)、通常遊技よりも多くの遊技球が大入賞口65に入賞可能となる。これによって遊技者にとって通常遊技より有利な当り遊技(大当り遊技または有利遊技ともいう)が提供される。
本実施形態に係る遊技機において、所定のラウンド数は2ラウンド(2Rともいう)、3ラウンド(3Rともいう)、10ラウンド(10Rともいう)又は15ラウンド(15Rともいう)であり、1ラウンドあたりの遊技球の最大入賞可能個数は例えば、9個で、かつ、アタッカ装置66の最長開放時間は30秒である。
即ち、例えば、1ラウンドが上記条件(最大入賞可能個数が9個、アタッカ装置66の開放時間が30秒)の場合は、アタッカ装置66の開放時点から30秒経過する前に大入賞口65への遊技球の入賞個数が9個に達した場合と、大入賞口65への遊技球の入賞個数が9個に達する前にアタッカ装置66の開放時点から30秒が経過した場合に、1ラウンドが終了するようになっている。
なお、当り遊技が、3ラウンド、10ラウンド又は15ラウンドの何れのラウンドとなるかは、主制御装置100による抽選の結果によって異なる。
例えば、主制御装置100による抽選の結果、当り遊技が15ラウンド(15ラウンド当り)となった場合には、大入賞口65が例えば30秒×15回の開閉パターン(当りパターン)を伴うことで約1000個〜1700個程度の期待出玉量となり、10ラウンド(10ラウンド当り)となった場合には、大入賞口65が例えば30秒×10回の開閉パターンを伴うことで約600個〜1200個程度の期待出玉量となり、3ラウンド(3ラウンド当り)となった場合には、大入賞口65が例えば30秒×3回の開閉パターンを伴うことで約200個〜350個程度の期待出玉量となる。
なお、本実施形態の遊技機では、15ラウンド当りが1回の当り遊技において最大の遊技上の利益を獲得できる当りであるが、適宜変更可能である。
一方、所定の特図当り(例えば図柄組み合わせが「135」等となった)の結果遊技が2ラウンドとなった場合には、大入賞口65は例えば0.5秒×2回程度しか開放せず、殆ど入賞や出玉が期待できない。このような大当り遊技は、殆ど入賞や出玉が期待できない代わりに、大当り終了後は、後述する持ち遊技球が殆ど減少しない「時短機能」を伴った、2ラウンド時短(2R時短)または、時短機能を伴った状態であって、かつ特図当りの確率が通常状態と比較して高く設定された確率状態(後述する特図高確遊技モードまたは確変状態)へ移行する2ラウンド確変(2R確変または突確)となる。この他に、「時短機能」は伴わず、特図高確遊技モードとなり、遊技者には遊技状態における演出態様が通常状態と変わらない潜伏確変状態(潜確状態)や「時短機能」及び特図高確遊技モードを伴わない小当り状態がある。
(大当り振り分け装置)
大当り振り分け装置70(通過口)は、スルーチャッカ64の上方に設けられ、特別図柄が所定の態様(大当りの態様)で停止表示された後、遊技球が通過して、大当り振り分け装置70内に設けられ後述する振り分けセンサ721A、722Aが遊技球を検知したことに基づいて、大当りの種類が決定されるとともに、決定された大当りに係る大当り遊技が開始されるようになっている。
大当り振り分け装置70は、上向きに開口する入球口71aを有する枠体71と、枠体71内に遊技盤30の前面に直交する軸72aによって回転可能に枢止される回転体72と、回転体72を駆動させるためのモータ(図示省略)と、枠体71の上部に入球口71aを開閉可能な開閉部材73が設けられる。回転体72の周囲には、遊技球が入球可能な第1凹部721が、同じく、第1凹部721の対向する位置に遊技球が入球可能な第2凹部722が設けられる。第1凹部721には、遊技球の入球を検知する第1振り分けセンサ721Aが設けられ、第2凹部722には、遊技球の入球を検知する第2振り分けセンサ722Aが設けられる。第1凹部721または第2凹部722に入球した遊技球は、回転体72の裏側に設けられた排出口(図示省略)から遊技盤30の裏側へ排出されるようになっている。
開閉部材73は、通常遊技中において入球口71aを閉鎖しており、大当り当選時などの所定の契機に基づいてモータ(図示省略)の駆動によって変位して開放する(図7の仮想線に示す)。
詳細は後述するが、第1振り分けセンサ721A、または第2振り分けセンサ722Aの遊技球の検知を契機に、大当りの種類(後述するラウンド数)が決定されるとともに、役物連続作動装置が作動して遊技者にとって通常遊技より有利な大当り遊技が開始される。
また、第1凹部721及び第2凹部722を上述の遊技球通過口とした場合は、開閉部材73を不要として、入球口71aは常時開放状態とするとよい。なお、この場合、第1振り分けセンサ721A、または第2振り分けセンサ722Aは、後述するラウンド数制御手段(大当り判定手段)125によって大当り当選時等の所定の契機に基づいて有効化制御されるようになっている。
(大当り振り分け装置に遊技球が入球する場合の流れ)
回転体72はモータ(図示省略)の駆動力によって所定の契機で継続的に回転し(例えば、6rpm)、枠体71の入球口71aから遊技球が入球した場合に、回転中の回転体72の第1凹部721または第2凹部722のいずれかに入球するようになっている。具体的には、回転体72は時計方向へ回転しており、遊技球が入球口71aから遊技球が入球したときに、入球口71aの直下に第1凹部721または第2凹部722が位置している場合、遊技球は第1凹部721または第2凹部722のいずれかに入球する。
また、遊技球が入球口71aから遊技球が入球したときに、第1凹部721または第2凹部722が位置していない場合、遊技球は回転体72上を回転体72の回転に合わせて転動しながら入球口71a内に一時的に維持され、回転体72の回転に伴って第1凹部721または第2凹部722が入球口71aの直下に移動したときに、入球するようになっている。回転体72の回転速度は、6rpmの場合5秒毎に半回転するため、遊技者が、例えば、第1凹部721に入球させたい場合は、第2凹部722が入球口71aの直下を通過したとき、遊技球を、大当り振り分け装置70を狙って発射させて、第1凹部721が入球口71aの直下に移動するまでの間(約5秒間)に入球させればよい。
第1振り分けセンサ721Aまたは第2振り分けセンサ722Aは、入球した遊技球を検知して、検知信号を主制御装置100へ送信する。主制御装置100は、受信した検知信号に基づいて、大当り遊技を開始し、大入賞口65を開閉制御する。
ここで、本実施形態に係る遊技機における「1ラウンド」は、アタッカ装置66を作動させる1回分のコマンド(主制御装置100からの指令)で得られる大入賞口65の開放処理としている。そのため、1回分のコマンド(1ラウンド)に基づいて蓋部材66Aを駆動させる回数は1回に限らず、所定の複数回とすることもできる。
従って、例えば5ラウンドの当り遊技となる場合は、アタッカ装置66を作動させる1回分のコマンドが個別に5回分連続生成されることに基づいて、当該5ラウンドの当り遊技を実行することもできる。
アウト口68は、遊技領域31の最下部に設けられ、第1始動入賞口61、第2始動入賞口62、大入賞口65、一般入賞口67の何れにも入賞せずに流下してきた遊技球を排出球として回収する。
(遊技機の制御)
次に、図4を参照し、主要な制御装置について詳説しながら本実施形態の遊技機の機能(制御)を説明する。
なお、本実施形態の遊技機は、主制御装置100及びサブ制御装置200によって制御され、主制御装置100及びサブ制御装置200の以下に説明する機能は、ROMに予め記憶されている所定のプログラム(ソフトウェア)による情報処理が、CPUやROMやRAM、その他演出装置等のハードウェア資源により具体的に実現されることによって達成される。
(主制御装置)
図4に示すように、主制御装置100は、各検知センサ91〜95からの遊技球の検知信号の入力に基づいて、抽選や制御を実行する。
主制御装置100は、乱数抽選手段(抽選手段)105、特別図柄用当否判定手段110、特別図柄用種類判定手段115、特別図柄用変動表示判定手段120、ラウンド数制御手段(大当り判定手段)125、大当り振り分け装置制御手段127、特別図柄変動表示制御手段130、乱数保留手段140、当り遊技制御手段150、遊技モード制御手段160、普通図柄用当否抽選手段170、電動チューリップ制御手段180、払出制御手段190等を有する。
乱数抽選手段(抽選手段)105は、第1特別図柄または第2特別図柄に係る当りか否か(大当り遊技状態へ移行するか否か)を決定するための当否用乱数と、第1特別図柄表示装置40A及び第2特別図柄表示装置40Bに停止表示させる特別図柄の停止表示パターン(例えば、複数の記号又は数値の組合せ)の種類を決定するため図柄種類用乱数と、特別図柄の変動パターンの種類を決定するための変動パターン用乱数をと生成し、第1始動入賞口61または第2移動入賞口62への遊技球の始動入賞に基づいてそれら各乱数を抽出する。
なお、本実施形態の遊技機における「乱数」とは、ハードウェア乱数生成手段やソフトウェア乱数生成手段などにより、高速で複数の数値をループ的に更新させて発生させるとともに、所定センサに基づく検知タイミングに応じて1の数値(ランダム値)の抽出を可能とした擬似乱数(電子抽選)であるものとする。
特別図柄用当否判定手段110は、遊技状態(例えば、特図高確遊技モードまたは特図低確遊技モード)に基づいて当否判定を行うための当否用テーブル(例えば、特図高確遊技判定用テーブル又は特図低確遊技判判定用テーブル)を決定し、当該当否用テーブルを参照して抽出された当否用乱数を判定し当否を決定する。
特別図柄用種類判定手段115は、第1始動入賞口検知センサ91からの検知信号の入力に基づく予め定められた所定タイミングで、特別図柄用当否判定手段110による当否の結果、及び遊技状態等に応じて第1特別図柄の種類を判定するための第1特別図柄種類テーブル(例えば、当り停止表示用テーブル又は外れ停止表示用テーブル)を決定し、当該第1特別図柄種類テーブルを参照して抽出された図柄種類用乱数を判定し、停止表示される第1特別図柄を決定する。
また、特別図柄用種類判定手段115は、第2始動入賞口検知センサ92からの検知信号の入力に基づく予め定められた所定タイミングで、特別図柄用当否判定手段110による当否の結果、及び遊技状態等に応じて第2特別図柄の種類を判定するための第2特別図柄種類テーブルを決定し、当該第2特別図柄種類テーブルを参照して抽出された図柄種類用乱数を判定し、停止表示される第2特別図柄を決定する。
特別図柄用変動表示判定手段120は、第1始動入賞口検知センサ91からの検知信号の入力に基づく予め定められた所定タイミングで、特別図柄用当否判定手段110による当否の結果、及び遊技状態に基づいて第1特別図柄表示装置40Aにおいて変動表示させる第1特別図柄に係る変動パターン(以下、単に、変動パターンともいう)を判定するための第1変動パターンテーブル(例えば、当り変動パターン用テーブル又は外れ変動パターン用テーブル)を決定し、当該第1変動パターンテーブルを参照して抽出された変動パターン用乱数を判定し、第1特別図柄変動パターンを決定する。
また、特別図柄用変動表示判定手段120は、第2始動入賞口検知センサ92からの検知信号の入力に基づく予め定められた所定タイミングで、特別図柄用当否判定手段110による当否の結果、及び遊技状態に基づいて第2特別図柄表示装置40Bにおいて変動表示させる第2特別図柄に係る変動パターンを判定するための第2変動パターンテーブルを決定し、当該第2変動パターンテーブルを参照して抽出された変動パターン用乱数を判定し、第2特別図柄変動パターンを決定する。
本実施形態の遊技機では、上記変動パターンが決定されることに伴い、第1特別図柄表示装置40A及び第2特別図柄表示装置40Bにおいて特別図柄を変動表示させる変動時間が定まるようにしている。
なお、上述した第1特別図柄に係るテーブル及び第2特別図柄に係るテーブルは、共通化を図って1つのテーブルからなるようにしてもよい。
ラウンド数制御手段(大当り判定手段)125は、特別図柄用当否判定手段110に基づく判定結果(第1特別図柄に係る判定結果または第2特別図柄に係る判定結果)が特図当り(大当り当選)となった状態、換言すると、アタッカ駆動装置66Bを作動させる2つの契機条件のうち1つ目が満たされ条件装置の作動可能化とした状態で、大当り振り分け装置70に設けられた第1振り分けセンサ721Aまたは第2振り分けセンサ722Aからの検知信号の入力に基づいて、大当りに係るラウンド数を決定するための第1判定処理を実行するとともに、上記契機条件の2つ目が満たされて条件装置の作動(アタッカ駆動装置66Bによるラウンド数に応じた作動制御)を実行する。
第1判定処理は、第1振り分けセンサ721Aの検知信号に基づいて、ラウンド数を判定するためのラウンド数判定テーブル125Aを参照して、100%の確率で10ラウンドを選択し、第2振り分けセンサ722Aの検知信号に基づいて、同じくラウンド数判定テーブル125Aを参照して50%の確率で3ラウンド、50%の確率で15ラウンドを選択する処理である。
従って、遊技者は遊技状態や遊技者の心境に合わせて、必ず10ラウンドの大当り遊技を享受できる前者を選択するか、不確定であっても、15ラウンドの大当り遊技を享受可能な後者を選択することができるため、積極的に遊技に参加することができ、遊技性が向上する。
また、ラウンド数制御手段125は、第1特別図柄抽選または第2特別図柄抽選の結果が大当りに当選した時(条件装置の作動時)からハンドル7の操作に基づいて遊技領域31へ発射された遊技球を第1又は第2振り分けセンサ721A、722Aが検知する時間以上の所定期間(以下、オープニング時間という。例えば、30秒)経過した場合であって、第1振り分けセンサ721Aまたは第2振り分けセンサ722Aから検知信号の入力がない場合に、大当りに係るラウンド数を決定するための第2判定処理を実行する。
ここで、オープニング時間を調整するためにオープニング時間短縮手段(図示省略)を設けるようにしてもよい。オープニング時間短縮手段は、特別図柄用種類判定手段115による判定の結果、特別図柄の種類が最大の遊技上の利益を獲得できる当り(例えば、15ラウンド当り)に対応するものと確定した場合、また、大当り遊技状態移行による遊技利益の獲得が少ないまたは無い代わりに、大当り遊技状態終了後に移行させる遊技状態を遊技者に有利な有利遊技状態(例えば、確変や時短など)とする当り(突然確変、突然時短、小当り)に対応するものと確定した場合には、当該オープニング時間を短縮させる処理を実行する。その結果、第1又は第2振り分けセンサ721A、722Aの検知前に、大当り遊技を開始させることができ、遊技進行を円滑に行うことができる。
なお、ラウンド数制御手段125による第2判定処理は、例えば以下の(a)〜(b)のような処理を採用することができる。
(a)予め定めた最大ラウンド数(15ラウンド)、または最小ラウンド数(本実施形態の遊技機においては遊技球の払出しがある3ラウンド)に固定していずれかを決定する。
(b)オープニング時間経過時における回転体72の回転状態に基づいてラウンド数の判定を行う。例えば、回転体72に回転位置を検知するためのフォトセンサ(図示省略)を設け、第1凹部721及び第2凹部722が、正面視右側に位置しているか左側に位置(左右ではなく上下関係でもよい)しているかによってラウンド数の判定を行う。例えば、第1凹部721が正面視右側に位置している場合は、100%の確率で10ラウンドが選択され、第2凹部722が正面視右側に位置している場合は、50%の確率で3ラウンド、50%の確率で15ラウンドが選択される。
(c)始動入賞時に抽選した乱数(例えば、第1または第2特別図柄表示抽選用の乱数)に基づいてラウンド数判定テーブル125Aを参照してラウンド数を決定する。これにより、始動入賞時に生成される他の抽選乱数を利用することができるため、別途乱数の設定や検知装置等を設ける必要がなく、製造コストを抑えることができる。また、遊技機の抽選のみによってラウンド数が決定されるため、そのような従来通りの遊技性も楽しみたい遊技者にとって、遊技者が選択しうるラウンド数を決定するための手段が増加するため、遊技性の幅を持たすことができ、遊技機の興趣性を向上させることができる。
大当り振り分け装置制御手段127は、大当り振り分け装置70における回転体72及び開閉部材73を、モータ(図示省略)の駆動力によって可動させるように制御する。特に、開閉部材73は、条件装置の作動時からオープニング時間が経過するまで入球口71aを開放し、当該期間以外は閉鎖するように制御されている。従って、大当り振り分け装置制御手段127は、当該期間以外における大当り振り分け装置70への遊技球の入球を制限している。
特別図柄変動表示制御手段130は、特別図柄用当否判定手段110における当否の結果に基づいて、第1特別図柄表示装置40A及び第2特別図柄表示装置40Bにおいて変動時間の概念を含む所定の変動パターンの変動表示(例えば、序列が定められた複数の記号又は数値を所定速度で順番に更新表示)をさせるための表示制御を行う。
特別図柄変動表示制御手段130は、決定した変動パターンに基づいて、第1特別図柄表示装置40A及び第2特別図柄表示装置40Bにおいて第1特別図柄または第2特別図柄を所定時間変動表示させてから、上記当否の結果に応じた態様となるようにして第1特別図柄または第2特別図柄を停止させる制御を行う。
乱数保留手段140は、上述の大当り遊技の移行中、または第1特別図柄表示装置40Aまたは第2特別図柄表示装置40Bが第1特別図柄又は第2特別図柄を変動表示しているときに、第1始動入賞口検知センサ91または、第2始動入賞口検知センサ92からの検知信号の入力に基づいて乱数の抽出処理が発生した場合に、規定数(例えば、4)となるまでは判定許可待ちの保留処理として当該抽出乱数(保留球乱数ともいう)を記憶する。乱数保留手段140により記憶された保留球乱数は、変動中の特別図柄の停止表示、又は当り遊技の終了に基づいて、入賞順で1つずつ処理の許可条件が満たされる度に1つずつ判定処理され、この判定に係る保留球乱数の記憶が消去される。
当り遊技制御手段150は、ラウンド数制御手段125による大当りに係るラウンド数等の判定処理結果に基づいて、遊技者に有利な遊技状態において獲得可能な払出し賞球の出玉量の増減、具体的には、アタッカ駆動装置66Bにおける開閉パターン(開閉回数、開放時間等)の制御を行う。
遊技モード制御手段160は、特別図柄用種類判定手段115において抽選決定された第1特別図柄又は第2特別図柄の種類に基づいて、大当り遊技状態の終了後に所定期間移行させる遊技状態に影響を与えるモード状態(移行遊技状態)の種類の決定を行う。ここでいう、モード状態は、複数種類設定されており、具体的は、特図当りが通常遊技状態時と比較して当選し易い「特図高確遊技モード」、特図当りが通常遊技状態時と比較して当選し難い「特図低確遊技モード」、普図当りが通常遊技状態時と比較して当選し易い「普図高確遊技モード」、普図当りが通常遊技状態時と比較して当選し難い「普図低確遊技モード」、又はこれら遊技モードの組合せ等である。このモード状態によって、変動パターン及び演出パターンも変化する。
本実施形態の遊技機においては、特図低確遊技モード及び普図低確遊技モードを組み合わせた状態が「通常状態」であり、特図高確遊技モード及び普図低確遊技モードを組み合わせた状態が例えば「潜確状態」であり、特図低確遊技モード及び普図高確遊技モードを組み合わせた状態が例えば「時短状態」、特図高確遊技モード及び普図高確遊技モードは例えば「確変状態」(突確を含む)である。
普通図柄用当否抽選手段170は、スルーチャッカ検知センサ94からの検知信号に基づいて、乱数の抽出及び抽出した乱数の判定を行う普通図柄用当否抽選を実行する。また、普通図柄用当否抽選の結果、上記モード状態に対応した普通図柄を普通図柄表示装置41に所定時間、変動表示をさせた後、抽選の当否情報に対応した普通図柄の組み合わせを停止表示させる。
電動チューリップ制御手段180は、普通図柄用当否抽選手段170の普通図柄用当否抽選の結果、普図当りに当選した場合、電動チューリップ63のソレノイド63Bへの通電を行い、電動チューリップ63の1対の羽根部材63Aを当該普通図柄用当否抽選時のモード状態(普図低確遊技モードまたは普図高確遊技モード)に応じた開閉パターンとなるようにして開閉制御する。
払出制御手段190は、検知センサ91〜93、95等からの検知信号の入力に基づいて、各入賞口に予め対応付けられている賞球の払出個数に係る賞球信号を、払出制御装置300に送信する。
主制御装置100は、上記の各制御手段により処理された所定の結果を制御信号としてサブ制御装置200へ送信する。
(サブ制御装置)
図4に示すように、サブ制御装置200に設けた演出図柄変動表示制御手段210は、主制御装置100から送信される当否の結果、第1特別図柄又は第2特別図柄の種類、及び第1特別図柄又は第2特別図柄に係る変動パターンを含むコマンド情報に係る制御信号に基づいて、演出表示装置51において変動表示させる演出図柄(第1演出図柄S1及び第2演出図柄S2を共通化した演出図柄)の変動パターン(以下、単に、演出パターンともいう)を選択する。
演出図柄変動表示制御手段210は、特別図柄用当否判定手段110における当否の結果に基づいて、演出表示装置51において所定の演出パターンの変動表示(例えば、序列が定められた複数の記号又は数値を所定速度で順番にリールが回転するが如く更新表示)をさせるための第1演出図柄用変動パターン抽選用、又は第2演出図柄用変動パターン抽選用の乱数の抽選を行う。当該抽選の結果に基づいて、主制御装置100から送信されて来た第1特別図柄又は第2特別図柄に係る変動時間に応じた演出パターンの変動表示(例えば、序列が定められた複数の記号又は数値を所定速度で順番にリールが回転するが如く更新表示)をさせる。
具体的には、第1特別図柄に係る上記当否の結果に応じて第1演出図柄用変動パターン抽選に係る当り演出変動表示用テーブル(図示省略)または外れ演出変動表示用テーブル(図示省略)を参照して第1演出図柄用変動パターン抽選用の乱数判定を行い、演出表示装置51に変動表示させる第1演出図柄用変動パターンを決定する。
また、第2特別図柄に係る上記当否の結果に応じて第2演出図柄用変動パターン抽選に係る当り演出変動表示用テーブル(図示省略)または外れ演出変動表示用テーブル(図示省略)を参照して第2演出図柄用変動パターン抽選用の乱数判定を行い、演出表示装置51に変動表示させる第2演出図柄用変動パターンを決定する。
なお、上述した第1電出図柄S1に係るテーブル及び第2演出図柄S2に係るテーブルは、共通化を図る1つのテーブルからなるようにしてもよい。
この演出パターンに応じて第1演出図柄S1と第1特別図柄、第2演出図柄S2と第2特別図柄がそれぞれ略同期して変動表示を開始して、変動時間の経過とともに特別図柄用当否判定手段110による抽選の当否情報に応じた停止態様(例えば、当り目「777」、ハズレ目「787」)として表示するように、また、遊技状態に応じて第1演出図柄S1または第2演出図柄S2の背景となる画像を表示するように演出表示装置51を制御するものである。
(払出制御装置)
払出制御装置300は、ハンドル7の回動操作量に対応して増減する発射ボリューム(可変抵抗器)7Aからの入力に基づいて所定の強度で遊技球が発射されるように発射装置7Bを駆動制御するようになっている。
また、払出制御装置300には、ハンドル7の円周上に設けられた発射停止スイッチ7Cやハンドル7に配設され、ハンドル7の回転操作が有効となる条件とするハンドル7の表面接触検出を行うためのタッチセンサ7Dが接続されている。
(ラウンド数制御手段による役物連続作動装置が作動するまでの遊技フロー)
図5を参照して、ラウンド数制御手段125に係る遊技の流れを説明する。
遊技球が始動入賞口61、62に入賞すると(S100でYES)、乱数抽選手段105は特別図柄用当否判定手段110は乱数(当否用乱数、図柄種類用乱数、変動パターン用乱数)を抽出し(S105)、特別図柄用当否判定手段110、特別図柄用種類判定手段115、特別図柄用変動表示判定手段120は、それぞれ抽出された乱数に基づいて当否判定、特図の種類判定、変動パターン判定を実行する(S110)。特別図柄用当否判定手段110による当否判定の結果、特図当り(大当り)となって(S120でYES)、特別図柄表示装置40A、40bにおいて特別図柄を変動表示させる制御を開始する(S130)。その結果、当り図柄の組み合わせが停止表示されたとき(S140でYES)、条件装置が作動する(S150)。条件装置作動時において、遊技者が大当り振り分け装置70を狙って遊技球を発射させて、遊技球が回転体72の第1凹部721または第2凹部722のいずれかに入球して、第1振り分けセンサ721Aまたは第2振り分けセンサ722Aが、入球した遊技球を検知した場合(S160でYES)、ラウンド数制御手段125は、当該検知信号に基づいて第1判定処理を実行し(S200)、当り遊技制御手段150による当該ラウンド数に基づく大入賞口65の開閉制御により役物連続作動装置が作動する(S190)。
一方、第1振り分けセンサ721Aまたは第2振り分けセンサ722Aによる遊技球の検知がないまま(S160でNO)、条件装置作動時からオープニング時間が経過した場合(S170でYES)、ラウンド数制御手段125は第2判定処理を実行する(S180)。そして、上述のように、判定処理されたラウンド数に基づいて当り遊技制御手段150は大入賞口65の開閉制御により役物連続作動装置が作動する(S190)。
なお、上記フローにおいて、S110及びS120でNOの場合は、ラウンド数制御手段125による処理は行われない。
このような制御により遊技が実行されることによって、条件装置作動後、遊技球の大当り振り分け装置70の通過によって、所定の当り遊技が実行される遊技機において、遊技球を大当り振り分け装置70に通過させなくとも、オープニング時間の経過により所定の態様、例えば5ラウンドや15ラウンド当り遊技が実行されることになり、その遊技機の機能を知らない遊技者であっても、遊技を滞らせることなく進行することができる。即ち、遊技機の使用感が向上し、かつ遊技機の稼働率も向上する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、本実施形態の遊技機に対して、次のような変形や変更を施すことが可能である。なお、上述の本発明の一実施形態、及び下記変形例におけるそれぞれの構成要件及び遊技上の条件等を組み合わせることが可能である。
また、変形例で説明する構成要件以外は、上記の実施例の構成要件と同様のものを採用する。また、上記実施例において説明した構成要素であっても、変形例において機能が拡充したものについては、改めてその説明をしている。
(変形例1)
図6〜図8に示すように、始動入賞口61、62を通過した遊技球を一時的に保留するための始動入賞球保留装置(保留装置)80を遊技盤30の裏面に設ける。
始動入賞球保留装置80は、上述の第1始動入賞口61及び第2始動入賞口62に接続されており、第1始動入賞口61及び第2始動入賞口62に入賞後の遊技球を、1個を限度として一時的に保留する保留装置81と、第1始動入賞口61及び第2始動入賞口62から入賞した遊技球を保留装置81へ流下させるための第1流下通路82、第2流下通路83と、保留装置81に保留されない遊技球を下方へ流下させるための第3流下通路84と、所定の契機に基づいて保留を解除された遊技球を下方へ流下させるための第4流下通路85と、遊技球の第4流下通路85の通過を検知する保留球検知センサ(センサ)96とを有する。
図6及び図7に示すように、第1流下通路82は、第1始動入賞口61の下部から下方へ延びるように設けられており、第1流下通路82の上部には、遊技球の通過を検知する第1始動入賞口検知センサ91が設けられる。
また、第2流下通路83は、第2始動入賞口62の下部から下方へ延びるように設けられており、第2流下通路83の上部には、遊技球の通過を検知する第2始動入賞口検知センサ92が設けられる。
保留装置81は、第1流下通路82及び第2流下通路83のそれぞれの下部に連結されており、第1流下通路82及び第2流下通路83から流下した遊技球を受け入れ可能となっている。
図8に示すように保留装置81は、後方へ傾斜し、遊技球を受け入れて一時的に保留可能とする保留部811と、保留部811の後部に設けられた左右方向の軸を中心として、先端(遊端)が上方を向いて遊技球の転動を阻止する阻止位置Xと、先端が下方を向いて保留状態の遊技球を解放する解放位置Yとに変位可能な転動阻止部材812とを有する。なお、保留部811は遊技球の落下の衝撃を吸収するために衝撃吸収材から形成するものとしてもよい。
第3流下通路84は、第1流下通路82の下端部に接続されており、第1流下通路82の下端部から一旦後方へ延びたのち下方へ延出するように設けられている。第3流下通路84を通って流下した遊技球は排出球として処理される。
第4流下通路85は、保留部811の後方から下方へ延びるように設けられており、第4流下通路85の上部には、遊技球の通過を検知する保留球検知センサ96が設けられる。
第4流下通路85は、一旦下方へ延びたのち後方へ延出し、第3流下通路84に接続されている。
なお、保留装置81の前面の遊技盤30は、少なくとも透過性を有する透過領域30Aを設けており、遊技球の挙動を遊技者が視認できるようになっている(図6参照)。
また、第1始動入賞口61及び第2始動入賞口62の前面には、入賞時の遊技球の通過を遊技者が視認可能とするための覗き窓61A、62Aが設けられる(図6参照)。
さらに、この透過領域30A、覗き窓61A、62Aから内部を視認可能または不能とするシャッタ(図示省略)を設けてもよい。
上記構成によって、第1始動入賞口61または第2始動入賞口62から転動してきた遊技球は、先に保留装置81に保留されている遊技球がない場合、保留装置81により保留される。一時的に保留状態となった遊技球は所定の契機に基づいて解放され、解放された遊技球は、保留球検知センサ96によって通過を検知され、第4流下通路85及び第3流下通路84を通って排出処理される。
2回目以降に入賞した遊技球は、先に入賞して保留装置81に既に保留されている遊技球によって保留部811への転動を遮られ、第3流下通路84を流下して排出球として処理される。
また、主制御装置100は、始動入賞球保留装置80における保留装置81を制御して遊技球を保留及び解放する保留球制御手段123(図9参照。なお、図9は主制御装置100のみを示すものであるが、各種検知センサ91〜95、サブ制御装置200、払出制御装置300やその他装置等との関係は上記実施例(図4参照)と同一である)を備える。
保留球制御手段123は、転動阻止部材812を、阻止位置Xと解放位置Yとにモータ(図示省略)を制御することによって変位可能としている。保留球制御手段123は、通常遊技時においては阻止位置Xに位置するように制御する。一方、第1特別図柄抽選または第2特別図柄抽選の結果が当りとなった時(条件装置の作動時)からオープニング時間内において、第1振り分けセンサ721Aまたは第2振り分けセンサ722Aから後述するラウンド数制御手段125への検知信号の入力がない場合は、オープニング時間経過後、転動阻止部材812を解放位置Yへ変位させ、一時的に保留されている遊技球を解放する。保留球検知センサ96は解放された遊技球の通過を検知する。
ラウンド数制御手段125は、上記本実施形態のおける判定処理(第1判定処理及び第2判定処理)以外に、保留球検知センサ96からの検知信号の入力に基づいて大当りに係るラウンド数を決定するための第3判定処理を実行する。即ち、ラウンド数制御手段125は、保留球制御手段123による始動入賞球保留装置80の制御(保留球の制御)により、第1特別図柄抽選または第2特別図柄抽選の結果が当りとなった時(条件装置の作動時)からオープニング時間内において、第1振り分けセンサ721Aまたは第2振り分けセンサ722Aから検知信号の入力がない場合に、第3判定処理を実行する。第3判定処理は上述の第2判定処理と同様の処理を採用することができる。
なお、オープニング時間内において、保留されていた遊技球が解放され後、エラーが発生した場合は、エラー復帰状態とさせる前の処理として、演出表示装置51において、手動で始動入賞口61、62に遊技球を入球させる旨の表示をさせ、その後にエラー復帰状態(遊技可能状態)へ移行させる処理を実行する。
(保留球を利用して役物連続作動装置を作動させるまでの遊技フロー)
図10を参照して、保留球を利用して役物連続作動装置を作動させるまでの遊技の流れを説明する。
遊技球が始動入賞口61、62に入賞すると(S200でYES)、乱数抽選手段105は特別図柄用当否判定手段110は乱数(当否用乱数、図柄種類用乱数、変動パターン用乱数)を抽出し(S210)、始動入賞球保留装置80は、入賞した後(始動入賞センサによる遊技球の検知後)の遊技球(排出球)を一時的に保留状態とし(S215)、始動入賞センサによる遊技球の検知に基づいて、特別図柄用当否判定手段110、特別図柄用種類判定手段115、特別図柄用変動表示判定手段120は、それぞれ抽出された乱数に基づいて当否判定、特図の種類判定、変動パターン判定を実行する(S220)。特別図柄用当否判定手段110による当否判定の結果、特図当り(大当り)となって(S225でYES)、特別図柄表示装置40A、40bにおいて特別図柄を変動表示させる制御を開始する(S230)。その結果、当り図柄の組み合わせが停止表示されたとき(S235でYES)、条件装置が作動する(S240)。条件装置作動時において、遊技者が大当り振り分け装置70を狙って遊技球を発射させて、遊技球が回転体72の第1凹部721または第2凹部722のいずれかに入球して、第1振り分けセンサ721Aまたは第2振り分けセンサ722Aが、入球した遊技球を検知した場合(S245でYES)、ラウンド数制御手段125は、当該検知信号に基づいて第1判定処理を実行し(S250)、当り遊技制御手段150による当該ラウンド数に基づく大入賞口65の開閉制御により役物連続作動装置が作動する(S275)。
一方、第1振り分けセンサ721Aまたは第2振り分けセンサ722Aによる遊技球の検知がないまま(S245でNO)、条件装置作動時からオープニング時間が経過した場合(S255でYES)、入賞した後(始動入賞センサによる遊技球の検知後)の遊技球(排出球)の一時的な保留状態を解除して(S260)、保留球検知センサは解除された遊技球の通過を検知して(S265)、ラウンド数制御手段125は第3判定処理を実行する(S270)。そして、上述のS275の処理が実行される。
なお、上記フローにおいて、S200及びS225でNOの場合は、ラウンド数制御手段125による処理は行われない。
このような制御により遊技が実行されることによって、入賞した後の遊技球を一旦保留し、所定の契機で解放することに基づいて、大当り遊技を開始可能とすることにより、弾球遊技機特有の遊技の興趣性が向上する。また、本来再利用(再払出し)以外利用されることがない遊技球を別途利用することができ効率がよい。
(変形例2)
所定の条件を満たした状態において、保留球制御手段123は、操作ボタンEの押下操作に基づいて、始動入賞球保留装置80の転動阻止部材812を解放位置Yへ変位させ、一時的に保留されている遊技球を解放可能とする。
操作ボタンEは、第1振り分けセンサ721Aまたは第2振り分けセンサ722Aから検知信号の入力がないまま、オープニング時間が経過した(所定の条件を満たした状態)とき、始動入賞球保留装置80に一時的に保留されている遊技球の解放に係る操作が有効となる。
従って、所定の条件を満たした状態であれば、遊技者の操作ボタンEの操作により、所望のタイミングで始動入賞球保留装置80に保留された遊技球を解除させて大当り遊技を開始させることができるため、遊技機の使用感がさらに良好となる。
E 操作ボタン,1 遊技機,30 遊技盤,31 遊技領域,40A 第1特別図柄表示装置,40B 第2特別図柄表示装置,41 普通図柄表示装置,51 演出表示装置,61 第1始動入賞口,62 第2始動入賞口,65 大入賞口,70 大当り振り分け装置,71 枠体,71a 入球口,72 回転体,721 第1凹部,721A 第1振り分けセンサ,722 第2凹部,722A 第2振り分けセンサ,72a 軸,80 始動入賞球保留装置,81 保留装置,82 第1流下通路,83 第2流下通路,84 第3流下通路,85 第4流下通路,91 第1入賞口検知センサ,92 第2入賞口検知センサ,96 保留球検知センサ,100 主制御装置,125 ラウンド数制御手段,127 大当り振り分け装置制御手段,150 当り遊技制御手段,200 サブ制御装置

Claims (1)

  1. 遊技球が流下可能な遊技盤に設けられ遊技球が入賞可能な始動入賞口と、
    遊技球の前記始動入賞口への入賞を契機に、遊技者が有利となる大当り遊技に係る当否抽選を実行可能な抽選手段と、
    前記大当り遊技の際に、遊技球が入賞可能なように開放され得る大入賞口と、
    開閉部材の開放に基づいて遊技球が通過可能な通過口と、
    所定の態様の前記大当り遊技に係る前記大入賞口の状態制御を含む遊技に係る制御を可能な遊技制御手段とを備え、
    前記遊技制御手段は、
    前記当否抽選に当選後の所定の契機に前記開閉部材が開放することにより、遊技球が通過した前記通過口に対応する態様の前記大当り遊技を行うように制御し、
    前記当否抽選に当選後、遊技球が前記通過口を通過せずに、所定の期間が経過した場合、前記入賞に基づく抽選により定められる態様の前記大当り遊技を行うように制御することを特徴とする遊技機。
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